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舛添要一の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第174回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○舛添要一君 皆さん、おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。  今日は、鳩山総理と、この国の形、この国をどういうところにどういう形で持っていこうとするのか、政治的なリーダーシップの在り方、主として我が日本国憲法を中心に大所高所から御議論を申し上げたいと思っており...全文を見る
○舛添要一君 総理、私がもう一つ申し上げたのは、一般国民の疑問として、千五百万円であったのか、二千万なのか、それとももっと少ない一千万だったのかと、こういうことについての証拠というのがきちっとした形で税務当局に御提出なさり、税務当局もそれであると。したがって、それに基づいて、それ...全文を見る
○舛添要一君 憲法七十二条で、総理は行政のすべての指揮監督権がございます。私は、やはりそのときに、信憑性があると判断するならば、例えばこういう振り込みの手続をやりました、それは銀行から振り込みしてあったって裏で渡していれば分からないわけですから、そこの信憑性をしっかりとやっていた...全文を見る
○舛添要一君 要するに、そこの問題は、何度も申し上げますけれども、総理とならば検察は話をして信じるけれども、我々庶民となら信じないのかという声が出てくるようでは政ができません。その点はまた後ほど同僚議員からも御質問があると思いますが、どうか行政全体の指揮監督権を持つ総理として、そ...全文を見る
○舛添要一君 次に、小沢幹事長のお金をめぐる問題ですが、これは、今検察当局で捜査が行われていますので、そこに真相の解明はまちたいと思いますが、ただ、先般の記者会見を聞きましても私は十分納得できないことがありますので、これは、委員長、是非、政治と金の集中審議をやっていただきたいとと...全文を見る
○舛添要一君 そこで、総理、非常に今我々政治家皆が反省しないといけないのは、政治に対する信頼感、政治家に対する信頼感、そして閉塞感が国民の間に漂っている、これじゃ良くないと思います。  そういう意味で、やはり私は、政治と金の問題を根本的にどう解決するのか、一切の抜け道をなくして...全文を見る
○舛添要一君 次に、憲法を中心に政治の在り方を御議論申し上げたいというふうに思いますが、先般、昨年十一月でしたか、総理と御議論申し上げたときにも申し上げましたけれども、民主主義って何かというのは、やっぱり手続だろうというふうに思います。そして、日本国憲法の下での法律を守りながら、...全文を見る
○舛添要一君 私も総理のその志は大変結構だと思います。というのは、それは自民党もなぜ選挙負けたかと、それは十分反省しないといけない。それはもう、今官僚という言葉をお使いになりましたけど、官僚や業界の方を向いて国民全体の方を向かなきゃ、総選挙できちんと判断を下されるのは当たり前です...全文を見る
○舛添要一君 どうも納得できません。というのは、陳情の一本化というのは与党を通じていないと駄目だということになってしまいますね。そうすると、今おっしゃったことは、霞が関の中で……(発言する者あり)
○舛添要一君 大臣に対して陳情をしたい、そういうことをやらないということですか。ここ、閣僚おられますけれども。  要するに、私のときは、それは菅さんも長妻さんもよくお分かりだと思いますが、私は、各党の皆さん方がいろいろ大臣にこういう陳情をしたい、こういう団体と来たいと、基本的に...全文を見る
○舛添要一君 ちょっと明確な答えではなかったんですが、私が理解した限りでは、民主党のルールであって鳩山内閣のルールではないと、こう理解してよろしいですか。
○舛添要一君 それはちょっと合点がいかないのは、与党でやるのはそれは結構です。私は余り賛成しませんですけど、各党がおやりになるのは。しかし、内閣、先ほど申し上げましたように請願権があって、陳情の権利も請願を補完するものであるならば、日本国憲法の下に置かれている内閣、鳩山内閣として...全文を見る
○舛添要一君 それならば、今政府もちゃんと聴くとおっしゃったんですけど、十一月九日、馬淵国土交通副大臣が奈良県東京事務所の所長に対して、申し訳ないけど党のルールどおり、党のルールどおり、大臣らへの陳情は県連を通してもらえないかと、こう言ったということは、まさにこれは、自由な国民の...全文を見る
○舛添要一君 要するに、利権政治に陥っちゃいけない、自民党の悪い点の、今度、利権政治が民主党の利権政治に替わるだけじゃないですか。どうですか、そのことをどう担保するんですか。そうならないことをどう担保するんですか。  私は、この馬淵国土交通副大臣は罷免に値すると思いますよ。憲法...全文を見る
○舛添要一君 私は、国民が非常に不満に思っているのは、いろんな意見を聴くとおっしゃった、やっぱり自由じゃないといけません。自由闊達、いろんなチャンネルがあって、いろんなところに自由に望みを、国民がいろんな要求を出す、これが民主主義ですから。そういう意味で、政府はこの陳情による情報...全文を見る
○舛添要一君 私は、総理と政の在り方、その基本について申し上げているんで、今の発言も含めて緊張感がないということを申し上げているんですよ。政治改革が必要だということは我々も反省してやらないといけない。しかし、だからといって、憲法にきちんと定められているようなことに抵触しないんだろ...全文を見る
○舛添要一君 ですから、そういう総理の志は多といたしますけれども、緊張感がなくなると、要するに自民党の利権政治から民主党の利権政治に移るようなことがあってはいけません。したがってそういうことを申し上げているわけでありますから、そういう憲法について今後ともきちんと議論をしていきたい...全文を見る
○舛添要一君 ただ、衆議院の予算委員会で、天皇陛下と中国の副主席が会見なさることに関して官房長官の答弁が十分でなかったというようなことで、こういうときに内閣法制局長官がいたらななんという声が聞こえたということを報道で読みましたけれども、今、じゃ、だれが抽象的な規範統制を担保するん...全文を見る
○舛添要一君 フィンランドなんかは、憲法院とか国務院とか、そういうものはないんですけれども、国会の中に憲法委員会というのがあります。その憲法委員会に所属する国会議員は、国会議員であり政治家なんですけど、そこで職務をやるときには、どちらかといったら法律家としてやるんです。  です...全文を見る
○舛添要一君 今、違憲立法について話しましたけれども、もう一つ申し上げたいことは、国民投票法案が、これは法が成立して、憲法審査会というものをきちんと動かさないといけない。ただし、衆参両院とも動いていません。これはもう当然総理の御答弁は、それは国会でよく議論してくださいということに...全文を見る
○舛添要一君 内閣総理大臣の職、オフィス・オブ・プライムミニスターと、これがいかに憲法上重いかということをずっとるる申し上げているんですけれども、七十二条、先ほど申し上げましたように、行政各部を指揮監督するのは内閣総理大臣です。その内閣総理大臣がやはり、どうぞ検察と闘ってください...全文を見る
○舛添要一君 私が二つ引用した総理のお言葉は、これはもう撤回なさったんですか、なさるんですか、そのまま維持するんですか。
○舛添要一君 起訴されないことを望む。
○舛添要一君 やっぱり私は、七十二条で規定された指揮監督権を持つ内閣総理大臣としてはふさわしくないんじゃないかと、その発言はということを申し上げます。  そこで、次の憲法の問題、八十三条、財政国会中心主義でございます。これは、是非総理のお考えをお伺いしたいのは、私どもの内閣のと...全文を見る
○舛添要一君 その説明は法律上余り正確ではないんで、おっしゃることは、それはまさに役人が書いた答弁ですよ。  八十三条というのは上限までが決めてあるんです。それ、減らすのはいいんだけれども、事情によって、今、菅大臣がおっしゃったとおりなんですが、しかし、この前のようなやり方をや...全文を見る
○舛添要一君 その政治的な判断も、そうでは困るわけでありまして、国権の最高機関は国会ですから、国会できちんと決めないといけない。  したがって、その前に、そう言うんだったら財政法の二十九条の二号にどう書いているか、おっしゃってください。(発言する者あり)  財政法では減額予算...全文を見る
○舛添要一君 増額も減額も認められるんですよ。しかしながら、それを決める場は国会でちゃんとやらないといけないということを申し上げていて、臨時国会のときにやるべきであったんで、それが時間がないというのは、執行停止の基準ぐらいは示さないと、政権交代で政権を取ったんだから国会軽視をして...全文を見る
○舛添要一君 私はそうは考えないんで、先ほど来申し上げていますように、政権交代も結構です。それで変えないといけないのはたくさんありますよ。菅さんと私にしても、鳩山総理と私にしても、共通に改革しようということを持っていますよ。それはいいんです。ただしかし、政治を改革しようということ...全文を見る
○舛添要一君 ゼロベースとおっしゃいましたけれども、選挙のときには県外ということは明言なさった。そして今、稲嶺市長の当選に祝意を表するということになれば、辺野古はやめるということになるというふうに思いますが、昨日の平野官房長官のおっしゃることをお伺いしましても、今のゼロベースを聞...全文を見る
○舛添要一君 やっぱり国の根幹にかかわる問題、これは、私も名護の現場は何回も見に行っています。しかも、国会議員として行くといろんな雑音入るといけないので、一旅行者として全くだれにも知られない形で辺野古も見ております。  そういうことも含めて見ておりましたけれども、しかし、どうで...全文を見る
○舛添要一君 いや、県外と言ったり、辺野古が生きているということも今、言外にちょっと含ましておっしゃいましたけれども、それが一番のこの混迷の源になっているんじゃありませんか。
○舛添要一君 これは、やはり同盟国であるアメリカ、そして名護の市民、沖縄県民にとっても大きく鳩山政権に対する信頼を失わせるものだというふうに思います。  そこで、三党合意含めて、緊密で対等な日米同盟関係というのをよくおっしゃいますが、緊密は分かります。対等な同盟関係というのは、...全文を見る
○舛添要一君 普通、我々、安全保障をやる者の立場からいうと、かつて大平内閣のときの総合的安全保障という、そういう概念じゃなくて、やはり同盟は軍事の側面、軍事的同盟ということで議論をしないといけない面があります。  そういう意味で、軍事的に見て対等とはどういうことですか。
○舛添要一君 対等ということを、これ総理にお伺いします。同じ質問です。
○舛添要一君 じゃ、別の角度から質問しますけど、我が日本国には集団的自衛権はありますか、ありませんか。
○舛添要一君 私も全く同感であります。しかしながら、先ほど来議論になりました内閣法制局の見解は、集団的自衛権は保有しているけど、行使できないというものであります。  総理はこの考えはどう思われますか。
○舛添要一君 総理に同じ質問をいたします。
○舛添要一君 要するに、禁ずるという立場を鳩山内閣においても堅持するということでよろしいですか。
○舛添要一君 それでは、国連決議に基づく集団安全保障、これとの絡みにおいて、我が国の自衛権の行使及び集団的自衛権の行使、これはどういうふうになりますか。
○舛添要一君 集団的自衛権、総理はどういうふうに定義なさいますか。もっと言うと、ここは私の方から言いましょう。要するに、自らに対する攻撃ではないが、同盟国に対する攻撃に対して自らに対する攻撃と同等のものとみなして対応すると、この定義でよろしいですか。
○舛添要一君 そうです。
○舛添要一君 専門的になるこういう話をなぜやっているかというと、緊密で対等な日米同盟関係と書いているんで、そこも緊張感がないんですよ。  対等なということになったときには、今まさにおっしゃった、日本が攻撃されたときはアメリカは助けに来ます、アメリカが攻撃されたときは我々は行きま...全文を見る
○舛添要一君 意思を表明するだけでは駄目なんで、どういう役割と負担を分担するのか、このことが明確じゃなければ同盟国としての資格がないじゃありませんですか、どうですか。
○舛添要一君 その答弁で私は完全に説得されたわけではありませんが、今極東云々ということをおっしゃいました。  総理、東アジア共同体ということを常におっしゃる。その理想は大変結構でありますし、これは三党連立の合意にもなっております。東アジア共同体の安全保障、防衛、これはどうするん...全文を見る
○舛添要一君 今総理が日米同盟の重要性をるるお述べになりましたけれども、だからこそ今回の普天間の問題の決着が非常に重要になってくるわけでありますけれども、この三、四か月の総理の様々なおっしゃっていることを聞きますと、どうしても不安にならざるを得ません。  是非五月、これはアメリ...全文を見る
○舛添要一君 最後に、やはり何度も申し上げていますけれども、民主主義は手続でありまして、憲法に基づいたきちんとした手続で様々なことを行っていく、それが政治、日本の政治に対する国民の信頼感を増すことになります。  だけれども、ややもすると政権交代が行われたんだから何をやってもいい...全文を見る
○舛添要一君 あとの質問は同僚議員に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
03月08日第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○舛添要一君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。  派遣団は、簗瀬委員長を団長とする十四名で編成され、二月十八日及び十九日の二日間、福島、栃木の両県を訪れ、東北及び関東地方の産業経済の動向、両県の財政・経済状況等について概況説明を聴取するとともに、福島県では...全文を見る
03月12日第174回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○舛添要一君 おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。  今日は、経済・財政について総理を中心に御質問を申し上げたいと思います。  総理、その理由が二つございまして、一つは、鳩山内閣の支持率が下がってきている、そして国民の皆さんに失望感が広まってきている。私は、...全文を見る
○舛添要一君 ありがとうございました。  そこで、まず一番最初に、そういう中小企業の皆さん方、特に輸出なさっている皆さん方からの声で法人税率が高過ぎるのではないかということがあります。  皆さん方、資料の一枚目を御覧いただきたいと思います。テレビで御覧の方々はこのパネルを御覧...全文を見る
○舛添要一君 後ほど。
○舛添要一君 後ほどやります。
○舛添要一君 総理が正直に役人の答弁こうだっておっしゃってくださったんで、ありがとうございます。そういう役人の答弁があるだろうと思ったんで三枚目のグラフを用意しておりました。別に事前に総理と打合せしたわけじゃないんですけれども、正直におっしゃっていただきましたので。  まさにそ...全文を見る
○舛添要一君 それで、次に、それとの絡みで消費税率の話に行きますけれども、菅大臣、先般消費税の議論をやろうということをおっしゃった。ただ、四年間はマニフェストでは一切手を付けないということなんですが。  先ほどの法人税、消費税の比較を見たときに、法人減税、しかし消費税との組合せ...全文を見る
○舛添要一君 総理、今、菅大臣がそういうふうにおっしゃいました。もちろん、先ほど総理おっしゃったように、税金はそれは安いにこしたことはない。しかし、社会保障の負担や何かがございます。法人税減税をすることによって、最終的には企業活動が活発になり、たくさんの外資の企業も日本に入ってく...全文を見る
○舛添要一君 社会保障目的税についてだけ聞いているので、いいかげんにしてください。
○舛添要一君 社会保障目的税としてしかるべきときに消費税の増税をお願いするという答弁でよろしいですね。  それで、次の問題に時間が限られていますから行きたいと思います。  我々の地方の視察でも、委員長以下我々聞いてきましたけれども、やっぱり円高を何とかしてくれないかと。つまり...全文を見る
○舛添要一君 今の総理の御答弁にありましたように、じゃ、マーケットに任せているんだから何もできないかというんだったら、何のために政府があるか分からない、日銀があるか分からないんで、政策があるはずなんですよ。ですから、その政策はどういうふうにやるんですかということをちょっと日銀総裁...全文を見る
○舛添要一君 今、日本銀行法の第二条をおっしゃっていただいて、これは、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資する」。しかし、今見ると、デフレということの退治ができなくて、日本経済の健全な発展どころか日本経済の破壊を行っているというふうに極論すれば言わざるを得ないん...全文を見る
○舛添要一君 まさに政府の経済政策の基本方針というのが前提なんです。それと整合的にならないといけないんで、独立性は、ツールというか道具というか、政策についてあるんですよ。だから、政府の経済政策の基本方針、デフレ、問題だと思われませんか、総理。
○舛添要一君 日銀の独立性ということの話でこの日銀法を変えましたけど、私は、日銀と政府がばらばらの方向を向いているようではもう一遍日銀法を変えざるを得ないと、それぐらいに思っていますが、菅大臣、どうですか。
○舛添要一君 いろんなエコノミストがいますけれども、デフレというのは基本的に金融上の現象でありますから、金融政策をいかにしっかりするかということが必要であるし、もちろん財政政策、これは総理、一生懸命やっていただかないといけません。だけど、基本的には金融政策の話であります。  そ...全文を見る
○舛添要一君 時間がありませんから細かく一々反論しませんけれども、私はそういう考えは間違っているというふうに思っております。  それで、デフレ対策、これは菅大臣おっしゃったように、私は、菅大臣がデフレしっかりやるということをおっしゃり、今総理もそのことを追認なさった、これはきち...全文を見る
○舛添要一君 委員長、日銀総裁の前に、続けて質問させてください。
○舛添要一君 後でまとめてお答えを。  そこがはっきりしていないんで、ちょっとお許しいただいて、お金持ってきていますから、国民の皆さんに分かるように。  たまたまこの携帯電話あります。これ、電子製品、何でもいいです。これをアメリカで買ったら百ドルだとします、アメリカで。日本で...全文を見る
○舛添要一君 それもちょっと私は疑問符を呈したいと思いますが、円高にどう対応するかということで我々視察先での議論をしてきたわけですが、それについて言うと、ベースマネーを拡大すれば効果あるんですよ。よその国と比べてください。そこで、ベースマネーを拡大するときに、伝統的な、つまりコン...全文を見る
○舛添要一君 それをもう少しアンコンベンショナルということで、それだとコンベンショナルですよ、極端に言うと。格付がもうちょっと下がったものまで買わなければ、コマーシャルペーパー、ベースマネーの拡大にならない。  それから、もう一つ聞きます。  長期国債の買い切りオペ、今、月々...全文を見る
○舛添要一君 いや、だから、二十一・六を十二で割ったら一兆八千億になるんで、同じじゃないですか、月を十二で掛けりゃいい数字だから。だから、一兆八千億円なんですよ。だけど、まだ余力ありませんか。五千億円ぐらい余分に買えませんか。
○舛添要一君 目先にデフレのこんな大変なことがあるときに、大胆に政策をやらないと意味がないんです。ですから、コマーシャルペーパーもまだ余力があるし、三月にこれ担保の時期が切れますから、是非そこを考えて、何度も申しますけれども、マネタリーベースを広げるということが円高の阻止策にもな...全文を見る
○舛添要一君 そうすると、数字のチェックまでおやりになっていないということを今おっしゃったと思いますが、六月までに工程表をつくって、例えば環境で五十兆円というのはどういう手段によって、自然エネルギー使ってそこまで行くんでしょうかというような話も含めて、それから、まだ日銀総裁がおら...全文を見る
○舛添要一君 いや、十年以上、GDPデフレーターでいったらずっとマイナス、CPIでいってもそうですけれども。やっぱりこれだけのデフレが続くというのは尋常じゃないんで、思い切った政策を政府、日銀にやっていただきたいというふうに思うわけです。  そこで、先ほどの新経済成長戦略、こち...全文を見る
○舛添要一君 民主党政権と民主党応援団との議論はそちらでやっていただきたいと思いますが、私は、少なくとも是非六月までに根拠を出してほしいんですけれども、この新成長戦略で経済は成長しないというふうに思っています。  そして、需要からやっても、例えばライフイノベーションと横文字使っ...全文を見る
○舛添要一君 ありがとうございました。終わります。
03月24日第174回国会 参議院 本会議 第11号
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○舛添要一君 自由民主党・改革クラブの舛添要一でございます。  ただいま議題となりました平成二十二年度予算三案に関しまして、反対の立場から討論いたします。  振り返りますと、二〇〇八年九月のリーマン・ショック以来、世界経済は大変な状況に陥りました。景気後退や株価暴落に見舞われ...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○舛添要一君 おはようございます。舛添要一でございます。  予算委員会、参議院の審議時間ほぼ七十時間に及ぶと思いますので、衆議院並みの議論をしてまいりました。ただ、まだまだいろいろ政府に御質問したいことがございます。今日は締めくくり総括ですんで、できるだけ多くの分野について御質...全文を見る
○舛添要一君 昨日の議論でもありましたけれども、総理が昨年の総選挙の最中に沖縄で、国外、できれば最低でも県外とおっしゃった。ところが、どこまで報道が正しいかは別として、県外はもうほぼ断念で、県内で、キャンプ・シュワブの陸上案であるとか、ホワイト・ビーチの沖合案であるとか、徳之島案...全文を見る
○舛添要一君 今朝の沖縄のこの琉球新報、そして沖縄タイムス、二つの大きな地元の新聞ですけれども、やはりトップがこの普天間の移設の問題で、非常に沖縄の方々、心を痛めておられるというふうに思います。  そして、昨日の議論で、私もじっと注意して聞いておりましたけれども、いろんな可能性...全文を見る
○舛添要一君 そうすると、一九九六年に、普天間基地を全面返還するという日米合意というのは総理の御念頭からもうなくなっちゃったと、そういうふうに理解してよろしいわけですね。
○舛添要一君 たしか二月でしたか、岡田外務大臣がこの普天間基地の継続使用の可能性、ちょっと示唆されたようなことがありましたが、そのときには総理はたしか、そういうことは絶対ないんだ、もうこの普天間は完全に全面返還というようなニュアンスでお答えになったと思いますけれども、今の御答弁を...全文を見る
○舛添要一君 普天間の危険性の除去、それは普天間から部隊が外に出て違うところで訓練する、住宅密集地じゃないところで訓練すれば、その限りにおいては危険性除去されますが、一朝有事、それはいつ何が起こるか分かりません、そのときに普天間を使用するというようなことを担保としてアメリカ側とそ...全文を見る
○舛添要一君 いや、すべてゼロベースというのは、普天間返還もゼロベースであるというふうにしか取れません。したがって、総理のそういうお気持ちはどうであれ、一つの選択肢として、訓練は別でやるけれども何かあったときに普天間基地はずうっと使用し続けますよという選択肢も排除しないと、こう理...全文を見る
○舛添要一君 私は、これは沖縄県民に対する大変な裏切りだというふうに思います。それならば最低でも県外ということはおっしゃるべきではなかったというふうに思いますので、私は、国家の安全保障をつかさどる、自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣であるわけですから、是非そこのところを、この一週間...全文を見る
○舛添要一君 ほかの問題もたくさん質問いたしたいんですが、この問題非常に重要で、国家の安全保障、命を守るためには、外敵の侵入、テロリストの侵入から日本国、日本国民を守ることが第一ですから、その点においてあいまいであることは許されないと思います。  したがいまして、今日、予算委員...全文を見る
○舛添要一君 その点について、三党連立政権ですから、福島まず社民党党首にお伺いをいたします。  私が総理に対して先ほどのような懸念を申し上げました。仮に、あなたも閣僚の一人です、政府の決定が県内代替施設ということになった場合は福島大臣はどうなさいますか、それでよろしいですか。
○舛添要一君 社民党は明確に反対であっても、政府の決定がそうであれば大臣としてとどまると、そう理解していいですか。
○舛添要一君 自衛隊違憲合憲もそうですし、それから原子力安全委員の同意人事についても、党は反対だけれども閣僚としては賛成すると、これは私はもう限界に来ているんではないかと思いますよ。  つまり、野党の福島さんのときは非常に元気よくて、はつらつとなさっていた。大臣になると非常に苦...全文を見る
○舛添要一君 まあ頑張るのは結構なんですけれども、基本的な党のこれが原点ですよと、立党の原点ですということまで、その魂まで売り払ってやることにどれだけ国民の支持が得られるかということを思いますが。  国民新党の亀井さんに連立政権なのに何も聞かないのは失礼に当たるし、私はまだ国民...全文を見る
○舛添要一君 先ほど私が総理と御議論させていただいた普天間の基地ですね、これをそのまま残すと、一朝有事のために。こういう案が出てきた場合には国民新党としてはどういたしますか。
○舛添要一君 この普天間問題をめぐる問題は、やはり総理、昨年の七月の、先ほどの最低でも県外とおっしゃった総理の御発言を含め、総理が一言おっしゃるたびに沖縄県民一喜一憂をする。日本国民もそうです。ですから、そのことに非常に責任があるんだと。  むしろ、総理が、それは沖縄に行かれて...全文を見る
○舛添要一君 次の問題に移ります。  亀井大臣、昨日から今朝にかけて政府の郵政法案についての大体概要が報じられていますが、今日正式に御発表なさるということでございますが、これ国会の場で、国権の最高機関の場でございますから、まだ、我々九時から今議論していますが、もしその中身が明確...全文を見る
○舛添要一君 まず、十万人正社員化と今おっしゃいましたが、どれぐらいコスト掛かりますか。
○舛添要一君 亀井大臣がどういうお考えでおやりになっているか、もうちょっと聞きたいと思いますが、今のような改革をなさるというのは、ユニバーサルサービスを維持すると。私も郵便局のネットワークはこれは国民にとっての財産であると前から言い続けている。これをどう利用するか、これは真剣に考...全文を見る
○舛添要一君 いや、私は国民の皆さんの声をむしろ代弁する形で御質問申し上げているのは、あっ、三千万に上がるのか、一千万が、これはそこに貯金してやろうと。簡保だって五千万まで掛けられるのかと。そうしたら、急に二千万、二千五百万になっちゃうと。前の民主党の、五年前、たしか岡田さんが代...全文を見る
○舛添要一君 まさに実は泣こうとしていると思っています。というのは、例えば千八百ばかり市町村ありますね。しかし、民間の金融機関ないというのは二十に満たないと思います、十六ぐらいだったと思います。そうすると、そこに郵便局設置するためのコストを捻出するのに、そんなに限度額上げないとい...全文を見る
○舛添要一君 私がさっき民間か国営かって聞いたのは、銀行って何ですかと、子供に聞いても分かりますよ。それは、みんなから預金を集めて、そしてそれを人に貸して利ざやを稼ぐ、それが一番のことですね。そうすると、ゆうちょ銀行も、一千万、二千万に上げたならば、それを貸し付けて運用しないとい...全文を見る
○舛添要一君 原口大臣、先ほどから挙手されていて、原口大臣はまた原口大臣のお考えあると思いますが、いかがでしょうか、この問題について。
○舛添要一君 ただ、会社間の消費税、五百億円ぐらいあると思いますけれども、これを免税するというようなことがあってどうしてイコールフッティングになるのかということと、元々、亀井大臣、その改革の原点は財投、財投で要するに官僚の第二の財布になっている、これを押さえようと。出口を押さえら...全文を見る
○舛添要一君 早急にこの問題について政府の統一見解を求めます。
○舛添要一君 菅大臣、亀井大臣、原口大臣の御意見をいただきましたけれども、総理、若干それぞれの大臣のニュアンスが違っているような気がいたします。近々に政府として閣議決定をして法案を出されると思いますが、この郵政問題について、最後はやっぱり総理が全部おまとめになるわけですから、総理...全文を見る
○舛添要一君 今後、総務委員会でしょうか財政金融委員会でしょうか、担当の委員会でこの問題が議論されると思いますが、今私が申し述べましただけでも様々な疑問がありますので、是非議論を深めていきたいと思います。  私が最初、今郵政の問題を申し上げたのは、やはり財投の問題を古い話ですけ...全文を見る
○舛添要一君 そこで、今度は歳出の方ですけど、総理、例えば子ども手当、当面は半額にしろ、いずれ満額ということになると、三兆円近い確実な恒久的な財源を確保しないとなりません。事業仕分その他でいわゆる埋蔵金と言われたものを生み出しても、じゃ恒久的な財源をどうするのかと。そのための歳出...全文を見る
○舛添要一君 先ほど総理は、課税ベースの拡大ということで租税特別措置の見直しということをおっしゃいました。  前回の集中審議のとき、直嶋大臣、ちょっと時間がなくて大臣に御質問できなかったんでお伺いしますが、逆に、法人税減税一律ということもあり得ると思いますが、産業政策、これはや...全文を見る
○舛添要一君 これは通告していないかもしれませんけれども、文科大臣、そういう日本の企業、日本の経済力の相対的低下ということの背景に人材養成ということがありまして、例えば若者が海外の大学に出ていって勉強しようというような、そういう志をだんだん持たなくなっている、そして優秀な人材がこ...全文を見る
○舛添要一君 実はそのことを申し上げたのは、私はやっぱり今の学校教育、様々な問題があるというふうに思っています。それは、六三三四という制度の見直しを含めていろんな改革、制度だけではなくて、様々な人的資源をいかに生かしていくかという意味での改革が必要だと思いますけれども、そういう中...全文を見る
○舛添要一君 是非、ある程度期限を区切って、例えば三月いっぱいであるとか、それで国会の場にきちんと御報告していただきたいと思います。場合によっては、この問題について予算委員会の集中審議を今後求めていきたいと思います。
○舛添要一君 それで、大臣、校長先生を指導するということ、そういうことをおっしゃいましたが、もう当然、ここにいる全議員御承知のように、国旗・国歌というのは日本国の法律で決まっています。  なぜその法律ができたか。広島の校長先生が自殺をした、それで、それを契機として法律を定めた。...全文を見る
○舛添要一君 この北海道教組の問題も、総理、政治とお金の問題です。今回、ずっとこの予算委員会、衆参通じて政治とお金の問題に議論が集中しました。総理の件もそうでございます。それから小沢幹事長の件もそうです。  我々は、小沢幹事長の参考人招致を含めて数名の参考人の招致を求めておりま...全文を見る
○舛添要一君 今の政治とお金の話、それから普天間問題、それから経済政策、こういう問題をめぐって国民の不満というのは非常に高まっているというふうに思っております。  そして、私は、やはりこの委員会を通じて閣僚の、つまり鳩山内閣の緊張感の欠如、それは冒頭から三閣僚が遅刻するというよ...全文を見る
06月15日第174回国会 参議院 本会議 第28号
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○舛添要一君 新党改革の舛添要一です。新党改革を代表いたしまして、菅総理の所信表明演説に対して質問いたします。  質問に入ります前に、議会制民主主義のルールを無視した昨今の民主党の国会運営に強く抗議をいたします。私たちは、引き続き予算委員会の開催を求めます。  さて、鳩山内閣...全文を見る
11月19日第176回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○舛添要一君 新党改革の舛添です。  今日は、菅総理と幾つかの点について議論をしたいと思いますが、まず総理、最近の世論調査を見ますと、内閣支持率三〇%を切る、不支持が非常に増えている。尖閣絡みの問題、様々な問題があると思いますけれども、そのなぜ支持しないかという理由の一つに、総...全文を見る
○舛添要一君 もう一つ国民がよく分からないのは、ある政策がどこでどのように決定されているのか。閣僚レベルか、それとも官房長官が仕切っておられるのか、最終的に総理が決められるのか、与党の関与はどういうことなのか。何のために政権交代したのかという疑問が国民にはあると思います。古い自民...全文を見る
○舛添要一君 それからもう一つ、マニフェストに書かれている国民に対する約束、どこまでこれを守るのか。この項目はこういうふうに修正する、ないしは守らない、それを是非総理の口から明確にしていただかないと、子ども手当今後どうなるんでしょうか、高速道路の無料化はどうなんでしょうか、私が担...全文を見る
○舛添要一君 財源論との絡みを今おっしゃいましたけれども、それだけではなくて、本当にある政策が国民のためになるかどうかと、そういう視点からきちんと精査をしていただきたいと思います。  今日は、経済と外交についてお話をしたいと思います。  だんだん年末を迎えてきて、私も買物含め...全文を見る
○舛添要一君 はい。
○舛添要一君 効果が出なけりゃしようがないんで、病人は病人のままなんですよ。二〇〇四年に六十七兆、長期国債ありましたね。今五十七兆しかないですよ。何であと十兆買わないんですか。  だから、量だ量だと言うけれども、要するに今のは、過去常に十点、百点満点で十点しか取っていないのが二...全文を見る
○舛添要一君 時間がありませんからこれ以上議論はしませんけれども、私はもう少し日銀は責任を感じていただきたいと思っております。  総理、今の議論を聞いていていかがです。総理はこの不況をこのままにしていていいと思っているのか、デフレこのままにしていていいと思っているのか。今の菅内...全文を見る
○舛添要一君 金融政策だけがすべてじゃありません。だから私は補正をやれと言ってきて、補正もこれの一つの大きな手段なんです。  そこで、G20なんかで御議論があったかどうかお聞かせ願いたいんですけれども、バーナンキさんが六千億という大きな金融緩和をやる、しかし新興国にとってみれば...全文を見る
○舛添要一君 同じ質問を日銀総裁にいたします。
○舛添要一君 次に、安全保障を含めての外交の問題を御議論したいと思いますが、外務省自身が劣化してきたのかなと、情報収集能力含めて。私は、少なくとも国策を決めるときには複数のシナリオを書いて、A、B、Cと、どれを選ぶかと、そういう作業を当然おやりになっていると思うんですが、表に出な...全文を見る
○舛添要一君 ロシアや中国にどうも日本が侮られているんではないかと、非常に国民のナショナリズムを刺激するような状態になっています。私はその背景にあるのは日米関係の悪化だというふうに思っております。鳩山内閣の責任は極めて大きい。ここまで日米関係を悪化させた。そういう認識を菅内閣総理...全文を見る
○舛添要一君 応分の負担はやっぱりきちんとやっていかないといけない。  今ちょうど知事選挙の最中ですからいろんなことをおっしゃりにくいと思いますけれども、普天間問題、どういうタイムスケジュールでこれはきちんと進めていくということを政府はお考えでしょうか。
○舛添要一君 大分時間がたちましたので簡潔なお答えをいただきたいと思いますけれども、国際社会に対する貢献、特にテロとの戦いにおいて、確かに民主党のマニフェスト的に言えば、アフガンの民生支援、それは民生いいじゃないか、軍じゃないからいいじゃないかということになると思いますけれども、...全文を見る
○舛添要一君 総理、一言。
○舛添要一君 日中関係ですけれども、中国が人が治める人治から法が治める法治、こういう国へ是非転換してもらいたいと思っていますし、我々は我々の国益に関することはきちんとこれは指摘していかないといけない。大畠経済産業相がおっしゃったようにレアアースの輸入再開ということもできるようです...全文を見る
○舛添要一君 政府というのは日本国民の命を握っておられるわけですから、最近、いろいろ閣僚の発言含めてたがが緩んでいるような感じになっていますけれども、是非気を引き締めて、日本の国益をしっかり守って、日本国民の生活を守り抜くんだと、そういう決意で是非内閣総理大臣としてこの国を導いて...全文を見る