松前達郎

まつまえたつろう



当選回数回

松前達郎の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○松前達郎君 本日は、昨日行われました郵政大臣の所信表明に関連して、とりわけ「郵政行政も大きな岐路に立っている」というのが冒頭に記載されているわけですが、新しい時代を迎えて郵政省の役割というのは非常に幅が広くなったんだと思います。そしてまた、特に重要な分野を担当するようになってき...全文を見る
○松前達郎君 情報通信分野の中で、今お話しございましたように携帯電話ですとかあるいはPHS、最近はPHSはただでくれるんですね。そのぐらいになってきたんですが、こういった移動体通信が挙げられる。これはもう当然のことだろうと思いますし、また今ちょっとお触れになりましたけれども、交通...全文を見る
○松前達郎君 今お話しございましたように、最近の情報通信産業の動きを見ておりますと、リーディング産業というふうに言っていいだろうと思いますが、非常に大きな期待感を抱かせるわけであります。しかし、まだまだ成長過程に今あると思うんですね。今後、いろいろな面でこの分野というのが発展して...全文を見る
○松前達郎君 ぜひともその展望を具体的にひとつお示しをいただいて、将来に向けての活動に参考になるようにさせていただければと思うんです。  最近の情報化の進展、特にさっきインターネットの問題がございましたけれども、インターネットそのものも、例えばコンピューターといわゆる通信との融...全文を見る
○松前達郎君 今日のような状況で、情報通信関係が非常に幅広く世界に広がっていくような状況ですから、科学技術もそうなんでしょうが、やはりもろ刃の剣といった感じを持つわけです。使い方によっては非常にまずい方向に向かっていくわけですが、その辺のコントロールをどうするか。  いわゆる科...全文を見る
○松前達郎君 これもある意味で言うと後追いの一つだろうと思うんですけれども、しかし、こういう問題というのは前もって大体わかる話なんです。ですから、先ほどから私申し上げているのは、後から追いかけていろんな問題に対応していくんじゃなくて、もうちょっと前を向いて先行きを展望しながら施策...全文を見る
○松前達郎君 警察庁おいでになっておられると思いますが、先ほど来ずっと私申し上げているようなネットワーク犯罪といいますか、そういうものがだんだんふえてきている。その手口などについて情報をお聞かせいただきたいと思います。
○松前達郎君 ありがとうございました。  終わります。
03月18日第140回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○松前達郎君 民緑の松前です。  郵便法関係できょうはお伺いいたしたいんですが、その前にちょっと大臣にお伺いしたいんですけれども、私も最近時々郵便局へ行くんですが、大臣、郵便局に最近は行かれたことがありますか。
○松前達郎君 それがいい悪いということじゃなくて、どの程度行かれているのかと思って伺ったのですが、最近、割とサービスもよくなりつつあるんですね。私が行くのは、大体不在が多いものですから、それを取りに来いとか、取りに行った方が早い場合がありますので、そういうときには行くわけなんです...全文を見る
○松前達郎君 諸外国の例と比べても多少厳しかったので、今回はそれを緩和しようと、そういうことであろうと思います。  毎月一回以上の定期刊行物ということなんですが、こういった制度、これは今度は改正になって変わると思いますけれども、制度を設けた理由というのは何か特にありますか。
○松前達郎君 国民文化の向上ということで、しかも定期刊行物ということですね。  国民文化の向上に貢献するのかどうかという判断基準はどこにあるんですか。
○松前達郎君 そうしますと、基準的な面は今伺ったんですが、これが適合しているかどうかは、どこでだれがどういうふうにして決めるんでしょうか。
○松前達郎君 郵政省の方でというけれども、郵政省は大きいですね。どこでやるんですか。  今おっしゃったのは、大体その全体的な基準としておっしゃったので、中身についてもやるんですか、いかがでしょうか。
○松前達郎君 そうすると、指定法人というのは、先ほど来いろいろと話に出てきた法人ですか、そこでやると。それは調査費をつけて、お金をつけてそこにやっていただくということなんですね。  この辺、ただ形骸的にやっていますと、中身は全然文化の向上と逆になるようなものもあると思いますけれ...全文を見る
○松前達郎君 公益的ということですから赤字も覚悟というふうにおっしゃっていると思うんですが、そうなりますと、先ほど私質問しました内容的なものも含めてじっくりとひとつ検討していただきたいと思います。  次に、料金特例措置について、これは事務の効率化ということが目的だと私は思うんで...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、いわゆる郵便業務の一部を肩がわりしてもらうということになるんですね。これは民間ということですね。すると、民営化の第一歩ということですか、そうでもないですか。
○松前達郎君 その民営化の問題は別の問題ですからここではきょうはやりませんが、料金受取人払い制度、これを改善しようということですね。その制度の仕組みというのは一体どういうものか。ごぐ簡単で結構ですが、それを改正することによって一体だれがメリットを受けるのか、これについて簡単に説明...全文を見る
○松前達郎君 それでは最後になるんですが、送りつけ商法というのがあるんですね。最近いろいろ新聞に出て大分被害が出ているようですが、この送りつけ商法について、郵政省が把握しておられる被害件数は一体どの程度あるのかということと、こういうことの防止のためには一体どういうふうな対策をして...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
03月27日第140回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○松前達郎君 政党には所属していませんけれども、院内会派としては民緑に所属しております松前でございます。  きょうは、いろいろと各委員から質問がずっと続けられてまいりましたけれども、放送関係をテーマにして質問させていただきたいと思います。しかも、その中身としては、最近いろいろと...全文を見る
○松前達郎君 その検討する組織として地上デジタル放送検討会というのをお考えになって、もうこれ既にあるんですか、お考えになっているんですか。地上デジタル放送検討会。
○松前達郎君 恐らくこの検討会が構成されてそこでいろんな面が検討されていくと思うんですが、英国あるいはアメリカでは一九九八年に地上放送をデジタル化する方向で検討をされていると。また、それと同時に、デジタル放送の放送方式がまだ統一されていないところもあるわけです、これはアメリカだっ...全文を見る
○松前達郎君 欧米各国の例ですが、これ、放送ソフト等のコンテンツ制作に関して、今おっしゃった人材育成の問題あるいは資金援助の面から、政府からの資金の拠出も含めたいろんな施策が展開しているのではないか、こういうふうに思うんですけれども、これについて具体的な施策の例がございましたら御...全文を見る
○松前達郎君 デジタル化に伴うコンテンツ制作支援でありますけれども、放送のある分野だけに限ってやるというのではなくて、今後非常に幅が広くなってまいりますから、それに対応できるような人材の育成ですとかあるいは資金援助など包括的な支援ができるようなシステムというのがこれから必要になっ...全文を見る
○松前達郎君 チャンネルがふえてまいりますと、放送を視聴者の方で自由に選択ができる。そうなりますといいかげんな放送はできないと、見なくなりますから。そういうことになるので、あるいはチャンネルがふえることによって放送の質が上がる可能性もあるわけです。そうなれば、かつてこの委員会でも...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
04月10日第140回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○松前達郎君 松前でございます。若干質問をさせていただきます。  今回の法改正、先ほどからいろいろと質問が出ていたわけですが、ストックオプション制の導入、これの目的としているのが人材の確保及び資金の調達等の支援、通信・放送事業の活性化を促進させる、こういうふうに理解いたしました...全文を見る
○松前達郎君 国の資金を利用した研究開発ということになるわけです。今、研究テーマの採択件数等の説明を伺ったわけですが、これについての審査方法、審査の委員会の名称は伺っ.たんですが、審査方法あるいはその過程について、これ透明性がぜひとも確保されなきゃいけないと考えております。郵政省...全文を見る
○松前達郎君 非公表、公表、これは公表すればそれなりにその委員にアプローチが激しくなるとか、いろいろ今まで問題はたくさんあったわけですから、どちらがいいか、それは簡単には言えないと思いますけれども。委員の選定の仕方の問題ですね、適当な委員であるかどうかというぐらいはちょっと、何か...全文を見る
○松前達郎君 なかなか大変な問題だと思いますが、今、科学技術に関して国の基本であるというふうなことで施策が進められているわけです。予算を投入するわけですから、当然評価があっていいはずである。我々としましても、これはできればの話ですが、科学技術評価委員会のようなものをつくって、これ...全文を見る
○松前達郎君 通産省お見えですか。  今の特許権の帰属の問題なんですが、通産省では、経団連など経済界、大学側とそれぞれヒアリングを重ねて、この問題に対するガイドラインを作成してルール化をしょうということを今考えておられる、こういうふうに伺っております。現在の検討状況についてお願...全文を見る
○松前達郎君 ぜひ連絡を密にして展開をしていただければと思います。  文部省にちょっとお伺いしたいんですが、今話出ました大学教官の兼業規制の緩和、こういうものが行われるようになる、民間企業との共同研究もできるようになる、そういうことなんですが、大学教授の起業家精神、なかなか今の...全文を見る
○松前達郎君 今お話がございました産官学の連携というのは非常にこれから重要だと思うんです。これは、大臣が高度情報通信社会推進本部副本部長ですから、私から答弁を要求はしませんけれども、これは今後、それぞれ所管庁の連絡を密にしていただいて、力を合わせてひとつそれを推進していただきたい...全文を見る
04月22日第140回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○松前達郎君 今まで各委員からいろいろと質問があったわけですけれども、携帯電話の安全利用の問題、これについて一つだけ、それ以外の問題で、問題といいますか内容として質問させていただきたいんですが、労働省はお見えになっていますか。  ことしの一月に労働省が業務用自動車についての携帯...全文を見る
○松前達郎君 業務用につきましては、今おっしゃったようなある程度のコントロールができると思うんです。ですから、これはこれとしてひとつ大いにやっていただきたいと思うんです。  先ほども、伺っていますとスイッチを切ればいいという話がありましたけれども、移動電話なんですから、移動しな...全文を見る
○松前達郎君 このオークションの対象にならない分野でアマチュア無線というのがあります。この電波の割り当て領域というのは百四十四メガとか四百三十メガあるいはギガヘルツのところが割り当てられている。非常に幅が狭いわけなんですけれども、それなりに非常にこれは混雑しているんです。  私...全文を見る
○松前達郎君 将来これからやっていこうということについて今お答えがあったわけですが、社会的モラルの問題とかマナーの問題、これは啓蒙以外ないと思いますから、これをひとつ大いに積極的にやっていただきたい、これが一つ。  それから先ほど来、電磁波の及ぼす影響、人体への影響その他たくさ...全文を見る
05月13日第140回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○松前達郎君 放送法及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案、これに関連して若干の質問をさせていただきたいと思いますが、先ほど午前中の審議の中でもいろいろ問題が提起をされ、もう少し踏み込んだ放送法の改正でなければいけないのではないかと、いろんな問題がそこで提起をされてきた...全文を見る
○松前達郎君 その番組審議機関なんですが、実は番組審議機関を置くということについては法律の中でうたわれているんです。ただ、その置き方が、放送事業者のところに置くわけで、どうもそれはよく見てみますと郵政省と余り関係ないですね。関係ないというのは、直接そのパイプがつながっていないわけ...全文を見る
○松前達郎君 そこのところがパイプとして非常に弱いんですね。これは法律を変えなければできないんだろうと思いますけれども、この辺が一つ今後課題になってくると思うんです。強力な指導ができるかどうかという面が放送法の中ではなかなかやりにくいということになるんじゃないか。  NHKと民...全文を見る
○松前達郎君 それでは次に、有線テレビジョン放送法の改正の方なんですが、今回の放送法の改正に伴いまして有線テレビジョン放送、CATVについても、字幕番組、解説番組の放送努力義務、あるいは放送番組審議機関への報告義務、議事の公表はこの対象となっているわけであります。今回のCATV法...全文を見る
○松前達郎君 今、CATV事業者というのは非常に小さいのが多い、そういうふうにおっしゃったわけですが、放送番組審議機関の委員の人選として特例を設けない、CATVにも同じように適用する、こういうことだと思うんです。これまでのCATV関係の番組審議機関の委員の人選の状況、特に役員また...全文を見る
○松前達郎君 次に、有料放送の規制緩和問題なんですけれども、今回の法改正では、有料放送の規制緩和として認可制であったCS放送の料金を事前届け出制に改める、こういう内容になっております。  衛星放送にはCSのほかにBSという放送があるわけです。このBSについてはもう既に一千万の視...全文を見る
○松前達郎君 時間が来ましたから、最後に一つだけ質問させていただきたいんですが、今行われています有料放送、これはスクランブルがかけられているのが多いわけなんですが、自分の意思と判断で見るようになるわけですね。視聴者に対して限定的に放送されていると言ってもいいと思います。  こう...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
06月05日第140回国会 参議院 逓信委員会 第12号
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○松前達郎君 民緑の松前でございます。  きょうはNTTの社長以下たくさんの方、参考人として御出席いただきまして、どうも大変御苦労さまでございます。感謝を申し上げます。  先ほど同僚議員から規制の問題が出たんですけれども、この問題について、やはり自由な競争の中で企業としての会...全文を見る
○松前達郎君 ぜひその方向でひとつ取り組んでいただければ大変ありがたいと思います。  実は、私もかつて電電公社に在職をしたことがあります、約十一年でしたが。その中でも、特に研究開発関係、この方の仕事をずっとさせていただいたんです。電気通信研究所というのが当時ございました。そうい...全文を見る
○松前達郎君 昨年の電気通信審議会ですけれども、この審議会において、我が国の情報通信分野が技術貿易では輸入超過である、こういうふうなことが言われているんですが、研究開発もまたアメリカに比べると非常に劣勢であると。この根拠がどういうところにあるか僕はわかりませんけれども、今後、現状...全文を見る
○松前達郎君 今答弁がありましたけれども、その点について宮津社長、どうお考えでしょうか。
○松前達郎君 先ほどの電気通信審議会の答申なんですが、その中で、今後、自立的に意思決定が可能な多数の組織が多元的、機動的な連携のもとにダイナミックな競争を促進させることが重要である、こういうふうに答申に盛り込まれているわけであります。  これに関して、今回の法改正で、我が国の研...全文を見る
○松前達郎君 NTTとして持ち株会社が基盤的研究を担当する、地域会社が応用的研究を担当する、こういうふうに言われているわけですね。  応用的研究を担当する地域会社、その応用的研究というのは、私にはちょっと具体的に理解できないんですが、幾つかの具体的な例がございましたら教えていた...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、サービスという分野、まずそれが一つあるということ。かつて、電気通信研究所には機材実用化部というのがあったんですね。これは、端末あるいはそれに近い範囲のもの、これを実用化していくという分野がありましたけれども、そういう分野もやはり今地域会社の方がやるとい...全文を見る
○松前達郎君 今、細々とお伺いしたんですけれども、端末は、あるいは企業との共同研究とか開発研究というのはあると思うんです、ですからそっちの方でやられてもいいんじゃないかと思うんです。  いろいろお伺いしたいんですが、本来研究開発というとRアンドDという分野があるわけですね。総合...全文を見る
○松前達郎君 その辺の総合的な体制づくりというものがうまくいくかどうかによって研究の成果がどんどんと伸びていくということになろうと思うんです。この辺はひとつ十分お考えいただいて、ぜひとも今後の高度情報社会の中におけるNTTの役割といいますか、新しい会社の役割等も含めて底力をひとつ...全文を見る
○松前達郎君 きょうは研究分野だけに限りまして質問をさせていただきました。チャンスはまたありますので、他のことについては次回の質問に譲りたいと思います。きょうは大変御苦労さまでございました。
06月11日第140回国会 参議院 逓信委員会 第14号
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○松前達郎君 民緑の松前でございます。  きょうも参考人の方々、大変お忙しい中ありがとうございました。  時間が余りありませんので簡単に御意見を伺いたいと思います。岩崎参考人にまずお伺いしたいのは、ただいまの同僚議員も申しましたように、研究開発並びに技術開発の問題です。これは...全文を見る
○松前達郎君 どうもありがとうございました。
06月12日第140回国会 参議院 逓信委員会 第15号
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○松前達郎君 松前です。  もう既に各委員からいろいろと質問が出てまいりましたので、私の方から質問という形でお尋ねすることが少なくなってきたんですけれども、実は、先ほど林委員から宮脇さんに対してですか、特許の帰属問題、先ほどありました。持ち株会社に帰属するのか、東西の会社あるい...全文を見る
○松前達郎君 余りややこしいことを言わない方がいいと思うんです。今まで開発された技術を分割される会社が使う場合は、これはもう無料で使わせたらいいんです、別に問題ないですね。ですから、そういうことはもう当然の話で、それをややこしく言うとかえってわかりにくくなりますから私は単純に今申...全文を見る
○松前達郎君 まさにそのとおりなんだと思います。開示することによって、その技術をもとにして利益が生み出されるような利用をされる場合は開示していいんだろうと思うんです。それぞれ研究所にも専門家がおられますから、その点は十分もうおわかりだと思いますけれども。  そこで、法案の方に入...全文を見る
○松前達郎君 そうなりますと、今申し上げたような問題について、将来また法律的な面からも検討をするというふうに受け取ってもよろしゅうございますか。このままでずっと置いておくというんでしょうか、その辺いかがでしょう。
○松前達郎君 そうしますと、現在の法律のもとでの話ですが、今後KDDが国内参入に向けて認可申請を行うことも考えられるわけですね。そうしましたときに、条件の審査をめぐってスムーズな認可が行われないという可能性もなきにしもあらず、その点郵政省はどういう対応をされるのか、その点をお伺い...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、スムーズな認可をするというふうに受け取っていいのではないかと思うんですが、これは御答弁要りません。  そこで、今回の法改正によりましてKDDは国内への参入が可能となる。KDDとして具体的にどういう計画を現時点でお持ちでしょうか、あるいは将来含めても結...全文を見る
○松前達郎君 大分広範囲な御計画をお持ちだということですね。  KDDの平成九年度の事業計画を見ますと、八年度に比べて減収、減益の見通しということになっていると思います。今後、外資を含めた再販業者の参入も予想されるんです。国際通信料金の競争は、そういうことによってさらに一段と厳...全文を見る
○松前達郎君 KDDの計画は今お伺いしたんですが、KDD以外の国際通信二社、この昨年度の決算の状況を拝見しましても同様に減益となっていると思います。今後、NTTの国際進出もあることですから国際通信分野の競争というのはますます激しさを増してくるだろうと予測されるんですが、そういった...全文を見る
○松前達郎君 前々からNTTの分離分割問題が提起をされてきたわけです。その間大分時間が経過をしたわけです。  実はその問題が出たときに私は市民の皆さんにいろいろ聞いてみたんです。NTTが分離分割されるということを御存じですかと言ったら、それはまあ知っていると。それじゃ、それによ...全文を見る
○松前達郎君 百対地ルールというのが、一体百という数字がどこから出てきたのかというのをお伺いしようと思ったんですが、特にその基準はないとおっしゃいましたからもうそれはお伺いしないことにいたしますが、経営基盤の弱い国際系NCCを守るためだというふうなことも言われているわけなんですね...全文を見る
○松前達郎君 そうしますと、出資の見返りとしてコールバックをやめたと。そういうことでもないんでしょうけれども、どうでしょうか。それは、結論としてはコールバックから撤退するということですね。ですから、これは結果としてはいい結果になったと思うんです。  NTTにお伺いするんですが、...全文を見る
○松前達郎君 まさに企業秘密かもしれないんですが。  NTTの東西地域会社について、法律上相互参入して地域通信業務を行うことが可能というふうにされているわけですね。NTTはこのようなことを行う計画があるかどうか、その点簡単にお願いします。
○松前達郎君 これも余り細かく突っ込んでお伺いしないことにします。  伝送路の光化による広帯域化が行われているわけですけれども、公衆網を利用した電気通信事業者によるCATV事業の展開が可能である、こういうことになるわけです。NTTはその中で、光ファイバーを各家庭まで引く、ファイ...全文を見る
○松前達郎君 アメリカでは昨年電気通信法の改正があったわけですが、その改正によりまして他の事業分野への参入がより一層活発化している、競争が促進されているというふうに考えていいのではないかと思います。  我が国においても同様に、事業分野を超えた相互参入による競争のさらなる促進が必...全文を見る
○松前達郎君 私の質問、以上で終わりたいんですが、もう十数年にわたってぐじゅぐじゅしていた問題がやっとこういう形でもって、非常に、どちらかというと見事なうまい方法と言ったらいいかもしれません、ベストではないかもしれませんけれども。こういうことで一応新しい段階に入っていくというふう...全文を見る
06月16日第140回国会 参議院 逓信委員会 第16号
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○松前達郎君 松前でございます。  法案に関連して幾つかの質問をさせていただくわけでありますが、まず第一番目が、先ほど魚住委員からも触れられたことだと思いますけれども、今回のWTOの基本電気通信サービスについての各国間の合意に関連して我が国の貢献度が高いというふうに聞いているん...全文を見る
○松前達郎君 今のお考えはわかりますけれども、自由化に真っ先に立って、率先して自由化に立ち向かう、けなげな精神だと思うんですが、一国だけがそれを対応して真っ先に突っ走って、しばらくたってよく気がついてみたらはしごを外されたということはないだろうか、これをちょっと心配しているわけで...全文を見る
○松前達郎君 その経過等をひとつ注意深くごらんいただきながら、今後の対応等について、せっかく積極的にやるんでしたら、それなりのエネルギーがありますから、そういったエネルギーも十分使って目的が達成されるようにひとつ御努力いただきたい、こう思います。  無線局の問題ですが、無線局の...全文を見る
○松前達郎君 今、先進国の状況を御説明いただいたんですが、我が国と比べましてアジアの国々、これからアジアの国というのは情報通信関係が急速に伸びてくるだろう、こう思いますけれども、このアジアの国々の自由化約束の内容といいますと、これもまた非常に消極的なんですね。これに対する郵政省の...全文を見る
○松前達郎君 それでは最後になりますが、先ほどもちょっと触れられたことなんですが、この交渉の合意にもかかわりませず、FCCによるNTTとKDDの米国子会社に対する認証が留保されているわけですね。これらについては先ほど大臣から、何回か書簡を送付してまだその返事がはっきりしたものが得...全文を見る
○松前達郎君 終わります。
10月30日第141回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○松前達郎君 先ほど地球環境問題について質問がありました。これに関連して、ちょっと細かくなると思いますが、塚田さんにお伺いしたいんです。  実は、アマゾンのロンドニア地方というのがありますね。そこの衛星画像を見ますと、相当顕著な森林破壊が行われている。これはちょっと古い話になる...全文を見る
○松前達郎君 ODAは。
11月27日第141回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○松前達郎君 きょうは、日ロ関係、あるいは日ソ関係と言ってもいいでしょうけれども、これを中心に幾つかの質問をさせていただきたい、こう思います。  これは小渕大臣御存じかどうか知りませんが、かつて日ソ協議会というのが開催されたことがあるんです。これは三回ぐらいだったと思うんですが...全文を見る
○松前達郎君 これから大変な時代といいますか非常に頻繁な往来が考えられるわけですから、これをうまく前進の方向に導いていっていただければと思うんです。  先ほどもちょっと出ましたけれども、ちょっと気にかかるのは、いわゆる返還ということと解決ということはどうも内容が違っているような...全文を見る
○松前達郎君 そういったような総合的な交渉というものがどうしても必要だろう、こう思います。  実は、私もことしに入ってからモスコーに参りましたし、そのときにロシア外務省の、これは御存じだと思います、サップリンというのがいるんですが、以前日本におりました。この彼は第二局というんで...全文を見る
○松前達郎君 今のような国々との条約とか協定とか、そういうものまでは行かないと思いますけれども、相互に理解するという意味でディスクローズするというのは非常にいいことだと思うのでこれは大いに続けていただいて、お互いに懸念を持たないようなそういう状態をつくり上げていくというのも一つの...全文を見る
○松前達郎君 終わります。