松前達郎

まつまえたつろう



当選回数回

松前達郎の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第120回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○松前達郎君 大分難しいやりとりがあったようですが、多少時間が残っておりますので、私の方からその時間の範囲内で幾つかのことで質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正、これは通告はしてありませんけれども、案件とな...全文を見る
○松前達郎君 そこで、今数字が出てまいりましたね。年々減少していくという数字でしたけれども、これの計測といいますか、確認をするための手段としていろいろな手段があると思うんですが、きょう私はここで人工衛星の問題を少し取り上げてみたいと思うんです。  オゾン層の減少については、人工...全文を見る
○松前達郎君 これは外交手段ででも、外交手段と言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんが、何らかの形でこういう問題について販売を再開できるようにプッシュができないものかどうか、その点いかがでしょうか。
○松前達郎君 そこで、人工衛星の情報というものを外務省としては一体どの程度御利用になっておられるのか。解析も含めてそういうセクションがあって、この情報が十分活用できるような体制があるのかどうか、この点いかがでしょうか。これは各省庁に全部任してあるのか。
○松前達郎君 というのは、専門的にやっているところ、セクションはないということですね。
○松前達郎君 最近では湾岸戦争で衛星情報というのは随分活用されたのじゃないか。これは戦争手段として活用された部分も非常に大きいと思いますけれども、それ以外に環境破壊ですね。これは油田火災ですとかあるいは油を流したりして海洋汚染が進行するとかいろいろな問題が出てきたわけですが、こう...全文を見る
○松前達郎君 国際的な利用といいますか、今おっしゃったようなことを大いに進めていただきたいのですが、いろいろこういうことをやっていますと、調べてみますと、どうも日本の行政機構が、例えば科学技術庁が自分の縄張りだと言ってみたり、あるいは気象衛星については気象庁であると言ってみたり、...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃいました考え方というのは、私はフランスのジスカールデスタンが提案した考え方と通ずる面があるのじゃないか、こう思います。  そこで問題は、情報の公開というものが問題なんで、偵察衛星であるかあるいは環境監視衛星であるのか、これについては、写真偵察衛星の場合は...全文を見る
04月02日第120回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○松前達郎君 総理、私からもお忙しいところを御出席いただいたことに敬意を表します。ありがとうございます。  訪米を控えておられるわけですが、またアメリカ訪問から帰られたらその後ゴルバチョフ大統領が来日をする。聞くところによりますと、その後 総理はASEAN諸国の訪問を、これは...全文を見る
○松前達郎君 アメリカはソ連との間で今日まで核軍縮などの問題をずっと協議してきたわけですね。そして、ヨーロッパ正面における通常戦力の削減については非常に精力的に取り組んできた。しかし一方、アジアにおける軍縮と緊張緩和についてはさほど熱心な姿勢を見せていないような気がしてならないわ...全文を見る
○松前達郎君 今までいろいろ問題になってきているのに、ゴルバチョフ来日に関してはやっぱり領土問題がどうしてもあるのじゃないか、これだけではありませんが、領土問題が含まれていると思います。  ずっとその領土問題に関する議論を聞いていますと、主権という言葉がよく使われるんですね。我...全文を見る
○松前達郎君 時間がありませんのでもう一つだけ御意見を伺いたいんですが、日米安全保障条約に関連してであります。  在沖縄米海兵隊司令官、この方が昨年、日本の軍事大国化の歯どめとして在日米軍の長期駐留が必要だという発言をされたんですね。チェイニー国防長官や軍首脳もほぼ同様な発言を...全文を見る
○松前達郎君 ありがとうございました。
04月25日第120回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○松前達郎君 私も麻薬条約、今度の新しい条約の関係を中心にして質問をさせていただくのですが、この条約は恐らく今国会で承認されるという見通しがついたわけでありますが、これには国内関係法が必ず関連してくるわけですね。これについての国内関係法がおくれているわけですから、その辺の問題、こ...全文を見る
○松前達郎君 これは外務省の方に直接その責任があるというわけじゃないわけですが、関連法案というとこれは厚生省ですか、関連の法案の管轄は厚生省だと思うのですが、こういった条約というのは常に今までの委員会でもそういうふうな問題が幾つかあったと思うのですけれども、やはり国内法をなるべく...全文を見る
○松前達郎君 最近、その数字でも明らかなとおり、非常に急速に消費量がふえているのですね。今、日本は麻薬については余り表面で騒がれるような状況ではないような気もしますけれども、しかしひそかにそういった麻薬の手というものがだんだん伸びてきているような感じがします。どっちかというと先進...全文を見る
○松前達郎君 年々非常にふえている、非常にふえているというか爆発的にふえているような感じを持つわけですが、これは大変な問題だと思うのです。  それで、もう一つ考えられるのは、この麻薬を使うということとそれからエイズの関係ですね。これも非常に関係深いのじゃないかと思うのです。どう...全文を見る
○松前達郎君 水際でそれを防止するという努力、これも直接できる努力として一番重要だと思うのですね。  それからもう一つは、生産国、これに対する対策というのもあると思うのです。たしかアメリカの場合はもうどうしようもなくなって、最終的にはコロンビアが悪いというのでコロンビアへ兵を出...全文を見る
○松前達郎君 技術協力をする場合のいろいろな現地の状況がありますね。今おっしゃったように、例えば危険性があるとか、大分山奥でやっているわけですからそういった保障の問題とか、いろいろあると思いますね。また同時に、非常に広範な地域ですから全部そこを対象にしてやるわけにもいかないとか、...全文を見る
○松前達郎君 その点ひとつ積極的にバックアップをしていただきたいと思うのです。これはタイだけの問題じゃないのですけれども、特に今タイだけを取り上げて質問させていただいたのですが、そのほかミャンマーもありましょうし、中国の国境地帯もありますね。そういうところもありますから、広大な地...全文を見る
○松前達郎君 二月に東京で開催されたアジア・太平洋地域麻薬対策高級事務レベル会議についてですけれども、先ほども同僚議員が触れられましたが、協議の集約があったはずですね。それはセミナーじゃないので、協議しただけではこれは話になりませんので、やはり結果としてこれを行動に移すということ...全文を見る
○松前達郎君 ぜひ強力にひとつこの構想を推進していただきたいと思うのです。特にアジアが今後の課題として中心になる可能性もあるし、日本自身もこの次にねらわれるのは日本だということも言われていますし、非常にぞっとする思いを今しているわけであります。これは各省庁にまたがってのいろいろな...全文を見る