松前達郎

まつまえたつろう



当選回数回

松前達郎の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第112回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○松前達郎君 まず最初に、先週の二十四日に中国を修学旅行中の高知の高校生の皆さんが事故に遭われたわけでございます。死亡者も多数出たということでございますが、死亡された方には心から御冥福をお祈りいたしたいと思います。  そこで、同僚議員も今触れられたことでありますけれども、まだ事...全文を見る
○松前達郎君 中国側は遺族の補償問題に関して前向きに取り組んでいくという姿勢をどうも示しているというふうに報道されておりますし、やはり今おっしゃいましたように、事故を起こした交通機関というのは中国の国営の交通機関でもありますから、最終的にはやはり国と国とのルートである程度解決を求...全文を見る
○松前達郎君 最近団体の旅行というのが非常にふえていまして、特に中国に団体で行くというのは多いんですね。中国の事情もいろいろあると思いますが、航空機の事故も大分多くなっているようでありますし、また同時に、団体が行きますと民間の、まあ中国の民間というのがあるかどうかわかりませんが、...全文を見る
○松前達郎君 外務省の予算については毎年問題になるわけなんですが、我が国のこれからの外交の展開を考えていきますと、外交の実施体制を格段に充実していくというのがやはり重要な課題じゃないか、こういうふうに思うんですね。  その内容としては、外交予算ですとかあるいはいわゆる定員ですね...全文を見る
○松前達郎君 今ちょっと御質問したことは、いろいろな活動に関してその内容がどんどんふえているということなんですね。電信料が十六・九とおっしゃったわけですが、経済協力費十一倍、いろいろと相当大きな仕事の量がふえてきている。それに対して定員が一・四倍しかふえていない。定員がふえれば仕...全文を見る
○松前達郎君 外国が非常に予算をとって活動しているから、これは一つの例として今申し上げたんですが、特に西ドイツというのは全体を見ても相当外交予算というのはとっているんですね、外交を活発に展開しているんじゃないかと思うんですが。  国際国家日本という看板があるわけですから、その点...全文を見る
○松前達郎君 その辺ひとつ少ない人材といいますか、定員で最大限どういう効果を発揮したらいいのか、これをひとつまたさらに御検討いただいて御努力いただければと思うんです。  五十八年の四月に臨時行政調査会ですね、ここで外務公務員制度改革ということに関しまして答申を行っているわけです...全文を見る
○松前達郎君 最近になりまして、外務省の仕事といいますか、対応しなければならないいろいろな対象がどんどん大きくなって、量もふえますし、幅も広くなってくるという状態だと思うんですね。  日米間の各種の摩擦だけ取り上げても、これは全くプログラムに乗ったように次々と摩擦が絶えないわけ...全文を見る
○松前達郎君 経済協力についてお伺いをいたしたいんです。  政府開発援助、ODAに関して先ほどの御説明の中でも出てきておるわけですが、質と量の問題があるんですね。とりわけこの中で質の問題、これについてはいろいろと議論もあるわけであります。ただ物だけ援助すればいいということじゃな...全文を見る
○松前達郎君 その質の問題の中に、これは私前前から申し上げてきたつもりですが、いわゆる開発途上国が経済的発展をするという基本には産業の問題があるんだと思うんですね。とりわけ工業的な製品をつくっていく、その中で彼らの経済がよくなっていくとか、それでだんだんとレベルが上がっていく。恐...全文を見る
○松前達郎君 それからもう一つ質の問題なんですが、グラントエレメントですね、GE。これの比率、このパーセンテージというのがどうも我が国は低いと言われているんですね。私、外交青書というこの本をちょっと拝見をしてみましたら、後ろの方に実績の一覧表が出ているんですが、グラントエレメント...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと日本は一番びりであるということで、明らかにこの表で出てくるんですね。これはやはり問題だと思うんです。諸外国は割と高い比率で出しているわけなんで、やはりこのGEというものをどういうふうに今後改善していくかという問題ですね、これをひとつお考えにならないと、全...全文を見る
○松前達郎君 そうですね、それ頭張っていただかないと、どうも日本は抜け目がないと、商業ベースが非常に強過ぎるとかそういうふうに言われがちですから、その点はひとつ今後改善をしていただければと思います。  さて、次は在日大使館の問題なんですが、これもまた最近非常に話題になっている問...全文を見る
○松前達郎君 努力をする、ほっておけない、これはわかるんです。  民間では、銀行系列の不動産会社のビルなどを中南米の十数カ国の大使館に安く提供しているという話も聞いているんです。こういうことで考えますと、民間の方がどうも対応が早い、こう言ってもいいんじゃないかと思うんですが、O...全文を見る
○松前達郎君 いろいろ便乗組が出てくると思いますけれども、もしかそういうことで賃貸の対象として大使館に貸した場合、例えば税制面で優遇するとか、そういったような面もひとつお考えをいただきたい。これは要望いたしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○松前達郎君 午前中に引き続いて質問さしていただきたいと思います。  午前中にも外国人労働者の問題の質問があったわけでありますが、最近とりわけこういった外国人労働者の受け入れについての問題がクローズアップされつつあるわけです。先ほどちょっと申し上げましたように、どうやら貿易問題...全文を見る
○松前達郎君 今後検討が続けられていくと思うんですね、単純労働者以外については。  最近の状況なんですが、不法就労外国人の状況、これが非常に目立ってきているんじゃないかと思うんです。とりわけビザが必要なフィリピンなどでは、現地の大使館のチェックというのは非常に手間がかかる、大変...全文を見る
○松前達郎君 一方、ILOの八十六号の勧告、これは移民労働者に関する勧告なんですが、これによりますと、原則的には移民労働者の移動の自由についての勧告をこの中に盛り込んであると思うんです。「労働力の過剰な国からその不足している国への労働力の移動を促進することは加盟国の一般政策でなけ...全文を見る
○松前達郎君 それでは次に、外国人の留学生受け入れに関する問題ですが、これもちょっと宮澤先生のと重複するところがあるかもしれませんけれども、現在外国からの留学生、これは国費と私費とに分かれるわけですけれども、国費が三千四百五十八人、私費が一万八千六百九十六人というデータ、六十二年...全文を見る
○松前達郎君 留学生、実は私も関係しておるわけで、ある機関でいろいろ取り扱ってはいるんですけど、なかなか大変だということはこれは前から言われているんですね。ですから、これもせっかく日本に留学する以上悪い印象を持って帰るということだと逆効果になってしまうんです。  実はどうしてそ...全文を見る
○松前達郎君 では、まだそういう方針が固まったとかそういうことではないという、それは外務省もそういう情報は入っておりませんですね。
○松前達郎君 それから、先ほどから出ております日本語教育の問題、これも大変な計画なんですね。恐らく日本語の教師を養成してそして実施するというのはそう簡単なことじゃないと思うんですけれども、日本語教育といいますと、国内に現在来ている外国人も日本語を習いたいという人はたくさんいるんだ...全文を見る
○松前達郎君 私もよくわからないんですが、毎日テレビを見ているわけじゃないものですから。多分定期的にちゃんとした番組がないんじゃないかと私思うんですが、もしか情報があったら教えていただきたいんです。もしかないとすれば何でだろうかと僕は思うんですね。やはりそういった放送機関というの...全文を見る
○松前達郎君 ぜひそれを、時間を取るのが大変かもしれませんが、何かのチャンスにサゼスチョンをしておいていただければと。まあNHKに直接私の方から申してもいいんですけれども、そういうことで日本語教育、外国にいる人ばかりじゃなくて、日本に来ている外国人についてもやはり日本語教育をやる...全文を見る
○松前達郎君 おっしゃるように、INFの全廃条約は、とりわけ西ヨーロッパに関しては軍事的合理性の面からいきますと疑問が持たれているところがあることは事実だと思うんですね。西ヨーロッパ、西欧では通常兵力をそのかわりに代替しなきゃいけない、その問題が新たにまた大きくクローズアップして...全文を見る
○松前達郎君 アミテージ次官補の発言はこれ一回じゃないんですよね。前にも、内容がちょっと違いますが、同じような趣旨で発言されているわけなんです。  節度ある防衛とおっしゃったんですね、それから軍事大国とならない、これはそういうふうに総理も言われているわけなんですけれども、一体ど...全文を見る
04月12日第112回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○松前達郎君 最初に、条約について幾つか質問をさせていただきたいんです。  まず最初に水鳥の条約ですね、これにつきましてちょっと教えていただきたいことがあるのでお願いしたいと思うんです。この水鳥の条約の趣旨といいますか、基本的な趣旨というものをまずお伺いしたいと思うんですが、ど...全文を見る
○松前達郎君 この条約に加盟している国、その国の皆さんが集まられて定期的に今後会議を開いていろいろ決めていこう、そういうことだと私お伺いしたんですけれども、内容的には、例えば生息地としてどこのところを当てると場所を指定していくのか、もしか指定された場合に、その指定された地域に関し...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、その集められた分担金が使われる主な目的というのは、指定された場所ですとか、それから今の学術的な問題もありましたね、そういうもののために使われるのか、それとも会議運営のために使われるのか、それどっちなんでしょうか。
○松前達郎君 その指定ですね、場所を指定する場合の指定の仕方といいますか、検討を当然するわけですけれども、そのやり方というのは一体どういうふうな仕組みでやられているのか、それをお聞きします。
○松前達郎君 日本の場合、今二カ所おっしゃいました。そうしますと、当然指定された以上この湿地を保全しなきゃいけないわけですね。それには、それにかかわる経費といいますか、こういうものについてはこの条約とは関係ないわけですから、当然その地域が何らかの形で経費を持たなきゃいけない。そう...全文を見る
○松前達郎君 こういった種類の条約は、条約を結ぶことそれ自身は非常に意義があることになると思うんですけれども結んだ後の問題として責任があちこちに生じてくる場合が非常に多いんですね。ですから、それに対する手当てというのが一体どうなっているのかというんで今お伺いしたわけなんですけれど...全文を見る
○松前達郎君 八〇が八五%になるわけですから、逆に引き算しますと八五の場合と一五%のシェア、一五%以上一つの国で握った場合には主導権を持てるわけだ。日本の場合を見てみますと、これは日本一国ではとてもだめなんで、例えばアメリカを除いたとして考えた場合、日独仏で一六・八一、日英独で同...全文を見る
○松前達郎君 今大臣、そういう努力を各企業がされているとお話があったのですけれども、これは大いにしていただきたいと思うんです。  もう一つの方の問題として、南アフリカを初め、アフリカ諸国に対しての関係、これはどうも日本では日本の大臣の皆さん方余りアフリカには行かれない、過去三年...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃいましたレアメタル、これが我が国と南アフリカの貿易の中に入っているわけなんですけれども、これはある意味で言うと、経済的な安全保障上の重要な物資なんですね。特に先端技術等の分野ではこれが非常に欠かすことのできないものになってきつつある。そういうふうなことから...全文を見る
○松前達郎君 レアメタルだけに限って言いますと、備蓄するということでまた南アからがさっと買ったんじゃ、これはもう全然貿易額がふえていきますから先ほどおっしゃったことと逆になってしまうので、備蓄も必要だというので前からもそういうことで行っておりますね。国内生産というのはほとんどあり...全文を見る
○松前達郎君 東芝の問題はこれちょっとアメリカの方の理解が、いわゆる同系列という会社のシステムというものを余り理解していない面があるんですね、大分感情的だったと思うんです。  今でも私思い出すんですが、東芝のテープレコーダーをハンマーでぶん殴って、あれは皆さんも頭に焼きついてい...全文を見る
04月26日第112回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○松前達郎君 オゾン層保護のためのウィーン条約と核物質の防護に関する条約でありますけれども、これに入ります前に、日ソ関係の今後の展望について、短い時間ですけれどもお伺いをいたしたいと思うんです。  まず最初に、今ソ連ではペレストロイカが進行中でありますね。このペレストロイカに対...全文を見る
○松前達郎君 大臣のおっしゃるとおりだと私も思うんですけれども、ソ連の場合、軍部がなかなか頭がかたいという話をソ連に行っても聞かされるわけなので、この辺が一つの今後の問題じゃないか、こういうふうに思っております。  今ちょうど大臣の方からアフガニスタンの撤兵の問題を言われたわけ...全文を見る
○松前達郎君 その文民の派遣なんですけれども、恐らく外務省のスタッフが派遣されるんじゃないかと。新聞報道によると、課長級であるとか、名のり出る人がどうもいないとか、いろんなことが報道をされているわけであります。これらについてはここでは特に申し上げません。どなたかが行かれて十分監視...全文を見る
○松前達郎君 もう一つお伺いするんですが、この会談の際に、グロムイコ氏は日ソ間で政治、経済、文化の面の人的交流の構築がどうしても必要である、こういうことを言っていたわけです。この問題については四月十七日に宇野外務大臣が根室で発言をされたという内容が報道をされておるわけです。その内...全文を見る
○松前達郎君 日ソ関係はそのぐらいにいたしまして、オゾン層の保護条約に関連した問題に入らしていただきたいと思います。  オゾン層保護の問題は、一九七四年にアメリカのカリフォルニア大学のローランド教授からの論文発表がきっかけとなったと言われておるんですが、欧米諸国では既に当時から...全文を見る
○松前達郎君 そういうことだとしますと、因果関係がまだはっきりしていない、余りはっきりとしていないということになるとすれば、かけがえのない地球にとっては取り返しのつかないことが起こる可能性もあるということを憂えなきゃいけないと思うんですね。  今回、我が国が国際的協調のもとに一...全文を見る
○松前達郎君 フロンが確実にオゾン層を破壊するということですね。そういうことがわかっているとすると、これはフロンの生産とか消費、これもできるだけ早く中止した方がいいというふうなことも考えられるわけなんですが、十年後にやっと現在の水準の五〇%に下げるという条約、そういう規制内容にな...全文を見る
○松前達郎君 フロンの生産、これ我が国の場合は大体五つの大企業に限られているんじゃないかというふうに私は聞いておるわけです。ですから、そうだとすれば生産規制による影響というのは案外少ないんじゃなかろうかと思うんですが、今おっしゃったように、それよりもフロンを使用する商品の製造業者...全文を見る
○松前達郎君 我が国におけるフロンの輸出あるいは輸入、この状況は一体どういうふうになっておりますでしょうか。
○松前達郎君 これらの輸出入が一万五千トンと言われたわけですけれども、輸出入の量の規制、これについては今後取り組まれるかどうか、この点いかがでしょうか。
○松前達郎君 一言で言うと、国内でどれだけ消費するか、その消費をなるべく抑えていこう、そういうことになるんですね、今輸出入の問題をおっしゃいましたけれども。
○松前達郎君 フロンについてはそういうことで今後だんだんと規制がされていくということになっていくとすれば、これにかわるべきものをやはり開発をしなきゃいけない、こういうふうに思うんです。これらについてはデュポンが既にその開発に成功しているということも聞いておるんですが、代替品開発の...全文を見る
○松前達郎君 国民の皆さんは恐らく自分たちの身の回りにどれだけフロンが使われているかということは余り知らない方が多いんじゃないかと思うんですね。こういうふうなことになってくれば、確かにフロンを規制するというと消費も規制される、そういうことがやはり一番キーポイントだと思うんですね。...全文を見る
○松前達郎君 その辺努力をしていただいて、国民の協力を得ながらフロンの消費量を減らしていくということが必要だと思うんですね。今後、ひとつその辺努力をさらにお願いしたいと思います。  オゾン層の保護の問題はこのぐらいにいたしまして、次に核物質の防護に関する条約に関しての質問に入り...全文を見る
○松前達郎君 最近電力事情が、需給の問題から見てもかつて想像していたよりはるかに楽になったというふうに私は思っておるわけなんですね、原子力発電がいいか悪いか、これは別といたしまして。  原子力発電そのものが最初に行われたときは、原発の方が安いんだ、経済性がいいんだ、もちろんその...全文を見る
○松前達郎君 まだ、まだというふうにおっしゃったんですが、いずれどこかで逆転するんじゃないかという、これは計算の基礎がいろいろ考え方によって違うということもあると思うんですね。その辺、今後この核物質の防護とも関係がある問題なんですが、再処理ですとかいろんなものが出てきますと、そう...全文を見る
○松前達郎君 だんだん際どくなってきたわけですね。  それはそのぐらいにしまして、核燃料の供給ですね、これの現状、これも簡単で結構ですが、これをひとつ説明していただきたい。
○松前達郎君 これもいずれ日米原子力協定とかいろんなものがあって、この核燃料そのものが大変なひもつきでありますから、移動するにも何にしろ全部監視つきである、監視つきという言葉が適当かどうか知りませんけれども。そういったような状況のもとで今原子力発電所が運転されているわけですね。そ...全文を見る
○松前達郎君 これは、原子力施設の中に保管されているとおっしゃったわけですか。その保管状況は厳重に保管されているのだと思いますけれども、どうですか。
○松前達郎君 プルトニウムが純粋な形でないということはもうわかっておりますけれども、ですから、そのまますぐそれを持っていって何かに使おうといったってそのままでは使えない、やはり精製しなきゃいけないわけですね。特にハイジャック、核ジャックといいますか、こういう問題のときには、使われ...全文を見る
○松前達郎君 電力需給が将来、ペースはかつてのペースではないかもしれないけれどもだんだんと上がっていくと、七十年二・三%とおっしゃったわけで、これは当然の話だと思うんですね。産業活動が活発になればそれだけ電力は必要である。それと同時に、新しい技術がまたどんどんと生まれてくる。超電...全文を見る
04月27日第112回国会 参議院 本会議 第15号
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○松前達郎君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました日米地位協定第二十四条についての特別協定の改正議定書につきまして質疑を行うものであります。  政府は、我が国防衛政策の枠組みとして、平和憲法のもと、集団的自衛権の不行使、専守防衛、非核三原則...全文を見る
04月28日第112回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○松前達郎君 核物質の防護条約に関して引き続き質問をさしていただきたいんですが、その前に、今度総理がヨーロッパに出かけられる。それに際して、またその後にトロント・サミット等も行われるわけですから、その際に日本としての国際協力構想、これをひとつ打ち出したいというふうなことが報道され...全文を見る
○松前達郎君 平和への寄与と繁栄への国際協力ということだ、これを積極的に推進していこうと。言葉だけだったら簡単なんですけれど、やはり具体的に日本が寄与していくべきことというのはたくさんあると思うんで、そういうものをぜひとも総理の方から言っていただいた方がいいんじ ゃないかと私は...全文を見る
○松前達郎君 核ジャックといいますかね、核物質を対象としてのテロ行為、これをテロの材料に使うというこういうことも今おっしゃったわけですけれども、近々ソウルのオリンピック、これも何となくテロの対象となる可能性もあるわけなんですが、このオリンピックに関しては何か日本として韓国との間に...全文を見る
○松前達郎君 核物質について質問に入るんですが、その核物質の運搬に関して、物を移動する最中に核ジャックがあるとか、まあこういうふうな問題も考えられないことはない、映画なんかにはよくなっているんですけれども。核物質を武器としてというか道具に使ってテロ行為を行うあるいはおどかしをかけ...全文を見る
○松前達郎君 これは再処理を依頼ですね、イギリスとフランスですか。これで処理をされたものを今度は日本に持って返ってこなきゃいけないわけですね。この状況はどうなんですか。
○松前達郎君 その持ち返り方ですね、これからいろいろ問題になってくるのは。船で運ぶと非常に核ジャックのチャンスが多い、だから航空機で運んでくる、こういったいろんな運搬手段が考えられるわけですね。これが恐らく今後またいろいろと問題になってくるんじゃないかと思いますが。  さて、そ...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、今後もこの再処理という段階での作業、これは相変わらずイギリス、フランスに将来とも依頼できると、こういうふうに解釈してよろしいんですか。
○松前達郎君 現在我が国で核物質の輸送を行っていると思うんですよね。国際輸送における核物質の種類、それから輸送相手国、輸送の手段、輸送の回数、こういったようなものもお伺いしたいわけなんですが、これはもう簡単でいいですから現状をひとつ御説明いただきたい。
○松前達郎君 この輸送の方法としては船舶による輸送だと思うんですが、どうですか。
○松前達郎君 そうしますと、今度は国内での輸送手段。この回数は今、年五十回あるいは使用済み燃料の場合十回とおっしゃったわけなんですが、恐らくそれに対応する輸送が行われていると思うんです。国内輸送における輸送の際のいろいろな対策ですね、恐らく制約もあると思いますし、この核防護に関す...全文を見る
○松前達郎君 国内の法律が成立した場合には、これらの対策といいますか、防護に関して当事者がやらなきゃいけない、そういうふうになるんじゃないかというふうに聞いているんですが、今お伺いしたところによりますと、輸送に対しては警察とか、海だったら海上保安庁とおっしゃったんですが、それ以外...全文を見る
○松前達郎君 この条約は、国際的な輸送、その最中の核物質についてだけの防護義務を課しているように私は解釈しているんですけれども、これは、条約の趣旨が国際的な協力を求めるということに主眼があるのか、あるいは核物質の強奪等によって生ずる危険というのが国内輸送あるいは貯蔵等にも発生する...全文を見る
○松前達郎君 日本ではウラン鉱というのはほとんど産出しないわけですね。ですから、国内の核物質の輸送というのは、すべて条約の第二条の対象としている国際輸送中の核物質、これに該当するのか、条約による防護の対象とならない我が国にある核物質の輸送、こういうものも考えられると。ちょっとやや...全文を見る
○松前達郎君 この核物質に関する条約、それか らさらに国内法ですね、国内法はほかの委員会にかかっていますが。動燃事業団と製錬事業者が今後核物質の防護管理者になることになるんじゃないかと思うんですね。そうなりますと、核物質防護について国と事業団、あるいは製錬業者あるいはまた電力会...全文を見る
○松前達郎君 その点、原子力発電施設の問題についても、やはり責任の境界の問題、これがいろいろと問題になってきたんですね。必ずしもしっくりいってなかった、今はどうか知りませんが。そういうこともありますから、これは原子力発電所の問題とちょっと違って、相当ほかに影響力が非常に大きい問題...全文を見る
○松前達郎君 そうですね、アメリカでは時々核物質が保管中どこかへ行っちゃったとかいろんなのが報道されているんですね。案外ルーズな面もあるんじゃないかと思うんですが。プルトニウムを盗んで原子爆弾つくろうなんというのはこれは大変な作業ですから、恐らくそう簡単にはできるわけないんですが...全文を見る
○松前達郎君 そうですね。でも、余り細かく規制をしますと、いわゆるアイソトープを使っているところというのはやたらにあるものですから、これが全部そういうことになるとすれば余り厳しく——厳しくしてもいいんですが、そこのところをうまく考えていきませんと大変な手間がかかることになる。です...全文を見る
○松前達郎君 じゃ次に、海外における在外公館の問題で、今回の法案は教育の問題で、教育費の問題が対象となっているわけなんですが、海外における教育というのは、先ほども同僚議員からもいろいろ質問があったわけですが、子女の教育に関しては日本人学校というのが大分あちこち増設をされながらふえ...全文を見る
○松前達郎君 日本人学校の場合、通学できるわけですから比較的経費がかからない。ところが、ボーディングスクールになりますと全寮制ですから、これは食費から何からそちらの方に行かなきゃならない、しかも生活しなきゃならない、こういうことですから相当経費がかかる。もちろん生活のために食事を...全文を見る
05月12日第112回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○松前達郎君 まず最初にお伺いいたしますが、現在日本に駐留しております米国軍隊の米国側の駐留関係費、それからさらに、日本が負担している日本側負担があるはずですが、これの総額というのは一体どのぐちいに見積もっているんでしょうか。
○松前達郎君 ちょっと聞こえなかったんですが、在日米軍の何が含まれていないんですか、装備ですか。
○松前達郎君 今回の特別協定の改定によって在日米軍労務費の総額一千百九十六億三千五百万ですか、このうち日本側の負担が四百十一億三千二百万となる、こういうふうに聞いておるわけですが、負担率は年々増加してきているのは事実ですね。そして六十一年度が一七%、六十二年度が三一%、さらに六十...全文を見る
○松前達郎君 その問題があるというのはどういう点ですか。
○松前達郎君 それはその国によって、例えば日本の場合は安保条約があるからと、他の国の条件とは違うんだとおっしゃるだろうと思うんですが、これはまあ安保条約があれば確かにその範疇では日本側の負担すべきものというのは決めてありますから、当然それは負担ということの行為が行われるのはこれは...全文を見る
○松前達郎君 安保条約の最初の精神が最近どうも変わってきて、日本側は今おっしゃったようなことで条約の精神は変わっていないとおっしゃるかもしれませんが、戦略的な意味からアメリカの世界戦略というのは変わってきていますね、当時と大分時間がたっているわけですから。それで、世界情勢も変わっ...全文を見る
○松前達郎君 「最近の経済情勢の一層の変化」ということですね。前回その協定をつくられたとき、二分の一までというときの理由もやはり同じような理由だったわけですね。これもやはり円高ドル安ということが大きな理由になっておる。「最近の経済情勢の変化」とそのときは表現されました。今度は「一...全文を見る
○松前達郎君 ペルシャ湾直接そのものではないというのは、確かにそういうふうな表現であればそうなるわけですね。ただ、間接的にそういうふうになると私は解釈したから、そういうふうに申し上げたわけなんです。  それで、しかも今おっしゃった中では円高ドル安の問題が主たる大きな理由であると...全文を見る
○松前達郎君 ちょっと苦しくなった答弁ですけれども。というのは、一年たたずして改定してしまうわけですから、だからその期間中であろうと改定できるんですね。これは前例をつくっているわけです。  ですから、そういった意味で例えば円安になった場合にはそれなりの逆の改定があっていいはずだ...全文を見る
○松前達郎君 それはちょっとおかしいんじゃないですか。そうすると、別のまた新たな負担について考えるということですね、また円高になれば。  私が申し上げたのは、円安になった場合にはじゃ戻すかということをお伺いしているんですよ。
○松前達郎君 そうでなきゃちょっと大変な問題だと思うんですね、円高になったらということでは。  しかし、円高がまたさらに進むという可能性もあります。そういうときにはまたさらにこれを前例として改定する。だけれども、これ一〇〇%になっているわけですから、もう改定の数字はそれ以上乗せ...全文を見る
○松前達郎君 それはもう何回も聞いています。地位協定はそうです――地位協定の改定は考えていない。そうすると、地位協定の改定を考えていないとすると、今のこの特別協定、これはもうフルに一〇〇%いくわけですよね、負担のパーセンテージは、五〇%から。そうすると、もうこれで終わりということ...全文を見る
○松前達郎君 もうこれ二十回ぐらい聞いたんですが、現在考えていない。一番無難な答弁だと思うんです。将来は考えるかもしれないというふうに解釈できる面もあろうと思いますが、もう何回も聞きましたからこの問題はこのぐらいにいたします。  もう一つ、時間が大分迫ってきましたので、在日米軍...全文を見る
○松前達郎君 時間が参りましたが、最後に今の点をひとつさらに積極的にお進めいただくことを要望いたしておきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。
○松前達郎君 竹下総理がお見えになりましたので、総理に対しての質問をさせていただきたいと思います。  外交問題を取り扱っております本外務委員会の一員といたしまして、奥野発言が外交に非常に大きな問題を投げかけているということを非常に心配いたしておるわけでありますが、最近の奥野長官...全文を見る
○松前達郎君 それでは本題に入ってまいりたいと思うんですが、我が国の外交の基軸、これは日米安保体制を基盤とした日米関係のもとに展開されているということについてはこれは事実でございます。その日米安保条約ですが、歴代の内閣によって事実上軍事同盟の性格が主体となりつつあるというふうに私...全文を見る
○松前達郎君 米国との相互協力及び安全保障条約、この条約の第六条に基づく地位協定の第二十四条ですが、これが今回の協定改定の対象の基本の項目となってくるわけです。在日米軍経費の分担についてこれは定めているわけですね。で、「日本国に合衆国軍隊を維持することに伴うすべての経費」、これは...全文を見る
○松前達郎君 昭和六十一年になりまして、さらに労務費の負担の増額が日米間で話し合われる、六十二年に現在の在日米軍労務費特別協定、これが昨年ですが署名をされる、在日米軍の従業員に対する調整手当の支払いに必要な経費の一部を、その二分の一の範囲を限度として負担する、これはもうつい最近の...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、経済情勢の変化、それが一つの引き金となっての雇用問題というのが大きくクローズアップされるんだというふうに、今総理のお考えを伺ったらそういうふうに受けとれるわけなんですね。たしか当時三百同名でしたか、三百名ぐらいの解雇の問題があったわけですね。そして、た...全文を見る
○松前達郎君 ペルシャ湾の問題についてもこの委員会でいろいろと質問させていただいたんですが、外務大臣は直接の関係はないと、直接という言葉を使われたんですね。しかし、もっと大きな目で見ると、やはりさっき私が申し上げたような格好で、一つアメリカの経済情勢が悪ければそれに対する全体で見...全文を見る
○松前達郎君 逆変動がないと。これは流れとしてどうなるか、予測というのはほとんどできない状態だと思うんですね。これができていればお金もうけも至って簡単にできるわけです。  逆変動がないとおっしゃったのは、現在の状況で円ドル関係というのは、その幅はあるかもしれませんが安定するとい...全文を見る
○松前達郎君 その点、そこから先は結構であります。  また、協定期間ですね、この今の改定している協定ですが、この協定期間が過ぎた場合、五年ということですね。その後において一体どうなるんだろうか。今おっしゃったようなことで余り変動がないと、仮にそういうふうにしますと、協定期間が過...全文を見る
○松前達郎君 予断といいますか、協定の期限の中においていろいろな客観情勢が変わってきたりなんかして、どうしてもそれを見直さなきゃいけないとかそういう状態が起きた場合は、それは確かに今総理おっしゃったようなことであると思いますね。  しかし、協定が切れた後というのは白紙になってし...全文を見る
○松前達郎君 ちょっとはっきりしないんですが、まさか安保条約をそのときからもうやめるというわけでもないと思うんですね。  そこで、思いやり予算、五十三年からですか続いてきています思いやり予算というのが年々増加しているわけなんですけれども、防衛力の、防衛予算といいますか、これに対...全文を見る
○松前達郎君 そこもちょっと余りはっきりしない、ちょっと理解に苦しむ面もありますけれども、時間がございませんからもう一つ、二つお願いしたいんです。  在日米軍施設ですね。これは本会議質問でも質問の中へ入れさしていただいたんですが、在日米軍施設、区域の再検討ですね、返還条件いろい...全文を見る
○松前達郎君 その問題でネックになる条件が一つあるんですね。これが返還に際しては、代替の土地とか施設とか、港湾にしたら港湾を与えてくれ、そっちに移るんならいいんだと、こういうふうなことがあって、なかなかそれが見つからない、そういったことがあってなかなか進まないという話も聞いている...全文を見る
○松前達郎君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、日米地位協定第二十四条についての特別協定の改正議定書に対し、反対の討論を行うものであります。  政府は、我が国外交の基軸は日米安保体制を基盤とした日米関係であるとしておりますが、日米安保条約は、歴代の内閣によって事実上日米同盟...全文を見る
05月13日第112回国会 参議院 本会議 第17号
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○松前達郎君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました日米地位協定第二十四条についての特別協定の改正議定書に対し、反対の討論を行うものであります。  政府は、我が国外交の基軸は日米安全保障体制を基盤とした日米関係であるとしております。その日米安保条約は、一...全文を見る
05月24日第112回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○松前達郎君 最初に、今議題となっております協定についてちょっと整理してみたわけなんですが、さきに本国会で承認されました核物質の防護に関する条約というのがございます。それから国内法でありますが、既に成立しております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する...全文を見る
○松前達郎君 非核三原則というものが厳然として日本の政策としてとられているということで、それで説明する以外にないかもしれませんけれども、多少そういった懸念を持っているということは事実だろうと思うんですね。かつて真珠湾の奇襲などもやりましたから、その点もいろいろとアメリカとしては恐...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、今国内で十七トンですね、それでトータルで四十トン将来必要であると、こうおっしゃったわけなんですが、国内の十七トンで先ほどのそれぞれの原子炉の中に使用する量等が賄えるその年代というのは一体どの辺まででしょうか。
○松前達郎君 一九九〇年代の前半ということは一九九五年以前ということになりますね。そのころまでにイギリス、フランスに置いてあるプルトニウムを日本に輸送しなければならないということに解釈してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 フランスとイギリスにプルトニウムがあって、これを輸送するというのが今問題になっているんですけれども、このフランス、イギリスからプルトニウムを引き取る、そのフランス、イギリス側の事情というのは何かありましょうか。
○松前達郎君 フランスやイギリスの国民の世論といいますか、そういう点から、日本から運んできた使用済み燃料からプルトニウムを抽出するわけですが、そんなプルトニウムみたいな危険なものを自分の国に何で置いておく必要があるか、早く返してしまえと、こういうふうな世論があるというふうに聞いて...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、このプルトニウムの輸送を実際に開始する、これはフランス、イギリスから開始する時期というのは今すぐということじゃないですわ、将来の問題になってくる。見通しとしては大体いつごろになりそうですか。
○松前達郎君 それもフランス、イギリスの再処理工場の運転等と関連あるわけですね。この辺もありますので、恐らくそれ以降というふうに判断していいんじゃないかと。恐らく早くなることは余りないような気が私はするんですけれども。  そうなりますと、この航空機輸送が今対象となっていますが、...全文を見る
○松前達郎君 それは前にもお伺いしたんですけれども、747の改造型といいますか、恐らくそうなると思いますけれども、例えばこれができたとしますね、これも恐らくすぐできるわけじゃない、飛行機というのはきょう改造しろと言って一年ぐらいでできるものじゃないですね、いろいろな試験とかそうい...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、航空会社といっても日本にはそんなにたくさんないわけですが、一番代表的な日本航空がこれを購入もしくは借り入れて、あるいは長期の計画で導入してそして持ってくる。それに対して動燃がその費用を支払うということになりますね。
○松前達郎君 この輸送の費用は、そうしますと事業者の方がすべてこの経費を負担するということになりますか。
○松前達郎君 そこで、大分議論もいろいろ行われたんですけれども、着陸する飛行場の問題ですとかあるいは機内における防護の問題ですとか、武装警官を乗せるとかいろいろありました。これは前に質問がありましたのでその点は別といたしまして、飛行機そのものを強制着陸させるとか、最近よくあります...全文を見る
○松前達郎君 そういったことが起こるであろうと今仮定をしながら申し上げたので、起こらないのが普通なんでしょうけれども、そういういろいろな状況を全部総括的に見まして、いわゆる防護という問題を見たときに、この防護に対する責任はこれは事業者が持つというふうになっていますね。飛行機輸送中...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、万一事故が発生した場合、事故の内容によっては相当大きな責任がかかってくるわけですね。こうなるととても事業者がその責任を負うなんていったらできないだろうと思います。これはもうすべて国が負うというふうに理解してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 それからもう一つお伺いしたいのは、今回の協定は全体的に見まして使用済み燃料の再処理に際してのアメリカの個別同意方式を包括同意方式に改めたと、こういう説明を伺ったわけなんですが、これが最大のねらいであるとおっしゃったわけですね。  協定では、例えば核物質の貯蔵や二〇...全文を見る
○松前達郎君 この協定の内容からいって、今おっしゃったような大きな主眼点があるということは理解するわけなんですが、しかし実際のプルトニウムというものの輸送に関しては、この議論を聞いていますとまだまだどうも自信が余りないような感じを抱かざるを得ない。例えば航空機の問題、あるいはその...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
07月19日第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号
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○会長(松前達郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本調査会の会長の重責を担うことになりました。  皆様御承知のとおり、本調査会は昭和六十一年に設置され、過去二年間、産業・資源エネルギーに関し鋭意調査を行い、その経過について毎年中...全文を見る
○会長(松前達郎君) 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  馬場富君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  ただいま御許可願いました理事の辞任並びに委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、...全文を見る
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に本村和喜君、飯田忠雄君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十三分散会
09月07日第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○会長(松前達郎君) ただいまから産業・資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月十九日、亀長友義君が、また、翌二十日、福田幸弘君が委員を辞任され、その補欠として添田増太郎君及び大河原太一郎君が選任されました。 ...全文を見る
○会長(松前達郎君) 産業・資源エネルギーに関する調査を議題といたします。  先般、本院から、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポールにおける産業・エネルギー問題調査のため、海外派遣が行われました。その調査の結果については議院運営委員会に報告されることと存じますが、この際...全文を見る
○会長(松前達郎君) どうもありがとうございました。  以上で報告の聴取は終わりました。  それでは、これから懇談に入ります。  質疑のある方は順次御発言をお願いします。
○会長(松前達郎君) 沓掛委員、よろしゅうございますか。
○会長(松前達郎君) わかりました。  それでは及川委員。
○会長(松前達郎君) たくさん質問がありましたけれども、大木委員、いかがでしょうか。
○会長(松前達郎君) 大分活発な御意見、しかも幅広い御意見等出されたわけでありますが、ほかに発言の方おられますか。
○会長(松前達郎君) ありがとうございます。  他に発言もないようでございますので、海外派遣報告についての懇談はこれで終わることにいたしたいと存じます。  派遣議員の皆様におかれましては、貴重な御報告をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。     ───...全文を見る
○会長(松前達郎君) 次に、本調査会の今後の運営方針について意見交換を行いたいと思います。  本調査会における調査も本年はいよいよ三年目に入りまして、最終報告書の作成等、いわば仕上げの作業を行う段階になりました。  この最終年度に行うべき調査のテーマの選定、作業の進め方等につ...全文を見る
09月21日第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号
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○会長(松前達郎君) ただいまから産業・資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七日、大木正吾君、柳澤錬造君及び猪熊重二君が委員を辞任され、その補欠として小野明君、橋本孝一郎君及び馬場富君が選任されました。    ...全文を見る
○会長(松前達郎君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の補欠選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。  ...全文を見る
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認めます。  それでは理事に橋本孝一郎君を指名いたします。     ─────────────
○会長(松前達郎君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  産業・資源エネルギーに関する調査のため、本日の調査会に東海大学開発技術研究所教授唐津一君、日立総合計画研究所取締役所長守屋友一君及び日本貿易振興会海外調査部長菅野省三君を参考人として出席を求めた...全文を見る
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○会長(松前達郎君) 産業・資源エネルギーに関する調査を議題とし、我が国企業の海外展開に伴う問題に関する件について、参考人から意見を聴取いたします。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席をいただきまして、まことにあ...全文を見る
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  続きまして、守屋参考人にお願いいたします。
○会長(松前達郎君) どうもありがとうございました。  続きまして、菅野参考人にお願いいたしたいと思います。
○会長(松前達郎君) どうもありがとうございました。  それでは、これから質疑に入りたいと思います。  質疑のある方は、会長の許可を得て順次御発言を願います。
○会長(松前達郎君) 大分たくさんありましたけれども、それでは、菅野参考人の方からひとつお願いいたします。
○会長(松前達郎君) 続きまして守屋参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) 唐津参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。ほかに……。
○会長(松前達郎君) それでは、唐津参考人からお願いいたします。
○会長(松前達郎君) 守屋参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) 菅野参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) どうもありがとうございました。
○会長(松前達郎君) それでは、唐津参考人から順次お願いします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。
○会長(松前達郎君) 唐津参考人からお願いいたします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の皆様に一言お礼を申し上げます。  本日は、お忙しい中を本調査会に御出席いただきまして、ありがとうございました。ただいまお述べいただきました貴重な御意見等につきまして ...全文を見る
10月26日第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号
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○会長(松前達郎君) ただいまから産業・資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  産業・資源エネルギーに関する調査のため、本日の調査会に日本エネルギー経済研究所常務理事富舘孝夫君及び電源開発株式会社常務取締...全文を見る
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○会長(松前達郎君) 産業・資源エネルギーに関する調査を議題とし、国際化の中の資源エネルギー問題に関する件について、参考人から意見を聴取いたします。  この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席いただきまして、まことにありがと...全文を見る
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  続きまして、村井参考人にお願いいたします。
○会長(松前達郎君) どうもありがとうございました。  以上で両参考人からの意見聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は、会長の許可を得て順次御発言を願います。
○会長(松前達郎君) それでは富舘参考人からお願いします。
○会長(松前達郎君) それでは村井参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) それでは、まず村井参考人からお願いします。
○会長(松前達郎君) 富舘参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) では富舘参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) 村井参考人、お願いします。
○会長(松前達郎君) それでは時間が大分経過しておりますので、次に村井参考人、簡潔にお願いします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  両参考人に一言お礼を申し上げます。  本日は、お忙しい中を本調査会に御出席いただきまして、まことにありがとうございました。ただいまお述べいただきました貴重な御意見等につきまして...全文を見る
○会長(松前達郎君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  産業・資源エネルギーに関する調査のため委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十四分散会
11月08日第113回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○松前達郎君 もう既に質問の中にも出てまいったわけですが、米国の大統領選挙が間もなく結果が出てくるわけですが、その結果どちらが大統領になるということの予測、これはもうするべきではないし、しても余り意味がない。しかし問題は、アメリカの対日政策といいますか、こういう展開がどちらがなる...全文を見る
○松前達郎君 そこで、軍事力のことは別にいたしまして、例えば対外援助の拡大という面について触れますと、その中で一番中心となるのはODAというものが恐らく対象になるんじゃないかと思うんです。  ODAを拡大していこうというときに、これも前から私は申し上げているんですが、ODAの内...全文を見る
○松前達郎君 そこで、最近私は非常に痛感しているんですが、例えば相手国の、対象国の力をつけるということを考えますと、ただ物だけではないとさっき申し上げたんですが、やはり教育とかそういう面で、教育の主体は本質的にはその国がやるべきなんですが、それに付随して要望があった場合、やはり教...全文を見る
○松前達郎君 その点は努力をしておられると思いますけれども、ヨーロッパあたりはもっと努力しているんですね、日本よりもはるかに。例えばタイ国あたりへ行っても西ドイツというのは相当人材を送り込んできているし、教育に相当の加勢をしているというか援助をしている。そういうところもあるので、...全文を見る
○松前達郎君 もし日本側からそういうことが言われたときには、そういうふうに考慮するという発言だったんですがね。逆にアメリカ側からもっと負担してくれ、アメリカの経済も余り調子よくないから、日本の地位協定はあるかもしれないけれども、さらに人件費、労務費等の負担を拡大してくれというふう...全文を見る
○松前達郎君 その辺でやめておきます。これは水かけ論になりますから。  ODAについてはそのぐらいにしておきまして、先ほどからお話が出ておりました日ソ関係についてですが、新しい展開の兆しがどうも見え始めたような気がしてならないわけであります。そしてまた、十二月に入れば日ソ外相協...全文を見る
○松前達郎君 ということは、北方四島一括返還論ということで臨もうというお考えだと思うんですが、ソ連側の方は二島返還というのをどうもにおわせてきている。これはいろいろな歴史的経過を彼らは言いながら二島返還というのを言っているわけですが、情勢からいきますと、私はどうも北方領土そのもの...全文を見る
○松前達郎君 日中間。
○松前達郎君 日本固有の領土であると日本側としてはそういうふうに考えている。中国は一時期中国の領土であると言ったことがあるとおっしゃいましたけれども、そうじゃないとは言ってないんですね。ですから、恐らく外交的にはこれは一応棚上げしておこうということで合意をされているんじゃないかと...全文を見る
○松前達郎君 いや、そういうことじゃなくて、尖閣列島の領有に関しての議論ですね、これをすることについて現時点では差し控えておこうと、そういう棚上げで、領土を放棄するとかそういう意味じゃなくて、そういう合意はされましたか、これは表面的な合意じゃないかもしれませんが。
○松前達郎君 もう一つあるんですが、今度は日本と韓国の問題で竹島ですね。この竹島の領有権についてはどうなっていますか。
○松前達郎君 それ以上結構です。そういったいろんな問題があるわけですけれども、その辺、恐らくそういうふうなことも頭に置いてくるんじゃないかと思うんですね。そういう事実があるじゃないかとかいう問題を引き合いに出してくる可能性がある。その点も一つ十分心にしまいながら交渉していただけれ...全文を見る
○松前達郎君 それはちょっとおかしいんじゃないんですか。ラドンというのはどこにでもあるものじゃないんですね、放射能のある物質があったところにしかできない、ラドンガスは。どうしてかというと、これは半減期が非常に短いのです。ラドンには二種類ありますが、一つの半減期は非常に短くて秒のオ...全文を見る
○松前達郎君 それは間違いですね。特定の地殻内に発生するので、自然と発生するんじゃないんです。やはり刺激を受けて発生する。その刺激になる母体というのは何かというと、放射線なんです。しかも、さっき私は間違えました、ラドンに二種類あって、一つの種類では三・八二五日ですから非常に短い、...全文を見る
○松前達郎君 核を持ち込んだとかそういうふうな問題を言っているのじゃなくて、そういう発生するのがもしかすると、放射性物質と私はあえて言っているんです、そういうものが保存されているところにラドンが発生するということになれば、やはりこれは特別の建物の中だけなんですから、その建物の中に...全文を見る
○松前達郎君 この問題、今からすぐ取り組んでおかないといろんな問題が出てくるんじゃないかと思うので、早速取り組んでいただいて明確な態度といいますか内容を決定しておいていただく必要があると思う。査証審査の人手不足というのも聞いているんですね。これも何とか解決していただきながら十分な...全文を見る
12月09日第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第5号
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○会長(松前達郎君) ただいまから産業・資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る十一月二日、大河原太一郎君が、十一月二十二日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として高平公友君、吉川春子君が選任されました。 ...全文を見る
○会長(松前達郎君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  産業・資源エネルギーに関する調査のため、本日の調査会に財団法人電気通信科学財団理事長白根禮吉君、財団法人都市化研究公室専務理事吉田達男君及び法政大学経営学部教授清成忠男君を参考人として出席を求め...全文を見る
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○会長(松前達郎君) 産業・資源エネルギーに関する調査を議題といたします。  まず、派遣委員の報告を聴取いたします。及川一夫君。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  以上で派遣委員の報告は終わりました。     ─────────────
○会長(松前達郎君) 次に、地域経済社会の均衡ある発展を図るための方策に関する件について、参考人から意見を聴取いたします。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。皆様から...全文を見る
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  続きまして、吉田参考人にお願いします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  続きまして、清成参考人にお願いします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  以上で参考人の方々からの意見聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は、会長の許可を得て順次御発言を願います。
○会長(松前達郎君) 質問が一括した質問でございましたが、参考人の皆さん、ひとつ順次お返事をいただければと思います。  まず最初、白根参考人からお願いします。
○会長(松前達郎君) ありがとうございました。  以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人に一言お礼を申し上げます。  本日は、お忙しい中を本調査会に御出席いただきまして、まことにありがとうございました。ただいまお述べいただきました貴重な御意見等につきましては...全文を見る
12月30日第114回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号
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○会長(松前達郎君) ただいまから産業・資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  自然休会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者...全文を見る
○会長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十七分散会