松田学
まつだまなぶ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月14日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第1号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 日本維新の会にとっては法案としては初めての審査ということになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 この法案は、補正予算関連法案ということで、一応、今回の緊急経済対策の中に位置づけられているということで、また金融にも関連...全文を見る |
○松田委員 では、二%の目標が達成できない場合は専ら日銀の責任である、政府は関係ないということになるんでしょうか。 | ||
○松田委員 なぜこういう質問をするのかというと、いわゆるデフレ克服というのが、やはり金融機関の信用創造というか、それが伴わないとなかなかできないんじゃないかという認識があるからであります。 一般に、通貨をふやせばそれだけ物価が上昇するという、経済学では貨幣数量説みたいな考え方...全文を見る | ||
○松田委員 一九九八年でしたが、金融監督庁、いわゆる財政、金融分離で、私も当時大蔵省におりまして、その設立準備にかかわったことがあります。その後、それは金融庁になったわけですけれども、当時、金融行政は、とにかく透明かつ公正で、金融機関の財務の健全性というか、それを第一に掲げて、金...全文を見る | ||
○松田委員 今そういうお答えをいただきまして、今回のこの支援機構の改組というのが、円滑化法が終わることを見越して、それと、終了するということとつながる形ででき上がる、そういう措置であるということを御説明いただいたわけなんですが、ただ、中小企業の現場の方々の声を聞いていますと、やは...全文を見る | ||
○松田委員 中小企業の事業再生は、結局、地域経済力に即してやった方が実効が上がるというような御判断なんでしょうか。ということは、地域経済力の活性化に資するとは必ずしも限らないような事業というのは、それはちょっと捨てられるという感じなんでしょうか。その辺はいかがなんでしょうか。 | ||
○松田委員 そういういろいろな御説明をいただいて、それで次第にだんだんわかってくるんですが、どうも今回の機構がよくわからないというか、一般の方々には、地域経済活性化と言った途端にちょっとわからなくなっているんじゃないかなという印象が否めないので。 今回の緊急経済対策全体がデフ...全文を見る | ||
○松田委員 いわゆるファンドに対して出資もして、専門的な人材も派遣するということで、これは、地域の金融機関が既に円滑化法の終了を見越して随分ファンドをつくっているという話もありますけれども、そういったものをさらに促進していくということがあろうかと思います。 ここでちょっと金融...全文を見る | ||
○松田委員 銀行が、単に金利収入を求める民間企業ではなくて、やはり地域と一体となって、そこに溶け込んで、一緒に地域再生をやっていく、そういう方向を目指しているというお話だったと思います。 最後に、もう時間もないのですが、今回の新しい機構ですが、地域経済活性化、これは一種の公共...全文を見る | ||
○松田委員 維新の会は、いいものはいい、悪いものは悪い、是々非々で臨むという基本的なスタンスでおりまして、今聞いた限りでは、我々の考え方にも即している法案だというふうに理解いたしました。 以上で質問を終わらせていただきます。 | ||
02月15日 | 第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 二つばかり質問をさせていただきたいと思います。 まず、今、日本が、未曽有の、先進国の中でも最悪の財政状況の中にあって、歳出の合理化というのを引き受けている会計検査院の役割は大変大きいものだと思っております。 よく、正確性...全文を見る |
○松田委員 二番目の質問に対する答えとして、立法政策の問題があるかもしれませんが、これまでいわゆる財務諸表というのを決算ベースで策定してきたことにつきまして、それによってどんな点が、例えば、財政あるいは収支の管理上よくなったとか、あるいは政策立案の上でプラスになっているんじゃない...全文を見る | ||
○松田委員 以上です。 | ||
03月08日 | 第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 日本維新の会、きょうは、最初は松野、そして松浪、そして松田と、三本目の松でございますけれども、松野委員の方からは追及型の質問をさせていただいて、その後、松浪委員からは提案型、私の方からはチェック型の質問をさせていただく。 チ...全文を見る |
○松田委員 国柄。TPPに入ってどうもいろいろな誤解があるのは、最初に日本の開国と言った総理大臣がいたんですが、ここが非常に私はボタンのかけ違いだと思っていまして、日本は、世界の中で最も開かれた国の一つ。長年にわたる欧米との交渉を通じて、平均関税率が低いというのは言うに及ばず、い...全文を見る | ||
○松田委員 この中で一番問題になっている農業なんですけれども、TPPで農業が打撃を受けるという発想がそもそも、どうもちょっとおかしいんじゃないかとかねてから私は思っているんです。 農業の保護方式というのは、何も七七八%もの米の関税ばかりじゃなくて、直接支払いであるとか補助金で...全文を見る | ||
○松田委員 基本的な農政の大きな転換ということでお聞きしたんですが、なかなかいろいろ難しい問題があるのはよくわかっていますし、また、農業というのは別に量的な規模だけで競争条件が決まるわけでもないので、そこはしっかりとこれから議論をしていただきたいということでございます。 TP...全文を見る | ||
○松田委員 これは当たり前のことなんですけれども、この貨幣数量説と言っている方程式、当たり前の方程式なんですが、これは別に、左側のMをふやせば、マネーをふやせば物価が上がるという関係だけを言っているわけではありませんで、これは、例えば、右側が膨らめば左側が膨らむ、因果関係が逆のこ...全文を見る | ||
○松田委員 何が言いたいかといいますと、マネーというのは、日銀、中央銀行だけの力でふやせるものではなくて、やはり銀行が活発な信用創造をしていかないとふえていかない。しかし、銀行から見れば、収益性のある貸し先がない、資金需要がない。借り手の側から見ると、銀行は金を貸さないから収益性...全文を見る | ||
○松田委員 そこもおっしゃるとおりだと思います。おっしゃるとおりなんですけれども、貨幣的現象だといって、本当にこれは、黒田次期総裁候補も何でもやるというふうにおっしゃっているんですが、国債を買い過ぎてしまったら、財政赤字ファイナンスだというふうに言われかねない、だったら、ほかの債...全文を見る | ||
○松田委員 余り時間がないので、少し次に進みたいと思います。 やはり物価が上がっていくためには、実体経済、実質経済成長率がしっかり上がって、物価は経済の体温計と言われているように、まず体が元気になって、それで物価が上がっていくというのが望ましいんです。ただ、この実質経済成長率...全文を見る | ||
○松田委員 いや、私の疑問に全然お答えいただいていないので。もう時間がないので、次に進みたいと思います。 要するに、楽観的な経済シナリオを前提にして経済運営をする。これは、第一次安倍内閣のときに上げ潮という言葉がはやって、経済が成長すれば税収がふえていって、財政がそれで何とか...全文を見る | ||
○松田委員 次の図をちょっとごらんいただければと思うんですが、プライマリーバランスという言葉を総理は御存じだと思います。プライマリーバランスが達成された状態において何が重要かというと、そういう状態になりますと、名目経済成長率と長期金利が一致をしていれば、国債発行残高の対GDP比の...全文を見る | ||
○松田委員 総理に御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。 | ||
○松田委員 こうやって議論していくとあっという間に時間がなくなってしまいまして、できれば、我が維新の会からの提案でございますけれども、この経済財政は極めて重要な問題でありますので、一度、しっかりと集中審議の場を設けていただければと思っております。 それで、最後になりますが、ア...全文を見る | ||
03月15日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 所信に対する質疑ということで、冒頭でもありますので、非常に基本的なことについて、維新の会の立場も申し上げながら、確認させていただければと思います。 まず、日本維新の会、昨年の衆院選で躍進をいた...全文を見る |
○松田委員 議論をしっかりしてから法案の方に入るという御答弁だったと思いますが、道州制が言われてかなり長い歴史がありまして、前の小泉政権のころから数えてももう十年ぐらい経過しているという中で、なかなか実際には反対論も非常に多いということであります。 その中の一つに、やはり一つ...全文を見る | ||
○松田委員 議論をするばかりでは、なかなか実際にアクションが起こっていかないんじゃないかという気もいたしますが。 かつて小泉政権のときに、北海道道州制特区というのが提案されまして、その後、随分時間が経過しているんですが、これも、道州として想定される北海道という一つの広域のエリ...全文を見る | ||
○松田委員 ぜひ、維新の会と連携をとりながら、道州制の実現に向けて、力を合わせていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移りますが、新藤大臣の先日の所信表明でも、道州制の導入は国家の統治機能を強化することを目指すというふうにありましたように、次は、...全文を見る | ||
○松田委員 時間に限りがありますので、次に移らせていただきます。 今、国家安全保障の議論をしましたが、もう少し国民に身近なところで、非営利団体、NPOにつきまして、甘利大臣に御質問させていただきたいと思います。 甘利大臣には、本委員会と予算委員会、二度にわたって経済のこと...全文を見る | ||
○松田委員 このNPOの問題を取り上げたのは、私ども日本維新の会も必ずしも今までNPOということを明確に言っていたわけじゃないんですが、やはり、自立型社会をつくっていくという意味において、この非営利セクターの重要性というのをもう一度きちっと政治が取り上げていくべきではなかろうかと...全文を見る | ||
○松田委員 とりあえず私の方からは、非常に基本的な論点について四大臣にお伺いいたしました。 維新の会、強く、賢く、そしてしたたかな国家、自立をしながらそれを実現していくという立場から、本日、この後、三人の内閣委員からいろいろな質疑を、議論させていただきたいと思っておりますので...全文を見る | ||
03月19日 | 第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 先日、三月八日の予算委員会で麻生大臣といろいろと議論をさせていただきまして、その際は、多少私の議論が理論的過ぎるというお叱りも受けまして、財務省出身の悪い癖が出てしまったので、きょうはできるだけ日本維新の会の立場に立ちまして、御...全文を見る |
○松田委員 プライマリーバランスの対GDP比を半減させて、二〇一〇年代の終わりにバランスさせると言っているんですが、ただ、プライマリーバランスというのは中間目標でありまして、金利が、成長率も高い限りは、それでも国債発行残高の対GDP比は発散的な拡大が続いていくという状況ですから、...全文を見る | ||
○松田委員 私も大体予想していたとおりの御答弁でございまして、あえて聞かせていただきました。麻生大臣が真に平成の高橋是清になっていただくために、いろいろ考えていただきたいという趣旨の御提案で、問題を投げかけたということで御理解いただければと思います。 この点については、また機...全文を見る | ||
○松田委員 大変大事なことであるという御認識を表明していただきまして、ありがとうございました。 よくよく考えてみると、社会保障の負担と給付というのは、国民の懐から国民の懐にいわばお金を移転しているようなものでありまして、高齢世代と現役世代と将来世代の間でお金をどういうふうに配...全文を見る | ||
○松田委員 現状を踏まえれば、恐らくそういうお答えになるんだろうと思います。恐らく多くの人が何となく思っているのは、消費というのは、いわゆる捕捉がしやすいといいますか、それに対してストックの資産というのはなかなか捕捉が難しいと。実際は、税務調査をやっても十分つかみ切れていないんじ...全文を見る | ||
○松田委員 御当局はそういうふうに御答弁せざるを得ないというのは、よく私も事情はわかっておりますのであれなんですが、恐らく資産というのはなかなか把握されていないのが現実だろうと。 マイナンバー法案というのは、今度やるんですが、それでも資産の方まではすぐにはいくわけではないとい...全文を見る | ||
○松田委員 時間ですので、質問としてはこれぐらいになりますけれども、今いろいろな不公平というのが言われていますが、世代間不公平というのはかなり大きな問題として指摘されていて、現役世代が、所得再分配をやった後、かえって所得格差が拡大しているという指摘まであるような状況で、やはりここ...全文を見る | ||
03月22日 | 第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。よろしくお願いいたします。 税は政治の基本だと思います。本日、財務金融委員会、総理がお越しになりましたので、そもそも論というか、基本的なことについて、何点か御質問させていただきたいと思います。 政治の本来の使命というのは、恐らく国が直...全文を見る |
○松田委員 いずれにしましても、結果としてこれだけ大きな財政赤字という状況なんですが。 今回、これからまた消費税の引き上げ、ようやく五%から一〇%ということになるんですが、それでも、社会保障四経費、国、地方合わせて、現状で三分の一しか賄われていないのが三分の二に持ってくるだけ...全文を見る | ||
○松田委員 非常に長い時間がかかって、ようやく国民がわかってきたということが実態じゃないかと思います。 先般の総選挙で、日本維新の会、橋下徹代表が街頭演説をすると、その半分ぐらいの時間を、これからは税の問題に国民一人一人が向き合わなければいけないということ、それにじっと傾ける...全文を見る | ||
○松田委員 税はやはり、将来の日本の社会をどういうふうにしていくか、先ほど西野議員からも質問がありましたが、それに応じて考えていくべきものだと思います。 先般の財務金融委員会で、社会保障の財源は安定的な財源である消費税でいくんだということを、麻生大臣からも御答弁いただいており...全文を見る | ||
○松田委員 これからの社会は、自立型社会を目指すのであれば、やはりそういう判断を国民ができるようなインフラをしっかりつくっていく必要があると思います、この財政制度においても。 先日も財務金融委員会で申し上げましたが、消費税で社会保障を賄うということであれば、消費税というのは、...全文を見る | ||
○松田委員 今までもいろいろな努力をされていると思いますが、やはり、消費税の性格というもの、あるいは社会保障との関係はどうなっているか、ほとんどの国民がわかっていないのが実態だと思うんですね。この努力はぜひどんどんしていただきたいと思います。 やはり、今、超高齢化社会に入って...全文を見る | ||
○松田委員 この世代間の問題、もう少し高齢世代が自立すべきであるという点に関してもう一つ申しますと、日本の個人金融資産千五百兆円、この大半を高齢世代が持っている。ならば、この多くの高齢世代が持っている資産をうまく高齢世代の中での社会的相互扶助に社会保障で生かしていく、あるいは社会...全文を見る | ||
○松田委員 自立型社会というのを展望した際に、同一世代の中でやはり受益と負担を完全にバランスさせていくというのが望ましい税制のあり方だと思います。維新の会は、そういう意味で、各世代間で受益と負担をバランスさせていく、世代間の調整をやる場合には、それを国民にはっきりわかりやすく示す...全文を見る | ||
○松田委員 まさに、国民の理解が得られるような仕組みをつくるべきだと御提案申し上げておりますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。 あと、ちょっと最後に総理にお伺いしたいんですが、今回の税制改正全体を通して見て、アベノミクス、経済再生というのは非常に重要な視点としてこれはわ...全文を見る | ||
○松田委員 そういうお考えが反映された税制改正であれば、この改正案にも我々ももろ手を挙げて賛成ができるところなんですが、どうもその点が逆行している面もなきにしもあらずという点が残念な点であります。 ぜひ、これから、そういった理念が共通であるのであれば、この次の社会に向けて、も...全文を見る | ||
03月26日 | 第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 黒田総裁には大蔵省時代に大変御指導をいただきまして、そういう御指導いただいた方にこういう質問をするのも大変気が引ける点はあるんですが、立場が立場でございますので、いろいろと聞かせていただきたいと思います。 今、西野委員の方か...全文を見る |
○松田委員 日本維新の会は、自立とか独立自尊ということを非常に大事にする政党であるのは御案内のとおりかと思います。 そこの中で、デフレの何がいけないかというと、やはり頑張ろうとする人が頑張れなくなるというか、これは何としてもデフレを克服するというのは、私たちの政党の理念からし...全文を見る | ||
○松田委員 お手元に配ってあります資料でございますが、日米欧のマネー統計、これをごらんいただきますと一目瞭然なんですが、これは日本だけではなくて、マネタリーベースをふやしても、なかなかマネーサプライがそう簡単にふえるものではない。 日本の場合は、九九年から大体マネタリーベース...全文を見る | ||
○松田委員 余り、過ぎたるは及ばざるがごとしということの懸念はないかということで聞いたわけでございまして、今までの政策を否定するという趣旨ではないんです。 そういう意味では、日本はリーマン・ショック後、比較的金融システムは安定していましたし、欧米に比べてマネタリーベースの拡大...全文を見る | ||
○松田委員 マネーをどんどんふやしていけば結果として物価が上がっていくということを余り突き詰めていきますと、もうとにかくお札を刷ればいいんだと。昔、ヘリコプターマネー論みたいなものがありましたが、政府も政府紙幣を出したらいいんじゃないかとか、いろいろな議論になってしまうんですけれ...全文を見る | ||
○松田委員 来年度の政府見通しは、相当程度、公共投資とかが寄与して上がっているので、それがずっと持続するかどうかは甚だ疑問だと思いますが、その中で、今、中長期的なお話をされたんだと思いますけれども、二年で実質成長率が上がって、それで物価上昇率が上がっていくというのは、相当説得力の...全文を見る | ||
○松田委員 ここで金利の問題。やはり、二%の目標は本当に大丈夫か。副作用の一つとして長期金利を心配する人が多数いらっしゃるんですが。 物価というのは実質成長率が高まってもなかなか上がっていかないといいますか、それに対して、金利というのはあっという間に上がることがある。昔、タテ...全文を見る | ||
○松田委員 時間がなくなってきたので、そろそろあれですが、物価が二%上昇するというのは、マクロ的にはそうなんですが、個別の品目ごとに見るといろいろな動きがあると思うんです。それが国民の所得分配に影響を与えたり、いろいろな意味で国民生活に不安を生じさせたりする可能性もあるかもしれな...全文を見る | ||
○松田委員 もう質問時間が終了しているので、最後に、せっかく中曽副総裁にお越しいただきましたので。 私ども維新の会は、中央集権、官僚支配の打破というのを掲げておりますものですから、やはり組織の論理ということ、ずっと日銀で責任ある立場におられた中曽さんについては、近年の日銀の政...全文を見る | ||
○松田委員 ありがとうございました。以上です。 | ||
04月03日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第5号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会です。 私が初めに、四人の委員が順次質問してまいりますが、このマイナンバー制度については、いろいろな疑念とか問題点とか、私以外の残りの三人の委員が次々と指摘をさせていただきますが、私の方から、その露払いとして、少しちょっと、中長期的な観点というか、幅広...全文を見る |
○松田委員 とても大事な視点だろうと思います。 そもそも、私は、政治というのは未来を描くものだと思っているんですが、このマイナンバーも、日本の未来がどうなるのかという視点から十分示されてきたかというと、まだまだ不十分なような感じがしていまして、どういうような国家像、社会像を描...全文を見る | ||
○松田委員 今、日本のいろいろな改革ということが言われていますが、例えば医療システムなんかも非常に大きな改革が必要だと言われている。 いろいろな医療関係者にお話を聞いていると、医療システム改革の一番重要なポイントはやはりIT化だという方が結構いらっしゃって、例えば、私が大変親...全文を見る | ||
○松田委員 多くの先進国では、ホスピタルというのは、個々の病院とか診療所じゃなくて、地域全体を指しているというようなことがどんどん進んでいるので、日本がなぜかそれが進んでいない、IT化を起点として、ぜひそういう改革が進むことを期待したいと思っています。 あと、超高齢化社会、こ...全文を見る | ||
○松田委員 あと、私ども維新の会は、世代間の公平といいますか、勤労世代を応援するというか、そういう考え方に立っているんですが、その意味で、もしかするとマイナンバー制度がいずれそういったことに貢献してくるかなという観点からも興味深く見ているんです。 ただ、そのためには、所得の把...全文を見る | ||
○松田委員 これは、ちょっと財務金融委員会でもいろいろと議論したんですが、いわゆる所得再分配というのを、この間通りました税制改正では、金持ちから、また累進度を強化して所得分配するんだ、そういうことなので、私ども維新の会の考え方、維新の会は頑張る人が報われる社会ということなので、フ...全文を見る | ||
○松田委員 ありがとうございました。 あと、自立という点が理念の中に入ってくるとなおいいかと思います。基本的に、新藤大臣、私と認識はほぼ共通であります。 ただ、そうはいっても、今このマイナンバー制度、多分、小さく産んで大きく育てるということで、とりあえず小さく産むんだと思...全文を見る | ||
04月11日 | 第183回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学と申します。 私、財務省の出身なんですが、一応こういう立場になりましたので、財務省の考え方とは別に、自由にいろいろな提案とか議論をさせていただいていまして、また、維新の会が、反対する野党ではなくて提案型の野党といいますか、是々非々でやるというこ...全文を見る |
○松田委員 日本維新の会は、強く賢い経済財政運営ということで、もうちょっと賢い、めり張りのきいた、真に戦略的な財政支出にしていくにはどうしたらいいかということで、またこれからもいろいろとお知恵をいただければと思っています。 それに関連してですが、先ほど岸本委員からも財政責任の...全文を見る | ||
○松田委員 小黒先生はいかがですか。 | ||
○松田委員 それでは、時間も迫ってきたので。 我々維新の会は、基本的な考え方は、自立という考え方を持っているんですが、この自立も、個人の自立、地方の自立、国家の自立、いろいろな自立があるんですが、世代としての自立も大事じゃないかというふうに考えています。 この世代としての...全文を見る | ||
○松田委員 もう時間なので、最後に嶋中先生に。 日本の実質成長率をある程度引き上げないと物価も上がらないんじゃないかという見方もあるんですが、例えば、二%ぐらい実質成長が何年か続かないと二%までいかないという説もあるんですが、デフレはいわゆる貨幣的現象では割り切れない部分とい...全文を見る | ||
○松田委員 そのようになることを私も心から祈っております。 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
04月15日 | 第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号 議事録を見る | ○松田分科員 日本維新の会の松田学です。 今、我が党の小熊委員の方から、原発に関連する放射性物質の質問をいたしましたが、私はアスベストに関して取り上げてみたいと思っております。 日本維新の会の立場から見ても、このアスベストの問題は、私も必ずしもふだんから追いかけている人間...全文を見る |
○松田分科員 しっかりとこれから起こる現象について向き合っていかなければいけないかと思います。 ちなみに、日本最大の公害事件になる。日本では、これまで最大の公害事件である水俣病、死亡者は数千人ですが、この予測では、これからのアスベストが原因での中皮腫の死者が十万人と、水俣病よ...全文を見る | ||
○松田分科員 阪神大震災の際も、当時の環境庁がおおむね問題なしという結論を出していたそうなんですが、しかし、それでも、こうやって中皮腫の患者が出てきている。今回も、東日本大震災の環境省の調査でも、ほとんどの地点で問題なしという結果が出ていますけれども、今回の調査については、多くの...全文を見る | ||
○松田分科員 私どもで把握した数字では、これは国交省の調査じゃないかと思いますが、二百八十万棟という数字があるんですが、それについてもかなり少な目な数値だという話があります。レベル1、レベル2、レベル3と区分がされているんですが、レベル1だけをカウントしたものではないか、いわゆる...全文を見る | ||
○松田分科員 恐らく、どこかに司令塔があってふだんから総合的に見ているところがないんじゃなかろうかというふうな推測がされます。 大事なのは今後のアスベスト対策全般についてですけれども、やはりこれまで、強い意思を持って当事者としてかかわる、司令塔となるセクションがどうもアスベス...全文を見る | ||
○松田分科員 環境大臣の力強いお言葉、ありがとうございました。ぜひその方向で頑張っていただければと思います。 ただ、では、今回の法改正で実際に実効がどの程度上がるのか。解体現場で実際にこのアスベストが飛散している状況、どうも聞くところによると、そのチェックをしても結論が出るの...全文を見る | ||
○松田分科員 特に、日本は地震大国でありまして、これから東南海大地震とか、いろいろなことが予想されている。一千万トンあるわけですから、それが地震のたびに、たびといって、そんなにしょっちゅう起こってもらっては困りますが、もし起こった場合に、大変悲惨な事態、今回の大地震の後に大津波が...全文を見る | ||
○松田分科員 過去のことを言っても仕方ないのですが、何でそもそもこんなに日本のアスベスト対策がおくれたのかということを考えますと、やはり状況対応型で後手後手に回りかねないこの日本の行政のあり方というものに行き着くような気がいたします。 せめて、これからは、計画性を持った、戦略...全文を見る | ||
04月26日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。よろしくお願いいたします。 いわゆるマイナンバー法案について、内閣委員会でも長時間にわたって議論してまいりました。この法案が成立しますと、日本のこれからの情報社会において極めて重要な社会インフラが整備されていく、またそのきっかけに...全文を見る |
○松田委員 私は、同じ中福祉を実現するためにも、日本の場合は、人口構成がほかの国とは、異常に若年世代の人口の比率が低くなっていくということなので、実質的には高負担でなければ中福祉も実現しないんじゃないかというおそれが、今の社会保障システムのままではあるのではないかというふうに思っ...全文を見る | ||
○松田委員 だからこそ、将来こういう可能性がある、展望ができるのだという説明をすれば、なるほどという国民の声も大きくなっていくんじゃないかという気がしないでもありません。 おっしゃるとおり、いろいろなリスクはあろうと思います。情報漏えいリスクであるとか、リスクというのはどんな...全文を見る | ||
○松田委員 ありがとうございます。 私どもとしては、それに加えまして、これからマイナンバー制度のシステムが構築されていくことになるわけですが、その過程で、CIOに、国会に対する報告、定期的に報告をしてくださいということ、あるいは、先ほどの議論ではありませんが、三年後に見直しと...全文を見る | ||
○松田委員 マイナンバー制度の前に、私が昔の大蔵省に入った当時、グリーンカード制というのが政治主導で潰されたというのを記憶しております。当時は、水清きところに魚すまずとある大物政治家がおっしゃって、日本というのはそういうアングラというか裏社会で動いている国なのかなと若いときの私は...全文を見る | ||
○松田委員 ぜひ、この個人番号制度が国民の理解を得て、次の社会を担うインフラとして発展していくことを期待いたしまして、私からの質問を終えます。 どうもありがとうございました。 | ||
○松田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明いたします。 その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る | ||
05月17日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第12号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会、松田学です。 私は、日本維新の会を代表して、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行うものであります。 本法律案は、PFI事業のうち、独立採算型事業及び同事業を支援する事業を...全文を見る |
05月17日 | 第183回国会 衆議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 私、特に法務省の案件について詳しい人間じゃないんですが、日本維新の会が進めている道州制あるいは統治機構の改革との関連、特に道州制は、中核となる都市の集積といいますか都市の再生というか、それと一体となって進められるべきものだと思っ...全文を見る |
○松田委員 私も、認識はそのとおりだと思います。 もう一つなんですが、野口悠紀雄さんという経済学者が一九四〇年体制ということで大分前に提言されて、なるほどという面が多々あるんです。 日本は、一九三七年、中国との戦争に入って、一九四〇年に向けて、軍事的な意味から統制型の国家...全文を見る | ||
○松田委員 日本の国がもう少しモビリティーのある社会に向かうというのは、非常に私は重要なことだと思っていまして、例えば、今回、マイナンバー法案が今国会で成立しそうですけれども、今まで以上に特定の個人をアイデンティファイできるようになると、逆に移動しやすくなるといいますか、居住も変...全文を見る | ||
○松田委員 それ以上の御答弁はいただけないものと予想しておりました。 もう一つ、今回のいわゆるモビリティーのある社会という観点、あるいは国民の利便性という観点も一つつけ加えて言うならば、せっかくマイナンバー制度でいろいろな利便性が高まるのであれば、この際、法務省関係でいうと法...全文を見る | ||
○松田委員 ほかにもいろいろ聞くことがあったんですが、時間が来ましたので。 やはり法務省は、私のおりました財務省とともに、どちらかというと守りの役所だということだと思いますが、それゆえに、政治のリーダーシップで新しい仕組みをどんどん出していって、財務省や法務省を説得していくの...全文を見る | ||
05月21日 | 第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 きょうは金融商品取引法の議論でございますが、その前に、金融というのはマクロ経済と大変密接な関連がある、アベノミクス三本の矢ということとの絡みで、ちょっと、金融の議論に入る前に、いろいろと大臣のお考えもお聞きしたいと思いまして、御...全文を見る |
○松田委員 お手元に資料をお配りしておりますが、当時のGDPの統計であります。 今大臣もおっしゃいましたが、消費税を引き上げる直前の九七年一—三月期、これは実質国内民間需要で見るのが私は正しいと思って、輸出とかそういうのはちょっと度外視して見ますと、駆け込み需要もあってその前...全文を見る | ||
○松田委員 今さら財金分離論を蒸し返すつもりはございませんが、ただ、今大臣が御答弁されたとおり、財政と金融というのは、やはり、かなり一体でやらないと、国際的な場でも対応できませんし、その思いは、私も、実はずっと個人的には持っているんです。 ただ、一方で、役所の側から見れば、や...全文を見る | ||
○松田委員 当時、財政、金融分離のときに、大蔵省に破綻処理制度の企画立案だけ残すということで、まさに今回、法改正の中に破綻処理制度の改正というのがあるんですが。 破綻処理の歴史を振り返ってみますと、最終的には公的資金という話にどうしてもなって、住専のときに六千八百億円の公的資...全文を見る | ||
○松田委員 結局、国民負担に結びついたかというと、私は必ずしもそうでないというふうに思っているんですね。これだけのお金が税金投入だというふうに、すぐ単純につながってしまうというのは、その辺の説明ももう少ししっかりした方がいいと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○松田委員 今回、金融機関の秩序ある処理の枠組みということで、本質的には、金融にも有事立法というか、有事に対する対応というか、有事法制をしっかりしなきゃいけないという意味で、これは一歩前進しているんだろう。そういう有事の際は、当局とか預金保険機構とかいろいろなところが、平時ではで...全文を見る | ||
○松田委員 大変心強い御答弁をいただきまして、ありがとうございました。 要するに、システミックリスクが発生するおそれがある場合は金融危機対応会議を開いて、これまでも、それをやることによって、預金保険法の第百二条の第一号措置、資本増強とか、あるいは第二号措置、ペイオフコスト超の...全文を見る | ||
○松田委員 諸外国で、今回、リーマン・ショック後の金融破綻に対して相当の財政負担で解決して、もうこれは懲り懲りだというので、恐らく、民間の間で、関係者の間で負担せよという一つの大きな命題があったんだと思いますので、今回も、スキームでは政府の補助というのが、例外的というか、場合によ...全文を見る | ||
○松田委員 考え方については理解いたしました。 有事対応をするためには平時の行政というのがしっかり機能しなきゃいけないと思うんですが。その面で見て、私も預金保険機構に出向していたことがあるんですが、例えば、預金保険機構にこれからさらにいろいろなことをやらせるということになって...全文を見る | ||
○松田委員 大臣の貴重な御指摘ということで伺わせていただきました。 あと、預金保険機構に関して若干言いますと、これは預金保険機構のことだと言われるかもしれませんが、今回の法改正でも、最近どうも、このところ破綻が起こっていないので預金保険機構のお金が余っているというので、預金保...全文を見る | ||
○松田委員 長期的方向性をできるだけ早く実現していただければと思っております。 あと、今回の法改正で、インサイダー取引関連、あるいは、AIJ問題に原因があります、年金に原因があります、いわゆる投資一任業者の問題、いろいろ規制を強化する法改正があるんですが。例えば証券取引等監視...全文を見る | ||
○松田委員 だんだん時間がなくなってきたので。 お手元の資料をちょっとおめくりいただきますと、二枚目でございますが、これは日銀のいつも出している資金循環統計の中からなんですが、日本のいわゆる個人金融資産、ちょうどこれは、十二年十二月末で千五百四十七兆円。これがよく言われている...全文を見る | ||
○松田委員 どうもありがとうございました。 以上です。 | ||
05月22日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第13号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 ただいま足立委員の方から、日本維新の会として、この特区というのが大変画期的な制度である、あえて我々は反対するものではないというのは、私も同一の立場でございます。 以前、この委員会で、新藤大臣に対する質疑の中で、自立というのは...全文を見る |
○松田委員 日本は大変広くて、いろいろな利害もふくそうしている社会を少しでも動かすためには、成功モデルを地域につくっていくことしかないというのは、私もかねてからそう思っていまして、いろいろな地域の再生構想にもかかわってきたんです。 ただ、今回、ちょっと個別の話に入っていきます...全文を見る | ||
○松田委員 私も財務省出身ですから、その答弁は当然予想しておりましたので、そういうことだと思いますが、要するに、特区に認定されているということをもう一つ加えないとだめだよということだと思うんです。 ここのところは、別に、一般の国民の目から見れば財政的にむしろそっちの方が合理的...全文を見る | ||
○松田委員 どうもありがとうございました。 以下、この特区のことを少し離れまして、地域再生担当大臣として、幾つかの御質問をさせていただき、関連のお答えをいただければと思います。 まず、これから、例えば維新の会は道州制というのを掲げていますが、分権改革、道州制を推進していく...全文を見る | ||
○松田委員 まさにおっしゃるとおりで、自分たちで自分たちの地域の未来の運命を切り開いていくというのは、これがないと、また地域全体がよくならなければ自分たちももうからないんだということを一人一人の地域住民が考えていかないと進まないというのはおっしゃるとおりなので、そういった意味で、...全文を見る | ||
○松田委員 具体的にそれを進めていく手段ということで、ちょっと金融面の話、二つまとめて御質問したいんです。 一つは、今回の国会というか、地域経済活性化支援機構というのを今般の法改正で設立することになりまして、それとあわせて、今、財務金融委員会の方でも五%ルールの見直しが打ち出...全文を見る | ||
○松田委員 そろそろ時間になってきたので。 先ほど足立委員も質問しました国家戦略特区ですね、これまでとは次元の違うものだという説明がなされているんですが、先ほど大臣、少し御説明いただきましたけれども、どういう点でこれまでと次元が違うのか、もう少し詳しくお話をいただければと思い...全文を見る | ||
○松田委員 どうもありがとうございました。 何となく国主導という感じが、すごく今までと違って、私も、今まで霞が関に長い間いて、やはり、地方の自立と言いながらも、なかなか地方だけではうまくいかない。この際、国が主導でやらないとだめだというのが随分あったのは事実なんですが、ただ、...全文を見る | ||
○松田委員 どうもありがとうございました。 維新の会、最近いろいろ言われておりますが、この件に関しては自民党と考え方は全く同じということであります。 ありがとうございました。 | ||
05月31日 | 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第16号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。 官房長官には、お忙しい中、どうも御出席ありがとうございました。 まず、質問の前に、既にこの内閣委員会で、日本維新の会、遠藤議員、そして中丸議員から、明治の日につきまして官房長官に御質問させていただきまして、温かいお言葉をいただきまし...全文を見る |
○松田委員 やはり、日本が独立自尊の強い国家を目指すという点では、我が党も自民党も同じ立場だと思います。 沖縄の次の問題として、安全保障の観点では、安倍政権が防衛費を増額させたことは我が党も大変高く評価しているところであります。 他方で、もう少し戦略面でいけば、かつてから...全文を見る | ||
○松田委員 今国会というふうにお聞かせいただきましたが、期待をしております。 アメリカでもNSCというのは二百人ぐらいの規模がいるというふうに聞いておりまして、本当に実効あるものにするには、行政改革ということで、先日も財務金融委員会で議論したんですが、例えば、金融の検査に当た...全文を見る | ||
○松田委員 この議論をし始めると時間がないので、このぐらいにしておきますが、政治任用というのは、メリットもあればデメリットもあります。政権の中に耳の痛い情報を入れる人がいなくなるという問題点も指摘されておりまして、アメリカでもそういう弊害が言われていますので、その辺もよくバランス...全文を見る | ||
○松田委員 よいものができ上がることを期待しておりますが、なかなか難しい課題であろうと思っております。やはり、この課題を克服していく上においては、今まで言われてきたいろいろな改革というのが本当に実行できるかどうかが問われている。アベノミクスというのは、今のところお金を積んだだけな...全文を見る | ||
06月19日 | 第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。 この国会もそろそろ終わりに近づいていまして、予算委員会や財務金融委員会でも、アベノミクスに関してはいろいろと議論させていただきましたが、まだ若干、時間不足で、基本的な点、お聞きしたい点が残っていますので、日銀総裁と麻生大臣にお聞きしたい...全文を見る |
○松田委員 期待に働きかける場合、確かに、先ほどからブレーク・イーブン・インフレ率の話が出て、若干上がったり下がったり。期待に働きかけるというのは、でも、本当にそれが効果をあらわすためには、やはりもう少し遠い、二、三年ぐらい先まで、どういうふうな道筋で経済が動いていくかというとこ...全文を見る | ||
○松田委員 今回、異例の、バランスシートを二倍にするといいますか、そういう政策をとったこと自体についてちょっとお伺いしたいんです。といいますのは、規模が大きい、異次元というのは、それは非常にいいんですけれども、逆に、いろいろなリスクも同時に拡大させる可能性があるわけですね。 ...全文を見る | ||
○松田委員 例のバーナンキ発言があってアメリカの株価を下げたりしたのも、やはり、余りにも大きいことをやっていると、それが市場では常識になってしまって、そこからちょっと変化すると普通の変化以上に大きなインパクトを与えてしまう。これは非常に不安定性を増してしまうということもあるもので...全文を見る | ||
○松田委員 全くそのとおりなので、その際に、長期金利というものがいわゆる名目成長率を上回る状態でありますと財政再建に向かわないですから、その辺について、ちょっと日銀総裁のお考えを伺いたかったんですが、時間がございませんので、次の質問に移らせていただきたいと思います。 中長期の...全文を見る | ||
○松田委員 私自身は、政府投資というか、公共事業はけしからぬとまでは思わないんですね、必要な公共投資というのはもうかなり出てきているので。 お配りした資料で名目公的固定資本形成と建設国債発行額の推移とありますが、これを見てみると、九〇年代に比べて、二〇〇〇年代の後半というのは...全文を見る | ||
○松田委員 その点で、もし参考人でもよければ、どうぞ。その後、麻生大臣の方から。 | ||
○松田委員 どうもありがとうございました。 | ||
06月24日 | 第183回国会 衆議院 本会議 第35号 議事録を見る | ○松田学君 日本維新の会の松田学です。 私は、日本維新の会を代表して、今回のG8サミット出席等の報告に関して、総理に質問をいたします。(拍手) 今回のサミットの成果として、総理は、アベノミクスが評価されたことを高らかに掲げておられます。恐らく、それは、一連の危機を脱した後...全文を見る |
11月01日 | 第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 今国会から国土交通委員になりまして、ぜひよろしくお願い申し上げます。 そういうことで、最初でございますので、既に国交委員会では随分と議論されていることかもしれませんけれども、大臣の基本的な認識を何点かお聞かせいただければと思...全文を見る |
○松田委員 どうもありがとうございました。大変しっかりと御答弁いただきまして、ありがとうございます。 その中で、今おっしゃっていただいた中で、道州制ということをにらんでというお言葉がございましたが、まさに今、交通政策基本法案というのが策定されていると認識しておりますけれども、...全文を見る | ||
○松田委員 ここで少し質問の中身をかえまして、今、秘密保護法案というのを、海上保安庁の平成二十二年の保安官の事件、よく取り上げられるんですけれども、その関連で、ことしの三月十九日のこの国土交通委員会で、うちの日本維新の会の三宅博議員が、中国漁船衝突の映像を流出させたあの元海上保安...全文を見る | ||
○松田委員 大臣の御答弁、恐らくそういう御答弁だろうと思っております。国家公務員の守秘義務と特定秘密というものとは、ちょっと分けて考えていかなければならない。ただ、国民が、大変この問題、メディアでも報道されていますので、大臣の今のお考えということで整理していただいたという理解をさ...全文を見る | ||
○松田委員 PFIにつきましては、また機会を改めて議論したいと思います。 もう時間になってまいりまして、私、実は、先ほど大臣がおっしゃっていたように、財務省から国土交通省に一時出向していたことがございまして、そのときは北海道局というところにおりまして、北海道局というのは前の民...全文を見る | ||
11月06日 | 第185回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。 今、日本維新の会、中丸委員の方から質問させていただきましたが、前通常国会に引き続きましてメンバーは同じでございます。なお、今国会もよろしくお願いいたします。 私の方は、十分だけ時間をいただいております。 先般、内閣委員会で海外に...全文を見る |
○松田委員 ぜひ、諸外国の人材も活用しながら、攻撃対処能力の向上に努めていただきたいと思います。 もう時間がほとんどありませんので、もう一問だけ。 同じ情報ということにも関連しますが、今、NSCでいろいろ議論がされていると思いますけれども、今度、内閣に置かれる国家安全保障...全文を見る | ||
○松田委員 ありがとうございました。 ぜひ、情報というものに対して、戦略的視点というのは、やはり、総理あるいは官房長官の意識が一番重要だと思いますので、何とぞ、その点、よろしくお願いしたいと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 | ||
11月13日 | 第185回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。 今臨時国会、内閣委員会、重要な法案が、国家戦略特区法案そして公務員制度改革法案。どう考えても、十一月五日の閣議決定、もう既に国会が始まってから二十日も経過してからの閣議決定ということで、この二つの法案を仕上げて参院に送って成立させるとい...全文を見る |
○松田委員 社会の課題解決を経済成長につなげていくというのは、私もかねてから主張してきたことで、大変それはよく理解いたします。 ただ、アベノミクス、やはり日本経済が、失われた二十年の停滞と言われていますけれども、マクロ的な経済条件が、成長を起こすリスクテークもなかなか起きない...全文を見る | ||
○松田委員 おっしゃることは一応わかります。 先行きへの期待が改善してデフレマインドが払拭されていくという、ただ、そのデフレマインドが払拭されていくためにも、やはり実体経済が明るくならないと、幾ら日銀が二%と言ったところで、それだけで明るくなるものではないと思いますし、それか...全文を見る | ||
○松田委員 交易条件のいわゆる悪化を食いとめていくためにも、やはり日本が内政的にいいものを生み出して、それをより高く売れるようになる。高く売れるまた一方でマーケットを拡大していくということが、特に日本の場合、これから人口減少で、マーケットが量的にも余り拡大が見込めないかもしれない...全文を見る | ||
○松田委員 余りこの問題を長く追及してもしようがないんですが、私は、少なくとも、市場を獲得するということと、もう一つは、日本が対外直接投資をして、そこできちっと稼ぎを上げて、それを日本に還流できる、所得収支の改善に資するような、そういうルールをきっちりと日本の国益のために整備でき...全文を見る | ||
○松田委員 結局は、成長力が高まらないと賃金も高まらないというふうにも受け取れました。それはそのとおりだと思います。 このお配りした資料の一番下にちょっと書いたんですが、よく言われている潜在成長率を極めてわかりやすく分解すると、労働人口増加率と労働者一人当たりの生産性上昇率の...全文を見る | ||
○松田委員 労働力人口増加率が、参加率が上がってどの程度になっていくのか、どの程度それに効果があるのか、これはかなり重要な点だと思いますけれども、それについて御答弁いただけますでしょうか。 | ||
○松田委員 なかなか、現実的にそういうパスが描けるかどうかというのは難しい問題もあるので、これはまた、機会を改めて議論させていただきたいと思います。ちょっときょうは次に進みたいと思います。 そこで、国家戦略特区なんですけれども、国家戦略を標榜する特区であるならば、当然含まれる...全文を見る | ||
○松田委員 ありがとうございます。 それともう一つ、いわゆる金融面あるいはマネーといった観点がこの特区、余り見られないというかほとんどないんですけれども。農業の信用保証ぐらいではないかと思うんですが。日本の成長戦略全体を考えた場合、やはりこの問題というのは非常に重要ではなかろ...全文を見る | ||
○松田委員 例えば、先ほども民主党の方から公益資本主義という言葉がありましたけれども、個人金融資産の大半を高齢者が持っているというのはよく言われていることですが、そういった高齢者が持っている資産を、地域でのいろいろな、それこそ課題解決といいますか、例えば病院とか福祉とかそういうと...全文を見る | ||
○松田委員 ありがとうございます。 国家戦略特区法案に盛り込まれたメニュー以外のものを排除しているわけではなくて、いろいろな合わせわざがある、これは当然のことだと思いますので、いろいろなことを創意工夫していただきますことを期待しております。 それで、次に、国家戦略特区全体...全文を見る | ||
○松田委員 もう時間がなくなってきましたので、最後に、新藤大臣にお願いしたいんです。 これから日本の全体の国土設計といいますか、国の姿を考えていく上で、自立的な広域経済圏を全国各地につくっていくという視点がすごく重要だと思っていまして、道州制もその先に展望されると思うんですけ...全文を見る | ||
○松田委員 国家戦略特区を議論する上で非常に基本的な認識を確認させていただきました。 ありがとうございました。 | ||
11月20日 | 第185回国会 衆議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○松田委員 維新の議員がきょうはもう三人質問させていただきました。私は、総括的なことを大臣に御確認させていただきたいと思っています。 この国家戦略特区法案、我々、法案だけを見ると、成長戦略の柱の一つにしては余りにも内容がなくて、もうすかすかではないかというイメージで、これはと...全文を見る |
○松田委員 大臣として今の段階でお答えいただける最大限のお答えをいただいたというふうに理解させていただきます。 それでは、税制についてはこういうことがございますが、ほかにも、私ども大阪府、大阪市、我々維新の会はその特区を応援しているんですが、そこからもいろいろな要望が出ている...全文を見る | ||
○松田委員 それから、医療につきまして、先ほど山之内委員から再生医療を中心に、いわゆる併用診療の質問をさせていただきましたが、そもそも、私どもはこの医療については、混合診療は原則禁止、例外オーケーという世界を、原則自由、例外禁止というところまで持っていって、抜本的な規制改革をする...全文を見る | ||
○松田委員 それから、先ほども杉田委員が質問いたしましたが、過去の特区で、規制緩和の過度の要件を加えて効果が減殺してしまったという事例がありました。くれぐれも国家戦略特区においてはそういうことがないように、実効性のあるものにしていただきたいと思います。 また同時に、これはちょ...全文を見る | ||
○松田委員 今のお答えが大臣の決意というふうに受けとめさせていただきます。 先ほどの税の話とあわせまして、大臣から大変前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございました。 なお、私ども、大阪の岩盤規制に風穴をあけて、民によるイノベーションを創出するということで、いろいろ...全文を見る | ||
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 私からは、国家戦略特区について御質問させていただきます。 この国家戦略特区は、アベノミクスの決定打として、この成長戦略国会でどんな法案が出てくるかと思って、我が党も、どんな法案になるか期待していたんですが、どうもこの中身を見...全文を見る | ||
○松田委員 アベノミクスというのは三本の矢というふうに言いますが、金融政策については、日銀に大量の国債を買わせて、一方で、日銀の方には銀行から当座預金が積み上がっている、豚積みという言葉がありますが、これが実際にマネーになるには銀行がちゃんと貸し出す、そしてそのためには実需がなけ...全文を見る | ||
○松田委員 経済の生産性を上げていくのは大事なことなんですが、そのために、今回、私が非常に評価できると思っているのは、社会の課題解決を通じて経済成長を生んでいくと。まさに日本は課題先進国と言われている状況ですから、それを解決する過程で成長のチャンスをつかんでいく、これは非常にいい...全文を見る | ||
○松田委員 雇用、医療、農業、それから町づくり等々が分野として挙がっているんですが、それぞれどういう課題に直面しているのか、その中から成長のチャンスをつかんでいくということが大事だと思うんですが、その辺について、もう少し突っ込んだ御答弁をいただければと思います。 | ||
○松田委員 先ほど、この法案を見直したと申し上げたのは、税制についても前向きに検討するというお話をいただいたからでありますけれども。 この特区というのは、一般的に言っても、税制というのが一番重要な肝になるのが通常だと思うんですね。今回は規制だけで、税制は年末の税制改正だという...全文を見る | ||
○松田委員 こういう質問をいたしましたのは、これは、総理のトップダウンでやっていただきたい事項がございます。先ほども新藤大臣に御質問いたしましたが、地方税なんですが、法人事業税を地方がみずから身を削って地域再生のために減税をしました。しかし、地方法人事業税というのは損金算入されて...全文を見る | ||
○松田委員 ぜひ前向きに、全力を挙げて取り組んでいただきたいと私から要望いたします。 それから、特区の全体の考え方なんですが、世界で一番ビジネスのしやすい都市をつくるというのはよくわかるんですが、ただ、日本の課題というのはそこなのかなと。発展途上国というのは、結構、外資を引き...全文を見る | ||
○松田委員 それから、国家戦略特区が今までとは違うのは、今まさに新藤大臣がお答えいただいたように、個別の民間のやっているプロジェクトを、官、民、地方自治体、国を挙げて、共同で応援していくという、今までちょっとなかった政策アプローチだと思うんですね。 ただ、今、日本に問われてい...全文を見る | ||
○松田委員 維新の会の発祥の地の大阪府、大阪市は、今いろいろな特区構想を出しております。御堂筋エリアを中心にしたチャレンジ特区とか、あるいは医療の特区とか、こういったいろいろなものをどんどん提案していっている。 私は、この審議を通じてこの法案について見直したのは、ある意味で枠...全文を見る | ||
11月21日 | 第185回国会 衆議院 本会議 第12号 議事録を見る | ○松田学君 日本維新の会の松田学です。 私は、日本維新の会を代表して、国家戦略特区法案及び同修正案に対して、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 本法案について、当初、私たちは、このままでは賛成できないと考えておりました。アベノミクスの決定打として次は何が出てくるかと国...全文を見る |
11月22日 | 第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学と申します。 今、日本維新の会の高橋委員から、地元北海道ということで質問させていただきましたが、私は実は財務省から国土交通省の北海道局に出向したことがございまして、そのときもいろいろな北海道に対する思いがありましたので、その思いもちょっと入るの...全文を見る |
○松田委員 基本的にコストカットだったと思います。コストカットをすれば当然人員が減っていく。かつては、聞いたところでは、従業員が二万八千人ぐらいいたのが現在七千人ぐらいという話も伺っておりますけれども、従業員が減れば、当然のことながら、現場での管理体制とかそういったものも手薄にな...全文を見る | ||
○松田委員 事故が起こって、国が監査を強化して、そしてまた事故が起こって監査を強化していくということを繰り返しても仕方がないわけであります。また、基金が運用収益が減ったからといって、また国に財政支援を求めて、そして安全対策の財源をまた国に頼るということであってもならないわけであり...全文を見る | ||
○松田委員 公共事業では、北海道特例ということで、通常よりも手厚い配慮をする必然性がある、そういうことになるわけですね。 一方で、公共事業の中には道路というのがあり、また、有料道路、高規格幹線道路というのがあるわけですが、事鉄道に関して言いますと、これは民間でやるということが...全文を見る | ||
○松田委員 よくわかりました。 それで、国鉄を分割・民営化したときに地域分割したわけですが、そのときに、まあ独立採算というのは原則だろうと思いますが、北海道については独立採算制、それも民営によって、鉄道のサービスという適切な準公共財、恐らくこの準公共財ということの中には、鉄道...全文を見る | ||
○松田委員 まずは、安全対策を徹底してやるという、これはもう会社としての自助努力というのはまず当然なんですが、それでも、本当にきちっとした調査を踏まえて、どうもやはり財源的にどうしても不足するという状況であれば、今、経営安定化基金もあると思いますし、あくまで金利収入でやっているん...全文を見る | ||
○松田委員 質疑時間が終了いたしました。 今、日本も人口減少社会、北海道は人口減少地帯であります。そういった日本の長期的な趨勢を踏まえて、交通政策基本法が今国会でも成立するわけですから、全体的な、システム的な発想で、この問題が二度と起こらないような体制をどうやってつくっていく...全文を見る | ||
11月27日 | 第185回国会 衆議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。 本日、最後の質問になります。稲田大臣におかれましては、朝早くからお疲れさまでございます。 御案内のように、昨日、秘密保護法案、私ども、修正法案には賛成ですが、採決のあり方に対して反対ということで本会議を退席させていただきまして、その...全文を見る |
○松田委員 私も、いわゆる量的な縮減について反対するものでは全くありません。 ただ、ここまで来ると、普通に目標を掲げて削減するという、つまり、最小の政府、世界の中でも極小の政府にするというか、多分、世界に冠たる小さな政府ということが、現実問題として、さらにやっていくとそうなる...全文を見る | ||
○松田委員 公務員をどういうふうにしていくかという議論をするに当たっても、やはり共通の視点というのは、一つは、政治への応答性をどう高めていくかということと、それからもう一つは、いかに公務への優秀な人材を確保するかということかと思います。 これはどの改革にも共通だと思いますが、...全文を見る | ||
○松田委員 多分、今までBのいわゆる終身公務員制度という考え方をとられていたのが、なかなか時代に合わなくなってきて、Aの考え方を相当入れなければならなくなってきた。 ただ、そのAの考え方、官と民が出入りするという、それが成り立つためには、やはりその国の労働市場全体の問題がある...全文を見る | ||
○松田委員 そういう意味で、先ほどの二つの設計思想のAの方に、以前に比べてぐっと一歩近づいているなという感じがします。 ただ、結果として、本人の持っている能力というのは、結局、自分がやってきた行政分野の能力ですから、どうしてもそれに近いところに再就職してしまうと、結果として天...全文を見る | ||
○松田委員 それはよくわかるんですけれども、実際、プロでなければプロの能力は見抜けないというのもあるんですね。 それを、今度、内閣人事局が相当いろいろ人事に絡んでくるわけですが、例えば、三年から五年ぐらい先に、この分野でこういう課題が起こるだろうと。その課題に対して、そのとき...全文を見る | ||
○松田委員 内閣人事局はいろいろ大変な仕事をしなければいけないと思いますので、ぜひ、そういう点も留意していただければと思います。 官房長官にお越しいただきましたので、官房長官にいろいろと御質問させていただければと思います。 私、プロフェッショナルというのが新しい公務員の人...全文を見る | ||
○松田委員 今、いわゆる幹部職員の選考というか、適格な人という、この適格性を審査するということになるそうなんですが、およそ幹部職公務員、例えば局長とか審議官は、各省庁でそれなりに経験を積んできて、衆目の一致するような人が局長なり次官になってきている。能力的には、まあまあ、そんなに...全文を見る | ||
○松田委員 その際、くれぐれも運用が恣意的に、恣意的になってしまいますと、これは恐怖政治になってしまって、役人がかえって国益のためにということが言えなくなってしまうというか、私はそっちの方がちょっと気になることではあるんです。 省益ではなく国益というのは今回の改革の趣旨だと思...全文を見る | ||
○松田委員 まさにそうなんですね。 それぞれの省庁が省益でやっている、言っている場合も多分多いと思うんですが、やはり国益を考えて言っている場合も結構あると思うんですね。それを、あそこは省益だと言って、十把一からげに悪であるように言うような傾向がこれから強まらないかどうかという...全文を見る | ||
○松田委員 どうもありがとうございました。 この公務員制度というのは、非常にたくさんの複雑な変数が並んだ連立方程式で、こっちを立てればこっちが立たずという、いろいろな相矛盾する設計思想がぶつかり合う面もあると思うんですね。そこの中を、やはり、どういうふうに日本を持っていくのか...全文を見る | ||
12月04日 | 第185回国会 衆議院 内閣委員会 第12号 議事録を見る | ○松田委員 日本維新の会の松田学です。 先週二十七日には、この改革について、どちらかというと改革を進めるとこういういろいろな課題や問題が出てくるという立場から私は質問いたしました、何となく守旧派に聞こえたかもしれませんが。財務省の論理を省益ではなく国益だと言わせたりとか、そん...全文を見る |
○松田委員 職員の公募に関する指針にこの数値目標を入れるというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○松田委員 できるだけ私どももこの合意の中に加わって、改革を進める方にというこの法の趣旨には賛成なのでそうしたいんですが、やはり我が党としての基本的な立場が十分反映されていないといいますか、そういう面が幾つかありますので、それが十分反映されることを期待しているんですけれども。 ...全文を見る | ||
○松田委員 幹部職ともなれば、役所でいうと審議官以上ですか、それぐらいになれば、国のために、国益のために身をささげる、ノーブレスオブリージュという言葉がありますけれども、そういう存在で、例えば、降格されて嫌だ、身分保障が欲しいなんていう人はそもそも、適格性審査というのがありますよ...全文を見る | ||
○松田委員 懲戒処分ですと、役所の中でなあなあでやっているんじゃないかという疑念の目で見られる可能性がありますが、さすがに、刑事罰があるとなると、再就職した人は、あれはやはり自分の実力で行ったんだというふうに、もっと世間から認められると私は思うんですね。だから、これは、やはりそう...全文を見る | ||
○松田委員 ぜひよろしくお願いします。 それと、プロフェッショナル型の公務員ということを考えるのであれば、これは、公務員というのは能力のある人を本当に集めていかなきゃいけないと思うんですね。ところが、現在の状況を見ていると、官僚バッシングが長い間続いて、役所の財務省の後輩なん...全文を見る | ||
○松田委員 そのバランスがちょっと官僚が萎縮する方に行き過ぎていますので、そこはよく大臣にも考えていただきたいと思います。 この公務員制度、本当に公務員にとって魅力のある職業にしてもらうということが最大の眼目だと思います。今までは公務員を締めることに、改革というとそっちばかり...全文を見る |