舛添要一
ますぞえよういち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月16日 | 第177回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○舛添要一君 新党改革の舛添要一です。 本日は、菅総理の政治哲学につきまして質問させていただきます。 総理は、政権を担当するに当たりまして、最小不幸社会の実現、そして不条理を正す政治が御自分の政策の基本であると明言されました。しかしながら、さきの改造内閣の発足とともに、そ...全文を見る |
04月25日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○舛添要一君 まず最初に、原発作業員らの安全確保について、総理にお伺いいたします。 本当に現場は命懸けの仕事をなさっている。食べるものもない、寝るところもない、そういう中で万が一大量被曝があった場合に、彼らの命を救わないといけません。今、自分の造血幹細胞を事前に採取して凍結し...全文を見る |
○舛添要一君 それが駄目なんですよ。原子力安全委員会を信じていいんですか。 そして、いろんな想定外のこと起こっているじゃないですか。二百五十ミリシーベルト以下の放射線しか受けないからいいと言っているんですけど、何か突然爆発があったりしたときにどうするんですか。今まで全部想定外...全文を見る | ||
○舛添要一君 一月以上たっても現場に行かなかった原子力安全委員会を信じていいんですか。そして、百ミリシーベルトだってそういう問題起こる人いるわけですよ。両説とか言うけど、もう一つの説はどこから聞いたんですか。お医者さんがここまで頑張って体制整えて万が一のためにやろうと言っている。...全文を見る | ||
○舛添要一君 これ以上議論しても始まりません。私は適切でないと思いますよ。じゃ、虎の門病院に行って聞いてきてくださいよ、専門家の意見を。原子力安全委員会を国民が信じていますか。ここまでの想定外のことが起こっているじゃないですか。だから、万が一のことがあったとき、そういうことをやる...全文を見る | ||
○舛添要一君 二番目、会議の乱立、新しい組織の乱立。これはもう既に指摘されているとおりですけれども、総理、仕事ができない人ほど会議をやりたがる、仕事ができない人ほど新しい組織をつくる。今の組織を十分動かせばいろんなことができるわけです。どんな組織だって、それを動かす人間が無能なら...全文を見る | ||
○舛添要一君 会議は踊る、されど進まず、ウィーン会議です。これは菅内閣と同じだと思います。 終わります。 | ||
06月17日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 議事録を見る | ○舛添要一君 震災から三月以上たちました。菅総理、非常に私は残念に思いますのは、この三月間の菅内閣の対応、一生懸命やっているとは思いますけれども、私は、何か日本国を破滅に導いた大日本帝国陸軍の道と同じように思えてならないんです。 例えば、四月の二十五日の予算委員会で、原発の現...全文を見る |
○舛添要一君 要するに、総理や私が作業員として今から福島第一原発に入って作業をしろと言われたらどうするかを考えるんですよ。私はやりますよ、自分の造血幹を事前に採取して冷凍する、そして備えると。それは当然じゃないですか。 ですから、いろんな説があるからどうだ、だけど私はこれを取...全文を見る | ||
○舛添要一君 システムの問題にしては駄目ですよ。 内閣総理大臣というのは、不信任案が可決されない限り誰も辞めさせることができないわけですよ。だから、俺がやると言って、やれと言ったら動くんですよ。それをやりなさいということを言っているんで、そんな紙読んで、こうなっているからどう...全文を見る | ||
○舛添要一君 福島県民の命を守れということですよ。 | ||
○舛添要一君 もう時間がなくなりますから時間厳守で参りたいと思いますが、昭和十八年の元旦の東京朝日新聞、緒方竹虎に頼まれて、私の郷里福岡の先輩である中野正剛が「戦時宰相論」という文章を書いている。東条英機はそれを見て、俺を皮肉って批判したなと言って発禁処分にするんですね。 実...全文を見る | ||
09月16日 | 第178回国会 参議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○舛添要一君 未曽有の大震災、そして原発事故という国難に当たり、内閣総理大臣として重責を担われる野田首相の所信表明演説に対しまして、たちあがれ日本・新党改革を代表して質問いたします。 まずは、震災・原発事故対応についてですが、これまでの菅内閣の対応は場当たり的で、しかも迅速さ...全文を見る |
11月11日 | 第179回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○舛添要一君 総理、TPP参加に関しまして慎重派の意見も非常に強いと。それは私、二つ理由があると思うんですね。 一つは、十分な情報の開示がなされていない、全く分からないところで判断される。だから、反対とおっしゃる方のうちのその半分ぐらいは恐らく情報ないから反対じゃないかという...全文を見る |
○舛添要一君 医薬品、医療機器含めて医療の分野について、時間がありませんですから具体的な一例を取ってお話をお伺いしたいというふうに思いますけれども、私が大臣のときも相当いろいろこの分野に関してアメリカ側から要求がありました。TPPという枠組みとは別に、今でも二国間でアメリカ側から...全文を見る | ||
○舛添要一君 TPPに参加すると国民皆保険が破壊されるという議論がありますけれども、私は国民皆保険は絶対守り抜くべきだと思いますし、それはアメリカだって日本の冠たる国民皆保険を潰すためにやっているわけではありませんから、そういう理不尽なことは言ってこないというふうに思います。 ...全文を見る | ||
○舛添要一君 一つの具体的な例を言いますと、薬の値段、薬価、これはビタミン剤なんか自由に買えるのは自由に値段が決まりますけれども、公的保険の適用についてはきちんと政府が決めるんです。その決めるのは相当合理的にやっていますけれども、どんどん売れるようになると、市場拡大に伴う再算定ル...全文を見る | ||
○舛添要一君 もうちょっと具体的に言いますと、ある薬、ある症状について適用できるということでやったんだけど、学者が調べると、こっち側の分野にも適用できるじゃないかといったら、一つ加わるわけですよ。そうすると、その途端に、いいことなのに値段が下がっちゃう。ところが、要するにどんどん...全文を見る | ||
○舛添要一君 冒頭申し上げましたけれども、TPPに参加しないと日本が駄目になる、だから参加するんだという後ろ向きの姿勢しか見えてこない。 やっぱり夢を与えるべきなんですよ、この交渉に参加するなら。一つ例を挙げますと、成田空港、あんな遠くて不便だと。今、韓国の仁川がハブ空港にな...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。 | ||
12月08日 | 第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○舛添要一君 今日は、これからの日本、そして世界の原子力政策どうするかという大きな問題について総理と御議論をいたしたいと思っております。 私は、ずっと原子力政策そして原子力発電、かかわってきた者として、今回の原発事故を大変重く受け止めております。そういう中で、やはり使用済みの...全文を見る |
○舛添要一君 プルサーマル、現に進めていますし、それからMOX燃料、これは海外にも依存しているわけです。それから、何よりも「もんじゅ」、これを廃炉にするのかどうなのかと、こういう問題もあります。ただ、私は、熱核融合を含めて、こういう最先端の研究というのは、やはり科学技術、バイプロ...全文を見る | ||
○舛添要一君 中間貯蔵施設、これは玄葉さんの地元でもある福島県でそういう議論もあります。六ケ所の既に施設もありますけれども、ただ、その核燃料サイクルが仮に確立したにしても、要するに物を燃やすわけですから灰は出るわけですね。その灰を有効に活用しようというのが、これはだからプルサーマ...全文を見る | ||
○舛添要一君 ちょうど私が八年前にこういう質問をこの委員会でやったときに、これは最近ある報道機関がスクープしていましたけれども、ロシアからこういう提案が実はあったんだと、それが日本の原子力委員会であるとか経済産業省の原子力関係の組織が握り潰してしまったという、その報道が正しいかど...全文を見る | ||
○舛添要一君 ありがとうございました。 | ||
○舛添要一君 今日は原子力協定の話ですけれども、国と国との間の条約それから協定、原子力の分野だけにとどまらず、その当該分野だけにとどまらずいろんなところに反響というかリパーカッションが起こってくるわけで、国益という観点から外交を進めるときにこういうものをどう活用していくかというも...全文を見る | ||
○舛添要一君 私が今一番懸念しているのは中国の動向で、海軍力を含めて急速な軍事力の拡張を行っているということであります。ですから、米軍にしても、例えばオーストラリアに海兵隊を常時駐留させる、それから南シナ海をめぐってASEAN諸国との協力を図っていく、沖縄の問題もそういう大きな観...全文を見る | ||
○舛添要一君 今の同じ問題を防衛大臣にもお伺いしますけれども、日本の自衛隊とロシア軍、これとの共同演習その他を含めて、こういう一つの機会をとらえて、私はパワーバランスが変わってきていると、この日本をめぐる戦略環境で、そう思いますので、防衛大臣の立場で今の問題はどういうふうに認識な...全文を見る | ||
○舛添要一君 NHKの大河ドラマで「坂の上の雲」がまた放映され始めましたけれども、今は日露戦争の話をしています。しかし、日清戦争があって、三国干渉があって、臥薪嘗胆と。じゃ、次はロシアと対峙しないといけないよというときに、そのときの日本は、日露協商の道も探ったし、日英同盟の道も探...全文を見る | ||
○舛添要一君 もう質問の時間が終わりなんでまたの機会に譲りたいと思いますけど、普天間の問題にしても、今、外務大臣、防衛大臣とお話ししたような、そういう議論をきちんとやることの中で打開策が見付かるというふうに思いますので、是非そういう大所高所に立った御議論をおやりいただきたいという...全文を見る |