松野頼久

まつのよりひさ



当選回数回

松野頼久の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月09日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○松野(頼)委員 平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案に対する修正案の趣旨説明。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法...全文を見る
01月13日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  今、総理と経済の話が出ておりましたので、若干そこのところから入らせていただこうと思うのです。  私は、総理が総裁選の中で、以前の橋本内閣のときの消費税の増税、医療費、老人医療費の九兆円の増税を引かれて、あのときに景気が、当時...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、この補正が終わると税法の審議があると思うんです。その中に、消費税は何らかの形で書き込まれますか。
○松野(頼)委員 将来のビジョンとして附則に書かれるんじゃないですか。これは事務局でも結構です。
○松野(頼)委員 わかりました。  続きまして、先ほどから総理は、給付金ばかりなぜ目くじらを立てるのかというふうにおっしゃっております。  というのは、今回、補正予算の話をしていまして、補正予算四兆六千億の中の二兆円が給付金なんですよ。ですから、この補正予算の審議では当然大き...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、家計支援から景気刺激へということで、変わったのかつけ加わったのかということでありますね。この定額給付金の目的が変わったのかつけ加わったのかということで間違いないですね。
○松野(頼)委員 十二月十五日の段階で高額所得者が受け取ることはさもしいとおっしゃったのは、多分、生活支援だから高額所得の人の生活まで支援をする必要はないんだという意味だと思うんですね。景気刺激であるというウエートが高くなったから、ぱっと使ってくれということが出てきたんだと思うん...全文を見る
○松野(頼)委員 それを言ったら、内需拡大は、政府の支出すべてが内需拡大、景気対策なんですよ。そうじゃなくて、それを言い始めたら、すべての予算書の、または法律の目的は要らなくなるんですね、支出を伴う。  当然、総理が十二月十五日におっしゃった、高額所得者の方が、お金がたくさんあ...全文を見る
○松野(頼)委員 ただ、私が思うのは、この予算書を、いつ印刷したのかわかりません、去年の段階で印刷所に入れたのか、総理が十二月十五日に答弁をされた前後なんでしょう。あのときおっしゃっていた、高額所得者が給付金を受け取ることはさもしい、まさにこの言葉にあらわれているように、当時は生...全文を見る
○松野(頼)委員 要はだから、予算書上にもう一つつけ加わった目的が載っていないじゃないですかと。もしそういう目的がつけ加わったならば、もう一度この予算書を書き直して出すべきじゃないですかということを申し上げているんですよ。
○松野(頼)委員 ちょっと意味がよくわからないんですけれども、とにかく予算を提出して、要は法律でも同じですよ。目的が変わったならば、それはもう一度出し直すのが筋じゃないですかということを言っているんです。  だから、総理の今までの御答弁が、高額所得者が受け取ることはおかしいと言...全文を見る
○松野(頼)委員 そこで、一つの事例で恐縮なんですが、総理はこの給付金をもらわれるんですか。
○松野(頼)委員 だから、ここが唯一の、総理がもらわれるかもらわれないかが、まさにこの給付金の性格が変わったのか変わらないかなんですよ。  要は、十二月の段階では総理は、おれはもらわないよとおっしゃっていました。それは、生活対策、家計支援ならば、当然総理は高額所得であられるでし...全文を見る
○松野(頼)委員 私は、高額所得者であられ、議員ですから同じ議員歳費をもらっているでしょうから、高額所得者の個人の麻生太郎さんがもらうかもらわないかみたいなことに興味はないんですよ。もちろん、この政策の執行責任者である内閣総理大臣がもらうのかもらわないか、そして、もらうのかもらわ...全文を見る
○松野(頼)委員 いやいや、最初はもらわないとおっしゃっていたんですよ、もらわないと。おれはもらわないよと、テレビでも映っていたように。それが変わってきたから、一体どっちの比重が重いのかなと思うわけですよ。内閣総理大臣がもらうかもらわないかで、まさに給付金の性格がはっきりするわけ...全文を見る
○松野(頼)委員 委員長、これはぜひ答弁をしていただくように、高額所得者の麻生太郎さん個人の話を聞いているんじゃなくて、政策責任者である内閣総理大臣が当然受け取るべきだと僕は思うんですね。  政策の責任者として議会に、この政策はすばらしい、だから御審議をお願いしたいといって審議...全文を見る
○松野(頼)委員 やはりこれははっきりしてもらわないと、おれはこの政策に従わないけれども、おれはもらわないけれども、給付金、みんなもらってよ、それを国会で審議してくださいというのは、これはやはり政策責任者ですからね。会社の社長が、うちの製品をおれは買わないけれどもみんな買えよと言...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、私が聞いているのは、もらわれるのかもらわれないのか、どちらですかということです。
○松野(頼)委員 当然、この審議が終わる採決までの間にお答えになるのが筋ではないかと僕は思うんですけれどもね。  もらうかもらわないか、二つに一つなんですよ。ぜひ御答弁ください。
○松野(頼)委員 どうしてもおっしゃらないということであります。  麻生さんがもらうかもらわないか、決して個人のことを聞いているわけじゃないんですよ。内閣総理大臣としてどうかということを聞いていたんですけれども、お答えにならないので、では最後にもう一つ、時間があるので聞かせてい...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、ほかに十分の十を補助する自治事務、全国あまねくやっている事務は何があるんでしょうか。
○松野(頼)委員 時間が来たのでやめますけれども、ただ、その教員免許のはソフトウエア開発なので互換性が必要なんですね。その二百六十億の地域振興のものは、自治体が自由な裁量で、ある程度自分のところの自治体はこういうのをつくるという申請ベースでできるんですよ。  今回は、大阪の橋下...全文を見る
○松野(頼)委員 では最後に、その地方財政法十六条は、解説書によると、これは極めて異例なもので、今後こういう十六条の運用はやめるべきであるという解説が書いてあります。一言だけ。
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。     —————————————
02月16日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  大臣、先ほど、うちの中川筆頭との議論を若干聞かせていただきました。このG7での会合の問題、細かい事実関係は、財務官が来ていただくのか来ていただかないのかわかりませんけれども、来てからまた中川筆頭が細かく聞かせていただくと思いま...全文を見る
○松野(頼)委員 いつごろからぐあいが悪いなというふうに御自覚をされたか、全く自覚がなかったのかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○松野(頼)委員 同行している事務方の問題にもかかわってくるのではないかと僕は思うんですけれども、大臣の様子が少しおかしいなということであれば、例えば会見を少しずらすとか、一時間でも二時間でも若干、許す範囲の中で時間をおくらせる、休養をとるというような手だてがあったのではないかと...全文を見る
○松野(頼)委員 それはそれとして、ちょっと事務方としてはやはりそういう対応も考えるべき、これは今回の件に限らず、今後の対応としても重要なことでありますから、事務方としてどういう判断をしていたのかということをちょっと伺いたいと思います。
○松野(頼)委員 いや、それは僕は随行の意味がないと思いますよ、事務方が随行する意味が。明らかに、画面で見る限り大臣の体調は正常ではなかったというふうに私は思うんですね。  もちろん、定時定刻に始まる会議であればそれは許されないのかもしれませんが、会見という、ある程度時間的にず...全文を見る
○松野(頼)委員 いずれにしても、私は危機管理の問題として、以後、財務省、財務大臣だけに限らず、それぞれの大臣、総理、国際会議に出席をするというふうに思いますので、ぜひその辺は考えていただきたいということを申し上げます。  では最後に、この件に関して、大臣、国民の皆さんに一言何...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと別の話になるんですけれども、これはぜひ財務大臣にしっかり見ていただきたい問題がございます。  それは、もう一つ、今随分メディアで騒ぎになっております日本郵政のかんぽの宿の売却問題であります。  これは再三私も当委員会の理事会でお話をさせていただいてい...全文を見る
○松野(頼)委員 では、若干日本郵政に伺います。  例えば、平成十九年三月五日に、これは公社時代に売却をした物件であります。例えば夕張の千代田社宅ですか、千円なんですね、千円。三春会下谷二号社宅、これも三百八十一平米で千円。鶴岡稲生町二号の社宅、これも千円。まだその他、一万円と...全文を見る
○松野(頼)委員 では、この千円で私ども国会に出していただいた資料の不動産鑑定価格は、一体幾らなんですか。  また、この千円という金額は、先ほど帳簿上の処理とおっしゃっていましたが、どこの帳簿上の処理なんですか。もう一回お答えください。
○松野(頼)委員 三百六十四万円の鑑定評価のものが、なぜ千円という数字の入った書類が私どもに出てくるんですか。もう一回お答えください。
○松野(頼)委員 そうすると、日本郵政の帳簿には千円と載っているわけですか。
○松野(頼)委員 では、それは何の会計処理なんですか。
○松野(頼)委員 では、二重帳簿じゃないですか、それは。
○松野(頼)委員 不動産売却は一件ずつ登記が必要なんですね。それに伴うて登録免許税だとか印紙税だとかいうことが発生するんですよ。ですから、売却を、たとえバルクで売却しても、これは一件当たり幾らなんです、大体おおむね幾らなんです、評価額はこれだけです、おおむねこれだけですというのを...全文を見る
○松野(頼)委員 当然なんですよ。  国税庁さん、もう一回伺います。評価額三百六十数万円のものをもし千円で売却をしていた場合、要は、常識で考え得る価格より圧倒的に低いであろう価格で販売をした場合には、これは課税対象ですね。
○松野(頼)委員 そうすると、ここに千円とか一万円とか何億円とか記された、例えば平成十七年には約百七十何施設の売却を行っています。この千円とか一万円を含めた、足し上げた金額が総額になるわけですよね。ということは、日本郵政は、相手に対してこれを千円で売却したということになりますよね...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、だって、例えばその下の二百五十万とか七百三十万とか、あと二千万とか二億とかいうのを、千円も含めて足し上げた金額が百十五億になるわけでしょう。これがもっと高いんですよと言ったら、百十五億より上がってくるじゃないですか、金額が。ですから、事実上、日本郵政は千円...全文を見る
○松野(頼)委員 国税庁は一括なんかないと答えているじゃないですか。不動産は一件ずつ登記なんですよ。これを全部積み上げて百十五億になったわけでしょう、千円とか一万円も積み上げて。もしこれが三百万だと言うのなら、百十五億のトータルが変わってくるじゃないですか。  要は、千円の価格...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、それは違うんじゃないですか。足し上げて百十五億になっているわけですよ。ちょうど一万円、千円のものも足し上げて百十五億になっているんですよ。この一万円、千円が違うと言うなら、最終の落札価格が変わってくるじゃないですか。  さんざん、二週間前から私は日本郵政...全文を見る
○松野(頼)委員 では、その予定価格より高く売れたものというのは何なんですか。
○松野(頼)委員 では、鑑定評価額より高く売れた物件はどれですか、この百七十八物件の中で。
○松野(頼)委員 これは、個々の積み上げたリストを出してください、出してくださいとさんざん聞いているんですよ、もう二週間も。ないんです、ないんですと言っていたじゃないですか。一件ずつ評価したものはないんですと。何で今、一件一件評価したと言い出すんですか。言っていたじゃないですか、...全文を見る
○松野(頼)委員 それぞれの評価額、まずそれを早急に出していただきたい、すべての物件に対して。  今回、ラフレさいたまを含んだ、結局は売却するのかどうか、これは後で総務省に聞きますけれども、それの鑑定評価も出してくださいよ。  例えば、ラフレさいたまの鑑定評価は幾らなんですか...全文を見る
○松野(頼)委員 これはさっき通告してありますよ、ラフレさいたまは聞くよと。以前から、固定資産税評価額等々出してくれと、これも二週間前から言っているんですよ。幾らなんですか。  委員長、これはずっと前から僕は言い続けていることなので、ちょっと出させてください。
○松野(頼)委員 その八十五億のものが、なぜ鑑定価格で十五億になるんですか。鑑定士さんはだれですか。(発言する者あり)
○松野(頼)委員 不動産鑑定士さんは個人なんですよ、国家試験で。どなたの判こが押してあるのか教えてください。
○松野(頼)委員 要は、今回のオリックスに売却をする物件の中にラフレさいたまは入っているわけですよね。一つの固定資産税評価額で八十六億のものを含めて、七十幾つ施設で百何億というのはえらい安いんじゃありませんか。どうですか。もう一回答弁ください。
○松野(頼)委員 国税庁に伺います。  固定資産税評価額は八十六億、鑑定評価は十五億、もしこれで十五億で売却をされていたらば課税対象ですか。
○松野(頼)委員 あともう一点、日本郵政に伺います。  今現在、不動産会社からの日本郵政への出向者というのはだれかいらっしゃいますか。
○松野(頼)委員 委員長、ぜひそれは当委員会に出していただきたいというふうに思います。
○松野(頼)委員 私が聞いているところによると、今回の落札者の会社から出向者がいるということを聞いておりますので、どこの会社から何人いるかということをぜひ確認したい。推測で物を言うわけにはいきませんので、確認をしたいというふうに思いますので、会社名と人数をそれぞれ出していただきた...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、こういう状況であります。株主は財務省であります。総務省、総務省ということではなくて、株主として、今のこの日本郵政の売却問題等々、ぜひしっかり監視をしていただきたいということを最後に申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございまし...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  大臣、御就任いただいて初めての質疑になるんですけれども、正直、きょう私もほとんど準備をしておりません。というのは、この委員会がいきなり立ち上がったということで、大臣に申しわけないんですけれども何も通告もしていないのと同時に、私...全文を見る
○松野(頼)委員 ありがとうございました。これはぜひ議会の中でしっかりもう一度、僕はひたすらこれは言い続けていこうというふうに思っておるので、ぜひ応援をしていただければありがたいと思います。  もう一つ、ちょうど少し前にこの財務金融委員会におきまして、韓国の財務金融関係の議員と...全文を見る
○松野(頼)委員 そこで、先ほどの公債発行残高なんですが、私は以前に議事録を取り寄せて、当時の福田赳夫大蔵大臣、野党の木村禧八郎さんかな、それが最初に赤字国債を発行したときの議論を議事録で取り寄せて読んだことがあるんです。  そのときには、当時の福田大蔵大臣は、公債発行をしても...全文を見る
○松野(頼)委員 後の世代に回さないというのは全く同感であります。  では、これだけ公債発行を毎年ふやしながら歳出歳入がバランスが合っていない、歳入が四十三兆で歳出が八十五兆であるという状況をやはり改善をしなきゃ僕はいけないと思うんですね。  それと同時に、今国民負担率のお話...全文を見る
○松野(頼)委員 よく、天下りの問題また外郭団体の問題がテーマになります。私は、時代時代で、それがすべて悪いとは言い切れないと思います。例えば、日本が高度成長を続けている時代であれば、行政の補完機関としてそういうものがあっても、経済成長がそういうものを吸収して大した負担にならなか...全文を見る
○松野(頼)委員 私も、この天下りの議論というのは、天下りの議論というよりも予算の無駄遣いの話だと思うんですね。  もちろん、僕らもいろいろ役人の方とつき合って、大変優秀です。正直に言って、よく働いていると思います。そういう中で、その人その人がどういう働きをしているかということ...全文を見る
○松野(頼)委員 それがたくさん見えるから僕らは委員会で追及をさせていただくんですけれども、それによってそこの予算がなくなって、少しでも一般会計の予算に入って今の財政に寄与すればそれはいい。また、それぞれの補助金についても、僕は同じ角度で見直すべきだと思います。ぜひ、大臣、その辺...全文を見る
○松野(頼)委員 五十五年はちょっと長過ぎるんじゃないですか、半世紀以上ですから。それであれば、本則に入れてきちっとすればいいのではないかというふうに私は思うんです。  来年はそういうのをぜひなくしてもらいたい。今年度だって本則の改正をしているじゃないですか。必要な時期に本則の...全文を見る
○松野(頼)委員 やはり税は、公平かつ中立性を求められているという中で、その公平公正であること、中立的であることと特別措置というのはどうしてもそぐわないんですね。もちろん、一時的にはそういうことがあってもいいと思います。一時的にはそういうことがあってもいいと思う。ただ、なるべくそ...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。
02月20日第171回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、当委員会においてこうして質疑の時間をいただきますことを、まずもって各党の皆さんに心から御礼申し上げる次第でございます。  さて、まず大臣、ここのところ郵政、かんぽの宿等の売却について大変すばらしい御意見をおっしゃっ...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣、申しわけないなんという言葉を言っていただきましたけれども、おっしゃったように、これはスーパーマンでもない限りわからないですよ。だって、二十四日に大臣に就任して、多分、これは土日が挟まっているのかどうかわかりませんけれども、わずか六日の間に全部の書類に目を通...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、何で同じ四期と四期なんですか。四期と五期ならわかりますよ。何で四期と四期なんですか。お答えください。
○松野(頼)委員 いや、ちゃんと答えてくださいよ。  表紙を見たら、大臣、わからないですよ。平成二十年度と書いてあって、平成二十年四月一日から平成二十一年三月三十一日、第四期。こっちも同じですよ、平成二十年四月一日から平成二十一年三月三十一日、第四期。表紙は全く同じなんですよ。...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、日本郵政が発足してから四年もたっていないですよね。毎年一回変更するならば、それはわかりますよ。四年たっていないですよね。  いかにもこれはわからなくしているんですよ。表紙を見たらわからないです。これは大臣がわからないのは当然だと思いますよ。
○松野(頼)委員 では、これは毎年、一期、二期、三期、四期と書いてあるわけですね。
○松野(頼)委員 そういうことならわかりますけれども、少なくとも、正規分とか変更した分と書いて当然だと僕は思いますよ。これは大臣が気づかないとおっしゃってもしようがないと思う。  そこで、なぜこんなに急いで売り払おうとする必要があったのか。  法律では、二十四年までに売却を行...全文を見る
○松野(頼)委員 では伺いますけれども、この施設の売却をするに当たって、どういうふうに売ろうと思いましたか。一円でも高く売ろうという意識はありましたか。もう一回お答えください。
○松野(頼)委員 では、その雇用は何年確保されているんですか。
○松野(頼)委員 一年じゃないですか。それが雇用に配慮したと言えるんですか。  では、二年目にもし買った先が解雇したらどうするんですか。何か契約上の条項はあるんですか。
○松野(頼)委員 それは全然雇用に配慮していないじゃないですか。例えば、契約の中でもっと強い縛りがあってというならわかりますよ。ただ、少なくとも一年しか雇用の縛りはないという状況で、私は、雇用に配慮したから慌てて売ったんだというのは言いわけにすぎないと思います。  それで、きの...全文を見る
○松野(頼)委員 受贈益課税というんですよね、贈った益に対する課税。国税が約三〇%、地方税が二〇%弱ぐらいの形の課税が、課税庁が課税を、適正な時価と、それより低くなった買った価格の差にかかるわけです。  国税庁の皆さん、これは過去にも百七十八物件とか百八十四物件とか売却をされて...全文を見る
○松野(頼)委員 リーテックとG7—1は連結決算の対象になっていないですよね。G7—1は、違う、コスモス何とかという会社の連結決算になっていませんか。そっちのSPCなんじゃないですか。
○松野(頼)委員 僕は、きのうネットでG7—1、コスモスイニシア、特にG7—1は決算書を見ましたよ。そうしたら、コスモスイニシアと連結決算しているんですよ。リーテックは全然出てこないんですよ。別の会社でしょう、資本関係は若干あるのかどうかわからないけれども。  何でリーテックと...全文を見る
○松野(頼)委員 厳格な入札応募要項というのはつくられていますよね。一社一社、当然精査されているわけですよね。何でそれがわからないんですか。そんなに何百社もあるわけじゃないんですよ、今回の入札を受けた会社は。十一社か十二社か、それぐらいの数なんですよ、約四百物件を買ったのが。この...全文を見る
○松野(頼)委員 入札から辞退したということに間違いないですね。
○松野(頼)委員 まあいいや。謄本をごらんください。地図をつけてあります、どの土地なのか。その次に公図をつけてあります。この3に書いてあるのが当該土地です。今は更地になっております。赤坂、五百坪。  五億でリーテックに売却をしたというふうにおっしゃいますけれども、この五億は適正...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、同じ金額の鑑定評価を出しているじゃないですか。鑑定評価は正しいわけでしょう。だから、これは適正な価格なんですよね。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 その後に謄本をつけてあります。大臣、ぜひごらんになってください。  まず、日本郵政から、平成十八年三月二十二日に有限会社G7—1という会社に所有権が移っております。そして、その次にリーテックという会社に移っております。その次にオリックス株式会社に所有権が移って...全文を見る
○松野(頼)委員 さらに、公図をごらんください。4というのに公図がついています。これの真ん中、一九九六の一というのが当該土地であります。その上に「民間」と書いてある一九〇二と、その左の水資源公団が持っていた「水資源」と書いてある土地、その謄本が7と8についています。  これは、...全文を見る
○松野(頼)委員 少なくとも、売却してすぐ、民間の金融機関が十九億の、十二億と七億の融資を行うだけの価値があるわけですよ。価値がないならば過剰融資だし、価値があると判断するから、それだけの金額の融資の担保となるわけですよ。それでもまだ、五億で売ったのが適正な価格だとおっしゃるんで...全文を見る
○松野(頼)委員 これは、最高のときは五十七億とか六十億近くついているんですよ。私も見に行きましたけれども、赤坂のこの一等地で五百坪あれば、それなりの価値はあると思います。  ちょうど、ここにまた地図をつけてあります、二枚目の地図の、当該土地の道路を渡った目の前、四角く黒で印を...全文を見る
○松野(頼)委員 時間だということなので、きょうはここまでにさせていただきます。  きょうは、各党の皆さん、委員外から発言をさせていただいて本当にありがとうございました。
02月24日第171回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○松野(頼)委員 先日に引き続きまして、また、当委員会にてこうして質疑の時間をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。  前回、郵政公社が過去に売却をした赤坂の物件の入札状況を伺いましたところ、日本郵政の方から、入札の条件が違ったんだという答弁がありました。  この件に...全文を見る
○松野(頼)委員 書き間違えでございましたという話ですか。(藤本参考人「はい」と呼ぶ)そんなばかな話があるわけないじゃないですか。一体どういうことなんですか。当時の入札の書類を見ればわかるはずでしょう。  先日私のところに説明をいただいたのでは、リーテックは今回の入札からおりた...全文を見る
○松野(頼)委員 では、G7—1からリーテックに所有権移転がされたから、それを書き間違えたということですか。
○松野(頼)委員 今の答弁を聞いてもよくわからないんですけれども。  では、もう一つ、お配りした資料の1をごらんください。丸がついてあります横浜戸塚町社宅用地、これもリーテックが平成十八年三月六日に落としたという記述があります。  これを一枚めくっていただきますと、謄本がつい...全文を見る
○松野(頼)委員 そんなのは当時の入札の記録を見ればわかるはずじゃないですか。それを鋭意調査中だと言われても、これはとても質問できないですよ。  今ちょっと待っているから、ちゃんと確認してくださいよ。簡単な話じゃないですか、そんなのは。
○松野(頼)委員 全く意味がわからない。  大臣はわかりましたか、今の説明で。
○松野(頼)委員 これは大臣にお願いをしたいんですが、総務省が、今回オリックスに七十数物件を売却しようとしていた部分の調査を今されていると思うんですけれども、その前にも百七十数物件、百八十数物件、六十物件と三回売却をしているんですね。今私が取り上げているのはそうなんです。ぜひここ...全文を見る
○松野(頼)委員 もう一点、入札について伺いますが、入札をするに当たってその六社が、リーテックさんがおりたんですよね。入札に当たって、普通、不動産の売買というのは、買い付け証明をまずとる、資金証明をとる。要は、その買うであろう会社が本当にそれだけのお金を用意できるのかということを...全文を見る
○松野(頼)委員 不動産の売買は、一件で百億というのは簡単にあるんですよ。一回だけ百億の取引をしたからといって、今回のバルクの資金を用意できるかどうかというのはわからないはずなんですよ。なぜそれをとらないんですか。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 多分、不動産売買を経験された方は、今の答えを聞いて驚かれるのではないかと思います。  〇・五%最初の準備金が用意できれば、残り九九・五%の支払いがなぜ可能だとわかるんですか。もし不特定多数の会社を相手にしていれば、この会社が支払い能力があるのかないのかというの...全文を見る
○松野(頼)委員 では、逆に伺います。  今の条件で、なぜこの会社が残りの九五%なり九九・五%の支払い能力があるというふうに判断されるのか、御説明ください。
○松野(頼)委員 今の説明ではとても、通常の不動産の売買でも契約時に一〇%の頭金というのは入れるんですよ。その頭金は、もし残りの九〇%が支払えなければ当然返ってこないんですね、民間の契約でも。そんなのは当たり前の話ですよ。それを五%にしているわけでしょう。  そうじゃなくて、〇...全文を見る
○松野(頼)委員 今の話を聞いても、一体どういう入札がされたのかというのが非常に不明朗なので、今、原口理事から要求した資料を出していただきたいと思いますが、御答弁いただけますでしょうか。
○松野(頼)委員 ぜひお取り計らいを委員長もよろしくお願いいたします。  では、質疑を続行いたします。  資料の六枚目をごらんください。その一番上、旧熊本簡易保険診療所跡地、これも売却をされております。売却額九千七百四十万三千円、CAM6というところに売却をされております。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、資金証明をとれば、どこの金融機関がどういう形で資金を融通しようとしているのかというのが本来わかるはずなんですよ。それをとっていないから、一体どこの金融機関がどういう形で融資をするかどうかわからないままに売却をしているんじゃないですか。  もう時間があり...全文を見る
○松野(頼)委員 今のままですと、二十年度中ということは、あともう一カ月ちょっとしかありませんので、これはしっかりもう一度精査をしていただいて、どういう事務的な手続になるのかわかりませんけれども、不動産が一番下落をしているこのときに何も売り急ぐことはありません。そこのところはしっ...全文を見る
02月27日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 納税者数の増加、滞...全文を見る
03月12日第171回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、当委員会におきましてこうして質疑の時間をいただきましたことを、委員長初め各党の皆様に心より感謝申し上げたいと思います。  前回に引き続きまして、公社時代の過去三回のバルク売却について質問をさせていただきたいと思うん...全文を見る
○松野(頼)委員 また、大臣、その第一回の委員会に委員長である高橋さんが出席されていないんですね。委員長が出席せずに、このときには、十六年の十月十九日十一時十五分から十一時五十分の約三十五分でこの売却を決めたと委員会の議事録上ではなっているんです。  委員長がいないのに、たった...全文を見る
○松野(頼)委員 二回目は十七年の十一月十五日十一時十五分から十一時四十分の二十五分なんですね。三回目は十八年三月二十日、これは十五時三十五分から十六時十五分、このときは四十分。どうもあと一回やられているんですけれども、それに関しては議事録がないんだといって提出を受けておりません...全文を見る
○松野(頼)委員 今、総務省は処分の方法、バルクを聞いていなかったということでありますけれども、これは間違いないですか。
○松野(頼)委員 それはちょっとびっくりすることでありますね。  といいますのは、この省令の三十六条には財産処分の条件、処分の方法ということが、省令上では認可を受けるときに提出をしなければいけない資料として書かれているので、もしそのバルク売却という方法が総務省への申請書に書かれ...全文を見る
○松野(頼)委員 これはちょっと事務的な確認で、事務方で結構なんですが、ここのところは非常に大事なところなので、事務方でわかる方、だれでもいいです、御答弁いただけないでしょうか。  これは、要は大臣への申請書の中にバルク売却という売買方法の事項が含まれていなかったという大臣の御...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、一回目、二回目、三回目ともに、原口さん、これはバルクで売るということは大臣の方は知らなかったということで間違いないですね。
○松野(頼)委員 大変驚いた答弁をいただきました。  要は、この議事録をいろいろ読んでいると、いろいろおもしろいことが書かれているんですね。  例えば、資料の1をごらんください。これは平成十八年三月二十日、ですから平成十八年度を決定する前の処分検討委員会の議事録であります。下...全文を見る
○松野(頼)委員 今おっしゃったように、今まではバルクだから一件ずつの値段はわからないんですとおっしゃっていたじゃないですか。  ただ、実際、議事録を見ると、予定価格の四倍で売れてよかったというふうに処分検討委員会の委員の方が御発言されているんですよ。予定価格の四倍の価格で売れ...全文を見る
○松野(頼)委員 今のは全く意味がわからないんですけれども。  では、固定資産税評価額と鑑定評価額は幾らなんですか。
○松野(頼)委員 国分寺は、バルクというよりも、一つが目玉物件ということで、割と、これだけ一つで売ろうかとか、バルクに入れるか入れないかという議論がこの中でなされているんですね。  一つ単品で見てみると、固定資産税評価額二十二億、鑑定評価額二十六億のものが百二十二億で売れている...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、議事録にちゃんと書いてあるじゃないですか、「国分寺は予定価格の四倍で売れている。」と。おかしくないですか。当然、買った業者は一件を、この物件は幾らで買いましたということで、それの金額に伴う登録免許税を払い、印紙税を払い、そしてその金額に応じて登記をするんで...全文を見る
○松野(頼)委員 こればかり押し問答していてもしようがないので、次に行きたいと思います。  この三回のバルク売却、特に、三回目の入札というのがあるんです。この間も当委員会で塩川委員が若干指摘をされておりました三回目の入札、いわゆるコスモスイニシアグループと有限会社駿河ホールディ...全文を見る
○松野(頼)委員 正式な契約書は、特に印紙が張ってなければ正式な契約書じゃないんですよ、その印紙が張ってあるか張っていないかを確認することで、本当のものなのか本当のものじゃないのかというのを判断するのは当たり前の話じゃないですか。  それが、割り印が押してあるからと言っても、後...全文を見る
○松野(頼)委員 では、この駿河ホールディングスは金融商品取引法上の認可を受けたことはあるんでしょうか。
○松野(頼)委員 再度確認します。  信託受益権取引というのは、金融商品取引法上の認可を受けなければ扱ってはいけないわけですね。
○松野(頼)委員 ただ、この契約書は、ぎりぎりですね、二〇〇四年の十月二十七日。これが認可を受けなければいけなくなったのはいつからですか。
○松野(頼)委員 ですから、この契約書の十月二十七日というのは、この契約書をもってこれを違反ということは言い切れないわけですね。  ただ、十月二十七日にこの取引の契約書が過去の五十億以上の取引の契約として提出をされて、それで十二月三十一日からは金融商品取引法上の認可を受けなけれ...全文を見る
○松野(頼)委員 また、資料を見ていただくと、いろいろ契約書の判ことかつけてありますけれども、資料の6、これが競争入札参加申込書という紙であります。有限会社駿河ホールディングス、山下さんという名前ですけれども、駿河ホールディングスの代表者は山下さんで間違いないですか、日本郵政さん...全文を見る
○松野(頼)委員 一枚おめくりください。謄本の写しがつけてあります。一番上に書いてあるのは中村さんなんですよ。  ということは、その横に書いてあるCKRF4と同じ名前なんですね。実は、この中村さんというのはどこかで見たことがあるなと思いましたらば、前に契約書がつけてあります、資...全文を見る
○松野(頼)委員 ありますね。そうすると、二社で入札を争っているんですけれども、一社はコスモスイニシアさん、一社はその資本が入っているCAM6と同じ代表者の駿河ホールディングス。これはどういうことなんでしょうか、この入札は。  さらに、きのうまた判明をしたんですけれども、さっき...全文を見る
○松野(頼)委員 それはそうでしょう、さくら綜合事務所さんというのはSPC事業の実務という本を出されているぐらい専門家なんですから。  ただ、大臣、今の議論を聞いていただいて、入札に参加をしている、その三回のバルク売却の入札をしている、この契約書をぺらぺら一つずつめくっていくと...全文を見る
○松野(頼)委員 大体時間が来ましたので、最後に、公正取引委員会さんに来ていただいております、公取さんに伺いたいんですが、この最後の三回目の入札、どういうことが起こっていたらば公正な入札とは言えなくなるのか。例えば、こういう関連のある企業で、これは仮定ですよ、もうこの辺でそろそろ...全文を見る
○松野(頼)委員 私も、あくまで一般論として伺っているわけであります。  いずれにしても、大臣、これはたしか過去のバルクに関しても調査をしていただけるというような発言があったというふうに思います。その調査は、大体いつごろまでに調査をしていただけるのか、そしてまた、その調査及び資...全文を見る
○松野(頼)委員 委員長初め、大臣、各党の皆さん、きょうはこうして総務委員会において時間をいただきましたことを感謝申し上げまして、これをもって質問を終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。      ————◇—————
03月18日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、関税定率法の審議に入る前に、金融庁が三月十日付で、年度末に向けた貸し渋り、特に貸し渋りなんでしょうけれども、集中検査を行うということを発表されました。特に中小企業者、今なかなか金融状況が厳しいという声を多くの皆さんが...全文を見る
○松野(頼)委員 農業生産者に対して農協系金融というのが実はあるんですけれども、それに対しても同じ扱いと考えてよろしゅうございますでしょうか。
○松野(頼)委員 大臣、これはぜひ前向きに考えていただきたいんですが、昨今農業生産者に対しての金融が一段と厳しいという声を実は聞くんですね。特にここ近年、大型化を推進して、それに伴う設備投資をして、そしてまた飼料の高騰、燃料の高騰等、また買い取り価格の下落等を含めて、非常に今、農...全文を見る
○松野(頼)委員 ぜひ前向きにお願いをいたします。  といいますのは、大臣も御存じのように、今、自給率三九%という、国内の自給率は非常に厳しいところに来ております。そういう中で、今ここで生産者が倒れるようなことがあっては、さらに自給率が下がるというのと同時に、今後の日本の農業と...全文を見る
○松野(頼)委員 再度ここは確認をしたいんですが、例えば今、中小企業及び零細企業の担保というのはおおむね土地なんですね。その土地が大幅に下落をしております。そうすると、多くの中小零細企業が担保割れになっている状態というのがあるんですね。  局長で結構ですけれども、担保割れになっ...全文を見る
○松野(頼)委員 もちろんそれぞれの事情はあると思いますけれども、例えば、健全に経営をしていて、この間の売り上げが下落をしている、同時に、担保となっている不動産が下落をしたことによって、本業とは関係のないところで担保割れをしているということ、ここについて、もう一回きちんと御答弁い...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、今メールにありました旧国民金融公庫、大臣は三月十日の予算委員会の中で、政策金融に向かう以前の政府系金融の改革は失敗だったというふうに御答弁をされていらっしゃると思います。確かに、三年前、四年前だったですか、行革特の中で、政府系金融機関の統廃合、これは借り手...全文を見る
○松野(頼)委員 私も全く同じ認識なんですね。多分大臣の選挙区は、特に中小企業、零細企業、物づくり等々の企業がたくさんある選挙区であると思いますし、また随分政府系金融機関にお世話になった、助けてもらったという声が多いのではないかというふうに思います。ですから、もしその改革が失敗だ...全文を見る
○松野(頼)委員 以前、政府系金融機関というのは、余り金利だとかリスクの債権だとかいうことに関係なく、割と固定金利で、それも低金利で、もちろん上限はある程度ありましたけれども、顧客のニーズに合わせた形で非常にきめ細やかにやっていたと思うんですね。  以前、私も中小企業金融公庫に...全文を見る
○松野(頼)委員 これは僕は大変貴重な答弁だと思っておりますので、ぜひここは前向きに、そして、時間的に今この不況が日に日に厳しくなってきている状況でありますから、早急に考えていただきたいというふうにお願いをする次第であります。  あと、資料の二をごらんください。これは金融庁に、...全文を見る
○松野(頼)委員 これは農林中金の審議のときにも、どの農家に対して、どの生産者に対して、一体何件の融資があったのか出してくれと言ったら、そういうデータはないんだと農林省は言っていたんですよ。今回も同じですか。  十一月の六日の通知を受けて、農水省としては系統金融機関及びJAバン...全文を見る
○松野(頼)委員 いつまでにとられるんですか。
○松野(頼)委員 それはいつまでにとるんですか。
○松野(頼)委員 政務官、こういう状態であります。ぜひ答弁を。
○松野(頼)委員 ついでに聞きますけれども、農林中金、資本増強しますよね。いつまでに幾らの資本増強をして、そしてその出資金に対して何%を約束するのか、お答えいただけますでしょうか。
○松野(頼)委員 いや、出資金に対して何パー戻すんですか。JAバンクが農林中金に対して、以前は四%プラスアルファ戻していたと思うんですが、今回はどれぐらい戻すんですか。
○松野(頼)委員 いや、出資金に対する利回りですよ。以前は四パー・プラスアルファで保証していたでしょう。もう一回答弁ください。
○松野(頼)委員 利子が全くつかないで預け入れをお願いしているわけですか、出資金に対して。ちょっともう一回、正確に御答弁いただきたいと思います。
○松野(頼)委員 そういうことであれば、ちょっともう一回後で細かく説明に来ていただきたいと思います。  あともう一点、最後に、経済産業省から政務官に来ていただいています。これも私のところに届いた声なんですけれども、例えば過去に簿外の預金と借り入れを税理士の人が届け忘れていて信用...全文を見る
○松野(頼)委員 いろいろるるお話をさせていただきましたけれども、要は、今回、金融庁がいろいろメニューを出したというのは、僕は非常に画期的なメニューを出したと思うんですね。こういうふうにやってくれ、こういうふうにやってくれ、こういうふうにやってくれ。ただ、それがなかなか全般的に下...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございます。  それでは、本論であります関税定率法、関税関連をちょっと伺いたいと思います。  お配りをした資料の五、こういう表があるんですけれども、この資料の五をごらんください。これも私、今回、随分おもしろいなと思って勉強になったんですが、農...全文を見る
○松野(頼)委員 これは機構がそういう売買をすることを認めている規定であって、例えば関税であれば関税定率法によって、国外から輸入する場合にはこれだけの金額を徴収しなさいという根拠法があるんですね。  ただ、外国から入れる場合にこれだけの、機構が二百円、三百円という利益をとっても...全文を見る
○松野(頼)委員 資料八をごらんください。小麦に関しては、この資料八につけてあります四十二条、輸入を目的とする買い入れに係る麦を前項の規定により売り渡す場合は、国際約束に従って農林水産大臣が定めている告示の額を、当該麦の買い入れ価格に加えて得た額を超えてはならない。要は、買い入れ...全文を見る
○松野(頼)委員 そのWTO協定の範囲内で調整金を取ることができるという条文はないんですよね、根拠法は。  なぜ、内外価格差を是正するために機構がそれだけの、二百円、三百円の利益をとっているのか。根拠法をもう一回答弁いただけないですか、私はないと思うんですけれども。
○松野(頼)委員 私は、それを国内法にきちんと落とさなきゃいけないと思いますよ。まして、この機構が二百円、三百円のある意味では手数料を取るということでありますから。  それで、この二百円、三百円の手数料は、約三十数億になるんですよね、十九年度でいうと。では、一体その三十数億の中...全文を見る
○松野(頼)委員 そうですよね。数字をいただいたのでは、交付金は二百七億円、平成十九年度は払っているんです。政府交付額は百九十億円。ですから、この調整金から十七億円補てんをしているんですけれども、調整金、さっき三十九億とおっしゃいましたよね。三十九億から十七億、これは生産農家に対...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、例えば機構の事務費等々、今おっしゃった答弁の根拠法は一体何なんですか。
○松野(頼)委員 ただ、その第一条では、酪農及びその関連産業の健全な発展を促進し、あわせて国民生活の改善に資することを目的とする。要は、国内生産者育成のためにこの資金は使うんだというふうに第一条でうたっているじゃないですか。それを、何で機構の事務費に使えるような規定があるんですか...全文を見る
○松野(頼)委員 調整金を三十九億ためておいて、平成十九年度でいえば、生産者に対して十七億しか払っていないわけじゃないですか。残り二十二億は機構の人件費、事務費等々に充当しているわけですよ。  資料七をごらんください。そこの勘定に、実は二百七十一億円の剰余金というのが発生してい...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、消費者がこれだけ高いバターを利用して、もちろん国内産業育成のためであればそれもいたし方ないというふうに思うんですけれども、それが機構の人件費、事務費に回るのは一体いかがなものなんでしょうか。もう一回答弁ください。
○松野(頼)委員 今酪農家がどういう状況かわかっているんですか。本当に苦しんでいるんですよ。一円でも多く酪農家に回そうということであれば、私もまだ理解ができます。ただ、三十九億の差益金の中で、平成十九年度、酪農家に渡った金額の方が少ないじゃないですか。機構の事務費に当たった金額の...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと説明になっていないんですけれども。  では、おっしゃいますけれども、酪農はどれだけよくなったんですか。国内の牛乳生産量を見て、十年間出してもらいました。平成十年に八百五十万トンあったのが、現在、八百二十四万トンに減っているんじゃないですか。もっと生産者...全文を見る
○松野(頼)委員 今の答弁を酪農家が聞いたら、本当に実態を全くわかっていないと言いますよ。私も地元で何人もの酪農家の人と話をしていますけれども、松村先生、本当に苦しい状況ですよ。今、もう廃業するとか、何人も首をくくったとかいう状況なんですよ。私は、もっときちんと生産者を見るような...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。
○松野(頼)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 関税率の改正に当...全文を見る
04月07日第171回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  また再び当総務委員会にてこうして質疑のお時間をいただきましたこと、委員長を初め各党の皆さんに心から御礼を申し上げる次第でございます。  まず最初に伺いたいのは、三月十七日に当委員会におきまして、町田参考人の意見陳述の中で配付...全文を見る
○松野(頼)委員 その封筒を見ると、日本郵政株式会社、住所が書いてあって、取締役兼代表執行役社長、部署名、西川善文という形で封筒の裏側に記載をしてあるわけですね。  この内容証明を送ることに対して決裁をしたのは一体だれですか。
○松野(頼)委員 決裁権者はだれですかと伺っているんです。
○松野(頼)委員 伺いますが、この資料は、各党の理事が理事会にて合意をして、委員長の判断によって、委員に限り配付をした資料でございます。どうやって入手したんですか。
○松野(頼)委員 どうやって入手したのか、お答えいただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 委員長、今私が申し上げたとおり、私も二年前まで議運の筆頭理事をしておりましたので、これは議会運営の根幹にかかわる部分であります。  これは、委員長の御決裁によって、参考人が意見陳述の補助として、理事会で合意をし、委員長が決裁をされて、委員限りに配付をする資料で...全文を見る
○松野(頼)委員 これは質疑の根幹にかかわる部分なので。どういう形で入手をして、それを確認して、内容証明を送って、何らかの返答がない場合には二週間後には法的措置に切りかえるというふうにおっしゃっているんですね。その資料の入手経路を、ぜひ、これは質疑の大事な根幹でありますので、お待...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうは本会議があるということで、本来ならばここでお待ちをするところでありますけれども、この件は、どうかこの質疑中、なるべく早いときに確認をしていただいて、御報告をいただきたい。この質疑の最中にぜひ確認をしていただきたいと思います。  では、この件を飛ばして、...全文を見る
○松野(頼)委員 なぜこの時期に売却することを決断されたのか。そして、その決断をされた決裁権者はだれですか。
○松野(頼)委員 まず、その時期に関しては、二十四年までに売却をすればいいわけでありまして、不動産市況が最悪の状況になるであろうというこの時期に売却をお決めになるという理由には私は聞こえないんですね。  二点目、赤字を出している施設であるということでありますけれども、赤字を出し...全文を見る
○松野(頼)委員 一方では赤字が膨らむから早く売らなければいけないと言っておいて、一方では、こんなにもうかりますよ、来年度からは黒字が出ますよという試算を自分たちで持っているわけじゃないですか。  では、何でこの試算に基づいて、経営努力をして赤字を黒字にしようとされないんですか...全文を見る
○松野(頼)委員 ということは、困難である試算を、売り先には渡したということですか。
○松野(頼)委員 試算というのは、実態を数字に落とすことが試算なんです。空の数字じゃないんですよね、試算は。それに対して金融機関もお金を貸すわけですから。融資を頼みに行くと、いつも試算表を出してくださいと。それは空の数字じゃないんですよ。実際の数字を数字に落として試算をするのが試...全文を見る
○松野(頼)委員 では、鳩山大臣、どうでしょうか、今の議論を聞いていて。
○松野(頼)委員 全く大臣のおっしゃるとおりで、一方では、買ってもらうお客さんには、二年後から黒字が出ますよ、二〇一四年には十七億の利益が見込めますよと言って自分たちでは売却をしているわけですね。一方では、四十億、毎年三十八億の赤字が出るから早く売却をしなければいけないと言って、...全文を見る
○松野(頼)委員 事業譲渡としてメリルリンチに試算させたんでしょう。
○松野(頼)委員 だから、メリルは事業譲渡として六百四十億と見込んでいるじゃないですか、六百四十億と。この資料は、日本郵政がメリルリンチに頼んで出した金額なんでしょう。六百四十億と百九億、余りにも開きがあるなということを感じなかったんですか。
○松野(頼)委員 今、笑いが出ていましたけれども。  これは、六百四十億ですよ、メリルリンチは、大体これぐらいでは売れるでしょうねと。多分、低く見積もっているんですよ。固定資産税評価額は八百五十六億円です。課税庁が適正な時価として地方税法の中で試算をした金額というのが固定資産税...全文を見る
○松野(頼)委員 麻生総理は全治三年とおっしゃっているんですね。三年後には景気が回復されると、今の日本国政府のトップである麻生総理はおっしゃっているんです。五年間あるんですよ、五年間。  今、この不動産が一番下落をしている最中に、ましてやアドバイザーが六百四十億ぐらいでは売れる...全文を見る
○松野(頼)委員 きょうは国税庁に来ていただいております。  国税庁に伺いますけれども、余りにも極端に低い金額で不動産を売買した場合、買った方、売った方、双方とも受贈益の課税があると思うんです。今の議論を聞いていただいて、固定資産税評価額は八百五十六億円、アドバイザーが算出をし...全文を見る
○松野(頼)委員 事業譲渡であろうと、不動産を売買する場合には、余りにも一般常識からかけ離れて安い金額で売買をすると、売る方も買う方も課税対象になるんですよ。  こんなことが許されるならば、土地、不動産に対して税金を払う人はいなくなっちゃいますよ。何でこんなことが認められると思...全文を見る
○松野(頼)委員 事前に課税当局に打診をしたことはありますか。
○松野(頼)委員 一般の株式会社であれば、もう重々御承知だと思いますけれども、会社の資産を余りにも一般常識からかけ離れて安く売買した場合には、取締役は背任になると思います、会社に対して大きな損失を与えているわけですから。  大臣、今、株主は国であります。もしこれを売却していたな...全文を見る
○松野(頼)委員 もう一点、総務省は、今回の調査の中で、入札のさまざまな条件が途中で変わっていることについても指摘をされていらっしゃいます。  四月の三日、鳩山大臣の会見の中で、世田谷レクセンターというのが突然この入札物件の中から落ちている、それについて西川社長は、レクセンター...全文を見る
○松野(頼)委員 これは、大臣、いかがでしょうか。
○松野(頼)委員 資料2をごらんください。  総務省にこのように言っているんですね。十一月十七日から十九日の間で、伊藤執行役が、佐々木専務、横山専務、高木副社長、西川社長に対して、世田谷レクセンターの評価が低いために譲渡の対象外とするということをここで御報告されているんです。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 そんなに資産売却ということに対して適当なんですか、日本郵政は。うろ覚えであるとか、うろ覚えじゃないとかいうことで何十億というものを平気で売るわけですか。  そんな答弁はないんじゃないですか。もう一回答えてください。
○松野(頼)委員 大臣、今の答弁聞かれてどうですか。口頭でやっていたからよく覚えていないと。
○松野(頼)委員 大臣がおっしゃるように、余りにも適当なんですよ。こんないいかげんな話で何十億という金額の物件を、あり得ないと思うんですね。民間会社はもっとぴしっとしていると思いますよ。何十億の物件を売却するのに、それを外す外さないを社長に言ったのか言っていないのか覚えていない、...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、希望というか、会社の社長として、経営者として、戻すのか戻さないのか。     〔玉沢委員長代理退席、委員長着席〕
○松野(頼)委員 日本郵政株式会社が出したペーパーで、一度退職して日本郵政株式会社で勤務している民間からの社員で、将来民間に戻る可能性のある社員の人数、もとの勤務先、給与体系を教えてくださいと言ったら、該当する社員はおりませんと。戻らないというふうにお答えになっているんですね、以...全文を見る
○松野(頼)委員 これはもう日本郵政株式会社ですよ。公社のときも同じ紙を出しているんですよ、公社の時代も。  もう一点伺います。  今現在、横山さん以外に、住友銀行の社宅に住み続けている社員及び役員の方はいらっしゃいますか。
○松野(頼)委員 時間が来ましたので、まだ四分あるんですが、最後に。  こういう状態ですよ、大臣。大きな物件を売る売らないも、うろ覚えである、口頭でやったからよくわからない。民間から来ている人に関しても、戻すのか戻さないのかわからない。身分は日本郵政かゆうちょ銀行に移っているに...全文を見る
○松野(頼)委員 質疑がもう終わってしまうんですけれども、委員長、先ほど私が依頼した、町田参考人に対する内容証明に関して、この委員のみに配られる資料をどこから入手したのかという答えがまだ来ていないんですけれども、ちょっとお待ちをさせていただいてもよろしいでしょうか。
○松野(頼)委員 まあ、そういうことでありますので、きょうは違う委員会でお時間をいただいていることもありまして、委員長の采配に従わせていただきます。  ただ、当初、質疑中には出すと言っているんですよ、これは約束の中で。それで僕は質疑を続けていたわけです。まして、二日間待つ間にも...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○松野(頼)委員 また再び総務委員会にてお時間をいただきましたこと、委員長初め各党の理事の皆さん、また委員の皆さん、大変感謝を申し上げます。  きょうは、もう昼休みでありますし、前回の補充的な質疑ということで、いい答弁がいただければ早くさっと終わりたいというふうに思っております...全文を見る
○松野(頼)委員 どこから入手したのか、その社員が覚えていないとおっしゃるんですか。それが答弁ですか。  ちょっと委員長、これは何とかしていただきたいと思うんですが、お願いします。(発言する者あり)
○松野(頼)委員 ちょっと今の答弁、大変驚く答弁なんですけれども、だれかわからないけれども委員会室の周りでもらったと。  それをもとに内容証明を送って、二週間以内に返答がない場合には法的な措置をするという書面を西川社長名で送ったんですか。あり得ない話ですよ、そんなのは。ちゃんと...全文を見る
○松野(頼)委員 今後の対応は今後の対応で、また議会として決めるべきだというふうに私は思います。今後の対応を聞いているんじゃなくて、その内容証明を送った根拠となる書面をどうやって入手したのかと聞いているんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。
○松野(頼)委員 では、大臣、今のやりとりを聞いて、もし感想があればいただきたいと思います。
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。  では、一たんここで締めていただいて、これ以上やりとりしても本会議に御迷惑をかけるので。  どうもありがとうございました。
04月15日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。きょうは、大臣、約五十分間、よろしくお願いを申し上げます。  まず冒頭、きのうの新聞各紙に簡易保険の不払いの記事がたくさん出ておりました。最大約八十万件あるのではないか、そしてまだ六十万件ほど受け取りがなされていない保険があるので...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、いつからこのことをやろうと思ったんですか。
○松野(頼)委員 二〇〇七年五月二十三日の西川社長の、当時はまだ総裁ですね、西川総裁の記者会見の中でそれをおっしゃっているんですよね。  要は、簡易保険の保険金支払い等の点検の実施についてです、事務ミス等による支払い漏れの点検や、お客様に支払い請求を勧奨すべき点検について行うと...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと通告にありませんけれども、金融庁に伺いますけれども、民間の不払いが発覚をしたとき、どれぐらいの期間でこれを処理したか。通告していないのでアバウトで結構ですけれども、お答えいただけますでしょうか。
○松野(頼)委員 また、かんぽ生命に伺いますけれども、二年たって、完成しましたという話じゃないわけです、これから始めますという話ですよね。この二年間で何人ぐらい、保険を受け取れずに亡くなっている方、わかっているんですか、今。
○松野(頼)委員 いや、違うんですよ。不払いになっているのは一体何件かわかっているんですかというんですよ。
○松野(頼)委員 ということは、これはもう作業をスタートしているわけですか。
○松野(頼)委員 今回、日本郵政さんから今回の作業の内訳というのをいただきました。資料の四につけてあります。これは約三百億の経費がかかる、報道でも出ていましたけれども。では、一番上のこの百二十億かかるデータ入力の委託、これはもう見積もりとかできて、契約しているんですか。
○松野(頼)委員 そこの百二十億は確定でいいんですね。
○松野(頼)委員 では、上から七番目の支払い点検に関する労働者の派遣、派遣会社に頼んで三十一億円ということですけれども、この一人の日当は幾らですか。
○松野(頼)委員 これは、作業が完成して、何人に不払いだったというのが完了するのはいつですか。
○松野(頼)委員 もう一回。いつまでに確定する、いつまでに不払いを受けた顧客に対して払い終わることが完了するのか、もう一回簡潔に答えてください。
○松野(頼)委員 そうすると、これは発覚というかスタートしてからおおむね三年かかっているんですよ、三年。その間に保険金等を受け取らずに亡くなっている方が出ているんじゃないかというふうに私は思うんですけれども、大至急やって、きちんとこの不払いの問題を顧客の皆さんに一刻も早く返してい...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、過去の、機構に渡した民営化前の保険契約の機構の資産の中から支払うものですね。間違いないですか。
○松野(頼)委員 そうすると、旧契約の人の配当というのが、もちろんすべてがこの三百億というわけではありませんけれども、三百億経費が多くかかって、配当が減ることになるんじゃないでしょうか。
○松野(頼)委員 ちょっと今の答弁はおかしいと思うんですね。ここでこの経費を使って設備投資をすれば、中長期的には配当には影響が出ないのではないかというようなことをおっしゃいましたけれども、旧契約、旧郵政公社の時代の契約と、新しくかんぽ生命になった時代の契約は分けているじゃないです...全文を見る
○松野(頼)委員 意味があるというより、配当が減るんじゃないですかということを言っているんですよ、旧契約の配当が。ちゃんともう一回答えてください。
○松野(頼)委員 あと、これは金融庁に伺いますけれども、民間で、生命保険会社、損保会社で、約一年ちょっとぐらい前に不払いがやはり同じように起こりました。このときには、たしか役員が減俸をしているというふうに思うんですけれども、かんぽ生命ではそのようなお考えはありますでしょうか。
○松野(頼)委員 そうしたら、減俸等のことは考えていないということですね。
○松野(頼)委員 あと一点、これは以前から実は総務委員会で僕もやらせていただいているんですが、かんぽの宿の売却問題です。  このかんぽの宿というのは、実は、簡易保険の加入者が、旧簡易保険法の百一条、「公社は、保険契約者、被保険者及び保険金受取人の福祉を増進するため必要な施設を設...全文を見る
○松野(頼)委員 であれば、簡易保険の顧客に対して、二十五年までに赤字施設は売却するんですよと書いて送らなきゃいけないじゃないですか。何でここで送っていないんですか。
○松野(頼)委員 では、その後顧客に通知したんですか、その売却の件は。
○松野(頼)委員 何を言っているんですか。もう既に売っ払っちゃったかんぽの宿があるじゃないですか。売っているでしょう。
○松野(頼)委員 別物であることはもちろんわかっていますよ。  ただ、少なくとも、簡易保険の顧客は入るときに、これだけのかんぽの宿がありますから安く泊まれますよといって、簡易保険に入会するメリットとして、それは入っているわけですよ。それは契約した段階で随時違うと思いますよ、その...全文を見る
○松野(頼)委員 その答弁はおかしいんじゃないですか、民営化した後同水準で提供しますと利用者に送っているんですから。違いますか。民営化した後にこれを送っているんですよ、「もうすぐ民営化」というパンフレットをつくって。
○松野(頼)委員 違うんですよ。私が言いたいのは、かんぽの宿は過去の簡易保険の利用者が払ったお金の運用益でつくった福祉施設なわけですよ。本来であれば、これはかんぽ生命にちゃんと引き継いで、もし売却をするのであれば、かんぽ生命の利益にちゃんと入れて、そしてもしこういう不払いが起こっ...全文を見る
○松野(頼)委員 あともう一つ、大臣は総務大臣じゃないんですけれども、ぜひ聞いていていただきたいのは、先ほど、こことこことここは旧簡易保険法を廃止するけれども、これ以外の部分の簡易保険法の効力は継承するとなっている、それ以外の部分、要は、簡易保険法の継承されなかった部分の一つ、旧...全文を見る
○松野(頼)委員 株式というのは一つの大きな金融商品であります。そして、例えば今、これから経済対策で株式の買い取りが出てくるやに聞いておりますけれども、株式を買い取るよりも、きちんと本来の市場にまず信頼性を持たせる。  そして、日本はキャピタルゲインばかりに株式投資の目が行って...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月17日第171回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  何度も当委員会でこのような質問をさせていただきますこと、まことにありがとうございます。  きょうは、手短に、先日からこの委員会で質問させていただいております、当委員会における参考人に対する日本郵政の内容証明郵便送付の件につい...全文を見る
○松野(頼)委員 社長、私どもは、立法府として、委員会の中での議論、言論というのはやはり守らなければいけないと思っております。  私たち議員は、この国会の中の発言は憲法によって何ら責任は問われないということで、よほどひどい誹謗中傷であれば、これは委員長の権限として委員会の中でお...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、先ほども申し上げましたように、私たちは、立法府、言論の府において言論を守らなければいけない。また、今後、参考人の方がこうして委員会で何か間違った発言とか行き過ぎた発言、また当事者に対して非常に不愉快な発言等々をした場合にこのようなことを、内容証明等を送られ...全文を見る
○松野(頼)委員 民営化されたとはいえ、いまだに日本郵政というのは国民の税金が入り、そして国が一〇〇%の株主である特殊会社であります。以前から、かんぽの宿、またその前の郵政の、簡保の遊休施設等の売却でも当委員会で何度もやらせていただいているんですけれども、やはり民営化されたとはい...全文を見る
○松野(頼)委員 こういうことでありますので、ぜひそこはしっかりと、かかる行為に対して反省をしていただきたいということを一言申し上げまして、あとの処置に対しては委員長を初め各党理事にお任せをして、質問を終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。      ———...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  まず、これは与謝野大臣に伺いたいんですが、資料の冒頭に実はつけてあります。この法案に入る前に、実は今自民党内で、政策投資銀行の株の完全民営化を三年間延期しようじゃないかというようなことが議論をされているように報道されております...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣の今のお考えというのは、私も全く同感なんですね。当時、行革特別委員会でもそのような議論をしたことがあります。政府系金融機関をなぜ民営化する必要があるのか、当時、いろいろな中小企業の団体、商工会の皆さんと話しても、政府系金融機関に随分助けられているんだ、だから...全文を見る
○松野(頼)委員 非常に率直にお答えをいただいたので、いや、関さんはいい指摘をしているんですよ。もう一枚めくっていただくと、その危機対応のやり方がちゃんと書いてあるんですね。これは政府がつくったものですよ。  こういう状況の中で、今回もし方向転換をされるのであれば、今大臣が当委...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、これはちょっと細かいことになるので事務方で結構なんですけれども、副大臣、これ、答えられますか。  きのうちょっと資料は請求したんですが、まず、政投銀がこの危機対応で融資をした金額がどれぐらいあるのか。約一兆円ぐらいと聞いているんですけれども、ちょっと後ろ...全文を見る
○松野(頼)委員 あと、これもちょっとペーパーを出してもらいたいんですけれども、おおむね貸し出しの長さというのが一番多い、大体五年が何割、十年が何割というのを数字で、アバウトで結構ですから答えていただけますでしょうか。
○松野(頼)委員 要は、大臣、何でそれを言ったかというと、十年以下が九割なんですね。十年以上というのは一割なんです。  そもそも、政策投資銀行とは一体何ぞやということから考えなきゃいけないんじゃないかと私は思うんです。  設立をした当時、まだ日本は敗戦のときでした。池田勇人さ...全文を見る
○松野(頼)委員 私が思いますのは、例えばインフラ整備にしても、戦後、特に道路特定財源ができて、列島改造以降、道路特定財源をつくって、ひたすら自動車だけの道路整備にインフラ整備がこの国は傾いてきたと思います。今、これから人口が減って高齢化社会になる上で、果たして道路整備だけでいい...全文を見る
○松野(頼)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  もう一点、ちょっと法案とは関係ないんですけれども、国債発行の問題について伺いたいと思います。  これもやはり、余り細かい話じゃなく大きな話なんですけれども、今年度の補正予算、まだ確定しておりませんけれども、補正予算が確定をす...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、今回、建設国債を含めて約四十四兆の国債を発行するということですから、これはやはり、大臣はたびたび消費税について言及されていますけれども、消費税の増税は行うんですか。
○松野(頼)委員 要は、麻生総理は全治三年とおっしゃっているわけですね。そうすると、あと二年間、例えば最小に見積もっても三十数兆は出るわけですよ。多分もっとでしょう。税収が来年一体どれだけというのは非常に不安だと思います。過去最低の税収が約四十二兆、下手するとそれを下回るのではな...全文を見る
○松野(頼)委員 先ほど大畠先生もおっしゃっていましたけれども、例えば今回の十五兆の景気対策を見ると、エコカーを買いかえたら補てんします、冷蔵庫を買いかえたら補てんしますと。前の補正予算では、高速道路でレジャーに行ったら千円にします、その補てんを五千億しますと。とにかく、遊べ、使...全文を見る
○松野(頼)委員 一点、エコカーの話ですけれども、ぜひ大臣も一回、車関係の専門家に聞かれてください。私も聞いて、はっと目が覚めたんですが、モータージャーナリストの有名な方とお話をしていたら、松野さん、エコカーの今回の買いかえで、こんなにインチキな話はないんですと言っているんです。...全文を見る
○松野(頼)委員 麻生総理が言っている景気回復まで少なくとも三年、麻生内閣が続くという前提でいきますと、この麻生内閣の中で発行する、少なく見積もっても百二、三十兆の償還計画だけでも御答弁いただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 それはちょっと、僕は国対が長いので申し上げさせていただくと、今まで予算はさんざん強行採決をして上げてきたんですね、政府が。ですから、今さら野党の皆さんにもと言われても、毎年毎年、組んだ予算、私たちは、こう使うべきだという組み替えも出して、そして反対をしてまいりま...全文を見る
○松野(頼)委員 百三十名ですね。ありがとうございます。  それと、法の六十六条の三十五、少し逐条的になりますけれども、一号、「信用格付業者又はその役員若しくは使用人が格付関係者と内閣府令で定める密接な関係を有する場合において、」この密接な関係とはどういう関係なんでしょうか。
○松野(頼)委員 今の三点を柱に内閣府令を定めるということでよろしいですね。  もう一つ。その二、「格付関係者に対し当該格付関係者に係る信用格付に重要な影響を及ぼすべき事項として内閣府令で定める事項に関して助言を行つた場合」、この助言はどういう場合をいうのでしょうか。
○松野(頼)委員 あと、六十六条の四十一、「公益又は投資者保護のため必要かつ適当であると認めるとき」には、内閣総理大臣は、格付業者の業務の運営に対して、状況の改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができるとあるんですけれども、「公益又は投資者保護のため必要かつ適当であると認め...全文を見る
○松野(頼)委員 もう少し具体的に言っていただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 要は、どういうことをやったら業務改善命令が出されるのかという目安がなければ、それは格付会社としても、どういう行動をしていいのかということが見えないと思うんですね。そこをやはり、法案審議のときに、ある程度目安みたいなものを出す必要があるのではないかというふうに私は...全文を見る
○松野(頼)委員 では、その延長線上なんですけれども、今度は六十六条の四十二、「信用格付業の業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。」要は、これは業務停止命令ですね。これもやはり、「信用格付業の運営に関し、投資者の利益を害する事実があるとき。」という文言なんです。例えば...全文を見る
○松野(頼)委員 時間が迫ってきたので、あとADRについてちょっと伺いたいと思います。きょうは国民生活センターの理事長に来ていただいております。  国民生活センターが今回ADRをおつくりになって約二十日程度ですか、四月の一日スタートですから。それで、ADR、今のところまだ一件も...全文を見る
○松野(頼)委員 済みません、本当は今回の法案の金融庁のADRを聞きたかったんですけれども、時間が来てしまったので、これで終わります。  きょうはありがとうございました。
04月22日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○松野(頼)委員 金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対する修正案についての提案理由説明。  ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正案は、本委員会における濃密な議論を踏まえまして、与野党の真摯な修正協議の結果...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  きょうは、当文部科学委員会におきましてこうして質問の時間を与えていただきましたこと、委員長を初め各党の皆様に心から御礼を申し上げる次第でございます。  早速質問に入りたいと思うんです。きょうは公正取引委員長に出席をいただいて...全文を見る
○松野(頼)委員 独占禁止法第三条、「事業者は、私的独占」、要は、この場合の事業者というのは著作権管理会社だと思うんですね。「事業者は、私的独占又は不当な取引制限をしてはならない。」この第三条に基づいて今回の排除命令が出されたということであります。  それは、放送事業者側の問題...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、JASRACが私的独占または不当な取引制限をしたならば、JASRACに対して排除命令を出すことは当然だと思います。ただ、先ほど挙げられた排除命令を出された事実は、それは、放送局側の内部通知があったからJASRACに排除命令を出したんだと言う。それはちょ...全文を見る
○松野(頼)委員 委員長、今聞いていただいたとおりなんですね。要は、諸外国で見ても、一曲一曲放送事業者が、この曲を使いました、これに対する著作権は幾らです、この曲を使いました、この曲を使ったので幾らです、一曲ずつやっている国というのはほとんどないんです。どこも包括契約なんです。 ...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、JASRACが例えば私的独占をしたり包括契約をして、うち以外を使ったらば、それはもううちとの取引をやめますよとか、こういう不当な制限をしたならば、JASRACに対して排除命令が出るのは、これは理解できるんですよ。でも、そういう事実はないわけですよね。そう...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、利用割合を割り出して、では、今のJASRACとの包括契約の幾らかわかりませんけれども、幾らの中から割合分でその新規参入業者に、使ったか使わないかわからないけれども、今後はその割合で新規参入業者にその割合分を払いなさい、包括契約の中のお金を外の新規参入...全文を見る
○松野(頼)委員 もちろん、先ほどからおっしゃっているイーライセンスという会社もすばらしい会社で、聞くところによると、インディーズという割と珍しいアーティストの曲を何千曲も今管理をされて、またそれはそれで伸びてくるんだと思うんですよ。それが伸びてくるのは伸びてくるで僕は非常にいい...全文を見る
○松野(頼)委員 いやいや、そんなことはないんじゃないですか。その新規参入事業者が管理をしている売れた曲名、僕も聞きましたけれども、テレビでばんばん流れているじゃないですか。僕も現場のプロデューサーに聞いたけれども、それは僕らは使うよ、使っているよと。それで現に流れているんですよ...全文を見る
○松野(頼)委員 おおむね時間が来てしまった。本当にこれしかできなかったんですけれども、何で私はこんな質問をさせていただくかというと、今、日本の音楽にしても映画にしてもアニメにしても、世界的に物すごいレベルまで達しているんです。特に東南アジアを中心に、東南アジアどころか、映画なん...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。時間が十五分しかございませんので、早速質問に入りたいと思います。  まず、銀行等の株式保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案についてお伺いをいたします。  特に今回この法案で、株式とあと金融商品、いわゆるREITそしてE...全文を見る
○松野(頼)委員 まず、金融機能を安定するということでありますけれども、地銀は、地域の中小零細企業をまずしっかりと支えて、中小零細企業にお金を貸してその会社を大きくして、金利を得て、そしてなりわいを立てるというのがそもそもの一番やるべきことだと私は思うんですね。要は、投資先がない...全文を見る
○松野(頼)委員 投資家といっても相手は金融機関でプロですから、資産査定の機能ももちろん持ち合わせている。自分のところで直接不動産融資もやっているというプロがこのREITを、一体どことどことどこの物件を一つの金融商品として売却をしてその家賃をリターンするんですかということを聞けば...全文を見る
○松野(頼)委員 金融機関もプロですから、プロとして何でそんなに赤字を出すような商品を買われたのかということは、ぜひしっかり今後チェックしてまいりたいというふうに思っております。  時間が参りました。どうもありがとうございました。
○松野(頼)委員 済みません、再び質疑に立たせていただきました。  今度は、参議院の法案の租税透明化法に関して伺いたいと思います。  去年も同じ議論を私はやった覚えがあるんですが、ガソリン税の暫定税率のときに、租税特別措置法という法律がございます。大前提として、租税とは公平か...全文を見る
○松野(頼)委員 一枚めくっていただきたいと思います。これは、前の国税庁長官の泉さんという方が書かれた本であります。  その中で、まず、税制以外の措置でその主張するところの目的達成のための有効な手段がないのかどうかを検討して、要は補助金で何とかならないのか、交付金で何とかならな...全文を見る
○松野(頼)委員 去年も同じ議論をさせていただいて、要は肥育期間が牛は長い、豚は短いということで御説明をいただいたんですが、では、馬はどうなんですかということを去年聞いたら、委員会がとまったんです。  馬は肥育期間が牛より長いんです。私の地元や長野では馬を食用として食べるし、牛...全文を見る
○松野(頼)委員 農水省に私は聞いているんじゃないので、財務省に聞いているのは、税としての公平性はどうなんだということなんですよ。  要は、四十九万トンで、数が多ければ減税するんですよというなら、豚との違いが出ないじゃないですか。では、馬はいいんですか、つぶれちゃって。そうじゃ...全文を見る
○松野(頼)委員 それはすごい答弁だと思いますよ。では、租税特別措置は公平じゃなくていいということですか。
○松野(頼)委員 だから、この泉さんは、補助金や交付金でできないのか、税でやらずに補助金、交付金でそういう政策目的が達成できないのか、それがない場合は租税特別措置法をやむを得ず使いましょうと言っているわけですよ。  牛、豚、鶏、例えば農水省の補助金ベースでいうと、牛は四千億、豚...全文を見る
○松野(頼)委員 ちょっと、税を所管する担当大臣の答弁としてはいささか適当なのかなというふうに思うんですけれども、もう一回まじめに答弁してくれませんか。
○松野(頼)委員 いずれにしても、私は、税というのは、公平、中立、そしてでき得れば簡素、この大原則をやはりしっかり守るべきだというふうに思っていまして、別に特別措置を否定するものじゃないですけれども、やはり一定期間の政策目的を達したりした場合、政策評価をして整理をして本則に入れる...全文を見る
○松野(頼)委員 どうもありがとうございました。  私は、議会は税のためにあると言っても過言ではないというふうに思っております。いろいろな意見があると思うんですね。これは私が議運をやっているときから提案をしているんですが、ぜひ、税は税で一つ歳入委員会をどっしりつくって、いろいろ...全文を見る
06月03日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  大臣、冒頭、実はこれはちょっと通告をしていないんですけれども、通告なしでもお答えできる案件かと思いますので、御質問をさせていただきたいと思うんです。  今、日本郵政株式会社の西川社長の再任を認めるか認めないかということで、随...全文を見る
○松野(頼)委員 その内容はいかがなお話だったんでしょうか。
○松野(頼)委員 鳩山総務大臣の御意見は、再任をされることに賛成だったか反対だったか、お答えいただけますでしょうか。
○松野(頼)委員 といいますのは、けさ、私どもの総務部門会議がございまして、その中で、日本郵政から幾つか聞き取りで話を伺いました。そのときに私が質問をしましたのは、要は、社長の就任をするかしないかの指名委員会の設置というのは、これは日本郵政株式会社法のどこの条文にもないんですね。...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、大臣の意見はどうでしょうか。西川社長を再任するべきだとお思いか、それとも、おかわりになった方がよろしいとお考えか、そこをお聞かせいただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 ごもっともな御答弁だと思います。私は、公平であるというのはちょっとよくわからない答弁ですけれども、当然、今おっしゃられた客観的な事実に基づいて株主として判断をされる時期が来ると思います。  ということは、今現在の御意見はいかがなんでしょうか。
○松野(頼)委員 わかりました。  というのは、何でこういう話を聞くかというと、今回私どもが提出をさせていただいて、当委員会で成案を得るであろうと思われます、政策投資銀行の株を三分の一以上国が持ち続けるという修正案を、きょうこうやって今審議をさせていただいているわけであります。...全文を見る
○松野(頼)委員 こういう経済危機を想定していなかったという御答弁は、前回も申し上げましたけれども、それはちょっと言えないんじゃないかと思うんですね。  これは、資料七ページに当時の議事録をつけてあります。このときも、この間も言いましたけれども関委員が、財務金融委員会、内閣委員...全文を見る
○松野(頼)委員 そうすると、政投銀及び商工中金の完全民営化は間違いだったというふうにおっしゃっていただけるんでしょうか。
○松野(頼)委員 あと、今回こういう形で、政府の関与が残る形の政策投資銀行というものがこれからスタートするわけでありますけれども、要は、大臣がお考えになる政策投資銀行の役割、どういう融資をこれから伸ばしていくのかとかいう御意見があったらお聞かせをいただきたいと思います。
○松野(頼)委員 私も全く同じ意見で、何も民間のメガバンクと同じ土俵で政策投資銀行が競争に入る必要は全くないと僕は思うんですね。  戦後の復興期、いろいろなさまざまなインフラ整備というのが出てきた時代と、ちょうど鉄筋コンクリートの耐用年数というのが法定では約四十七年、五十年ちょ...全文を見る
○松野(頼)委員 ぜひしっかり、民間が手が出ないような部分をやっていただきたい。それを大いに期待するものであります。よろしくお願いを申し上げます。  あともう一点、今回のもう一個の法案の、J—REITとETFの銀行等株式の買い取りの法案について提案者の方に伺いたいんですけれども...全文を見る
○松野(頼)委員 これは前回も申し上げたかもしれませんが、銀行等が保有をしているJ—REIT総額というのは二千七百億しかないんですね。とてもこの金額で、金融機関の健全性でこれをもし全部買い取ったとしても、この金額が金融機能の安定に資する額ではないと私は思うんです。一体何の目的でこ...全文を見る
○松野(頼)委員 そもそも地銀は、地場の中小企業をまず育成して、そこに貸し出しをして、その利益を金利としてもらってなりわいを立てるというのが本業なんですね。地銀が地場の企業に貸し渋り、貸しはがしをしながらこういう金融商品で運用していること自体、私は大きな問題だというふうに申し上げ...全文を見る
○松野(頼)委員 J—REIT、ETF等々、別にこの商品が悪いと言っているわけじゃないですよ。一般投資家がそれを買うのも御自由ですし、もちろん、もうかるときもあれば損するときもある。当然、自己責任の範囲内で行えば、それはそれで一つの商品としていい商品だというふうに私は思いますけれ...全文を見る
06月19日第171回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  本日は、委員長初め各党の皆さん、この総務委員会においてこうしてお時間をいただきますことを心から御礼申し上げます。また、西川社長、本日は参考人として御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  時間が三十分というこ...全文を見る
○松野(頼)委員 要は、かかわっておられないということでありますね。  その三回のバルクセールということも含めて、それ以外の公社時代の土地の売却に関してかかわっておられたかどうか、御確認をいただきたいと思います。
○松野(頼)委員 事務方で結構です。きのう僕がレクのときには、公社時代、民営化前は全くかかわっていないという説明をしていましたけれども、それは間違いないでしょうか。
○松野(頼)委員 基本的にはとは、どっちなんですか。はっきり答えてください。横山専務及び西川社長はかかわっていたのかいないのかですよ。簡単なことじゃないですか。
○松野(頼)委員 いや、記憶じゃなくて、きのうもレクで言っていますよ、ちゃんと答えてくださいよ。かかわっていたのか、いないのか。
○松野(頼)委員 委員長、これは非常に大きなポイントなので、一回確認をしていただけないでしょうか。  きのうの夜、さんざん言っているんですよ。きのうは、民営化前の物件に関しては全くかかわっておりませんと答えているんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。
○松野(頼)委員 これじゃ議論が進まないんですけれども。
○松野(頼)委員 いや、違うんですよ。それはわかっています。それは公社の施設部門の長でしょう。そこに持ち株会社の準備会社である日本郵政が指示したり、かかわっているのかということですよ。  わかりますか、言っている意味が。それに関与しているんですかということです。責任の所在は一体...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、二億円以上の物件を売却する場合には総務大臣の認可を受けているわけですよね。それを施設部門の長の名前で、大臣に認可を受けているわけですか。そんなわけないじゃないですか。だれが責任者なのか、そして、持ち株会社がその売却に関与しているとかということをきちんと説...全文を見る
○松野(頼)委員 違う。私が聞いているのは、これはだれに対して指摘をしているんですかということですよ。これが指摘している相手はだれなんですか。それを聞いているんです。そこだけでいいからちゃんと答えてくださいよ。
○松野(頼)委員 そんな答えがあるわけないじゃないですか。「不正な意思に基づく一者入札とならないよう、」「精査する余地はあった」と指摘をしているわけだから、だれか相手方がいるわけでしょう。生田総裁なんですか、西川総裁なんですか、西川社長なんですか、だれに対してこれを指摘しているん...全文を見る
○松野(頼)委員 では、当時の生田総裁に対して指摘しているわけですか。主語がないこんな指摘なんかおかしいじゃないですか。だれに対してこれを言っているわけですか。もう一回ちゃんと答えてください。
○松野(頼)委員 第三者委員会、第三者委員会とさんざん言われていますけれども、これは提言なんですか。  質疑にならないので、原口さん、とめてください。こんなふざけた答弁はないでしょう。これは諮問なんですか。
○松野(頼)委員 事実関係なので、ぜひきちんとそこを押さえて次のときには御準備をいただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月30日第171回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  前回に引き続きまして、また再び当総務委員会におきましてお時間をいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。  本来であれば、前回の質疑の続きをやるところなんですけれども、きょうは大臣が閣議で、九時半からですか、いらっしゃら...全文を見る
○松野(頼)委員 こういうさまざまな業績悪化に関する改善の事業計画というものは出たんでしょうか。これは事務方でいいです。
○松野(頼)委員 そうですよね。さまざまな不動産売却の問題点に関しての業務改善命令に対しては答えていますけれども、業績の悪化に関しては株主総会でも一言も出ない、事業計画に関しても何にも出ない状況で、これは企業として当たり前の話じゃないですか、業績がどうなったのかということは。その...全文を見る
○松野(頼)委員 大臣が時間がないので、次に行きます。  お配りした資料の一枚目をごらんください。  大臣は、六月の二十四日、会見の席で、いわゆるチーム西川について、速やかにおやめいただくこととしている、そういうことを総合的に評価して認めさせていただいたということをおっしゃっ...全文を見る
○松野(頼)委員 速やかにおやめいただくということで承諾をしたと言いながら、そのままの人事を株主総会の承認を受けて大臣がお認めになっているんですよ。これはおかしくないですか。  もしそういうことであれば、今回お認めになる前に、きちんとそのことにけじめをつけて、株主総会に提出をし...全文を見る
○松野(頼)委員 では、西川社長にお伺いしますが、いつおやめいただくんでしょうか。
○松野(頼)委員 人繰りで今回専務を五人にふやされているじゃないですか。新たな執行役も入れられて、これは後で伺いたいんですが、コンプライアンスの部長だった人を、コンプライアンスの問題をこれだけ指摘されているのにもかかわらず昇格させているんですよ。その辺もちょっと不思議でならないん...全文を見る
○松野(頼)委員 会社の判断は、今社長に伺いました。なぜその状態で認可をされたのか、総務大臣認可の部分を伺っているわけであります。
○松野(頼)委員 ですから、こういう人事をやった取締役及び西川社長をなぜ再任をお認めになったのかということであります。
○松野(頼)委員 もう一つ、これは西川社長に伺いたいんですが、第三者委員会で随分コンプライアンスの部分というのが指摘されていらっしゃいましたね。そのコンプライアンスの担当の統括部長を今回執行役に昇格させているわけです。  会社にどういう功績があったので昇格をさせたのか、お伺いで...全文を見る
○松野(頼)委員 その方のもとでのコンプライアンスに対して第三者委員会で随分指摘をされているということだと私は思うんですけれども、とりあえず大臣のいる時間の質疑はこれで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○松野(頼)委員 済みません。また再び質疑をさせていただきます。  前回の委員会で、その議事録を二枚目につけてあるんですけれども、民営化前の物件、不動産の売却に関して西川社長及び横山専務はかかわっていたんですかということを伺いました。明確な答弁がなかったので委員会がとまったんで...全文を見る
○松野(頼)委員 その前に、かかわっていないと言っていた答弁に関してはどうなんですか。お答えいただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 いや、承継資産の確定じゃなくて、早く売ってくれとかかわっているじゃないですか、横山専務名で書類を出しているんですから。十年前の書類で言っているわけじゃないですよ、平成十九年度の書類ですよ。かかわっているじゃないですか、現に。  実際、この物件は西川社長が公社の...全文を見る
○松野(頼)委員 この書類を見ていただくと、日郵第一八—四七〇号という正式な書類なんですよ。こういう書類を保存していないんですか、日本郵政は。
○松野(頼)委員 民間の企業でも五年間の書類の保存義務というのは当然ついてくるんですね。まして、これは正式な文書なんですよ。  前回ここで、後で調べて御説明申し上げますと言いながら、全くナシのつぶてですよ。説明に来るわけでもない。きのう、質問の前に、私がこの書類はあるんじゃない...全文を見る
○松野(頼)委員 こうやって正式文書で指示をする権限は準備会社には与えられていないと思いますよ、民営化法上。  まあいいや、それは押し問答になるので。次の議題をやりたいと思います。  10までめくってください。これが日本郵政公社の業務等の承継に関する実施計画。要は、こういう不...全文を見る
○松野(頼)委員 保健所に何と届け出をしていますか、ここは。病院の届け出をしていませんか。当然診療所の届け出をしているんじゃないんですか、保健所に。
○松野(頼)委員 保健所に聞きましたけれども、届け出されているんですよ、ちゃんと。  それはもうあれにしても、いずれにしても、これを局会社に分けたんですね、局会社に。おかしいんじゃないですか、これを局会社に分けるのは。日本郵政株式会社に承継計画上は渡さなきゃいけないのを局会社に...全文を見る
○松野(頼)委員 いいですか、実施計画は日本郵政株式会社法の附則で書いてあるんですよ。法律から落とし込んだ実施計画なんですね。これに明らかに違反をしているんじゃないですか。  なぜ病院及び簡易保険施設でありながら局会社に持っていくんですか、これを。おかしいじゃないですか。簡易保...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、これは総務大臣が認可したんだから、総務大臣がこの法律に違反しているということですよ。  もう一件ありますよ。もう既に売却しちゃったものが承継計画の中に入っていて、それも承認しているんですよ、大臣。  資料8を見てください。平成十八年十二月に売却してい...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、違いますよ。これは立法府で通した法律が日本郵政株式会社法ですよ。  この法律に、承継計画において定めるところに従い会社が承継した整備法第二条の規定による廃止前の簡易保険法の施設、これをきちんと分けると。承継計画では、日本郵政に承継させる資産、郵便局株式会...全文を見る
○松野(頼)委員 ここに「係る不動産」と書いてあるじゃないですか。事業をやめたからみたいな説明を前もしていましたけれども、係る不動産も日本郵政に承継させるように書いてあるじゃないですか、「係る不動産」と。事業をやめたって不動産が残っているんですよ。そうでしょう。これは明らかに実施...全文を見る
○松野(頼)委員 これは大臣、監督官庁として、この実施計画に違反しているか違反していないか、きちっとチェックをしてください。  これは、少なくとも大臣が認可をされたということなんです。もう既に売られちゃって、ないものまで書類に入っていて、大臣が認可しているんですよ、総務省として...全文を見る
○松野(頼)委員 質疑を終わります。どうもありがとうございました。
07月13日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○松野(頼)委員 民主党の松野頼久でございます。  幾つか質問が出ている、若干繰り返しになるかもしれませんが、本法の確認をしておきたいところが幾つかございますので、ぜひお答えをいただきたいと思います。  言うまでもなく、本法は国連決議一八七四をベースに法案化をされているという...全文を見る
○松野(頼)委員 そこを伺っているんです。それは甲板にミサイルを積んで走っていることはないわけでありますから、この法律の大前提であります、旗国にまず同意を求めなきゃいけないわけですね。その旗国に対して、どの程度まで情報を明らかにして、こういう理由があるから検査をさせてほしいという...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、そこを伺っているんですよ。どの辺まで精度が高ければ、検査をさせていただきたいということを旗国に同意を求めるわけですね、そのルールは全くないわけですか。ちょっとお答えいただけないでしょうか。
○松野(頼)委員 この委員会でたびたび議論になっているんですけれども、要は、本法での運用なのか、それとも自衛隊法による海上警備活動になるのか、それとも周辺事態による船舶検査、臨検等になるのかというところが交差をしているから多分いろいろな角度の議論が出て、非常にこの議論がわかりづら...全文を見る
○松野(頼)委員 多分、今、民間ベースでの貿易は北朝鮮はもちろんゼロです。ですから、事実上、日本から北朝鮮に物品が渡ることはないんですね、外為法の規制もありますので。事実上、この法律が執行されるというのは、多分、アメリカから、こういう情報があるから、日本は出動してくれという以外に...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、この本法で話をするならば、高見澤さん、旗国の同意が前提なわけですよ。ですから、旗国の同意を前提として、本法で検査を行う場合には、激しい抵抗というのは当然考えられないわけですね。  ですから、本法における海上保安庁では用が足りない場合というのを聞いているん...全文を見る
○松野(頼)委員 だから、激しい抵抗をしたら、もう本法じゃないわけですね。本法は旗国の同意ですから、前提が。  それで、本法で海上保安庁じゃなく自衛隊が出動しなければいけない場合、本法で聞いているわけですよ。これは一体どういう場合ですか。激しい抵抗というのはもう関係ない話なんで...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、それは、旗国が同意をして、現場で暴れた場合には、海上保安庁は司法警察権を持っているわけですから、そこで逮捕すればいいわけじゃないですか。違いますか。自衛隊が何も出動する必要はないんじゃないですか。  ちょっと今の答弁はまじめではないというふうに思うんです...全文を見る
○松野(頼)委員 だって、今回のこの本法で、自衛隊の出動の部分というのは唯一そこの条文しかないんですよ。でしょう。ですから、海上保安庁で間に合わない場合には自衛隊が出動するということになっているんですけれども、その間に合わないのみで、対応できない特別な事情というのがわからないんで...全文を見る
○松野(頼)委員 極めてわかりづらい部分なんですが。  では、例えばこれで、この法律に合わない場合は、自衛隊法の海上警備行動を運用するというふうにも本来はできるんでしょうけれども、ただ、海上警備行動の方の性質を見ると、人命もしくは財産の保護または治安の維持という、ある意味では警...全文を見る
○松野(頼)委員 すると、では、自衛隊は検査をできないということでよろしいんでしょうか。
○松野(頼)委員 要は、今申し上げているように、上記禁止物品を輸送していると信じるに足りる合理的な理由があって、そして海上保安庁のみで対応できない特別な事情があっても、自衛隊は北朝鮮の特定物品に対しての検査はできないということですか。
○松野(頼)委員 だから、海上警備行動としてできるということですね。
○松野(頼)委員 後ろでいろいろやじが飛んでいるんですけれどもね。  だから、さっきの質問と同じなんですけれども、要は、海上保安庁のみで対応できない特別な事情があるときは自衛隊ができるというふうに法文上はなっているわけですね、自衛隊の要件として。だけれども、実際には、北朝鮮の特...全文を見る
○松野(頼)委員 いや、本法で書いてあるからですよ、ここに。本法では、海上保安庁では手に負えないときには自衛隊ができるというふうに条文は書いてあるわけです。だけれども、実際には、北朝鮮の特定貨物、旗国の同意があって、船長の同意があってもできないというお答えをいただいているわけです...全文を見る
○松野(頼)委員 これもさっき申し上げているんですけれども、海上警備行動も、その目的は、人命もしくは財産の保護なんですね、または治安の維持なんです。  今回のこの北朝鮮の特定貨物の検査、国連決議一八七四の目的と、ここがやはり少しずれているような気が僕はするんですね、正直言って。...全文を見る
○松野(頼)委員 ですから、ちょっとわかりやすく具体的に聞くと、例えば、これは北朝鮮の特定貨物を積んでいるのではないかというふうに考えた、そこの船に、旗国に同意を求めても同意をしなかったという状況で、では、その海上保安庁の船はどうするんですか。旗国は同意をしません、だけれども、こ...全文を見る
○松野(頼)委員 例えば、その犯罪要件が明確でなくても、追尾、監視というのはできるんでしょうか。
○松野(頼)委員 では、例えば、自衛隊の船が、自衛隊がほとんど出動しないのかもしれませんけれども、さっきの回航命令が出るか出ないか、そういう船に、そういう物品を積んでいるであろうという情報があった船に出くわした場合に、自衛隊は何ができるんでしょうか。
○松野(頼)委員 出くわした場合に、例えば旗国が同意しなかったという場合には、追尾、監視はできるんですか。
○松野(頼)委員 では、これも一つのケースなんですけれども、海上自衛隊に対してアメリカから、こういう船が北朝鮮を出発したようだ、出動をしてほしいという出動要請がもし来た場合にはどうされますか。
○松野(頼)委員 その場合には、一義的に海上保安庁であるということで、海上保安庁が出動すると考えた方がいいんですか。
○松野(頼)委員 この辺が少し、どの法律でどういうふうに運用していくのかというのが非常に僕らとしてはわかりづらいので、幾つかこういう事例を挙げて御答弁を残していただいたということであります。  ただ、実際には、それほど出動されるような法律なのかな、現実的にはほとんどないのではな...全文を見る
11月11日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○松野内閣官房副長官 内閣官房副長官松野頼久でございます。  田中委員長を初め各党各会派の皆様の御指導のもと、平野官房長官を補佐してまいるつもりでございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  ありがとうございました。(拍手)
11月12日第173回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○内閣官房副長官(松野頼久君) 内閣官房副長官の松野頼久でございます。  河合委員長を始め、各党の皆様の御指導の下、松井副長官とともに官房長官を補佐してまいりたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  ありがとうございました。(拍手)
11月26日第173回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○松野内閣官房副長官 お答え申し上げます。  今回の谷総裁が辞任をされたのが九月の十一日でございます。そして、十一月の四日に江利川人事官として両院に通知をさせていただきました。この間、ちょうど五十四日間でございます。この九月の十一日から十一月の四日までの間に政権交代もあり、そし...全文を見る