松野頼久

まつのよりひさ



当選回数回

松野頼久の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  総理、きょうは当委員会に御出席をいただきましてまことにありがとうございます。  本論に入る前に一言伺いたいんですけれども、今、日銀総裁の人事というのが非常に話題になっておりますけれども、今総理としてお考えになる日銀総裁にふさ...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。  本論に入りたいというふうに思います。  今、財務金融委員会でありますので租税特別措置法の法案を審議しておるところでございますが、今回の道路特定財源、特に揮発油税等の暫定税率、これがまず租税特別措置法になるわけであります。  この...全文を見る
○松野(頼)委員 続いて、同じ世論調査の数字なんですけれども、政府の計画では、今後十年間で五十九兆をかけて全国に道路整備をする予定です、あなたは計画どおりに道路整備を進めるべきだと思いますか、計画より減らすべきだと思いますかという問いが、そのお配りしている資料にもついておりますけ...全文を見る
○松野(頼)委員 それと、これは平成十三年六月に骨太の方針というのが小泉内閣で閣議決定をされております。たしか総理はそのとき官房長官で、この閣議決定に対して判こを押されたのではないかというふうに思うんですが、そのときに、一般財源化の方針ということが盛り込まれているわけであります。...全文を見る
○松野(頼)委員 ここで何回もひっかかるわけにいかないんですけれども、さっきの世論調査の中には一般財源化の質問も入ってございます。一般財源化に賛成の方は五四%、反対の人は三五%。これは、自動車ユーザーの方は相当分含まれているというふうに私は思っております。ユーザーの方がどうも一般...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、これは税制調査会も答申を十二年に出しているんですけれども、その一ページ目にもつけてありますけれども、これも、一たん講じられると既得権化して、政策効果の再検討が十分行われないままに優遇措置が長く継続してしまいがちである、このことに注意をしなければいけないと。...全文を見る
○松野(頼)委員 それなら、五十年というのはあり得ないんじゃないですか。半世紀ですよ。もう一回御答弁ください。
○松野(頼)委員 今の答弁を聞いていると、だから見直すんですという結論が来る方が正しいのかなというふうに思うような答弁なんですけれども、五十年間も、要は、四十年、五十年続いて硬直化している特別措置を見直しますかというふうに聞いているんです。いかがでしょうか。
○松野(頼)委員 ですから、今回のガソリンに関する特別措置、暫定税率にしても、特に、昭和二十九年に田中角栄先生がこれをつくられた時代、そのときの国の道路状況、社会資本整備の状況を考えれば、私はある意味で非常に知恵のあったいい制度だったなというふうに思うんです。  ただ、時代は変...全文を見る
○松野(頼)委員 方向転換ではないというふうに私は思うんですけれども。  要は、五十九兆は道路に使います、もしも余ったら一般会計に回しますと。まず大前提は、五十九兆は道路なんですよということは決めているわけじゃないですか。例えば、五十九兆の中の、では半分は一般会計に入れるんです...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、違うんですよ。私が聞いているのは、私も畜産農家を育成したいという思いは一緒なんですよ。ただ、なぜ牛と豚の税率が違うのかと聞いているんです。
○松野(頼)委員 要は、肥育期間の長さと生まれる頭数を言っているわけですね。であれば、馬はどうなんですかときのう聞いたら、答えられないんですよ。  もう一回お答えください。馬は肥育期間も同じ、妊娠期間は牛よりもっと長い、生まれる頭数も一頭なんです。馬と牛の違いは何なんでしょうか...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、私が言いたいのは、品目で切るのではなくて、例えば食用の、鳥も含めたそういうものに関しては、例えばでは飼養期間が長いものに関しては保護しますよとか、そういう形の公平性が税の世界では必要なんじゃないですかというふうに言っているんですよ。わかりやすい基準を設ける...全文を見る
○松野(頼)委員 今ここで牛と豚がなぜ違うのかという議論を長々やりたくありませんので、そういう、だれが聞いても公平な制度、要は、税は公平、中立、簡素という大原則があって、今、財務副大臣がおっしゃったように、例えば、馬は生産する農家が少ないから。では、少ない農家は育成しなくていいの...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、例えばBSEが発生したときには、緊急対策としてまた別途いろいろやられたじゃないですか。BSEと今の生産量、要は枝肉の値段なんかはもうBSEの前に戻っていますよ、ちゃんと価格は。ですから、この生産頭数とBSEの因果関係というのは、私はそうはないと思います、肉...全文を見る
○松野(頼)委員 これもさっきの元国税庁長官の泉さんという方が書かれている論文ですが、税制以外での措置でその主張するところの目的達成のための有効な手段、例えば補助金、財投などがないかどうか検討して、ほかに適当な手段、方法が見出せない場合に限って行うべきであって、決して安易にこの特...全文を見る
○松野(頼)委員 これはまた次の機会にゆっくりやりたいと思うんですが、最後に一点、これは総理にお伺いしたいのですが、資料の九、十をごらんください。  国幹会議のメンバーのことでちょっとお伺いをしたいのですけれども、国幹会議、これが十九年十月十八日現在の国幹会議のメンバーでありま...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。  この方々がこの本当の利害関係者とは思えないので、どっちかの肩書を外れるなりなんなりということが必要ではないかということを最後に指摘させていただいて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月26日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久と申します。  きょうは、参考人の先生方、大変お忙しいときに当委員会にお越しをいただきまして、まことにありがとうございます。  早速幾つか質問に入りたいと思うんですが、まず中里先生にお伺いをしたいと思うんです。  中里先生、私も先生の今まで...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございます。  特に、先ほど政治的なというふうにおっしゃいました。市町村税の六五%を都市計画税と固定資産税で占めているわけなんです。ですから、減税ができないという、まず徴税の立場ありきという形の解決が図られているのではないかということが私は非常に問題...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  次に中林先生にお伺いをしたいと思うんですが、これも中林先生のおっしゃっている中に、財政改革における要素としては、政府と国民と、あとそれを結ぶ専門家、この三要素が非常に必要であるというふうに論じていらっしゃる部分があるんです。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  例えば予算書の中には、ではミュージカルをやりますという、ミュージカルのミュの字も出てこない、例えば千八百億も外郭団体に投げてその調査をするということも出てこない、ほとんど人に使われていないような駐車場をつくるということも予算書の...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  最後に、安藤先生にお伺いをしたいと思います。  安藤先生の書かれた論文を拝見いたしまして、非常に共鳴するところ、たくさんございました。その中でというわけではないんですけれども、先生にちょっと一つ、ずばりとお聞きしたいのは、今回...全文を見る
○松野(頼)委員 先生としては、この二重課税はしようがないというふうな御意見でいらっしゃいますでしょうか。それとも、やはりある程度の時期に見直すべきではないかという御意見でいらっしゃいますでしょうか。
○松野(頼)委員 あと、先生は特定財源の問題について、やはり特別な事情があるということがまず大前提である、その特別な事情は、まさに半世紀前の道路整備状況と比べて今はもう状況が違っているんだから、この特定財源制度というのはやめるのではないかというような趣旨だというふうに思っておるん...全文を見る
○松野(頼)委員 四人の参考人の先生方、本当にきょうはお忙しいところ、どうもありがとうございました。貴重な御意見を伺わせていただきましたことに感謝を申し上げまして、質問を終わらせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
02月28日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、前回に引き続いて租税特別措置法の問題について質問をさせていただきたいと思います。  前回の質疑でも、この租税特別措置の意味合いというものをお話しさせていただきました。これは、特定の政策目的を実現するための手段として...全文を見る
○松野(頼)委員 この二十隻の船舶が環境に与えた影響というのは、一体どういうことでしょうか。
○松野(頼)委員 では、そのNOxが今年度どれだけ排出をされて、五年間この税の特別措置を行う目的として大体どれぐらいの量のNOxの排出を防ぐという目的でございますか。
○松野(頼)委員 今回五年間またこの措置を延長される。要は、船舶に対して税の恩典を与えて何かの政策目的を達成しようとする。その政策目的が船舶から排出されるNOxの減少だというふうに大臣はおっしゃっているわけです。ですから、今年度はこの二十隻でどれぐらいの量のNOxが排出をされて、...全文を見る
○松野(頼)委員 税の減免措置を行う。これは、税は公平で中立でなければいけないという大原則があるわけです。その公平中立の大原則を破ってまでこの政策に対して税金を減免するんだというふうにおっしゃるわけですから、その政策目的、目標をはっきりしてもらわないと、私は納税者の不平等感は生ま...全文を見る
○松野(頼)委員 それは免税する対象であって、政策目的は何ですかということを伺っているんです。今、この二十隻の船でどれだけNOxが排出されていて、果たしてそのNOxが排出されていることによって何か困ることが起こっているのか起こっていないのか。もしそれが起こっているならば、どれだけ...全文を見る
○松野(頼)委員 これは、大臣、恐縮ですけれども、今の答弁でこの税の減免措置を五年間延長するということはとても言えないんですけれども、もう一回きちんとした答弁をしていただかなくては、質問ができないと思います。
○松野(頼)委員 だから、現在の、今回の法律の中に含まれている、期限は来ていませんけれどもこれも法律の中に含まれているわけですが、その政策目的は一体何なんですかということをさっきから、もう二十分たっていますけれども、繰り返し聞いているわけです。  そうしましたら、大臣はNOxが...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、平成十二年の税制調査会でも、こういう租税特別措置は一たん導入されると長期化して既得権化するおそれがあるんですということを答申しているんですよ。まさにこれがそうなのではないかという思いでこの質問をさせていただいているわけであります。ですから、そうではないと言...全文を見る
○松野(頼)委員 では、その七十分の三下げることによって、今回の二十隻がどれだけの削減ができるんですか。
○松野(頼)委員 大臣、今このやりとりの中で、政策目標がはっきりしないからもうやめますというふうにもしおっしゃるならば、この議論はやめてもいいんです。ただ、これは必要だとおっしゃるならば、きちっとした数値目標をあらわしてくださいということを言っているんです。どうぞ。
○松野(頼)委員 来年というふうにおっしゃいましたけれども、ことしもまだこの法案の中に残っているわけであります。ですから、今きっちり答えを出していただきたいと思います。それでなければ、数値目標をきちっとあらわして、政策目標を国民の前に明らかにしていただきたいと思います。
○松野(頼)委員 二年ごとじゃないと見直しができないわけではないんです。今回期限は来ておりませんけれども、今まさにこの法案が通過をするかしないかということでありますので、ここではっきり明言をしていただければ、あと一年期限を残して廃止することはできると思うんです。  ですから、そ...全文を見る
○松野(頼)委員 前回の質問でも、牛、牛肉に関する減免措置のときに、では牛と馬はどう違うんですかと言って、それも明確にお答えにならなかったと思います。  要は、あのときも、肥育期間の長さだとか肥育農家の数だとか、それも数なのか長さなのか、そこも明確じゃないままに、別に私は畜産を...全文を見る
○松野(頼)委員 何でこういう質問をしているかというと、要は租税特別措置という、今回二百九十五項目、膨大にあるわけですね。その膨大にある租税特別措置というのは、極めて税の世界では異例な措置なわけです。この異例な措置を行うからには、きちっと議会でその効果、政策目標が説明できなければ...全文を見る
○松野(頼)委員 約とおっしゃいましたけれども、十九そうですから、正確な金額を教えていただきたいと思うんです。
○松野(頼)委員 そうすると、この税金はきちっと、どの船から幾ら減税されたかということが明確になっていらっしゃるのでしょうか。
○松野(頼)委員 では、昨年度は幾らだったでしょうか。
○松野(頼)委員 いや、推計じゃなくて実数、昨年の実数を教えていただきたいんです。
○松野(頼)委員 何でこういう質問をするかというと、これも私は再三申し上げているんですが、要は、法人税だなんだという中に混じり込んじゃうんですよね、こういう減税をしても。一個一個、消費税じゃありませんから、これで幾らこれで幾らというのが出ないんですよ。全体の法人税の中で、この特例...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、ですから、今回のこの船舶の減税は正確な数字で幾らですかということをもう一回お答えいただけないでしょうか。  これは、恐縮ですけれども、納税のときに企業の方に例えば要求をする、あなたの会社はどの減税を使いますかと。そうすると、うちは船会社だから、船をつくっ...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、私は個別の企業名を聞いているわけではありません。全体で幾らの減税が行われたんですかということを聞いているんです。
○松野(頼)委員 これは、税を減税して、推計値というのが理解できないわけです。多分ないんだと思うんですね、さっきから答弁いただいているように。ただ、ないですと言って僕らも通すわけにいかないので、ある程度の、来年なら来年、再来年なら再来年なのかもしれませんけれども、この特別措置とい...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、参考にじゃなくて、減税するからには、幾ら減税したとつかむのは当たり前の話だと思うんですね。別に個別の企業名まで言ってくれと言っているんじゃないんですよ。何社が利用して、幾らの減税が行われたということがはっきりつかめないままにこういうものが延長されていくとい...全文を見る
03月19日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。きょうは、ちょっと立法府の中での手続的な話を若干させていただきたいというふうに思っております。  昨当委員会におきまして、所得税法等の一部を改正する法律案、強行採決によって参議院に送られました。その参議院に送られた状態の中で、実は...全文を見る
○松野(頼)委員 今、聞く前に答えていただいたんですが、要は参議院において議決をしていない法律案が返付されてきたということはありますか。
○松野(頼)委員 いやいや、違うんですよ。参議院で議決をしていない法律案が衆議院に返付をされたことはありますかということです。ないと思いますよ、もちろん。
○松野(頼)委員 それは六十日たったということですよね、答えてください。
○松野(頼)委員 六十日を経る前に議決をされずに戻ってきたことはあるかということです。
○松野(頼)委員 次は、違った視点から伺いたいと思っています。めくっていただいて、資料の五をごらんください。  これは、国会法八十三条が昭和三十年に三項目つけ加えられたときの話なんです。要は、議決をするときには必ず法律の本書というものが必要である。ですから、議決をしないで法律が...全文を見る
○松野(頼)委員 この国会法八十三条に三項目加えられた後は、そういう例はないということですね。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 それで、ちょっとわかりやすく、資料の六から実際の法律案というものの現物の写しがつけてあります。  まずこれは、以前に参議院での民主党の議員立法、参議院での議員立法のタイトルですね、国民年金事業等の改善のために等々の。これが参議院で議決をされて衆議院に送られてき...全文を見る
○松野(頼)委員 今、参議院において民主党の議員立法を可決したときに、衆議院から送った閣法を否決したとみなす、そして三分の二で衆議院に戻して再可決をするというような報道があるんですけれども、要は、そういうことが果たしてできるのかどうか。これは事務総長的にお答えになれるのかどうかわ...全文を見る
○松野(頼)委員 そうなんですよ。行政府に聞く話じゃないんですよね。あくまでこれは立法府の中の手続の話だというふうに思っているんですが、要は、参議院における異なった議決とは、修正及び否決の採決がまず必要なんですね、戻すためには。その採決をしていない法律を衆議院に戻すということは、...全文を見る
○松野(頼)委員 それは、要は、その閣法は参議院から回付されていないわけですよ。回付されていないので、衆議院の議運にかかることはないんじゃないですか、回付されなければ。
○松野(頼)委員 では、最初の芦部さんのあれに戻ってください、資料三です。  異なった議決とは、衆議院で可決をし参議院に送付した法律案を参議院が否決した場合、それに修正を加えて可決した場合、要は、決が必要なわけですよ、採決が。だから、採決がなされなければその本書は衆議院に戻って...全文を見る
○松野(頼)委員 その対案関係という規定は何かあるんですか。
○松野(頼)委員 いや、聞いたことに答えてください。対案関係の場合の規定はあるんですか。
○松野(頼)委員 要は、みなしの規定があるのは六十日たった、四項だけなんですよ。そうでしょう。議決をするか、みなしの規定が適用されるのは五十九条の四項の方だけ、六十日たった場合、そのときには回付の依頼というのを衆議院から送って、参議院から回付をしてくれと通知を出して、参議院から回...全文を見る
○松野(頼)委員 大体時間が参りましたので、いろいろな事実関係を議事録に残していただきました。過去に一度も例がないということなんですね、これから行われるかもしれないと言われていることは。ただ、過去に一度も例がない状態で、やはりこの五十九条の二項というものを誠実に運用していただきた...全文を見る
○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 関税率の改正に当...全文を見る
04月02日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは当委員会において質問の時間をいただきましたことを、委員長初め各党の皆さんに心から感謝申し上げます。  きょうはBSEと鳥インフルエンザの問題について質問をさせていただきたいと思っています。  資料をお配りさせていた...全文を見る
○松野(頼)委員 今の説明はよくわからなかったんですが、筒井先生も当時同じ予算委員会でこの質問を一緒にされたんですけれども、当時は、迷宮入りは絶対にさせないんだ、感染経路の究明を行うんだということを繰り返し農林大臣として答弁されていたんですよ。五年たって、この調査報告書を見ると、...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと答弁に納得できませんけれども、こればかりやっているわけにいきませんので、またこれは別の機会にやりたいと思いますが、今の段階ではっきり感染ルートはわかっていないと思うんですよ。五年前に必ず感染ルートは究明するんだと農水省で言い切っているにもかかわらず、五年...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。  続きまして、環境委員会の時代から随分動物愛護で大臣とはいろいろな議論をさせていただいて、非常に前向きな姿勢をとっていただきました。そのことには大変感謝を申し上げる次第でございます。  この鳥インフルエンザの問題、実は日本の鳥インフ...全文を見る
○松野(頼)委員 今の答弁で幾つか聞きたいところがあるんですが、まず、馬インフルエンザで死亡例はないというふうにおっしゃいましたけれども、それは確かですか。
○松野(頼)委員 死亡例はあるんじゃないですか。
○松野(頼)委員 そのほとんどないという、ないからワクチンは使っていいんだと。そのほとんどというのは死亡例があるわけじゃないですか。そのほとんどないから大丈夫だという判断は一体どういう判断でされているんですか、死亡例があるにもかかわらず。
○松野(頼)委員 では、鳥インフルエンザの、例えばH5というウイルスが原因での死亡例は逆にあるんですか。
○松野(頼)委員 いや、鳥です、鳥。例えば、H5N1。このH5シリーズの中で、要は鳥インフルエンザの病原菌が原因で死亡例があるのかというんですよ。
○松野(頼)委員 馬でもあるんですよ。馬のインフルエンザの感染力と鳥のインフルエンザの感染力が、一方ではワクチンを認めて、一方ではワクチンを認めないというほど明らかなデータがあるんですか。
○松野(頼)委員 では、そこは後で御説明をいただくなり、また時間をいただくなりという形で結構ですけれども。  もう一点、さっきの大臣の答弁で、これは農水省がずっと言い続けていることなんですが、例えば、去年の十二月十三日、決算行政委員会で若林大臣の答弁なんですが、発生の抑制には効...全文を見る
○松野(頼)委員 お配りした資料八をごらんください。  これは、OIEの中の質疑応答資料、二〇〇三年五月にパリで行われた内容なんですけれども、諸外国、特にEUやアメリカでは、ワクチンに対して、ワクチンを接種した鳥、いわゆるOIEの鳥インフルエンザの専門家でありWHOの鳥インフル...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、日本の鳥インフルエンザの今の対策というのは、発症したら全羽殺す。確かにそれは完璧ではあるんですよ、病気を蔓延させないという手段だけを考えれば。ヨーロッパでは、ずっと前からこの鳥インフルエンザに悩み苦しみながら、長い歴史を持っている状況の中で、当時は全羽殺す...全文を見る
○松野(頼)委員 今みたいな答弁を国際会議の舞台で言ったら笑い者になりますよ、大臣。DIVAまで否定をして、世界の舞台で果たしてその答弁が通るのかどうか。  最後に、もう時間になりましたから終わりますけれども、資料の十二から十五までごらんください。EUの公報をつけてあります。資...全文を見る
○松野(頼)委員 時間になりました。大臣、ありがとうございました。また、各委員の皆さん、ありがとうございました。
04月08日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○松野(頼)委員 民主党の松野でございます。早速、質問をさせていただきます。  今、大臣から、独法の剰余金のお話、無駄のお話をされておりました。お配りをした資料の六をごらんください。これは渡辺大臣にお伺いをしたいんですが、独法の通則法をどうも今政府の方で改正するという動きの報道...全文を見る
○松野(頼)委員 ということは、無駄な資産は国に返してくれということでありますよね。積立金、剰余金等はこれに当てはまるんですか。
○松野(頼)委員 NACCSセンターの民営化の話が今出ているんですが、今の独立行政法人のNACCSセンターにも実は剰余金が四十億積み上がっております。そのうち二十九億が政府短期債という形で運用されているということなんです。今回、民営化の法案が出てきたという状態の中でこの四十億の資...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、今現在、独法のときの状態でも、三十億、使っていないから短期債で運用されていたわけなんじゃないんですか。  これ、現在の独法の法律第十九条、「積立金の処分」というのがあるんですが、「積立金の処分」の三のところ、「センターは、積立金の額に相当する金額から第一...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、本来であれば、この三月三十一日で終わった中期計画、この法律に基づけば、この段階で次の中期計画を定めないわけですから、本来は、ここで残余の金額がある場合は国庫に納付しなければいけないんですよ。それを、新たに民営化するまでの半年間を、中期計画を延長して、こ...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、そうじゃないんです、要は。延長した中期計画でどういうお金の使い道の計画があるのか聞いているんです。局長でいいですよ。
○松野(頼)委員 いや、それはこの三月三十一日で終わった中期計画に書かれているわけですよね。それが終わるんですから、本来は、その段階でこの三十億、四十億という剰余金は一回国庫に返納して、それでも必要であれば、また国庫からもらうなりなんなりの手続が必要なんじゃないんですか。そのまま...全文を見る
○松野(頼)委員 では、この政府短期債を早く売り払って、延長したその中期計画のとおりに設備投資するべきなんじゃないんですか。
○松野(頼)委員 けさ、日本通関業連合会という、通関の業者の皆さんにお話を伺いました。今までさんざん、各港湾の中でのインフラが整備されていないとか、それぞれの通関所によってシステムが違うから整備をしてくださいということをお願いしたけれども、お金がないということで全くその話は受け入...全文を見る
○松野(頼)委員 では、積立金の中に十億円の現金というものがあるわけですよね。二十九億が政府の短期債、十億円の現金がある。それはそのままどうも株に移行をしていくということらしいんですけれども、一体幾らの資本金の株式会社をおつくりになるつもりですか。
○松野(頼)委員 きょうはどうもこの委員会で採決はいたしませんので、四十億円の今剰余金を新しい会社に移行する、一体どういう設備投資を考えられて、どういう資金使途があるのかというのをぜひ一回出していただけませんでしょうか。  全くそれがないままに、いや、まず手元資金で十億は必要な...全文を見る
○松野(頼)委員 厳しいことを申し上げましたが、きのう、先週とこのNACCSセンター、いろいろと説明をいただきました。いわゆる独法という状況の中で僕らはどうしてもうがった見方をするんですけれども、非常にこの独法自体はまじめに、本当にきのうは税務署の調査のようにいろいろ貸借対照表か...全文を見る
○松野(頼)委員 今大臣がおっしゃった金融検査別冊、「知ってナットク!」というパンフレット、これを見ると大変いいことが書いてあるんです。例えば「中小企業と大企業は異なる扱い」といって、赤字になりやすい、債務超過になりやすい、財務状況の回復に時間が必要である、貸出期間が短い等があっ...全文を見る
○松野(頼)委員 現実に中小企業は、では株を市場で公開するというわけにもいきませんし、だれかにうちの株を買ってくれと言っても、なかなかそこで値がつくわけでもありませんので、やはり金融しかないと思うんですね。  例えば、これで大企業の貸し出しというのは、若干、金融から市場で、マー...全文を見る
○松野(頼)委員 もう一点、借り手側の使い勝手の問題なんですけれども、大臣、これもまた往々にして中小企業では起こっていることなんですが、例えば幾つかの銀行から、これは七年で借りて五年返しています、これは七年で借りて四年返していますといって、何本もいわゆる借り入れの足が出ているわけ...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、期待をするなんて人ごとのように言わないでいただいて、要は、金融の責任者の担当大臣ですから、ぜひそういう制度をつくっていただきたい。  そして、再生というふうにおっしゃいましたけれども、再生というと、やはり債権をカットしてもらったりとかいうところなんですね...全文を見る
○松野(頼)委員 あと一点。さっきの超長期というお話がありました。例えば、その貸し出しの期間と税制が合っていないというのもあるんですよ。  例えば建物を建てました、鉄筋コンクリートだと法定の償却は四十七年、要は四十七分の一しか損金に算入できないんですけれども、実際にはそんな長い...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。これで終わります。
04月11日第169回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、この環境委員会におきまして、こうしてお時間をいただきますことを委員長初め各党の皆さんに感謝を申し上げます。  鴨下大臣、昨年の十二月、動物愛護で一回議論をさせていただきました。きょうは再びそのテーマについて幾つか議...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございます。  といいますのは、実はことしの一月にも、大阪の犬管理事務所に私も行ってまいりました。それは後でまたお話をいたしますが、そういう動物愛護の意識というものがないんですね。  これは写真をつけてありますけれども、資料の十五ページの写真です。...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうは厚生労働政務官に来ていただいているんですけれども、現場では、狂犬病予防法を運用する職員だけしかいないところもあるんですね。  政務官に御答弁いただきたいんですが、狂犬病予防法の世界では、殺処分をするということについてどういう観点でお考えになっているか、...全文を見る
○松野(頼)委員 今聞いていただいたように、要は、殺したときに、もし持ち主があらわれたらば、どれだけの価値を返済しなければいけないかということだけしか評価人は評価をしないんです。さっき切り分けていただいたチャート図でいうと、いわゆる動物愛護法に基づく引き取り犬、狂犬病予防法に基づ...全文を見る
○松野(頼)委員 今答弁いただいたように、飼養に適すか適さないかの評価、要は専門の獣医師等々がということですけれども、各愛護センターなり保健所なりに、飼養に適するか適さないかということを動物愛護の観点から判断する人間を必ず置くというような縛りというのは今あるんでしょうか。
○松野(頼)委員 そうなんです。ないんです。  ただ、環境省としては、全国の自治体に動物愛護推進員だとか動物愛護担当職員を置くという条文があるんですよね。ですから、せっかくそういうものを置くということをしたので、各保健所、愛護センター等々には、動物愛護の観点から、できるだけ生存...全文を見る
○松野(頼)委員 それができていないから、この場でお願いをしているのであって、資料の八をごらんください。これは東日本だけの部分を抜粋したんですが、これが現状の引き取りだとか捕獲の、あと殺処分の、ページ数が多くなるので東日本しか入れませんでしたが、全国の状況なんです。七ページ、八ペ...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございます。  もしそういう観点があれば、例えば動物愛護法では、さっき水浸しのチワワの写真を見ていただきましたけれども、以前、私も菅原厚生労働大臣政務官と議論をしたときに、狂犬病予防法で抑留をしている二日間の公示期間には、動物愛護の観点を排除するもの...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。ぜひよろしくお願いをいたします。  最後になると思いますが、資料の二十一ページをごらんください。これは鴨下大臣と議論をさせていただいたんですが、去年の十二月、その前のページの二十ページにそのときの議事録が残っております。要は、自治体...全文を見る
○松野(頼)委員 時間が来たので終わりますけれども、ただ、もう何十年も前から、動物愛護週間をつくってポスターを張ったりチラシを配ったりやっているんです。それでも直らないから、こういう場所で言わせていただいておるわけです。  いつも当委員会に来てこの問題でいろいろ厳しい指摘をさせ...全文を見る
05月08日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、参考人の皆さん、大変御多忙の中に当委員会にお越しをいただきまして、心から感謝を申し上げます。  さて、早速お話を承りたいと思うのですが、今回の金商法の改正、一つの大きな柱として、貯蓄から投資へということが大きな柱と...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  国民生活センターに、実は株式で約五千六百件の苦情というものが来ているんですね。これは若干ダブっているのかもしれませんが、販売方法に関して三千七百件、また、契約、解約について四千七百件という苦情が今でも来ている。これは二〇〇六年の...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  また、今回、黒沼先生は審議会の中で、インサイダー取引に対する課徴金のことについて随分発言をされていたというふうに思います。今回の金商法の改正においても、課徴金が随分値上げをされました。ただし、一方で見ると、利得をすべて奪われたに...全文を見る
○松野(頼)委員 逆に、今回、プロ向け市場というものを積極的に推奨してつくっていくという状況なんですけれども、要は、一般投資家が投資をする市場とまたプロ向け市場という中で、果たして課徴金を一律でいいんだろうか。例えばプロ対プロの世界の中では、もっと罰則的な課徴金を課すという考え方...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  次に、安東会長にお伺いをしたいんですが、安東会長も、十九年六月一日、「国際金融」という雑誌の中で、このようにおっしゃっております。「不適格な業者・反社会的勢力の排除」というところで、特に、「不適格な業者等を市場から排除し、一般の...全文を見る
○松野(頼)委員 例えばルール違反を行ったらすべて市場から排除するというような意味にも聞こえるんですけれども、そこまで厳格に、厳しくととらえてよろしいんですか。
○松野(頼)委員 では、例えばそれで悪質であるということで捜査当局が入り、裁判所で刑が確定をした場合、事件を起こしたということであれば、それは市場から排除するというお考えでよろしいんですか。
○松野(頼)委員 インサイダー事件が昨今ずっと長い間取りざたをされている状況の中で、例えばインサイダー事件を起こした会社というのは、もう市場から排除するという考えでよろしいんですか。
○松野(頼)委員 除名ということはされていないですか。(安東参考人「はい」と呼ぶ)  例えば、それは協会として、自主規制機関としてどのような調査を日ごろされているのか伺えればというふうに思っています。
○松野(頼)委員 また、同誌の中で会長はこのようにおっしゃっております。「例えば、検査については、日証協は証券会社等のコンプライアンス態勢、自己資本規制比率、分別保管及び新しい金融商品の勧誘・販売の状況等について監査を行い、行政にその結果を報告するという役割分担が考えられます。」...全文を見る
○松野(頼)委員 今回、野村証券さんがインサイダーで当局に立ち入りを行われました。この件について、何か協会として事前に動いた、または、それ以降も行政に対してこのようなことがあるというような報告をされたことはありますでしょうか。
○松野(頼)委員 先ほども申し上げましたけれども、国民生活センターに対する苦情、これは別にすべてがそのとおりだというふうに受け取るわけではありません。ただ、ある程度の頻度で、特に株に対する苦情というものが国民生活センターなり金融庁のホットラインというところに寄せられているという現...全文を見る
○松野(頼)委員 今おっしゃった和解のあっせんは、どれぐらいの頻度で行って、どれぐらいあっせんが成立されているんでしょうか。
○松野(頼)委員 寄せられた苦情、国民生活センターなり金融庁のホットラインから、きのう、ちょっと抜粋をして幾つか出してくれというふうに申し上げましたら、こういうのが出てまいりました。  株券の電子化手続をするために証券会社に預かり証を持っていったが、取引はないし証書の印鑑が押さ...全文を見る
○松野(頼)委員 ADRの立ち位置というか、どんな感じの立ち位置でつくった方がいいとお考えですか。協会の下に自主規制でいくんだというような形なのか、もう少し、もちろん協会も参加をする、当然のごとく参加をするのと同時に、行政と民間の中間的な立ち位置につくった方がいいのか。  私は...全文を見る
○松野(頼)委員 樋口参考人からも一言お願いします。
○松野(頼)委員 続きまして、協会として、インサイダーというものに対して「協会員の従業員に関する規則」という内規を自主規制機関としてつくられております。  例えば、「協会員は、いかなる名義を用いているかを問わず、自己の従業員から、又は他の協会員の従業員から当該従業員が当該他の協...全文を見る
○松野(頼)委員 これは重要事実にかかわる社員だけですか。
○松野(頼)委員 この協会服務規則、要は、いかなる社員も取引をしてはならないということをうたわれているわけですから、だれがどういう形で、どこの社員が取引をしているのかというデータベースがなければ、うたわれたことが実行できないのではないかというふうに私は思うんですね。  先ほど、...全文を見る
○松野(頼)委員 あともう一つ、協会としてジャスダック市場の株式の七割超というものを保有されている。一般的に、株式会社で株式の七割を保有していると実質的支配をしているというふうに考えられると思うんですけれども、昨今の、これはジャスダックだけに限らず東証マザーズも同じかもしれません...全文を見る
○松野(頼)委員 ジャスダックは協会としてどうされますでしょうか。いろいろ議論が今なされているようでありますけれども、この七二%強お持ちになられるままでいくのか、それとも違う形をお考えになるのかということをもしお聞かせいただければというふうに思います。
○松野(頼)委員 やはり協会が七二%持っていらっしゃるジャスダックという新興市場に関しては、私は上場審査というものは相当厳しくやってもらう必要があるのではないかというふうに思うんですね。  それは、やはり協会が持っている責任ということの重さを考えても、これは確かに新しいベンチャ...全文を見る
○松野(頼)委員 例えば上場した瞬間に物すごい高額な車を購入してみたり巨大な自宅を建ててみたり別荘を建ててみたり等々、ある意味では有価証券報告書に、記載を見ればわかるような話が行われていても平気でそれを放置しておくという状況があるんじゃないかと私は思うんですね。例えば、社宅で出し...全文を見る
○松野(頼)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、若干厳しい指摘があったかもしれませんが、どうか、この金融市場が発展をして、もっと外国からお金を呼び込めるようなすばらしいマーケットになっていただくという前提でお許しをいただければというふうに思います。  きょうはお忙しい...全文を見る
05月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょう当委員会におきまして、またこうしてお時間をいただきましたことを委員長初め各党の皆さんに感謝を申し上げます。  さて、昨日に引き続きまして、また本日、鳥インフルエンザの問題について質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 今のは余り根拠になっていないかもしれないんですが、大臣、実は昨日からこの問題を取り上げているのは、OIEなりFAOなり、海外のそういう機関のワクチンに対する態度と日本の農水省のワクチンに対する態度に乖離があるから、私はこの問題を何度も言わせていただいているわけで...全文を見る
○松野(頼)委員 今すぐ使えと言っているわけじゃないんですよ。ただ、そういう状況が来たらば使えるような整備をしていく必要があるんじゃないんですかという話をしているんです。  では、大臣、今までに鳥を何百万羽処分したのですか。
○松野(頼)委員 ですから、清浄国、清浄国と言いながら、既に六百四十万羽殺処分しているんですよ。  では、半年間発生をしなければ清浄国に戻るということですけれども、現実に入ってきて、今この状態で使ったらどうですかという話をしているんじゃないんです。危機が来たときには使えるような...全文を見る
○松野(頼)委員 違うんですよ。さっき言っていたように、それは発生後対策ですよね。発生して蔓延したら使うという話で、ある程度予防的に発生を抑える。発生前対策が日本にはないというふうに記事にも書かれているじゃないですか。その話をしているんですよ。  これは危ない、リスクが高くなっ...全文を見る
○松野(頼)委員 今大臣がおっしゃった、予防的な道が開かれている、その道が開かれるだけでいいんですよ。今すぐ全部使ってほしいとか使うべきだとか言っていることじゃないんですよ。私も、ワクチンがすべて解決をする手段じゃないというのはわかっています。ただ、予防的なワクチン使用というもの...全文を見る
○松野(頼)委員 では、過去に大量発生したときに、広げないためにワクチン接種をしましたか。
○松野(頼)委員 私も全鳥処分を別に否定しているわけじゃないんですよ。ただ、安心感として、大量発生を過去にしているわけですから、例えばここまで広がったら、これ以上広げないためにここにはそういう方策を打ちましたよという道がEU程度に開かれていれば、それはそれで安心するわけですよ。そ...全文を見る
○松野(頼)委員 どうも、そのかたくなな姿勢が、これで取り上げているわけですよ。人への伝播のリスクも明らかに減ると言っているわけじゃないですか。常識的に考えて、それに対して備えて、きちんと使える道を一筋つけることが、何がそんなにマイナスの面があるのか、私には理解できないわけです。...全文を見る
○松野(頼)委員 そこまでかたくなな対応をなさるならば、大量発生をさせないようにぜひお願いをいたしたいと思います。  この問題は、また取り扱っていきたいと思いますけれども、きょうはこうしてお時間をいただきましたことを心から感謝申し上げまして、時間が参りましたので終わらせていただ...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 金融商品取引...全文を見る
06月06日第169回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○松野(頼)委員 民主党の松野でございます。  きょうはまた、この環境委員会で時間をいただきましたことを委員長初め各党の皆さんに心から御礼申し上げます。  大臣、質問に入る前に、これは通告していませんので心意気とかそういう部分だけで結構ですけれども、犬、猫の殺処分について当委...全文を見る
○松野(頼)委員 大変すばらしい御発言だというふうに思います。また、奥様も熱心な愛護活動をされているというふうに聞いておりますので、鴨下大臣であれば、これはまた前に進むなと。前の若林大臣も、非常に愛護に関して熱心で、やはり保護施設から一匹自分で引き取っていただいて育てていらっしゃ...全文を見る
○松野(頼)委員 今のお話に若干出ました、例えば添加物、防腐剤、防カビ剤、また着色料を含めて、例えば、食品衛生法では、施行規則の別表というところで、添加物はこれだけ使っていいですよというものをきちっと定めて、これ以外のものは使っていけませんという形が食品衛生法の法律のつくり方なん...全文を見る
○松野(頼)委員 食品衛生法ではそれが四百何十項目きちっとできていますので、このペットフードでできないはずはないので、ぜひそこのところは定めるような方向でいかなければ、違反があったときには取り締まれなくなっちゃうんですね。ですから、ぜひそこのところは前向きにお考えをいただきたいと...全文を見る
○松野(頼)委員 資料の四を少し見ていただければありがたいと思うんです。きのう近くのスーパーで、いろいろなペットフードの表示というものを見るために買ってきて、裏面をそれぞれコピーしてまいりました。おつけした資料のメーカーはもちろん全部大手であり、すごくまじめな業者ですから、今法律...全文を見る
○松野(頼)委員 見ていただいたとおり、すごくここは良質、すべて良質なところでありますから、それぞれ皆さん一生懸命、人間の食べ物と同等のように記入をしているんですけれども、基準が全くないのです。  この辺はきちっと基準で決めて、まず絶対に表示しなければいけないものを書き込む、任...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、ちょっと細かい話になりますが、消費期限は入れられるか入れられないか、お答えいただければありがたいと思います。
○松野(頼)委員 原料の内容というのは表示されるんでしょうか。
○松野(頼)委員 なるべく消費者がきちんと自分の目で見て選べるような状態というのをつくっていただきたいというふうに思うのです。要は、最初のところの基準が物すごく大事なんですね、基準がなければ違反もないわけですから。せっかく規制法としてこの法律をつくられたわけですから、規制ができな...全文を見る
○松野(頼)委員 では、具体的に伺いますと、この法律が通過をして、アメリカのようにメラミンが侵入をして大量にペットが死んでしまった場合、もし混入をした業者があったとしたらば、これはペットフード規制法違反になるのかならないのか、なった場合にはどういう罰則があるのか、具体的にお答えを...全文を見る
○松野(頼)委員 では、故意にじゃない場合はどうなるんでしょうか。
○松野(頼)委員 それであれば、この法律をつくる意味がなくなってしまうんではないかと思うんです。ですから、基準をきちっと定めて、これ以外のものを使ったらば法律違反ですよというふうな法のつくりにすれば、まさに規制法として機能するわけです。有害な物質というぼやけた表示があるので、今の...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、実例が出て審議会にかけて初めて有害だったと。では、そこから取り締まったとして、どういう取り締まりになるんですか。
○松野(頼)委員 アメリカでメラミンが混入してたくさんのペットが死んでしまった、こういうことが起こったときにきちんと取り締まれるように、また起こらないようにしましょうねということでこの法律を今立法して議論しているわけですよね。でも、例えば日本で同じ状況が起こって、これは規制法違反...全文を見る
○松野(頼)委員 まして立入検査までされるわけですよね。立入検査して、この成分を使っていいか悪いかなんて、決まりがなければわからないじゃないですか。ですから、そこは法の中で、まだこれから詰められるところですからきちっと詰めて、例えば道路交通法であっても、シートベルトはしなきゃいけ...全文を見る
○松野(頼)委員 今回はこれから法律ができるということで非常に期待を込めておりますので、これから立法活動の中で今いろいろな指摘をしたところをきっちり詰めていただきたい。僕は、環境省がかんで、動物愛護の観点が入ったペットフードの規制法案ということで、本当に期待しているし、評価してい...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。
10月29日第170回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  大臣、財務大臣、金融担当大臣、御就任おめでとうございます。ぜひよろしくお願いをいたします。  実はさっきから若干議論が出ているんですけれども、今回の公的資金枠、二兆なのか十兆なのか、まず大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思...全文を見る
○松野(頼)委員 総枠は大体お決めになる必要があると僕は思うんですね、この法案が成立するまでの間には。  それと、少なくとも、二兆にお決めになるか十兆にお決めになるかわかりませんけれども、その財源は何をお考えになっていますか。
○松野(頼)委員 今、枠を決めているところでは政府保証でいいと思うんですけれども、実際にこれを実行する段になったときにはお金が発生するわけですから、やはり財源の裏づけというのは当然必要なことではないかと思うんですけれども、そこをお答えいただけないでしょうか。役人でもいいですよ。
○松野(頼)委員 そうすると、預保のお金を使って、それを政府保証するということですね。政府が単独で二兆円を調達して金融機関に入れるということではないわけですね。もう一回、お答えいただけますか。
○松野(頼)委員 ですから、よく報道されている十兆という数字があるじゃないですか。そうすると、またそれは全く違うフレームで捻出をしなければいけない、財源の当てをつけなければいけないということになるんですよね。
○松野(頼)委員 どうもはっきりしないですな。では、今回の金融機能強化法で注入をする予算額、投入額というのは二兆だけなんですか。
○松野(頼)委員 そうしたら、では預金保険機構の負担能力というのは今幾らあるんですか、政府保証がつくという前提で。
○松野(頼)委員 ですから、その勘定にある程度のお金が見えなければ、政府保証はもちろんするにしても、政府のお金をそこに突っ込むわけじゃないじゃないですか。預金保険機構としての負担能力の金額というのが今現在どれぐらいあるのかというのを聞いているんです。
○松野(頼)委員 十年前の早期健全化法、あのときには、たしか総枠何十兆ということをまず決めて、その中で破綻処理を行っていったという経緯があると思うんですが、今回のこのフレームも、そういう形で当然枠を決めて、その裏づけとなる金額をある程度見て、ここまでならいけるのかなと。それで、こ...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと余りかみ合わないので、こればかりやっていてもしようがないので次に行きたいと思うんですけれども、ある程度の見通しは当然はっきり出すべきだと思いますよ。新聞報道では、二兆なのか十兆なのか、いろいろな数字が躍っているわけですから、では無尽蔵にそのお金はあるのか...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、金融機関の自己資本が毀損をして自己資本比率が下がった場合には、それは公的資金を注入して必ず銀行は立ち直るんですね。ただ、今回のこの法律の目的は、中小企業金融を円滑にするという方に主眼が置かれている、それによって地域経済を守るんだということに主眼が置かれてい...全文を見る
○松野(頼)委員 しつこいかもしれませんが、十年前、同じ議論がありました。これは私たちも、中小企業に迷惑をかけてはいけないということで金融国会というのがあって協力をしたはずなんですね。これは、与野党一緒にこの金融の問題は協力をしなければいけないといって金融機関の公的資金の注入とい...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。また残りは午後にやりたいと思います。
○松野(頼)委員 午前中に引き続きまして質疑を続行させていただきたいと思うんです。  午前中は、若干、今回の金融機能強化法が成立をすれば本当に中小企業に資金が円滑に出てくるのかというような議論をさせていただいたんですが、一枚おめくりをいただきたいと思います。きのう、ちょっと金融...全文を見る
○松野(頼)委員 若干ここで提案をしたいところがあるんですけれども、例えば、今、もちろん金融機能強化法では、危ない金融機関がもし出たときに予防的に注入をするという話なんですね。注入をされた場合には中小企業への貸し出しをふやしなさいという話なんですけれども、では、全く健全な銀行に対...全文を見る
○松野(頼)委員 大変前向きな答弁、ありがとうございます。  あと、きょうは中小企業庁に来ていただいていますけれども、信用保証の枠、これは、ことしの通常の保証に関しては今までの十割保証から八割保証に下げたんですね。要は、二割は金融機関にリスクをとりなさい。今回の補正予算四千億分...全文を見る
○松野(頼)委員 今回、緊急の補正予算ということで私たちも賛成させていただいて早期に仕上がったからよかったんですが、やはりこの信用保証枠を八割に落としたというのは非常に評判が悪いんですね。だからといって、すべて一〇〇パー、ずっと恒常的に保証するかというと、それは銀行がリスクをとら...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、そうじゃなくて、通常的なその八〇パーに落としたものを九〇パーに上げる気はないかということを聞いているんですが、もう一回答弁ください。
○松野(頼)委員 かみ合いませんね。それは四千億しかないんですよ。総額六兆円か七兆円ぐらいしかないわけですよ。そうじゃなくて、恒常的なものを、せめて八〇パーを九〇パーに上げていただきたいという声があるのを、ぜひ政府内で議論してください、もうこれ以上言ってもしようがないでしょうから...全文を見る
○松野(頼)委員 あともう一つ、中小企業から見ると、担保は大体まだ土地なんですね。それがいい悪いという議論は別にして、どうしても土地が担保になっている。その担保の価値が今どんどん毀損しているわけです。去年の秋ぐらいから三大都市圏もまた地価が下がり始めて、データでいうと、バブルのこ...全文を見る
○松野(頼)委員 ぜひ、税制もしっかり流動化して、今少し価格が落ち過ぎているところがあるので、上がるような税制を考えていただきたいと思います。  若干テーマがかわりますけれども、今回の金融機能強化法の中で、農林中金さんを本当にこのフレームに入れるのかということが私たちの中で議論...全文を見る
○松野(頼)委員 もちろん、額が少ないのも驚きだと思うんですが、農協の貸出金二十二兆円の中で、農業資金は一兆三千億円なんですよ。ただ、もっと僕が驚きなのは、これは、今回のレクを受けたときに、米農家何軒に幾ら貸しているんですかということを聞いたら、その数字はないと言うんですよ。畜産...全文を見る
○松野(頼)委員 農林中金さんは農業者のための銀行であります。先ほど、農林中金法第一条に、農業のためという目的が書かれている、農業の育成等という、等はないんですよ。農業の育成のためにつくられたバンクなんですね。それが、米農家に幾ら、畜産農家に幾ら、牛には幾ら、豚には幾らというその...全文を見る
○松野(頼)委員 では、何軒の農家に貸しているんですか。
○松野(頼)委員 これは、この法律の基本中の基本であります。農林中金さんは農業者のための金融機関であるはずである。にもかかわらず、その相手先、貸し手の種別が全くされていないということ自体、大問題だと思いますよ、あり得ない話ですよ。全部の農協から、JAバンクからそれぞれ上げてくれば...全文を見る
○松野(頼)委員 これは、JAバンクに約八十二兆円の預金が集まってきているんです。農林中金で約六十兆の運用をしているんです。その中で一番本業である農家に対する貸し出しが、局長、一兆三千億しかないんですよ。残りは一体何なんですか。その一兆三千億の中の貸し出しの種別もないなんというこ...全文を見る
10月31日第170回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。おとといに引き続きまして、きょう、またこうして質問の時間をいただきました。  けさ、この財務金融委員会で参考人の質疑をやりました。中小企業団体中央会の会長さんであります佐伯会長からも、今回の金融機能強化法で新しい、ニューマネーが借...全文を見る
○松野(頼)委員 大変前向きな答弁、ありがとうございます。  ただ、実際に借り手としては、一度条件変更をすると、例えば、これが今度条件変更債権だというデータが残って、また新規の融資がやりづらくなるというようなことがあるのではないかという心配を持っている場合もあります。その辺、ち...全文を見る
○松野(頼)委員 あと大臣、せっかくきょう、実は、今大臣は大変大きな答弁をしていただいたと思います。これは、借り手から見ると本当に助かるんですね。  ただ、ここで、国会の中でこういう答弁をしていただいても、検査の現場とか、あと金融機関にそれがきちんと伝わって、最終的に借り手であ...全文を見る
○松野(頼)委員 あと一点、現場の金融機関にも何らかの形で、全国銀行協会なり地方銀行協会なり第二地方銀行なり等々の業界団体を通じても結構ですから、ぜひ各現場の店舗にまで行き渡るようにしていただきたいと思いますが、一言御答弁いただきたいと思います。
○松野(頼)委員 これは局長で結構です。きょうこうやって御答弁をいただいて、文書が出るということでありますが、実際いつごろからこれが実行があって、今、年末に向けて非常に中小企業が資金繰りの心配をしております。また、この不況で売り上げが下がっている。このままの融資の返済がいつになっ...全文を見る
○松野(頼)委員 来週ということで、大変迅速な対応をしていただいていると思います。このことに対しては本当に高く評価をさせていただきます。  日本を支えているのは中小企業でありますので、大変前向きな対応だというふうに評価をさせていただいて、また、きょうお時間をいただいたことを感謝...全文を見る
11月05日第170回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○松野(頼)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案の原案に対して反対、政府案に対する修正案に賛成する立場から討論を行います。  まず、政府原案に反対す...全文を見る
11月06日第170回国会 衆議院 本会議 第9号
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○松野頼久君 民主党の松野頼久でございます。  民主党・無所属クラブを代表しまして、ただいま議題となりました金融機能強化法案の修正部分には賛成、除く原案には反対、保険業法改正案には賛成の立場から討論を行います。(拍手)  深まる金融危機の中、麻生総理は「生活対策」と称して追加...全文を見る