松岡滿壽男

まつおかますお



当選回数回

松岡滿壽男の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第132回国会 衆議院 労働委員会 第2号
議事録を見る
○松岡(満)委員 政権準備委員会で労働・雇用政策を担当することになりました。そういう立場から、労働大臣初め労働省の皆さん方に、今回の大震災さらに所信表明に関し私の考え方なり、また質疑をさせていただきたいと思います。  質疑に先立ちまして、今回の阪神大震災で亡くなられた犠牲者の方...全文を見る
○松岡(満)委員 昨日私どもが現場で感じたことは、それぞれの役所、市町村、それぞれ懸命の努力をしておりますし、ボランティア活動も非常に活発であります。世界じゅうがある面では日本というものを見直してきておるだろうという実感を感じるわけでありまして、きょう実は我々新進党の御婦人連中も...全文を見る
○松岡(満)委員 新進党としては、これは公的就労で対応したらどうかという提案を実はいたしておるところであります。この議論はまた別にいたしたいと思います。  地元でケミカルシューズ工業組合の皆さん方の陳情をいただきました。全体で五百社、これで二十万人の方が生計を立てておられるとい...全文を見る
○松岡(満)委員 恐らく零細な業者ですから、雇用保険を掛けてないとか、そういう状況の中で働いている人が非常に多いんだと思うのですね。ですから、そういう点につきましては、大臣の御決意を先ほど承ったわけでありますが、今までの枠にとらわれずに、積極的な対応をぜひお願いをいたしたいという...全文を見る
○松岡(満)委員 まだ日本の場合は製造業で外国に依存している分野というのは六%か八%、ヨーロッパあたりは二〇%、アメリカは三〇%という状況になっておりますね。それに向けて移行していく場合には当然規制緩和もしていかなきゃいけないし、市場開放も積極的に進めていくという姿勢が大事だと思...全文を見る
○松岡(満)委員 現地の実情を把握しておられると思いますので、ぜひ速やかな対応をお願いいたしたいというふうに思います。  結局、市場開放を進めていき、さらにまた規制緩和を進めていくということによって、物価水準というものは当然なことですけれども下がっていくわけですね。そうすれば実...全文を見る
○松岡(満)委員 女子労働の実態については大臣から対応についてのお話がありましたが、例えば今度、介護休業ですね。これについても、既に大手は労使協約に基づいて実施をいたしておりますし、公務員も実施されておるわけでありますが、実際とっておる実態というものは非常に低いのですね。これはや...全文を見る
○松岡(満)委員 ここらでちょっとジャブぐらい出しておかなければいかぬのですけれども、介護期間が三カ月ということのようでありますが、期間的な点で、私はそれでは足りないのじゃないかというふうに思うのです。それと、今の社会的なニーズから見ても、やはり施行はできるだけ急ぐべきだというふ...全文を見る
○松岡(満)委員 大臣や局長の懸念しておられること、また労使双方の状況等については十分私どもも理解はしておるわけですけれども、結局、やはりそういうものが法制化されないと遠慮してしまうという部分とか、それから、やはり中小企業に対してはきちっとした助成措置をとってやらないといけないだ...全文を見る
03月24日第132回国会 衆議院 本会議 第17号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 ただいま議題となりました介護休業等に関する法律案につきまして、趣旨とその内容の概略を御説明申し上げます。  我が国は世界に例を見ないほど急速に人口の高齢化が進行しておりまして、二十一世紀初頭には世界一の超高齢社会が到来するのであります。それは、先進諸外国が経験し...全文を見る
04月28日第132回国会 衆議院 労働委員会 第11号
議事録を見る
○松岡(滿)議員 ただいま長勢議員の方から御意見を拝聴いたしたわけでありますが、我が党といたしましては、高齢化社会に向けてのあるべき福祉政策を独自に検討してまいりました。昨年末に、当時の改革時代、プロジェクトチームをつくりまして、一定の結論を得たわけです。それを明日の内閣の方に引...全文を見る
○松岡(滿)議員 長勢議員が御指摘のように、個別の労働条件につきましては、労使がやはり自主的に決定していくべきものであるということは言えると思います。しかしながら、労使合意では不可能な部分、例えば昭和二十二年の労働基準法の制定がまさしくそうでありましたように、労働条件の最低基準に...全文を見る
○松岡(滿)議員 高齢化社会に関する介護福祉施策は、自助、共助、公助のバランスのとれたものとして構築されるべきものと考えております。  この点については、本法案の趣旨説明の中でも、「高齢者等の介護体制の整備は総合的に取り組むべき課題であります。要介護者の介護については、福祉施設...全文を見る
○松岡(滿)議員 御指摘のように、労働者の権利を法制化する場合には、一方では法制化を求める労働者側のニーズとともに、他方では事業主の雇用管理上の負担等に配慮しつつ、その調和を図っていく、さらに、現実社会の実態とあるべき姿を総合的に判断しながら決定されるべきものであることは、議員の...全文を見る
○松岡(滿)議員 先ほど来長勢議員からいろいろな角度での御質問がございました。  私どもといたしましては、今置かれている我が国の状況からいいまして、やはり介護休業の実施というものは早急に取り組んでいかなければいけない課題だというふうに考えています。  特にここのところ、急速な...全文を見る
○松岡(滿)議員 上田議員の御質問にお答えしたいと思います。  新進党が介護休業制度の導入を決定した理由は、介護休業に対する切実なニーズが存在しているからであることは、先ほど来御説明申し上げておるとおりであります。すなわち、社会の高齢化が進展する中で、介護退職者が女性を中心に年...全文を見る
○松岡(滿)議員 今回の介護休業制度に対する最も重要な問題意識というものは、社会的に急速な高齢化が進んでおる、そういう中で介護退職者が女性を中心として毎年八万人にも及ぶ状況にどう対処するかという問題と、先ほど御答弁申し上げましたように、産業構造が大きく変わっていく中で、そういう働...全文を見る
○松岡(滿)議員 介護労働の責任は社会と家族が共有するものと考えております。ここで言っております責任は、財政的負担も含めてのことであるわけです。すなわち、介護については社会的介護の体制を整備し、希望すればそれを享受できるようにすべきでありますけれども、その場合には当然、税、社会保...全文を見る
○松岡(滿)議員 昨日の池田委員の御質問、ただいまの岩田先生のお話を伺っておりますと、すべて社会サービスという面からの御主張だというふうに承るわけですけれども、私どもは、公的介護体制とそれから在宅介護、こういうものにつきましては車の両輪というふうに考えておるわけです。  先ほど...全文を見る
○松岡(滿)議員 岩田先生の先ほど来の御意見、確かに介護休業について、岩田先生や永井先生、浜本大臣が御努力をなさって、労働者側の立場にも立ち、また現在の厳しい経営環境の中にさらされている事業主の立場にも立ち、そういう労働側のニーズと雇用面の両面を配慮されながらここまで御努力をして...全文を見る
○松岡(滿)議員 今の佐藤議員の御指摘は非常に重要なことだと思うのです。  ただ、過去を振り返ってみますと、この労働問題の中で、私自身がちょうど労働政務次官のときに労働基準法の改正ということ、もう九年前ですか、いわゆる時間短縮と定年制の導入ということがありまして、それから引き続...全文を見る
○松岡(滿)議員 今、私どもがあえて新進党案としてこの介護休業等に関する法律案を提出いたしておるのも、そういう意図があるからです。  だから、政治の責任において国民の関心をきちっとここに集めていくということもこれの導入について必要でありますし、いろいろ御議論の中で労使が決めるこ...全文を見る
○松岡(滿)議員 目指している基本的な方向というものは、ほぼ同じ方向を示しておると私は思っております。  しかしながら、このところの厳しい経済情勢と相次ぐ労働関係のいろいろな制度、法律の変革というものがあるわけでありまして、経営サイドの負担ということも非常に大きなものになってき...全文を見る
05月15日第132回国会 参議院 本会議 第22号
議事録を見る
○衆議院議員(松岡滿壽男君) ただいま議題となりました介護休業等に関する法律案につきまして、趣旨とその内容の概略を御説明申し上げます。  我が国は、世界に例を見ないほど急速に人口の高齢化が進行しておりまして、二十一世紀初頭には世界一の超高齢社会が到来するのであります。それは先進...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 労働委員会 第2号
議事録を見る
○松岡(満)委員 新進党の松岡滿壽男でございます。  質疑に先立ちまして、本労働委員会の持ち方につきまして私の意見を申し上げたいと思うのです。  本来、理事会あるいは定例日は、理事会であしたと聞いておったのですが、自民党さんの方からの申し入れで本日に繰り上がった。私も桝屋議員...全文を見る
○松岡(満)委員 経過その他は十分にわかっているのですが、たまたま開会前の集まりが非常に悪い、しかも、それに対してそういう不規則発言があったということは、やはりまことに残念なことであるというふうに御指摘を申し上げたわけでありまして、この法案につきましては、基本的に、緊急を要するし...全文を見る
○松岡(満)委員 大臣の御決意のほどはよく理解できますが、このところマスコミで雇用失業問題が取り上げられない日がないくらいの状況になっておるわけでありまして、国民のそういう生活に対する不安を解消する意味からも、大臣を中心に、雇用対策の推進に全力でやはり取り組んでいく責任があるとい...全文を見る
○松岡(満)委員 最近の統計では日本がアメリカより低くなっているということの御説明がありましたが、一時的には上回るというデータもあったわけでありまして、雇用の優等生を我が国は自認しておったわけでありますが、いつの間にか、そういうU7の数字を見ます限りでは、潜在的な失業率はかなり先...全文を見る
○松岡(満)委員 先ほどもちょっと新規学卒者の問題にも触れさせていただきましたが、昭和の初めにも大学は出たけれどという時代があったわけです。今回も失業率の中で、恐らく若年労働者の失業率は六%台に乗っておるんだろうと思うのですが、かなり厳しい状況に置かれておる。だから、学卒者にとっ...全文を見る
○松岡(満)委員 中小企業労働力確保法の改正の問題でありますが、今後経済活動の国際化が進展して、規制緩和の推進も必要となっていく中での雇用対策を考えますと、やはり日本経済のシステムそのものを変えていく中で、新たな雇用の受け皿になる新規産業の育成に国を挙げて取り組んでいくということ...全文を見る
○松岡(満)委員 給与について六四・八という数字を挙げられましたけれども、実態はもう少し離れているのじゃないかという印象はあるのです。これは統計上の数字ですからそれはそうといたしましても、かなり格差がある。そういう中で、労働力の確保というものは、中小企業にとってはかなりまだ厳しい...全文を見る
○松岡(満)委員 ありがとうございました。  終わります。