松井孝治

まついこうじ



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松井孝治の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の松井孝治でございます。  本日は、昨年の十二月に引き続き、銃器の問題、そして実は今インターネット上にはんらんしております違法・有害サイトの問題について御質問させていただきたいと思います。三大臣御出席でございますので、まず...全文を見る
○松井孝治君 岸田大臣、上川大臣、御出席いただいておりますが、両大臣はこのインターネット・ホットラインセンターを視察されたことがおありでしょうか。それとも、その内容について事務的にブリーフィング等を受けられたことがおありでしょうか。もしその内容を御承知でございましたら、両大臣とし...全文を見る
○松井孝治君 泉大臣、具体的にインターネット・ホットラインセンターで何万件という数の情報、違法・有害サイト情報を得られて、それを削除要請をしたりあるいは警察庁などに通報したりという業務を非常に限られた人数でやられています。それは警察庁の方で人件費の補助、委託を出しておられるという...全文を見る
○松井孝治君 人員体制の充実に向けて動いていただいているのは有り難いことだと思うんですが、正直言いまして、インターネット・ホットラインセンター自身がそんなにインターネットのユーザーから有名なセンターになっていないんですね。ですから、こういう情報を見たときに、違法・有害サイトを見た...全文を見る
○松井孝治君 上川大臣にも伺いたいわけですが、今岸田大臣がおっしゃったように、例えば死体の情報であるとか、本当に犯罪誘引の情報、表現の自由ということで守られるようなものでは常識的に考えてないものがはんらんしているわけですね。それに加えて、例えば学校裏サイトというようなものになって...全文を見る
○松井孝治君 三大臣にはそれぞれのお立場から是非この問題しっかりと取り組んでいただきたい、そのことをお願い申し上げまして、次の銃器対策に移りたいと思いますので、本来岸田大臣は銃器対策担当の大臣でもございますけれども、あとは国家公安委員長を中心に質疑を進めてまいりますので、委員長、...全文を見る
○松井孝治君 続けて御質問をさせていただきたいと思います。  十二月に銃器対策について質問をさせていただきました。今日、その継続なんですけれども、実はその折に、通信販売、インターネットで銃が購入できるということについて国家公安委員長から御答弁をいただきました。  法律上は、銃...全文を見る
○松井孝治君 写真をその許可証に張り付けているということは当然本人確認を前提としているというふうに私は理解するんですが、そういう理解でよろしいでしょうか。
○松井孝治君 これは大事な点なんですが、そうすると、許可証を郵送して、インターネット通信販売の銃砲店に郵送すると、本体を、これは提示になると。そうすると、インターネットで通信販売する銃砲店なりは、一般的には運送事業者にそれを託して配達してもらうわけですが、そのときに普通は本人確認...全文を見る
○松井孝治君 常識的に、許可証が送られてきて、その許可証も入れて、それで銃砲を宅配事業者なりが代わりに渡していると。それが許可証が表に出て、その受取のときにそのこん包を解いてもらって許可証と本人を確認するというようなことが行われているというふうにはちょっと常識的に考えづらいわけで...全文を見る
○松井孝治君 実際、商取引ですから、すべてが自らが運搬するというわけにいかないでしょうけれども、やっぱり中身が銃器でございますから、そこの安全確認をしっかりと行っていただきたい。今後とも指導を徹底していただきたいと思います。  国家公安委員長に一つ伺いたいんですが、特にインター...全文を見る
○松井孝治君 続いて伺いたいんですが、前回も伺いましたけれども、いったん銃の所持許可を出してしまうとなかなか取消しというものが実態上行いにくいというような声が現場の警察署員の方々からも上がっているというふうに伺います。確かに、猟銃等の許可の取消しというのは一定の数はあるようであり...全文を見る
○松井孝治君 要は、欠格要件があって、危険人物であるということについて相当の理由が認められるということを逆に挙証しなければ取消しができないという状況にあるというのが本当にいいのか。それとも、銃を持つという方々は全国で十数万人いらっしゃる、その多くの方々はきちっとした管理をされてい...全文を見る
○松井孝治君 もうそれはしっかりやっていただきたいんですが、通達の中で、保管業者への保管委託、この銃砲の、を推奨するというふうにされておられますけれども、これは具体的に、今全国で三十数万丁の銃砲があるわけですが、銃砲店とか射撃場で具体的にどれぐらいの保管のキャパシティーというのが...全文を見る
○松井孝治君 大臣、これ、保管の形態を自己保管原則からこの通達で推奨されているような共同保管に基本的には移していくという、そういうお考えがあってのことでございましょうか、それとも、そこまではいっていないんでしょうか。
○松井孝治君 もう時間が参りましたのでこれが最後の質問になりますが、実包の保有残が各銃砲所持者でどれぐらいあるかということが今把握できる仕組みになっていません。これは経済産業省の方にも来ていただいていますけれども、大臣、一言だけ、一斉点検で実包の数を確認するというような実態上の取...全文を見る
○松井孝治君 終わります。ありがとうございました。
03月25日第169回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○松井孝治君 おはようございます。民主党の松井孝治でございます。  今日は朝から大勢の大臣あるいは政府関係者の方々お集まりいただきまして、ありがとうございます。通告外でございますが、今、通り魔殺人事件、連続殺人事件、発生しております。この問題について国家公安委員長にまず一言、今...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いいたします。  私の方からも犠牲になられた方の御冥福をお祈りするとともに、被害者の方々、そして御家族の方々、お見舞いを申し上げたいと思いますが、こういったことが連鎖的に起こっては絶対にならないので、再発防止に全力を挙げていただきたいと思います。 ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  それで、じゃ例えば江戸時代以前の、まあ漢籍なども多いと思いますし、万葉仮名による文書なども多いと思いますが、そういったものを実際読める方、古書、古文書を読める方は何人ぐらいいらっしゃるんですか。
○松井孝治君 いや、一けたじゃなくて二人でしょう。私、事前に聞いたのは、二人だと聞いています。
○松井孝治君 正直にお答えいただきたいと思うんです。今、体制整っていないことは皆さんの責任ではなくて政府全体の問題ですからね。  私がこういうことをなぜ伺っているかというと、今日、外務省から中山政務官もおいでいただいていますが、例えば日中とか日韓で共同歴史研究ってやっているんで...全文を見る
○松井孝治君 御丁寧な答弁ありがとうございます。  特に後段の認識は私も全く共通しておりまして、これは上川大臣にこの後御答弁を求めたいと思うんですけれども、やっぱり、古代の文書でも、日本でいうと古事記なんかそうですが、これずっとうずもれていて、本居宣長が発掘して研究して、大変な...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。是非しっかりとお願いしたいと思います。  官房長官、一々答弁求めませんし、官房長官御不在のときに話をしておりましたんですが、公文書館、この機能、圧倒的に諸外国に比べて少なくて、やはりこれは我が国が、例えば国史というものの研究というものがもう長...全文を見る
○松井孝治君 警察庁の片桐生活安全局長に伺いますが、ここ数年の、特に資料を取っておられるここ四年、五年、平成十五年から平成十九年ぐらいのところでサイバー犯罪、これがどういうふうに増えているのか。それから、そのサイバー犯罪の中で児童買春に関連するもの、それから児童ポルノ事犯に関連す...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  片桐局長、もう一つ、出会い系サイトに係る事犯ですね、これが同じような年限で見たときにどれぐらい増えているのかというのを教えていただけますか。
○松井孝治君 これは後ほどこの委員会で質疑をさせていただくんだと思いますが、政府ではその出会い系サイトに関する法律改正を今回検討して、もう既に閣議決定して国会に提出をされているわけです。  ただ、今、この検挙事犯数を比較しますと、出会い系サイトも非常に深刻な問題で、これは我々も...全文を見る
○松井孝治君 今、国家公安委員長の方からインターネット・ホットラインセンターの話が出ました。体制を充実強化ということで、予算も増やされた予算案が今衆議院通過して参議院でも議論されているということだと思うんですが、恐らく上川大臣や岸田大臣はその状況も御存じだと思いますが、官房長官も...全文を見る
○松井孝治君 局長恐縮です、ちょっと座っていていただければ有り難いんですが、その席で。  具体的に違法情報というもの、インターネット・ホットラインセンターで通報している違法情報にどういうものがあり、それから有害情報にどういうものがあるか、そこをもう少し具体的におっしゃっていただ...全文を見る
○松井孝治君 今局長からお話しいただいたように、官房長官や閣僚の皆さんも聞いていただきたいんですけれども、有害情報というものの中には明らかに違法なんではないかというようなものがたくさんあるわけですね。それを当初六名程度、これは日本中のというか、まあ日本国民が世界中のいろんなサイト...全文を見る
○松井孝治君 詳しく御答弁ありがとうございました。  おっしゃるように、学校裏サイトというのもいろんな形式があって、一概に一律の対応というのは難しいんだとは思うんですが、明らかにある、本来であればコミュニティーサイトとしていろんな連絡、情報交換がやり取りができるという、そのこと...全文を見る
○松井孝治君 よろしくお願いします。  我々議員立法で、できたら与野党共同提案で、この違法・有害サイト対策の立法を出したいと思うんですが、議員立法で出すのはできても、その体制をどう整えるかということになってくると、それは国会だけではできませんので、政府側でも是非御検討よろしくお...全文を見る
○松井孝治君 泉委員長はちょっと聞いておいていただきたいと、この後御質問する予定はないんですけれども、もう少しだけ聞いておいていただきたいと思います。  次に伺いたいのは、これも福田内閣の目玉と言われている消費者行政の一元化、消費者庁の問題でございます。泉大臣は、食品安全担当で...全文を見る
○松井孝治君 情報の一元化も大切だと思うんですが、もう少し端的に伺いますと、例えば消費者契約法は今国民生活局の方で見ておられると思いますが、特定商取引法というのがありますね。これは経済産業省ですか、所管。あるいは景表法、これは公正取引委員会でしょうか。こういう法律の施行事務も消費...全文を見る
○松井孝治君 今の私は岸田大臣の答弁は重い御答弁で、確かに、例えば電気事業法一つを取っても、宅建業法一つを取ってみても、それは消費者利益の増進というのは法益の中の一部にはあるわけですね。だけど、そこまではいかないかもしれないけれども、今の御答弁を素直に解釈するならば、さっき私が申...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  今の時点で官房長官としてはそれ以上の御答弁は無理なのかもしれませんが、これはなかなか、各論に行けば行くほど各省庁は非常に抵抗をすると思いますね。しかも、今は物資所管体系で、生産、流通、消費に関することなどというのが農水省や経済産業省にはあ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  これは非常に大事な事柄でございますし、行政組織や独立行政法人の組織、あるいは地方組織とも関連した話ですし、あるいは民間団体との機能分担の話にもかかわる問題です。これからもしっかり御議論いただきたい、そのことを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○松井孝治君 それでは、今日質問させていただきたい最後の項目、国家公務員制度改革について伺いたいと思います。  お手元に資料を配付させていただいておりまして、裏表の一枚紙でございますが、これは渡辺大臣、渡辺大臣が作成された資料というふうに伺っておるんですが、そうですね、この資料...全文を見る
○松井孝治君 それでは、済みません、失礼しました。「出典 渡辺大臣が自民党国家戦略本部に提出した資料」というのは不正確であったことをここで訂正しておきたいと存じます。ただ、何か渡辺大臣が作成されたというふうに私は仄聞しておりますが、総理から提出されたということが事実かもしれません...全文を見る
○松井孝治君 いや、渡辺大臣、端的にお答えいただきたいんですが、そうすると、例えば国土交通省道路局長という、まあこれはここの指定職ですね、国土交通省道路局長は内閣人事庁に定員枠がある、発令の本体は内閣人事庁で発令されるということが適切だというふうに思っておられるということですか、...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、国土交通省道路局長であっても、それは内閣全体のスタッフであるから、その発令は内閣人事庁。新聞報道等で我々が承知するところでいうと、内閣人事庁の長は官房長官ということで決着したということでありますから、総理なり官房長官が局長級の人事というのは事実上発令する...全文を見る
○松井孝治君 官房長官にお尋ねしますが、今の人事ですね、これは今、渡辺大臣がおっしゃったように、各省大臣が何代も先までの例えば道路局長まで決めていると、これは各省割拠主義であって議院内閣制の名に値しないと、そういう答弁がありましたけれども、そういう各省大臣に人事権があって何代も先...全文を見る
○松井孝治君 これは、法案を今各省協議中というふうに伺っておりますから、その仕上がりを見て更に御議論をさせていただきたいと思いますが。  そこで、ちょっと天下りに関連して申し上げると、昨年の改正法で天下りに対して一定の制度改革が講じられました。  私、やっぱりこの天下りという...全文を見る
○松井孝治君 ですから、私が申し上げているのは、もう年功給を昇級停止するだけじゃなくて、少なくとも例えば指定職に関していうと、これはもう全体について責任を負う立場なんですね、政府全体について。  これは、ある程度、今の国家公務員法上は許されていない降格降任、今は処分以外許されて...全文を見る
○松井孝治君 そこら辺になってくると合意できる点も多いと思います。どういう法案が出てくるのか分かりませんが、我々もきちっと対案なり修正案なり検討をしていきたいと思いますので、是非御議論をいただきたいと思います。  官房長官、時間がありませんので、もう答弁結構ですが、是非そこら辺...全文を見る
○松井孝治君 そういう議論が過去にあったことも承知しています。  しかしながら、今でも組織令で詳しく書いていますし、明確に政令で決定すれば内閣としての意思は判明するわけですし、それから個人個人の、例えば課長なりの権限というようなことでいうと、むしろ行政手続の方を明確かつ透明にし...全文を見る
05月14日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○松井孝治君 じゃ、済みません、一言だけ。  私も中途参加組なんで発言を控えておったんですが、それでもいろんな参考人の方々の御意見も聞かせていただいて、そして今日も委員の皆さんのいい御意見を聞かせていただいて、大変勉強させていただきました。  人の幸せってなかなか難しいと思う...全文を見る
05月29日第169回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○松井孝治君 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による我が国の研究開発力強化に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     我が国の研究開発力強化に関する決議(案)  ...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の会派から、本日は私と藤本議員二人で質問をさせていただきます。  まず最初に、渡辺大臣、大変お疲れさまでございます。大臣の大変なリーダーシップでこの法案が修正され、衆議院を可決され、そして本日、参議院で委員会質疑に...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  修正案の提案者もあるいは政府の原案提案の責任者である渡辺大臣も含めて基本的な思いは、私はこの内閣一元化のところは特に同じであると思うんですね。  ですから、この内閣一元化の制度、元々は、幹部が各省と、政府案の原案の言葉で言うと内閣人事庁...全文を見る
○松井孝治君 渡辺大臣に伺いたいと思いますが、そういう制度が修正合意で盛り込まれたわけでありますが、渡辺大臣自身も元々この制度を導入された元々のオリジナルな考え方の持ち主のお一人であると思うわけですが、今、松本議員の方から御説明があったような手続で、各大臣は局長なら局長を任用する...全文を見る
○松井孝治君 おっしゃるとおりだと思うんですね。私も修正協議に実務的に加わらせていただきましたけれども、仲間内から各省の言わばタコつぼの中で、しかもそれを大臣がどこまで関与して本当に人事を行っているのか、あるいは事後的に承諾しているのか、そこもあいまいな点が多々ある。そういうこと...全文を見る
○松井孝治君 修正案提案者にもう一回確認したいんですが、政府案原案は各省も名簿を作れる、それから内閣人事庁も名簿を作れるということでしたから、一元化といっても別に内閣人事庁の名簿の中から採用しなくてもよかったわけですね。だから、これは一元化もどきだったと思うわけです。  だけれ...全文を見る
○松井孝治君 明確な御答弁、ありがとうございます。  そうすると、ちょっと細かいことですけれども、先ほど提案者の方からは管理職まで含めて御答弁をいただいたんですが、管理職の方は一応各省にゆだねているんですね。新しい管理職を対象とした制度をつくるということになっていますし、後で伺...全文を見る
○松井孝治君 非常に明確な御答弁をいただきました。  やはりそういう形で、人事権は一義的に、それは幹部もそうですし、管理職も大臣にあるかもしれない。  ただ、幹部の場合は、これはもちろん候補者プールに入っていなきゃいかぬし、後でまた確認的に御答弁をお願いしたいと思いますが、元...全文を見る
○松井孝治君 この点、もう明確な御答弁をいただいて、感謝をし、評価をしたいと思います。  私がこういうことを伺いますのは、五条の第二項の第五号に、幹部職員等の任用、給与その他の処遇については、任命権者が、それぞれ幹部職員の範囲内において、その昇任、降任、昇給、降給等を適切に行う...全文を見る
○松井孝治君 非常に思い切った答弁で、その点は評価をしたいと思いますが、私が聞いていた点は、その後で聞こうと思っていた点をお答えいただいたものですから手間が省けたんですが、その点もう一回後で確認しますが、修正案提案者にちょっと戻って確認をしたいんですが、私が伺いたかったのは、この...全文を見る
○松井孝治君 そういう意味では、五号は場合によっては給与の引下げ、引上げだけではなくて降格ということも含むんですよね、あるいは昇格ということも含む。ただ、それはできるということを書いてあるけれども、あくまでもそれは三号の協議のプロセスを通じて、例えばこの人は事務次官だったけれども...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。非常に明確になりました。  それで、じゃ、しからばこの対象になる、今大臣がおっしゃった、あるいは修正案提案者松本議員からお話があったものというのは、非常にやっぱり各省もう幹部、局長クラスあるいは局長に準ずる者というのは、各大臣の意向だけでは任...全文を見る
○松井孝治君 今の御答弁を修正案提案者も聞いていただいたと思うんですが、修正案提案者はこの制度を明確に導入されたその責任者であると思うんですが、基本的にその幹部職員、その他のという部分ですね、事務次官、局長、部長その他のというところは、基本的には私は今人事院の給与局長の方から御説...全文を見る
○松井孝治君 私も、修正協議の実務担当者の一人としてはそう理解をしております。  ただ、今、松本議員がおっしゃったとおり、これ給与法の世界で決まっているんですね。人事院というのは給与制度を今所管していますから、その給与表の中で、どういう職の人が非常に重要であるか、責任が重いかと...全文を見る
○松井孝治君 大分明快になってまいりました。  そのときに、これ同僚議員に余り事前通告をしていないことをお尋ねするのもちょっと気の毒なんですが、実は公務員の中には一般職と特別職というのがあるんですね。例えば検察の関係の、今司法的とおっしゃったので事前通告なく聞かせていただくんで...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。そこはやはり政治に携わる者としておのずと節度を持たなければいけないところも私はあると思うので、修正案提案者の考え方に賛同いたします。  その上で、今多少入り込みましたけれども、この修正案を協議する中で、与野党協議をさせていただいている中で、与...全文を見る
○松井孝治君 慎重な言い回しでありましたが、今の私と修正案提案者の議論を踏まえた御答弁を明確にいただいたと思っております。  是非、今、給与局が給与を決めるというお仕事の延長線でどういう仕事が重要かというのを、結局給与法の体系の下で、まあそれが人事院規則というような位置付けを経...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。非常に整理された明快な御答弁いただいたと思います。  それで、この幹部職員の任用に当たっては、今も御答弁ありましたけれども、「国の行政機関の内外から多様かつ高度な能力及び経験を有する人材の登用に努める」というふうに明記されているわけであります...全文を見る
○松井孝治君 そうですね。公募を法文の中に取り入れた政府の判断としては、これは御英断だったと思うんです。  それで、いろんな国が、実はこの幹部公務員制度というのは日本のオリジナルではなくて、もう大臣も御承知のように、例えば最近でいうと韓国が導入して非常に思い切った制度となってい...全文を見る
○松井孝治君 是非よろしくお願いします。  私も専門家の話を聞いたんですが、オーストラリアなんかでいうと、何か土曜日の新聞の朝刊か何かには必ずベーカンシーノーティスといって、こういうポジションが今度空きますよというふうなことが広告されると。それを見て、ああ、どういうポジションが...全文を見る
○松井孝治君 修正案提案者にちょっと確認しておきたいんですが、修正後の条文と大臣がおっしゃったものですから、修正案の提案者もそういうお考えでよろしいんですよね。よろしいと思いますが、いかがですか。
○松井孝治君 ありがとうございます。  そういう意味で、今後の内閣人事局の制度設計と併せて、この公募の手続、どういうポジションを公募にするかということも内閣人事局が決められるということですから、そこの判断をどういう形で制度的に組み込んでいくかということも含めて、これは非常に大事...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。そういう民間の処遇の慣行も踏まえてこういう制度を導入したということで理解をいたしました。  そのときに、昇任、降任、昇給、降給等を行うことができると。その「等」というのは、ちょっと細かいことのようですが、どんなものを想定されていますか。
○松井孝治君 分かりました。一定程度の、当然、幹部職員とか管理職員であっても、公務員ですから、余り政治的に、ある範囲内でそれが処遇ができるということと理解をさせていただきました。  それから、内閣人事庁、先ほどから政府案は内閣人事庁、修正案は内閣人事局。新聞等によっては、これは...全文を見る
○松井孝治君 そういう趣旨だったと思うんですね。ちょっとそこの部分が、マスコミ報道等で何か庁は大き過ぎるから局にして妥協を図ったみたいに書かれているものですから、私も気になったので確認をさせていただきました。  その内閣人事局ですが、官房の下に置かれる。官房の下に置かれる局とい...全文を見る
○松井孝治君 本当に難しいと思うんですね、どういう方にするのかというのは。  我々は、これは提案者にお聞きするのもお気の毒なので伺いませんけど、やっぱり民主党が考え方をまとめさせていただいたときに、官房副長官というものを増員しようというような考え方を持ったのは、例えば、こういう...全文を見る
○松井孝治君 この人材をどういうのを充てるのかというのは、なかなか、言葉で今大臣がおっしゃっていただいたことも大事ですが、本当にやっぱりその人がどういうモチベーションで働くかということも非常に大事なんで、制度設計とそれから運用をきちっとやっぱり官邸が見ていくということが必要だと私...全文を見る
○松井孝治君 非常に重要な答弁をいただきました、地味ではありますけれども。これは、霞が関の官僚組織でいいますと、今の御答弁というのは非常に重い御答弁でございます。  先ほどちょっと申し上げたんですが、人事局という名前ですけれども、その本質的な機能からいうと、例えば局長ポストの定...全文を見る
○松井孝治君 一転、おしゃべりになりませんでしたが、ここはやっぱり慎重に議論をしていただきたいと思います。それ以上伺ってもどうもお答えが出なさそうな雰囲気ですから、次の質問に移りたいと思います。  内閣人事局の機能について、大分この間、ほとんどの時間を内閣人事局あるいは内閣一元...全文を見る
○松井孝治君 時間的な枠組みまで示していただいて、感謝をいたします。  一年以内にこの内閣法を改正するということをはっきり明言いただきましたので、そこは、内閣法、そこだけの改正でいいのかどうかということもあります。先ほどの各省の幹部人事に対して総理、官房長官がある程度物を言える...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  修正案提案者松本議員、民主党のイメージ、民主党で議論していたイメージですね、これは修正案の中で各党が合意していたわけではないと思うんですが、それも大体私の認識でいうと実務者中心でそれぐらいの数だったと思うんですが、ちょっとそこだけ、これは...全文を見る
○松井孝治君 ちょっと通告していた順序と変わるかもしれませんが、よく聞いて御答弁いただきたいと思うんですが。修正案提案者に伺いたいんですが、国家戦略スタッフの人事管理はじゃだれが行うのかと。これ特別職公務員ですから、基本は政治任命をした総理大臣あるいは官房長官が行うという考えだと...全文を見る
○松井孝治君 そうだったと思います。内閣官房に置かれるわけですから、一々そこに内閣人事局が管理を行うと書くというのは条文上余り美しくないというか、一々そこまで入念的に具体的に書かなくてもいいだろうということだったと私も記憶しております。  それで、少し話を戻しますと、幹部候補育...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。その点確認したかったので、大変明快な答弁で。  それで、ただ、そうだとすると、この幹部候補育成課程というのは、基本的に各省が運用しますよね、ルールは決めていきますけれども。実際、そこで課長の任用というのは、各省、各大臣の下での権限ですから、内...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  ただ、おっしゃったように、最終的にはそれはもちろん幹部のところでは見れるわけですが、その前の管理職員、課長への登用の運用が非常に従来のキャリア制、全く年功序列的な運用がされている、外部からも人を入れない、そのときにきちんと、おたくの省の幹...全文を見る
○松井孝治君 それじゃ、次の質問に移ります。  先ほど、国家戦略スタッフについて内閣人事局がきちんとフォローするんだよねということを御質問させていただいて、そうですという御答弁をいただきましたが、大臣の下に政務スタッフというものが置かれることになっています。これは我が党案では元...全文を見る
○松井孝治君 じゃ、次に行きます。  元々の政府案は、幹部職員は内閣人事庁に併任するという案がありました。我々の考え方は先ほど来ずっと議論しているとおり、人事権、任命権者は基本的に大臣であると、ただし内閣人事局は国全体の立場からそこに対して非常に強い拒否権も持てるし、その人が期...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  内閣人事局の権能については先ほど非常に突っ込んだ議論が行われました。本来であればちょっと確認をここでしておこうと思っていたんですが、もう大臣の方から内閣人事局が幹部職の機構、定員全体を管理をするという任に当たるということを御答弁いただきま...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。この点は、ちょっと今日時間がなくなりましたので、またこの後機会があればそこで御質問をさせていただくこともあろうかと思いますので。  ただ、一言申し上げておきたいのは、これは民主党から提案させていただいた修正条文なんですが、やり方によっては物す...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  端的に伺いますが、十二条に国民に開かれた自律、条文がこうあるんですが、全部読むと長いので、いろいろ表現があって、「国民に開かれた自律的労使関係制度を措置するものとする。」という条文が十二条にあります。この措置するものとするということは、...全文を見る
○松井孝治君 非常に明快な答弁をありがとうございました。  今、ジュネーブでILOの会議が開かれていて、この国会で大臣がどうおっしゃるかということが政府全体の方針として非常に国際的にも重要な注目される状況でございましたので、今の大臣の答弁はしっかりと日本政府として対外的にも発信...全文を見る
○松井孝治君 時間が参りましたのでここで終わりますけれども、今の点は非常に重要なポイントですので、前段の答弁は私、理解できましたが、後段の部分で留保を付けられたことの意味が分かりませんが、これを議論をしますと五分、十分掛かりますので、これはまた別の機会でしっかりと議論をさせていた...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 内閣委員会 第19号
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○松井孝治君 民主党の松井でございます。  今日は、飯尾先生、そして金丸会長さん、増島先生、大変貴重な御意見をありがとうございました。また、本当にお忙しい中で、急な日程設定にもかかわらずおいでいただきましたことも含めまして、感謝申し上げたいと思います。  非常に貴重な御意見を...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  金丸参考人の方から、組織改編に余りにもエネルギーが掛かっているんではないか。橋本行革で一府十二省体制つくるのに数年やはり掛かりました。今の法体系であれば、それを決めてから、内閣が閣議決定してから数年のいろんな調整が必要になってくる。今、福...全文を見る
○松井孝治君 それぞれの御意見ありがとうございました。  次に、先ほど増島参考人の方から、一定の範囲内で幹部、管理職の昇格、降格等も弾力的に行い得る措置を導入したことについての一定の評価とその限界についての御指摘がございました。例えば局長から教授に行ってもいいじゃないかと、今の...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  別の条文のところに役職給のようなものも導入されていますし、今後これをどう使いこなしながら具体的におっしゃるような弾力的な処遇を可能にしていくかというのは我々の課題だと思っておりますし、今、飯尾参考人がおっしゃったことも含めて参考にして我々...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  もうこれが最後の質問になろうかと思いますが、これ、この基本法の精神をこの法案が成立をいたしましたらどう具体化していくかという意味において、先ほど金丸参考人あるいは飯尾参考人からも明示的に御指摘があったと思うんですが、その事務局体制、この制...全文を見る
○松井孝治君 三先生、ありがとうございました。  終わります。
○松井孝治君 午前中に引き続いて午後は対政府質疑ということで、官房長官も大変お忙しい中、一昨日は官房長官のお顔を余り拝見しなかったものですから、今日は官房長官にもしっかり公務員制度に関して御答弁をいただこうと思って、お忙しい中御出席いただきました。  最初に、この基本法案とは少...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  次に、この附則一条に基づきまして施行日を定める政令というのが公布されますと、その施行日が、例えばそれが十月一日になるのか十二月一日になるのかいつかは分かりませんけれども、その施行日から改正法が施行されるということになるわけであります。 ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  要するに、例えばこの政令というのは、結局、この年内にいついつという日にちを決めて公布しなければいけないわけでありますが、それが公布した段階で官民人材交流センターというのが設置され、そして再就職等監視委員会も設置されるということが、今官房長...全文を見る
○松井孝治君 これちょっと事務方で結構ですが、政府参考人にもおいでいただいておりますが、施行というのは年内にしなければいけないですね、それは法律がそういうふうに定めています。したがって、年内に施行をいたします。遅くとも十二月三十一日までには施行をいたします。その時点で、もし何らか...全文を見る
○松井孝治君 いや、想定しているかどうかということではなくて、そういうことはあり得るわけですよ、理論的に、同意がなされなければ。そのときに、法律上、その再就職監視委員会が設置されている、もう既に。だって、年内に法律は施行しなければいけないわけですから。そういう法律の定めが附則一条...全文を見る
○松井孝治君 いや、一般にはないじゃないんですよ、大臣。大臣はこの改正国家公務員法を国会に提案された大臣なんですよ。ですから、この法律が国家公務員法に溶け込むまでは大臣が主管大臣なんですよ。だから、そういう場合に再就職監視委員会が機能しない、要するにメンバーがいなくて機能しないと...全文を見る
○松井孝治君 いや、ですから、委員がいないわけですからもちろん委員会は承認できないんです。承認ができないということは、各省の三年間に限り認められていた就職あっせんはできないということになるんですかと、そこを聞いているんです。委員会が承認できないのは当然ですよ、メンバーがいないんで...全文を見る
○松井孝治君 私も常識的にはそう思うんです。  ところが、どうも政府の質問主意書に対する答弁等を見ても、それから、個別に政府の方々に話しても、じゃ、できないんですねと言うと、いや、法律は予定していませんというふうにおっしゃるんですよ。法律が予定していないということはできないとい...全文を見る
○松井孝治君 そこは非常に大事なポイントでありまして、ただ、私はここは法律論をお聞きしているわけです。  というのは、今、渡辺大臣は常識的にそういうことはないとおっしゃった。ぎりぎり僕は法律論を詰めていったときに、それは予定していないということを法制局の方もおっしゃるし、あるい...全文を見る
○松井孝治君 私はここで同意人事の是非というものを論じる立場にありませんので、これ以上この議論はいたしません。  ただ、非常に重要な問題でありますし、また我々自身の行動も国民にも見られているし、法制度的に言えばいろんな議論があるということをここは材料として提供し、官房長官、今、...全文を見る
○松井孝治君 それでは、本題に移らせていただきたいと思います。  先ほど来お話に出ておりますけれども、この法案が成立をいたしますと推進本部というものが設置をされて、そこが一月以内でしたですね、大臣、動き出すということになります。それで、この法案の二十条では、その推進本部の事務局...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  時間がないので次に進みたいと思います。  修正案提案者にもちょっとお聞きをしたいと思っています。  まず、おととい、大分詳しく内閣人事局と各省の関係とを聞かせていただきました。政府案とこの修正案との違いの中で、政府案は各府省にも候補...全文を見る
○松井孝治君 政府側の解釈も伺っておきたいと思います。  今、修正案提案者は明確にお答えいただきましたが、大臣も同じような考え方かどうか確認をさせていただきたいと思います。
○松井孝治君 分かりました。大臣が強い決意で臨まれるという意思は、今の例示の中にも表れていたと思います。  修正案提案者にもう一点、ちょっとこの法案自身に書かれていない点なんですけれども、確認をしておきたいと思います。  民主党が今回提案された天下り禁止ということについての規...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  私も、こういう内閣一元で内外から幅広い人材を登用しようという中で、そういう判断に至られたことを理解するものであります。  続きます。  大臣に伺いますが、今回、私ども幾つかの狭い意味での公務員制度以外の改革案も出させていただいて、与野...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  時間がありませんので、次に行きます。  今回、先ほどもちょっと天下りの話が出ましたが、我々が主張した、再就職あっせん、組織として再就職あっせんすることをもう禁じようと、その代わり六十五歳まで定年は延長していこうと、我々、簡単に言うとそう...全文を見る
○松井孝治君 我々民主党は、我々が政権を取ったときにはもうこの再就職あっせんというのはやめると、定年はもう段階的に必ず延長する、そういう明確な方針を持っていますし、そのことを改めて国会の場でも明らかにしていきたいと思いますが、大臣がおっしゃったそういう方向性は、やはりそれは自民党...全文を見る
○松井孝治君 おっしゃるとおりだと思うんです。我々も、政権交代可能な政治をつくっていく、そのときには、今回の法案で一歩前進で、内閣人事局というところが一つの大きな窓口になって人材プールをつくってそこに外部人材も登用していく。登用するんだけれども、ある政権の下でそこで登用された方々...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  終わります。
○松井孝治君 私は、ただいま可決されました国家公務員制度改革基本法案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国家公務員制度改革基本法案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○松井孝治君 おはようございます。  本日は、急な設定であったにもかかわらず、三人の参考人の方々にはお出ましをいただきまして、そしてそれぞれがそれぞれの立場から貴重な御意見をいただきましたことを私の方からも感謝を申し上げます。ありがとうございました。  それで、今、一番最後に...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  竹花参考人におかれましては、この法案の附則四条を言及をいただきました。先ほど、渡辺参考人には、有害情報、この法律の二条の方について懸念を表明されたわけでありますが、さらに、有害情報だけではなくて違法な情報、違法と思われる情報について、こ...全文を見る
○松井孝治君 今の渡辺参考人の御意見についてもう少し補足的に伺いたいんですが、それぞれの例えば麻薬取締法とか個別の法律があるわけで、違法なものについてはその法律の枠組みの中でどういうふうに取り締まっていくべきか、それをまず強化するべきであって、その法律を超えて、例えばインターネッ...全文を見る
○松井孝治君 この問題について竹花参考人にはまだ御意見をお伺いしておりませんでしたが、竹花参考人は、政府・警察庁にも長く奉職をされて、今の個別の法律の中でいろんなことを、例えばホットラインセンターの要請であるとか、いろいろなことをやっておられたわけですが、今の渡辺参考人の御意見、...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  本来、最後にもう一言、中村参考人からいただこうと思っていたんですが、後の質疑者に譲りたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
○松井孝治君 お疲れさまでございます。  今日は、衆議院でこの法案を提出をされた玄葉委員長、そして政府側からは上川大臣、そして池坊副大臣も御出席をいただいて、委員長の下で法案の協議を事実上なさっていた与野党の議員の皆さんにも御出席をいただきまして審議の場を設けていただきました。...全文を見る
○松井孝治君 それだと全く縦割りのままじゃないですか、有権解釈はそれぞれの制度ということでは。  では、これ、一般の国民が見て、何かあったときにどこが責任持って取りまとめをしているのか。個々にはそれは例えば総務省であるとか経産省とかいうことはあろうと思いますよ。だけど、この法律...全文を見る
○松井孝治君 上川大臣、通告していませんが、そういうことで取りまとめをなさっていただけるということでよろしいでしょうか。
○松井孝治君 じゃ、その覚悟で是非、必要に応じてそういう部署を設置していただくなり、きちんとした対応をお願いしたいと思います。  それで、実は、池坊副大臣は所管委員会があるにもかかわらずちょっと無理を言って来ていただきました。なぜ無理を言ったかというと、午前中も、多くの、三人の...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。御丁寧な答弁をいただきました。  それで、この法案、後で具体的に審議していく中で、やっぱり例えば学校裏サイトとかプロフとか、そういう場面でのいろんないじめみたいなことまで、なかなか全部対応できないんですね。ですから、そういうものはじゃ規制で対...全文を見る
○松井孝治君 じゃ、具体的にこの条文に沿って主要な論点をどんどんお伺いしていきたいと思います。できるだけ網羅していきたいので、簡潔にお答えいただければと思います。  第二条に青少年有害情報という規定があります。このことは、どのような情報が有害情報かについて政府、主務官庁は個別に...全文を見る
○松井孝治君 今の御答弁は大事な答弁で、午前中も民放連の方が非常にここの部分は気にしておられた部分の一つでもございますので、今の御答弁をしっかり受け止めていきたいと思います。  次に、二条四項第一号に規定する情報について伺いたいんですが、例えば売春防止法とか出会い系サイト規制法...全文を見る
○松井孝治君 念のために警察庁の判断をいただきたいわけですが、今の趣旨でいって、この法律に書かれているものは警察庁の区分分けでも違法情報に当たるようなものを含んでいると解してよろしいでしょうか。生活安全局長の御答弁を求めたいと思います。
○松井孝治君 確認的に御答弁いただきたいんですが、違法情報を含んでいると、含んでいるけれども、その違法性の判断というのは、この場合、この法律の場合は民間主体が判断をして対応するという理解でよろしいんですね。提案者に伺います。
○松井孝治君 分かりました。  もう少し具体的に伺いましょう。最近、硫化水素の製造方法などをサイトで明らかにし自殺を誘引するような、そういう情報が問題になっています。あるいは、学校裏サイトなどのネットいじめみたいなものもあって、だれだれ、具体的な個人名を挙げて、死ねというような...全文を見る
○松井孝治君 提案者にちょっと確認しておきたいんですが、違法情報も含めて民間が判断をするということに若干の違和感があるわけですが、それはこの法律で規定されている行為との関係で、もしそれが何らかの法的措置を伴うような、例えば削除命令とか、あるいは例えばプロバイダーの責任の免責とか、...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  次に移ります。  第八条には閣僚会議、会議というのが規定されています。これは午前中の参考人質疑でもここら辺の閣僚会議とか、あるいはその後に伺いますけれども、基本計画というのは何のためにやっているんだろうと、余りよく意味が分からない、法律的には、...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。実態上のものでもいいような気もしますけれども、まあこれぐらいにしておきましょう。  それで、閣僚会議にかけて基本計画を政府は作るわけでありますが、これはちょっとこういう情報がありまして、閣僚会議が有害情報について一定の基準を定めると、そういうことを法...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。大体分かりました。  大体分かりましたが、最後の文末が気になるわけでありまして、想定していないと。想定していないということは、これちょっと委員長に、責任ある立場で、今与党の話が出ましたんで、これはもう与党、野党を超えて合意をされて、委員長提案...全文を見る
○松井孝治君 今、与党、野党からそれぞれ御答弁がありましたんで、では委員長の立場でその有害情報の基準というようなものが、この基本計画の中で入らないという趣旨について責任ある御答弁をいただいておきたいんですが。
○松井孝治君 ありがとうございました。  上川大臣が御出席いただいておりますので、上川大臣、先ほどもちょっと縦割りの話申し上げましたけれども、この法律が成立した後のことでありますが、今まさに、午前中も有害情報の基準をやっぱり国が定めようとしているんじゃないかと、何だかんだ言いな...全文を見る
○松井孝治君 大臣からも明確な答弁いただいて、ありがとうございました。  次に進みます。  メディアリテラシーの話は、本当はもう少し議論をしたいと思っていたんですが、池坊副大臣が御答弁をして別の委員会に移られましたので、次、第十七条について伺いたいと思います。  第十七条は...全文を見る
○松井孝治君 政令にゆだねるということですから、しっかりと政令を規定していただく。政令にゆだねるというのはいろんな技術の発展ということも踏まえてしっかり書いていくということでしょうから、そのことはお願いしておきたいと思います。  次に、フィルタリングサービスの提供義務というのは...全文を見る
○松井孝治君 先ほど一部言及がありましたけれども、十九条のただし書で、ただし、青少年による青少年有害情報の閲覧に及ぼす影響が軽微な場合として政令で定める場合はこの限りではないという、そういう規定があるんですね。  これは一つ間違うと全部規定逃れになってしまうというふうにも思うわ...全文を見る
○松井孝治君 それが嫌らしいわけですよ、それが。そういう機能が付いているけれどもそんな使い方はしないだろうとだれが判断するんですか、それは。役所が判断するんですか、それ。そういうことだと、結局恣意的な運用になってしまうんじゃないかという、私はそこを恐れて質問している。そこのつぼに...全文を見る
○松井孝治君 ちょっと玄葉委員長にお答えいただきたいんですが、今ちょっと答弁者二人によってニュアンスが違いましたが、委員長として責任持っていただくのは後の方の答弁だというふうに解してよろしいですか。
○松井孝治君 ありがとうございました。  なかなかやっぱり、一生懸命法案作られている方々でも混乱することもあるぐらいどんどん技術も進んでいますし、いろんな商品も、新しい商品が開発されていて、確かにこれはもう付加的にこの機能は付いているだけというふうに見なされるものはあるかもしれ...全文を見る
○松井孝治君 まさにそういうことだと思うんです。午前中の参考人でも、中村伊知哉参考人が、まさにMIT、中村さんはMITのフェローでもありますから、MITで百ドルPCという構想があって、そういうことで世界の子供たちにインターネットを普及させようという運動をしておられる。まさにそうい...全文を見る
○松井孝治君 はい。
○松井孝治君 繰り返しになって恐縮ですが、例えばその機器の普及が始まったばかりだとか、あるいは従たる機能で主たる機能ではないとか、そういうことで解釈されると、すぐさま、もう数か月単位でその規定は陳腐化して、それが主たる機能になる。あるいは、爆発的に数か月で売れて子供たちが持つなん...全文を見る
○松井孝治君 ほとんど普通に聞いていても分からないと思うんですけれども、後でよく議事録を精査をいただいて、専門家の御意見ですので、参考にしていただきたいと思うわけでありますが、十九条の規定を見ますと、要するに、まあコンピューターなんかは典型ですが、そういう機械の場合には、携帯電話...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  楠参考人に伺いたいわけですが、この法案は有害情報から青少年を守る一つの大きな手だてとしてフィルタリングというのを採用しています。午前中の参考人質疑でも、しかしフィルタリングというのは決して万能ではないと、しかも技術的に言うと、それがずっと...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  提案者に伺いたいんですが、今お話があったような、本人確認とかセルフラベリング、あるいはゾーニングを企図したパーソナライズ、ペアレンタルコントロール、ペアレンタルコントロールは午前中、中村伊知哉参考人からもお話があったわけであります。そうい...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございます。  次に伺いたいのは、二十四条以降のフィルタリングの推進機関の登録でありまして、ここもまた今日の午前中でも非常に懸念を表明する方がいらっしゃいました。こういう登録団体、登録という形で行政が関与することによってそこで何が行われるのか、その登録の...全文を見る
○松井孝治君 分かりました。  そうすると、ちょっと提案者に伺いたいんですが、登録があってもなくても支援するんだったら、何で登録が必要なんですか。
○松井孝治君 分かりました。  その登録機関の事務に具体的にフィルタリングソフトの性能指針みたいなものは入るんですか。
○松井孝治君 今度は想定していないということではなくて、ないとはっきり言い切っていただきましたので安心をいたしました。ここも非常に懸念が午前中も表明されていた部分ですので、よろしくお願いします。  経済産業省、総務省は特段、今の解釈でよろしいですよね。もううなずいておられますか...全文を見る
○松井孝治君 あと、先ほど三十条の方に登録の効果は必ずしも影響しないという話がありましたけれども、三十条の一号は登録事務に係る推進機関でありますが、二号から八号に定める団体とか事業者、これはこの法律上何らかの主務大臣規定が掛かるんでしょうか、掛からないんでしょうか。
○松井孝治君 分かりました。  サーバー管理者に有害情報閲覧防止措置努力義務をこの法律は課しているわけでありますが、その以前に、やっぱりその発信者、もとの部分の、サーバー管理者の義務も分かりますけれども、もとの発信者の取締りというものをしっかり強化していかなければいけないんじゃ...全文を見る
○松井孝治君 今の御答弁はありがとうございます。  それで、今後、そういう発信者に対する取締りという意味では、警察庁に伺いたいんですが、違法情報、これはサイバーパトロールを今一生懸命やっておられるの存じ上げていますが、やっぱりもう少し積極的に、情報収集だけではなくて検挙をしてい...全文を見る
○松井孝治君 是非しっかりお願いしたいと思います。  今日は刑事局長もおいでをいただいております。規制薬物に関していろんな情報がネット上に散見される。隠語を使われてそれが書かれている。それで現実にそういう取引に手を染めていく、いろんな犯罪に巻き込まれていくというケースが多々ある...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  もう少し本当は詳しく議論したいんですけれども、時間がありませんので次に移ります。  附則四条に、いわゆる違法情報についての削除免責規定についての検討条項が盛り込まれておりますが、そもそも個別の情報が違法情報に該当するか否かはだれが判断...全文を見る
○松井孝治君 今、裁判所という話が出ました。そこは重要なポイントだと思うんですね。  その免責の部分だけじゃなくて、今後の違法情報の閲覧防止等の措置を検討する、そういう検討すべきだという意見が各党の中であるのは、特に自民党の中であるということは承知しているわけでありますが、そう...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  私が伺ったのは別にそういう違法情報の削除みたいなことをどんどんやれという意味ではなくて、むしろそこは慎重に議論しなければいけない、そのためにもだれが違法情報の判断を、例えば削除のような強制措置に対しては持つのかということを明確にしなけれ...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  終わりますが、何か一言委員長が御答弁を求めておられますので、お願いします。
○松井孝治君 ありがとうございました。  終わります。
○松井孝治君 私は、ただいま可決されました青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案...全文を見る
11月20日第170回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○松井孝治君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の松井孝治でございます。  今日は一般質疑ということで、河村官房長官、甘利行革担当大臣、そして宮澤副大臣もお見えをいただきまして質疑を、三十分間でございますので、また今日を取っかかりにしていろんな議論が引き続きでき...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  おっしゃるように、ニュアンスの違いはありましたけれども、基本的に候補者をプールするようなものが候補者名簿であるということで、個別のポストに当てはめるというような候補者名簿なんてことは考えてもいなかった。よくそういうことをお考えになる方が...全文を見る
○松井孝治君 我々として、こういうまだ法案もできていないものに事前にどこまで協議にかかわるかというのは非常に微妙な問題であります。しかし、やはり政治の意思として、今おっしゃったように、明らかに我々の修正案との基本的な認識においてそごがある、そこについては物を言っていかなければいけ...全文を見る
○松井孝治君 そうすると、具体的に、何か予算関連法案にしようと思っているのかどうか知りませんが、あの基本法では予算関連法案として通すなんてことは書いていないわけで、一年を目途に法案を提出するということだけですね。ですから、そういう意味では、こういう具体的にどういう人員が内閣人事局...全文を見る
○松井孝治君 是非、拙速を避けていただきたいし、与野党間の協議ということになるのかどうか分かりませんが、意見交換も場合によっては、それは我々は大いに意見交換を行うつもりはありますから、それを踏まえて官僚主導ではない形でこの制度を前に進めていきたい。本質的なやっぱり制度改革をやらな...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  官房長官、申し訳ございませんでした、お忙しいのにおいでいただいて。でも、せっかくですから一言。  宇宙基本法、私も多少関与させていただきましたが、あれは与野党協議をして基本法を作った。その後の、例えば内閣官房に一時的に組織を置く、ある...全文を見る
○松井孝治君 ありがとうございました。  他の政府参考人の方、申し訳ありませんでした。ありがとうございました。