松井孝治

まついこうじ



当選回数回

松井孝治の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第159回国会 参議院 憲法調査会 第1号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  直接、必ずしも集団安全保障あるいは集団的自衛権の問題に限定いたしませんで、今日の参考人の方々に対する質疑を受けての一つの感想でもあるんですが、皆様方御理解されているとおり、日本国憲法は硬性憲法であります。今日の参考人の先生方も、日...全文を見る
02月25日第159回国会 参議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  三人の先生方、大変興味深いお話をありがとうございました。  まず、基本的なことを伺いたいと思いますが、豊下参考人と本間参考人に伺いたいんですが、現在の自衛隊の存在あるいはその活動実態を踏まえて、これは森本参考人は既に御発言がござ...全文を見る
○松井孝治君 いや、豊下参考人と本間参考人です。
○松井孝治君 今の本間参考人の合憲であるというところは、ちょっと、どこをどう読んで今のようなお考えで合憲とされているのかやや不明なところがありましたが、ちょっと質疑の時間も限られておりますので、森本参考人にお伺いをしたいわけでありますが、今までの質疑の中でも、これは集団的自衛権と...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、従来の政府解釈は、国際法上、我が国は当然集団的自衛権、自衛権を持っている、しかしながら、国家権力の行使の在り方として、日本国憲法は集団的自衛権の行使を認めていないという解釈を取っているわけですが、これはおよそ、今おっしゃった法律による自衛権のコントロール...全文を見る
○松井孝治君 本間参考人と豊下参考人にも、今、森本参考人にお伺いした質問と基本的に同義の質問をしたいと思いますが、自衛権を国が持っている、その制約の在り方について、両参考人はそれぞれどのような形で、両参考人それぞれの違う言葉で使われましたが、主体的判断をするあるいは歯止めをする、...全文を見る
○松井孝治君 森本参考人に、今の本間参考人、豊下参考人の御意見も踏まえて、やはり法律による、法律は国家意思の一つの反映ですから、それは不断に見直しをして作り替えればいいという考え方はあると思うんですが、それでもやはり森本参考人としては、基本的に、自衛権の行使の在り方については、法...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  法律によってあらかじめ外形的に決めるというよりは、この最後の御提案の(5)の国益委員会のようなところで政府方針を議論をして、そこで個々具体的に制約の在り方については考えるべきだと、そのように解釈してよろしいですね。もう答弁は結構です。  最後に...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。終わります。
○松井孝治君 本日の参考人質疑の中で、森本参考人の御意見に私は非常に関心を抱きました。  集団的自衛権、個別自衛権の区別が有意義であるかどうかについては参考人の間でも意見が分かれておりますが、やはりいずれにしても、その自衛権というものの制約というのをどのような形で行うのかという...全文を見る
03月08日第159回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  今日は、この十四年度決算を中心に、私は、税金の無駄遣い、そして保険料ですね、保険の加入者の方々が、あるいは雇用保険の問題も触れていきたいと思いますが、皆さんが一生懸命納められた保険料や税金の無駄遣い、それがどのように起こっていて、...全文を見る
○松井孝治君 過去の問題とおっしゃいましたね。過去の問題でもあると思いますよ。でも、過去の問題だけじゃないんですよ。今日は、そのところをはっきりさせていきたいと思います。  これ、午前中にも藤井議員からお話がありました。鴻池委員長共々、この決算委員会のメンバーで旧スパウザ小田原...全文を見る
○松井孝治君 少しではなくて、大いに反省しなきゃいかぬのですよ。それ、今、総理、うなずかれましたよ、テレビ画面もとらえていると思いますからね。  これね、総理、これは氷山の一角なんですよ。例えばこれ以外で何があるかといったときに、いわゆる年金福祉施設、これさっきもこのパネルでご...全文を見る
○松井孝治君 今、非常に勢いのある答弁だったんですけれども、肝心な約束されていないんですよね。  もうちょっと具体的に国民の皆さんに、どういうことなのか、天下り問題というのはということを御説明したいと思います。資料の中に入っています。  国家公務員の再就職というのは、例えば国...全文を見る
○松井孝治君 要するに、人事院としてはチェックをしていない。  じゃ、各大臣、そうですね、どなたに聞くのがいいかな。麻生大臣、麻生大臣は人事制度担当の総務大臣でいらっしゃいますが、こういう特殊法人、そして公益法人についての天下りのチェックというのは各大臣でしておられるのか。もし...全文を見る
○松井孝治君 私が聞いているのは、今、人事院総裁が、人事院としてはそれはチェックをしていない。いや、それは公表しているかどうかということじゃないんです。それについて何らかの規制があるんですかと。国から特殊法人あるいは財団法人に再就職することについて規制があるんですかと。公表してお...全文を見る
○松井孝治君 先ほど人事院総裁が、営利企業への再就職については人事院がチェックしている。それから政府の方は、今、金子大臣からお話がありましたが、内閣で本当に重要なポストについてはこれを承認する、それがもうごく一部ですね。恐らく総理なんかが見ておられて、これ、このポストがこの事務次...全文を見る
○松井孝治君 勇気ある御発言だと思います。もう総裁も期限があとわずかだということで、本当に本音を述べられたんではないかなと私、思います。  総理、今後ろから官房長官が何かアドバイスをしておられましたけれども、いろいろあるかもしれませんけれども、中島総裁の今のは本当に本音の直言だ...全文を見る
○松井孝治君 総理、それは公務員制度改革大綱の再検討をこの場で、今テレビ中継もされていますから、総理として指示をされるということと理解してよろしいですか。
○松井孝治君 総理が見直すというふうに明言されましたから、やっぱりこの天下りの問題についてもきちっと私は、中島総裁が、遺言と言うと失礼ですが、最後に、任期の最後にあそこまでおっしゃって、私もここで、これは人事院が政府部内かどうかというのはいろいろ議論の分かれるところかもしれません...全文を見る
○松井孝治君 これ、十六億という数字が付いたんですよ、最初。だから、それが八億になっているんですが、その十六億の数字を導き出すときにどうやって導いているかというと、いろんな、期待収益率とか、竹中大臣御専門ですが、そういうもので一応計算はしているんです。しているんですが、そのときの...全文を見る
○松井孝治君 じゃ、もう結構です、それじゃ。  要するに、国民の皆さんの良識で判断していただければ、これは明らかに私はおかしいと思う。別にヒルトンを責めているわけじゃない。ヒルトンは言われた条件の中で一生懸命やっているんです。問題は、そこの売り方、その条件の付け方、それがおかし...全文を見る
○松井孝治君 「社会保険庁の情報システムの問題点」というのをまとめてみました。閣僚の皆さん方にも資料としてお手元に届けてあります。(資料提示)  これですね、ちょっと難しい言葉でシステムコストの割合、要するに社会保険関連業務に係る経費のうち情報システムに費やしている部分がどれぐ...全文を見る
○松井孝治君 これは、保険料を上げるときに、今これから中長期的に検討すると言われても国民の方々は納得できないと思いますよ。やっぱりこのレガシーの問題、難しいんですよ。それは、確かに一年で全部入替えというわけにいかない。特許庁なんかの場合も、今年の十六年度予算要求で査定されて、さっ...全文を見る
○松井孝治君 今、本当に年金保険料が上がって、午前中も議論がありましたように、もう若い方々も、自分たちが本来であれば世代を超えた仕送りという考え方もあったんでしょう、それに対して急速にもう信頼を失っている状況であります。その保険料がこういう形で無駄に、特定の企業と長期間の、何十年...全文を見る
○松井孝治君 あったわけです。特別会計で、財務大臣が、社会保険庁は、いや人件費は皆さんの保険料で出していないとか、一生懸命。あれは税金で出しています。それどころか、税金を一銭も投じていない郵政三事業のその経費で郵政省の官房の人件費が賄われていたという事例もある、あったんです。正確...全文を見る
○松井孝治君 是非、メスを入れていただきたいと、そういうふうに思います。  もう時間がなくなりました。本当は、さっきの社会保険庁と国税のコストが何であんなに違うのかと、それだったら、徴収という事務は同じなんだから、これ行革担当している麻生大臣に是非答弁求めたいと思ったんですが、...全文を見る
○松井孝治君 この議論をすると非常に長くなりますが、私はその地方分権と絡めてそれをやってしまえばいいというふうに思っていますよ。地方分権と絡めて、その一極に権力、権限の過度な集中を排除して、むしろ国が集めて地方に分配するという仕組みをやめて、ドイツの共同税みたいな形で地方でそうい...全文を見る
○松井孝治君 おっしゃるとおりで、これ、防衛費、装備品の調達が安けりゃいいということではないと思います。しかし同時に、今おっしゃったように、一機百二十億とかそういう高い買物になるわけですから、何のために高い買物をしているのか、それがどれぐらいのコストが掛かっているかということを私...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  BMDの共同研究開発が行われています。そうしますと、今の武器輸出三原則でいうと、このBMDの共同研究開発は、技術移転、せいぜい試作品の提供ですから、これは適用除外になるという判断を政府としては示されているようでありま...全文を見る
○松井孝治君 時間が参りました。  本来であれば、私の地元の京都府丹波町で起こった鳥インフルエンザ問題について取り上げたいと思いましたが、これはまた翌日も、明日も参議院の予算委員会が予定されています。同僚の福山哲郎議員の質疑に譲りたいと思います。  ありがとうございました。(...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○松井孝治君 松井孝治でございます。  私の感想は、その参議院の存在理由と言われている、今、武見先生もおっしゃいましたけれども、抑制、均衡であるとか補完というような機能が本来は期待されているにもかかわらず、私も率直に言って、現状において国民の方々からそういう機能を発揮していると...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  今の山本議員の御発言にも関連するわけでありますが、今日の参考人お三方の中で、お二人が東アジアについてあるいはアジア諸国との協力関係について述べられているというのは非常に興味深かったわけであります。  我々が新たな憲法を議論する際...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  ちょっと予定した時間より早いような気がいたしますので、官房長官がお戻りにならないのかなと思っておりますが、私がいただきましたお時間で、まず鳥インフルエンザ問題について政府側に質問をしたいと思います。  まだ政府側の関係者の方々が...全文を見る
○松井孝治君 是非、これもう本当に一切売上げがないわけですから、これ、ただでさえも養鶏農家は自転車操業のところが多いです。その中で、これ年度内と今一定の期限を切られましたけれども、私、日曜日に、この前の日曜日に養鶏農家を五軒ほど回ってお話を伺ってきたんですが、皆さん同じです。とに...全文を見る
○松井孝治君 これは実際に養鶏農家も被害者なんですね。当然、安全を確保するというのは政府のまず第一義的な任務だと思いますが、これはそういう被害に遭った養鶏農家やあるいは実際の出荷制限が掛かっている養鶏農家が大変な目に遭うということになってしまいますと、それを隠そうと、あんなことに...全文を見る
○松井孝治君 確認したいんですけれども、十三条一項は家畜が患畜又は疑似患畜となったことを発見したときはという義務規定でありまして、それが本来は獣医師が判断するんですが、その獣医師による診断又は検索を受けていない家畜又はその死体についてはその所有者に届出義務が掛かっているわけですね...全文を見る
○松井孝治君 ここを厳格にしていただかないと、その分、逆に言うと、政府はきちんと啓蒙普及に努めて、どういう症状があるかということを全国の養鶏業者などに周知徹底をしないと、養鶏業者からいっても必ずしも十分な知識がなければ何が疑わしいかということが判断できませんので、十分な情報提供を...全文を見る
○松井孝治君 時間がありませんので、私もその説明を受けました、政府の側から。  それで、そのときに、今パブリックコメントをもらうための一定の期間待っておられる状況だと私聞いていますが、少なくとも、その専門の委員の方々が出された結論は、その鳥インフルエンザワクチンを投与した場合、...全文を見る
○松井孝治君 そうなんです。三十六週間掛けてブロイラーなんか出荷する者はないわけですよ。もうそんなになってしまうと、もう食べられない状況になってしまう。  したがって、その三十六週間、これは休薬期間を設けなさいということを食品安全委員会の専門調査委員会の方々はおっしゃっているわ...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、この鳥インフルエンザワクチンを投与するかどうかの判断、これは養鶏業者の方々はとにかくもう早く投与をさせてほしいというふうに待っておられる方もいらっしゃいます。他方で、国民の中にはいろんな不安もあるし、保健衛生上の問題もあると。  これは、この鳥インフル...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  これもう本当に官房長官聞いていただいていると思いますが、非常にやっぱり、厚生労働省の人の防疫の面、それから農林水産省も実際、生産農家を担当している部分、そして食品の安全性、これは食品安全委員会で今正に議論されている。各省横断、またがった問題ですね...全文を見る
○松井孝治君 私が伺っているのは、養豚場のその豚のチェックはどなたがされたんですかと。それから、別々に飼っていたって、カラスだって一緒に飼っていませんよ。でも感染しているじゃないですか。別々に飼っているから感染しないなんという保証はどこにもないわけでしょう。そのチェックは行ってい...全文を見る
○松井孝治君 率直に答弁いただきましたので、もうこれ以上は余り追及しませんけれども。  要するに、これは官房長官にも聞いておいていただきたいんですけれども、今申し上げているのは、人に対して新しいインフルエンザの畑になるようなものを作ってはいけないから、人の防疫上きちんとしたチェ...全文を見る
○松井孝治君 是非、全政府的な取組をお願いをしたいと思います。  やれることをやっているというふうにおっしゃいましたけれども、私が日曜日に養鶏業者の方々とお話を聞いている限りにおいては全然対応が遅いと。さっき言ったように、収入もない状況なんだけれども何ら手が打たれていない、いつ...全文を見る
○松井孝治君 それは大分受け止め方の温度差があると思いますね。総理は勢いでおっしゃったのかもしれないけれども、私の耳には、総理は原則むしろ駄目なんだというふうにおっしゃったように聞こえました。  ただ、それはともかくとして、私が申し上げたいのは、特殊法人、独立行政法人の理事長の...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  次回の機会でこれは継続して議論させていただきたいと思います。
03月22日第159回国会 参議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  今日は両参考人、本当に朝から貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  富田参考人がおっしゃったニュー・パブリック・マネジメントの問題点というのは、私が理解するところでは、官僚、行政府内でのニュー・パブリック・マネジ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。
03月24日第159回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  川橋委員に引き続き、御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、参議院事務総長にもお見えをいただいております。ちょっと今日の質問の全体の流れとは異質なんですけれども、まず最初に御質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  警備の強化に向けては御努力をいただいているということは、評価をさせていただきたいと思います。  ただ、最近の官邸の警備強化とか、あるいは国会議事堂周辺の警察の方々、警視庁の方々の警備強化に比して、やっぱりちょっと、こう院内の警備は人手も...全文を見る
○松井孝治君 今、特許庁の方から、政府の方から個別企業名が出ました。私はこれまで個別企業名を出すことは避けておりました。なぜならば、それは個別企業の問題というよりはそういう制度を運用している政府の問題だと思って個別企業名は出しておりませんでしたが、政府側が個別企業名を出されたので...全文を見る
○松井孝治君 見直しをしていただくということを明言していただきました。そのことは評価をさせていただきたいと思いますが。  ただ、これさっき、特許庁で言うと残債が二百七十億円、二百七十七億円で、十六年度、その残債、要するにこれ、本当は国庫債務負担行為でもない。後、政務官がもし御意...全文を見る
○松井孝治君 どちらなのかよく分かりませんが。  私が調べた結果は、これ約款をちょっと次長、よくお読みをいただきたいと思うんですよ。そういう約款になっていればいいですけれども、特許庁の場合は特許庁とNTTデータさんが交わされた約款の中に特約がありまして、そこのソフトウエアについ...全文を見る
○松井孝治君 いや、契約を解除したときに支払義務があるのは当然なんですよ、それは。だけれども、そのときに、今まで、支払ったときに、今まで開発をしてこられたNTTデータさんに一兆円近くを払ってこられた、NTTデータともう一社に一兆円近く払ってこられた、その対価たるソフトウエアは社会...全文を見る
○松井孝治君 まいりません。
○松井孝治君 これは、松田行管局長、お見えになっていただいています。私の理解では、総務省というところは、各省の情報、行政情報システムを統括しておられて、必要な総合調整を行われる官庁だと思います。  今のお話を聞いていただいて明らかになったように、随意契約で毎年一社に対して十六年...全文を見る
○松井孝治君 もうちょっとしっかりやってほしいと思いますね。定員管理、行政機構の管理も大変でしょうけれども、松田局長にはそこまでの時間はなかなかないかもしれませんけれども、これやっぱり、もし異論があったら教えていただきたいですけれども、社会保険庁のシステム、一回でも行政監査されま...全文を見る
○松井孝治君 要するに、システム監査をされたかどうかということ。それは当然、総務省がされるようなものではないと思いますよ。外部の有識者がシステム監査するものですよ。だけれども、そのシステム監査がこれだけの規模のもので、非常に有名になっていろんなところで、新聞でも書かれているわけで...全文を見る
○松井孝治君 是非そうしていただきたいんですが、これ実は、平成十四年度決算検査報告、今政務官の方から、いや、一昔前まではこんな情報通信技術の進歩は考えられなかったという話ありますが、もう既に十四年度の決算報告の中でも実は、会計検査院長、ちょっと今日せっかくおいでいただきましたが、...全文を見る
○松井孝治君 是非そこは横断的に特命大臣として、担当大臣として取り組んでいただきたい、お願いをいたします。  竹中大臣にも今日この一連のやり取りを聞いていただきました。竹中大臣、IT担当大臣だったんですね。そのときにどういうことをこの問題について指摘されたのか私はよく承知しませ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  終わります。
04月05日第159回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  今日は谷垣大臣、河村大臣、そして竹中大臣お見えでございます。国の財政では、一般会計、そして政府関係機関、そして特別会計というのが、予算でも決算でも大きな柱でございますが、なかなか特別会計に議論が及ぶことが少ないと思います。今日、特...全文を見る
○松井孝治君 今、お認めいただきました。要するに、私は、理解していたのは、コンピューターのハードウエアとソフトウエアと、そのサービス、運用を一括してお投げになっているということは、これはもう社会保険庁も認めておられましたが、この社会保険業務センターの賃料まで含めてどんぶり勘定で、...全文を見る
○松井孝治君 いいえ、事情十分お分かりだと思いますよ、見当外れでもないと思います。それが一般の常識だと思うんです。  それで、今正に大臣がおっしゃいましたけれども、これ経緯がある話なんですね。恐らく昭和、この表に、見ていただければ分かりますように、昭和四十二年ぐらいからこの予算...全文を見る
○松井孝治君 いわゆる残債と言われているものがありますね。先に開発投資をこのA社にお願いしている部分、あるいはB社、C社もそうかもしれませんが、これは社会保険庁のシステムでどれぐらいあるんですか。
○松井孝治君 この千九百四十億というのは、予算書にも決算書にもどこにも載っていない数字なんですね。これ今オープンにして競争入札にするということになると、いったん打ち切らなければいけない、契約を解除しなければいけない。そうすると、千九百数十億円分未払が出る。それは請求されるわけです...全文を見る
○松井孝治君 これ、大臣、平年度の予算で一千億程度あるわけです。それは今申し上げたように、残債と言われているものがその倍あるわけですね。これ、やはり工夫を要する、もちろん工夫を要するんです、その過去の経緯がありますから。一日で、明日からはもうそれチャラよというわけにいきません。そ...全文を見る
○松井孝治君 是非、各省待ちではなくて、経済財政担当大臣ですから、十分に、例えば来年度予算要求のフレームを作られる責任は竹中大臣におありでしょうから、是非広げていただきたいと思います。  次に、これは空港整備特別会計というものについて申し上げたいと思います。これは、これも配って...全文を見る
○松井孝治君 要するに、今、財務省の政府参考人からしっかり御答弁がありましたから、これは相手が小田原市であろうと、ホテルに貸すというものを公共目的だと言って五〇%減額する根拠はないんですよ。  そういう意味では、いや、ひょっとしたら社会保険庁は小田原市に、失礼、厚生労働省は小田...全文を見る
○松井孝治君 それを公共性と言うなら、全国のいろんなリゾートホテルは全部公共性があるわけですよ。今理財局の次長がはっきりおっしゃったように、国有財産であればこれは五〇%減額の要件を満たさないとはっきりおっしゃっているんですよ、ホテルの場合は。じゃ、例えば浦安にあるホテルだって本当...全文を見る
○松井孝治君 これ限界事例、限界を超えているんじゃないかなと。実際、この委員会で委員が各会派またがって視察させていただいて、確かに、あれがもし公共性があるというんなら、全国の本当に高級リゾートホテルはみんな公共性があるということにならないのかなと。少なくとも国の、従来で言う特殊法...全文を見る
○松井孝治君 要するに、まだ官民の分担の割合は決まっていないという御答弁だと理解をいたしましたが、そういう状況の中で、これ、六ケ所村の施設を運営を開始しますと、これ一回運転しますと恐らく止めるのに二兆円近い、一・六兆円とかそういう費用が掛かると言われていますね。それから、正に今高...全文を見る
○松井孝治君 要するに、その原子力委員会の検討を尊重されるという御答弁であったと思います。そうである以上、私は、これは民間の事業であるというところにおいて文部科学省の高速増殖炉の問題とプルサーマルの問題は性格は違うことはよく認識していますが、やはり原子力委員会の検討を踏まえずに経...全文を見る
○松井孝治君 何十兆円という金額が介入で使われているわけです。今のFBとそれからアメリカの国債との利回りからいえばそんな大きな問題は生じないのかもしれませんが、これが将来長期金利がこっちが上昇してくると大変なことになる可能性もありますんで、しっかりと説明責任を果たしていただきたい...全文を見る
○松井孝治君 もう時間が来ましたので終わります。  資料三というものだけ配付させていただいております。今日、時間がありませんが、政府が小泉総理のイニシアチブで天下りについての規制を特殊法人、独立行政法人についても加えるとおっしゃいました。結局それは、半数程度に制限するという話が...全文を見る
04月06日第159回国会 参議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  四人の参考人の皆様、本日は貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  私も持ち時間が十五分で限られていますので、必ずしもすべての参考人の皆様方に質問できませんかもしれませんが、お許しをいただければと思います。...全文を見る
○松井孝治君 同時に、これは警察庁の方の資料からも拝見をしたんですけれども、車両の長さ、大体、昭和三十一年にこの規制が導入されたときに大体の長さが大型免許を要するトラックの長さ、車長がこれぐらいの長さです、六メートル台ですと。それに応じて、今回どこら辺の車両重量のものが六メートル...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  ちょっと時間が限られていますので別の項目に移らせていただきたいと思いますけれども、この民間委託ですね、違反の取締りの一部の業務の。これについては、先ほどそれぞれの参考人の皆様方の御意見にもありましたが、一つは本当に違反の摘発の公正性をどう担保する...全文を見る
○松井孝治君 もう時間の関係がありますので最後の質問になるかもしれませんが、宇賀参考人にお伺いをしたいんですけれども、今、高山参考人がおっしゃった点、特に駐車違反というのを犯罪としてどういう性格のものとしてとらえるのか。それによってこれが本当に取締りの事務の一部を民間委託していい...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  時間ですので、終わります。
04月08日第159回国会 参議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  この道路交通法改正案でございますが、私どもとしても自動二輪の二人乗り、高速道路における二人乗りの解禁やあるいは暴走族対策その他、非常に趣旨としては賛成の項目も入った法律案でございます。ただ、前回の委員会での参考人質疑での何人かの参...全文を見る
○松井孝治君 千二百人、私もその数字を事前に伺いまして、えっ、千二百人ですかと。一万二千人とかいうレベルだと少なくとも思っていたんですが、千二百人分ですかと。もちろんそれは千二百人掛けるもうフルタイムですから、実際の千二百人分の事務があるということは人員的にいうと千四、五百人いな...全文を見る
○松井孝治君 五百人。五百人分の事務、五百人がフルタイムで働かれた分の事務が合理化がされるということでした。  これはちょっと角度を変えて御質問いたしますが、民間の方に駐車違反の取締りの事務の一部を委託をする、これについては参考人質疑でも種々御議論がございました。まず第一に、こ...全文を見る
○松井孝治君 御答弁はちょっと納得がいきませんね。現実に、じゃ具体的に申し上げます。  民間委託を進めていくということになりますと、これは参考人質疑でもいろんな御意見が出たところですが、民間の、一定の要件を満たした民間の事業者、これは法人ということですから、会社であってもあるい...全文を見る
○松井孝治君 そうですね、三千人以上増員になっているんですよ。そうであればその増員、我々は、私どもの民主党のマニフェストでは三万人の地方警察官を増員したらいいんじゃないですかというふうに申し上げているわけですよ。ですから、我々別に行財政改革は一生懸命取り組まなければいけないけれど...全文を見る
○松井孝治君 世耕政務官に今日お見えいただいております。  世耕政務官は、総務省で行財政改革、地方行革ということも担当いただいているということでお見えいただいているわけでございますが、地方の警察官、確かに今の治安の状況が悪くなっている、先ほど今日の新聞記事の御説明がありましたけ...全文を見る
○松井孝治君 少し観点を変えますが、天下りについての、先ほど私申し上げましたパブリックコメントで非常にそれを懸念する声が多かったんですね。今、私、別の、政府全体の天下りの問題も取り上げさせていただいているんですが、小泉総理も国家公務員のいろんな関係団体、もちろん営利法人も含めてで...全文を見る
○松井孝治君 じゃ、伺いますが、世耕政務官は地方公務員制度を見ておられるわけですが、世耕政務官の方で都道府県の警察官の方々が、今現在どれぐらいの方々が、例えば平成十三年度でもいいですよ、十四年度でもいいですよ、どれぐらいの警察官の方々が退職されて、それでどれぐらい例えば営利企業に...全文を見る
○松井孝治君 民間委託をされる、私はそもそも犯罪類型を、民間委託自身が悪いと言っているわけではないんです。駐車違反、違法駐車もある部分は、もし犯罪類型から外して民間委託で一部のその標章の取付け確認事務をやるということ自体は、それは一つの考え方だと思うんです。しかし、その犯罪類型残...全文を見る
○松井孝治君 あのですね、これは結構論理的には相当詰まっていると思うんですね。詰まっているというのは、もう立ち行かなくなっているという気がするんです。  それは、法律的に言うと、さっきの犯罪類型のものを民間委託を取り入れるというのは、これ逆に言うと、やっている国ありますか、犯罪...全文を見る
○松井孝治君 スイスの小都市が出てきたというのは、さすがよく調べられましたね。ニューヨークも違いますよね。ニューヨークも、今、スイスの小都市とは違うと思いますが、ロンドン、ニューヨークでは違うということは申し上げておきたいと思いますが、こればかりやっていても時間がもうどんどん、や...全文を見る
○松井孝治君 はい、いいです。  利用者が整備するというふうにおっしゃいましたね。そうすると、例えば二輪車で来るようなところが、町中でですね、まあ二輪車はいろんな用があって行くわけですが、そこはその需要を作っている人たちが整備してくれと言われても、これははっきり言って、二輪車、...全文を見る
○松井孝治君 結構です、詳細な各論に入っても時間がありませんので。  ただ、全国的に二輪用の駐車場施設がどれだけ整備されているかということを把握もされていないわけですよ、別にそういう統計も取っていない、調査もしていない。それで、じゃバイクは、しようがないから、路側、路肩に駐車し...全文を見る
○松井孝治君 これ、国土交通省に伺いたいんですけれども、東京都内で走っている引っ越しトラックというのは何台ありますかね。これ、先ほど通告したので調査が間に合っているかどうか分かりませんけれども。今の一万件、一年間で一万件その申請がある。どれぐらいの比率はそういう申請をしているんで...全文を見る
○松井孝治君 これは是非後で、衆議院の審議もありますから是非明らかにしていただきたいんですが、三万社ぐらい引っ越し事業者があるわけですね。恐らく、その事業者が一台しかトラック持っていないなんてことあり得ないし、例えば引っ越しでも、普通は一日一台ではなくて、一回ではなくて、一日二回...全文を見る
○松井孝治君 近くにいるといっても、例えばビル、都心なんかはそうですけれども、ビルに、ドライバー一人で、今合理化されていますから、ドライバー一人で荷物を運んで、伝票を切ってという、注文取ってということをやるんですよ。ビルの中に入っているときに、じゃハザードランプをつけていたら近く...全文を見る
○松井孝治君 時間がなくなりましたので、ちょっと問題あるなと思いますが、先に行きます。  今の車検の問題が先ほども出ました。これも一番困るのは、私は民間の車両整備工場だと思うんですね。その方々が滞納しているのかどうかとあらかじめ分かりません。個別に聞いたらいいというふうにおっし...全文を見る
○松井孝治君 それは承知しています。承知していますが、要するに、車の性能も大分変わってきていますね。これは昭和三十一年か何かに作られた規制ですよね。  ですから、車の、今、確かに、おっしゃったように、それは重量によって制動距離とか違ってきたんでしょう。でも、昭和三十一年に作られ...全文を見る
○松井孝治君 一般の国民の方は、今の御答弁だとちょっと分かりにくいと思うんですけれどもね。要するに、代替路がどれぐらいスムーズにあるかどうかということを判断して、今回の趣旨に照らして判断してほしいということだったと思うんですが、それは、警察庁として都道府県公安委員会にそれは指導を...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  それは、そういうことであれば、この法律の改正の趣旨がきちんと実態に反映するように指導をしていただきたいと思います。  最後に、これはちょっと確認的に一点お伺いしたいわけでありますが、移動保管車両の処分期間を三か月から一か月に短くされる、そういう...全文を見る
○松井孝治君 いや、例えば、私、独身だったらどうするんですか。いや、本当にそういうケースあると思いますよ。  それで、レッカー移動されちゃったと、だけど、もうあしたの朝一番で成田に行かなきゃいかぬ、もうどうしようもない。それじゃ、一月間たって、まあそれは保管料を請求されるのはし...全文を見る
○松井孝治君 もう時間が来たので終わりますけれども、できると書いてあるけれども、それは個別に事情をしんしゃくしながらって、そう事情をしんしゃくしていただかなきゃ困るわけですが、やっぱりちょっと余りそこら辺をあいまいにされたくない。恐らく、念頭に置いておられるのは、相当悪質で、もう...全文を見る
○松井孝治君 私は、道路交通法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明をいたします。  本改正案では、違法駐車対策について...全文を見る
04月14日第159回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
議事録を見る
○松井孝治君 今日は、三人の先生方、貴重なお話ありがとうございました。民主党の松井孝治でございます。  何点か御質問を申し上げたいことがございます。  まず最初に、私も舛添委員を見習って若干のコメントから入らせていただきますと、私は、今、議席をいただく前には官僚組織に身を置い...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  関連して、先ほど、会期、まああるいは通年国会という議論が出ましたが、私、その問題も非常に大事だと思います。それから、衆参で会期をずらすというのも非常に有意義だと思います。例えば参議院はむしろ決算をきちんと仕上げて予算編成につなぐという意...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  三人の先生方からそろって同じ答えをいただいて、やはり時間を人質に取るという考え方は従来あったと思いますが、私はそういう日程政治的政治からそろそろ日本は脱却しなければいけないんではないかと思っておりまして、こういうことはむしろ野党が声を上げ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  時間がないので、最後に二つの質問をさせていただきたいと思います。  一つは、先ほどから参議院の機能としてチェックの院だというようなお話が大体それぞれの先生方からもございましたし、それが一般的にはよく言われていることだと思います。そのチ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。終わります。
○松井孝治君 今日の参考人質疑を通じて感じたことをちょっと追加的に申し上げさせていただきますと、先ほど鈴木議員の方からお話がありましたが、あるいは舛添議員の方からもお話がありましたが、今の法律あるいは予算案を煮詰めていく過程というのは、与党事前審査があって、私もいろいろ経験をしま...全文を見る
04月21日第159回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井でございます。  一応、私、今のやり取りを伺っておりまして、尾辻議員のやり取りを伺っておりまして、やっぱり日本の外交とか安全保障、これ、現場の感覚というのが本当に欠如している部分があるんじゃないかなと思いながら今の尾辻議員の質疑を拝聴しておりました。 ...全文を見る
○松井孝治君 いろいろ書いてあります。これは覆面座談会ですから氏名等が公表されていないので本当に真実なのかどうか分かりませんが、一般的に、こういう記事を読まれた国民の皆さんは、これは真実だと思って理解されていると思いますね。  その上で、これはずっと石破防衛庁長官に私いろいろ御...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、その地域が、サマワが戦闘地域になったかどうか、これは、先ほどの尾辻議員のお話にもありましたけれども、だれが、現場でだれかがそれは戦闘地域だという判断を、現場に行っている方々が一番、私も文芸春秋の番匠さんの論文も読ませていただきましたけれども、非常に私は立...全文を見る
○松井孝治君 この週刊ポストにも書いてありますが、ある方は、ある自衛官の方がおっしゃっているのは、内局は特措法の解釈上、どの段階でサマワが非戦闘地域でなくなるかという哲学論をやっているが、現地の情勢がまるで分かっていない。あるいは、現地で、サマワは水に困っていない、蛇口をひねれば...全文を見る
○松井孝治君 どれぐらいのクラスの方ですか。
○松井孝治君 部員の方々、私も常日ごろいろいろブリーフしていただいているのは部員の方々ですから、よく実情を存じ上げておられる方々が多いと思います。しかし、部員の方々ははっきり言ってこの国会で答弁されるようなレベルの方々ではございません。私は、この際、政府からきちんとした現場の責任...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  もう時間が、私に与えられた時間がなくなりましたので、一言だけ委員長にこれは御要望だけ申し上げます。  これ、私も今回ですね、防衛庁所管のRIPSという平和・安全保障研究所にも情報を確認をいたしました。そして、参議院の外交防衛の調査室に...全文を見る
04月26日第159回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  先日、財務省の省庁別審査のときにお伺いをいたしました問題について、引き続き今日は主管の厚生労働大臣お見えでございますので、厚生労働大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  この委員会におきまして、委員長以下で視察に行かせて...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  先日、これ財務大臣に御質問をさせていただきまして、財務大臣は限界的な事例ですねというふうにおっしゃったわけでありますが、厚生労働省の政府参考人からは、いや、これは滞在型健康リフレッシュ施設である。現在、ヒルトンが運営しているわけでありま...全文を見る
○松井孝治君 造り、造ったときの趣旨というものがもう時代に合わなくなったから、こういう施設は基本的にもう特殊法人あるいは独立行政法人で運用するのはやめようという閣議決定になったんですね。ですから、もうそういう意味では、今この施設がどういう用途に供されようとしているのかということで...全文を見る
○松井孝治君 正に個々の案件として、これは不適切ではないかと思っているんですよ。  もっと言いましょうか。この半額減額しているこの対象はこの本館及び附属施設、これは宿泊棟のみならず若干のスポーツ施設なんかもあります。ひょっとしたら、その中の一部、個別具体的に取り出したら公共性が...全文を見る
○松井孝治君 あのですね、だからさっきから申し上げているように、もう不動産鑑定士はそれはホテルとして評価しているんですよ。中身をみんな委員が見ているんですよ、これ。そして、なおかつ、その従業員の宿舎までどういう理屈で半額減額するのかということについて全然大臣、今お答えになってなら...全文を見る
○松井孝治君 全く納得がいかないです。それは全く納得がいかないです。  私、もう時間がありませんから、これは理事会で後刻是非、委員長、協議をいただきたいと思うんですが、こういう売却の在り方というのは全くおかしいと思いますよ。やはりそれはきちんと、これも保険料から供出された資産で...全文を見る
05月10日第159回国会 参議院 決算委員会 第11号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  この決算の在り方について、参議院の今後の機能の、重点機能の一つとしてのチェック機能、そして参議院改革が今憲法調査会でも議論をされていますが、それも含めて私の意見を申し上げたいと思います。  この委員会の参考人質疑でも議論になりま...全文を見る
○松井孝治君 済みません、松井でございます。民主党の松井でございます。  先ほど、私が議案説について提案をいたしましたが、私の趣旨は、今の衆議院と参議院で、衆議院先議で議案説を解釈をいたしますと、逆に、先ほど同僚議員から御指摘いただきましたような弊害があることは私も同感でござい...全文を見る
05月12日第159回国会 参議院 憲法調査会 第7号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  三人の参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございました。  まず、私は浦部参考人にお伺いをさせていただきたいと思うんですが、新憲法の制定手続、具体的に浦部参考人がおっしゃった改正ではなくて、ある一定以上の改正というか、憲法の変...全文を見る
○松井孝治君 具体的に御意見をお聞かせいただきたいわけですが、例えば、それでは、今おっしゃっていたようなことを実現するために改正手続に係る規定を改正する、要するに新憲法の創定についての手続ですね。先ほど参考人がおっしゃっていたような要件の変更を憲法に加えるとするならば、それは憲法...全文を見る
○松井孝治君 それでは、そうすると、そういう規定を設けることは現行憲法の改正の手続の中では行えないとなると、そういう規定の追加というものはどのような手続において行うべきなのか。要するに、国会における議決の要件あるいは国民投票要件は何に基づいて判断すべきなんでしょうか。
○松井孝治君 はい。
○松井孝治君 私、ちょっと個人的には今の解釈はよく理解できないですが、これは継続しても時間に限りありますが。  そういう意味でも、今おっしゃったような私は浦部参考人の御意見になると、論理的に、少なくとも今の我々国会議員として、国会に身を置く者としては、じゃ、そういう改正をどうい...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  私も同じような感想を持つわけでありますが、さすれば、それは最高裁判所の憲法判断を統治行為論で慎重にならずに、もう少し活発に憲法判断を最高裁判所によってしていただくという手もあろうかと思いますが、それ以外に、現実の法律あるいは憲法解釈の在...全文を見る
○松井孝治君 貴重な御意見、ありがとうございました。  私も同感でございまして、そういう形で国会自身が憲法についての見識を示す必要があるんじゃないか。おっしゃるように、それと、また最高裁判所、司法が示す憲法に対する解釈あるいは評価というものを場合によっては最終的には国民の判断に...全文を見る
○松井孝治君 貴重な御意見、ありがとうございます。  その意味では、これも土井先生にお伺いしたいわけでありますが、最初に、GHQ案の中に十年に一度改正をするという素案があったというお話を土井先生から伺いましたが、例えば、これは代議制が失敗しているかどうかという判断にもよると思う...全文を見る
○松井孝治君 もう時間がありませんから、最後にもう一点だけ土井先生にお伺いして私の質問を終わりたいと思いますが、土井先生御自身は、先ほど浦部先生から御提起のあったような憲法改正についての限界、具体的にこの部分を改正すればそれは改正ということでは読めないのではないかというような点に...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。終わります。
05月14日第159回国会 参議院 本会議 第21号
議事録を見る
○松井孝治君 私は、民主党・新緑風会を代表して、構造改革特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、関係大臣に御質問いたします。  構造改革特区が誕生して、先月二十一日で一年を迎えました。この一年で全都道府県のすべてに計三百余りの特区が誕生いたしました。これまで各省庁や業界団...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。先日の本会議代表質問に引き続いて、論点について議論をさせていただきたいと思います。  まず、この特区で株式会社立あるいはNPO立の学校というものが今回認められることになりました。代表質問でも御質問をさせていただきましたが、そういう道が...全文を見る
○松井孝治君 時間が限られておりますので、それでは、むしろまた後で局長の方から、政府参考人の方からもお答えいただくこともあろうかと思いますが、ちょっと別の観点から伺いたいと思います。  今、いわゆる百二条校というのがございますね。これは、私の理解では、これは政府参考人にお答えい...全文を見る
○松井孝治君 今おっしゃったように、私立学校法の適用はない。従来、公の支配の構成要件の大きな一つの柱、三本柱の一つと言われていた私立学校法の適用がないわけであります。  これ、内閣法制局から部長お見えでございます。この私立学校法の適用がない。従来は、その三本柱、三つが相まって公...全文を見る
○松井孝治君 百二条校は公の支配に属しており、合憲的だという答弁が今ありました。  今、過渡的だからということが一つの理由になっていますが、過渡的だから合憲なんですか。過渡的であってもなくても、それはその状態が合憲であるかどうか、公の支配に服しているかどうかは関係あるんですか。...全文を見る
○松井孝治君 いや、ですから聞いているんですよ。その五年間に限定されている過渡的措置だから公の支配が働いているとか、論理的におかしいんじゃないですか。過渡的支配、過渡的状況であってもなくても、その状況が公の支配が働いているのか、その状況がその五年間の状態がもし違憲だと、公の支配が...全文を見る
○松井孝治君 いや、今のはね、ちょっと答弁で私は理解できないですね。  というのは、その五年間私学助成が行われて、実際にその五年後、学校法人になっていないものもあるんですよ。じゃ、それはどういうふうに整理するんですか。それは私学助成は返還を求めるんですか。  いずれにしても、...全文を見る
○松井孝治君 いや、ここでずっと法律論争していてもしようがないんで。  私はこれが問題だと言っているわけじゃないんですよ、誤解がないように。むしろ、先ほど部長が御答弁の中でおっしゃったように、総合的に見て私立学校法の適用がなくても公の支配が働いているというふうに判断されるという...全文を見る
○松井孝治君 正にその点をお伺いしたかったわけでございます。要するに、いろんな要件、私立学校法の適用がなくても、要するに解散命令までは出せなくても、副大臣ですね、それは公の支配が及んでいるということは、現に百二条校の例を見てもそういうものですし、まあそれは過渡的だという一つの条件...全文を見る
○松井孝治君 是非検討をしていただきたいと思います。同程度ということで、今学校法人の在り方への規制の在り方自身も議論をされているところでございますので、もう全く同じで縛っていたんじゃ特区で議論をしている意味がありませんので、そこは是非柔軟に政治的に、今の法制局の御答弁も勘案して、...全文を見る
○松井孝治君 是非、その実態を今、最近になって把握され、いろいろ意見交換をされたので、その実態を踏まえて、今までは必ずしもその実態がよく分からなかったし、具体的な提案まで把握しておられなかったということ……
○松井孝治君 なかったと。だけれども、今、そういう方々ともコンタクトを持たれて、これから河村文部大臣とともにそういう方々の御意見も聞いた上で、実態把握をした上で、そして前向きに御議論いただくということと理解してよろしいですね。一言だけ、それでいいかどうか。
○松井孝治君 それは前向きな答弁をいただきましたので、ありがとうございました。  この学校に絡みましてもう一点お伺いをしたいんですが、昨年九月に学校の公設民営ということが本部決定をされています。たしか、その本部決定上は昨年中、その決定文は今年中と書いてありましたが、要するに昨年...全文を見る
○松井孝治君 いや、その御助言は正当な御助言ですよね。当然、公立学校ってあるわけですから、公教育として何が必要で私学に何が必要かというのは、当然、文部科学省としては当然今の御指摘、アドバイスに対してしかるべきお答えをされたんだと思うんですが、文部科学省はそれに対して、少なくとも昨...全文を見る
○松井孝治君 今のお話を伺っている限り、そういうものを法制上の課題と言わないんじゃないですかね。そもそも本質的に、高等学校とかあるいは幼稚園という義務教育でない部分について、公教育の部分と私学の部分とを、そこをどう判断するのかという、正に実質論、政策論そのものではないかと思うんで...全文を見る
○松井孝治君 私は、念のために申し上げておきますと、教育というのは非常に大事な分野だし、私学助成を例えば削れとかそういうことを言っているわけでもないし、何でもかんでも民間に開放すればいいということで言っているわけじゃないんです。ただ、少なくとも昨年に本部決定をして、これについては...全文を見る
○松井孝治君 是非しっかりと議論をしていただきたいと思います。  大臣も、こういうのは、一度決定して後は事務的なことだというふうに、大臣もお忙しいですから、いろんな御担当を持たれて、どうしても上がってくるのを待っておられると本質的な議論がそのままになって前に進まないというケース...全文を見る
○松井孝治君 FTA交渉ということではなくて、相互主義のをどこまで広げていくかということはこの委員会でも議論させていただきましたし、そこも私はもう少し見直していただいたらいいんじゃないかと思いますが、そのことを超えて、私、この話を聞いてちょっとびっくりしたんですよ。  日本の国...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いをいたします。  最後に、もう私の時間があと五分ぐらいしかありませんから、ひとつこれ、代表質問でも取り上げさせていただきました。これは、例えば北海道なんかが提案されているものでございまして、条例による政省令の上書き法というようなものを作ったらどう...全文を見る
○松井孝治君 正に私が申し上げたのは、今最後の後段で部長がおっしゃったことなんですよ。ですから、それは法制的に可能だという判断が今法制局でございました。これは恐らく、余り事務的にやるような話ではなくて、これも規制改革の流れで政治的に御判断をいただかなければいけないと思うんですが、...全文を見る
○松井孝治君 時間が参りましたので終わります。  ありがとうございました。
05月27日第159回国会 参議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  コンテンツ法案、私も拝読をさせていただいて、関係者の御努力でこういう形で議員立法、法案が策定されましたこと、大変関係者に敬意を表させていただきたいと思います。  この法律、拝見をいたしまして、いわゆる法律事項というのは余りないよ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。突然の質問にもかかわらず、申し訳ございませんでした。  本当に提案者の皆様方には私も敬意を表するわけでございまして、岸田先生中心にまとめられたと伺っておりますが、我が党では中山議員もこの提案者の一人、事実上の提案者の一人だというふうに伺って...全文を見る
○松井孝治君 全く同感でございます。  この法律の、法案の提案理由に、コンテンツが国民の生活に豊かさと潤いを与えると書いてありますが、私、最近の韓国の状況なんかを見ますと、豊かさと潤いもさることながら、非常に国民全体にコンテンツというものが活力を与えているような気がするわけであ...全文を見る
○松井孝治君 是非その方向でもっと力を注いでいただきたいと思うんですね。こういう芸術文化の振興あるいはコンテンツ振興は、私は与野党超えてもっともっと政治家が声を上げていかなければいけないと思っています。  今日は文化庁からも寺脇部長お見えでございます。寺脇部長というと教育改革と...全文を見る
○松井孝治君 おっしゃるとおりだと思うんですね。しかしながら、やはり政治家も、ひょっとしたら霞が関もそうかもしれませんが、文化というものの持つ意味をやはり軽視しているとしか言いようがないと思います。  寺脇部長はたしか文部省にお入りになる前に既に映画評論家でいらっしゃったという...全文を見る
○松井孝治君 今、寺脇部長がおっしゃった、日本独特の流通とか映画関連産業の構造というふうにおっしゃいました。よりはっきり言えば、それはコンテンツに共通でございまして、この岸本さんが正にこの論文で書かれていますが、映画についても、例えばテレビ番組についてもあるいはアニメについてもみ...全文を見る
○松井孝治君 政府の一層の御努力をお願いをいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月31日第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
議事録を見る
○松井孝治君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました平成十四年度一般会計予備費及び平成十四年度特別会計予備費の使用について承諾を与えることに賛成、平成十四年度特別会計予算総則第十五条に基づく経費増額について承諾を与えることに反対、平成十四年度決算に対し、その是認...全文を見る
06月11日第159回国会 参議院 内閣委員会 第19号
議事録を見る
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。  本日は、これまで本会議及び委員会において公益通報者保護法案について議論が中心的に行われておりましたが、国の行政運営の適正化のための公益通報に関する法律案についての質疑が余り行われておりませんので、そのいわゆる野...全文を見る
○松井孝治君 具体的に、例えば通報者については政府案と対比してどういう違いがございますでしょうか。
○松井孝治君 ありがとうございます。よく分かりました。  正に通報者も、政府案が公務員を含む労働者であるのに対して、野党案は国民全体でありまして、その国民全体がその通報に関して保護をされるという違いがあるということもよく分かりました。  また、政府案は通報対象が法令違反であり...全文を見る
○松井孝治君 先ほど、川橋議員の答弁で、行政適正化委員会という言葉が出てまいりました。この通報先を、この行政適正化委員会という機関を設けたと、これは政府案との大きな違いですね。ここの趣旨、これは当然、通報者の保護あるいは通報者がより公益通報をしやすくするための措置だと思うんですけ...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  今私もちょっと正に伺おうと思っていたんですが、こういう法律ができますと、ある意味では、これは与党側でも懸念の声がありましたけれども、密告を非常に助長すると。それは日本の文化にそぐわないんじゃないかという批判がありますね。野党案を立案されるに当たっ...全文を見る
○松井孝治君 よく分かりました。  私も、これ、公益通報ということになってくると、何が公益通報で何が誹謗中傷なのかというのは非常に判断しにくいところがありますね。したがって、その受けた方が、それが本来公益通報であり、きちんとした公益を守るために正義感に基づいて勇気を奮って通報さ...全文を見る
○松井孝治君 終わります。ありがとうございました。
○松井孝治君 私は、公益通報者保護法案に対し、民主党・新緑風会を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、今お手元に配付していただいております案文のとおりでございます。  その趣旨について御説明をいたします。  国民の信頼を裏切る公務員の不祥事や消費者の信頼を...全文を見る
10月27日第161回国会 参議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。地方自治について発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。  地方自治の問題は、私は今日の憲法論においても最も重要な論点であろうと思います。今、同僚議員からも御発言がありましたが、我々も基本的には基礎自治体を中核に置いて、地方...全文を見る
○松井孝治君 今の鈴木幹事の御発言、非常に興味深い問題なんですが、私は先ほど、最初に、冒頭にいただいた十五分間で言い漏らしました問題について発言をさせていただきたいと思います。  それは、具体的には、今の憲法の条文で言いますと、憲法九十二条、九十三条で規定をしている自治体の組織...全文を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  この財政の問題につきまして言うと、現行憲法の八十三条に財政民主主義の規定が明確に規定されておりますが、残念ながら、現実、この財政民主主義が貫徹しているかというと、そうなっていない。そこをしっかりと憲法議論においても規定をし直す必要...全文を見る
○松井孝治君 松井でございます。  今、舛添委員からもお話がございましたが、私も複数年度予算というのを認めるべきだというのは先ほど申し上げたとおりであります。他方で、やはり忘れてはいけないのは、予算単年度主義の弊害はありますが、会計年度独立主義というものの一定の財政規律を確保す...全文を見る
11月02日第161回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。  今日は、御多忙の中、官房長官も御出席をいただきまして、まず前半部分は官房長官、そして各副大臣、政務官を中心に、災害問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず最初に、官房長官、私も地元が京都府で...全文を見る
○松井孝治君 よろしくお願いします。  阪神・淡路大震災のときは、あの状況を見て、どう見ても神戸に対する、あの災害というのはもう激甚なものであるというふうに政治判断して一週間でやられています。これは細かな話になりますが、本激と局激によってまた具体的なその認定の時期とかが違ってく...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いいたします。是非この激甚災害指定の制度自身も含めて、政府・与党で見直しの作業に着手していただきたいと思うわけであります。  もう一つだけ、官房長官、せっかく御出席をいただきましたので、これは、本来は江渡政務官にお伺いしようと思っていたことでござい...全文を見る
○松井孝治君 今の長官のお言葉を私は真摯なお言葉だと受け止めたいと思います。是非法改正も含めて制度改正を検討いただきたいと思いますが、その御検討をいただくということはよろしいわけですね。
○松井孝治君 正にそうだと思うんですよ。こういう災害、しかも大規模災害になって、でも結局県知事がそれぞれもう被災者の声を聞いて踏み切らざるを得なくなっている、そのときにこの県は県知事がそういう意向を酌んだからやれる、同じような被害を受けていても、今正に長官おっしゃったように隣の県...全文を見る
○松井孝治君 是非そこは弾力的に、その現場、被災地の現場でなければ分からない、一概に土台が水につかっているといってもいろんなつかり方があります。基盤が崩れているといってもいろんな崩れ方があります。そこは現実的に、弾力的に対応していただけるようにお願いをしておきたいと思います。 ...全文を見る
○松井孝治君 引き続きまして、これは岩井副大臣お見えでございますんで、若干鉄道の関係について伺いたいと思います。  今回、京都府の北部も非常に大きな水害、台風二十三号の影響を受けております。現地はKTRと言われております北近畿タンゴ鉄道というのが通っておりまして、これも今復旧い...全文を見る
○松井孝治君 非常に前向きに御答弁いただきまして、ありがとうございました。  まあ本当に貴重な住民の足でございますし、交通の便のいいところではございませんもんですから、是非よろしくお願いしたいと思います。  あと一つだけ、これは副大臣に要望を申し上げておきたいんですが、実は、...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。是非よろしくお願いします。  副大臣、結構でございます。できるだけ現場の指揮に当たっていただきたいものですから。  次に、お待たせしました、小泉政務官。  政務官、私も台風二十三号の被害の直後に現地に入らせていただきましたが、相前後して...全文を見る
○松井孝治君 そうなんですね。できればこれ、台風被害によるものとそうでないものの区分というのは、統計を取っておられるのかどうか分かりませんけれども、ただでさえも、私が伺っている限りでは年間の文化財の、これ自然災害であるとないとかかわらず、そもそも文化財の保存とか修理の費用、これ修...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いします。  その上で、これはもう所掌を離れて、先ほどから私、細田官房長官にも申し上げておりました激甚災害指定をどうやって迅速に行うかという問題、あるいは生活再建支援法をその解釈あるいは法改正も含めて、もっと弾力的に現地の被災者の方々の立場に立って...全文を見る
○松井孝治君 先ほどの細田官房長官もそうだったんですが、やはり被災地でいろいろ現場を見られると、それぞれの行政上のお立場はいろいろあるのは分かるんですが、やはり硬直的な運営では駄目だなということが明らかだと思うんですね。是非小泉政務官も政府部内の文部科学省の責任を負っておられるお...全文を見る
○松井孝治君 意外とこれ自治体の皆さん方からいうと、このごみの問題で一番頭を悩ましておられる方が多いんですね。これは是非、環境省としてもその自治体の方々の不安を取り除くように、余り家電リサイクル法の指定のものを一般のごみと一緒に処分していいということは、それは環境の観点から言えな...全文を見る
○松井孝治君 今、事実としては認めておられましたように、そういうことがやはり多数発生していますし、またこれから本当にこの新潟の地震についていうと、水害もそうですけれども、現実にそういう件数が出てくると思うんです。  で、今災害復旧貸付制度というのがこういう例えば中小企業者を救う...全文を見る
○松井孝治君 私が伺ったのはそういう具体的な審査日数があるかどうかということなんですが、今年の十六年度はまだそれはなくて当然かもしれませんが、十五年度とか十四年度は早くて五日とかいうようなことをおっしゃいましたけれども、具体的に数字はありますか、あるいはそれは取っておられませんか...全文を見る
○松井孝治君 今日、橘高課長に来ていただいたのは、橘高課長が正にその迅速に手続の弾力化とか手続の迅速化の書面での中小企業金融公庫への依頼、周知徹底依頼をされているということもあって橘高課長においでいただいたわけでありますが、是非、抽象的に依頼していただくのはそれはもうもちろん大事...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。それは結構なことだと思います。  その上で伺いますけれども、これ、提案者が実際出されている文書を見ますと、別に個人でもいいと、民間企業でもいいというふうになっていますけれども、これはそういう意味では地方自治体も含めて、個人、民間企業あるいはNPO、す...全文を見る
○松井孝治君 もうこれは確認なんですけれども、当然その方が、手を挙げたからにはあなたのところで責任持ってやりなさいよということではなくてもいいと、あるいは地方自治体が、本来自分の仕事ではない、例えば国の、例えばですよ、ハローワークの仕事を地元で見ていたら、あれは民間でもできるんじ...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  それでは、例えば、伺いますけれども、外務省の旅券発券事務というのがありますね。これも具体的に提案募集されるときに、先進国の事例としながらも、例えば失業者の就労支援とか、旅券申請の受領、手数料の徴収なんということが例示で挙がっていますから当然そうだ...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、例えば、これも例えばの話ですが、私立学校であるとか、あるいは株式会社で事実上学校みたいなことを経営しているところが、公立学校の在り方とか、そこを何らかの形で自分たちが、チャータースクールというんでしょうか、コミュニティ・スクールというようなことでもいいと...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  この八月三日に、今年の八月三日に規制改革・民間開放推進会議が中間取りまとめを出しておられます。それを拝見すると、市場化テストの対象は、すべての官業とすると、こう規定があります。モデル事業の選定というのは、まずそれは、この市場化テストは国...全文を見る
○松井孝治君 もう時間が来たので終わりますけれども、是非、その意味で、特定の聖域を作り出すことなく、積極的に前向きの議論を行っていただきたい。  ただ、その際に、インディアナポリスなんかでも一回やって、やはり公務員の雇用の問題もありますから、そこはどうするのか。それから、本当の...全文を見る
11月05日第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○松井孝治君 今の荒井先生のお話にも幾つか触発された部分もあるんですが、今日は選挙制度が中心の議論だったと思いますけれども、選挙制度を考える上で、やっぱり今おっしゃったような衆参の役割分担というものをどう決めていくのかがむしろ先にあるのかなという気がいたしました。次回の小委員会は...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○松井政府参考人 お答えいたします。  今回のe—文書法は、民間事業者等に対する書面による保存義務について、原則すべて電子保存も可能とするものでございます。  しかしながら、制度によりましては、電子保存では書面による保存に代替できない場合がございます。例えば、安全のために船舶...全文を見る
○松井政府参考人 お答えいたします。  電子的に保存した文書につきましては改ざんなどの懸念がございますが、現在の技術によって相当程度の抑止が可能と考えております。  作成された電子文書の内容やその作成年月日の改ざんを抑止するためには、具体的対策といたしまして、まず第一に作成者...全文を見る
○松井政府参考人 お答えいたします。  契約書、領収書、これは個々の取引の実態や金銭の授受を証明するための最も基本的な書類でございまして、これらを紙で保存させることによりまして、その他の書類の改ざんを抑制し、改ざんされてもその取引内容を検証することが可能ということでございますの...全文を見る
11月17日第161回国会 参議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井でございます。  今の各委員の御発言とも関連するんですが、私も、権利のみならず、責務ということにもう少し日本国憲法は力点を置くべきだと思っています。その際の責務は、当然政府の責務もあるわけですし個人の責務もあるわけでありますが、同時に、それらを通じて、...全文を見る
11月18日第161回国会 参議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。  この通称e―文書法案について御質問をしたいと思うんですが、せっかくの機会ですので、今日は新進気鋭の棚橋大臣がせっかく張り付いていただきますから、それ以外のIT政策全般についても関連して御質問をさせていただきたい...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、民間事業者が、これは確認だけなんですが、法律、政省令以下の文書、ありますね、例えば大臣告示とかあるいは通達、それに基づいて保管を義務付けられている文書というのはないんですね。確認だけです。
○松井孝治君 確認したいんですが、この法律の対象範囲分かりました。ただ、できる限り多くの文書を、いろんな事情があってそれは必ずしも電子保存に適さない文書があるというのは理解しているつもりなんですが、できる限り多くの文書をこの電子保存を可能にさせていくというのがこの法律の趣旨である...全文を見る
○松井孝治君 これは後で棚橋大臣に伺いますけれども、ないならないんでいいんです。例えば、大臣告示とか局長通達でこういう文書を保存しろと、何か根っこの法令の恐らく義務付けがあったときに、それに若干上乗せでこういう文書も参考資料として保存してくれというようなことが、これはなければいい...全文を見る
○松井孝治君 その千二百規定、これはそうすると、この法律が対象としてない、想定としてないものはどれぐらいあるんでしょうか。
○松井孝治君 今は通則法についておっしゃったのかなと思いますけれども、それと整備法で義務付けられている、対象とされている部分を含めていくと、そうすると分母が、通則法でいうと千三百何十規定のうち千二百規定ぐらいを対象にしていくということでよろしいですね。──うなずいておられるから結...全文を見る
○松井孝治君 素朴な質問なんですが、そういう要件が明確にあって、私もその要件を伺って、なるほどなと思いましたが、そういう要件をどうして法律上明定されないんですか。
○松井孝治君 そこがちょっと引っ掛かるところでありまして、そもそも三要件、今政務官の方から割と明確におっしゃっていただいて、それを、ただ法律の趣旨等によっても違うし、技術革新のスピードも速いので、弾力的に見直しておくためにやっぱり省令にして、なおかつ各省がその法律の運用状況を見な...全文を見る
○松井孝治君 御丁寧な答弁をいただいたと思います。是非そうしていただきたいと思うんですね。  今私が申し上げた懸念以外にも、多くの共管の法律というのはあるわけですね。それで、民間事業者が、例えば国土交通省と経済産業省共管で、それぞれの大臣に文書を提出し、それを保存しなければいけ...全文を見る
○松井孝治君 よろしくお願いします。  一点、これ衆議院の議事録を拝見しておりまして、これは税務関係の文書の改ざん防止、まあ改ざん防止は非常に大事なことだと思うんですね、特に税務関係であれば、そういうことも試みる方々もいらっしゃると思うので。そのときに、税務関係の文書保存期間が...全文を見る
○松井孝治君 副大臣にお尋ねしたいんですけれども、これ、省令が各省から出てきて、さっきの審議官からお答えいただいた内容でいうと千二百項目とか、そういう項目にわたる省令が出てくるわけですから、相当膨大な省令が出てくるわけですね。  普通、民間事業者にとって、省令をわっと出されても...全文を見る
○松井孝治君 衆議院でも多少議論はなされたようですが、やはりこういうe―文書化を進める上で、必ずしも今そういうことに敏感な方々ばかりではないですね。中小企業の方々とかは、どういうふうにしたらいいのかとか、あるいはそもそもどんな文書がどうなっているのかというようなことも含めて周知徹...全文を見る
○松井孝治君 このe―文書法案に関連して、棚橋大臣は国のIT戦略本部の副本部長、小泉総理大臣が本部長ですが、事実上の私は責任者だと理解をしているわけですが、IT社会を、高度なIT社会を構築する上で若干この法案に関連して御質問をさせていただきたいと思います。  これは以前、私が決...全文を見る
○松井孝治君 これは、IT調達の問題点、レガシーを解消していく、適正化していくというのは、これは口で言うほど簡単なことではないと理解しておりまして、今、特許庁のお話を伺いましたが、特許と貿易保険が先行事例、貿易保険はもう独立行政法人になられたので少し、ほかのものとは同じようには扱...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  幾つかのポイントがあったと思うんですね。特許庁、これから特許庁の場合は新しいものを発注していただかなければいけないので、これはもう頑張ってやっていただくしかないわけですが、貿易保険の場合は更に特許庁よりも進んでいて、実際もうその発注までし...全文を見る
○松井孝治君 是非、大臣の指導力をこれから発揮していただきたいと思います。注視しておりますので、よろしくお願いいたします。  このIT戦略本部の大事な業務といいましょうか、一つの大きな柱が電子政府構築であったと思うんですね。  一つ、せっかく特許庁来ていただきましたので、特許...全文を見る
○松井孝治君 私は、大臣、IT化の効果ってこういうことだと思うんですよ。予算の金額でいうと百三十五億から四十三億に、三分の一に、三分の一以下に減って、なおかつ、やっぱり実際に特許の情報を利用している方々からいうと圧倒的に便利になって、それを更に前に進めようとしておられるということ...全文を見る
○松井孝治君 もう時間ですので終わりますが、是非その点は検討していただきたいと思います。印刷局にお勤めの方々もたくさんいらっしゃるわけですが、印刷局を守ることが第一義目的ではなくて、国民に対してどれだけ適切な情報を低廉かつ迅速に提供できるかというのが政府の役目でありますので、是非...全文を見る
11月19日第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  今、荒井委員の御発言に私も共感するところも多々ございます。私としての、まず二院制についての是非については私も同じような見解でございまして、専門家の御意見もありましたが、やはり一億人以上の有権者の多様な意思を反映するのに二院制という...全文を見る
○松井孝治君 今、最初に発言させていただきましたが、その後も各委員の方々の御発言で趣旨において共感するところが多いわけで、これは党派を超えて正にこういう小委員会あるいは憲法調査会で議論をして実際参議院改革協にもつないでいけるんではないかという非常に希望が見えてきた思いがしておりま...全文を見る
○松井孝治君 済みません、何度も。  二点だけ補足的に発言をさせていただきたいと思います。  一つは、先ほど来議論になっておりますが、政策スタッフというのが、非常に日本の場合、霞が関の官僚に独占的になっているという点をどうにかしなければいけない。霞が関の中でも、省庁ごとに実は...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 憲法調査会 第6号
議事録を見る
○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  まず最初に、舛添小委員長、非常にいいまとめをしていただいたと思っております。常識的に言うと、なかなか取り入れられないような意見もこの報告の中に取り入れていただいた、この御英断は私は本当に感謝をしたいと思います。  例えば、任期の...全文を見る
○松井孝治君 済みません。  会期の問題について今小委員長及び吉川委員から御発言がありましたので、私の考え方を補足的に申し上げますが、私は、そもそも会期というもの、あるいは不継続の原則というのが与党事前審査ということと相まって全く国会日程政治というんでしょうかね、国対的、要する...全文を見る