松前達郎

まつまえたつろう



当選回数回

松前達郎の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第123回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○松前達郎君 きょうは、いわゆる日切れと言われている在外公館に関連する法案の審議ということでありますけれども、その前に二、三まず御質問し御意見をいただきたいことがございます。  アルゼンチンのイスラエル大使館爆破がつい最近起こったわけですが、また大使館の爆破とは違いますけれども...全文を見る
○松前達郎君 今いろいろな問題たくさん抱え込んでいる状況の中で各大使館大変だと思うのですけれども、やはりその地域地域の動きといいますか、これを治安当局と十分連絡をとって事前にそういった危険性というものを察知できる、これは大変だと思うのですが、察知できればなおいいし、そういう状況に...全文を見る
○松前達郎君 不透明である生言えばもう一言で済んでしまうのですけれども、やはりこの辺を十分認識しながら今後の対CIS支援とか々ういうものが展開されていくだろうと思うのです。  そこで、CISに対する支援、特に経済に関しては、これはかって日本政府がずっととってこられたのはいわゆる...全文を見る
○松前達郎君 受け入れ側の方といいますかソ連側の方の体制が整っていないというのは、これは今大臣おっしゃったような状況であることは間違いなかったわけですね。しかし、それじゃ話にならぬということになりまして、恐らくソ連側も多少その辺を急いで体制づくりというのをやるのじゃないかと思うの...全文を見る
○松前達郎君 非常に相手方が流動的であるということですね。変化が激しい状況ですから、大変外交にとってもやりにくい面があるのだと思うのですが、つい最近もサハリン沖石油・天然ガスの開発の問題で国際入札を見直そうという、こういったような問題まで出てきて、ロシア連邦内でのおのおのの共和国...全文を見る
○松前達郎君 ソ連邦が解体されて非常に複雑な、複雑といえばあれですが、それぞればらばらにいろんな共和国ができてくる。そうなりますとそれぞれ一つ一つ置くのは大変でしょうから、今おっしゃったような兼轄という形で、これは何もここに限ったことではなくてほかのところでもやっておられますね。...全文を見る
○松前達郎君 分離独立、十五ほどですね、旧ソ連邦諸国。これに対する外国の在外公館の設置状況というのは実際はどうなっているのでしょうか。
○松前達郎君 予算の関係もあるでしょうけれども、外国がやったから日本が必ずしもそれと同じことをやれということじゃなくて、やはり我々としてこれから重要であろうと思われる国、ここにはできるだけ可能な限りそういった活動の一環としての、領事館でもいいかもしれませんが、領事館というのはちょ...全文を見る
○松前達郎君 グルジアの問題はそのぐらいにしまして、これからの課題ということになろうと思います。  最近レニングラードの原発事故が起こって、これは評価の仕方がいろいろ違いますけれども、そんなに大したものじゃないという人もいますね。  この原発事故でも示されますように、旧ソ連邦...全文を見る
○松前達郎君 ここで金額はおっしゃれないと思いますから結構なのですが、できるだけの協力ということで。これは余りほっておけない問題なものですから、ひとつよろしくお願いしたいと思うのです。  それから時間がもうちょっとありますので、北方領土の問題ですね。これはこれからの大変な問題に...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃったいろいろ客観的な文書等を発掘して、そういうものをもとにしてある程度世論を形成していくと、国内的なそれぞれの。それも一つのやらなければならないことだと思うのですけれども、最終的な段階での具体的な方策としては、考え方として至って簡単に考える手もあるのですね...全文を見る
04月16日第123回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○松前達郎君 まず、アジア=太平洋郵便連合並びに郵便条約に関する質問をさせていただきたいと思います。  万国郵便連合というのがあるわけですね。この万国郵便連合とアジア=太平洋郵便連合、この二つの連合の間の関係というのは一体どういうふうな関係になっているのか、それをちょっと教えて...全文を見る
○松前達郎君 地域的な郵便連合であるとおっしゃったのですが、その万国郵便連合のどういうところに組織的に位置するのか。ただ地域的にそれがあって万国郵便連合と深くつながっているというだけなのか、その辺はどうなっておりますか。例えば万国郵便連合で決まったこと、これらを反映するのが当然で...全文を見る
○松前達郎君 今、九つというのはもちろんアジア=太平洋は含まれて九つですね。そのほかどのようなものがありますか。
○松前達郎君 わかりました。  そして、このアジア=太平洋郵便連合の加盟国といいますか参加している国を見ますと、入っていないところがまだたくさんあるわけですね。例えば台湾が入っていない、香港が入っていない、いわゆる北朝鮮、これも入っていないとかいろいろあると思うのですが、こうい...全文を見る
○松前達郎君 例えば台湾の場合、手紙はちゃんと届きますね、特に問題なく。そうすると日本の郵政省と台湾の郵務関係ですが、どういうふうに呼んでいるのか知りませんが、そことの間で取り決めがあってこれに加盟していないにもかかわらずそういった手紙の交換はスムーズにできている、こういうことに...全文を見る
○松前達郎君 今回のアジア=太平洋郵便条約についてですが、いわゆる連合の加盟国内で船便等の平面路のこれによって郵便物を送る場合に低減料金を適用するということを任意化した、こういうことですね。
○松前達郎君 それに対して現在条約に留保を付して低減料金を適用していない国があるわけですね。これが三つほどあると聞いているのですが、その適用が任意化されるとしますと今後低減料金を採用しない国がどんどんふえてくるのじゃないだうろか。  低減料金というのは、これは私の理解では内国料...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、加盟国をできるだけふやしていくというそっちの方をまず考えたということですねり恐らくそうだと思います。  郵便物が減るかどうかというのはその個人のあるいは企業その他の意思によるわけですから、加盟国をなるべくふやすということの一つとしてこういう措置をとっ...全文を見る
○松前達郎君 それでは次に、郵便連合の予算の最高限度、この予算が引き上げられていますね。これについてちょっとお伺いしますが、今回のアジア=太平洋郵便連合一般規則、その規則では予算の最高限度が米ドルで七万ドルから十万ドルに引き上げられている。七万ドルというと大体九百十万円ぐらいです...全文を見る
○松前達郎君 今の答弁の中にありましたロトルアの会議ですね、これが五カ年間にわたっての地域的な作業計画が内容だというふうに聞いているのですけれども、そのほかワシントン・ジェネラル・アクション・プランというのもあるのですね。  こういった利用者へのサービスというものを重点としたよ...全文を見る
○松前達郎君 今のサービス、正確に迅速に郵便物が目的のところへ着くということもおっしゃったわけですが、日本の場合は郵便行政に関しては比較的国際的にも非常に高い評価を受けているわけですね。他の国では時々、着いたのか着かないのか、もう何回も出しても全然着いていないようなこともあるし、...全文を見る
○松前達郎君 国際ビジネス郵便、EMSというのですか、これで追跡システム、先ほどから郵便物の正確な郵送という問題がちょっとあったのですが、国際ビジネス郵便の追跡システムの構築というのがたしかこれは会議で決議されていると思うのですね。これは安全でかつ迅速な郵便制度ということで非常に...全文を見る
○松前達郎君 先ほどもちょっと触れたのですが、旧ソ連邦諸国との情報交換といいますか郵便物等の交換の問題ですが、旧ソ連邦諸国が今、市場経済移行く努力をしているこの状態の中で我々ができることは、お金を出してそのときどきの経済状態を改善していく、これは単発的なのですね。それはもちろんあ...全文を見る
○松前達郎君 時間がかかる、郵便物が届くまでの日数が非常に多い。特にすぐ隣のウラジオストクなんか飛行機で行ったら四十分ですから、そういうふうなところが今のお話ですと二週間以上かかるのですね。これはルートが恐らく遠回りしてくるのか、あるいはそういう便がたまたまないのか、いろいろな事...全文を見る
○松前達郎君 いろいろなアイデアがあって、日本からロシア、沿海州を通ってそれで大陸を横断してヨーロツパヘつなぐ光ケーブル構想などというものもどうもあるようですね。鉄道もあるものですからそれに沿って引けばどうってことはないと思うのですけれども、こんなようなことも考えられるので、いろ...全文を見る
○松前達郎君 なかなかこのシステム、図面で拝見してみたのですけれども、非常に複雑なのですね。これが商習慣、いわゆる取引の習慣として残っているのでしょうね。  しかも、今回の対象になっている議定書について見ますと、これは一九二四年ですから大正十三年ですね。六十八年前のいわゆるヘー...全文を見る
○松前達郎君 そうすると、今回締結は一九七九年の改正というふうに呼ばれているのですね、一言で言うと。  そのほかに一九七八年に国連海上物品運送条約、これがハンブルク・ルールというのだそうですが、いろいろなのがありますね。これもあってある程度重複しているところが内容的にあるような...全文を見る
○松前達郎君 議定書の改正というのが二回目になるわけですね。    〔委員長退席、理事山岡賢次君着席〕 それで、今回の一九七九年の改正議定書、これを締結すれば一九六八年の改正議定書も締結したのと同じ効果があるのではなかろうかと、こういうことをおっしゃっていましたね。ちょっとこ...全文を見る
○松前達郎君 その辺がちょっとこれは難しい問題になっているのですが、問題なければいいと思うのですけれども。  議定書の締約国、これの内容について、一九二四年の条約については五十二カ国ですね、今。    〔理事山岡賢次君退席、委員長着席〕 それから一九六八年のときの改正議定書...全文を見る
○松前達郎君 ソ連との問題ですが、これは万国海事法会議というのですか、この海事法会議のときにその当時のソ連の代表から、一九七九年の改正議定書を締結する、そういう話があったというふうに伺っているのですが、ソ連に関してはどうですか。例えば日本海あたりですと相当これから荷動きといいます...全文を見る
○松前達郎君 これはまた機会があると思うのですね、この話し合いを行う機会があると思います。  そのほか議定書の締結をしようという意思を持っている国、これは現時点でどういうところがあるのでしょうか。
○松前達郎君 いろろいと今の証券の条約については大分ごちゃごちゃしましたけれども、大分古い条約をこういうふうに改正しようというのですからこれはもう当然の話だと思うのですね。  条約についてはそのぐらいにしておきます、私も多少頭が混乱してきましたので。  あと二つばかり質問させ...全文を見る
○松前達郎君 その辺はぜひ我が国が主導権を持って提唱をしていただいて、これはそんなにきょうあしたすぐやれということじゃないかもしれませんが、いずれはやらなきゃいけないことだと思いますので、例えばアジア原子力安全利用機構とか、そういったようなものの提案というものもやっていいのじゃな...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
04月23日第123回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○松前達郎君 サケ・マスの漁獲の問題については、以前から特に北太平洋のサケ・マス漁業についていろいろと問題が多かったわけでありますが、これに関しても実はこの法案の内容の質問に入る前にその前段として私ども関係しておりましたシンポジウムがずっと行われてきたのです。これは資源減少の問題...全文を見る
○松前達郎君 それでは、今回の条約作成の交渉経過についてお伺いしたいのですが、一九九〇年十月カナダのオタワにおける第一回会合からスタートした、こういうふうに伺っているのですが、既にソ連は一九八八年日ソ漁業合同委員会で、サケ・マス沖取りの禁止を一九九二年からやるということで表明をし...全文を見る
○松前達郎君 今回の条約が発効した場合、これは発効するでしょうけれども、これと従来の条約との関係ですが、漁業に関する条約をずっと調べてみますと四つぐらいあるのですね、もう既に失効したのも含めて。  米国その米国地先沖合漁業協定、これはもう今ないですね。これはいかがでしょうか。一...全文を見る
○松前達郎君 それからソ連邦との漁業協力協定、さらに日米加漁業条約の改正議定書といろいろありますね。こういったものと今回の北太平洋溯河性の条約、サケ・マスの条約との関係。日米漁業協定は昨年末で失効したということだと思うのですが、そうなりますと米国との漁業に関する二国間の関係、これ...全文を見る
○松前達郎君 これは二国間の協定ですから、それぞれいろいろな面について今後両国間で検討していくということに理解していいと思います。  我が国の二百海里内におけるロシア系サケ・マスの漁獲ですね、魚は動くものですからなかなかはっきりしたあれがよくわからないのですけれども、その捕獲と...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃいました合弁事業の展開されている地域、場所はどの辺が多いのでしょうか。
○松前達郎君 サハリンといいますか樺太ですかね、その辺にはないのですか。それとあと北方領土あたりはそういう可能性あるのですか。その辺はどうでしょうか。
○松前達郎君 日ロの合弁事業というのは非常に大きな意味があるような気がするのです。サケ・マス漁業者だけの問題ではなくて、日ロ間の友好関係、協力関係を推進するための一つの大きな目玉にもなるだろう。それが直接ではないかもしれませんが、北方領土の問題の早期解決にも一つの問題として提起さ...全文を見る
○松前達郎君 漁獲問題だけじゃなくて加工もあるのですね。特にロシアの加工技術というのはそんなに上手じゃないですね。缶詰にして出したりいろいろやっていますけれども、そういったようなことでの協力体制、それを日本が今度食料として買うという問題もあるでしょうし、そういった経済的な面も今後...全文を見る
○松前達郎君 混獲の問題は、非常に厳密に規制といいますか、なかなか難しいと思うのです。  今回の条約については、べーリング海の公海におけるサケ・マスの沖取りから撤退するという結果になると思うのですね。それでまた同時に、他の魚種についても米国から規制強化策が出ているというふうに聞...全文を見る
○松前達郎君 今まで日本の漁業に関する政府の対応というのは、どうもよその国から非常に厳しいことを言われるとそれを何とか緩和しながら一つ一つ乗り越えてきている。それでもだんだんと後退せざるを得ない。これは資源の保護から言えば当然そういうことになるのですけれども、もうちょっと科学的な...全文を見る
○松前達郎君 これも日本だけじゃないわけですから、これに加入している条約締約国共同してひとつなるべくそういうことを積極的に展開していただきたいと思います。  それから今回の条約の中に北太平洋溯河性魚類委員会というのが大分たくさんのページを割いて記載されているわけです。この委員会...全文を見る
○松前達郎君 今ちょっとおっしゃいましたけれども、第八条で「すべての重要事項に関する委員会の決定」、これについては母川国のすべての締約国が全会一致で行うのだ、こういうことが書いてあるのですが、どうも「すべての重要事項」というだけで内容的にさっぱりわからないのです。何か一つか二つで...全文を見る
○松前達郎君 一つ一つの具体的な例というよりも、どういうレベルの問題がということでちょっとお伺いしたかったのです。  例えばこの条約の内容を変えようとかそういうことなのか、それとも一つ一つ例えば違反操業がどうのこうのとありますね、そういう問題の重要な部分をやるのかとかいろいろレ...全文を見る
○松前達郎君 わかりました。  次に、協定締結に伴いまして北洋サケ・マス漁業関係者には少なからず影響を与える、こういうふうに思います。このサケ・マス漁業関係者に対して政府としてどういうふうな対策を考えているのか。補償というか、すぐお金で解決するということになるかもしれませんが、...全文を見る
○松前達郎君 最後に、さっき私がちょっとお願い申し上げたように、とるばかりじゃ話にならない、やっぱりつくらなければいけない。そして、そのバランスを常に保っていくというのが交渉の段階でも説得力を持つのだと、こういうことを申し上げたのですが、つくり育てる漁業といいますか、これをやはり...全文を見る
○松前達郎君 最後に大臣にちょっとお伺いしたいのは、またロシアに行かれますけれども、北方領土の交渉段階について一々ここではもうお尋ねいたしません、交渉する前からそれがわかったのじゃ交渉になりませんので。  しかし今、漁業の問題、特に北太平洋における漁業、この問題で恐らく北方領土...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
05月12日第123回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○松前達郎君 最初に外務大臣にお伺いをいたしたいのですが、連休中、外務大臣はロシア、カザフ、キルギス、この三つの共和国を訪問されたわけですね。まず最初に、訪問されているいろ会談をやられたと思いますが、その内容と結果等についてお伺いしたいと思います。
○松前達郎君 大変丁寧にお話をいただいてありがとうございました。  今お伺いした交渉といいますか北方領土の問題ですね、これについての考え方としては日本の主権という言葉で向こうにお話をされたというお話ですね。結局、日本の主権さえ認めれば日本としてその返還時期にはこだわらないと。
○松前達郎君 現在の住民の問題もまた出てくるわけですね。ですから現在の住民の処遇についても配慮しよう、こういうふうにおっしゃったと報道されているのですが、日本政府の方の今の交渉の段階での態度といいますか、今おっしゃったことに加えて私が申し上げたようなことで理解しておいてよろしゅう...全文を見る
○松前達郎君 日ソ共同宣言、一九五六年でしたか、この共同宣言に基づいた歯舞、色丹両島の返還、これをまず実現して、そしてその後、国後、択捉については当分はロシア側の施政権を認め、そして時期を見てといいますか返還交渉を行うという考え方があるというのを伺っているのです。これは二段階返還...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、どうやら問題となっているのは主権という表現ですね。これをやはり向こうが簡単にのめない。前に私ここで潜在主権という言葉を使ったのですが、そういうことだとあるいはのむかもしれない。しかし、潜在主権となると一体どっちがどの潜在主権を持っているのか、お互いに持...全文を見る
○松前達郎君 きょうからですか、ロシア最高会議が開会されていると思うのですね。これは国会に相当する会議だと思いますが、これをエリツィン大統領としては乗り切っていかなきゃいけない。  この内容として領土問題が出ているということは聞いていないのですけれども、やはり今おっしゃったよう...全文を見る
○松前達郎君 余りその結果として期待されたようなお話にはなっていなかったという報道なのですが、これはそこではっきりしたことを言えるわけないのですね、第三国ですから。二カ国間の当事者同士の話し合いというのがやはり優先しなきゃいけない、これは当然だと思うのです。  そこで、きょうク...全文を見る
○松前達郎君 日本は金持ちだと思われているのですね。政府は持っていないでしょう、金は。そこが問題なのですね。  それはそれとしまして、今、沖縄の復帰二十周年ですか、そのことで来られたとおっしゃったのですが、本当はきょうここで、また古い話なのですが、だだっ子を起こすようなことにな...全文を見る
○松前達郎君 そういった何か根拠はあるのだろうと私は思っていたのですけれども、化学兵器というのはやはり西側よりもかつての東側ですね、そっちの方がどうも何かいろいろと画策をしていたような情報もあるわけですね。そうなると、地理的に言えばオーストリアがその間に入った状況にありますから、...全文を見る
○松前達郎君 それはそれでわかりました。  もう時間がほとんどありませんのできょうはこのぐらいにしますけれども、さっき申し上げましたいわゆるトランジットとイントロダクションの問題、これについてやはりまだ腑に落ちないところが幾つもあるので、これはまた次の機会にひとつ議論をさせてい...全文を見る
05月14日第123回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○松前達郎君 租税条約三件をきょう審議するわけでありますけれども、大臣、最初に、これは前もってお願いしてありませんけれども、一月に通産大臣がサウジアラビアを訪問されましたね。そのときにサウジアラビアとの租税条約ということについて締結するという動きがあったというふうに聞いているので...全文を見る
○松前達郎君 我が国が締結しているこの種の条約、これは数にすると三十九カ国との間に締結をしているということになるのじゃないかと思うのですが、これはこれから後さらにあちこちと締結をしていくと思うのですね。今のサウジアラビアも恐らく入ると思うのです。その状況、見通しというのはどういう...全文を見る
○松前達郎君 今おっしゃったように随分あるのですね。それぞれの国と結んでいくとこの種の条約というのは物すごい数になると思うのですが、大体この内容はどこもそんなに大きく違っていない、それぞれの国のいろいろ問題になるところだけが追加されてそれ以外はほとんど基本的な内容というのは大体同...全文を見る
○松前達郎君 それでは、今回の議題になっております三条約に関連して今からお尋ねをさせていただきます。  まずルクセンブルグとの協定です。これは内容を見ますとルクセンブルグヘの企業進出というものが中に入っていますね、企業進出の問題、企業の問題。この企業進出、一体ルクセンブルグに関...全文を見る
○松前達郎君 企業進出の現状を今伺ったのですが、二十八社ですか。そうしますと、このルクセンブルグとの協定に関しては一般的にさっき野村さんおっしゃったようなごく原則的な条約の内容ですね、それ以外に何か特別な特徴はあるのですか、特にないのですか。その辺いかがでしょう。
○松前達郎君 それでは次に、ノルウェーとの協定の御題ですが、これは全面的改定というふうに聞いているのですけれども、改定しなければいけないようになった経緯、これについてまずお伺いしたいのと、それからとりわけ北海の石油開発が大分中身に入っているわけです。これが関係すると思われるので、...全文を見る
○松前達郎君 それが特に今回改定をしなければならないというのは、今の油田関係、沖合の資源ですね、この問題が入っているのだろうと私は思うのですが、今そういう内容について御説明いただきました。  今度はオランダですが、オランダとの租税条約については今回の改定議定書を見ますと、親子関...全文を見る
○松前達郎君 ノールウェーとオランダの条約、これは議定書も含みますが、その中にたしか租税徴収共助という言葉が使われているのですね。そういう条項があると思いますが、これは一体どういうことなのか、わかりやすく説明してもらえますか。
○松前達郎君 そうすると、一言で言うと脱税防止の協力ということですか、税の徴収に関して。
○松前達郎君 わかりました。  ヨーロッパは今、ECの統合が進みつつあるわけですが、これが進みますと世界のGNPの二五%程度を占めることになるからこれは大変な経済的勢力である、こういうことがよく言われているわけです。これはパワーとしては非常に大きなパワーになるのですね。こういっ...全文を見る
○松前達郎君 ECの統合が行われる、そういうふうになってきますと、今、各個にそれぞれの国との間に条約を結んでいるわけですが、これがどんどん数がふえてしかも内容はそんなに変わらないということであるとすれば、個別に締結されている租税条約、これについて均一化といいますかそういうものが恐...全文を見る
○松前達郎君 先ほどからOECDのモデルというそういうふうなものについてのお話があるわけですが、EC間ではどういうふうになっているのですか。やはりそれぞれ各国とも内容的に多少違ったものがお互いに締結をされているのか、その辺はどうなのでしょうか。
○松前達郎君 この条約等について最後になりますが、ルクセンブルグとの条約、これの第二十一条、ここに「大学、学校その他の公認された教育機関において教育又は研究を行うため」というふうな目的を持ってその国に入っている人についての二年を超えない期間の滞在、これに対する個人の場合の対処の仕...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと今、私申し上げた十四条というのは違うのですね、対象が。ルクセンブルグの場合の二十一条とはちょっと内容が違うというふうに解釈してよろしゅうございますか。
○松前達郎君 そうしますと、さっき私が申し上げたのはちょっと間違っていて、ノールウェーの場合そういうものが特別設けられていないということに解釈していいわけですね。
○松前達郎君 わかりました。  条約についてはそのぐらいのところで質問を終わらせていただきまして、あとは田先生の方からひとつよろしくお願いいたします。  私は終わります。
06月18日第123回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○松前達郎君 質疑に入る前に、きょうの委員会は、先ほど理事会でも確認をされたわけですが、本来ですと外務大臣出席のもとに開催されるべき委員会なのですけれども、外務大臣は今、入院されておりますので、その代理は今度は総理のはずなのですね。総理もまた出席できない。そのまた代理で柿澤さんが...全文を見る
○松前達郎君 こういった種類の条約、これについては以前からそうなのですけれども、非常に時間がかかるのですね。いわゆる採択されて発効した後、批准までに今までの状況を見てみますと非常に時間がかかっているのですけれども、諸外国が一体どういうふうな動きをするのかというのを盛んに見ながら、...全文を見る
○松前達郎君 今、柳井さんおっしゃった国内の措置、この条約を実施するに当たっての国内措置についてお伺いしたいのですが、それぞれの締約国が文化・自然遺産の認定ができる、また保護等についてもそれぞれ自主的にそういうものを決めていくということだと思うのですね。これと国内法との関係なので...全文を見る
○松前達郎君 そういった現在ある法律でもって十分これらの問題については対応できるという今の御説明だと思うのですれども、我が国における遺産の認定の問題ですね。この条約を批准しますと世界遺産一覧表に記載すべき遺産の目録を出さなきゃいけない。世界遺産委員会というのですか、そこに提出をす...全文を見る
○松前達郎君 そうすると、直接窓口となるのは外務省ということになりますね。
○松前達郎君 そして、それぞれ今おっしゃったような機関にかけてその決定をしていくということになりますね。  民間の自然保護団体がたくさんあるわけですが、それからさらに文化財保護の民間関係の団体もあるわけです。また同時に、地方自治体もこれに関係してくるわけですから、こういった意見...全文を見る
○松前達郎君 一つ具体的な問題でお伺いしておきたいのですが、アンコールワットの修復の問題ですね。このアンコールワット修復に対する協力に関連して、今ちょうどカンボジアはUNTACのもとで総選挙への準備が進んでいる、そういうことでありますけれども、国土の復興支援の一環として考えてみま...全文を見る
○松前達郎君 時間が来たようですけれども、最後に一つだけ簡単にお答えいただきたいのですが、これは関連する条約があるのですね。武力紛争の際の文化財の保護のための条約、それから文化財の不法な輸出入の防止等に関する条約、この二つの条約があるわけですが、まだ我が国は批准していないのですね...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
08月07日第124回国会 参議院 環境特別委員会 第1号
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○松前達郎君 ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○松前達郎君 ただいまの西田君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松前達郎君 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、松前達郎が選任されました。(拍手)     —————————————
○委員長(松前達郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の大任を仰せつかりました。  申すまでもなく、環境問題は、その様態が複雑化、多様化し、今や地域を越え、地球環境の保全として世界の重要政策課題の一つとなっております。  こうし...全文を見る
○委員長(松前達郎君) これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に西田吉宏君、森山眞弓君、堂本暁子君及び広中和歌子君を指名いたします。     —————————————
○委員長(松前達郎君) 継続調査要求に関する件につきましてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者...全文を見る
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(松前達郎君) 委員派遣に関する件につきましてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十八分散会
10月30日第125回国会 参議院 環境特別委員会 第1号
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○松前達郎君 ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○松前達郎君 ただいまの西田君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松前達郎君 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、松前達郎が選任されました。     —————————————
○委員長(松前達郎君) 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  ただいま委員各位の御推挙によりまして再び委員長の大任を仰せつかりました。  委員各位の御支援、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手...全文を見る
○委員長(松前達郎君) これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に西田吉宏君、森山眞弓君、堂本暁子君及び広中和歌子君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十五分散会
12月04日第125回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○委員長(松前達郎君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。堂本暁子君。
○委員長(松前達郎君) ありがとうございました。  以上をもちまして派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、ただいまの堂本君の報告にございました北海道等から提出された要望書につきましては、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「...全文を見る
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(松前達郎君) 次に、連合審査会に関する件につきましてお諮りいたします。  特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案につきまして、商工委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(松前達郎君) この際、中村環境庁長官及び木暮環境政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中村環境庁長官。
○委員長(松前達郎君) 続きまして、木暮環境政務次官。
○委員長(松前達郎君) 本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十四分散会      ————◇—————
12月10日第125回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○委員長(松前達郎君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第七六号「環境保全基本法」の早期制定に関する請願外十四件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会における協議の結果、第七六号「環境保全基本法」の早期制...全文を見る
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(松前達郎君) 次に、継続調査要求に関する件についでお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松前達郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十二分散会      ————◇—————