松田岩夫

まつだいわお



当選回数回

松田岩夫の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月17日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○松田委員 改革の皆さんの御了解を得まして、松田岩夫でございますが、御質問を継続させていただきます。  ガットは、言うまでもありませんが、一九二九年の大恐慌、その後を受けて一九三〇年代、世界各国が報復関税の引き上げ戦争を始め、世界の貿易が大幅に縮小し、世界の経済が大幅に停滞した...全文を見る
○松田委員 自民党は、この間いろいろな意見がありました。私は、過去のことは問いません。党総裁として現在外務大臣、外務大臣の見解はいかがでありますか、きょう現在で結構でございます。
○松田委員 余分なことかもしれませんが、ついでにもう一言。  こうしたことが可能であったのはなぜだろうか。これまでのガットの交渉を振り返ってみますと、やはり私は、アメリカという国が自由貿易を大事だと考え、それなりに力強くリーダーシップをとってきてくれたからではないかなと思うので...全文を見る
○松田委員 今大臣おっしゃったとおり、私も、この通商法三〇一条というのは、いかにもアメリカ的といえばアメリカ的ですが、失礼千万な制度だ。まあ、それはもちろん向こうの国がやっていることですから、そう言うのは内政干渉かとも思いますが、しかし、今度のウルグアイ・ラウンドの交渉経緯等を踏...全文を見る
○松田委員 アメリカという国は、いろいろ特色がありますから簡単ではないと思いますけれども、しかし、最近思えば、数値目標を求めてみたり、あるいは減税規模を言ってみたり、減税の実施時期まで言ってみたり、ある意味で言えば、常識的に考えれば、おい、そんなことは我々に任せてくれよというよう...全文を見る
○松田委員 もう一つ、日本がよくやらされてきたといいますか、輸出自主規制というものですが、本当は輸入国の方で正式の手続をとって手を打つべきでありますが、アメリカ、ヨーロッパは日本に対して、君の国から出ている輸出で影響を受けている、君の方でぜひ輸出を自主規制してくれと。やむを得ず日...全文を見る
○松田委員 今三つほど例示的に取り上げてみました、一方的な措置である通商法三〇一条、あるいは次いでアンチタンビング、そして今の輸出自主規制。ともに、我が国がアメリカやヨーロッパからいろいろ悩まされ続けてきた事柄であります。今回のウルグアイ・ラウンド交渉の成果として、一〇〇%とは申...全文を見る
○松田委員 金喆寿氏が立候補を韓国としていち早く表明をされたのでということでありますが、なぜいち早く日本がしなかったのかという答弁にはなっておりません。  しかし、正直、今そういうことで進展しておるということでございますので、今回はこれ以上のことを申し上げませんが、しかし、私は...全文を見る
○松田委員 ぜひ、知的所有権のまだ未整備な地域に対する手厚い、それこそ温かい協力を力強く推し進めいただくことをお願いしておきます。  今回のこの知的所有権の交渉を通じて、例えば特許権といった工業所有権の分野でも、国際的なハーモナイゼーションが大変進みました。結構なことだと思うわ...全文を見る
○松田委員 一層ひとつお互いに、この点についてはアメリカに強く当たっていくべきだということを確認させていただいて、次の質問に参ります。  今度のウルグアイ・ラウンドを通じて、この交渉の結果、我が日本の国も多くの痛みを伴う分野を当然のことながら持ちました。多くの同僚議員から既に農...全文を見る
○松田委員 何かちょっと明確でないのでございますが、今御検討の最中と、早い御判断をお願いしておきます。みんな待っております。  しかし、このMFAを発動されましても、実態、繊維産業をしっかりと支えてあげませんと、単に輸入を少し調整するという程度のことだけではもはや日本の繊維産業...全文を見る
○松田委員 時間がだんだん参っておりますので、繊維対策について一つ一つ細かくお聞きするのを次の機会に譲りまして、次に、私は、今度のウルグアイ・ラウンドの締結を契機に、一層水際では今までよりもはるかに自由になっていくわけであります。  問題は国内だ。国内が、多くの規制の中で新規産...全文を見る
○松田委員 何をおっしゃったのかな、今は。今何を言いたかったの。よくわかりませんでした、今。まあ、時間がありませんからいいですが、私は訥弁だから、何だって、よく意味がわかりませんでしたが、訥弁だ、雄弁だということと何の関係もありませんよ。そんなことで、こんな大事な規制緩和の問題を...全文を見る
○松田委員 今の言葉のとおりにしてください。ですから、さっき申しましたように、わかりやすい例を挙げてくださいと言いましたけれども、一言もおっしゃってくださらない。こんなに規制緩和ができましたよ、あるいはこれからこういうことをやってこんなふうになりますよと、国民に易しく、わかりやす...全文を見る
○松田委員 総理おっしゃるように、ぜひ日本の国としては、このAPEC加盟諸国が円滑にウルグアイ・ラウンド交渉の結果を実施していけるように、温かい協力を進めていっていただきたいと思うのです。  新聞で見たんですが、閣僚会議で橋本通産大臣も同様なことをおっしゃっていたのかなと思うの...全文を見る
○松田委員 APECの中で、日本がどんな役割を果たしていけるか。アメリカが一方にあり、ASEAN諸国がそれぞれ自信を持ち、それぞれいろいろな意見を表明されておられます。そういう中で、日本がAPECの中でしっかりとしたリーダーシップを確保しながら、そして地域全体の発展、ひいては世界...全文を見る
○松田委員 私も、そういえば軽率に使いました。ごめんなさい。  今の点、とても大事なんですよね。  さらに、そのことに関連して、まだまだこれからの問題ですのであれですが、つまり、APECというものを一つの自由貿易地域みたいにしていこうかなという思いの強い国といいますか、地域と...全文を見る
○松田委員 そういう意味では、議長国であったということもあるのかもしれませんが、日本の国の経済と比べますれば、まだまだいろいろ、何といいますか、解決すべき課題を抱えておられるインドネシア経済であります。その大統領がこうして御褒言なさった、私はその壮大な提案に、そういう意味では心か...全文を見る
○松田委員 よくわかりました。  確かに、スハルト大統領、発展途上国の立場から言われればこそ意味があったという考え方もできます。また同時に、今総理がおっしゃったように、せっかく生まれ出たその気持ちをしっかりと大きなものに育て上げてあげる、それにはやはり開発のための協力を強力に進...全文を見る
○松田委員 そのお気持ちでぜひ頑張っていただきたいと思います。  さらに、話をちょっと広げ過ぎるかもしれませんが、せっかくインドネシアのスハルトさんがそう言われて、全世界の経済の規模でいえば約半分を占めるこのAPECで貿易と投資の自由化を進めていこうというモメンタムといいますか...全文を見る
○松田委員 ぜひ、今後どういうふうに進展していくかあれでございますが、APECのとりあえず当面の、今回首脳会議で合意されました中身を実のあるものにしていく努力を我々はしていかなきゃならぬ。そういう意味で、来年の大阪での首脳会議まで一年、長いようで短いです、これは。しかも、与えられ...全文を見る
11月30日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○松田委員 改革の松田岩夫でございます。きょうは農業問題を中心に勉強させていただきたく思います。  今まさに六年間の計画ということで、多額の国家予算を投入して農業を再生させようというわけでありますが、二〇〇〇年には今の米の生産量約一千万トンが七、八百万トンになるのではないか。そ...全文を見る
○松田委員 農林大臣もよろしかったら……。
○松田委員 ぜひそういうつもりで、我々党派を超えて結束してやっていく必要があると思うわけでありますが、そういう目で今回の関連対策について考えてみますと、もう同僚議員の多くの質問を通じて、実は六兆百億円と金額だけがひとり走りしていまして、私にはそう思えるのでありますが、一体この六兆...全文を見る
○松田委員 私が申し上げたことを出していただけるのですね。私が言ったことですよ。普通の予算書を出してくださいと言っているわけじゃありませんよ。短く要点だけ答えてください。
○松田委員 それでは、その機会にまた六兆百億円なるものの初年度分がどんなふうに具体的に実現されてきたのか、質疑をさせていただきたく存じますが、質疑に十分足る資料をぜひ御提出をいただく。今、御提出をいただけるということですので、次の質問に移らせていただきます。  さて、今大蔵大臣...全文を見る
○松田委員 大蔵大臣、あわせて御見解を。
○松田委員 その程度の覚悟でしか政府としては農業対策に対応しておられないのかなと、まことに残念に思いました。  さて、冒頭にお聞きしましたような事態に日本の農業が立ち入らないためには、いろいろな対策が必要であります。このウルグアイ・ラウンド関連対策としてお取りまとめいただいてい...全文を見る
○松田委員 答弁は答弁であれですが、本当に大丈夫かな、どうしたらいいのかという思いをもつと真剣にひとつ我々も考えなければいけませんが、本当に考えていかなきゃならぬと思えば思うほど、これは結局、農業を本当にやりたいという人がもっと出てきて、その人が自発的にどんどん農地をエンクロージ...全文を見る
○松田委員 そうなんですよね。その最後の点は私は非常に大事だと思うんですよ。今の若い人たちと話していると、そんなに政府がいろいろ補助金だ何だといって人に助けられてやるということを余り心よしとしないですよね、正直に言いまして。ですから、私は非常にこの六兆百億円という予算の使い方につ...全文を見る
○松田委員 農林大臣の理解によれば、これで米農家をやりたい方は思う存分できる、そう改正した、こうおっしゃったんですか、今。——ああ、わかりました。では、そういうことで強く期待をして、若い諸君が大いに農業に戻ってくれることを切に望むわけですけれども、しかし、私はまだまだ対策としては...全文を見る
○松田委員 もっと割り切って、もっと強力に、各省と連携してしっかりやっていただきたいということです。ぜひお願いをしておきます。  さて次に、時間がなくなってきましたけれども、途中飛ばしまして、今、内外価格差、けさもまたこれは食料品以外の内外価格差のことが新聞で報道されていました...全文を見る