長谷川岳

はせがわがく

選挙区(北海道)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

長谷川岳の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○長谷川岳君 まずは、先ほどの東北地方で起きた地震で被害に見舞われた方々に心からお見舞い申し上げます。  質問に入らせていただきます。  北海道選出の自由民主党の長谷川岳です。  最初に、TPPについての姿勢を、今日、大臣、それぞれの皆様にお越しいただいておりますから、TP...全文を見る
○長谷川岳君 はい、お願いします。皆さんそれぞれ、内閣として。
○長谷川岳君 TPPについての姿勢を各大臣にお伺いしたいと思います。TPP参加について賛成か反対か、簡潔にお答えください。皆さん、来られている財務大臣、農林水産大臣、国家戦略大臣、経産大臣、総務大臣、それから行政改革大臣、お願いします。
○長谷川岳君 委員長、済みません、外務大臣の見解を伺いたいと思います。副大臣。
○長谷川岳君 TPP参加については、現在、開国フォーラムの開催など国民的な議論を深めているところであります。  しかしながら、このようなときに経済産業省の出先機関である地方経済産業局が商工会議所あるいは商工会に出向き、「EPA/TPPの推進について」という資料を使ってEPA、T...全文を見る
○長谷川岳君 これは大臣の指示で行っているのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。資料を配ってください。(発言する者あり)
○長谷川岳君 どのような趣旨で行っているのかどうかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 それでは、大臣、意見を伺いたいということであって、あくまでも経済産業省側の説明ということではありませんね。
○長谷川岳君 皆さんに、お手元の「EPA/TPPの推進について」の資料、経済産業省作成資料を御覧になっていただきたいと思います。  このEPA、TPPの資料では、まず注目する点として項目立て四つあります。一番目、FTA競争と日本の出遅れ。二番目、TPPの進展と日本の早期交渉入り...全文を見る
○長谷川岳君 では、この資料の二十三ページ目、御覧になっていただきたいと思いますが、この二十三ページ目に「TPP早期参加のメリット/参加遅れのデメリット」というページがあります。これ、TPP早期参加のメリット、参加遅れのデメリットというのは、結局のところ両方とも参加のメリットしか...全文を見る
○長谷川岳君 ちょっともう一回繰り返します。この資料では参加のデメリットが記載されていません。EPA、TPPについての情報を国民に幅広く提供し議論を喚起しているさなかに、この資料の内容は余りにも偏り、誘導的ではないですか、大臣。(発言する者あり)
○長谷川岳君 大臣、ちょっと見てほしいんですけど、二十四ページから、TPPに入ると「雇用を守り、増やす」、TPPは「技術を守る・技術で稼ぐ」、「日本企業の海外での利益を守る」、「産業・生活の安全・安心を守る」、「中小企業の輸出入を促進する」、「日本の強みを世界へ」というふうに、こ...全文を見る
○長谷川岳君 では、少し角度を変えて経済産業大臣にお尋ねをいたします。  経済産業省と地域の商工会議所あるいは商工会ってどのような関係ですか。
○長谷川岳君 商工会議所、商工会、経済産業省が監督官庁、つまり所轄ということではないですか。
○長谷川岳君 もう一度伺います。  商工会議所、商工会はどこの所轄ですか。教えてください。(発言する者あり)所管。
○長谷川岳君 だとすれば、商工会議所及び商工会に対する関連予算を持っているということですね。大臣、幾ら持っていますか。
○長谷川岳君 大臣、中小企業庁の平成二十三年度の商工会及び商工会議所関連予算案の資料の中には、二十三年度の予算案として百八億円計上されているんですよ、百八億円。  つまり、地元にとって、補助金や政策決定の権限を持っている経済産業省の出先の局長の地方説明に当たっては、受け入れる地...全文を見る
○長谷川岳君 あなたのそれは想像力の欠如です。地域の皆さんが出先の局長が来るということがどれだけ重いことか、どう思いますか、あなたは。
○長谷川岳君 大臣にお尋ねしますが、やはり原点というのは、産業政策を国策としてきた戦後間もない日本が支えられてきたのは、こういった労働力を提供してきた多くの農村、漁村地域です。この原点を忘れているんじゃないですか、大臣。
○長谷川岳君 玄葉大臣にお尋ねします。  玄葉大臣、大臣は福島の選出、農村中心の、やはりお米を中心とした産地ですよね。私も何度か福島の、特に天栄村辺りはよくお邪魔していますけれども、やはり朝行くと、いろんなところで田んぼで草刈りしている方がいらっしゃいます。聞くと、農家の人じゃ...全文を見る
○長谷川岳君 大臣、そのTPPに関して開かれた議論というのは大いに結構だと思うんです。開国フォーラム、大いに結構だと思います。でも、経済産業省は、これ同時進行で、裏でこういうことをやっているんですよ。偏った手法で地域を回って根回ししているんです、自分で出かけていって。このような経...全文を見る
○長谷川岳君 だとしたら、もう少し公正な資料の下で正式に、しかもこのような開国フォーラムのタイミングに合わせてではないやり方があるはずです。いかがですか。
○長谷川岳君 玄葉大臣。
○長谷川岳君 玄葉大臣はそういうふうに思っているかもしれませんが、地元はそういうふうに受け止めていません、非常に重く受け止めています。まさにTPPを推進する裏フォーラムだと、そのような認識でありますので、よく検討をしていただきたいというふうに思います。    〔理事森ゆうこ君退...全文を見る
○長谷川岳君 海江田大臣に伺いますが、やはり一次産業の皆さんと接して感じるのは、皆さんセンサーを持っているんです。それはどういうセンサーかというと、本能的な危機管理能力というセンサーです。これは、日本の食料がTPP参加によって世界で完全に分業化されるということについて非常に危機感...全文を見る
○長谷川岳君 そうであれば、この資料は余りにも偏っていますので、これから回るにしてもこの資料は外してください。よろしいですか。確約してください。
○長谷川岳君 追加しますけれども、二十三ページ、「TPP早期参加のメリット 参加遅れのデメリット」の中に、これよく皆さん見ていただきたいんですが、米国、アメリカとの関係を強化し、日米同盟を補完と書いてあるんですよ。これどういう意味ですか、大臣。
○長谷川岳君 もう一つ、二十三ページ見ていただきたいんですが、二〇一一年、ハワイAPECでTPP成功を目指すアメリカ、米国を後押しと記載されています。この後押しってどういう意味ですか。(発言する者あり)
○長谷川岳君 日本の国益中心に考えていますか、その発想は、大臣。
○長谷川岳君 私が昨年十一月五日、農林水産委員会で質疑に立ったときに、TPPについての議論だったんですが、日米同盟の再構築のためにTPPの参加検討を自ら表明することに至ったのではないかという質問をしました。そこのところで、外務省の見解として、松本副大臣が日米関係とTPPは関係ない...全文を見る
○長谷川岳君 委員会では、日米同盟の再構築のためにTPPの参加検討を自ら表明することについては否定されているんですね。今の御発言と違うんではないですか。
○長谷川岳君 そうであれば、十六ページ見てほしいんですよ。「TPP協定交渉の経緯 着実に進展」、矢印のベクトルの一番上見てください、最後はアメリカ大統領選挙となっているんですよ。  着実に進展というのは、日本の国益を損なってでもアメリカの大統領選のことなのか、これ、いわゆるオバ...全文を見る
○長谷川岳君 そのとおりとはどういうことですか。教えてください。
○長谷川岳君 なぜ地域の説明のためにアメリカの大統領の選挙の話が出るんですかと聞いているんです。
○長谷川岳君 だとしたら、地域を回るときに地域の状況をまず聞くのが、それは一番海江田大臣の言っている兵法ではないですか。
○長谷川岳君 少なくとも商工会議所あるいは商工会を回るときにこの資料は使わない、約束していただけますか。
○長谷川岳君 お約束をしてくれたと認識をしていいですか、大臣。
○長谷川岳君 玄葉大臣、いかがですか。
○長谷川岳君 偏った情報で商工会議所、商工会を巻き込むことだけはやめてください。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
03月24日第177回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○長谷川岳君 北海道の選出の長谷川岳と申します。  東日本巨大地震に当たっては、議員の一人として具体的な活動をどのようにできるかということを真剣に考えて行動をしていきたいというふうに思います。  さて、入らせていただく前に、本日の北海道新聞の朝刊掲載記事について少しお伺いをし...全文を見る
○長谷川岳君 このフォーラムに対して、中国あるいはロシアに対して抗議を含めたアクションというのを行いましたか。
○長谷川岳君 何らかのアクションあるいは意思表明というのはされたでしょうか、外務省として。お聞かせいただきたいと思います。
○長谷川岳君 このような問題がこのような中で行われているということの事実を国民全体にも知っていただくことを、外務省としても是非とも努力をしていただきたいというふうに思います。  それでは、質問に移らせていただきます。  北方領土の問題についての認知度ということでお聞かせをいた...全文を見る
○長谷川岳君 二十年の調査においては、問題について聞いたことがあり、問題の内容も知っているというのが約四割、方々が四割、それから問題の内容はある程度知っている方々が四割と、八割近くの方が北方領土の問題を認識していると。同時に、この質問をされた内閣府のアンケートでは、この返還要求運...全文を見る
○長谷川岳君 若い人たちへの意識の高まり、運動への参画という部分で、具体的に内閣府はどのように啓発をしようと考えておりますか。
○長谷川岳君 つまり、北方領土の認識とそれに対する運動というのが一体になっていないということがやはりうかがえるというふうに思います。  平成二十年の内閣府のアンケートでは、若い世代の興味が薄れていると。北方領土の返還要求運動員の方がやはり高齢化しているということも意味をしていま...全文を見る
○長谷川岳君 この北方領土の問題については、私たちの世代で、何とかこの世代で解決をしたいという強い意思を持っております。やはりそのためには大きなパラダイムの転換というか、を考えていかなければならないというふうに思います。  日ロの関係も刻々と変化をしていきます。例えば、三月十九...全文を見る
○長谷川岳君 ロシアの人道支援についても少し伺いたいと思いますが、三月十四日、ロシアの非常事態省の飛行機で五十名プラス二十五名の方々が仙台に移動され、捜索救助活動を行われて、十六日には第二陣、そして八十名の派遣がありました。  このように必要な人材を適材適所に派遣するというロシ...全文を見る
○長谷川岳君 ファールス通信によると、ラブロフ大臣は、十五日の火曜日、NHKのインタビューで、ロシアと日本の領土問題については、我々は平和条約の締結に関する協議を継続する用意があり、この問題に対して強い関心を持っていると言わなければならないというふうに述べておりますが、この発言に...全文を見る
○長谷川岳君 このように、震災という非常に厳しい状況の中でありますけれども、ロシアのこういった支援策も含めた日ロ関係の変化というものもかいま見ることができています。私たちも、この北方領土の運動を含めた新しいやはり運動の芽生えというものを私たちの若い世代でつくっていかなければなりま...全文を見る
○長谷川岳君 私たちの若い世代というか次世代という形として、北方領土とロシアとの交流という中に学生の人材交流というのを含めていかなければならないというふうに考えます。  特に、北海道には地域の特色を生かした単科大学が多くあります。例えば、北見工業大学というのはバイオ環境化学科と...全文を見る
○長谷川岳君 是非ともこの学生の交流、特に単科大学とロシアの人材交流については積極的に考えていただきたいというふうに思いますが、もう一度確認のためにお聞かせいただきたいと思います。
○長谷川岳君 極東においては、北海道を含めた日本の水産加工品、食料加工品というのは非常に並んでいます。これは、非常に質の高い水産物がある上に、我が国の味覚力あるいは水産あるいは食品加工技術が優れているということのあかしだというふうに思います。  特に北海道、この隣接地域も含めた...全文を見る
○長谷川岳君 是非とも開発局予算も含めた中でこのような経済交流のための輸出施設等の整備を進めていただきたいというふうに思います。  もう一つ私は考えなければならないのは、今回の大震災によってやはり災害対策、特に堤防、防波堤といった、もう一回インフラを再構築しなければならない時期...全文を見る
○長谷川岳君 法的な立場を害さないで、さらに共同のインフラ整備等のできるような箇所、部署というのはないんでしょうか。そこがこれから非常に大きなテーマになると思いますが、例えばこういう防波堤のようなインフラ整備も含めたことについてやはり外務省として考えていく時期に来たのではないかと...全文を見る
○長谷川岳君 このような厳しい時期だからこそ、災害整備も含めたインフラについても是非とも御検討をいただきたいというふうに思います。  引き続き質問をいたします。やはり領土問題の一元化という問題です。  私も竹島の日に島根の方に伺いましたが、現在、北方領土問題と竹島の問題、尖閣...全文を見る
○長谷川岳君 北方領土、そして竹島、尖閣諸島等は全て我が国の領土です。このような問題は、やはり北方領土、竹島、尖閣諸島、それぞればらばらに運動するんではなくて一元化をし、そして我が国の領土として国民の皆さんに訴えていく、そして運動を展開する、そういった枠組みを国としてつくるべきで...全文を見る
○長谷川岳君 北方領土の方々の高齢化の問題を含めて、国民運動がやはりより広がりを持つためには、このような一元化というものも是非とも検討していただく時期に入ったというふうに思います。是非ともお願いをしたいというふうに思います。  時間が迫ってまいりました。最後、一つだけ。  皆...全文を見る
○長谷川岳君 最後になりますけれども、私たちの世代がやはり北方領土の問題の解決をするという大きな使命を持って活動していく、そのためには運動の広がり、そして何よりも今中身をやはり再構築していく必要があるというふうに思います。そのことも踏まえて、政府には強力に、今回私たちも御提案をさ...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○長谷川岳君 北海道の長谷川岳です。よろしくお願いいたします。  三月二十一日から二十二日の二日間、福島県の被災地を回ってまいりました。被災地は大変な状況でありまして、被災に遭った方々、福島県のみならず、被災に遭った方々の皆様に謹んでお見舞い、お悔やみを申し上げます。また、自由...全文を見る
○長谷川岳君 大変な状況でありますけれども、できるだけ早い把握をお願いしたいというふうに思います。  次の質問に入ります。  漁船保険に入っている場合、どのような補償になるかをお聞かせいただきたいと思います。
○長谷川岳君 特に、今御指摘があったように、残存価格の評価しか補償されないという状況でありますので、新しい船を造るにしても全然足りないと。政府として何らかの対策を是非とも考えていただきたいと、そのように思いますが、いかがですか。
○長谷川岳君 激甚災害に指定はされておりますけれども、今まで経験したことのない大震災だということで、激甚災害の対象の拡充強化をするような考えはないかを内閣府の方に伺いたいというふうに思います。
○長谷川岳君 激甚災害が指定されて、共同利用の小型漁船については、大破あるいは沈没、流された船が百隻以上にならなければ対象外となるというふうになっておりますが、このような隻数について緩和するような考えはありませんか。農水省にお尋ねしたいと思います。
○長谷川岳君 養殖施設についてもこれは同じことが言えるんですが、私のお配りをさせていただいている資料二の方の十三ページ目を少し御覧になっていただきたいんですが、例えばなんですが、この渡島管内の南茅部町という、函館市の茅部町でありますけれども、ホタテと昆布の養殖施設が被害を受けてお...全文を見る
○長谷川岳君 是非とも地元の被災地最優先での対応をお願いしたいというふうに思います。  それから、新造船を造っても港が整備されていなければなりません。漁港予算をどのように考えているかをお聞かせいただきたいと思います。農水省。
○長谷川岳君 はい。
○長谷川岳君 水揚げをした後の製氷機あるいは冷凍庫、加工場、あるいは漁獲量を量るトラックスケール等の整備予算についてどのように考えているかをお聞かせいただきたいと思います。農水省。
○長谷川岳君 はい。
○長谷川岳君 今の御指摘のとおり、こういった、一つなくても生鮮品というのは流通できなくなるというのが前提でありますので、総合的な対策を是非とも迅速に進めていただきたいというふうにお願いをさせていただきたいというふうに思います。  冒頭でも申し上げましたが、三月の二十一日、二十二...全文を見る
○長谷川岳君 政務官、調査をするという段階ではないんです。早急に機材を持っていって調べていただくというような体制づくりを今お願いをしているんですね。
○長谷川岳君 今一番大事なことは、やはり現場に出かけていくことだというふうに思います。経済産業省からやはり至急現場へ派遣する人員を増やす、そういうことを、体制づくりをすべきと思いますが、もう一度お話をさせていただきますけれども、こういった体制づくり、それから現場へ派遣する、その点...全文を見る
○長谷川岳君 恐らく、副大臣が行かれているのは原子力発電所というか、その発電所に対する対応で非常に忙殺をされていると思います。しかし、皆さんが一番、やはり周辺の住民、特に県内の住民の不安というものを払拭するような手だてを打っていただきたいと思います。
○長谷川岳君 農業用水にもかかわる話なので、やはり農水省としても協力すべきだと、そのように思います。そのお考えをお聞かせいただきたいというふうに思いますが、大臣、お願いしたいと思います。
○長谷川岳君 改善をしていただきたいという、早急に改善していただきたいもう一つ、一点ございます。  西会津地域の三島町というところの角田牧場というところにお邪魔をしました。牧場のあるじ、あるいは現場の声というのは非常に切実で、その会津の皆さん、現在八軒ぐらいの酪農家さんが完全に...全文を見る
○長谷川岳君 供給対策はしているというふうには農水省さんはおっしゃっていますけれども、実際に末端の酪農家さん一軒一軒に伝わっている情報はとにかく出荷停止だけの話なんです。その後の話、餌の話、来ていません。  この点について、正確にやはりもう一度酪農家さんを含めたこういった孤立し...全文を見る
○長谷川岳君 特に、油がないので朝晩の搾乳の乳房清拭という乳を拭く作業も、必要なお湯を沸かすためしか使っていません。非常にせっぱ詰まった状況であります。油も含めてです。こういったことについては氷山の一角だというふうに思いますので、しかるべき措置をとっていただくように本当にお願いを...全文を見る
○長谷川岳君 牛乳パックの包装資材の現状についてどのようになっているのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。
○長谷川岳君 政府は原発の放射性物質により原乳あるいは野菜の出荷停止を福島県、茨城県などに指示を出しましたが、やはり農家に不安を与えないためにも出荷停止による支援を政府はどのように考えているのかということをやはり明確に打ち出していく必要があると思うんですが、文科省の見解を伺いたい...全文を見る
○長谷川岳君 適切な補償というのは、政府の責任で農家の損失を全額補償するという考え方でよろしいでしょうか。
○長谷川岳君 例えば、農家さんが自ら近隣県で自主的に自粛をした場合、出荷の自主的な自粛をした場合、政府としての補償はどのように考えておりますか。
○長谷川岳君 補償を行うのには一定の期間がどうしても必要となります。出荷停止となれば今入ってくる収入が全くなくなるという状況でありますので、損害賠償、補償がされるまでの間の当座の資金が必要であります。この当座の資金についてどのように考えているのかを農水省並びに文科省にお聞かせをい...全文を見る
○長谷川岳君 風評被害により、被災地のみならず野菜全体の売行きが悪くなっております。これについて政府としてどのような支援をしていくかということも具体的にやはり考えていただきたいというふうに思いますが、農水省、文科省、もう一度お聞かせをいただきたいと思います。
○長谷川岳君 昨日、福島県のキャベツ農家さんで自ら命を絶たれるというようなことが起きました。やはり、農林水産大臣として生産者を守る、それから消費者を守る、それから必要な措置を講じるというような明確なメッセージを是非とも出していただきたい。今、官房長官も頑張ってはおられますけれども...全文を見る
○長谷川岳君 是非とも生産者を守る、そして消費者を守る、必要な措置を講じるというようなことを常日ごろから発信はされているものの、やはり被災地の皆さんはテレビで官邸の中継を見るのが一番の情報源になっています。是非とも官邸で大臣自らがメッセージを、明確なメッセージを送っていただきたい...全文を見る
○長谷川岳君 被災地含めて、日本有数の米どころであります。七百九十五万トンのうちの約二〇%を占めておるというような状況も聞いておりますが、今回、被災によって米も作付けできないところが出てくるであろうというふうに思われます。政府として、土壌汚染などをしっかり見極めた上で、米の作付け...全文を見る
○長谷川岳君 今回、非常に政治的な判断が求められると思います。それは、被災県での作付けができない状況の中で、作付けをするのかしないのか、あるいは残念なことに政府の中でさせないのかということも政治判断が出てくるというふうに思います。やはりこのような状況を、もうそろそろ田植が四月にな...全文を見る
○長谷川岳君 これは、間に合うというのは田植に入る前ということで認識してよろしいですか、政治判断は。
○長谷川岳君 是非ともお願いをしたいと思います。強いメッセージとそれから政治判断をお願いしたいと思います。  災害につきましては、農水委員の方々の中にも被災地での選出の方も多くいらっしゃいます。やはり農林水産委員として、自己負担を前提に被災地の状況をしっかりと把握をするというこ...全文を見る
○長谷川岳君 それでは、加工原料乳に関しての質問をさせていただきます。  一つは、先ほど、今日、事務所に、加工原料乳の生産者補給金単価あるいは限度数量の設定についての審議会に答申するという案をいただきました。補給金単価は十一円九十五銭、限度数量が百八十五万トンという案でございま...全文を見る
○長谷川岳君 中東情勢の悪化で燃油価格も高騰しておりまして、今後の上昇はどのように見ているのかをお聞かせいただきたいと思います。大臣、お願いします。
○長谷川岳君 補給金単価が引き上げられたものの、十銭というようななかなか厳しい数字であったと思いますが、このような下げ要因というか、要因というのはどのようなものがあったのかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 酪農家さん、あくまでもこの生乳の生産によって生計を立てているというのが大前提です。今後、生産費はどのように推移されると予想されておりますか。お聞かせをいただきたいと思います。
○長谷川岳君 限度数量は百八十五万トンということで昨年と同様の数量でありますが、今後拡大させていく考えはあるかどうか、伺いたいと思います。
○長谷川岳君 酪農家の戸数というのは減少に歯止めが掛かっていません。減少率、都府県で五%、北海道で今二%というふうになっております。酪農として生活していけないから辞める、また先行きが不安定だからこそ離農していくと。やはり、しっかりとした酪農経営の継続ができるように、また担い手を育...全文を見る
○長谷川岳君 非常に厳しい状況でありますから、この状況によって期中改定ということについてのお考えは幅広く持っていらっしゃるのか。これ、柔軟に対応するという余地はあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
○長谷川岳君 経産省の方にはあと質問まだありますので、あと、文科省の方はありがとうございました。結構でございます。
○長谷川岳君 内閣府も結構でございます。
○長谷川岳君 配合飼料の高騰関係についてお聞かせをいただきたいと思います。  配合飼料に関しては、平成二十三年の四月から六月期でトン当たり二千円程度の値上げでありまして、生産資材価格の値上げも回避できない状況であります。  配合飼料価格安定基金の財政不足が今心配をされておりま...全文を見る
○長谷川岳君 この点、非常に皆さん危機感を持っておりますので、対応の方をお願いしたいというふうに思います。  二〇〇八年以来の穀物の価格の高騰と今後の配合飼料や生産資材の値上げが脅威であります。自給飼料の増産、確保を進めておりますが、配合飼料費は生乳の生産費の約三〇%を占め、コ...全文を見る
○長谷川岳君 さらに、強い農業づくりの交付金の大幅な縮減、平成二十一年が二百四十四億、二十二年が百四十四億、平成二十三年三十一億ということで、TMRセンターの設置あるいは新規就農者支援対策、例えば公社営農場のリース事業等が減少しておりまして、高齢化による離農が進む中で、地域の生産...全文を見る
○長谷川岳君 チーズ対策の関係に移らせていただきます。  チーズ対策については、二十三年度から新たな対策として、チーズ向け数量全量に対してキロ当たり十四円六十銭の助成金が講ぜられるようになりました。その内容はチーズ向け乳量を六十万トンに設定しているということでありますが、これは...全文を見る
○長谷川岳君 一部の生乳需給見通しでは、平成二十三年のチーズ向けの販売数量は五十万トン程度と聞いているところもありまして、約十万トン分、まあ十四円六十銭ですから十四億六千万円の予算は当初から活用できないということになるのではないかという指摘がありますが、いかがですか。
○長谷川岳君 つまりそれは、チーズ対策八十八億円の弾力的な運営が必要と、つまり使い切る対策が必要ということでありますが、この点について認識をしているということでよろしいでしょうか。
○長谷川岳君 チーズ向けの乳価については、他の飲用向けや生クリーム向けと比較しても非常に安いと、それから国内産チーズの振興と酪農経営の安定を図る上で単価の上乗せが必要と考えますところでありますけれども、いかがでしょうか。
○長谷川岳君 はい。
○長谷川岳君 そうしたら、液状乳製品の生クリームのちょっと関係に入らせていただきますが、特に生クリームについては、海外乳製品と競合しないフレッシュな乳製品として拡大は続けています。二十二年度に関しては百万トンを超える見込みにまで成長しています。今後とも、国産乳製品として海外乳製品...全文を見る
○長谷川岳君 是非とも考慮をいただきたいというふうに思います。  肉牛の関係に移らせていただきますが、特に北海道において、酪農経営の副産物と言われるホル種肉用牛を重要なたんぱく資源として、哺育、育成、肥育で付加価値を付けて個体や牛肉を供給しているという状況であります。個体価格、...全文を見る
○長谷川岳君 肉用の子牛生産者補給金制度というのは肉用牛育成、経営に必要な事業でありまして、またこの制度における保証基準価格及び合理化目標価格の設定基準が肉牛経営の継続を大きく左右するものとなります。  肉用の子牛生産の安定を図る上でも、この単価設定において、実態を十分に反映し...全文を見る
○長谷川岳君 話は変わります。先般、予算委員会におきまして、これは経済産業省にお尋ねをいたしますが、質問をさせていただいた際、経済産業省が作成したTPPの説明資料について、海江田大臣、熟読談義し、誤解を与えないような表現にするという旨の答弁がありました。  このような状況の中で...全文を見る
○長谷川岳君 では、このような修正した資料を基に今後、もうあり得ないと思いますが、商工会あるいは商工会議所の説明会においてこのような資料を使うということでよろしいでしょうか。あるいは、TPPを推進するような説明はしていないかということについての最終確認をしたいというふうに思います...全文を見る
○長谷川岳君 農水大臣に伺いたいと思いますが、このような中で、やはりもう一回被災地の景観、そしてやはり皆さんの生活をもう一回立て直す、そういうことを考えると、まさにこの六月に結論を出すというようなTPPというのは明らかに無理だろうと。そして、このような決断をすべきではない、私はそ...全文を見る
○長谷川岳君 本当に大変な状況の中で、大臣を始めとする各関係の皆さんの御苦労を私たちも共有していかなければならないというふうに思います。委員の一人としてこれからもしっかり活動してまいりたいと思います。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
○長谷川岳君 私は、ただいま可決されました家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対...全文を見る
05月10日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川岳です。  五月の連休、六日、七日と宮城県選出の熊谷議員と奥尻島に伺いました。町長を始め商工会の皆様とお話をしまして、また町民集会を開催していただきまして、膝を交えて南西沖地震の復興の話を聞かせていただいたところであります。今からちょうど...全文を見る
○長谷川岳君 資料以外にもこの災害復興基金というものの詳細についても町からいただいておりますので、この内容も見ていただきますと、国から出ている、あるいは道から出ている補助費以外の部分を、どうしても個人負担にならざるを得ない部分を復興基金でカバーする、できるだけ被災者の皆さんに対し...全文を見る
○長谷川岳君 是非とも、やはり現場の方々が非常に、特に役場の方々含めて、この整備事業というのは非常に助かったという声が多くありますので、積み増しをいただくようにお願いをしたいというふうに思います。  さらに、奥尻町はこの同じ第三編の方にも書かれておりますが、岬地区という地区がご...全文を見る
○長谷川岳君 奥尻町は国土交通省の防災集団移転事業というのを活用しまして、再度地震が発生したら災害に遭わないようにこの岬地区の住宅地を五ヘクタール買い入れております、この先っぽの部分なんですが。そして、ここを居住禁止区域にしておりまして、この地域に住んでいた人たちを被害のない高台...全文を見る
○長谷川岳君 このような状況の中で四千万円というのは余りにも少な過ぎるというふうに思います。それでは十分な対応ができないというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○長谷川岳君 こちらの防災集団移転事業で約町が五ヘクタールの買入れをしたときに、税額の控除率が非常に高かったために、大きくしたために、土地の売却がやはり民間から進んだと。そして集団移転が非常に速やかに行われたというふうに伺っておりますが、このときの税額控除についてどれぐらいだった...全文を見る
○長谷川岳君 今回の東北の被災地域においても、こういった集団移転事業を行うときの税額控除を是非とも求めていきたいというふうに思います。  では、復旧についての現状をお聞きいたします。  お手元にお配りをした奥尻の復興を考える会というのが作成した年表をちょっと御覧になっていただ...全文を見る
○長谷川岳君 住民が考えるという機会を政府が促すということも私は非常に必要だというふうに思います。  これも見ていただいて分かるように、奥尻の皆様、家を持つ方々、新築での補助金、助成金が一世帯当たり七百万、見舞金が四百万、計一千百万が一世帯当たり支給をされています。これによって...全文を見る
○長谷川岳君 年表にもあるとおり、奥尻町では被災されてからプレハブに二週間で入っています。規模は違うかもしれませんが、やはり奥尻町民の皆さんにも聞くと、今回の対応はやっぱり遅過ぎるとおっしゃっています。報道ではいろんな情報がありますが、現状ではどのようになっておりますか、また、な...全文を見る
○長谷川岳君 奥尻というのは言わば今回の東日本大震災のスケールにしますと百分の一のスケールに匹敵すると思います。奥尻で行われることがまあ百行われる。つまり、早急に復旧復興のための区割りを行って、できるだけやはり奥尻のようなスピーディーな復興をするということが私は是非とも必要だとい...全文を見る
○長谷川岳君 今の復興の中では、やはりいろんな議論があるのは承知しておりますけれども、最も害毒があるのは私は遅いということだというふうに思いますので、そこは徹底してスピーディーな対応をしていただきたいというふうに思います。  副長官、ありがとうございました。是非、奥尻にも足を運...全文を見る
○長谷川岳君 是非一〇〇%カバーをしていただくようにお願いをしたいというふうに思います。  そしてもう一つは、共同利用の冷凍施設等の機器への補助が行われておりますが、今回やはり共同利用ではない民間事業者も大きく被害に遭っている状況であります。民間事業者も支援の対象とすべきではな...全文を見る
○長谷川岳君 それでは、福島原発の放射性排水についてお聞かせをいただきたいというふうに思います。  経済産業省、これはまず誰が決断して行ったのでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。
○長谷川岳君 経済産業省の関与というのはないということになりますでしょうか。
○長谷川岳君 今回、海水、海面における三十キロ圏内並びにそれを超える放射能のモニタリングをどのように行っておりますか。これは経済産業省と文科省の方に両方お尋ねしたいというふうに思います。
○長谷川岳君 今お話伺いましたが、特に三十キロ圏内の二十一ポイントというのは、これは農林水産大臣としては余りにもこれ少な過ぎるというふうに私は認識をしておりますが、今回のこの海水、海面における放射線のモニタリングについて大臣としてどのようにお考えでしょうか。
○長谷川岳君 大臣、今回の放射性排水についてやはり何ら報告が大臣になかったということについて、やはり私たちも非常にこれは懸念をしております。一次産業が全く軽視されているんではないかというふうに思いますが、大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○長谷川岳君 経済産業省の政務官、今日いらっしゃいますから、今大臣のお話聞いていただいたと思いますけれども、特に経済産業省が進めていた、もう過去形にしておりますけれども、TPPについてなんですが、我が国の農水産物の輸出促進策を強化するとしておりました。  しかし、今までの経済産...全文を見る
○長谷川岳君 TPP参加の経済産業省が示す条件が一つ、経済産業省自ら消してしまったわけですから、経済産業省がTPPを主導する立場にはなくなったと断言できると思いますが、政務官の考えをお聞かせください。
○長谷川岳君 これ以上一次産業の皆さんにダメージを与えないでいただきたいということをお願いしたいと思います。  田嶋政務官様、そして市村政務官様、済みません、遅くなっちゃって、ありがとうございました。御退席、結構でございます。ありがとうございます。  続きまして、輸入バレイシ...全文を見る
○長谷川岳君 資料の中に、端境期の国内産六十キロ当たり三十三円から三十五円、アメリカのバレイショは五十三円から六十六円という、アメリカ産の方が高いというふうに記載をされております。しかし、昨日話を役所から聞いたところ、実際は日本産のバレイショの方が七十円を超えていて高いと。つまり...全文を見る
○長谷川岳君 今回、追加加工施設、鹿児島の話が出ておりますけれども、鹿児島が追加されるのであれば、日本全国どこの港を使おうと港湾の隣接工場は全て輸入解禁のお墨付きがあるという拡大解釈につながってしまうのではないかというふうに思いますが、どのように考えているか、お聞かせをいただきた...全文を見る
○長谷川岳君 国内における対策をしっかりして、ポテトチップス会社に対して安定した供給体制をつくることが必要というふうに考えます。  北海道においては特に貯蔵技術の開発に取り組んでおり、長期間の供給が可能になっておりますし、輸入期間においては、国産加工バレイショの端境期をしっかり...全文を見る
○長谷川岳君 時間になりましたのでこれで終わらせていただきますけれども、若干前のことになりますけれども、シーシェパードの捕鯨船に対する執拗な攻撃を繰り返す、乗組員の人命に危機が生じる事態となるところでありましたけれども、大臣において乗組員の人命を守るための苦渋の決断を私は感謝して...全文を見る
05月27日第177回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道選出の長谷川岳です。  今日は、参考人の皆様、本当にありがとうございます。  まず最初に、一号機の海水注入の継続中断をめぐり発表が二転三転しています。結果として、当参議院の予算委員会における海江田大臣の答弁も誤りと結果としてなりました。正しい情...全文を見る
○長谷川岳君 はい、結構です。
○長谷川岳君 今回の報道をめぐりまして、東電は今現在、吉田所長の処分を検討していると伺っておりますが、官邸の意向があしき政治主導の名の下で現場へ非常に大きな圧力となっているのではないかと懸念しておりますが、御意見をお聞かせいただきたいと思います。
○長谷川岳君 先ほど、石川参考人の資料によりますと、第一福島エリアを戦場として治外法権にすべきだというような御意見をいただきましたが、私も今感じているのは、原子炉規制法がございますが、これはあくまでも想定内の事故である、想定内での事故を前提としていると私は感じます。とてもじゃない...全文を見る
○長谷川岳君 それでは、今後のことについて伺いたいと思います。  まずは、やはり今後の想定として、収束をする、あるいは収束をしない、そして悪化をするという、やはり私は残念ながらこの三つ想定をしなければならないと、そのように考えます。  そして、まず最初に収束するということにつ...全文を見る
○長谷川岳君 収束させる方法として、冷却水の方法と、それから今言ったメルトスルーの方法で状態を見てみないとというふうには聞きましたが、今、参考人の知見からいって、全ての収束にどれぐらいの年数がずばり掛かりそうかということについて伺いたいと思います。
○長谷川岳君 強制冷却をすれば工程表にほぼ近くなるというふうに伺います。  そこで、ちょっとお尋ねをしますが、昨日のサミットで菅総理は、来年一月までに放出抑制及び管理する工程表に従い安定状況に持っていきたいと。つまり、サミット冒頭での総理の発言によって政府の工程表は国際公約とな...全文を見る
○長谷川岳君 もう一つ、先ほどの戦場という中に、残念ながら福島の地域の皆様方のこの三キロから五キロが、まあ治外法権にすべきだという表現をされておりますが、これは率直に申し上げると三キロから五キロは十年間は居住禁止にしなければならないという状態であるというふうに認識をするべきですか...全文を見る
○長谷川岳君 収束させるのに国際協力が欠かせないと先ほどおっしゃいました。この国際協力、例えばどんな手法、方法、やり方があるのかということを更に詳しく伺いたいと思います。
○長谷川岳君 この国際協力は、更にもう少し、より詳しくお話をしていただきたいんですけれども、例えばどんな方々を各国からお呼びをして、どのような想定で考えていらっしゃるのか、もう少しもし構想としてあれば教えていただきたいと思います。
○長谷川岳君 ありがとうございます。  では次に、収束しない及び悪化するということも想定を入れなければなりませんのでお話を伺いたいと思いますが、現在やはり一番気になるのが十万トンに及ぶ汚染水の処理の問題があります。この処理の効果はどう考えられるか。そして、処理費用はどれぐらい掛...全文を見る
○長谷川岳君 この汚染水の量を減らすというのは、例えばどんな方法で減らすということになりますでしょうか。
○長谷川岳君 引き続きまして、収束しない場合について伺いたいと思いますが、福島県で過去に震度五以上の地震データを分析をいたしました。すると、まず昭和二年の八月と十月にマグニチュード六・七、それに準ずる五・九、昭和十三年、マグニチュード七・〇、その六か月後に七・五、昭和六十二年、こ...全文を見る
○長谷川岳君 収束しない、そして悪化する場合の中に、先ほども質問がありましたが、現場の作業の中断というものが、やはり考えていかなければならないというふうに思います。  現在、二千七百名と伺っておりますが、方々がもう必死になって働いてくださっております。これから夏を迎える、そして...全文を見る
○長谷川岳君 作業が中断されるという。
○長谷川岳君 収束をしない、悪化する場合の中に一つどうしても考えていかなければならないのは、やはり原発内におけるテロに類した行為ではないかというふうに思います。作業員の方々は今ほとんど防護服を着ておりますから、従業員の確認が非常に判別がしにくいと想定をされております。その中で懸念...全文を見る
○長谷川岳君 では、収束しない場合の、最後に質問させていただきますと、台風、やはり豪雨の影響について伺いたいと思います。  平成元年から二十一年にかけて、福島県全域及び浜通りを直撃した台風、これ平成元年から二十一年にかけて二十五あります。それから、豪雨における災害はもう十八回に...全文を見る
○長谷川岳君 それでは、現在建設中の原子力発電所等についての質問をさせていただきたいと思います。  現在、電源開発が青森県で建設中の大間原発についてお尋ねをいたしたいと思いますが、大間原発は十二メートルの海抜、標高にありまして、四・四メートルの津波を想定をしています。函館から最...全文を見る
○長谷川岳君 最後になりますけれども、特に今回、津波の想定とそれに伴う電源喪失について参考人は、過去の歴史的事例から演繹された結果を絶対的数値として信用して設計上採用した不明があると指摘をされておりますが、今後、政府に対して申し上げたいこと、それから協力に対して是非おこたえをされ...全文を見る
○長谷川岳君 ありがとうございました。これで終わります。
06月07日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川です。今日は、農水省の設置法関係等について伺いたいと思います。  今回質問に立つに当たり、現場生産者、生産者団体から農政事務所の話を伺いました。その内容は、今から三年前に比べると対応は格段に良くなっていると。以前、質問、相談の意図すら理解...全文を見る
○長谷川岳君 食品の安全性、とりわけ米穀の流通監視のための人員を増加しているというふうに伺っておりますが、何人増加したのか、あるいはその職員教育はどのように行っているのかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 様々な事業を進めるに当たり、一方的にやはり進められ、現場との事前調整や段取りが何もできていない状態で、末端の現場は大混乱の状況が今続いております。また、本省も含め、間違った場合はやはり素直に認め、生産現場の実態に即した柔軟な対応、あるいは手続とか期限、あるいは修正に...全文を見る
○長谷川岳君 是非とも、東日本震災の後における地域センターの役割というのは非常に大きくなると私は思いますので、こういった地域の皆様に対応できるようなホットラインの設置も強く要望したいと思います。  次の質問に移ります。  米国産のバレイショの輸入期間延長と、国産バレイショの生...全文を見る
○長谷川岳君 この質問に関して、ポテトチップスメーカーを取りまとめている日本スナック・シリアルフーズ協会というのがございます。いろいろな意味で興味深い団体で、私もこれからここは関心を持たなければならないというふうに思っておりますが、この団体が現在ホームページにおいて関税撤廃を求め...全文を見る
○長谷川岳君 農水省は平成十九年の二月の輸入再開時にパブリックコメントを行いまして、意見を求めました。その中の意見で、より安全を守るために、バレイショの生産県に生塊茎のバレイショを陸揚げしないこととした意見に対し、農林水産省は、指定加工工場は植物防疫上の指定港の港頭の地域内に所在...全文を見る
○長谷川岳君 五年前より米国産のバレイショを広島港に輸入をしております。今回は鹿児島港に輸入する案になっております。広島港、鹿児島港へのアメリカからの輸送経緯をまずは伺いたいと思います。  そして、農林水産省の平成二十三年四月のレク資料の中で、港より百キロ離れた加工施設の追加指...全文を見る
○長谷川岳君 篠原副大臣、今、余り時間は短縮されないというお話を伺いましたけれども、そもそも時間を短縮するために認可する方向で動いたわけであって、時間を短縮できないんならこのようなことを認めるべきではないというふうに思いますが、副大臣に考えを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 だとしたら、この輸入というものがなし崩しになるのではないですか。
○長谷川岳君 このスナック・シリアルフーズ協会の会長というのは輸入申請をしている事業者の元役員なんですね。極めて近しい距離感の中でこういうようなことが行われているということについては、私はまた次の委員会でもこの問題については質問をさせていただきたいというふうに思っています。  ...全文を見る
○長谷川岳君 副大臣、決着が付いたというのは地元と国の間で話合いが付いて地元も満足しているというのが決着という言葉ですが、その決着ととらえてよろしいですか。
○長谷川岳君 副大臣のこの間の農水の質問で決着という言葉が付いたんで、地元の人、大変喜んでおりましたので、この言葉を是非とも大切にしていただきたいということを要望して、質問の方を終わります。  ありがとうございました。
06月20日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川岳です。  震災復興における自衛隊の役割を伺う締めくくり総括の中での北澤防衛大臣の欠席を委員として残念に思うということを冒頭に述べさせていただきます。  それでは、質問に入らせていただきますが、阪神大震災の対策を指揮された小里貞利元震災...全文を見る
○長谷川岳君 第二章の基本的施策にある第十条、復興特別区域制度の整備について伺います。  去る五月二十七日、参議院の予算委員会でお聞きした日本原子力技術協会の石川参考人の見解によりますと、世界中の技術者を集め、冷却、固化、そして大量汚染水の処理等の対策を行い、半径三キロから五キ...全文を見る
○長谷川岳君 第三章の東日本大震災の復興対策本部について伺いますが、これやはり、被災地域の実情も最も知って即刻即決実行に移すというのが私は地元の国会議員の方々だというふうに思っています。  今回のこの復興対策本部員若しくは幹事に三県の被災地域の全議員を加えるべきだと思いますが、...全文を見る
○長谷川岳君 次の質問に移ります。  福島県の子供たちの学童疎開の受入れを主宰する脚本家の倉本聰さんの元に切実な手紙が届きました。今日皆様方に資料としてお配りをさせていただいておりますけれども、復興基本法案の基本理念、第二条二項にもありますように、被災地域の住民の皆さんの意向が...全文を見る
○長谷川岳君 東電の幹部の皆様にも是非読んでいただきたいと思います。  原子力損害賠償紛争審査会について伺います。  この三ページ目の②をちょっと読んでいただきたいんですが、被災者の方々は、自己責任において何事も行動せよ自立せよとの政策と受け取っております。この背景には、一つ...全文を見る
○長谷川岳君 質問します。  その被災者の方を鑑みるという文科大臣に伺いますが、三ページ目の③のように、この手紙の中に書かれているように、子供たちを守るというメッセージが文科省にはみじんも感じられません。今回、年間二十ミリシーベルトをめぐる文科省の姿勢、福島の親御さんや私たち子...全文を見る
○長谷川岳君 行くつもりはありますか、ありませんか、大臣。
○長谷川岳君 暫定という、正式な決定がなされるまで仮の措置として取りあえず定めるというこの暫定の言葉を子供に使ったという、親御さんの不信感というのは今非常に大きなものです。できるだけ早く福島に行っていただきたいと思いますが、どうですか。
○長谷川岳君 総理大臣に伺いますが、この手紙の中の四ページの④、現在政治家がかかわっているのは福島の原子力災害現地対策本部の田嶋政務官です。本当に御苦労されていると思います。  しかしながら、原発事故の対応拠点となっているJヴィレッジ、第一原発、第二原発には一人も政治家が入って...全文を見る
○長谷川岳君 原子力発電所に対するテロも含めた対策について伺いますが、これは本来防衛大臣に伺いたいと思ったんですが、原子力発電所にとって電源喪失が大きなアキレス腱ということが分かりました。  今後、福島第一発電所のテロ等における警備及び全国十七か所、五十四基に上る発電所の自衛隊...全文を見る
○長谷川岳君 終わります。ありがとうございました。
07月26日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川岳と申します。よろしくお願いいたします。  大臣に伺いますけれども、今回の稲わらに係る通知はいつ、誰に、どのような内容を通知したのか、再度伺いたいと思います。
○長谷川岳君 三月十一日以降に稲わらを収集して販売していた、四月上旬に収集されていた稲わらも畜産農家に販売されていたというこの実態は知っていましたか、大臣。
○長谷川岳君 先ほど副大臣からも少しお答えいただきましたが、関東と東北農政局あてに出したということなんですが、もしこれが全都道府県、全農家に通知されていたらこのような被害はなかったと考えていますか。あるいは、今回の通知の問題なんですけれども、この通知がどこまでどのように届くかとい...全文を見る
○長谷川岳君 まず、やはりこのような問題が二度と起きないためにも、通知のシステムのチェックというものをもう一回しっかりしていただきたいというふうに思います。  話は変わりまして、今朝、私どもの事務所に農水省の方から、牛肉、稲わらからの暫定規制値を超えるセシウムが検出されている対...全文を見る
○長谷川岳君 その処理について食肉流通団体とすり合わせはもうできているのかということを農林水産省に伺いたいと思います。
○長谷川岳君 では、まだ了解は取れていないということですか。
○長谷川岳君 見切り発車ではないですか。
○長谷川岳君 もう一つ伺いますが、それでは、今度、稲わらを食べた牛の肉が暫定規制値を下回っても売れると思いますか。これは農林水産副大臣に伺いますが、というのは、札幌市、今日の新聞で出ましたけれども、市内で販売されている肉牛については、暫定規制値を下回っていても検出されれば店名を公...全文を見る
○長谷川岳君 それは、農水省と消費地である行政の反応が全くこれ溝が起き始めている、このことについての対応を全く農水省が考えてないということではないですか。
○長谷川岳君 先ほど民主党からも党の要請としてあったと聞きましたけれども、やはりこれは暫定規制値を超える超えないにかかわらず稲わらを食べた牛の肉を全部処分した方がいいのではないかと、それが一点と、やはり国がもっと前面的に立ってこの責任を負う、こういう仕組みをもう一回再構築する必要...全文を見る
○長谷川岳君 大臣、会見において、流通している牛肉は安全であると会見しましたが、これ何が安全だったのか、ちょっとお聞かせをいただきたいというふうに思います。これは厚生労働省の方にも伺いたいと思います。
○長谷川岳君 副大臣にちょっと伺いますけれども、今スーパーで個体識別番号を確認するのは、これはパソコンで行わなければなりませんよね。パソコンがない家庭あるいはお年寄りは検索できないんです。つまり、消費者からアプローチするというのは非常に難しいんです。これで安全だと売っている、認識...全文を見る
○長谷川岳君 是非検討していただきたいと。アプローチできるシステムができたから安全だとは言い切れない、私はそう思いますので、そこの改善をお願いをしたいというふうに思います。  次に、今回の稲わらのセシウムの事例が第二、第三出ないためにも、先ほど申し上げたとおり、通知システムの徹...全文を見る
○長谷川岳君 福島県は今から、先ほども御意見言われていましたけれども、果物の収穫時期があって、それから福島県の中通りの方は比較的やはり井戸水が多い。農家さんの皆さんが、非常にもう間に合わないということで、補正では間に合わないということで、この二分の一の助成のために地方自治体が二の...全文を見る
○長谷川岳君 これはもう本当に農家さんの強い要望でありますからもう一回伺いますが、ここについては力を入れていただけますか。どうですか。
○長谷川岳君 お願いします。  福島県産の牛については現在出荷停止されておりますが、その原発事故後に収集された稲わらを給餌された牛についての出荷を自主的に自粛しているという状況であります。この中で、出荷適齢期を超えた牛の補償はどうするのかということについて伺いたいと思います。大...全文を見る
○長谷川岳君 この五万円というのは、まあ三か月分の餌代ということはよく分かっておりますけれども、この間の収入がなく費用がかさんでいる中で、この間の所得補償あるいは導入資金も含めた資金繰り対策というのが、やっぱりこれを見ると非常に甘いというふうに思います。もう一度、やはり国が全面的...全文を見る
○長谷川岳君 死亡牛についてちょっと伺いたいと思います。  現在、計画的避難地域から導入された家畜が死亡した場合の取扱いについて伺いたいんですが、十万cpm以下では通常の取扱いとしていたところでありますが、今般、内部被曝の問題が浮上しています。  そこでお聞かせをいただきたい...全文を見る
○長谷川岳君 最後に伺いますけれども、肉用牛の生産者に対して、消費者、すなわち卸も含めてですが、放射性物質が暫定規制値を超えていないといった旨の趣旨の証明書を添付して出荷することが求められているケースが非常に多くなっています。例えば、北海道、東北で最大手のアークスグループというス...全文を見る
○長谷川岳君 時々質問をさせていただいていますけれども、今日ほど消費者の皆さんとの感覚の差を感じた答弁というのは私はないというふうに思います。やはり今回のことが再び、同じようなことが起きれば、やはり食品に対する、国産品に対する、一次産品に対する信頼を失います。やはり現場に、できる...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川岳です。  今日は、やはり福島を始めとする水産物の放射能汚染についてまず伺いたいと思いますが、まず最初に、現状として五百ベクレル、暫定基準値を超えている魚種はどれくらいあるかを伺いたいと思います。農水省、お願いします。
○長谷川岳君 新聞報道によりますと、累積で検体数が福島は七百、宮城で五十、青森で八、岩手で四ということで、非常に検査は各地方自治体によってばらばらでありまして、地方自治体任せになっているという認識がありますが、この検体数の差はどのように生まれたのか、伺いたいと思います。
○長谷川岳君 はい。福島、宮城、青森で。
○長谷川岳君 やはり今回の原子力発電事故によって、基本的に地域の自治体はこれ以上の風評被害を出したくないというのが心理だと思います。その中で、やはり検査の魚種選定とかあるいは頻度というのは国がきちんと設定すべきではないですか。
○長谷川岳君 是非、国による率先した検査というものを行っていただきたいと思います。  そして、もう一つはブリとかマグロなどの餌の生物、拡散した汚染海水から放射性物質を取り込む可能性のある回遊魚への影響をどのように調査しておりますか。
○長谷川岳君 以前の農林水産委員会でも質問させていただきましたが、海洋モニタリングについて、やはり私は非常に大きな課題があると思います。それは、三十キロ圏内は全て東電任せであるということであります。  復興構想会議では国に責任があるということを認めましたし、それから、本来、この...全文を見る
○長谷川岳君 海底土の話はまだです。
○長谷川岳君 もう一度伺います。  三十キロ圏内の今の実態はどうですかと伺っています。調べていますか、調べていませんかということです。
○長谷川岳君 東電任せというのはもう既に私は責任逃れだというふうに思っておりますので、しっかりと対応をしていただくようにお願いをしたいと思います。  東電の第一原発二号機の取水口付近から放出された放射性物質の総量が四千七百テラベクレルという東電が発表をいたしました。これはもう想...全文を見る
○長谷川岳君 また、どれぐらいの範囲で、そうしたら伺いますが、海水、海底土を検査しているのか。特に、一番懸念されるのは海底土の問題なんですが、それは先ほども御答弁少しいただきましたけれども、海底土の放射能の汚染はどのようになっているのかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 やはり、海洋版SPEEDIと言っては言い過ぎかもしれませんが、しっかりと情報提供をすると。文科省に伺うと、これはホームページで公開しているというふうに言っていますが、一般の皆さんにやっぱり分かりやすく伝える義務があると思いますが、いかがでしょうか。
○長谷川岳君 ホームページだけの公開ですといろんな問題が起きます。例えばなんですが、福島県の沖合で、今は操業停止になっておりますが、今後起き得ることは、底引きによって放射性物質をさらうというようなことがあり得ると私は考えます。  こういった、水産庁とも情報を共有しながら、水産庁...全文を見る
○長谷川岳君 開始時期はいつごろですか。
○長谷川岳君 今回お話を伺っていても、海洋についてはやはり後手後手に回っているというのが私、率直に思うところでありますが、もう一つ伺いますけれども、やはり将来的に福島における底引きについて、これは一次産業の皆さん、水産業の皆さんには大変厳しい状況ではあるかもしれませんが、底引きに...全文を見る
○長谷川岳君 次に林業について伺いたいと思いますが、私も復興委員会も兼務しておりますので、隔週で福島の方に入らせていただいておりますけれども、今回の原発事故によって福島県産の木材、製材の方から非常に様々な要望を受けておりまして、福島県産の木材の値段、取引量は今どのようになっている...全文を見る
○長谷川岳君 やはり現場に入りますと横ばい及び下がっているというお話と、もう一つは、何よりも値段とプラス取引量なんですが、取引量がやはり前年を大幅に割り込んでいるというお話を伺います。やはり、この製材、木材についてもう少し現場とよくお話をしていただきたい、それを要望したいというふ...全文を見る
○長谷川岳君 再び伺いますけれども、暫定基準値をそれでは作る必要はないというふうなお考えというふうに取ってよろしいですか。
○長谷川岳君 そうであれば、福島県の今回の現場を回る中で、やはり製材品は安全だ、福島の製材品は安全だというメッセージをしっかりともっと国が自発的に、積極的に発信をしていただくと。一般の皆さんからいうと、製材品も含めて、この外の皮をむけば汚染されるというふうなことはないというのは、...全文を見る
○長谷川岳君 削った樹皮について伺いますが、この樹皮は堆肥、敷料とか燃料等に使用されるということなんですが、その樹皮についてどのような取扱いになっているか伺いたいというふうに思います。
○長谷川岳君 文書を出したのは七月下旬、八月一日付けになっておりますが、これはちょっと遅い、余りにも遅いのではないかというふうに思いますが、いかがですか。
○長谷川岳君 それ以前の樹皮は燃やしたり敷料、堆肥に利用されたりはしていなかったと考えますか。
○長谷川岳君 今朝NHKの番組で、ニュースで出ておりましたが、横浜において木材を利用した堆肥より六百ベクレルを超える放射能が検出されたと。堆肥は完熟するのに二年ぐらい掛かるとされ、農水省では製品になってから放射能検査をすると聞いておりますが、製品になる前に検査することは考えていな...全文を見る
○長谷川岳君 しっかりこの点も後手後手に回らないでやっていただきたいというふうに思います。  質問の最後になりますけれども、何点か伺いたいと思います。  鹿野農林水産大臣、いよいよ代表選も間近になってまいりましたが、率直に伺いますが、民主党代表選に出馬されるつもりはありますか...全文を見る
○長谷川岳君 私たち、農林水産委員会で何度も質問をさせていただきましたが、基本的に一次産業を守られるという姿勢は見えて、共感の持てる方であるというふうに思っています。日本の総理というのは基本的に日本の一次産業を十分に理解した人が絶対条件であると私は思っておりますが、その中で一番大...全文を見る
○長谷川岳君 大臣、それではメッセージが弱いと私は思います。やはり、日本の一次産業をしっかりと守るんだと。しかも、こういう震災が起きて一次産業の皆さんは大きなダメージを受けている、そこからもう一回その一次産業を立て直すんだという思いを持っていらっしゃるんであれば、やはりTPPにつ...全文を見る
○長谷川岳君 明確にTPPについてのメッセージだけは出していただくようにお願いを申し上げて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
10月27日第179回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川岳です。  本日は、TPP、水産物の価格低迷、そして鳥獣被害という題を取り上げさせていただきますが、今外務省の浜田政務官が遅れられるということですので、まず最初に水産物の価格低迷補償について伺いたいと思います。  水産物の価格が非常に低...全文を見る
○長谷川岳君 満額補償することはできるかと言っているわけで、短めに答えてほしい。
○長谷川岳君 自民党の部会において、東電の農林水産物の補償基準は東電の主観的基準であるというふうに私もその場で伺ったんですが、文科省、まずどうですか、その点については正しいでしょうか。
○長谷川岳君 経産省にも伺いますが、経産省は以前の部会で私が直接伺いましたが、補償基準は一切関与していないと答弁しておりましたが、いかがですか。
○長谷川岳君 農水省に伺いますが、今回の補償基準というのは適正と考えているでしょうか、伺いたいと思います。
○長谷川岳君 是非とも、農水省として補償基準が適正かどうかというチェックをする体制を是非ともつくっていただきたいと思います。  それから、各地域、今やはり水産、これから被害も水産物に対する放射線被害というもの、それから風評被害もこれからまた出てくるのではないかというふうに思われ...全文を見る
○長谷川岳君 少し話は飛びますが、北海道においてはトド、オットセイの被害というのがかなり出ております。その漁業被害と対策について、次は伺いたいと思います。  一九一一年にラッコ、オットセイの保護国際条約というのが制定されまして、日本国内においても一九一二年、明治四十五年にラッコ...全文を見る
○長谷川岳君 じゃ、一度現場を見てくださるという考えでよろしいでしょうか。
○長谷川岳君 ありがとうございます。  ゼニガタアザラシの漁業への被害も生じておりまして、ゼニガタアザラシというのはどのようなものを食べ、そしてどのような被害があるのかというのをやはり調査をする必要があるというふうに思いますが、今後このような調査をする考えがあるのかも伺いたいと...全文を見る
○長谷川岳君 ゼニガタアザラシ。
○長谷川岳君 効果のないものもたくさんありますので、是非とも効果のある退治の仕方をしていただきたいというふうに思います。  次に、北海道も含めて、今、鳥獣被害というのが非常に多く出ておりますが、先日、私も森遊人という北海道の若手ハンターの方々の集まりに参加をしてまいりました。こ...全文を見る
○長谷川岳君 警察庁の方に言いますと、北海道、今エゾシカが六十四万頭いるんです。第二の人口の旭川で人口三十六万、それをはるかに超えているんです。しかも、私もこれ先日、つい先日なんですけれども、地元で車の移動中、かつて出てきていないところ、出てきたことのない場所でエゾシカが出てきま...全文を見る
○長谷川岳君 銃を持つことの規制を緩和しろと今言っているわけではありません。申請の受付の時間の延長は行政としての努力が必要ではありませんか。
○長谷川岳君 これ、しぶとく言いますけれども、交通事故の増加も鳥獣被害によって増えているんです。こういうことの観点からでもこれは難しいですか。
○長谷川岳君 検討してください。
○長谷川岳君 是非ともよろしくお願いいたします。  それから、北海道において国有林に入林するに当たって、道東エリアを除く入林については各々の森林管理署に入林申請をして地図を入手しなければならないのが今実態です。全道で一括で、入林許可者に対しては許可番号とか並びに氏名のみで地図を...全文を見る
○長谷川岳君 是非ともスピード感を持ってやっていただきたいと思います。  同時になんですが、ハンターに提供する各地域の地図作成において、それぞれ地域でばらばらなんです。凡例のフォーマットの統一をやっぱり行っていただかないことには、ハンターが間違ってしまったり誤認をしてしまったり...全文を見る
○長谷川岳君 ホームページについては確約を受けたということでよろしいでしょうか。
○長谷川岳君 それともう一つ大切なのは、刑法三十七条、緊急避難としてやむを得ず銃を使用した場合、そしてこのことにおける、生じる全ての責任、例えば誤射などをしてしまった場合に、刑事だけではなくて民事の全ての責任を捕獲隊員全員、個人が負うことになります。行政からの依頼によって住民の安...全文を見る
○長谷川岳君 そしてもう一つは、これは国の、先ほど、ちょっと話を戻しますけれども、国だけではなくてやっぱり県有林とか道有林という部分で同様のやはり方策をしてほしいというふうに思っておりまして、各県と連携を取って入林手続の簡素化に向けて取り組んでいただきたい、そのように思いますが、...全文を見る
○長谷川岳君 ありがとうございます。  もう一つ伺います。  地域協議会が捕獲活動をする際に弾代やあるいはガソリン代などの経費が非常にかかっておりますが、行政からの助成金で賄えないという状況でありますけれども、十分なやはり助成措置というのを考えていくのが私は必要だと思いますが...全文を見る
○長谷川岳君 やはり急増する有害鳥獣の被害を鑑みて、そういった今までにない措置を思い切ってとっていただくことも必要だと思いますが、いかがでしょうか。
○長谷川岳君 ありがとうございます。  続きまして、やはりTPPの問題を取り上げたいと思います。浜田政務官、公務の後、ありがとうございます。今日は国際政治学者であります浜田外務政務官にお聞きしたいと思います。  浜田政務官は、「恐るべきTPPの正体 アメリカの陰謀を暴く」とい...全文を見る
○長谷川岳君 一年前よりTPPについての勉強を一緒にさせていただいたというふうに思いますが、浜田政務官にとって外交の基本というのは何ですか。
○長谷川岳君 TPPというのは日本から出てきた発想ではありません。にもかかわらず、今現在、TPP交渉参加について政府はアメリカにはっきりと今、現段階で断れない背景があるのではないですか。アメリカに何かそういうような借りをつくっているとすれば、これは何であるか含めて伺いたいと思いま...全文を見る
○長谷川岳君 昨年九月、尖閣諸島で中国漁船衝突事件が起こりました。十月二十八日、ちょうど一年前になりますけれども、ヒラリー当時の国務長官から当時の前原外務大臣に、尖閣諸島は日米安保条約の第五条が適用される対象の範囲内であるという重要な発言がありました。  民主党政権になってから...全文を見る
○長谷川岳君 パネッタさんの会見の議事録読ませていただきましたが、パネッタさんはTPPという言葉は一切使っていませんが、しかしながら、太平洋におけるアメリカのコミットメントというか、そういう位置付けを非常に大切にする、これからも強くする、プレゼンスを強くするとはっきりおっしゃって...全文を見る
○長谷川岳君 パネッタさんは経済も含めということを言っていることを申し伝えておきますが。  一つ質問を変えます。  政府がTPP交渉に向けて国内議論の集約を急いでおりますが、ハワイのAPECに対して、集約が遅れた場合、どのようなことが想定されますか。政務官の考え方で結構です。
○長谷川岳君 それからもう一つ伺いますが、我が国としてTPP交渉に参加し、交渉いかんによっては途中で離脱できるということを前原政調会長はおっしゃっていますが、国際信用上そういうことができるんですか、本来。国際政治学者としての浜田政務官のお考えを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 保証されている内容と国際的な評価というのは別だと思うんですが、いかがでしょうか。
○長谷川岳君 それをもう少し詳しく伺いたいと思いますが。
○長谷川岳君 今政務官が言われたように、アメリカの中で国内的合意が取れていないというふうに伺いましたが、その国内的合意が取れていない背景はどの分野、どういうふうな背景があると考えておられますか。
○長谷川岳君 著書によると、TPP以上にこの今の円高の方が海外進出している企業にとっては悪影響と考えると。浜田政務官のお考えを伺いたいのは、今優先すべきことはTPPですか、それが円高対策ですか、そこら辺の考え方を伺いたいと思います。
○長谷川岳君 それでは、通貨政策にTPPを加えればこの輸出産業が強くなると、そういうようなお考え方になったのかどうかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 随分TPPに対する考え方がお変わりになったんじゃないかというふうに思います。  浜田政務官、私たちのこの、日本海新聞の中で、TPPの問題の本質は、米国、アメリカに都合の良い、新たな世界市場戦略の基準作りなのである。一方的な米国式ビジネスモデルは拒否し、独自の地産地...全文を見る
○長谷川岳君 政務官が以前、政務官になる前に、この六か月前の著書と、それから今の御発言は随分乖離があるように思いますが、私は、本来、議員の主張を通すために政府の一員になられた、そしてやはり政府に入ったら主張を消すというのであれば、私は、政府の一員になったあなたの存在が私は意味がな...全文を見る
○長谷川岳君 今の段階の情報収集の中では、TPPに政務官としては賛成ですか、反対ですか。
○長谷川岳君 いつも政務官は質問主意書を出されておりました。で、TPPの参加のメリット、デメリットを明らかにしてほしいと再三尋ねていました。政府から一切の答えがない、毎回お答えする立場にないと、それは、これでは国益を守るべき国会議員としてとてもじゃないが承服するわけにはいかないと...全文を見る
○長谷川岳君 質問を終わります。ありがとうございました。
10月28日第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○長谷川岳君 自由民主党の北海道の長谷川岳です。  今日は皆様にお手元に資料をお配りをさせていただいておりますが、まず最初に、お手元に配付した資料一を御覧になっていただきたいと思います。  文部科学省が後援となっている国際地理オリンピック日本委員会が行っている国際大会、国際地...全文を見る
○長谷川岳君 遺憾という、第三者的なというか、発言が聞かれましたが、もう一度繰り返します。委員には文科省の教育政策研究所の調査官が入っているんです。そのことについてどう思われますか。
○長谷川岳君 遺憾というよりは、どのような措置をもう一回とったか。特に、委員としてこのように文科省に極めて近いというか、そのものの方が入っていることに対して、その後どのような防止策を取っているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○長谷川岳君 また、お手元の資料二を御覧になっていただきたいんですが、これは十月六日、産経新聞の一面にも、文部科学省所管社団法人日本図書協会が全国の図書館に推奨する子供向けの絵本、「国旗の絵本」、これが現物でありますけれども、この中に北方領土をロシア領と色分けをした地図が掲載され...全文を見る
○長谷川岳君 文部科学省への説明は、ただの印刷ミスだというふうに言っておると聞いておりますが、このような確認はまだしていないということでしょうか。
○長谷川岳君 早急に確認をしていただくようにお願いをいたします。いかがでしょうか。
○長谷川岳君 このように、九月そして十月と、二つ続けざまに起きまして、やはり北方担当大臣としてどのように思われますか。また、今後このようなことが起きないために、どのように取り組んでいくかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 ほかにもこのような事象がないかどうか、文部科学省は調査をしておりますか。
○長谷川岳君 いずれにしても、この二つの問題は領土問題への意識の希薄さがやはり蔓延していることの表れではないかと、そういう観点から、今度は啓発運動そして領土の返還運動に対する組織の在り方について伺いたいと思います。  川端大臣は、所信において、北方領土問題が一日も早く解決される...全文を見る
○長谷川岳君 多くの方々がかかわっておりまして、民間の活動家の方も多く協力をしておりますが、残念なことに平成十二年に使途不明金問題を起こしております。  主務官庁である外務省は、この社団に対して事務管理の体制あるいは監査の体制等について調査し、再発防止をするとしておりますが、外...全文を見る
○長谷川岳君 この社団については、会計検査院は検査をしたのかどうかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 北方領土復帰期成同盟というのは、返還要求運動を道内の各地域に定着させて推進するために、昭和四十六年、各支庁の所在地に地方支部を設立し、また、昭和五十年三月には、都市対策として札幌市にも地方支部を設立し、北海道内に十五の地方支部を拠点として北方領土返還要求の世論を高め...全文を見る
○長谷川岳君 この地方支部は任意団体であり、のような言い方をすると監督等の義務はないというような意見ではありますけれども、私は、この北方領土復帰期成同盟の例えば地方支部に対する補助金の検査等についてしっかりやっているのか、あるいは検査体制になっているのかを伺いたいと思います。
○長谷川岳君 私たちの聞き取りでは、平成二十二年度において総会を開催していない地方支部がありました。総会を開催していないということはしっかりとした会計監査が行われているかも疑問でありまして、そういった団体に国の補助金が支出されているということに対して外務省の見解を伺いたいと思いま...全文を見る
○長谷川岳君 北方領土問題というのは、昨年のロシア大統領の訪問を含め、先日の韓国国会議員の訪問と、現在の日本の外交責任が問われるゆゆしき状況であります。そういった中、一丸となって北方領土返還に向けて取り組んでいかなければならないが、返還運動のトップの団体がこのような状況であって、...全文を見る
○長谷川岳君 質問を終わります。ありがとうございました。
12月02日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○長谷川岳君 自由民主党、北海道の長谷川岳です。  福島県民の方々の自主的避難者数ですが、震災半年後の九月二十二日の段階で、県内の避難者総数十五万八百三十七人のうち、三分の一に当たる五万三百二十七人もの方々が自主的に避難をされています。そして、この自主避難されている約半数の二万...全文を見る
○長谷川岳君 三月十一日からどのような状況の中でこの自主避難というものを判断されたのか、お教えをいただきたいと思います。
○長谷川岳君 そのような中で、最終的な避難を判断したというのが文部科学省のホームページだということなんですが、もう少し詳しく教えていただけますか。
○長谷川岳君 今の避難者の方々、北海道に移られている方々の経済状況についてお聞かせをいただくことができればというふうに思います。
○長谷川岳君 放射線の危険性というものはどういうものなのか、そのことについては専門家の間で必ずしも意見が一致しておらず、そのような中で個々人が判断をしなくてはいけないというところに今回本質があると思いますが、その点について伺いたいと思います。
○長谷川岳君 少し聞きづらいことをお聞かせいただかないといけないと思います。例えば、こういう自主避難に関して、当然ながら家族やあるいは親族の皆さん、特に地域等の皆さんとのあつれきというものが起きてくるかというふうに思いますが、その点についてお話を伺えたらというふうに思います。
○長谷川岳君 最後に伺いますけれども、最も今望んでいることは何か、特に自主避難の権利も含めてお聞かせをいただきたいというふうに思います。
○長谷川岳君 本当にありがとうございます。  九か月たつのに、こういう自主的避難について方針が決定せず、一銭も支払われない。もうすぐクリスマスで、自分も二人の子供いますが、正月で子供たちに何か買ってあげたい、そういうのが人の心だと思います。  中川大臣、やっぱりなぜ、こういう...全文を見る
○長谷川岳君 平野復興大臣に伺いますけれども、復興基本法の基本理念において、私、六月二十日の復興特別委員会で質問を枝野官房長官にさせていただきました。計画的避難区域等の指定の地域に限らず、原子力事故による被害を受けた地域全地域、言わば福島県全域をしっかりと含むということを当時の枝...全文を見る
○長谷川岳君 もう年末なんですよ、一番今やっぱり年末年始、皆さんそれぞれ新しい気持ちで新しい年を迎えたいという思いのときに、例えば今の話が時間が掛かるんであれば、なぜ野党が中心に出した仮払い基金法において、自主的避難について、特に三十キロ圏外、基金を創設し支援が可能であるにもかか...全文を見る
○長谷川岳君 副大臣、これ進めるという認識でよろしいですか。もう一度伺いたいと思います。
○長谷川岳君 今日は東京電力の西澤社長にも参考人として来ていただいておりますが、この自主避難の方々の思いをしっかり今聞いていただいたと思いますし、この東電による賠償は自主避難に限らず非常に遅れていると聞いております。  支払の状況、どうなっていますか。伺いたいと思います。
○長谷川岳君 私たちもいろんな団体から聞きますが、要望額の一割、二割に行っていない団体がほとんどです。早急にその支払を進めていただくように強く申し上げます。  もう一度文科大臣に戻りますが、子供と家族を守るというのは、父親、母親として当然の権利。特に自主避難については、もちろん...全文を見る
○長谷川岳君 つまり、この自主避難の方々も含めて、最も大事なのは損害賠償紛争審査会だと私は思います。しかし、皆さんに今日お配りの資料三をちょっと御覧になっていただきたいと思います。原子力損害賠償紛争審査会、中川大臣が所管している審査会について伺います。  この資料は、四月十五日...全文を見る
○長谷川岳君 大臣、紛争審査会で今のような宍戸さんも出席しているんですよ、かつて。宍戸さんのような現場で苦労されている方が思いを伝えにわざわざ文部科学省に来ているんですよ。そういう脈絡をちゃんと知った上で、大臣や副大臣が政府の在り方を判断するのが普通じゃないですか。にもかかわらず...全文を見る
○長谷川岳君 中川大臣お答えになりませんから、これ松下副大臣に伺いますけれども、紛争審査会における中間指針の対象者数、あるいは紛争審査会における支払われる金額、どれぐらい、総額どれぐらいと見込まれていますか。予想で結構でございます。
○長谷川岳君 文科大臣、このように四・六兆なんですよ。これは文科省の全体の予算を上回っていますよね。そういう、つまり紛争審査会の決定事項というのは、被災者の皆さんは一体いつから賠償が始まるのか、それから審査会での審査の内容をみんな固唾をのんで見守っているんですよ。この審査会には大...全文を見る
○長谷川岳君 そうであれば、副大臣、政務官、一回もいないときありますよ。どういうことですか、これは。こんなことあっていいんですか。
○長谷川岳君 これはもう完全に被災者の方々への冒涜です。それともう一つは、税金投入、国費投入の認識が全く欠如していると言わざるを得ません。  平野大臣、あなたは連日のように答弁で、政府は連日全力を尽くしていると言っております。しかしながら、このような肝心要の賠償の規模を決める、...全文を見る
○長谷川岳君 現場の声をやはり大事にしてください。  これで質問を終わります。ありがとうございました。