舛添要一
ますぞえよういち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月19日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○舛添要一君 今日は、安倍内閣の経済政策について主として御質問いたしたいと思います。 渡辺喜美さん、山本幸三さん、そして私で十二年前からこのインフレターゲットを含めて大幅な金融緩和をずっと訴えてきました。あのころは我々は自民党の中で少数派でしたけれども、十二年たってやっと安倍...全文を見る |
○舛添要一君 今いみじくも総理おっしゃったように、私は、やっぱり過去大きな失敗を日銀がやってきたと。それは今の、二〇〇六年の金融緩和をやめたこと、その前は二〇〇〇年の八月です。もう振り返ってみたら、ここから悪くなったって明らかに分かるんです。さあ、そのとき責任取りましたかというこ...全文を見る | ||
○舛添要一君 したがって、どの役所でも、大臣が指示してできない、政策きちんと実行できなきゃ、それをやった役人の責任になって、どんな組織でも責任を取るんです。責任を取らないでいいということに、それが独立性ではないんだ。道具の独立性、このことからも一度日銀法を見直した方がいい。 ...全文を見る | ||
○舛添要一君 それから、これ、麻生副総理、大変御苦労なさったんですが、私は日銀法の四十条の問題もあると思います。 つまり、今回どういう御苦労なさったかというと、今回の金融緩和はベースマネーを広げるためにやったんであって、為替操作やるためじゃないんです。そのことを御説明するのは...全文を見る | ||
○舛添要一君 三本の矢の金融政策については時間ありませんのでそれぐらいにしておきますけど、二番目の財政政策、これは皆さん方から既に質問ございましたように、やっぱり効果が基本的には一時的であるということとともに、やっぱりいろんな無駄が出てくる可能性があります。それは、民主党政権下に...全文を見る | ||
○舛添要一君 薬や医療機器は安全性の問題があります。だから、これは国際的な安全性を守るということを一本入れておけばいいと思います。 さあそこで、三本の矢、更に成功させるために、総理、あと私、二本矢を、二つ付け加えていただきたい。 一つは、要するに給料上がらなきゃどうしよう...全文を見る | ||
○舛添要一君 是非総理、経済団体に賃上げしてくれとお願いするだけではなくて、重立った経営者が集まって、なぜあなたは上げないんですかと、これはきちんと聞き取りをやっていただきたいということと、それから、日本では企業のガバナンスの研究が非常に少ないんです。安倍総理のアドバイザーである...全文を見る | ||
○舛添要一君 八幡です。 | ||
○舛添要一君 是非、総理、その四番目として、今の会社経営、ミクロ経済、これ配当をどうするかを含めて、例えば官房長官の下でもよろしいので、少ししっかり取りまとめをやっていただきたいと思いますが、いかがですか。 | ||
○舛添要一君 五番目の矢は私はやっぱり社会保障だと思っていますのは、うまくいって給料上がりましたと。恐らく順調にいけば、経済界も言っているように少なくとも夏のボーナス、これは上げてもらわぬと困ると。それだけでも効果はありますけど、しかしやっぱり一時的なんですね、給料上がるところま...全文を見る | ||
○舛添要一君 もう一度日銀総裁人事絡みの話をいたしますが、国会同意人事、先ほど与野党の国対で西岡ルールをやめるというようなことが大体まとまったようであります。 ただ、これいろんな誤解がありますので、行政改革の一環として申し上げたいのは、安倍一次内閣のときに、先ほどの片山虎之助...全文を見る | ||
○舛添要一君 ただ、議運の理事会で聞くんだったら、聴聞例えばするんだったら、私たちの小会派はそこにいないんです。だから、私はやっぱり、同僚の皆さん方にお願いなんですけど、人事委員会のようなものをきちんと設けて、大事なのはそこでヒアリングをすると。例えば大使なんというのもアメリカ上...全文を見る | ||
○舛添要一君 日銀総裁人事を含めて、私は余り条件付けません、出自がどこだとか、英語しゃべれないと駄目だとか。本当に適した人であればそれでいいと思うんです。 ただ、問題は、同意人事以外の人事も含めて、とにかく役人の縄張争いというか、自分たちの指定職の天下り先を設けている。 ...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。 | ||
02月27日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○舛添要一君 安倍総理、今日は、大変今悪化しています日本と中国との関係、これどうすれば立て直すことができるかと、このテーマに集中して御議論申し上げたいと思います。 まさに安倍総理のときに、二〇〇六年十月、中国にお行きになって、そして戦略的互恵関係ということを定められて、その後...全文を見る |
○舛添要一君 この三月の半ばには全人代が終わりまして、習近平体制が人事を含めて固まるので、是非その後に本格的なこの戦略的互恵関係の再構築をやる必要があると思っています。 二つやっぱり注意する必要があって、まず第一に、具体的に何をするかということなんですけれども、二〇一〇年九月...全文を見る | ||
○舛添要一君 それからもう一つ、これは情報面での協力として、今北朝鮮が核実験を更にやる、またミサイルを飛ばすというようなことをやっておりますけれども、そういう軍事的な挑発に対して、中国はやっぱり北朝鮮の言わば後見役として非常に大きな影響力と情報を持っていますから、是非、そういう軍...全文を見る | ||
○舛添要一君 我々は、日韓関係でも日中関係でも、もう二国間関係だけを考えて、例えば尖閣の問題、これはもう我が国益にとって大変ゆゆしい問題ですけど、そこに集中しちゃうと、この国際関係の中における二国間関係という視点がなくなってしまっちゃう危険性があるわけですけれども、中国は片一方で...全文を見る | ||
○舛添要一君 最後に、世界経済にとりましても、やっぱり世界の成長センターはアジアであるわけで、日中間の経済的な関係の深さを考えると、それを犠牲にしてまで冒険的なことをやるべきではないというふうに思っておりますが、時間が限られていて、御答弁の時間短くて恐縮でございますが、時間内に、...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。どうもありがとうございました。 | ||
02月28日 | 第183回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○舛添要一君 両先生、ありがとうございました。 舛添要一でございます。 まず、山形先生の方にですが、お書きになったものの中で、バングラの例で、余り顔の見える援助というようなことではなくて、そんなお礼を強要するような感じはどうかと。今まで顔が見えないんで顔の見える援助をと言...全文を見る |
○舛添要一君 杉下理事長に御質問いたします。 今の質問との関連で、どういうふうにODAの質を高めていくかと。 私はいろんな発展途上国を含めて外国へ行っていて、やっぱり分野として、少し教育の分野で、つまり、向こうに行って教えることができる人材をもっともっと増やさないといけな...全文を見る | ||
○舛添要一君 私の経験というか、私自身は、フランスと組んで、フランスで勉強していたものですから、特に北アフリカ、ベトナム、そういうところはお金はむしろフランスの政府からもらって行っていたことがあるので、先ほど山形先生でしたか、それから同僚議員からありました、旧宗主国という話があり...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第183回国会 参議院 憲法審査会 第1号 議事録を見る | ○舛添要一君 今、事務方から御説明ありました二院制と参議院の在り方をめぐる小委員会の委員長を務めさせていただきました。 九年前の平成十六年に議論をいたしまして、翌年の三月にこの報告書を出しましたけれども、今事務局長から御説明ありましたように、その当時はねじれ現象はありませんで...全文を見る |
04月03日 | 第183回国会 参議院 憲法審査会 第2号 議事録を見る | ○舛添要一君 両参考人、今日はありがとうございます。 お二方の御意見をいただきたいと思いますが、私が今から申し上げることについての意見ということでございます。ポイントは、衆議院と参議院を役割分担論という形で構成し直すとどうなるか、これは憲法の枠内、枠外を込めて大胆な発想でいき...全文を見る |
○舛添要一君 ありがとうございました。 | ||
04月23日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○舛添要一君 いつものようにしんがりを務めさせていただきます。 総理、今日は、日中関係と新型インフルエンザ対策についてお伺いしたいと思います。 非常に私は今の日中関係を危惧しておりまして、本当に冷え切ってしまったなという思いがあります。何とかこれを解きほぐすのは、政府のみ...全文を見る |
○舛添要一君 私も中国に参りまして、先般の国会における総理と私の質疑を御紹介いたしまして、今総理がおっしゃった、対話のドアは常にオープンだということも申し上げました。先方も、自分たちも対話のドアはオープンだと。さあそこで、そこから先どうするかということが非常に大切なので、私は、今...全文を見る | ||
○舛添要一君 それで、実は四川のまた震災が起こりました。我々としても、これはもう本当に、前回の四川のときにも支援いたしましたし、我々の大震災、三月十一日の、二年前のときにも大変な支援いただいているので、本当は支援したいんですけど、先方が御辞退なさった。だから、こういうことをできれ...全文を見る | ||
○舛添要一君 それとまた、たまたま私がいるときに鳥インフルエンザが中国で発生し始めて、私自身がビールスを持って日本に帰ってきていないことを祈りますけれども、物すごい数の行き来があります。私も福岡ですから、もう、麻生副総理もそうですけれども、とにかく二時間、三時間で上海と行き来でき...全文を見る | ||
○舛添要一君 田村厚生労働大臣、今回、今総理がおっしゃった特措法、それから行動計画案が策定されましたけれども、麻生内閣時代に麻生総理が本部長、私が副本部長で本当に全力を挙げて対応いたしました。今回の特措法はその麻生内閣時代の経験が相当生かされていると思いますけれども、国民の皆さん...全文を見る | ||
○舛添要一君 今、横浜の例が出ましたが、実は四月五日の衆議院の予算委員会で、当時の横浜市長だった中田議員が私どもの対応を批判しておりました。初めてのケースですから相当苦労しましたけれども、あのとき御本人が言っていたのは、電話回線がパンクして国と連絡取れなくなったと。私どもは、横浜...全文を見る | ||
○舛添要一君 横浜のケースは大変私も参考になりました。これはいかぬと思いましたから、翌日から重立った都道府県の首長さん、市長さんたちとホットライン全部結びました。したがって、大阪、神戸で起こったとき、真夜中でも何でも連絡できたので、是非、厚生労働大臣も官房長官もそうやっていただき...全文を見る | ||
○舛添要一君 それからもう一つは、情報を公開すると。中国では百人以上が感染して二十一人亡くなったというデータ出ていますけれども、どうしても私たちはもっといるんじゃないかと思うのは、あの国が情報公開することをちゃんとやっていないから疑っちゃうんです。 だから、日本政府は、是非そ...全文を見る | ||
○舛添要一君 それから、厚生労働大臣、行動計画に非常に強制力を持たせる部分がありますね。これがいろいろ危惧されていますが、具体的に国や地方公共団体がどういうことができるかというのを説明してください、パンデミックのときに。 | ||
○舛添要一君 問題は、それが意図された形で出ればいいんですけれども、例えば前回のときに、発熱外来をつくって、そこでしか診ちゃいかぬというのは前もって決めていたんです。ところが、結果的に、それつくる手間暇よりも自宅にじっといてタミフル飲んでもらったら治るという、こういう状況だったん...全文を見る | ||
○舛添要一君 冒頭申し上げましたけれども、私が大臣のときに、中国と韓国と日本の厚生労働大臣、北京で集まりまして事前にこのことの準備をしていたので、この三国は非常に被害が少なかったので、こういうことの協力も外務大臣を中心におやりいただければというふうに思っております。 それから...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。 | ||
04月25日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○舛添要一君 アベノミクス、今のところ大変な成果を上げております。私も大胆な金融緩和ということをずっと主張してきましたので、大変うれしく思っております。 ただ、三本の矢以外にもこういうところを注意しないといけないよということを常に申し上げておりますので、今日も余り皆さんが注目...全文を見る |
○舛添要一君 この前の会社法の大改正のときも、私はあのとき予算委員会の理事をやっておりましたけれども、大変でした。それはもう御答弁なさる法務大臣が大変御苦労なさったのを記憶しておりますけれども、それだけ専門的な内容なんですけれども、やっぱり世界中が注目をしているんです。 それ...全文を見る | ||
○舛添要一君 私は、株主資本主義も行き過ぎだと、アメリカ的な、思っているんですが、逆に、私が実は問題提起したから半分責任を感じて、諮問会議で日本型資本主義を議論なさるというから、だけど、ちょっとそのアクセルそっちに踏み過ぎないでブレーキも踏んでもらいたいというのは、ちょっと、要す...全文を見る | ||
○舛添要一君 今法務大臣に御説明いただきまして、ありがとうございました。 義務化はしませんでしたけれども、要するに社外取締役を置かないなら、なぜ置かないんだということを上場企業の大きなところは説明しないといけない。つまり、株主の立場に立ってみると、この会社は、先ほど麻生副総理...全文を見る | ||
○舛添要一君 それで、法務大臣、二点。 予定どおりに進んでいくと、施行をされるのが法律が通ったとして来年の四月になると思いますが、私は、我々国会の怠慢かもしれないけど、いろんな事情があって今、国会こういう状況でございます。それで、本国会ではこれは議論できないだろうと。参議院選...全文を見る | ||
○舛添要一君 まさに、それ申し上げているのは、総理、アベノミクスの成功の鍵もそこにあると私は思うから申し上げているわけであります。それから、今法務大臣がおっしゃったように、これは民主党政権のときに基本的に議論が進んで、こういう問題は、民主党や自民党だ、与野党だということじゃなくて...全文を見る | ||
○舛添要一君 今法務大臣から御説明していただきましたように、親会社があって子会社があると。親会社はしっかりしているけれども、子会社のコントロールが利かないと。これではやっぱりそういうところに投資をしないと。 総理、今、まあ平均して二六、七%ぐらいが外国人株主になっています。か...全文を見る | ||
○舛添要一君 国権の最高機関は我々国会でありまして、私たちは、特に参議院は大所高所に立って国家国民のために働くと、与野党を超えて、そういう決意でございますので、法務大臣の方で一刻も早く法案化していただいて、私は、例えばこういう問題は参議院先議でもいいと思うんです。 是非、国民...全文を見る | ||
05月02日 | 第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○舛添要一君 お三方、ありがとうございました。 一つだけ質問します。私が今からしゃべりますことにコメントしてください。 今日はマクロ経済の話をお伺いして、私はずっと大胆な金融緩和ということを申し上げてきたんで、そういう方向で今の安倍内閣がかじを切っているというのは大変結構...全文を見る |
○舛添要一君 終わります。どうもありがとうございました。 | ||
○舛添要一君 ちょうど一月前に北京に行ってまいりました。唐家センさん始め向こうの要人と公式、非公式に何とか日中関係を良くしようということで話をしましたし、それから、これからは若い世代が日中関係の鍵を握ると思っておりましたので、清華大学で学生を集めて講演しました。私の率直な印象は、...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月07日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○舛添要一君 総理、今日は医療制度について議論をしたいと思います。 私はよその国で生活したこともございますけれども、日本人であって非常によかったなと思うのは、健康保険証一枚持っていれば、いつでも、どこでも、日本どんなところでも病院にかかれると。私は、この国民皆保険制度、堅持す...全文を見る |
○舛添要一君 そこで、その国民皆保険を堅持するためにどうすればいいかというときに、私は、国民健康保険制度、これに抜本的なメスを入れる必要があるんだろうというふうに思っております。 それは、健康なときにサラリーマンは会社の保険に入っている。だけど、サラリーマンを辞めれば全員が、...全文を見る | ||
○舛添要一君 麻生内閣のときに総理も、私は厚生労働大臣でしたけれども、例の後期高齢者医療制度をめぐって大変な議論がありました。これはいろんな感情的な議論もありましたけれども、我々なりにこれは総理とともに対応したわけですけれども。 ただ、そのときに、最後は国保なんですよと、後期...全文を見る | ||
○舛添要一君 そこで、今総理もおっしゃったように、この改革をやろうとすると必ず知事さんたちから猛反対が起こってくる。そこで、財務大臣と厚生労働大臣に、どうすれば都道府県知事の反対、それから市町村は市町村で、今おっしゃったように、総理おっしゃったようにいろんな意見があるわけですけれ...全文を見る | ||
○舛添要一君 ありがとうございました。 総理、やっぱり社会保障制度の改革、今日の集中審議でも年金の問題が出てきたり、予防接種の問題が出てきたりしていますけれども、やっぱり国民にとって健康をどうして守っていくかというのが一番大きな問題なので、ちょっと私は、税と社会保障制度の一体...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。どうもありがとうございました。 | ||
05月08日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○舛添要一君 今日は安倍総理と安倍政権の防衛構想について議論をしたいと思いますが、その前に、本日の極めて異常なこの国会の状況、大変残念であります。この点について私の見解を述べさせていただきたいと思います。 我々はみんな原点に戻る必要があると思っています。この国会を一日開けると...全文を見る |
○舛添要一君 安倍総理、私はむしろ、この基盤的防衛力というときの意味はよく分かるんですよ。だけど、これだけ大きな国になって、周辺で、北朝鮮は核ミサイルを放とうとしている、それから中国は特に海軍の軍拡をやっている、そういうときに余り形容詞を付けて何々的防衛力とかいうよりも、本当に普...全文を見る | ||
○舛添要一君 かつて、例えばF15のような戦闘機を持つときでも、専守防衛だということで足の短いのしかわざとに持たせなかった。それから空中給油機を入れるような形で少しずつなってきたんですが、しかし、一つ問題にしたいのは敵の基地の攻撃能力を持つのか持たないのかということでありまして、...全文を見る | ||
○舛添要一君 次に、南西諸島や尖閣の問題含めて、島、島嶼の防衛能力を強化すべきだというふうに思います。中国は、A2AD、アンタイアクセス、それからエリア・ディナイアルということで、とにかく自分たちの領域と決めたものを守っていくという形で、それこそ、横須賀の基地だってこれはアンタイ...全文を見る | ||
○舛添要一君 私はアメリカで実際に軍の演習を何度か見させていただきましたけれども、海兵隊の機能というのはやっぱり非常に優れたものがあって、陸海空の機能を全部持っている。ここにまさに機動性があるので、海兵隊を日本が持つかどうかというのは別問題としても、少なくとも海兵隊的な機能を今か...全文を見る | ||
○舛添要一君 先ほど水戸議員の質問にもありましたけれども、最後の質問なんですけれども、日米安保体制の強化ということを考えれば、やっぱり集団的自衛権というのは、持っているけれども行使できないんではなくて、やはり行使するという形で政府の解釈を変えるということが一つの解決法だと思います...全文を見る | ||
○舛添要一君 行政権を我々国会がきちんとチェックしていくのは、この国会審議を通じてであります。私たちは言葉を通じて政治をやっていく、それが国会議員の仕事だというふうに思っております。そして、先輩たちが営々と築いてきたルールというものをしっかり守った上で、正しい国会、とりわけ参議院...全文を見る | ||
05月14日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○舛添要一君 今日は、安倍総理がどういう社会をつくりたいかと、そういうことについて総理の政治哲学、特に税と社会保障の一体改革などに関連して御質問いたしたいと思います。 安倍総理、ここのところ、私、この予算委員会で問題にしているのは、アベノミクス、どんどん頑張ってやっていただき...全文を見る |
○舛添要一君 今総理もおっしゃいましたけど、私は、厚生労働大臣をやっているときに非常に心を痛めましたのは、いわゆる貧困の連鎖と、子供の要するに貧困ということが大変な問題になりました。要するに、どの親の子供に生まれるかというのは子供の責任じゃないんで、そのことによって教育の機会を失...全文を見る | ||
○舛添要一君 ただ、頑張りようがない、つまり機会の平等が、結果の平等は私は求めません、だけど、機会の平等が保障されていない部分が多々あると思います。それは労働の分野でも教育の分野でもそうなんで、そういうところをどうするのかということが非常に大きな問題です。 先般、総理と、ファ...全文を見る | ||
○舛添要一君 そこで、税制というのは私は非常に重要になると思います。所得、資産、消費、その三つの分野で税制を分けますと、例えば一番分かりやすいのは、所得税制について累進税率をどれぐらいにするのかなと。それから資産課税、これは捕捉できるかどうかは別として、資産課税についてどう考える...全文を見る | ||
○舛添要一君 自民党が野党だったときに政権党にある民主党政権の政策を批判する、これは当たり前なんです。だけど、私は、自民党が野に下ったときにいろいろ批判された中で、民主党が批判した面で正しい面もあると思います。民主党は政権交代でまた野党になっちゃった。だけど、だから全て悪いんじゃ...全文を見る | ||
○舛添要一君 安倍政権、どうしても自由とか経済効率性ということのイメージが非常に強うございます。だけれども、私は、やっぱり平等とか公平性をしっかり保つんだということを総理自らが国民に対して、政策を立案するときに、実行するときにしっかりおっしゃるということは、これが広く国民の支持を...全文を見る | ||
05月22日 | 第183回国会 参議院 憲法審査会 第3号 議事録を見る | ○舛添要一君 お二人の先生に同じ質問をしたいと思います。 まず、衆議院と参議院のねじれ、それほど悪いものなのかと、ねじれってそんなに悪いものなんですかと。私は、ねじれがあることを当然の前提として政治を行った方がいいという立場で、今お二方のお話にもありましたように、なぜねじれが...全文を見る |
○舛添要一君 そこで、憲法の枠内でということを先ほど申し上げましたけれども、できれば憲法を改正して、衆参の選挙方法であるとか役割分担論、つまり、一票の格差の問題が出ましたけれども、例えば道州制的なものを導入して、道や州の代表としての、つまりアメリカの上院的な参議院に変えることも十...全文を見る | ||
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。 | ||
○舛添要一君 新党改革の考え方を述べさせていただきます。 二院制については、これを存続すべきという考え方であります。特に、参議院については、慎重審議の府、そして大所高所から国益を考えるという意味で衆議院と違った大きな役割があるというふうに考えております。 昨今は、ねじれ、...全文を見る | ||
05月29日 | 第183回国会 参議院 憲法審査会 第4号 議事録を見る | ○舛添要一君 今日は大変ありがとうございました。 まず、私も、高橋、土井両参考人と同じように、その十三条の個人としてと、個人として全て国民は尊重されるという、個人としてという言葉は非常に、憲法学説的にも人権論の系譜からいっても非常に重いというふうに思っています。 私がかつ...全文を見る |
○舛添要一君 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。 | ||
05月30日 | 第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○舛添要一君 今日は外務大臣、防衛大臣に、とりわけ中国との関係についてお尋ねを申し上げたいと思います。 残念ながら、尖閣諸島の国有化以来、日中関係が大変悪くなっております。私、四月に中国に行きまして、要人と会談したり中国の大学で講演したりしながらひしひしとそういう厳しい現状と...全文を見る |
○舛添要一君 今、防衛ということをおっしゃいましたけれども、岸田大臣、今のこの厳しい現状、悪化していると、日中関係、その認識は同じだと思います。何が最大の原因だというふうに大臣はお考えですか。 | ||
○舛添要一君 はっきりおっしゃらないんですけれども、これは尖閣の国有化を発端とする。それがいい悪いということじゃないんです。野田政権のときに胡錦濤さんと野田首相は立ち話をしたと思いますけれども、要するに、ここから先は触れちゃならないよという線に対してのコミュニケーションギャップが...全文を見る | ||
○舛添要一君 そこで、一つ御提案を申し上げたいんですが、先般、北京でいろんな要人と議論をしたときも感じて、毎回感じるんですけれども、いわゆる日中間には一九七二年の平和条約含め、基本的な文書が四つぐらいある。今の戦略的互恵関係は、これは二〇〇八年に戦略的互恵関係の包括的推進に関する...全文を見る | ||
○舛添要一君 その安全保障環境の一つ、二つ聞きたいと思いますけれども、北朝鮮、これは本当に中国自身ももう困ったなという感じで見ているので、先ほど外務大臣はおっしゃいませんでしたけど、私は北朝鮮をどう牽制するかという点について日中が協力するということも戦略的互恵関係の重要な一つにな...全文を見る | ||
○舛添要一君 そこで、次に中国の戦略について申し上げますと、いわゆるアンチアクセスというA2、それからエリアディナイアル、ADと、こういう戦略をやっている。その第一列島線、第二列島線、これを考えているときに、まさに沖縄には、先ほどの山内先生の御議論じゃないですけど、米軍基地がいっ...全文を見る | ||
○舛添要一君 それから、島嶼防衛ということは尖閣を念頭に置いて考えないといけませんし、それは防衛省、政府もしっかり考えると思いますが、それから、先般、アルジェリアでああいう悲劇的なテロの被害者となった日本人がおられた。そうすると、これは自衛隊法改正案が提案されると思いますが、邦人...全文を見る | ||
○舛添要一君 それから、これは防衛大臣に一つ御提案なんですけれども、例えば中国の海軍力でもいいです、軍事力、どれぐらい本当に強いのかといったときに、諸説たくさんあるわけですよ。だから、例えば空母を持ちますよ、持ちましたよと、しかし、ハードだけあってもどうしようもないんで、ちゃんと...全文を見る | ||
06月05日 | 第183回国会 参議院 憲法審査会 第5号 議事録を見る | ○舛添要一君 まず、お二方にお伺いしたいんですが、小山先生おっしゃったように、私は、憲法改正のその中身を考えるときに、統治機構の分野と基本的人権というのは非常に違うなというふうに感じています。 現実に、基本的人権で新しい人権を加えるというのは、一つは、状況に応じて憲法は世の中...全文を見る |
○舛添要一君 どうもありがとうございました。 | ||
06月12日 | 第183回国会 参議院 憲法審査会 第6号 議事録を見る | ○舛添要一君 新党改革の基本的な考え方を申し述べたいと思います。 基本的人権は、近代においてフランス革命、アメリカ独立革命などを通して、普遍的権利として人類が国家権力に対して営々と積み重ねてきたものであります。その前提の下で、国民主権、民主主義、自由主義、基本的人権の尊重を普...全文を見る |
06月25日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○舛添要一君 新党改革の舛添要一でございます。 国会終盤になりまして、こういう混乱、そして内閣、与党の横暴、大変遺憾だと思っております。 私は、参議院に身を置きまして一貫してこの予算委員会で申し上げてきたことは、民主主義というのは手続であるということであります。法の支配、...全文を見る |