松浦大悟

まつうらだいご



当選回数回

松浦大悟の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○松浦大悟君 民主党の松浦大悟と申します。  今日は、まず総理に、自殺対策について伺いたいと思います。  私は秋田県選出の国会議員でありまして、秋田県というのは十七年連続自殺率が第一位、この問題を何とかしなければならない、その思いで、この間、自殺対策に力を注いでまいりました。...全文を見る
○松浦大悟君 お亡くなりになった民主党の山本孝史議員が命を削るようにして作った自殺対策基本法、そのときの厚労大臣が尾辻秀久議員でありました。党派を関係なく、救える命は救いたい、その思いで進めてきたのがこの自殺対策だというふうに思っております。  確かに、麻生内閣のときに地域自殺...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。  財政が逼迫している自治体におきましてこの基金というのは自殺対策の命綱ですので、どうか自民党政権におきましても継続して自殺対策が進むように、是非この基金だけは減らすことがないようによろしくお願いを申し上げます。  去年策定したこの自殺総...全文を見る
○松浦大悟君 大臣、先ほどから答弁聞いておりますと、何か自殺対策、自殺者の数が減ったのは自民党の手柄であるというような御答弁ですけれども、それは少し心が狭いのではないでしょうか。超党派でこれは取り組んできた問題でございますので、どうぞその辺の認識をよろしくお願いを申し上げます。 ...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  次に、自殺未遂者への支援について伺います。  自殺で亡くなった方の三割に未遂歴がありまして、自殺未遂者は最も自殺のリスクが高いグループだと言われております。  ところが、その対策が非常に遅れていると。今、自殺未遂をした方は、救急車で病...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  もちろん、警察のデータと同じようにプライバシーについてはしっかりと伏せた形でやらなければならないと思いますけれども、警察のデータを公表することで自殺対策が進んだように、消防庁からこの未遂者のデータが公表されることで更に自殺未遂者への支援が...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。是非、検討の方をよろしくお願いをいたします。  続きまして、こちらのパネルを御覧ください。自殺対策を行うことによりまして、四十代、中高年の自殺は下がってきているんですが、グラフを見ていただくと分かりますとおり、二十代、三十代の自殺は九八年以...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  民主党でも、この委員会の所属議員でもあります小西洋之議員を中心にいじめ対策推進法案を作っておりまして、与党でもこのいじめ対策法案が準備されているというふうに伺っております。今国会、いじめ問題について議論が始まるというふうに思いますので、是...全文を見る
○松浦大悟君 是非、文科大臣といたしましてもリーダーシップを発揮していただければと思います。  自殺者三万人を切りましたけれども、まだまだ二万七千七百六十六人でありまして、急増する前、平成十年以前の数字には戻ってございません。安倍総理は官房長官のときに、平成十八年のときに、「今...全文を見る
○松浦大悟君 是非頑張っていただきたいと思いますけれども、実は、平成十八年に総理が答弁した後、次の年、平成十九年は前の年より千人近く自殺者の数が増えてしまいました。戦後二番目の自殺者数を記録してしまいました。今回の答弁の後はそうならないように是非とも力を尽くしていただきたいと思い...全文を見る
○松浦大悟君 テレビを御覧の方に分かりやすいように、それでは、ちょっとパネルを替えていただけますでしょうか。  こちらのパネルを御覧いただきたいと思います。非配偶者間人工授精でDNAのつながりがないことが分かっているのに、生来的な男女の場合は、これ何も指摘されることがなく受理を...全文を見る
○松浦大悟君 非配偶者間の人工授精は過去五十年間にわたって行われておりまして、もう既に一万カップルの間で利用されていると。毎年百人前後の子供たちが生まれているわけですね。遺伝的な父子関係がなくても、市役所の窓口では確認できないため嫡出子として受理をしていると、扱われてきているとい...全文を見る
○松浦大悟君 遺伝的なつながりがないから嫡出子たり得ないというのであれば、遺伝的なつながりがあるケースなら嫡出子として認めるということになるのかということです。  例えばアメリカでは、女性から男性へと性別変更手術を行う前に自分の卵子を冷凍保存しておいて、婚姻後、第三者の精子を使...全文を見る
○松浦大悟君 稲田朋美大臣が「正論」という雑誌に「「国籍法」改正 私がDNA鑑定に反対する理由」という文章を寄せていらっしゃいます。この中で稲田朋美先生は、親子関係は血のつながりが全てではないとおっしゃっております。日本の歴史と伝統を踏まえ構成されているのが我が国の民法だというふ...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。親子関係にDNAは必要ないという明確な答弁だったと思います。  それで、先ほど谷垣大臣もおっしゃったように、窓口で、AID、非配偶者間人工授精ということは分からないのでそういう運用になっていると、生来的な男女の場合にですね。そういうことであ...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。  性同一性障害の方が性別変更手術をされて、きょうだいで結婚されるというケースはまずないのではないかというふうに思います。  それで、日本医師会が自民党に対して、生殖補助医療について民法に特例を設けるようにという提案をするというニュースが...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  中部地方の方のケースでは、生まれてから三年間、嫡出子として戸籍に登録されていたんです。ところが、この前田さんが家裁に裁判を起こしたときに、戸籍の記載が取り消されてしまったということがありました。およそ三年間も嫡出子として扱われていた子供が...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。
○松浦大悟君 いずれにしましても、戸籍に性別変更した跡が残っているということで、そのことによって窓口の人が知り得てしまう状況にあるということ、しかも性別変更と記載されているわけではないんです。平成十五年法律第百十一号三条と記されているわけで、これは極めてセンシティブに取り扱わなけ...全文を見る
○松浦大悟君 今年は特例法ができて十年ですけれども、十年たってもなお運用の面においてはこうした差別的な扱いがされているのだということを是非とも御認識をいただき、改善を図っていただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に、生活保護の問題について質問したいと思...全文を見る
○松浦大悟君 物価が下落しているから生活保護基準も下げるのだということですが、こちらのパネルを御覧ください。全ての品目において下がっているわけではないんです。物価が下落しているといいますが、大きく下落しているのは家具であったりだとか、あるいは教育娯楽の部門、テレビだとかパソコン、...全文を見る
○松浦大悟君 ただ単に平均を取るだけでは私は駄目だというふうに思うんで、今の質問をさせていただきました。  それから、こちらのパネルを御覧いただきたいんですが、なぜ基準として平成二十年と平成二十三年を持ってきたのかということです。一番近年において物価が高い平成二十年、そして一番...全文を見る
○松浦大悟君 本来ならば、前回の引下げをしたときの平成十六年を基準にすべきではないかと思いますけれども、平成二十年というのは、この年は原油価格が高騰した年でありまして、見直しが見送られた年なんですね。この年を比べるのは私はおかしいと思いますが、いかがでしょうか。
○松浦大悟君 厚労省が恣意的にデータを、数字を持ってきて、そしてこういう計算を出したのではないかという、そういう心配をされている方もいますから、是非そこのところはしっかりと説明を尽くしていただければというふうに思います。  生活保護費の約半分は六十歳以上の高齢者の方だということ...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○松浦大悟君 民主党の松浦大悟です。  大臣、今日は、多くの農家の皆さんが心配の声を上げているTPPの問題から質問させていただきたいというふうに思います。  先月、安倍総理が訪米をし、オバマ大統領と会談を行い、そそくさとTPP交渉参加を決めてしまったというふうに思っております...全文を見る
○松浦大悟君 大臣はそのようにおっしゃるんですが、今回の所信を見てみましても、TPPについてはほとんど、数行しか触れられていないという状況でありまして、余り力点が置かれていないのではないかという印象を受けます。  民主党は決められない政治と言われましたけれども、決める政治だから...全文を見る
○松浦大悟君 それから、大臣、もう一つプロセスにおいておかしいと思うのが、今回、農水省は食料自給率、これまでカロリーベースで計算していましたけれども、これを生産額ベースにしようというふうに方向転換をいたしました。朝日新聞の記事に、「食料、自給率より生産力 TPPにらみ政策転換 農...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  多くの皆さんが心配をしている中でのこの変更だったので、TPPにおいてこれを変えるのではないかと、これを機に変えるのではないかという、そういう報道になったのだというふうに思います。  それから、林大臣は農業における五品目を例外品目にして関...全文を見る
○松浦大悟君 大臣はそのようにおっしゃるんですが、TPPに関する政権公約については、二月二十八日の衆議院予算委員会で、安倍総理が、聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加しないとの一項目のみで、J—ファイルに入っているほかの五項目については政権公約ではないという答弁がございました...全文を見る
○松浦大悟君 どうもそのようには受け取れないんですけれども。総理が言うことと大臣が言うことどちらを信じればいいのか、やはり農家の皆さん迷ってしまうと思うんですね。日本農業新聞でも、総理は聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加しない、この一項目のみだというふうに伝えられております...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  それからもう一点、先日、TPP交渉参加をめぐる日米の事前協議におきまして、米国が輸入車に掛けている関税を当面据え置く方向であるとの新聞報道がございました。輸入車の関税を据え置くことについては、言うまでもなく米国にとってメリットがある一方で...全文を見る
○松浦大悟君 とはいうものの、政府一体となってこれTPP進めようということでありますので、しっかりその辺も、メリットが本当にあるのかどうかという点において議論をしていただければと思います。  アメリカとの事前協議とはいえ、仮に我が国がそれを受け入れるということになってしまえば、...全文を見る
○松浦大悟君 次に、TPPへの参加による影響試算について伺います。  農林水産の生産額は年間三兆円これによって減少するということが先ごろ公表されました。TPPに日本が参加した場合、農業、農村への深刻な打撃があるのだということが改めて浮き彫りになったというふうに思います。  こ...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  三兆円もの巨額の生産額の減少ということでありますので、これ、可能な限り農業、農山村への悪影響を食い止めなければならないというふうに考えます。農業支援策の検討が今後行われていかなければならないというふうに思いますけれども、ただ、我が国の財政...全文を見る
○松浦大悟君 今お答えがあったように、TPPの最大の問題というのは秘密協定であり、この内容については最後まで分からないということなんだというふうに思います。  大臣、国民への徹底した情報開示の下、これは国民的議論を深めて国民のコンセンサスを得ていかなければならないと思うんですが...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  この問題については、様々な問題が聞けば聞くほど出てくるというふうに思っておりますので、今後も引き続き議論をさせていただきたいというふうに思います。  次に、再生可能エネルギーの推進政策について伺わせていただきたいと思います。  先日、...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  この再生可能エネルギー、農村にとっても非常に重要なものであるということは先ほどの答弁にありましたとおりですけれども、ただ、そうはいえ、無秩序な農林地の転用等が行われることは、これは避けなくてはならないというふうに思っております。このため、...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございます。  私の地元の由利本荘市の西目地区では、土地改良区の皆さんが小水力発電に取り組んでいらっしゃいます。ダムのような大規模発電ではなくて、田んぼの隣の用水路の落差を利用した小水力発電でもって電力をつくり、そしてその独自の財源で老朽化した施設の補修...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。  いずれにしても、コストが回収できるようにしっかりとした支援が行われないと、小水力発電の推進というのは掛け声倒れに終わってしまうと思いますので、大臣、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  農村の再生可能エネルギーの普及、私の住んでいる...全文を見る
○松浦大悟君 この農業農村整備事業については、必要性については理解をしますけれども、農業農村整備事業の実施に当たっては、農業者の大きな負担を伴うものであり、やみくもに増額すればいいということではないというふうに思います。計画的な実施も必要だろうというふうに思っております。また、農...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。  次に、搬出間伐を切捨て間伐に見直すことの妥当性について伺いたいと思います。  さきの衆議院選挙におきまして、自民党の政権公約J—ファイルの中に、森林整備体制の抜本改正を掲げて、切捨て間伐を一部しか認めない現行の森林経営計画による全国画...全文を見る
○松浦大悟君 ということは、今の御答弁どおりだとすれば、これまでとそんなに大きくは変わらないということでよろしゅうございますか。──はい。ありがとうございます。  それでは、民主党政権時代の農林水産政策に対する認識について伺わせていただければと思います。  民主党時代には、戸...全文を見る
○松浦大悟君 大臣、現場の混乱を来さないということであれば、制度の内容がそんなに変更しないわけですので、わざわざこの戸別所得補償制度の名前を変更する必要性というのは感じないんですが、これはどうして今回この名称を変更ということになったんでしょうか。
○松浦大悟君 そうすると、戸別所得補償制度を法制化した方がいいという農家の声が大変高いわけではありますけれども、今後そういう方向性で検討していくということでよろしいでしょうか。
○松浦大悟君 ありがとうございます。  次に、新制度について伺いたいと思います。  平成二十五年度予算では、新制度の検討のための調査費として、多面的機能・担い手調査、十六億円が計上されております。自由民主党は政権公約で、戸別所得補償に代わり、農地を農地として維持する支援策であ...全文を見る
○松浦大悟君 検討するに当たっては現場の意見も十分に踏まえてしっかり行っていただきたいというふうに思います。少なくとも、その検討の結果は夏の参議院選挙の前までにお示しいただければというふうに思っております。  時間もなくなってまいりましたけれども、最後に、燃油高騰対策について伺...全文を見る
○松浦大悟君 ありがとうございました。  質問があっち行ったりこっち行ったりして済みませんでした。我々も、いい部分については協力をしながら、しかし、これは少しおかしいのではないかという点については、しっかりこれからも議論をさせていただきたいと思います。  どうもありがとうござ...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○松浦大悟君 民主党・新緑風会の松浦大悟です。  ただいま議題になりました平成二十五年度予算案に対し、反対の立場から、会派を代表して討論いたします。  本題に入ります前に、私は、本院の一員として、本院の特性と伝統を断固として守るべきだとの立場から、是非にも一言申し上げたいこと...全文を見る
05月15日第183回国会 両院 平成二十五年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
議事録を見る
○松浦大悟君 参議院の民主党・新緑風会を代表して意見を申し上げさせていただきます。  まず第一点は、効果の不明確な公共事業を大盤振る舞いする旧態依然の予算となっていることであります。  本予算の公共事業関係費は二十四年度当初予算に比べて一五・六%も増加しておりますが、その中身...全文を見る