松前達郎

まつまえたつろう



当選回数回

松前達郎の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第104回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○松前達郎君 最初に、ただいまのガット一般協定に関連した質問をさしていただきたいと思います。  まず最初に、今、経過について多少大臣から触れられましたけれども、日米皮革交渉がずっと行われてきたわけなんですが、その経過、とりわけ譲許の部分との関連とかいろいろあると思いますので、そ...全文を見る
○松前達郎君 その経過の中で日米皮革交渉でアメリカ側がアメリカの法律、不公平貿易に関する報復措置に関する法律がありますね、三百一条、これを発動するという意思表示が行われたようにも聞いておりますが、そういうことも多少圧力としてあったのかどうか、それについてお伺いしたいと思います。
○松前達郎君 報道によりますと、そのときに総理の親書がレーガン大統領あてに送られて、その結果アルミの関税とか、そういったものが大幅に引き下げられる、こういうふうな譲歩が行われたというふうに報道されていますが、これは事実ですか。
○松前達郎君 今回の附表といいますか、附属する表を見てみますと、物すごく膨大ですね。厚さにして三センチぐらいあるんじゃないかと思われるぐらいですね。この全体をずっと見てみますと、相当の量の細かい取り決め、それぞれの品目について挙げられているわけなんですが、その中から今回無税という...全文を見る
○松前達郎君 まあ、表が非常に細かい品目にわたっておりますから、これを一々私も全部とても見る時間はありませんが、一言で言いましてガットに提訴されるような内容のものですね。例えば数量制限をかけるとか、そういったような問題が恐らく今後も問題になり得るだろうと私は思うんですが、今回皮革...全文を見る
○松前達郎君 まだ二十三品目ということでございますが、その中で大きな部分としてはやはり農水産物が今後の問題になる可能性のある問題だと思うのですね。現在既に農産物の自由化交渉が進められてきていたわけですが、これがタイムリミットがもうやってくるということですね、もうやってきたんですか...全文を見る
○松前達郎君 これは恐らく基本的な問題として考えた場合、非常に重要な問題だと思うのですね。今、ちょうどアメリカの週刊誌が、表紙に「ライスウォー」というタイトルでもって、出ているわけですね。中を見ますと余っているところにはたくさんあるけれども、ないところには全然ないというふうな、そ...全文を見る
○松前達郎君 それでは、もう一つだけこれに関連しまして、結論的に、今回の措置によって、すぐではないにしても、近い将来ですが、日本の皮革関連産業にこれがどういうふうな影響を及ぼすであろうか、この辺の予測はついておりますでしょうか。
○松前達郎君 ちょっと今聞き漏らしたんですが、現在の輸入実績、それが今度六〇%の境目がありますね、輸入の関税ががくんと上がるところがありますね、量をオーバーした場合。それとの関連はどうなりますか、それ以内で今あるのか、あるいは実績がもうはるかにそれをオーバーしようとしているのか、...全文を見る
○松前達郎君 それでは次に移らしていただきます。  非常に、最近国際情勢が一カ所じゃなくてあらゆるところで大きな変化なりあるいは問題を提起しつつあるわけでありますが、とりわけその中でリビアの問題がやはり大きな問題じゃないかと思うんです。これは石油の輸出国でもあるし、そういった関...全文を見る
○松前達郎君 今の外務大臣がおっしゃった中で、アメリカ側の主張としては自衛権の行使であるということを言っているわけですね。これは確かにそう言っていると思うんですが、本来自衛権というのは、自分の国に対する攻撃を指して自衛するということをいうのか、こういうふうな軍事行動をやっている、...全文を見る
○松前達郎君 リビア側の方はシドラ湾が自分の領域であると言っているわけですね、まあこれはリビア側の勝手な解釈と言えばそれっきりかもしれませんが。それに対して侵入をされているというのは自衛権行使して差し支えないということに準じて考えられる、そういう面もあるんですね。アメリカの方は官...全文を見る
○松前達郎君 このリビアの問題については、これはごく最近起こった問題ですから、しかも重要な問題と思いますので、恐らくこれはどうでしょうか、東京サミットあたりではこういうのは話題になる可能性はありますか。
○松前達郎君 これが鎮静の方向に向かってくれれば非常にいいと思うんですけれども、どうやらまだまだどう展開していくか予断を許さないような感じもするわけですね。  話が全然変わってくるんですが、SDI問題がいろいろ今言われているんですけれども、SDIに参加するかしないかという問題、...全文を見る
○松前達郎君 ワインバーガー国防長官が企業の研究契約へ参加を期待するというふうなことも言っていますね。その反面、今度逆に国防総省の方では、日本の先端技術に余りアメリカが頼ってはいけないんだというふうな、一言で言うとそういう議論が行われている。エレクトロニクス技術に関して、兵器の一...全文を見る
○松前達郎君 海外援助というのは、これは何もフィリピンに限ったことではないわけですから、特に開発途上国に関しては受け取る側がすっきり整備されたシステムの中で受け取っているように私は余り解釈していないんですね。我々経験がありますが、例えばマニラ湾に我々の船を持っていきますと、それを...全文を見る
○松前達郎君 その辺ひとつ十分検討していただきたいと思うんですね。資料としてまたほかの方からも出てくるかもしれませんので、それももしか出てきたら取り寄せられて検討された方がいいような気がいたします。  前にも私委員会で申し上げたんですが、対外援助というものはすべてお金というのが...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃったことが推進されていくことを希望するんですが、とりわけ基本的にはやはり教育機関というものが、それを担当していく部面と、それから訓練機関ですね、いわゆる技術訓練、そういうものが担当する分野と、いろいろあると思うんです。しかし、基本的には、長い目で見るとやは...全文を見る
○松前達郎君 東京サミットを開催されて、最近交通渋滞まで起こすぐらい相当厳重な予備警戒といいますかね、こういうものが行われているんですが、せっかく行うんですから成果はもちろん出ることを期待するんですが、そういった面でも余り事件がないようにしなきゃいけないと思っているんですけれども...全文を見る
○松前達郎君 漁業交渉の今までの経過を見ますと、平行線をたどって、交渉結果で平行状態でずっときているなんというのはないんですね。毎年毎年下がってきて、いずれゼロになってしまうんじゃないかと、そういうふうな感じを持っておるんですが、ゼロにするのがソ連側の目的かもしれないんですけれど...全文を見る
04月22日第104回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○松前達郎君 まず最初に、日ソ租税条約に関連したことなんですが、租税条約というのは大体内容が、各国と条約を結ぶときの内容といいますとほとんど似たような内容を持っておるわけなんですね。二重課税の回避とかそういうものを含んでいるんですが、このほかの国でまだ日本としてこういった条約を結...全文を見る
○松前達郎君 これは、中国は結んでおりましたでしょうか。
○松前達郎君 それから、在外公館なんですけれども、これもまた以前にこの委員会で私の方からスペインの方に何らかのこういった機関を設ける必要があるだろうと。と申しますのは、進出企業が非常に多くなったわけですね。ですから、そういう意味も含めて要望があったわけでありますが、今回これが設置...全文を見る
○松前達郎君 今後、恐らく日本の国際的な経済の関係からいろいろとそういった要望が出てくる可能性があると思うんですね。予算の都合があるかもしれませんけれども、できるだけそういう要望が強いところをひとつ検討対象にしていただければと、こういうふうに思います。  そこで、きょうは、あと...全文を見る
○松前達郎君 SDIというのは、これは私の解釈ですが、先端技術を駆使した兵器の組み合わせなんですね。ですから、この研究開発にもしか参加することになるとすれば、SDIシステムそれ自身に参加することではないとはいいながら、やはり兵器の開発というものに手をかすということになるんじゃない...全文を見る
○松前達郎君 一般論でなくてもいいですから、お考えがあればおっしゃっていただければと思うんですが。
○松前達郎君 二つの考え方があるんですね。恐らく今おっしゃったような参加するしないというのは将来決まることでありましょうけれども、一つはSDIそのものの研究開発に参加する、いわゆる共同して研究を推進するという参加の問題ですね。それからもう一つは、現在ある日本の先端技術を供与すると...全文を見る
○松前達郎君 その辺の解釈、これからまたいろいろと論議があるんじゃないかと思いますが、それについてはこのぐらいにしておきますが、実際どうなんですか、安倍外務大臣、SDI構想というのは有効であって必ずこれができ上がるというふうに確信を持っておられますか。
○松前達郎君 そうしますと、SDIに対する研究参加というのはシステムの研究に参加するんですか。
○松前達郎君 その辺がまだ恐らく調査団の結論といいますか、調査結果というのをごらんにならないとわからないとおっしゃるわけですが、はっきりしておかなければならないのはSDIそのものに参加するのか、SDIそのものというのは構想である、構想であるんだったら構想の現実化のために日本がそれ...全文を見る
○松前達郎君 非常にまだ漠然としていて対象がはっきり決まるようなことではないように思うんですけれども、研究参加というと非常に漠然たるものがあるんですね。諸外国の参加の状況、これが特徴があるわけですね、それぞれ、西ドイツとそれからイギリスではまた全然違う内容で参加をする。これについ...全文を見る
○松前達郎君 今大きく分けて二つの参加の仕方があるように思うんですが、もし日本が参加するようになった場合、私自身は参加する必要はないと思うんですが、もし参加するようになった場合に、例えば西独方式をとるとすれば、これは民間の参加ということになるわけですね。そうなりますと当然企業とし...全文を見る
○松前達郎君 いや、検討の最中はわかっているんです。そして、恐らく参加するかしないかをそのうち打ち出さなきゃいけないと思うんですね。そのときに参加の仕方がいろいろある。西ドイツの方式であれば当然企業が何らかの保護を受けなきゃいけない。参加するなら、そういうことが言われているんです...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、決定待ちということですね。決定したら仕方がないから考えよう、こういうことになるんだろうと思うんですが、それじゃその問題はそれでいいですが、もう一つの方式の政府参加ということになりますと、一体これはどこにメリットがあるのかという問題が出てくるわけですね。...全文を見る
○松前達郎君 そうだろうと思いますが、時間も大体参りましたから、最後に大臣にお伺いしておきたいと思います。さっきもちょっと申されましたけれども、四十四年の五月の国会決議があるわけですね、我が国の宇宙開発に対してはこれは平和目的に限って行うんだと。確かにその筋で今日まで宇宙開発が行...全文を見る
05月12日第104回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号
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○松前達郎君 研究交流促進法案に関連しまして若干の質疑をさせていただきますが、私自身も実はかつて科学技術会議の専門委員でもありましたし、研究業務等もずっとやってきた経験も持っておりますから、この法案については非常に注意をしておるわけでございます。  そこで、いろいろと委員会で今...全文を見る
○松前達郎君 今、長官がおっしゃったことはそのとおりだと私は思うんです。最初の本来の目的、基本的な目的はそこにある。これは私どももいろいろ体験もしているんですが、国家公務員あるいは特別公務員も含めてでしょうが、国の研究機関が比較的がんじがらめになった中で研究を自由に展開していこう...全文を見る
○松前達郎君 原則的には、原則というか積極的に公開するというふうに私ここで理解をしておきたいと思いますが、特許を取るということは公開してしまうことになりますので、特許がおりる前は周知の期間を除いて公開にするものではない、これは当然の話だと思います。  また臨調を例に挙げるんです...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、余り神経をとがらして一般公務員とは何かというふうに考える必要はないというふうなことだろうと思うんですが、研究公務員というのがありますね、そういう区分が。それから教育公務員、こういうふうな区分があると思うんですけれども、研究公務員というのは一体どういう範...全文を見る
○松前達郎君 給与法の方で仕分けをするということをおっしゃったと思うんですが、またもう一つ、これまた答申の中から引用しますが、国立試験研究機関という名称が使われますね。これは一般的に言うとすぐわかるんですけれども、細かく言って国立試験研究機関というのは一体どういうものを指している...全文を見る
○松前達郎君 またさっきの新聞の方に戻りますけれども、この記事によると、皆さん集まりまして、五十八年ごろから通産、農水、建設、厚生、運輸、郵政、環境の各省庁が官民の交流を図る研究会を発足させて研究を始められた。これは非常に結構なことだと思うんです。こういうふうな状況の中で、当初、...全文を見る
○松前達郎君 今長柄さんがおっしゃった経過ですが、確かにこの記事の中にも「「法案に検討中の項目」と題する文書」を科学技術庁が各省庁に提示をされたということが出ておりますが、「今年二月六日付の四度目の文書までは、防衛庁関係は含まれていなかった。」、こういうふうに書いてあるのですね。...全文を見る
○松前達郎君 可能なものとおっしゃいましたけれども、九九%不可能であったらやはり九九%は発表しない。可能であるかどうかというのはどういう段階で、どういう基準に基づいて判定をされるのですか。
○松前達郎君 もうちょっとお伺いしたいのですが、今の大学校の場合は、これは恐らく基礎的な研究といいますか、純学術的な、そういう研究対象を選ばれている方が非常に多いのだと思うのですね。ですから、これは当然発表するのがほとんどじゃないか、これは私もわかります。技術研究本部なんですね、...全文を見る
○松前達郎君 恐らく応用研究といいますか、それが主体になるのがこれは本来の研究所の姿であろうと私思うんですが、防衛庁設置法の中でははっきりそれがうたってあるわけですね。「装備品等の規格の統一及び研究開発」それからそれに関連する「技術的調査研究、設計、試作及び試験の委託に基づく実施...全文を見る
○松前達郎君 そうなりますと、さっきお話があったように、実用化、これが主体、あるいはそれに伴う多少の基礎研究ということになるんですが、ちょっとそこで問題が出てくるんですね。  私は、今回のこの法案について、研究交流促進を行うというときに中心となってくる内容というものは一体何かと...全文を見る
○松前達郎君 法律上そういうふうな解釈であるのかどうか、それをお伺いしたのではなくて、秘密を守る義務というのが前衛隊にはあるんですね。これはもう法律で決められております。この場合、例えば研究上の秘密も防衛上の秘密として当然対象になってくると思うんです。研究者が、今私たちはこういう...全文を見る
○松前達郎君 どうもさっきから私が申し上げると、防衛医科大学校とそれから防衛大学校のことばかりおっしゃるんですけれども、こんなことはいいんです。私も大学の一員ですし、そんなことは十分わかっていますから、その点はもう結構でございます。  今私が問題にしているのは純然たる研究、いわ...全文を見る
○松前達郎君 何か防衛庁だけが堂々と交流をする、自分の方も出してくる、向こうからももらいたい、情報も含めてですね、そういうことじゃなくて、どうも参加していってお茶飲み話でいろんな情報を集めてくる情報収集のために参加するだけのような気がするんですが、今お伺いしていますと。それだと余...全文を見る
○松前達郎君 共同研究は現在ないというのは、理由はやはり守秘義務からくるんですか。それとも共同研究するような相手がないというのか、相手からしても全然効果がないと思われているのか、どうなんでしょうか。
○松前達郎君 余りやるような性格のものがないということに私解釈したいと思うんです。  それからもう一つ、委託研究ですね。これは民間などに恐らく委託研究出しておられるはずです。これについては、訓令かなんかで非常にまたやかましい守秘義務といいますか、そういうものが附帯としてくっつい...全文を見る
○松前達郎君 委託先は、これはもう民間ですね、恐らく。民間に委託された、こういうふうに解釈してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 ちょっと細切れで質問して申しわけないのですが、その内容としては、恐らく私はいわゆる装備ですね、いわゆる兵器と言っていいと思うんですが、これに関連した委託研究じゃないかと思います。ある程度内容を私も知っていますけれども、ここで具体的に一つ一つ言うつもりはございません。...全文を見る
○松前達郎君 制約されていたいろんなものがあって、今までずっと研究促進について見渡してみるとそういうものがまずネックとしてあるから、その部分だけをまず取り除いていくんだというのは私は結構だと思っているんです。ですから、そうであれば基本法的なものをつくった方がいいじゃないか、これは...全文を見る
○松前達郎君 くどいようですけれども、法案はそうなんですよ。政府の皆さん方のお考えが、この法案が通ればSDI参加のときうまくこれを使えるんじゃないかとか、そういうふうなことが皆さん頭にあって、そんなに皆さん頭いいかどうかは別ですが、とにかくそういうことで決定を延ばしておられるんじ...全文を見る
05月15日第104回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○松前達郎君 ただいま趣旨説明がございました三件のうち、ILO関係の二件、これについては大して問題はないんじゃないか、こういうふうに私は理解をいたしておるわけでありますけれども、それはそれといたしまして、これは外務大臣にお伺いいたしたいんですが、もう既に国会においても何回か核実験...全文を見る
○松前達郎君 一挙に直ちにこういう問題が解決できないというのは、全くおっしゃるとおりだと思うんですが、しかし、やはりどこかでこのジャンクションがなければ、話し合いが始められなければ、これはいつまでたっても同じでありますから、米ソが一番中心になると思いますが、そういった両国が話し合...全文を見る
○松前達郎君 そこで、もうこれはお聞きになったんじゃないかと思うんですが、ソ連のゴルバチョフ書記長が国営テレビのニュース番組で二十五分ほど演説をいたして、その内容として、今回のチェルノブイル原子力発電所の事故に関して触れていたと思うんです。これは現地時間ですと、昨日、日本だとけさ...全文を見る
○松前達郎君 米ソ会談ですから日本がどうやれこうやれということは言えた義理はないわけですね。これは当然ですから今おっしゃったことも理解はできるんですが、広島という場所を挙げながら、多少これを意識しながらヨーロッパのほかにつけ加えているというのは多少の見方の変更が少し伴っているんじ...全文を見る
○松前達郎君 政府としてはその程度になると思いますね。そこから先はもう申し上げません。ただ、広島というのが意識的に入っているものですから、これは意識的に入れたのか、あるいは八月というのにひっかけて、原爆記念日といいますか、それとのかかわり合いを考えてそういうふうに言ったのか、それ...全文を見る
○松前達郎君 その問題は、その後日ソ間で事務レベルで恐らく話し合いがある程度進んでいるんじゃないかと推察をするんですが、これは多分欧亜局長とカピッツァ外務次官との話が行われているんじゃないかと思うんですが、その点いかがですか。
○松前達郎君 どうもその辺が問題なんで、考え方によってはソ連側はこの問題は高度の政治的な問題であるから政治レベルでの問題として取り扱いたい、こういうふうに考えているんじゃないかと私は思うんですね。そうなりますと、やはり大臣同士の話し合いあるいは担当の最高責任者同士の話し合いという...全文を見る
○松前達郎君 できるだけ早くということは私申し上げたんですが、今まで安倍外務大臣一生懸命やってこられた日ソ間の問題があるわけですね。ですから、やはりそこまでいかないとそれの仕上げができないんじゃないかという気もするんです。外務大臣が次はかわるということを言っているんじゃないですよ...全文を見る
○松前達郎君 恐らく医療の問題が出てぐるのはこれからの問題だと思うんですね。今までは緊急措置の方に忙しくてとてもそこまで回らない。実態がだんだんわかってくるに従って医療について出てくるんじゃないかと私は思うんです。ですから、まだ、今おっしゃったことはこれから十分協力態勢をとる可能...全文を見る
○松前達郎君 それは協定の中の文章なんですが、ちょっと質問の仕方が悪かったと思うんですが、それじゃ例えば核燃料とかあるいはなんというんですか、燃料だって固体化した燃料、粉末を固体化した燃料がありますね。そういったような具体的な対象物をひとつ教えていただきたいんです。
○松前達郎君 核燃料というのは、これは例えば日米の協定とかその他の国の協定でございますね。その中で提供国、もとのウランの提供国といいますか、核燃料の提供国との協定の中にこれを他に持っていっていいとか悪いとか、そういうのは入っていなかったですか、他の国に移動してよろしいとかそういっ...全文を見る
○松前達郎君 その条件を踏まえた上で第三国へ締結国から提供された核燃料物質、それを移転してよろしいという、例えば日本でウランを濃縮いたしますね、そしていわゆる燃料にいたしますね、そういった燃料が日本の原発で使うんなら提供国との間の協定によってそれはオーケーだけれども、それを日本で...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、あくまでも中国から例えばウラニウムの提供を受けたら、そのものについては中国にまた戻してもいい、その間の二国間のやりとりなら一向差し支えない、こう理解していいですね。まあこれは当然だと思うんですけれども。
○松前達郎君 例えば再処理とかそういうものについてはこの規定に入っていない、別に定めるということになっているんですね。ですから、協力体制はないけれども中国の核燃料物質を日本が再処理をするとか、そういうことが対象になり得るかどうかということが頭にあったものですから、それでちょっと質...全文を見る
○松前達郎君 それから、もう一つだけお伺いしておきたいんですが、中国で現在計画をしている、あるいは建設中の原子力発電所が幾つかあるわけですね。その中で今日まで我が国から原子力発電所の器材として、例えば圧力容器とかそういうもので現に輸出されてもう既に使用すべくその態勢に入っていると...全文を見る
○松前達郎君 それはもう発注する予定ですか。発注になったわけですね、それで製造を開始したということですか。
○松前達郎君 そうしますと、それが中国へ行って実際に組み込まれていくというのはこの協定が発効した後じゃないとできないのか、それともこれと関係なしにもう既に今さっきおっしゃったように条件をつけてということですから、それでもう可能になっているのか、もう一度そこをはっきりしておきたいと...全文を見る
○松前達郎君 この原子力の平和利用における協力のための日中協定なんですが、今回この協定は今までの協定と違うところがあるんですね、大きな基本的な問題で違っている。それはどういうことかといえば、いわゆる中国側の原子力開発技術の方が要するに日本よりも劣っている部分がある。劣ると言うとち...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、第三回の日中閣僚会議ですか、ここで中国側が提案してきたということじゃなくて、両者で同時提案というのですかね、そういう格好になるのですか。
○松前達郎君 この辺のいきさつが、またこの協定に関していろんな判断をする面で非常に重要だと思うんで、今お伺いをいたしたわけであります。  それでは、次に移りますが、私が日ごろ大臣に申し上げており、またSDIだということになるわけですが、これはSDIに関して私自身非常に興味を持っ...全文を見る
○松前達郎君 議論の余地はうんと残しておいていただきたいんですが、今、技術的な説明が理解できると、技術的という言葉の意味が大臣の使われた意味と私とは違うかもしれませんが、閣僚の中で技術的にわかるなんという人はいないわけですよ。いたら大変なことになる。ですから技術的なことはやっぱり...全文を見る
○松前達郎君 科学技術の専門家だというふうに報道されているものですから、また同時にイスラエルのSDI参加問題で大きな役割を果たした人材であるということですので、当然SDIに関することをいろいろ意見を言われたんじゃないかと私推察をしたものですから、お伺いをいたしたわけなんです。 ...全文を見る
○松前達郎君 公開はしない、だけれども、中には情報が漏れて報道されている面もありますね。ですから、恐らく正式な公開がない限り研究する必要はないんだというのだったら、これからSDIに関する研究はできないですよ。その辺いかがですか。
○松前達郎君 その結果としていろいろ問題があることを恐らく御存じだと思うんですね。具体的な点でいろいろ出てきているはずです。ですから、先ほど今後のスケジュールを大臣にお伺いいたしたんですが、やはり相当慎重にこれらについては検討されることを要望をいたしたいと思います。  しかも最...全文を見る
○松前達郎君 簡単に言えばそうかもしれませんが、例えば大学あたりの学者がこれに参加したいというのは、これは研究費を欲しいからなんですよね。SDIそのものに大賛成で、それじゃ研究費を自分で捻出してまでもそれに参加するかというと絶対しない。やはり研究費というのは、アメリカの大学あたり...全文を見る
○松前達郎君 そういうふうにお願いしておきたいんです。  さて、また話題が変わるんですが、ニュージャージーですね、この問題について、差し上げた通告にはなかったんですが、これについてちょっとお伺いしたいんですが、これは、実は昨年日本に寄港するといっていたんですが、それが延びている...全文を見る
○松前達郎君 訓練をするということについてのステートメントは出ているんだろうと思うんですね、計画があるということは。それで、その際日本のどこかに寄港させたいという希望があるようですね。ですから、寄港するということが決まっているわけではないと言えばそれきりなんですが、さて、こうなり...全文を見る
○松前達郎君 まだ決まったわけじゃないとおっしゃれば、そういうことですからそれ以上のことはないわけですけれども、仮にこれが日本海でやって、しかも挑発的な意味を持った訓練であるとすると、これは我々としては神経を使わなきゃならない、こう思うんですね。砲艇外交という、前にこの委員会で、...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと寄港ですね、これについては外務省ですか。
○松前達郎君 この問題はそのぐらいにしておきます。またニュージャージーが来てからにしたいと思います。  もう一つだけ最後にお伺いいたしておきたいんですが、これも非常に新しい事件ですが、ジャカルタの砲弾事件というのが起こりましたですね。これもやはりサミットの声明に対する反発だとい...全文を見る
○松前達郎君 今のは新聞に全く同じことがありますからわかっておるんですが、この事件についての解釈ですね、これをお伺いしたかったんです。これはサミットにおけるリビア問題と関係がありそうだと外務省はとっておられるかどうかということです。最後にそれをひとつお聞かせ願いたいと思います。
05月19日第104回国会 参議院 科学技術特別委員会 第11号
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○松前達郎君 規制法関連の質問を今からさせていただくわけですが、まず最初に、原子力発電に関連して、エネルギー生産の状況を大まかに私自身も把握をしておきたいと思うので、その点についてお伺いをいたしたいと思うんです。  現在の原子力による電力生産、この状況、パーセンテージは恐らく二...全文を見る
○松前達郎君 現状での原子力発電のコストはどのくらいになるんでしょうか。
○松前達郎君 かつては十一円とか十二円とかそういう時期もあったと思うんですが、十円程度。それと、電力生産は何も原子力だけじゃないわけですから、火力発電ですね、これもちょっと資料があったら教えていただきたい。火力発電のコストというのは一体どのくらいですか。
○松前達郎君 今後の石油価格、原油価格ですか、これの変動というのはこれは予測ができないわけですし、それにまた絡んできているのが円高の問題ですね。こういうものが絡んでいますから、この辺の数字は恐らく相当フラクチュエーションがあるんじゃないか、こう思うんです。だけれども、大体そう余り...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃいました電力の必要性についての伸びですね、これは経済の状況その他からの影響というのは非常に大きいと思うので、これもまた今のような状態で経済が推移していく場合、また数字が多少は変わってくるだろうと思うのですが、さてその中で、原子力発電については一体将来どの辺...全文を見る
○松前達郎君 そうすると、特別、我が国としての原子力発電における電力生産のパーセンテージのリミットというのは設けない、あるいはさっきおっしゃいました数字の中に三五とかそういう数字がありますが、三〇%あるいは三五%ぐらいが大体我が国には適当な数字であるというふうに判断されているのか...全文を見る
○松前達郎君 まあパーセンテージをここでおっしゃるわけにいかないと思うので、これはこのくらいにしておきますが、私自身の考え方ですと、原子力発電がいい悪いというのはこれは別においておきまして、現在、電力生産を原発に頼るとするならば、原発そのものが持っているいろんな条件がありますね、...全文を見る
○松前達郎君 規模は大体わかりましたけれども、その施設がもしかできたとすると、今おっしゃったのは投入金額でありますね、それの運転経費がありますね、運転というのか施設を動かしていく経費、これはどのくらいですか。
○松前達郎君 再処理するのにかかる費用、それからもう一方、違う考え方でいいますと、使い捨てというんですか、再処理しないでそのまま使い捨ててしまった方が安いんだとかいろいろな考え方が、これは各国違うと思うんですけれども、やはり多少経費はかかっても再処理して使った方がいい、もしくは、...全文を見る
○松前達郎君 価格にそう差がないということですね。原材料といいますか、例えば天然ウランの入手あるいは核燃料の入手、こういうものがある程度大量に入手できる保証があれば、どうなんでしょうか、私はそこの問題というのはおのずから解決していくと思うんですね。ですから一言でいえば、それがない...全文を見る
○松前達郎君 今のソ連のチェルノブイリのことはまた後で多少お伺いしたいこともありますので後に回したいんですが、今いわゆる化石燃料の問題をちょっと申し上げたのですけれども、化石燃料が入手が非常に不安定である、いつどうなるかわからない、そんなことを言っていると、今度は恐らく防衛庁の方...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、商用になっている原子炉、通産の方の管轄下に入るような原子炉についての検査、これについて特に溶接だけ例えば例に挙げた場合、これはどこがやるんですか。メーカーに全部一任ということになるわけですか。
○松前達郎君 細かくなりますけれども、溶接の検査、科学技術庁で今までやっておられた検査の内容というのは、一体具体的にはどういうことをおやりになっておられますか。
○松前達郎君 それは全体からいくとそうですけど、今例えば溶接検査一つ挙げますと、書類的にやっておられるのか、それとも実際にエックス線検査とか超音波の検査とか、そういうものも器具を持っていって具体的に当たって溶接部分を検査されているのか。どうしてこういうことを言いますかというと、ど...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、一応すべての分野で技術的な面も含めた検査を行っておられるというふうに私、今お聞きしたわけですけれども、これを今度は外に出すということになる。科学技術庁じゃなくて民間業者がやることになりますけれども、恐らくやるとなれば同じことを全く同じような仕様に基づい...全文を見る
○松前達郎君 それは通産省の方がお出かけになってやっておられるのか。
○松前達郎君 専門機関、信頼置けるんでしょうね、その辺の。これは結構です。  そういうことで、今後、民間の方にその検査が回っていくわけですけれども、これの検査、これはいわゆる商業としてやるわけですから、やはりなかなかがっちりとした検査の条項その他すべてを含めての厳守が行われるか...全文を見る
○松前達郎君 よくいろいろな週刊誌などに、無拘束限界値以下のものは産業廃棄物並みに処理できる、一般的な工場から出てくる産業廃棄物並みにこれは処理するというなら、何も業者は関係ないわけですね。どこでも廃棄をする業者だったら構わないということになるんですね。その辺が問題だというふうな...全文を見る
○松前達郎君 いろいろな手段でもって情報が直接、しかもはっきりとコントロールする立場の人のところに入ってくる、これはいろんな工夫が必要だと思うんです。ところが、一人でもしかそれやっているとすると、その人が居眠りしていたら終わりになっちゃうので、あるいは判断の仕方が悪いとまた終わり...全文を見る
10月09日第107回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○松前達郎君 外務大臣御就任後最初の委員会だと思いますが、世界情勢もどうやら大きく変化をしようとしているように見受けられます。非常に変動が激しい情勢の中で、外務大臣としてこれから外交を責任を持ってやっていかれるわけでありますから、これらについての御尽力に対して私どもも期待をいたし...全文を見る
○松前達郎君 前進するといいますか、やはり会談をせっかく持つ以上何らかの一歩前進がなければこれは意味がないわけですから、私自身もそれに大いに期待をしておるわけなんです。  さて、ちょっと話は変わりますが、日ソ間の問題で、国家レベルでの文化交流というのが始まるわけですね、これから...全文を見る
○松前達郎君 今の話と関連するんですが、今、北方領土の返還というふうな表現を我々は使っておるわけなんです。領土の返還という表現と、それからもう一つ、ソ連側が言っている表現だったと思うのですが、国境の画定についてというふうな表現をソ連側が使ったこともかつてあったと思うのですね。です...全文を見る
○松前達郎君 実態というふうにおっしゃったんですが、これはもう日米貿易摩擦のとき、アメリカが日本に言っていることでして、言葉じゃなくて実績で示せということと同じだと思うんですが、実態といっても、その内容について日本側が、我々の方がこれだったらいいだろうというふうな提案が、ソ連から...全文を見る
○松前達郎君 その問題についてはこのぐらいにしましょう。余りはっきりする必要は、ここの場ではないんじゃないかと思うんです。  それから、先ほど民間のレベルでの文化交流のお話を申し上げて質問させていただいたんですが、私自身も民間交流団体の理事長もやっておりますし、いろいろと交流を...全文を見る
○松前達郎君 ビザの発給については、例えば先端技術の直接の担当者ですとか、こういうものについてはある程度わかるんですけれども、そういう現場と余り関係ないような人でも制約を受けている場合が非常に多いんですが、何かルールを内部でおつくりになっておられるんでしょうか。
○松前達郎君 ビザの問題は、今おっしゃったようなことで以前からそういうふうにやっておられますからわかるんですけれども、事務的手続等が促進できるものについてはできるだけ早く発給をするということでぜひお願いできれば、適当でないものは別ですけれども、適当なものについてはそれなひとつ要望...全文を見る
○松前達郎君 それから、核戦略の問題について、これはSDIの問題とも関連がありますのでお尋ねを申し上げたいと思います。  まず最初に、基本的な考え方として我が国の非核三原則、これについてはもう何回も大臣がおかわりになるたびに私は確認をいたしておるわけでありますが、倉成外務大臣と...全文を見る
○松前達郎君 今の基本的なお考えをお伺いしたわけですが、私も全く同感なんですが、お手本を示すというわけじゃないんですけれども、我が国の場合は非核三原則という立場を堅持していこうという国民の意思があるわけですね。ですから、そういったようなことから例えばニュージャージーみたいなのが、...全文を見る
○松前達郎君 SDIに今お触れになったわけですから、SDIに関連してちょっとお伺いをしておきたいと思うんですが、研究参加を日本は決断をしたわけですね。大分時間がかかりました。安倍外務大臣の当時私もその点については慎重な検討が要るんじゃないか、あらゆる角度から検討すべきであると申し...全文を見る
○松前達郎君 企業の参加という問題が出ますと、やはりそれに関連して研究情報等の守秘性の問題といいますか、秘密の問題とか、あるいは開発をされた技術がそのSDI以外には一切使われない制約を受けていくとか、いろんな問題が出てくるわけです。果たして、そういう制約がある中で企業がそれに参加...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、SDIの研究参加というのはかけ声だけというふうにとっていいですかね。あとやるのは民間企業であり、恐らくこれは政府の試験研究機関はどうなるのか知りませんが、あとはもう民間が適当におやりください、その中でこれだけは絶対にだめだと言われたことはお守りいただけ...全文を見る
○松前達郎君 何かよくわからないんですけども。政府が参加を決定する。そうなりますと、当然政府としては政府の各試験研究機関がございますね。これも相当立派な技術、研究成果を持っているわけですね。こういうものは当然参加するんですか。
○松前達郎君 そうすると、かけ声だけということですね、結論は。いかがでしょうか。その先は全然決まっていないんですか。
○松前達郎君 くどいようですけれども、SDI構想のシステム開発等は含まれないいわゆる具体的な技術開発、例えば宇宙開発にしても、スターウオーズというぐらいですから、やはりSDIと関連するわけですね。SDIの基本的な情報というのは全部衛星から来るわけですから、この衛星を撃破すればSD...全文を見る
○松前達郎君 今大臣がおっしゃった、政府が全体を見ながらそういった円滑な提携ができるといいますか、技術的な開発ができるというふうになったら、SDIそのものの構想について私は反対なんですけれども、方法論としてはある程度理解できるわけなんですけれども。  さて、そこで率直にお伺いし...全文を見る
○松前達郎君 ですから、SDIというのは構想ですからね、あらゆる総合的な先端技術の集大成みたいなものですね。だから逆に考えますと、技術レベルを向上させるという点ではこれはあるかもしれませんね。先端技術が日本の場合すぐれていると見られていますから、それなりに協力をアメリカが求めてく...全文を見る
○松前達郎君 衆議院の方で委員会があると聞いております。
○松前達郎君 それではもうちょっとだけ質問をさせていただきたいんですが、もうSDIの問題はこれでまた別の機会に譲りたいと思います。  大臣が衆議院の方へ行かれましたけれども、政府委員の皆さんでお答えいただければと思うんですが、これはさっき最上委員からも質問の中にあったようですが...全文を見る
○松前達郎君 この際ODAに関して基本的に一遍洗い直しといいますか、やったことを洗い直すんじゃなくて、ODAのあり方ということ、こういう問題をやはり再検討してみる必要があると思うんです。  例えば、前から私は申し上げているんですが、物質的援助だけではなくて、一国の経済を発展させ...全文を見る
11月25日第107回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○松前達郎君 最初に国際小麦協定に関して、さらに食糧援助規約、これらについて二、三の質問をさせていただきたいと思います。  まず最初、これは三十七年前に一番最初の協定ができているわけですけれども、大分時間も経過をしております。恐らく小麦の生産あるいは供給の状況もいろいろと変わっ...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと我々の、日本の場合恐らく非常に大きな関連を持つとすれば海外に対する援助の食糧援助の問題というのが非常に大きく関連してくるし、もう一つはいわゆる安定供給ですね。食糧不足を解消するといいますか、これも慢性的な食糧不足の場合はそうはいかないかもしれませんが、そ...全文を見る
○松前達郎君 我が国としてこの備蓄制度に対しては積極的に推進するという態度で今後臨んでいくのかどうか、その辺をお伺いしたいんですが。
○松前達郎君 これは通告しなかったのですけれども、対象が当然小麦協定ですから外務省の皆さん十分御承知で検討されたというのでわざわざ通告をしなかったわけなんですが、あと幾つか質問をさせていただきたいのですが、食糧援助規約の方ですね。これに関して対象国の選定をするわけですね。しかもそ...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと我が国は現金で贈与をすると、こういうことと伺っているのですが、被贈与国ですね、これは現金を贈与された場合それをもとにして小麦を買い付けるあるいはその他の食糧品を買い付けるわけですね、関連の。これについてはうっかりすると小麦がだぶついているとすればだぶつい...全文を見る
○松前達郎君 その辺の問題、これはODAの問題等いろいろ問題があるわけですね。その選択の仕方とか、あるいはそれに対してお金を出した方の国がそれに口を挟めないとか、いろんな問題があったわけです。例えば小麦の輸出国が主体としてこれによって利益をこうむると、これによってですね。そういう...全文を見る
○松前達郎君 わかりました。  それでは小麦協定に関してはそれだけにしまして、その次に、これは通告を差し上げてあったと思いますが日ソ関係ですね、これについてお伺いをしていきたいと思うんです。  まず最初がゴルバチョフ書記長の訪日問題。これはもう新聞にいろんな情報が出ております...全文を見る
○松前達郎君 好ましい雰囲気というのは私は余り気にしないでいいんじゃないかと思うんですね、先ほど申し上げたとおり。来日されることになれば当然今大臣がおっしゃったようなある程度中身がなければいけない。中身についてはここでは私の方からお聞きいたしませんけれども、ソ連側の方は恐らくこの...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、とにかくドアをあけたということになりますね。これから先どういう分野で具体的に進めるか、今の交流委員会でお決めになっていかれるということに理解いたしました。  もう一つ、今度はソ連じゃなくて、あちこち飛んで申しわけないんですが日中間の問題、これは通告し...全文を見る
○松前達郎君 日中両国間でこれらの投資に関しての保証といいますか、国家レベルでの話し合いの中での保証というか、その時期はまだ早いかもしれませんが、将来ある程度いろんな話が煮詰まってきたときにそういった協定を結ぶというのも一つの方法じゃないか。これはほかの国とはありますね。何かそう...全文を見る
○松前達郎君 中国の場合、非常にローカルに話が進んで、それが横の連絡がないんですね、ですから大変難しいかもしれませんけれども。そういう経済システムができ上がればある程度この話も固まってくるんじゃないかと思います。これはその時点でひとつお考えいただければと思うんです。  また話が...全文を見る
○松前達郎君 じゃ、進行中であってまだその詰めは行われていないということに解釈してよろしゅうございますか。