松谷蒼一郎

まつたにそういちろう



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松谷蒼一郎の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第101回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○説明員(松谷蒼一郎君) お答え申し上げます。  住宅着工統計上、いわゆるワンルームマンションの建設動向を直接に把握することは統計上は現在できませんが、分譲共同住宅で三十平方メートル以下の小規模なマンションの着工戸数を見てみますと、五十四年度以降四千戸台でほぼ推移しておりました...全文を見る
○説明員(松谷蒼一郎君) ただいまの御指摘のように、ワンルームマンションにつきましての紛争は各地で多く発生をしております。たとえば世田谷で申し上げますと、五十八年四月から八月の総計の計画件数六十三件のうち紛争となりましたもの二十八件、杉並で二十件のうち三件と、以下相当の発生件数を...全文を見る
○説明員(松谷蒼一郎君) 実態の把握につきましては、当然現に建設されているもの、あるいは建設を計画中のもの、それらにつきましてどういった紛争の内容であるのか、あるいはそのマンションに入居をしている入居者の方々が入居前にどういった住宅に住んでいたのか、あるいは供給業者の実態がどうで...全文を見る
○説明員(松谷蒼一郎君) 地方公共団体を通じて調査をいたしております。
○説明員(松谷蒼一郎君) 御指摘のようにこういったリースマンションと申しますかワンルームマンションの建設に当たりまして節税効果であるとか、そういった形で過大なPRといいますか、宣伝を行うことは厳に慎むべきであるというように考えております。  なお、ただいま御指摘のワンルームマン...全文を見る
○説明員(松谷蒼一郎君) ただいま御指摘のように、ワンルームマンションの建築に伴い周辺住民との紛争が多発しており、このため中野区におきましてはワンルームマンション供給業者等に対するパンフレット等による行政指導を実施しております。また、世田谷区におきましてはワンルームマンションの建...全文を見る
○説明員(松谷蒼一郎君) ちょっとその前に。  ワンルームマンションの問題につきましては、確かに周辺住民との調和を図るということはきわめて重要なことであると考えます。ただ、二、三日前の読売新聞等におきましても論説で書かれておりますように、住宅政策上果たしてこれは排撃すべきもので...全文を見る
○説明員(松谷蒼一郎君) 若年単身者向けの賃貸住宅といたしましては、住宅・都市整備公団におきまして一DK等を中心といたしましてこれまでに約八万戸の住宅を供給をしております。また住宅金融公庫におきましては都市の勤労青年等のための宿舎の建設に対して融資を行ってきたところであります。 ...全文を見る
03月02日第101回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  住宅につきましては、各年度別に着工されます住宅の床面積と、それから現に建設をされております既存の住宅、すなわちストックと二つに分けられますが、各年度別に着工されております住宅の二戸当たりの床面積につきまして、最も新しい資料でございますと、...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま申し上げましたアメリカ等の資料につきましては、できるだけ早く整備いたしたいと考えております。  それから、住宅の問題につきましては、量的には昭和四十三年以降ほぼ解決が済んでおります。しかしながら、質的な面で、すなわち、居住水準の面で諸外国に比べまして相当...全文を見る
○松谷政府委員 住宅建設の五カ年計画でございますが、最近住宅建設が低水準で推移しておりまして、第四期の住宅建設の五カ年計画の進捗率は、昭和五十七年度までの実績見込みで、公的資金による住宅が四〇・一%、民間資金による住宅が二二・九%と民間住宅におくれが見られます。しかしながら、公的...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま御質問のございました民間活力に関連をいたしまして、住宅金融公庫の貸付戸数が五十九年度減少したではないかということでございます。確かに今年度に比べますと、来年度予算案においては一万戸減の五十万戸でございますが、これについては無抽せんによる貸付体制を堅持するこ...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま御指摘のように、第四期の住宅建設五カ年計画の進捗の状況の中で、公的住宅につきましては七九・五%とほぼ計画目標の達成が見込まれているところでございます。しかしながら、内訳を見ますと、御指摘のように、公庫住宅は九一・七%と大変好調に進捗をしておりますが、公営住...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま先生の御指摘のように、公的な賃貸住宅の建設の計画戸数につきましては、公営住宅を中心として次第に減少をしております。しかしながら、公団の賃貸住宅につきましては、五十七年度より若干ふえてきておる。また五十七年度の公的賃貸住宅に比べますと、五十八年度の公的賃貸住...全文を見る
○松谷政府委員 今、御指摘のように、本年一月二十五日付の閣議決定におきまして、特殊法人等につきまして、そのうち住宅・都市整備公団につきましては、「分譲住宅については、」「計画的な街づくりと密接な関連を有するものの建設を原則」とする。それから「賃貸住宅については、管理の適正を期する...全文を見る
○松谷政府委員 今、御指摘のように、公的な賃貸住宅における居住水準の状況というのは必ずしも十分な状況でないわけでございます。それはやはり戦後大変厳しい住宅事情にありました。その中で、とにかく小さくてもよいから大量の住宅を建設していかなければならないという目的のために、若干規模の小...全文を見る
○松谷政府委員 古い公的な賃貸住宅におきまして、ただいま先生から御指摘がございましたように、規模が小さい、その中に世帯構成の大きな家族が住んでいるというような場合が見られることは事実でございます。そのためには、できるだけ住みかえを行っていくように、そういった制度によりまして促進を...全文を見る
○松谷政府委員 今の御質問でございますが、昨年の五月二十七日に私どもが立ち会いまして、公団の自治協それから公団の担当理事の間の話し合いのためのあっせんをいたしました。その後、公団からの報告によりますと、二月現在までに三十七回の精力的な話し合いが行われていると聞いております。居住者...全文を見る
03月09日第101回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  ただいま先生から御指摘がございましたように、新設住宅の着工推進を図ることも重要でございますが、既存住宅の質を向上させることによって、全体的に住宅の居住水準の向上を図るということが極めて重要であると考えております。このために金融、税制等の面...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  財団法人の日本住宅リフォームセンターにつきましては、さきに建設大臣から説明がございましたように、この法人の主要な事業といたしましてリフォーム、すなわち増改築のコストが新築の場合のコストに比べまして相当に高いわけでございます。それからまた一...全文を見る
○松谷政府委員 来年度予算案におきまして、財団法人日本住宅リフォームセンターに三千万円の委託費で委託することとしております。その中身の主なものは、技術開発による増改築工事のコストダウン、その方法がいかにあったらいいか、こういうことでございます。なお、この委託の中で、現在行われてお...全文を見る
○松谷政府委員 住宅金融公庫の低利の資金の融資によりまして、国民に対して住宅を安定的に供給する効果は御指摘のとおり大きいものがあると考えております。したがいまして、今後とも住宅金融公庫の融資条件の改善等を図りながら住宅建設の促進、特に持ち家住宅の建設の促進を行っていきたいと考えて...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  住宅金融公庫は、ただいま申し上げましたように、持ち家住宅の建設を行うという一般の国民に対し、低利の融資をもってその住宅の建設を図っているところであります。したがいまして、一般的には個人住宅建設に際しまして五・五%の低金利で融資を行っており...全文を見る
○松谷政府委員 住宅金融公庫の補給金は、ただいま申し上げましたように、近年の借入金利の高水準化あるいは事業の拡大等によりまして次第に増大はしておりますが、昭和五十七年度に段階金利制あるいは規模別金利制の導入を行いまして、これによりまして、当面補給金は増大はいたしますが、中長期的に...全文を見る
○松谷政府委員 御指摘のいわゆるワンルームマンションに関しましては、問題とされている事項が多様にわたっております。例えばその建設の態様が、建設されている地域によりましていろいろ多様であるということ、それから供給されている住宅の規模が非常に小さいものもございますし、あるいは比較的規...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま申し上げましたように、住宅供給のあり方としては、木賃アパートの居住水準に比べれば、やはり一定の居住水準を確保しておるというように考えられます。それとその周辺住民との対応の仕方が地域によって非常に異なっておる、多様な実情にあるということ、それから現行の建築基...全文を見る
03月10日第101回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○松谷政府委員 ただいま住都公団からお話し申し上げましたように、大都市における既成市街地あるいは既成市街地の周辺の中で駐車場用地を取得するということは、用地の取得難あるいは高度の用地価格等によりまして非常に難しゅうございます。しかしながら、先生の御指摘のように、駐車場施設というも...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま建設大臣から御説明がございましたように、高齢者社会の到来に対応いたしまして、住宅対策はいかにあるべきかということで、そういう内容を含めまして住宅宅地審議会で今検討をしていただいております。御指摘のとおり、我が国の高齢化社会の到来のスピードが大変に早い。欧米...全文を見る
○松谷政府委員 最初の点の、老人世帯向けの公的住宅を建設当初から一定割合を考えて建設したらどうかという御指摘でございます。まことにごもっともな御指摘でございます。実はこれにつきましては、昭和三十九年度から、先ほど御説明申し上げました、老人世帯向け特定目的公営住宅といたしまして、一...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま御指摘のございました、中野区におきます民間アパートを、公的住宅といたしまして借り上げもしくは買い取りをして、そういった制度を実施しているというお話は、私どもも伺っております。これにつきまして、私どもいろいろ検討、研究をしてはおりますが、国の施策としてこれを...全文を見る
○松谷政府委員 二世代にわたります住宅ローンの承継償還制度につきましては、住宅金融公庫におきまして昭和五十五年度より、高齢者に対する貸し付けであっても、一定の親族を後継者と指定しまして、その者が返済を継続する場合には通常の償還期間を認めるという制度を実施いたしております。また一般...全文を見る
○松谷政府委員 住宅におきます地下室の利用につきましては、大都市のように用地取得事情、用地事情が厳しいところでは確かに御指摘のようなことがあろうかと思いますが、ただやはり地下室に居室を置くということは、一般的に採光及び換気の確保、あるいは湿気の防止など衛生上解決すべき課題が多数ご...全文を見る
○松谷政府委員 容積率の算定につきましては、現行の法規では、考え方といたしまして、地上部分も地下部分も車の交通量の発生状況等につきましては同様な考え方であるので、これを地下室だからということで除外するということは、現在ではなかなか難かしいかと考えております。
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○松谷政府委員 ただいま先生から御指摘のありました件でございますが、まず第一の、住宅金融公庫の融資限度額の引き上げの件でございますが、これにつきましては、今御指摘がございましたように、五十九年度の予算案におきまして、大型住宅、すなわち百二十五平米から百六十五平米までの大きな住宅に...全文を見る
○松谷政府委員 御指摘の点は十分理解できますが、やはり公団住宅、公営住宅、公社住宅、おのおの事業の施策目的が異なりますし、また供給の地域も、例えば公団住宅については限定をされております。それから各事業主体別に募集の時期、管理戸数、団地、こういうものを異にしておるために、多くの公共...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま御指摘の公営住宅の単身入居の点でございますが、昭和五十五年に公営住宅法を改正いたしまして、それまでは公営住宅につきましては単身入居の道を閉ざしていたわけでございますが、これを、女子五十歳以上につきましては、それから男子六十歳以上については、単身入居も認める...全文を見る
○松谷政府委員 答申につきましては、途中中間報告をいただきますが、これは大体ごとしじゅうに居住水準等につきまして中間報告をいただく予定にしております。それから、全般の問題につきましては翌年以降でございます。
○松谷政府委員 老人問題につきまして、住宅対策も非常に関係があるわけでございまして、これにつきましては私どももかねがね研究をしております。で、一般的に現在の老人の方々が住宅についてどういうような要望があるかということでございますが、現在の私どもが実施をいたしております老人向けの住...全文を見る
○松谷政府委員 住宅の調査につきましては、五年ごとに住宅統計調査を行いまして、既存の住宅の事情等につきまして調査を行っております。それからまた、住宅需要実態調査というのをやはり五年ごとにやっておりまして、五十八年に調査をやっております。この二つの調査の中で、老人住宅関係につきまし...全文を見る
○松谷政府委員 先生の御指摘のように、高齢化社会の到来の速度というのが、欧米先進諸国に比べましても非常に速いスピードで到来しております。  住宅政策につきましても、種々の対策は講じてはおりますが、もちろんこれが完全に十分なものであるとは考えておりません。したがいまして、昨年の秋...全文を見る
○松谷政府委員 最低居住水準は、通常の平均的世帯であります四人家族の場合に、住居専用面積で、規模について申し上げますと、五十平米であります。平均居住水準が同じような家族構成の場合に八十六平米ということになっております。  先ほど申し上げましたように、最低居住水準未満世帯が現在ど...全文を見る
○松谷政府委員 平均は、規模要因で申し上げまして約六〇%でございます。正確には規模要因で五八・三%でございます。
○松谷政府委員 目標は、全世帯の半数以上が平均居住水準以上の水準の住宅に居住することを目標とし、最低居住水準未満の世帯をなくそう、昭和六十年を目途としてなくそう、こういうのが目標でございます。
○松谷政府委員 一四・八%。
○松谷政府委員 最低居住水準未満世帯をなくそうという目標は立てております。
○松谷政府委員 六十年度までにです。
○松谷政府委員 公営住宅のうち老人単身者向けの住宅建設戸数でありますが、五十五年が六百三十九戸で、以後ほぼ同じような戸数で推移しております。五十八年の計画もほぼ同様でございます。ただ、昭和五十五年の公営住宅法の改正によりまして、男性の場合、六十歳以上の単身者も公営住宅に入居できる...全文を見る
○松谷政府委員 先生のおっしゃるとおり、既成市街地にできるだけ公的賃貸住宅を供給していかなければならないと思います。ただ、大都市における既成市街地の用地価格の問題あるいは用地の取得の問題あるいは周辺住民との調整の問題、いろいろ難航いたしまして、大都市における公的住宅の供給がなかな...全文を見る
○松谷政府委員 老人対策向け住宅につきましては、特定目的住宅として特に家賃の減額を行うような住宅をもやっておりますが、なおそのほかに今先生御指摘のように、老人の方のいろいろな身体の状況に応じて、例えば公営住宅の中で水屋を特別に設ける、その老人がその中でお茶をつくったりということの...全文を見る
04月03日第101回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○政府委員(松谷蒼一郎君) お答え申し上げます。  市街地建築の制度につきまして、三月の下旬でございますが、今後の経済社会の動向に対応して市街地形態がいかにあるべきかということで諮問をしております。
○政府委員(松谷蒼一郎君) 建築基準法の中にはいろいろな建築物に関する形態の制限がございます。例えば建ぺい率の規定でございますとか、あるいは建物の前面道路の幅員による斜線制限でありますとか、あるいは隣地境界線による斜線制限でありますとか、そういったいろいろな形態上の制限がございま...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) さきに諮問をいたしました建築審議会の関係につきましては、先ほど申し上げましたように、建築の形態規制でありますとか、あるいは指導上の問題でありますとか、あるいは容積率の問題でありますとか、基本的には建築基準法そのものにかかわる制度についての諮問を考えてお...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 建築審議会の御議論の中で、あるいはそういった指導要綱に関連するもの、例えば日影規制でありますとか、そういうようなものに関連してあるいは御議論が及ぶということも想定されますが、基本的には建築基準法にかかわる制度についての諮問をしたものでございます。
○政府委員(松谷蒼一郎君) お答え申し上げます。  ホテル・ニュージャパンあるいは川治プリンスホテルの火災の原因につきましては、先ほど消防庁の長官から御説明がありましたように、種々の不適格な条項、特に違反防火区画あるいは避難階段等に関する防火区画等の問題があったかというように考...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) お答え申し上げます。  既存の建築物に対して建築基準法の改正されました規定を遡及適用するということは、建物全体の構造を改めるというような場合がございます。それに対しまして消防法の関係につきましては、スプリンクラーでありますとか、警報装置でありますとか...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) お答え申し上げます。  全体の要改修建築戸数のうち改修をされました建築物でございます。
04月06日第101回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○政府委員(松谷蒼一郎君) 御指摘のとおり、最近、東京都区部あるいは京阪神地方を中心にワンルームマンションの建設が多くなっております。例えば東京都の区部で申し上げますと、昨年の四月から八月までにつきまして、この関係のワンルームマンションの計画件数、世田谷区で言いますと六十三件ござ...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) ただいま先生から御指摘のように、持ち家住宅の建設につきまして、例えば銀行によります住宅ローンの延滞件数が増加をしているとか、あるいは住宅金融公庫の融資の延滞件数が若干ずつふえてきているとかいうような状況が見られます。また、住宅の価格と所得との間に若干の...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) ただいま先生から御指摘のように、本年一月の住宅着工戸数の状況は、総戸数で前年同期比に比べまして一一・七%の減でございますが、持ち家が特に減少幅が大きゅうございまして、前年同期比で一九・九%の減でございます。それに対して貸し家は御指摘のように一一・一%の...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 御指摘のように、住宅政策上良質な賃貸住宅の建設の推進を行っていくことは非常に重要なことでございまして、そのため従来から賃貸住宅につきまして各種の施策を講じてきておりますが、特に適正な家賃の良質な民間賃貸住宅の建設誘導のために、住宅金融公庫によります長期...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 木造賃貸アパートがかなり悪い居住水準という形で大都市に相当数建設され停滞をしております。そういった地域を総合的に整備いたしまして、そこに新しい質のよい賃貸住宅あるいは分譲住宅建設を推進していくというために、木造賃貸住宅地区総合整備事業制度が先年よりスタ...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 公共賃貸住宅につきましては、その賃貸住宅の供給の目標としておる階層でありますとか地域でありますとか、そういったものがございます。例えば公営住宅で申し上げますと、第一種公営住宅、第二種公営住宅とございますが、第二種公営住宅につきましては、特に低家賃住宅を...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 御指摘のように、ワンルームマンションが東京及び阪神地区を中心として非常な勢いで建設をされております。ただ、このワンルームマンションの居住の質がよろしくない、すなわち規模が非常に小さくて一戸当たり平均十五平米程度でございます。それと管理の面で管理人を置か...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) ただいま申し上げましたように、ワンルームマンションにつきましては、管理面あるいは住まい方につきまして、その他種々の問題につきまして問題が発生をしております。しかしながら、その対応も非常に多様でございますので、私どもといたしましては、繰り返しになりますが...全文を見る
04月18日第101回国会 衆議院 決算委員会 第7号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  ただいま先生から御説明がございましたように、新設の住宅着工戸数は戦後ほぼ一貫して増加をしておりました。昭和四十七年度には最高の百八十六万戸を記録したわけでございます。その後、四十八年秋の第一次石油危機を背景に、四十九年度には百二十六万戸と...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  住宅の着工戸数が減少しておりますのは、基本的には、住宅事情が改善を見まして、量的には住宅戸数について充足を見ているということがあろうかと思います。それからまた、住宅に関連いたしまして、世帯数の増加が若干減少してきたということ、あるいは人口...全文を見る
○松谷政府委員 御指摘のとおり、住宅の価格と住宅地価格につきましては、昭和五十四年から五十五年にかけまして相当の上外を見ております。その後、住宅価格につきましてはほぼ鎮静化しております。また、地価につきましても、次第に鎮静化の傾向を見せてはおりますが、いずれも五十四年当時の価格で...全文を見る
○松谷政府委員 大臣の御答弁の前に、具体的な住宅金融公庫の役割について御説明申し上げます。  ただいま先生から御指摘がございましたように、住宅金融公庫によります低利しかも長期の住宅融資が、我が国の住宅政策の柱として持ち家住宅の建設の推進に非常に大きな役割を果たしてきたものと考え...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま大臣から御答弁ございましたように、住宅金融公庫によります低利融資は、貸付資金が、個人住宅に係る貸付資金五・五%と現行の財投資金七・一%の金利差、現行でいいますと一・六%でございますが、例えば昭和五十五年度の貸し付けの場合には、当時財投資金の金利が八・五%で...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  ただいま先生のお話の件はまことにごもっともでございます。しかしながら、住宅金融公庫法によりまして、住宅金融公庫の借り入れます借入金は財投資金をもって充てることになっております。財投資金の金利が現在七・一%という金利になっておりますので、ど...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま先生から御指摘のありましたような件が住宅金融公庫の融資についてございましたことは、大変に遺憾に存じております。一般的に見ますと、当初の融資に係ります建築の計画につきましては、住宅の建設というような計画で融資の申請が出されまして、以後建設につきましての調査の...全文を見る
○松谷政府委員 建築基準法あるいは建築士法の改正を行いまして、十分に建築士の活用を図りながら、例えば住宅金融公庫の融資に係る住宅につきましても、それが的確な住宅金融公庫の融資に係ります建設基準に適合しているように事業を執行するように指導しておりますし、御指摘のような法改正における...全文を見る
○松谷政府委員 冒頭申し上げましたように、住宅金融公庫の融資に係ります住宅の建設につきまして、その住宅が建築基準法の規定に適合しているか、また住宅金融公庫の建設基準に適合しているかということにつきましては、建築の確認申請の時点から建築が完了するに至るまで、昨年の建築基準法の改正あ...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま消防庁から答弁がございましたように、消防庁が実施しております「適」マークにつきましては、建築構造上の問題につきましてはその判定につきまして建築部局の意見を聞くということになっております。したがいまして、建築部局といたしましては、建築防災上問題がある、また構...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま先生からお話がございましたように、住宅金融公庫の融資によりまして、持ち家住宅の建設が大幅に推進をされております。個人の持ち家住宅建設の五割を超える部分が住宅金融公庫の融資によって建設されているのが今日の実情でございます。その住宅金融公庫の融資による住宅建設...全文を見る
05月08日第101回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○政府委員(松谷蒼一郎君) 建築基準法におきましては、し尿浄化槽からの排水につきましての基準がございまして、処理対象人員の程度によりましておのおの水質の基準が異なっておりますが、浄化槽の処理対象人員五十人以下でBOD九〇ppmという水質基準を確保するように定められております。しか...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 最近住宅建設が低水準で推移をしておりますが、第四期の住宅建設五カ年計画の進捗率は、昭和五十七年度までの実績見込みで、公的資金による住宅が四〇・一%、民間資金による住宅が二二・九%と、公的住宅はまずまずでございますが、民間住宅におくれが見られるわけでござ...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 昭和五十三年の住宅統計調査によりますと、最低居住水準未満の世帯が、住宅の規模の要因で見まして、全体で約四百七十五万世帯、全世帯についての割合は約一四・八%でございます。平均居住水準未満世帯は同じく全体で約千八百七十五万世帯、全世帯の約五八・三%となって...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 五十八年度の新設の住宅着工戸数は、ただいま御指摘のように対前年度に比べまして一・九%の減であります。戸数にしまして百十三万五千戸と、こうなっております。  この原因でございますが、やはり基本的には、住宅につきましてある程度量的に充足をされてきていると...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 公団住宅あるいは公営住宅の建設につきましては、ただいま御指摘がございましたように、おくれが見られております。その原因は、一つは用地の取得が非常に難しくなってきておる、特に大都市地域におきまして用地取得が難しくなってきているということ、それからまた周辺住...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) ただいま御指摘のように、住宅の需要につきましてはやはり七割程度の方が持ち家住宅を志向しているわけでございます。このため、住宅金融公庫を中心といたしまして持ち家住宅の建設の促進を図っているわけでございますが、五十九年度の施策といたしましては、従来と同様に...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) ただいま御指摘の住宅取得資金に係ります贈与税の特例の制度でございますが、これは親または祖父母から自己の居住の用に供する住宅の取得のための金銭の贈与を受けた場合の贈与税につきまして、二年間の時限措置といたしまして、一定の要件のもとで、その住宅取得資金のう...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 公共の賃貸住宅の供給につきましては、昭和五十九年度におきましても、厳しい財政事情の中ではございますが、所要の戸数の確保を図ったものでございます。さらに、新しく公営住宅総合建替モデル事業でありますとか、住都公団におきましてフリープランの賃貸住宅等を実施す...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) ただいまの先生の御指摘のように、地域に応じまして、また年代に応じまして、あるいはさらに所得に応じましておのおの的確に住宅を供給していくということが住宅政策の基本であろうと考えております。そういう意味では、大都市圏におきます比較的年代の若い世帯につきまし...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) まず第一点の優良再開発建築物整備促進事業でございますが、市街地の環境の整備あるいは改善に資する良好な建築物の整備を図りますとともに、あわせて良好な市街地住宅の供給を行うというものであります。二人以上の地権者等が敷地の共同利用をあわせて行う優良な再開発建...全文を見る
○政府委員(松谷蒼一郎君) 初めに、先生の御指摘になりました中古住宅の増改築等の施策につきまして御説明申し上げます。  我が国の住宅ストックは、ただいま先生から御指摘がございましたように、既に昭和五十三年におきまして三千五百万戸を上回っております。こういったストックの有効な活用...全文を見る
05月18日第101回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○松谷政府委員 お答え申し上げます。  ただいま先生から御指摘がございましたように、住宅・都市整備公団法の成立に際しまして、衆議院の建設委員会で十項目の附帯決議がございましたが、これにつきましての対応状況につきましてできるだけ簡単にお答えを申し上げたいと思います。  附帯決議...全文を見る
○松谷政府委員 お答え申し上げます。  まず第一に住宅・都市整備公団の業務でございますが、住宅の建設あるいは管理あるいは都市開発との業務の関係が非常に多岐にわたっておりまして、例えば住宅を建設し、それから管理するということのほか、宅地の開発が必要でございます。それからまた都市再...全文を見る
○松谷政府委員 今、御指摘の点についてお答え申し上げます。  先ほど申し上げましたように、住宅・都市整備公団の事業の中身が非常に多岐にわたっているわけでございまして、そのためには、事業の推進を図るにつきましてかなり専門分化的な形になってそれを推進していくということになります。そ...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま先生から御指摘がございましたように、昭和四十年代の半ばには年間八万戸程度まで住宅を建設をしたわけでございます。それと比較いたしますと、この数年の公団住宅の建設戸数は二万戸から三万戸程度ということでかなり減少しております。これは基本的には住宅の需給動向が変化...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま住宅公団からお話し申し上げましたように、御指摘の公開質問状の取り扱いにつきましては、公団の自主的な判断によるべきものと考えております。ただ、先生からも御指摘ございましたように、事業を円滑に実施をしていく、そのためには、労使関係については、やはり円満な体制を...全文を見る
○松谷政府委員 ただいま先生から御指摘がございましたように、住宅政策上、住宅ストックの有効な活用を図るということは極めて重要なことでございます。その中でも、増改築の促進あるいは中古住宅の流通を促進することは、今後ますます重要なことになろうかと存じております。そのため、住宅金融公庫...全文を見る
○松谷政府委員 ただいまの先生のお話でございますが、市街地再開発事業の場合の組合施行の場合でございますが、この場合には、基本的には地元の地権者の発意と意思によってその事業が行われるわけでございます。したがいまして、地権者間の権利調整事業を成立させるための保留床の処分等も組合が行う...全文を見る