松岡滿壽男

まつおかますお



当選回数回

松岡滿壽男の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 お二人とも大変ありがとうございました。  確かに、定年制度の廃止とかそれからやはり年齢制限の廃止というのは非常に大事なものだというふうに思います。  日本全体から見ても、私も四十何年前に鉄鋼会社に就職したんですけれども、現場に行きましてびっくりしたのは、ぼうっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
02月21日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡です。  お二人の参考人、大変御苦労さまでございました。  まず、中條さんにお伺いするんですけれども、先ほどの御説明は国内の従業員に対する対応でございますか、海外が三万四千人おられるわけですけれども、その問題が一つ。それから、せんだっての参考人...全文を見る
○松岡滿壽男君 大変失礼なことを伺いまして、お答えいただきましてありがとうございました。
02月23日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡です。御苦労さまでございます。  もう既に先行議員の方からいろんな角度での質疑もあったわけですけれども、まずファミリー・サポートの件ですね。内藤さん、山本さんも触れられましたが、確認だけさせてください。私も五万以下の市長を昔やったんですが、国の施...全文を見る
○松岡滿壽男君 ぜひそのような姿勢でお願いしたいと思います。  質疑通告をしていなかったんですけれども、おととい育児連の田尻さんですか、お話がありまして、横浜の方で男子が育児休業を申請したら欠勤扱いされていると、だから裁判を起こそうと思ったんだけれども、そういう不利益扱いを禁止...全文を見る
○松岡滿壽男君 そのときに、結局、夫婦で勤務しているとダブルインカムになるんだけれども、一・五倍ぐらいで十分だと、報酬ですね、という意味の思い切った発言も実はあったんです。  それで、以前、清家参考人が、日本の賃金はいろんな面で皆さんの努力の結果、ある面で上がり過ぎている、時間...全文を見る
○松岡滿壽男君 河村副大臣、青少年の社会性を高めるための体験活動推進事業、これはことしの大きな一つのポイントだと思いますし、世間も注目しているんですけれども、具体的にどのようなことを考えておられるのか。  例えば、今、既にガールスカウト運動とかボーイスカウトとか、それから先生も...全文を見る
○松岡滿壽男君 以前、この調査会で三歳児神話の問題を取り上げたことがあるんですよ。広島大学の原田学長あたりは、絶対三歳までが大事だということを話されたんですね。ところが、岩男壽美子さんは、いや、それは三歳児神話というのは女性にあれを押しつけるものだというような形の発言がありました...全文を見る
○松岡滿壽男君 さっき日下部さんが高齢社会基本法の話をされましたが、参議院で立法化したわけです。この少子化対策もやっぱり参議院でやるべきだといろいろ議論しておったんですが、おととし議員立法で出てきまして、廃案になりました。それで、おとといの田尻参考人の話でも、国の意思がはっきり出...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  KSDの問題は参議院初の不祥事件であります。私も、ここ十年の間に確かに参議院の地位、力関係が向上したということはやはり大変な功績だと思うんですけれども、同時に、こういう事態、不祥事になりまして、衆議院の悪い部分までコピーしてしまっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 本年度予算も一応参議院は四百四十億円という予算を計上していますね。これが本当に有効に使われるかどうかということが国民の関心だろうと思っています。  二院制の中で参議院はいかにあるべきかというのは、去年も実はここで小渕さんと議論をしたわけです。抑制、補完、均衡とい...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、四分しかないものですから、なかなかこの議論、本当はもう少しゆっくりしたいんですけれども、別の機会に譲りたいと思います。  いずれにしましても、今、国会と国民の乗っている船が別々じゃないかという感じが非常にするんですよ。  せっかくおいでですから、警察の問...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務大臣、あと予定しておったんですけれども、時間が参りましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  昨年の八月に、経済企画庁経済研究所で「財政赤字の経済分析・中長期的視点からの考察」という冊子がつくられたわけです。これ私、実は月刊現代の十二月号を見るまで気がつかなかったんですね。この中を見ますと、先ほど来議論があります、国家財政...全文を見る
○松岡滿壽男君 この中を見ますと、国家財政の破綻を初めて認めたということであって、財政破綻を免れようとすれば二〇〇三年には消費税を二六%にしなきゃならぬ、最高で二〇二七年には四五%にする必要性があるということが指摘されておるわけですね。それで、堺屋長官はこれは自分と考えが違うとい...全文を見る
○松岡滿壽男君 これは宮澤大臣はお目通しじゃなかったですか。
○松岡滿壽男君 これが耳に残っておられて、財政が破局だとかそれに近いというお話がきのう来、またきょう本会議でもそういう質疑がございましたね。非常に国民はその点どうなるんだろうかという不安を持っていると思うんですよ。  それで、尾身さんはおととしの秋までには何とか景気回復するんだ...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣が慎重になられるのはよくわかりますし、企業は利益を出したと言うけれども、実際はリストラとか土地の売却とかそういう形で出しているわけですよ。だから、今、賃金交渉が行われているわけですけれども、非常に経営者側は慎重ですよね。しかし、労働団体から見たらやっぱり大変な...全文を見る
○松岡滿壽男君 片山大臣、去年この予算委員会で、いわゆる各種諮問会議とか審議会、これはある面では議会軽視じゃないですかということを小渕さんともやりとりを実はしたわけですね。というのは、やはり国会で総理大臣というのは選ばれているわけですから、知事や市町村長とはこれは違うわけです。や...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間が来ましたので終わります。  ありがとうございました。
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男でございます。  せんだっての予算委員会の答弁の中で総理は失われた十年ということをおっしゃいましたが、振り返ってみますと、この十年間で総理大臣が十人かわっているということになるわけでありまして、各分野がグローバリゼーションの波に洗われている...全文を見る
○松岡滿壽男君 総理おっしゃったように、冷戦構造が崩れ、それからバブルが崩壊し、それからグローバリゼーションの波がずっと押し寄せてくる。それと同時に、それにこたえられない、政治がやはり劣化しているという問題があると思うんですね。だから、政治とか外交、行政、それから社会全般もそうで...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の我が国の社会とか経済の閉塞感というのは、やっぱり私は政治が機能しなくなってきているというところにあると思うんですね。本来、政党というのは、今も総理おっしゃったように、やっぱり理念とか政策で集まるべきですよ。ところが、権力闘争になっちゃっているんですね。とにかく...全文を見る
○松岡滿壽男君 総理、憲法六十七条、これはよく御存じだと思いますが。
○松岡滿壽男君 御存じのように、総理大臣は国会議員の中から議会において議決し、これを指名するとありますですね。    〔委員長退席、理事吉村剛太郎君着席〕  この十一カ月の間に森総理は三回も国会で信任をされたわけです。ところが、五日に信任されて十日におやめになると。いろんな議...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
03月15日第151回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 長時間御苦労さまでございます。無所属の会の松岡滿壽男です。  財政を六、七年担当しておられた宮澤財務大臣が、この席で財政は破局に近いということを言われまして、訂正はされたんですけれども、小渕内閣から私もこの予算委員会で同様なやりとりをしているんですが、そういうニ...全文を見る
○松岡滿壽男君 二十K。大体同感でございますが、やはりことしの初めごろの世論調査で政治に対する不満というのが九〇%をもう超しちゃっているんですね。まあサラリーマンが八割ですから、サラリーマンの方々もみんなそういうやりきれない思いでいると思うんですよ。  ある面では、戦後つくった...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
○松岡滿壽男君 両先生、御苦労さまでございます。無所属の会の松岡滿壽男です。  全体で四分しかございませんので、本当は新崎公述人にも思いやり予算等で伺いたいんですけれども、お許しいただきたいと思います。  大沢公述人に二つほどお伺いしたいと思うんです。  宮澤財務大臣が財政...全文を見る
○松岡滿壽男君 九九年は確かに三万三千人の自殺者が出ていると。これはほとんど男性だと。だから、男女の平均寿命が、六年だったのが七年に開きましたですね。これはやっぱり不安と不況のスパイラルだけで理由づけができるんでしょうかね。この辺、ちょっとどういうふうに分析をしておられるのか、お...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  終わります。
○松岡滿壽男君 両先生、長時間御苦労さまでございます。  無所属の会の松岡滿壽男です。  まず、冲永先生にお伺いしますけれども、先ほど来、柳田委員とのやりとりの中で官僚の問題について随分変わってきたということをおっしゃっておられますけれども、実は、「誰がために何を学ぶか」とい...全文を見る
○松岡滿壽男君 あと一分しか残っていませんが、クラーク先生にもお伺いしないと大変失礼になりますので、申しわけありませんが、このレジュメのところで、要するに、外国では国家と地方自治体の教育への介入は日本に比べれば少ない、教育に対する国家の指導と管理が非常に厳しい、それから地方自治体...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 月曜日に総理と、失われた十年についての御意見をちょっと伺ったわけですけれども、確かに明治維新のときに、まあ総理のお好きなITでいえば、新しい日本のあるべき基本的なソフトをつくりまして、いわゆる富国強兵ですか、富国強兵、そういう形でずっと頑張ってきまして、戦争が終わ...全文を見る
○松岡滿壽男君 梶山さんが、ハードランディングと、梶山静六さんが総裁選挙に出てですね。だから、ある面では私は梶山さんがやった方がよかったのかなと。いわゆる構造改革ですよ。今度も株価対策として公的資金を入れる。それよりもっと急がなきゃいかぬのは構造改革の方じゃないかと私どもは思うん...全文を見る
○松岡滿壽男君 「報道二〇〇一」の調査ですね、去年の暮れにたしか野中さんと加藤さんがやりとりやりまして、総裁選を前倒しするというような話をされたあの番組の調査結果が、次期衆議院選挙ではどの党に投票するか、自民党九・八ですよ。民主党が一八・八になってしまっておる。森内閣を支持するか...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間が来ましたので、終わります。  ありがとうございました。
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 下水道の整備というのは環境保全とかあるいは地域経済への波及効果は非常に大きなものがあるんですが、現在まだ六割台という普及率です。  それで、最近ちょっと気になっていますのは、二十数年前に当時の建設省から、いや、公共下水道よりは流域下水道の方が効率的だよ、コスト的...全文を見る
○松岡滿壽男君 せんだって、この委員会で公明党の弘友議員から下水道の問題と合併浄化槽、それと農林水産省の集落排水、そういう問題についての質疑があったんですけれども、この六〇%という普及率は世界で比較する場合の普及率ですね。先進国は大体九〇から一〇〇ということですが、この日本の六〇...全文を見る
○松岡滿壽男君 それで、結局どういう評価なんでしょうか、流域下水と公共下水ですね。今ごろになってくると、膨大な金かけて、二十年近くたつのに延々とやって、私のうちにもまだ来ていないわけですね、上流は済んだけれども。これはもう失敗だったんじゃなかったかという気がするんだけれども、その...全文を見る
○松岡滿壽男君 アメリカあたりはディスポーザー、生ごみの処理を家庭で砕いて下水道に流すということをやっていますね。ヨーロッパはそうじゃない。日本の文化というのはどうもアメリカ型の文化になっておるわけで、このディスポーザーでとると、ごみ収集車ですね、生ごみなんかの、これも随分コスト...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど扇大臣には、ディスポーザーの問題、家庭の主婦としての大臣の感覚と実行力を私は買っておるんだから、ぜひ出てください、聞いてくださいというお話をしておったんですが、きょうは予定があるようでありますから局長の方からぜひその辺をお伝えいただきたいんですけれども、自治...全文を見る
○松岡滿壽男君 やはり高齢化が進んできますし、都市部の方は大分下水道も充実してきておるわけですから、ぜひ都市部の方も実験的にこのディスポーザーを投入できるような形でサンプリングをしていただきたいと思います。  ぜひそういうことを考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか...全文を見る
○松岡滿壽男君 タオル業界が二月下旬にセーフガードの発動を申請したわけですけれども、通産省から、いわゆる流通業者の方からいろいろ反発も出ておるわけですね。それで、いろいろ反対論もあるわけで、またユニクロがデニムについては日本製の方が段違いにいいということを言ったりしているわけです...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。  ありがとうございました。
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 先週、警察官の増員の問題で伊吹大臣に質疑をいたしたんですけれども、その関連で、現在、警察が約二十五万人、事務も入れて、それから自衛隊が約二十五万、それから消防が約十五万いるんですよね。そのほかに消防団員、これはまた別ですけれども、九十五万いるわけです。それぞれやは...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務大臣と吉村議員がなぜ笑われたのか、非常に不思議なんですけれどもね。  やっぱり、人口がどんどん減っていく、それから借金が七百兆ある、さらに経済構造が大きく変わっていく、そういう中で最終的には、例えば道州制の導入とか、三百ぐらいの市町村にせにゃいかぬとか。当た...全文を見る
○松岡滿壽男君 それは、だって私が質問している最中にあなたは笑ったんですよ。
○松岡滿壽男君 それなら、私の今の考え方に対してあなたの所見を言ってくださいよ。
○松岡滿壽男君 いやいや、そうじゃなくて、消防と警察とそれから……(「けんか腰でやるの」と呼ぶ者あり)
○松岡滿壽男君 だから、私が官房長官に今聞いたわけですけれども、そういう仕組みを先々やっぱりつくっていかなきゃいかぬ時代が来るんじゃないかと、今からそういう用意をしたらどうですかということを私は申し上げている。  ほかにも、海上保安庁も一万二千人いるわけですよ。だから、そういう...全文を見る
○松岡滿壽男君 昨日、地下鉄サリン、ちょうど六年目を迎えたわけですね。だからきょうあたりも、テレビでいろいろ世田谷のマンションに、要するにマンションの所有者が百人ぐらいあれして六千万家賃が入るという話でありました。それで、非常にこの信者と住民との間、いろいろ不安感が出てきておるわ...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務大臣、十六日に東京都の特別区の区長、議長連中が官房長官のところにお願いに来ているんですよね。例の転入届の不受理、それから施設の使用不許可などで、いろんな形で対決して困っているわけですね、彼らも。  それで、全然今のところ状況の進展が見られないわけでして、そう...全文を見る
○松岡滿壽男君 向こうの弁護団の方がやっぱり憲法問題を表に出すわけですよね。そうなると、どうしてもやっぱり市町村レベルでは対応できない部分があるわけですよ。だからここで国の意思というものをあるところできちっとしないと、たしか東京都の場合でも去年の十一月ごろ届け出をしているんじゃな...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 総務委員会 第3号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  総務大臣の所信表明について質問をいたしたいと思うんですが、まず第一に「行政改革の推進」ということを挙げておられます。これは最重点課題としてとらえておられると思うんですけれども、「国、地方を通ずる行政の組織、制度のあり方、行政と国民...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、国と地方の公務員は合わせて大体四百四十万ぐらいだと思うんですね。そのほかに、けさほど議論がありましたいわゆる特殊法人、公益法人、それから認可法人、独立行政法人にこれは移行するわけですけれども、そういういわゆる特殊法人というのは準公務員、これはやっぱり国がやれば...全文を見る
○松岡滿壽男君 はい。
○松岡滿壽男君 失われた十年ということで森総理に予算委員会で見解をただしたんですけれども、結局、終戦後、皆さんが頑張って新しい日本建設のためのソフトをつくったわけですよ。それは非常に私は十年ぐらい前までよく回っていたと思うんですね、うまく。しかし、十年ぐらい前からいろいろな角度で...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣おっしゃるように、行政改革は最大の今世紀の課題だという方向性は私は正しいというふうに思うんです。厚生省の予測でも百年後には六千万人になる。大体、厚生省の予測も余り当たりませんけれども、六千万になる。半分ですよ、人口が。  それと、せんだっての予算委員会での宮...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、実際の消防団の九四%ですか、充足率が。  それで、昔は叙勲の問題とかあったわけですけれども、そういう方々に協力を求めるときに、何か決め手になるようなキャッチフレーズ、消防団に入ってくれと、そういう点についてはどういう形での対応をしておられるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 これからの日本のあるべき姿を見ていると、やっぱりどうしても市町村の合併とそれから道州制の導入という問題に私はぶち当たっていくと思うんですね。それと、規制の撤廃ですよね。  その中でやっぱり、各、野田大臣から始まって西田大臣、それから保利さん、歴代の大臣に道州制に...全文を見る
○松岡滿壽男君 道州制にしないまでも、例えば私のところの山口県なんかの場合は岩国はほとんどもう広島の経済圏になっちゃっているわけですよ。だから、周辺と合併するより例えば広島県の大竹と一緒になった方がいいわけですね。下関なんかはこれはもう完全に北九州経済圏ですよ。そうすると、この県...全文を見る
○松岡滿壽男君 この議論をしておったら長くなりますし、先ほどお話し申し上げたように、警察と自衛隊と消防との相互の連携によって国民のやはり生命と財産を守る共通の目標があるわけですから、先ほどちょっと触れました警察の中での機動隊等の問題もあるわけですけれども、やっぱりそういう有効活用...全文を見る
○松岡滿壽男君 税源の問題、財源の問題も大切ですけれども、問題はやっぱり国の形、それから地方の形ですね、それがやはりなかなか見えてこないというところに問題があるんですよね。    〔委員長退席、理事常田享詳君着席〕  それは、総務大臣が先ほどの答弁の中で言われたように、国と地...全文を見る
○松岡滿壽男君 もう三十年になりますかね、広域市町村圏つくって。これが全国で三百四十ぐらいでしょう。それで、その下敷きというものがあって、広域消防とか医療圏とか福祉とか、そういう形で、ごみ処理とか、かなりなれてはきているんですよ。だけれども、なかなか前に進まぬというのは、大臣おっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 私も今、大臣がおっしゃったように、いわゆる介護保険の問題、それからダイオキシンを背景にするごみ焼却の問題、これがやっぱりいや応なしに市町村合併を後押しするだろうという感じは持っておったんですけれども、なかなか地域から盛り上がるというのは非常に難しいので、切りかえら...全文を見る
○松岡滿壽男君 いわゆる中央から地方へ、官から民へという一つの流れと同時に、民間の方が随分意識が変わってきているんですよ。どちらかというと、政治と行政の方の感覚がおくれていますよ、いろんな面で。それに対する批判というのは相当実はあるんですよね。だから、そういう点では、受け皿づくり...全文を見る
○松岡滿壽男君 今は情報化の時代ですから、どんな離島に行っても僻地でもやっぱり我々と同じ情報が入りますよね。  そういう点では、例えば東京都が特別区を六市ですか八市ですか、合併という案が出ていますよね。それから、先ほどのさいたま市ですか。そういうとりあえずわかりやすいところを集...全文を見る
○松岡滿壽男君 一つの戦略として申し上げたわけですから、それはまあよろしいです。  私の時間は十六分。もうちょっといいんですかね。  じゃ、合併問題はその程度にしまして、平和祈念事業特別基金ですね、このあれに出ています。  それで、恩欠、いわゆる恩給欠格者、それから戦後強制...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  時間が来ましたから終わります。
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 斉藤大臣、思いやり予算の経緯と現状と今後の見通しについて御説明をいただきたいと思います。
○松岡滿壽男君 米軍はほかの何カ国かに駐留しておりますけれども、その国との関係はどうなっているんでしょうか、経費の問題は。
○松岡滿壽男君 防衛庁の資料を見ますと、二十五万の自衛隊と四万人の米軍と、光熱水費が三百億円と全く同じなんですよね。これは一体どういうことなんでしょうか。
○松岡滿壽男君 十数年前に竹下さんから、ウェリントン公の偉大なる将軍というのは、ただ強いといっただけではなく兵の靴まで思いやるということを言っておられるわけですよね。これで見ると、自衛隊と米軍と、今、光熱水費だけで四倍、五倍ということですよね。そうすると、米軍には靴を履いてもらっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 二分しかございませんので質問権を封じられたようなものですけれども、ルールでありますから終わります。
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 昨日の千葉の知事選挙で、長野県、栃木県に続いて無党派の推す、七日までこの委員会に出席していた同僚の堂本暁子さんが当選をされました。  この結果を総理はどのように受けとめておられるのか、まず伺いたいと思います。
○松岡滿壽男君 現在の政治に対して国民の大多数がもう不満に思っている。既存政党に対するノーと同時に、一種の権力闘争ですか、そういうものに対して本当にやるべきことをやってくれていないという思いが出ているんだろうというふうに思います。  きょうはその議論をする暇はないんですけれども...全文を見る
○松岡滿壽男君 当院から逮捕者が二人出たという異常な事態、いわゆる超異常事態だと思いますね。その後選挙をやる皆さん方、大変お気の毒だと思うんですけれども、要するに参議院のあり方を考えたら、選挙制度の問題と役割分担をどうするかということが非常に私は大事なことだと思うんです。  こ...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、衆議院は政党化をどんどん進めるべきと思いますね。だけれども、参議院は、限りなく個人といいますか、良識の府としてのあり方を追求すべきと思うんです。  そうすると、やはり参議院のあり方は、選挙制度では地域代表とか職能代表に限定して、今回比例から問題が出ているわ...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
03月27日第151回国会 参議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 先ほど来、山本議員のお話を聞かしていただいておったんですけれども、今の我が国の状況は、確かに政治もそうですけれども、外交とか行政ですね、官僚の方の問題、それから社会全般もそうですし、金融経済、あらゆる分野がもうぎくしゃくときしんできている、いろんな面で不協和音が出...全文を見る
○松岡滿壽男君 今回の地方交付税法のポイントは、今、遠藤副大臣御答弁のとおりだと思うんですけれども、結局今度は、今までと違って自治体自身のもう借金になっちゃうんですよ。それで、もろにそれ見えるわけでしょう。だから、このやり方というのは、むしろ後押しする形じゃなくて、地方にとっては...全文を見る
○松岡滿壽男君 それが本当の地方自治ですからね、責任を持たせるということはいいことですが、ある面では今までずっと、さっきの議論があったように、国と地方が適当にもたれ合って実際来ておったわけでしょう。首長の方から見たら、補助金をもらうということは、結果的に失敗すれば、いや国から押し...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣の御答弁としてはそうだろうというふうに思いますが。  じゃ、先に進みまして、公害財特法の改正についてお尋ねをしたいと思うんですけれども、この事業の重要性を考えたら、ごみ処理施設に係る特例補助率を二分の一に固定して十年間単純延長するという選択肢も私はあったんだ...全文を見る
○松岡滿壽男君 今度、地方税法改正案の中のグリーン化税制、先ほど来やりとりがありましたが、大臣はバランスをとってというようなことですが、そういう理解でよろしいんですか、これは。
○松岡滿壽男君 今後の地方環境税、地方における、これの導入についてのお考えがあれば伺っておきたいと思います。
○松岡滿壽男君 ちょっとよく聞き取れなかったんですけれども、結局、地球温暖化関係のやつは国税でやって、その他は地方税という考え方なんでしょうか。
○松岡滿壽男君 それでは、地方公営企業関係の経営状態ですね。  相変わらず交通と病院を中心に厳しい状況のようですけれども、赤字公営企業の現状と今後はどうなっていくんだろうかと、行方がよくわからないんですけれども。こういう問題についてのお答えをいただきたいと思います。
○松岡滿壽男君 それでは、公安調査庁お越しでございますか。  十日ぐらい前に例のオウムの地下鉄サリン事件、六周年もうたったわけですね。ちょうど衆議院の予算委員会で当時、住専問題でやっている最中の事件なんですけれども、あれからもう六年たったかなという思いがするんですが、各地でやは...全文を見る
○松岡滿壽男君 松本サリンとか地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教が、結局、今の公安調査庁のお話だと実態的には変わっていないと、その当時から、という調査の結果を御報告されたわけですけれども、その後、公安調査庁としては、その実態を把握された後何らかの形での対応とか報告とかしておら...全文を見る
○松岡滿壽男君 特に、都内では杉並区と世田谷区、せんだって区長会、議長会で、いつでしたか、一、二週間前に官房長官のところにこの問題についての申し入れをしておるんですよね。結局、いわゆる住民票を受理するかしないかという問題について非常に、今の御報告のとおりであるわけですから、住民の...全文を見る
○松岡滿壽男君 結局、その住民とか区に対する国の窓口というのはどこになるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 転入届の不受理とか公的施設の使用不許可とか、そういうのはやっぱり総務省じゃないんですか、窓口は。
○松岡滿壽男君 だから、今のお話を聞いてみると、いや官房が中心になって、私たちもその一員でございますというような話だけれども、今私が言っているのは、当面困っている区長、それから住民の問題ですよ。そうすると、それはやっぱり総務省がぴしっと受けとめて対応すべき問題ではないでしょうかね...全文を見る
○松岡滿壽男君 ちょっと、財政問題についての宮澤財務大臣みたいな答弁されちゃ困りますよ、これ。  やっぱりたらい回しをして、実際にこれだけ公安調査庁は前と変わらないと言っているわけでしょう、調査の結果。その中で住民は非常に不安に思っているわけですよ。ところが、いやいやそれは窓口...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の大臣の御答弁を聞いてほっとしたんですけれども、やっぱり受けとめてやらないとこれは、私も市長をやっておりましたけれども、こんな問題が出てきたときにどうしようもないからやっぱりいろいろ御相談しているわけですし、ここは、新しい事件が本当に、公安調査庁がおっしゃるんだ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ほかにも質疑通告をさせていただいておったんですけれども、時間が参りましたので、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 今、山本先生の方から残留孤児の問題とか中国残留婦人、それからソ連抑留者の問題等、戦後処理の問題についてのお話があったわけですが、本当に熱心に取り組んでいただいておりまして、敬意を表するわけですが、私も実は満州生まれの満州育ちで、五年生のときが終戦であったわけです。...全文を見る
○松岡滿壽男君 恩給につきましてはやはり国家補償的な性格というのは十分皆わかっているわけですから、今のような状況で「最近の経済情勢等」というのはこれはむしろ削った方がいいんじゃないでしょうかね。そういう性格だということをもろに出した方が。その辺はどうなんですかね、これ。だから、毎...全文を見る
○松岡滿壽男君 来年の提案理由説明をチェックいたします。  次に、平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律、これが四月一日から施行されるわけですけれども、対象者の中で在日韓国人等の特別永住者とあるわけですけれども、また弔慰金等の支給を受ける権利の...全文を見る
○松岡滿壽男君 もうちょっと時間があるようですので、この前時間切れで御質問しなかった分につきまして一問だけ伺いたいと思うんです。  来年からペイオフが始まる、また延期論も出ておるようですけれども。そうなると、民間銀行で一千万円以上の預金の元本が保証されないという状況になってくる...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。    〔委員長退席、理事北岡秀二君着席〕  青少年向けの放送の充実については先ほど総務大臣から意見が出ておりましたが、教育改革国民会議でも青少年が奉仕体験活動、これをやはり組み入れなきゃいかぬのじゃないかという方向づけがなされてい...全文を見る
○松岡滿壽男君 このピースパックプロジェクトというのは世界的には一種の慰問袋みたいなもので、これ評価を受けているんですよね。やっぱり私は、グローバリゼーションの中で文化的なものあるいは精神的なものは独特のものは残り得ると思うんだけれども、産業経済あるいは政治もそうですが、やっぱり...全文を見る
○松岡滿壽男君 ぜひそういう方向でお願いをいたしたいと思います。  自殺が実はもう三万人時代になってしまいまして、これはやはりかなりメディアの影響もあるだろうと思っておるんですけれども、皆さん方の御努力で交通事故死は九千人台でずっと、一万人に上がっていないわけですよ。これは三倍...全文を見る
○松岡滿壽男君 また話題は変わりますけれども、選挙の投票率の問題です。  投票率が低いというのは一種の先進国病かなとも思うんですが、去年の衆議院選挙で四千万人以上の方が棄権しておられるわけですよ。これはやっぱり、ヨーロッパでは一国の国民ぐらいですよね、大変なことです。せんだって...全文を見る
○松岡滿壽男君 最後にお願いをいたしたいと思うんですけれども、私、自分で絵をかくのが好きなものですから、「名曲アルバム」ですね、音楽はいいし、画面はいいし、時々それを写真に撮ってかくわけですけれども、名曲のない地域でもいい風景のところがありますので。例えば、スペインの白い村々とか...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。終わります。
03月30日第151回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 昨日の恩給法の改正で、「最近の経済情勢等にかんがみ、」というまくら言葉にちょっとかみつかせていただいたんですが、来年からそういう表現はやめるということでありますが、今回のこの選挙の施行に関しましては、「最近における公務員給与の改定、物価の変動等にかんがみ」というよ...全文を見る
○松岡滿壽男君 据え置いたり、また引き下げをやられたということは非常にそれはいいことだというふうに思います。こういう財政状況ですからきちっと切り詰めていくということも大切だと思いますが、不用額の還付ですね。不用額については、もう今の財政状況ですから当然やはり必要最小限度に経費を抑...全文を見る
○松岡滿壽男君 今回の予算の執行に当たってもそういう姿勢でひとつやっていただきたいということを要望いたしておきたいと思います。  せんだって、予算委員会で森総理と、二院制の中での参議院の役割、選挙制度とやはり私は役割分担をもう少し明確にすべきじゃないかという意見の交換をいたしま...全文を見る
○松岡滿壽男君 珍しく意見が合いましたので、終わります。
04月18日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  この三年にわたって、会長を中心に事務局の皆さん、委員の皆さん、そして多くの参考人の皆さん方から貴重な御意見を賜り、十分な議論ができたということを大変ありがたいことだというふうに思っております。  しかし、その結果については若干私...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  短い時間ですので、総理のお好きな改革というキーワードに基づいて素朴な質問を幾つかさせていただきたい。率直にお答えをいただきたいと思います。  今回の総裁選挙ですけれども、私、総理の戦い方、勝ち方を見て、我が郷里の長州の吉田松陰先...全文を見る
○松岡滿壽男君 国会議員だけでの戦いでしたらとても無理だったと思うんですけれども、大衆に訴えられたということが大きな勝因ですね。そして、国民の方々が何を期待したか。自民党変わってほしい、そしてやはり過去のいろんな、失われた十年という言葉がありますけれども、先送りしてきたこと、悪徳...全文を見る
○松岡滿壽男君 今回の小泉内閣を見ますると、私も昔、八年前ですけれども、細川内閣一緒にやった立場でありますけれども、大変な高人気でありましたが、やはり国民福祉税それからスキャンダルであっという間に失墜をしたわけですね。山高ければ谷深しという言葉がありますけれども、厳しい状況という...全文を見る
○松岡滿壽男君 イチローや高倉健のようなスーパースター、しかしながら、やはり政治家のスーパースターは国家と国民の安全と豊かさを命がけで守るという大変な重要な立場ですね。それを自覚されておられれば、きのうのようにお話はないんだろうと実は思っておってお伺いしたわけですけれども、例えば...全文を見る
○松岡滿壽男君 「恐れず、ひるまず、とらわれず」、いい言葉だと思います。ただ、ひるまず、とらわれずはあなた自身の決意だと私は思うんですが、恐れずですね、この痛みというものは具体的に何なのか、それから恐れずの主語は何なんでしょうか。
○松岡滿壽男君 主語。
○松岡滿壽男君 私は、痛みを恐れずというのは、国民に痛みに耐えてくれという呼びかけかと実は思っておったんですけれども、そうじゃないわけですね。
○松岡滿壽男君 最近の小泉さんや皆さん方、民主党の皆さん方の意見、それを私の周囲の人たちが聞いておって、松岡さん、あなたが言っていることと全然変わらないんじゃないのという話になっているんですね。確かに、政党同士の垣根が崩れてきている。いいものは実行していくというのはいいことですけ...全文を見る
○松岡滿壽男君 グローバリゼーション、またアメリカの影響が非常に強い日本ですから、早く二大政党になるのかなと思っておったらなかなかならない。本来、政党は、今、総理おっしゃったように、理念と政策を共有する者が集まるのが筋ですね。きのうたまたま中曽根さんが、憲法改正、集団的自衛権行使...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、政権交代がうまくいかないということが日本の緊張感のなさといいましょうか、これがうまくいけばやはり外交機密費の問題とかKSDの問題とか、これはなくなるわけですよね、本当は。だけれども、この議論はこれぐらいにしておきましょう。  参議院改革ですが、歴代の小渕さ...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の政治、行政全般にわたる日本の混迷の背景に、それぞれの責任者がやっぱり責任をとらないという、責任感の欠落というものが一つ大きくあると思うんです。  今回、改革を訴えられて、全体的な支援をいただいておられる小泉さんに国民は大きな改革を期待していると思うんです。吉...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 小泉内閣で総務大臣として再任をされたわけですけれども、改革断行内閣ということでありますが、再任に当たって小泉総理から所管の事項について、これをこういうふうにしたらどうかというような指示はあったんでしょうか。
○松岡滿壽男君 全く珍しいことで、通常国会の中で二回も所信表明を、しかも同じ大臣がやりまして、伺ったんですが。  この前の森内閣のときの所信と今回を比較してみますと、確かに改革断行内閣という言葉はありますけれども、何か具体的なものが感じられないんですね。これはお役所で書かれたや...全文を見る
○松岡滿壽男君 今まで、どちらかというと失われた十年といいますか、改革をしなきゃいかぬことはわかっているんだけれども、どうも気が重いから先送りをしてきた、そういうことに対するやはり国民のうっせきした気持ち、そういうものが今回ある面では爆発しているんだろうというふうに私は思うんです...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の御意見は私も賛成ですが、大臣御自身もスリム化に努められるということですから、より一層今までの見直しをして、確かに余分な部分が随分数十年の慣習でつき過ぎているんですよね。  だから、やっぱり原点に立ち返るということが大事だし、そのときに忘れてならないのは、もう...全文を見る
○松岡滿壽男君 百年後に六千万人になるということを想定すれば、かなり思い切ったデザイン、デッサンをしておかぬといかぬと思いますね。そうなると、大臣がさっきおっしゃったように、中央省庁は外交、防衛ぐらいで、四省庁ぐらいで、あとはやはり道州制を導入した場合の知事は官選にするのかあるい...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 総務委員会 第12号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 このデジタル化の問題について、先行議員から、いろいろな角度からの質疑をここに座って聞かせていただいておったわけであります。確かに一つの時代の流れ、国際化の中で、そういう方向性というのは私も理解できるところでありますけれども、イギリスのサッチャーの好きな言葉に、新し...全文を見る
○松岡滿壽男君 それじゃ、そういう新しい家に引っ越そうという段になって、水道がうまくつながっていないとか、電気も来ていないとか、技術的に十分その辺は保証される見通しがあるのかどうかということと、それと今、地方の電気屋さんの仕事というのは、昔はどんどん製品が売れていたわけだけれども...全文を見る
○松岡滿壽男君 アナログからデジタルに移行することによって二百十二兆円の経済波及効果とか、あるいは七百十万の雇用創出とかいう話がありましたが、これは例えばどういう部門でどのぐらいの波及効果とか、細かく積み上げて計算したものがあるんでしょうか。それとも大ざっぱに計算したものを言って...全文を見る
○松岡滿壽男君 既にいろんな角度での議論がありましたが、諸外国、特にアメリカあたりが導入したけれどもうまくいっていないという状況もあるわけですね。  そういうアメリカにおける実情を分析されて、我が国がその分析を踏まえて、せっかくそういう失敗例もあるわけですから、それを乗り越えて...全文を見る
○松岡滿壽男君 アメリカと違って技術的な面とかCATVとの関係とかいろいろ条件は違うと、だからその辺はクリアできるんだろうということのようです、画質もいいし。  例えば、放送内容も今までとどう違うのかということについての説得はどうやってすればいいんでしょうか。
○松岡滿壽男君 現在実施されているBSデジタル放送、これが一つ将来のかぎを握っておるんだろうというふうに思うんですけれども、現在の普及状況と受信機の価格概況について伺いたいというふうに思います。また、その点についてどのように分析しておられるか、あわせて伺いたいと思います。
○松岡滿壽男君 確かに新しいものができていく一つのきっかけとかタイミングというのはあると思いますね。私も、今おっしゃったように、天皇陛下の御成婚のときはまだ就職したばかりで焼き鳥屋のテレビにかじりついて、あのころからテレビは確かに普及し出して、それからオリンピックということですね...全文を見る
○松岡滿壽男君 この問題については国民、いわゆる視聴者の利益が損なわれないように、やはりきちっとした合意形成といいましょうか、納得ずくで新しい家に変われるという対応をしっかりとお互いがしていかなきゃいけないというふうに思っておりますが、そういう方向づけに向けての御決意を伺いたいと...全文を見る
○松岡滿壽男君 NHKの問題ですけれども、NHKがインターネット向けニュース配信を皮切りに事業拡大に動き出しているという新聞情報でありますけれども、特殊法人のNHKは事業範囲が放送法で放送とその附帯業務に制限されておるわけです。インターネット進出には民放や新聞各社が反発していると...全文を見る
○松岡滿壽男君 三十一日の総務委員会で片山大臣の方から、選挙運動もインターネット時代にふさわしいものにすべきだというような御発言があったようでありますけれども、インターネット選挙を解禁するということでありますが、これは有識者と研究会を発足されるということのように伺っておるわけです...全文を見る
○松岡滿壽男君 我が国がある面では失われた十年とよく言われまして、改革が進まなかった。一つには、やはり私は選挙の投票率がずっと慢性的に低いということに問題があったと思うんですね。だけれども今回、非常にお茶の間と国会が近くなった。それはある面では小泉さんと眞紀子さんが非常に、そうい...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
06月14日第151回国会 参議院 総務委員会 第15号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 今回の電気通信事業法の一部を改正する法律案の中で、四十八ページに固定電話と、今、山本先生もちょっと触れられましたけれども、移動電話の加入数の推移、とうとう昨年の暮れに移動電話が六千二百八十二万台ですか、固定電話を上回ったということであります。  それで、振り返っ...全文を見る
○松岡滿壽男君 そこで、ちょっと気になるんですけれども、七十八ページの「第一種電気通信市場の事業者別売上高の推移」を見ると、確かに全体で八兆五千億が十六兆三千億まで伸びているんですね。しかし、この中身を見ると、移動通信事業者が一兆三千億から七兆六千億に、要するに携帯電話の部分が伸...全文を見る
○松岡滿壽男君 一日で四千も来ると、それをどのようにさばくかというのは、これはもう大変なことだと思うんですが、官房副長官、これに要するそのスタッフとか、そういう陣容はある程度確保しておられるわけですか。
○松岡滿壽男君 この毎日でのいわゆる識者の意見としては、一橋の加藤先生は、「高い支持率を背景に世論操作に利用される危険性は否定できないが、メルマガは双方向性だ。日本の「ネチズン(ネット市民の意味)」が政治的に成長する好機にするのが望ましい」と評価しています。片方で、桂東京情報大学...全文を見る
○松岡滿壽男君 「あとがき」で、さすがに長州出身の副長官ですから吉田松陰先生の「志定まれば、気盛んなり。」と。晋太郎先生も志ということを非常に思っておられたわけですけれども。  私も、たまたまこの前予算委員会で小泉総理に、吉田松陰先生の草莽崛起と。まさにこの前の総裁選挙は、武士...全文を見る
○松岡滿壽男君 この法案についての国内、国外の反応なんですが、多くの議員から既にいろんな角度での御発言がありましたけれども、国内からは、二年経過しても競争促進がなければNTTグループの完全資本分離を含め経営形態を抜本的に見直すということが、包括的な見直し規定を整備するにとどまって...全文を見る
○松岡滿壽男君 グローバリゼーションといいましょうか、いわゆるグローバルスタンダード、アングロサクソンスタンダード、小渕さんはそういうことを言っておられましたけれども、そういうものを受け入れた時点から、日本の各産業界、やはり日本の中ではいささか大きくなり過ぎたかもわからぬけれども...全文を見る
○松岡滿壽男君 電気通信政策の重要事項であるにもかかわらず、法案に明記せずに省令事項としているものがあるわけですね。やはり重要事項は法案に明記すべきというふうに思うんです。例えば、ユニバーサルサービスの定義として、国民生活に不可欠であるためあまねく日本全国における提供が確保される...全文を見る
○松岡滿壽男君 ことし五月からマイラインが導入されたわけですけれども、この背景、どのような趣旨と経緯から導入が決定したのか、お伺いいたしたいと思います。
○松岡滿壽男君 マイライン登録をしない利用者が自然にNTTグループに登録したとみなされるということになっているわけですけれども、これは不公平じゃないかという意見もあるようですが、この点はいかがでしょうか。
○松岡滿壽男君 次に、市内・市外電話のコストと料金体制について伺いたいんですけれども、十数年前からの変遷についてもお伺いをいたしたいというふうに思うんですが。
○松岡滿壽男君 汽車や自動車とは違うわけですから、距離によって値段が違うというのがどうも私どもはぴんとこない部分があるんですが。  最後に、市外局番と市町村の合併問題について大臣に伺いたいと思うんです。  きのうも、小泉さんと小沢さんのやりとりでしたか、合併の数、とりあえず千...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  終わります。
06月19日第151回国会 参議院 総務委員会 第16号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 緊急経済対策の関連として地方税法の一部を改正する法律案の提出があったわけでありますけれども、既に先行議員から各般の議論も尽くされておりますし、若干、この政策自体が、先ほど来、小手先ではないかとか枝葉末節ではないかという議論があったわけでありますが、それで大分尽くさ...全文を見る
○松岡滿壽男君 株式譲渡益課税などの証券税制の抜本改正の議論が大きく揺れておるわけですよね。ですから、先ほど来、副大臣の御答弁を聞いていても、自民党の中自体が非常にいろんな各論があるわけですから、与党三党の議論というのはなかなか詰まっていかないんだろうと思うんですね。  一応政...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、副大臣の御答弁のような方向になることを私たちも期待はするわけですけれども、現実論として、今株式に参入しているのは半分以上がもう外国の投資家ですよね。だから、そういう人たちがどういうふうに今の日本の状況を見ているかということですけれども、外国投資家の個々の動向に...全文を見る
○松岡滿壽男君 これからの恐らく改革の基本的な部分というのは、国、地方のあり方、形をどう変えるのかと。それからもう一つは、徹底的なやはり規制の見直しということだと思います。  その中で、国、地方を通じて四百四十万人公務員がいるわけですね。これをやはりスリムで効率的な仕組みに変え...全文を見る
○松岡滿壽男君 財源の問題をめぐって、先ほども財務省の村上副大臣は答弁することもできずにこの委員会から去られたわけでありますが、要するに、総務省と財務省との基本的な対立がここにありますね。  せんだっての朝日を見ておっても、地方税のあり方について国と地方の税源配分を見直すとして...全文を見る
○松岡滿壽男君 平成の大合併を左右するこれは問題だと私は思うんですね。だから、三千三百を千にするとか、与党三党合意はそうですね。それから、小沢さんあたりはこの前のクエスチョンタイムでは三百だと、こう言っている。たまたまこの前NTTの議論のときには市外電話局でいくと五百じゃないかと...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 総務委員会 第17号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 政策評価制度は、政策の効果について事前事後に厳正かつ客観的な評価を行い、それを政策立案部門の企画立案作業に反映させる仕組みだというような御説明でありますが、こういうことは一般の民間ではごく当たり前のことなんですよね。グローバリゼーションの中で、やはり効率的な仕組み...全文を見る
○松岡滿壽男君 国土交通省との覚書では、本法第十二条の総務省が行う政策評価については基本方針策定時までに客観的かつ具体的な基準を設けるよう各府省と調整を行うこと、第十三条第一項の毎年度の評価計画を定めるに当たっては各府省と十分な意見交換を行うことにしておるようでありますけれども、...全文を見る
○松岡滿壽男君 小泉さんは、痛みを恐れず、ひるまず、とらわれずと言っているんだけれども、どうもこれはお互いが痛みを和らげるような事前の話し合いをしているとしか見えないんですよね。どうもその辺が従来の考えから離れていないという感じがするんです。  研究開発とか公共事業、ODAにつ...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣、新しい試みをするたびにこういうふうに局長クラス、課長クラスで事前に確認書とか覚書を交わすというこのあり方、これはやはりそろそろ新しい時代へ向けて変えていかなきゃいかぬと私は思うんですが、いかがお考えですか。
○松岡滿壽男君 実害はないんでしょうけれども、私が申し上げたいのは、やっぱり意識改革なんですよ。今までの中でどっぷりつかっているやり方じゃなくて、新しい時代を迎えるということについての意識を変えてほしいということを私は言っているわけです。  それと、先ほど議論もありましたが、特...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど弘友議員が下水道の話とそれから浄化槽の話、それから農林省がやっている集落排水、これを例に挙げてお話がありました。  これは確かに、事業主体は地方公共団体だけれども、非常に困っているんですね、それぞれが。私も市長時代に流域下水道でやろうか公共下水道でやろうか...全文を見る
○松岡滿壽男君 何しろ自衛隊の五倍も六倍も、どういう使い方しているのかということについては、私はこれはきっちりと国民にわかりやすく評価をしていただきたいというふうに思います。  それから、郵便貯金の自主運用の問題です。  郵便貯金の運用が大蔵省の資金運用部から総務省での自主運...全文を見る
○松岡滿壽男君 昨日の報道で、簡易保険福祉事業団が行っている簡易保険と郵便貯金の資金運用事業を、まだでき上がっていないわけですけれども、郵政公社に統合するという記事が出ていたわけですけれども、これを具体的にちょっと御説明いただきたいと思います。
○松岡滿壽男君 参議院は行政監視委員会が存在しておるわけです。これはやっぱり参議院のあるべき論の一つの柱だと私は思うんです。  この法案の趣旨は確かに評価に値すると私も考えておるんですけれども、雑則のところで「国会に提出するとともに、公表しなければならない。」というふうにうたっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。     ─────────────
06月26日第151回国会 参議院 総務委員会 第18号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 今回の法改正で、火を使用する設備、器具等の位置、構造及び管理等の規制について、規制内容を条例に包括的に委任している消防法第九条を改め、条例を定める際の統一的な基準を政令により国が定めることとしているわけです。政令で定める基準が大ざっぱなものだと、市町村の規制のばら...全文を見る
○松岡滿壽男君 ヒドロキシルアミンの危険物への追加ですが、先ほど高嶋委員の方からも質疑があったんですけれども、毎回ああいう事故が発生すると追加と、いわゆる後追い行政という批判がつきまとってくるんですけれども、先ほども御答弁にありましたように、消防研究所とかいろいろなところで研究を...全文を見る
○松岡滿壽男君 我々としては、その今の長官の言葉を信じるしかこれはないわけでありますけれども、ひとつ今後も危険物に対する対処方はよくきちっとした形での対応をしていただきたいというふうに思うんです。  それから、これも先ほど来の繰り返しになりますからもう余り詳しく質問はいたしませ...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど、消防職員の団結権の問題に絡んで消防職員の充足率の意見がありましたが、消防団の方も充足率、職員に比べればかなり高いんですが、九十五万人ですか、今。消防職員が十五万、団員が九十五万と。充足率は九五・四%というふうに伺っておるんですけれども、全国的に減少傾向なん...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  終わります。
09月19日第152回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  今回のテロの犠牲になられた方々、また被害に遭われた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げたいというように思います。  今の報復の件ですけれども、米軍の軍事報復をやはり国民は恐れておると思うんですね。昨日の私どもの地元の毎日新聞で「市...全文を見る
○松岡滿壽男君 今のお話ですと、国民はやはり不安が募ってくるんではないかというように思います。  しっかりした対応をお願いいたしたいと思うんですが、今回の動きを見ていますと、数年前にサミュエル・ハンチントンが言った、いわゆるイデオロギーの後は文明の衝突だということなんですね。そ...全文を見る
○松岡滿壽男君 私の発言が誤解されては困りますので、もう少しゆっくりこの議論をしたいんですけれども、二分しか時間が与えられておりません。ルールはルールでございますので、終わりたいと思います。
09月21日第152回国会 参議院 総務委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 この検討委員会ですね、これの費用とかそういうものはどういうふうに。費用ですね。
○松岡滿壽男君 去年も実は予算委員会で小渕総理とこの議論をしたんですけれども、やたら審議会とか諮問会議とか委員会とかをつくっているわけですよ。我が国は議院内閣制ですから、総理大臣は国会議員が選んでいる。大統領制でも首相公選制でもないわけですから、国会の議論をもうちょっと大事にきち...全文を見る
○松岡滿壽男君 去年の質疑の中で、審議会とかこういう種類のものが四百あると、当時。それで、それに二億円経費がかかっている、それを半分ぐらいにしたいという答弁を当時の官房長官から私はいただいているんですが、こういう問題について、副大臣、御意見があればひとつお聞かせいただきたいと思う...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど来お話を伺っていますと、都内全域の雑居ビル、これはもうほとんどが消防法違反、建築基準法違反ということになっておるわけでしょう。これを全部やるというのは大変なことですよ。だからある程度、鉄は熱いうちにたたけと言いますけれども、鍛えろと言いますけれども、例えば歌...全文を見る
○松岡滿壽男君 目に見える形で国民に、これだけやったんだということをするためにはやはり人員の問題もあるわけですから、私は、限定的に歌舞伎町だけやるとか、集中的に、ということを提案したわけでありまして、全体的ということになるとまた時間がかかりますよ、それは。だから、これはぜひそうい...全文を見る
○松岡滿壽男君 貿易センタービルがああいう形で、特殊な要因が背景にあったわけでしょうけれども、飛行機が突っ込んだという、あれだけのビルが崩れて落ちちゃっているわけですよね。非常階段で七十階から八十階の人がおりるのに一時間半かかっているとか、そしてあれだけの高層建築が崩壊した。これ...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
10月10日第153回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。衆参両院の予算委員会、最後の私が質問者になるわけでございます。  けさのNHKのニュースで世論調査の結果が出ておりまして、それを見ますると、今までの政府の対応については六七%の人が支持をしている。内閣支持率も七五%。  今回、昼から...全文を見る
○松岡滿壽男君 テロ対策法案ですよ。
○松岡滿壽男君 せんだって私、たった二分の質問時間でこの問題、テロ問題についての質疑をいたしました。その後、たった二分なのという話になりました。委員長に、ひどいじゃないですかという話をしましたら、いや本当はあなたたちは一分だと、一分じゃちょっと気の毒だから二分にしたという話であり...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、発言できる場がないものですから、あえて、八、八、六といいますと、足したら二十二人いるわけですよ、参議院のやはり一割ぐらいいる、それが全然発言の場がないということについて申し上げたかったわけでありますが。  次に、十二月二十二日に、衆議院の選挙制度について、...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、テロ問題はあるし、失業はふえてくるし、産業の空洞化はどんどん進んでいく。先が見えない閉塞感の中に国民は投げ込まれているわけですよ。そういう中でどうも何か国会だけ制度をどんどん変えていくと、自分たちのためだけに変えていくんじゃないかという意識がある、今のタイミン...全文を見る
○松岡滿壽男君 私があえてこの問題を取り上げていますのは、国民に変わることを恐れちゃいけない、スリムで効率的な仕組みにつくりかえていこうということを求める以上、やはり国会の意識も変えなきゃいかぬと。総理が所信表明で言われたダーウィンの進化論ですよね、やっぱり変化に対応できるものだ...全文を見る
○松岡滿壽男君 私、実体経済の非常に厳しい状況について実は質疑をしたかったんですけれども、あそこにもう赤いランプがついてしまいまして、時間が参りました。ルールは守ります。  次回、十分に質疑の時間をお与えいただきたい、こちらの方々にお願いして、質疑を終わりたいと思います。  ...全文を見る
10月18日第153回国会 参議院 総務委員会 第2号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 ちょうど昼休みに、財政金融委員会、院内テレビを見ておりましたら、日本の経済政策の失敗という議論がありました。確かに、内需拡大、市場開放というアメリカの要求の中で、第二の敗戦、経済的な面でですね。片方では、アジア経済が思わざる勃興をしているという中に挟まれて非常に厳...全文を見る
○松岡滿壽男君 私が申し上げたいのは、かなり思い切った大手術をしないと、日本のいろいろな部分において、民がそうですけれども、官も政治の方もそういう意識改革をしない限り、なかなか変わっていかぬのじゃないかという思いがするんです。  きょうは人事院総裁にお越しいただいているんですけ...全文を見る
○松岡滿壽男君 総裁、ありがとうございました。もう結構でございます。  片方は、やはり賃金の問題と。スリムで効率的な仕組みの中では、もう一つはやはり四百四十万、国、地方通じての公務員がいますね。そのほかに特殊法人とかいわゆる外郭団体入れると、恐らく六百万以上が公務員だろうと思う...全文を見る
○松岡滿壽男君 ただ、普通、お役所の場合は新規採用を手控えると必ず何らかの形で臨時とかそういう形の手当てしているんですよね。だから、総数で八万減らされたと言うけれども、実態はそうじゃないんじゃないでしょうか。いわゆる臨時採用なんかを入れると、横ばいかふえているんじゃないでしょうか...全文を見る
○松岡滿壽男君 後、調べてから御報告ください。  今、お話がありましたように、警察とか消防、そういう部分が非常にあるわけですよね。ただ、警察も今回のテロ事件、それ以前から国民一人当たりで五百五十人見ているんだという例の警察刷新会議の答申に基づいて、せめて五百五十人見ているのを五...全文を見る
○松岡滿壽男君 消防も、この前のビル火災の論議のときに定員が二十万だけど十五万しかいないと。そして、今度はまた新たに生物化学兵器の問題とか出てきていますよね。そういうものに対してはどのように人員増を考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○松岡滿壽男君 時間がなくなりましたので、最後に、今月の文芸春秋に、大臣にお伺いしたいんだけれども、堺屋前企画庁長官が、包括的な都市再生政策の中で国土の集約化を図って、二%の国土、すなわち七千四百平方キロの中で公共サービスとかも圧縮した毛細血管をつくって国民経済全体の効率化を図ろ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
11月06日第153回国会 参議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 今回の法案につきましては、専門家の皆さん方が三時間余の間に一巡、二巡しまして、ただいま元郵政大臣まで質疑をされたわけでありまして、もう既に私が質問することはほとんどないんですけれども、せっかく小会派に配慮いただいて時間もいただいておりますので、若干の質疑をさせてい...全文を見る
○松岡滿壽男君 さっきのガイドラインの話ですけれども、現在六千三百三十社ですか、こういうばらばらのサービス業界にガイドラインを浸透させるというのは大変厳しいことだろうというふうに思うんですが、一つの協会にすべて加入しておればそれは簡単ですが、これはばらばらになっているだろうと。そ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ただ、プロバイダー等については、資本力とか資金力それから人的規模、ばらばらだろうと思うんですよね。そういうガイドラインをつくることによって、新規企業がせっかくつくろう、立ち上げようというものを抑制してしまうという部分もあるんだろうと思うんですけれども、その辺過度な...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど、昨年比でこのプロバイダーが三〇%伸びたというデータを総務省が出しておられますけれども、今後こういう種類の業界というものの成長、これをどのように考えておられるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 先ほど木庭議員の方から七日間の問題についての質疑がありましたが、結局、「照会を受けた日から七日を経過」というのは、七日の起算日は照会を受けた日は含まないということなんでしょうか。その辺をちょっと確認したいんですが。
○松岡滿壽男君 インターネットに国境はないと言われているわけでありますけれども、ネットワーク全体を総括する管理者が存在していない現実の中で、日本国内においては被害者とプロバイダーと発信者の関係が今回法律案で対応できるというふうに思われるんですけれども、例えば海外のプロバイダー等が...全文を見る
○松岡滿壽男君 経済活動でのいろんな広がりが将来出てくるわけでしょう、急速に。そういう点では国内法の整備が後追いながら何とかこれで少しずつ整備されていく、それが蓄積されていくだろうと思うんですけれども、インターネットの特性を考えれば、国内法の整備だけでなくて、やはり国際間における...全文を見る
○松岡滿壽男君 ぜひそのように対応をお願いいたしたいというふうに思います。  若干時間がありますが、プロバイダー関係はこれで終わりまして、郵政大臣じゃなくて自治大臣、前回私が、例の堺屋太一さんの地方切り捨て論、いわゆる東京、大阪だけ生き残ろう、それによって、そこに集中的に公共投...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  終わります。
11月07日第153回国会 参議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  このたびの調査団に椎名先生のかわりに参加させていただきました。上杉会長、野沢団長初め、同僚の議員に大変有意義な、ともに調査ができたことを心から感謝をまず申し上げたいというふうに思います。  先ほど、全体的な問題については野沢団長...全文を見る
○松岡滿壽男君 少数会派でありながら二回も発言をさせていただきまして大変恐縮に存ずるんですけれども、一つは、ちょうど私ども十一日の日にロンドンにおりまして、帰るときに野沢団長、化粧道具の中の小さいはさみまであわや没収と。非常に対応が早くてすごいなと思ったんですが、私そのときふと感...全文を見る
○松岡滿壽男君 いや、そういう種類の調査会じゃないということなんですね、この会は。私、門外漢なものだからあえてお尋ねしたわけですけれども。
○松岡滿壽男君 はい、わかりました。突然済みません。  今、我が国はやはりアメリカとアジアの間で経済的にも大変厳しい状態に陥りつつあるわけですね。そういう中で、我が国自身の生き残りを一体どうやっていくんだということがやはり最大の国家としての課題だというふうに思うんです。  も...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 自治省と郵政省が一緒になって総務省ができ上がって、本日のような法案が、地方自治体の業務を郵便局が行う、協力すると。非常に私から考えましても、かねてから私自身もこのことは考えておりましたので、この法案には全面的に賛意を表したいというふうに思うんです。  一昨日も総...全文を見る
○松岡滿壽男君 さっきもお話ありましたひまわりサービスとか、この六つ以外にいろんなことを展開しておられますね。今後それを拡大していく場合は、どういう分野、どういう事務とかどういう仕事とかいうことが考えられるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 先ほども議論があったんですけれども、今回の委託先に簡易郵便局、これが含まれていないということなんですよね。しかし、実際はこの三割ぐらいが過疎地域なんですよ。過疎地域こそ行政のいろんなサービスが行き届かない部分があるわけでして、さっき、みなし公務員というお話もちょっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 細かい話になりますが、さっきもちょっと話が出ていましたが、ファクス、これは当面とりあえずファクスのないところは市町村が手当てして貸与するという形になるんですかね。その場合の購入の費用と国の経費との関係というのはどういうふうに考えておられるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 全面的に地方公共団体の負担ということですね。  本法案の第四条ですけれども、郵政官署取扱事務の最終権限、責任は地方公共団体が有していることから、報告及び指示以外に地方自治体の定期的な検査など、これ当然あるだろうというふうに思うんですけれども、この辺はどのように考...全文を見る
○松岡滿壽男君 もう大分十二時も回りましたので、この辺で終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  バブルが崩壊した後、百三十兆円以上の景気対策を打ってきたんですけれども、日本経済は回復に至っておりません。これは、巨額の経費をかけて、こういう積極財政だけでは日本経済はもう無理だという実験をしてしまったということになりはしないかと...全文を見る
○松岡滿壽男君 せんだって地元の知事さんが来られて、来春の高卒の就職率が三五%、去年より八%も下がっているという話もありました。失業率も五・三、これはこのまま行きますと、恐らく来年六%台ということがもう見えてきておるわけですね。一日に、こうやって話しているだけでも、九十人の方々が...全文を見る
○松岡滿壽男君 製造業の就業者数がこの八年間で二百五十万人減っているんですよ。失業の原因というのは、その部分が非常に大きいと私は思うんですね。新しい産業を起こすのは非常に難しい。ましてや、日本は物づくり、これ非常に大切だと思うんです。だから、物づくりがおかしくなった国というのはや...全文を見る
○松岡滿壽男君 その場合に問題になるのは、やはりサービスコストとか割高なインフラコストですよね。だから、やっぱり特殊法人の見直しとか公共事業自体のあり方の見直しを考えなきゃいかぬと思うんですね。  それで、総理のおひざ元で、横須賀で浮体工法、いわゆるメガフロートというのを一千メ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
11月15日第153回国会 参議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 予算委員会でも議論があったんですけれども、結局、十年近く巨額な景気回復のための景気対策を打ってきて、先ほど大臣が言われたように、マイナス成長にもうなってしまっている。それにずっと地方はつき合わされて、地方債残高が百八十九兆ですか、交付税特別会計借入金残高が二十九兆...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、大臣がおっしゃったとおりだというふうに思うんですよね。  骨太方針に一応地方税源の問題、税源移譲の問題が記載されているんですけれども、これを実現していくのは大変なことだろうと思うんですけれども、そういう方向性に対して、どのように大臣は取り組んでいかれるのか、...全文を見る
○松岡滿壽男君 昨日、明治の大合併と昭和の大合併、大臣のお話を伺ったんですけれども、民意を問うというやり方で合併を進めるというのは非常に難しい状況だと思うんです。こういうやり方で、明治の大合併はやっぱり藩制から移行ということがありましたし、それから昭和の大合併はやっぱり中学校の問...全文を見る
○松岡滿壽男君 日本の国自体がどうやって生き残るかというところに追い詰められておるし、地域は地域でどうやって生き残るかと、この前の堺屋さんのあれでちょっと議論があったわけですけれども。そうすると、やっぱり固まっていくしかないと思うんですよね。  やっぱり、既得権益といいましょう...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 総理、今国会は雇用対策国会ということでありまして、衆参両院、四日間にわたりまして、特に私、昨日は、実体経済が非常に悪くなっている、日本経済の生き残りについて戦略を立てなきゃいかぬのではないかということを申し上げたわけでありますが。  経済が非常に弱くなってきてい...全文を見る
○松岡滿壽男君 きのうも舛添議員が何であんた政治家なんかになったのと言われたという話をしておりましたけれども、政治自体がかなりいろんな面で国民から信頼を失ってきているということがやはり一つ背景にあるんだと思うんですね。特に今回のように改革をするということになると、やはり国民的結束...全文を見る
○松岡滿壽男君 それであれば、やはり断固、公約をしておられる、きのうも三十兆円の問題、これもやはり、これが揺らぐと国民の信頼というのは変わってきますよ。やはり構造改革、これは断固として実行してほしいというのが国民の期待だと思うんですね。  それにしっかりこたえるためには、私は半...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
11月20日第153回国会 参議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 人事院の問題に入る前に、二点ほど総務大臣の方に伺いたいと思うんです。  昨日ですか、第二十七次地方制度調査会が発足ということになったようですけれども、地方行財政の構造改革を諮問するということのようですが、中身は、地方分権や市町村合併の進展を受けて自治体の役割の見...全文を見る
○松岡滿壽男君 当面する国、地方が抱えている問題についての議論にこれから本格的に取り組まれるということで、非常にそれはそれで大切なことだと思いますし、結構な方向だというふうに思うんですが、結局、バブル以降、百三十兆円以上の景気対策を打ってきて、結果的には、巨大な税金を投入したけれ...全文を見る
○松岡滿壽男君 人事院勧告については質問通告もいたしておったんですけれども、木庭健太郎さんとほとんど同じような角度であれしておったものですから重複してしまうんですが、一つは、やはりさっきのお話のように、企業規模百人以上ということになると、例えば雇用労働者がたしか六千五百万人ぐらい...全文を見る
○松岡滿壽男君 中国に製造業の三割ぐらいが出ていってかなり産業の空洞化が進んでいるわけですけれども、そういう人たちの話を聞いてみると、結局賃金が安いというだけじゃなくて、労働意欲といいましょうか、日本の若い人たちの、それと競争心のなさというものが、これはもう対照的ですから、向こう...全文を見る
○松岡滿壽男君 古い友人であるということですからもうこれ以上は質問はいたしませんが、やっぱり意識改革のときに来ていると思いますね。その意識改革をするためには、やはりシステムといいましょうか、制度をいじるということしかないんですよね。やっぱりぬるま湯に入っている人に、ぬるま湯から出...全文を見る
11月21日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 先ほど来、新旧それぞれのお立場から改革先行プログラムにつきまして真摯な質疑が続いておりまして、大変参考にさせていただきました。いつも私はどの委員会に出ても最後の発言ということになるわけですが、たまには反対に回ってくれぬかなという感想も持っておるんですけれども。 ...全文を見る
○松岡滿壽男君 もうよろしゅうございますから、御苦労さまでした。  先ほど来、内藤さんからの話もありましたけれども、私は確かに製造業から第三次産業にシフトしていくということももちろん大事であるというように思うんですけれども、やはりたまたまことしはものつくり大学で村上さん、小山さ...全文を見る
○松岡滿壽男君 今おっしゃったように、やはり日本独自の科学技術力、それから最後に触れられたインフラコスト、非常に高コストになっている体質を変換していくという、そういう非常に大事なことにもお触れいただいて、力強い御返答をいただきましたので、ぜひその方向で頑張っていただきたい。  ...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 申告分離課税の一本化、大変なエネルギーが要ったという大臣のお話、もう既に議論はこれで出尽くしているわけでございますけれども。  確かに個人投資家の株式市場への参加を促すという趣旨だということはよくわかりますし、そういう同様の整備が必要だということも理解するんです...全文を見る
○松岡滿壽男君 さっき日出議員の方から合併問題についての御意見開陳があったわけですけれども、こういう合併を進めていくということになってくると、やはり地方としても自主税制ですね、地方税制、これ総務省から出しておるパンフレットですね。  これで見ますると、地方分権一括法による課税自...全文を見る
○松岡滿壽男君 資料。
○松岡滿壽男君 それだけで時間終わっちゃいますから。  あと、環境保護政策として自治体が環境関連税制の創設を考えてくると思うんですが、そういうことに対して総務省としてどういうお考えを持っておられるのか、お教えいただきたいと思います。
○松岡滿壽男君 もう時間が参りましたので、最後に、たばこの増税の、これは随分マスコミにぎやかになってきておるわけですけれども、来年の税制改正の目玉の一つだろうという見方を私もしているんですが。これは地方自治体の財源にとっても非常に大事な問題だと思うんですが、この地方のたばこ税につ...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
11月27日第153回国会 参議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 まず、情報公開審査会の件ですけれども、平成十一年の五月に制定された行政機関の保有する情報に関する法律で、委員が九名、常勤が三名、非常勤が六名と。今回の独立行政法人等情報公開に伴って委員の体制が三名増ということでありますけれども、現在の審査の状況ですね、それから見て...全文を見る
○松岡滿壽男君 三つの部会に分かれて審査しているんですか。それについては担当の常勤、非常勤、それから事務局の割り振りというのはどういう形でやっておられるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 百九十九件の審査があって六十件しか審査できていないというようなさっき御説明でしたけれども、そうするとほとんど積み残しになっているという状況になっているわけですか。
○松岡滿壽男君 今度、その独立行政法人の問題がプラスされるとどのぐらいの仕事量がふえるんでしょうか。三名増員という、今までの九人と三人の比率という仕事量の見方なんでしょうか。
○松岡滿壽男君 この常勤委員とか非常勤委員の人選とか、それから委員数、それから報酬、こういうものはどこで決めておられるんでしょうか。また、委員の増加とか事務局員の増員とか、それに伴う費用ですよね、これはどうなっているのか。ただ、この法案のあれを見ますると、費用は本法施行のため別に...全文を見る
○松岡滿壽男君 そういう費用については新年度予算でということですね。  大臣、対象法人が百四十五法人、特殊法人の子会社、いわゆるファミリー企業を、道路公団とか都市基盤整備公団とか、物すごく持っているわけでしょう。そういうところは、ほとんど実際、事業を出すときに競争入札でもないで...全文を見る
○松岡滿壽男君 そうすると、それはあくまでも親法人を通じて公開していくという形をとられるということですね。
○松岡滿壽男君 はい、わかりました。  時間もありませんので、最後になりますけれども、日本銀行の取り扱いですね。本法律案の対象範囲に含まれるわけですけれども、政府の一部を構成するわけでありますし、政府からの独立性という点では非常にこの扱いは難しい部分があるんだろうと思うんですけ...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
11月28日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 御苦労さまでございます。無所属の会の松岡滿壽男です。お二人の参考人に二点お伺いしたいと思うんです。  まず第一点が、国と地方との仕組みの問題です。スリムで効率的な仕組みに日本全体をつくりかえていかなきゃいかぬところで、やはり国民の意識を変えるためには制度をいじる...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
11月29日第153回国会 参議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○松岡滿壽男君 三つ子の魂百までとか三歳児神話とかあるわけでございますが、やはり三歳ぐらいまでの子供の育児というのは非常に大事な期間だろうと思いますし、私もこの法案につきましては賛成でございますけれども、肝心なことは、この三年間職場を離れてしまって、そう簡単に復帰ができるのか、そ...全文を見る
○松岡滿壽男君 育児休業者の給与については、民間と今度の御提案のやつは違うわけですよね。国家公務員と地方公務員の場合はそれぞれ代用要員を確保すると。今その報酬の問題については先行議員からいろんな議論がありましたが、私がちょっと伺いたいのは、その費用ですね。臨時で対応するわけでしょ...全文を見る
○松岡滿壽男君 人事院総裁にちょっとお伺いしておきたいんですけれども、昨日参議院の本会議で小泉総理から、一昨日ですか連合の笹森会長初めお会いして、いわゆるワークシェアリングを連合も認めると。  現実にもう今の状況ではほとんど賃下げになってきていますよ、民間。この前の委員会で、私...全文を見る
○松岡滿壽男君 ただ、日本の今の状況を見ると、今から検討するとか、そういう対応の仕方ではもう待てない状況だと思うんですね。  せんだって、国民生活・経済調査会ですか、少子化問題で参考人を二人呼びまして、一人はセイコーエプソンですか、海外に進出していっている方と、もう一人は会社に...全文を見る
○松岡滿壽男君 片山大臣、きのう全国の市町村長全国大会に行かれたと思うんですけれども、合併に関する緊急決議を出してますよね。結局、合併を強制しないこと、それから地方交付税算定の見直し、これでおどかしてくるんじゃないかという、縛ってくるんじゃないかという恐怖感が、かつて過疎債のとき...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の日本が世界で置かれている状況と、特にアジアの中、アメリカとの関係、こういう経済でもう生き残れないところに来ていると、そういう切迫感が国民全体にないんですよね。それから、地域もこのままじゃもう完全に行き詰まっていますよ。だって、国の景気対策につき合って、みんな経...全文を見る