松野頼久

まつのよりひさ



当選回数回

松野頼久の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、牛肉の危険部位混入問題と、そしてまた耐震偽装関係の五十億の予算に関して審議をさせていただきたいというふうに思っています。  まず、農林大臣、ちょうど先週の金曜日の予算委員会の質疑を聞いていまして、ちょっと私は違和感...全文を見る
○松野(頼)委員 では、アメリカにこの輸出プログラムを遵守させるために、農水省として何を行いましたか。
○松野(頼)委員 では、今回の混入をさせた牛肉を輸送したパッカーは、査察をされた四十カ所のうちの十一カ所のパッカーから送られてきた荷なんですか。
○松野(頼)委員 では、今のお話では、きちっと輸出プログラムを守る責任を輸出管理機関として負うための視察も何にもしていないじゃないですか、このパッカーに対して。その辺、どうなんでしょうか。
○松野(頼)委員 大臣、食品安全委員会は、この輸入再開に当たり幾つかの前提をつけているんですよ、附帯的事項という形で。その前提の一つが、輸出管理機関として、アメリカが輸出プログラムを遵守するような責任を負うことというんです。  それで、その資料の次のページの1の2をごらんくださ...全文を見る
○松野(頼)委員 これは実際に、二〇〇五年の八月に米国の農務省は、メディアの情報公開請求を受ける形で、特定危険部位の除去を怠った、及びその規則を遵守しなかった例が、いいですか、二〇〇四年の一月から二〇〇五年の五月までの間に千三十六件という報告がなされて、公表されているんですよ。で...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと御質問に答えていただいていないと思うんですけれども、要は、リスク管理機関の農水省としては、アメリカにきちっとやってくださいねということを伝えるだけでいいということでしょうか。
○松野(頼)委員 いや、それはないんじゃないですか。少なくとも国民の命を守る、食の安全を守るという立場のリスク管理機関の答弁として、それは附帯決議だからいいんだという問題ではないんじゃないでしょうか。そこに職員を派遣して、せめて視察をしてチェックをする、そのチェックが終わってから...全文を見る
○松野(頼)委員 どうも大臣、私は、今回の輸入再開に踏み切った時期というのが、想定していたよりも少し早かったのではないかというふうに思うんです。  といいますのは、まず食品安全委員会の答申が十二月の八日になされました。本来であればそこから査察団を派遣して、それである程度、四十カ...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと大臣、資料の4をごらんください。これは、昨年の十月二十八日に、我が党の川内博史議員が質問主意書を出しています。  それは、輸入再開以前に、対象工場における具体的な完全遵守の確認方法や、特定危険部位除去率などの科学的キットを用いた調査結果、調査人員、予算...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、違いますよ。これは十一月に出した答弁書ですよ。輸入再開前にきちっと調査団を派遣して、現地を確認してから輸入を再開すると、十一月の段階でこうはっきり言っているんですよ。十二月十二日に輸入再開を決定して、調査団を出しているのは十三日じゃないですか。この答弁書と...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、輸入再開前には行っていないわけですよね、十一月の答弁書から輸入再開までの間には。  ということは、十一月の段階では、輸入再開前に現地の調査をして安全を確認してから輸入再開を決定するというのが、本来、政府の基本的な方針だったはずですよ。なぜ輸入再開調査...全文を見る
○松野(頼)委員 おわびという問題じゃなくて、これは現実問題として、当然、相手国の現状を見て、安全を確認した後に輸入を再開するのが当たり前の話じゃないですか。現実に答弁ではこう答えているわけです。これは閣議決定ですよ、閣議決定。閣議決定を破って輸入再開を決定したのはだれですか。
○松野(頼)委員 そうすると、大臣みずから閣議決定をお破りになったということを認められているわけですね。
○松野(頼)委員 もう一回、最後のところが聞き取れなかったので、もう一回お願いします。
○松野(頼)委員 閣議決定に従わなかったと言われても、これはどういう責任があるのかというのはちょっと私はわかりませんけれども、では、なぜ閣議決定に従わなかったんですか。
○松野(頼)委員 だから、今のEVプログラムを守った、守らないという話じゃなくて、これは非常に大きな決断なはずなんですよ。なぜ、この決断を現地調査をする前に、また、この閣議決定でこういうことを確認されながら輸入再開を急がれたのか、これは明確な説明をしていただくまでは審議できないん...全文を見る
○松野(頼)委員 ぜひ、ちょっとこの続きの質問ができないので、暫時休憩にしていただきたいということを委員長にお願い申し上げます。
○松野(頼)委員 大臣、午前中の、閣議決定を守らなかったということをおっしゃった、まず理由をお聞かせいただきたいと思います。
○松野(頼)委員 この質問主意書は閣議決定です。輸入再開は閣議決定ですか。
○松野(頼)委員 では、その閣議決定をしたこの答弁と、輸入再開を決めたプロセスと、どっちが重いんですか。
○松野(頼)委員 では、その決定をお破りになった責任はだれにあるんでしょうか。もう一度お答えください。
○松野(頼)委員 ちょっと、今のは答えになっていないと思いますけれども。  では、もう一点伺います。この査察団は、先ほど、輸出プログラムがスタートしてみないとどれぐらい守られるかわからないから、再開を決めた後に視察に行ったというふうにおっしゃいました。それはそのとおりでよろしい...全文を見る
○松野(頼)委員 違うんですよ。私が聞いているのは、なぜこの輸入再開を決定する前に調査団を送らなかったんですかということを聞いているんです。
○松野(頼)委員 これは、全くこの質問主意書の内容と違うことをお答えになっているんですよ。今の答弁では、とても私が午前中求めた理由にはなっておりません。ぜひ明確な答弁をきちっと用意していただいてから答弁をしていただきたい、このように思います。
○松野(頼)委員 では、端的にお答えください。  十二日に再開を決定したときに、調査団はもうアメリカに、その次の日からアメリカにいたわけですね。要は、事実上の輸出プログラムがスタートしているわけですけれども、では、調査団はこの十一件のパッカーのうちの何件を、中に入って見たんです...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、私の聞いている話では、一件か二件しかラインの中には入っていないと聞いていますよ。現地で書類審査だけをしたという、ほかのパッカーに関しては。  ですから、輸出プログラムが決まってからでなければチェックができないというのは、全くそれは答弁になっていないと思い...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、ではその施設に入って、何をもってこの特定危険部位が除去されるかということをお決めになったのですか。現に、十六日の荷には特定危険部位が入って、来ているじゃないですか。その整合性はどうなんですか。
○松野(頼)委員 いずれにしても、日本の中では、閣議決定をした書類の中にはきちっと、厚生労働省及び農林水産省においては、牛肉の輸入再開する前にきちっと担当官を派遣してチェックしてから輸入を再開する、こういうことが書いてあるわけですよ。これを遵守するのは当たり前の姿じゃないですか。...全文を見る
○松野(頼)委員 これは委員長、この閣議決定をしたことを明らかに主任大臣がお破りになっているということを認めているわけですよ。その説明が今の説明では、到底納得できるものではありません。もっと真摯に、一体だれが、どういう理由でこの決定を覆したのかということをしっかりと説明していただ...全文を見る
○松野(頼)委員 委員長、閣議決定をして出した書類が、いや、後からそういう状況じゃなくなったからといって勝手に変えるということを答弁しているんですよ。そんな軽いものなんでしょうか。とても質問は続けられません。
○松野(頼)委員 閣議決定を破った理由は全くお答えになっておりません。
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、一月三十日の補正予算のときに、米国産の輸入牛肉の再開の問題をめぐって、我が党の川内議員の質問主意書に対する答弁、そしてまた政府の統一見解というものが出されまして、そこでちょうど私の質問を終わっておりますので、政府の統...全文を見る
○松野(頼)委員 これは、考えているからいいんだということですか、官房長官。ほかの川内さんの質問主意書、全部見ていただいても、ほとんどが全部、認識したいと考えている、必要はないと考えている、必要あると考えている、みんな考えていると答弁しているんですよ。考えているんだから別に特定の...全文を見る
○松野(頼)委員 今のは余りお答えになっていないかと思います。  では、政府が考えているということをもし閣議決定でお使いになったものに関しては、実行しなくてもいいということですか。
○松野(頼)委員 その後、状況が変わったことはまた後でお伺いをいたしますけれども、まず今の、考えているということは特定の行為ではないとおっしゃったところをもう一回お答えください。  政府が考えているという言葉を使ったときには、実行しなくてもいいということですか。
○松野(頼)委員 今の、状況が変わったということでありますけれども、釈迦に説法かもしれませんが、閣議決定に対する法的根拠という二枚目の紙をめくっていただきたいと思います。  これは内閣法四条に規定されているんですけれども、「内閣がその職権を行うのは、閣議によるものとする。」内閣...全文を見る
○松野(頼)委員 今のは、政府の統一見解をただもう一度お読みになっただけだと思うんです。  私が言いたいのは、川内議員が質問主意書を出した、十一月十八日においては、政府は、輸入再開前にもう一度現地に行って調査をして、日本向けの輸出プログラムが守られているのか、特定危険部位の除去...全文を見る
○松野(頼)委員 院というのは、選挙によって国民の代表者を選ばれた、私たちが構成員として構成しているのが議会でありますから、議会に対して説明をするということは、当然、国民に対してということであります。  ですから、そういう意味で考えますと、実際に行動は変わったわけですよね。それ...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、状況が変わったから、認識が変わったから派遣をしなかったということ、それは間違いないですね。
○松野(頼)委員 認識が変わったから査察官を出さなかったということですね。
○松野(頼)委員 もう統一見解は何回聞いてもきっと同じだと思いますから、それは私が資料でお配りしている紙を読んでいるだけにすぎないので、では、別の角度から伺います。  それならば、なぜ最後の段で、しかしながら、答弁書の閣議決定以降に生じたような過程について院に対して十分な説明を...全文を見る
○松野(頼)委員 全くお答えをいただいていないようでありますけれども、院に対して十分な説明を行わなかったということは、新たな答弁書を出さなかったということなんじゃないですか。もう一回お答えください。
○松野(頼)委員 では、もう一回、違う角度で安倍長官に伺います。  ここで、今度は、輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないことが判明しました。これも政府の統一見解に入っているんです。もし、これから米国産牛肉をもう一度再々開する場合には、この文言は生きるんでしょうか。
○松野(頼)委員 済みません、違うんです。  私が聞いていますのは、今回の政府の統一見解の中で、輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないことが判明しましたというふうにお答えになっているので、今輸入停止になっていますよね、この停止をしている米国産牛肉の輸入をまたもう一度将来...全文を見る
○松野(頼)委員 官房長官、私が質問した意味はおわかりになるでしょうか。あのときの答弁書のつじつまを合わせるために政府の統一見解を出してしまったんです。出してしまって、今度は、輸入再開前に現地に行くということを縛ってしまっているんですよ、この答弁で。  状況は変わっていないわけ...全文を見る
○松野(頼)委員 次の行動を縛るようなことをしていいんですかということですよ。
○松野(頼)委員 であれば、前回のときも、十二月十二日に再開が決まって十三日に認定が、パッカー、ずっとされていますね。それであれば、その少し前から調査団が入って、認定で再開されたと同時に当時も調査できたはずなんです。そうでしょう。でも、それはラインが動いていないからできないという...全文を見る
○松野(頼)委員 農林大臣の立場であれば、何かの発言をされていますけれども、次は、現地調査して現地を日本の目で確かめて、これなら大丈夫だという状況でぜひ輸入の再開というものを考えていただきたいというふうに思います。
○松野(頼)委員 それともう一つ、今の閣議決定について、ちょっと資料の五をお読みください。  「一般職の国家公務員は、質問主意書に対する内閣の答弁書の中に示された法令の解釈に違背して、その職務を行うことができるか。」こういう質問主意書が以前に出ております。  これに対して、一...全文を見る
○松野(頼)委員 では、これも水かけ論になるかもしれませんけれども、この答弁書は全く、この後の政府の行動を見てもこの答弁書のとおりであるというふうに法制局長官の立場で答弁されますか。
○松野(頼)委員 では、済みません、法制局長官、もう一回お答えいただきたいと思うんです。  今回のこの輸入の部分、ありますよね。川内議員の質問主意書、輸入再開前に現地に担当官を派遣して事前調査を行うというのは、これは法制局長官の立場から見て、特定の行為を指していないんですか。
○松野(頼)委員 まあ、この議論をやっていても、もう時間がありませんのでこれで終わらせていただきますけれども、また一般質疑でやらせていただきます。  いずれにしても、この米国産牛肉の輸入再開問題というのは、非常に国民の多くの皆さんは、口に入れるものだけに、不安を持っているんです...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  北側大臣、きょうは耐震偽装問題に絡む今回の補正予算五十億の支援スキームについて少しお伺いをしたいと思うんですけれども、まず大臣、資料の一をごらんください。  大臣が今まで委員会の中で、この五十億の補正予算及び耐震偽装関係のス...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、この地域住宅交付金というのは、あくまで交付金でありますよね。その交付金と住民の支援ということ、これは別の問題なのではないかというふうに私は思うんです。交付金はあくまで、自治体がつくる地域住宅計画に基づいた、その地域住宅計画に対して補助を出すという性格のもの...全文を見る
○松野(頼)委員 では、当該自治体の地域住宅計画の中に、この支援をする物件は入っているんですか、今の段階で。
○松野(頼)委員 そこは確認なんですけれども、今現在、二百幾つ地域住宅計画が全国から出ているというふうに聞いていますけれども、その中にこの対象物件は入っているんでしょうか。
○松野(頼)委員 違います。川崎市にしても横浜市にしても、今、地域住宅計画、もう既に出されているんです。その中に対象物件が既に入っているんですかということを聞いているんです。
○松野(頼)委員 違うんですよ。今、例えば横浜市でいきますと、もう既に出ているんです、ことし。公民協働のもと、ライフステージに応じた多様な賃貸住宅の供給、高齢者や障害者が安心して快適に暮らすことができる良質な住まいづくり等々の目的を書いて。例えば川崎市においても、市民の多様なニー...全文を見る
○松野(頼)委員 私が聞いている話ですと、今既に地域住宅計画が出ている。その中の文言に安全とか安心という言葉があるから、後からこの対象物件をつけ加えようとしているんじゃないんでしょうか。今現在、地域住宅計画の中に入っていないけれども、この対象物件を後からつけ加えようとしているんじ...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、もともとの自治体がつくっている地域住宅計画の中には、この支援対象物件は入っていないんです。入っていないんでしょう。いないんです。それを後から、安全という言葉があれば、これが、支援が決まればつけ加えようということなんですよ。どうでしょうか、大臣。
○松野(頼)委員 では、まだ地域住宅計画の中に入っていないにもかかわらず、今回補正予算の中に五十億、それも地域住宅交付金、要は、その根拠法となる特措法に基づいた地域住宅交付金ということで五十億の補正予算を可決しているわけですね。  でも、まだ今現在、自治体が出してきている地域住...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、精神論としてはよくわかるんです。危険な住宅からすぐに退去をしてもらわなければいけない、だから緊急を要しているから補正予算に積んだんだ、これは精神論なんです、大臣。今回は、根拠法に基づいた地域住宅交付金制度という制度のもとで出そうとしているんです。  私は...全文を見る
○松野(頼)委員 今、その附則を改正されたということですけれども、二月の六日じゃないですか。補正予算の審議の後、その附則を改定して、危険な住宅からの退去という文言を入れているんですよ。この補正予算を通過させたときには、危険な住宅からの退去という文言は入っていないんです。  僕は...全文を見る
○松野(頼)委員 それでは、資料の五と六をごらんください。  その五、地域住宅交付金の交付要綱の中の優良建築物等整備事業、多分これでやろうとしているわけですよね。  その次のページをめくっていただくと、過去に、震災のときにこのスキームを使ってやった例が、ようやく探して二件だけ...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、違うんですよ。  今回の地域住宅交付金の中で、優良賃貸住宅、優良建築物等整備事業、これは従来からのスキームで行おうとされているわけですよね。公的賃貸住宅等の部分です、六条の二項のイ、「等」の部分です。これは従来からのスキームでやろうとしているというから、...全文を見る
○松野(頼)委員 では、ちょっと戻っていただいて、資料の二をごらんください。  これは、平成十七年の六月の十六日、国土交通委員会での議論なんですが、岩本司議員が民間の賃貸住宅に対する家賃補助についてお伺いしますというふうに聞いているんですけれども、山本参考人が、公営住宅と並んで...全文を見る
○松野(頼)委員 家賃補助をした例というのはあるんですか、今回のこのスキーム以外の。では、地域住宅交付金で家賃補助をするということをこれからずっとおやりになるわけですか。
○松野(頼)委員 そうすると、もう一つ確認なんですけれども、それはぜひ今後の一つのルールとしてよく精査をしていただきたい。少なくとも、過去にはこれはありませんでした。個人に対してダイレクトに家賃の補助をするというのはありませんでしたでしょう、この答弁書を見ていただいても。
○松野(頼)委員 例えば、これは自民党のワーキングチームが三十日にお出しになった報告書の中でもこのように言われているんです。「既存の枠組みを利用した対応をしているが、必ずしも本件のような事態を想定したものではないため、ひずみが生じている。」ということなんです。  例えば、以前こ...全文を見る
○松野(頼)委員 設計者を選んだ責任とか、選べる選べないという部分は、要は、地域住宅交付金の中でそういう切り分けが明確に文言としてされているんですかということを聞いているんですよ。
○松野(頼)委員 違うんですよ、大臣。何回も言っているように、今回、支援スキームじゃないんですよ。地域住宅交付金を五十億新たに積み増したんです。ですから、支援スキームじゃないんですよ、これは。既存の地域住宅交付金という、特措法に基づいた、あくまで交付金なんですよ。地域の自治体がつ...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、その「等」の中で、優良賃貸住宅に対する支援ということで読んでいるわけですよね。その優良賃貸住宅には、賃貸住宅だろうが分譲マンションだろうが、そこの切り分けはないはずなんじゃないですかというんです、法律上。省令上かもしれませんが。そこをなぜ区切っているん...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、この地域住宅交付金というのは、地方自治体が地域住宅計画というのをまず立てなきゃいけないんですよ。今現在、その地域住宅計画に当該物件は入っていないんです。にもかかわらず、先に国土交通省がこれは賃貸物件はだめで分譲物件だけですよとかいうことを決めるのは、まだ計...全文を見る
○松野(頼)委員 私は、これ、地方がつくってくる地域住宅計画にまずそれが入ることも大変なことだと思いますよ。住人の方がまず五分の四同意をしなければ、地域住宅計画にも入れられないんじゃないでしょうか。所有権は、いまだにその住人の方々に底地はあるんです、区分所有分。ですから、その所有...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、大臣、それは精神論としてはわかりますと。私たちも、国会で予算を預かる予算委員会の立場で、幾ら緊急だとはいえ、筋が違う予算に対して納得するわけにはいかないんですよ、国民の払った大事な税金なんですから。精神論として、気持ちとしては同じ気持ちですよ、大臣。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 では、熊本でも福岡でも今耐震偽装ができていますけれども、同じようにやるんですか。
○松野(頼)委員 いずれにしても、今でも地域住宅計画の中にまだこの物件は入っていないということでありますし、じゃ、そんなに急いでいるなら、なぜ自治体は入れて出してこないんですか。
○松野(頼)委員 では、去年とことしの地域住宅交付金は一体幾らあると思われているんですか。
○松野(頼)委員 それだけのお金があるわけですよ。これを五年以内に策定すればいいわけですから、何も補正にこのために五十億積まなくても、十分これは使う気になれば使えるんです。  この議論は今、話の途中で出てきた話ですけれども、とにかく、私は、この地域住宅交付金制度を無理やり使って...全文を見る
○松野(頼)委員 では、もう一回聞き直します。  最終答申の中で、結論への附帯的事項というのがつけ加えられました。その結論への附帯的事項について、例えば特定危険部位の除去に関しては、「米国及びカナダにおけると畜場での監視の実態が不明であり、リスク管理機関による安全担保についても...全文を見る
○松野(頼)委員 それは勧告ですか。
○松野(頼)委員 大臣は、食品安全基本法の三条、これは、「食品の安全性の確保は、このために必要な措置が国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識の下に講じられることにより、行われなければならない。」大臣が食品安全担当大臣として一番お守りにならなければいけない理念はここなんで...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、大臣、冒頭に特命担当大臣の権限、できることは申し上げました。それに基づいて勧告は出したんですか。それとも、また次の、勧告に基づいて出したことに対する説明を求めたんですか。お願いします。
○松野(頼)委員 だって、このきょうの記事でも心配どおりになったと言っているじゃないですか。特定危険部位の除去というものがちゃんと行われているか。これはもう前々から、もっと言うと平成十六年の視察のときから、その視察団も心配事の一つとして心配しているわけですよ。ずっとアメリカにおけ...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうは、時間が参りましたのでこれで終わります。どうもありがとうございました。
02月27日第164回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、公述人の皆さん、本当にお忙しいところ、また遠路からこうして衆議院の予算委員会においでをいただきましたことに、本当に心から御礼を申し上げる次第でございます。  実は、きょうのこの会を開催するに当たって、予算委員会の現...全文を見る
○松野(頼)委員 ごもっともでございまして、相続税の税収なんというものはたかだか一兆数千億円なんですよ。たかだかです。それで資産が動かずに、千四百兆動かないでいるというのは全くばかげた話で、ある意味では、非常に財政危機のときに、私なんかは、一年間でもいいから相続税の税収をゼロにし...全文を見る
○松野(頼)委員 あと若干、片山知事が先ほど公述の中で地方税の部分をおっしゃいました。  去年、実は地方税法が改正になりまして、一部、事業所税の地方の割り戻しの額が、スズメの涙でありますけれども、若干戻るようになったと思います。  ただ、私どもも熊本という地方で見ていると、例...全文を見る
○松野(頼)委員 確かに知事がおっしゃるように、法人事業税の分割基準、ただ、どうしても、地方税は地方税の中だけでこれを行っているというのが現実だと思うんですが、やはりこれは、僕ら地方のわがままに聞こえるかもしれませんけれども、国の国税の基本三税の中からもある程度渡してもらわなけれ...全文を見る
○松野(頼)委員 全く知事がおっしゃるとおりでありまして、国は基本三税がある程度安定して収入を得る。市町村は、これはこれでまた僕はちょっと問題があるかなと思っているんですけれども、固定資産税を市町村税の五六%、余りにも一つの税で取り過ぎていることは問題があるかもしれませんけれども...全文を見る
○松野(頼)委員 済みません、きょうは、公述人の石井先生には、ちょっと聞こうと思っていた議題が時間が来て聞けなかったんですけれども、四名の公述人の皆さん、それぞれの立場から本当に貴重な御意見をいただきましたことに心から感謝を申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、構造改革と地方経済ということで質問をさせていただきたいと思います。  まず、地方経済でありますが、きのうも公聴会で何人かの公述人の方からいろいろお話を伺いました。その中で、随分と地方都市といっても差があるものだなと...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、中心市街地の活性という観点から都市計画法の改正というのが行われているというふうに思われます。また、一万平米以上の大型店舗について、こういう形で少し進出規制というものが強化をされてきているのではないかと思いますけれども、その観点から御答弁いただけないでしょう...全文を見る
○松野(頼)委員 大体、今回の法改正によって何%ぐらいの部分がこの規制になるのかという、大体のめどをお聞かせいただければありがたいと思います。
○松野(頼)委員 確かに、利便性そしてまたユーザーとしてのいろいろな選択肢という意味で、自由主義経済のもとでこういうことが、大規模なショッピングセンターができるという光の一面と、従来からある昔ながらの商店街が疲弊をしていくというここのバランスをどうとっていくのかということが非常に...全文を見る
○松野(頼)委員 この質問のポイントは、地価がこれだけ下落をしているのに、バブル期よりも約一・数倍の固定資産税収が上がっている、事実上の増税になっているということに対していかがかというふうに伺っております。
○松野(頼)委員 大臣、これは軽減措置も含まれた後の税収のベースでありますから、軽減措置がされていてもこれだけ税収が上がっている、地価はこれだけ下落しているという状況の中で、事実上の増税ではないですかという話をしているんですが。
○松野(頼)委員 では、この税率を変更する場合に、地方税法を改正されてやりましたでしょうか。
○松野(頼)委員 大臣、平成五年から平成六年の評価額のところをごらんください。三百五十九兆だった評価額が千四百十九兆に上がっているんですね。評価額が四倍に上がっているんです。  それで、これをやったのは、本来、課税法律主義、大臣にこういうことを申し上げるのも失礼な話ですけれども...全文を見る
○松野(頼)委員 地方税法の三百四十一条の五項というところで、固定資産税の価格は適正な価格をいうと、非常に漠とした文言なんですね。  それで、特に建物の評価に至っては、先日も僕はあるところで話を聞いたんですけれども、実際に新築の建物で、建設会社に払った価格、これ以上適正な時価は...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、国税では、購入価格から耐用年数を償却させて、毎年、鉄筋コンクリートならば四十七年で、四十七分の一ずつ償却していく、こういうやり方をしているんですが、地方税のこの固定資産税に関しては、中古物件に関しては再建築評点方式といいまして、今この建物を建てたら幾らだと...全文を見る
○松野(頼)委員 では、次の議題に入らせていただきます。  これから後半国会の、構造改革の一つ、柱となります特別会計の改革というのが出てまいります。この特別会計の改革でありますけれども、今政府が行われようとしているのは、約三十一の特別会計を、五年を目途に二分の一から三分の一に縮...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと時間がなくなってまいりましたが、幾つか文科省分で例を出させていただきたい。  これは計算証明規則に基づく証拠書類という形で提出をしていただいたんですが、まだまだこんなに委託事業があるんです。これは広報分だけで、これだけの委託事業があるんです。例えば番組...全文を見る
○松野(頼)委員 削減はあれにしても、これは、会計法二十九条及び予決令のどこに当てはまることで随意契約が許されているんでしょうか。
○松野(頼)委員 ちょっと待ってください。
○松野(頼)委員 持っているんですけれども、これのどの文言ですか。
○松野(頼)委員 番組制作とかイベントの運営が、今の随意契約、会計法の二十九条の三の四項に当てはまるんでしょうか。
○松野(頼)委員 これは通告していないので、後で資料で届けていただければ結構ですが、何年間この財団は随意契約をしていたのか、それもぜひ教えていただきたいのと、基本的に会計法というのは、随意契約というのは本当に例外的なものしか認めていないんですね。  これは以前ほかの委員会でもや...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○松野(頼)委員 民主党の松野でございます。  討論に先立ちまして、民主党としておわびを申し上げます。  本予算案の審議の過程につきまして、当委員会において、去る二月の十六日に、永田寿康議員が事実のない裏づけを取り上げましたこと、並びに、その過程で御迷惑をおかけいたしました、...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、委員長初め理事の皆様に本委員会にて質問をさせていただく機会をお与えいただいたことにまず冒頭感謝を申し上げます。  また、質問に入る前に、ぜひ政府の皆様また委員長にお願いをしたいんですが、我が党が今資料の要求をお願い...全文を見る
○松野(頼)委員 毎年の予算が六兆円いっている、そして、正味財産が十兆円あるということについてはいかがでしょうか。
○松野(頼)委員 また、この契約の約九五%が随意契約であるということが資料にも書かれているんですね。これは、さんざん、当委員会におきましても、随意契約を行うことによって政府の調達価格が競争原理の行われないところで行われる、それによって価格が高くなるというふうに指摘をされております...全文を見る
○松野(頼)委員 今、官房長官、平成十七年の十二月と一つおっしゃいましたが、それは間違いございませんでしょうか。
○松野(頼)委員 その次のページをめくっていただきたいと思うんですが、昨年私が二月の十七日に予算委員会で指摘をした後に、内閣府大臣官房広報室がこういう紙を実は私のところに持ってきているんです。どうか見てください。これは今回の日本広報協会に対する随意契約をこのように改めますというこ...全文を見る
○松野(頼)委員 この内閣府大臣官房広報室というところが、こうやりますというペーパーを実は出しているんです。そのペーパーと違うことが行われているわけですね。
○松野(頼)委員 では、官房長官、この随意契約をした理由は何なんでしょうか。
○松野(頼)委員 ですから、平成十七年度が再び随意契約だった理由をもう一回お願いします。
○松野(頼)委員 私が予算委員会で指摘したのは二月の十七日でございます。十カ月もかかるのかという問題もあるんですけれども、それと同時に、会計法にのっとった随意契約の理由を述べてください。
○松野(頼)委員 一般競争入札に変えられるなら、排他的権利の保護じゃないんじゃないですか。
○松野(頼)委員 要は、排他的権利を保護するために一般競争入札ができないからといって随意契約をされてきたわけですよね。それが変えられるならば、排他的権利の保護じゃないんじゃないでしょうか。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 その二枚先の六ページをごらんください。これは会計法と予決令及び特定政令。この特定政令は、政府調達協定、いわゆるマラケシュ条約、これは国際条約なんです、それに基づいてつくられた政令がこれなんですけれども。  要は、十三条に、こういうくだりがあります、他の物品をも...全文を見る
○松野(頼)委員 著作権というのは、その著作権料を支払わなきゃ著作権にならないんですよ。著作権を持っているんでしょうか、これ。お答えください。
○松野(頼)委員 では、なぜ一般競争入札に変えられるんですか、十八年は。
○松野(頼)委員 つくられたものの内容は違うものだと思います。ですから、著作権は発生しません。  どうぞ。
○松野(頼)委員 ですから、入札ができるものならば、最初から入札をすればいいんじゃないですか。
○松野(頼)委員 著作権は別に放棄しなくても、デザインはつくった人が持っているんです。ですから、著作権を理由にされるんであれば、すべてのこういうデザインのものは競争入札というのが成り立たなくなるんですよ。違いますか。  要は、私が申し上げたいのは、この会社のことを申し上げている...全文を見る
○松野(頼)委員 この広報協会から権利を放棄したなんという話は私聞いたことありませんけれども、それは本当に事実ですか。
○松野(頼)委員 それは本当にうそじゃありませんね。そんな話は聞いたことありませんけれども、何かペーパーでやられたんですか、それは。
○松野(頼)委員 いつされたんですか、それは。
○松野(頼)委員 それはいつされたんですか。
○松野(頼)委員 それはいつ放棄されたんですか、日本広報協会は。  委員長、これは一回ちょっと整理していただいて……。
○松野(頼)委員 委員長、著作権法上、放棄をするといって電話をした場合に著作権が発生するのかしないのか、ちょっと文科の著作権課を呼んでいただきたいんですけれども。ちょっと一回中断して、ぜひそのことをお願いいたします。
○松野(頼)委員 呼んでいない人を私も答弁させましたので。これは充実した審議を行うためだと思います。
○松野(頼)委員 こういう答弁が私は来るとは思いませんでした、日本広報協会が著作権を放棄したなんということは。では、書面があるんですかと言ったらば、書面もないという状況なんですね。そうすると、どういう形で著作権を放棄したのか、だれに対して放棄をしたのか。その使われたビデオが、では...全文を見る
○松野(頼)委員 では、それまでの問題は、私はこれをきょう初めてやっているんじゃないんです。去年の二月の十七日に同じ問題を取り上げて、まだやっているから言っているんです。変えていないから言っているんですよ。  もう一回整理するまで時間を待っていますので、ぜひ整理させてください。
○松野(頼)委員 この排他的権利の保護で……。もうわからなくなってしまった。  排他的権利の保護で随意契約をしていたものが、どういう形でことしの十八年度からできていいようになったのか。それでは排他的権利の保護に当たらないんじゃないですかということを聞いているんです。どうぞ。
○松野(頼)委員 先ほどの質疑に引き続きまして、著作権の関係の方に来ていただいたと思うのですけれども、随意契約と著作権の関係というのをちょっとお答えいただきたいと思うのですが、よろしくお願いします。
○松野(頼)委員 当然、著作権としてはそうだと思いますが、国が随意契約をしていいと言われている特定政令におきましては、本来であれば、著作権ではなくて特許権と書いてあるんですね。やはり、芸術品、美術品、特許権、そういうもの以外は……(発言する者あり)まあ、「等」ですけれども、著作権...全文を見る
○松野(頼)委員 もうこれも余り時間がないので指摘をさせていただきますけれども、資料のその前のページ、十七ページをごらんください。この労働保険特会の中に、この基準を満たしていない団体が四件入っております。丸をつけているところでございます。どうかしっかりと監督をしていただいて、この...全文を見る
○松野(頼)委員 これは確かに大臣おっしゃるように通告ができておりませんので、ぜひしっかりチェックしていただいて、もしこれにひっかかっているようであればきちっと適正に直していただきたいということをお願い申し上げます。  あと、資料の十ページをごらんください。  国土交通大臣に...全文を見る
○松野(頼)委員 それで、七ページの資料で、空港整備特別会計で三百二十七人、自動車損害保険、自賠責特会で六十五人、自動車検査特会で七十九人、これは国交省の所管の特会であります。  八ページをごらんください。  これは、平成十七年度の特会への予算要求と現実にいる職員の名簿に載っ...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、六十八名じゃないですか。これは七名差が出ている。差し引き七名と書いてあるのは、これは国交省につくっていただいた資料なんですけれども。  病欠は一人だというふうに聞いていますけれども、きのうの段階では。お答えください。
○松野(頼)委員 今回の法案の中で、五年間で五%の国家公務員を減らすという大目標を掲げていらっしゃいます。六十八名で予算要求して、現実には今六十一名しかいないということでありますね。これは、細かいこのことだけを私言っているわけではありません。このページの中にも、また、審査課という...全文を見る
○松野(頼)委員 もう時間がなくなりましたので、あと一問お伺いをいたします。  その次の十ページをごらんください。先ほどの、特会で出ている職員の数と一般会計で出ている職員の数であります。国交省所管の自動車交通局、また航空局というところに、それぞれの特会から給料が出ている職員の方...全文を見る
○松野(頼)委員 特会から出ている課長と、違う一般会計から出ている課長と、その課員の中にもまじっているという状況でありますので、ぜひここは、明確なる区分経理というのを今後気をつけていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございまし...全文を見る
12月15日第165回国会 衆議院 本会議 第23号
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○松野頼久君 民主党の松野頼久でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました四日間の会期延長につきまして、反対の立場で討論をいたします。(拍手)  反対の理由の第一は、今回の会期延長が、国会法ほか国会運営のルールを余りにも軽視するものだからで...全文を見る
12月19日第165回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、国会の最終日にこうして環境委員会で質問させていただきますこと、委員長並びに各党理事、委員の皆さんに心から感謝を申し上げる次第でございます。  さて、大臣、昨今、四十一万匹とも三十九万匹とも言われていますけれども、ペ...全文を見る
○松野(頼)委員 もう一回、資料三を見ていただきたいと思うんです。  例えば、保管期間の公示、熊本市は毎日しているんです、熊本県は保管期間の公示をしておりません、ホームページも、熊本市は出しています、熊本県はありません、譲渡の有無、これは熊本はしております、熊本県はしておりませ...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。自治体に対して、そこは政府内で少し整理をして、ぜひ徹底をしていただきたいと思います。  そして、きょうは菅原政務官いらっしゃっているんですけれども、例えば狂犬病予防法では、生後三カ月以内、要は九十日までの犬に関しては、狂犬病予防の...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、生後三カ月未満のペットがそこを歩いていたというときには、環境大臣、どのように対処したらいいんでしょうか。
○松野(頼)委員 ですから、その辺の線引きがはっきりしていないんですよ。  例えば、熊本市の動物愛護センター、私も先週の土曜日に見てまいりましたけれども、約三十匹いる中の二十匹は今子犬なんです。多分、生後三カ月に満たない子犬なんですね。それが、例えば狂犬病予防法の世界で抑留をさ...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  それともう一つ、動物愛護法の中で、例えば次の資料の四をごらんいただければと思うんですが、「保管動物の飼養を希望する者の募集は、近隣の都道府県知事等との連携を図りつつ、できる限り広域的に行うように努めること、この際、保管動物に関す...全文を見る
○松野(頼)委員 この自治体の数で動物愛護法を一生懸命やっているんだ、基本指針に対して頑張っているんだということが言えるのかという、このことは私は少し疑問ではないかというふうに思うのと同時に、資料四の次のページをごらんください。  これが十三の自治体につながっているホームページ...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、これは違いますよ、大臣。これは環境省の問題ですよ。犬及びねこの引取り並びに負傷動物等の収容に関する措置では広域的にインターネットで募集をしなさいと書いていながら、環境省のホームページでは当該自治体以外への譲渡は行っていませんという注意書きが書いてあることを...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、その自治体が当該自治体以外に譲渡することは行っていないというふうに決めている、これは法の精神と自治体の運用がずれているんじゃないですか。もう一回、伺います。
○松野(頼)委員 きのう、実はヒアリングをしていたときに、動物愛護法に関して、自治体さんの判断で自治体さんの判断でということを非常に強くおっしゃっていたので、この資料の最後のページ、十二というのをつけております。  これは動愛法というよりも地方自治法の一般論の話ですけれども、「...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、そんなことはないと思いますよ。当然、地方自治の各自治体がつくる条例というのは法律の範囲内で運用をしなければいけない、これはもう当たり前の話なんです。動愛法というのは国がつくった法律でありますから、この法律と違う自治事務をしている場合には、それは国からちゃん...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、環境省として告示されたこの基本指針、殺処分率を低下させる、そして引き取り数を半減させるという大目標のために、その政策実行のために予算が伴わないで政策実行できるんでしょうか。本当に、これはぜひ予算を要求して、各自治体に対して予算を出すかわりにきちっとこの法律...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、これは環境省としての覚悟の問題なんですよ。この四十一万匹と言われている犬、猫の殺処分を本気でこの基本指針にのっとって半減をさせる、また減少させるというお気持ちがもしあるのであれば、きちっと予算を計上して、この政策の実現に対して本気で取り組んでいただきたい。...全文を見る
○松野(頼)委員 まだ若干時間があるので質問を続けさせていただきますが、菅原政務官にちょっと伺います。  資料の十、狂犬病予防法の第四条で、犬の登録について、手数料が以前あったんです、最後幾らかわかりませんが、二千円程度だったかというふうに思いますけれども、この手数料が、この資...全文を見る
○松野(頼)委員 もう時間になりましたので質問を終わらせていただきますが、本当にきょうはこういう機会を与えていただいてありがとうございました。また来年の通常国会でもこの話題は引き続き行いたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  きょうはありがとうございました。