松岡滿壽男

まつおかますお



当選回数回

松岡滿壽男の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会の松岡滿壽男でございます。  まず、総理に政治家の言葉の重みについて伺いたいというふうに思っております。  古来、日本人は殊に言葉については特別な思いを持っております。言霊と、言葉には魂があるというのが日本人としての古来からの感覚であります。それ...全文を見る
○松岡滿壽男君 総理はよく非常時だという言葉も使われるわけでございますけれども、確かにいろんな問題が、小泉内閣に先送りした多くの課題が降り掛かってきている。非常に大変なことだと思いますけれども、何をもって非常時と言われるのか。  あるいは、非常時という言葉を使いますと、例えば民...全文を見る
○松岡滿壽男君 支持率は多少落ちましたけれども、五〇%前後で頑張っておられるわけでありますが、支持の理由は、小泉さんだと政治の在り方が変わりそうだ、四八%。指導力があるというのが二一%であります。しかしながら、中身を見ますると、構造改革より景気回復を優先すべきだというのが実に七〇...全文を見る
○松岡滿壽男君 世論や民衆にへつらうことはお偉方にへつらうこと以上に卑劣で汚いことであるという、フランスの思想家ペギーが言っておるんです。  イギリスの政治史に出てくるハムバグについて、いわゆる山師政治家、これは京都大学の中西輝政教授が著述に書いておられるんですけれども、ぬえの...全文を見る
○松岡滿壽男君 大分お疲れのようですから、これ以上伺うのはやめようと思いますけれども。  先ほど私も聞こうと思ったことを山本議員が、自殺者の問題ですね。先進諸国で四年間連続三万人の自殺者が出る、痛ましいことです。  これは、調べてみますと、中国が二十八万人ぐらい、ロシアが五万...全文を見る
○松岡滿壽男君 我が国で一年間の死亡者は大体百万人ぐらいでしょう。その中で三万人の自殺者、しかも自殺未遂が十五万から三十万の予備軍がいるわけですね。やはり、私は三万人を例えば一万五千人にするという目標を立てて頑張っていくということも私は必要ではなかろうかというふうに思います。 ...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほども畑野議員から政治と金の話が出ましたが、皆さん方のお手元に国民の意識調査、信用度では政治家は占いより信用度が低い、誠に残念な結果が出ています。天気予報は九二%、新聞は八四、占いは二〇%で、政治家が一五%。  今、政党助成金を三百億以上私どもはいただいておる...全文を見る
○松岡滿壽男君 国会運営のルールでございますけれども、参議院改革協議会で決算前倒し審査ということについてあした議長に申入れするということにして、改革が少し実現するんですけれども、やはりこれは五十年来同じルールで来ているんですよ、ほとんど。  総理もいろんなやり取りやったわけです...全文を見る
○松岡滿壽男君 総理がやはり国会が後れているという指摘をされたわけでありますから、我々は頑張らなきゃいかぬと、改革に、思いますが。  骨太の改革としては、やはり私は四百四十万の公務員の方々、非常に頑張っておられます。しかし、そのほかに特殊法人、その他二百万。六百四十万人の報酬は...全文を見る
○松岡滿壽男君 正しいことを言っても受け入れられない人のことをカッサンドラの悲劇と言うそうですけれども、政治は正しいことを主張するだけでは駄目ですね。やっぱり実行して、そしてその実を上げなきゃいかぬ、結果を出さなきゃいかぬと。そういう点では、このカッサンドラというのは、総理のお好...全文を見る
03月06日第156回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会の松岡滿壽男です。  今日、坂井議員の逮捕許諾請求、閣議が終わって衆議院議長に提出されたようでございますけれども、この十三年間で十七人目の国会議員の逮捕者になるわけです。かつて、ある新聞の社説に、国会は犯罪人の巣かという社説が出ました。実際にこのと...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、今日は総理には、我が国の再生について、このテーマでいろいろ御意見を伺いたいというふうに思っていたんですけれども、考えてみましたら、この国の構造改革をやるためには、まずやはり政治が信頼を取り戻す、政治がこの仕組みをきちっと作るということ、それからもう一つは、イ...全文を見る
○松岡滿壽男君 私もよく靖国神社に参拝するんですけれども、「やすくに」という新聞に、「かくばかり醜き国になりたるか捧げし人のただに惜しまる」という、これは、もう恐らく御主人を戦争で亡くされた御婦人が詠んでおられる歌ですね。  私は、やはり今そういう思いを皆が持って、心を一つにし...全文を見る
○松岡滿壽男君 それで菅さんの後、春風だ、春風だということを盛んにささやかれたというような話を伺ったわけでありますが、今おっしゃったように、南宋時代のあれなんです。私もこれ調べてきたんですけれども、大体総理のおっしゃるとおりだというふうに思うんですが、私はむしろ、今の我が国の現状...全文を見る
○松岡滿壽男君 それなら、この大不況というのは改革の大きなチャンスなんですよね。昔からピンチはチャンスという言葉がありますけれども、とにかく今、民間企業はリストラ、賃下げ、そして海外に転出。民間は自分を守るために一生懸命改革しているじゃないですか。個人の家計だってみんな財布を締め...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務省が出している合併の資料で非常に分かりやすいのは一万人以下の町村ですね。これは人件費が賄えない、税収で。それから、五千人以下になると人件費が税収の倍掛かっているんですよね、倍掛かっているんですよ。今回の国の予算を見ますると、国税が三十二兆、それから地方税が四十...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務大臣、そういう数字は、今度また総務委員会でもいいですから、まとめた数字を是非お出しいただきたいとお願いをいたしておきたいと思うんです。  問題は、こういう、それをスリム化したときに受皿がないと。要するに、今、失業がこれだけ出ておってどうするんやという問題なん...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、坂口大臣がおっしゃった問題なんですよね。  要するに、先ほど総理は、私の後だれが総理をやったってデフレ対策はうまくできないよという御答弁を、昨日ですか、なさっておられました。正に、おっしゃるように、少子化というものはデフレなんですよ。歴史的に見ても、今、日独...全文を見る
○松岡滿壽男君 江戸時代はやっぱり三百年ぐらい、三千万ぐらいでずっと横ばいで来ているんですよね。そろそろ、総理、やはりそういう縮小社会といいましょうか、縮んできているわけですから、すべてが。その中でどうやって生き残るかということも視野に入れなければいけないところに私は来ているんじ...全文を見る
○松岡滿壽男君 日本の移民法はやはり国際化が進む中で非常に閉鎖性を指摘されているわけでして、いずれそれは検討しなきゃいかぬ問題だろうというふうに思いますが、一番最初に私申し上げた、要するに、日本の国全体の構造改革を進めていく段階で、そういういろんなスリムで効率的な仕組みにしたとき...全文を見る
○松岡滿壽男君 それじゃ話を変えますが、中小企業問題については谷川先生や木庭先生からもお話がございました。戦後最大の倒産が去年ぐらい二万件近くですか、中小企業だけですとこの十年ぐらいの間にもう二十万件ぐらい消えちゃっているわけですよ。それで、大企業だとやはりリストラとか賃下げとか...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣、ありがとうございました。是非その方向で頑張っていただきたいというふうに思います。  かつて我が国は、産業に奉仕する学問はいけないんだという偏向した考えもあって、産学の連携というのは非常に後れているんですね。  中国における大学発のベンチャーは二〇〇二年九...全文を見る
○松岡滿壽男君 安全保障の問題に入りたいと思うんですけれども、総理は余り世論調査をお好きじゃないようですが、日本の安全保障体制は万全かという世論調査ですね。これに対して、万全じゃないよと、駄目だというのが八六%なんですね。これ産経新聞の調査なんです。それから、米国は日本を守ってく...全文を見る
○松岡滿壽男君 終わります。
03月18日第156回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○松岡滿壽男君 国会改革連絡会の松岡でございます。  まず最初に、国、地方の公務員の削減の問題につきまして御質問をいたしたいと思うんですが、国家公務員の定員でありますが、省庁再編後の十年間で二五%の純減を目指しておられるわけですが、この総務省の出した制度・政策ビジョン要旨の中を...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、大臣がおっしゃったように、独立行政法人化で国立大学が十二万六千ですか、その他が約七万人ということなんですが、一つ心配なのは、せんだって予算委員会で大臣とこのお話をしましたときに、結局、そういう合理化を進めていく段階で、パートとかそういう嘱託みたいな者がどっと増...全文を見る
○松岡滿壽男君 しかし、実際は、そういう形で二十二万という枠ができてしまうと、恒常化しているんじゃないですか、実際。役所の仕事は大体そういうことですからね。そうすると、実際には、国家公務員は百二十万ですか、百十何万ですか、今、総数で。だけれども、それにプラス二十二万ということは、...全文を見る
○松岡滿壽男君 今度は地方公務員の方ですよね。これも平成六年がピークで三百二十八万、それから平成七年からずっと縮減が続いておりまして、平成十四年が三百十四万ですか。そうすると、平成六年から十四年まで約十四万人ぐらい減少はしておるわけですけれども、これもやはり国がやれば県が追随し、...全文を見る
○松岡滿壽男君 しかし、それはちょっと無責任じゃないでしょうかね。それだけやっぱり国民の税金が使われているわけですよね、パートであろうと何であろうと、名称は人件費であろうと物件費であろうと。それを把握しないと、これから国民に対して構造改革を進めようと、痛みに耐えなさいと。  一...全文を見る
○松岡滿壽男君 今、国、地方の形をどういう形にしていくかという重要な時期ですよ。だから、これは研究させてくださいで済む話じゃないと思います。  現状をきちっと把握しないと、私が一番心配しているのは、十四万人も減らしているということは、やはり私も地方の市長も経験しているんですけれ...全文を見る
○松岡滿壽男君 もうこれ以上は申し上げませんけれども、この前、予算委員会でこの問題も含めて、縮小していく場合に、失業率がこれだけ高いし、受皿作りをせぬと、これはいきなりスリムで効率的な小さい政府にしますといったって、現実にそれぞれ働いている人たちが職を失うわけでしょう。これをどう...全文を見る
○松岡滿壽男君 私が申し上げているのは、大臣がおっしゃる部分もあるんですけれども、一つは、やはり新しい、スリムで効率的な仕組みに国、地方を変えていくという前提で考えたときに、道州制を導入し、三百ぐらいの市にしたら、それは合併によって人員の縮減というのはできるわけですよ、かなりの部...全文を見る
○松岡滿壽男君 消防庁の方はどのような対応を考えておられるんですか。
○松岡滿壽男君 実は、今日は天下り問題と地方への税源配分の在り方と市町村合併について伺うつもりでおりましたが、ちょっと時間が来たようでございますので、また別の機会に譲らせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月20日第156回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○松岡滿壽男君 今日はイラクへの武力行使をめぐって参議院も今日、明日と二日掛かりで本会議が開かれるという事態でございまして、そういう中で、総務委員会におきましては真摯に地方の問題を議論するわけでありますが。  市町村合併という大きな流れの中でその根幹を成す税財源の移譲という問題...全文を見る
○松岡滿壽男君 これ、全国首長に対するアンケートなんですよ。  普通のアンケートといったら回答率、非常に低いんだけれども、四十七都道府県知事、それから六百七十五市長、千九百八十町長、五百六十二村長、二十三東京特別区長の計三千二百八十七人を対象に、回答したのが三千百二十二人、回答...全文を見る
○松岡滿壽男君 かつての自治省が唯一地方の首長から見ると政府の中では我々の方に顔を向けて我々の気持ちが分かってくれている省庁だという気持ちでおるわけですし、それに合併問題が絡んでくると、にわかにこれはちょっとひょっとしたら味方じゃないのかなという取り方もあって、非常に皆悩んでいる...全文を見る
○松岡滿壽男君 国庫補助金の削減、地方交付税の見直し、税源移譲を含む国と地方の税源配分の在り方がいわゆる三位一体で検討しておられると。それで、それぞれ総務大臣や財務大臣や文部科学大臣の御決意も昨日の参議院の本会議で十分承っておるわけでありますが、本当にこれが芽出しなのかひこばえで...全文を見る
○松岡滿壽男君 この辺になると、ちょっとそれぞれの省庁の考え方といいましょうか思惑といいましょうか、ずれてくる部分がやっぱりあるんだろうと思うんですけれども、問題は、やはり教育の重要性にかんがみて、教育改革とかあるいは基本法の問題とか、そういう大きな広がりを持ってくると、それは十...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣のおっしゃるとおりだと思います。だから、補助金というのが頭からこびりついているからなかなか自立できない。だから、この補助金の問題を、だからどのように三位一体の改革の名の下に、総務省が地方交付税、それから財務省は国税、それから補助金を有する各省庁は補助金と、それ...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣は、国、地方税の比率を一対一を実現したいということで頑張っておられるわけですけれども、結局その単独事業でやる、あるいは公共事業については、もうみんな物すごい負担になっちゃっているんです。いわゆる景気対策でどんどんやらされちゃった。だから地方も、まあそれは国の方...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非、大臣には頑張っていただきたいんですが。  昔は、ローマ時代なら、それこそ一目で見渡せる範囲とか、町の適正規模ですよ、それで声を掛けたら届く範囲とか、顔見知りでおれる範囲とか、そういうものはあったと思うんですよ。だけれども、今はもう随分時代も変わってきて、相...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣が言われるとおりですけれども、そう議論しておる時間は日本には余り残されていないと私は思うんですよ。  確かに合併問題でもいろんな思惑がそれぞれあって、もっと自主的にやれという声もあるし、いやそうじゃないと、もっと国は青写真示して、道州制の導入とか三百ぐらいの...全文を見る
○松岡滿壽男君 超過課税については次にお伺いしようと思ったんですけれども、若松副大臣の方から先に御答弁をいただきましたので、よく勉強なさっておられるものだから、あれなんですが。  徴収体制の強化についてお伺いをいたしたいと思います。  財政状況が厳しい中で、自治体の自主財源の...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  先ほど来の議論の中で、市町村合併とか市町村の将来の姿についての議論もあったわけですけれども、基礎的自治体の考え方、こういうものが理想的だというものが、例えば人口の面でいえば十五万から三十五万ぐらいが適正規模なのか、そういう国の青写真が...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣おっしゃるとおりに我が国は民主主義国家でありますから、そういう点では非常に自由な議論をしながら。  ただ、道州制の問題も、これ何十年もしているんですね、率直に言いまして、御存じのように。それから、やはり税源移譲の問題も、これも何十年もしている。だけれども、ど...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間ですか、済みません。  数字が間違っていたりしたら訂正してください、済みません、私の数字が。  じゃ、時間が来たようですから終わります。  ありがとうございました。
03月25日第156回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○松岡滿壽男君 国、地方を通じて七百兆に及ぶ借金国家になってしまっておるんですけれども、地方の方も百九十兆円を超す状況になっているんですが、二〇〇〇年度の統計で見ますると、八〇%までが適正と言われております経常収支比率の全国平均が八六・四%、一〇%が適正とされておる公債費負担比率...全文を見る
○松岡滿壽男君 しかし、そういうことで世の中通ると思っているんですかね。  大体、民間企業の場合は、やはり経営が悪化していくとリストラもある、それから分社化したり、不要の部分は切り捨てる、下請に仕事を移すとかいろんな対応をしていますね。それで、地方自治体の場合も、今お話があった...全文を見る
○松岡滿壽男君 大臣、こんな答弁で私、納得できませんよ。国民は分からぬと思いますよ。いつも自治省は県や市町村にいろいろな面で指導しているじゃないですか。だから、こういう重要なときにそんな甘い対応で、私は納得できませんね。大臣、答えてくださいよ、これ。
○松岡滿壽男君 こればっかりやっておったら十五分済んでしまいますのでもうやめますけれども、だけれども局長、やはりきちっとそこは調査してみてくださいよ、今、大臣が言われたようにですね。ということは、二十二万、国レベルでいるとしたら、大体地方は三倍ですからね。私は、そうすると六十万人...全文を見る
○松岡滿壽男君 次に公営企業の関係なんですが、水道とか下水道、病院、交通と、これで四十一万人の方々が働いておられますし、決算の見積りが大体二十一兆円ぐらいの規模のものだというふうに思うんですけれども、今回、皆さん方の御努力によりまして国の方も決算を本会議で前倒しの議論ができて、決...全文を見る
○松岡滿壽男君 もう少し議論をしたいんですけれども、時間が参りましたので、別の機会にまた譲らせていだきます。  ありがとうございました。
03月26日第156回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○松岡滿壽男君 本日は、天下りの問題と公務員の退職金の問題に絞って御質問をいたしたいというふうに思っております。  天下りという言葉自体、私はどうも好きではないんですけれども、要するにお上から下に下がっていくというようなことだろうと思うんですが、だから常にお上というものが上にあ...全文を見る
○松岡滿壽男君 さっき申し上げたように、異文化交流、官と民のそれぞれ長所を取り、短所を落としていくという作業というのは、私はこれからの日本にとって非常に必要な部分だというふうに思うんですよね。  だから、天下りとか天上がりという言葉はもうやめて、官民交流人事とか、だからそういう...全文を見る
○松岡滿壽男君 だから、結局、天上がりの分と天下りの分と両方、総合的に見る機関が私は必要だろうと思うんですよ、双方の人事で。行き過ぎる場合もあり得ると思う、失敗するかも分からない、天上がりで失敗するかも分からぬし、天下りで失敗するかも分からぬ。そこはどこかが総合的に、今回の郵政公...全文を見る
○松岡滿壽男君 平成十三年度で大体、課長以上の退職者が千二百七十三人おられるわけでしょう。その中で、人事院が担当しているのは営利法人、自営業、それぞれ百八十三人、二百二人対象者がいるわけですよね。そのうち七十人を承認しておられるわけでしょう。そうすると、あとはもう全然ノーチェック...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は総裁がおっしゃることが正論だと思うんですよね。どうしてそれに対してきちっとした対応が内閣においてなされないんでしょうかね。これは非常に大事な部分だと思うんですよ。いかがでしょうか。
○松岡滿壽男君 根本次官、人事院に適正に関与させるという御発言ありましたが、どういう形での関与をさせられるのか。  私は、天下りがすべていけないということを言っているわけじゃないですよ。非常に能力があり、専門的知識があって社会に貢献できる人は、やっぱりどんどん私は民間でも特殊法...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非、そういう方向でお願いをいたしたいと思います。  時間が十分あると思ってちょっとゆっくりやり過ぎちゃったものですから、先に進みたいと思いますが。  先日の朝日新聞に、国土交通省の各地の出先機関にいるノンキャリアの管理職が、本省のキャリア官僚と同じように建設...全文を見る
○松岡滿壽男君 そうすると、その退職勧奨の慣行是正ということになると、六十歳ぐらいまではいつの時点で到達できるようになるんでしょうかね。
○松岡滿壽男君 六十歳までは相当時間も掛かりそうですが、それはまあやむを得ないことだというふうに私も思います。ただ、一歩前進はしたわけですからね。  それから、民間から、やはり民間も官僚の優れた知識とかそういうものを得たいと思っているところもたくさんあるわけですよね。しかし、な...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
03月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○松岡滿壽男君 昨年の恩給法改正の質疑のときに、その時々の社会経済情勢にかんがみというような文言が新たに、今まではずっと「経済情勢等にかんがみ、」という言葉だったんですが、社会を付けたというところでここで議論をしたわけですけれども、ああ、これはやはり社会がくっ付いたからそろそろ恩...全文を見る
○松岡滿壽男君 恩給については、国家補償的な性格が大部分でありますから、今、大臣が守っていきたいという御答弁をいただきましたので、是非そういう方向で頑張っていただきたいというふうに思います。  それで、平和祈念事業特別基金事業のことでありますが、平成十五年十月一日から独立行政法...全文を見る
○松岡滿壽男君 本年三月末日、平成三年度より行ってきた引揚者に対する内閣総理大臣の書状の贈呈事業の期限がやってくるわけでありますが、平成十四年度十二月末時点で約六万二千件の贈呈を行ってきたということでありますけれども、三月末日で期限を切るということになった理由、それと、実際は引揚...全文を見る
○松岡滿壽男君 先ほど来、シベリア抑留者の話が出ましたが、中国残留孤児、それから残留婦人の問題について御質問したいと思うんですが。  昨年の十二月二十日に中国残留孤児六百三十人が原告となりまして中国残留孤児国家賠償訴訟を提訴したわけです。ずっと国会にも請願が出てきておったんです...全文を見る
○松岡滿壽男君 その均衡の問題というのがよく分からないんですけれども。  それともう一つは、いわゆる北朝鮮の拉致問題は平時に起きた問題だから手厚くするということと、シベリア抑留とか中国残留孤児は戦時の問題だということをおっしゃっているわけですよね。しかし、それは戦時じゃなくてや...全文を見る
○松岡滿壽男君 もう時間ですから、終わります。
○松岡滿壽男君 御苦労さまでございます。  私で十五番目の質問者でありまして、十六人の質問があるという委員会は恐らく国会ではほかにないだろうと思うんですが、それだけやはりNHKに対する期待、それで、せっかくの機会だから意見交流をしたいということだろうというように思うわけでありま...全文を見る
○松岡滿壽男君 是非、会長のそういうお考えを貫いていただきたいというふうに思うんですが、さっき触れました「シルクロード」、それから先日亡くなられた天本英世さんの「世界わが心の旅」、副題が「グアダルキビール河に私の灰を」という副題でありまして、事実、天本さん亡くなってみると、私もス...全文を見る
○松岡滿壽男君 もう一つ、ちょっと気になることなんですけれども、NHKの番組を見ていて、アナウンサーの服装とか態度ですね。確かに価値観も多様化しているし、国民もそういうところを求めている部分もあるんだけれども、砕け過ぎちゃって、はしゃぎ過ぎているという部分が私はあるんじゃないかと...全文を見る
○松岡滿壽男君 今年四月に地元の山口放送局の建て替えが着手されることになったわけですけれども、非常に喜ばしいことだというふうに思っておりますが、放送局は、単にNHKの職員の職場というだけではなくて、地域住民の文化拠点の一つという役割も担っておると思いますし、地元の山口市もその隣接...全文を見る
○松岡滿壽男君 ありがとうございました。  終わります。
04月16日第156回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○松岡滿壽男君 人権問題について、十一回にわたり参考人を招かれて、委員長始め委員の皆さん方が真摯に議論されたことに敬意を表したいというふうに思います。  先ほど同僚の平野委員の方から、自由党の新しい憲法を創る基本方針、その中で、国民の権利と義務について、国家権力と人権を対峙させ...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○松岡滿壽男君 昨年、BSEの問題で責任を取って辞められた農林省の事務次官の退職金が八千七百万円ということで、随分マスコミで取り上げられたわけであります。今回は、それが約一千万円、九百四十六万円減額という法案になっておるわけであります。  せんだって、今度は民放で関心を持って、...全文を見る
○松岡滿壽男君 私が、実は三十二年前に民間の会社の課長をやっておりまして市長になったんですね。そのときに、市長報酬というのはこんなに低いのかと実はびっくりしました。下がっちゃったわけですよ。そのぐらい、戦後、民間が高い時期があって、民間準拠で人勧をやってきましたね。そして、昭和四...全文を見る
○松岡滿壽男君 今の大臣の御答弁でいいと思うんですけれども、やっぱり合併問題にもこれ実は関与している問題なんですよ、やれ退職金の問題とか、いろいろ年金の問題も。だから、総合的な立場から是非御調査いただいて、バランスをきちっと取っていかなきゃいかぬと。  私は、今回のこの法案につ...全文を見る
○松岡滿壽男君 総務大臣には是非頑張っていただかなきゃいかぬと思いますが、税源の問題もそうですけれども。  いずれにしましても、しかし余りこういう議論をしていると、最近の若い人たちは公務員を受ける気がしなくなってくるという状況の中で、やっぱりきちっと働いてもらわにゃいかぬわけで...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○松岡滿壽男君 地方税財政の三位一体につきましては、既に先行議員からいろいろな角度での質疑もあったわけでありますが、昨日、地方分権改革推進会議が意見書を確定したわけですね。税源の移譲先送りということでありますが。  違う角度から大臣の御意見を伺ってみたいと思うんですが、総理はか...全文を見る
○松岡滿壽男君 総理がどういうふうに決断されるのか、その感覚をちょっと伺いたかったんですけれども。  今、本音の部分でおっしゃったように、一つは人選の問題もあったと思いますが、こういう、吉永さんがそういう形で退席されたのに、賛成の方にこう名前が載っているということ自体が、これも...全文を見る
○松岡滿壽男君 この法案自体私は賛成でございますから、いろいろな角度で意見を申し上げることはないんですが、この前の委員会で質疑をいたしました国家公務員の臨時職員二十二万人というお話に対して、県市町村はどのぐらいかということを私はお尋ねしたんですが、その後お調べになったのかどうなの...全文を見る
○松岡滿壽男君 国、地方の公務員の数は大体今四百四十万ですよね、これは正規の四百四十万。それに対して、いわゆる特殊法人その他準公務員ですね、これが何人かというのはなかなか数字が出てこない。  これもちょっと問題があると私は思うんですけれども、石井紘基氏の本を見ると二百万人という...全文を見る
07月01日第156回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○松岡滿壽男君 質問通告を実はしていない案件でございますが、今朝ほど、産経新聞に「「特区」に提案」ということで、埼玉県の志木市が「市町村長廃止を」と。さっきは、谷川先生は教育委員会廃止という話をされましたけれども、そういう改革案を総務省に提出したということであります。  いわゆ...全文を見る
○松岡滿壽男君 我が国の今の最大の問題というのは、やはり縮小社会に入りつつあると、少子高齢化で、人口がどんどん減っていくと。過去の世界の歴史の中で人口が減っていって豊かに栄えた国はまずないということを言われておりますね。その縮小社会の中で、どうやって豊かな気持ちで我々生き残ってい...全文を見る
○松岡滿壽男君 結局、イギリスのやった改革を形だけはまねているんですけれども、中身が結局、英国の場合は地方自治の本旨、地域住民自らが地域の公共性を担うもの、民が営むという基本的な思想があったわけですよね。その部分がやはり今回のローカルエージェンシーには基本的にも欠落して、財政面と...全文を見る
○松岡滿壽男君 都道府県はともかくとして、やっぱり市町村というのは地域住民の中で一番密着した仕事をしているわけですよね。先ほど来議論がありました下水道とか上水道とか病院、それから交通、あらゆる問題がそうですよ。だから、そういう面では本当に住民参加によってやっぱり元気を出していくと...全文を見る
○松岡滿壽男君 国、地方を通じて、今七百兆円ぐらいの借金がございますよね。そのほかに、一月ぐらい前ですか、東京新聞に出ておりましたが、国レベルの特殊法人、独立行政法人を含めて四百五十兆円赤字を抱えていると。だから、実際、七百兆じゃなくて千二百兆円だという数字が出ていました。したが...全文を見る
○松岡滿壽男君 土地開発公社は。
○松岡滿壽男君 土地開発公社についてはそういうお考えということでありますが、第三セクターの方も大体四割近くが赤字なんですよね、実態的に。これについてはどういうふうに対応を考えておられるんでしょうかね、指導とか。
○松岡滿壽男君 第三セクターの赤字は、大きな数字では十兆四千億という数字も実は出ておりますね。これはバブルの時代にレジャーとかかなり大きなものを手掛けているところがありますね、地方によっては。それはもう地方自治体の枠を超えて、処理できないものがあるんだろうと思うんですね。そういう...全文を見る
○松岡滿壽男君 あと、広域行政で導入されている一部事務組合ですね、これはそれぞれやはり多くの課題を皆抱え込んでしまっているんですけれども、住民への活動実態や経営内容の開示が十分ではないわけでありまして、政策決定の過程やその責任の所在も明確でない場合もあるわけですね。これはやはり効...全文を見る
○松岡滿壽男君 地方公務員制度とのかかわりでありますけれども、中央におきます独立行政法人の職員の身分については公務員に準拠することで決着を見たわけですけれども、地方独立行政法人の場合においては特定独立行政法人と一般独立行政法人とに区分することで決着を見たようであります。  ただ...全文を見る
○松岡滿壽男君 英国のいわゆるローカルエージェンシーは英国の福祉国家政策への見直しと地方制度改革の中から形成されてきたわけでありまして、基本的には新自由主義的な視点からの効率的な行政運営を求める流れと、そして住民による自律的な共同体としての行政運営を求める流れが統合されたものであ...全文を見る
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  本日は、中国残留孤児、残留婦人の問題に絞って総理の御見解を問いたいというように思います。  昨日来の議論を聞いていますと、確かに大きな変わり目に来ているし、変わらなきゃいけないということは国民も分かっていると思うんです。しかし、...全文を見る
○松岡滿壽男君 総理は厚生大臣時代に、日本に帰ってきてよかったと言ってもらえるようにしたいという答弁を国会でもしておられます。しかし、残念ながら現実は、孤児たち千二百人が国家に対して損害賠償請求をしている。二千四百人の半分がそれやっているんですよね。  彼らは、しかし、そんなも...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、そういう点では平等な立場だと思うんですね、国家政策の犠牲になり。  しかし、彼らの切実な願いをこの「冷たい祖国」の中で、小泉首相に請願の連中が頼みに行ったんですよ。そうしたら、「有名になっていた大物秘書官は次のように答えて「何も分かっていない」と菅原さんを...全文を見る
○松岡滿壽男君 小泉首相は温かい心を持っていたということになりますように、ひとつ中国残留孤児、残留婦人の問題に対しまして適切な施策を推進していただきたい。心からお願い申し上げまして、終わります。
10月07日第157回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  麻生大臣には御苦労さまでございます。存分な御活躍を期待をいたしたいというふうに思っております。  当委員会で度々質疑をしておるところでありますけれども、国と地方との最終的な在り方、スリムで効率的な仕組みに作り替えていかなきゃいか...全文を見る
○松岡滿壽男君 私の時間二十分しかないものですから、この議論しておるともうそれで終わってしまいそうですから、打ち切らせていただき、また別の機会にと思います。  この前、私、予算委員会で中国残留孤児、残留婦人の話を総理としたんですけれども、北朝鮮の拉致被害者に対して十七万円の手当...全文を見る
○松岡滿壽男君 私は、その今の答弁じゃ全く納得できない話ですよ。あなたはそれを平時だと言われた。だけれども、総理はやっぱり平時じゃないというとらえ方しましたね、北朝鮮問題を。  それともう一つは、あなたのその均衡論ですよ。およそ戦争は国民すべてに対して何らかの損害を与えるもので...全文を見る
○松岡滿壽男君 残留孤児が今二千四百、残留婦人合わせると六千百人ですよね。家族合わせると二万人帰ってきているわけでしょう。彼らは本当に、二千四百人のうち半分が国家を相手に賠償請求をしているんですよ。今裁判しているんですよ。情けないと思わないんですかね。これ、こういう人たちは別に過...全文を見る
○松岡滿壽男君 これをやり出したら私もまた時間が全然なくなってきますのであれなんですけれども、やはりこういう時代の変わり目、そのはざまの中で苦しんでいる人たちに対する温かい心がなければ、政治、行政というのは私は成り立たないと思うんですね。こういうときだからこそ、温かさを彼らは求め...全文を見る
○松岡滿壽男君 人事院総裁、一括承認制とかいろいろなシステムについての議論があるようですけれども、この天下りの問題に対してどう対処すればいいのか、御見解があれば承って、終わりたいというふうに思います。
○松岡滿壽男君 審議官にはちょっと私も言い過ぎてから済みません。ただ、冷たい祖国から温かい祖国と中国残留孤児、残留婦人が言えるような状態に何とかしたいという熱意で申し上げておりますので、御理解をいただきたい。  終わります。
11月26日第158回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○松岡滿壽男君 無所属の会の松岡滿壽男です。  総理は、二年半前に御就任になりましたときの初めての記者会見で孟子の言葉を引用なさったことを覚えておりますが、同じ孟子の言葉に、惻隠の心なきは人にあらずという言葉がございます。人の不幸や人の危険に対して痛ましく思う心が必要だというこ...全文を見る
○松岡滿壽男君 政令指定都市で五〇%を超えているのは仙台市だけですよ。だから、身近な問題から少し、首長の選挙の投票率、少し御研究いただきたいと思います。  それから、イラクですけれども、五千五百億円の拠出について、やっぱり、日本の二倍のGDPを持つEUが二百六十億ですね。それか...全文を見る
○松岡滿壽男君 時間ですけど、五千五百億円についてのお答えをいただいておりませんが。
○松岡滿壽男君 終わります。