松野頼久

まつのよりひさ



当選回数回

松野頼久の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第159回国会 衆議院 本会議 第10号
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○松野頼久君 民主党の松野頼久でございます。  民主党・無所属クラブを代表して、所得譲与税法案について質問をいたします。(拍手)  中央から地方だ、自治だ、税源を含めて県議会や市議会などにもっと権限、税源を出していい、地方にもっと財源、裁量権を与えてもいい、その中で補助金、交...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは五十分ございますので、ゆっくりと質問させていただきたいと思っております。  大臣、まず非常に素朴な疑問から伺いたいと思うんですが、この小泉内閣は、聖域なき構造改革、これは一つのスローガンですよね。また、今回のこの三位...全文を見る
○松野(頼)委員 そうしますと、大臣、三年でこの三位一体の改革が終わります。そうすると、地方都市がもっと活性化して、景気がよくなる大きな起爆剤になるんじゃないかというふうにお思いですか。
○松野(頼)委員 ここのところは、もうちょっと議論を本来であればしたいところなんですけれども、時間の関係で省略いたしますが、私たちも、国の形を、もっと中央の権限を減らして、財源も減らして、なるべく地方に権限と財源を渡していこう、要は地方分権を進めていこうと。本当の形でこれが完成す...全文を見る
○松野(頼)委員 あともう一点。額がちょっと四千億というのは少ないですよね、大臣。これで国の形が変わる、例えば三年間やっても、どこまでやるおつもりかわかりませんけれども、二兆ぐらいやるのかどうかわかりませんが、二兆を例えば税源移譲したところでこの国の形は変わらないと思うんです。こ...全文を見る
○松野(頼)委員 三年後にきちっとした形にされると思いますから、この場で消費税の方がいいと言うと一斉に出ますので、どうぞ御発言をいただければと思いますが。  それはさておき、ちょっと、実は順番が違うんですが、厚生省から政務官に来ていただいていますので。これは午前中しかだめだとい...全文を見る
○松野(頼)委員 では、公立保育園に使わない自治体の長の方が出てきても大丈夫ですか、厚生労働省は。
○松野(頼)委員 これが今回の三位一体の一つの例として小泉内閣の掲げる、今回のあの所信表明でもおっしゃっています、待機児童ゼロ作戦というのは一つのシンボルでもあるわけですよ。その公立保育所の運営費を一般財源にして自由に使える裁量をふやしたんですというと、これは厚生省の立場だったら...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと苦しいところがありますな。  ちょっとこれは通告していませんので質問ではなく、一つ例を挙げさせていただくと、児童手当の事務の八十七億円というのが、今回ゼロになっているんですよ。この一兆三百億円の補助金カットの中で。これはきのうちょっと事務方に聞きました...全文を見る
○松野(頼)委員 そろそろお昼ですので、また午後によろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
○松野(頼)委員 大臣、午前中に引き続きまして、また質問をさせていただきます。  ちょっと、午前中、大臣が思いのほかしっかりと答弁をいただくもので、ちょっと順序を変えまして、固定資産税、今回の地方税法改正の条例減額について伺いたいと思います。  僕が今回総務委員会に希望しまし...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、確かに、この平成四年の通達のときも、全国のばらつきを直すんだといって七割に上げたんですね。今回、そのばらつきを直すといって上げた評価額の七割を、また今回、負担水準、今回は評価額を七割から六割に落としたんじゃないんですよ、大臣。その下の負担水準を七割から六割...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。どうかよろしくお願いします。  本当にこれは、個人の税金が高いとか安いとかいう問題よりも、僕は日本経済の復興の根本にかかわる問題だと思うんですよ。今おっしゃったように、バブルを崩壊させたとき、バブル崩壊は天災でも自然現象でもありませ...全文を見る
○松野(頼)委員 今、相続税評価を持ち出されましたけれども、相続する場合に、土地に対してもし借金があれば、その分の価値は目減りをしてくれるんですよ。固定資産税は、借金があろうがなかろうが、その土地にビルが建っていようがビルが建ってなかろうが、そこに存在をしていれば、あなたの土地は...全文を見る
○松野(頼)委員 だんだん時間がなくなってまいりましたが、ちょうど僕が待ち望んでいた判決が去年の六月に出まして、初めて最高裁の第一小法廷というところで、東京都千代田区の土地に関する裁判で、固定資産税評価額に対して、評価額が実勢価格を上回った場合には、その上回った部分に関して違法で...全文を見る
○松野(頼)委員 要は賦課課税ですから。申告納税、申告課税なら、自分が納得をして、それで申告をしているわけですからいいと思うんですが、この固定資産税は賦課課税で、勝手に査定をして送ってくるので、やはりちょっとおかしいなという部分を若干低目に僕は設定した方がいいと思うんですね。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 その中身というのは見たことありますか。
○松野(頼)委員 あれを見ますと、例えば壁にしても、竹べらで塗っていたら何点とか、普通のへらだったら何点。壁紙も、洋式、洋物だったら何点、和物だったら何点。それは、多分そこでだれかお持ちだと思いますが、こんな分厚い本になっていまして、事細かに書いてあるんです。一点一円らしいので、...全文を見る
○松野(頼)委員 随分簡素になると思います、それで。  それはでも、大臣、償却資産は、取引価格に今でも固定資産税を使っているんですよ。建物も、国税では、取引価格から耐用年数を決めて毎年償却させていくんですね。これはやっぱり公平ですよ、ある意味では。もちろん、残存価格を、もう大臣...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。
03月23日第159回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨の御説明を申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案)   政府及び日...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○松野(頼)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、民主党提出の電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案及び通信・放送委員会設置法案に賛成し、政府提出の電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  携帯電話や無線LAN、情報家電な...全文を見る
04月20日第159回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○松野(頼)委員 民主党の松野でございます。大臣、またよろしくお願いをいたします。  冒頭に、前回の地方税法改正で、固定資産税の建物の評価、これは地方自治体の市町村税の五二%を占める大きな部分でありますから、ここから入りたいというふうに思っております。といいますのは、大臣が思い...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっとお配りした資料を見ていただきたいと思うんですが、これは実際にビルのオーナーさんが、固定資産税の評価額と、自分のところで不動産鑑定士さんに出した鑑定評価の表でございます。これを見ていただくように、実際に今の評点法による、評点方式の評価額の算出方法ですと、こ...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、今の話を伺ってどうでしょうか。これは全く大臣の答弁と役所が違うことをおっしゃっているわけですよ。どうでしょうか。
○松野(頼)委員 いずれにしましても、これで余り時間をとるわけにいきませんので。  ただ、例えば、大臣がああやって答弁をされたので、簡素化をして、それで次の評価がえにこういう方向で臨むようにしましたという答弁があってしかるべきなんじゃないかと思いますし、大臣がおっしゃったように...全文を見る
○松野(頼)委員 多分、これから総務大臣が基本指針をつくられ、それをもとに各都道府県が構想をまとめ、そしてその構想のもとに合併協議会をつくることを勧告する、こういう流れで今回の新法の合併の流れをつくられていくと思うんですが、この構想はどのようなものをおつくりになるのか、そしてその...全文を見る
○松野(頼)委員 この指針をつくるときに、地方公共団体の声を聞くつもりはありますでしょうか。
○松野(頼)委員 今回の新法の五十八条に、この基本指針について、自主的な市町村合併を推進するための基本指針とあるんですね。ここの自主的という文言と、総務大臣が基本指針を示して勧告をするという方向の、その自主的という意味のところが、きっともがかれて一番苦しいところなんじゃないかと思...全文を見る
○松野(頼)委員 そういたしますと、例えば、うちの県はもう合併はこれで終わりだといって、構想は定めませんということもあり得るわけですね。
○松野(頼)委員 そして今度は、自治体が構想をまとめた、要は都道府県がまとめた構想に基づいて、審議会等の意見を聞きながら、知事が当該合併市町村に対して協議会をつくりなさいということを勧告できるというのがもう一つの流れだと思いますが、この拘束力はどのぐらいのものなのか、ぜひ伺いたい...全文を見る
○松野(頼)委員 といいますのは、なぜこれを聞くかというと、ちょうど私の地元でも、政令指定都市を目指して地域の町と合併をしたいということで、結果的に地域の町に全部否決をされまして今とんざしている状況なわけです。  ですから、この新法が通って、知事なりの勧告の影響力というのは、多...全文を見る
○松野(頼)委員 もう一問聞けそうなので。  同じ西尾私案では、合併により解消すべき市町村の人口規模を法律上明記すべきと、これもまた厳しい内容で出ているんですが、これについても、今後どういう対応をされるか、一言お答えください。
○松野(頼)委員 ありがとうございました。終わります。
04月27日第159回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨の御説明を申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     地方自治法の一部を改正する法律案、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び市町...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○松野(頼)分科員 松野でございます。大臣、よろしくお願いいたします。  きょうは、大臣、地方税は地方税でも、固定資産税ではなくて、東京都の豊島区が導入をいたしました放置自転車税についてちょっと伺いたいと思います。  この税は、もう大臣御承知かと思いますが、平成十五年の十二月...全文を見る
○松野(頼)分科員 もちろん、地方自治の本旨というものがありまして、どういう税を出してくるかというのはあくまで自治体の判断でしょうから、その中身について云々という部分はないんですけれども、ただ、地方税法の七百三十一条から三十三条まで、法定外目的税をつくるというものに対して、平成十...全文を見る
○松野(頼)分科員 大臣、ちょっと論点がそれましたので戻させていただきますが、今、課税の話なんですね。駅には課税をする、ただ、自転車法の五条三項で定められている、その他の駐輪が発生するであろう施設には課税をしていないんです。要は、駐輪場の設置とかを義務づけてはいるけれども、税の世...全文を見る
○松野(頼)分科員 いや、違うんですよ。今も言いましたように、課税当局として、課税の世界で不平等じゃないですかということを伺っているんですよ。駐輪場を設置しろとか、どうも駐輪場がないと建築許可をおろさないとかいう話を聞いていますけれども、それはまた別途の話で、課税だけを考えたらば...全文を見る
○松野(頼)分科員 いや、そうじゃなくて、通知をした公平であることということに合っているか合っていないか、イエスかノーかの話なんですよ、これは。課税として公平な課税であるか公平じゃないかという、鉄道事業者には課税をする、自転車法で定められているその他の施設には課税をしない、これが...全文を見る
○松野(頼)分科員 そこをもっとはっきり答えてください。これは、ここが非常に大きな論点なんですよ。  要は課税ですからね。税じゃなければ別にどうでもいいと思うんですよ。これは、協力金だとかそういう名目であれば、別にそこが公平じゃなくてもそれは構わないのかもしれませんけれども、あ...全文を見る
○松野(頼)分科員 ここはどうも押し問答になりますので、もうこれ以上言ってもしようがありませんので、これは、税の世界では絶対に公平ではないというふうに思います。  そして、原因者負担でありますその原因者が鉄道事業者になっている、だから鉄道事業者に課税をするということになっている...全文を見る
○松野(頼)分科員 では、その残り三割をその他の施設から取るというなら百歩譲ってまだ公平なのかなというふうに思うんですけれども、残り三割はよくわからないから課税しませんよ、七割はアンケートで出たから課税しますよと。そのアンケートの中身も、聞きましたらば、月決めで駐輪場を借りている...全文を見る
○松野(頼)分科員 私は個人的に、これはいい悪いを言う立場にないと思いますが、やはりこれがちゃんと同意をするかしないかという総務省の判断に来たときには、ぜひ、これは前例として同意をしないでいただきたい、不同意にしていただきたいというふうに思いまして、きょうはこうやって質問をしてい...全文を見る
○松野(頼)分科員 はっきり、税導入には反対だと言ってください。
○松野(頼)分科員 大臣、確かに、地方自治の本旨、そして今、三位一体の改革で非常に各自治体が苦しい状態になってきているので、法定外税の創設というのが全国で始まるかと思います。  法定外税で自主課税権だというのは私はいいと思うんですけれども、ただ、あくまで、このガイドラインをせっ...全文を見る
○松野(頼)分科員 ありがとうございました。
05月25日第159回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、本法案及び救急救命、そしてまた、今議論をしています有事法制、国民保護法制に絡む消防の体制等について質問をさせていただきたいと思います。  冒頭、今回の法改正でありますが、住宅用防災機器の設置が今回の法案で義務づけら...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、そういうことを聞いているわけじゃなくて、今回のこの法案で何を各住宅に設置することを義務づけているんですかということを伺っているんです。
○松野(頼)委員 だったら、法案にそう書き込むべきじゃないでしょうか。住宅用防災機器ということは、今後、例えば消火器をつけろとか、いろいろと広がれるというようなニュアンスを持っているのではないかと思うんです。  それで、今回、この義務づけをもし怠った場合には何かペナルティーは想...全文を見る
○松野(頼)委員 では、例えば、条例で建築の確認申請が出て、その建築許可をおろさないということはありませんね。
○松野(頼)委員 それは次長、おかしいじゃないですか、今の話と。これが一つのペナルティーになるんじゃないでしょうか、要は建築許可がおりないという。
○松野(頼)委員 要は、住宅用防災機器としてこれからどんどんその範囲を広げていった場合に、それが設置をされてなければ建築許可をおろさないということが起こるわけですよね。そのコストというのは一体だれが見るかといいますと、当然、その個人になるわけです。  聞くところによりますと、今...全文を見る
○松野(頼)委員 今大臣がそうお答えになったので、これは通告していませんけれども、じゃ、今現在、外国から輸入をされている火災報知機で国の基準を通っているものは入っているんでしょうか。
○松野(頼)委員 そこで、日本消防検定協会というのが実はあるんです。消火器とか防災機器に関して幾つか検査をしたり実験をしたりしている外郭団体なんですけれども。  今、日本で火災報知機というのが、私の聞くところによりますと大体六千円から八千円、高いものですと一万円を超えてくる、そ...全文を見る
○松野(頼)委員 いずれにしましても、私は、この負担感を考えますと、今回は火災報知機でありますが、住宅用防災機器というところで、なるべくその範囲を広げないようにということを望んでいるところでございます。  その辺はどうでしょうか。今後の進展等、この火災報知機と明言をしてないあた...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございます。  それでは、次に移りたいというふうに思います。  救急救命隊というのが消防の中にございます。私の地元でも、消防署を訪ねますと、本当に今不眠不休で働いている。現実に、その出動回数が多くなって、一隊の出動回数が一晩に十回以上を超えることが...全文を見る
○松野(頼)委員 多分これは消防庁と厚生省とちょっと見解が分かれているように聞いておりますが、今お配りした資料をちょっとごらんになってください。各国のパラメディックの業務範囲、いわゆる救急救命士の行える範囲。アメリカでは、パラメディックが一つという制度ではない、救急救命士がパラメ...全文を見る
○松野(頼)委員 そうですね。確かに、大臣がはっきり答弁をいただいてこれはありがたいと思います。  救急救命士の養成課程を医師に近づけて、もう少し高度救急医療ができるような状態にするというのも一つの方策でしょうし、今のようなハイテクの技術を使ってインフォームドの形をとるのも一つ...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、今聞いていただいたように、四百五十万回の出動を約五千隊でこなしているという現実があるんです。この状況を聞かれていかがでしょうか。
○松野(頼)委員 ぜひ、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  現場の人に話を聞きました。以前より、大したことなくても電話をしてくるという例も確かにあるようでございます。ただ実際、電話口では、電話を受けた救急隊は皆さん大変だって言うんです。いざ現場に駆けつけてみて、これは...全文を見る
○松野(頼)委員 具体的にいつまでに整備されますか。     〔野田(聖)委員長代理退席、委員長着席〕
○松野(頼)委員 そうすると、措置範囲の拡大まで含めた養成ということを今議論されているわけでしょうか。
○松野(頼)委員 いずれにしても、あとちょっと幾つかやりたいことがあるので、これだけに取っかかれないもので。  ただ、人員の増員、また措置の範囲の拡大、そしてまた機材等のハードの面の充実ということをぜひここでは強く申し上げまして、次の質問に入らせていただきます。ありがとうござい...全文を見る
○松野(頼)委員 国民保護法制の議論の中でも、消防の役割というのは、消火、救急救助、避難の誘導、またそれ以上に国民の保護の警報、避難の指示の伝達、安否の情報収集、非常にたくさんの、消防庁に課せられたやるべきことが出てきたわけであります。  私は以前から、消防庁の人員というものの...全文を見る
○松野(頼)委員 約十分の一以下の人員でこれをこなそうとしているわけでございます。  また、この十年間の消防庁の人員の伸びというのもちょっと答えていただきたいと思います。
○松野(頼)委員 その間に阪神・淡路大震災を含めた大規模災害、特殊災害というものがあっている状況で、これしか伸びていないわけですから、私は、もっとしっかりとここは手厚くして、そして危機管理庁としての役割、また、今議論をしています国民保護法制のもとでの消防庁のあり方というものをどう...全文を見る
○松野(頼)委員 なぜこんなことを言うかといいますと、ちょうど一年前になりますが、私は、地元熊本県で、私の選挙区ではないんですけれども、水俣というところで土砂崩れの災害の現場を目の当たりにいたしました。そうすると、小さな町ですから役場の職員の皆さんが不眠不休で作業に当たられている...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。
○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨の御説明を申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府...全文を見る
10月28日第161回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野でございます。  大臣、再び総務大臣に就任され、またよろしくお願いいたします。  冒頭、まず質問に入る前に、実は、郵政の問題で政務官、副大臣の皆さんにちょっと質問したいというふうに申しておったのですが、先ほど五十嵐さんがペーパーでお願いをしました...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、大臣、それはちょっと違うと思います。  この税で約二億円、鉄道事業者から徴収をして、区が十億円ぐらい、放置自転車の撤去だとか、あと保管場所だとか駐輪場の整備に使うわけですよ。ですから、当然、受益者は自転車の所有者か、放置した人間、これが当然受益者になると...全文を見る
○松野(頼)委員 受益と負担、要は受益者が納税するというのが基本的な理念ですから、もちろんいろいろありますよ、原因者負担の税だとかいろいろな税はありますけれども、この法定外目的税に関してはきちっと受益と負担の関係を明確にすることというのが、前の自治大臣のこの法定外目的税を創設する...全文を見る
○松野(頼)委員 これでまず受益と負担のバランス、要は放置した人間及び自転車の所有者が受益者ですよ。負担者は鉄道事業者。これでもう受益と負担のバランスは明らかに崩れていると僕は思うのですが、そこをもう一回答弁いただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 ですから、こういう状況が起こるというのは、明確なルールが今見えないんですよ。  今おっしゃった地方税法の七三三というのが目的税、六七一というのが普通税、それで不同意の三要件というのがあるんですが、ただその不同意の三要件というのは、地方税法の中の話であって、税の...全文を見る
○松野(頼)委員 さっき安住議員も言っていましたけれども、基本的な理念の問題だと思うのですよ。  今ちょっと読み上げますが、この税を創設するときには野田自治大臣はこう申しているんですよ。「特定の費用に充てるための財源確保の手段でありますから、あくまでそのところが大事なポイントで...全文を見る
○松野(頼)委員 これもまた地方税法の不備なんですが、もし、大臣が今から不同意にしようと思った場合に、できる制度はありますか。
○松野(頼)委員 ないんですよ。  国と地方に関しては、大臣、国地方係争処理委員会というのがあるんです。これは、例えば横浜市の馬券税を不同意にされたときにかかったんですけれども、これは国が不同意にした、それに横浜市が怒って係争処理委員会にかけた。この二つ、国と地方にはあるんです...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、国と地方には裁判の手前にそういう制度がちゃんとつくられている、官にはちゃんとあるんですよ、官と官には。ただ、民には申し出るところもない。  これは、後でまた言いますけれども、例えば福島県の核燃料税、東京電力ですよ。東京電力も、当初この税がつくられたと...全文を見る
○松野(頼)委員 私は、各地方自治体が自主課税権を持って、それぞれの独自の創意工夫をして税源を持つ、本来ならば国税をもっと移譲して、本当の意味での地方分権をするということには大賛成なんですよ。  今配った資料をもう一回見ていただけますか、全国の法定外税の資料。これを大臣、見てい...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣は非常に企業の経営の感覚を持っていらっしゃるので、また一連のこの放置自転車税に対する対応を見させていただいても、一回は五月に意見書をつけて差し戻したり、九月に同意をするときにもいろいろな意見を同意書に添付したりということで、多分この税に対する感覚は、皮膚感覚...全文を見る
○松野(頼)委員 法定外普通税または法定外目的税の新設または変更に対する同意に係る処理基準、処理基準と留意事項、この二つなんです。
○松野(頼)委員 処理基準は、これは法令にのっとって法令に準ずるぐらい守らなければいけないものだ、留意事項は、まあ聞きおいておいてくださいなというぐらいのものだという説明を私は受けているんです。
○松野(頼)委員 そうしましたら、この国地方係争処理委員会のあれを受けて、十四年度には、国の経済施策に照らして適当でないことというその文言の説明文を、今までは留意事項に入っていたのを処理基準に持ってきただけなんですよ。これで、明らかに、国地方係争処理委員会が、もっと行為を明確にし...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうは国交省から政務官に来ていただいているので、鉄道事業を所管する国交省として、もしこの課税が全国に波及をしたらば、これは鉄道事業として成り立たっていくのかが一点目。  鉄道事業というのは、要は民営鉄道にしてもJRにしても非常に公共性のある事業だということで...全文を見る
○松野(頼)委員 そうなんですよ、政務官。  これは、国交省がまず鉄道事業を所管するわけですから、これは本当に全国に広がったら鉄道事業は成り立ちませんよ。これは、国交省がもっとしっかりしてもらわなきゃ困る。  片や、鉄道事業に対しては、一方の地方税である固定資産税を減免したり...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。終わります。