松岡滿壽男

まつおかますお



当選回数回

松岡滿壽男の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号
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○松岡満寿男君 大変結構なお話を伺ったんですけれども、やはり私どもは経済の安定というものがないと福祉の充実というものはあり得ないであろうというように思っておるんですが、そういう中から見ますると、先ほどお話しのアメリカ経済は南部を中心にリバイバルしておると。特に今後わが国の状況を考...全文を見る
○松岡満寿男君 ありがとうございました。
○松岡満寿男君 カキクケコ夫人ということで、カルチュア、それからマネーゲーム、大変私はこれは結構だと思うわけでございますけれども、こういう夫人の方々が社会進出をされるということによりまして、国民生活、特に家庭生活の中でのさまざまなメリットとデメリットが出てくると思うんですよね。特...全文を見る
○松岡満寿男君 先生は、カルチュアのお話が余りお好きじゃないようでございますけれども、結局内需を拡大していく、主導型で景気を安定的に成長さしていくというようなお話だと思いますけれども、これは政府としても総合経済政策で内需の拡大というものに取り組んでいるわけですけれども、内需の中身...全文を見る
○松岡満寿男君 先ほどから、将来のいろいろな国民生活の変貌についてのお話を伺ったんですが、お伺いしておって確かに便利にはなるんだろうけれども、何かこう夢の持てないような話ばかりだという感じがするんです。片方でそういう便利にはなっているけれども、怠け者がふえる。あるいはいろいろとこ...全文を見る
02月15日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号
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○松岡満寿男君 今ぼけ老人の話が出たんですけれども、このぼけ老人の問題というのは、昔から比べますとかなり急速に目立ってきておりますね。昔も一部はおったと思うんですけれども、これのぼけ防止策ですね。どういうものが考えられるんでしょうかね。  それともう一つちょっと伺いたいのは、こ...全文を見る
○松岡満寿男君 そうすると、実際の老人というのは七十五歳から老人だという時期が来る可能性があるということですか。
○松岡満寿男君 さっき前期老人層と後期老人層のお話をいただいたんですけれども、その推計の資料がございましたら。それと、できましたら、さっき森山先生がおっしゃった男女別のものまでわかれば、その資料をお願いしたいと思うんですが。
○松岡満寿男君 細分化の問題でございますね。先ほど厚生省の方から、一応前期と後期、七十五歳を基準でいくというお話を伺ったんですが、先生は、今七十歳前を三つにこう分けられましたけれども、そうすると、やはり一応仮に前期、後期を分けるとしたら、先生のお考えでは七十歳というものが一つの区...全文を見る
○松岡満寿男君 先ほど地域の方の高齢化が非常に進んでおるという御指摘がございましたですね。例えば島根県あたりは一三%。しかし、現実に個々の市町村を見ますると、ちょっと過疎にいけば大体二〇%を超しておる、高齢化率が。私のところの山口県でも、大島郡の東和町というところは、もう三四%と...全文を見る
○松岡満寿男君 錦町でございますか。
○松岡満寿男君 高齢者層を細分化する、前期と後期に分けるということは、非常に重要なことだと思うんですけれども、先生の場合七十五歳を一つの基準にしておられるということは、その理由をちょっとお伺いしたいということ。  もう一つは、ヨーロッパの老人福祉施設その他は、私も市長時代にちょ...全文を見る
○松岡満寿男君 わかりました。
04月02日第101回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○松岡滿壽男君 先日、名古屋で一日行革審が行われたようでありまするが、引き続いて各地でこれが行われるということでありまして、地方の行革につきまして国民の関心も高まってきつつあるわけであります。国と地方が行財政面におきましては車の両輪ということが言われておりますけれども、特に国民に...全文を見る
○松岡滿壽男君 御指摘のように、やはり国や国民の地方に対する不信の背景には、やはり地方公務員の定数が急速にふえた、急増したということと、高過ぎる給与、退職金、さらにはやはり行政立案能力についての問題であるとか、あるいは行政の守備範囲の適正化の問題、このようなことがあるだろうという...全文を見る
○松岡滿壽男君 やはり合理化の進まない原因の背景には、今御指摘のような問題があるだろうと思うんです。そういう必置規制でありますとか、職員配置に関する規制、そういうものはできるだけ緩和して、そして地方の公共固体の自主的な改革努力を進めていくことがやはり必要だというふうに考えておりま...全文を見る
○松岡滿壽男君 この給与の問題は、背景として、高度経済成長時代に民間企業に人材が流れていくということから、ある程度給与是正をして人員を確保しなければいけなかったという背景もやはりあるだろうと思いまするし、市町村の合併時期に高い方にならしていくという背景もあったと思うわけであります...全文を見る
○松岡滿壽男君 事務事業の外部委託、具体的には清掃事業とかごみ、し床とかかなり高いパーセンテージで委託を行っておるという実態があると思うんです。さらに施設の民営方式につきましては、地方自治体におきまして市民参加でいろいろな施設を運営していく、先ほど申しましたような福祉、文化、各般...全文を見る
○松岡滿壽男君 地方自治体の方から多目的複合的施設づくりにつきましては過去におきましても強い要望がありまして、最近になりまして国側の方も非常に積極的にそういう施設づくりに御協力をいただいておるようでありますけれども、やはりこれから合理化を進めてまいります際に、各省庁の縦割り行政と...全文を見る
○松岡滿壽男君 国の行財政改革に伴いまして、国庫補助金等について毎年度マイナスシーリングが行われておるわけでありまして、その廃止、縮減が図られているところでありますけれども、その際地方に負担が転嫁されることがあってはならないと考えております。しかし、昭和五十九年度予算において、地...全文を見る
○松岡滿壽男君 次に、広域行政についてお伺いをいたしたいと思いますが、昭和四十五年から広域市町村山が実施をされてまいりまして、現在、全国で三百五十八圏域で実施をされております。これによりまして市町村が広域的な行政についての視野を広めてきたということは非常に評価すべき点があると思う...全文を見る
○松岡滿壽男君 こういう広域行政の中で、消防であるとか病院、あるいは福祉関係につきましては、市町村がかなりそういう行政になれてきておるのじゃないかと思うんですけれども、これをさらに一歩進めるためには、二番目に御指摘のような財政的な措置というものがやはりかなり必要になってくると思う...全文を見る
○松岡滿壽男君 ただいまの町づくり総合対策ですか、非常に地方としては歓迎をいたしておりますので、ぜひこういう角度からのお取り組みを今後ともお願いをいたしたいと思います。  次に、地域の交通網の問題であります。運輸大臣までお越しいただくこともなかったんですけれども、地元の青年会議...全文を見る
○松岡滿壽男君 ぜひこの問題は、日本の地形とかそういう面から考えますると、一考を要する大きな問題だというように思いますので、地域開発の問題も含めてひとつ積極的にお取り組みをいただくということでございますので、ぜひお願いを申し上げたいというように思います。  都市基盤の整備の問題...全文を見る
○松岡滿壽男君 経済効率とか、やはりそういう道路のように目的税を取っているものなんかにつきましては積極的に対応されるということでありますが、この中で、例えば下水道事業でございますね、これはやはり完成させれば使用料というものが取れるわけでありますし、このところ軒並みに三、四年着工し...全文を見る
○松岡滿壽男君 道路でありますけれども、先ほどちょっと触れさせていただいたのですが、都市内道路整備促進というものがやはり地域におきましては、いわゆる市町村の一番強い要望だというふうに思うんですが、この点の状況あるいは見通しについてお伺いをいたしたいと思います。
○松岡滿壽男君 いわゆる地方の時代に向けて、こういう生活環境の整備は非常に重要な課題でありますから、それぞれお金のないときには知恵と汗を流しながら頑張っていくようにひとつお願いをいたしたいというふうに思います。  それから上水道の問題でございますが、三月二十六日に生活環境審議会...全文を見る
○松岡滿壽男君 水道料金の問題になりますると、これは市町村固有の業務だということですぐ突き放される部分があるわけでございますけれども、このように非常に大きなばらつきが出てきておりますし、非常に市町村は困惑いたしておりますので、温かいひとつ御指導をお願いいたしたいというふうに思いま...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  次に、今日までの教育は知育偏重の教育であったのじゃないかと思うんですけれども、「記憶力のみ訓練する教育は「本を積んだロバ」をつくるようなものだ」と、五十数年前に既にアレキシス・カレル博士が言っておるわけです。今日の教育に、精神力を鍛え...全文を見る
○松岡滿壽男君 大変心強い御答弁をいただきましてありがとうございました。  次に、「花と緑」の推進についてお伺いをいたしたいと思うんです。  中曽根総理が提唱されまして非常に意欲的に取り組んでいただいておるわけですけれども、この緑化推進連絡会議の設立の趣旨とその後の開催状況に...全文を見る
○松岡滿壽男君 この問題につきましては各省庁が対応しておられるわけでありまして、これはある面では縦割り行政のいい面と悪い面と両方出てきておるわけでありまして、地方から見まするとどこが一体窓口になっているんだろうかという戸惑いも非常にあるわけであります。この点よく連携をとっていただ...全文を見る
04月06日第101回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○松岡満寿男君 私は地域経済の振興という観点から幾つかの点につきまして通産大臣並びに御当局の御見解を賜っておきたいと思います。  今回の景気の回復につきましては、五十三年度の景気回復の様態と大分変わっておるようでありまして、イノベーションによる緩やかな回復ということが言われてお...全文を見る
○松岡満寿男君 このテクノポリスを推進していく場合の国の支援はどのようなものが期待できるのか、その点につきましての御見解を承っておきたいと思います。
○松岡満寿男君 ぜひ大臣の御答弁のような御趣旨でひとつ御指導いただきたいというふうにお願いを申し上げるわけでありますけれども、特に地域の内主的な努力、民間活力の活用ということでありますから、いろいろな面で新しい事業に対するリスクとか、そういうものもあるだろうというふうに思いまする...全文を見る
○松岡満寿男君 このベンチャービジネス振興につきましては、五十九年度の施策でどのような政策を講じようとしておられるのかお伺いをいたしたいと思います。
○松岡満寿男君 既にテクノポリス地域が指定をされたわけでありまして、地方における先端技術振興政策もこれで軌道に乗っていくだろうというふうに考えられるわけでありますけれども、それをより着実にするためにはベンチャービジネスを振興していくことが、やはり今、長官がおっしゃいましたように大...全文を見る
○松岡満寿男君 次に、基礎素材産業の関係で御質問をいたしたいと思うんです。  それぞれ地域に立地しております基礎素材型産業が非常に厳しい構造不況の中でそれぞれ自助努力あるいは構造改善法等による再生の努力をいたしておることは御承知のとおりでありますけれども、アメリカのモトローラ社...全文を見る
○松岡満寿男君 構造改善法による過剰設備の処理とか廃棄とかいうときに、やはり廃棄に当たった地域では非常に問題が出てまいりますので、その場合にやはり関連する企業もたくさんあるわけでありますから、そういう場合の対応策等についてひとつ今後十分に御検討いただきたいというふうにお願いを申し...全文を見る
○松岡満寿男君 米国も自由貿易を唱えながらやはりそういうものに対してはそれぞれ商務省とかあるいはITC、そういう中で通商法とか関税法でぴしっとガードをするべきところはしておるわけなんです。我が国の場合今までどちらかというと輸出国ということでそちらの方に目が向いておったわけでありま...全文を見る
○松岡満寿男君 このような外国からの攻勢というものが、やはり鉄鋼業はほとんど地方に立地しておるわけですから、現在局長御指摘のようにいろんな合理化努力はいたしておるわけでありますけれども、そういうものがやはりもろに地域の雇用でありますとか、経済の地盤沈下というものにつながってまいる...全文を見る
04月11日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号
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○松岡満寿男君 第一班は、寺田委員長及び坂野、水谷、最上、刈田、吉川、青木の各委員と私松岡の八名で、二月二十二日、二十三日の両日、技術革新に伴う産業雇用構造、高齢化社会及び生活条件整備の諸問題につき、実情を調査するため、愛知県に行ってまいりました。  調査は、県知事公館において...全文を見る
04月25日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号
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○松岡満寿男君 高齢社会を急速に迎えようとしているわけですけれども、そういう中でまず労働の関係ですけれども、労働力率ですね。これが先ほどの御説明を伺いますと、三十三ページの表を見ると、六十歳から六十四歳で日本が七六%、イギリスは高いわけですけれども、その他ヨーロッパ諸国は非常に低...全文を見る
05月11日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第3号
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○松岡満寿男君 各省庁の皆さん方が、高齢化社会の問題につきまして、それぞれの分野からいろいろな角度で御検討いただいておるわけでありまして、その御努力には感謝を申し上げたいと思うんですが、やはり若干抽象的な問題点とかあるいは理論に走り過ぎている部分が多少ありはしないかなという危惧も...全文を見る
07月24日第101回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○松岡満寿男君 我が国は技術立国として世界に伍して進むべきものでありますが、先進諸国は技術革新の意義を強く認識して国を挙げて技術開発に取り組んでおります。  科学技術の研究開発は我が国にとっても今後の発展基盤を確保する上で極めて重要であります。産官学の連携はおのおのの役割分担が...全文を見る
○松岡満寿男君 ただいまの通産大臣の御見解のとおり、ひとつ来年度以降技術開発に向けまして強力なお取り組みをお願いいたしたいというふうに思います。  次に、企業活力の増強と内需の拡大の問題であります。  民間活力、特に企業活力の増強が財政再建、我が国経済の再活性化の原動力であり...全文を見る
○松岡満寿男君 当然その外国との税制面での比較等につきましては、通産省におかれましても十分に御研究いただいておるわけだと思うんですけれども、法定耐用年数の問題とかあるいは投資減税の問題、こういう問題はやはり諸外国と非常に大きな格差が出てきている。それがやはり今後の国際競争力あるい...全文を見る
○松岡満寿男君 今回の景気回復過程を見ますと、けさも河本長官のお話もあったわけでありますけれども、企業別格差と地域別格差が非常に目立っておるわけであります。しかしながら我が国の経済の発展を考えますと、地域経済の振興というものが不可欠な問題だというふうに思うわけであります。昨日です...全文を見る
○松岡満寿男君 当然四全総の段階では通産省におかれましてもそういう地域産業の活性化という角度からいろいろな連携をとりながら、その策定に協力なさるんだろうと思うんですけれども、そういうスケジュールはきちっと決まっておるんでございましょうか。
○松岡満寿男君 ぜひそうお願いをいたしたいと思います。  最近のそして企業立地の動向でございますけれども、過去臨海工業地帯という言葉があったわけでありますけれども、昨今の企業立地の動向につきましてひとつ御説明を賜りたいと思います。
○松岡満寿男君 今の御説明ですと、内陸化の傾向が非常に出てきているということのようであります。三月二十七日付の朝日新聞には、地方自治体の持つ売れ残りの工業用地が二万八千ヘクタール、今のお話ですと、一年間千八百ヘクタールぐらいでありますから、これで見ますると十数年分の在庫を抱えてお...全文を見る
○松岡満寿男君 地方自治体の抱えております工業用地につきましては、これはまあ非常に価格的にも千差万別であるわけでありまして、しかも非常に条件の悪いところについてはいつまで抱えておっても見通しが立たないものもあろうと思います。しかし、いや応なしに毎年七%以上の金利というものは加わっ...全文を見る
○松岡満寿男君 この問題については、ECの方はどのような対応をしておるんでございましょうか。
○松岡満寿男君 そうしますと、やはりこの問題は、日本にとりましても、ECにとりましても、結局第三国の輸出のとばっちりを受けたということになるんでしょうか。
○松岡満寿男君 結局、八二年から八三年にかけて急速に第三国の輸出量が、いわゆるアメリカから見ますると輸入量がふえているわけですね、ブラジルが二倍、メキシコが六倍、それから韓国、アルゼンチンが七〇%増し、台湾が八割増。ですから、この問題につきましては、先ほどお答えをいただきましたよ...全文を見る
○松岡満寿男君 国民生活に直接影響を及ぼします無店舗販売等の問題点についてお伺いをいたしたいと思います。  シーボン化粧品が強引なキャッチセールス、これで検挙者を出したわけであります。  キャッチセールスにつきましては消費者センター等にも随分苦情が殺到をいたしておるようであり...全文を見る
○松岡満寿男君 ありがとうございました。  終わります。