松浦大悟
まつうらだいご
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
10月30日 | 第168回国会 参議院 法務委員会 第2号 議事録を見る | ○松浦大悟君 民主党、社民党から推薦をいただきまして、秋田県において初当選をさせていただきました無所属の松浦大悟と申します。どうぞよろしくお願いいたします。今日が私にとって初めての質問ということになります。よろしくお願いをいたします。 まず、自殺対策について質問をしたいと思い...全文を見る |
○松浦大悟君 はい。 | ||
○松浦大悟君 大臣、格差問題は小泉改革の負の遺産だというふうに言われています。地方ではそれが自殺という形で現れている。最後にすがる、よすがのその弁護士の数が足りないということは、本当に命に直結している問題なのだということを御理解いただきたいというふうに思います。 続いて、死刑...全文を見る | ||
○松浦大悟君 では、海外においてはどのような状況になっているでしょうか。 | ||
○松浦大悟君 先ほど大臣おっしゃられたように、これまでは死刑囚のプライバシーの問題ですとか遺族感情をおもんぱかって情報公開を行うべきではないという議論があったかと思うんですが、私は次のステージに突入しているというふうに思うんです。まあそうした感情に最大限配慮をしなければならないと...全文を見る | ||
○松浦大悟君 国民が死刑とはどういう内容のものかということが分からないから、今国民世論が激高しているんだというふうに私は思っています。死刑の完全情報公開をしてもなお国民が、それでも死刑を望むというのであれば、これは仕方がないことだというふうに私は思いますが、しかし私は、国民の多く...全文を見る | ||
○松浦大悟君 つまり、人命を奪う不可逆的な刑罰であるから慎重になっていると。 これは違法状態ではないということでよろしいんでしょうか、再度確認させてください。 | ||
○松浦大悟君 今、違法状態ではないという答弁がありましたが、大臣は週刊誌のインタビューにおいて、違法状態ですとか法治国家ではないという発言をされております。今もその考えというのは大臣はお変わりないでしょうか。 | ||
○松浦大悟君 大臣から御答弁いただきましたけれども、私は法務大臣が法律を破ってはいけないというふうに考えます。ですので、大臣は大臣就任中に何らかの形で処刑をされるものだろうというふうに考えております。 何人処刑をされる予定なのか、聞かせていただきたい。長勢大臣、前任の大臣は十...全文を見る | ||
11月08日 | 第168回国会 参議院 法務委員会 第3号 議事録を見る | ○松浦大悟君 無所属の松浦大悟でございます。今日が私にとって二回目の質問ということになります。どうぞよろしくお願いをいたします。 今日は有害サイト規制について質問をしたいと思います。 政府におきましては、IT安心会議が有害サイト集中対策を策定し、青少年育成推進本部では来年...全文を見る |
○松浦大悟君 今出会い系サイトによる犯罪の検挙件数が非常に増えているという話がありましたけれども、しかし、この検挙件数と暗数というのは比例しているわけではございませんで、なぜかというと、警察が力を入れれば検挙件数というのは上がるんですね。年末の交通取締りを見れば分かるとおり、警察...全文を見る | ||
○松浦大悟君 自殺サイトですとか学校裏サイトといいますと、マスコミでは負の側面だけが強調されるわけでございますが、しかし別の側面もあるだろうというふうに考えます。 例えば、自殺サイトでいうと、自殺サイトへアクセスすることによって自殺をする人の数と、そこへアクセスする人の数を比...全文を見る | ||
○松浦大悟君 次に、児童買春、児童ポルノ禁止法について伺います。 これは議員立法で成立したものでありますが、法務省として改正する意図というのはあるんでしょうか。もしあるのであればどういう内容なのかを教えていただきたいと思います。 私は、写真やビデオと違って、被害者のいない...全文を見る | ||
○松浦大悟君 御答弁にありましたとおり、メディアの悪影響論についてはアメリカの社会学者のクラッパーが実証的に否定をしております。しかし、そうした中においてアニメの悪影響論が語られているという現状があるわけでございます。 大臣、児童のアニメといっても、写真の被写体と違いまして、...全文を見る | ||
11月29日 | 第168回国会 参議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○松浦大悟君 無所属の松浦大悟でございます。 まず、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。 今回の法改正で報酬が増額になる対象者は全裁判官何人中何名になるのでしょうか。検察官についても併せて聞かせてください。 |
○松浦大悟君 今お答えいただいたデータをベースに質問を続けてまいりたいと思います。 先週、法務委員会の視察で東京拘置所に行ってまいりました。去年のクリスマスイブに、七十五歳の車いすの死刑囚が職員に連れられ首にロープを掛けられ刑を執行された現場に立たせていただきました。死刑とい...全文を見る | ||
○松浦大悟君 憲法との関係については改正のときにいつも話題になることではありますが、それは非常に微妙な問題であるという御答弁だったというふうに思います。 では、今回の法改正について、最高裁において裁判官会議が開かれたと思いますが、どのような検討がなされたのか、そしてまた、どの...全文を見る | ||
○松浦大悟君 憲法との関係について今回も確認をさせていただきました。 続きまして、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案に関連して、冤罪事件と検察の在り方についてお聞きをいたします。 鹿児島の選挙違反の冤罪である志布志事件や富山の婦女暴行冤罪事件など、近年冤罪事...全文を見る | ||
○松浦大悟君 正に今大臣がおっしゃったように、今その警察の在り方が問われているんだと思うんです。成熟社会に突入した中で、今までの在り方でいいのかどうか、これが問われているというふうに認識をしています。 大臣、冤罪が判明した後には必ずと言っていいほどその警察の捜査や取調べの在り...全文を見る | ||
○松浦大悟君 例えば、二十五年間以上もの歳月を費やし、その間一度も有罪判決が出されなかった有名な冤罪事件である甲山事件ですけれども、この甲山事件では、警察が逮捕後、検察が一回は警察の捜査では証拠不十分として不起訴処分としております。この事件は、結局、遺族による不服処分後に捜査した...全文を見る | ||
○松浦大悟君 先ほど大臣、テレビカメラの前では真実が語れなくなるおそれがあるというふうにおっしゃいましたけれども、しかし、今現在において、テレビカメラのない状態において真実は語られていないわけですよね。ですから、冤罪事件が起こっているわけでございます。だから、テレビカメラの前では...全文を見る | ||
12月11日 | 第168回国会 参議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○松浦大悟君 無所属の松浦大悟です。 初質問の際、地元秋田県の自殺率の高さと自殺対策について質問をさせていただきました。今回は、いじめ自殺の問題について質問をさせていただきたいと思います。 警察庁の統計によりますと、昨年の自殺者数は九年連続で三万人以上で、その中でも学生生...全文を見る |
○松浦大悟君 部分ではなくて、ほとんどが黒塗りということは大臣も十分御承知のとおりです。 大臣は最近、法制審に対して、刑事事件の少年審判で被害者や遺族の傍聴を認めることと諮問されましたけれども、これは犯罪被害者や遺族の権利に対する世論の高まりを踏まえたものだというふうに思いま...全文を見る | ||
○松浦大悟君 これでは、だれを守るための調査だったのかということが分かりません。学校を挙げてのいじめ隠し、地域を挙げてのいじめ隠しが行われている中で、今の大臣の御答弁は、国を挙げてのいじめ隠しだと誤ったメッセージを子供たちに与えてしまうのではないかと危惧をいたします。 このよ...全文を見る | ||
○松浦大悟君 いいえ。 | ||
○松浦大悟君 その調査をしてもそれを明かすということをしない法務省にどこまで本音の相談が寄せられるかということは大変疑問があります。 では、文部科学省はいじめの定義をこのたび変更をいたしました。その調査の結果、大幅にいじめの件数が増えたわけでありますが、どのように変更してどの...全文を見る | ||
○松浦大悟君 この調査結果というのは都道府県によって大きくばらつきがありますよね。それはなぜでしょうか。都道府県によっては名前を記入させてアンケートを取ったり、中には教師から聞くだけに終わっているところもあるようですが、改善の余地はないんでしょうか。 また、二〇〇六年度の小中...全文を見る | ||
○松浦大悟君 学校が自殺を隠したがっているという背景が見える御答弁だったと思います。 このいじめの調査というのは、昭和六十年に始まって、平成六年、そして今回と、いじめの定義が変わるたびに大きく数字が変動しているというものです。しかも、昨日文科省の方から聞いた話によると、調査を...全文を見る | ||
○松浦大悟君 福岡の事例においては教員がいじめに加担していたわけですから、今の答弁は白々しく聞こえます。 大臣、いじめをなくす方法、いじめ研究には二つあるというふうに言われています。 まず一つ目は、いじめる子に、仲良くしようだとか優しくしようだとかというふうに呼び掛ける精...全文を見る | ||
○松浦大悟君 大臣がおっしゃるとおり、学校のシステムを変えればいじめは減るんです。学校五日制にしたことによって不登校が大きく減りました。これも一つの事実です。 学級をなくすまでは行かなくても、学級という狭い空間を流動化させるために、地域の方々にボランティアでいろいろと入ってい...全文を見る |