松永光

まつながひかる



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松永光の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第87回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○松永委員 私から質問をいたします。  米国の証券取引委員会、いわゆるSECの公表資料、これは証人お読みになりましたね。その公表資料によりますと、マクダネル・ダグラス社は、一九七〇年に、日本における不成功に終わった航空機の売り込みに関し、独立した商業コンサルタントにコンサルタン...全文を見る
○松永委員 先ほど委員長の質問に対して、五万ドル、その後五万ドルは受け取られたというふうに証言されたわけですが、その五万ドル、それからその後の五万ドルを、いつ、どこで、だれから、どういう方法で受け取られたか、それを明らかにしてください。
○松永委員 場所とあなたに交付した相手の人がわかりますればおっしゃってください。
○松永委員 あなたのおっしゃることによると、タグラス本社の係の者だということですが、場所は、もっと大ざっぱに言って、日本で受け取られたのか、米国で受け取られたのか、どちらですか。
○松永委員 押し問答してもしようがありませんから次に移りますが、昭和四十五年にあなたの言う経済顧問としてダグラス社との間に契約をした、こういうことであるようでございますが、契約の内容、それをもう少し詳しく説明してくれますか。
○松永委員 その契約の中に、ダグラス社の製造に係る航空機の売り込みに協力するというふうな仕事の内容は書いてなかったですか。
○松永委員 もう少し詳しく聞きたいのですが、DC10についてその販売に関するアドバイスもするということがあなたとダグラス社との間の契約の中身に入っておったということですね。
○松永委員 そうすると、経済顧問として実際の実務には関係しないということと、DC10を含む飛行機の売り込みについてもアドバイスをするということとの間には少し矛盾があるような気がしますね。単なる経済顧問じゃなくして、DC10を含む飛行機の売り込みにも協力するという任務があなたとタグ...全文を見る
○松永委員 DC10の売り込みに関して買い主側の方あるいは買い主側の関係者にあなたが接触をして、そしてDC10という飛行機を売り込むことに協力をする、こういう活動をされたことはありませんか。
○松永委員 では、買い主側の方、日本の買い主側と言えば日本の航空会社ですね。そっちの方の関係者に会ったことはないということですが、ダグラス社の方としてあなたがこのDC10に関係した当時はどの航空会社に対して、どの航空会社というのは日本における航空会社に対して売り込むという話であっ...全文を見る
○松永委員 ちょっといま聞き取りにくかったのですが、どの会社に売り込むということはわかっておったということですか。
○松永委員 日本にある二、三社のうちのどの会社であったか、特定できますか。
○松永委員 先後は別として、名前を挙げてくれますか。
○松永委員 先後は別といたしまして、日本における航空会社は二、三社しかないとおっしゃいました。そこで、あなたがダグラス社で売り込もうとしておる航空会社は名前は知っておるとおっしゃったので、どういう航空会社であったか、売り込もうとしておった、ダグラス社が。その名前を挙げてください、...全文を見る
○松永委員 あなたとダグラス社との間の契約は文書があるわけですね、いまお持ちでないということですが。あなた自身が自宅なり事務所にお持ちですか。
○松永委員 新聞等に出ておった資料や情報によりますと、マスコミ関係者に、あなたはダグラス社の方で同意するならば契約書をお見せするとか、出しますとかいうようなことをおっしゃったような記事が載っておりますが、国会からその契約書の提出の要請があったならば積極的に協力してもらいたいと思う...全文を見る
○松永委員 いままでの私の質問に対するあなたのお答えを総合しますと、SECの公表資料に指摘されていることと重要な部分において相当の食い違いがあるのでございますが、公表されたSECの資料によりまして、あなたは独立した商業コンサルタントであったということがはっきり指摘されておるわけな...全文を見る
○松永委員 先ほどあなたは最初の五万ドル、それから後の五万ドルについてお認めになったが、販売促進費としての一万五千ドルにつきましては否定をされました。しかし、あなたが日本の新聞記者等とお会いになって、そのときにいろいろお答えが変わっているようですけれども、最終的にはダグラス社の関...全文を見る
○松永委員 さっきあなたはSECの公表された報告書を詳しく読んでないとおっしゃったけれども、ただいまは販売促進費という翻訳が適当でないと思うというようなことをおっしゃったのですけれども、お読みになっているのじゃないです。か、SECの公表資料は。
○松永委員 先ほどよく読んでないという証言は訂正されますね。
○松永委員 あなたはダグラス社製の民間航空機だけじゃなくして、民間航空機以外に軍用機の売り込みに関係したことはありませんか。
○松永委員 あなたがダグラス社との関係をおやめになったそのいきさつはどういうことですか。
○松永委員 あなたはゼネラル・ダイナミックス社のコンサルタントになったことはありませんか、あるいは現になっていらっしゃいますか。
○松永委員 では、このゼネラル・ダイナミックス社との間の契約をした日、契約の内容、それから報酬、それを説明してください。
○松永委員 世間並みとおっしゃってもわかりにくいので、一年に幾らとか、そういう点をひとつ明確にしていただきたいと思います。  それから、あなたの任務ですね。ゼネラル・ダイナミックス社との間の契約に基づくあなたの任務、それから先ほど言った報酬の額、支払い方法、これを明らかにしてく...全文を見る
○松永委員 これは御勘弁というのは証言を拒否なさることになるのですが、どうですか、おっしゃってください。
○松永委員 いまのお答えじゃ承服できないですね。だから、質問に対して答えてください。
○松永委員 いままでにどの程度お受け取りになられましたか。いままでに受け取られた総額、GD社から。
○松永委員 ちょっともう一回言ってください。十何年間……。ただの三年でしょう。——で、現在ではもう関係ないのですか。
○松永委員 その報酬はいつ、どこで、どういう方法で受領されたか、お答えください。
○松永委員 事務所というのは日本にあるあなたの事務所ということですか、米国から。
○松永委員 あなたとゼネラル・ダイナミックス社との間の契約の中で、ゼネラル・ダイナミックス社製造に係る軍用機を日本に売り込むことについて協力する、アドバイスするという任務は、あなたの契約の中身に入っておりませんか。
○松永委員 重ねて聞きますが、いわゆる第三次FX戦争という言葉で使われておりますが、日本が採用する戦闘機について熾烈な競争が行われたわけでございますが、その結果F15に決まったわけですけれども、ゼネラル・ダイナミックス社製のF16を日本に売り込むについて、あなたは関係したことはあ...全文を見る
○松永委員 あなたが、SECからダグラス社に関係する疑惑についての公表がなされた直後の去年の十二月の十八日と十二月二十日の二日にわたって、ある新聞社の記者とインタビューをされた。ある新聞社というのは、名前は毎日だと思いましたが、そのインタビューの中で、次のようなことをおっしゃって...全文を見る
○松永委員 終わります。
○松永委員 海原さんにお尋ねいたしますが、あなたが防衛庁の官房長になられたのはいつで、いつまで官房長をされたか、それから、その後、国防会議事務局長になられたようでございますが、国防会議事務局長をいつまでおやりになったか、防衛庁をやめられたのはいつか、まずあなたの経歴に関することを...全文を見る
○松永委員 順序が逆になるでしょうけれども、まず、国防に関する事柄についてはあなたは相当の専門家だと思ってお聞きするのですが、今回E2Cワンポイント分四機を導入する予算が五十四年度の予算に計上されておるわけでございます。  そこで、このAEWの必要性及びE2Cの機能について、専...全文を見る
○松永委員 あなたの意見を聞いているのです。
○松永委員 レーダーを搭載した飛行機を飛ばしておくことによって、低空で入ってくる侵入機を早期に発見できる、こういう性能をこのE2Cというのは持っておるわけですね。そこで、そういう飛行機の必要性は防衛庁は認めておるが、それよりももっと先に整備すべきものがあるから、そっちの方の整備を...全文を見る
○松永委員 あなたの御意見はわかりました。  そこで、次にお尋ねしたいのは、あなたが昭和四十二年の七月に防衛庁の官房長から国防会議事務局長に転出されたことについて、あなた大変御不満もあったようでございますが、その経緯についていろいろおしゃべりになったり、物に書いたりしていらっし...全文を見る
○松永委員 では質問を変えましょう。質問を変えまして、昭和四十三年の、これはあなたがもう国防会議の方に移られた後でございますけれども、第二次FXを、F4E、L一〇一〇、それからこれはミラージュですか、FlCというのですか、この三つの機種にしぼる決定がなされておりますが、この第二次...全文を見る
○松永委員 先ほど私が、人事に関することであったのですけれども、あなたのおっしゃっていることや物に書いてあることを見ますと、そのことが、あなたを官房長から国防会議事務局長に移したことに関係があるやにあなたもおっしゃっておったし、またそういうものも書いておりますね。その点、間違いあ...全文を見る
○松永委員 それでわかったのです。一部の新聞報道や雑誌などに書いてあることと実際の姿は少し違う。国防会議事務局長というのは決して左遷とか追い落としとかという地位じゃなくて、相当りっぱなというか、大事なポストであったということでありますから、いままで巷間伝えられておったようなことは...全文を見る
○松永委員 そして結局は、昭和四十四年の一月十日に国防会議でF4Eの採用が正式に決定されておるわけでございますが、その一月十日の国防会議、その当時はあなたが国防会議の事務局長でいらっしゃったわけであります。あなたは国防会議という機構の中の一員でございますから、決定されたことについ...全文を見る
○松永委員 そこで、先ほどのことにちょっと絡んでまいりますけれども、一部の新聞に載っておること、雑誌に書かれておること等からすれば、あなたがF4E導入に反対をしておられた、そのことがあなたを防衛庁の官房長から国防会議事務局長の方に人事異動をした原因であるし、また、あなたに対するい...全文を見る
○松永委員 その点については先ほどのあなたのお話でわかったわけです。無理やりにやられたなんということについての質問はわかったわけですが——大体わかりました。  そこで最後にお尋ねいたしますが、四十三年の五月の三種類にしぼった段階において、結局F4EとCL一〇一〇、それからミラー...全文を見る
○松永委員 終わります。
04月25日第87回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第3号
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○松永委員 本日付の捜査状況報告並びに三月十六日付の捜査状況報告等から見ますと、いま捜査の対象になっておる事実関係というのは、ボーイング社からボーイング747七機を日本航空が輸入するに際して日商岩井が追加手数料として取得した百五万ドルの中で、あるいは不正操作、それと、マクダネル・...全文を見る
○松永委員 わかりました。  そこで、次にお伺いいたしますが、ボーイング747七機関係の追加手数料の相当部分が、先ほどの報告の中にもありましたように、カリフォルニアのカリフォルニア・ファースト銀行ですか、そこのキヨシ・ニシヤマという口座に振り込まれておって、そのうちの一部という...全文を見る
○松永委員 四十七万ドルについて解明済みとして理解してよろしいということでございますが、そうなりますと、一部の報道機関等の報道によりますと、その四十七万ドルの関係で伊大知昭司、久保俊広などという人が関係をしておるというようなことが報道されておりまして、この伊大知昭司とかあるいは久...全文を見る
○松永委員 終わります。
05月24日第87回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第6号
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○松永委員 いま委員長から質問のあった事項に関連いたしまして、私はもっと突っ込んだ質問をしたいと思います。  いま、四十二年から四十五、六年の間の四、五年間に四、五億の金を政治献金として受け取られたという証言でございましたが、回数は何回ぐらいでございましたでしょう。
○松永委員 合計額が四、五億ということでございますが、その四、五億という金は最初、四、五億の金を政治献金として差し上げます、こういう話し合いが日商岩井のだれかとの間になされて、その話し合いに基づいて何回かにわたって金の交付があった、こういうことでございましたでしょうか。それとも、...全文を見る
○松永委員 政治献金の始まりは二、三百万の総額のものであったということでございますが、しかし結果的には四、五年の間の四、五億という金でございまして、大金でございますね。相当多額の金でございますから、もっと少額の金ならば善意に基づく純粋な政治献金ということが常識的にもうなずけるので...全文を見る
○松永委員 先ほど委員長の質問に対して、第二次FXの機種の選定には関与していないという証言があったわけですが、あなたが直接関与してなくとも、機種選定に関して権限を持っておるたとえば当時の防衛庁長官とかあるいは防衛庁の上の人などに働きかけをあなた自身がなさったことがありましょうか。...全文を見る
○松永委員 次に、証人も御承知と思いますが、グラマン・インターナショナルの昔の社長であったチータムというのが報道機関等にいろんなことをしゃべっておるわけであります。チータムの言うところによると、証人と何回か会って、E2C、早期警戒機の売り込みに関して話し合いをしたなどということを...全文を見る
○松永委員 増田議員に譲ります。
07月03日第87回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第8号
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○松永委員 先ほど石井委員から質問があったことに対する答弁で大体わかったのですが、要するに日商岩井とカーンとの間の、日商岩井が受け取る手数料の中から四〇%のお金を推薦料その他の名目でカーンが受け取るという密約と言われるもの、これは五十年から五十一年にかけて解除されておる。これは8...全文を見る
○松永委員 次に、代理店の変更に関連することですが、先ほどの局長の答弁でわかりましたが、実は代理店変更の時期が四十四年なわけですね。前から局長の答弁や本人の供述で明らかになっておる、松野氏が日商岩井から受け取られた約五億という巨額の金、その金を松野氏が受け取られた時期が四十二年か...全文を見る
○松永委員 終わります。
07月11日第87回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第9号
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○松永委員 海部証人にお尋ねをいたします。  日商岩井は、昭和四十二年秋ごろから昭和四十六年暮れごろまでの間に数回にわたって合計約五億円の金を松野頼三氏に支払っておるわけでございます。その金の一部は証人が届けられたものもあるようでございますが、この五億円という金は、グラマン社の...全文を見る
○松永委員 海部証人にお尋ねいたしますが、日商岩井がグラマン・インターナショナルとの間でE2Cに関する販売代理店契約を締結したいきさつについては——どうぞお座りください。前に予算委員会で証人としておいでになっていろいろ証言をされておるわけですけれども、この代理店契約の締結に関して...全文を見る
○松永委員 いまの証言、これは予算委員会の際に詳しく述べていらっしゃるので、よくわかっておるのですし、また詳しいことは結構なんです。  問題は、日商岩井がグラマン・インターナショナル社との間の代理店契約を締結するに当たって、政治家が関与したのかどうか、政治家の関係者が関与したの...全文を見る
○松永委員 終わります。