松谷蒼一郎

まつたにそういちろう



当選回数回

松谷蒼一郎の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第96回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  いま先生から御指摘がありましたように、四十七年、四十八年とデパートの火災が続きまして、百人を超える死者が発生したわけでございます。したがいまして、建築基準法の法体系といたしましては、遡及適用はそれまでやってなかったわけでございますが、遡及...全文を見る
○松谷政府委員 建築基準法は建築物に関する安全等のことを定めた法律でございますが、建築物の性格上、既存のものにさかのぼってこれを改善させるということが非常にむずかしい状況にあります。したがいまして、建築基準法の法体系としては、既存のものには遡及しないということで法律が成り立ってお...全文を見る
○松谷政府委員 現在、特定行政庁に指示いたしまして、その改修を十分に行うよう指導しております。何とか、すべての旅館、ホテルについて改修が実行できるように努めてまいりたいと思っております。
○松谷政府委員 さきに申し上げましたように、現在、改修を実施しております建物については、比較的改修の効果も上がっておると思います。しかしながら、今後ともにその改修の強化に努めてまいりたい。それによって、建築物が非常に多種多様でございますから、一律の法的規制よりも行政指導による方が...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  ホテル・ニュージャパンは、昭和三十三年の三月に建築確認を受けて建設されております。その後数回にわたりまして増築が行われておりますが、その時点におきましてはその当時の建築基準法に適合していた、したがいまして確認をしております。ただ、その後ホ...全文を見る
○松谷政府委員 旅館、ホテル等につきましては、防火上主要な間仕切りにつきましては耐火構造または防火構造にしなければならないという規定がございます。その場合、ホテル等の防火上主要な間仕切りにつきましては、通常、数室単位でそれを区画するところを防火上主要な間仕切り区画というように考え...全文を見る
○松谷政府委員 千五百平米ごとの防火区画につきましては、確認時において適合しているということで確認をしております。  ただ、防火戸は、鉄製の防火戸を備えることになっておりますが、その防火戸が火災時に十分に作動をして閉鎖されたかどうか、その点については若干疑義の点があると思ってお...全文を見る
○松谷政府委員 千五百平米以内ごとに防火区画をしなければならないわけでございます。その場合、その千五百平米の床面積を超えて防火区画がなされてなかったとしますと、それは建築基準法の規定に適合してないということになると思います。これについては東京都に指示して調査中でございます。  ...全文を見る
○松谷政府委員 建設省といたしましては、建築基準法の執行を行っております特定行政庁に対して、建築物防災指導週間、年二回ございますが、その二回について重点をしぼりまして査察を行うよう指導しております。
○松谷政府委員 一斉査察の結果、適当でないものがありました場合には、ただいまの長官のお答えどおり、建設省といたしましても、特定行政庁を通じましてその改修を指示するということになります。  で、適合してない部分が、既存不適格の場合と法に違反している場合と両方あろうかと思いますが、...全文を見る
○松谷政府委員 ホテル・ニュージャパンの場合につきましては、細部については現在東京都に指示いたしまして調査中でございますが、ニュージャパンか建築の場合の確認申請時点、すなわち昭和三十三年の時点におきましては、当時の建築基準法には適合していたということで確認をおろしております。以後...全文を見る
○松谷政府委員 その建物が建築着工をいたします時点で、その当時の建築基準法の規定に適合していれば、それは法律上は適合状況にあるわけです。その後法改正が行われまして、改正されました現在の法規定に不適合なもの、法律上は違反ではございませんが不適合なものを既存不適格建築物と言っておりま...全文を見る
○松谷政府委員 もちろん建築基準法上の違反がございましたら、それは建築基準法第九条に基づいて違反の措置命令が出されますし、また基準法上の違反がなくても保安上著しく危険であるというように認められたものにつきましては、建築基準法の第十条に基づいて改善命令が出されるということになってお...全文を見る
02月24日第96回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○松谷政府委員 お答えを申し上げます。  昨年度住宅着工戸数が非常に落ち込みまして、五十五年度年間で百二十一万四千戸という着工戸数となっております。その後、今年度に入りましても落ち込みが五月を除きまして続きまして、五十六年の四月から十二月までの分で申し上げますと、八十九万九千戸...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  住宅建設の落ち込みが続いております原因といたしましては、一つは、大分地価の上昇率は鈍ってきてはおりますが、この二、三年来地価が上昇していたということ、それから建築費が、このところ安定を見せてはおりますが、二、三年前の時点におきまして相当上...全文を見る
○松谷政府委員 住宅建設の落ち込みにつきましてはただいま申し上げたとおりでございますが、この住宅建設の落ち込みを引き上げまして住宅建設を促進するために、昭和五十七年度におきましては、住宅金融公庫の融資、それから財形融資、年金融資におきまして貸付限度額を引き上げるということ、それか...全文を見る
○松谷政府委員 先生の御指摘のように、住宅建設の促進のためには、中古住宅の流通の促進を行うということはきわめて重要なことでございます。若年層が住宅を取得しようといたします場合に、直ちに新築住宅の取得ということは、価格その他の面で若干の無理がございます。したがいまして、まず中古住宅...全文を見る
○松谷政府委員 今年度の住宅金融公庫の事業計画戸数は五十一万戸でございますが、昭和五十六年の、すなわち昨年の十二月末までの貸付契約戸数は三十三万六千七十六戸ということになっております。進捗率は六六%で、これは、前年が六五九%でございましたから、これよりも順調な進捗状況となっており...全文を見る
○松谷政府委員 先ほど申し上げましたように、最近の住宅建設が低水準で推移をしております。第四期住宅建設五カ年計画の初年度に当たるわけでございますが、こういった低水準で推移をしておりますが、現在の状況を見ますと、金利につきましてもこのところ二回ほど引き下げをやっております。民間住宅...全文を見る
03月18日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  住宅新築資金等の貸付事業は、対象地域の環境改善を図るために、みずから住宅を新築し、改修し、または宅地の取得を行う者に対しまして低利の融資を行う地方公共団体に、貸付財源の四分の一を国庫補助いたしまして、残りの四分の三には地方債を充当いたしま...全文を見る
06月28日第96回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○政府委員(松谷蒼一郎君) 住宅建設につきましては、昭和五十一年度以来年間百五十万戸の安定的な状況で推移してまいりました。しかしながら、昭和五十五年度になりまして百二十一万戸と大幅に落ち込みました。五十六年度につきましても百十四万戸と、前年度に比し七万戸、約五・九%の減となったわ...全文を見る
07月28日第96回国会 衆議院 建設委員会 第14号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  このたびの災害に伴いまして、公営住宅の建設等の対策につきましては、ただいま建設省より住宅関係の係官を現地に派遣をいたしまして調査をいたしております。災害公営住宅の建設につきまして、地元長崎市及び長崎県の方におきまして、住宅の建設の希望状況...全文を見る
○松谷政府委員 公営住宅の入居基準につきましては、このたび六月一日付で公営住宅法の施行令を改正いたして、八月一日から施行されるということになるわけでございます。五十四年度に改正して以来据え置きになりました基準を相当大幅に引き上げておりまして、たとえば第二種の公営住宅の場合、従来五...全文を見る
○松谷政府委員 高額所得者に対します明け渡し請求制度を導入いたしましたのは、昭和四十四年六月十日でございます。その制度が導入されました以前に入居されました入居者につきまして、直ちにこの基準を適用することは過酷であるという判断がございまして、これにつきましては、当分の間緩和措置を講...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  明け渡し収入基準につきましては、四十四年六月十一日以降の入居者につきまして、従来は十八万六千円でございましたが、今回、二十二万六千円ということで、以前の入居者の線にまで引き上げております。これにつきましては、この二十二万六千円という収入総...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま先生からお話しのありました産業構造審議会の住宅・都市産業部会の中間答申につきましては、去る七月十二日通産大臣に提出されたことは承知をしております。  この中間答申に盛り込まれております各種の提言、対策につきましては、建設省においてもすでに実施中のものもご...全文を見る
○松谷政府委員 建築基準法の関連で指導要綱について申し上げますと、指導要綱は、地域の実情に応じまして地方公共団体が行政指導の指針を定めたものと考えております。したがいまして、その内容に特に行き過ぎがない限り、地方公共団体の自主性にゆだねるということが適当である、このように考えてお...全文を見る
○松谷政府委員 いま先生がお話しになりましたように、建物を建設する敷地に対しまして、隣地が高い場合には日影規制を若干、わずかではございますが緩和をしております。その趣旨は、隣地が高い場合は高低差がない場合に比べまして隣地に生ずる建築物の日影時間が短くなるために、それを調整している...全文を見る
○松谷政府委員 いま先生がお話しになりました件につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、現在神奈川県におきまして住民側とマンション側とが十分に話し合いをして、納得のいく形での線をもって、しかる後に開発許可なり建築確認をしょう、こういうような指導をしております。したがいまし...全文を見る
○松谷政府委員 いまの先生のお話のように、準工業地域に工場が立ち並んでおりまして、そのうち一つの工場が移転をして跡地が残る、そこへマンションができる、それによって工場とマンションとの関係にトラブルが起こるというような事例がこのところ見られております。  これにつきまして、マンシ...全文を見る
○松谷政府委員 先生のただいまの御意向を十分しんしゃくいたしまして、対処いたしたいと思います。
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  がけ地に近接いたしまして住宅が損傷を受ける、そういった場合に、そういった住宅につきまして除却及び建設の費用を助成する制度がございます。本来は損傷を受ける以前に、がけ地に近接をしております非常に危険な住宅について災害危険区域等の指定をいたし...全文を見る
○松谷政府委員 ただいまの被災者の方の長崎県の住宅供給公社への申し込みにつきましては、早速公社に連絡をいたしまして、実情を十分調べた上、臨機応変、適正な措置をとりたいと考えております。