松岡滿壽男

まつおかますお



当選回数回

松岡滿壽男の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第154回国会 参議院 本会議 第2号
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○松岡滿壽男君 このたび結成しました国会改革連絡会の松岡滿壽男です。略称国連を代表して、質問をいたします。  今日、我が国は、グローバル化の中で生き残りを懸けて民間は厳しく自らの血を流しながら改革に臨んでいます。論語に、「その身正しければ 令せずして行われる」という言葉がありま...全文を見る
02月20日第154回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○松岡滿壽男君 公述人のお三人の方、大変御苦労さまでございます。  無所属の会の松岡滿壽男です。  先ほど来、皆さん方のお話の中に、無所属がある面でいろんな選挙その他で不利な立場にあるということでありますが、私も、隣の田名部先生も選挙区から無所属で出てまいっておるわけでありま...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  隅野先生、三十数年前に参議院改革三原則というのを河野謙三さんが言われて、それは、正副議長は党籍を離脱すると。それともう一つは、大臣、政務次官を参議院から出さない。これは行政のチェック機関ということを念頭に置いておられると思うんですね。...全文を見る
○松岡滿壽男君 本田先生、先ほど道州制のお話がございましたが──早川先生、済みません。今度、地方制度調査会でも道州制の議論とそれから税源移譲の問題、この二つが大きなテーマになってきておるんですけれども、与党三党でも三千三百を取りあえず千にしたい、小沢さん辺りは三百ぐらいの市にして...全文を見る
○松岡滿壽男君 早川先生です。
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会(無所属の会)の松岡滿壽男でございます。  一昨日、本年度予算は夜半十二時近くに衆議院を通過して参議院に参ったわけでありますけれども、ODAという重大な疑惑を抱えながら、しかも一兆円近い予算があるわけでありますから、無理やり参議院に送付されてきたわ...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非そのようにお取組をいただきたいというふうに思います。  今日はロシア問題が中心であったようですけれども、バランスを取りまして、私は日米問題につきまして総理の御見解をちょっとただしてみたいというふうに思うんです。  もちろん、日米は基軸でありますし、大事な同...全文を見る
○松岡滿壽男君 もう一つ気になりましたのは、ブッシュ大統領は、福沢諭吉を明治維新の英雄というような表現をされました。レーガン大統領はきちっと、偉大な教育者、天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらずと、平等を推進したという評価でありましたが、コンペティションという訳を最初にし...全文を見る
○松岡滿壽男君 一月十七日付けのブッシュ大統領の総理に対する親書、これを見ますると、かなり具体的な懸念を表明しておられますね、デフレ問題を中心として。国会演説では、小泉総理のおかげで改革が進んでいると。総理は投げられた球をすべて打ち返すことができるイチローを思い起こさせるというお...全文を見る
○松岡滿壽男君 日本問題の専門家のジョン・ダワーという人が、日米外交、いつも米国の政策に従属する奇妙な日米ナショナリズムが生まれたこと、自立した外交は存在せず、自らの理念やビジョンを示せない、これでは米国の世界政策の支店のようなものだという指摘をしておるんです。  この前、本会...全文を見る
○松岡滿壽男君 グローバリゼーションということは、やはり情報も動き、人も動き、物も動くということなんですけれども、日本の場合は、かなり今、いろんなところ留学生が増えているようですけれども、レーガン大統領が演説されたときには一万三千人が大学生が来ているということでしたが、最近はもう...全文を見る
○松岡滿壽男君 またしてもいろいろ、外務省問題、鈴木問題、ODAの問題。ロッキードから始まってリクルート、昨年のKSDですね。またかという感じで、徳島県の現職の知事が逮捕される、茨城県の二人の現職の市長と。こういうことばっかり続いてくると、国民はもうやりきれない気持ちでいると思う...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、我が国の根本的問題、いわゆる人心の荒廃、経済の行き詰まり、政治の混迷、これを打開するためには、やはり日本のあるべき姿を国民にはっきり示すということが大事だろうと思うんですね。だんだんゆでガエル現象に日本はなってきている、ぬるま湯の中で。意識改革は私はもう難し...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
03月14日第154回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○松岡滿壽男君 徳島県で現職の知事が逮捕されましたし、茨城県では石岡の市長、下妻の市長、東京都では多摩市の市長と、現職の知事、市長が逮捕されているわけであります。こういう現象ですね、国においても今、外務省をめぐる様々な議論が展開されているわけですね。こういう政官業の問題、もうずっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 現職の知事では、平成五年に茨城県と宮城県の知事が逮捕されておりますよね。国レベルでも、先ほど申し上げたようにロッキードから始まって様々な問題が起きながら、それがこうきちっと反省につながっていないといいましょうかね、そこに今、我が国が抱えている一番の病根があるんじゃ...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣言われるように、本人の倫理観それから緊張感というものが大事ですけれども、やはり議会のチェック機能、そういうものも大事ですし、今透明感出されると言いましたが、情報公開をきちっとしていくと、あらゆるそういう手だてを講じていくべきだろうというふうに思うんですが、なか...全文を見る
○松岡滿壽男君 やっぱり私は、政と官の問題は非常に過去の歴史的な積み上げがあるし、吉田総理から始まって、やはり有能な官僚出身の政治家がたくさんいた、そういう点での一つの流れもあったというふうに思うんですよ。  しかし、ここらでやはり政治家と官僚との役割、分担を明確に分けていかな...全文を見る
○松岡滿壽男君 やはり重要な職務におられる方々は常に国民から見張られているという緊張感が私はやはりなきゃいけないと思いますね。そして、それをチェックする機能というのがやっぱり絶対に必要だと。だから、やはり議会においても、地方議会の方々も改めて自分たちの職務についての責任感といいま...全文を見る
○松岡滿壽男君 従来からやっている内部監査はあるわけですよね。そうすると、その内部監査と外部監査とのダブルチェックというんでしょうか、その辺の連携というのはどのようになっているんでしょうか。
○松岡滿壽男君 外部監査の主眼がどうも事業監査の方に置かれているような印象も受けるんですけれども、不正の摘発ということになるとやはり出納監査の方に重点を置いていくべきだろうというふうに思うんですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○松岡滿壽男君 今、衆参両院の議運辺りでぼちぼちと歳費の問題、議論が出ているんですよね。私は、そういうことでもっと基本的に衆参両院の役割をきちっとすべき、あるいはかつての自自公合意で議員定数の削減があったわけですから、そういう問題に取り組むべきじゃないかという議論を実はいたしてお...全文を見る
○松岡滿壽男君 いろいろ調べてみましたら、もう既に各県の知事さん方とか三役の方、それから市町村長、三役の方々も自発的に、御存じのように特別職も報酬審議会で決まった報酬をさらにカットするということをずっとやっておられるんですよね、かなりの市町村で。この実態は御存じですか。
○松岡滿壽男君 せんだって例の農林水産省の事務次官が辞められたことについて、八千九百万でしたか、退職金、マスコミ辺りで一部取り上げられておりました。民間を見てみますると、大体やはり四十年ぐらい勤めて、まあ二千万から二千六百万退職金、そうなんですよね。どんどんこういう形でベアゼロと...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、どうも今のグローバリゼーションの中での我が国の経済の状況、将来を展望すると、やはり当面は景気回復第一だと、こう言っているけれども、実際にそういう状況になるんだろうかという疑問がもう出てきているんですよね。考え方、いろんな考え方があると思うんですけれども、やっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 後に譲ります。
○松岡滿壽男君 四号訴訟の問題とか合併問題、大変白熱してまいっておるわけでありますが、かなりいろんな角度から既に先行議員が論じておるわけでありますけれども、この問題はたまたま私の地元の日韓高速船判決、これがあるものですから、そういう角度から幾つか質疑を行っていきたいというふうに思...全文を見る
○松岡滿壽男君 そうすると、今後、第三セクターでいろんな企画からできるような環境にはないにしても、先ほど来の議論がありますように、若干のやはり歯止めというものがこれでなくなっていくんじゃないかという危惧もあるわけですよね。  だから、一応、形では、例えば地方自治体の長と組織が今...全文を見る
○松岡滿壽男君 午前中の、いろんな合併やあるいは政と官の問題、そういう議論があったわけですけれども、やはり今、我が国が一番考えなきゃいけないことは、私は、どうも意識改革というのはなかなか日本人、難しいと思うんですよね、いろいろああだこうだ議論はしているけれども。  だから、やっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 市町村合併、二千を超す市町村で合併の協議が進んでいるという御報告でしたけれども、最近の合併実績と、今年どの程度進みそうなのか、具体的にお答えしていただきたいと思うんですが。
○松岡滿壽男君 十七年の三月というのは、もうすぐ来ますよ。一応、与党三党合意では千と、それから小沢さんたちは三百ということを言っていますが、そのときには当然、道州制とか都道府県の見直しをしたいということをこの前、片山大臣は衆議院の総務委員会で発言されたようでありますが、ここでも。...全文を見る
○松岡滿壽男君 私が申し上げたいのは、やはり新しい国と地方づくりをやるんだという、そういうものが全然見えてこないわけですよ、まず合併ありきだということだから。この平成の大合併というのは、大が付いているけれども、小合併で終わりはせぬかという危惧を私していますし、やはり本当に地方分権...全文を見る
○松岡滿壽男君 昭和の大合併のときには中学校の問題とかいろいろあったんですけれども、国はかなり強制力を持って指導をしたわけですよね。それで、合併に従わない市町村には総理大臣勧告を出して計画の実現を迫ったという例があるわけですけれども、今回の平成の大合併は若干のむちというものは用意...全文を見る
○松岡滿壽男君 やっぱり、合併問題は、これ一つがポイントだというものはないと思いますから、大臣が言われたように、真綿で首を絞めるというのは言い方悪いですけれども、いろんな手だてをやりながら最終的には住民がやはりきちっと決断する。その前にはやはり地域の首長のリーダーシップというのが...全文を見る
○松岡滿壽男君 足下の財政自体が非常に脆弱になってきている、それをもって今回ほとんど全自治体が合併特例債乗りますよと言ってきたときに、これは償還していかなきゃいかぬわけですから、それについての償還計画というのは目算はあるんですかね、これ。
○松岡滿壽男君 先ほど県境を越えた合併の問題も議論をされたわけですけれども、大臣が言っておられるように、府県制度を見直すためには、むしろ意図的に県境を越えた市町村の合併を進める、それに対する障害を取り除いてやる、かなりいろんな面で障害を持っているわけですよ、県境を越える場合は。む...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど私、触れましたように、地方財政の在り方を考えるためには、国民が受ける行政サービスですね。これの平等性を確保するということももちろん大事でありますし、国と地方の役割分担といいましょうか、在り方を、これも再構築していくということがないと、やっぱりうまくいかないん...全文を見る
○松岡滿壽男君 これは、政治改革の大きな柱として国民の皆様方から一人当たり二百五十円支えていただいて、利権とかそういうものにかかわらないきれいな政治をやっていこうということで発足した仕組みであるわけでありますが、いまだに企業献金の廃止というところまで至っていない。また、あっせん利...全文を見る
○松岡滿壽男君 最後に、総務省で行政監査を実施されておられるわけですけれども、今回の一連の外務省の問題なんか、これは行政評価としてはどういう態度で総務省としては臨まれるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 終わります。  ありがとうございました。
03月15日第154回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会の松岡滿壽男です。参考人の皆様方、大変御苦労さまでございます。  私はまず、参考人の皆様方から、日韓高速船の判決の問題でございますけれども、私、地元ですし、被告の市長さんもよく私は存じておる。地元での新聞の取扱い方、こういうものも読んでおるわけであ...全文を見る
○松岡滿壽男君 はい。
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
○松岡滿壽男君 済みません、どうも。  高橋参考人、先ほど政策判断について説明責任の問題を述べられたんですけれども、情報公開をすべきであると、ただ、その政策判断その他については、議会での議論をきちっとしておるし、広報その他を通じてそれぞれやっておるはずなんですよね。それ以上の例...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  石津参考人、この「論点」で住民訴訟の問題と類似する株主代表訴訟の問題を取り上げておられるんですね。株主代表訴訟においても会社の説明責任を強化することを目途に議論が行われているということですが、かなり民間会社の方がむしろ情報公開について...全文を見る
○松岡滿壽男君 松江の市長さん、先週、私、予算委員会で小泉さんに、そういう首長さん方の相次ぐ汚職、犯罪ですね、誠に残念で、タイは頭から腐ると、身の方はやりきれませんよという話を申し上げたんですけれども、私も昔、市長をやっていまして、おたくの大先輩の斉藤さんが市長の時代なんですけれ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
03月20日第154回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○松岡滿壽男君 質疑の順番につきまして、御配慮をいただきましてありがとうございます。  当委員会で自治体規模の最適規模についての議論がなされておるところでありますけれども、十五万から三十五万の市が最適だとか、あるいは三十万人以上が最適であるとか、あるいは十万人以上が最適であると...全文を見る
○松岡滿壽男君 このままでいきますと、十七年の三月ですか、これまで恐らく間に合わないような雰囲気になっていますよね。私は、ダイオキシンの問題とか介護保険の導入でかなり連合が進んでいくんじゃないかと思っておったんですけれども、そういう雰囲気も今のところありません。かなり本当に、しっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、大臣がおっしゃったように、みんながそうするから乗り遅れまいという雰囲気をやはり作っていくということは確かに我が国の場合大事な部分だと思うんですね。  タイタニック号のジョークがありますように、女性と子供たちを先に避難させようと、それで黒いあれがありますね。ア...全文を見る
○松岡滿壽男君 スウェーデンの例を挙げたんですけれども、東大の神野教授が「「絶望の海に浮かぶ希望の島」からの教訓」という本を出しておられるんですけれども、結局、スウェーデンでは国家を国民の家と考えていると。市民の共同責任で安心感のある社会を作り出そうということが基本にあって、日本...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
03月26日第154回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○松岡滿壽男君 小泉総理はいつも中央から地方へということ、それから官から民へ、すなわち、地方でできることは地方でやってもらおう、そして民間でできるものは民間にやってもらおうと、こういう方向性については私は間違ってないというふうに思うわけですし、本委員会でも、そういう面から見て中央...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほども経常収支比率の話が出ました。全国平均八四%。泉佐野市の例が出たわけですけれども。こういう自治体によっては、とにかく職員の給与だけ、も入らないというような、税収として、そういう状況が続いているわけですが、欧米のその実例を見ると、NPMの導入では、むしろそうい...全文を見る
○松岡滿壽男君 日本の自治体は、NPM手法の導入に当たって事務事業評価から始まるケースが非常に多いようでありますが、貸借対照表の作成は約六割の自治体で行っているようですけれども、今後一、二年でほとんどの市に普及するというような動きになっておるようです。  しかし、現状は財政の情...全文を見る
○松岡滿壽男君 福岡市がいみじくもDNA二〇〇二ですか、それは木庭さんの方がよく御存じでしょうけれども、その辺は。何しろ役所のDNAというのがもう連綿として続いているわけですから、これの意識改革というのはそれはそう簡単にできることじゃないと思うんですね。民間のDNAと役所のDNA...全文を見る
○松岡滿壽男君 本年一月二十一日付の日経新聞の自治体調査では、調査した五百八十九自治体の水道、下水道、病院、交通の公営企業で二〇〇一年度収支見通しは全事業の三割が赤字と、これ、前年より四%増加しているわけですね。全自治体では四割の公営企業が赤字と言われているわけです。水道が二一・...全文を見る
○松岡滿壽男君 これ、局長、その病院事業の一兆三千二百一億円の累積赤字、それから交通事業の二兆五千七百四十八億円ですか、もう大変な金額ですよね。いろいろ分析はしておられると思うんですけれども、どうしてこういう状況になっているのか、分かりやすくひとつ御説明いただけませんか。
○松岡滿壽男君 公的事業がある面ではしょい込んでいる宿命的な部分がやはりこれあることはよく分かるんですけれども、こういう時代が大きく変わってきて、いろんな面でスリムで効率的な仕組みに変えていかなきゃいかぬという段階に来ておるわけでありますから、公営企業が当初からそういう民間が参入...全文を見る
○松岡滿壽男君 次に、地方公営競技ですね、ギャンブルの状況、お伺いしたいと思うんですけれども、最近、大分県の中津市や新潟県が競馬をやめるということにしたり、北九州市でも門司競輪をやめて小倉競輪に一元化するなど、もう公営企業、公営ギャンブルの厳しい経営状態を耳にするわけです。レジャ...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣、今の御報告のように、これ地方、特に地方のギャンブルが良くないんですよね、大都市はいいんだけれども。これを整理するというのはまた大変です、それぞれの地域の雇用につながっているわけですから。  今後どういうふうにこの公営ギャンブルに対応されるのか。民間の経営手...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。     ─────────────
03月28日第154回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○松岡滿壽男君 私は、この法案は賛成でありますし、既にもう先行議員の方からいろんな角度での質疑が行われたわけでありますが、若干重複するかも分かりませんが、質問をいたしたいというふうに思います。  去年の百五十一国会の総務委員会で、私は恩給は国家補償的な性格ということはもう十分分...全文を見る
○松岡滿壽男君 ますます分からぬですね。だから、「社会経済情勢」ということになると、やっぱりグローバリゼーションの中で日本の産業の空洞化が進んできて、中国の賃金なんというのは二十五分の一から三十分の一ですからね。だから、結局、賃金は下がっていく、それから物価も下がっていくという状...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の説明でも分かりませんが、大臣、お分かりですか、これ。取った方がいいんじゃないですか、これ。
○松岡滿壽男君 今の御答弁なら分かるんですよ。  それで今、八十一歳ですか、本人の平均年齢が。本人支給が四十五万八千人、遺族支給が九十三万八千人と。遺族支給が本人支給の倍になっているわけですね。受給者の高齢化が進んでおって毎年六万人弱の受給者の減少があるわけでありますが、国家補...全文を見る
○松岡滿壽男君 一度その恩給という対象になってしまうと非常に手厚くやられるんですね。しかし、そこから漏れた部分、恩欠とか、先ほど小野さんも指摘されたソ連抑留者とか、それから中国残留孤児とか、そういうところに対しては全く冷たい対応をしているんですよね。  例えば平成十四年の二月二...全文を見る
○松岡滿壽男君 結局、この中国残留孤児とか残留婦人がどうして発生したかということについても国民の大半は知らないんですよね。満州国があって、そこに日ソ不可侵条約を一方的にソ連が破棄をして満州に侵入したと。もう関東軍はほとんど南に行っていなかったですから、その間、婦女子ばかりが逃げ惑...全文を見る
○松岡滿壽男君 おかしなことを伺いますね。非常に特異な存在だと思いますよ、残留孤児と残留婦人というのは。じゃ、ほかの戦争犠牲者、被害者との均衡というのは、具体的にそれじゃどれとどれとを対比して言われておられるのか、分かりやすく答えてください。
○松岡滿壽男君 シベリア抑留の話が出ると、これまた話が長くなるんですけどね。  私も自民党時代、安倍幹事長のところに行って、一時話合いも付いたわけですけど、結果的には金杯ですか、という形になっているわけですよね。これ全く、これも気の毒な話だし、国家補償を求めているグループもある...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
○松岡滿壽男君 国会改革連絡会(無所属の会)の松岡滿壽男です。  私で十五番目の質問になるわけでありますが、それだけ公共放送としてのやはりNHKの果たす役割というものが重要になってきていると、それに対する期待を込めて皆さん方が質問をされたというふうに思っておるわけであります。 ...全文を見る
○松岡滿壽男君 何年前ですかね、ちょうど私のおい坊主が山口へ来ておりまして、NHKのニュースでしたか、天気予報でしたか、あっ、小野文惠がいるわという話になりまして、何であんた知っているんだと言ったら、いや東大で同期だったと。それで私はだんだんファンになりまして、今はメジャーになっ...全文を見る
○松岡滿壽男君 グローバリゼーションが進んでいるんですけれども、やはりこれは物が動き、人が動き、情報が動くということですが、日本人の場合は旅行は好きだけれども向こうに行ってしまうということはなかなかない。そういう点では、やはりグローバリゼーションの中で、世界の情報をこちらにいなが...全文を見る
○松岡滿壽男君 最近、海外で、特にアメリカ中心に、いわゆる日本たたきですか、かなり批判が出ていますね。雑誌とか新聞はかなりそれ出ているんですけれども、テレビで余りそういうものは、余り見たくもありませんけれども、取り上げられていないような感じがするんですが、その辺はどういうふうに対...全文を見る
○松岡滿壽男君 最近、いわゆるワイドショーが非常に、政治もワイドショー化しているんじゃないかという受取方があるようですけれども、民放が非常に行き過ぎた情報を流すと。それはやはり、中立公正でNHKさんがやはりきちっと国民に知らせていくということは非常に大事な部分だと思うんですね。特...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、我が国は人心の荒廃とか、それから経済が行き詰まっている、政治が混迷している、国民は閉塞感の中であえいでいるという大きな曲がり角に、私、来ていると思うんですね。そういう中で、やはり中立公正な、公平な情報をきちっと国民に情報として与えるということは非常に大事な役割...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非お願いいたしたいというふうに思います。  それと、高齢化が急速に進んできておりまして、私どもの同期ももうそろそろ皆、役員も定年という時期に入ってきておるわけです。それで、ある面ではみんな持て余しちゃっているんですよね。会社人間で働いてきて、奥さんは適当な趣味...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
03月29日第154回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○松岡滿壽男君 私は、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)を代表して、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する等の法律案に反対の意見を述べさせていただきます。  昨年のKSDによる参議院議員の逮捕、また最近は、鈴木宗男衆議院議員外務省疑惑、加藤紘一衆議院議員元...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○松岡滿壽男君 電波法の改正自体はこれはもう当然のことと思いますし、既に先行議員から質問がなされておるわけでありますが、改めてひとつお教えいただくということで、お答えをいただきたいというふうにお願いをいたします。    〔理事景山俊太郎君退席、委員長着席〕  昭和二十五年、一...全文を見る
○松岡滿壽男君 昨日もクエスチョンタイムでいろいろ政治と金の問題、いろんな議論がありましたが、もう随分前ですけれども、細川内閣のときも、山本君がいますけれども、政治改革ということでいろんな取組をしたわけでありますが、またしてもいろいろな問題が出てきているということを非常に残念に思...全文を見る
○松岡滿壽男君 そうすると、その当時も端末の自由化であれだけ急速に伸びるとは予測していなかったと。  今度、第四世代の問題についてはどういうふうに対応を考えておられるわけでしょうか。
○松岡滿壽男君 先ほど大臣が携帯電話七千万ということをおっしゃいましたよね。確かにそういう急速な普及の中で、若い人を中心に生活慣習といいましょうか、そういうものも随分影響を受けていますよね。先ほど来、八田さんなんかもいろいろ指摘をされましたけれども。だから、例えばもう電車の中で全...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣、かつて大宅壮一が、テレビが普及してきたときに、一億総白痴化するんじゃないかという警鐘を鳴らした時期があるんですね。  確かに、テレビというのは非常に便利だし、情報を、真実をばっと伝える、画面でですね。そういう点では私は非常にいいことだというふうには思ってい...全文を見る
○松岡滿壽男君 今日辺りの新聞やテレビでは、子供だけじゃなくて政治家がそういう感覚が衰えているという批判もあるわけでありますけれども、確かに、お互いにワイドショーを通じてお茶の間と政治が近くなっているということは私はある面では歓迎すべきことだというふうに思いますし、常に人に見られ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。終わります。
04月18日第154回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○松岡滿壽男君 今回の消防法の改正でありますけれども、昨年九月の新宿歌舞伎町での雑居ビルにおきまして四十四名の尊い命が一瞬のうちに奪われたという体験に基づいて、そういう大惨事を未然に防止するために改正がなされたということでありますので、基本的に私も賛成であります。また、先行議員の...全文を見る
○松岡滿壽男君 それと大事なことは、先ほど来の質疑がありましたが、要するに消防と警察と、さっきも厚生労働省、ベビーホテルの話もありましたね、それから建築行政、こういう従来の縦割り行政の弊害がやっぱりあるわけですよね。それをどのようにうまく一つの事故防止のために、国民の安全と財産を...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非、大臣、そのような方向で、国民の安全と財産を守る方向で頑張っていただきたいというふうにお願いをいたします。  さて、罰則強化については、防火対象物に対する使用停止命令の違反、これは懲役一年以下、罰金五十万から、懲役三年以下又は罰金三百万、それから法人について...全文を見る
○松岡滿壽男君 だから、当然そういうことで今までの法令違反の実績もあるわけでしょう。そうすると、どのぐらいの金額に換算すれば罰金が入るかということぐらいある程度予測されるわけでしょう。それを聞いているんですよ。
○松岡滿壽男君 私がそういうことをあえて聞きましたのは、やはり本気でやろうとしているかどうかということを敏感に相手方は感じるんですよ。だから、その辺のしっかりした姿勢を持っていただきたいということを申し上げておるわけです。  それで、防災物品関係の違反が約四割あったというんです...全文を見る
○松岡滿壽男君 さっき間違えました。防災じゃなくて防炎物品ですね。  それを取り替えるだけなんですか、防炎物品というのは。何ら罰則とかそういうものはないわけなんでしょうか。
○松岡滿壽男君 それでは、全く違う話になりますが、市町村合併に伴う消防本部の体制の整備強化についてお伺いをいたしたいと思うんです。  今、総務大臣も平成の大合併ということで音頭を取って各地に赴いておられるわけでありますが、ようやくそういう部分についての関心も高くなってきているん...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど大臣は、消防職員千人増員ですか、それで十五万三千というお話がありましたが、消防団員の方ですね、今度は。消防団員数が九十四万四千百三十四人と、平成十三年四月一日現在でそういうことになっておるようでありまして、この十年間で四万三千人ほど減少しているんですよね、消...全文を見る
○松岡滿壽男君 せっかく、昨年の雑居ビル、ああいう大惨事を再び起こすまいということで今回の消防法の改正ということになったわけでありますから、先ほど来の議論のように、今までの消防体制あるいは各役所の縦割り行政の弊害、そういうものを取り除きながら、国民のやはり安全と財産をいかに守るか...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○松岡滿壽男君 今、地方議員の年金の法案が出ておるわけでありますが、たまたま今、地方議員の定数の問題が議論されましたけれども、ちょうど今、今週は私の地元の光市の市議会議員選挙をやっている最中でありますが、三十年以上前に私が市長のときには三十人いた定数が、議員定数削減をしまして今十...全文を見る
○松岡滿壽男君 大体、他の地方公務員とかサラリーマン、それから地方議員さんの年金水準というのは大体横並びみたいな感じだというようなお話だろうというふうに思うんですけれども。  今回の改正案を見ますと、十五年度以降に新たに議員になる人は年金額を二割ですか、それから現在議員である者...全文を見る
○松岡滿壽男君 先行議員の方からいろんな角度での既にもう御質疑があったわけですけれども、結局、問題は、これから合併その他で、あるいはさっき申し上げたように議会独自で、地方の財政状況とかそういうものを考えながら議員定数を減らしていくと、議員の数はどんどん減っていくと。しかし、受給者...全文を見る
○松岡滿壽男君 元々、議員さん方の場合は、報酬全体が過去において低かったという部分もあるわけですね、いわゆる特別職に比べて。現在のところ、やはり知事、市町村長さん方は財政状況から見て自主的に、自発的に報酬をカットしているという部分もあるわけですけれども、議員さんの場合はむしろ定数...全文を見る
○松岡滿壽男君 自助努力が八二%で公的負担が一八%というような御説明でございますけれども、今回、既裁定者の給付引下げは行わないということなんですよね。    〔理事景山俊太郎君退席、委員長着席〕  そうすると、先ほど触れましたように、新しく今後年金を受給する者の年金引下げとい...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほども、年金受給資格を得るための在職期間ですか、必要な、議論があったわけですけれども、十二年ということですけれども、公的年金の二十五年と比較すると非常に短い。国会議員はたしか十年でしたかね、国会の場合は十年でありますけれども。非常に財政悪化ということを考えると、...全文を見る
○松岡滿壽男君 近年の低金利時代ということで、非常に運用に皆さん方苦慮しておられるわけですけれども、外債で運用して損失を生じている例がたくさんございますね。岩手県農協退職共済会の九十九億円ですか、それから青森県教育厚生会三十三億六千万円などが購入して問題になりましたアルゼンチン債...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣、今朝の新聞を見ていますと、小泉総理が道州制の問題について、秋ごろまでに何らかの結論を出すというようなことを指示しておられますよね。これからやはり町村合併、かなり急速に進んでいくと思うんですよ。進んでいかなければ、また日本のスリムで効率的な、国、地方を通じるシ...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
05月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○松岡滿壽男君 自由党と無所属の会で構成しております国会改革連絡会を代表いたしまして、松岡が質疑をさせていただきたいというふうに思います。  まず、総理にお伺いしたいんですけれども、三権の長の一人であります井上前参議院議長が、秘書の逮捕を受けて議員辞職をされました。誠に残念な事...全文を見る
○松岡滿壽男君 前議長の辞任を受けまして直ちに、議長が不在では国会開かれませんので、従来の慣例によりまして与党第一党から議長と、野党第一党から副議長という体制ができたわけですけれども、このような異常な事態を受けて、やはり参議院自体も改革の立場から議長の在り方を見直したらどうかとい...全文を見る
○松岡滿壽男君 ところが、政党化が進みますと個人の判断より政党が優先される。参議院の役割は衆議院に対して抑制、補完、均衡というものがあるんですけれども、党議拘束によって縛られてしまうわけですよね。こういう改革自体がやはり第一党である自民党さんが腹を据えて取り組まない限り、今年の参...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、当初、小泉総理に対する国民の期待というのは、自民党をぶっ壊してもというお話がありました。やっぱり、古い政治のそういう岩盤を断ち切る、言うなれば織田信長のように、鳴かざれば殺してしまえホトトギスという期待が私はあったと思うんですね。  ところが、ここでのやり...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、総理おっしゃいましたように、総合的に政治亡命の問題と経済難民。それと、やはり今、我が国に実はもう外国人労働力が、不法滞在者も含めると七十万プラスアルファなんですよね。もう既に外国人がそれだけ入ってきている。  しかし、これから少子高齢化が進んでいくと、例えば...全文を見る
○松岡滿壽男君 今回の件でいろいろ不思議に思うことがあるんですけれども、例えば、阿南大使の発言に対してそれぞれの方々が全部違う受取方をしているという部分、それからもう一つ、非常にゆゆしいことだと思うんですけれども、全部その発言内容が筒抜けになってきていると。国益という面から考える...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非、その辺は毅然としてやっていただきたいとお願いをいたしたいというように思います。  さて、他国の難民の話ばかりでしたが、今度は自国の難民といいましょうか、かつての残留孤児、残留婦人。今日は坂口大臣に、済みません、お越しいただきまして。  結局、私も実は残留...全文を見る
○松岡滿壽男君 外交問題、もう少しあれしたかったんですけれども、時間が参りました。  最後に、英国の碩学トインビー博士が、国家や文明の最も核心的な衰退の要因は自己決定能力の喪失にあると言い残しておられますね。我が国の政治、経済、安全保障、教育の危機的状況を打破するためには、戦後...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○松岡滿壽男君 郵政大臣を経験された渡辺秀央先生が、取りあえずこの郵政公社の円滑なスタートをさせることが肝要であるというやり取りを現職の片山総務大臣とされたわけでありまして、私の方は、陣内さんを会長にして我々ほとんどが円滑なスタートをさせようという立場でありますから、あえてそれほ...全文を見る
○松岡滿壽男君 昨日、台風七号に追っ掛けられながら飛行機に乗ってきたんですが、その中で、今月の文芸春秋ですか、堀内光雄総務会長が「年金保険料 三十兆円を廃止せよ」と。去年は、元通産大臣ということで、いわゆる石油公団を廃止すべきだということをおっしゃったわけでありますが、今回は、「...全文を見る
○松岡滿壽男君 結局、運用の難しい部分は事業団の方でやらせていると。しかし、来年から、今度は公社化してしまうと全部しょい込むわけですよね、先ほど来議論がありました。それも聞いておったんですけれども、それで当面、この前記者会見されて大臣も、五兆何ぼですか赤字が出ていると。そうすると...全文を見る
○松岡滿壽男君 その資金運用、だからスタート時点から、堀内さん自身が言っておられるわけだから、無理だよ、逆立ちしたってできっこないと、そう総務会長が言っておられるわけですよね。要するに、今までの強制貯蓄を解体せいということを言っているわけですよ。いわゆる国家総動員体制から、ずっと...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、大臣が御答弁されたように、やはり国民の不安を取り除くということが、可処分所得を増やすということ、これが解決策だということを堀内さんも言っておられるわけですよ。本当に安心、安全、安定な世の中を作れるという見通しが出れば、それは、私は二十年ぐらい前ですけれども、消...全文を見る
○松岡滿壽男君 郵政事業新生ビジョン案ですね、これは要するに来年の四月、公社発足までに黒字体質への転換を図ると、公社後も健全経営を確保するためにこのビジョンを策定されたわけでありますけれども、五年間で一万五千人の定員削減など、具体策が出ているわけですけれども、実際の状況というのは...全文を見る
○松岡滿壽男君 この郵政事業に関する行政評価・監視結果報告書を見ますと、集配郵便局が設置されている市町村は、複数の、九百七十三市区町村、それで、集配郵便局がない二百八十一市区町村のうち、人口五万人以上の市は十一市あるということのようでありますけれども、これ、こういうふうに郵便局が...全文を見る
○松岡滿壽男君 衆議院の方では、あまねくという修正があったわけでありますけれども、これは今のあれでいくと、郵便局はあまねくあるということですけれども、実際は市町村の区域が違うということになると、あまねくということにならぬでしょう、これ。
○松岡滿壽男君 分かりました。  地域別収支及び郵便局別収支の早期導入が検討されているようですけれども、コスト意識に基づく経営管理としては、今までそれがなされておらぬということが非常に、むしろ我々から見ると不思議に思うんですけれども、しかし、これで、それを導入してやりますと、当...全文を見る
○松岡滿壽男君 公社になった場合の人事制度の問題について質問をいたしてみたいと思うんですけれども。  郵政事業庁の職員採用試験が、現在人事院の行うⅠ種、Ⅱ種、Ⅲ種試験から採用と、なお外務職員については郵政事業庁独自で選考採用している。郵政公社の場合は、採用試験はどのような採用方...全文を見る
○松岡滿壽男君 採用試験は公社が実施するということですけれども、公社の職員も国家公務員となるわけですから、採用試験の中立公正性を確保することが非常に重要だと思います。  そこで、公社職員の採用試験の中立公正性を確保するためにどのような方策を講じることにしておられるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 人事院総裁、ありがとうございました。是非、そういう連携をきちっとされて対応していただきたいというふうに思うんですが。  高祖派の選挙違反事件や名簿等の情報漏えい事件などが組織ぐるみの不祥事が去年相次いだわけであります。国民の郵政に対する目は厳しいものがあるわけで...全文を見る
○松岡滿壽男君 一般的に特定局長については世襲だという取り方をまだしておられるんですよね、一般の方々が。だからその辺、いつからどういう基準でそういう局長の試験というものが行われているのかを最後に重ねてお答えいただいて、私、もう時間が来ましたので質問を終わりたいというふうに思います...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。終わります。
07月18日第154回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○松岡滿壽男君 昨日、三人の市町村長さんが参考人として出席をされまして、既に先行の議員の皆さん方が述べておられますように、民営化に対する反対をされました。    〔委員長退席、理事景山俊太郎君着席〕  それぞれ地域の中で特定郵便局が正に国民生活にしっかり根を下ろして、地方行政...全文を見る
○松岡滿壽男君 この通常国会の冒頭で、本会議で、国会改革連絡会ができまして一番最初に代表質問をいたしたんですけれども、そのときにアメリカの国家情報会議、これは十五年先には日米欧という三極が崩れて、日本がこのまま漂流を続けるならば、すなわち日本というのは自己改革能力が欠落していると...全文を見る
○松岡滿壽男君 郵政公社の人事制度の問題ですけれども、採用後においても全体の奉仕者としての意識を高めるため研修や、公務員としての必要な倫理観を持たせる研修を徹底することがやはり重要だというふうに思うんですが、今後は特に中途採用、これは特定郵便局長も中途採用が多いようでありますし、...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、総務大臣の御答弁をいただいたんですけれども、人事院の方はいかがでございましょうか。
○松岡滿壽男君 是非そのようにお願いをいたしたいというふうに思います。  郵政公社の場合は、総裁、副総裁二名、理事十六名以内及び監事三名以内の役員を置くことになっておるわけですが、公社施行日前、すなわち来年、平成十五年の四月一日付けにそれぞれ任命をされるというふうに伺っておるわ...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務大臣が任命した設立委員によって公社設立の準備を行うというふうに聞いておるんですけれども、その設立委員はどういうメンバーを考えておられるのか。また、設立委員がそのまま公社の役員にスライドをすることがあるのかどうか。スライドをさせるんであれば、その設立委員の人選に...全文を見る
○松岡滿壽男君 十六日のこの委員会で、公社の総裁人事について、片山大臣から、民間からの就任を念頭に置いた御発言がありました。これはもう非常に大事な人事だと思いますね、この初代の総裁か社長か理事長か知りませんけれども。  民間からの就任を考えておられるということになると、名称です...全文を見る
○松岡滿壽男君 公社の役員についても、理事のうち三人以上、監事のうち一人以上は民間人を登用することともうなっていますね。しかし、就任の前五年間公社の役員若しくは職員又は政府の職員でなかった者という制約があるわけですね。五年間という制約を付けずに、全く公的なものに従事していない人、...全文を見る
○松岡滿壽男君 郵政公社と今度は総務省の人事交流の問題ですね、幹部職員の。六月二十五日の衆議院の総務委員会において、たしかこれは荒井さんとのやり取りだと思うんですけれども、片山大臣は、理事、監事に仮になるとすればノーリターンでしょうねと答弁されておられますよ。  それで、これは...全文を見る
○松岡滿壽男君 そうすると、大臣がおっしゃったノーリターンでもまだないということなんですか。やっぱりそれはそのままという、そちら。
○松岡滿壽男君 役員はね。  郵政公社では、郵便貯金、簡易生命保険の資金の自主運用のために検証を実施されるということのようですけれども、おとといも堀内総務会長の文芸春秋今月号のあれを引用さしていただいたんですけれども、公社の自主運用には不安があると。「日本経済の活性化のために資...全文を見る
○松岡滿壽男君 堀内総務会長の懸念が杞憂になりますように、ひとつ頑張っていただきたいというふうに思います。  公務員制度改革大綱における採用試験制度の見直しでは、採用試験制度の企画立案については内閣が行うということとなっております。人事院は人事行政の中立性、公正性も確保するとい...全文を見る
○松岡滿壽男君 今は、冒頭に申し上げましたように、日本全体が閉塞感といいましょうか、漂っている状況なんですね。しかし、古い伝統的ないいものは残しながらも新しい対応が求められているときでありますだけに、この郵政公社法案そのものに私は賛成でありますし、それをこれからの新しい日本づくり...全文を見る
07月26日第154回国会 参議院 議院運営委員会 第42号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会を代表して、本動議に反対の立場から意見を述べさせていただきます。  今年度から診療報酬の引下げがありまして、それぞれ整形外科、泌尿器科、いわゆるお年寄りと透析患者が一五%も抑制されております。それで、来年またこの健康保険についての改定がありますと、...全文を見る
10月23日第155回国会 参議院 本会議 第3号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の松岡滿壽男であります。  今国会は、経済問題が最重要課題と位置付けられている中、北朝鮮の核問題、農林水産大臣元秘書官の口利き疑惑という新たな課題が浮上し、三K国会と言われております。  特に、経済再生国会と言われ、財政金融...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会の松岡滿壽男です。  オンライン三法の質疑に入ります前に、今朝の朝日新聞のトップに、「団塊世代退職金 自治体懐ピンチ 「支給大丈夫」は半数以下」という記事が出ております。背景には、やはり税収の落ち込み、企業活動が非常に、地域の、衰退の一途をたどって...全文を見る
○松岡滿壽男君 私、今議運にいるものですから、あしたの本会議で議員歳費の問題ですね、これも今年の四月から一年間一〇%カットということで出しておりましたが、これを来年度もそのまま続けようという問題と、それから議員秘書の歳費の問題もあした本会議で上程されるわけですね。  国全体が、...全文を見る
○松岡滿壽男君 自主的な合併と言っている間はまず合併できないと私は思いますよ。私もささやかな市長の経験もありますけれども。  やはり国がもうこういう形で沈みそうになっているわけでしょう。だから、日本の国全体の生き残りはどうやったらいいのか、さっきの経済問題もありますけれども、も...全文を見る
○松岡滿壽男君 PHPの江口克彦さんですか、「脱中央集権国家論」というのが出まして、これで見ると、道州制の導入と、十二の州、それから二百五十七市ですか、十五万から三十五万。それで見ると、とうとう山口県は四つしかない。今広域市町村圏は八つあるんだけれども、四つになっちゃって。  ...全文を見る
○松岡滿壽男君 具体的なメリットについて三つお答えいただいたわけですけれども、こういうことをやることによって、例えば人員ですね、担当者は新しくまた増やさなきゃいかぬという問題が出てくるんじゃないかと思うんですね。だけれども、今、国、地方の公務員が四百四十万ですか、その他準じる人を...全文を見る
○松岡滿壽男君 IT関連の要員の問題につきましてはまた後ほど伺うとしまして、合併すると役所が遠くなるとか、サービスが低下すると言う者に対して、住民に対しては、いやこの電子自治体を作ることによってそうじゃないよという説明にはなるんだろうと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
○松岡滿壽男君 お役所の方はPRが下手で、やっぱり合併推進のためにこの電子政府は非常に役に立つんだと、電子自治体ですか、そういうことをどんどんやはりいろんな機会に発言されたらどうでしょうかね、その辺は。  民間団体によって今月まとめられた電子自治体構築におけるアウトソーシング活...全文を見る
○松岡滿壽男君 職員の、在来の、この研修その他についてはどのように取組をされるんでしょうか、このITについての。
○松岡滿壽男君 行政手続のオンライン化など社会のIT化を推進していくためには、個人情報の漏えい、これはその影とも言える部分が出てくるわけですね。この個人情報の保護を徹底して、情報セキュリティー対策を十分に講じながら取り組んでいくことがやはり必要だろうと考えますが、その部分だけが注...全文を見る
○松岡滿壽男君 八月五日から稼働した住民基本台帳ネットワークシステム、これは一部の自治体が不参加を表明したんですけれども、その後、たしか四つでしたかね、どのようにこれはなっておるんでしょうか。
○松岡滿壽男君 不参加のところの住民が、結局、そういう公的個人認証サービス等の住基ネットのメリットを享受することができぬということになるわけですよね。これなんかについては、総務省としてはどのように考えておられるんですか。
○松岡滿壽男君 将来的なアウトソーシングの活用について、この資料を拝見しますと、配付されました、現時点では考えていないという自治体が四〇%に上っているんですね。  このアウトソーシングの活用は、やはり電子自治体の構築、それと地方公共団体の業務改革、またそれぞれの地場のIT関連産...全文を見る
○松岡滿壽男君 最後の質問になりますけれども。  結局、住基ネットとかオンライン化、やはり国、地方のいろんな行政の仕組みを変えるという非常に重要なことだと思うんですね。職員の意識もこれは変わってくる、住民の意識も変える、これが一番私は効果のあることだと思うんですが、先ほど来議論...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
11月28日第155回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○松岡滿壽男君 今回の法案はいわゆる看板の掛け替えという中身でありますし、先行議員から既に議論は尽くされておるというふうに思うんですけれども、先ほど山下委員も指摘されましたように、国民の側がこの独立行政法人というものに対してどのように受け取っているかということは非常に重要なことだ...全文を見る
○松岡滿壽男君 ところが、去年発足した五十七の独立行政法人の報酬については、所管の各省庁の評価委員会も、それから総務省もそれでいいという認可を実際しておられるわけですよね。  それじゃ、今年度は一体どうされるのかと、今度の新しい独立行政法人に対しては。そういう指導は事前にあるの...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど来の議論のように、国民は独立行政法人になってもいわゆる特殊法人が看板替えただけだという認識。そうすると、さっき山下委員が指摘された、民間人を表に持ってくるか、やはり現下の厳しい状況から見て、国民の目線から見てそういう報酬についてもきちっとした指導をするかとい...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣おっしゃるように、いろんな形での二重構造が私は日本はあると思うんですよ。官の世界というのはもう予算ばっかり死に物狂いやるんですよね。予算さえ通ればもうそれで終わっちゃうと、すべてが。民の世界は全然逆なんですよね。決算で責任を追及されると、また報酬なんかにもそれ...全文を見る
○松岡滿壽男君 シベリア抑留については国家賠償を求めて裁判を起こしているグループもあるわけですけれども、結局、こういう恩欠に対する対策、恩給欠格者ですね、それとシベリア抑留、引揚者、これは実際にその対象の人たちからどの程度やはり感謝されているとか喜ばれている、そういう反応というの...全文を見る
○松岡滿壽男君 これは、私も地元で何軒か書状と銀杯飾っているお家に上がったことがあるんですよね。これはやっぱり、せっかくそれだけのことをされたんですから、どのように受け取っておられるか、やっぱり一度調査をきちっとされたらどうでしょうか。せっかくこれだけの四百億の基金を作って、それ...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非そういうふうにお願いしたいと思います。  先ほど大臣にも申し上げましたように、やはり独立行政法人について様々なやっぱり見方がありますよ。だからもう少し、ダブルチェックだとか言われますけれども、一番目のチェックは同じ省庁でのチェックになるわけですから、やっぱり...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
12月03日第155回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○松岡滿壽男君 ワン切りに対する苦情相談が、平成十三年度が十万四千件ですか、平成十四年度の四月—八月の間で約四万件に上がっているわけですけれども、実際、ワン切り被害でどのようなものがあったのかをまずお伺いいたしたいと思います。
○松岡滿壽男君 私も、着信の電話番号があったものだから一回電話しまして秘書に笑われてしまったんですけれども、やっぱり政治家としては着信番号出ていると、つい打ち返す習性があるんですよ。それからもう恐ろしくなって携帯電話持たないことにしてしまったんですけれどもね。  これで、今度は...全文を見る
○松岡滿壽男君 この法案自体は私どもも賛成でございますし、これ以上先行議員の質問がいろいろありましたのでいたす考えはございませんし、今日は十二時からフィリピンのアロヨ大統領の演説がありますし、私も議運のメンバーなものですから十分前に行かなきゃいかぬものですから、この問題につきまし...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣と同じように私も地方で市長をやっておりましたので、そういう陳情の経験がずっとありますし、ある面ではやはり多少東京に来ることによって気晴らしという部分もあるわけですが、問題はやはりこれ国民の税金なんですよね。  それともう一つは、結局今、道路公団の問題も相当も...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。
12月04日第155回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○松岡滿壽男君 今、桜井先生もおっしゃいましたが、先ほど田名部先生も発言があったんですけれども、やはり憲法調査会、成り立ちの経過はいろいろあると思うんですけれども、衆議院が一定の方向性も出しましたし、再考の府、熟慮の府とはいえ、非常に重要な問題ですし、私も何回か本会議等で小泉さん...全文を見る