松前達郎

まつまえたつろう



当選回数回

松前達郎の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第84回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○松前達郎君 ただいま共通一次テストについていろいろと質問があったわけでございますが、これについて私も後から御質問することにいたします。  まず最初に、先日成田空港で過激派による管制塔の破壊という、こういうことが起こったわけでございます。国民の税金がまた使われるということになる...全文を見る
○松前達郎君 大学の中でこういったことが起こる、そのことだけが対象だというふうなことだと思いますけれども、やはり教育の中の一環として、大学外においてもこういった活動があるということについて、大学側としてしっかりした調査をしてその実態をつかんでおく必要があるのじゃなかろうか。これも...全文を見る
○松前達郎君 これはどうも大学の自治という名前、こういう呼び方が非常に最近言われておるのですけれども、そういう自治という言葉の裏に、何かマンネリ化したような大学運営というのがあるのじゃないか。たとえば、これは過激派ではないかもしれませんが、東大の精神病棟の問題ですとか、その他大学...全文を見る
○松前達郎君 これはちょっと古いような話でございますけれども、しかし問題としては非常に重要な問題ですから、この点についてもまた今後十分御検討いただきたいと思うわけでございます。  さてそこで、最近特にこれは大学生まで入ってきたものですから、中学生、高校生の暴力行為ですとか、ある...全文を見る
○松前達郎君 そこまで大臣として考えておられるのでしたら、いまのたとえば中学校あるいは高等学校ですね、中学三年、高等学校三年、入ったと思ったらすぐ卒業で、また高等学校の受験勉強をやり、高等学校に入って三年たったらまたすぐ大学の受験勉強に取りかかって、そうして卒業して大学の試験を受...全文を見る
○松前達郎君 いまも地獄という言葉が何回か出てまいりましたけれども、この入学試験による地獄がなぜ出現するんであろうか、入学試験制度そのものの改革とか、そういうものはそれなりの一つの目的であろうと思いますけれども、基本的問題としてなぜ地獄が出現するか、これについて文部大臣の御見解を...全文を見る
○松前達郎君 いまの地獄の問題ですが、この原因の一つに学歴社会の問題があるんだろうと私は思うのですね。その原因の一つが学歴社会だと言いましたが、見方によってはどうも国立大学がこれをつくり出しているんではなかろうか、こういうふうに私は考えておるわけなんですが、この学歴社会をつくり出...全文を見る
○松前達郎君 どうも実力と言われてもそれはもう非常に無難な選別の方法で、実力試験と言えばそれっきりかもしれませんけれども、わが国がいま直面しておる問題で産業構造の転換という問題があるわけですね。特にいままでの経済発展を見てみますと、これは技術革新に負うところが非常に多いんじゃない...全文を見る
○松前達郎君 独創的な頭脳を養成してくれと、一言で言うとそういうことだと思うのですが、いまのデータの中でおっしゃったのは、どうも管理職に上げるときにどういう考えで上げるかということであって、私が問題にしているのは、指定校をつくるとかいう問題、採用の時期の問題、この点についても時間...全文を見る
○松前達郎君 共通一次テストについて、いろいろ改良、改善をしていくんだと、こういうことを先ほどから言われておるわけでございますけれども、どうも、改善するという作業をすればするほど従来の入学試験制度に近づいてきているんじゃないだろうか、だんだんその意味が薄れてきているんじゃないかと...全文を見る
○松前達郎君 終わります。(拍手)     —————————————
03月31日第84回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○松前達郎君 科学技術庁の予算に関連いたしまして若干の質問をさしていただきたいと思うんですが、長官にお伺いいたしますけれども、今日までのわが国の経済発展、これはもう目覚ましい発展をしてきたわけなんですが、あるいはまた今後の日本にとって、資源ですとかエネルギーの問題、これが非常に重...全文を見る
○松前達郎君 いま長官から、今後の問題について、その方向についての御答弁があったわけでございますが、経済の発展にとって、今日までその原動力となってきたのは、経済的な利潤だとか、そういうふうな問題の表面的な問題ではなくて、その基本的な問題としてこの原動力になったのは何であるか、この...全文を見る
○松前達郎君 技術革新が、今日までの経済発展に相当大きな基礎的な寄与をしたということは、これはもうだれでも認めているんだろうと私思うんですが、いまお話があったように、輸入技術というのが非常にその主流を占めておったわけなんですが、特許にしろ何にしろ、これから先は外国から簡単にそのノ...全文を見る
○松前達郎君 自然エネルギーの利用、これはわが国が開発できる唯一のエネルギー源ですから、ひとつこれも積極的にどうか行っていただきたいと私思うわけですが、この自然エネルギーの中には太陽熱ですとか、これはいまサンシャイン計画、通産がやっておるということでございますが、どうも行政的に言...全文を見る
○松前達郎君 五十二年度に比較すると一五〇%ぐらいだと思うんですが、相当の上昇を見ているのだと、こういうことをおっしゃっておるわけなんですが、絶対値がやはりどうしてもこれじゃ話にならないのじゃないか。たとえばことしの予算案を見ましても、海洋科学技術センターの潜水船ですね、潜水調査...全文を見る
○松前達郎君 いま新しい研究所構想がないのかということを御質問申し上げたんですが、これはもうぜひとも、こういったエネルギー関係を基本的に取り扱う総合的な研究所ですね、これをぜひともつくらなければいけないというのは、これは何も私がここで思いつきで申し上げたわけじゃなくて、たとえば日...全文を見る
○松前達郎君 総合的に幅広いひとつ調査をしていただいて、まあいまの地震計とかそういうものは、観測ですから結果を知るだけであります。それと、そのほかにどういう変動との関連があるかという問題についても、できるだけ早く大体の線がつかめるような方向に向かって努力をしていただきたいと思うん...全文を見る
04月14日第84回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号
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○松前達郎君 原子力船の「むつ」の問題について少しずつ明るい日差しが差してきたというようなことを言う人もあるようでありますけれども、佐世保港における原子力船の修理に関して、最近になって原子炉の封印というふうな問題が提起をされておるわけなんです。この封印というのは一体どういうことを...全文を見る
○松前達郎君 政府の「むつ」の改修計画なんですが、この計画は原子炉周辺の遮蔽の改修工事ですね、それが一つと、それからさらに制御棒の駆動点検テスト、あるいは原子炉主要系統、あるいはそれに関連する機器の機能テストと、この三つが恐らく柱になっているんじゃないかと思いますが、いま計画され...全文を見る
○松前達郎君 そういうふうなことであれば、先ほどちょっと申し上げました封印という問題ですね、これ何か漠然としてどういうところをどういうふうに封印するのかさっぱりわかりませんけれども、こういう封印という問題がやはりこの改修計画との関連においては相当意味を——解釈によっては大分変わっ...全文を見る
○松前達郎君 いずれにしましても、この原子力船の修理という問題、これ大変な問題だと私思うんです。そうなりますと、やはりその辺をはっきりさせないとまたいろいろな問題が起きてくるんじゃないか。実は私ここにけさの新聞の切り抜きを持ってまいったんですが、たとえば長崎県あたりですと、これに...全文を見る
○松前達郎君 その点はわかりました。この問題また新たな論議が出てくるんじゃないかと思うんですけれども、その点については十分また慎重にひとつ配慮の上行っていただきたい、かように思うわけでございます。  「むつ」問題そのくらいにいたしまして、次にエネルギー問題なんですが、これについ...全文を見る
○松前達郎君 四千二百八十三億キロワットアワーですね。そうしますと五十一、五十二年度これの総需要、これはどのぐらいだったんでしょうか。
○松前達郎君 そういたしますと、通産省の五十二から五十七年度の計画、この計画によりますと、石油供給計画というのが五十三年度の原油輸入量が二億七千八百十八万キロリットルであると、こういうことを発表されていると思うんですが、これが五十二年度に比べまして五十三年度、いま申し上げた数字が...全文を見る
○松前達郎君 そういうことであるとしますと、昭和六十年度のエネルギーの需給見通し、これは最初に申し上げました総合エネルギー調査会の報告なんですが、これがどうもこのようなことにならないんじゃないか、大幅に変更されるべきではないかというふうに私は思うんですけれども、その点いかがでしょ...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、いまの需給暫定見通し、これは数字はいずれまた何かのチャンスに再検討をされるわけですね、この六十年度。
○松前達郎君 こういう数字ですから、これは予測ですから、なかなか変動が激しいということもあり得ると思うんですけれども、なぜこういうことを言うかといいますと、やはり原子力の問題ですね、原子力エネルギーの利用の問題にこれが非常に大きなよりどころになっているということですね。ですからそ...全文を見る
○松前達郎君 いまの原子力船に搭載されている小型の原子炉ですけれども、これは陸上でコンパクトなものに仕立て上げてから、それから搭載をすれば放射線漏れとかそういう問題もある程度未然に防げたんじゃないかと思うんですが、これは何も原子力船に使うだけが小型原子炉の役割りじゃないんですね。...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、これも石油とほとんど変わらないんじゃないかと思うんです。とにかく国外から輸入せざるを得ない。そこに大きな問題が——戦略物資みたいなものですから、いずれまたそういう問題が出てくるんじゃないか、こういうふうに私考えるんですが、原子力平和利用ということではあ...全文を見る
○松前達郎君 六円。キロワット当たりですか。
○松前達郎君 キロワットアワー当たり六円。火力が九円。水力ですとどのぐらいになるんでしょうか。
○松前達郎君 いま原子力発電所についての一キロワットアワー当たりのコストでしたけれども、どうも最近稼働率が非常に悪いんですね。これは稼働率が一体どのぐらいとしたときの計算なんですか。稼働率が計画どおりいったときの計算なのか、それとも——いま恐らく稼働率は五〇%割っているんだと思う...全文を見る
○松前達郎君 原子力発電所については定期検査とかいろいろありますね。そういった、運転をとめなければならないような状況も定期的に出てくるんじゃないか。そういうものも含めてだろうと思うんですが、そうしますと六円というより九円ぐらいで見ておいた方がいいということだろうと私思うんです。そ...全文を見る
○松前達郎君 地熱は大体いま九州あたりでも動いておりますから、大体の価格は出てくるんだと思うんですが、そのほかについては試算されたことはありますか。たとえば波力、潮力——潮力も何かいろいろと水車を入れて発電をするというふうな話が出ておるようでありますけれども、あるいは太陽熱——太...全文を見る
○松前達郎君 いずれにしても、まだでき上がったプラントもないわけですから、価格についてはっきりしたあれは出てこないと思うのですが、いずれにしてもこれはさっきの原子力発電にいたしましても核燃料は輸入しなきゃならぬということですね。そういう意味から考えると、この自然エネルギーというの...全文を見る
○松前達郎君 省エネルギーというのは、これはちょっと新しいエネルギー源を見つける問題とはまた全然逆ですけれども、これは非常に重要な問題だと思うのですね。そういう意味で、ひとつ大いに努力をしていただきたい、かように思うわけなんですが、それにしてもこの省エネルギー計画を実行するのにあ...全文を見る
○松前達郎君 こういった問題、非常に細かい問題かもしれませんけれども、どうもいままでのわが国の科学技術関係あるいはこういったエネルギー関係見てますと、ほとんどが後手後手に回っているわけです。とにかくでき上がったものを外国から金に任せて買ってくりゃいいんだという考え方ですが、そうい...全文を見る
○松前達郎君 まあアンテナだったらどうということないんですね、これは。まあアンテナが重要な部分であることは確かですけれども、心臓部のもっと重要なところがやってあるのかと私期待したんですけれども、そうでもなさそうなんでちょっとがっかりしたんですが、しかしこれらの「ゆり」が実験的に一...全文を見る
○松前達郎君 残存確率ということは、静止した状態でのという条件をつけてのことでしょうか。
○松前達郎君 この「ゆり」が今後六十万世帯に二チャンネル分の中継をする。特にわが国の場合ですと、離れたところ、あるいは離島、そういうところで国内の中にまだテレビ等の難視地域があるんだということで、これを解消するんだと、六十万世帯に二チャンネル分の中継をするというんですが、今度はこ...全文を見る
○松前達郎君 はい、わかりました。  前に戻るんですけれども、これは武田審議官にちょっとお伺いしたいんですが、先ほどの原子力のコストの問題ですね。この中に稼働率の問題私申し上げたんです。稼働率七〇%で計算すれば六円ということをおっしゃったんですけれども、このコストの中に、今度は...全文を見る
○松前達郎君 大体それでいわゆる電力のコストですね、発電方式の違いによるコストというのは大体見当がついてくるわけですけれども、原子力は比較的安いですね。ただいろんなまだ不確定的な要素がずいぶん入っておりますから、この金額もあるいはそれ以上安くなるということはないんじゃないか。現に...全文を見る
○松前達郎君 その精神的な趣旨はわかるんですけれども、どうも、たとえば発電用原子炉に関しては通産の方に何か大分持っていかれたような感じである、船に関して言いますとこれは運輸省である。もうすでに設備が完成されたものだというふうな考えが基本にあるんじゃないかと私思うのですね。ところが...全文を見る
04月26日第84回国会 参議院 本会議 第18号
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○松前達郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました原子力基本法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係閣僚に質問を行うものであります。  エネルギー資源に乏しいわが国にとって、今日の生活レベルを維持し、もしくは向上させようとするとき、エネルギーの確保は最も重...全文を見る
05月09日第84回国会 参議院 文教委員会 第10号
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○松前達郎君 社会党の松前でございます。  きょうは参考人の先生方から大変貴重な御意見をいまお伺いをいたしたわけでございまして、どうもありがとうございました。  私自身も現在まで、FM放送という媒体を使って教育を行う、これは高等学校教育ですけれども、そちらの方の仕事もやった経...全文を見る
○松前達郎君 いまのお話お伺いしますと、やはりどうも実際に実行する場合に一番問題となるのがスクーリング、いわゆるいまの通信教育体制の中で言われているスクーリングですね、これが一番問題になるんじゃないかと私思っておるんです。この超マンモス大学ですから、たしか調査によると三百二十万人...全文を見る
○松前達郎君 スクーリングが非常に重要な学生、生徒との接触の場であると、これは私も実は体験をいたしておりまして、日曜日に生徒が出てきますと、これはもうまるではしゃぎ回るようにして、非常に楽しくやってくるわけなんです。ここにやはり教えた先生と直接対面できるという非常に大きな効果があ...全文を見る
○松前達郎君 いまの私申し上げたことで、どうも学際領域の問題、これは大変な重要な問題ではあるんですけれども、だんだん大学の方もそういう傾向になってきつつある。今度計画にされておった放送大学によれば、これは科目といいますか、大きく分けて生活科学、産業・社会、人文・自然ですね、こうい...全文を見る
○松前達郎君 時間が参りましたので、最後に一つだけ。児玉先生に御意見をお伺いしたいと思うんです。いままでのことで、教養学という範疇でやっていったらどうかといういろいろの御意見があるわけですが、設置基準の中でも教養学部というのが一番あいまいなんですね、ですから、設置基準をやはりはっ...全文を見る
○松前達郎君 どうもありがとうございました。終わります。
05月25日第84回国会 参議院 文教委員会 第12号
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○松前達郎君 放送教育開発センターについて若干の質問をさせていただきたいと思います。  電波を媒体に使う、これは非常に最近その面での技術開発が進んでおる関係もありますし、また、同時に、教育工学の面でもあちこちでいろいろと検討をされつつあるのが現状だと私は思うのですけれども、さら...全文を見る
○松前達郎君 放送大学の設置もその目的の中の一つにある。その放送大学なんですが、これは私が新聞から得た情報なんですけれども、経過として、昭和四十九年度にこの案がある程度まとまってきた、そして、実際には基本構想が昭和四十九年に報告されて、五十年に施設の着工をする、さらに五十一年に開...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、先ほど申し上げた五十年度に施設着工というのは、これはそういうことではなかったということでございますか、五十一年開校、五十二年学生受け入れ、そういう段取りだということを拝見したのですけれども。
○松前達郎君 その構想がスケジュールどおりにいかないで、だんだんと延び延びになってきているという、こういうことだと思うんですが、スケジュールどおりに運ぼうと思ってもなかなかできないものかと思いますが、運ばなかった一番大きな原因ですね、私は、恐らく電波の問題と大きな関連があるんじゃ...全文を見る
○松前達郎君 スケジュールどおりなかなかうまく事が運ばなかったということについては、理解をいたしたわけなんですが、放送ですから、多少放送大学の問題についてはこれからの問題だというふうにも思いますけれども、ちょっと先走った質問になるかもしれませんが、放送と名のつく以上電波を使うんだ...全文を見る
○松前達郎君 またこれも放送大学ができる段階でも結構なんですが、とにかく放送大学設置が一つの目標となっておるわけですから、質問をさしていただきたいんですが、その放送大学の形態ですね、これは新しい試みだと思いますので、一般のいままでの大学の形態とは多少内容が違ってくるんじゃないか。...全文を見る
○松前達郎君 構想についていまお伺いいたしましたけれども、おっしゃるとおり、社会教育的な意味も含めて、構想としては非常に意義が深いものだろうと私は思うのです。ただ、この内容をいろいろ拝見いたしますと、ちょっとデスクプラン的な面もなきにしもあらずなんで、これからそういうことについて...全文を見る
○松前達郎君 いまの御説明は、五十年十二月十七日の放送大学の基本計画に関する報告、これに基づいた御説明だったと思うのですが、それ以後は調査その他は行われていないでしょうか。
○松前達郎君 そこで、先ほどからいろいろと大学の趣旨、あるいは内容等について御説明いただいたわけなんですけれども、実施するからには、必ず電波の問題がつきまとってくるわけなんで、この問題の何らかの解決を見出しませんと、大学そのものができても電波が出せない、したがって、目的が達成でき...全文を見る
○松前達郎君 テレビのUHFが一系統、それからFMが一系列と、こういうことだそうでございますが、最近どうも情報化時代で、波の取り合いが起こっているわけですね。たとえばFMの放送局あたりですと、新聞報道機関を中心として、あちこちで申請が行われている。この申請の圧力といいますか、申請...全文を見る
○松前達郎君 いまFM放送があちこちで行われているのは全国、民間放送で四カ所ということです。このFM放送が将来各地で行われるようになってくる場合、このFM放送の波はF三という系統の波だと思うんですけれども、その波のサブチャンネルを教育に使うとか、いろいろ考えれば、まだまだ用途が広...全文を見る
○松前達郎君 まあ放送大学が国立の大学であるということになりますと、国が放送をするということになると思いますけれども、これ私確認しておきたいんですが、国が放送するということになると、法的にできないんだということをよく言われておるわけなんですね。その辺一体どうなんだろうかと思うんで...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、先ほどちょっと御質問申し上げた法律との関係は、私はこの放送法の第一条の第二項ですか、これが多少ひっかかってくるのじゃないかと思っていたんですが、どうもいまのお話ですと、もっと基本的な問題だと、こういうことであると思うんです。そうしますと、一般放送事業者...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、放送大学が国立の大学であって、その放送大学がNHKに委託をして、その波を使って番組を出していくと、そういうことなら可能だということになりましょうか。
○松前達郎君 そうしますと、どうも放送大学が教育番組といいますか、教育の内容を検討して、せっかく新たな熱意に燃えてやろうとしても、八方ふさがりで、なかなか波には乗り切れないんだということになるんじゃないかと思うんですが、せっかくさっきおっしゃいましたように、テレビのUHF、あるい...全文を見る
○松前達郎君 その問題は今後ひとつ文部省と郵政省で十分御協議をいただいて、これが解決しませんと、放送教育開発センターも何も意味がないということになりかねないわけなんで、その点十分御協議いただいて、何とか解決のできるような方向に御努力いただきたいと思うのですが、それが実現した場合、...全文を見る
○松前達郎君 先ほどちょっと私御質問申し上げた中で、多重放送の問題、FMサブチャンネルですね、こういう問題だとか、そういう問題と関連していまちょっとお伺いしたわけなんですが、新たにそれだけ設けなくとも、何かうまい手があるんじゃなかろうかというのも含めてお伺いしたわけなんです。いま...全文を見る
○松前達郎君 そういうふうになりますと、結局はNHKと放送大学だということにどうもなりそうな感じを持つわけなんですが、これは今後の問題ですから、またその際に御検討いただければと思います。  そこで、また放送大学の方に戻りますれけども、先ほど午前中の質問の中でいろいろと指摘された...全文を見る
○松前達郎君 先ほど国立大学のための放送教育開発センター、これに関していろいろとこの内容を拝見していきますと、これ国立大学のためというのは必ずうたわれておるわけなんですね。先ほどからの御説明ですけれども、これは国・公・私立ということをおっしゃっておられたと思うのですが、スクーリン...全文を見る
○松前達郎君 そういうことであれば大体理解できるんですが、どうもこの文部関係の法令の要覧を見ましても、高等学校通信教育規程というのはあるんですね。大学の通信教育に関しては別にこれを定める、命令で定める、そういうことになっていて、これはあるんですか。
○松前達郎君 それで、さっきから一生懸命探していたんですが、どうも、見当たらないのがわかりましたけれども、これもないとちょっとおかしなことになりますから、高等学校まであって、大学は現にやられているわけなんで、それについてもひとつ努力をしていただきたいと思うんです。  それから、...全文を見る
○松前達郎君 将来つくられるであろう放送大学ですから、余り細かいことをここでお伺いしてもどうかと思いますが、あと二、三この点についてお伺いしておきたいと思うんです。  特に、先ほどから申し上げております「放送大学の基本計画に関する報告」に関して、ちょっと御質問したいことがありま...全文を見る
○松前達郎君 それからもう一つは、放送大学の講義を教材に用いる件について、その履修単位を自分の大学の単位にどこの大学でも認定したりすることができるようになるんだと、これは非常に思い切った発想だと私思うんです。この場合、今度はその単位を認定した大学ですね、たとえばある大学がこの放送...全文を見る
○松前達郎君 それともう一つ細かいことなんですが、放送大学に入学した学生の授業料は一体どういうふうにされるつもりですか。
○松前達郎君 わかりました。  それでは最後に、この放送大学に関して、調査研究会議ですね。この一番後ろの方にその調査研究会議の構成について載っておるわけでございますけれども、これはこの前参考人をお呼びしたときにも、いろいろ御意見が出されたわけなんで、特に児玉参考人あたりからいろ...全文を見る
○松前達郎君 この前児玉先生からもそういう御意見があったものですから申し上げたわけなんで、今後そういう方々も含めてひとつ十分御検討いただくと同時に、先ほど申し上げましたように、電波の問題が解決しませんと、これ幾らやっててもらちが明かないということになりますから、その点もひとつ御協...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、大学院大学として発足するということで、設置審の方もだんだんとそういうふうな方向に考え方が変わってきているというふうに解釈してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 あと五つほど質問をさせていただきたいんですが、私立学校も義務教育の学校を持っているところ、これは数は少ないんですけれども、あるわけなんですが、この私立学校の教員の場合は、この教員大学の入学に関しては入れるわけですか。
○松前達郎君 それは当然だと思うんですけれども、そうなりますと選抜方法の問題が一つ出てくるわけですね。この教員である身分のまま入学するわけですから、その場合の大学側の選抜方法ですね、適切な入試を行うということになっていますが、これ内容的にはどの程度の選抜方法であるのか、その点をお...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、現在各大学、大学院を持っている大学が選抜をいたしておりますけれども、それに大体類似したような内容の選抜方法になると解釈してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 まあ、教育委員会が推薦するのか、あるいは申請をして認めるのか、そういうことが大分議論になっておるわけですが、この教育委員会のそういった推薦、あるいは教育委員会がオーケーするという問題ですね、これが入学の選抜に関しては何らかの役割りを果たすんでしょうか、どうでしょう。
○松前達郎君 そうしますと、教育委員会の同意を得るということが必要であるというふうに解釈していいと思うんですが、私はさっき現職の場合で御質問申し上げたわけなんで、どうしてこういうことを申し上げるかと言うと、私立学校の場合、じゃ校長の同意が必要だということになるわけですね。  そ...全文を見る
○松前達郎君 それでは最後になりますけれども、今度のこの教員大学の目的といいますか、その中の一つに教員の資質の向上という問題がうたわれておるわけなんですが、そういうことになりますと、ちょっとおかしなことになるんで、現在の教員養成機関というのが、教員の資質をいい資質にするような努力...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
05月30日第84回国会 参議院 文教委員会 第13号
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○松前達郎君 私学共済組合について若干の御質問をさしていただきたいと思います。  まず第一に、私学共済組合がどういう経過で発足したのか。また、いつごろから発足しているのか、その概要について簡単にひとつ御説明いただきたいと思います。
○松前達郎君 私学の助成の問題というのは非常に重要な問題に現在なっておるわけですから、その一環としてこの共済組合というものに対する考え方が出てくるんじゃないか、かように私思っておるわけなんですが、私学共済組合の事業目的、また同時に具体的な業務内容について、これも概略で結構ですが御...全文を見る
○松前達郎君 概略については大体わかりました。私学共済組合に、それでは現在私学が全部が全部加盟しているんじゃないと私思いますけれども、私学としてどれだけ加入しておりますか、その加入人員等も含めて、ひとつ御説明をいただきたいと思います。
○松前達郎君 そうしますと、私学共済組合の財政基盤、恐らくこれが非常に大きな問題だと思うんですけれども、この財政基盤は一体どのような仕組みになっておるんでしょうか。それについて御説明いただきたいと思います。
○松前達郎君 いま金額で御答弁いただいたわけなんですけれども、掛金率ですね、パーセンテージで表現すると一体どういうふうになりますか。国庫補助あるいは都道府県の補助、その他私学振興財団からの助成というのがありますけれども、これについてちょっと伺いたい。
○松前達郎君 そういたしますと、いま御説明になった四つの財源ですね、この財源が完全に負担されておるといたしますと、これ運営が成り立つものであると、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 掛金率の引き上げで、その財源の不足を補うという考え方ももちろんありますけれども、それもいまの御答弁では余り一遍にやらないで、徐々に将来にわたってやっていきたいと、これも一つの方法かもしれませんが、先ほどからお話がありました財源負担ですね。この行為が欠けているとなると...全文を見る
○松前達郎君 それでは、この組合の事業内容の中に、退職金ですね、それから退職年金制度というのがあるわけなんです。これは他の共済組合で見られるように、ベースアップや年金改定等によって、長期の給付制度の運営が困難になってくるのではないか、こういうふうに見られておると思うのですが、その...全文を見る
○松前達郎君 この私学共済も歴史的にまだ日が浅い、あるいは内容的に加入者の数等の問題もあって、今後の問題というのは非常にこれは育成をしていく面で重大な時期にあるんだと私は理解を、いたしておるわけなんです。そういう意味から、国庫補助についても長期給付の補助率が先ほどのお話で百分の十...全文を見る
○松前達郎君 いまのお話で、今後努力をしていただきたいと思うわけなんですが、私学共済が当面している財政上の健全化というのは、これは、火の車になってどうしようもなくなってから対処するというんじゃ、大変なことになりますので、早急にこれらについて配慮をしなきゃいけないんじゃないかと思う...全文を見る
06月02日第84回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第15号
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○松前達郎君 まず最初に、いま非常に注目の的となっております原子力船の問題について、特にその安全性についてかねがねいろいろと議論をされてきたわけなんですが、特にその中でも「むつ」に関して多少御質問をさしていただきたいと思うのですが、「むつ」について長崎県会が核封印方式により佐世保...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、佐世保入港についての、船を回航していかなければならない、そういった問題についての事務的な面でのことを言われたことになりますのでしょうか。
○松前達郎君 そうしますと、現在「むつ」は青森県の陸奥湾大湊に係留をされているということでありますけれども、佐世保の問題が解決して入港をするという段取りになった場合、めどとしまして、いつごろ佐世保に回航するスケジュールでございますか、それについて……。
○松前達郎君 そうしますと、この回航が実現して佐世保に入港できて、そしていざ修理を行う、こういうことになろうと思いますが、これについても佐世保重工業との関連というのが非常に問題にはなっておると思うのですが、この前の委員会では、たしかその問題については、佐世保重工業でやるために佐世...全文を見る
○松前達郎君 佐世保重工業以外に、佐世保港の付近にそういった能力がある会社があるかというと恐らくないと思いますから、もう佐世保重工業でやるのだということがほぼ決まっているようなものだと私は思うんですけれども、船体の修理はこれは造船上の問題で、佐世保重工業は十分な経験を持っていると...全文を見る
○松前達郎君 船体の修理については、先ほど申し上げたとおり十分な経験はあると思うのですけれども、これから問題になると思うのは原子炉に関する修理だと思うのです。これは受け入れ側の方では核封印方式ということを打ち出しておるわけですね。その場合、核封印、これはかぎを預かるとかいろいろご...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、かつてアメリカの業者が舶用炉についていろいろと忠告といいますか、問題点について指摘をしていることがあるんです。たとえば上部の鉄板を厚くするかあるいはコンクリートにしなければ、これは放射線が漏れるんじゃないか、こういうことを言ったということが報道されてお...全文を見る
○松前達郎君 それからもう一つ、起動スイッチとか制御棒の駆動装置のキーを久保知事に預けて久保知事が保管する、こういうふうなことがもう一つの条件となっておると思うのです。これの修理に際して——ここに原子炉の大まかな図を持っておるんですが、この原子炉の一番トップにある蓋をまず外して、...全文を見る
○松前達郎君 まあ、いま申し上げたのは、故意に配線を変えてやろうと思えばできないことはないから、そういう危険性はあるということを申し上げたんですが、まさか故意にやるということはちょっと考えられないことだと思います。したがって、作業中誤ってそういったような誤動作するような原因がつく...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、制御棒の駆動試験ですね、これについて、かぎを久保知事に預けておくから、その預けているかぎをまた返してもらって、そのかぎでもって駆動試験を行うのだと、こういうことをいま申されたわけなんですが、この駆動試験を行うのはやはりドックの中で行おうというふうに考え...全文を見る
○松前達郎君 そういう試験が一切終了してきますと、今度は原子炉の出力上昇試験に入るんじゃないか、かように思うのですけれども、その間にいろいろな細かい試験もあろうと思いますが、炉の出力上昇試験は一体どこで行うのか、これについてお伺いします。
○松前達郎君 そうしますと、大体いままでお伺いしてまいりますと、今回佐世保の方で修理をする、いろいろな条件をつけた上で修理をするという段取りになりますと、回航の時期もそれに従って決まってくる。さらに、ドックに入ってからの修理の期間というのも大体見当がついてくる。そうして最終的には...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、比較的近い将来に母港の選定を始めると、こういうふうに解釈してよろしゅうございますか。——佐世保を母港にした方がいいじゃないかという考え方もあるようですが、これだけいろいろと問題のある船ですから、まだまだ住民のコンセンサスを十分取りつけているとも考えられ...全文を見る
○松前達郎君 佐世保の方では、母港としては引き受けないんだということもおっしゃっておられるようでございます。母港の問題、非常にその次の段階として重要な問題と思いますから、これについてはスケジュールを立てて、ひとつ決定をしていただきたいと私は思うのです。といいますのは、どうもいまま...全文を見る
○松前達郎君 いま今後の姿勢について長官がおっしゃったわけですが、今日までを振り返ってみますと、もうこれはくどいようですけれども、原子力船に関しての地元の理解を得る努力というものですね、これがどうも政府の方で現状認識が甘かったというふうな批判もあるわけで、まあ努力が足らないという...全文を見る
○松前達郎君 いままでいろいろ例がありましたので、その辺今後十分御検討いただきたいと思うんですが、ただ、お金を出して何とか承知さしていくんだという方法、それは一つの方法かもしれませんが、しかし、それがやはり不信までを解決することにはならない、かように思っております。そういう面でひ...全文を見る
○松前達郎君 まあエネルギー問題から考えて、動力として原子炉の動力を使おうという考えが出てくるのは当然かもしれませんけれども、どうもその状況を見てみますと、世界的にも最初のうちは景気よく原子力船の建設をやり始めたんだけれども、最近どうもちっともそれが推進されていない。たしか世界で...全文を見る
○松前達郎君 実用的に原子力船がどしどし使われるようになる見通しについてさっきお伺いしたんですが、まあ一九八〇年代の後半ということですが、これも恐らく多少ずれてきているというお話でございます。まあ、ここ十年ぐらいはそう原子力船の新しい開発というのはなかなかないんじゃないかというこ...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、大体五〇%ぐらい高くなるというふうに理解していいのじゃないかと思うのですが、さてそこで今度は船体の寿命ですね、これは一般的な船の場合で、使い方にもよると思いますが、寿命は大体私は二十年ぐらいじゃないかと思うのですが、その中に搭載しております舶用炉の寿命...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと大体二十年、私も実は船を取り扱ったことがありますけれども、手入れの仕方で違うといえばそれっきりですが、大体二十年ぐらいだと考えていいんじゃないかと思うのですが、なぜこういうことを申し上げるかといいますと、エネルギーが将来なくなるであろうから——これも、石...全文を見る
○松前達郎君 表現の問題と言えばそれっ切りになってしまうんで、一〇〇%完成ということはあり得ない、これは当然な話です。いま自動車の例を挙げられましたけれども、自動車の台数と、たかだか十四基程度の数とで比較するのもこれはおかしい話だと思うんです。いまわれわれの周りを走っている自動車...全文を見る
○松前達郎君 稼働率が、保守の方法のシステムが違うからということであろうかと思います。現在まで稼働率の悪い炉がありますね。できてしばらく運転したらそれっきりもう全然動かない、そういう炉があるわけなんですが、稼働率の悪い炉について特にその原因というのは挙げられますか。
○松前達郎君 そうしますと、定期検査で発見をする、大体そういうふうなことでその手直しに時間がかかっていると、こういうことだと承りますけれども、そのほかに定期検査で特に出てくる欠陥ですね、ひび割れとかそういうもの以外に出てくる欠陥というのの主なものは一体どういうものがありますか。
○松前達郎君 そうすると、原子炉本体そのもの——本体といいますか、それとの関連部分ですね、以外に恐らく制御機器とかそういった周辺機器があると思うんですね。こういった周辺機器についてのトラブルなり事故なり、そういう例はございますか。
○松前達郎君 これらのいろいろなトラブルあるいは事故等があるわけなんですが、この周辺機器まで含めていわゆる標準化ですね、これはもう完了いたしておりますか。
○松前達郎君 将来に関して標準化の努力を続けていく、標準化に対するまたその裏づけになる技術開発はどんどん進めていくということなんですが、しかし、ある程度の標準化ですね、これはもうすべて製品つくるときに考えられる手順として必ず標準化というのがあるわけです。ですから、標準化がどこまで...全文を見る
○松前達郎君 西ドイツの開発事情をお伺いしたわけなんで、西ドイツの開発の事情は自主技術というものを相当重視して開発を行って、現在ではある程度のものをつくり上げ、しかも外国まで輸出している、圧力容器が日本からというのは日本の溶接技術がいい、それは確かなことでございます。そういうこと...全文を見る
○松前達郎君 自主技術の開発について今後進めるということですけれども、その場合に、やはり基礎的な研究の面ですね、これは各方面でやられている基礎的な研究面、それをくみ上げていってこれを実用化の方に移していく、リサーチとデベロプの問題です。こういったような問題の関連というのが非常に重...全文を見る
○松前達郎君 実用炉であるという考え方に基づいて今回の法改正の一つの基礎があるのではないかということでいま質問さしていただいたわけなんですけれども、多少技術的な面にわたるかもしれませんが、かねがねいろいろ疑問を持っておるものですから、その点についてまとめてちょっとお伺いしたいので...全文を見る
○松前達郎君 大分話が細かくなってまいったわけで……。  それぞれ解決に対する対策というものが検討されしかも物によっては実行されていると、その結果大丈夫だと、もうこれは解決済みだというものがどれだけあるのかということですね。これもやはり完成されたものであるということの考え方の相...全文を見る
○松前達郎君 温排水のことについて、結果としてどういうことが生じたかということですね、それをまずつかまえて調査し分析し、それに対策するという、そういうことが当然これは行われるべきことなんでしょうが、いま申し上げたのはいわゆるシステムとして、原子力発電のシステムの中の一環としてこの...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、この安全審査に関しては、今度法体制が変わった場合、どこで行うのですか。
○松前達郎君 さらに、微量放射線の被曝について、これもいろいろと議論されているところなんですが、これについてもまだ確信が持てるデータがどうもないのじゃないか、これもわが国独自のデータがなくてICRPのデータに依存している、こういう現状じゃないかと思うのです。  そこで、これも新...全文を見る
○松前達郎君 いろいろと質問を申し上げたわけなんですけれども、本委員会でいままで法律的な内容の問題からいろいろと議論あるいは質問が行われて、大体今回の法改正についての全容というのが出てきたんじゃなかろうか。ですから、そういう意味で残された部門として、残された面としていわゆる商用化...全文を見る
○松前達郎君 恐らくカナダの炉の導入問題というのは今後クローズアップされてくるのじゃないかと思うのです。そういう点でちょっとお伺いをしたわけなんですが、いろいろとそういう問題でいままで同僚の委員の方からの質問もありましたので、最後になりますけれども、安全について多少質問をさしてい...全文を見る
○松前達郎君 それからこれも何回か質問が行われたことなんですが、ダブルチェックという言葉は非常にいいのですけれども、どうもこのダブルチェックというのがまだまだ果たして本当にダブルチェックになるのかどうかというのが非常に疑問に思っておるわけなんです。クロスチェックという言葉に直した...全文を見る
○松前達郎君 正式に言ったんじゃこれは大変なことになってしまうんです。だけれども、非公式であろうと——どうも最近新聞の方が早いんですね。たとえば今度の法改正がまだこの参議院のここに提案される前に、もう七月には人選に入る予定というのが出ているわけなんです。ということは、もう初めから...全文を見る
06月05日第84回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号
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○松前達郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております原子力基本法等の一部を改正する法律案について反対の討論を行うものであります。  本来、原子力基本法は、数ある法律の中でも特に重要な基本的法律であって、その精神は平和・民主・自主・公開の原則に基づき国民の福祉向...全文を見る
○松前達郎君 私は、ただいま可決されました原子力基本法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び新自由クラブの六会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     原子力基本法等の一部を改...全文を見る
09月18日第85回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第1号
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○松前達郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月17日第85回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○松前達郎君 きょうは、特に留学生問題を中心として質問をさしていただきたいと思うんですが、まず最初に、これはやはり留学生受け入れに対する基本的問題であろうと思うので、大臣にお伺いしておきたいんですが、留学生受け入れに関して、政府の基本的な考え方ですね、これについて御説明いただきた...全文を見る
○松前達郎君 お伺いしたがったのは、政府の基本的な考え方ということで申し上げたんですけれども、理念的な問題ですね、たとえば留学生というのは、一体個人の勉学のために受け入れをするのか、あるいは外国の特定の国に対する配慮から、その留学生の受け入れの問題も取り扱わなきゃいけないのか、ま...全文を見る
○松前達郎君 そういう考え方で留学生を受け入れるということでありますけれども、最近になって日中友好平和条約が締結される。これに伴って中国からの留学生の受け入れの問題、これが非常に大きな話題となり、また今後いろんな問題を提起しているんじゃないかと思うわけです。日中ムードというのがい...全文を見る
○松前達郎君 どうもその政治的な中国留学生を歓迎するというのが先走ってしまって、内容的にいまおっしゃったような中国の教育状況、教育の内容等もまだ把握されていない、そういう現状は確かだと思うのですが、これは私のところにも実は中華人民共和国の駐日大使館の一等秘書の金さんという方がお見...全文を見る
○松前達郎君 新聞の報道なんですが、それによりますと、十月の七日に中国からの教育使節団が来られたと。そして文部、外務、法務、労働の四省との間で、留学生問題に関しての話し合いが行われたという、こういうことが言われておるわけなんです。そこで、中国の提案というのは、第一が理工系の若手研...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、いまの打ち合わせの場合、いま相当数とおっしゃいましたけれども、相当数というんじゃ全然話が、内容がはっきりしないわけなんで、たとえばいまの大学院相当の進修生ですか、それについて大体どのぐらいを向こうが希望しているか、あるいは学部留学生に関して、何か数字的...全文を見る
○松前達郎君 そこで、先ほど冒頭に大臣から留学生受け入れの基本的な理念というもの、個人の教育というものが中心であると、こういうふうにおっしゃったわけなんですが、中国側として、これは中国に聞いてみなきやわからないことかもしれませんが、留学生の送り込みの目的は、中国としてはどういうふ...全文を見る
○松前達郎君 いま話に出ている留学生というのは、これはあくまでもいわゆる国費留学生と同じような国が受け取る留学生ですね。そういう問題での話し合いが続いているのか、それとも日本の場合私学が多いわけです。大分多くの留学生を私学においても抱えているわけなんですけれども、国・公立、私立と...全文を見る
○松前達郎君 その点は、さっき私ちょっと触れました一等秘書の金さんという方もおっしゃっておられた、全部中国のお金でやりますと。そうなりますと、受け入れる方が受け入れると言えば、お金の問題としてはある程度の解決ができているはずなんですね。問題は、それじゃ受入体制が果たしてあるかどう...全文を見る
○松前達郎君 いまの年限の問題ですね、これは学校教育法の中にあるわけですから、これを何とか変えてでも受け入れるというやり方が一つあると思うんですね。例外というか、そういうものを設けて受け入れるということ。ところが問題なのは、それをやったにしても、今度中国における教育内容が、果たし...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、大学が選抜試験をして、いわゆる学カテストをして、大学へ進学できると判断した者を受け入れるのだ、そういうふうに日本側から説明してやるということですね。そういうふうになれば、学力の点はそれでいいわけですが、さっきの十二年との差ですね、五・三・二と六・三・三...全文を見る
○松前達郎君 あくまでも、じゃあその学校教育法にのっとってやろうということにしようとされておるのか。さっき私は申し上げましたけれども、この学校教育法に特例を設けるのかどうか、その点について。
○松前達郎君 そういったいろんな問題があるわけなんですが、もう一つの問題として、現在国費、私費留学生、この留学生に対しても同じ問題があるわけなんですけれども、受け入れた場合、宿舎ですとか、そういうものが余り整っていない。人数が多ければこれは大変な問題になってくるのじゃないか。この...全文を見る
○松前達郎君 中国からの留学生受け入れに関して、いまいろいろな問題があるということで御質問申し上げたのですけれども、現実として出てくる問題、これは私が多分こういうことが起こるのじゃないかというので、考えてみたわけなんですが、いま台湾からの留学生が大分来ていると思うんです。この台湾...全文を見る
○松前達郎君 これは国費も来ておりますか。
○松前達郎君 現在では私費だけ。
○松前達郎君 それともう一つはソビエトなんです。これもまあソビエトと中国の政治的な問題ですね、外交上の問題、いろいろあると思うんですが、ソビエトの留学生は現在国費、私費どのくらい来ておりますか。
○松前達郎君 私費留学生も――私費留学生というのはちょっとソビエトの場合考えられないわけですけれども、私の関係しているところでは毎年十名、これは交換留学で引き受けておるわけですから、それも日本語課程に入っておりますから、それもやっぱり留学生として認めておられるのでしょうね。
○松前達郎君 ちょっとその数字は現実とは大分離れているような感じなんですけれども、日本に入国をするときに法務省、外務省関係でビザがおりて、これは文部省を通じておりてくるわけですから、当然おわかりじゃないかと思うんですけれども、現実は五名どころじゃなくて、もっとたくさんの人が、これ...全文を見る
○松前達郎君 それは理想的にはそうなんですが、その一言で言ってしまえばそれでおしまいなんですけれども、恐らく引き受けた大学の方が大変困る、困るというか、問題が起きた場合解決に苦慮するんじゃないかと思うんで、その点もひとつ頭の中に置いていただいて、はっきりと受け入れる方の姿勢と、送...全文を見る
○松前達郎君 そうすると、大分数の多い留学生が戦前から、また体制はその当時といまとは大分違いますけれども、日本に留学をしていたということになるんですが、最近はどうですか、最近ではそういう例はございませんか。
○松前達郎君 そうしますと、いま申されました留学生については、どういう取り扱いをして、たとえば民間ベースでやっている留学生は金銭的面も含めて、どういうふうな取り扱いをされておりますか。
○松前達郎君 その民間団体があっせんして大学に入っているということですが、経費とか、たとえば授業料とか、国費留学生と大分違うんじゃないかと思うんです。その辺はどうなっているんですか、経費負担の面で。
○松前達郎君 そうしますと、私費でいまの学生、二十三名ですか、これすべてが私費でやっている。一般の学生と同じ、一般の外国人学生ということになるわけですね。そういうことで、現在でもある程度引き受け手はいるというのが現状だろうということになるわけですが、今後これは、いままでいろんな問...全文を見る
○松前達郎君 国費に準ずるというのはどういうことなんでしょうか。ちょっとその辺が。国費というのはこれはあれですね、税金でもってやるわけですから、その国費留学生を中国だけに特別の枠をどんと大きな枠を上げるというのは、さっきの最初のたてまえからどうも反するようなことになるんで、その点...全文を見る
○松前達郎君 そうすると、受け入れについては、いまおっしゃったような大学側の協力を求めて受け入れてもらう。その国費か私費かというのは、いま国立大学では違わないとおっしゃいましたけれども、留学生側にとってみると大分違うんじゃないですか、経費の問題は。国立大学においての私費留学生とい...全文を見る
○松前達郎君 中国の方からはその経費は全部中国側で持つという、こういうふうなのがたてまえとして言ってこられておるわけですね。ちょっとその辺よくわからないんですが、いま日本と中国とのお金の何といいますか、レートといいますか、たとえば中国のお金を日本に持ってきてそのままかえることもで...全文を見る
○松前達郎君 なぜそんなこと言うかといいますと、たとえば、いわゆる共産圏、社会主義国あたりから来る留学生の場合、ドルがないからドルを持ってくるわけにいかない。ですから日本との何らかの交換協定を結んで、お互いに来るときの費用は向こうで持つけれども、滞在の方は日本側で持ってくれ、日本...全文を見る
○松前達郎君 五十三年のは出ておりませんか。
○松前達郎君 そうですか、もう半年近くになるんですけれどもね。
○松前達郎君 留学生のトータルの数、これはここ数年、そう大きく変わっておりませんですね。
○松前達郎君 その中で、国費留学生と私費の分類ですね、どの程度国費、どの程度私費という問題と、それから、これまとめて申し上げますけれども、その留学生五千名以上の相当大きな数の留学生が、宿舎ですね、これはいろいろ宿舎の問題も数年前にストライキがあったり、いろいろ問題があったんですけ...全文を見る
○松前達郎君 二四%ということですけれども、これは留学生の方の希望として、もっとそういう宿舎をふやしてもらいたいとか、もう宿舎は要らないんだ、普通の町に住みたいんだとか、そういうふうなことはお聞きになっておられますか。もしか少ないとすれば、絶対的に足らないとすれば、宿舎に対する今...全文を見る
○松前達郎君 宿舎の問題、これはそうしますと要求を増強するといいますか、ふやしていくという方向でお考えになっておられるんだということですけれども、これは次年度というか、今度の予算要求に入っておりますか。
○松前達郎君 収容人員は。
○松前達郎君 それじゃ宿舎の問題、これも、宿舎を用意しますと、留学生は、みんなで入っているのがおもしろくなくて、町に出ていきたいと。ですから、たとえば近郊の宿舎に入れますと、そこが余ってくるというんですか、収容しようと思っても、希望者が少ないという点が出てきますね。どうしてもどう...全文を見る
○松前達郎君 その後の方で申されたことは、確かにこれは教育的な方から文部省のとられた措置は評価をしていいんだと思うのですが、夫婦で招待するとか、そういうやつはどうも日本的発想で、まあこれが相当な成果を上げているということに入るかどうかですね。もしかそういうことだとすれば、たとえば...全文を見る
○松前達郎君 外務大臣は留学生のことを本当は知ってなきゃいけないんじゃないかと思うんですけれどもね、まあそれは外務大臣にお尋ねすればまたはっきりすることだろうと思いますけれども。  それから、今度学部留学生じゃなくて、研究留学生といいますかね、これがやはり、いわゆる技術交流です...全文を見る
○松前達郎君 さっきのフンボルトあたりですと、一九七六年の例だと、これ七十三名ぐらいフェローシップで受け入れておるわけなんで、その一つだけとってもそのぐらいになるわけなんですけれども、しかし、これも今後、やはり民間団体でもずいぶんそういうことを痛感して、財団をつくって受け入れよう...全文を見る
○松前達郎君 まあ、その四万円の二百名というのは、数は――数といいますか、金額としては少ないんですが、これはだんだん努力してふやしていく方向であろうと私は拝察いたしますけれども。  それからもう一つ、これちょっとおかしな問題なんですが、たとえば奨学金を学生に与える場合、奨学金の...全文を見る
○松前達郎君 これは新聞によりますと、外国の学校修了者四十三名、うち外国人二十七名と、こういうふうになっているんですがね。これは留学生が共通一次を受けるという問題については、前にたしか問題になったんじゃないかと思うんですね。それで、それについて共通一次試験を行うときの一つの問題と...全文を見る
12月22日第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第1号
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○松前達郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。