舛添要一

ますぞえよういち



当選回数回

舛添要一の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第180回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○舛添要一君 野田総理、昨年末、韓国そして中国の首脳と精力的に首脳会談をこなされました。ただ、私は日本外交について非常に二つばかりのことを懸念しております。特に、韓国とか中国、ロシア、いずれも難しいお隣の国です。  そこで、まず最初なんですけれども、非常に耳触りのいい言葉を発す...全文を見る
○舛添要一君 それはもう分かっています。
○舛添要一君 もう一つ、情報収集能力の欠如についてはどう御判断ですか。
○舛添要一君 まさに先ほど総理が呪文とおっしゃったけれども、本当に呪文になっちゃっているんですよ。これ、中国の首脳も同じことなんです。都合が悪いとその言葉で逃げる。だから、日本の外交官も優秀ですからそういう言葉を作り出すんです。いろんな賢人会議、ワイズマンの会議といっても、何かそ...全文を見る
○舛添要一君 玄葉大臣、簡潔にお答えいただきたいと思います。  私は、先般の日ロ外相会談、大変成果上がったと高く評価をしております。その中で、外務大臣、ロシアの外務大臣とこのイランの問題について御議論なさいましたか、なさいませんでしたか。
○舛添要一君 そのポイントは何ですか。
○舛添要一君 先ほど安住財務大臣に対しても同僚議員から質問ありましたけれども、ガイトナーさんとの会談について、これは邦銀に対する制裁云々の話がある。ただ、そのときタイムリミットが六月なのか何なのか。それから、イランにしても、国会で即時に禁輸だという議論もある。  どうも日本国外...全文を見る
○舛添要一君 非常にイランと我々は友好的な関係を保ってきました。日本が調停外交をやれるぐらいの思いで外に向かって出ていっていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
02月15日第180回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○舛添要一君 ありがとうございます。  今日は両参考人、本当にありがとうございます。共に憲法問題を考えてきた同志として、実は私は今非常に残念な状況にあると思っていますのは、この手続法はあくまで手続法です。それで、憲法九十六条に改正手続が書いてある以上は手続法を作るべきであって、...全文を見る
02月29日第180回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○舛添要一君 これまでの議論とも重なりますけれども、法務省の原民事局長にお伺いいたします。  先ほどの御説明を聞いていましても、国民投票法の検討状況、若干サボっているというか、怠慢じゃないかなと。つまり、やらないことのエクスキューズが多過ぎるような感じがしてなりません。  と...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○舛添要一君 今日は、社会保障と税の一体改革について総理と御議論したいと思います。  この一体改革なんですけれども、何か消費税増税論議ばかりになって、ちょっと矮小化されてきているような気がしてなりません。そして、たしか今月いっぱいに閣議決定なさるという御決断でしょうけれども、民...全文を見る
○舛添要一君 総理の御意図はよく分かるんですけれども、あえて言うとアブ蜂取らず。つまり、税制と社会保障、二つ課題ありますね。もっと言うと、二兎を追う者は一兎も得ずみたいな状況になっているんではないかと。この予算委員会の議論でもありましたけれども、じゃ、具体的にどういう社会保障制度...全文を見る
○舛添要一君 総理、副総理、今私が厚労大臣時代の話が出ましたけれども、私はこういうふうに思っているのは、小泉改革のマイナス点が出てきました、福田内閣のときに、これは少し是正しないといけない、しかしやっぱり国民に御負担をお願いする以上はいい社会保障制度をつくる、つまり社会保障制度を...全文を見る
○舛添要一君 なぜそういうことを言うかといったら、全部消費税の話になっちゃっているんですよ。つまり、消費税上げる、消費税上げることがまずありき。じゃ、理由付け。年金大変だろう、介護大変だろう、医療大変だろう、こうなっちゃっている。私はこれは順番が逆だと思っている。社会が変わってき...全文を見る
○舛添要一君 だから、財務大臣になってそう変わっちゃ駄目ですよ。だって野党のときはやるって言っていて、だから、そこがマニフェストがうそつきだということになる。  小宮山大臣、どうですか。
○舛添要一君 ただ、その一体改革の大綱を見てもちゃんと答え出ていないんですよ。人的控除、特定控除、それから給与所得控除をどうするか。だから、国民が民主党に期待持って、こう変わると、それが見えてこないんで、それは財務大臣でもいいですから、控除から手当へとなったらどういうふうに変わっ...全文を見る
○舛添要一君 今苦しい答弁なさいましたけれども、要するに、控除から手当だったら、控除に貧富の多寡がないわけですから、差がないんだから、手当付けちゃいけないとおっしゃいましたね。じゃ、何で子ども手当、所得に応じて変えるんですかということになるんです。  ですから、そういう原理原則...全文を見る
○舛添要一君 そうすると、全世代型、世代間公平ということをおっしゃいますね。ならば、例えば、公的な支出で高齢者向けと若者向け、簡単に言うと一対七ぐらい、高齢者の方が多いんです、日本。北欧だと一対二ぐらいですね。だから、じゃ具体的に、大綱の中でいろいろ若者向けの投資についておっしゃ...全文を見る
○舛添要一君 今窓口の話に、ちょっと問題小さくなりましたけれども、受益と負担ということを考えたときに、それは高齢者の保険制度、先ほど議論に出ましたけれども、全部高齢者が出しているわけじゃないですよ、ほとんど現役が出していますよ。  だから、それは私が大臣のときに皆さん方がどうい...全文を見る
○舛添要一君 一対七とか一対十七というのは統計の取り方なんで、私が取った統計では七・三倍ぐらいだということを申し上げておきたいと思います。  それから、全世代型の公平云々ということを、ないし世代間だけじゃなく世代内の公平も考えますと、総理、やっぱり私は冒頭に原理原則から議論し直...全文を見る
○舛添要一君 やっぱり順序が逆のように、今のおっしゃり方だとね。五%引き上げるということをまず最初におっしゃった。そうじゃなくて、かくかくしかじかなことをやるから、五%だったら十三兆円ぐらいこれが必要ですとおっしゃっていただければ分かるんですね。  それから、この一体改革の大綱...全文を見る
○舛添要一君 総理、私は、民主党がずっと主張なさったことにもいいこともたくさんありますから、きちんと自信を持って国民のためにこうするんだということを示してくだされば、むしろ協議に乗れますよ。だから、何でもいいからただ通さないといけない、消費税上げないといけないから議論だではちょっ...全文を見る
○舛添要一君 はい、ありがとうございます。  中国について聞きます。尖閣の問題、それから最近の海洋調査、軍拡、いろいろ問題ありますが、四十周年、国交回復の記念すべき年ですから、何とか日中関係良くしないといけないと思います。  例えば、温家宝さんが福島来られて、東北来られて、子...全文を見る
○舛添要一君 子供の招待。東北の子供の招待。
○舛添要一君 温家宝総理が東北に来られて、子供たちを招待したいと言ったのにこれが実現しないというクレームが来ていますが、いかがになっていますか。
○舛添要一君 中国はやっぱり引っ越しできないお隣ですから、いろんな問題があるんですけれども、民間の交流も含めて少しきずなを強くしないといけないというように思っています。問題があるときはしっかり問題を言えるということが必要だと思っています。  今日のような国会の議論を通じまして、...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○舛添要一君 今日は、野田総理と防衛の基本問題、防衛構想についてちょっと議論をしてみたいというふうに思います。  今日の委員会、二人の元自衛官の同僚が質問しました。しかし、私は、この場で聞いていますと、政府側の答弁、これは十分納得のいくものではなかったような気がします。それは、...全文を見る
○舛添要一君 ただ、やっぱり国民が安全保障をしっかり考えるために、どうも動的防衛力というのはよく分からない。動的の反対は静的ですね。ダイナミックの反対は英語でスタティックですね。それじゃ、今までの基盤的防衛力整備構想というのは静的であったから動的に変えたんでしょうか。
○舛添要一君 基盤的防衛力構想というのは一九七六年の大綱でうたわれました。中心になって作った防衛官僚は久保さんという次官です。私がちょうどヨーロッパで安全保障の勉強を終わって帰ってきたときだったものですから、相当議論をした。しかし、ヨーロッパの防衛の感覚からすると、何だこれはと、...全文を見る
○舛添要一君 じゃ、ちょっと別の角度からお伺いしますけれども、今日、北朝鮮の弾道ミサイル発射について相当議論がありました。中国の尖閣諸島への活動の活発化についても議論がありました。  この北朝鮮の軍事力、中国はもちろん核兵器持っている、北朝鮮も核の開発をしています。そして中国は...全文を見る
○舛添要一君 そこが基盤的防衛力整備計画と動的防衛力構想の決定的な違いだと私は思うので、決定的な違いの一つ。  つまり、もう前から脅威とは何ですかと言ったときに、ケーパビリティー、能力と、インテンション、意図、今おっしゃったとおりですよ。だけど、軍事力を、兵力構成を考えるときに...全文を見る
○舛添要一君 政治的なことを申し上げているのではなくて、純軍事的な対応ということを申し上げておるわけであります。  ですから、私はやっぱり防衛白書を読んでいて引っかかるところがあったんです。というのは、動的防衛力構想と基盤的防衛力構想のどこが違いますかというコラムがあります。後...全文を見る
○舛添要一君 動的、静的という言葉を私は使いたくないのは、簡単に言うと、陸上自衛隊というのは静的なんですよ。それで、海上というのは一番これは、空もそうですけれども、ダイナミックなわけです。  だから、今一番大事なのは、統合運用、ジョイント運用ということがきちんと陸海空の中ででき...全文を見る
○舛添要一君 それと、もう一つ大きく欠けているのは、二、三年前に議論したんでしょうから、動的防衛力構想については、そこまで及ばなかったのかもしれませんですけれども、米軍の戦略との統合というのをどうするか。  今、御承知のように、ジョイントエアシーバトルという構想が出てきています...全文を見る
○舛添要一君 かつて日米関係でGNPの一%以内に防衛費を抑えるということがあって、コストの議論ばかりが、やっていた時代がありました。それから、途中でロール・アンド・ミッションという、どういう役割分担をするかという議論になってきたわけですけれども。その後、この日米協力というのが本当...全文を見る
○舛添要一君 先ほどのA2ADというのは、中国だけじゃなくてイランについても同じように言えると思うんです。だから、今日はそれぞれ委員の方々が北朝鮮の弾道ミサイルの話をなさったり中国の話をなさったり、それから外交の専門の方たくさんおられますからイランの話もなさいましたけれども、やっ...全文を見る
○舛添要一君 終わります。  NHKの放送を延長していただきまして、ありがとうございました。委員長に感謝いたします。  ありがとうございました。
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○舛添要一君 今日は、野田内閣の基本姿勢というテーマでございますので、ここのところずっと民主党政権の在り方を見てきて私が感じるところを率直に申し上げたいと思っています。  民主党が掲げる政策、様々な理想が込められていますし、例えば控除から手当へと、こういう税制改正の方向について...全文を見る
○舛添要一君 皆さんのために申し上げておきますけれども、第三十一条なんです。これ、よく読んでみてください。ですから、かえって邪魔になる可能性があるところは、我々は立法府としてこれはきちんと修正は加えるべきは加えるべきだということを申し上げて。  それから、余りに国民を愚民視しち...全文を見る
○舛添要一君 それは、そういう数字を総理に与えちゃ駄目なんですよ、日本年金機構が。  だから、それは、私が今言ったのは、人口の数と番号が違うのが五百六十八万人なんです。サンプル調査で二十万って出ているけど、本当に二十万かどうか分からない。さんざん言われたじゃないですか、私が大臣...全文を見る
○舛添要一君 それから、パートの適用拡大。三百万人以上やると言われて結局四十万弱になっちゃったんですが、その議論はあるんですけれども、もっと大事なことを言いますと、実務です。  五百一人以上の法人について適用すると提案なさっていますね、今から議論しますけど。だから、何とか会社全...全文を見る
○舛添要一君 年金制度の改正というのはそれだけじゃない、健康保険制度と裏表なんです。ですから、是非これは今言った議論をしっかりなさっていただきたい。  それから、先ほどのインフルエンザについて一つ最後申し上げますと、担当の役所に聞きましたけれども、これ、きちんと審議会で議論をし...全文を見る
○舛添要一君 終わります。
04月17日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○舛添要一君 まず、今日の同僚の皆さん方の御質問をお伺いしていて、これは是非政府に申し上げたいことは、やっぱり危機管理の失敗であるということは明白だと思います、今回について言うと。そうすると、危機管理の要の役人というのは危機管理監。我々は国権の最高機関です。この場に出てこないとい...全文を見る
○舛添要一君 次に、田中防衛大臣に質問をいたします。  先般、私は予算委員会で、動的防衛力構想というのは何なんだということを野田総理に御質問しましたら、これは民主党の幹部の間で相当詰めて練り出した考えだということを御答弁いただきました。  今回、幸い一分間で弾道ミサイルおっこ...全文を見る
○舛添要一君 何度も防衛白書を読みましたけれども、動的防衛力構想の中に日米同盟との関係はほとんど書かれていないんです。そして、書いてあるのは、先ほどの戦略的互恵関係と同じだけど、言葉を作っちゃうと、動的防衛力。これは私は総理にも申し上げましたけど、動的の反対は静的、スタティック。...全文を見る
○舛添要一君 動的防衛力構想というのは、これまでの基盤的防衛力構想に代わるんですけど、そこで脅威対抗しないと書いてあるんですね。しかし、要するに、大臣が自分の防衛力構想するときに何を考えるか。北朝鮮がこういう武器を持ったらそれに対抗しないといけないですから、それ考えるというのは能...全文を見る
○舛添要一君 言葉だけじゃなくて、やっぱり基本的には脅威対抗なんですよ。だから、脅威をしっかり見極める必要があると思います。  さあそこで、金日成生誕百周年のパレードの中でICBM的なものが出てきました。大臣、御覧になっていて、これ何だと思われますか。それから、この性能諸元をど...全文を見る
○舛添要一君 当初、すぐおっこっちゃったんで、短距離ミサイルだったかななんて情報が防衛省に流れたということも聞きましたけれども、やはりどういう、例えばムスダンが飛んできたらどうするのか、そういうことを含めて。  それから、もう一つ重要なことは、イランとの間で非常な軍事技術の供与...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○委員以外の議員(舛添要一君) まず、この委員会に出席して質問をこのようにさせていただく機会をいただきましたこと、委員長始め委員会の皆さん方に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。  それから、私が非常に危惧しておりましたのは衆議院での審議時間が僅か五時間ということで、...全文を見る
○委員以外の議員(舛添要一君) この機会ですから余り日ごろ言わないことを申し上げますと、例の水際作戦、これは医学的に見てある意味で意味がない、それは分かっているんです。ただ、ですから、今専門家の意見ということを聞きましたけど、あのとき私もそういう意見を、もうお医者さんがあんなもの...全文を見る
○委員以外の議員(舛添要一君) 先ほど来の議論でも損害賠償とか補償という話がありました。我々が新型インフルエンザに対応したときも、現場のお医者さんや行政、地方から、コストは誰が担うんだと、これはワクチン接種も含めてです。それから、何かあったときの費用だということなんで、どうしても...全文を見る
○委員以外の議員(舛添要一君) 私たちは法律を作るのが仕事ですけれども、この法体系見たときに、今回の法律もそうですけれども、感染症法とか予防接種法、検疫法、ちょっと私は先進国の法の在り方として長期的に考え直した方がいいような気がしてならないんです。というのは、お上が国民を管理して...全文を見る
○委員以外の議員(舛添要一君) ありがとうございました。  法律を作ったからといって危機管理ができるわけではありません。これは国民の命を守るという点では与野党協力してやっていかないといけないというふうに思いますので、今日は大変すばらしい皆さん方の議論に参加させていただきましたこ...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○舛添要一君 今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する政府の対応を見ていますと、危機管理、情報収集、情報発信、大変問題あるというふうに思っております。  私は、この国の形、制度を考えるときに、もちろん要職にある人間がしっかりしないといけないということは当然ですけれども、制度そのも...全文を見る
○舛添要一君 まさに今、一つ危機管理監の問題だけとらえたんですよ。だけど、先ほど川口委員がおっしゃったように、検証チームは危機管理監のやったことも検証しないといけないので、そのチームに危機管理監がいてできますかということです。  それから、私もずっと情報畑でいろいろな仕事をして...全文を見る
○舛添要一君 しかし、総理、最後はやはり総理大臣、我々政治家の責任だというふうに思います。  先ほど申し上げましたように、恐らく、中にいなかったから分かりませんですけれども、原発事故のときもいろんな情報上がってきたんだと思います。そのときに、非常に原発に詳しい、ないし東電の現場...全文を見る
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。
04月25日第180回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○舛添要一君 今日は、三人の参考人の方、ありがとうございました。  井戸川町長さんはもう現場で大変御苦労なさって、私はやっぱり危機管理の原則というのは現場を第一にするということだと思っています。今注意深くお話をお伺いしていますと、何信じていいか分からないんだということをおっしゃ...全文を見る
○舛添要一君 ありがとうございました。
05月16日第180回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○舛添要一君 どうも今日は両先生ありがとうございました。  一つお二方に御質問を申し上げたいんですけれども、要するに、緊急事態に政府、内閣が例えば政令で行う、それはだから、元々立法府が行うべきことを、罰則まで付けるとすれば、委任の有無を別として、行政権が行うわけですね。  そ...全文を見る
○舛添要一君 ありがとうございました。
05月30日第180回国会 参議院 憲法審査会 第6号
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○舛添要一君 結論的に申し上げますと、もう少しこのテーマについて議論を深めたいということで、それは小委員会を設ける設けないということを超えて、是非もう少し議論を進めたいと思っております。  まず、国家緊急権、これは戦争のような場合にも自然災害の場合にもそうですけれども、何のため...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○舛添要一君 今日は総理と、総理がどういう社会を目指しているのかと、社会保障の観点から議論をしたいというふうに思っております。  消費税増税ということが今ほぼ決まりかかっていますけれども、そのことによって本当にいい社会が生まれるのかどうなのか、野田総理がどういうビジョンでこの福...全文を見る
○舛添要一君 いわゆる貧困の連鎖と言われている、まさに階層固定化ということになっているんですが、ただ、総理、分厚い中間層と言うだけで答えになっているのかどうなのか。つまり、要するに自由に競争すれば強い人は勝つわけです。私は、少なくとも政治というものの役割は、強い人の者のためにある...全文を見る
○舛添要一君 総理、ちょっとそれは甘いと思いますよ。自助、共助、公助というのは、まさに私がいつも言うように、呪文のようにみんな言うんです。だけれども、現実どうですか、現実どうですか。例えば、戦後の日本のセーフティーネット、これ張り巡らした最大の組織は会社ですよ、企業ですよ。大企業...全文を見る
○舛添要一君 自公民の三党協議は成り立ちましたけれども、野田総理は民主党の方ですよね。ですから、要するに自民党とどこが違うんですかということを私は実は申し上げたいんで、だからもう少し今のことを強調しないと。例えば、最低保障年金であるとか、子ども手当であるとか、後期高齢者制度の見直...全文を見る
○舛添要一君 消費税含めて負担が必要だと国民は分かっていますけれども、負担をして、それで明るい社会になるんならいいんですよ。だけど、明るい社会のイメージが出てこないから、そこを総理がきちんと発信してくださいということを申し上げているのと、それともう一つ、民主党の伝統的な政策につい...全文を見る
○舛添要一君 私も自民党におりましたから、これは自公政権含めた反省として、やっぱり政官業の癒着、悪い意味で、そういうものがたくさんありました。こういうものを断ち切っていくというのが民主党の理想であったと思います。そのために、特区でいいんで、それをしっかりやっていただきたいんで、何...全文を見る
○舛添要一君 質問を終わりますけれども、是非、消費税上げるならば、国民に夢と希望を与える、野田総理に付いていけば本当にすばらしい日本がやってくるんだなと、すばらしい生活がやってくるんだなと、そういうことをきちんと確信なさるリーダーになられることを期待いたしまして、質問を終わります...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○舛添要一君 野田総理、竹島、尖閣、日本の主権が侵される非常に深刻な事態になっていますけれども、一月の予算委員会で総理と私、議論したときに、日中関係について戦略的互恵関係、この前、呪文のようにというようなことをお互いに言い合った。それから日韓関係については未来志向。何か言葉だけ言...全文を見る
○舛添要一君 今回の韓国、中国の対応の背景に、私、二つ問題があると思います。一つは、日米安保体制、これが揺らいでいる、そういう認識を例えば中国が持つ。それからもう一つは、国際社会の中で日本のとりわけ経済的な実力の低下。GDPで見ても二位が中国になる、日本は三位になる。それから、例...全文を見る
○舛添要一君 これ、三月だったと思いますけれども、日本の動的防衛力構想について総理と議論しました。今回の尖閣の問題は、やはり中国のA2ADというこの大きな戦略の中にあるだろうというふうに思っています。  私は、三月に御質問したときに非常に懸念しておりましたので、今いみじくも総理...全文を見る
○舛添要一君 その中で、普天間基地の移設問題、そしてオスプレイの問題が今非常なとげとなっているわけであります。  先ほど石井議員から大変いい質問がございましたけれども、オスプレイにつきましては、CH46、これ古い、要するに事故の確率非常に高いんですね。オスプレイは新しいですから...全文を見る
○舛添要一君 普天間の移設について、先ほど石井議員、いろいろ南部、中部、北部、市町村反対だと。私も沖縄はしょっちゅう行っていますから、非常に反対の声が強いのはよく分かっています。  北部の市町村のこの決議、辺野古は駄目だという決議に対して、いや、普天間を返還させるために辺野古を...全文を見る
○舛添要一君 第二の問題点、日本経済の再活性化ということでありますけれども、二十年間やっぱりデフレが続いてきている。私は、今のような状況で消費税を増税するということで果たして日本経済、今のような状況でですよ、再活性化できるかという懸念は抱いていますけれども、その前に、やっぱり日本...全文を見る
○舛添要一君 それからもう一つ、研究開発への投資が少し物足りないんじゃないかなという気がしております。何といっても、IT産業を含めて、先端産業、やはりこの研究開発をきちんとやることが最終的に実っていくわけですから、その点を是非お進めいただきたい。  それからもう一つは、民間企業...全文を見る
○舛添要一君 そういうことをやった上での消費税増税でなければ、私はデフレが続く下においてかえって日本経済を失速させると。GDPの五百兆のうちの三百兆、六割は個人消費ですから、個人消費が冷え切るようでは日本経済の復活はあり得ないと思います。  ですから、順番を間違えないでそこをき...全文を見る
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。