松浦大悟
まつうらだいご
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月14日 | 第177回国会 参議院 決算委員会 第1号 議事録を見る | ○松浦大悟君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成二十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、平成二十年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書、平成二十年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調...全文を見る |
04月14日 | 第177回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○松浦大悟君 おはようございます。参議院議員の松浦大悟です。 大震災から一か月が過ぎました。まずは、今回の東日本大震災でお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表します。そして、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 私の地元秋田県は、東北の中では比較的被害の少...全文を見る |
○松浦大悟君 力強いメッセージ、ありがとうございました。農林水産委員の皆様とともにこの復興に全力で当たっていきたいと、私も改めて決意を新たにいたしました。 震災から復興するためには、まずは避難所にいる皆様に一日も早く仮設住宅に移っていただいて、暖かい場所で過ごしていただくこと...全文を見る | ||
○松浦大悟君 大畠国交大臣が資材が足りない場合は輸入するという発言をしたとの報道がございましたけれども、先ほどの御答弁によりますと、資材足りているということでありました。この大畠大臣の発言については現在はどうなっているのか、お知らせください。 | ||
○松浦大悟君 地元の工務店を活用したり地元の資材を活用したりすることは復興へ資することにつながると思いますので、その点、よろしくサポートをお願いいたします。 委員長、国交省に関する質問は以上でございますので、退席をされても構いません。 | ||
○松浦大悟君 続いて、農水省に伺います。 東日本大震災からの復興に当たりまして仮設住宅などの資材をどう確保していくか。報道によりますと、合板などの資材が逼迫しているとも言われております。被災地以外の都道府県からの供給体制、これについて聞かせてください。 | ||
○松浦大悟君 秋田県にも大きな合板会社がございまして、現在もフル稼働で操業をしております。残業時間、二十四時間体制といたしまして、通常の一五%アップに当たる一か月当たり四万六千立方メートルの生産を目指しているということです。ただ、東北電力が夏場に計画停電を予定しておりまして、その...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 今後の復興を考えますと、中長期的な国産材の供給体制が必要であろうと思います。例えば、震災で仕事を失われた方の雇用の受皿として林業を考えることもできるのではないか。国有林野事業を含めた地域林業への就労機会の拡大に向けた施策を検討すべきではな...全文を見る | ||
○松浦大悟君 森林・林業再生プランでは、今後十年で木材自給率五〇%以上ということをうたっております。これからは、路網整備あるいは間伐を行うにしても人材確保が必要となってくるだろうと思います。仕事を失った被災者の皆様の新たな雇用の場として活用していただくことができるのではないか。仕...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 大臣、総理がこの震災を受けましてTPPの検討を先送りするということを表明いたしました。ただ一方で、予算委員会の場で、この状況に一定程度方向性が見えた中で改めて検討するとも言っております。私は、復興の途上で安い農産物が入ってきてしまえば、...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 震災からの復興に当たり、農家の皆さんの役割というのはますます大きなものになってくると思います。農水省としても、全面的なこれまで以上のバックアップをよろしくお願いいたします。 さて、森林法について伺います。 森林法は明治三十年に制定...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 今もお話にありましたとおり、戦後植林した人工林がちょうど伐採時期を迎えていると。これまでは木を幾ら切っても採算が合わないので、林家の皆さんの山への関心が薄くなり、森林所有者の把握も難しかったと。しかし、これからはしっかりと路網を造ってコス...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 現在、国土交通省の国土利用計画法に基づく届出情報との連携が図られているということでございますが、この届出は、森林については一ヘクタール以上の土地の売買のみが対象となっている、一ヘクタール未満の土地については対象になってないということです...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 データでいただけるというふうに認識をさせていただいてよろしいですね。 | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 続いて、総務省にも確認をさせていただきたいと思います。 修正案では、森林所有者の情報共有規定のほか、新たに森林の土地の所有者となった者は市町村長に届け出なければならないという届出義務規定が盛り込まれました。第十条の七の二でございます。...全文を見る | ||
○松浦大悟君 是非、今回の森林法改正の趣旨をお酌み取りいただきまして、速やかな運用を図っていただければと思います。よろしくお願いいたします。本当にこれが可能になれば、大きな進歩だと思っております。地方公共団体に通知を出して、周知徹底をしていただければというふうに思います。 法...全文を見る | ||
○松浦大悟君 今回これが成立した暁には、立法府の意思として新たに盛り込まれた条文の理念を踏まえて、関係各省の連携を深め、法律の確実な施行に取り組んでいただければと思います。 さて、林業の再生を成し遂げるには、やはり安定供給体制の確立が必要だと思っております。材の供給拡大には施...全文を見る | ||
○松浦大悟君 これまで小規模の林家の皆さんは、赤字が出るということで山を放置されていた面があると思います。施業の集約化でコストが掛からなくなればそれだけ利益を生み出すことができるわけですから、プランナーの育成には積極的に取り組んでいただきたいと思います。 さて、同じく安定供給...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 路網整備をしっかりと行って、そこに高性能林業機械を入れていくということだと思います。ハーベスタですとかフォワーダといった機械、雪深い秋田県でも大変重宝しておりまして、やはりこれを使うと作業時間がぐっと縮まるということが言われております。こ...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 最後に、今回の森林法の改正、直接支払制度などにより、業としての森林・林業政策の充実は図られたというふうに思います。 ただ一方で、森林自体がナラ枯れなどの原因で元気がなくなっているというようなことも指摘をされていると。酸性雨の影響による...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 今回の森林法の改正は大変関係者の皆様から期待が寄せられております。是非とも積極的な運用をよろしくお願い申し上げまして、質問とさせていただきます。ありがとうございました。 | ||
05月30日 | 第177回国会 参議院 決算委員会 第9号 議事録を見る | ○松浦大悟君 民主党の松浦大悟です。 今日は、レアメタルのリサイクルについて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 この度、松本大臣が御本を出版されました。タイトルは、「環境外交の舞台裏 大臣が語るCOP10の真実」であります。表紙の写真は、大臣がCOP10...全文を見る |
○松浦大悟君 今は中国が市場の九割を占めるという状況ですけれども、これ、中国だけにレアアースが埋蔵しているからこのようにシェアを誇るわけではないんですね。 中国の埋蔵量は世界全体の三〇%、残りの七〇%は中国以外の国に存在をしております。かつて、レアアースはアメリカを始め様々な...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 平成二十一年度の環境省重点施策の中にもこのレアメタルリサイクル促進がうたわれておりまして、平成二十一年度の予算措置として、使用済電気電子機器の有害物質適正処理及びレアメタルリサイクル推進事業に一億円が充てられております。 二十二年度...全文を見る | ||
○松浦大悟君 様々拡充をしてこのモデル事業を進めているというお話でございましたけれども、実際にはどうかというと、この回収が進んでいないというのが実態だと思います。 使用済携帯電話や小型家電を都市鉱山として事業化するにはまとまった量をいかに確保するかが課題となってまいります。携...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ただ、ライフスタイルがこれだけ多様化している中でなかなか難しいのではないかという面があると思います。 もう一つ回収が難しい理由に、買い換えた端末にゲームですとか音楽のコンテンツが移せないということがあるようです。業界団体は、これ、著作権保護のためだと言っているん...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ただ、大臣、小坂製錬の方にお話を伺いますと、このモデル事業によって回収されているものというのは本当にごく僅かで、大部分は業者に委託をして、それを売っていただいているという現状だそうです。 小坂製錬の例でいいますと、ちなみに使用済みの携帯の取扱量は年間四十から五十...全文を見る | ||
○松浦大悟君 モデル事業も二十年度から始まって今年二十三年度ですので、そろそろ結論めいたところが見えてくればいいなというふうに思います。 国内で回収が困難であれば、海外からの輸入をもっと進めることができないかというふうに思うんです。現在、バーゼル条約によって廃棄物の輸出入には...全文を見る | ||
○松浦大悟君 私が聞いている話では、バーゼル条約に時間が掛かる、手続に時間が掛かるということでありますので、現場の声をしっかりと受け止めていただければと思います。 さて、近年、中国などで経済発展に伴う環境汚染が問題となっております。日本のリサイクル技術を途上国に輸出すべきでは...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 これからも、バーゼル条約の目的というのは環境の汚染を広げていかないということでありますので、リサイクルのための輸入であれば、私は大いにこれは広げていくべきだというふうに考えておりますので、大臣からの後押しもよろしくお願いをいたします。 ...全文を見る | ||
○松浦大悟君 是非、これは新たな成長分野として大いに進めていただきたいというふうに思います。 それから、環境リサイクルビジネスの先進国でありますアメリカですとかヨーロッパ、こちらのいろんなやり方も参考にすべきではないかと思いますが、今、環境省の方で把握しているような事例があり...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 例えば、リサイクル率を上げていくために、レアメタルを取り出しやすくするようにリサイクルが容易にできる設計にしてある商品について、これを認定する認定制度をつくったりだとか、そこにエコポイントを付けることによって消費者に買っていただく、支え...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 | ||
06月07日 | 第177回国会 参議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○松浦大悟君 おはようございます。民主党の松浦大悟です。 大臣、副大臣、政務官におかれましては、連日、被災地への対応、本当にお疲れさまでございます。心より敬意を表します。 今日はまず設置法について質問をさせていただきます。 農林水産省設置法案は昨年の通常国会にも提出さ...全文を見る |
○松浦大悟君 この技術会議の役割が最大限発揮できるように、しっかりと取り組んでいただければと思います。 次に、行政監察、評価について伺いたいと思いますが、今回、法律ではなく政令改正によって大臣官房に評価改善課を設置することになりました。この大臣官房に評価改善課を設置することに...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 いずれにいたしましても、農林水産省の業務全般の信頼を高めるためにしっかりとした体制づくりを行っていただきたいと思います。 次に、地域センターについて伺いたいと思います。 今回の東日本大震災を受けまして、国会承認案件に文言を追加い...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 今回の設置法で三百四十六の拠点を六十五か所へと集約化することになったわけでございますけれども、これから戸別所得補償制度の充実など地域センターが担う役割というのは大きくなってくると思います。大幅に数が減ることによって農家の皆さんそれから農...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 しっかりと取り組んでいただければと思います。 続いて、ふるい下米について質問をさせていただきたいと思います。 ふるい下米について質問をしたいと言いますと、農水省も消費者庁も、いや、先生、ふるい下米についての定義というのはないんです...全文を見る | ||
○松浦大悟君 前回の農水委員会で篠原副大臣が、食品が口に入るまでが農水省の仕事であるということをおっしゃっていました。私はまさにそのとおりだというふうに感じております。 農水省、消費者庁の壁を越えて、農水省の方から、農業振興という観点においてももう少し消費者庁の方に意見を言っ...全文を見る | ||
○松浦大悟君 農水省に。 | ||
○松浦大悟君 突然質問しまして申し訳ございませんでした。 今回、実は福井経済連の方が、ふるいの網の目を一・九ミリに大きくするという決定をいたしました。このことによって、主食用の米と加工用の米をしっかりと分けてブランド力を高めていこうという取組でございまして、私もこうした取組を...全文を見る | ||
○松浦大悟君 まず、こうした問題を解決するためには、ふるい下米の定義をしっかりと決めていただきたいということ、それから消費者に分かりやすい表示を今後とも検討していただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
08月25日 | 第177回国会 参議院 経済産業委員会、農林水産委員会、環境委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○松浦大悟君 おはようございます。民主党の松浦大悟です。 再生可能エネルギー法案がようやく参議院の審議にまでたどり着きました。この問題に長年にわたり取り組んでこられた与野党の議員の皆様、そしてNGO、NPOの皆様に心から敬意を表します。この法案には買取り価格や買取り期間が明記...全文を見る |
○松浦大悟君 私は、今回、自公との修正によりまして価格決定に農水大臣が関与できるようになったということは非常に大きな意味があると思っています。これは、余り買取り価格が低いと農家の皆さんも設備投資にちゅうちょをしてしまうんじゃないかと、そうした意味において普及が進まないのではないか...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 それから、太陽光発電でいうと、耕作放棄地、現在四十万ヘクタールございますけれども、これを利用して発電を行っていこうという考えもあります。ただ、私が思うのは、農業の再開がどうしても難しい土地を利用するのはすばらしいことだなというふうに思うん...全文を見る | ||
○松浦大悟君 今、私は民主党の中で陳情要請対応本部で様々な要望を市町村の皆様からお伺いをしているところです。その中で一番多い要望が、やはり土地改良に関するものです。三十年、四十年たって、水利施設、排水施設が老朽化をしている。パイプがもう腐食をしてしまって亀裂が入ってしまっている、...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 この再生可能エネルギー法が大きく社会を変える第一歩になるのだという期待を申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 | ||
11月14日 | 第179回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○松浦大悟君 おはようございます。民主党・新緑風会の松浦大悟です。消費者問題特別委員会で初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 今日は、現在、具体化に向けて作業が進められています集団的被害者救済制度について質問させていただきたいと思います。 二〇〇六年...全文を見る |
○松浦大悟君 以前、損害賠償請求を入れることに反対していた経済界を始めとした多くの意見は、乱訴によって経済活動を抑制してしまうのではないかというものだったと思います。この乱訴は防がなければいけない、しかし一方で、団体側が不必要に提訴をちゅうちょすることがないようにしていかなければ...全文を見る | ||
○松浦大悟君 是非その両立を図っていただきますようお願いを申し上げます。 さて、消費者庁は、これまで各省庁の所管事項につきましては措置要求を行うことができ、生命、身体に関するどの省庁の所管とも言えないすき間部分については事業者への勧告、命令等を行うことができるということになっ...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 次に、財産の隠匿・散逸防止策及び行政による経済的不利益賦課制度に関する検討チームの取りまとめによりますと、悪質な事業者の場合、財産を隠匿、散逸させている場合が多く、被害が発生するとその回復は困難だということなんです。違法な行為を早期に停止...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございました。 さて、この集団的被害者救済制度というのは二段階になっているわけですね。消費者被害の特徴を見てみますと、少額で同じ種類の被害が多発していると。そうした中で、消費者の皆さんというのは、額が少ないわけですから、これは裁判にかけると費用の面でも...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 加えて、人材の育成という面も非常に重要な検討項目だというふうにも思いますので、併せて御検討いただきますようお願いを申し上げます。 それでは、その適格消費者団体は現在九団体あるわけでございますけれども、東北や四国、九州の団体がないんです...全文を見る | ||
○松浦大悟君 ありがとうございます。 私も秋田県ですので、東北の中に一つこうしたものがあれば心情的にも非常に安心をするのではないかというふうに思っておりますので、その点についてもよろしくお願いをいたします。 今後の消費者庁の役割というのはますます大きなものになっていくとい...全文を見る |