松井孝治

まついこうじ



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松井孝治の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第166回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○松井孝治君 不規則な時間に質疑をさせていただきまして、ありがとうございました。今、資料も皆さんの方に配付をさせていただきますが、資料にも基づきながら、渡辺喜美行革担当大臣を中心に、今日は官房長官も御出席でございますので、御質問させていただきたいと思います。  渡辺大臣、お忙し...全文を見る
○松井孝治君 今日配付させていただいている資料が幾つかあるんですが、その中に二枚目の資料がございます。下の方はいいんですけれども、二枚目の資料、丸い円グラフが幾つか、四つぐらい付いた資料を配付させていただいております。  国家公務員の天下り先という円グラフがありまして、公益法人...全文を見る
○松井孝治君 なるほど、明快な御答弁です。  要するに、この円グラフでいうと、公益法人、営利法人、これ合わせて大体半分ぐらいですね、行き先の。それ以外にも実は独立行政法人とか特殊法人とかあるわけでありますが、ここもあっせん禁止の対象にするというのが基本的には方向性として大臣のお...全文を見る
○松井孝治君 その点はひとつ評価をしたいと思います。  そして、しかし大臣、事前規制から事後規制へという言葉もございます。今まででいいますと、私どものこの民主党の法案は、私が提案者になった法案は、民間企業だけではなくて、在職中に影響力を持っている、密接に関連した仕事をしていた法...全文を見る
○松井孝治君 私も同じ意見なんですよ。百三条のクーリングオフ期間があればすべて実効性が担保できているかというとできてない。だから、むしろそこも厳格にしていかなければいけない、そう思っているんですよ。  ですから、おっしゃるような行為規制とかあっせんの規制、これも掛けなければいけ...全文を見る
○松井孝治君 ですから、大臣とおっしゃっていることは私はほとんど同じことなんです。ただ、クーリングオフ規制がワークしていない、だからそのクーリングオフ規制をやめるという論理的な結論にならないじゃないかと。クーリング規制は規制として、しかるべく穴を埋めていく努力をしていく、同時に行...全文を見る
○松井孝治君 官房長、そうすると押し付けはないと。だけど天下りのあっせんはあるということですけれども、これは何なんですかね、情報提供ですか。
○松井孝治君 そういう御紹介、情報提供、先方からの要請もあって提供される。これは業務上行われていることですか。
○松井孝治君 人事管理の一環ということは、業務上ということですね。  そうしますと、伺いますが、新聞報道で、別にこれは経済産業省のことだけを言っているわけじゃないんです、一つの事例として聞いているわけですから誤解のないようにお願いしたいんですが、新聞等で伺いますと、退職をされて...全文を見る
○松井孝治君 それは職務上の行為として行われているんでしょうか。
○松井孝治君 在職者が人事管理の一環として、ほとんどの場合はこれは勧奨退職の一環ですから、人事管理の一環として、在職者に対して求めに応じてこういう適性の人物がいますということの情報提供されるというのは、私は職務上の一環として、まあぎりぎりというか、一般の国民がそれをどう判断される...全文を見る
○松井孝治君 そうなんでしょうか。  職員に関して、やっぱりそれは勧奨退職をして、人事管理の一環として再就職についての何らかの情報提供をするということはいいですけれども、なぜ、一般の国民の方々に、どうして辞めた方で再就職をされている方に関して情報提供をする、それは勤務時間内に情...全文を見る
○松井孝治君 全然理解できないですよ。どういう法的根拠でそういう再就職、再々就職、再々々就職のあっせんをするのか。一般の国民に対してはそういうあっせんはしない。ですから、人事管理の一環で、辞められるときの再就職の情報提供なりが違法とまでは私は言いませんよ、それは適切か不適切かとい...全文を見る
○松井孝治君 どういうケースですか、具体的に言ってください。
○松井孝治君 全く理解ができないですね。  渡辺大臣、今聞いておられて、私はどうも、最初の再就職は、これはこの渡辺私案で、これから政府でいろいろ再就職についてのあっせんの禁止というものを議論されるわけですから、最初のケースについてもどうあるべきかというのは、これは立法政策として...全文を見る
○松井孝治君 じゃ、今の霞が関の慣行は、あるいはそれを守られようとされている与党内のいろんな大物の御意見は旧式ポンコツエンジンだということですか。
○松井孝治君 そうすると、私は、そもそも新人材バンクと言われているもの、おっしゃっている趣旨は分かりますよ。趣旨は分かるし、自民党案よりはるかに渡辺大臣の方が優れていると思いますけれども、しかし国民の一般の方々から言えば、皆さんリストラに遭っています。リストラに遭って、それは大企...全文を見る
○松井孝治君 私は、今のお話でいうと、自己都合で、私は仕事が気に食わないから辞めると、これは民間でもそんなケースの場合に一々支援しませんよ。それは自分の能力を更に発揮したいわけですから、しかも身分保障もあるわけですから、働けるのに自分は気に食わない、これは正に自己都合ですから、そ...全文を見る
○松井孝治君 四年間で一・四歳しか、あれだけ小泉さんおっしゃっても全然、五年間で三歳、まだ半分も行っていないじゃないですか、四年たっているのに、どうするんですか。これ、指示を受けられた方の役人の責任問題にもかかわると思いますけれども、これ来年、三歳延びなければどういう責任を政府と...全文を見る
○松井孝治君 そういうことを聞いているんじゃないんです。政府として、何遍も私も国会で聞きましたよ。五年間で三歳退職の年齢を引き上げるとおっしゃったにもかかわらず、四年間で一・五歳も引き上がっていない。これが引き上げられなかったときにどういう責任を取るんですか。  菅大臣お見えで...全文を見る
○松井孝治君 今日、資料でお配りさせていただいている最初の資料があります。これは平成十七年度の府省別離職状況でして、実は勧奨退職者が平成十七年度でいうと二千二百九十七名、これは指定職が入っていないので、実際四千名ぐらいいるんじゃないかというふうに私役所の人から聞きましたけれども、...全文を見る
○松井孝治君 官房長官にもおいでいただいていますので、官房長官、最後の法案の調整の話を伺おうと思ったんですが、官房長官も基本的にはもう勧奨退職というのをなくすと、複線型人事にして、キャリア、ノンキャリア共々に定年まで、自己都合とか、あるいは過員による勧奨退職、いわゆる人が剰余、余...全文を見る
○松井孝治君 ちょっと話が前後するんですが、さっき松永官房長から押し付け型の、今、押し付け型の天下りは根絶するという総理の方針ということで官房長官はおっしゃいました。松永官房長始めとして各省庁は、押し付け型の天下りなんてないというふうに答弁されているんですね。少なくとも経済産業省...全文を見る
○松井孝治君 官房長官の総理の御発言と若干のニュアンスの違いがありますが、総理は、今、渡辺大臣がおっしゃったように御理解されているんですね。閣内に不一致ありませんね。少なくとも官邸と渡辺大臣に不一致はありませんね。
○松井孝治君 それで、その新人材バンクがちょっとくせ者でありまして、自民党の中には、一部の財務官僚や自民党の一部のある方が、政府原案の人材バンクに代わるものとして中央人材機関構想を固めたと。何かというと、中央人材機関があっせんを一元的に処理をすると。  この機関があっせんをする...全文を見る
○松井孝治君 それじゃ、その制度設計の中身を伺います。  まず、新人材バンクというのは、これは各省庁の人事機関と連携を取るんですか、取らないんですか。
○松井孝治君 いや、驚きましたね。じゃ、新人材バンクも各省庁の人事機関と連携を取る可能性も排除してないと。これではやっぱり大したことはできないですね。  それと、少なくとも、これは経済財政諮問会議か何かに出されたものでは、新人材バンクと別に外部監査機関を設けて、そこは公務員OB...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、あとはいつごろこれ法案提案されるんですか。  法制局、今日来ていただいているんですけれども、法制局に伺いますけれども、法制局、この法案の一読なり予備的審査はもう済まされていますか。済まされているかどうかだけで結構です。
○松井孝治君 常識的には法制局に条文持ってから二、三週間掛かるんですよ、各省協議も含めればもっと掛かるんですよ。三月末にこれできるんですか、官房長官。それは最後に聞きます。  菅大臣に来ていただいていますので、もう残りが一、二分しかありませんので。  菅大臣、是非これ、今国家...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、今国会で法案提案を目指して今作業中だということですか。
○松井孝治君 最後に、官房長官に一問だけお尋ねします。  今内閣法制局はまだ条文の事前審査もしていない。そもそも中身がまだここの委員会でも明らかになる前の段階であるということを渡辺大臣おっしゃいました。三月十三日ですね、予算費関連の内閣としての提出、国会提出の閣議決定の締切りと...全文を見る
○松井孝治君 終わります。
06月12日第166回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○松井孝治君 民主党の松井孝治でございます。本日は委員会の民主党のトップバッターとして御質問をさせていただきます。  まず最初に、総務省から政府参考人おいでいただいておりますが、国家公務員制度の企画立案というのはどこの省の所掌でしょうか。
○松井孝治君 私はそういう意味で、今回、国家公務員法の改正でございまして、なぜ総務大臣がいらっしゃらないのか。私、総務大臣の出席要求をいたしましたが、残念ながら今総務大臣おいででございません。このことについては大変遺憾でございます。理事会において、委員長に申し上げますが、今後、連...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。是非理事会で御協議をいただいて、慎重御審議いただきたいと存じます。  それで、最初に、これは渡辺担当大臣も、それから官房長官もよく御存じでございましょうけれども、我々自身が今回の天下り規制については政府案よりもはるかに厳しい案を出させていただ...全文を見る
○松井孝治君 胸を張った答弁をしていただきましたので大変有り難いと思います。  私が委員長に実は申し上げたいのは、そこまで胸を張っておっしゃっていただいているわけですから、この官民交流センター、天下りバンク、我々はそう称しておりますが、この中身、これはこの法案の一番大きな眼目な...全文を見る
○松井孝治君 それでは、議論を始めさせていただきたいと存じます。  まず、社会保険庁、大変な問題で、今日もお昼のニュースでもやっておりましたけれども、大変な問題になりましたね。その社会保険庁というのを今、日本年金機構に変えようという法案が参議院に掛かっております。日本年金機構と...全文を見る
○松井孝治君 分かっていて時間稼ぎでそういう答弁されていると思いますが、日本年金機構、今までの社会保険庁からたくさんの天下りがあるわけですよ。その社会保険庁からの天下りを許してきて、これも問題だということになっているわけですよ。私も、今日、これはちょっと古い資料ですが、パネル持っ...全文を見る
○松井孝治君 じゃ、もう一つ聞きますよ。緑資源機構、これも解体するというふうにおっしゃっていますが、緑資源機構からいろんな公益法人に天下っていますよね、たくさん。林野庁にもお越しいただいていますけれども、これは対象になるんですか、天下り規制の。
○松井孝治君 問題の本質は、これ朝日新聞の二〇〇七年五月二十五日、緑資源機構、「談合 動機は天下り」、こういうところ、別に緑資源機構だけじゃないんですよ。先ほどの社会保険庁をまた特殊法人にする。特殊法人、公益法人がいろんな天下りの巣窟になり、そこが官製談合の一つの大きな巣窟になっ...全文を見る
○松井孝治君 いや、だからそこが一番大きな問題だから我々はそういう独立行政法人や特殊法人まで含めた天下り規制が必要だということで提案している。そこはやっていませんよといって胸を張られても困るわけで、不十分じゃないかというふうに私は申し上げているわけでございます。  これを、この...全文を見る
○松井孝治君 情けないですね。人事院のいろんな幹部の方からも私は、これはひどいですよと、こんなことで天下りなんか根絶できないですよという意見を個人的にいただいておりますが、そういう声は総裁の耳には入っていないようですね。  事前規制が今回なくなります。その分、事後規制でしっかり...全文を見る
○松井孝治君 いや、ですから経過措置が切れた後の話ですよ。経過措置の切れた後、そういうものは認められるようになるわけですね。
○松井孝治君 さっきそれで何か納得しているみたいなことを言ったじゃないですか。相談を受けていないんですか。
○松井孝治君 じゃ、知っているじゃないですか。だから、そういうものは規制対象にならないんでしょう、暫定期間が過ぎたら、経過期間が過ぎたら、そういう理解でしょう。相談を受けてきたんでしょう。
○松井孝治君 責任持って意見を申し上げてくださいよ。お願いしますよ。  それでは、行革推進本部の株丹政府参考人に伺いますけれども、今私が申し上げたようなケースですね。例えば、国土交通省の道路局にいましたと、いろんな国道の発注事業をやっていましたと、その方がいったん退職されました...全文を見る
○松井孝治君 お分かりいただいたように、全く規制がなくなるんですよ。少なくとも退職後、自分が職務権限を持っていた、直近まで職務権限を持っていた会社に就職する、活動することについては。  そして、もう一つ伺いますけれども、省庁が権限や予算、これを背景に持って押し付け型の天下り、こ...全文を見る
○松井孝治君 全く分からないですよ。だって、今、事前規制なくすんでしょう。片方で、是非おたくの、例えば防衛施設技術協会さんが、防衛施設庁にいた人が非常に我が協会の職務をよく知っているからこういう人欲しい、一生懸命人材開拓するんでしょう。それは確かに防衛施設庁の人はタッチしないかも...全文を見る
○松井孝治君 だから言っているんですよ。じゃ、閣議でどこにそういう原則書いているんですか、閣議決定の文書でも。これ国会なんだからね、国会でその天下りバンク、官民人材交流センターはどういうものを紹介するんですかと、一生懸命求職活動するんでしょう、再就職ニーズに十分対応した積極的な求...全文を見る
○松井孝治君 あっせん対象を制限するかもしれないんですね。それは非常にゆゆしき問題ですよ。それは物すごく大きな判断ですよ。あっせん対象を、監視委員会がこれは問題、不正があるといってチェックをするのはいいんですよ。ここ推進機関でしょう。推進機関があっせん対象を制限するんですか、勝手...全文を見る
○松井孝治君 それは逃げですよ。何のために官房長官がこの法案の審議に出てきているんですか。私はこの法案の提案者じゃありませんからって、閣議決定しているんでしょう。自分の名前が出てきているんでしょう。そのときに、何のために官房長官を呼んでいるんですか。それだったら議論できないですよ...全文を見る
○松井孝治君 いや、まずはじゃないですよ。官房長官、きっちり答えてください、時間もないんですから。塩崎官房長官。
○松井孝治君 これは質問続行できませんよ。  だって、正にこういうところから、防衛施設技術協会からうちの職員下さいと、押し付け型じゃないんですよ。防衛施設庁と直接話するわけじゃないんですよ。官民交流センターに、人材交流センターに下さいと言われたと。本人もそういうところに行きたい...全文を見る
○松井孝治君 どこに書いてある、閣議決定。
○松井孝治君 具体的にどこに書いてある。
○松井孝治君 質問妨害のような答弁しないでください。  私が言っているのは、能力主義なんて、年功序列の打破、そんなのずっと言ってきたことですよ。そういうことを言っているんじゃないんですよ。穴があるんじゃないですかと。霞が関の役人が全部反対したからいいことだみたいな、そんないい加...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。それは行為規制でやる。だから、穴というものではないけれども、とにかくそういうものを、例えばそういう能力があるという人を求めて、そしてこちら側で能力があるという人がいて、マッチすれば行くということですね。それは後で行為規制で縛るから問題はないと、基本的に...全文を見る
○松井孝治君 要するに明確な、法律に書けるような明確な、こういうところからお願いされて、そこを、もちろん能力とか実績ある人ですよ、だってその分野で仕事をしてきた人だから。その能力をだれがどう測るんですか。テストでもするんですか、防衛施設整備についての能力のテストを。そんなのできな...全文を見る
○松井孝治君 求人というか、この人が欲しいと。
○松井孝治君 そういう抜け穴をどんどん探していくものなんですよ。お分かりでしょう。  もう一つ聞きます。  例えば、OB、これは職員に対する規制ですよね、各省庁のあっせんの規制は。そうじゃなくて、事務次官やっていました、昨日まで事務次官やっていましたけど事務次官退官しました、...全文を見る
○松井孝治君 聞いていないことに答えないでください。
○松井孝治君 要するに、こういう規制ができたら、その規制の穴を探していくものなんですよ、すべては。法律ってそういうものなんですよ。だから、今までそういうことがなかったからなんというのは理由にならないですよ。これからだって、恐らく今のわたりの問題だってOBが紹介しているものなんて山...全文を見る
○松井孝治君 今、審議の中で聞いていていただいて明らかになったと思うんですが、完全にOBによるあっせんというのは穴なんですよ。それはやりますよ。既に、OBが何か人事管理に口出したらいかぬみたいなことをさっきおっしゃいましたけれども、そんなの幾らでもやっているって。少なくとも退職し...全文を見る
○松井孝治君 ちょっとその根拠をしっかり聞いていきたいと思うんですね。  四千人というのは、私も総務省の事務方の方から大体約四千人ですと、一般職の早期勧奨退職というのは四千人ぐらいですと聞いていますから分かります。問題は、それが、そのうちのいわゆるあっせんがあるのが二千人である...全文を見る
○松井孝治君 はい、ありがとうございます。  その上で、本当にどこまでのあっせんをしているのかということをもうちょっと明らかにしていきたいんですが、経済産業省、今日、官房長お見えいただいていますが、経済産業省は過去三年間で四十二件の再就職あっせんを行ったというふうに資料が出てい...全文を見る
○松井孝治君 四百二十二件中、そうすると経済産業省は四十二件のあっせんをしたということですか。
○松井孝治君 総務省のデータでいいますと、三年間で勧奨退職者数が一万四千人で、再就職あっせんが千九百六十八人。要するに一割台ですね、二割まで行っていないんですよ、さっき大臣がおっしゃった半分というところまで行っていない。現実には私はもっと半分よりも多いんじゃないかと思っているわけ...全文を見る
○松井孝治君 お願いいたします。  これは時間が掛かるかもしれません。ここで引っ掛かっていると質疑、続行できませんから。  じゃ、仮に大臣が、四千人ぐらいの早期勧奨退職が年間あって、二千人ぐらいそこをあっせんをすると。要するに、年間あっせんニーズが二千人あるというふうにします...全文を見る
○松井孝治君 算数の授業じゃないんでね。  具体的に、要するに、これは国民に対して、こういう官民交流センター、天下りバンクをつくることの正当性を議論するのが国会なんですね。そのときに、ずっと衆議院でも議論をしてあったように、我々の案でいうと、天下りは基本的に禁止します、それは職...全文を見る
○松井孝治君 何か胸張っておっしゃっていただきましたけれども、まず求職制限というのは、いつも大臣ね、ちょっとずつ大げさに不正確におっしゃるんですね。ちょっとずつというか大分ずつなんですが。求職制限というのが掛かっているのは、これは自分の職務に関連したものについてはしてはいけないん...全文を見る
○松井孝治君 そうそう、そこの基本的にはなんですよ。例えば、就職あっせんしましたと、どうもうまくいきませんでしたと、そのときもう一回やるということはあり得るんですか。短期の間でどうも肌が合わなかった、その会社と、その団体と肌が合わなかった、そういうことはあり得るんですか。
○松井孝治君 だから、どこまで認められるのかという、グレーだということですか。二回目、三回目もあり得るということですか。例えば一年で、一年やってみたけれども、一年間ワンサイクル仕事してみたけれども、どうもうまくいかない。また次の一年、再就職すると、こういうことはあり得るんですか。
○松井孝治君 どうもここら辺がはっきりしないんですね。  それから、センターと、天下りバンクと、センターと言ってもはっきりしないですか、天下りバンクと言った方が分かりやすければそうずっと言い続けますけど、天下りバンクと各省庁の関係は、各省庁の人事当局は要請することができるんです...全文を見る
○松井孝治君 要するに、徐々に明らかになってきたと思いますけれども、各省庁と別に完全独立していないわけですよ。つながっているんですよ。だから、各省庁がいろいろ前ごなし、後ごなしをして、ここを、この天下りセンター、天下りバンクを使ったように見せ掛けることは幾らでもできるということを...全文を見る
○松井孝治君 これもさっき言っていたところの、いろんなところがOBがたくさんいて、それが随意契約率がほぼ一〇〇%と、そういうところにOBが行って、そこに丸投げで、一〇〇%随意契約で発注が行われている、こんなのOBが一々よろしくとか言ってないんですよ。あいさつでよろしくは言っている...全文を見る
○松井孝治君 何の対象。
○松井孝治君 私の役人生活では、そんな天下ったOBが、個別具体的な行政処分とかあるいは契約について、是非松井君、こういう問題をこれは幾らでやってくれとか、そんな話聞いたことないですよ。あうんの呼吸ですよ。あるいは、あるとしたら、その上司とか部下とかの人が、いやあ、あの何とかさんも...全文を見る
○松井孝治君 十年前ですね。  私どもも、事後規制は穴があるじゃないかと今攻撃しましたけれども、民主党もやっぱりそれなりの事後規制は入れているんです。だけど、事後規制だけでは全部穴が防げない。だから、事後規制入れるときには、当然のことながら、さっき申し上げた、今、林野庁の逮捕さ...全文を見る
○松井孝治君 私も与えられた時間があと一分ですから、政府参考人にもう一回質問をしますけれども、さっきの事後規制の一環で、天下りしたOBがこの法律の中で事後規制の適用除外の一つになっていますけれども、補助金の申請あるいは処分の申請、それを行うときに、自分が申請の手続に行って、補助金...全文を見る
○松井孝治君 よく分かりません。だって、補助金の申請持っていくというのは、その補助金を是非、我が社はこういう技術を持っています、こういう提案を持っています、だから是非認めてくださいということでしょう。礼儀としてのこんにちはじゃないでしょう。補助申請を、この書面をもって是非よろしく...全文を見る
○松井孝治君 全く理解ができません。  もう一つだけついでに聞いておきますけれども、これは事後規制の話じゃないですけれども、例えば各省庁のいろんな就職あっせんの中で適用除外がありますね。例えば現職出向という制度がありますね。現職出向を堂々とする、退職金払わないで外郭団体に出向す...全文を見る
○松井孝治君 現役出向の場合は、例えば経済産業省から、済みません、経済産業省の例ばかりで申し訳ないけど、例えばジェトロに出向させると。その場では退職金は払いませんよ、その場では退職金、現職出向だから。だけど、そのジェトロは非常に居心地がよくて、お互いが、これは非常にいい人をもらっ...全文を見る
○松井孝治君 分かっているんですよ。分かっているけど、そういう制度を使えば、現職出向の場合、何年以内とかいう規定がないわけですから、堂々と各省が人事交流の一環としてそういう就職先をつくって、最後までそこにいて、それで退職金をもらうと。少なくともその後数年間いて辞めるということもで...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の松井孝治でございます。本日は、御多忙な大臣、おそろいをいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、渡辺行革担当大臣におかれましては、参議院の財金委員会と重複しておりまして、前半に御質問をさせていただいて途中でお...全文を見る
○松井孝治君 背景説明は分かりますけれども、私が伺っておりますのは、官房長官から具体的に、わたりやわたりの禁止についての大臣の御発言、あるいは独法に対する天下りの総量規制などについて、これはもうセンター懇の範囲を超えているということで、こういうことは書かない方がいいんじゃないかと...全文を見る
○松井孝治君 新聞報道によると、官房長官は記者会見で、閣議の決めた検討事項の範囲を超える話だから触れる必要はないと、具体的にその話を認めておられますが、大臣は、直接的にその話はなかったけれども、具体的に、わたりの禁止や総量規制の話については閣議で決めたこのセンター懇の所掌事務を離...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、私、大臣の御意見を確認しておきたいんですけれども、まだこれ報告書まとまっていませんね。素案段階で、昨日もいろんな委員の方々から書面で、あるいは言葉で意見が出ています。これを受けて、今おっしゃった例えばわたり規制、こういったもの、あるいは独法に対する天下り...全文を見る
○松井孝治君 そもそもわたりについては、これは大臣の御見解を伺いたいんですが、これは一回目の再就職というのは現状、政府はやっていますね。それは人事管理の一環としてやっている。ただ、退職者を更に再就職のあっせんをしている、この事実関係を認めているわけですが、これはそもそも違法なんじ...全文を見る
○松井孝治君 もう一点、これちょっと観点を変えて会計検査院に伺いたいと思うんですが、会計検査院が十月に発表された随意契約の検査結果の中で、随意契約を結んでいる公益法人の天下りの実態調査されています。その九百六十二法人に随意契約、天下りがある公益法人に随意契約がなされているわけであ...全文を見る
○松井孝治君 簡潔に。
○松井孝治君 渡辺大臣、今の数字も聞いていただいたと思うんですけどね、氷山の一角なんですよ。氷山の一角ですが、要するにもうこれだけの数の、それぞれもう五〇%、その随意契約先の公益法人のうちの職員の五〇%を超えるような天下りがあるような団体がこれだけあって、何と千九百五十六人の職員...全文を見る
○松井孝治君 是非そこは厳しく、そもそもそういうマーケットバリューどころか、お土産付けて高い給与を保証しているような再就職、私は知見活用型、いつも申し上げています、知見活用型で、本人の知識、経験が民間なりで買われて再就職される、そのことを否定するものじゃないんですけれども、やっぱ...全文を見る
○松井孝治君 もっとこの議論をしたいんですけれども、大臣の退席時間が近づいていますので、まとめて最後に二つの質問をさせていただきたいと思います。  一つは、キャリア制度ですね。もう能力・実績主義になればⅠ種、Ⅱ種という区別を付けていく必要がどこまであるのか。キャリア制度の見直し...全文を見る
○松井孝治君 委員長、御指示において、渡辺大臣、時間ですので御退席いただいて結構です。
○松井孝治君 渡辺大臣御退席ですが、ちょっとそれに関連した質問を一問だけ続けさせていただきます。  今日は岸田大臣に御出席をいただいておりますが、今、新人材バンクのセンター懇という懇談会において、再就職のあっせんをする、公務員の再就職のあっせんを一元化してすると、その報告書の骨...全文を見る
○松井孝治君 私も、別に若年者が自己都合でどんどん民間に職を求めたりすること自体はいいと思うんです。組織的なあっせんではなくて、人材が社会の中で流動化すること自体はいいし、しかるべき支援が社会全体としてあっていいと思うんですけれども、そこをどこまで税金を使ってやるのかというのはま...全文を見る
○松井孝治君 今、上川大臣の方から法規制も含めてというお話が出ました。  例えば、これは高市大臣の時代でございましたが、この内閣委員会や衆議院の青少年特の方でも議論になりまして、携帯電話、子供たちの被害の、本当にインターネットの被害の多数、九十数%は携帯電話からアクセスしている...全文を見る
○松井孝治君 岸田大臣の下でIT安心会議というのを開かれておられて、これ岸田大臣は御出席されていないと思うんですね。課長レベルの会議で、やはり例えば出会い系サイト規制の見直しというようなことも含めていろんな対策を講ずるべきだということで、関係省庁で課長レベルで集まっておられます。...全文を見る
○松井孝治君 三大臣、是非緊密に協力をし合っていただいてこういう青少年対策をしっかりやっていただきたい、そのことを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
12月20日第168回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○松井孝治君 おはようございます。年末のお忙しい時期ですが、官房長官、そして国家公安委員長始め政府側の御出席をいただきましてありがとうございます。  本日は一般質疑ということでございますが、去る十四日に発生をいたしました佐世保での散弾銃乱射事件、この問題を契機に、銃刀法の改正そ...全文を見る
○松井孝治君 いや、私が伺っているのは、ですから、なぜそこまでコンタクトしながら、被疑者も了承していたにもかかわらず、その後フォローしたんですか。その警察署の方で更に連絡して、提出がないけれどもどうなっているんだ、あるいはその被疑者宅を訪れてその先台を預かるということをその後努力...全文を見る
○松井孝治君 これがおかしいと思うんですよね。要するに、明らかに近所の方々から、夜中の二時にトイレを貸してくれといって、いや、この家はどこからでも入れるねみたいなことをつぶやいたというふうに言われている、そういう通報者がいらっしゃって、いったんは動いてその重要部品である先台、要す...全文を見る
○松井孝治君 済みません、時間がありませんので簡潔にお願いいたしたいと思います。  今日、配付資料を皆さん、委員あるいは答弁者の方々に配付させていただいております。「猟銃 空気銃の所持許可の欠格事由」ということでございます。銃刀法という法律に基づいて、銃の保有については許可に係...全文を見る
○松井孝治君 要するに、官房長官、大臣、泉大臣、専任の方なんていらっしゃらないんですよ。生活安全課とか生活安全係の方で、今おっしゃったような青少年の非行対策とかDVとかストーカー対策とか、あるいはサイバー犯罪、今日もう時間がないと思いますけれども、そういう、あるいはごみの不法投棄...全文を見る
○松井孝治君 是非見直しをしていただきたいと思うんですね。  恐らく、大臣や官房長官のお手元にはこういう事務方から上がった資料があると思うんですがね。これに基づいて私はさっきの数字、五万人で不更新が五名、そのうち欠格事由に基づく不更新は三名という話をさせていただいているわけでご...全文を見る
○松井孝治君 大臣、官房長官、この二十四条の二の規定、一時保管、怪しい者から一時保管した例というのは昨年ないんです。ゼロなんです。  それから、銃刀法の十条の六に鉄砲の保管状況について立入検査、これができるという規定がありますね。この立入検査、昨年何件されていますか。
○松井孝治君 多い県、数千件ということだったらそれなりに立入検査しているのかもしれませんが、むしろそれは基本的に暴力団とか、合法銃の立入検査というのはどれぐらいしているんですか。
○松井孝治君 是非それは、警察庁全体としてどれぐらいの立入調査をしているのか、立入検査をしているのかというのは把握していただきたいと思います。  もう一点、局長にお伺いしたいんですが、全国で三十万五千丁合法銃があるというふうに言われていますが、この合法銃、自己保管と共同保管、共...全文を見る
○松井孝治君 要するに、警察庁は、この三十万五千丁の銃のうちどれだけが自宅で保管されて、どれだけが共同保管されているかという数字を御存じない状況なわけであります。  先ほど、長崎県警では先台を原則皆さんからお預かりするように努めている、ただそれは任意だからできないという話があり...全文を見る
○松井孝治君 先ほど生活安全局長から、それがなければ使えない先台の部分を原則皆さんから警察署の方で預かると、そういうことを指導していたというようなお話があったわけですよね。それだったら、例えば銃本体を警察署で預かってもいいわけですし、あるいは、例えば全部先台だけは警察署で預かると...全文を見る
○松井孝治君 それから、もうこの問題、いろんな問題がありまして、最初、私は警察の方から、日本は合法銃の取扱いというのはもう世界でも一番厳格だと言われていたんですが、どうも怪しい点が幾つも出てまいりました。  これ、ちょっと時間がなくて答弁者の方々だけお配りをさせていただいたんで...全文を見る
○松井孝治君 今大臣、大事なことをおっしゃったんですよ。許可証を郵送して販売するのは、郵送してインターネット通販の方に送ってそれで銃を、まあゴルフクラブのように見えるかもしれないけど、送り返してもらうのはいいかもしれないとおっしゃったけど、それは違うでしょう。許可証を郵送したら本...全文を見る
○松井孝治君 これ、時間がないですから後で我々の案をまとめますけど、そんなことをしたら、同居の家族だったら、同じ住所だったら本人確認せずに買えますよ。何で個人の許可に係らしめているんですか。全く僕は今の大臣の答弁には納得できませんが、ちょっとほかにも聞きたい点があります。  次...全文を見る
○松井孝治君 泉大臣、ないんです。警察は、年間この人に何発砲弾を売っていいという許可はしておられます。だけど、それを実際使わずにどんどんどんどんため込んでおくことについて、何発その人が持っているかというのは把握できる仕組みに、これは警察庁、経産省の事務方に確認しましたが、ない。 ...全文を見る
○松井孝治君 官房長官、今までの質疑を聞いていただいたと思うんですが、私は、世界一この合法銃の管理については厳しく厳格にやっています、御近所の聞き合わせも全部やっていますと、警察庁からそういうふうに聞いていました。銃刀法を、前回政府提案のものを議論していただいたときもそういう話も...全文を見る
○松井孝治君 終わります。