松野信夫

まつののぶお



当選回数回

松野信夫の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月30日第168回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○松野信夫君 民主党の松野信夫です。  衆議院の方から参議院の方に参りまして、この法務委員会で質問する機会をいただきまして、有り難く存じます。早速大臣の方に質問をしていきたいと思います。  先ほど千葉委員の方からも、鳩山大臣は率直に物を申されるということで、私もその点は評価を...全文を見る
○松野信夫君 政治資金の在り方について私がお尋ねしているわけではありませんで、今後、追及をしていかなきゃいけないというふうに法務大臣が言っている、これを私は問うているわけでございます。ですから、先ほど申し上げたように、法務大臣自ら陣頭指揮でもして犯罪捜査としてこれに乗り出すのかと...全文を見る
○松野信夫君 それでは、その問題の次に、先ほど千葉委員の方からもお話ありました、最近、無罪の事件が続いていると。特に、私の方はこの志布志の事件、これは大変な問題だというふうに考えております。  御存じのように、鹿児島地裁が今年の二月二十三日、公職選挙法に問われた十二人全員無罪、...全文を見る
○松野信夫君 真摯に反省はそれはそれで結構ですけれども、なぜこういうような事件が起こったのか、よくよくやはりチェックをしていただきたいというふうに思います。  この問題については何度でも私は取り上げていきたいというふうに思いますが、一つは、最高検の総括の文書によりますと、この事...全文を見る
○松野信夫君 志布志の事件は普通の無罪事件とは私は違うというふうに考えております。私は、これは構造的な問題があるし、正にでっち上げの事件に検察もその一端を担ったという仕組みがあると思いますので、この点はよくよく更にまだ追及をしていきたいと思います。  それで、先ほど千葉委員の方...全文を見る
○松野信夫君 大臣もそのようにお考えであれば、是非それを、行って現実に謝るというようなことを御指示いただきたいと思います。  次に、時間がありませんので死刑の問題について、やはりこれはもう触れないわけにはいかないと思います。  もう衆議院の法務委員会でも質問があったし、先ほど...全文を見る
○松野信夫君 少し私の質問と答えがかみ合ってないような気がいたしますが、私の質問は、大臣がこの九月二十五日に御発言された中に、例えば、だれだって判こをついて死刑執行をしたいとは思わないとか、大臣にとって精神的苦痛を感じないものはないとか、こういう発言をしているもので、それで自動的...全文を見る
○松野信夫君 私は、世界の潮流は確実に死刑廃止に向かっているというふうに考えておりまして、実は死刑廃止議連にも加入をしておる、そういう立場で質問をさしていただいているんですが。  先ほど、死刑判決が確定をして刑事訴訟法上は六か月以内にこれを執行しなければならない、その間に刑事記...全文を見る
○松野信夫君 もう時間が参りましたので、ちょっと質問と答えとかみ合わないところもありますが、これはもう死刑の問題は、やはり大臣も言われるように大変重要な問題であります。私は、決して法務大臣関与なしに何か自動的にエレベーターに乗って進むようなやり方をしては絶対ならない。むしろ私は、...全文を見る
12月06日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○委員以外の議員(松野信夫君) 委員も御指摘のように、難病対策というのは厚生行政の中で大変重要な位置を占めるかと思います。今御指摘がありましたように、全部で百二十三の疾患が特定疾患難病ということで、そのうちの四十五疾患については医療費が公費助成の対象になっているということでござい...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) 国の責めに帰すべき事由ということについての御質問でありますが、これは広い意味で法的、政治的ないろんな観点を考察して、国にも責められるべき理由がある、こういうことになるかと思っております。  もちろん、最終的な法的な責任ということになりますと、これ...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) 責めに帰すべき事由というのは法律の中に割合よく出てくる文言で、それは委員も御存じかと思いますが、例えば、一般的に我々でもよく使います民法の四百十五条の中に責めに帰すべき事由という、これは債務不履行責任を問うているわけであります。    〔委員長退...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) 国の責めに帰すべき事由としてありますのは、例えば国家公務員災害補償法でございまして、この法律の第四条第三項第五号の中で、平均給与額の算定に当たり、国の責めに帰すべき事由により勤務をすることができなかった日を算定の対象となる期間から除外する、こういう...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) 国の責めに帰すべき事由というのは、必ずしも国と国民とが契約関係に立っている場合のみを、あるいはそれに準ずるような場合のみを限定にしているわけでなくて、それは国と国民との関係ですから、これはいろいろな関係が出てくるわけですね。  例えば、今回の肝炎...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) 委員も御指摘のように、国賠法上の責任が問われるというのは、当然これは国賠法上、故意、過失そして違法性とか因果関係とか、いろいろな要件を満たして初めて国賠法上の責任が追及できると。それが認められれば当然それに伴う損害を賠償しなきゃいけない、こういう仕...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) 違法性より広いというふうにとらえていいと思います。
○委員以外の議員(松野信夫君) 何度も申し上げるように、裁判は、今行われているのは国賠訴訟ですね。国賠訴訟で原告が勝訴するためには、国の方に故意、過失、因果関係、すべてそういう要件を全部満たさなければいけない。もちろん、違法性という点も満たさなければいけない。  委員も御指摘の...全文を見る
○委員以外の議員(松野信夫君) もう何度もお答えしているんですが、ですから、国賠法上の厳密に違法が問われる場合と、今回の国の責めに帰すべき事由というのはそもそも幅広いものですからイコールでありませんよということは何度も申し上げているとおりです。
○委員以外の議員(松野信夫君) もうちょっと堂々巡りみたいなものですけれども、二点だけちょっと御指摘をしたいと思いますが、国賠法上の責任があるかどうかの点をここで何も言っているわけではないの、これを是非御理解いただきたいと思いますし、また、例えば国賠法上の責任はあるかないかはとも...全文を見る
12月20日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○松野信夫君 民主党の松野信夫です。私の方から質問をさせていただきたいと思います。  本日は、アメリカからの装備品の有償援助、通常FMSと呼ばれる問題について質問をさせていただく予定でございますが、その前に二点ほど確認をしておきたいというふうに思います。  当委員会の十一月二...全文を見る
○松野信夫君 この野村さんという方が山田洋行でどういう役職にあった人物か、これは御存じですか。
○松野信夫君 この野村さんという方が山田洋行の経理部長をしていたということは御存じありませんか。
○松野信夫君 石破大臣が最近記された本で国防の本がありますけれども、こういう本を記念して野村さんに差し上げたというようなことはありませんか。
○松野信夫君 野村さんとの懇談というときには、石破大臣は当時防衛庁長官というようなことで、恐らく当然防衛問題についても話が及んだのではないかなと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○松野信夫君 山田洋行ってどういう会社ですかというやり取りをしているのであれば、当然それは防衛関係商社で、扱っている業務はこれこれと、あるいは装備品はこういうのを扱っているというような話が出て当然ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○松野信夫君 大臣のお話で、会食の費用負担、どうも大臣が支払ったというのは記憶がないようですが、そこの記憶がないけれども防衛の問題の話をしなかったという記憶はあるというのはちょっと不可解な気がするんですけど、そういうふうに言い切れる何かあるんでしょうか。
○松野信夫君 その後、野村さんの方が大臣の議員会館辺りにお見えになった、大臣がお会いになったり、あるいは大臣がおられないので秘書が対応されたということはありませんか。
○松野信夫君 それではもう一点、浅尾委員の方から質問があっていましたが、石破大臣の方が、平成十三年当時、防衛力の在り方検討会、ここで次期固定翼の哨戒機についてどうも国産の四発エンジンでは駄目ではないかという疑問を呈されておられるようですが、それは間違いありませんね。
○松野信夫君 それで、今もおっしゃったように、四発ではなくて二発で、どうも国産ではなくて信頼性の高い外国産のものでどうかと、こういうような発言をしておられると思いますが、それは間違いございませんね。
○松野信夫君 その中で大臣の方は、ボーイング737のエンジンについては非常に信頼性が高いというような御発言をしているんではありませんか。
○松野信夫君 今大臣も言われたように、ボーイング737、非常に信頼性の高いと。  ただ、これに用いられているエンジンは、今大臣も言われたようにGEほか、これはもう二、三社に限られるということは間違いありませんね。
○松野信夫君 いずれにしろ、GEが入っていることは間違いありませんね。
○松野信夫君 それでは、本題の方のFMSの方に移りたいと思います。  このFMSというのは、我が国で開発されていない装備品等を調達するため、アメリカの方から有償援助ということで装備品あるいは役務の調達を行うということで、調べますと昭和三十一年から始まっているというかなり古い制度...全文を見る
○松野信夫君 私ももちろんそういう三つの要件がアメリカサイドから求められている、一定の当然限界がある、日本だけで自由に決められないという点があることは十分承知しているわけですけど、それにしてもいろいろとやはりこれは改善をしなければならない面が多々あるなというふうに私も思っておりま...全文を見る
○松野信夫君 このFMSの問題点、大きく分けると私は三点にあるかなと思っております。  まず一点は、大変多額の未精算額が毎年度末残っている。つまり、最終的に幾らになるか分からないということでかなり多めにお金を前払しなきゃいけないということで、毎年度末二千億から三千億、平成十八年...全文を見る
○松野信夫君 そうすると、最近はあれでしょうか、もう単価については全部記載してもらっているということでしょうか。
○松野信夫君 やはり価格の透明性というのは是非ともこれは追求をしていかなきゃいけない、このように思っております。  私の方で、実は最近質問主意書を出させていただいておりまして、このFMSの問題についてですが、それで十二月の十一日に第七一号で答弁書もいただいております。  この...全文を見る
○松野信夫君 もし何か具体的に指摘できるものがあれば、具体的な例をちょっと教えていただけますか。
○松野信夫君 是非価格については、やっぱりせめて単価をきっちり確認するなどして、前払金をできるだけ過払いにならないようにお願いをしたい、この点を指摘しておきたいと思います。  次に、金は払ったけれども物が届かないというケースです。  これは、先ほど大臣も言われたように、多少最...全文を見る
○松野信夫君 ちょっと参考までに聞いておきたいと思いますが、現在最も長く納入が遅延したケース、これは何年というのがあるのか、遅延の年数ですね。それからまた、ついでに精算の点についても、最も長く精算が済まない、時間が掛かったというのはこれは何年でしょうか。
○松野信夫君 これはちょっとアメリカから我が国はばかにされているんじゃないかなというふうにこれ言わざるを得ないので、金は払っているわけですよね、もう我が国の方は。これは八年も、あるいは精算で十三年も掛かるというのは、これはもう民間から見れば、先ほど大臣はこれは民間とはなかなか違う...全文を見る
○松野信夫君 その主なものは届いた、だけれどもその関連の部品がまだ完全には届かないと、恐らくそういうことで最大八年も延びちゃったということかなと思うんですが、しかし当方としてはパッケージである意味じゃ注文をしているわけで、やはり部品が届かないというと恐らく部隊の運用に当然支障が出...全文を見る
○松野信夫君 今政務官からも言われたように、新精算方式ということで、余り長いことアメリカに前払金が滞留しないように早め早めに精算をしようということで、新しい精算方式、これは調達品の納付がなされて二年以内に一応精算して、最後の最後にまた最終的な精算して余剰金が戻ると、こういうような...全文を見る
○松野信夫君 いや、それは全く質問の意図を理解していないね。  今おっしゃったのはFRBの中に利子付き口座を作ったということでしょう。それで、日本がアメリカに送っているお金については平成十七年の三月から利息が付くようになりましたということでね、それはこれから質問しようとしたこと...全文を見る
○松野信夫君 恐らくこのFMSのことについて防衛庁ないし防衛省の方で必ずしも十分な検討なり理解ができていなかったのかなと、率直に私はそう思っています。ですから、この新精算方式についても約五年ぐらい遅れた。また、先ほど答弁先走って言われましたFRBの中に利子付き口座を開設する、これ...全文を見る
○松野信夫君 ただ、平成九年に会計検査院が指摘していまして、それから今日まで約十年ぐらいたっているわけです。それで、私の方で質問主意書を出しましたら、平成十七年の三月にこの利子付き口座を米国内に作ったと、それで、平成十九年の九月時点で、約二年半で百六十六円の利息が付いたというふう...全文を見る
○松野信夫君 口座開設に至った経緯は分かりますが、これは相当の額、私の計算で七百億円ぐらい損したということだけは指摘をさしていただきたいと思います。  余り時間がありませんので、最後ですが、会計検査院の平成十五年度の決算報告によりますと、最終精算が遅れるということで、最後の決算...全文を見る
○松野信夫君 これ四年間もほったらかしにしていたというのは、恐らくまあ英語が読めなかったというわけではないと思うので、英文の規定、それも何億円ものお金ですから、それをほったらかしていたというのがちょっと私は非常に理解に苦しむので、そもそもこれは担当部署はどこなんでしょうか。
○松野信夫君 これは、こんなに四年間も連続して見過ごしたということで、これは当然やっぱり担当者の責任は追及されるべきだというふうに思います。  そういうようなチェックが大体甘くされていたということで、私は、このFMS絡みについては日本のお金がたくさん、三千億もアメリカに渡ってい...全文を見る