松井孝治

まついこうじ



当選回数回

松井孝治の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○松井孝治君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
02月22日第164回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○松井孝治君 両先生、ありがとうございました。  民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  非常に本質的な御議論をいただいたと思うんですが、特に私にとって興味深かったのは、やはり独立行政法人単体の評価ということが、まあそれは意味はありますけれども、それを多層的に各省庁と総務...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。
03月22日第164回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  大勢の大臣にお集まりをいただきまして、また関係の政務官にもおいでいただきまして、ありがとうございます。  内閣委員会の予算の委嘱審査でございますんで、私の方からまず最初に予算関係の御質問を、若干事務的なことになろうと思いますが、...全文を見る
○松井孝治君 議員立法の件数も、お聞きはしませんけれども、事前には通告をしてございますんで、それは本来お手元に置いておいていただくべき事柄だと思います。まあ、時間の関係で御質問しませんけれども。  それで、例えば参議院の調査室ですね、これが定員が平成十三年度が二百五十四、十七年...全文を見る
○松井孝治君 いや、どういう努力をしておられるかということですよね。外部の専門家というのは、それはもうたくさんいらっしゃいますよ。現実に、まあ参議院は衆議院ほどじゃないですが、霞が関の出向が十人以上いらっしゃいますね、十数人いらっしゃいますね。そういう方以外で中途で専門的な知識が...全文を見る
○松井孝治君 これ、定員を割れているわけですよ。定員割れていて、やっぱり立法補佐機能を強化しようという議論があるにもかかわらず、外部から採る努力をしておられない。募集はされているんですか。募集してたくさん、募集された結果、適任者がいないということで採られていないんでしょうか。
○松井孝治君 これやっぱり事務総長、今までの慣行で基本的に生え抜きの職員を採ってこられているということだと思うんですが、やっぱり他省庁から採るぐらいであれば、これ国会の事務職員、事務スタッフのことですから、官房長官や行革担当大臣もなかなか御発言しにくいと思いますけれども、やっぱり...全文を見る
○松井孝治君 中馬さん、今おかしいですよ。だって、定員を査定しているんでしょう、定員を。定員が割れているんですよ。そうしたら、そんなに数は必要ない、質が高ければいい。まあ質が高いかどうかといういろんな議論があろうと思いますよ。だけれども、定員割れているんなら、それは行政改革の観点...全文を見る
○松井孝治君 官房長官に伺いたいと思うんですが、私はやっぱり、これは中央省庁でもそうだと思います、行政府でも。この立法府はなおのことそうだと思いますが、どんどん外部登用をきちんと増やして本当に優秀な人を採る努力をするべきだと。今おっしゃるように、それはどういう部局であっても聖域に...全文を見る
○松井孝治君 後段の部分は後でちょっと行革推進法絡みでまとめて伺いたいと思いますんで、また議論は後回しにしたいと思いますが。  参議院事務局に関して言いますと、もう一点御質問がございまして、大体今年度の、平成十八年度の数字も大体施設整備関係が二十億程度ありますね。それで、十七年...全文を見る
○松井孝治君 その数字はレクのときにいただいていますんで、少しまとめて事務総長に事務方からメモを渡していただければいいと思うんですが。  私の理解では、圧倒的な金額は随意契約であると理解しております。それで、財務省にも今日はおいでをいただいておりますが、随意契約の、どういう場合...全文を見る
○松井孝治君 事務総長、数字分かりましたですか。
○松井孝治君 金額でいうとどの程度ですか。
○松井孝治君 十三件中十一件が……
○松井孝治君 十九件中……
○松井孝治君 十一件が随意契約。
○松井孝治君 私がいただいた表から見ると、やっぱり随意契約が圧倒的に多いと思います。  それで、これは後で、国土交通省や防衛施設庁からも政務官がお見えでございますんで、後でこれまとめて議論をしたいと思いますが、例えば、この参議院の事務局の公共調達の中でいうと、比較的大きな数字の...全文を見る
○松井孝治君 是非そうしてください。皆さんおっしゃるんですよ、何かセキュリティーだとか非常に特殊なものであるとかおっしゃるんだけど、現実にはそんなものどこがあるんだというような話が多いわけですよ。セキュリティーと言い出したら、じゃ、官公庁はみんなセキュリティーがありますよ。  ...全文を見る
○松井孝治君 定員はどれだけ増えるんですか。それから予算は、いろいろおっしゃいましたけれども、結局増えるんですか、減るんですか。
○松井孝治君 私、別に会計検査院の機能を増やすから予算は自動的に増えるとか、定員も自動的に増えなければいけないというようなことを言うつもりはないんですけれども、しかし、少なくともここ数年間見ていて、会計検査院の正規のいろんな不当事項等の摘発件数は明らかに増えているわけですね。そし...全文を見る
○松井孝治君 範をもって示されるのは大いに結構だと思います。そうあるべきだともちろん思いますけれども、でも現実に、今日は去年の決算を一緒にやらせていただいた理事もいらっしゃいますけれども、現実には、例えば百五条調査を我々、去年九件でしたかね、掛けさせていただく、要するに、国会法に...全文を見る
○松井孝治君 いや、そのことを責めているわけじゃないんですよ。そのことは我々も了解して納得しているんですよ。  ただ、そうじゃなくて、現実に調査員の方々も検査官の方々も、もういろんなものを抱えながら必死になってやっておられて、やっぱり人員的に、そんなにたくさん参議院で決算委員会...全文を見る
○松井孝治君 院長、もう結構でございます。  とにかく、余り暗黙の圧力に負けないで、しっかり主張をしていただいて、むしろ各省の定員を食って、その分できれば外部からいろんな分野の専門家を私は検査官として登用していただく。  霞が関からのいろんな出向の方もおられますね、会計検査院...全文を見る
○松井孝治君 是非そういう方向を取っていただきたいと思いますね。市場化テストというのを中馬大臣の下でやられているわけですが、どこに本当に市場化テストが必要だというのはいろいろ議論があるんですね。実施部門だけじゃないかもしれない。査定部門にも市場化テストがあってもいいんじゃないかと...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、検討はしてるけれども今年度の早期勧奨退職は、もうこれ、今日何日ですか、三月二十二日ですよ、年度末だったら、もうあと一週間で年度末を迎えるわけですね、その方々の就職あっせんはもうしないのかするのか。それから、内定されてますよ、さすがに、この時期。その内定者...全文を見る
○松井孝治君 私、単純なこと聞いてるんですよ。要するに、防衛施設庁として、あるいは防衛庁としてなのかもしれませんが、そういう、あなたは、本来十月一日現在かどうか知りませんよ、ある時点でもうお辞めになるという普通予定、内示がなされていて、そういう方々がいらっしゃるんだと思うんですよ...全文を見る
○松井孝治君 済みません、ここであんまり時間を取る予定ではなかったんですが、それは、打診ということはしているんですか。内定者とかあるいは退職予定者に打診はされてるんですか、されてないということですか。
○松井孝治君 しておりま……
○松井孝治君 せん。  しておりませんということは、勧奨退職の取りやめという打診をしてないということですね。
○松井孝治君 えっ、してるんでしょう、去年の十月時点で。これ個人の退職金にかかわる話なんですよ。これ自己都合か勧奨退職かによって、退職手当法には明らかに規定があって、勧奨退職だったら上積みがあるんですよ。勧奨しておきながら自己都合だったら、その方々の退職金減っちゃうんですよ。それ...全文を見る
○松井孝治君 これは本筋の話じゃないんですけど、肩たたきをされた方は本当に気の毒だと思いますよ。もし肩たたきの事実があって、それが勧奨退職じゃないということになったら退職金の金額も変わりますしね。それだったら、逆に言うと、私は自己都合だったら辞めませんという方が私はどうぞ出てこら...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、こういう話はあんまりぎりぎり詰めても担当者かわいそうですから詰めませんけど、今法務省は明確に内閣委員会の席上で、そういうことを、情報を出すなと言ったことはないとおっしゃっているわけです。なぜ出ないんですか。
○松井孝治君 まず第一点目。総数なんて聞いてません。今疑惑が掛かっているのは、各社の天下りの受入れ人数に比例して、それを勘案して事業発注しているんじゃないかという疑惑じゃないですか。それをトータルで二百何十人、それも多いと思うけど、思いますけれども、そういうことを聞いてるわけじゃ...全文を見る
○松井孝治君 いや、法務省はそんなもの出すなと言っていないと明確に答弁されたじゃないですか。  法務省、私の聞き間違いでしょうか。もう一度、今の政務官の答弁と食い違っていますけれども。
○松井孝治君 委員長、ちょっと理事の皆さんにお願いしたいんですが、明らかに政務官は捜査当局と相談の上出したものだから勝手に出せないとおっしゃって、法務省はそういうものの提出を拒んだ事実は全くないとおっしゃっているんですから、これ、委嘱審査ですけれども、こんな状況だったら私は審議続...全文を見る
○松井孝治君 今の政務官の答弁でも私、納得できないんですね。  そもそも、今のお話だと二百三十人とか、あるいは百五十五社、公表されている百五十五社の数字についても非常に未確定なものだと、建設部にあった数字だから未確定なものだというふうにも聞こえましたし、それから全然納得できない...全文を見る
○松井孝治君 いや、私はレクのときにも申し上げたんですが、ひょっとしたら数字について、それは退職後の管理というのは一〇〇%の精度でしていないかもしれない。それは、本人が何も届け出ずにどこかの会社に就職するということは、それは可能性としてはなくはない。だから別に約でもいいですよと。...全文を見る
○松井孝治君 その調査委員会をつくろうとつくるまいといいんですよ、それは。国会に対して説明責任を果たしてほしいということなんです。調査委員会があるとかないとかいうのは、それは内部の事情の問題であって、でもその調査委員会にかけたか、かけないか知らないけど、百五十五社あるいは今おっし...全文を見る
○松井孝治君 私は個別の捜査の問題について立ち入ろうなんて気持ちは全くありませんよ。そうじゃなくて、これ、あれですか、捜査状況を踏まえながら百五十五社というのは三月三日に出されたんですか。法務省、これはこの三月三日に発表されるときには事前に法務省のお伺いがあって、捜査状況を勘案し...全文を見る
○松井孝治君 委員長、委員長、時間がないんです。
○松井孝治君 官房長官、ずっとやり取り聞いておられたと思うんです。別にこれ、官房長官にいきなり聞くべき話かどうかは分かりませんけれども、今の状況を見て、明らかに、捜査当局と相談しながらとか、捜査状況を踏まえて、出す出さない。そうじゃなくて、防衛庁、防衛施設庁の天下りをどういうふう...全文を見る
○松井孝治君 前者の点、御答弁のあった、要するに防衛庁あるいは防衛施設庁と法務省の見解の食い違いについて、これは早急に官房長官の責任できちんと出させるように御指導いただけますね。まず、その点。──いや、官房長官にお尋ねしているんですから。
○松井孝治君 分かりました。その点はもう官房長官の、内閣のかなめの官房長官の御判断ですから、それに従います。  それと、具体的な数字ですね。これはやっぱり今回の国会がどういう国会かというのは、アジェンダ設定は小泉内閣でされて、官房長官が補佐役を務める小泉内閣で行革国会とおっしゃ...全文を見る
○松井孝治君 今の官房長官の御答弁において、私は責任持って内閣においてこの問題を処理していただくことをお願いをしておきたいと思います。  それで、政務官、結構です、時間がないので、ほかの大臣にもおいでいただいたり政務官にもおいでいただいていますので。  それで、もうほとんど時...全文を見る
○松井孝治君 後藤政務官は財政当局にも御在籍だったわけで、よく会計法の規定とかお分かりだと思うんです。簡単なことを政府参考人ではなく政務官に御答弁いただくわけですから、簡単なことをお尋ねしたいと思うんです。  やっぱりこの八法人、これ見てみますと、これ各整備局ごとに建設協会と言...全文を見る
○松井孝治君 是非見直していただきたいと思うんです。  表情をうかがっていますと、やっぱり問題だけど問題とはなかなか言えない、そういう雰囲気が漂ってまいりますけれども、これは政務官、政務官は両方のお立場よく分かっておられるわけです。政務官が主計局の法規課にいらっしゃったかどうか...全文を見る
○松井孝治君 もうそれは結構です。方針について見直していくべきかどうかだけ。
○松井孝治君 総務省、協力とかいうことではなくて、また各省庁が尊重するということじゃないんです。  私が申し上げたいのは、閣議決定はあるんです、それは三分の一以下というのが、以下だったか未満だったか忘れましたけれども。それを、その下の運用指針というのが事務方で決めていて、これは...全文を見る
○松井孝治君 総論としての答弁は結構なんですけども、私が伺いましたのは、この公益法人の指導監督基準に基づく方針というものを、きちんと天下り是正という意味で、有形無実にしているこの方針というものを、事務方が作った方針というのを、閣議決定の意向を踏まえたものに見直しをせよという指示を...全文を見る
○松井孝治君 官房長官、私が申し上げているのは、閣議決定の下で、各省の事務方が集まってその閣議決定の解釈をして有形無実にしているという、この方針を見直せという検討指示を与えられるかどうかということなんです。簡単なことなんですよ。今直ちに明日から変えろということを言っているわけじゃ...全文を見る
○松井孝治君 官房長官のような御答弁を私は中馬大臣にも政務官にも期待しておったんですが、是非、官房長官の御答弁ですから、そうやって精査をしていただいて、この方針の見直しまで含めて御検討をいただきたいと思います。  ちょっと予定していた時間を大幅に、ペースを、超過をしておりまして...全文を見る
○松井孝治君 国民の各層の理解を得られるように取り組んでまいりたい、具体的に何をなさっているんですか。
○松井孝治君 この点についてはしっかりと、国民各層の議論というのを一つの集約する場が国会だと思います。しっかりと今後御説明をいただいて、どういう判断をしておられるのか、この有識者会議について随分、私も詳細に読ませていただきましたが、踏み込んだ記述が見られます。その点について官房長...全文を見る
04月05日第164回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  私、冒頭に、三月三日のこの本委員会、全般的質疑でテレビ中継された際に質疑が中断した項目について、額賀防衛庁長官に一問御質問をさせていただきたいと思います。  平成十五年度決算措置要求決議について防衛庁からいただいていた...全文を見る
○松井孝治君 ただいま防衛庁長官から反省とこの問題に対する真摯な取組の表明がございました。この委員会でも、我が会派でも、今日は藤末委員の方からその問題に関連して質疑をさせていただきます。しっかりと御答弁いただきたい、そのことをお願いを申し上げまして、私の質問は終わらせていただきま...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  久しぶりにテレビ中継入りで、総理ほか全閣僚にお集まりをいただきまして議論をさせていただきます。  今日は、理事会の御了承をいただきまして、大部でございますが、今資料をお手元にお配りをさせていただきます。    〔資料...全文を見る
○松井孝治君 閣僚の皆さん方にはその資料を参照していただきながら、そしてテレビをごらんの皆さんにはパネルで資料を御提示しながら、できるだけ分かりやすく御説明をし、そして総理以下各大臣の政治家としての御答弁をいただきたいと思います。  最初に、昨日は例のJRの福知山線の脱線事故か...全文を見る
○松井孝治君 よくぞおっしゃっていただきました。そこの各論のところが違うということを今日は、まあちょっと午後になるかもしれませんけれども、具体的に総理に議論をさせていただきたいと思います。  行政管理局長、お見えでございますね。  具体的に伺いたいんですが、小泉改革の目玉、三...全文を見る
○松井孝治君 ちょっと局長、待ってください。今、私は聞き間違えたんじゃないかと思うんですが、二十兆の補助金、交付金のうち四兆円削減したんですよ。税源移譲三兆円したでしょう。それで国の役人が何で二十人とか二十七人ですか。もう一回ちょっと正確に言ってくださいよ。
○松井孝治君 あと一分でお昼の休憩に入りますから。  総理、今の数字ね、総理も大変なリーダーシップを発揮されたということになっていますよね。各大臣も苦労して交渉された。その結果、二年度で四十七人、四十七人の削減。今三十万人、三十何万人、三十二万人をどれだけ削減するかといっている...全文を見る
○松井孝治君 もう午前の中継終わりますんで、この一問で、この私の見解で終わりますけれども、午前中は。  要するに、私、首切ったとかそういう話じゃないんですよ。総務省の行政管理局というのは定員査定をしているんですよ。何人分の仕事が減ったかということを聞いているんですよ。仕事が減っ...全文を見る
○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。午前中に引き続き、御質問させていただきます。  午前中、途中でNHKの中継が途切れておりますが、三位一体改革、四兆円の補助金削減して国の、国家公務員の定員はどれぐらい減ったのか。さっき総理から、テレビ中継がないときに、いや、...全文を見る
○松井孝治君 おっしゃるとおりなんですね。そうだとしたら、総理、もう一度この一ページ目を見ていただきたいんです。  この事業仕分という考え方は、元大蔵省にお勤めになられた加藤秀樹さんという方が代表されている構想日本というところが一生懸命、いろんな各自治体でやられている話ですが、...全文を見る
○松井孝治君 そんな話聞いてないです。
○松井孝治君 本当にいつもの総理のもう得意の答弁ですが、私が聞いてるのは、郵政公社の話と別に中央省庁の改革でこういう中央省庁改革基本法で一割削減と書いてあるんです。この法律は生きているんですよ。終わってしまった法律じゃないんですよ、生きているんですよ。これの部分を聞いているんです...全文を見る
○松井孝治君 それはおかしいでしょう。定員削減って書いてあるんですよ。定員削減すると書いて、それとは別に増員があるってどういうことですか。一割定員を削減します、いや、それは増える部分もあるし減る部分もある、それとして定員は削減するって書いてるんでしょう。定員削減はあるけど別に増員...全文を見る
○松井孝治君 右側をめくってもらえますか。  要するに、ここが骨抜きになっている部分なんですよ。要するに、十分の一定員を削減すると言いながら、右側の図を見てください、定員合理化というのがその削減部分ですというふうに言っているんです。今まで削減と言っていたら、こういう議論があるか...全文を見る
○松井孝治君 私が申し上げているのは、中央省庁改革基本法を骨抜きにしているんじゃないかということですよ。だから、それを骨抜きにしているから今回のようなことをやらなければいけなくなったんじゃないかと。それを誠実に履行していたら、ほとんど同じことができているんですよ。やりました、やり...全文を見る
○松井孝治君 明確な答弁ありがとうございます。民なんですね。  さっきの一ページ目の、一ページ目というか、二ページ目のこの絵をもう一回見ていただきたいんですが、私が申し上げたいことは、民である部分を官が侵食しているということが各省庁で行われています。この事例を、もう時間があんま...全文を見る
○松井孝治君 残念ながら御安心できないですね。  ちょっと先に進めます。資料でいうと十二ページ、これ国土交通大臣のところでありますが。さっき東北と関東の事例を示しましたが、これは衆議院で長妻昭衆議院議員が指摘されたものでありますが、単に天下りを受け入れているだけじゃないんですね...全文を見る
○松井孝治君 明快な答弁ありがとうございました。明快に答弁していただきましたので、私はそのことを素直に評価したいと思います。(発言する者あり)委員長、私は総理に質問していますので。  それで、実は、閣議決定違反ですよ。総理が見られたって、どう見ても閣議決定違反ですよ。  とこ...全文を見る
○松井孝治君 聞いてない、聞いてないです、そんな話は。
○松井孝治君 いやいやいや、やめてください。これはちょっと、理事、これはおかしいです、これはおかしいですよ。おかしいですよ。だって、聞いてないもの。
○松井孝治君 私は、竹中大臣に、この公益法人の指導監督基準、閣議決定を見直すおつもりがあるかないか。見直す方向で検討するというなら、それだけでもいいですよ。それだけお答えいただけませんか。
○松井孝治君 要するに、天下り規制はやれない、強化できない、そういうことですね。  これだけの疑惑があって、国民から不信を買っていて、随意契約、天下り、迂回天下りが議論されていながら、天下り規制をきちんと強化できるというふうにこうやって答弁できないというのが実態なんですよ。総論...全文を見る
○松井孝治君 文句付けられた部分は余計でしたが、最後の部分は評価します。  ただ、文句付けられた部分の天下りの基準というのは、例えば法務省の検察部局の人たちを法務局のOBにカウントするかしないかということなんですね。私の数字はそれはカウントしていたわけです。だけれども、法務省の...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  それともう一つ、さっきのクーリングオフ、総理、そこまで言っていただいたんだから、クーリングオフ、公益法人を経由して民間企業に天下りする。だけれども、その公益法人は非常にその民間企業とも密接な業務がある。そこを経由していけば、今の公益法人の天下り、...全文を見る
○松井孝治君 そうやって、総理が勇ましく特殊法人、政府系金融機関の天下りもやめますよと言って、二年前におっしゃったんだけど、何か一週間ぐらいしたら官房長官が、ああ半分にしますという、あるいは定型的なものはやめますという意味で総理はおっしゃったんですという話になる。総理は、こういう...全文を見る
○松井孝治君 総理は今日は、ちょっと時々、時々相変わらず人のあらを探されるところもあるけれども、まあでも前向きな答弁をしていただいたことは評価を率直にさせていただきたいと思います。  時間がなくなりましたが、同僚の和田議員がもうちょっとやっていいよというふうにおっしゃっていただ...全文を見る
○松井孝治君 これも同じことなんですよ。国有財産特別措置法の基準に倣って、雇用・能力開発機構、雇用促進事業団はルールを決めて、財務大臣に許可をしてルールを決めているんですよ。そのときに、国有財産特別措置法を倣っているんだけれども、微妙に表現を変えて、こういうのは公共減額の対象にな...全文を見る
○松井孝治君 大変熱のこもった答弁をいただいて有り難いですけれども、だれがこういうものを造ったんだという責任が一切問われないのが役所の仕組みじゃないですか。総理が今おっしゃった。でも、総理も大臣やられていたけど、そのときにストップされてないじゃないですか。役人は、役人は止まってな...全文を見る
○松井孝治君 委員長、じゃ一言だけ。  じゃ法案に入っていないものを、法案に入っていないものを含めてちゃんとやるんですね、天下り規制も含めて。そのことをちゃんと最後に答弁してくださいよ、そこまでおっしゃるんなら。
○松井孝治君 もうやめますけれども、私たちは、だから法案にして、その天下り規制も官製談合防止法も、一番根っこはそこですよ、それを法案にして提案しているんですよ。あなた方は批判するだけで案出さないと言うから、ちゃんと案出しているんですよ、条文化して。だからこれを議論してくださいよ、...全文を見る
○松井孝治君 再質問を終わります。ありがとうございました。終わります。
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  連休前に引き続き、今回の法案について御質問をさせていただきますが、ちょっとこれ最初に、法案と直接関係ないんですが、北側大臣に御出席をいただきましたので、行政改革全般に関連することで御質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○松井孝治君 日本橋というのが一つの日本のシンボルであろうということは私も認めますが、全国各地に、今皇居の問題もおっしゃいました、いろんな地域があるわけですね。特に、ランドスケープということになってきますと、なぜ日本橋だけなんだという議論が常にあるということを念頭に置いていただい...全文を見る
○松井孝治君 これも連休中の記事でありますが、これは読売新聞の記事で、「入札参加「お手盛り」要件」ということで、国土交通省の所管の地方整備局が、入札参加要件について、その傘下の社団法人が行っている研修、講習の義務付け、入札したいんであれば、応札したいんであればこの講習を義務付けて...全文を見る
○松井孝治君 北側大臣に率直な御感想、そして御意見を伺いたいんですが、これ別に国土交通省だけじゃないんですね。私も前回の審議で、いろんな各省庁にまたがって同じようなものがあると。総理も非常に強調しておられました、そんなどこどこだけじゃないんですよと、どこにもあるんですよというふう...全文を見る
○松井孝治君 これは国土交通省だけじゃなくて、安倍官房長官にも今日は御出席いただいていますが、内閣全体として、中馬大臣を含めて取り組んでいただきたい問題なんです。  公益法人ということと、少しそれますけれども、これもちょうど連休のスタート、四月二十八日に大きく各紙が取り上げまし...全文を見る
○松井孝治君 そうなんですね。法律に基づいて、いわゆる特殊法人と同じ類型で認可法人というものがあって、それを民間化したものがこの特別民間法人というものでありまして、これは、ですから、総務大臣おいででございますが、公益法人なんかに比べてより特殊法人、独立行政法人と性格が近い、公的な...全文を見る
○松井孝治君 百八十人の理事がいる団体だそうでございます。  総務省の政府参考人でお願いしておりますが、この前、私、連休前の質疑でも、公益法人の監督基準というのを閣議決定されておりまして、そのさらに細則を幹事会で決めておられます。そこで、公益法人、要するに、官の色彩のより強い特...全文を見る
○松井孝治君 非常に客観的にお読みをいただいたんだと思うんですが、要は、理事というのは多過ぎても駄目だと。多過ぎると、その理事会が形骸化するわけですね。ですから、これ、百八十人の理事会なんて、恐らく全部委任状で処理しておられると思うんですが。今の政府参考人の説明の中で、特定理事の...全文を見る
○松井孝治君 竹中大臣、事前通告しておりませんけど、公益法人の監督基準も引用させていただきました。今みたいな理事会の機能、しかも総会のメンバーはどれだけあるかといったら、百二十二らしいです、正会員は。正会員百二十二の団体で理事数が百八十。こういうものを、広い意味での行政改革を担当...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いいたします。  若干、法律、法案の具体的な内容について個別にお伺いしておきたい事項がございますので、議論をそちらに移らせていただきたいと思います。  北側国土交通大臣はもう、委員長の御判断でありますが、私の方からは御質問することはございません。
○松井孝治君 はい。あれ、与謝野大臣、御通告しておりましたでしょうか。通告をした覚えがございませんので、ひょっとして、お聞きをいただけるのであれば大変結構だと思います。  それでは……
○松井孝治君 それでは、いわゆる市場化テスト法案の部分について御質問をさせていただきたいと思います。  これは中馬大臣中心に御質問をさせていただきたいと思いますが、まず、この市場化テスト法が地方自治体をどこまで縛るのか、この点、総務大臣とも関連をいたしますが、お伺いしたいと思う...全文を見る
○松井孝治君 確認だけしますが、そうすると、五条だけじゃなくて、八条であるとか十六条、十七条、十八条と、地方公共団体がこういう計画を作るものとするというような規定がたくさんございますけれども、それはあくまですべて地方公共団体の任意だということで理解してよろしいんでしょうか。
○松井孝治君 あと、条文的に、もう一度条文を参照していただきまして、具体的に、じゃ、地方公共団体というのはどこまで入るのかということをお伺いしたいと思います。  第二条の第五項を見ていただきますと、「国の行政機関等又は地方公共団体の事務又は事業として行われる国民に対するサービス...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、この法律を見て、地方の首長さんが、いや、うちの地方独立行政法人とかあるいは地方三公社について、市場化テストの対象にしてこの法律にのっとってやろうと思ってもそれはできないということでよろしいですね。
○松井孝治君 分かりました。この法律では対象にはしていないと。ただそれは、この法律外で自治体がやられればそれは妨げるものではないということですね。  具体的な中身についてお話をお伺いしていきたいと思います。  この今回の対象になっている特定公共サービス、三類型大きくあるわけで...全文を見る
○松井孝治君 ちょっと意味がよく分からなかったんです、最初の結論だけだったら非常に明快だったんですけれども。  要するに、郵便局にその事務を委託することはできるわけですね、これは別法によって。ところが、じゃ、自治体側は、とにかく郵便局は信頼すると、民間業者は信頼しないという自治...全文を見る
○松井孝治君 大臣、これ、ちょっとおかしいんじゃないですか。だって、民間事業者にその同じ業務を開放すると言いながら、どうして郵便局に、自治体の判断で郵便局にお願いする。片方で私たちも同じ仕事をやりたいという人がいるにもかかわらず、そしてその準備をしているにもかかわらず、いや、郵便...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、大臣、こういうことですね。この市場化テスト法の対象に自治体が、これはまあ任意ですから、最初に私がお伺いしたように、任意ですから、これを使いますというふうに自治体が判断をして、そしてその窓口六業務をどなたかに委託をしたいというふうになったときには、民間の事...全文を見る
○松井孝治君 こういうことですね、中馬大臣。  要するに、自治体の判断、任意ですから、正に、片方で郵便局がやりたい、そして民間のコンビニエンスストアもやりたいと言っていても、実際はイコールフッティングにならないということが起こり得るということは御認識をいただきたいと思います。今...全文を見る
○松井孝治君 一階建て部分は、ILO八十八号条約に照らしてもそれは国自らが行わなければならないという御説明だったと思いますが。  外務省にもおいでいただいていますが、少なくとも私の理解では、過去に一定期間、オーストラリアでジョブマッチング、無料職業紹介、一階建て部分について、非...全文を見る
○松井孝治君 外務省からはっきりした御答弁をいただいたと思うんですが、要は、ILO八十八号条約は、国の機関の指揮監督の下にある事務所の国家的システムにより構成されなければならないという規定があるわけで、その指揮監督に、どこまでであればあることになるのかという解釈の議論だと思うんで...全文を見る
○松井孝治君 中馬大臣にお伺いしたいと思いますが、今私が申し上げました、要するにオーストラリアでは、一九八八年以来、一定期間ですが、二年か三年だったと思いますが、そうやって民間を、公的セクターの管理の下に民間を活用するということを実際やっているんです。それがILOで別に問題になっ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  もう一つ、この市場化テストについて伺っておきたいんですが、川崎大臣、済みません、手を挙げておられるのに時間がなくて恐縮でございますが、同じ思いで是非慎重に検討していただければいいと思います、大事なことですから。だけれ...全文を見る
○松井孝治君 しっかりとお願いしたいと思います。  随意契約について、官房長官にもお見えいただいております。財務大臣もいらっしゃいますので、二点お伺いをしたいと思います。  一点目は、ちょっとこれ衆議院の議論でやや不正確だったんではないかなという点がございます。細かいことでご...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。是非その解釈にのっとって、きちんと各省庁の随意契約の見直しを財務省としても取り組んでいただきたいと思います。  官房長官にお見えいただきました。「公共調達の適正化に向けた取り組みについて」というのが二月二十四日、関係省庁連絡会議で取りまとめ...全文を見る
○松井孝治君 今官房長官がはっきり明言をされましたので、是非理事会で御協議をいただいて、早期に、これは非常に大事なテーマですし、やはり参議院で衆議院とは違う視点でしっかり議論をしていただくためにも、この委員会の審議が煮詰まる前にできるだけ早く資料の提出を求めたいと思います。委員長...全文を見る
○松井孝治君 よろしくお願いします。  もう最後の質問に、持ち時間がありませんので、なりますけれども、松田大臣、前回も空振ってしまいまして失礼をいたしました。  IT調達についてお伺いをしたいと思うんですが、IT調達が、従来非常に随意契約の比率が高くて、しかも特定の企業に長年...全文を見る
○松井孝治君 財務大臣がお答えになられるならそれでも結構ですが、IT担当としてこの残債の問題をずっと繰り返し私申し上げ続けてきたわけでありまして、財務大臣は財務大臣の御見解はあると思いますけれども、千七百億円の残債、要するに将来の債務が、政府全体として抱えているということを認識さ...全文を見る
○松井孝治君 今偶発的にというふうにおっしゃいましたけれども、これは、今正におっしゃったように、電話代とか電気料金と同じ項目なんですね。だから、そんなものは別に将来にわたって債務があるというのはおかしいんですよ。だから、千七百億円も残債があって、各省庁はこれを何とか返していかなき...全文を見る
○松井孝治君 伺いませんでしたけれども、平成十六年度でも国の契約総額四千四百九十五億円のうち随意契約は四千三百三十三億円。これ、決算ベースで出ている直近年度でありますが、こういう金額の随意契約が続いているわけです。そして、この随意契約が続いて、これが残債というものをずっと生み続け...全文を見る
○松井孝治君 もうやめますけれどもね、時間来ましたから。だけれども、これは、要するにそういうことをだれの責任の下で、偶発的なものとして認めざるを得ないという、財政法上は、そういう苦しい御答弁も財務大臣がされるような状況なわけですよ。だれの責任の下でこれをやってきたのか。それで、こ...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  今日は、四人の参考人の先生方、本当にお忙しい中、貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。二十分という限られた時間ですので、すべての参考人の先生方に御意見を伺えるかどうか分かりませんけれども、順次お話を伺ってまいりたいと思...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  私も、この加藤参考人が配付された資料の六ページの、たまたまなんですが、千葉県での作業で、この小規模事業経営支援事業費補助金が必要かどうかというところをたまたま私、傍聴に伺っておりまして、堂本知事もそのときに陪席しておられて、非常に激しい議...全文を見る
○松井孝治君 加藤参考人に最後の質問をさせていただきたいと思うんですが、今おっしゃっていることをお伺いしますと、財務省の主計局なんかの予算査定作業、あるいは総務省には今行政評価局というものがございます。ここが行政評価を行うという作業自体を、むしろそこのプロセス自体を全く変えていっ...全文を見る
○松井孝治君 今おっしゃったように、六十年に一回のあか落としということですから、これからこの法案がどういうふうに審議されるかにもよりますけれども、少なくとも政府側は今の参考人の御意見も踏まえて作業をされるものと私は期待はしたいと思っておりますが。  稲継参考人と田中参考人にちょ...全文を見る
○松井孝治君 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  今日は、多数の大臣あるいは参考人にも御出席いただきまして、ありがとうございます。決算委員会の質疑もいよいよ締めくくり的ということになりまして、今日はちょっと多岐にわたる項目を御質問させていただきますので、閣僚始め答弁者に...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。是非、機敏に必要な措置をとっていただきたいと思います。  今日の各社のニュースでも、トップニュースは正にこれでございまして、やっぱり予想以上に大きな被害が生じている。現地では、重機等も必ずしも十分でないし、医師の問題も本当に深刻であるという話...全文を見る
○松井孝治君 通告しておりませんが、額賀長官、政府部内で協議の結果、必要であれば自衛隊の災害出動を含めて御協力をされる用意はございますでしょうか。
○松井孝治君 是非、しっかりとした対応をお取りいただきたいと、そのことを私からもお願いをしておきたいと思います。  それでは、本論に移ります。  四月の行政改革特別委員会において、私は天下り、随意契約の問題を取り上げさせていただきました。今日も理事会でお許しをいただきましてパ...全文を見る
○松井孝治君 私が伺っているのは、この一月間、どういう検討を進められましたかということをお聞きしているわけであります。  翌日に経済財政諮問会議で議題になった、検討を進めるという方針は分かりました。それはそうでしょう、総理大臣がそうおっしゃっているわけですから。この一月間、もう...全文を見る
○松井孝治君 いや、実態の調査をどうしているかといっても、これは所管、担当、権限があるのは、調整権限を持っているのは総務大臣ですよね。それは中馬大臣は行政改革全体を総括しておられるでしょうけど、これは中馬大臣のせいにされても。  何かいろいろ実態調査といいますか、じゃ、どういう...全文を見る
○松井孝治君 そこを聞きたいんですよ。  ですから、例えばその実態を、課長相当職以上だったら今三分の一で掛かっているわけですが、じゃ課長補佐以下あるいは企画官、室長でお辞めになられた方がその全国二万六千の公益法人にどれだけいるのかという調査をどれだけの法人相手にされているのか、...全文を見る
○松井孝治君 これ委員長にも申し上げたいと思うんですが、やはり話題になっている話でございます。それは本院で話題になっている話でございますし、総理がきちんと見直すとおっしゃったことについて、私は、基本的に全国の公益法人に対してどれだけの国の省庁の出身者が、それはいろんな形態でいらっ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。理事会協議と言われるかと思ったら、委員長が直接御指示をいただきました。手間が省けて有り難かったです。  次の問題に移りたいと思います。  私ども、天下りの禁止、原則禁止ですね、これについて法案を提出させていただきました。あるいは、情報公開に...全文を見る
○松井孝治君 いや、研究とおっしゃいますけど、そんな難しいことを私はお尋ねしてない。これ決めの問題、政治判断の問題なんですよね。  別に私、競争入札で落札しているところまで、これも本当は官製談合とかいろんな疑惑があるわけですが、そこまで天下り人数なんていうことを公表しろというふ...全文を見る
○松井孝治君 駄目ですね、歯切れが悪いですね。  官房長官は若干、まあ別にポスト小泉ということで伺うわけじゃありませんが、今、谷垣大臣は非常に慎重な、検討していきたいという御答弁でしたが、官房長官は行革路線を継承されるというふうに聞いておりますが、ここについて関係省庁の申合せで...全文を見る
○松井孝治君 検討しているんですね。
○松井孝治君 二つの話をごっちゃにしないでくださいね、お疲れかもしれませんけど。  さっき、その基準を検討していると言ったのは、公益法人の役員の天下り比率が三分の一以下というこの天下りの定義についての基準を検討されているんですよ。今のお答えは、要するに随意契約を受けている、受託...全文を見る
○松井孝治君 違う違う違う、その話じゃなくて。
○松井孝治君 随意契約の人数の。
○松井孝治君 公益法人も同じことなんですよ。何年以内でどれぐらいのクラスの人が役員にいるかいないか、別に役所の方で裏を全部取れるというわけではないんですよ。別にそんな報告徴収義務課していませんから、退職者に対して。だけれども、それは、公益法人にきちんとそれは説明をさせて、それを監...全文を見る
○松井孝治君 少なくとも、官房長官、今の公益法人の、先ほどの幹事会で決定しているこの定義というのはあるんですよ。(資料提示)我々はこの定義を見直すべきだと思っていますよ、この定義を。だけれども、この定義程度のことは言って、公益法人にも、二万六千の公益法人にもこれを求めているわけで...全文を見る
○松井孝治君 これぐらいにしておきましょう。どういう基準で天下り人数を公表するかどうか、公表するとしたらどういう基準でそれは天下りを定義するかということを検討しておられるということを今、官房長官がおっしゃいましたから、是非この検討を進めていただきたいと思いますし、それは本委員会で...全文を見る
○松井孝治君 ちなみに、その十件でどれぐらいの金額の予算が支出されているんですか。──委員長、時間掛かるようだったら。
○松井孝治君 要するに、これだけのものがいまだに電話代名目で契約が続いているということなんですよ。だから、我々は、もうこれ何年も前ですよ、三年ぐらい前ですよ、元々、電話代名目でこういうのやめた方がいい。それが、いろんな計画を作ります、外部有識者含めて作りますと言いながら、電話代名...全文を見る
○松井孝治君 いや、そうだとしたら、これ財務大臣、会計法上の長期継続契約でこれが読めないという我々は案を出しているんですから、これ政府案で出し直ししていただいてもいいですよ。もう明確にこういうものを電話代で読むのをやめるということをきちんと言わないと変わらない。  それで結局、...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いします。これはやはり何年もこの委員会で取り上げてきた項目が、いやそれは刷新契約、契約見直しとかいって毎年毎年いろいろおっしゃるわけですが、いつまでたってもこの契約形式も変わっていない。これでは私はこの委員会として看過できないと思います。ですから、是...全文を見る
○松井孝治君 仕分の仕方がどうであれ、コンペのない随意契約であることに間違いないし、そこに天下りが多数行っていることは間違いないわけです。仮にこの広報予算、指摘を受けた広報予算でないにしても同じことがまた別の予算で行われているわけですから、より本質的な対応をしていただきたいと思う...全文を見る
○松井孝治君 随意契約というともうほとんど悪のように言われておりまして、悪も多いんですが、それは緊急避難的なものは私はあると思うんです。そこしかないとか、これはもうここしか受け手がないというものはあると思うんです。だから、そういうことを踏まえて質問しているつもりなんです。  た...全文を見る
○松井孝治君 是非しっかりとお願いしたいと思います。  ちょっとほかにも項目が多いんで、駆け足で急ぎます。  総務大臣、事前通告をしておりますが、新潟県の長岡の郵便局で料金の別納制度を使って不正値引きがあったというのは五月に新聞報道されているところでありますが、郵政民営化を踏...全文を見る
○松井孝治君 いや、質問に答えてくださいよ。今の御答弁も私の質問に対する御回答の一部ですが、私が伺っているのは、これによって逸失利益がどれだけあったんですかと。  例えば、長岡局の場合、不正値引きが全国三十二局で徴収漏れが計三十四億あった。今の話だと、少なくとも民間の事業者に全...全文を見る
○松井孝治君 是非そうしてください。  恐らく私も、そんな悪意があったかどうかは別ですよ、悪意があったかどうかは別ですけれども、恐らく非常に、今聞いておりますのは、郵便局ごとに厳しいノルマが掛かっている。もうそんなしゃくし定規なことを言っていたら競争に取り残される、だから、まあ...全文を見る
○松井孝治君 よろしくお願いします。  社会保険庁の問題を伺いたいと思います。厚生労働大臣に御質問もしておりませんので、ここで御質問をさせていただきますが。  もうこれは昨週来、大変な議論を衆議院の厚生労働委員会を中心に国会でも質疑をされていますけれども、本当に元々の発想自身...全文を見る
○松井孝治君 今日中にやられるんですね。じゃ、今日の数字でまた更に出てくるようないい加減な調査だったら、本当に責任を取っていただくぐらいの覚悟で、私、社会保険庁長官、あえて首にしたいなんていう気持ち持っていないんですよ。社会保険庁長官のような方が民間の感覚でしっかり仕事をされるの...全文を見る
○松井孝治君 大臣、一言だけ最後に伺いたいんですが、なめられていると思うんですよ、現場から。  例えば今日の夕方、まあ今日中に取りまとめて発表されるものについても、ひょっとしたらまだ、今信頼できないのもたくさんいるとおっしゃいましたけれども、そういう状況じゃないかと思うんですよ...全文を見る
○松井孝治君 これで終わりますが、ちょっと是非、後の同僚の津田議員からも、今の発言は私は極めて問題だと、大臣にまたそういう発言をさせるような現状が極めて問題であるということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月01日第164回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  今日は、衆議院から提案者の方々においでをいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、提案者にお伺いをさせていただきたいと思うんですが、そもそもこの探偵業法の提出の経緯といいましょうか背景と...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  これは内閣府の国民生活局に伺いたいわけでありますが、今いろんな消費者を巻き込んだトラブルあるいは犯罪、そういったことの指摘がありました。警察庁の生活安全局長さんにもおいでいただいていますんで、続いて御答弁いただきたいんですが。  まず、...全文を見る
○松井孝治君 私がこの法案について若干疑義を持っておりますのは、この法律について何ゆえに業法的な規制が必要なのか。ほかの消費者トラブルであるとか、あるいはいろんな商行為をめぐる検挙件数との関係においてこの法律を、この業務、探偵業というんでしょうか調査業というんでしょうか、そこにつ...全文を見る
○松井孝治君 そのままいてください。  経済産業省にお伺いしますが、それは商行為の、例えば訪問販売という、あるいは通信販売である、あるいは電話勧誘である、その商行為に着目して規制を行っておられる、消費者保護の対策を打っておられる。それは分かりました。  今回の法案は、その事業...全文を見る
○松井孝治君 それは分かっています。
○松井孝治君 いや、そうじゃない。
○松井孝治君 提案者にお伺いしたいと思いますが、今のような商行為に着目して消費者の保護を図るという法制が現実に例えば経済産業省においてはあるわけでありますが、今回そういう商行為に着目して消費者保護の規制を行うという法体系を取らずに、いわゆる事業法体系を取って事業者の届出、本来、登...全文を見る
○松井孝治君 今、調査業という話もあったんですね。私は、警察庁が事業を所管されるというのは、事業所管という概念が警察庁の場合警察法等でどこまであるのか分かりませんが、ちょっとその事業所管というよりはいろんな行為規制をされるというのが警察庁のお立場かなというふうに思っておるわけです...全文を見る
○松井孝治君 小林政務官もお忙しい中おいでいただいていますが、これは議員立法ですし、私、提案者に我が同僚議員も入っていますし、提案の御趣旨はよく分かるんです。ただ、他方で、さっきの例えば英会話教材でもそうですし、その英会話教材の物販業であったりサービス業であったり、布団の販売もそ...全文を見る
○松井孝治君 私がなぜこういうことを言っているかというと、所管というのがよく分からないところがあるんですよ。例えば、ボウリング場というのは経済産業省が所管されています。でも、同じような遊技であってもパチンコは、経済産業省にお伺いするとあれは警察庁ですとおっしゃるんですね。今のマー...全文を見る
○松井孝治君 局長、もう一点今の御答弁に関連して伺いたいんですが、警察がこの探偵業を所管する根拠として警察法の規定を言われました。もしその規定を根拠に業所管をされるんなら、例えばサラリーマン金融あるいはやみ金と言われている業者、これは警察庁が所管しなきゃいかぬじゃないですか。
○松井孝治君 もう一回伺いますが、先ほど政務官は、この調査業は、あるいは政府参考人もおっしゃいましたが、経済産業省において所管すると、設置法の根拠を示して、条文も示されました。それとやみ金とがどう違うんですか。
○松井孝治君 要は、貸金業はきちんと法規制があって、それを協力体制として事業所管である金融庁があって、そこに協力体制ができていると。ところが、この調査業あるいは探偵業については、経済産業省は設置法上の権限は有していたかもしれませんが、事実上の規制関係、あるいは実態把握、指導監督体...全文を見る
○松井孝治君 はい、結構です。  それから、元々の御答弁の中の後段部分、要するに天下り等々について、いやしくも、まあいろんなうわさを流されないように、今の、私も調査業協会の実態を伺いましたが、いわゆる天下りではないという話も伺いました、事前に御説明もいただきましたが、そういう指...全文を見る
○松井孝治君 これ非常に大事なところで、この六条で書いていることって、もうちょっとかみ砕いて何かというふうにいいますと、例えばストーカー行為ですね、尾行する人たちがもう執拗に付きまとって、尾行される調査対象になってしまった方が非常に生活の平穏を害されてしまう。これは非常に難しい話...全文を見る
○松井孝治君 私は昨日、警察庁の方から、これはプログラム規定で、この規定に基づいて具体的な行政処分を行い始めたら非常に構成要件の判断が難しくて恣意的になる可能性がある。だから、非常にここは慎重にしなければいけないところで難しいところなんですという御説明を伺っていたんですが、その説...全文を見る
○松井孝治君 立法者の意思は確認できたわけですが、泉議員の御答弁で確認できたわけですが、やっぱり現実にこれ運用することになると、それは探偵の業者の方がちょっとつけただけで、もうこれは平穏を害するから営業廃止だということを非常に恣意的に運用されてしまうと、これはちょっとやっぱり行き...全文を見る
○松井孝治君 明快な御答弁ありがとうございました。  更に確認を続けたいと思いますが、この探偵業に、例えば企業の信用調査、こういったものは探偵業に含まれるのかどうか。例えば、その人間が経済的基礎が十分あるのかどうかとかいろいろ、例えば金融業者から頼まれてそういうことを調べるとい...全文を見る
○松井孝治君 同じ意味でありますが、要するに、探偵業とか興信所とかいう看板を掲げて一般の方々に営業活動を掛けて、それがいろんなトラブルの原因になる、ここを未然に防ぎたいということだと思うんですね。  そうすると、どこかの企業の上司がある企業の調査セクションに命じて、今の信用調査...全文を見る
○松井孝治君 報道機関が適用除外になっています。報道機関の定義ですが、例えば、いわゆる新聞社、放送局なんかが対象になるのは当然だと思うんですが、書籍、雑誌などの出版社、あるいはインターネットとか携帯電話のウエブメディア、インターネットメディア、それから例えば個人のフリーランスのジ...全文を見る
○松井孝治君 明確な答弁ありがとうございました。  そうだと思うんですよね。例えば、そういう行為の中で、また行き過ぎた行為が現実にあるかもしれない。それは社会的にそれでいいのかどうかという議論はあるかもしれないけれども、今回のこの法案で対象にしているのは、やっぱり興信所とか探偵...全文を見る
○松井孝治君 この法案の附則には見直し条項もあるわけですが、三年後の検討というのが書いてございますが、いろんな人権擁護法案とか、あるいは個人情報保護についての議論の進捗とか、そういうことの進捗も含めて、この三年後の見直しというのは更なる法改正の検討も含めての見直しと考えてよろしい...全文を見る
○松井孝治君 もう時間が参りましたので、最後に国家公安委員長に御質問したいと思いますが、今日はお忙しい中、ずっと今の質疑を国家公安委員長にはお聞きをいただきました。やはりこの法案、議員立法でもありますし、先ほどの、対象がどこまでの事業者を対象にしているのか、どこまでの行為を対象に...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。終わります。
06月15日第164回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○松井孝治君 ただいま議題となりました三法案につきまして、民主党・新緑風会を代表して、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。  近年、防衛施設庁、旧日本道路公団、旧成田空港公団などの発注工事をめぐる官製談合や社会保険庁における一連の不祥事など、行政に対する国民の信頼が大きく損...全文を見る
11月14日第165回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。  今日は、内閣委員会に久しぶりに質疑の機会をいただきまして、多数の大臣にお時間を調整していただきました。誠にありがとうございました。  衆議院の方の本会議等も開催されるということで、ちょっと大臣の御都合がどこまで付くか分...全文を見る
○松井孝治君 恐らく一般の大臣の方々も、この実態、必ずしもよく御存じないので聞いていていただきたいんですけれども、それは、前回の風営法の改正で性風俗特殊営業と今局長おっしゃったと思うんですが、性風俗特殊営業の広告宣伝をするような無料案内所は特定地区の中では、制限地区の中ではこれは...全文を見る
○松井孝治君 そこが問題でしてね、要するに表の看板では性風俗特殊営業、いわゆる例えばソープランドというようなものの広告はしていないと。ところが、表にはだから普通の風俗、まあ例えばクラブであるとかキャバクラであるとか、そういうものの宣伝はしているということになっていると。ところが、...全文を見る
○松井孝治君 大臣に御答弁をお願いしたいと思うんですが、二つございまして、一つはそういう、今も神奈川県で摘発事例はあると、それからそんなにやたらめったらやってないんではないかと。それは簡単に捜査員が入っていったときに、すぐこう調べてみて、お客さんを装ったら分かるわけですからという...全文を見る
○松井孝治君 前段の御答弁は是非そうしていただきたいと思うんですが、後段の御答弁について言うと、やはりそもそも風営法というのは何のために存在するのかなというときに、今おっしゃったように神奈川県で一つ摘発事例があると、それは共犯関係ということで摘発しているということはございましたけ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。是非、実態調査していただきたいと思いますし、今日は高市大臣も御出席でございます。この件は通告しておりませんので御答弁伺いませんけれども、高市大臣も青少年の健全な育成という意味で内閣府の担当大臣としていらっしゃるわけですので、是非見ていただいて、...全文を見る
○松井孝治君 それでは、引き続いて次の質問に移らせていただきたいと思います。  二つ目の問題は、これも青少年の健全育成という問題でございますけれども、衆議院の青少年特でしょうか、既に大臣から一度、同僚議員の高井美穂衆議院議員からの質問に前向きなお答えをいただいておりますが、携帯...全文を見る
○松井孝治君 通告していないから当然ですね。それは結構なんです。  驚くべき数字で、私も調べてみてびっくりしたんですけれども、実は小学生で二四%持っているんです。そして、中学生で六六・七%持っているんです。そして、高校生に至っては九六%が携帯電話を持っているという数字。これはN...全文を見る
○松井孝治君 委員の皆様方に是非考えていただきたいと思いますし、政府の関係者におかれましても是非考えていただきたいと思うんですが、どんどんこの巻き込まれている件数が増えていて、被害者のもう九割近くが児童である。しかも、そのほとんどが、九五%とか六%は携帯電話を通じていろんなメール...全文を見る
○松井孝治君 御趣旨はそのとおりですし、私の質問の趣旨も理解していただいていると思うんですが、総務省からも事務的に質問するに当たってお話を伺いました。  基本的には、そのフィルタリングというサービスをもう少し認知度を上げていくということをやっていきたいということなんですが、ただ...全文を見る
○松井孝治君 IT安心会議で相談されているんですか、これは、じゃ。IT安心会議というものがあって、それはどういうレベルで構成されていて、どの程度開催をしていて、この議論をどこまでしているんでしょうか。
○松井孝治君 構成員読み上げていただく必要はありません。ただ、それは例えば閣僚レベルで、高市大臣御本人が出席されて、例えば最近でいうといついつ開催したというような会議なんでしょうか。
○松井孝治君 そういう会議をやられていること自体は別に悪いことじゃないと思いますが、ただ、十月に大臣が答弁をされて、大臣自身も非常に積極的な御答弁を衆議院でされています。是非、大臣のリーダーシップで、閣僚レベルでこれどうしようかと。事務的に言えばいろいろ、それはキャリアとの関係も...全文を見る
○松井孝治君 是非そうしてください。  今日、せっかく総務省からおいでいただいているんで、基本的なことだけ総務省の政府参考人に伺いたいと思うんですが、さっきフィルタリングのサービスがあるというお話がありました。じゃ、大手のキャリア三社がフィルタリングサービスをどれだけ実施してい...全文を見る
○松井孝治君 高市大臣、今御答弁いただいたみたいに、所管官庁の総務省でも実際フィルタリングをどれだけ使っているかという数字を持ってないんです。要するに取れてないということです、事業者から。だから、これは恐らく別に事業者の、事業者というか、個人のプライバシーではないですよね。全体の...全文を見る
○松井孝治君 是非お願いをしたいと思います。  続きまして、次のテーマに移りたいと思います。  次のテーマは、公益法人の天下りの問題でございます。これは佐田大臣あるいは官房長官中心にお話を伺いたいと思います。高市大臣、もう少し後にちょっと別の項目がありますので、もう少々お待ち...全文を見る
○松井孝治君 新基準を作ったわけですから、旧基準で適合していたけれども新基準で適合しないものが出ると、それは当然のことです。だから、それは私は直ちに閣議決定違反だというようなことを申し上げるつもりはありません。ですから、まあ二年以内にそれを是正するという目標も含めて決定をされてい...全文を見る
○松井孝治君 いや、だって今年の夏に閣議決定を改定されたんでしょう。そのときに、ある程度実態を踏まえて閣議決定というのは改定されるんじゃないんですか。そのとき全く実態知らずに、こういう要件になったらどれぐらいの方々がその対象として広がって、どれぐらいの法人がその新基準を満たさない...全文を見る
○松井孝治君 余り事務方を問い詰めても気の毒かなと思いますけれども、実態調査をするんだったら、一つの手間でできるんですから、どうしてその部分的な調査をされたのか僕はよく分かりませんけれども、ただ、いずれにしてもこれ難しいことなんですね、結構ね。というのは、民法法人で都道府県が所管...全文を見る
○松井孝治君 失礼いたしました。済みません、私の誤解で。  そうすると、ますます大変ですね。旧基準ですら困難だと、従えないと言っている人たちに、どうやって新基準でもっと厳しいものに従わせるわけですか。そうなってくると、恐らくもっと多くの法人は、この新しいより厳しいものに従うこと...全文を見る
○松井孝治君 違いますよ。都道府県。
○松井孝治君 ちょっとこれは、ここまで明確に質問通告しておりませんので、今後のどこかの場での課題ということで、少し政府内でも御検討いただきたいと思うんですが。難しいんですよ。今正に佐田大臣おっしゃったように、知事の所管の法人、民法法人に対して、その監督ルールというのを閣議決定で国...全文を見る
○松井孝治君 私は、行為規制を厳格に行うのは大賛成なんですよ。ただ、今の日本のような天下り慣行というのは余り私は諸外国にないと思うんです。  官房長官、海外の事例お詳しいですけれども、日本のように大量に、営利企業だけじゃないですよ、その外郭団体とか、組織的あっせんですよね、個人...全文を見る
○松井孝治君 天下り慣行が日本特異のものであるかどうかはつまびらかでないとおっしゃいましたが、それはいろんなところで、もう人事院も含めて、もう時間がありませんから人事院に一々確認しませんけれども、それは日本特有であって、ほかの国にこういう天下りのシステムというのは余りないんですよ...全文を見る
○松井孝治君 安全運転の答弁で、ちょっとがっかりしましたけれども……
○松井孝治君 天下りの問題については、もう既にこれは九七年ぐらいかな、九六年かな、石原信雄元官房副長官が行政改革会議で問題点を指摘されて、ここにも活用を図ると書いてありましたが、中馬プランにも。マッチング機関みたいなものをつくって、もう省庁あっせん型の天下りやめるべきだと、官房副...全文を見る
○松井孝治君 もう何年もできているんですよ。一件ですよ。要するに、各省庁がそんなもの使うつもりないんですよ。相変わらず事務次官とか官房長とか、そういったところがいろんな外郭団体あるいは関係する企業を回って引き取っていただいている。  総理は、早期勧奨退職、五年間で三年延ばすとい...全文を見る
○松井孝治君 まあ正直に言うと、余り使うつもりのないシステムですね、あれは。私も調査票の中身とか見ましたけれども。  これももう、今日御通告した項目まだまだあるんでこのぐらいにしておきますけれども、やっぱり真剣に行革をやろうとしているのかな、真剣に公務員制度改革をしようとしてい...全文を見る
○松井孝治君 官房長官、ちょっと前ですよ、今年の三月に私、行革特で質問をしようと思って聞いたときの数字が、定員が六百六十五、併任が七百五十九名、これでも非常に併任の方がはるかに多いと。各省庁の定員でよこしているんですよ。何が片道切符ですか。片道切符どころじゃない、給料日に行ったら...全文を見る
○松井孝治君 別に五十人、百人各府省から併任で来てもらっているというのはいいんですよ。各府省の併任を取っている、食っているということは各府省の仕事がおろそかになっているという部分でもあるわけですよ。それであれば──いや、そうなんですよ。だって、この三月からこの九月まで、十月で二百...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、フォローアップしていくためにも、各省庁のIT調達について内閣官房の方で具体的に今後数字を取られて、例えば随意契約比率、一般競争入札比率、そういったものをきちんと数字を今後把握していかれるということと理解してよろしいですね。
○松井孝治君 もう是非しっかりフォローアップしていただきたいと思います。  最後に、会計検査院の調査の中で、最適化計画というのが今お話出ましたね。各省庁がそういうものでプログラムを作り直しているんですけれども、会計検査院がそれを検証してみましたら、何と六十六計画中四十七計画、八...全文を見る
○松井孝治君 見受けられたんではなくて、六十六計画中四十七計画、八百三十一か所もの不整合があった。その不整合に基づいてコンピュータープログラムを開発していったら、元々の根っこの業務フローチャートが不整合なんですから当然大きなエラーが出てくるという指摘を会計検査院がしているわけです...全文を見る
○松井孝治君 もう時間が来てしまいましたんでやめますけれども、それは本当に実は一斉に各省庁が計画を見直しているもんですから、物すごくこの業界で人手不足が起こっているんですよ。それで、本当に粗い作業が行われていて、基本的な計画の見直しにおいてこれだけぼろぼろと、会計検査院は別に物す...全文を見る
12月04日第165回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○松井孝治君 民主党・新緑風会の松井孝治でございます。山本議員に引き続いて御質問をさせていただきたいと思います。    〔資料配付〕
○松井孝治君 今、ちょっと大部になりますが、本来はパワーポイントか何かで説明できればいいんですが、許されておりませんので、理事会の許可をいただきまして資料を配付させていただきました。  私は決算委員会に所属をいたしまして五年目になります。議員生活六年のうちほとんど決算委員会に所...全文を見る
○松井孝治君 本当に率直な感想を聞きたかったんですね。大体こういう資料を出しますと、そうじゃないデータを引っ張ってきて官僚答弁を書くわけでありますが、そういうことは余りテレビをごらんの方々もお聞きになりたくなかったと思います。やっぱり率直にこれを見て、明らかに格差があるんですよ。...全文を見る
○松井孝治君 地方自治体で検討していただきたいというのはそのとおりなんですよ。そのとおりなんですが、これ、生活保護の現業員の人件費は、総務大臣、ちょっとお時間がないのでもう聞けませんけれども、これは交付税手当てがなされているんです。ところが、いったん交付税手当てがなされたら、その...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  理事長なりのポスト、あるいは常勤理事のポストのうち公務員出身者を半分以下にするという目標を立てておられる。それで、それは半分以下に一応なっていると思います。徐々に減っていると思います。  もう一つ、さっきの二枚目のパネルでいうと公益法人ですね。...全文を見る
○松井孝治君 これは総務大臣に伺った方がいいですね。  何で特殊法人、独立行政法人は理事長又は常勤理事のうちの半分を天下り規制、半分以下にしなければいけない、今の話だと常勤理事じゃないんですね、理事全体の中の三分の一、どうしてこの基準が違うんですか。総務大臣、もし分かったらお答...全文を見る
○松井孝治君 よく分からない、その経緯、決定には参加していないから分からないという意味ですかね。いや、そうだと思います。別に菅総務大臣がお決めになられたわけじゃないですから。  それで、資料のそれでは八をごらんください。  上の方が国家公務員の天下り。さっき申し上げましたよう...全文を見る
○松井孝治君 はい、入っています。
○松井孝治君 官房長官の答弁とも思えないですね。  なぜかというと、おっしゃるとおりなんですよ、特殊法人とか独立行政法人の方が国に近いんですよ。民間に近いところほど厳しく遮断しているというのが今の考え方なんですよ。民間に近いところというのは、要するに、民間企業には役人の天下りは...全文を見る
○松井孝治君 安倍総理に伺いたいと思うんですけど、ちょっとパネルの九番目、十番目、出してください。(資料提示)  これは、今回会計検査院が指摘したWAVEという団体、これも財団法人ですね、随意契約で多額のお金が流れています。これを見てください。常勤理事、理事二十五名中役所のOB...全文を見る
○松井孝治君 もうしようがないから、時間食いますけど、中島総裁の答弁を読み上げましょう。  実はこの行為規制というのはアメリカで現在採用される制度でありますが、アメリカと日本では実は基本的に違うことがございます。日本の場合には、官庁が勧奨退職をする、そして官庁が勧奨退職に応じた...全文を見る
○松井孝治君 要するに行為規制も取り入れるけれども、その行為規制だけで担保できるかどうか分からないから、今の二年間の再就職規制も、これも残すという意味ですね。  それから、暫定的にということの意味を教えてください。二年間だけ残すのか、あるいは原則その効果が見えるまでは残すのか、...全文を見る
○松井孝治君 それなら別に暫定にしなくて、行為規制を取りあえず導入して、その結果を見てまた判断すればいいということじゃないですか。  私は佐田大臣のいろんな記者会見録とか拝見して、むしろ今の再就職制限の期間を長くするという考え方もあるというようなこともおっしゃっていると。それを...全文を見る
○松井孝治君 官民の交流を進めたいというのは、私全く同意見なんですよ。ただ、問題は、組織的にその組織の背景であっせんをする、そういう天下りをやめたらどうだと。  官庁の中に、石原信雄元官房副長官が提言されて、官民のデータベースみたいな、マッチングをしようというデータベースも作り...全文を見る
○松井孝治君 後ろからやじも飛んでいましたけれども、そこら辺はね、やっぱり総理、もうちょっと歯切れいい答弁をいただきたいと思います。前総理はそこはもう少し歯切れいい答弁されました。  それで、天下りの背景には早期勧奨退職というのがあるんですね。この早期勧奨退職も今是正に取り組ん...全文を見る
○松井孝治君 今日初めて前向きの答弁をいただきました。是非、キャリアだけではなくて、むしろノンキャリア、一般職の人たち、本当に定年までちゃんと働かせてあげられるような、そういう環境をつくっていただきたいと思います。それも目標を定めてお願いしたいと思います。  あと、本当は幾つか...全文を見る
○松井孝治君 平成十六年度の警告決議の中に、政府は、独立行政法人の運営の大部分が国からの運営費交付金等により行われている実態にかんがみ、原則一般競争入札の徹底及び随意契約受注企業への天下り抑制等々指導すべきだ、こういう警告決議が付いていますが、この警告決議に対して誠実に対応すると...全文を見る
○松井孝治君 そうではなくて、国でこういうふうにやっているように、どれぐらいが随意契約の割合かと。私、随意契約やらざるを得ないものはあると思いますよ。だけど、一般競争入札が原則なんですから、どれぐらいの割合が一般競争入札でどれぐらいが随意契約かということが分からないんですかと、実...全文を見る
○松井孝治君 いや、そんなこといい。決算額だけ。
○松井孝治君 これは、二年前の決算委員会で、私、同じように質問をしまして、答えられない、要するに調査をしていますと。これ平成十七年度決算審査なんですよ。それで、同じ質問をして、警告決議を受けて、これ、総理ね、会計検査院が指摘し、我々が委員会で議論をし、警告決議を付けて、そしてきち...全文を見る
○松井孝治君 私、理解できません。  平成十七年度決算で、前にも指摘をして、私はずっと質問主意書も出し続けて、この話もずっとしているにもかかわらず、何千億円の政府のIT調達予算の決算額が、予算要求のときに約六千億円まとめているんですよ、その決算額が決算として確定できないのに、こ...全文を見る
○松井孝治君 総理、最後に一言、御感想なり決意を伺いたいんですが、この決算委員会、決算重視の参議院と言いながら、やっぱり警告決議をしたことが全く政府側は意に介していないということが非常に多いわけですよ。ですから、総理のリーダーシップで、先ほどの例えば天下りの問題、例えば地方の天下...全文を見る
○松井孝治君 天下りも。天下り。
○松井孝治君 時間が超過しましたので、終わります。ありがとうございました。
12月07日第165回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。  四人の先生方、それぞれに貴重な御意見ありがとうございました。質問項目も結構ありますので、簡潔にそれぞれお答えいただければ大変有り難いと思います。  まず最初に、道州制に対して比較的積極的な御意見というふうに私が理解をいたしました...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  次に、これは四先生にそれぞれ簡潔にお答えいただきたいんですけれども。  財政調整機能は、それは財政調整しないという考え方もありますけれども、現実的に言うと、何らかの財政調整が必要になってくるというのは、これは間違いのないことだと思うんで...全文を見る
○松井孝治君 松本参考人、よろしければその中間的な考え方というのは、少しだけ御説明いただけませんでしょうか。
○松井孝治君 松本先生、それは第三者機関的な、田村先生がおっしゃったような、そういうものに国の代表も入るし、道州の代表も入ると、そういう意味ですか。
○松井孝治君 ありがとうございました。  もう恐らく、ひょっとしたらこれが最後の質問になるかもしれませんけれども、二層制、三層制という話が出ています。  多くの先生方は、三層制とおっしゃったときに、現行の都道府県をイメージして三層制というふうにおっしゃった方が何人かいらっしゃ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。