松岡滿壽男
まつおかますお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月22日 | 第112回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○松岡滿壽男君 公述人には本当に御苦労さまでございます。 まず、原先生の方にお伺いをいたしたいと思います。 ただいまお述べになりましたように、二年前に先生がおっしゃいましたような、景気と財政再建両にらみということで、日本経済は昨年の六兆円の補正予算、その後本年も二〇%公共...全文を見る |
○松岡滿壽男君 先生は政治の基本は国民生活を豊かにすることであると述べておられますけれども、私も全く同感であるわけです。 先ほど来産業構造の転換の関係でいろいろお話がございました。私も実は昨年、一昨年と労働政務次官をやっておりまして、ちょうど三十万人雇用開発プログラムとか、各...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。 アジアNICSの関係につきましてちょっとお聞かせをいただきたいんですけれども、最近随分我が国にも電気製品とか衣料品なんかが店頭に並ぶようになってきたんですけれども、こういうNICS経済の台頭によりましてかなり我が国も影響を受けざるを得...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 原先生、どうも有益なお話をありがとうございました。 北村先生の方にちょっとお伺いいたしたいんです。先ほど専守防衛につきましての御提議があったものですから、防衛費につきましての一%問題についての先生の御意見を伺おうと思ったんですけれども、防衛費、軍事費は一銭もな...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 この正月に私、「わが友マキアヴェッリ」という本を読みました。その中で、いわゆるマキアヴェッリの「政略論」に「ことが祖国の存亡を賭けている場合、その手段が、正しいとか正しくないとか、寛容であるとか残酷であるとか、賞讃されるものかそれとも恥ずべきものかなどは、いっさい...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。 | ||
03月31日 | 第112回国会 参議院 運輸委員会 第4号 議事録を見る | ○松岡滿壽男君 三月一日に運輸大臣の所信表明をお伺いいたしたわけでありますけれども、改めて運輸行政が広範多岐にわたる、非常に幅が広くしかも奥行きの深い行政であり、また国民生活に、あるいは国土の形成に非常に重要な役割を担っておる行政であるということを感じた次第でありますが、せっかく...全文を見る |
○松岡滿壽男君 先ほど運輸の季節ということを申し上げましたが、ことしは青函トンネルも開通いたしまして北海道が陸続きになった。さらに本四架橋も完成するという、我が国の交通体系の整備にとりましては画期的な年でございます。大臣のその点につきましての所見、いろいろな角度から質問もあると思...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 国土の一体化という面では、確かに我が国は狭い国土だとは申しながら、海岸総延長が大体三万三千八百九十キロほどあるわけでありますから、地球一周に近いぐらいであります。島嶼の数も六千ぐらいあるわけです。だから、そういう海に固まれ、海岸線が長い、さらに島が多いということを...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 先ほど前段で、東京一極集中の問題にも触れさしていただいたわけでありますけれども、やはり国土の均衡ある発展という立場からいいまして、多極分散型国土づくりのために運輸部門が果たすべき役割は非常に大きいものが私はあると思う。 いずれにいたしましても、情報と交通のネッ...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 枝術が進展していく中で、非常にスピード化が進んできているわけですけれども、航空機関係の安全性を勘案した場合に、最終的にはマッハ二・七ぐらいのスピードまでいくんじゃないか。そうすると、東京―ロンドンが三時間ぐらい、それから東京―香港が五十分ぐらい。そうなってくると、...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 特に今お触れになりました地域交通問題の中で、離島ですね、離島が非常に我が国には多いわけです。ですから、住民の足とも言えるそういう離島の航路を維持していくということは非常に重要だし、しかもやっぱりスピード化を図っていく。もちろんこれは医療関係はヘリコプターであるとか...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 そのまま放置しておくと利用者の公平感を損なうおそれがあるというわけでありまして、それに対する改善策をとりあえず二十九日に発表されたと思うんです。対策のまず第一段階という感じがするわけですけれども、今後どのような改善方策を考えておられますか。 | ||
○松岡滿壽男君 最近の急激な円高、原油安、それに伴いまして差益還元問題が予算委員会等でも活発に議論されておるわけでありますけれども、現在のところ、差益還元は大体三十兆円ぐらいだろう、その還元率が六九・六%であるというのが企画庁あたりの数字のようであります。電力・ガス事業におきまし...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 大臣の所信表明の中で、言葉の繰り返しというのは本当に見事なほどはないんですね、これは。そういう面では完璧なんです。ただその中で、「コミューター」という言葉と「ヘリポート」という言葉が二回出てきているのです。それと「レクリエーション」。それを重要視しておられるのかな...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 コミューターの場合ですと、大体一つの空港をつくるのに五十億円ぐらいの費用だというふうに聞いておるんですけれども、地方空港が大体一つつくるのに二百億から五百億ということから見まするとそれほどのコストではないと思うんですね。それから、例えば新幹線あたりも一キロ当たり大...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 最後に、沖合人工島構想でございますけれども、狭隘な国土の中で人工島をつくっていく。まことに壮大な実験であり、民族の夢とロマンを感じるような構想だというように思うんです。しかし実態的には、まだ過去のそれぞれの地域におきますいわゆる臨海工業地帯を中心とする売れ残り団地...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 沖合人工島問題につきまして、運輸大臣にお考えがございましたら最後に伺って私の質問を終わりたいと思います。 | ||
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。 | ||
04月14日 | 第112回国会 参議院 運輸委員会 第5号 議事録を見る | ○松岡滿壽男君 せんだっての委嘱審査の段階では、空と陸につきましていろいろ質問をさせていただいたわけでありますが、本日は、主に海を中心とした、造船その他につきまして質疑をいたしてみたいと思います。 我が国は貿易立国ということを言われておるわけでありまして、いずれにしても、輸出...全文を見る |
○松岡滿壽男君 私、昨年労働政務次官をやっておりましたときに、雇用対策協議会、全国八ブロックに分かれましていろいろ事情を調査したことがあるんですけれども、九州へ行きましたとき に、長崎の方から外航海運の船員が——長崎がたしか全体の一〇%ぐらいいるんですね、その次が鹿児島県。地域...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 その輸出船の状況ですけれども、それをもうちょっと詳しく御説明いただけませんか。いわゆる外国に籍を移した、それのほとんどが日本からの発注になっておるわけなんですか。その辺の実態はどうなんでしょう。 | ||
○松岡滿壽男君 ただいま運輸大臣が衆議院の本会議の方に御出席のようでございまして、せっかく久間政務次官が御出席でございますので、今やりとりいたしたわけですけれども、非常に我が国の造船需要が低迷をしておる、韓国を初め諸外国からの追い上げも厳しいわけでありまして、その中で、特に円高等...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 久間政務次官のところも造船が大変でございますけれども、実は私の方の山口県の方も非常に厳しい状況に置かれておるわけでありまして、そういう点では立場は非常に似通ったところがあるんです。 それで、昨年四月に公布施行されました、ただいま久間次官から御説明いただきました...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 設備の処理とか集約化等の実施状況につきましては今御説明いただいたわけでありますが、運輸省として、この問題についての評価とか今後の対策等についての決意のほどをひとつ伺っておきたいと思います。 | ||
○松岡滿壽男君 新聞を見ますと、何か二十日に海造審をやるというふうな記事が出ておりましたが、それはやはり今の次官の御答弁に関連したことなんでしょうか。 | ||
○松岡滿壽男君 今回の対策では、私の方の地元の笠戸ドックでありますとか林兼造船等、かなりの規模の造船所が新造船から撤退を余儀なくされたわけです。かつて日本経済の高度経済成長を支えた、各地に立地したそういう造船業が衰退をするということは、それぞれの地域に大変なダメージを与えておるわ...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 しかし実態的には、例えば山口県を例にとりますと、林兼造船のある下関、それから笠戸ドックのある下松、これはやはり有効求人倍率が県内の市町村では最も低いという厳しい現実があるわけなんです。実際に造船がこう撤退していく段階で、本来なら、地域性もある程度考えた対応が実はし...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 設備処理を今実施しておるわけですけれども、当面の間は新造船の需要がやはり低迷することが予想されるわけですね。だから、その仕事量の低下をカバーして雇用を維持していくためにも造船業の新規の需要を換起していくことが必要であるというふうに思うんです。例えば、いろいろ空港建...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 造船業の不況対策、いろいろと御努力をいただいておるわけでありますけれども、今回、船舶整備公団法の一部改正を提出されるわけですけれども、これもやはりそういう造船の多面的な利用といいましょうか、再活用といいましょうか、そういう部分と関係があるんだろうと思うんですけれど...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 運輸大臣が昨年「新潮」に「生還」というのを書かれまして、それも私、読ませていただいたんですけれども、大臣の御本には必ず海というものが出てくるわけですが、先ほど来いろんな形で議論しておるんですけれども、これからの我が国において、大いなる四全総、多極分散型国土づくりの...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 運輸省港湾局の「コースタルリゾート」というこのパンフレットで見ますと、これからの我が国におけるレクリエーション活動の中で、海上・海中遊覧、洋上旅行、それからキャンプ、ボーティング、トローリング、ウインドサーフィン、こういうものが将来ずっと伸びていくであろうというふ...全文を見る | ||
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。 |