松谷蒼一郎

まつたにそういちろう



当選回数回

松谷蒼一郎の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○松谷蒼一郎君 まず初めに、今回の震災により犠牲となられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災者の皆様方にお見舞いを申し上げます。  では最初に、国土庁に質問をさせていただきます。  もうこれまでいろいろと質問がありまして、重複をしていると思いますが、地元の第一の要望...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ところで、このたびの釧路沖地震につきまして、今までも御質問ございましたが、特に特徴的なこと、例えばエネルギーから見ますと、マグニチュード七・八でございますから、関東大震災が七・九でございまして、ほとんどエネルギー的には変わらない程度でございますが、被害が関東大震災...全文を見る
○松谷蒼一郎君 次に、建設省にお伺いいたしたいと思います。  ただいま液状化の問題がいろいろと出ておりますが、たしか新潟地震の際に、液状化というかクイックサンドという現象で公営住宅が傾いたり、いろんな被害が起きたわけですが、その後建築基準法の中でそれに対する措置をとったのかどう...全文を見る
○松谷蒼一郎君 建築物だけでなくて、先ほど質問がございましたように、マンホールとかあるいは浄化槽とか、そういった公共の土木施設も含めて液状化対策に取り組んでいただきたいというように思います。  次に、今回お一人の死者が出たわけでございますが、それはシャンデリアの落下によって亡く...全文を見る
○松谷蒼一郎君 特に、今後の地震のことを考えますと、大都市に地震がやってきた場合、高層建築物のガラスが落下をしまして、それによって被害をこうむる例が多いだろうと思います。現に釧路沖地震におきましても、負傷者の方には大変な数の方がそういった被災、災害をこうむったというように伺ってい...全文を見る
○松谷蒼一郎君 次に、これも重複するのでございますが、釧路川の堤防について大きな被害が発生をしているというように伺っております。その被害状況について御説明いただくとともに、融雪出水期に二次災害が起こらないようにするためにできるだけ早くその復旧をする必要があるのでございますが、その...全文を見る
○松谷蒼一郎君 このたびの釧路沖地震につきましては、被害がかなり小さい程度で抑えられたということ、それから国土庁を中心として、各省庁非常に連携のとれた対策をおとりになっていただくということに大変感謝の意を表する次第でありますが、災害復旧につきましては、大体法律、政省令あるいは行政...全文を見る
○松谷蒼一郎君 釧路沖地震につきましてはなお一層質問をしたいところでありますが、私も長崎県選出の参議院議員でございますので、この際お許しをいただきまして、雲仙・普賢岳噴火災害について若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、国土庁にお伺いいたします。  一昨年...全文を見る
○松谷蒼一郎君 確かにマグマの量が若干減ってきまして、鎮静化の方向に向かっているんではないかというように私どもも伺っておりますが、これから後、大変心配されますのが土石流の被害でございます。その土石流対策について平成四年度、今年度、どういうような対策をされているのか、まずお伺いいた...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今四年度の、現在の実施状況についてお伺いしたわけでございますが、来年度の予算は現在審議中でございますが、平成五年度の政府予算原案の中で考えられていることにつきましてお伺いをいたしたいと思います。  特に、聞くところによりますと、直轄の砂防事業のための工事事務所を...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今お話しのように、直轄砂防工事事務所をつくって工事を実施していくということは大変画期的なことであると私は思います。そういう意味でどうか効果がありますように早急に実施をしていただきたいと要望する次第でございます。  実は、私が地元での一部の意見として聞いたんですが...全文を見る
○松谷蒼一郎君 土石流のおそれが非常に大きいわけで、住民の方々の不安が大きいわけですが、そういうところを踏まえましてできるだけ有効な砂防ダムの実施を早急にやっていただきたい。  それから、やはり用地問題もございますし、いろいろ住民の感情その他もありますので、住民側の御意見を十分...全文を見る
○松谷蒼一郎君 住宅対策が今後非常に大きな問題になりますので、よろしくお願いを申し上げます。  その住宅対策の一環として、がけ地近接等危険住宅移転事業について来年度の予算案の中で考慮されていると聞いております。私が聞いたところでは、二月当たり五百十六万円ですか、補助金のかさ上げ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 まだいろいろ聞きたいことがございますが、時間がございませんのでこれで終わりますが、井上国土庁長官は、先般、長官に就任されまして直ちに雲仙・普賢岳噴火災害地の視察においでになりました。さすがは建設省出身の長官であると大変敬服をしておるわけでございます。被災地を視察さ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。
04月15日第126回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○松谷蒼一郎君 特許法の改正につきましての質問に入ります前に、現在景気の動向が微妙に変化をしているというように伺っております。例えば四月七日の日銀総裁の記者会見の中でも、株価が上昇してきている、それからまたマネーサプライにつきましても増加が見られる、それによって企業マインドに微妙...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ただいま通産大臣から御所見を伺いました。景気の回復につきましてのかじ取りの大変難しい時期であろうかと思います。そういう点で、経済官庁の中で最も実力者であられます森通産大臣、何とか景気が回復に転じていくようかじ取りの方をよろしくお願いを申し上げます。  それでは次...全文を見る
○松谷蒼一郎君 日米構造協議でアメリカ側から平成七年までに二十四カ月の審査期間でやってもらいたいという要請があったわけであります。また、WIPOのハーモナイゼーション条約案に盛り込まれております迅速処理の要請もございますが、そういったものが今回の法改正あるいはその他措置によりまし...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今回の法改正によりまして審査期間を短縮していこうという、その法改正の目的に最も合った改正点というのが補正の問題じゃないかと思うんですが、この問題は確かに、いろいろお伺いしますと、補正によって審査が大変に複雑になる、あるいはまた不公平の問題が出てくるというような問題...全文を見る
○松谷蒼一郎君 たくさん質問したかったんですが、もうあと十分ぐらいしかありませんのでちょっと省略をいたします。  先日特許庁を拝見いたしましたときに、実にすばらしいコンピューターの使用でありますとか制度の運用に感銘を受けたわけでございます。ただ、結局審査をするのは審査官なんです...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ただいま特許庁では、たびたび申し上げますようにペーパーレスの計画推進、それから審査官の増員等の総合的な施策によりまして、出願から権利付与までの期間を何とか短縮しようということで頑張っていらっしゃるわけでございます。今回の法改正あるいは審査官の増員、これらによって所...全文を見る
○松谷蒼一郎君 審査官の増員を含めましてやはり審査体制を充実するためには、特別会計自体が健全な会計でないとぐあいが悪いわけですけれども、そのために今回の法改正によって料金の改定が行われるわけであります。しかしその中身は、午前中に社会党の先生方の御質問がございましたが、料金そのもの...全文を見る
○松谷蒼一郎君 迅速な権利付与ということは世界経済の発展のためにも、そしてまた我が国産業の発展のためにも極めて重要なことであると考えます。そういう意味で今回の法改正は前進であるというように私は考えております。しかし、これで果たして十分であるのかどうか。そういう点につきまして、ある...全文を見る
04月16日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○松谷蒼一郎君 私は、雲仙・普賢岳災害に関連をいたします質問に絞ってお願いをいたしたいと存じております。  既に篠崎先生から御質問がございましたので、若干重複するところがございますが、御勘弁をいただきまして質問をいたしたいと思います。  一昨年の六月三日の大火砕流によりまして...全文を見る
○松谷蒼一郎君 なかなか先行きの見通しがつかないような状況でございます。  既に二年近くになるわけでございますが、当初、雲仙岳噴火非常災害対策本部が設置をされまして、本部長に国土庁長官が任じられたわけでございますが、その際二十一分野九十四項目の災害対策が決定されております。その...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ただいまお話をお伺いいたしまして、当初の対策、対応としては、二年近くも長期間にこういった災害が継続するというような予測があったかどうかわかりませんが、しかし今後さらに長期間に災害が続く場合には、また改めてその実施対策につきまして見直しを図る必要があるというような時...全文を見る
○松谷蒼一郎君 災害復旧対策につきまして、農業関係で非常にいろいろなことをやっていただいて大変感謝をしておりますが、今後ともよろしくお願いを申し上げます。  次に商工業関係でございますが、災害が長期化いたしまして、被災地域の中小企業者の経営状況が従前の業績に対して非常に落ち込ん...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうかひとつよろしくお願いいたします。  次に、住宅関係の質問に移ります。  先ほどの質問にもございましたように、応急仮設住宅が直ちに建設をされたわけでございますが、その入居の状況について伺います。
○松谷蒼一郎君 応急仮設住宅に入居をされている方、原因別にどういうような入居の状況であるのか。それからさらに、地域の問題、そういった面についてお答えください。
○松谷蒼一郎君 原因別にはそういうことでございますが、さらに現在仮設住宅への入居は四百五十二世帯、これが五百四十九戸の中に居住をしている。それから、被災者のうち公営住宅へ入居をしたというのが百四十六世帯、その他知人宅等々に入居したのが十九世帯、合計で六百十七世帯というように聞いて...全文を見る
○松谷蒼一郎君 できるだけ早期に県や市と一体となって、現在応急仮設住宅に住んでいる方々を公営住宅その他正規の住宅へ入居移転させていただくよう対策をとっていただくようお願いをいたします。私どもがことしの年末に伺ったときはもう応急仮設住宅はない、立派な住宅に皆さん住んでいるというよう...全文を見る
○松谷蒼一郎君 家賃についてはいろいろな面で救済をしているあるいは減免措置をとっている、そういうことでございますね。
○松谷蒼一郎君 次に、平成五年度の予算で、住宅を移転するための支援策としてがけ地近接等危険住宅移転事業、いろいろと予算補助の面が改善をされたというように聞いておりますが、その事業概要についてお願いいたします。
○松谷蒼一郎君 このがけ地近接等危険住宅移転事業と、それから国土庁で所管されております防災集団移転促進事業、これは非常に似たような事業であるわけですが、今回の雲仙岳噴火災害についてはどちらをどういうふうに適用をしていただけるのか。どちらが有利かというのはちょっとよく、いろいろな適...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いずれも地元では大変に期待をしておりますので、積極的な活用をぜひお願いいたします。  次に、砂防事業について御質問をいたしたいと思います。  今年度から長崎に新しく従来の長崎工事事務所とは別途に雲仙岳災害復興工事事務所でしたか、ということで二十四人の人員を擁し...全文を見る
○松谷蒼一郎君 平成五年三月二十八日に現地で用地の説明会が実施されております。その反応はどうであったか。価格については、先ほど質問がございましたように、基準価格が被災前の価格なのか、そうでなければどうなのかというようなこと。さらに、国道五十七号より山側の警戒区域内では測量もできな...全文を見る
○松谷蒼一郎君 時間がございませんので若干割愛をいたしますが、島原半島を循環いたします国道二百五十一号線がございます。それから国道五十七号線がございます。これらの道路は災害とは関係なく非常に渋滞をしておるわけでございますが、特に災害が発生をいたしまして緊急のときには非常に混雑をい...全文を見る
○松谷蒼一郎君 雲仙・普賢岳の災害につきましては、既に大火砕流発生以来二年近くになったわけでございます。依然として冒頭申し上げましたように日量三十万立米の溶岩が噴出をしておる。さらに噴火が長期に継続することも考慮に入れなければならないような状況でございます。  こういった状況の...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。  終わります。
04月22日第126回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○松谷蒼一郎君 最初に、対ロシア支援関係につきまして二、三質問をさせていただきたいと思います。  今回の貿易保険法の改正の趣旨は、カントリーリスクが高くて資金がなかなか流れにくい発展途上国に対して中長期の経済開発のための資金を還流していく、それを促進するということが目的であると...全文を見る
○松谷蒼一郎君 また、最近会合がございましたG7の閣僚会合におきまして、ロシアに対する新たな支援措置といたしまして我が国は十八億二千万ドルの新規パッケージを表明したわけであります。今回も、そのうちの大部分は貿易保険の引受枠であると聞いております。このロシア向け十一億ドルの新規引受...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今お答えの中で若干触れられたのでございますが、対ロシア支援策というのは極めて現在の国際問題の中で重要な問題である。したがいまして、これを支援することはよく理解ができるわけでございますが、一方貿易保険特別会計の収支は大変厳しい状況にございます。  こういう中でロシ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 対ロシア支援策の関係につきましては、以上でひとまず終わりまして、貿易保険特別会計につきまして御質問をいたしたいと思います。  一九八年代は、中南米を中心に発展途上国におきましてリスクジュール、債務の繰り延べが相次いだわけであります。そのため、我が国の商社でありま...全文を見る
○松谷蒼一郎君 黒字になっていくのじゃないかというようなお話で、大変結構ではございますが、しかしこれからカントリーリスクの高い国への資金還流とその保険の付与、そしてまた対ロシア支援と、いろいろ難しい局面が続いてまいります。それに対して、今回の法改正ではてん補率も九五%まで高めると...全文を見る
○松谷蒼一郎君 発展途上国に対する支援あるいはロシアに対する支援、こういったことは国際的な問題からも経済大国となりました我が国としてはやはりやっていかなければならない大きな問題であることは間違いないんですが、しかし一方貿易保険特別会計はずっと赤字で、一般会計からの出資金が非常に大...全文を見る
○松谷蒼一郎君 我が国は、発展途上国の債務、開発問題に貢献をいたしますためにこれまで五年間で六百五十億ドルの資金を還流させるという計画を表明いたしました。これを昨年までに達成したと聞いております。こうした貢献を行っていくということは非常に重要なことであります。  大臣にお伺いを...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。
05月11日第126回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○松谷蒼一郎君 本日はお忙しい中を参考人として御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  最初に、景気に関連をして若干お尋ねをいたしたいと思います。先ほどの御質問に若干重複をしているところがあると思いますが、お許しを願います。  景気につきましては、本年に入りま...全文を見る
○松谷蒼一郎君 そういった現状の中で小規模事業者の方々がどういった対策を求めているのか、これはもちろん地域、業種、規模等によって異なるとは思いますが、一般的に言ってどういうような対策を求めているのか、それについてお伺いしたいと思います。
○松谷蒼一郎君 今回の法改正といいますか立法は、かなり大幅な改正であるというように考えております。と申しますのは、午前中の議員からの御質問にございましたように、従来はいわば経営指導あるいはコンサルといったようなことを中心として行っておりました事業が、今度の改正によりまして商工会あ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 地域振興が非常に待たれているということは、今のお話のとおりだと私も思います。また、村おこし、町おこしが非常に要望されておる。しかしながら、その具体的な方策となってまいりますと、なかなかこれは難しい。小規模事業者支援法案にございますような形の駐車場、展示会等々の事業...全文を見る
○松谷蒼一郎君 このたびの通産省の小規模事業者支援法律案、そしてまたそれに伴う関係法の改正は非常にすばらしい改正であるというように考えております。しかしながら、果たしてこれで十分であるのかどうか。先般、通産省の関係者の方に聞いたら、両団体はもう大賛成であるというような答えがござい...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。これで終わります。
06月02日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○松谷蒼一郎君 冒頭、実は質問の通告はしていなかったんでございますが、現在伊豆半島周辺で非常に地震が頻発をしてきております。新聞情報その他によりますと、いろいろな指標が、大規模な地震へのおそれを示すような指標も見られているというように伺っております。  大変恐縮でございますが、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 通告なしに質問をいたしまして大変恐縮でございました。  本日は六月二日、一昨年の六月三日の雲仙・普賢岳の大規模火砕流によりまして四十三人のとうとい人命を失ったわけでございます。ちょうど二年に当たります。まずもって亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。  ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いよいよ梅雨のシーズンが近づいてきております。先ほどの長官のお話では、もう既に梅雨宣言が出されたというふうに伺いましたが、今回の災害を考慮した上で緊急的に梅雨期に向けての応急対策を立てるべきだというふうに思いますが、いかがですか。
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。至急に緊急にやっていただきたいと思います。  ところで、中尾川流域には五月に入りまして火砕流が頻発をしてきております。中尾川上流地区の砂防計画は既にございますが、しかしこういうような状態を踏まえましてその計画を見直す必要があるんじゃ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 土石流が頻発をしております。四月それから五月の大土石流の災害は大変に厳しいものがあるわけでございます。特に導流堤計画がございます地域と、それから水無川の川筋の地域の間に挟まれた、いわゆる三角地帯と地元では言っておりますが、この三角地帯の惨状はまことに目に余るものが...全文を見る
○松谷蒼一郎君 集団移転については、いろいろな助成の方法があるわけでございます。私はかなり個人的な見解でございますが、集団移転につきましては単なる防災上避難する、いわば逃げるというのではなくて、これを前向きに考えていけないものかどうか。禍を転じて福となすといいますか、現在三角地帯...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ぜひ前向きに国土庁が音頭を取ってやっていただきたいというように思います。  集団移転ということもさることながら、当面居住者の方々のお考えは、やはり父祖伝来の地に住まいたいという気があることは確かに事実でございます。そういうようなことを考えますと、さらにまた今後土...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今回の災害に当たりましていろいろな制度があるわけです。各省庁縦割りの中でいろいろな制度があるわけですが、例えばかさ上げ一つとりましても、具体的に支援する、救済をするという場合に既存の制度の中ではなかなかできないというような面があるわけでございます。したがいまして、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 導流堤を今断続的に計画しておりますのを一本の導流堤としてつないでいく、連続をする、そういうことでございますか。――わかりました。  次に、住宅関係について質問いたしたいと思います。  今回の土石流災害によりまして住戸の被害が再び発生をしたわけでございますが、公...全文を見る
○松谷蒼一郎君 土石流災害あるいは火砕流災害というようなものは、もちろん予想を超えて発生をするわけでございますが、発生をして、災害が起きてそれから住宅を建設するというのでは、いつも入居対策というのはずっとおくれていくわけです。そういう意味では、若干公営住宅を過剰供給のような形であ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 なかなか過剰供給といっても難しいんだろうとは思いますが、先ほど高齢者で独身の方が四十世帯ぐらいあるというふうに聞いておりますが、これについて公営住宅で手当てをしていくという方法ももちろんありますが、実はこのたびの国会で法律として制定されました特定優良賃貸住宅制度、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 次に農家の被災者の方についての質問に移りますが、被災者の方の大部分が農家の方であるわけですが、農水省は、県、市あるいは町と相談をして、被災者の方のために農地を一定期間借り上げて、そしてできるだけ農地を食わないで高収入を得られるような農業方法、例えばビニールハウスに...全文を見る
○松谷蒼一郎君 次に、鉄道関係についての質問でございますが、これはもう既に御質問はございましたが、御存じのように島原半島の重要な交通手段であります島原鉄道が土石流によりまして大きな被害を受け、現在安中地区で不通となっております。緊急に大きな助成ができないものかどうか、運輸省の方で...全文を見る
○松谷蒼一郎君 このたびの雲仙・普賢岳の災害は、現地に足を踏み入れた人は肌で実感できるわけでございますが、実に甚大で深刻でございます。特に従来の災害というのは一過性でありまして、台風災害、洪水、例えば噴火の災害につきましても一過性のものであったわけですが、これが既に発生して以来も...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。
11月05日第128回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○松谷蒼一郎君 去る七月に起こりました北海道南西沖地震の災害について御質問をいたしたいと思いますが、その被害の大まかな概況と、それから八月三十日に北海道南西沖地震非常災害対策本部で決定をいたしました対策のその後の実施状況につきまして御説明をお願いいたします。
○松谷蒼一郎君 奥尻町におきましては大変な激震に見舞われまして、多くの家屋が被害に遭ったわけでございます。その家屋に入居されている方のその後の住宅対策についてお伺いいたしたいと思いますが、特に公営住宅の建設の進捗状況はいかがでございましょうか。
○松谷蒼一郎君 被災世帯全体の大体何%ぐらい、どの程度ぐらいを公営住宅の入居で救済するような計画になっておりますか。それから、公営住宅の場合は収入制限がありますが、その点はクリアできるようになっておりますか。
○松谷蒼一郎君 奥尻町におきます家屋の被害状況は大変厳しいものがございますので、今後とも公営住宅の建設については特段の御配慮をお願いしたいと思います。  以上、北海道南西沖地震災害につきまして終わりまして、次に、本年の八月に起こりました南九州を中心とした豪雨災害及び台風十二号に...全文を見る
○松谷蒼一郎君 災害の概況については今お伺いいたしましたが、道路でありますとか河川、あるいは特に被害の甚だしかったがけ崩れ、こういうようなことにつきましての各部門別の復旧状況、対策の実施状況につきまして、担当省であります建設省から御答弁をお願いいたします。  まず道路関係から、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 次に、河川関係について。
○松谷蒼一郎君 がけ崩れ関係につきましてお願いします。
○松谷蒼一郎君 鉄道関係はどうなっておりますでしょうか。運輸省の方はお見えですか。
○松谷蒼一郎君 その復旧の対策の状況はいかがですか。
○松谷蒼一郎君 できるだけ早く、鉄道は何といっても生活の根幹的な部分でありますから、復旧に努めていただきたいと思います。  以上、八月の豪雨災害及び台風十三号による災害につきましてお伺いしたわけでございますが、大変痛ましい災害であります。大変な災害でございましたが、当然これにつ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 大変な災害でありますので、今後とも復旧については十分な御配慮の上努力をしていただきたいと思います。  次に、冷害対策に移りたいと思います。  御存じのように、今回の米の不作、すなわち冷害によります米の作況は戦後最悪の状態になってきております。これについては農水...全文を見る
○松谷蒼一郎君 異常な、予想もできなかったような冷害によって米の緊急輸入に踏み切らざるを得なかった、こういうような話でございますが、よく冷害といいますか米の不作は一年だけじゃなくて二年、三年と続くというように言われております。来年度あるいはそれ以降の米の備蓄につきましてはどんなふ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今回、米の輸入について緊急措置をとるということでありますが、これが米の輸入自由化にはつながらないというように思いますが、ここで明確に長官より御答弁をいただきたいと思います。
○松谷蒼一郎君 大臣がただいま外国出張中でございますのでこれ以上は伺いませんが、米の輸入の自由化については我が党は例外なき関税化について反対でございますので、十分御認識の上政策を決定していただきたい、そういうように思います。  次に、今回の冷害につきまして農業共済より支払い金が...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今回の冷害は大変ないわば災害でありますので、これについては十分な手当てをしていただきたいわけでございます。特に、農業共済再保険特別会計の資金構造について、大蔵省との折衝があるんでございましょうが、やはり一般会計から原則としては支出をしていただく、そういうことでない...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それでは、冷害についてはこれで終わりまして、私の地元であります雲仙岳の災害について御質問をいたしたいと思います。  雲仙・普賢岳災害につきましては、もう既に三年になりますが、相変わらず噴火の終息を見ない状況でございます。その中で、まだまだ警戒区域が指定されたまま...全文を見る
○松谷蒼一郎君 余り時間がありませんので、簡単にひとつよろしくお願いします。  雲仙中尾川の砂防対策はいかがでしょうか。
○松谷蒼一郎君 水無川流域に三角地帯と通称言われているところがありますが、その地帯は、現地に行けばわかりますが、土石流の被害で大変な埋没になっておるわけでございます。このままではなかなか土石の除去も大変である。いわば今の状態では民有地に入った土石を除去するのは不可能に近いほどの大...全文を見る
○松谷蒼一郎君 八月二十日にやはり豪雨がありまして、島原を中心として土石流が発生をした。島原市の近くにあります眉山から土石流が発生をして、市街地にまで大きな被害を出した。島原市の眉山六渓というんでしょうか、そこで長崎営林署がその土石の除去について作業を進めていたわけでありますが、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 市街地の中に土砂が山積をしているわけでございますから、予算がないから中断をしたということはないと思いますが、ぜひ早急に除去作業を継続していただきたいと御要望いたします。  次に、今島原の警戒区域を中心とした地域に災害危険区域が指定をされました。この地域に対して防...全文を見る
○松谷蒼一郎君 移転助成費というのはいわゆる引っ越しのいわば事務費みたいなものですから大したことはないんで、やはり移転することについての、当該移転先地に住宅を建設する場合の利子補給金の前払い金として五百万円前後の資金が出るというところにこの事業の特徴があると思うんですね。その特徴...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いや、砂防事業とがけ地近接等危険住宅移転事業とは全く違う制度なんですよ。がけ近事業と集団移転事業とは、制度そのものは似ていますが、集団移転事業でやろうということについてがけ近で救うということは、これは二重になってしまいますからそれはできないわけで、むしろ集団移転事...全文を見る
○松谷蒼一郎君 これ以上はやめますが、いずれにしても、せっかくの防災集団移転事業が生かされない。むしろ住宅を滅失して非常に困っている住民の方がどうにもならないというような状態になっているわけです。その点ではほかのいろいろな事業の制度もあるかもしれませんが、そういうものを組み合わせ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 せっかくの九州出身の大臣でもありますし、かねがね社会党さんはこういった災害対策については非常な熱意を持って委員会等でも質問をされておりましたので、何とかこの雲仙・普賢岳災害の集団移転事業等に伴う関係事業についても十分血の通った事業として実施をしていただきたいと思い...全文を見る