松野頼久

まつのよりひさ



当選回数回

松野頼久の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。きょうは、この予算委員会で一時間ほど時間をいただいて、こうして質問をさせていただくことを心より感謝を申し上げます。  まず、今、私は総務委員会に所属させていただいて理事をしておりますので、毎日毎日新聞で報道されております郵政の民営...全文を見る
○松野(頼)委員 もっともだと思います。  それで、大臣、ちょっと法的な根拠を私は調べてみました。まず、法制局に聞きたいんですけれども、郵政事業が総務大臣の所管であることを定めた根拠法をちょっと言ってみてください。
○松野(頼)委員 そうなんですよ。この郵政事業は、総務大臣が所管する事業なんです。  また、ちょっと違う聞き方をいたしますけれども、郵政事業の改革である郵政民営化、これはよろしいと思うんですけれども、これが竹中大臣の所管であることを定めた法律を、法制局、ちょっと示してください。
○松野(頼)委員 これは内閣法ですか。私の認識では、内閣府設置法の第九条「特命担当大臣」の項に当たるんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか、法制局。
○松野(頼)委員 竹中大臣は特命担当大臣じゃないんですか、法制局。もう一回聞きます。
○松野(頼)委員 いや、だって、竹中大臣は内閣府に今籍を置かれているわけでしょう。違いますか。
○松野(頼)委員 では、何の大臣ですか。
○松野(頼)委員 では、その大臣は、ほかの省庁が所掌する行政事務に関して所掌できるんでしょうか。
○松野(頼)委員 その所掌事務がダブることはどうですか。
○松野(頼)委員 この郵政事業というのは、非常に細かい話になりますけれども、なぜ国民がこれだけわかりづらいかというと、まず、総務大臣が郵政事業を所掌しているわけですよ。その横で、同じような状態で竹中大臣が同じ郵政事業に対して所掌しているかのように見える。所掌しているんですよ、ある...全文を見る
○松野(頼)委員 官から民に変わると、国民生活はどう変わるんですか。
○松野(頼)委員 聞いてもさっぱりわからないんですよ。国民にとっては、資金が官だとか民だとかいうことじゃないんですよ。官のお金が、例えば民間の中小企業に融資がされやすくなるとか、例えば公務員の数が減って財政的に税金が安くなるとか、そこが国民にとっては一番知りたい目的だと私は思うん...全文を見る
○松野(頼)委員 今、大臣、ちょっと興味深いことをおっしゃいましたけれども、官のお金が民間に融資されるんですか、郵貯のお金が。
○松野(頼)委員 もう一回伺いますけれども、多分この三百五十兆円のお金の話というのは、私も、参議院の予算委員会で我が党の小川委員と大臣がずっとやりとりしている議事録を読ませていただきました。それで見ると、私が思ったのは、受け取る郵政公社が、今は郵政公社ですけれども、これが民間にな...全文を見る
○松野(頼)委員 それは何年先の話をされているんですか。
○松野(頼)委員 では、ちょっと今国債の話が後ろで出ているので具体的に伺いますけれども、私が試算をすると、最初の年、郵便貯金新会社ができると、五十三兆円の流動資金がまず預金となりますね。そこから、固定金利で買っている国債等の償還があると考えると、大体、初年度六十数兆円ぐらいの郵便...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣が、これは政府広報でつくられたパンフレット、文芸春秋の中で福島何がしさんと対談をしている中で、国債管理政策、国債への影響は大丈夫なんですかと聞かれたときに、大丈夫ですと言い切っているんですよ、あなたが。おかしいじゃないですか。経営の判断で今はわかりませんと言...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、よくわからないですな。民間会社じゃないじゃないですか、それじゃ。  私は、そもそも、この郵政民営化の問題というのは、多分与党の議員の皆さんの中にも多いと思うんですが、なぜこれをやるのかよくわからない。そして、民営化をして一体何がやりたいのかもわからないと...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、時間をかけてではなく、二〇〇七年四月一日になると、三月三十一日まであった流動性預金はそのまま新会社の預金として来るわけでしょう、現金の預金は。
○松野(頼)委員 だから、もう一年半後の話なんですよ。その一年半後の話が、流動性預金が何十兆か新会社に来るんですね、三月三十一日をまたぐと、現金が。それで国債を買うのか買わないのかということを完全に経営判断に任せて、もしそれで、例えば、ではREITの方が利回りがいいからといったら...全文を見る
○松野(頼)委員 なぜここにこだわるかというと、要は、官から民へ、それがまた民から官へなんですよ、そうすると。そこで国債を買ったり財投債を買ったり。ただ、現実に言うと買わざるを得ないという現実はあるのかもしれませんけれども、それでは何のための民営化なのか、よくわからないんですよ。...全文を見る
○松野(頼)委員 余り水かけ論みたいな議論はやりたくないんですけれども、では、その財投改革の一環として、政府系金融機関の改革というのも出てくると思います、財投債がたくさん入っているのが政府系金融機関でありますから。  まず、谷垣大臣に伺いますが、国民生活金融公庫、これも財投債が...全文を見る
○松野(頼)委員 中小公庫であれば約六万二千社の方が借りられ、そして国民金融公庫であれば約百四十五万人の方が借りられ、そして住宅金融公庫にしても四百四十八万人の方が借りられている。  確かに、官から民へ、民でできることは民で、この理念は僕は正しいと思いますよ。ただし、民の金融機...全文を見る
○松野(頼)委員 これは立法府の問題だと私は思うんですよ。やはり法律が通ってから、例えばいろいろな広報に、法案が通ったらこうなりますと一言書いてあればいいですよ。ただ、法案が通ってない、閣議決定だけでやるならばもう議会要らないじゃないですか、立法府要らないじゃないですか、全部閣議...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、今びっくりしたような答弁をされましたね。会計法の二十九条ですよ、二十九条。いや、ひどい答弁だね、今のは。予算決算及び会計令というのの九十九条ですよ。これをよく読んでください。  具体的にと申されましたので、この中で、ちょうど政府広報で竹中大臣のを見ていま...全文を見る
○松野(頼)委員 これが随意契約であるということでありますが、会計法上、この随意契約が正しいんでしょうか、会計検査院。
○松野(頼)委員 では、官房長官、この契約は随意契約でしたか。
○松野(頼)委員 では、会計検査院、今の、契約をされた内閣府が言っているわけですから、これについてどうなんですか。法的に抵触しているんじゃないでしょうか。
○松野(頼)委員 これ、きのうから通告している話でもありますし、法的にどうなのかということを聞いているんですよ、法的に。
○松野(頼)委員 余りこれはやりたくありませんから。たしか、会計検査院に聞いたら、検査に行ったと言っていたんですけれどもね。どうですか。
○松野(頼)委員 これはもうこれ以上やりませんけれども、じゃ、資料の六を見てください。  今の日本広報協会という団体の状況が出ております。そして、今資料に配らせていただいた同じ政府広報の中で、ほかにも日本広報センターとか日本経済教育センターとか、内閣府の広報を見ると、同じ金額で...全文を見る
○松野(頼)委員 では、世界の国の中で、オオクチバスを国が法律によって規制している国というのはあるんですか。
○松野(頼)委員 では、逆の聞き方をしますと、ほかの世界の国で、外来種を法律で縛って規制している国はあるんでしょうか。
○松野(頼)委員 だから、法律で規制して外来種を駆除している国はあるんでしょうか。
○松野(頼)委員 世界の国で、法律で規制している国、私の認識ではなかったと思うんですけれども。いずれにしても、このオオクチバスの問題で、一方的な生態系だけの話ではなくて、青少年の育成だとか釣りファンだとかいう一方の方がたくさんいらっしゃるんですよ。  それで、もう一つ、資料を見...全文を見る
○松野(頼)委員 もう一点言わせていただくと、資料の十番、これは専門家委員会が議論をしている最中に、小池大臣が閣議の後の記者会見で個人的な発言をして、流れが変わったというふうに怒っていらっしゃる方もいらっしゃいます。  いずれにしましても、もう時間がありませんから、ある程度国内...全文を見る
○松野(頼)委員 いずれにしても、時間が参りましたので。一時間、こうして質問をさせていただいたこと、どうもありがとうございました。  終わります。
03月02日第162回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、地方交付税の改正案が最後の質疑となりますので、どうか大臣、よろしくお願いをいたします。  地方財政なんですけれども、今、大体、地方税収というのが三十三兆、そして地財計画が八十三兆、一般歳出が六十七兆、長期債務が二百...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、このおおむね一割という金額は相当シビアな数字になると思うんですよ。この表で見ていただいても、昨年度が約九兆九千億円、ことしが八兆一千億円ですから、随分改善はしたとはいえ、このおおむね一割という数字とは、私は、まだまだほど遠いのではないかというふうに思うんで...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、大臣、ことしが大体、自然増収というのがありまして、一兆数千億ですよ。この一兆数千億をこの中に全くぶち込んでいないわけですよね。どうせ借りるんだからこれをぶち込んだって同じことだからということで、この六条の三の二項に少しでも近づけようという努力が私には見られ...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、今、国が非常に財政赤字、赤字国債を発行して長期債務をふやしていく。私が思いますのは、国債を発行することによって市場から民間の資金を吸い上げてしまうんですよ。ですから、今、大体諸外国では、景気が悪くなって税収が下がってくると減税をするというのが、大臣おわかり...全文を見る
○松野(頼)委員 この資料の三枚目を見てください。  地銀の中小企業貸し付けの残高を示した表でありますけれども、国のメガバンクが中小企業貸し出しが減っているのと同じように、やはり地銀、第二地銀の中小企業貸し出しというのが下がっているんです。  といいますのは、多分、僕らが地銀...全文を見る
○松野(頼)委員 それは、ちょっと金融庁、認識が違うと思いますよ。僕らが地元で聞く話ですと、資金需要がないとおっしゃいましたけれども、本当に資金需要があるところには貸してくれないんですよ。  何が起こっているかといいますと、大体この三月から四月にかけて、ある程度利益が出ていて、...全文を見る
○松野(頼)委員 これは私の地元で実際に起こった地銀の一つの話ですけれども、その頭取はすごく立派な方で、結局、金融庁から通達が出ておやめになりました。でも、その方は、今、金を貸せば返ってこないで不良債権はふえるんだ、それをわかっているけれども、地場産業を支えないと、うちが支えなき...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、国債の方は閣議決定に入っていますけれども、では、地方債等の地方分に関しては今後どうなるんでしょうか。
○松野(頼)委員 そうすると、引き続き引き受けるということですか。
○松野(頼)委員 民営化の話はまたしますけれども、だったら、民営化する必要はないんじゃないでしょうか。感想を。
○松野(頼)委員 続きまして、資料の最後のページを見てください。  これが、昨年行われました、千六百六十一億円、公立保育園の運営費を税源移譲したということですけれども、それを追跡した調査の結果であります。本来であれば、私は、この千六百六十一億が保育関係に使われたのかどうかという...全文を見る
○松野(頼)委員 ぜひその調査を約束してください。  それと、厚生労働省の方に伺いますけれども、このデータを見られて、例えば、今までの公立保育園から、千六百六十一億円が地方に、自治体に税源移譲された場合、平成十五年度は八・三%、十六年度は九・一%、十七年度は一三・二%、年を追う...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、実際に利用者への値上げというのは行われているわけですから、住民の負担というものは上がっているわけですよ。当初のこの税源移譲のそもそもの話では、保育のレベルは変わらない、今回義務教育の国庫負担金が四千二百五十億円税源移譲されますけれども、これも全国知事会の話...全文を見る
○松野(頼)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提出、地方交付税法等の一部改正案について、反対の立場より討論を行います。  冒頭、政府の三位一体の改革とは地方財政の財源の削減がメーンでありますので、あえて私たちは、三位一体の改革との言葉を使わず...全文を見る
03月03日第162回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きのうに引き続いて、二日連チャンでございますけれども、質疑に立たせていただきます。  今、るる大臣の答弁を聞いていました。やはり、大臣は、去年の十二月の二日の経済財政諮問会議の中で、今回の定率減税に反対されているんですよね。...全文を見る
○松野(頼)委員 今ここに内閣府が出したそのGDPの実質がありますけれども、全然いっていないんです。一・四、一・四、二〇〇三年、二〇〇四年。名目でいったって〇・六、一・二で、その後の二〇〇四年の四—六なんかはもうマイナス〇・六ですよ。七—九も〇・二。  ですから、決めたときの話...全文を見る
○松野(頼)委員 ちなみに、大臣、もう一つこういうことをおっしゃっているんです。「もう一点は、このルール、定率減税の決め方の機動性がない決め方を変えない限りは、このルールはずっといくわけだから。」と。まずいぞというようなニュアンスのことを言っているんですね。  その中で、大臣が...全文を見る
○松野(頼)委員 先ほども申しましたけれども、この定率減税を決めたときに、当時の宮澤大蔵大臣が、次にこの税をもしもとに戻したり、抜本改革をするときには、大体GDP二%ぐらいの成長が少し続いてからじゃなきゃいけないなというふうにおっしゃっているわけです。ただ、全く今その状況にないに...全文を見る
○松野(頼)委員 国税と地方税を切り離すこともできるわけですから、国税は定率減税を縮減しても地方税はやらないよということは、実際はできるかどうかわかりませんけれども、理論的にはできるわけですよ。ですから、私が見て大臣は本当によくおわかりだと思いますし、本当に心から思うのは、大臣は...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、それは大臣、もちろんお金持ちのお年寄りもいらっしゃいます。ただ、僕ら、選挙していると多くのお年寄りの方から聞く話は、老人医療費は上がりました、今回のこの縮減によって、今度は社会保障費にも降りかかってくるわけですよ。そして、週に一回病院にも行かなきゃいけない...全文を見る
○松野(頼)委員 確かに、電源立地地域は住民の負担がある、これはわかります。ですから、そのために電特というものをつくって地域補助金というものを出しているわけです。  ただ、今の話でありますけれども、その上にまた、当然、大臣がおっしゃるように、法定外普通税ですから何に使ってもいい...全文を見る
04月13日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。きょうは、この決算委員会でお時間をいただきましたことに、心より御礼を申します。  今、谷川先生から、財政再建のお話、また公共事業等々のお話がございました。確かに今、日本の財政は非常に苦しくなっているという状況でありますけれども、た...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、この財団に独占的に使用許可をおろしているというその法的根拠はあるんでしょうか。
○松野(頼)委員 それはその財団の設立根拠法であって、空港の駐車場をこの財団に独占的に許可をおろしているという根拠法はあるんですか。
○松野(頼)委員 違うんです。ちょっと質問に答えていただきたいんですが、国有財産法は国有財産を貸して収益を上げることをただ認めているだけでありまして、国有財産である駐車場をこの財団に独占的に長年にわたって使用許可をおろしている、そこの使用許可をおろしている部分の根拠法はあるんでし...全文を見る
○松野(頼)委員 これ以上これをやってもしようがありませんので、要は、国有財産法というよりも、国土交通省がここに、この財団に対して、独占的に駐車場の許可をおろす、これは国有財産法に基づいてやっているところなんですけれども、これに対する根拠法はないんです。そこの確認はいいでしょうか...全文を見る
○松野(頼)委員 それで、これは財務副大臣に伺いたいんですが、国有財産法におきまして、長年一つの財団が、この財団に当てはめると駐車場の使用許可をおろしていますので、これも平成十六年の六月に、こういう通達を出していらっしゃいます。  これはいわゆる蔵管一号というものなんですが、「...全文を見る
○松野(頼)委員 財務副大臣、それはちょっと認識が違うと思いまして、これは国有財産法において、まず十一条に、財務大臣は、各省庁の長の所管に属する国有財産につき、その現状に関する記録を備え、常時その状況を明らかにしておかなければいけない。これは、財務省がすべて情報を管理し、見ていな...全文を見る
○松野(頼)委員 駐車場の運営管理は専門性を要するんでしょうか。公募になじまない状況とは別紙には書いていないと思いますけれども。
○松野(頼)委員 その答弁、ちょっと違うんじゃないでしょうか。平成十五年の十月二十七日に航空局飛行場部長名で大阪、東京航空局長に対して、要は、この会計検査院の指摘を受ける前、検査に入られているときに、「今後は、新たに供用される駐車場の構内営業の承認を行うに当たっては、駐車場料金等...全文を見る
○松野(頼)委員 これは答弁が全然矛盾しているんじゃないでしょうか。この通達、今後は公募にしますよということを言っているじゃないですか。それで……(発言する者あり)この通達、持っていませんか。(岩井副大臣「持っていますよ」と呼ぶ)持っていますか。これに書いてあるんですよ、一番下の...全文を見る
○松野(頼)委員 今後はこうするというのは国土交通省が言っているだけであって、会計検査院も財務省の蔵管一号でも、今後はなんということはどこにも書いていないんですよね。それは、今後はと判断されたのは国土交通省でありますけれども、この二十三の空港は、毎年使用許可がおりているんです。そ...全文を見る
○松野(頼)委員 それは副大臣、全く認識が違いまして、今のおっしゃられた五年間というのは経過措置なんですよ。これが平成十六年に出された蔵管一号でありまして、これから五年の間は激変緩和。急に、いきなり次から公募にして業者に入れなくなったら、それはちょっと余りにもひどいだろうというこ...全文を見る
○松野(頼)委員 では、会計検査院はその先のことまで認められるんですか。
○松野(頼)委員 要は、二十億の賃借料で八十三億の利潤を上げている空港駐車場の運営管理なんです。  別にこれをどうこうということよりも、このお金で何をやっているかというと、さっき空港周辺対策だというふうにおっしゃいましたが、その空港周辺対策の中身をちょっと申し上げますが、カラオ...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。  またこの問題は引き続きやっていきますので、どうか国民にとっていい方に改善をしていただきたいことをお願い申し上げまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月14日第162回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょう、竹中大臣、午前中の質問を聞いていまして、前回の予算委員会でも、私は、竹中大臣の大臣である法的根拠とか、その辺を質問させていただきました。なぜこういうことを聞いているかというと、私は、今回の問題もそうですけれども、政府と...全文を見る
○松野(頼)委員 では、その情報伝達について聞きたいんですけれども、金曜日の理事会の段階で合意ということがなされているんです。正式な議会の中での理事会というのは、あとは、金曜日をまたいだら、当日の五日の委員会前の理事会しかないんですよ、大臣。金曜日の段階では、御出席なさることは確...全文を見る
○松野(頼)委員 違う。私が聞いているのは、金曜日の段階であなたが知っていたかということなんですよ。
○松野(頼)委員 では、だれが伝えなかったんですか。
○松野(頼)委員 委員長、ちょっと質問に答えていないので答えさせてください。だれから聞いたんですか、それを。
○松野(頼)委員 副大臣があなたに伝えるんですか。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 理解じゃなくて、あなたが聞いたのは、だれから聞いたんですかという質問です。
○松野(頼)委員 では、その副大臣はだれから聞いたんですか。
○松野(頼)委員 では、金曜日の夕方に竹中大臣は出席の要請が来ているということは御存じだったんですね。
○松野(頼)委員 調整中ではなくて、要請が来ているということは知っていたんですね。
○松野(頼)委員 では、御存じだったのに、なぜ委員会に出ないということをお決めになったんですか。
○松野(頼)委員 情報の伝達はちゃんとされて、あなたの耳に届いているじゃないですか。先ほどおっしゃった情報の伝達が不備だったという理由は、また違うんじゃないですか、この答弁は。
○松野(頼)委員 調整中じゃないんですよ。要請があったから、あなたのところに要請が来たんでしょう。調整するのは議会の問題なんですよ。違いますか。
○松野(頼)委員 私が聞いているのは、あなたのところに情報がきちっと届いて、要請があった、調整中だという情報があなたのところに届いているわけですね。そうすると、けさ言った答弁と違うんじゃないですか。
○松野(頼)委員 情報収集がうまくいかなかった、情報伝達がうまくいかなかったということで、あなたの耳に届いていないならば、その理由はそうかもしれません。だけれども、現場から要請が来ているということはあなたの耳に届いていたわけですよね。これは憲法六十三条に規定をされる委員会への出席...全文を見る
○松野(頼)委員 それは、私たちが理事をしていまして、大臣がどうしても出られませんから副大臣対応でお願いしますということは多々ございます。ただ、それはほかの委員会に、主務委員会に出るからそうしていただけませんかという話は多々あるんです。これは議会と議会の問題なんですよ。そこに政府...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、あなたが副大臣対応でお願いしますと言ったわけでしょう。(発言する者あり)では、だれに言ったんですか。
○松野(頼)委員 麻生大臣、大臣の立場で、法案の取りまとめで忙しいから委員会に出られませんということはありますか。
○松野(頼)委員 そのとおりなんですよ。議会と議会の問題で、ほかの主務委員会に出るから勘弁して、副大臣対応でどうですかという例は多々ございます。それは私たちは議会と議会の問題だから納得をするわけでありまして、法案の取りまとめという理由で大臣を副大臣対応にしてくれという話は当然納得...全文を見る
○松野(頼)委員 議会が調整中の話は政府に上がりません。上がったということは調整がついているのです。違いますか。
○松野(頼)委員 だって、西川副大臣が竹中大臣にその話を上げているわけでしょう、要請が来ているということは。今答弁されましたよね。議会の調整中の話が内閣に上がるのですか。
○松野(頼)委員 では、その調整中というつかんだ話で副大臣対応でお願いしますというペーパーを出したわけですか。
○松野(頼)委員 違うんですよ。議会での調整中という話は正式に内閣には上がらないのですよ、政府には。そうでしょう。これは議会の中の話で、副大臣がどういう話し合いが行われているのかつかんだという話はわかります。ただ、つかんだ話に副大臣でお願いしますというふうに答えていらっしゃるのも...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、話がかみ合っていないようですけれども、金曜日の夜の段階で正式に上がったわけでしょう。あなたがうわさレベルでつかんだ話ではなくて、では正式に政府にその話が行っているわけですね。
○松野(頼)委員 持ち帰った後に私のところにオーケーですという返事が来ているのですよ。金曜日の段階ですよ。ですから、それと符合して、この出しているペーパーが、副大臣対応でお願いしますということを出しているわけですから、ちゃんと上がってきているじゃないですか、こっちに。戻しているで...全文を見る
○松野(頼)委員 何度も言っているように、調整中の話は政府に上がらないのですよ。上がったということは、きちっと調整がされて上がっているのですよ。こんなのは当然のことじゃないですか。答えてください。
○松野(頼)委員 金曜日に五十嵐さんのところに質問取りにあなたの担当のところの郵政民営化準備室が来ているのですよ。では、それは何ですか。
○松野(頼)委員 では、月曜日に田嶋議員、伊藤議員のところに行ったのはなぜですか。
○松野(頼)委員 では、少なくとも竹中大臣は質問が来るかもしれないということは知っていたわけですね。
○松野(頼)委員 そうすると、けさの竹中大臣が御答弁をされた、情報伝達がうまくいかなかった、では、そのうまくいかなかったところはどこですか。
○松野(頼)委員 ちょっと基本的なことを伺いたいんですが、西川副大臣は竹中担当大臣のサブの大臣なんですか。
○松野(頼)委員 内示には、郵政民営化担当副大臣という内示はないと思いますけれども。
○松野(頼)委員 郵政民営化担当を補佐してくれという内示は出ているんですが、郵政民営化担当副大臣という内示は出ていないんじゃないですか。
○松野(頼)委員 内閣府副大臣であることは確かです。  ただ、郵政民営化担当副大臣というのはいないんですよ。竹中大臣というのは、内閣法三条の二項に規定する無任所大臣なんです。無任所大臣の副大臣というのはいないんですよ。そうでしょう。  なぜ、西川副大臣が、議会の話を伝達するの...全文を見る
○松野(頼)委員 国家行政組織法上でいいますと、内閣府の主任大臣は内閣総理大臣、その下の官房長官を補佐するという立場が内閣府副大臣なんです。  ですから、竹中大臣とあなたの間には主従関係はないし、あなたを経由して竹中大臣に情報が上がること自体おかしいんですよ。それは、国家行政組...全文を見る
○松野(頼)委員 ということは、少なくともあなたは、当委員会に出席の要請が来ているということに対して、法案の取りまとめが忙しいからという理由で出席を断っている、このことの確認はよろしいですね。断ろうとしている。
○松野(頼)委員 少なくとも、調整云々というよりも、まず、そういう要請が来ていたにもかかわらず、憲法六十三条に定める委員会への出席を副大臣対応で、その副大臣も非常にあいまいですよ、郵政民営化という部分に関しては。その対応でお願いしますというふうに言っているわけですね。それは間違い...全文を見る
○松野(頼)委員 今、あと五分という紙が入りました。もう幾らやっていてもこのことは水かけ論であります。もう一度議運に差し戻していただいて、もっと正確に、一体なぜこういうことが起こったのかということを、委員長、ぜひもう一回議運で、しっかりとした、これは議会と政府の問題ですから、議運...全文を見る
○松野(頼)委員 時間があと五分となりました。内閣法三条二項に定めるスポーツ担当大臣の麻生大臣、法的に言うと同格なんです。麻生大臣に、ちょっと別の件で伺いたいことがあります。  実は、今ちょうど環境省のパブリックコメントでも十万件を超しましたオオクチバスの規制に関してであります...全文を見る
○松野(頼)委員 閣議決定物だそうなので、閣議は御承知のとおり全会一致が基本でございますので、ぜひスポーツ担当大臣として、決定する閣議の際には反対の表明をしていただきたいということを申し添えまして、また、もう一つ、きょうの議論でも、竹中大臣が三つの今まで言った公的な答弁、これもま...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  今議論を聞いていましたら、非常に不思議な議論が行われておりまして、ちょっと今のを引き続いて確認をしたいと思うんですけれども、国家公務員共済の間には株式は売り始めないんですね。それを確認させてください。
○松野(頼)委員 いや、これは驚いたお話をされますね。会社は民営化ですよ、株式は売却するんですよ、でも身分は国家公務員共済ですよ、そういう会社があるんですか、ほかに。
○松野(頼)委員 たしか、この民営化の理念の一番大きな柱は、公務員を民間人にするという話じゃないんですか。それが一番大きな目的として今まであなたが語られてきたことじゃないですか。違いますか。  それで、さっき野田聖子さんがおっしゃいましたけれども、JRの民営化というのは目的があ...全文を見る
○松野(頼)委員 国民が、四十万人の公務員が民間人になりますよという話を聞いたときに何を期待すると思いますか。ただでさえ、今のこの郵政公社の国家公務員というのは一円も税金は使っていないんですよ。  麻生大臣、これは幾ら税金を投入していますか、郵政公社に。
○松野(頼)委員 多分、税金の投入はされていないんですよ、この公社に対しては。ですから、国家公務員を民間人にすると言われると、いかにも何か税金が安くなるかのように言われるんですけれども、税金と公務員の身分は一切関係ない。  では、何が変わるのかな、何が有利なのかなというと、国共...全文を見る
○松野(頼)委員 厚生年金の事業所負担分と国共済の事業者負担分の金額は違うはずなんですよ。移行期がいつなのかわからない、その上で、毎年毎年、租税公課に関しては百四十一億円だとか、細かく出しているじゃないですか、ここに。なぜこの骨格経営試算にそれが入っていないんですか。そんな漠然と...全文を見る
○松野(頼)委員 その考え方自体が、あなたの考え方は官の考え方なんですよ。  民間はどう考えるか知っていますか。まず、物の単価を定める、売り上げの目標を定める、そして人件費、一人雇ったらその一・五倍ぐらいを掛けて、これが人件費一人頭にかかる大体社会保障費のコストですねという計算...全文を見る
○松野(頼)委員 少なくとも、これはなぜ毎年一・一ずつ減らしているのかわかりませんけれども、あなたは人件費という科目を骨格経営試算で各事業会社に全部入れているんです。毎年毎年それが一・一ずつなぜか減っていっているんです。全くこの一・一という数字もわかりませんし、この中で、まず社会...全文を見る
○松野(頼)委員 どうしてですか、それは。人件費は出しているんですよ、毎年ちゃんと。理由はわかりませんけれども、一・一ずつ減にしてあなたは人件費を出している。一兆二千二十四億円が初年度で、十年後にはそれが一兆八百八十五億円というふうに、なぜか。では、この根拠は何ですか。  これ...全文を見る
○松野(頼)委員 でも、普通、人件費があったらば、社会保障費の負担分は当然入るんですよ。今毎年毎年、去年の社会保険でも、法が改正をされましたから、最大一八・二五%まで、その半分が事業所の持ち出しなんですよ。でっかい数字です。給与の二割近くが社会保障費、それも年金で消えていくんです...全文を見る
○松野(頼)委員 では、入っているなら幾らなんですか、数字を示してください。
○松野(頼)委員 ぜひ内訳を出してください。  それで、それだと、一体いつ国共済から社会保険に変更しているんですか。  大体でいいです、大体で。
○松野(頼)委員 国共済の数字で入れているんですか、それとも社会保険の数字で入れているんですか、厚生年金で入れているんですか。どっちなんですか。
○松野(頼)委員 そうすると、これですと、人件費も毎年一・一ずつ、十年間で一一%落ちているんですね。逆に、去年の七月の法改正によって負担は毎年〇・五ずつ上がっていくんですが、そうすると、相当な人件費削減という考えをしているわけですか。十年間に向けて、人件費は、相当真水は抑えられて...全文を見る
○松野(頼)委員 この骨格経営試算というのは、二十七万人、民営化の基礎であります公務員を民間人にするという一番大きなところじゃないですか。  大体でいいんですよ。一人頭パー計算で五百万ぐらいの給与ベースを考えているとか、六百万なのか三百万なのか、幾らで考えているんですか。何万人...全文を見る
○松野(頼)委員 僕は質問通告をしているはずですよ。六法案ちゃんと名前を書いて質問通告した。あなたは答弁者でしょう。読んでないんですか、法案出すのに。国会に法律を出すのに、あなた法律読んでないんですか。教えてください、じゃ。通告しているじゃないですか。
○松野(頼)委員 いや、紙を見せましょうか。法案の名前を全部書いているんですよ。この法案の中にこの話は入っているでしょう。そんなばかなこと、別に、大臣、大臣、大臣……(発言する者あり)
○松野(頼)委員 細かい数字を僕は一円単位まで言えと言っているわけじゃないんです。この骨格経営試算に関しては、あなたは何回も答弁されているんですよ。全く知らないところから持ってきて、これは知らないからおまえけしからぬ、あなたけしからぬと言っているわけじゃないんですよ。骨格経営試算...全文を見る
○松野(頼)委員 これから民間の株式会社をつくりましょう、郵政を民営化しましょうというときの基礎的なベースの考え方が、果たしてそれでいいんでしょうか。私は不思議でなりません。  もう一つ伺いますけれども、別に細かい数字、一円単位を間違ったからどうだのとか、全然知らない話を答えら...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、ですから、細かい難しいことを聞いているわけじゃないんですよ。この会社が将来先細っていく会社になるのか、伸びていく会社になるのか、どういうふうに政府はこれを考えてこの数字を出されたのかという基本的な考え方を私は聞いているんですよ。  そういう数字の中で、社...全文を見る
○松野(頼)委員 でも、たしかコンビニもやられるんですよね。リフォームもやられるんですよね。事業はどんどんふえてくるんですよね、今までの議論を聞いていると。でも、人は減っていくんですか。そう考えているんですか。どうぞ。
○松野(頼)委員 いずれにしても、この議論をいつまでも続けていてもしようがありませんので、先ほどからお願いをしている資料をぜひ提出させてください。  済みません。本当は、もっとうちの隣のお年寄りもわかるような話を実はしたいなと思っておりました。  総理、民営化というのは、今ど...全文を見る
○松野(頼)委員 違うんですよ。五十円の切手が四十円になるのか、六十円になるのか、四十五円になるのか、きっとテレビを見ている皆さんはそれを一番聞きたいと思いますよ。  大体で結構です。高くなると思いますか、安くなると思いますか。はっきり答えてください。
○松野(頼)委員 ですから、民営化が目的のための民営化なんじゃないかと私は思うんですよ。  本来、民営化をしたら、国民に一番直結をしているサービスをどれだけよくするために民営化をしよう。麻生大臣は、民営化は手段だとどこかのタウンミーティングでおっしゃっていました。全くそのとおり...全文を見る
○松野(頼)委員 そうなんですよ。NTTだってまだ全部売却しているわけじゃありませんよね。でも、相当マーケットの中で熾烈な争いをしているんですよ、NTTも。違いますか。  そう考えると、どうも私は、これは民営化のための民営化になっているんではないか。そのために、三百三十兆円、四...全文を見る
○松野(頼)委員 これも、テレビを見ている皆さんは、うちの近所で、いつも郵貯を使っている郵便局、荷物を持ってきてくれる郵便局、うちの近くの郵便局はどうなるのかな、これがやはり民営化と聞くと最初に心配をすることなんですよ。  はっきり答えてください、ごまかさずに。減るのかふえるの...全文を見る
○松野(頼)委員 これは、どこの民間の企業でも、例えば支局がありますよね、支店。その支店が幾つあるからこの支店にかかる物件費は幾らですよ、これはどこでも出るんじゃないですか。それはごく当たり前の話で、その一番基礎となるこの物件費、何局かわからないというのは大変驚きなことなんですよ...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうは、都会の郵便局は減るかもしれないという大変な答弁が出ました。ごく当たり前のことだと思うんですね。ただ私が不思議でならないのは、民営化というのは、株式会社というのは、株式を発行してマーケットからお金を集めて、そのお金を運用して一円でも高い運用益を株主に戻す...全文を見る
○松野(頼)委員 果たして、それは過疎地の住人たちが望んでいる姿なんでしょうか。郵便局がいろいろなものができる、そして、郵便貯金に預けたお金が、民間のようないろいろな商品ができてリスクマネーとして使われることを、果たして預けている預金者の皆さん、そういう預金者が郵便局にお金を預け...全文を見る
○松野(頼)委員 これは皆さんが副本部長ですから、財務大臣は閣議請議に名前を出されています。国土交通大臣は物流ネットワークの担当者でございます。そして、官房長官は、郵政民営化準備室の担当の所掌をされている大臣でございます、長官でございます。この六人は、私は主任大臣としてこの委員会...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。これから深まる議論を、まだ委員会は始まったばかりでございますので、ぜひしっかりとしてまいりたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  冒頭、私は非常に不思議でならないんですけれども、国会法で定められた当委員会の中で全く採決だとか修正だとかいう議論が出ていないにもかかわらず、多くのマスメディアがそのことをきょうは報道しています。なぜこういうことが起こるのか。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 政府・与党は一体でございます。ぜひ、そういう議論が起こるのであれば、本来、法案を出す前に部会でしっかりと諮っていただいてから提出をしていただきたい。これは四月二十七日前に行われるべきものではないかというふうに私は思っております。  そこで、郵政民営化の担当大臣...全文を見る
○松野(頼)委員 ちゃんと質問に答えてください。修正案を当委員会に提出されるんですか。
○松野(頼)委員 では、確認でございますが、閣法としてはお出しにならないわけですね。
○松野(頼)委員 しっかりと確認をさせていただきました。  それでは質問に入らせていただきますが、今お配りしている資料の一をごらんください。これは、六月六日、当委員会における山花議員に対する竹中大臣の答弁でございます。  冒頭、中央省庁等改革基本法三十三条に絡みまして、野田大...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっとよくわからないんですが、政府としての見解なんですか、それとも、大臣としての政策の見解を述べたものだから、その後その大臣答弁が変わってもいいということですか、どちらでしょうか。
○松野(頼)委員 そうすると、将来にわたって民営化をするものではないということを中央省庁等改革基本法の三十三条の一項六号で当時定めているわけですよ。それと今行われている当委員会の民営化の議論というのは、大臣答弁だけを追っかけていくと、全くそこで変更がないままに、全く立場が変わっち...全文を見る
○松野(頼)委員 今、中央省庁等改革基本法について伺っているのではなくて、その当時の主任大臣が、将来にわたって郵政公社をもって打ちどめである、将来にわたっても民営化をするものではないという解釈を三大臣がされているんですよ。その三大臣の、大臣としての発言について私は伺っているんです...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、法的拘束力はないんですか。
○松野(頼)委員 これは、私は金曜日に内閣法制局に対して、大臣の国会答弁の法的拘束力はどうですか、これはペーパーで出してください、これは一般論で結構だと言ってお願いをしているんですけれども、ナシのつぶてなんですよ。それで、今になっていきなり答弁をしてくる。これは本当にけしからぬ話...全文を見る
○松野(頼)委員 全然お答えになっていないんですけれども。  要は、今回のこの中央省庁等改革基本法に関しても大臣の答弁にしても、将来までずっとそれを、新たな立法行為だとか新たな答弁をきちっと総括していれば縛るものではない、これは私は思います。ただ、その大前提として、新たな立法行...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣というのは行政府の長なんですよ、これはもう十分おわかりだと思いますけれども。その行政府の長が、将来に向けても民営化をするものではないという、歴代三人の当時の郵政省の長がそういうことを言っているんです。それは当然、内閣としての意思だと思うんですね。当時の内閣の...全文を見る
○松野(頼)委員 最近久しく出てこない言葉でありますが、行政の継続性というのがよく言われておりました。当然のことであります。継続はずっとしているわけです。その大臣の答弁がある限り、一回その大臣の答弁を撤回しない限りは、その大臣の答弁は行政府の長として、その省の意思として続くわけで...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、今これは新聞で読む限りですけれども、この民営化法案の修正案が出ると新聞には書いてあるんです。その新聞によると、大臣答弁で担保するというふうに書いてあるんですね。結局、大臣答弁でここのところは担保するという箇所が何カ所か新聞で読む限り見受けられるんです...全文を見る
○松野(頼)委員 一般論として伺っているんです。大臣の答弁は時代とともに変わっていくというふうに今おっしゃっているわけですが、では、例えば主任大臣がそのまま、例えば竹中大臣と言われても、これは民営化が終わるといなくなっちゃうんですよね、主任大臣じゃないので。ですから、非常にここは...全文を見る
○松野(頼)委員 余りこれをいつまでもやりたくないんですが、当時の政府の意思、今の政府としては統一してこの見解なわけですね、当時の橋本内閣のときには統一してあの見解だったわけですね。では、そういうことの整合性はどうなんでしょうか。
○松野(頼)委員 単なる考え方を述べられているというふうにおっしゃっていますけれども、基本法の条文の解釈について、大臣の答弁は時代によって変わらないものなんじゃないですか。だからこそ私たちは、何十年も前の議事録を引っ張ってきて、それで、こことここはそごがないか、これは行政が一貫さ...全文を見る
○松野(頼)委員 委員長、余り時間をつぶしたくないので。ちゃんと質問に答えてください。大臣の答弁は時代とともに解釈が変わっていいのか悪いのかなんですよ、総括がないままに。お願いします。
○松野(頼)委員 ぜひ答えてください。時代とともに変わっていいのか悪いのかを聞いているんです。もう一回お願いします。
○松野(頼)委員 答弁が本当によくわからないんですけれども、これは非常に重要なポイントなんですよ。過去の三大臣の答弁をこれだけないがしろにしているという事実と、これから起こるであろう事象ということにおいて、非常にこれは重要なポイントになるんです。  大臣の答弁がそれほど意味のな...全文を見る
○松野(頼)委員 では、私の資料の二に書いてあるその坂野さんの答弁、平成十年五月七日の坂野さんの答弁についてはどうでしょうか。これはどのように理解されますでしょうか。
○松野(頼)委員 これはどう考えても日本語が違う意味で理解されているんじゃないかと思います。どうかこれを読んでください。しっかり読んでください。これは行政の役人の人の答弁なんですよ。ここから、平成十年からいきなり平成十四年、十七年と飛んじゃっている、ここの空白のことを私は言ってい...全文を見る
○松野(頼)委員 では、次に行きます。  資料の四を見てください。  同じ、さっきおっしゃっていた小里国務大臣、今度は、公務員の身分について、三十三条一項八号でこのようにおっしゃっているんです。公社に移行したときの、その郵政公社の公務員の身分は国家行政組織法の対象外に置くんで...全文を見る
○松野(頼)委員 いやいや、そうじゃないんですよ。  今回の一つの民営化のキャッチフレーズは、四十万人の国家公務員が民間人に、民間人になるかどうかは本当にここの議論でもよくわからないんですけれども、まあみなし公務員。でも、これはまさに平成十年のときに、今言っているみなし公務員と...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっとこれは議論が違うような気がしますけれどもね。  では、例えば、国共済には残るんですよね。この間僕が、骨格経営試算の中で、では民間人になるんだから、今度は雇用保険を払いますよね、雇用保険料はどういうふうに算定をされているんですかと言ったら、骨格経営試算の...全文を見る
○松野(頼)委員 では、ちょっと流れと変わるんですけれども、伺います。  今回、郵便貯金会社、郵便保険会社というのは一〇〇%民間になるんですよね。これは間違いありませんね、イコールフッティングだという。そのときに、マラケシュ条約というのを大臣、御存じでしょうか。政府調達に関する...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、私が聞いているところですと、多分この郵便貯金会社や郵便保険会社は、一般の銀行、一般の保険会社と比べて、要は、十万SDRというと大体一千三百万とか一千五百万以上の部分、五、六百万なんですけれども、一千五、六百万以上の資材を買おうとしたときには、普通の銀行...全文を見る
○松野(頼)委員 これもお答えいただけないようなんですけれども、多分WTOは、もし日本国内で竹中大臣が、これは民有民営だ、完全民営化会社だ、銀行法の中に入って、今ある既存の銀行と全く同等の競争をするんだよと言っても、海外はそれは認めないと思うんですよ。今これから民営化される郵便貯...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうの答弁として、全株処分をされるわけですね。もう一回、今確認させてください、全株処分。
○松野(頼)委員 では次に、今のマラケシュ条約、今回の政府広報にかかわる随意契約に入りたいと思いますが、今言ったようにマラケシュ条約というのが実はありまして、それを受けて、政府調達に関する政省令というのが国内でも定められています。  また、別の法律で、会計法においても、これは、...全文を見る
○松野(頼)委員 これは緊急性に関しては、この間、政府として契約の日付をずらしたことはお認めになりましたよね。その上でまだ緊急性だとおっしゃるんですか。
○松野(頼)委員 では、政府広報室が紙を確認したのはいつですか。
○松野(頼)委員 これは私が言うのは変ですけれども、行政の中で、紙の確認というのは仕様書というのを、要は予定価格を決定する前に仕様書というのを必ずつくるんですよ。そのときに、紙の材質はどれで、物量はどれで、出演されるタレントさんはほかの相場に比べて適正であるかとか、紙の値段は相場...全文を見る
○松野(頼)委員 では、十二月二十八日の段階で印刷業者が紙を押さえていたということですか。それは違うんじゃないですか、今までの答弁と。
○松野(頼)委員 いや、それはおかしい。紙を押さえなきゃいけないから慌てて契約をしてくれと言っていたというふうに今まで答弁されていたんじゃないですか。  そうすると、十二月二十八日の段階で、紙をもう押さえていて、見たというふうにおっしゃるわけですか、政府広報室が。それは今までの...全文を見る
○松野(頼)委員 これも私の受けている説明と違うんですけれども。二十八日、これは御用納めの夕方、口頭で来たということだったんですね。山本参事官そのほか三名の方が、大森会計課長のところに、御用納めが終わった後、夕方、口頭で、こういう会社と契約をしたいという、これもちょっとおかしな話...全文を見る
○松野(頼)委員 これは少なくとも、そういうことが起こらないように仕様書というのをつくって、それをもとに予定価格の決定をするんですよ。それをしていないわけでしょう、今回。だから、それが適正な価格なのかどうなのかということが全くわからないわけですよ。  本来であれば、仕様書を提出...全文を見る
○松野(頼)委員 時間が参りましたので、一たんこれで終わります。
○松野(頼)委員 先ほど昼の理事会で、内閣法制局長官の答弁というのが、もう一度再答弁をしていただいて、大臣発言に対しての法的拘束力というものについて、先ほどちょっとがちゃがちゃとなったので、もう一度答弁をしていただけますでしょうか。済みません。
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。  この答弁は非常に重いものだと。今まで私も随分答弁を拾ってきたんですけれども、これに関して政府が正式な解釈をしたことがなかったので、非常にいい答弁だと思いますので、残させていただきます。  続きまして、先ほどの随意契約につきま...全文を見る
○松野(頼)委員 ここに、一般競争参加資格審査申請書、要は、いわゆる業者登録のペーパーがございます。これはフォーマットでございますけれども、まず、この会社は業者登録はされてありませんでした。そして、この業者登録の中に、「広告・宣伝」等という、三〇一号という丸がついているんですね。...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、広告は全部これは随意契約でもいいということになるんでしょうか。マラケシュ条約はそういうことを規定していますか。答えてください。
○松野(頼)委員 会計検査院の方に来ていただいているんですけれども、今、話を聞かれて、果たしてこれが随意契約の理由になるのかどうかというのを、感想で結構ですからお答えください。  例えば、過去に広告で随意契約に関して指摘したことがあるかないかで結構です。
○松野(頼)委員 この、広告物を随意契約にしていいという答弁は、非常にこれは重い答弁なんですよ。  官房長、本当に、まず少なくとも緊急性というのはこの落札者の公示にはないわけですから、排他的権利の保護を理由にして随意契約をされているということは確かですね。これは、広告物が当たる...全文を見る
○松野(頼)委員 著作権は発生しないんじゃないですか、企画書には。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 そうしたら、広告のコンペというものがなくなるんじゃないですか。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 では、その問題は今調べていただくということで、次に参ります。  官房長、この予定価格はいつ決定されましたか。
○松野(頼)委員 ちょっとこの答弁はひどい答弁じゃないですか。この予定価格と見積書の金額は違うんですけれども、予定価格に書いてあるのは値引きをしていない分の金額であって、この会社から出てきたものをもとにしていないということはあり得ないんじゃないですか。値引き前の金額がここに書いて...全文を見る
○松野(頼)委員 では、予定価格の変更の手続はとりましたか。
○松野(頼)委員 予定価格と見積書の金額が違うんですよ。その場合に、見積書の金額と予定価格の間にちょうど値引き分の差があるんですね、約五百万。ということは、予定価格の方が高く出ていますので、もしこの予定価格で落札をされた場合には、お金が足りなくなってしまうわけですよ。だから、再度...全文を見る
○松野(頼)委員 これは逆じゃないでしょうか。高く予定価格が設定された場合に、落札を高くされた場合に予算が足りなくなるわけですから、予算の追加手続というのをとらなきゃいけないんですよ。西川副大臣、横でうなずいていらっしゃって、多分よくおわかりだと思うんですけれども、その手続がなさ...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、さっき仕様書もないとおっしゃっていたじゃないですか。通常、仕様書をつくって、予定価格を決めて、もしその予定価格と見積書に変更がある場合には、ちゃんと追加予算の手続をとるなり減額予算の手続をとるなりということで、その入札の場合の予定価格というのは非常に厳密...全文を見る
○松野(頼)委員 多分そう答えられるだろうなと思って、丁寧に、今答えられた政省令を上につけてありますけれども、その下をごらんください。「国の契約に係る予定価格の事後公表について」、蔵計八七七号というこういうのが出ているんですよ。その「一、」では、「予定価格の公表は、」「落札者等の...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、随意契約の理由では、排他的権利の保護だ、こんなものはほかにないからこれに契約をしたと言っているわけじゃないですか。今度、予定価格の公表になったときには、ほかのものを類推させるから、類似物の価格を類推させるから公示しなかったんだ、全く矛盾したことを同時にお...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、それはさっき言っていることと全くばらばらのことでありまして、さっきは、著作権にもかかわるから競争入札はなじまない、要は、広告物は競争入札じゃなくていいようなことをおっしゃっていましたけれども、では今度、価格の事後公表になりましたらば、このものを幾らと決める...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、この答弁は本当に私はひどいと思いますよ。  では、ちょっと逆に伺いますけれども、この特例政令の中で、要は随意契約をしてもいい「特許権等」、「等」にこれは著作権が入るのか入らないのか。入るというふうな解釈ですね。
○松野(頼)委員 そうすると、では、広告物はこれからすべて随意契約でいいということですね。これはガットの事務局にも確認されていますか、何十億のものでも何億のものでもいいと。十万SDR以上の金額は、政府調達にかかわって、広告がそうならば、本当はマラケシュ条約の中で広告は除外されてい...全文を見る
○松野(頼)委員 さっき官房長は、予定価格の意味をどうもおわかりじゃないんですけれども、本来、一般競争入札及び指名競争入札の場合の予定価格というのは、今回は、予定価格を事前公表をしないという願い書を出されて事前公表をしていないわけですけれども、通常は、事前公表をして、それで入札を...全文を見る
○松野(頼)委員 いずれにしても、もう時間が参りましたので、またこのことは時間があったらやらせていただきますけれども、今回の一連の私はこの契約を見ていて、業者さん云々というのは私はある意味じゃ気の毒だなと思っているんですよ。ただ、政府とか国とか行政が、きちっと、それも行政の中の行...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○松野(頼)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、郵政民営化関連法案並びに与党が提出をした修正案に対して、反対の立場で討論をいたします。  政府が推進をする郵政民営化は極めて多くの問題を抱えているということが、本委員会における審議を通じて次第に明らかになってまいりました。...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。どうかよろしくお願いいたします。  まず冒頭、財務大臣、先ほど定率減税のお話、多分そういう流れになるんだろうなというふうにおっしゃっていらっしゃいましたが、この定率減税の話は、最初のスタートのときから非常にあいまいな税の目的として...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、大臣、恒久とか恒久的とか言いながら、五年でもとに戻すというのは、ちょっとそれは余りにもだましなのではないかというふうに私は思うのと、大臣がおっしゃられた今の恒久的減税、これにも資料をつけてありますが、要は、抜本的な見直しを行うまでの間の措置であるということ...全文を見る
○松野(頼)委員 その抜本的な見直しの話なんですけれども、それは今大臣が国税と地方税のその配分をということだったんですが、抜本的見直しはこの所得税と地方税の部分、要は、それはある意味では三位一体に含まれているような話ではないでしょうか。  それではなくて、当時の宮沢財務大臣、こ...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、財務大臣、それは、ここまでの財務省の流れの中で、直間比率を是正するというのは当然の一つの流れだったはずですよ。ただ、小泉内閣になって、消費税は上げないと言ったものですから、じゃ、しようがない、定率減税をもとに戻すかということで直接税から三兆三千億というもの...全文を見る
○松野(頼)委員 今おっしゃった社会保障負担との割合を考えれば、より一層間接税を充実させるべきなんじゃないですか。またこれで直接税の比率を高くするというのは、僕は時代に逆行していると思いますけれども、どうでしょうか。
○松野(頼)委員 この流れというのは、私は小泉内閣の消費税は上げないという一言に引っ張られた、非常に税体系のいびつな形を今つくり出そうとしているような気がしてなりません。  あともう一点。当時のやはりこの定率減税をお決めになったときに、宮沢財務大臣はこうおっしゃっているんですよ...全文を見る
○松野(頼)委員 済みません、ちょっと時間もだんだんなくなってきたので駆け足で行きたいと思いますが、その次の資料3の1をごらんください。今の、景気が回復をしたという話ですが、この資料は内閣府の経済社会総合研究所、国民経済計算より抜粋をした数字ですが、これによりますと、国内総生産、...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと腑に落ちない点が多々あるんですけれども、あと十分になりました。  私たち思いますのは、この今の財政の問題、税制の問題を考えまして、どうやったらこの四十兆程度の……
○松野(頼)委員 四十数兆の税収で一千兆のこの借金をどうやって返すのかという、プライマリーバランスの先ほどの議論がありましたけれども、私が思いますのは、この間も、先日の委員会でも前原代表が議論をしていましたけれども、特別会計を要は一般会計化するという方策以外には私は財源が出てこな...全文を見る
○松野(頼)委員 法律事項で、「当該剰余金から政令で定める金額を控除した金額は、」「一般会計の歳入に繰り入れることができる。」と。政令を定めろと書いてあるこの政令がないというのは、どういうことですか、一体。これは一千億円、現金を預金で持っている特会ですよ。貸付金まで入れると二千億...全文を見る
○松野(頼)委員 これはすごい答弁で、政令は定めていませんというのは、こんなことがあるんでしょうか。これはちょっと驚きなんですけれども。法律でちゃんと「政令で定める」と書いてあるわけですよ。一体、これは行政の怠慢としか言いようがない状態でもあります。  そして、これは昭和二十一...全文を見る
○松野(頼)委員 もう時間がありません。  財務大臣、今のこの話を聞いてどうでしょうか、欲しいなと思うだろうと思うんですけれども。
○松野(頼)委員 違う、違う、そうじゃなくて、要は、特会法の中で、剰余金が発生したらば、一般会計に繰り入れる分は政令で定めなければいけないと。その政令さえないということに対して、どんなに余っても絶対に一般会計には繰り入れないぞということを言っているんですよ、政令で定めていないわけ...全文を見る
○松野(頼)委員 これ、いいんですか、そのまま、政令で定めないまんまで。どうぞ。
○松野(頼)委員 農林大臣、では、これは政令で定めて、ある程度の金額は一般会計に入れますね、これから。
○松野(頼)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、これは一千億円も余った金が預金で銀行に寝ているんですよ、この特会は。それで、使い道がなくて、毎年の繰り越し、前年度の剰余金の繰り越しが九十何%という特会ですよ。ぜひ、これは財務大臣、きちっと整理していただいて、農水大臣も、ち...全文を見る
10月07日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。きょうは、どうかよろしくお願いいたします。  先ほどの、ちょっと午前中の議論を聞いておりましたら、どうも、私ども民主党が対案を出させていただいて、けしからぬ、けしからぬ、だめだ、だめだと。特に、政府案はこんなに分厚いのに民主党案は...全文を見る
○松野(頼)委員 今お答えをいただきました。  そして、もう一つ伺いたいのは、今回の選挙、ずっとテレビで報道されていましたように、衆議院で造反された方三十数名にいわゆる刺客を送ったということでございます。それは党の決定ですから、どういう形になるのか、御自由だと思いますが、そうす...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっとつけ加えて伺いますと、では、前回、解散前に反対をされた方は、今度賛成すればいいということでございますか。
○松野(頼)委員 それでは、法案に入らせていただきます。  午前中の質疑の中で、竹中大臣が民主党の案は大きな政府だというふうにおっしゃっておりました。竹中大臣に伺いますが、今この日本の国のあり方というもの、これは大きな政府ですか、小さな政府ですか、お答えいただきたいと思います。
○松野(頼)委員 私は、財政とか税制を見ると、一般会計八十二兆、特会で約二百数十兆という規模を考えますと、GDP五百兆の中に占める国が関与する官の部分のお金というのは、これは明らかに私は大きな政府だと思っています、財政的に見ると。  ただ、そういう前提の中で、今回この郵政の民営...全文を見る
○松野(頼)委員 選挙の最中に、二十六万人の公務員が民間人になると。確かに身分は民間人になるかもしれませんが、テレビをごらんになっている皆さんにぜひ御理解をいただきたいのは、この二十六万人の公務員は、身分は公務員でありますが、この給料は一銭の税金も入っていないわけであります。です...全文を見る
○松野(頼)委員 竹中大臣、どうでしょうか。新しい政府案の中で、新しくできる郵便貯金銀行、郵便保険会社で国債は買われるんですか、買われないんですか。
○松野(頼)委員 その議論も随分、前の委員会でしましたけれども、では、一体幾らまでの限度額の融資をいつからスタートされるんですか、新しい銀行では。
○松野(頼)委員 いや、大臣、今、御自分で貸し出しをされると言って、では貸し出しはどういうイメージでされるんですかと聞くと、それは新しい会社ですから国が決めるわけにはいかないと。こうやって、今回の選挙のときも、新しくできる郵便貯金銀行、郵便保険会社そして窓口ネットワーク会社等々の...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、違うんですよ、大臣、違う。  民主党案は民主党案で今説明をしていただければいいと思うんですけれども、要は、民主党案は新しい簡保はたしかつくらないんですよね。ですから、その新しい簡保のイメージというものではなくて……(発言する者あり)  では、ちょっと答...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、細かくどこまで縛るということをしなくてもいいんですよ。ただ、どういうイメージの銀行ができるのか。  というのは、郵便貯金法というのは廃止をされましたね。新しくできる郵便貯金銀行は一般の銀行法の中に入るわけです。今の段階で一般の銀行法には、上限、貸出限...全文を見る
○松野(頼)委員 なるべく、テレビが入っているので、国民の皆さんにわかりやすい、一体どういうイメージの銀行ができるのか、上限設定があるのかないのか、三百万なのか五百万なのか、それとも上限設定は無限なのか、全く一般の銀行法の中に入るような、都銀と同じような銀行ができるのかできないの...全文を見る
○松野(頼)委員 今のは、一般の銀行法の中に入るので貸し出しに対する制限はない、それでよろしいですか。新しくできる、十年後に、まあ何年後にできるかわかりませんけれども……(発言する者あり)では、自由な銀行ができるということでありますね。  それと、もう一回伺いますが、例えば民営...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、大体、国債に向かうということですね。
○松野(頼)委員 多分、今回の選挙で国民の皆さんは、官から民に、三百四十兆の資金がどうも民営化をすると民間にどおっと流れてくるというようなイメージを持たれたと思うんですが、少なくとも二〇〇七年の十月一日にできます郵便貯金銀行に入る新勘定、流動性預金プラス新しい預金というもの、これ...全文を見る
○松野(頼)委員 今まで、どうも経営形態の議論が多くありました。あと、利用者の立場から、民営化されたらどうなるのかというところをちょっと幾つか伺いたいと思います。  例えば、郵便貯金法の第一条にはこう書いてあるんです。これは民営化の法案が通れば廃止をされるようでありますが、この...全文を見る
○松野(頼)委員 それともう一点、郵便振替法というのがございます。この郵便振替法も廃止をされるというふうに思いますが、この第一条でも、この法律は、郵便振替を簡易で確実な送金及び債権債務の決済の手段としてあまねく公平に利用させることによって、国民の円滑な経済活動に資することを目的と...全文を見る
○松野(頼)委員 多分、一般の民間の金融機関では十円で毎月定期に引き落とすというサービスはありません。これはもう全くありません。ですから、こういうサービスが残るのか残らないのか。  ぜひ、民主党案、先ほど中途半端というふうに言われましたけれども、これは公がやるべきところ、民がや...全文を見る
○松野(頼)委員 多分、郵便局に預けられている方々と、一般の都銀なりメガバンクに預けている方々の、私は、実は資金のイメージが全く違うんではないかと思うんですね。  例えば、郵便局に預けていらっしゃる方が、シンジケートローンで私の預けているお金を運用してもらいたいとか、リスクの高...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、その予算規模は大体どれぐらいを見込んでいらっしゃいますか。
○松野(頼)委員 そうしますと、この社会貢献業務、今、郵政公社が行っている不採算の業務というのが実はあるんです。これは、公共的なイメージ、公共的な性格を持っているからあえて不採算な業務を行っているということなんですけれども、例えば一般三種という業務があります。これは八十一億円の赤...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、基金から飛び出た部分はどうするんですかということなんです。  要は、ユニバーサルサービスの中で吸収すると言われていますが、この資料は準備室からいただいた資料でありまして、それぞれの事業ごとの収支というのがちゃんと計算してあるんですよ。ですから、こうい...全文を見る
○松野(頼)委員 では、民主党案ではどうでしょうか。  私は、例えば、株式を売却しないという状況の中で、そこで官と民の切り分けというものがきっちりできていると。今の場合は、株主もいるけれどもこういう公共的な義務も課すという、一般の民間商法上の株式会社の分類でいくと非常にわかりづ...全文を見る
○松野(頼)委員 あともう一つ、利用者から見ると、要は、近くの郵便局が存続をするのかということなんですね。  郵便局株式会社法の二条の二項で、郵便局とは郵便窓口業務を行うものというふうに今回の政府案では説明されているんです。そして、これはちょっと複雑なんですけれども、今度は、窓...全文を見る
○松野(頼)委員 そういう委託事業以外に、例えば十年後、この民営化が完成したときに、要は、郵便貯金、保険、これは一括代理店契約をするのかしないのかというところで、随分前の委員会の中でやりとりがあったと思うんですが、要は、郵便局、さっきの定義ですと、窓口業務が行われるのが郵便局です...全文を見る
○松野(頼)委員 どうか、国民の利便性、特にそれに配慮した運用をしていただければありがたいと思います。  終わります。ありがとうございました。