松永光

まつながひかる



当選回数回

松永光の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第120回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○松永委員 いわゆる湾岸問題については、予算委員会の総括質問の間で各委員からいろいろな方面から質問がなされ、そして総理も懇切丁寧に答弁をしてこられましたのでありますけれども、したがって、私がこれから質問することは場合によっては重複するかもしれません。しかし、基本的な事柄について整...全文を見る
○松永委員 イラクの今次侵略戦争は許してはならない、こういうふうに言いながら、しかし一方においては、米国を初めとする多国籍軍は一月十五日の撤退期限が来てももっともっと待つべきだったのだ、それを十七日に武力行使に入ったのは早過ぎる、こういうふうに非難する人もおりますね。きのうもそう...全文を見る
○松永委員 イラクという国はクウェートを侵略し併合しておきながら、クウェートの領土はもともとイラクのものだったんだ、クウェートはイラクの十九番目の州である、こういうふうな主張もしておったようですね。これは侵略、併合後にそういう議論を主張しているようでありますが、これぐらい今日の国...全文を見る
○松永委員 第二次大戦後も今まで随分国境紛争というのはありましたね。しかし、国を丸ごと侵略し、占領し、併合したというのは、第二次大戦後今日までの四十数年間の世界の歴史の中で今度が初めてではないか。それだけに許すべからざるイラクの暴挙であり、イラクの侵略行為である、こういうふうに私...全文を見る
○松永委員 それからもう一つ、イラクの主張の中には、いわゆるパレスチナ問題とのリンケージというのがあるわけですね。これはクウェート侵略、併合前には言っていなかったわけでありまして、クウェートを侵略し併合した、そうしたら国際社会が一致してイラクを非難した。そしてまた、先ほど言ったよ...全文を見る
○松永委員 パレスチナ問題、これもいずれは平和的な解決をしなきやならぬ問題でしょう。しかし、現在の問題は何かというと、イラクのクウェートからの即時全面撤退ですから、クウェートからの即時全面撤退がなされてあそこが一応おさまって、そして新しい湾岸地区の秩序を構築する場合には、当然のこ...全文を見る
○松永委員 先ほど総理の方からも積極的に発言があったわけでありますが、とにかく戦争は嫌だから武力行使は即時にやめてもらいたい、こういう叫びをする人もたくさんいらっしゃるわけですね。しかし、今回の米国を中心とする多国籍軍の武力行使というものは、先ほども申したとおり、イラクの起こした...全文を見る
○松永委員 ソ連がプリマコフを特使としてイラクに派遣をした。フセイン大統領と会談をしたようでありますが、その会談の内容、新聞で私どもは承知しただけなんでありますけれども、フセイン大統領は、対話の姿勢は示したようでありますけれども、しかし、クウェートからの撤退については何らの気配も...全文を見る
○松永委員 結局、クウェートからの即時全面撤退、これがすべての前提条件だ、これなしに和平などということになりますというと、結局、侵略者、占領、併合者が得をする結果になる、そういったことは国際正義の上から許されない、こういうふうになるわけですね。したがって、撤退の兆しがないときに、...全文を見る
○松永委員 そこで今度は、この湾岸の平和回復活動についての、あるいは平和回復活動に対する日本の支援あるいは貢献をいかにすべきかという問題に入りたいと思いますが、まあアメリカを中心とする多国籍軍、これはもう本当に生命の危険を冒しながら、あるいは血を流して平和回復活動に頑張っておるわ...全文を見る
○松永委員 日本の民間航空機が飛べない場合であっても外国の航空機があるじゃないか、外国の民間航空機をチャーターすればいいじゃないか、具体的にはヨルダン航空の飛行機をチャーターすればいいじゃないか、こういった議論も随分ありましたね。しかし、私は、日本の航空機を使っての避難民の輸送と...全文を見る
○松永委員 ちょっと事務方に聞きますが、今避難民というのはどの程度いるんですか、当初どの程度避難民が予想されておったか、現在はどういう状況になっているのか、それを説明してください。
○松永委員 このC130という飛行機のことですけれども、これはプロペラ機でスピードも遅い、それから余りたくさんは乗せられない、だからこのC130を使うのは余り合理的じゃないんじゃないか、こういう意見もありますね。実際、湾岸地域で外国がC130で避難民等を輸送したという事例はあるん...全文を見る
○松永委員 じゃ、次に、九十億ドルの資金の援助の問題について議論を移していきますが、私は、九十億ドルの資金援助、これは日本が国際公約をした資金援助でありますから、何としてでもこれが実行されなきゃならぬ。もしこれが実行されないというそういう事態にでもなれば日本の国際社会での信用、日...全文を見る
○松永委員 この日本の九十億ドルの資金援助の使途についてでありますが、何か質問の趣旨を取り違えて答弁が訂正されたとかなんとかいう記事にもなっておるわけでありますけれども、この使途の問題で、総理の見解を改めてここではっきりしていただきたい、総理みずから。
○松永委員 今の総理の答弁でよくわかりましたが、私個人の考え方を言いますと、結局は平和回復活動の資金として使われる。しかし、日本側としては国内の事情等もこれあり、こういう希望を申し述べる、その希望は平和協力基金の委員会ですか、そこで希望に沿った措置がなされる、こういうふうに私は理...全文を見る
○松永委員 私はよくわかるのですわ。できれば野党の人たちも理解をしていただいて、九十億ドルの資金協力すら日本はしなかったということによる日本の受けるダメージ、これは大変なことであると思うのですね。日本の国際的な信用、そして日本という国は国際平和、国際政治実現への意欲を持たない、そ...全文を見る
○松永委員 先ほども申したとおり、我が国は国際平和と国際協調の中でここまで発展を遂げてきた、これからの発展も国際平和と国際協調の中で、それで初めて日本の将来があり得る。これはもう日本の置かれている基本的な条件であり、それを無視しては日本の存立はあり得ない。我々は何も経済的に豊かに...全文を見る
○松永委員 今、中尾通産大臣が申されたとおりでありまして、国際協調、相互信頼関係、これが自由貿易体制を維持する土台ですね。その中においてこそ日本というものが生きられるという条件下に我が国はあるわけでありますから、生きていくためにも、先ほど来申し上げておりますように、国際社会で日本...全文を見る
○松永委員 この湾岸の平和回復活動、すなわちクウェートからのイラクの撤退、これは一日も早く実現することが望まれるわけでありまして、しかし私は、そうそう冷静な判断力や理性をフセイン大統領持ち合わせていないんじゃなかろうかというそういう話も聞きますけれども、しかし、それにしても私は、...全文を見る
○松永委員 イラクがクウェートから撤退してそして平和が回復したならば直ちにやらなければならぬ問題は、荒らされたといいますか、破壊されたでしょう相当、その復旧作業、クウェートもあればイラクもあるかもしれない、その地域の復旧作業、これは大変な作業だろうと思いますね。あるいはまた相当の...全文を見る
○松永委員 今も申し上げましたけれども、今までの法制で果たして迅速な、そして有効、適切な災害復旧活動というものが海外でできるかどうか、この点もこの三党間で議論をして、そして現在の国際緊急援助隊派遣法、これが十分であるかどうか、十分でないならば、より充実したものに直しておく必要があ...全文を見る
○松永委員 しっかり頑張ってください。  これで終わります。
08月20日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第1号
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○松永委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、大野明君を委員長に推薦いたします。
○松永委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
08月28日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号
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○松永委員長代理 細谷君、もう一回質問して。
○松永委員長代理 井上総務審議官、もう一回きっちり答弁してください。
○松永委員長代理 この際、井上一成君から関連質疑の申し出があります。細谷君の持ち時間の範囲内でこれを許します。井上一成君。
○松永委員長代理 速記をとめてください。     〔速記中止〕
○松永委員長代理 速記を再開してください。  じゃ、井上君、文書を出していただいて結構でございます。そして、あなたが出すと言っているから出していただいて、それに対する答弁はすぐできるかどうかは別だから。(井上(一)委員「よし、口頭で言おう」と呼ぶ)井上一成君。
08月31日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第6号
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○松永委員 私は、今日までの当委員会における審査の経過、そして特に先般の証人喚問の結果等を踏まえまして、私個人の所見を交えながら、数点にわたって大蔵大臣、特に証券局長等にひとつ質問をしてみたいと思います。  私は、この委員会の委員として参加をいたしまして非常にその感を強くしたわ...全文を見る
○松永委員 私は、個人的なことを申して恐縮ですが、二十数年来大臣の後輩としていろいろ指導をしていただきました。極めて剛直な方でありまして、顔つきは大変柔和でありますのでたくさんの女性のファンもいらっしゃる。しかし、内実は極めて剛直な方。慶応大学の剣道部のキャプテンとして、小手など...全文を見る
○松永委員 私は、今度の証券不祥事に関連して、同僚委員の質問を聞き、また証言を聞いて考えるわけでありますが、もう少し証券局が、サボっておったとは言いませんけれども、緊張感を持って対応しておったならば、私は未然に防止できた面もあったのじゃなかろうか、こう思う点があります。  それ...全文を見る
○松永委員 私は、この通達が守られなかったというのは非常に残念なことだと思っておるのです。普通は日本の場合には、ほかの役所、庁の通達、行政指導は日本の業界はよく聞くのですよ。そういう意味では大蔵省、証券会社からなめられておったんじゃないかなとすら思う。でなければ、通達の趣旨、そう...全文を見る
○松永委員 この問題が起こると、世間で言われたことは、大蔵省と業界との癒着ということを随分言われたね。癒着があればなめられて通達が守られないんですよ。もちろん、大蔵省の役人をしておるような人は有能な人が多い。で、その能力を買って民間会社で来てくれということでその会社に行く。退官後...全文を見る
○松永委員 私は、この我が国の証券市場の信頼回復のために新しい法律をつくって、あるいは法律改正をして、そして再発を徹底的に防止するということは非常に大事なことだと思う。しかもこれは急がなならぬことであると思いますけれども、その前にやるべきことは、不祥事を起こした人が法令に違反する...全文を見る
○松永委員 きょうは刑事局長、御苦労さまですが、これも今委員会の調査等で明らかになったことでありますけれども、今回の証券不祥事の関係で野村証券が商法上の特別背任罪あるいは証券取引法違反、株価操作の罪として関係者から告発されておる。その告発を東京地検は受けておるということを聞いてお...全文を見る
○松永委員 御苦労だけれどもしっかり頑張ってくださるように。  以上で私の質問は終わりまして、残りの時間は穂積委員に任せます。ありがとうございました。
09月25日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第9号
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○松永委員長代理 時間が超過しています。
○松永委員長代理 時間だ。理事が時間を守らなければだめだ。
○松永委員長代理 衛藤君、時間。与党の理事が時間を守らなければだめじゃないか。
○松永委員長代理 約束は約束だ。
○松永委員長代理 これにて衛藤君の質疑は終了いたしました。  次に、笹川堯君。
11月08日第122回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
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○松永委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責を担うことになりました。  本委員会に課せられた使命はまことに重大であり、委員長といたしましては、その職務の重大さを痛感いたしております。  委員各位の御指...全文を見る
○松永委員長 これより理事の互選を行います。
○松永委員長 ただいまの佐藤観樹君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  それでは、委員長は、理事に       大島 理森君    塩崎  潤君       島村 宜伸君    戸塚 進也君       野田  実君    左近 正男君       佐藤 観樹君    井...全文を見る
○松永委員長 この際、自治大臣及び自治政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。自治大臣塩川正十郎君。
○松永委員長 自治政務次官穂積良行君。
○松永委員長 本日は、これにて散会いたします。     午前十一時四十六分散会
12月20日第122回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○松永委員長 これより会議を開きます。  理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事戸塚進也君から、理事辞任の申し出がありますが、これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永委員長 御異議なしと認めます。  それでは、理事に石井一君を指名いたします。      ————◇—————
○松永委員長 この際、御報告いたします。  今国会、本委員会に付託となりました請願は二十五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することとなりましたので、そのように御了承願います。  なお、参考のため本...全文を見る
○松永委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  公職選挙法改正に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時十六分散会