松谷蒼一郎

まつたにそういちろう



当選回数回

松谷蒼一郎の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第129回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○松谷蒼一郎君 ただいま建設大臣より提案されました法律案につきまして、御質問をいたします。  御案内のとおり、現下国民が最も関心を抱いているといいますか憂慮しておりますのは景気の問題でございます。景気が非常に落ち込んできている、そのために早く適時適切に景気回復の対策を打つべきで...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今、都市局長から御説明がありましたが、大蔵省がさきに公表いたしました資料によりますと、不良債権の総額は十二兆三千億円だと言われている。実際には、金融機関で抱えている不良債権の総額は百兆円とも二百兆円とも言われている。その中で買取機構が事業を実施したとしても、今お話...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今、大臣からお話がありましたように、いわば緊急の総合経済対策の中で特に法律改正案まで出してやろうということですから、単なる用地先行取得だけではなく、景気回復対策のための土地流動化対策であるということははっきりしていると思うわけです。  それにしては、冒頭に申し上...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ちょっと時間がないものですから大分はしょりますが、民都機構の定員というのは、何人かと聞かなくてもわかるから聞きません。が、大体五十人を切っているわけです。実際の業務をやるのは四十人足らずであります。予算は今言ったように、わずかかどうかわかりませんが、一般会計からの...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今の大臣のお話については私自身はいろいろ意見があるんですが、自民党もこの法案に対しては反対ではないということだそうでございますのでこれ以上は申し上げません。  これでちょっと気になりましたのは、この改正法の附則第十四条第二項第一号のイに定めております条文です。次...全文を見る
○松谷蒼一郎君 そうでありますと、大体余り開発のできないようないわば不良資産といいますか、不良な土地だけ買いなさい、こういうことになると、民都機構は五年後に売り戻し特約を結ぶとは言っているんだが、しかし景気がこのままずっと悪い状態か同じような状態で続いていった場合に、相手さんの方...全文を見る
○松谷蒼一郎君 時間がありませんのであれですが、五千億程度の資金ですから余り景気対策をそう気にはかけないで、できるだけ民間の都市開発業者等と一体となって、そんな著しく劣っている土地じゃなくて、そこそこの土地を取得しながら立派な都市計画、都市開発をやっていただきたいと思うわけです。...全文を見る
06月14日第129回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○松谷蒼一郎君 自由民主党の松谷でございます。  初めに、雲仙・普賢岳の災害対策について伺いたいと思います。  雲仙・普賢岳の噴火災害は、平成三年六月三日、四十三人の痛ましい被害者を出しまして、大変な大災害であったわけでありますが、その後三年たちましてもなお噴火も終息を見ない...全文を見る
○松谷蒼一郎君 この雲仙・普賢岳災害につきましては、自由民主党の内閣におきましては海部総理みずから現地に視察に参りました。続きまして宮澤総理も現地に直ちに視察に参りました。ところが、連立与党におきましては、細川総理も行きませんし、それから羽田総理も、まあなったほやほやですからそれ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それでは、近々視察に行っていただけますでしょうか。
○松谷蒼一郎君 できるだけ早く視察に行きまして、その後の対策について種々講じていただきたいと思います。  おいでになればわかりますが、被災者だけではなくて地域全体が荒廃をしておりまして、その陰状は本当に目に余るものがございます。ごういつた状況の中で、いろいろな施策について現地市...全文を見る
○松谷蒼一郎君 警戒区域内についての損失補償についてはいかがお考えでしょうか。
○松谷蒼一郎君 噴火災害が始まってもう三年になるんですね。その間、検討検討と言っていたら何十年たってもできないんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
○松谷蒼一郎君 それから、自治省のいろいろな配慮によって県を中心とした災害対策基金ができて、それの果実をもっていろいろ損失補償に近いような形で生活の保障をやっているわけでございますが、残念ながら金利が非常に下がってきて運用金利が低くなったためにその果実が大変少なくなって生活できな...全文を見る
○松谷蒼一郎君 じゃ、もう一度質問いたします。  災害対策基金を長崎県でつくりまして、それに対して自治省から交付税その他でいろいろと配慮をしていただきました。ところが、災害対策基金の果実で生活のいろいろな面倒を見ているわけでございますが、その運用金利がこのところずっと下がってき...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それでは、直ちに県と御運絡をとって基金の増額措置をとっていただきたいと思います。
○松谷蒼一郎君 雲仙・普賢岳については時間がございませんのでこの辺で質問を終わりますが、総理、再度ぜひ近々現地に視察においでになることを希望いたします。  それでは、次に景気対策に移らせていただきますが、経済企画庁長官、景気の現状と今後の見通しをお願いします。
○松谷蒼一郎君 それでは、今年度の成長見込み率の二・四%は達成できますか。
○松谷蒼一郎君 経済企画庁が頑張るわけじゃないんですが、この問題については、官房長官いらっしゃいますが、官房長官は、自民党政権下において経済企画庁はでたらめなことばかり発言していた、責任もとらない、こういうような発言をされておるわけです。それは通産大臣に就任されたときです。経済企...全文を見る
○松谷蒼一郎君 現在の景気低迷の原因は、古典的に在庫調整が云々ということよりも、かなり構造不況の面があると思うんですね。それから金融機関の不良債権の問題でありますとか、土地の流動化の問題でありますとか、いろんな面に大変多岐にわたって今までにない不況の姿をあらわしていると思うんです...全文を見る
○松谷蒼一郎君 流動化のため、土地の譲渡益課税とか地価税を廃止するお気持ちはございませんか。
○松谷蒼一郎君 大変重要な御答弁でございますが、ちょっと時間がありませんので先に参ります。  九二年の八月に共国債権買取機構がスタートいたしました。その効果はどうでしょうか。
○松谷蒼一郎君 私はそれほど効果は上がっていないと思うんです。というのは、全体で六十兆円ともあるいは全金融機関を勘案すると百兆円とも言われるほどの不良債権であります。これについてわずか四兆円ではなかなかの効果ではないん一じゃないかと思うんです。  なお、アメリカで行われました不...全文を見る
○松谷蒼一郎君 非常に景気が停滞をして、多少は明るさが見えるとはいうものの、これからが大変であろうと思います。その一つの原因として、さらに今後の問題も含めて、内外価格差の問題がある。そのために羽田内閣としては、細川内閣からそうですが、規制緩和をやっていこう、こういうような御意思で...全文を見る
○松谷蒼一郎君 規制緩和実施のスケジュールについて、総務庁長官から。
○松谷蒼一郎君 規制緩和については、経済的な規制緩和とそれから社会的規制緩和と二つ。それで、やはり重要なのは当面特に経済的な規制緩和であると思うんです。  ところが、細川内閣のときから住宅土地関係を先にやれと、そっちが突っ走っているんですが、これはどういう考え方でしょうか。
○松谷蒼一郎君 まだそこまで聞いてないですよ。
○松谷蒼一郎君 それは後から聞こうと思ったことです。  社会的な規制緩和というのは、環境問題でありますとか都市の構成の問題でありますとかいろんな問題が絡んで、それを簡単に外すということはなかなか難しい。また、それが直ちに国際競争力に寄与するというふうなことでもない。問題は、最初...全文を見る
○松谷蒼一郎君 六月の末に向けて行政改革推進本部で具体の項目について今検討中でありますが、所管庁が非常に消極的であるというように報じられております。流通部会では専門員の学識経験者より不満が噴出をしたと、朝日の五月十九日でありますが、記事が出ております。  総理はここで指導力を発...全文を見る
○松谷蒼一郎君 総理は公共料金の値上げについては一律凍結というのをやったわけですから、この経済的規制緩和についても全部自由だと、ただし例外を見ましょうというような形で実施できないものでしょうか。
○松谷蒼一郎君 各省にお伺いいたしますが、ガソリンスタンドでのセルフ給油方式についての規制緩和、これは自治大臣ですか。
○松谷蒼一郎君 運輸省に聞きます。  トラック事業の免許基準について営業台数制限がありますが、これは撤廃できませんか。
○松谷蒼一郎君 私が理解するわけじゃないんですが、皆さん、全部聞いていますと、私のところは例外だ、私も例外だと。これ、総理、一体指導力はどうやって発揮されるんでしょうか。
○松谷蒼一郎君 大規模店舗法の段階的な廃止について、通産大臣。
○松谷蒼一郎君 同じく通産大臣にお願いしますが、電力・ガス料金が認可制になっていますが、これは撤廃できませんか。
○松谷蒼一郎君 総理、今、通産大臣にも二つお伺いしましたが、大規模店舗法とそれから電力料金の問題、これもやはり例外ですよと。検討をしますということは、大体やらないということですね。  ですから、これはやっぱり総理ここで、もう六月の末も近いわけですから、原則自由でやる、これは羽田...全文を見る
○松谷蒼一郎君 規制緩和をやりますということは公約というのは別として、原則自由、これが公約だと、これを内外にはっきり宣言すべきであるというのは作業部会でも言われているんですよね。  これについてはいかがですか。
○松谷蒼一郎君 あいさつじゃなくて、公約というのは天下に宣言をするわけでございますが、羽田内閣がやってきたのは、公共料金の一律値上げの凍結。あとは規制緩和。だけれども、この規制緩和が、各省大臣に今お伺いすると、みんな例外だ例外だと。それで結局、例外内閣になってしまうということにな...全文を見る
○松谷蒼一郎君 じゃ、それはまだ検討中ですか。
○松谷蒼一郎君 住宅ローンについては、実は八三年に同じく銀行ローンの中に、従来は固定金利だけだったわけですが、変動金利を導入したわけですね。そのときに、私も関与しておりましたが、固定金利が原則だ、変動金利はいわば例外であるというようなことで局長通達を出していた。  ところが現在...全文を見る
○松谷蒼一郎君 これはぜひ指導していただきたいと思います。  次に、内藤問題に関連をして官房長官にちょっとお伺いします。  通産省の研究所の次長である大塚和彦氏が、今月二日の衆議院の予算委員会で熊谷大臣のやらせ質問について証言をした。やらせ質問があった、これについては、私は真...全文を見る
○松谷蒼一郎君 職を辞して真相を言う、こういうことであります。井上さんに面会して、本当のことを言います、そのかわりやめます、こう言ったんですね。六月十二日の毎日新聞に出ております。本当のことです。官房長官、これはうそだとおっしゃるわけですか。
○松谷蒼一郎君 明確に否定をしていないんですね。井上氏は今年一月、毎日新聞の取材に、九月二十一日に熊谷氏と国会裏手のうなぎ屋で会食したことを認め、熊谷さんは、省内に自分より古い先輩がいてどうもやりにくい、困ったものだ、こう言っていたと話している。これは六月十二日の毎日新聞です。 ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 官庁人事は、大体六月の国会明けなんですよね。予算をこれから編成しようというこんな十二月の人事異動なんというのは聞いたことがないんです。  それから、人心一新を図ると、こうおっしゃったけれども、全然図ってないじゃないですか。産政局長の不在が二カ月続いた。その結果、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 産業政策局長といえば、通産省の最も重要なかなめなんですね。何らこれに対してあれがなかったというのは、じゃ通産省はもう産政局なんかなくてもいいというようなことになりかねませんよね。  この結果、通産省の証言によると、二月八日、これは総合経済対策が発表になった日、午...全文を見る
○松谷蒼一郎君 事務次官以下各局長、官房長が全部出席をしている。これは明らかに臨時の省議ないしは幹部会議に当たるわけですが、これについて全く知らなかったんでしょうか。
○松谷蒼一郎君 こういう重要なことを大臣が知らない。事務次官、全局長が集まる会議を知らないとか、そんなことあり得ないじゃないですか。もし全く知らなかったといえば、大臣が全くもう仲間外れにされた、政策についてもすべてそうだということになります。  ここでこういうことが提案されたわ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 これは申しわけないだけじゃ済まないと思うんですね。責任をきちっととっていただきたいと思います。  さらに、熊野次官は、先般我が党の片山委員からも質問がありましたが、消費税について斎藤次官と二人で突出した行為を各経済団体にやったと。その上、さらに今度は恥の上塗りの...全文を見る
○松谷蒼一郎君 じゃ、通産大臣。
○松谷蒼一郎君 今私が言ったようなことの事実があったかどうか。官房長、答弁してください。
○松谷蒼一郎君 これは、経済同友会の品川専務理事もけしからぬ、こう言っているわけですから、大臣、お願いします。
○松谷蒼一郎君 必ずしも満足すべき答弁ではありませんが、しかし、時間がございませんので先に進みたいと思います。  なお、この問題についてはまだ後日質問をさせていただきたいと思います。  次に、外務大臣に伺いますが、核武装の国際法上の問題でありますが、私は長崎の出身でもあります...全文を見る
○松谷蒼一郎君 時間がないので、これで終わります。
06月20日第129回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○松谷蒼一郎君 次に、不動産特定共同事業法案につきまして質疑を行います。  不動産小口化商品の実情について局長より御説明願います。
○松谷蒼一郎君 不動産小口化商品につきましてはいろいろな被害が出ているというように伺っておりますが、投資家被害の実態はいかがですか。
○松谷蒼一郎君 こういう被害が起こった原因をどうお考えになりますか。
○松谷蒼一郎君 今も局長から説明がありましたように、被害のかなりの部分は事業者の倒産によって起こっているというような実態があります。倒産してしまえばもうどうにもならないわけです。だから、倒産が予防できるような措置を本法によって講じているのかどうか。あるいは万一不幸にして倒産しても...全文を見る
○松谷蒼一郎君 大臣にお伺いします。  現在、羽田内閣は規制緩和ということを極めて重要な政策として打ち出しているわけでございますが、この法律は原則的には不動産特定共同事業の原則禁止に当たるのではないか。許可をもって初めて実施ができる、こういう考え方ではないかと思うんですが、この...全文を見る
○松谷蒼一郎君 局長にお伺いします。  今、大臣からお話がありましたようにいろいろな被害が広がっているわけです。こうした被害がないようにということで本法が提案されたわけですが、罰則を含めてこの程度の規制で果たして事業参加者の保護は万全にできるのかどうか。その可能性についていかが...全文を見る
○松谷蒼一郎君 せっかく本法を提案されたわけでございますから、きちっと実施をしていただいて、事業参加者の保護についても万全を期していただきたい。  ところで、この不動産特定共同事業につきましては、大蔵省所管であろうと思いますが、商品ファンドがもう既に先行してございますが、商品フ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 この法律は、建設省所管だけじゃなくて大蔵省との共管になっている、共同提案になっていますね。あなたにお伺いしていいのかどうかちょっとよくわかりませんが、行政事務を簡素化していこうじゃないかというときに余り関係のない省庁まで共管としないで、建設省専管でいいんじゃないか...全文を見る
○松谷蒼一郎君 余り言ったら建設省もお困りかもしれませんので、もうこのくらいでとどめます。  ところで、本法の第十七条に規定されております。務管理者、これは、大体こういう小口化商品についてのいろいろな被害実例というのはセールスマンが過大なPRをしたりして被害に遭うというような例...全文を見る
○松谷蒼一郎君 本法に不動産特定共同事業協会のことが規定されておりますが、その目的、事業、それからこれは各県に一つずつ置くのか、それとも全国一本、全国一本で果たして効果があるのかどうか、そういったことについて。
○松谷蒼一郎君 これは被害に遭うのは事業参加者であるわけですが、事業参加者はこの協会には直接的な関係はないんですか。
○松谷蒼一郎君 大臣にお伺いいたしますが、この不動産特定共同事業法案というのは、基本的には規制法ではありますが、しかしこれから新しい分野を開拓する事業でもありますから、こういった事業を有効に活用いたしまして、そして都市開発あるいは土地の有効利用にできるだけ寄与していくというような...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今大臣がお話しになったように、景気対策の一環にもなる、都市開発にも一つの大きな手段となるだろうというようなことであれば、適正なルールづくりをいたしましてその上で本法制定とあわせていろいろな助成措置、恐らく融資とかあるいは税制上の問題ということになるんだろうと思うん...全文を見る
○松谷蒼一郎君 大変きちっとした法律案を私も読ませていただきましたが、当局において大臣の御指導のもと非常に立派な法律案ができてまいりました。どうか、この法律案をもとにしてこれからの新しい住宅政策なり都市開発政策なり、そういうようなものに大いにこれを使っていくという観点から、積極的...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○松谷蒼一郎君 雲仙・普賢岳の災害対策につきまして御質問を申し上げます。  最初に、現在の雲仙・普賢岳災害の状況について、国土庁の方より御説明をお願いいたします。
○松谷蒼一郎君 ちょっと、被害状況だけでいいです。その後で私、対策について質問します。  現在の被害状況についてお伺いしたいんです。したがいまして、例えば被災者がどういうような状態であるか、どういう状態の住宅に住んでいるのか、それから中尾川なり千本木地区がどういうような被害の状...全文を見る
○松谷蒼一郎君 最初に防災局長さんが復興対策についても若干言及されましたが、このたびの雲仙・普賢岳災害は極めて特殊な長期にわたる大規模な災害でありますし、都市型の災害であるわけです。これについては地元から苦しい状況の中でのいろいろな要望等もございますが、私は、政府、特に行政関係と...全文を見る
○松谷蒼一郎君 がけ地近接等危険住宅についてはいかがですか。
○松谷蒼一郎君 三戸というのは少ないですけれども、これからできるだけ住民の方々にも理解を求めて、この制度の有効な活用を図っていただきたいと思います。  それで、次でございますが、砂防事業が大変現在重要な事業として雲仙・普賢岳災害地区では行われております。この砂防事業の現在の進捗...全文を見る
○松谷蒼一郎君 警戒区域の中に重要な砂防工事の計画があるわけですが、警戒区域の中には、もちろん原則的には住民の立ち入りは禁止でありますが、一定の条件のもとに砂防工事をやるということは、これはやっぱり不可能なごとでしょうか。
○松谷蒼一郎君 警戒区域では解除になり次第直ちに工事ができるような準備をしたい、こういうことでございますね。  それでは、道路について伺、ますが、島原一深江地区の一般国道五十七号線の道路改修事業の進捗状況についてお伺いします。
○松谷蒼一郎君 いろいろ事業について御協力をいただいておりますことを感謝申し上げます。  さて、現地に参りますとよくわかりますように、普賢岳の被災地一帯は到底人が住めないような状況にあります。そこで、防災集団移転促進事業を実施して新しい団地に被災者の方々を集団的に移転をさせる、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 この防災集団移転促進事業につきましては、地元としては非常に期待も大きい事業であるわけですけれども、条件がいろいろありましてなかなかスムーズに事業の中の適用を受けにくいというようなことがあります。  例えば被災者の中には、住宅ローンが残っていて損害保険に入っていな...全文を見る
○松谷蒼一郎君 住宅金融公庫の担当の方がお見えになっていると思いますが、先ほどちょっと伺ったんですが、住宅金融公庫による融資の状況並びに今話がありましたような防災集団移転促進事業の貸し付けの問題について、若干適用の緩和といいますか、柔軟な対応ができないものかどうか、そういうことに...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いろいろな事業あるいは融資、助成等々によって行政としても大変懇ろな支援をいただいているわけでございますが、基本的な問題がやっぱり残っているんです。それは、警戒区域を指定すると、やっぱり警戒区域に指定をされた区域の中の住民は立ち退かざるを得ない。農家の人が多いわけで...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それが現在ではどういった事業で、事業費総額としてどのぐらいの額になっておりますか。
○松谷蒼一郎君 運用金利が当初は七%で現在二・二%だったならば、三分の一ぐらいに事業費というか、基金による事業は少なくなっているんじゃないんですか。
○松谷蒼一郎君 義援金の活用といっても、義援金は三十億でしょう。
○松谷蒼一郎君 その六十億をどのように今取りましているんですか。
○松谷蒼一郎君 金利で運用していて、金利が三分の一以下になっていて事業費がふえるということはあり得ないわけですから、当初は全く取り崩されていない、そして現在は取り崩されている。そこのところをもう少し詳しく知りたいんです。  平成三年度の基金に関連する事業費、例えば金利が幾らでそ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 最初に事業費を言われるとわかりにくいんです、わかりやすくちょっと言ってもらいたいんですけれども。  事業費総額は後で言ってもらって、初めに金利運用によって何億の資金を調達し、それから取りましで、合計で何億の事業費になっているのか。ちょっと頭悪いものだから、よくお...全文を見る
○松谷蒼一郎君 差し引きじゃなくて、合計でね。——それじゃ、ちょっとそれを置きましてはかの問題を。  では、国土庁長官に伺いますが、本年の二月に、災害対策基本法等の改正に関する意見書ということで日本弁護士連合会から提案がございました。この中で、基本的ないろいろな対策が提案をされ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 防災局長にちょっと伺いたいんですが、警戒区域の設定に当たっては前の島原市長と現長崎県知事の間で非常に議論がありまして、やっぱり市長の方は、住民の生活の問題を念頭に置いて、警戒区域を指定しますと生活が立ち行かなくなるという点から区域の指定についてはかなりちゅうちょし...全文を見る
○松谷蒼一郎君 住民の生活状態を把握しているという意味では、それは市長や町長の方が確かに把握はしているんでしょうが、しかしああいった雲仙岳みたいな大規模な噴火災害になると、町役場の能力を超えて警戒区域を指定しなくちゃならなくなる。その点はいろいろな観点の意見はあるとは思いますが、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それでは、先ほどの自治省の答弁を。
○松谷蒼一郎君 平成五年度の運用金利は幾らですか。
○松谷蒼一郎君 義援金の取りましとか繰り越しとか、いろいろありますから明確に対比ができにくいんですけれども、平成四年度は金利の運用によって二十四億二千万、平成五年度が十六億八千万。平成五年度が平均して二・七%の金利、ということは、平成六年度は現在二・二%ですから、これよりもずっと...全文を見る
○松谷蒼一郎君 大臣の方は前向きな答弁をされたんですが、事務局の方はなかなか難しい面もあるのかもしれません。しかし、やはりこれは金利が二・二%まで落ち込んで、しかもこういう景気の状態ですから、直ちにこれがかつてのように七%にまで回復する、回復かどうかはわかりませんけれども、そこま...全文を見る
○松谷蒼一郎君 本日も、被災者の方々が島原市長、深江町長と一緒に陳情においでになりました。本日御出席の篠崎先生を初め長崎県選出の国会議員も一緒に陳情を受けました。昨日は島原市長、深江町長、私どもも一緒に総理にこの状況についてお話をしたわけでございます。  被災者の方々の受け取っ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 国土庁長官にお願いしたいんでございますが、予算委員会で自治大臣は、長官も御出席でいらっしゃいましたけれども、かなり前向きに検討するというような御答弁であったかと思うんでございます。これは羽田内閣全体としての受けとめ方であろうかと思いますので、ぜひ自治省とも御協議の...全文を見る
○松谷蒼一郎君 国土庁長官より大変前向きの積極的な御答弁をいただきまして本当にありがとうございました。どうかよろしくお願いを申し上げます。  つきましては、もう時間がございませんが、今までの総理は、当時の海部総理、宮澤総理、いずれも現地の視察をされたわけでございます。ところが、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 国土庁長官より非常に前向きの御答弁をいただきました。どうもありがとうございました。  若干時間はございますが、これからは政局も微妙な状況にありますので、この辺で終わらせていただきます。
06月22日第129回国会 参議院 建設委員会 第8号
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○松谷蒼一郎君 初めに、公共料金の値上げの一律凍結について建設大臣に伺います。  去る五月十八日に突然、羽田総理より、記者会見におきまして、公共料金値上げについて一律に凍結を行う、こういうことが発表をされたわけでございますが、建設省関係としては、道路公団の高速道路料金の値上げ、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 公共料金の値上げといいましても、すべて値上げの理由というのは異なっているわけです。例えば、建設省におきましても道路公団関係の値上げとそれから住都公団の値上げというのは全く異なっていると思う。  現在の大臣のお気持ちとして、この両公団の値上げについて、これはもう申...全文を見る
○松谷蒼一郎君 道路公団の値上げについて道路局長に伺います。  そもそも認可申請がありました以前に、やはり内々の相談というんですか道路公団との折衝といいますか、そういうものはあったんじゃないかと思うんですが、この値上げについては局長としてはどういうふうにお考えになっておられます...全文を見る
○松谷蒼一郎君 申請の中には値上げの実施の時期も含まれていたんでしょうか。
○松谷蒼一郎君 これは一律に凍結されますと、やはり事業執行についていろいろな問題が起こってくるんじゃないだろうかと思うわけです。  例えば、年内凍結ということは私もよく理解できないんですが、来年の一月一日になれば突然凍結が解除されて実施になる、それから認可の問題はこれまた実施と...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それでは、認可はするが実施の時期が若干おくれる、こういうことですね。  そこで、値上げ実施がいずれにしても先送りになるわけですが、そうすればいろんな事業に支障が起こる。例えば、私の選挙区等におきましては九州横断自動車道の施行命令が出されておりますが、これはもうし...全文を見る
○松谷蒼一郎君 あらゆる料金の値上げに賛成するわけじゃありません。それは、やはりこういうような時期に値上げをやるということは経済的な問題、景気の回復のためにもマイナスの効果になるわけですから、そういうことについて賛成するわけではありません。  しかし、例えば道路公団の料金値上げ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 そういうことでお願いしたいんですが、若干蛇足かもしれませんが、住都公団の家賃の値上げで住宅局長に伺います。  今回の家賃の値上げは、三年ごとに行っている一定のルールに基づいて行われている、附帯決議だか委員長の要望だかちょっと忘れましたが、それに基づいて行っている...全文を見る
○松谷蒼一郎君 経営の合理化は、言葉を返すようですが、大体ずっとやっているはずで、一律凍結になったからこれで直ちに経営を合理化していこうと、そんなに簡単に値上げ分を吸収できるほどの改善効果が出るのかと。今度は家賃の値上げが凍結された。例えば、道路公団で言えば七月一日から、年内とし...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いずれにいたしましても、必要があっての料金値上げたと思いますので、建設大臣におかれましても、できるだけ速やかに認可をされ、あるいは承認をされ、そして実施に向かって閣内でも声を大にしてやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、入札関係につい...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ちょっと局長に伺いますが、入札制度で一般競争入札は善で、指名競争入札は悪だ、そういうふうに思われているんですか。
○松谷蒼一郎君 そういうことであれば、今回の七億三千万以上のすべての工事について一般競争入札方式にすると、指名はだめよというようなことはちょっとおかしいと思うんですが、おのおの指名競争入札についても一般競争入札についても、世界的に見てもどっちかといえば指名競争入札をやっている国の...全文を見る
○松谷蒼一郎君 そもそも私は入札制度について、一般競争入札というのは価格でしょう。とにかく価格オンリーなんですね。ところが、建物というのは何といったって性能というか、質が極めて重要なんです。手抜きなんかが起こったら大変なことになるわけです。ダムやなんかに手抜きがあったり、あるいは...全文を見る
○松谷蒼一郎君 それから、特に市町村でこの入札制度について、発注についてえらい行き過ぎがありまして、それでいろいろと混乱が起こっているというようなことも聞いております。逆に今度は、指名競争入札で業者を指名しているんだが、その指名の基準がはっきりしない。極端なことを言えば、首長の選...全文を見る
○松谷蒼一郎君 改善措置と同時に、あわせて行き過ぎの是正、これをやってもらわなくちゃいかぬと思うんです。  それから、これは一昨日ですか、鈴木先生から御質問があったことに関連をするんですが、一つの不祥事があって指名停止になった。指名停止になってそれ相応の社会的な処罰を受けて、に...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今の局長の御答弁には必ずしも満足はいたしませんが、十分検討していただきたい。  それから、いずれにいたしましても、公共工事、それは建築もあれば土木もありますけれども、価格だけじゃないんだ、性能、品質、工事そのもの、これを確保するための入札制度というものをやっぱり...全文を見る
○松谷蒼一郎君 地方公共団体が最低制限価格を設けてきちっとやっているのに国や特殊法人ができないというのは、これはやっぱり予決令がおかしいので、建設省としても大蔵省に十分要請をして、地方公共団体と同じように最低制限価格を設けることができるようにぜひやっていただきたいと思うんですが、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いずれにしても、同じような入札で地方公共団体と国あるいは公団関係と違うというのもおかしな話ですから、そこら辺はよく検討していただきたいと思います。  次に、規制緩和の関係に移ります。  宅地開発指導要綱の関係でありますが、この宅地開発指導要綱の開発負担金の問題...全文を見る
○松谷蒼一郎君 これは大臣に伺いますが、羽田内閣の極めて重要な政策として規制緩和ということを打ち出しているんです。それで昨年の十一月八日、経済改革研究会いわゆる平岩研から中間報告が出まして、「Ⅲ 規制緩和の効果を高めるために」というところで、「3 規制は個々の法律を根拠として行わ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 全部直ちに撤廃するということはまあ言えないと思いますけれども、やはり今局長からお話があったように行き過ぎの部分があるんですね。これを自治省と十分御相談になって是正をしていただきたい。一戸当たり何百万円の開発負担金を取るというようなのがある。しかもそれが条例に基づか...全文を見る
○松谷蒼一郎君 ぜひ建設省と十分相談をしていただいて、この宅地開発指導要綱が適正に行われますように、早急に実施をしていただくようにお願いします。この中間報告の中に「平成六年度内に期間を五年とする「規制緩和推進計画」(いわゆるアクション・プログラム)を策定する。」と、こうありますが...全文を見る
○松谷蒼一郎君 現在、住宅の価格が国際的に見て非常に高いと言われているわけですが、その一つの原因でもあるわけでございますから、ぜひよろしくお願いいたします。  実はこの後、住宅価格の引き下げ、さらにこれと関連する規制緩和、住宅対策全般等々について質問する予定であったんですが、各...全文を見る
○松谷蒼一郎君 時間がありませんから、最後に、その銀行局長通達の際にあわせて、従来は住宅ローンについては固定金利だけであったんですが、変動金利を導入するということでいろいろ各省庁を中心にして検討が行われた。しかし、変動金利の導入もやむを得ないだろう。住宅政策は国の根幹的な政策であ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 基本的な考え方といっても、具体的に実施しなきゃ意味がないじゃないですか。だから、住宅局長、ぜひ銀行局長と相談をして、この点については当初の八三年の銀行局長通達の精神に立ち返って、固定金利であろうと変動金利であろうと自由に選択ができるようにぜひ指導していただきたい。...全文を見る
10月26日第131回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○松谷蒼一郎君 自民党の松谷でございます。  最初に、このたびの北海道東方沖地震の被害状況について承りたいのですが、一般的な被害状況につきましては先ほど国土庁より御答弁がありましたので、特に建築の被害状況について御説明を承りたいと思います。
○松谷蒼一郎君 このたびの地震では、確かに今の報告のとおり建築物についての被害は少なかったと思います。が、しかし、その前に起きました北海道南西沖地震については非常に大きな被害が発生した。  こういった近来起こっております地震等の状況を見ながら、果たして現行建築基準法の地震関係規...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今の御答弁ですが、しかし奥尻島での地震につきましてはかなりの災害が発生したわけですね。  現在の法律では、建築基準法二十条ないしは三十六条で規定はしておりますが、具体的な基準は何にも規定していないわけで、具体的なものはすべて建設省の大臣告示に譲っているわけです。...全文を見る
○松谷蒼一郎君 建築基準法の施行は、建築基準法の各規定の改正があれば、改正施行されて後の建築物については適用されますけれども、施行前の建築物については既存不適格建築物として適用されないわけです。そういうような建築物あるいは住宅、そういうものが非常に多いわけですが、そういった既存不...全文を見る
○松谷蒼一郎君 時間がありませんのでこの辺で終わりますが、いずれにしても地震災害時の被害というものの大部分は建築物の被害でありますから、建築物被害対策について十分に検討し、またその対策実施のために御努力をお願いいたしたいと思います。  次に、雲仙・普賢岳災害対策につきまして質問...全文を見る
○松谷蒼一郎君 確かに今局長からお話しのように、普賢岳の噴火状況は若干鎮静化してきている。が、しかし依然として継続していることは間違いないわけですね。そのため、島原市、深江町を中心とした住民の生活は非常に厳しい生活状態を強いられているわけでございますが、特に輸送関係の点で大変住民...全文を見る
○松谷蒼一郎君 雲仙岳の噴火災害では、当初から次第に地域が発展しまして、今は島原市街地の北部に位置しております千本木地域にまで発展して警戒区域に指定をされておる。そういう関係もありますので、国道二百五十一号線に関連をした中尾川流域の道路についてもぜひ整備を急いでいただきたいという...全文を見る
○松谷蒼一郎君 きょうは時間がありませんのでそれ以上細かい点につきましては質問を差し控えますが、いずれにいたしましても三年以上にわたって住民が非常に厳しい生活を強いられておりますので、その点を十分考慮された上で、住民の生活の命綱となっているわけですから、道路の早期な整備、完成をお...全文を見る
○松谷蒼一郎君 どうもありがとうございました。
11月08日第131回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○松谷蒼一郎君 それでは、最初に北海道開発庁長官にお伺いをいたします。  長官は、日本列島の最南端の御出身でございますが、今度は最北端の北海道の長官になられたわけでございますから、いろいろと土地柄、地域性、そういったものについての相違についていろんな御感想もあり、御意見もあろう...全文を見る
○松谷蒼一郎君 北海道は、我が国の最北端に位置し非常に気象条件も厳しいところでありますが、さらにまた昨年の釧路沖、南西沖、そしてまたことしの北海道東方沖と地震が相次いております。北海道をめぐる情勢には非常に厳しいものがあるわけでございますが、大臣として北海道の将来像をどう考えるか...全文を見る
○松谷蒼一郎君 聞くところによりますと、長官はことしの夏、御夫婦でツーリングというんですか北海道を施されたと、北海道のすばらしい自然に接して大変感激をされたというように伺っております。確かに、北海道は私どもも何度か行きまして、内地とは違ったすばらしい環境、景観に恵まれているわけで...全文を見る
○松谷蒼一郎君 北海道開発庁長官の大変熱意のある御答弁に接しまして、深く心を打たれたところでございます。今後とも、我が国の財産であります北海道の開発のために大いに力を尽くしていただきたいと思います。  以上で、北海道開発庁長官に対します質問は終わります。  さて次は、先ほど同...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今局長から説明がありました通達については、地方公共団体に対してはことしの一月三十一日、建設省の建設経済局長と自治省の行政局長の連名で通達が出されている。それから、「一般競争入札方式の実施について」ということで、建設省の直轄工事につきましては本年の六月二十一日付であ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 いずれにいたしましても、昨年の十二月に答申された基本的な方針は継承していくということでございますね。
○松谷蒼一郎君 ところで、今建設大臣からも若干引用をされたんですが、また先ほど同僚の永田委員からも指摘がありましたけれども、本年の十月十四日の日経新聞に、今までの建設省がつい最近出したこういったいろいろな通達について修正をするというような記事が出ていた。それは連立与党の改革原案、...全文を見る
○松谷蒼一郎君 局長の言うとおりでありまして、今まで長年の間行われてきた指名競争入札制度が先ほど建設大臣からお話のあったように一部の地方公共団体の不祥事によって若干見直され、そして基本的にこのたびの一般競争入札を含めた新しい入札制度の実施ということになった。これについては確かに地...全文を見る
○松谷蒼一郎君 これは規制緩和とも関係があるんですけれども、いろいろな見方はありますが、かつて、一九七八年と言いますから約十五年ぐらい前、アメリカで航空自由法が施行をされました。その結果、中小企業が何と百十七社が倒産に追いやられた。七八年時点では航空関係の会社は二十八社しかなかっ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今、大臣から大変力強い建設業行政についての方向、決意を伺いまして、大変ありがとうございました。  それでは、次に道路関係の質問に移りたいと思います。  まず、大臣に伺いたいんですが、このたび高速自動車国道の料金の値上げに際しまして前政権において公共料金改定実施...全文を見る
○松谷蒼一郎君 村山内閣が発足をして、村山総理はこれまで行政的な経験がなかった、果たして予算委員会、本会議等々でどのような答弁ができるのだろうか、実は私どもも関心を持って聞いていたわけでございますが、大変すばらしい答弁でありました。名総理であると思います。このたび建設大臣に野坂先...全文を見る
○松谷蒼一郎君 先ほど永田委員からも質問がありましたが、ソウルの聖水大橋の落橋事故で多数の犠牲者が出た。これについては、私どもも我が国の長大橋は大丈夫だろうかという気がするわけでありますが、これは永田委員から質疑がありましたので省略をしますが、いずれにしても、今後長大橋の建設それ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今大臣からお話しのように、本四公団は非常にすばらしい技術陣を有し、世界で最高の技術者集団であるというように私どもも理解をしております。こういった長大橋についてこれだけのスタッフが集まっているところはないわけでありますので、これは十分に活用していただきたいと重ねてお...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今後とも幅広い道路施策の展開について努めていただきたいと思います。  次に、渇水対策について伺います。  ことしは非常に暑い夏と渇水状況に全国が見舞われたわけでございますが、現在におきましてもさらに渇水状況が続いている地域があると思います。これについて国土庁の...全文を見る
○松谷蒼一郎君 私も長崎県の出身でありますが、特に佐世保の渇水状況というのは大変厳しくて、この夏以来ずっと四時間給水、現在でも五時間ないし六時間の給水というような状況にある。一時は長崎市から佐世保に水を持っていったりしていたんです。今度は長崎市も非常に厳しい状況に追いやられた。恐...全文を見る
○松谷蒼一郎君 今豊田河川局長から説明を受けましたが、ダムを建設するということになれば国としても四割ぐらいの補助はいたしたわけですから、そういう意味では地元だけではなくて国と県、市、町、一体となっての事業でありますから、こういうような状況が再現しないように、何とか地元と一体となっ...全文を見る
○松谷蒼一郎君 はい。  民間住宅ローンの貸し出しについては、たしか昭和五十九年だったと思いますが、従来は銀行が住宅ローンを貸し出すに当たりましては固定金利をもって貸し出していた。ところが、変動金利制を導入したいということでいろいろ大蔵省、建設省等々関係省庁間で協議の上、変動金...全文を見る
○松谷蒼一郎君 はい。  ぜひこの変動金利制の導入についてもよろしくお願いをいたしたいと思いますが、最後に大蔵省より答弁をいただいて終わりたいと思います。