松田岩夫

まつだいわお



当選回数回

松田岩夫の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月04日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○松田岩夫君 おはようございます。自由民主党の松田岩夫でございます。  現在、経済が大変低迷いたしまして、日本の産業の国際競争力も低下してきていると、そういった中で、今日議論させていただきますこの知的財産というものをいかに創造し、それをいかにうまく活用していくかということが、日...全文を見る
○松田岩夫君 それでは、大臣の御認識を受けて、具体的に一、二、御質問させていただきますが、今お話しのように、競争力の強化あるいは経済活動の活性化を進めていく上で、この知的財産というのは非常な決め手になると。これを柱とした経済活性化を進めていこうというときに、何よりもまずその種とな...全文を見る
○松田岩夫君 古屋副大臣御答弁のとおりで、日本でも、このアメリカの経験を学んで数年前から、特に経済産業省御尽力いただいて、技術移転促進法とか産業再生法、産業技術力強化法等いろいろ制定され、今、古屋副大臣おっしゃるとおり、この関連の予算も大幅に、元々小さいですから大幅に拡充されてき...全文を見る
○松田岩夫君 ここ数年、文部科学省におかれても非常に意識が変わってきている、今御答弁をお聞きしながら大変頑張っていただいていると思います。しかし、まだまだ前途遼遠と言うと言い過ぎですが頑張ってもらいたい。  その関連でもう一点、今もちょっとお話出ましたけれども、最近、大学では若...全文を見る
○松田岩夫君 ありがとうございました。大いに頑張ってください。  文部省への質問はここまででございますが、よろしかったらどうぞ。  もう一つ、この研究開発投資というものを経済の活性化や競争力の強化に結び付けていくもう一つの大きなポイントというのは、やっぱりこの二十一世紀におい...全文を見る
○松田岩夫君 そういうことだろうとは思いますけれども、実際上後れていなかったということだろうと思います。  運用面では既にそれなりの対応をちゃんとしてきたと今御答弁ですが、それなら今回の特許法改正というのは、IT関連の特許保護強化のため、一体具体的にどのような意義があるのですか...全文を見る
○松田岩夫君 よく分かりました。ありがとうございました。  さて、先ほど申しました先端四分野の中で、IT以外のバイオテクノロジーとかあるいは環境、ナノテクノロジーといったような、その他の先端分野に関連する特許保護の強化のためには、それでは一体どんなことをお考えになっておられるん...全文を見る
○松田岩夫君 分かりました。  もう一つ、よく言われることですけれども、先端分野の発明を大いに進めていただく、そしてそれをいち早く権利化していただく、そしてそれをいち早く企業化していく、こういうことだと思うんです、経済の活性化につなげていくということは。そのためには、まず何より...全文を見る
○松田岩夫君 今のお話ですと、日本はそんなに遅くない、御答弁ですね。しかし、多くの人はそうは言っていない。私の友人などは、日本企業が国際出願した場合に、アメリカ、ヨーロッパでまず特許が下りると、その後、日本で取得するというような話をする人がいますが、これは事実ではないと、こういう...全文を見る
○松田岩夫君 意見のあるところでございますが、いずれにしても、一刻も早く審査をしていただくということが大事であります。審査を更に早めるための努力、なお一層強く私としては要請しておきます。お答えがあれば。
○松田岩夫君 さて、権利を取得いたしましても、これが侵害されてしまっては意味がございません。特許権は取得した権利が十分に保護されて初めて意味を持つわけでございます。特に、日本の裁判については審理期間が、今度は裁判の方に話を移します、審理期間が長い、損害賠償額が少ないといった理由で...全文を見る
○松田岩夫君 空洞化はないと簡単におっしゃいました。更に意見はありますけれども、今日はここでとどめておきましょう。今おっしゃった重みは大きいですよ。是非そういうことがないように更に頑張っていただきたい。今日はここでとどめておきますが。  もう一点の、損害賠償額が余りにも低いと、...全文を見る
○松田岩夫君 分かりました。  さて、今後、知的財産に関する訴訟というのはますます増えていくと思います。また、その内容も技術の高度化に伴ってますます複雑になっていくと思います。司法制度もそのような時代の要請に合わせて敏感に迅速に適切に改革されていくことがこれから常に求められると...全文を見る
○松田岩夫君 松大臣政務官、おさおさ怠りのないようにひとつしっかり養成をお願いしておきます。  さて、ところで、今回の改正は弁護士との共同受任と、その場合に限られております。知的財産権をめぐる訴訟に迅速かつ効率的に対応するためには、弁護士と弁理士とがそれぞれ専門的な知見を生かし...全文を見る
○松田岩夫君 それなりに理解のできる御答弁かと思いますが、引き続き、以上申しました二点については、政府におかれても司法制度改革審議会も含めて是非御検討を進めていただきたいと希望して、強く希望しておきます。  さて、この今回の法改正によりまして、社会における弁理士の重要性というも...全文を見る
○松田岩夫君 今回御提案いただきましたこの両法案、誠に大事な内容を含んだ法案でございまして、そういう意味で、即刻成立させるべきだ、大賛成でございます。  しかし、なおまた、いろいろ考えていくべき、法制的にもまた制度的にも、あるいはいろいろ政府が御支援いただく面でも、今日取り上げ...全文を見る
○理事(松田岩夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十分休憩      ─────・─────    午後一時三十分開会