松永光

まつながひかる



当選回数回

松永光の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月14日第115回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○松永国務大臣 このたび通商産業大臣に就任をいたしました松永光でございます。  石炭対策特別委員会の御審議に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  我が国石炭鉱業をめぐる環境には厳しいものがありますが、最近におきましても、北炭幌内炭鉱の閉山が会社側から提案されるなど一...全文を見る
○松永国務大臣 鳩山委員御指摘のように、今回の閉山提案に伴って関係者の方々、子供たちにまで大変な心配をかけておるということだと思いまして、実は私どもも深刻に受けとめているところでございます。  今回の提案によりますと、北炭幌内炭鉱株式会社及び親会社の北海道炭礦汽船株式会社は、第...全文を見る
○松永国務大臣 先生御指摘のとおり、八次策の目標、一千万トン体制であるわけでありますが、昨今の状況は、御指摘のとおり大変厳しいものがございます。しかし、どうしても集中閉山は回避したいというのが私どもの基本的な考え方でございまして、もし閉山する等の事態があった場合には、地域経済及び...全文を見る
○松永国務大臣 先生御指摘のとおり、何とか回避できないかという陳情を受けたわけでありますが、私自身も、閉山という事態になった場合の関係者の苦労、地域の雇用問題あるいはまた地域経済に及ぼす影響等々を考えますと、何とか回避できないかという考え方で関係者にも申したこともあるわけでありま...全文を見る
○松永国務大臣 先生よく御承知のとおり、鉱害復旧につきましては、計画に沿って鉱害復旧事業が進んできておるわけでありまして、大体法の期限内に完了を目指して努力しているところでございます。  平成二年度では、鉱害量の調査を実施すべく予算要求しておるわけでありますが、したがって、その...全文を見る
○松永国務大臣 先生御指摘のとおり、石炭関連の法律ざっと六本でしょうか、二年ないし三年のうちに期限が来るわけであります。その期限が来るまではもちろんのこと、この法律に基づいてもろもろの施策を展開していくわけでありますが、法期限後をどうするかということにつきましては、産炭地の実情、...全文を見る
○松永国務大臣 地域の振興のためには常々通産省、努力をしているところでありますが、仮に閉山という事態になったことに伴う地域の振興策については特に意を用いて努力をしていただかねばならぬ、こういうふうに考えておりますのでしっかりやってまいりたい、こう思っております。
○松永国務大臣 産炭地域の振興、特に先ほども申したとおり、もし北炭幌内が閉山になった場合の措置等につきましては、関係省庁で構成されておる関係省庁連絡会の場等を通じて、先ほど先生が御指摘になりましたような幹線道路網あるいは一級河川の改修等々のいわゆる公共事業の重点配分等所要の施策に...全文を見る
○松永国務大臣 時間が許せば行きたい、こう思っておりますが、それは事務方と日程の調整をしたい、こう考えております。
09月26日第115回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 閉会後第1号
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○国務大臣(松永光君) お答えいたします。  今、先生御指摘のように、第八次石炭政策の基本は、いわゆる雪崩閉山、集中閉山を回避しつつ、地域経済、雇用に及ぼす影響をできるだけ緩和しながら生産体制の集約化を円滑に進めるということであると認識いたしておりまして、前田村通産大臣とその認...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 閉山の提案が出された幌内炭鉱の所在する三笠市、その周辺あるいはその地域に工場を誘致して、そして雇用の場を拡大していく。これはもう雇用対策としては大変重要な施策だというふうに私も思っております。三笠市においては特にその点に熱意を持っていただいておるようでござ...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 今、向山先生からいろんな御指摘がございました。地下五百メートル、千メートルという大変なところで掘るということから、輸入炭に比べて大変コストが高い、ならばもう輸入炭に頼ってしまってはどうかという御指摘もありました。しかし、実際のところ国内に賦存する石炭であり...全文を見る
10月12日第116回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○松永国務大臣 委員御指摘の中で、私の所管すなわち通商貿易関係の事柄についてお答え申し上げたいと思います。  まず第一の問題、スーパー三〇一条に基づく交渉、これに応じたのではないかという御指摘でございますが、そういったことはございません。我我は制裁を前提とする、そしてガットの精...全文を見る
10月16日第116回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○松永国務大臣 お答えいたします。  今先生御指摘のように、最近日本とEC間の貿易、EC側の努力と我が方の努力と相まって輸入が順調に拡大して、日本とECとの間の貿易インバランスが好ましい方向に改善されつつあるということは、先生御指摘のとおりでございます。我我としては、そういう傾...全文を見る
○松永国務大臣 九二年EC統合が成りますというと、先生もよく御承知のとおり、人口では三億二千万、GDPで四兆七千億ドルという世界最大級の単一市場ができ上がるわけでありまして、それが世界経済、日本経済に及ぼす影響は極めて大きいわけであります。それを日本にとっても世界にとってもいい方...全文を見る
10月17日第116回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○松永国務大臣 お答えいたします。  消費税が導入されてから、通産省では転嫁状況あるいは価格の動向等について状況把握にずっと努めているところでありますけれども、そうした状況把握の結果としては、消費税はおおむね順調に実施されつつあるというふうに見ておるところであります。  なお...全文を見る
○松永国務大臣 尾身先生にお答えいたします。  先生御指摘のとおり、税制の基本的な枠組みが変わりますというと、企業は販売方式、経理方式等あらゆる面で新たな対応をしていかなきゃならぬわけであります。今回の消費税の導入に当たりましても、企業は経理方式の変更、レジスターの買いかえ、伝...全文を見る
10月18日第116回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○松永国務大臣 委員にお答えいたします。  御指摘のように、我が国の特許、実用新案についての審査処理期間が諸外国に比べて長期化しているということはそのとおりでございまして、これの解決のために、審査期間の短縮のためにこれまた委員御存じのとおりいろいろな努力をしてまいりました。審査...全文を見る
○松永国務大臣 古賀委員御指摘のように、高齢者のための具体的な福祉を充実するための機器を研究開発していく、それを通じて高齢者の福祉を充実していく、極めて大事なことであるというふうに私ども考えております。  そういう立場からこの医療・福祉機器の研究開発を通産省の工業技術院が行って...全文を見る
10月19日第116回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○松永国務大臣 ただいま中島先生から、中小企業問題に大変お詳しい先生でありますので、いろいろな御提案を兼ねての御質問をいただきました。先生おっしゃるとおり、中小企業は我が国の経済社会発展の源泉とも言うべきものでありますから、その振興のために最大限の努力をしていくというのが私どもの...全文を見る
○松永国務大臣 お答えさせていただきます。  先ほど総理から話がありましたように、地球環境保全は極めて大事な事柄だと、こう認識いたしておりまして、関係閣僚会議等を通じて政府一体となって施策を推進しなきゃならぬ、こう思っておりますが、通産省としては、経済成長と地球環境保全を両立さ...全文を見る
10月20日第116回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(松永光君) お答えいたします。  通産省では主要な商品、サービス合計百四十七品目について毎月月末時点における転嫁状況の調査をしておるところでありますが、それによりますと、おおむね転嫁しているとする事業者の割合が、四月末の時点で八〇・五%でした。しかし、七 月末の時...全文を見る
10月24日第116回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(松永光君) 通産省といたしましては、昭和六十一年度から特別認可法人である製品安全協会の内部に製造物責任制度調査研究委員会を設けまして、その委員会で、欧米における立法、紛争解決制度、保険制度等々の実態把握をしながら調査研究を行っているところでございます。  何にしても...全文を見る
10月25日第116回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(松永光君) お答えいたします。  委員よく御承知のとおり、最近における日米間の経済摩擦のもとにあるものは、アメリカは五年も連続して一千億ドルを超す赤字を出しておる。我が方は三年連続して九百億ドルを超す黒字を出しておる。日米関係だけを見ましても、三年連続して我が方が五...全文を見る
○国務大臣(松永光君) アメリカのスーパー三〇一条で指定された三項目については、これは一方的な制裁、こういった脅迫を背景とした交渉になってくるわけでありますから、我々としては、スーパー三〇一条はガットの精神に反するものであるから、その枠組みの中での交渉には応ずるわけにはまいりませ...全文を見る
○国務大臣(松永光君) アメリカ側で具体的に制裁的な措置をするような事態になったならば、これはそのことを考えなきゃならぬでしょう。現在では制裁的なことは何らなされておりませんので、その時期ではないと、こういうふうに判断いたしております。
○国務大臣(松永光君) 先ほども申し上げましたけれども、不均衡是正の決め手となるのはマクロ経済政策なのでありまして、一昨年来我が国は内需中心の景気拡大政策をとってまいりました。その結果として昨年度、日本の輸入は三百八十億ドル増加したわけであります。アメリカからの輸入も百億ドルを超...全文を見る
10月31日第116回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○松永国務大臣 我が国はこれまでも自主的に構造調整に取り組んできたわけでありますが、率直に言ってまだまだ十分ではないというふうに思っておりました。そういうときに日米構造問題の協議が始まったわけでありますが、我々としては、アメリカから指摘された六項目についてはまあ友好国からの親切な...全文を見る
○松永国務大臣 先ほどから委員御指摘のとおり、我が国の貿易の黒字が三年連続九百億ドルを超しておる。委員の御指摘のとおり、一九八一年にサウジアラビアが八百十億ドルの黒字を出したら、史上最大の黒字だ、こういう状態では世界の自由貿易体制に大きな影響を及ぼすからということで積極的な輸入促...全文を見る
○松永国務大臣 サマータイムが省エネルギーにつながるということは委員よく御存じのとおりであります。そういう観点から、今通産省では、来年春を目途に、総合エネルギー調査会・省エネルギー部会において、省エネ推進のための具体的な課題について検討を行っているところでありますが、サマータイム...全文を見る
○松永国務大臣 よく検討してまいりたいと考えております。
○松永国務大臣 突然の御質問であったわけでありますが、現在の日本とアメリカとの経済関係、日本側の大変な技術革新の努力やあるいはまた経済の力の上昇に伴って、技術力の面でもある程度日本がアメリカに追いついてきつつある。経済の力でも、少なくとも輸出輸入の関係においては、日本の方がアメリ...全文を見る
○松永国務大臣 私はそうは考えておりません。
○松永国務大臣 率直にお答えいたします。  CO2を出さないように、CO2の出し方を極力少なくしようということだけを考えるならば、化石燃料の使用を減らせばそれができるわけです。しかし、現在発展途上国でもまた先進国でも、その多くが化石燃料を消費してエネルギーを賄っておるわけです。...全文を見る
○松永国務大臣 考え方は一致しておるわけでありまして、相協力してこの会議の成功に向けて努力したいと考えております。
○松永国務大臣 外務、経企の両役所とよく連携をとりながら適切に対処してまいりたい、これだけをきょうは申し上げておきます。
○松永国務大臣 先生、構造協議の話でしたかな。――この構造協議の問題でございますが、どういう背景で日米間の構造協議の問題が出てきたのかというと、先生御存じのとおり、日米間で貿易の不均衡が大変大きい。日米貿易の関係で、日本が三年連続して五百億ドルの黒字を出し、アメリカが同額の赤字を...全文を見る
○松永国務大臣 抵当権と根抵当権の問題でありますが、委員御承知のとおり、抵当権は最後の二年分の利息、損害金は抵当権の額として定められた金額のほかに担保されるわけですね。ところが、根抵当権の場合は御承知のとおり限度額以内、こうなっておる関係がありますので、そこで通常、根抵当権を設定...全文を見る
○松永国務大臣 我が国は従来から、森林資源の保護、省エネルギー、清掃事業の負担軽減、こういった観点から古紙の回収、利用に努力をしてきたわけです。現在では、我が国の紙パルプ産業の製紙原料に占める古紙の割合は約五〇%、世界的に見ても高い水準にあるわけでありますが、委員御指摘のように、...全文を見る
○松永国務大臣 我が国は、ほとんど国内に資源を有しない、したがって資源のほとんどを海外に依存する国でありますし、しかも経済大国であります。そこで資源の有効利用、我が国にとって極めて重要な施策なんでありまして、そういう見地から、今までも廃棄物の再資源化のための対策を講じてきたところ...全文を見る
○松永国務大臣 資源少国の経済大国日本としては、資源の有効利用は極めて大事なことでありますので、リサイクル、再生利用、大いに力を入れていきたい、こういうふうに考えております。
11月21日第116回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○国務大臣(松永光君) 通産大臣の松永光でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  第百十六回国会における参議院商工委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今日、世界経済は、全体として拡大の方向にあるものの、主要国間の貿易不均衡は依然として高水準にあり、...全文を見る
11月22日第116回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○松永国務大臣 通商産業大臣の松永光でございます。  第百十六回国会における衆議院商工委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今日、世界経済は、全体として拡大の方向にあるものの、主要国間の貿易不均衡は依然として高水準にあり、欧米諸国の保護主義的な動きも根強く存...全文を見る
11月22日第116回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(松永光君) 通商産業大臣の松永光でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  通商産業行政は、通商、産業、地域経済、技術、中小企業そしてエネルギーなど幅広い分野にわたっており、しかもいずれも我が国の将来にとってゆるがせにできないものばかりでございます。私といた...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 先生御指摘のとおり、大店法の枠組みは存続しながらその運用について適正化を図るべく今鋭意検討を進めているところでございます。  なぜそれをするのかというと、やはり消費者の利益を考えますと、いたずらに大店舗の進出を規制、抑制するのはいかがなものか。地域の実情...全文を見る
○国務大臣(松永光君) まず申し上げたいことは、アメリカから日本の経済構造について六点にわたって指摘がなされました。実は我が方も同時にアメリカに対して七項目について問題ありはせぬかという指摘をしたところでありまして、日米双方がお互いに問題点を指摘し合いながら協議を続けていくわけで...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 御指摘のとおり、この日米構造問題協議、非常に重要でありまして、同時に国民生活にとっても少なからざる影響のある問題でありますから、適宜適切に国民に対する説明も申し上げて、そしてその理解を得ながら進めていかにゃならぬ、こういうふうに思います。  重ねて申し上...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 企業倫理というのは、私は海外での日本の企業が活動する場合の倫理も、国内において日本の企業が活動する場合の企業倫理もともに極めて大事なことだというふうに思っております。日本の企業が国内で行動する場合に、地域社会と溶け込んで、そして地域社会の中でよりよい企業人...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 独禁法上の問題は公取の方でお答え願うことにして、まず倫理の問題から申し上げますと、私はこれは企業倫理の問題からいって好ましからざることであるというふうに結論づけておるわけであります。  それはどういうことかというと、あの一円入札問題は要するに、ソフトの設...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 私も先生とそう変わらない年代でありますので、考え方についてはそう変わった点はないように思うのでありますが、私は日本の発展を支えてきたのは日本国民の勤勉さにあったと思うんです。これからの日本を考える場合にも、日本国民はこの勤勉さを絶対に失っちゃならぬ、そうい...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 先生の本当に深い、広い御研究に対してまず敬服いたしました。  私は、結論から申し上げますと、先ほど商務流通審議官がお答えいたしましたけれども、通産省の側では、割賦販売法第四十二条の三に基づく指導その他の措置を厳正に行い、かつそういう指導を充実徹底させると...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 工事中はもちろんでありますが、完成した後もとにかく絶対安全ということが前提になるわけでありますが、今回は、被災を教訓として我が国最高の水準の英知を結集して、二年半にわたり慎重かつ徹底的に検討した結果、補強対策を講ずることで十分安全性が確保できる、こういう専...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 所管法律じゃないんだがな。
○国務大臣(松永光君) 他省庁の所管する法律について私からいろいろ言うのは必ずしも適当ではないと思いますが、御指摘の問題について、仮に処理業者が法律に従った処分を行っていない、こういうことであれば関係当局により速やかに法律に定められた対応がとられるんだというふうに思いますが、将来...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 中小零細企業対策として相続税負担の軽減を図るということは非常に大事な施策だというふうに考えまして、前々からいろんな努力をしてきたところでありまして、昭和五十八年に中小零細企業者の承継について一定の優遇といいますか、改善措置がなされ、昨年の税制改正につきまし...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 同族会社の株式の場合には、先生御存じと思いますけれども、現行は類似業種比準価額の価格を出して、それの三〇%に減額してその株式の評価をする、そして全部についてできるわけじゃないんでその半分だけをする、こういう仕組みでありますが、我々が要求しているのは、類似業...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 向こうさんがそう言っているということなのでありまして、私どもとしてはやりたいところなのでありますけれども、向こうさんの言い分を一、二言ったわけです。その他いろいろ言っておるわけなんです、向こうは、農業の場合には農業基本法があるよと。こちらの場合にはそういう...全文を見る
12月11日第116回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○松永国務大臣 先生御指摘の国際博覧会、いわゆる愛知万博でございますが、これは愛知県中部地区に大変大きな効果をもたらすのみならず国際交流の促進にも大きく貢献をする、そしてまた、日本全体にもはかり知ることのできないほどの大きな効果を及ぼすというふうに私は考えております。  それで...全文を見る
12月13日第116回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○国務大臣(松永光君) ただいまの決議の趣旨を体しまして、今後とも石炭政策に全力を尽くしてまいる所存でございます。
12月14日第116回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○国務大臣(松永光君) ワシントン・ポストの世論調査についてのお話がございましたが、なるほど現状においては日本とアメリカとの間においては、貿易の面で見れば、日本が圧倒的な黒字でございます。米ソの関係で言えば、貿易はほとんどないわけでありまして、両方の間に競争があるとすれば軍事力の...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 先生御指摘のように、せっかく理工系大学の卒業予定者が、三割以上も自分が学んだ専門的分野を生かす製造業に行かずに、金融、証券――こっちの方がうんと待遇がいいようでありますが、そっちの方に行く、そういう傾向が非常に強くなってきているということは、日本の将来を考...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 今、先生は設備投資が行き過ぎはせぬかというふうな御懸念のようでございましたが、先生も御承知と思いますけれども、設備投資をどうするかというのは、これが社会主義体制と自由主義体制の大きな違いの一つでありまして、社会主義体制の国は国が計画を立てて、そして設備投資...全文を見る
○国務大臣(松永光君) まず六ケ所村の村長選挙の関係でございますが、当選をされました土田さん、大変立派な方だと私は聞いております。この村長さんが村民の負託にこたえて六ケ所村の発展に尽力されることを希望しておるわけであります。  土田さんの核燃サイクルに関するお考えでございますが...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 委員御指摘のとおりでありまして、大企業であろうと中小企業であろうと零細企業であろうと、結局企業が発展するかどうかというのは人にある。なかんずくよく働く勤勉な人がおるところが発展するものだ、こういうふうに思っておりますが、最近は従業員の質を通り越して、もうと...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 外国人労働者の問題については、六十三年に内閣の方針は閣議で決まっておるわけです。専門的な技術者についてはこれを受け入れるが、一般労働者については受け入れないという方針が決まっておるわけでありますけれども、さはさりながら、今委員御指摘のような状況でもあるし、...全文を見る
○国務大臣(松永光君) お答えいたします。  私の考え方と委員の考え方とはスタートの時点でちょっと方向が違うような感じがいたします。私は、日本という国はなるほどアジアの一国でありますから、東南アジアの発展には積極的に貢献するというのが我々の責務だと思っております。しかし、だから...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 今先生もおっしゃいましたように、世界の経済、なかんずく日本の経済を発展させてきた世界の基本的なルールは自由貿易体制、ガットルールであったと思います。しかも、この自由貿易体制の恩恵を最大限に活用して発展を遂げてきたのが我が日本であるというふうに私は認識してお...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 四極貿易大臣会議というのは、これはウルグアイ・ラウンドの始まる数年前から日本、アメリカ、カナダ、ECの四極間の通商貿易にかかわる事柄についてネクタイを外して、胸襟を開いて率直な意見を交換しましょうということで、毎年一回ないし二回開催されておる会議であります...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 先生御指摘のように、十一月六日、七日、豪州キャンベラでアジア・太平洋経済協力閣僚会議が開かれ、率直に言って大成功裏に第一回目が終了したというふうに思います。  成功したといいますのは、二、三あるわけでありますが、一つは、この閣僚会議を継続的な閣僚会議にし...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 御指摘のとおり、九二年統合を目指してECのいわゆる統合というものは着実に進んでおります。このECの統合がなされれば、大変大きなまた活発なEC地域になるわけでありますが、そのECというものが、実は域内だけの自由化じゃなくして、域外に対しても自由なものでなきゃ...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 現在の景気の状況、そして現在における東京と地方との格差の拡大傾向の問題、これは先生御指摘のとおりであると思います。しかし、東京にのみ産業が集中し、人口が集中し、東京だけが活性化をして、そして地方は少しも活性化しないということでは、国土の均衡ある発展になりま...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 先生御指摘のように、プラザ合意によって日本の為替が大きく円高に振れた。その結果として日本の輸出競争力が弱まり、そして日本の貿易収支は黒字が大幅に減少するというふうに予想されたところでありますけれども、結果は必ずしもそうならなかったということなんでありますが...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 日本が研究開発を進めて、そして高い技術力を持つということは、これは日本のためであるのみならず、世界全体の発展にも貢献するものだと、こういうふうに思うわけでありまして、日本の輸出競争力が強いからといって研究開発や技術の一層の発展を遠慮する必要は全くない、むし...全文を見る
○国務大臣(松永光君) ございません。もう局長の言ったとおりです。
○国務大臣(松永光君) 今、担当者が申し上げましたように、我が国の原子力発電所については、設計の段階から、工事の段階から、運行の段階から、厳密に安全をチェックして、確認をして、その上で設計をし、工事をし、そして運転をしておる。その上で、毎年運行中の原子力発電については定期検査をし...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 今エネ庁長官からもお答えがありましたように、地球環境問題はある意味ではエネルギー問題と裏腹のような関係が大部分じゃなかろうかと、こう思います。  で、地球環境に負荷を与えないそういうエネルギーの開発も研究開発をやっておるわけでありますけれども、まだまだ五...全文を見る
○国務大臣(松永光君) まず最初の、局長からも話をしましたけれども、我が国の古紙の利用率、先進国の中でずば抜けていい状況であるわけでありまして、そういったものが一般の人に知られていない、あるいはまた熱帯雨林を減らしていっていることについては、日本の製紙業はほとんどと言っていいぐら...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 文化とかそうなってきますというと、ややともすればそれは文部省だと、文化庁だという考え方がよく述べられるわけでありますけれども、文化庁あるいは文部省の所管に属することもありましょうけれども、通産省は産業省でありますから、他省庁の専管事項は別といたしまして、民...全文を見る
○国務大臣(松永光君) 一見、学習塾は文部省が所管すべきだという考え方もあるかもしれません。実は私は昭和五十九年の十一月から六十年いっぱい文部大臣をいたしておりまして、その当時も、全国にこんなにたくさんの学習塾があって、希望者に対して相当な教育活動をしてくれておる。これを何らかの...全文を見る