松田学

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松田学の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○松田委員 日本維新の会の松田学です。どうぞよろしくお願いします。  きょうは、中長期的な財政運営を中心に御質問したいんですが、その前に、私たち日本維新の会、改革保守ということを掲げている政党で、安倍総理も、いかなる既得権益といえども私のドリルから無傷ではいられませんというふう...全文を見る
○松田委員 これはどうして今回の税制改正に反映されなかったのか、財務省にもいろいろ聞いてみたら、今おっしゃったようないろいろな特例措置を講じている、これ以上こういったものをやると、特区と特区外のところの間で税の公平の原理に反すると。いかにももっともらしい説明で、そういう説明だった...全文を見る
○松田委員 今の話は、何かとりたてて優遇措置をとれという話じゃなくて、いかにもおかしいのを正すべきではないかと。地方が汗を流してやったことに対して、国が邪魔をする、阻害をするというのは、これはいかにも地方の自立に反しますし、そもそも国家戦略特区というのは、国家戦略で地方の自立を促...全文を見る
○松田委員 税制の論理というのは非常に大事な論理だと私は思うんですが、国家戦略という名をつけた以上、私は、恐らく税の論理より国家戦略の論理の方が上位に来るというふうに思っていますので、これはぜひ、いろいろ検討する事項があるというのであれば、きちっと検討していただいた上で、国家戦略...全文を見る
○松田委員 今の御答弁は、理屈としては私も理解しないわけではないんですが、私が聞きたいのは、自民党が野党だったときはそれを提案していたわけですね。どうして政権をとったら変わったのかということを聞きたいんですが、よろしくお願いします。
○松田委員 天下り規制について、既に再就職をあっせんすることは禁止されていますよね。これに反した人は、国家公務員法のいわゆる処分、これを受けることになっているわけですね。これならいいのに刑事罰じゃ何でいけないのかということになると、これは、結構身内に甘いことをやっているんじゃない...全文を見る
○松田委員 余り官僚を萎縮させてもいけないので、それと同時に、私は、もう少し官僚のあり方そのものをしっかり描いて、もう少し、スペシャリストというのじゃなくてプロフェッショナルとして誇りの持てる職業にしていくとか、それと同時にやっていかないと、なかなか本当の意味での改革はできないん...全文を見る
○松田委員 日本の財政、実は多くの人が見落としているんですが、日本は世界最大の対外純資産国、三百兆円も余計に持っているわけですね。これは世界断トツ一位なので、最終的に資金繰り破綻というのはなかなか起こるものではないと思います。ここがギリシャと違うところなんです。  ただ、最終的...全文を見る
○松田委員 今大臣がおっしゃった金利というのは非常に重要なんですが、金利となると今度は金融政策なんです。  金利が名目成長率よりも低い状態というのを、一応、二〇一〇年代は何となくそれを維持する姿が想定されているように見えるんですね。ただ、これは、自然にほっておくと、通常は金利が...全文を見る
○松田委員 日銀総裁、お忙しいと思いますので、結構でございます。どうもありがとうございました。  金利との関係を考えると、なかなかこの異次元緩和というのは、やめたくてもやめられないというか、とまらないというか、既に今、毎月大体十四兆円ぐらい国債発行していますかね。そのうち七兆円...全文を見る
○松田委員 金利との関係でいいますと、金利が成長率を下回るようなことを持続させるためには、相当無理やり、力ずくで金融政策で抑えるしかないということに、さっきの話にまた戻ってしまうんですけれどもね。そういう経済の実態を前提とした場合、金利が成長率を上回ることを前提とした場合、やはり...全文を見る
○松田委員 時間がなくなってきたのであれなんですが、お配りした紙の四枚目ですか、「社会保障四経費とその他の経費に係る歳出・歳入」というのをお配りしていると思います。  要するに、財政の実態、それから、これから私は増税せざるを得ないと思うんですが、その際に、何のために増税するのか...全文を見る
○松田委員 時間が来ましたけれども、レトリックの大変巧みな安倍政権なので、夢をレトリックで描くだけじゃなくて、これから国民が直面しなければならない課題、それを克服しなければいけない、こういうマイルストーンを示しながら、頑張る人を応援する、そういう運営をぜひ、私たちもそれについては...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○松田委員 日本維新の会が続きますが、短い時間ですので。  時間が余りないので、私の方からは、基本的に国土交通政策を考えるに当たって踏まえるべき点について、ちょっと大臣に御提案をするということでお聞きいただければと思います。  お手元に資料を配っていると思いますが、これは名目...全文を見る
○松田委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それから、もう一つは、国のお金を幾らつぎ込んでも、プライマリーバランスで政府債務残高の対GDP比、その中に建設国債も入っているわけですから、これも建設国債だったらいいというわけでもない時代に入っているわけなので、いかに民間資金を使う...全文を見る
○松田委員 ぜひ研究していただければと思います。  それから、先ほども質問に出ていましたが、今度、いわゆる高速道路の料金負担期間を延長するということが、普通のユーザーから見ると突然出てきたという感じなんでしょうけれども、維持更新といいますか、補修というか、それはもう最初から、高...全文を見る
○松田委員 細かい点はいっぱい議論するところがあるんですが、時間が来ましたので、これからいろいろな審議の際に引き続き議論したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
02月21日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。  今通常国会、内閣委員会最初の質問でございますので、私どもが重要と考えている論点について、できるだけ満遍なく御質問させていただければと思います。  先般、予算委員会の基本的質疑で私も総理以下に申し上げたんですが、言葉が大変巧みな...全文を見る
○松田委員 今大臣おっしゃったことには、異論は全くありません。まさにそのとおりだと思います。  私は、大事だと思うのは、基礎的自治体だと思うんですね、道州制の前に。これは、まさに大臣おっしゃったようにそれぞれの地域ごとに実情が違うので、それぞれが自分の将来を選択していく、そのた...全文を見る
○松田委員 では、次の別の話に移らせていただきます。  新藤大臣、どうもありがとうございました。  安全保障の関係で、官房長官、安全保障強化担当ということでございまして、何点かお聞かせいただければと思います。  沖縄問題で、実は、維新の会に沖縄PTというのがございまして、私...全文を見る
○松田委員 外交的にいろいろなことがあるんだろうというふうに関係者は思っているんですが、でも、それにしても、地元の方々からすると、非常に多くの不満というかが寄せられていたのも事実でございます。  私は直接、漁業関係者、漁協の方とかあるいは漁民の方と随分対話をさせていただいたんで...全文を見る
○松田委員 それから、このあたりは中国の船も、このあたりというか、この地図で見ると、宮古島の方に近い方が多いみたいなんですが、結構中国の船も来てサンゴ漁をしているといって、これがいわゆる資源管理というか資源保存の面でもいろいろな問題を起こしている、多いときには二百隻ぐらい来ている...全文を見る
○松田委員 西表島に我々渡りまして、ここにウ離島というのがございまして、海岸からすぐ見えるところなんですが、東西百メートル、南北四百メートルぐらいの小さな島でございまして、日本政府が尖閣諸島を国有化してから、ここの島をめぐって、中国の企業が買いたいというような話が随分動き出したと...全文を見る
○松田委員 この質問を、最初、私どもはそういう法案を提出している立場で、立法措置が必要ではないかというふうな通告をさせていただいたのですが、どうも、所管省庁がどこかというのは大変もめたみたいで、この点に対して総合的な司令塔がきちっとあって政府が対応できているのか、この一事をもって...全文を見る
○松田委員 今すぐにこうだと言えないことはよくわかっておりますので、これはこの辺にしておきます。  あと、この海域を見て、やはり島嶼防衛ということからいろいろなことを考えますと、今も、予算委員会でもいろいろ議論されていましたが、日本が武力攻撃を受けた場合というのは、防衛出動、そ...全文を見る
○松田委員 今の私の質問に対する答えにはなっていませんけれども、これから検討していただくということで、よろしくお願いしたいと思います。  それから次に、実は日本維新の会は、今年度予算の際にもそうしたんですが、来年度予算についても今準備をしていますのが修正予算をつくるということで...全文を見る
○松田委員 力強いお言葉をいただきまして、どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。  それから、特定秘密保護法に関連して。  特定秘密というのは、その大半を占めると見られているのが宇宙衛星からの画像だと言われておりますけれども、この画像というのは、よくよ...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  ここで、特定秘密保護法のことなんですが、臨時国会のときには維新の会の中でもいろいろな議論がございまして、我々がやはり一番重点を置いたのは、私なんかも思ったのが、要するに、論点になっているのは、国民の知る権利とどう折り合いをつけるかと...全文を見る
○松田委員 また内閣委員会でいろいろと議論をさせていただければと思います。  この情報ということに関してもう一つ官房長官にお伺いしたいんですけれども、最近、いろいろと世の中を見ていますと、情報を集めるといっても、情報というのはギブ・アンド・テークなので、やはり日本側にも、ギブを...全文を見る
○松田委員 もう時間なので、最後に森大臣にお伺いしたいんです。  ヒラリー・クリントンさんが、女性の労働参加の障壁を減らすことは日本のGDPを一六%引き上げると。そんなに上がるのかなという気がしないでもないんですが、いずれにしても、総理が成長戦略の柱として、女性の活用を単なる社...全文を見る
○松田委員 ありがとうございました。  就業率を高めても、労働力人口の減少を打ち消すというのはなかなか大変なことだと思いますので、ぜひ一生懸命取り組んでいただければと思います。  どうもありがとうございました。以上です。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○松田分科員 日本維新の会の松田学でございます。  私は、どちらかというと経済財政畑なので、田村厚労大臣には多分初めての質問になると思いますが、よろしくお願いいたします。  経済財政分野といいましても、私、実は財務省にいたときに大変変わった出向ポストがありまして、東京医科歯科...全文を見る
○松田分科員 今のような不適正事例があるということは、私も承知しております。ただ、私自身がそういった方々のところに実際に訪ねていきまして、実際、集合住宅で訪問診療をしている現場も見せていただいたんですが、かなり住民のニーズにきっちりと応えているんですね。やっている方々も非常に志が...全文を見る
○松田分科員 ビジネスと言うと語弊があるかもしれませんが、何事も経済的な裏づけがないと成り立たないという意味で申し上げたのでありまして、そういう不正事例があるというのは事実かもしれませんけれども、一方で、真面目にやっている人たちもいる。こういう人たちがやっている、そしてニーズに応...全文を見る
○松田分科員 御案内のとおり、ヘリコプターのランニングコストが大体年間二億円ぐらいかかる、ここの部分なんですけれども、搬送費も含めていいんじゃないかという声でございますので、ぜひ御検討いただければというふうに思っております。  それから、ドクターヘリの配備について、ドクターヘリ...全文を見る
○松田分科員 わかりました。  レスポンスタイムという言葉がありますが、救急要請の通知を受けてから治療を開始するまでの時間でありまして、ドイツでは十五分ルールとして各州で法制化されているということであります。  これは、救急車でありますと、時速五十キロで走っても一時間を要する...全文を見る
○松田分科員 ちなみに、十五分ルールを適用しますと、日本では現状四十三機なんですが、これが実は七十八機必要だということになるそうですので、できればこの点の御検討をしていただければというふうに要望を申し上げます。  それから、今も災害のときの話が出ましたが、東日本大震災のときには...全文を見る
○松田分科員 議連にいらっしゃるということでございますので、私の話は十分御承知のことだと思いますが、そのときの決議の内容が必ずしもまだ、いまだに十分実現されていない。超党派の決議がちゃんと政府側で実行されているのかどうかという点がいろいろ問題になっているということでございますので...全文を見る
○松田分科員 私がドクターヘリの問題をあえて取り上げましたのは、例えばスイスなんかでは、いわゆる民間の寄附によって賄われている部分が非常にある。年間三十フランですか、年間で三千円ぐらいですね、その寄附をした人が人口の三〇%ぐらいいて、そういった方々は無償で提供を受けられる。  ...全文を見る
03月05日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○松田委員 日本維新の会の松田学です。よろしくお願いします。  このタイミングで、甘利大臣がTPPの交渉から帰国されての審議となりますと、どうしてもTPPに関心が集中しがちだと思いますが、あくまで所信に対する質疑ということでもありますので、後でTPPにも触れますけれども、基本的...全文を見る
○松田委員 ありがとうございます。  大臣の今の御答弁は、定性的には全くそのとおりなんですが、日銀が国債を買って、それでいわゆるブタ積みという現象が起こっているとよく言われていますけれども、日銀がバランスシートを大幅に拡大する割に、その効果がそれに比べて十分なものかどうかという...全文を見る
○松田委員 そこで、財政の道筋を示すためには、成長率は一定程度やはり上げていかざるを得ないということになるわけですね。  それで、次の質問なんですが、いわゆる中長期の経済財政に関する試算、政府が出された試算、これも予算委員会でもさんざん取り上げられていました。  お手元に配付...全文を見る
○松田委員 日本の未来を描くことが最大の成長戦略というのは、私も持論でありますので、それはいいんですけれども、現実を見ると、これは、ある日本を代表する経済学者がおっしゃっておりました、日本経済というのはランニングマシン状態なんだと。ランニングマシンというのは、一生懸命前に走ってい...全文を見る
○松田委員 おっしゃるとおり、交易条件というのは、数量でどんどん伸ばしても、海外で高い価格で売れない、要するに、一生懸命努力した割にはもうけが少ないという、これが日本経済の近年の実感なんだと思うんですね。  今も円安ですが、かつて息の長いイザナギ超えと言われた景気回復局面でも同...全文を見る
○松田委員 もちろん、消費が大事だと御認識いただいているのはよくわかっております。ただ、言い方として、民間投資ということを前面に出すよりは、やはり消費ということを前面に出すような、そういう政策が私は望ましいんじゃないかということで申し上げました。その結果として投資というのが出てく...全文を見る
○松田委員 先般、予算委員会集中審議でTPPが取り上げられるという話を、政府のTPPに関連している役人、私の友人とちょっと話したときに、いや、そんなことをやっても甘利大臣が気の毒だという話がありまして、もう大変な苦労をされていて、それも交渉事ですし、なかなか言えませんし、そんな国...全文を見る
○松田委員 ちょっと考えてみても、次の質問に関連するんですが、このTPPというのは、多くの人が誤解をしているんですが、もちろん、日本の国を開く、開国という意味もあるんですけれども、日本の国は、私も長年役人をやって経済摩擦をやってきましたけれども、欧米との熾烈なる経済摩擦を通じて、...全文を見る
○松田委員 今、知財の話が出ましたけれども、交易条件が悪化していることを食いとめるためには、例えば日本ブランドというのは、知的財産をちゃんと保護してもらって高い価格で売れるようにするというのは重要な戦略だと思うんですね。  それから、日本はこれから国内の人口が減っていくわけです...全文を見る
○松田委員 この間の交渉が所期の、期待したほど、合意に至らなかったというか、そういうふうなことになっていますが、お配りした資料の三枚目をちょっとごらんいただければと思うんです。  これは私が書いたもので「二十一世紀の国際経済秩序」ということで、現存する自由貿易圏というのは、御案...全文を見る
○松田委員 先ほど、ランニングマシンという、日本経済は厳しい状況だと。でも、私は、アベノミクスの成長が実現するとすれば、やはりこうやって経済繁栄の基盤を国際的な場に広げていくということが本当に唯一のアベノミクスが持続可能になる道だろうと思っていますので、ぜひ、TPPで日本の国益を...全文を見る
03月12日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○松田議員 今、杉田委員御指摘のとおりでございまして、人事に関する機能は、現在、政府の中で一元化されていないということで、総務省、人事院、財務省などに分散されている。内閣人事局は、幹部人事を一元管理する、そして、人事に関する機能も一元化して、内閣主導の幹部人事を支えることができる...全文を見る
○松田議員 もともと、現在の官僚制度が、いわゆる中央集権ならぬ中央分権と言われるように、各省庁がそれぞれ並立してそれぞれ独自の世界をつくっているというのがこの日本の意思決定、もう時代にそぐわないということでありますので、やはりここは、それぞれが個別省益を追求していけば全体最適が実...全文を見る
○松田議員 御指摘のように、若手の人材を登用できるということは、内閣主導の人事の上でも非常に重要な要素になってまいると思います。その意味で、今回の改革では、民間人だけではなくて官庁の中でも優秀な若手を起用できるようにと。  そのためには、政府案では、特例降任として次官から部長級...全文を見る
○松田議員 お答えいたします。  維新・みんな案では、国家公務員法第百六条の二第一項の規定に違反して他の役職員等に関する天下りのあっせんをした職員に対して二十万円以下の罰金に処するということになっております。  現在の国家公務員法では、天下りあっせん規制に違反した場合のペナル...全文を見る
○松田議員 どのような人材を登用するかは、私は、基本的には時の政権や各大臣がみずから考えるべきことだと思っております。  逆に、こういう状況をつくりますと、閣僚たるもの、大臣になったら官僚がみんなサポートしてくれるということではなくなって、みずからのスタッフは自分で起用するとい...全文を見る
○松田議員 お答えいたします。  現在の官民人材交流センターは、内閣総理大臣の委任を受けて、職員の離職に際しての離職後の就職の援助、これはいわゆる再就職のあっせんですが、これが一つの機能なんですが、もう一つが、官民の人材交流の円滑な実施のための支援、こういう二つの事務を行ってい...全文を見る
○松田委員 日本維新の会の松田学です。  私は、日本維新の会を代表して、政府提出の国家公務員法等の一部を改正する法律案及び修正案に反対し、日本維新の会、みんなの党共同提出案に賛成する立場から討論を行います。  自民党は、野党時代の二〇一〇年に、みんなの党と共同で公務員制度改革...全文を見る
03月19日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○松田委員 維新の会の松田学でございます。本日は、全て菅官房長官にだけの質問になりますが、よろしくお願いいたします。  先般、この内閣委員会で可決されました、本会議でも通りました、国家公務員制度改革法案が衆議院を通ったわけですが、今度、これから内閣人事局ができて、内閣主導人事と...全文を見る
○松田委員 ありがとうございます。  こういうことをしっかりと発信していただいた方が私は世の中にとってはいいんじゃないかというふうに思っています。  公務員じゃないんですが、この流れでちょっと気になったことがあって、これもちょっと確認をしていきたいことがあるんです。  実は...全文を見る
○松田委員 民間企業の経営として考えれば、これは別に弁護するわけじゃないんですが、坂社長のときは、二〇一三年三月期の連結純利益は民営化以降最高の業績を上げていたときであったわけですし、それから、TPP交渉を控えている日本として、やはり、政府系企業に余り政府が強い関与を持っていると...全文を見る
○松田委員 人事のことですから、いろいろな判断があって、結果としてよかったということについて、私は何も否定するつもりはございません。  ただ、この問題は終わりにしますけれども、一番最初に、たらい回しになっているからけしからぬと言ったのが、本当に民間企業に対する政府介入としてよか...全文を見る
○松田委員 当時の、これは参議院の予算委員会でも議論されていたことですが、世論調査をしましたら、国民の過半数というか三分の二近くの方が、ある新聞社の世論調査では、このいわゆる検証をちゃんとしてほしいというふうな意見を持っているという結果が出ているわけですね。やはり国民は知りたがっ...全文を見る
○松田委員 では、要請があれば提出していただくということで、よろしくお願いいたします。  次に、今回、こうやって河野談話を見直さないということも、これはアメリカや韓国との間のいろいろな外交的配慮もあったんだろうというふうに想像されますけれども、私は、余り外交的配慮ということがや...全文を見る
○松田委員 なかなかお答えづらいことだということなので、歴史認識をどうするのかと言われてもストレートに言えないお立場はよくわかります。  ただ、どうも海外の人から指摘されるのは、日本人にはもっと自分の国の歴史を知ってほしいと、これはいろいろな立場から言われるんですが、例えば、こ...全文を見る
○松田委員 安倍総理の予算委員会の答弁で、政府の解釈変更は私が決めると言ったことは非常に批判を浴びているんですが、私は、内閣法制局というのは内閣の一員ですから、最終的には内閣が責任を持って、解釈というのを変える場合は、これは当然だと思います。  ただ、これだけ大きな問題で、この...全文を見る
○松田委員 国会での議論を、できるだけ充実した場ができるように御配慮いただくように、ぜひよろしくお願いします。  ちょっと時間がなくなってきたんですが、これからこの議論をしていくに際して、いろいろ確認したいことがあって、きょうはその一つぐらいしかできないかもしれませんけれども。...全文を見る
○松田委員 また改めて議論させていただきます。  自衛権の発動の三要件というのは、政府の見解として出されているのは、御案内のように、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他の適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことというふうになってお...全文を見る
○松田委員 もう時間が来ましたのであれですが、この問題、やればやるほどいろいろな論点が出てくると思いますので、またじっくりとこの委員会でもやらせていただきたいと思います。  きょうはどうもありがとうございました。
03月28日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  前回の一般質疑のときに引き続いた質問がちょっとございますので、まず官房長官に何点かお伺いしたいと思います。  お手元に資料が配ってありまして、前回の質疑の結果、こういう記事が出まして、これは見事に官房長官にやられたなという感じ...全文を見る
○松田委員 顧問が二十何人もいた、そのあたりは、その中の半分ぐらいが省庁出身者だった、これは幾ら何でも官僚のたらい回し、あるいは既得権益のためというふうな官房長官の御指摘。ただ、この人事の責任者は民間出身の西室社長だったということもまたあるんですけれども、そこが、これ以上この話は...全文を見る
○松田委員 その点は、本当にそのとおりだと私も思います。  それで、私がもともとここでこういうふうに申し上げたかったのは、例えば、たまたま昨夜、ある勉強会で今度の日本版NIHのことについていろいろな議論をしていたんですが、その分野の方々が心配しているのは、安倍総理、菅長官の求心...全文を見る
○松田委員 私は、公務員の世界一つにとどまらず、日本の社会が労働市場の流動性を高める、そういうことをもっともっと考えていくべきですし、やはり社会全体を変えていかないと、本当の意味での今回やろうとしている公務員制度改革も完結しないということで、だからこそ、我々は本当の維新が必要だと...全文を見る
○松田委員 なかなか明言できないのはよくわかりますが、例えば、この談話がどうだったかということは別にして、検証結果に基づいてさらに前向きの何か談話を出すとか、何かいろいろなことが考えられるんじゃないかと思うんです。何もしないでおくと、やはり国会で報告を受けて、それを見ている国民は...全文を見る
○松田委員 これで論点の一つがはっきりしたと思います。定型化できない。しかし、定型化しないと、現場で本当に緊急な対応をする際に、その間にアメリカの軍艦が沈められてしまったということになっては日米同盟に大変な影響を与える、ここが一つの論点だろうというふうに整理させていただきたいと思...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。いろいろと論点が明らかになりました。  菅長官、私は以上でございますので、もしお忙しければ、どうぞ。  あと、甘利大臣に少しだけ、まず、もう余り時間がないのであれですが、原発不稼働が経済に与える負担というか、我々が原発についてどうする...全文を見る
○松田委員 ぜひ経産省とも協力して、国民経済的な負担について、一定の大胆な仮定を置いても結構ですから、私も経企庁にいたときに、そういう質問を受けたときは定性的に、レトリックで想定問答を書いていましたが、そうでなくて、やはり目安というのをはっきり示した方が、国民も選択ができる、そう...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。
04月02日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  よく最近の日本をあらわす言葉として、課題先進国という言葉があります。これは、日本が世界で最初に人類共通の課題に直面する国である、そういう意味での先進国になったと。課題を最初に解決した国は、その分野で世界一、ナンバーワンをつくって...全文を見る
○松田委員 アジアのインフラ投資でも、エネルギーとか電力とか、そういった分野がすぐ思い浮かぶところでありまして、いろいろと国交省からもお話を聞いたんですが、電力というのは需要の予測ができる、交通とか都市開発の分野というのは需要の予測が非常に困難で、リスクというのがなかなかつかみに...全文を見る
○松田委員 ありがとうございます。  安倍政権は、国家という言葉が大変お好きな、国家戦略特区とか、地方のやるところについてまで国家戦略というのが出てくるので、むしろこういうことこそ国家戦略という名にふさわしい分野だと私は思いますので、今大臣の方からありましたように、今、緊急性に...全文を見る
○松田委員 恐らく、ソブリン・ウエルス・ファンドというのが、それなりに世界経済の発展に大きな役割を果たしている、最初は脅威論がありましたけれども、今はかなり大きな役割を果たす存在として、各国とも、こういうものは機能しているという状況がだんだん定着しているんじゃなかろうかというふう...全文を見る
○松田委員 おっしゃるとおりで、日本の外貨準備はこれだけあるんだから、どんどんいろいろなことに使えばいいという俗論がよく出るんですが、日本の場合は、今ありましたように、政府短期証券で、負債を建ててアメリカ国債を買っているということなので、それは簡単にほかに使えるお金ではないという...全文を見る
○松田委員 OECDなんかも、年金ファンドといった機関投資家は調達が長期なので、運用は長期が合理的だということなので、オルタナティブ資産を中心とした投資の多様化というのを提言しているようでありますので、日本もこういった分野に年金資金、長期資金を主導的な立場に立たせるということを、...全文を見る
○松田委員 今、大変力強い答弁がありましたが、国内より、むしろ海外のプロジェクトファイナンスの方がもうかっているというのは、これはどんどん民間の金融機関に、こういうところに協力してもらう可能性があるということで、日本の国内は今長期金利も低い、アベノミクスで無理やり市場の長期金利を...全文を見る
○松田委員 私は、官民ファンド、日本の場合は、本来は、リスクテークというのは民間がやるのが基本だけれどもということなんですが、やはり日本には必然性があると思っています。  先ほども御答弁ありましたように、年金が非常に保守的な考え方でなされている限り、年金資金が出てこない、リスク...全文を見る
○松田委員 この機構、先ほども質問が出ていましたが、なぜこの機構が絶対必要なのかといったときに、既に日本にはJBICがあるではないか、あるいはJICAがあるではないか、いろいろな議論があると思います。私は、もともとこのJBICというのは、もう少しリスクテークに向けて機能を強化して...全文を見る
○松田委員 JICAの方でも、いわゆる海外投融資機能といいますか、最近はそういうのがあるということでもあります。  これは、一つの事例として港湾事業を考えてみた場合、港湾設備については国がやる、JICAが円借款で対応する、この運営については民間の会社があって、これは本機構が対応...全文を見る
○松田委員 ぜひ政府の司令塔を機能させて、そのもとに、こういった機構が他の機関と整合性をとりながら、いろいろな政策金融機関とも連携をとっていく姿が見えるようにしていくというのが私は大事だろうと。先ほども申し上げましたけれども、改めて強調させていただければと思います。  最後に、...全文を見る
○松田委員 では、最後の最後に、リニア新幹線について、JR東海の葛西会長が「正論」の三月号で、リニア新幹線は高性能であり、かつ高コスト、この超電導リニアシステムの先端技術が効果を発揮するのは、東京—名古屋—大阪間と、ワシントンDC—ニューヨーク間ぐらいであろうと。いわゆる、この日...全文を見る
○松田委員 本機構が契機になって、日本がこういった意味で、日本の課題先進国としての力を世界に向けて発信できるように期待したいと思います。  以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月04日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○松田委員 日本維新の会の松田学と申します。どうぞよろしくお願いします。  日本維新の会、維新という名前がついていますように、この日本の社会、経済の仕組みそのものを組みかえていこうという、そういう統治機構の改革を含めて、そういう政党でございますので、今回、新しい機構ができるわけ...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。大変よくわかりました。  それから、先ほどは人材の点を申し上げたんですが、次は情報の面なんです。  我々、内閣委員会で、昨年、マイナンバー法案というのを審議いたしまして、それを可決して法律が成立しているんですが、今準備しているところな...全文を見る
○松田委員 最後に、もう時間が来ましたので、山中参考人に一点だけ。  先ほど、日本の場合は、資金はもう国しかないという話なんですが、アメリカなんかですと、結構寄附とか、それこそファンドレージングという言葉がありますが、非常にそれが発達している。  では、日本は寄附をしない国民...全文を見る
○松田委員 貴重な御意見をどうもありがとうございました。  以上で終わります。
04月09日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  コンパクトシティー、言われて長い課題ですね。本格的に取り組む法律ができるというのは大変望ましいことだと思っております。  日本は、言うまでもなく人口減少社会であり、高齢化社会になっていく。そうなっていきますと、郊外に拡大した居...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございます。その御認識を聞きまして安心いたしました。  そもそも、これは、都市というのは、一つの社会システムをデザインするというような、そういう発想が相当必要、これもまさに横串横断なんですが、先般、公務員制度改革法案が成立しましたが、私どもは、国家戦...全文を見る
○松田委員 それから、こういう集住を進めるに当たって、全体的な前提となるのがモビリティーのある社会といいますか、日本人はどちらかというと土地に執着する傾向が強い民族だろうと思うんですが、そういうところから少し社会の考え方というか、その前提となるのが、マイナンバー制度が今度施行され...全文を見る
○松田委員 実は、先ほど内閣委員会の方で私も質問をさせていただいた際に、今度できる医療の研究開発機構、いわゆる検体情報というもの、ゲノム情報といいますか、あれを国民の番号を振ってというのはデンマークで既にやっているので、今度機構ができるんだから日本でもそういうことを進めるべきでは...全文を見る
○松田委員 力強い御認識をいただきましてありがとうございます。  全くそのとおりだと思いますが、その際に、道州制については自民党も、将来の道州制という点では我々と立場を同じにしているかと思います。その道州制を考えるときに、やはり多くの反対論の方々がおっしゃるのは、格差を拡大する...全文を見る
○松田委員 一つの答えは、私は、集積地にどんどんいろいろなものが集中していくと、ほかの場所はその集積地に戦略的に依存していくというか、依存というのは自立と反するように見えるかもしれませんが、戦略的にうまく集積地の活力を引き出していくということをどうやって考えるかということがこれか...全文を見る
○松田委員 都市に、中心市街地に人が集住していくということで、吸引していくと、それだけの魅力ある価値をつくることが必要だと申し上げましたが、その一つのテーマがやはり超高齢化社会の拠点であるということは間違いないだろうというふうに思っております。  日本は、先般も課題先進国という...全文を見る
○松田委員 だんだん時間がなくなってきてあれなんですが、今申し上げたような、医療と福祉を連携させて、商店街を活性しながら超高齢化社会の拠点をつくるというふうに考えていきますと、今回の法案も、そういった医療福祉政策あるいは商店街活性化政策、いろいろな政策の組み合わせ、合わせわざとい...全文を見る
○松田委員 政府としても、音頭をとって、どんどんこういう政策をサポートしていただければと思います。  時間になりましたので、最後に大臣にお伺いしたいんですが、私もこの都市整備とか都市計画というのは全くの素人なんですが、見てみますと、いろいろな法律が重層的に、建築基準法、景観法、...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。以上で終わります。
04月09日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  本日は、健康・医療戦略推進法案、最後の質問ということでございますので、私からは、この戦略を進めるに当たって、人、情報、金それから組織と、時間の許す範囲で順次御質問させていただければと思います。  まず人なんですが、先般、一般質...全文を見る
○松田委員 アメリカのようなポリティカルアポインティーの場合ですと、官であれ民であれ、その前提になるのは、周辺にいろいろな受け皿があるといいますか、インスティテュートがあったりとか、そういうものが非常に充実している。いわゆる民の側でのインフラがきちっと機能しているがゆえに、政権が...全文を見る
○松田委員 ぜひしっかりとした検討をしていただければと思います。  それから次に、情報なんですが、これは参考人質疑でも私も聞いたんですけれども、昨年、内閣委員会で、いわゆるマイナンバーに関連してヨーロッパに出張しまして、デンマークのバイオバンクというところを見てきたんです。 ...全文を見る
○松田委員 二つ目の質問ですけれども、これはこの間、末松参考人がお答えになっていましたが、高齢化が進んでいくといろいろな病気を複合的に併発していくということがありますので、データベースの構築、やはりメディカルIDというのは踏み込んでもらわなければならないんじゃないか。それから、い...全文を見る
○松田委員 三点目ですが、この問題について山中教授が、これからは個別化医療というか、個別化医療をやると、それぞれの患者さんの病歴、それからゲノム情報、そして幹細胞を含めたサンプル、この三つがしっかりと維持管理されていなければいけない、それを機構に検討してほしい、機構に役割を担って...全文を見る
○松田委員 結局、IDといいますか、個人番号制というのがこれから医療において最重要課題の一つであるという、末松参考人もその後私にメールをよこして、これはぜひお願いしたいということでしたので、この点、しっかりと検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。  次に、金...全文を見る
○松田委員 それから、最後ですけれども、組織のあり方。一点は、医療という分野が、必ずしも医療に限らず、いろいろな分野との学際的な研究、先ほども津村委員からいろいろな御質問がありましたけれども、例えば、ゲノム医療だけでなくて、ダ・ヴィンチといった電子治療装置なんか、こういったものを...全文を見る
○松田委員 最後に、官房長官にちょっと確認をしたいんですが、この健康・医療戦略を推進するという、我々維新の会としては、大変重要な意義がある、この点は大賛成なんですが、果たして、これをやる上で、いわゆる国の資金のファンディングをやる、その際にもっとマネジメントをしながらやる、みずか...全文を見る
○松田委員 どうしても独法でなければいけないかどうか、それは十分な納得ができたわけじゃないんですが、この法の趣旨そのものは私たちも賛成なので、ぜひこれが日本の医療イノベーションにつながることを期待して、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
04月11日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  甘利大臣、TPP問題でお悩みのときに、この委員会で全く別の議論をさせていただくのも大変恐縮ではございますが、ちょっと消費税を中心に、大変重要な問題なので、幾つか確認をさせていただきたいと思っています。  前回の一般質疑で、私の...全文を見る
○松田委員 結局、これは経済状況を見きわめてという、法律にも書いてあるのは事実なんですが、それが意味するところは、足元でよほど大きな経済の大変動、リーマン・ショックみたいな、そういうものがあるかどうかを見きわめてということ、それから、直近、幾ら月次で見きわめても、一年後、一年近く...全文を見る
○松田委員 日本は、九七年のときに、消費税とは別の要因でその後大不況になったので、大きなトラウマを背負ってしまっているので、当然、皆さん慎重になってしまうということだと思うんです。  ドイツでは、二〇〇七年に付加価値税率が一六パーから一九パーに上がりまして、あのときは、ドイツは...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございます。なかなかこういう数字が明確に示されてこなかったと思うので、非常にありがたい御答弁をいただいたと思います。  そうしますと、二十六年度は一・三兆円プラス年金分ということなんですが、政府は、一方で、この負担が経済に与える影響を緩和するために五...全文を見る
○松田委員 大半の方はそうおっしゃるんですが、実際にヨーロッパなんかでそういうのに近いことをやっていた国があったということ。それができないのは、インボイスが日本ではないとか、いろいろなインフラができていないということもあると思います。  これからやはり課題にきちっと向き合うとす...全文を見る
○松田委員 その一つの提案としてあるのが、私どもが公会計改革と言っているのは、決して意味のないことではないものだと私は思っています。  これは、財務省が反対しているものも結構ありますけれども、いわゆる複式会計ですね。発生主義で、今は決算の段階ではそれが発表されているけれども、予...全文を見る
○松田委員 これはまたしっかりと議論を深めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。  それから、もうわずかの時間で恐縮ですが、菅官房長官にちょっとお伺いしたいと思います。  前回、私の一般質疑における菅長官の御答弁もそうでしたが、砂川判決については、砂川判決がちゃ...全文を見る
○松田委員 今はとにかく安保法制懇の検討だということで、中身についての御答弁はなかなかいただけないものというふうに今回も確認させていただいているところでございます。  しかし、このいわゆる憲法解釈、現行の集団的自衛権を行使できないという解釈は、国会でのいろいろな議論の積み重ねで...全文を見る
○松田委員 そういうことであっても、国会としては、これをできるだけたくさん議論して、それで臨んでいきたいと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
04月16日第186回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○松田委員 引き続き、日本維新の会、松田学でございます。  社外取締役の問題を中心に、いろいろな大臣のお考え等を聞かせていただければと思うんです。  実は私、財務省をやめてから当選するまでの間、そんなに大きくない会社ですけれども、ある上場会社の社外取締役というのをやっていたん...全文を見る
○松田委員 私の場合はそんな立派な大物でも何でもなかったものですから、私に説明しても全然意味がなかったと思いますが。  実際、何があったかというと、月に一回、取締役会というのがあって、そんなに大きい報酬をもらっていたわけじゃないんですが、社長さんが私を応援してくださっている、そ...全文を見る
○松田委員 私がいろいろと日ごろから御指導いただいている元マッキンゼー東京支社長の横山禎徳さんという方がいらっしゃいまして、彼は日本のほとんどの業種について経営コンサルタントをやってきた経験で、日本のいろいろな上場会社の社長さんで、本当にこの人は社長になるべくしてなったという方は...全文を見る
○松田委員 大臣、ポリシーに反して、踏み込んで御答弁いただきまして、どうもありがとうございました。  全く私も同感でございまして、論理的な構成がいまいちちょっと恣意的に過ぎるような気がしないでもないものですから、我が党でも今ちょうど議論しているところでございますけれども、またこ...全文を見る
○松田委員 理想に向けて、私はいろいろな手法があると思うんですね。国が制度で強制して一つの理想に導いていくというのもそうであれば、これは全く自由に任せて、自由放任、だけれどもそこはマーケットが評価する、マーケットの評価に委ねる手法というのがあろうかと思います。どちらかというと、保...全文を見る
○松田委員 最近、行動経済学の分野で新しい考え方が出てきていまして、それは、政府の役割というのは、いわゆる完全な自由な競争に任せるわけでもなく、政府が強制するわけでもなくて、自由な選択肢、自由に選択できる選択肢を与えていく、いわゆる民間の経済主体に行動のベンチマークを与えて、各人...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  ややもすると、日本の弊害というのは、何でも悪いことが起こると一律に規制をして、一番悪い人に標準を合わせて、もっと志の高い人がいるのにその人たちまでがちがちに縛ってしまう、いろいろなところでそれが見られるというのも、やはりいろいろな制...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  農水委員会での質疑は、本日が初めてでございますが、よろしくお願いいたします。  今般の法案も含めて、最近の改革は、四つの改革と言われているというふうに認識しております。一つは、産業政策の視点で農業を強い産業にする、もう一つは、...全文を見る
○松田委員 考えてみると、二十分というのは余り時間がないので、次の話題に移らせていただきます。  私は、農業というのが、いろいろな方に聞いてみますと、このままでは日本の農業が崩壊してしまうということを農業従事者自身が、ほとんどの方がそう思っていらっしゃるという実態があるように伺...全文を見る
○松田委員 大臣におかれましては、ぜひ今の御答弁のとおり、お願いしたいと思います。  それから、これを進めている古屋さんという方がずっと唱えているのが、日本にもドイツのような農業マイスター制度を導入してはどうかということなんですね。  ドイツという国は、そもそもいろいろな産業...全文を見る
○松田委員 戦後、保守政治の基盤としてあったのが零細農家だったと思います。零細農家を基本とする農業システムというのが既に行き詰まりをしているのが、一種の戦後システムの行き詰まりの一つがこれではなかろうか。戦後、農地解放というのは農地の所有者を地主から解放したということですが、今回...全文を見る
○松田委員 もう、あっという間に時間が迫ってまいりまして、いろいろなたくさんの質問を通告させていただきましたが、また別の機会にと思います。  私は、農村や農業が十年後、二十年後どうなっていくのかというのを、もう少し、一般消費者もそうですけれども、やはり農業当事者の方々に示すよう...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。以上です。
04月22日第186回国会 衆議院 本会議 第20号
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○松田学君 日本維新の会の松田学です。  私は、今般政府が改革提案を行っている独立行政法人制度が、行政の効率化とスリム化を図る仕組みとして我が国に導入された経緯に鑑みまして、以下、行政改革への基本的な取り組み姿勢を中心に、政府の所見を伺いたいと思います。(拍手)  この四月一...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  二十分の時間でございますし、道路の問題は多くの方が同じような疑問を持つ問題がたくさんあるんですが、十分に審議もされているところではないかと思いますので、繰り返しにならないように、ちょっと別の観点から、少し基本的なインフラ整備や道...全文を見る
○松田委員 その上で、この道路の関係でも老朽化の問題というのが、何か最近急にインフラ老朽化と言われてきたんですが、本来、こういう公共施設というのは、ある程度、どの程度老朽化するのかというのも、完全ではないにしろ、多少の見通しはできたはずのものではないかという気もしないでもないんで...全文を見る
○松田委員 私は昔、大蔵省に入って間もないころに、当時の西ドイツに留学をしたことがあります。ですから、留学ですので、あちこち車を走らせて、アウトバーンを、基本的に無料でございますが、全部とは言いませんが、かなりの部分を走り回ったんですけれども、ドイツなんかを見ていますと、やはり、...全文を見る
○松田委員 それを前提に考えて、では、ナショナルミニマムというのが、実際、何をもってナショナルミニマムというかというのも、これもいろいろな議論があると思いますが、ドイツの場合ですと中小都市全てアウトバーンでつながっているような感じがありましたが、そこまでやるかどうかとか、そこはい...全文を見る
○松田委員 日本は、人口が東日本に集中し過ぎている、少し西日本にも人口を分散させた方がいいという議論がありました。これは国防上も結構重要だという話もありますし、そうなってくると、今まで考えていた以上に、その面を配慮した道路整備というのを、その中にまた高規格幹線道路というのが入って...全文を見る
○松田委員 あっという間に二十分がたってしまいましたが、私は道路というのは採算性だけでやるものではないと昔から思っていまして、やはりこれは国の基本なので、国がどういう国を目指すのか。ドイツではありませんけれども、その目指した国の未来像の中で、それに必要な道路整備をやっていって、そ...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。  私も、役人時代に国際交渉の裏方をやったことがございますが、徹夜をしたことがございますけれども、大臣におかれては、本当にお疲れさまのところ恐縮ですが、私の質問は、大臣もお得意の経済談義から始めますので、どうぞリラックスをして御答弁...全文を見る
○松田委員 インフレ目標二%というのが黒田緩和の目標でございますが、安倍総理は、デフレは貨幣的現象というふうに以前おっしゃって、私、どうも安倍総理御自身、経済学について二つ間違っているんじゃないかと思うのは、貨幣的現象というのは、結果論がそうであって、これは因果関係を言っているも...全文を見る
○松田委員 二〇一五年度にかけて解消して、それで本当の意味での物価上昇というのが起こり始めるということは、なかなか簡単に二%ぽんといくかどうかというのは、まだまだこれから不確実性が大きいんじゃないかと思います。  基本的に、やはりお金が回っていかなきゃいけない、お金が回るために...全文を見る
○松田委員 私は、官民ファンドは、日本では、今の状況を前提とすると、必要悪と言ってはいけませんが、仕方ないのかなというふうに思っています。  その背景は、日本の特有として、まず一つは、年金基金の運用が国債に偏っていて、なかなかリスクのあるところに流れていない。これはかなりほかの...全文を見る
○松田委員 そういった金融の多様化というのを進める一方で、もう一方では、肝心の銀行なんですが、日本はやはり間接金融中心で産業金融が行われている。銀行がしっかりしないといけないんですが、今回、新しい機構に、経営者保証に関するガイドラインに従った特定支援というのが盛り込まれることにな...全文を見る
○松田委員 先ほど、甘利大臣はやはり御存じだなと思いましたけれども、銀行側で、経営とかあるいは貸付先の人を見抜く力が低下しているというようなことですね。  私は、実は自分の親が都市銀行にいたものですから、現場が多かったものですから、支店長なんかもやりましたけれども、引退して、あ...全文を見る
○松田委員 ありがとうございました。考え方が同じであるということを確認させていただき、ありがとうございます。  結局、問われているのは金融行政だと私は思います。この機構が本当に必要になった背景、必要だからこそ、新しいニーズ、いろいろなユーザー側から、保証つき債権を買い取ってほし...全文を見る
○松田委員 その意味で、農業はいろいろな多面的機能がありますので、これはしっかり再生しなきゃいけない。  ただ、現状で、今の農業、ここのやり方が、これが本当に農業にとってハッピーな守り方なのか、農業再生のためには、政策のあり方そのものを本当は変えなきゃいけない、TPPは、それを...全文を見る
○松田委員 ありがとうございました。  TPPは世界のGDPの四割を占める、これがFTAAPになれば六割を占める。一方で、日本、アメリカ、EUの間でも動きが出ている。RCEPも動いている。こういう中で、その全てに入っている日本にとって国際ルールのチャンスであるということで、ぜひ...全文を見る
05月09日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。  内閣委員会というのは、多分、国家の基本問題というのを議論する、審議する場だと思いますが、このゴールデンウイーク中も、いろいろな意味で国家の基本問題にかかわる報道がなされたり議論が行われたところだと思います。いろいろと通告させてい...全文を見る
○松田委員 この面では、憲法改正に向けて我々と共通だと思いますので、またいろいろな面で協力し合いながら議論を進めていきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。  菅長官、お忙しいと思いますので、次の質問の方までの間、外していただいても結構でございます。どうもありがとうござ...全文を見る
○松田委員 さらなる努力というのが、多分、気の遠くなるような努力だろうと思います。今回の長期推計を見ても、とんでもない数字が出ています。今、四十兆円とおっしゃいましたが、楽観的ケースで見ても、プライマリーバランス目標を達成した後、さらに四十数兆円とか、そういうぐらいの数字が出てい...全文を見る
○松田委員 通常の財政状況であれば、その連立方程式の解は出やすいと思うんですが、これだけの財政状況でありますと、恐らくその上振れ分というのが、今回の財政審から出た報告で見ても、成長率をどれだけ上げてみて、頑張ってみたところでも、財政収支に余り影響は出ないというぐらい厳しいのが実態...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。以上です。
05月16日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。  私の方からは、この後、維新の会の議員が続いて質問に立ちますので、その前ぶれとしまして、中身の話の前に、先般、代表質問でいろいろ聞かせていただいた点について、行政改革の基本的な姿勢というか、そのあたりを中心に、もう一度さらに突っ込...全文を見る
○松田委員 政府の行革に向けた決意というものを、今の状況に合わせて論理的に組み立てて説明すべきではないかと私は思っております。  まず、改革というのは事実の正確な認識からスタートすべきだということで、本委員会でも、また代表質問でも取り上げましたが、日本は先進国の中で量的な意味で...全文を見る
○松田委員 今の話でも、どうも、何をどういうふうにすれば量的にさらに低下していくのかということがよくわからなかったんですが、やはり量的にさらにスリム化を図っていくというのは、この独法改革もそうなんですけれども、質的に中身を変えていく、やり方を変えることによって、こういう運営になる...全文を見る
○松田委員 要するに、PDCAというのを重要な柱と考えているということなんですが、私は、官の生産性を高めていくというのは、やはりいい人材にたくさん来てもらって、やる気を持って頑張ってもらうということに尽きると思うんですね。  その意味で、役員の公募の話もあるんですが、これはまた...全文を見る
○松田委員 いろいろな論点が明らかになりました。  どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
05月21日第186回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、この独法の法案の審議において、主として行政改革の観点からいろいろと今までも議論させていただきまして、先般の本会議でもその観点から何問か御質問させていただきました。  基本的に日本における行...全文を見る
○松田委員 総務大臣もぜひ、そういうことであります、よろしくお願いしたいと思います。もし何かございましたら、いかがでしょうか。(新藤国務大臣「今のとおりです」と呼ぶ)  はい。よろしくお願いいたします。  それで、組織の中においても、次の課題は、職員の創意工夫をきちっと引き出...全文を見る
○松田委員 これは先般も本会議の際に質問させていただいた、レスポンシビリティーとアカウンタビリティーという二つの責任が区別されているという議論がありまして、私は、制度設計において、この辺をはっきりさせた方がいいんじゃないかという、その点をちょっと取り上げたいと思います。  レス...全文を見る
○松田委員 今回の改革は、主務省、主務大臣でPDCAサイクル、いわゆる主務省におけるPDCAサイクルというのをしっかり確立した。その意味では、各省大臣の責任が非常に重くなったというふうに思っております。  その意味で、アカウンタビリティーというものを考えますと、主務省のレベルで...全文を見る
○松田委員 国会もこういうことにもっと関心を持って、私はきちっと監視していくべきだと。やはり、政治家としての責任、主務大臣も政治家でありますから、そこのところはお互い政治家としてきちっと見ていくということを、私はもう少し考えた方がいいんじゃないかなというふうな感じがしております。...全文を見る
○松田委員 横串横断的にこの独法の評価を所管していく総務大臣に、ちょっと認識をお伺いしたいんです。  日本で、九〇年代の行革、今回の省庁再編につながる行革が行われたときに、この独法というのを当時イギリスではやっていたエージェンシー制度というのを参考に日本に導入した。もちろん、イ...全文を見る
○松田委員 先般の参考人質疑の中で、なるほどと言われる指摘が幾つかあったんですが、今は特に研究開発の方の話が中心になると思いますけれども、世界的にイノベーションの競争をしている時代にあって、独法の通則的な管理運営というのが、これは定型的な業務を繰り返しやっているようなものを管理す...全文を見る
○松田委員 大臣、ぜひよろしくお願いいたします。  それから、独法側のモチベーション、先ほどの質疑でも出ていましたが、いわゆる経済的インセンティブといいますか、これもやはり独法にとってもある程度必要だろうと。自己収入の目標を達成して利益計上した場合に、剰余金の処理で経営努力とし...全文を見る
○松田委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それから、横串第三者委員会の本来の役割というのは、やはり、ニュー・パブリック・マネジメントのもともとを考えてみると、官の一番の問題というのは競争がないことで、競争がないところに、いわゆる法人の長に、公募をして、企画書を持ってくる、こ...全文を見る
○松田委員 その第三者的な観点も踏まえて、基本的に、独法のあり方そのものとか、そういう点についても行政改革の観点から切り込んでいくような、そういう評価をしていただければと思います。  最後に、せっかく総務大臣に質問するいい機会でもありますので、行政改革、財政再建の観点から、地方...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。また、別途この議論をさせていただければと思います。  本日はどうもありがとうございました。
05月23日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。  内閣委員会の一般質疑なものですから、先般、安保懇談会の報告書が出たというタイミングでもありますので、今までは、法制懇でいろいろな議論が行われている最中の中で、なかなか中身は御答弁いただけないという御答弁が中心だったんですが、これ...全文を見る
○松田委員 これもちょっと基本的なことなんですが、昔、私、阪田元法制局長官のもとに大蔵省でお仕えしたことがございまして、大変法律にお詳しい方で、ある法案をつくるときに大変しごかれた記憶がありまして、先般お会いしましたときに、政府解釈というのは変更するものではないと言って、我が維新...全文を見る
○松田委員 あくまで、芦田修正があるから自衛のためのものは禁じられていないという立場をとらないというふうに今理解をいたしました。  それで、この議論、いろいろと、必ずしも論理的な手順が明確でないといいますか、そもそも砂川判決でも、必要な自衛のための措置をとり得ることは憲法では禁...全文を見る
○松田委員 集団的自衛権の政府解釈を変えるのなら憲法を変えてやるべきだという意見が非常に多いんですが、ただ、憲法を改正して集団的自衛権を行使するようにする範囲というのは、これは相当踏み込んだところ、ほとんど集団安全保障に近いような世界じゃないかと思うんです。  私は、憲法改正の...全文を見る
○松田委員 多分、文脈から見て、いわゆる駆けつけ警護のようなところについては我々もやっていきますよというところに期待を持たせたんじゃないかと思いますが、ただ、文脈から見ると、ふだん総理が積極的平和主義と言っている中で、集団安全保障のところまで期待を持たせたと思われてもおかしくない...全文を見る
○松田委員 本当に順調にディマンドプルでいけばいいんですが。  お手元に資料を配っていますが、この委員会でも配ったことがあります「日本の金融資産と運用」というのがあります。これは日銀の資金循環統計に基づいているものですが、家計の金融資産千六百兆円と言われているものが実に千六百四...全文を見る
○松田委員 日本の金融資産のポートフォリオの質をよくするということで、もう一つはやはり、私は、地方の事業なんかも、PFIだとかレベニュー債だとかいろいろなことを言われながら、実際は、地方債、そして元利償還金後年度負担を地方交付税で面倒を見てくれるというスキームは非常に安易なので、...全文を見る
○松田委員 地方議会にもぜひ浸透するように、ぜひお力を出していただければと思います。  もう時間がなくなってきたので、きょうも幾つかの質問は空振りになってしまいましてあれですが、最後に一つだけ、TPPのこともやはり聞かないわけにいかないだろうと思いますので。  先ほど近藤委員...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  そっちの方の国益をぜひアピールして、もっともっと主張をしながら交渉に当たっていただければというふうに、よろしくお願いいたします。  どうもきょうはありがとうございました。
05月30日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  少なくとも今通常国会中は日本維新の会だと思いますので、よろしくお願いします。  本日は、先般も財政制度審議会が財政の長期推計、これから日本の国は大変な高負担ということを予測させるような、そういう経過が出ましたけれども、インフラ...全文を見る
○松田委員 負担の公平性の観点から、確かに根拠が乏しくなっているという御答弁をいただきました。ぜひ、この点は、税の公平性の観点から、どういう形になるにせよ理屈のつくような、そういう見直しがなされることを期待したいと思います。  それから、軽油引取税も含めていろいろな税金が、国内...全文を見る
○松田委員 今、地方の財政の話が出ました。一方でそういう事情もある、他方でトラック業界も強い要望があると。ここを政権与党としてはバランスをとりながら考えているところだろうと推察いたしますが、そもそも道路財源が必要という地方の声はずっと強いわけで、これからも強いかと思います。したが...全文を見る
○松田委員 それは税制を担当する財務省の担当だということかもしれませんが、まず、制度を所管する、税を所管する省庁の大臣として、やはりちゃんとした見識を持っていただければということで答弁を求めた次第でありますので、ぜひきちっと考えていただければと思います。よろしくお願いいたします。...全文を見る
○松田委員 今いろいろな、私が先ほど言った目前の矛盾というのをたくさんお挙げいただきましたが、やはり根本矛盾というのは収れんしていくものはあるという認識で、私は、経営基盤、そもそも仕組みの問題、その背後には運輸政策の問題もあったかもしれない。  国鉄民営化のときには、国鉄経営が...全文を見る
○松田委員 今の最後の大臣の御認識を、例えば、昨年成立した交通政策基本法は財源なき理念法のままでは機能しないと言われているような話にならないように、ぜひ具体的な肉づけをまさにアカウンタビリティーとして果たしていただきたいということを最後に申し上げまして、私の質問を終わらせていただ...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、もともとできの悪い文科系でございますので、原子力政策といっても、本当に突っ込んだ議論ができるような資格はないんですが、与えられた十五分で、極めて文科系的な質問を幾つか科学技術担当大臣等にさせ...全文を見る
○松田委員 稼働の是非ではなくて、技術的な観点から、商用原発を稼働していないと原発技術の維持が非常に難しいのかどうかという技術的な観点からのお答えをいただきたいんですが、いかがでしょうか。
○松田委員 その方がベターであるということですね、マストかどうかは御答弁がなかったというふうに理解いたします。  それから、次の質問ですが、私は、日本というのは日出る国と言われている国、これは、紀元六百七年に聖徳太子が隋の皇帝の煬帝に送った国書に、御案内のとおり、日出るところの...全文を見る
○松田委員 将来的な課題として、それまでの間、原発というものを維持せざるを得ないとした場合に、一つの選択肢としてよく言われているのは、これもさんざん国会でも議論されたことがあると思いますけれども、トリウム発電という第四世代の原発技術がある。これも、私は文科系なのでよくわかりません...全文を見る
○松田委員 ぜひ、本格的に政府の方針として推進を位置づけていただければというふうに思っております。  それから、先ほどから出ている最終処分地の問題にも絡むんですが、私、先般、日本維新の会、日本維新の会の名称、今国会中は続きますけれども、維新の有志で、青森県の六ケ所村、日本原燃を...全文を見る
○松田委員 これは一つの提案なんですが、技術的な問題と、もう一つはいわゆる意思決定の問題で、この意思決定について、従来、やはり住民の反対というのは結局最終的にあるので、住民とのリスクコミュニケーションのようなことを、これはヨーロッパ諸国なんかでも、いわゆる上から、決定、通知、擁護...全文を見る
○松田委員 ぜひよろしくお願いします。  最後に、日本の国際社会の中での位置づけ、日本の国柄、あるいは唯一の核被爆国である、また核兵器を保有していない国の中で唯一核燃料サイクルを進めた国であるといったことに鑑みますと、やはり、核燃料サイクルを通じて国際的に貢献するということも、...全文を見る
○松田委員 甚だ文科系的な質問ばかりでございましたが、どうもありがとうございました。
06月11日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
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○松田委員 お答えいたします。  中丸委員御指摘のように、この問題は、まさにサイバー戦争、安全保障の最も重要な問題であろうと思っております。  先ほど平井先生からも御答弁がありましたように、政府機関への脅威件数だけでも、一分当たり二回の頻度、二〇一二年度は約百八万回。民間も含...全文を見る
○松田委員 中丸委員御指摘のとおりだと思います。  現在の国際社会の課題全体を考えてみましても、ルールを守らない国々が一部にある。そして、それに対抗して、ルールを守るという価値観を持った国々がどうやって連携、協調をして対応していくかということが、経済面においても安全保障面におい...全文を見る
○松田委員 先ほど、ルールを守るという価値観を持った国々とそうでない国というふうに申し上げました。ルールを守っていない国というのは、最近の状況を見ましても、あえて申し上げなくてもおわかりのとおりかと思います。  それと、私、思いますに、やはり我々が連携、協調すべき相手というのは...全文を見る
○松田委員 先ほど、攻撃を受けた経験のある国ということで、エストニアを申し上げました。  私も、昨年、内閣委員会で平井先生と一緒にエストニアを訪れまして、その経験の中で最も大事なものは何かという質問をさせていただきましたが、サイバー攻撃の対策を、単なる技術者のレベルの問題ではな...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。  このいわゆるIR法案がようやく審議に入りまして、私も、理事会、理事懇のたびに、審議を促進してほしい、入ってほしいということをお願いしてまいりまして、関係者の皆様には感謝申し上げたいと思います。  そこで、本日は、日本維新の会の...全文を見る
○松田委員 健全、安心、安全な成人の娯楽の場というふうにカジノというのを捉え直して、IRの中に位置づけるということだろうと思っております。  よく懸念されている事態としては、三つぐらいに分類されておりますが、治安や犯罪に関する懸念、それから二番目に青少年教育に関する懸念、三番目...全文を見る
○松田委員 IR議連が昨年十一月に、IR実施法案に関する基本的な考え方というところの中で、カジノがもたらす最大限のメリットを国や地方自治体、地域社会が享受できることを立法の目的としているというふうにございます。これは大変重要なことだと思いますが、国、地方自治体、地域社会がどういう...全文を見る
○松田委員 例えば、公営ギャンブルが特別法で違法性が阻却されているわけでございます。そのときに、公の目的、先ほど近藤委員からも、いわゆる公営でなければいけない、あるいは公の目的がなければいけないということが違法性阻却の前提になっているんですが、例えば、このカジノについても、公の目...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  このIR法案、ぜひ実現、一日も早くこれが成立することを最後に祈念いたしまして、これが日本の地方からの成長戦略につながる日を維新の会と、分党になってしまいますが、その点ではお互い共通だと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。...全文を見る
08月04日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。よろしくお願いいたします。  先週の金曜日に次世代の党という党が正式に結党されまして、国会の質疑は、私が次世代の党ができてから最初の質問をするということに相なりました。よろしくお願いいたします。  ただ、私、厚生労働委員ではございま...全文を見る
○松田委員 済みません、非常に基本的な質問で恐縮でございました。  ただ、一応ここで確認しておきたかったのは、この危険ドラッグと言われているものも、もともと、先ほどから非常に議論がありましたように、依存性ははるかに麻薬より高いものもあるし、常習性というか、それになってしまう危険...全文を見る
○松田委員 これからは徹底的に取り締まる、当然これはやっていただかなければいけないことであります。  私も昔、財務省におりましたときに税関の現場を預かったことがございまして、密輸、麻薬の取り締まりというのを多少経験したことがあるんですが、日本の場合、やはりいろいろな意味で、摘発...全文を見る
○松田委員 まず国内の体制をしっかりしなきゃいけないという課題もあるんですが、一方で、これはやはり外から結構入ってきているという話があって、私も水際の方を担当していたことがあるので、ちょっとその観点からもお聞きしたいんです。  次世代の党というのは非常に国家安全保障を大事にして...全文を見る
○松田委員 七月に発表された緊急対策で、水際対策等を徹底するということが書いてございまして、関係各省庁間の連携、情報共有を一層強化すると。具体的にどういうことを行っていくか、お聞かせいただければと思います。
○松田委員 そもそも世界じゅうに蔓延しているわけですから、私は、各国間の情報交換というのが今もございましたとおり非常に重要だと思うんですが、どういう観点でやっていくのか。麻薬であれば、麻薬というものがありますから、それに関する情報交換ができるんですが、非常に捉えどころのない世界の...全文を見る
○松田委員 それぞれの国で、先ほども出ているように、いわゆる指定薬物制度、日本にもありますけれども、これが危険な薬物なんだという情報を、そういう疑いが出たものをその段階で事前に交換し合うというような意味での情報交換、連携体制の強化だというふうに理解していますので、よろしくお願いし...全文を見る
○松田委員 麻薬でありますと、今までも税関のいろいろないわゆる監視、取り締まりのノウハウを蓄積していると思いますが、これから指定薬物、これは他法令ということですが、それがさらに危険ドラッグという世界まで、税関も相当程度錬磨していかないといけないんじゃないかなと思いますが、大いに頑...全文を見る
○松田委員 済みませんでした。  あと、先ほど包括指定の話、大臣が御答弁されましたが、幾ら包括指定をしても、いわゆる物質の基本骨格といいますか、それそのものがイタチごっこみたいに次から次へと出てしまう。これも結局は、包括指定をしてもイタチごっこの状態からなかなか抜け切れないんだ...全文を見る
○松田委員 時間になりましたが、最後に大臣の御答弁をいただければと思うんです。  基本的に、もともとこの危険ドラッグというのは、若者というかそういう方々が、何といいますか、自分の世界に閉じこもってしまうというか現実逃避というか、そういう傾向というのは人間に弱さとしてあって、まさ...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  この問題は、もちろん、厳密なる取り締まり、規制をやるのは当然ですけれども、やはりこれは世界共通の問題として、社会の病理的なものにも目を向けて、我々次世代の党は、日本の今の現状において、まさに若い人たちが非常にかわいそうな状況になって...全文を見る
10月14日第187回国会 衆議院 本会議 第5号
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○松田学君 次世代に胸を張れる日本へ。次世代の党の松田学です。(拍手)  私たち次世代の党は、まち・ひと・しごと創生法案を審議する特別委員会の設置に反対しました。それは、精神訓示を羅列しただけの本法案に、あえて特別委員会を設置するだけの内容がないからであります。  内容がすか...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。  これまた引き続きまして内閣委員会でお世話になりますが、よろしくお願いいたします。党の人数が少なくなりましたので、理事からオブザーバーに格下げになりましたけれども、御指導をいただけるよう、よろしくお願いいたします。  まず、きょう...全文を見る
○松田委員 次世代の党は、自立、新保守、次世代という三つのキーワードを掲げて結党されました。安倍政権も、本来の保守政党としての自民党として、この点は共通なんじゃないかという気がしております。  ただ、どうもいろいろと個別の法案等を見てみますと、昨日も本会議で申し上げましたが、例...全文を見る
○松田委員 これは、先ほど杉田委員が従軍慰安婦の問題を聞いたと思いますので、私は省略しようと思ったんですが、けさほど近藤委員が配った朝日新聞の綱領を見て、改めて聞きたくなってしまったんです。  最初に、「不偏不党の」と始まっているんですが、この間、予算委員会でうちの山田宏幹事長...全文を見る
○松田委員 それから、さんざん議論になった集団的自衛権と憲法解釈の問題ですね。これは最初、質問通告するときに、安保法制大臣ができたのでそちらにという話があったんですが、やはり内閣委員会としても政府の全体の方針というのは聞くべきであろうということで、あえて質問通告をさせていただいた...全文を見る
○松田委員 つまり、何が言いたかったかといいますと、新三要件ということは、我々も基本的に方向性は同じなんですが、ただ、我々が考えていますのは、これは代表質問で平沼党首も申し上げていましたように、全体像を示して、その中でネガティブリスト方式でできないものを明らかにしていくということ...全文を見る
○松田委員 菅官房長官、お忙しいと思いますので、ここで結構でございます。どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。  次に、甘利大臣でございます。  経済問題についてですが、さんざん今国会でも、物価が上がっているじゃないかということで、きょうも議論があり...全文を見る
○松田委員 昔、プラザ合意後の円高のときに、経済企画庁系のある著名なエコノミストが、円高はプラスマイナス差し引きでおつりが来るというふうに言っておられたのを私もよく記憶しているんですが、逆に言うと、円安はプラスマイナス差し引きでやるととられる分の方が多いということになるのかもしれ...全文を見る
○松田委員 もっといろいろ議論したいんですが、時間がそろそろなくなってきましたので、所信に対する質疑という趣旨を踏まえて、先般の所信で甘利大臣のおっしゃっていたTPPに関してなんですが、それだけ最後に触れさせていただきます。  所信では、国益をしっかりと最終的な成果に反映すべく...全文を見る
○松田委員 ありがとうございました。  私はまさに、TPPというのはアジア太平洋に経済取引の秩序づくりをするということにほかならないわけでありまして、それが日本の国益を反映した秩序づくりになるということがTPPの成果と一致するんだというふうに認識しておりますので、そこをもっとも...全文を見る
10月24日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。  前回の質疑で、私ども次世代の党が重視をしています、日本の国家レベルでの基本路線といいますか、それについて若干の御質問をさせていただいたことを受けまして、菅官房長官に何問か御質問させていただければと思っています。  その際に御答弁...全文を見る
○松田委員 私は、憲法九条がそもそもノーベル平和賞の対象になるとすれば、これは日本が侵略戦争をしないようにした条文ですから、それがないと日本は侵略戦争をする国民なんだということを言っているような、論理的に言うと。これは、今、菅長官がお答えになったように、日本が戦後追求してきた、日...全文を見る
○松田委員 積極的平和主義というのは、どうも定義が曖昧といいますか、今までいろいろな総理等の答弁を見てもどうもはっきりしないんですが、お手元に配付いたしました岸田外務大臣の御答弁、これは割と具体的に書いてある御答弁でありまして、この中で、「国際社会の平和と安定のためのパートナーと...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございます。  それで、こういったフィリピンの方々にうちのある議員が会うたびに必ず、我々は憲法改正を考えているんだと言うと、大体皆さんは喜んでいたんですけれども、こうやって期待されている面もあるということ。  この憲法改正、自民党も立党の精神である...全文を見る
○松田委員 衆参両院の三分の二以上という厳しい要件がありますので、このチャンスを生かした方がよろしいのではないかということを申し上げます。  次は、ちょっと話題はかわりますが、従軍慰安婦に関する河野官房長官の談話についてです。  お手元の資料の一枚目の真ん中に河野談話からの引...全文を見る
○松田委員 その努力が実るためにも、今既に海外でも日本人の子供がいじめに遭っているという実害が発生していますので、河野談話が強制連行を認めたものではないということをもっと明確に発信した方が私はいいと思います。それはぜひそうしていただければと思います。  時間がちょっとなくなりま...全文を見る
○松田委員 ありがとうございました。  情報をIT時代にきちっとシステマチックに管理運営していくというのは、非常に国家の基盤として重要なことだと思っております。  その意味で、時間があればマイナンバー制度のことについても伺おうと思ったんですが、向井審議官、お越しいただいていま...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。よろしくお願いいたします。  私は消費者特委は初めてでございまして、初めての質問になりますが、そういったこともありまして、消費者行政とか消費者庁の基本的な、どういうような観点から進めていくべきなのかどうかについて大臣の所見をお伺いしな...全文を見る
○松田委員 当初の設立の大きな理念が継続して今も共有されているということを聞いて、安心をいたしました。  それで、戦後システムというものそのものが、振り返ってみれば、所管省庁があって、業界団体があって、そして業界があるという、それが、業界ごとに縦割り、分断になっていて、役所も、...全文を見る
○松田委員 恐らく、縦割りの業界所管省庁というのが日本の役所の中では力関係においては非常に強い、そこに対して、横串的な消費者庁というのは、どちらかというと、力関係では必ずしも強くないんじゃないかというふうなことを最初から心配していたんです。  そういった状況がもしあるとすれば、...全文を見る
○松田委員 よく行政組織を議論するときに、私も旧大蔵省にいましたときに、証券取引等監視委員会というのをつくったときに、あれを三条委員会にすべきか八条委員会にすべきかという大議論をしたことがありました。三条委員会にして公取みたいにすれば、とにかく独立性があっていいんだという意見が多...全文を見る
○松田委員 あともう一つは貸金業法なんですが、これは、消費者の立場に立って多重債務問題とかそういった問題に対応していくということで貸金業法が施行されているんですが、一方で、銀行から融資を受けにくい中小零細企業にとっては金が回らなくなったという悲鳴も上がっていた、行政というのは現場...全文を見る
○松田委員 昔、私も医療問題についてちょっと取り組んでいたことがありますが、ADR、裁判外紛争処理手続、これは、消費者を救済するシステムとしては、先ほど取り上げた集団的な手法の一方で、個別の案件について、煩雑で時間がかかるような裁判手続を、どうやってその負担によらずに解決していく...全文を見る
○松田委員 ぜひ、患者も医療という医療サービスの消費者でありますので、その立場に立って、救済システムについて、より負担の少ないものということで、各省庁に対しても推進を働きかけていただきたいというふうにお願いしたいと思います。  それから、これはちょっと大臣にお考えをお伺いしたい...全文を見る
○松田委員 いろいろな意味で、消費者がやはり納得をしていく、これは、個々の経済主体が納得をした結果については受け入れるということもありますし、先ほどのADRも、結局いろいろと当事者間で話し合いをしていくと納得という、結果を受け入れやすくなるという環境をつくるものということで、諸外...全文を見る
○松田委員 ITということでいえば、個人情報保護の観点というのが、これも消費者庁がいろいろ取り組んでおられると思いますが、マイナンバー制度が今度、税金と社会保険料と防災の三分野に限定して、小さく産んで大きく育てていくということで進められているんですが、一部には、マイナンバーが現実...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  このように、私は消費者庁ではなくてエンドユーザー庁という名前にすればいいんじゃないかと思うんですが、そういう発想で取り組むと、実にいろいろな可能性といいますか、日本の社会システムの再設計の上で、いろいろなこれからの課題というものが、...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。  昨年の通常国会では財務金融委員をやっておったのですが、当時の日本維新の会の中でちょっとしばらく御無沙汰をしておりまして、次世代の党になりまして、また戻ってまいりました。よろしくお願いいたします。  ちょうど私の同期が局長になった...全文を見る
○松田委員 私も昔、関税局にいたことがありますが、交渉といえばWTOとかガットというのが中心であったわけなので、今御答弁にもありましたように、ガットというのが、あくまで世界全体、マルチの協定、これが本則である、FTAとかEPAは例外的な位置づけという形になるわけですが、その例外的...全文を見る
○松田委員 自由貿易体制の維持強化のために、WTOであれ二国間のEPAであれ、どんどん進めていただきたいと思っております。  今お手元にちょっと資料を配らせていただいたんですが、「二十一世紀の国際経済秩序」という大変大げさな言葉を書いていますけれども、今、世界が大きく、いろいろ...全文を見る
○松田委員 私と認識の方向は共有しておることを聞いて、大変安心いたしました。  私も、この本で、日本がバリューを世界に生んでいって、それをバリューチェーンでつなげていく、戦略としてこれを考えていって、もうけはこれから成長するアジア太平洋地域で、雇用は国内に生んでいくというような...全文を見る
○松田委員 どうぞよろしくお願いします。  こういった面での仕組みを、我々、財政健全化責任法案とか、かねがね、いわゆる複式会計で予算編成しろとか……
○松田委員 大変難しい要求を言っているかもしれませんが、そういった改革ができますことが何といっても消費税の前提だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
10月31日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○松田委員 次世代の党、松田学でございます。  私は、次世代の党を代表して、今般の給与三法案に対して、反対の立場から討論をいたします。  我が国におきましては、かつて大平政権が一般消費税の導入に失敗して、増税なき財政再建が掲げられて以降、三十年以上にわたり、歳出削減、行政改革...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○松田委員 次世代の党の松田学です。よろしくお願いいたします。  この法案そのものは、犯罪者の側に立たない限り、基本的にやらねばいけない法案だと思いますので、この法案の是非よりも、むしろ、今回、せっかくの機会ですので、治安を担当している大臣としての基本的な姿勢を何点かお伺いさせ...全文を見る
○松田委員 恐らくまだ日本は、テロリストとかマネーロンダリングとか、そういう実態がそれほどない、ないと言ったらあれかもしれませんが、ほかの国に比べるといわゆる切迫感が余りないという現状はあるんでしょうけれども、国際標準をやるというのは必要なことなので、これは大いに賛同するわけです...全文を見る
○松田委員 先般沖縄に行ってまいりましたときに、中国の方々が結構不動産を購入しているんじゃないかと。大臣も御案内のとおりかと思いますが、石垣島の港の、あるマンションの部屋は中国人が買ったんじゃないか、あそこから尖閣に向かう海上保安庁の船を監視できるんじゃないかとか、あるいは、西表...全文を見る
○松田委員 有事といいますと、一般に軍事的な有事というのがよく言われるんですが、私は、先ほどもちょっと触れましたが、もっとかなり幅広い概念で有事というものを捉えていかなければいけないのかなと思っております。  戦争以外にも、サイバー攻撃というのも含まれるでしょうし、あるいは大災...全文を見る
○松田委員 ちょっと次は答えにくい問題かもしれませんが、十月二十九日、先般、我が党の三宅博議員が衆院法務委員会で法務大臣に対してした質疑ですが、朝鮮総連です。  この朝鮮総連という、拉致事件に関与してきたということが明白なところに対して資金を提供してきたのが、かつての朝銀信用組...全文を見る
○松田委員 一通り、いろいろ聞いてまいりましたが、もう一つ。これは治安の観点から見てどうかということで、個人情報。  今度、マイナンバーがいずれ導入されるんですけれども、日本では、この個人番号制が入るのに、私が大蔵省に入ってかかわってきたころからもう三十年近く、長い長い時間がグ...全文を見る
○松田委員 もう時間がなくなってまいりましたが、昔、私が大蔵省国際金融局でこの担当をしていたときに、ちょうど湾岸戦争のころだったんですが、当時は外為法の規定がまだ不十分でして、イラクの資産凍結を各国がやるときに、例えば大統領命令とか大蔵省指令なんかでどんどん凍結していったんですが...全文を見る
○松田委員 もうあっという間に時間が過ぎてしまいまして、まだほかにもいろいろ聞きたいことがあったんですが、ぜひリスク管理ということを、非常に重要な国家的な課題になっておりますので、後追い的に何かが起こったから何かをやるというんじゃなくて、大臣におかれましても、そういう観点から、積...全文を見る
11月07日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○松田委員 次世代の党の松田学です。  お忙しいところ、官房長官、ありがとうございます。  まず、先般の議論の続きにもなるんですが、従軍慰安婦問題に関しまして、お手元の配付資料の一番最初のところに、これは、次世代の党が今、国会決議、いわゆる慰安婦問題について対外発信の強化を求...全文を見る
○松田委員 なかなか明確におっしゃっていただけないんですが、それが大きな問題だというのであれば、この河野談話も、参考資料にもありますように、読めばあたかも、強制連行という言葉は使っていませんが、何か強制連行があったかのようにとれる文書であることは間違いないので、この事実は確認され...全文を見る
○松田委員 今御答弁いただいたように、言論NPOを初めとして、こういった民間のプラットホームというのが極めて重要な役割を果たしますので、政府が言うことにひとつ信憑性がないということも場合によってはあっても、これは民間の方々の層の厚い議論のネットワークがあってこそ説得力が出てくる。...全文を見る
○松田委員 あと、官房長官にもう一つ、先般衆議院で可決されたまち・ひと・しごと創生法案、これは次世代の党として、私も代表質問で内容がないといって大分批判させていただいたんですが、基本的にその内容というもので抜けていたのが道州制を展望した将来の大きな日本のビジョンだったというふうに...全文を見る
○松田委員 ぜひよろしくお願いいたします。我々、この動向を注視してまいりたいと思っていますので、何とぞよろしくお願いいたします。  官房長官、以上でございます。もしよろしければ。  あと、以下、甘利大臣に御質問させていただきます。  通告の順番が少し変わりますが、先ほども山...全文を見る
○松田委員 それは、来年十月の経済で、今もしさらに二%上げると、デフレ脱却がそこで損なわれる、来年十月にそういうことが起こるかもしれないと考えること自体、私は敗北主義じゃないかと思います。  今後一年ぐらいの間に、政府が経済運営のよろしきを得て、そういうものは乗り越えられるよう...全文を見る
○松田委員 時間が来ましたので、またもっといろいろな議論をしたいと思います。  本日はどうもありがとうございました。
11月12日第187回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。  経済産業委員会では初めての質問になりますが、杉田委員が女性活躍で活躍してもらうために、急遽差しかえということで質問に立たせていただきました。よろしくお願いいたします。  経済産業省といえば、戦後、日本の経済を引っ張って戦後システ...全文を見る
○松田委員 エネルギーは非常に重要なハードコアだと思いますので、そこはいろいろとお忙しいんじゃないかと思いますが、一方で、個別のターゲティングよりは全体の設計というか、そっちの方が非常に重要になっているような気がいたしております。  経済産業省に、省庁再編で二〇〇一年に名前が変...全文を見る
○松田委員 それから、日本がこれから何で食っていく国になっていくのかということなんですが、キンドルバーガーの国際収支発展段階説、お手元の資料にも書いてございますが、一国の経済は六段階ぐらい順々に経ていく。  日本の場合は、これまで、未成熟の債権国ということで、対外純資産も増加す...全文を見る
○松田委員 次に、ちょっとエネルギーの問題について経産省にお伺いしたいんです。  私は、原発をこれからどうしていくか、あるいは理想のエネルギーミックスはどうなるかというのは、これは基本的に技術的な方程式で決まるんじゃないかと思っていまして、いわゆる四つの変数があって、安全と安定...全文を見る
○松田委員 それから、私、原発については、日本は、福島の大事故を起こした国として、世界の原発の安全に徹底的にこれから貢献していくべき責務を負ったんじゃないかというふうに思っています。それが日本の世界の貢献の一つだろうと思います。そういった意味で、原発技術を維持していくというのは、...全文を見る
○松田委員 もうそろそろ時間ですので、大臣に最後に一問。  カジノの解禁、IRというのは、私も推進している議員の一人で、内閣委員会でもやってきた議員なんですが、ただ、よくよく考えてみると、カジノというのはかけごとで、勝った人から負けた人にお金が移転するだけで、何の付加価値も生ま...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  私もIRを推進する立場として、IRとして成長戦略をやるということで今確かめさせていただきましたが、どうか今後ともIRの推進、よろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。
11月12日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○松田委員 次世代の党の松田学でございます。よろしくお願いします。  前回の委員会で、関税二法の質疑の最後の五分ぐらいで消費税等の問題についていろいろとお話をして、時間切れで十分できなかったんですが、そこからきょうはスタートさせていただきます。  まず、お手元に配付した資料、...全文を見る
○松田委員 国民は、一体、消費税というのはどういう、目安といいますか、来年一〇%どころではない状態なんだということをもう認識されておられるわけで、そろそろ、このままほっておいたらどれぐらいのものなのかという、やはりその辺を出発点にした議論を国民的にしていかないと、いつまでたっても...全文を見る
○松田委員 その総合的に考えてどうするかということをそろそろ政治が示す時期じゃないかと私は思いますし、それから、デフレから脱却して経済をよくしていくというのは当然なんですが、しかし、そのベストのシナリオを描いても、先ほど言ったようなとんでもない要対応額がまだあるという状況なので、...全文を見る
○松田委員 来年十月の時点で消費税を上げられるような経済状況でない、そういう可能性を想定すること自体が、今後一年間にわたって経済運営にコミットできないと言っているようなものであります。これは、安倍政権の大失敗、政権そのものの否定ではないかと私は思います。先送りというのはそういうこ...全文を見る
○松田委員 そこで、日銀総裁にお越しいただいていますので、要するに、危機管理対応は全く今アイデアがないということでございますが、今、現状で、私は、日銀の国債購入は、まさにやめられない、とまらない日銀の国債購入という状況じゃないかと思います。  要するに、力ずくで金利抑制をするた...全文を見る
○松田委員 マネタリーベースを要するに二年間で二倍にするような中で、二%から三%しかマネストがふえないというのは余りにもコストパフォーマンスが悪いというふうにも思えるので、それはまた別に議論すべきだと思います。  それで、総裁にお伺いしたいのは、国債購入をやればやるほど市中の玉...全文を見る
○松田委員 もし万一、仮にの話で恐縮ですが、消費税率一〇%を先延ばしして日本国債に対する信認が低下して、それでマーケットで国債の価値が下がるというような状況が来た場合、今まで、日本の国債は最終的には日銀が大量に買ってくれているから安心だといって買われている面も結構あるんじゃないか...全文を見る
○松田委員 問題は実体経済への影響だろうと思いますけれども、よく、消費税を再増税するとまたデフレに陥ってしまうという懸念が聞かれますが、本当にデフレに陥るのであれば、最悪のケース、つまり、増税先送りで国債への信認が低下して長期金利が上がって、そして、もし銀行保有の国債価値が毀損し...全文を見る
○松田委員 ということは、欧州債務危機型のデフレまでは心配しなくていいということでよろしいんでしょうか。
○松田委員 財政運営への信認をしっかり確保しなければ日銀は国債なんか買わないよというぐらいの気概を見せていただければ、本当に消費税は引き上げられるんじゃないかと思います。  それで、最後、もう時間なので、日銀が銀行にお金を貸して、銀行がお金を貸さないとマネーストックというのは基...全文を見る
○松田委員 どうもありがとうございました。  あえて事例のない話をさせていただいたことはよくわかっておりますので、今後とも御検討いただければと思います。  どうもありがとうございました。