松村龍二

まつむらりゅうじ



当選回数回

松村龍二の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月20日第133回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○松村龍二君 私は、自由民主党の松村龍二であります。さきの参議院通常選挙で福井県選挙区から当選させていただきました。  本日は、自治省、警察庁、総務庁所管の平成四年度、五年度の決算審査ということであります。新人議員ですが、早速初質問の機会を与えていただきましたことに、委員長を初...全文を見る
○松村龍二君 検査院の決算検査報告を見ますと、国の補助金についての指摘が依然として多く、国のレベルより地方におきますむだが多いのではないか。また、地方分権の前に地方での行財政改革が必要ではないか。地方の監査体制はどうなっているかとの声も聞くわけでありますが、こういう点について自治...全文を見る
○松村龍二君 次に、いわゆる官官接待の問題について伺います。  最近、弁護士を中心とした全国市民オンブズマン連絡会議のメンバーによります情報公開請求による調査の集計を見ますと、東京都などを除く四十道府県の平成五年度の財政課、秘書課、東京事務所の食糧費の総額は二十七億円以上に上っ...全文を見る
○松村龍二君 市民団体の調査により、自治体の食糧費等を使った官官接待の実態が明るみに出たわけでありますが、自治省としても、地方自治体の経理、官官接待に使われた経費の実態について全国的な調査を行い、問題点を明らかにすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○松村龍二君 地方自治体も組織である以上、社会的に必要なものは必要として予算に計上することはためらうべきではないし、一部にありますすべての会食は悪であるというような考え方は現実的でなく、問題を潜在化させるだけだと考えます。  また、この問題の背景には国と地方のあり方、特に補助金...全文を見る
○松村龍二君 次に、国保の財政調整交付金の不適正受給について伺います。  平成四年度、五年度の決算報告を見ますと、市町村が運営する国民健康保険事業に対する国の補助金であります財政調整交付金が不適正に受給されていたとし、その事例が紹介されております。例えば大分県の別府市では、昭和...全文を見る
○松村龍二君 厚生省にお尋ねします。  財政調整交付金の不適正受給の指摘を受けて、厚生省はこれまで地方自治体に対してどのような指導あるいは特別監査を行われたか、報告をいただきたい。  また、厚生省の累次にわたる指導監督にもかかわらず、不適正受給が根絶されない理由は何にあるとお...全文を見る
○松村龍二君 私は、ばれなければもらい得であるという意識が地方自治体の側に根強く存在し、地方と国の関係における構造的な問題なのかなという気もしますが、国民健康保険を通じた医療サービスを全国的にかつ公平に保障していくためにこの財政調整交付金の制度が存在することを思えば、この種の不正...全文を見る
○松村龍二君 総理府が本年六月に調査をいたしました「けん銃等の銃器問題に関する世論調査」の結果が今月九日に公表されました。それによりますと、最近銃の規制や銃を使った犯罪情勢が悪化していると答えた国民は八割を超えており、銃器問題に対する警察の取り組みが十分でないとする人が五三・六%...全文を見る
○松村龍二君 けん銃の問題につきましては、また詳細順を追って伺ってまいりたいと思います。  昨今の治安の問題を考えますときに、オウム事件の問題を抜きにして語れないわけであります。また、警察の捜査力に対する信頼といった問題もあろうかと思います。まず、オウム事件について一つ伺ってお...全文を見る
○松村龍二君 ここに読売新聞の「論点」というので日本大学の教授が書いておりますが、「日本社会が世界でもまれな「安全な国」から、なぜ急速に「不安全環境」に変わってしまったのか。主な理由は二つ考えられる。」、この先生のおっしゃることです。一つは、暴力団対策法施行によって、従来の資金源...全文を見る
○松村龍二君 私は、議員になる前ある防犯研究の財団にいたわけでございますが、その間ヨーロッパ、アメリカ等の、あるいはアジア等の治安実情の視察もしてまいりました。イギリスとかオランダとか余り国の名前を特定してはあれでございますけれども、窃盗事件というようなものは日本に比べて本当に比...全文を見る
○松村龍二君 ただいま、当然のことながら日本が島国でありまして広い海岸線に囲まれておるということが捜査を難しくするというお話でございましたが、関係する官庁にそれぞれ伺いたいと思います。  まず海上保安庁、海岸線が長く複雑な地形にある我が国でけん銃の水際阻止はなかなか困難な課題が...全文を見る
○松村龍二君 次に、税関に伺います。  空港におきます税関の御活躍は、一億海外旅行へ行くといった時代でございますので、国民の国にその活動ぶりはよく触れておるところでございまして、御労苦は多とするわけでございますが、このような活動におきましてけん銃等の押収等の成果がどれほどあるの...全文を見る
○松村龍二君 一般商業貨物と並びまして、国際郵便を利用するということも当然に考えられることかと思います。これも昨今非常に膨大な最に上っているのではないかというふうに思いますが、国際郵便を利用したけん銃の密輸入に対処いたしまして郵政省はいかなる方策を考えているか、伺いたいと思います...全文を見る
○松村龍二君 それから最後に法務省に伺っておきたいんですけれども、法務省というのは出入国の管理を適正に行うということかと思いますけれども、このような時代、やはりけん銃の密輸に関係する人間をあぶり出す、あるいは警察当局、治安当局と密接な連絡を保つということがこのけん銃捜査に資する方...全文を見る
○松村龍二君 けん銃の取り締まりには、警察、入管、税関、海上保安庁などとの連係プレーが重要であることは言うまでもありません。最近は漁船を使ったけん銃の密輸事件も発生しており、水産庁あるいは漁業関係者との情報交換も重要であると思います。また、薬物事犯とけん銃事犯は暴力団が関与してお...全文を見る
○松村龍二君 けん銃の問題はそれぐらいにいたしまして、通告の質問の順番を変えまして、警察官の定員増の緊急性についてお伺いします。  我が国が国際化し、また経済活動の活発化による二十四時間社会となってきている一方、地域社会あるいは都市空間で人と人とのつながりが薄れてきており、これ...全文を見る
○松村龍二君 それでは、交通事故対策に関する質問をいたします。  第五次交通安全基本計画が平成三年三月に策定されまして、本年はその最終年度に当たっております。そこで、第二次交通戦争と言われる最近の状況を振り返りまして、関係省庁に幾つかお尋ねをしてみたいと思います。  第五次基...全文を見る
○松村龍二君 交通事故の増加は、我が国の経済活動、産業活動の活発化と国民の生活の夜型化に伴う道路交通の量的拡大、質的変化に影響されていると思いますが、施策と相まって国民の意識改革ということも大切であると思います。交通安全白書を読んでみますと、シートベルトの着用率が昭和六十二年、六...全文を見る
○松村龍二君 本格的高齢社会を迎えております日本におきまして、六十五歳以上の高齢者の交通事故の増加ということに対しまして真剣に取り組むことが必要であろうと思います。  また、平成六年度の交通安全白書によれば、夜間における高齢者の歩行中の事故と若者の自動車乗車中の夜間の事故が増加...全文を見る
12月13日第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○松村龍二君 委員長を初め、先輩議員の先生の温かい御理解により、地元議員といたしまして一言発言の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。  十二月八日に福井県敦賀市に所在いたします動燃事業団の高速増殖原型炉「もんじゅ」におきまして、二次系ナトリウムが漏えいし、原...全文を見る
12月27日第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 閉会後第1号
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○松村龍二君 現在、日本の電力の三割強は原子力発電によっているわけであります。国民がテレビを一時間つけておりますと、その二十分は原子力発電による電力によって見ているという勘定であります。  全国で原子力発電所が五十基あるということでありますけれども、福井県は全国で最も多い十五基...全文を見る
○松村龍二君 十二月二十五日に福井県が独自の調査をまとめて報告書を出しているわけでありますけれども、設備、運転の不備を指摘しております。  ナトリウム漏えい検出器の指示記録計が中央制御室とは別室にあり、運転員が足を運ばなければ漏えいの広がりがわからなかった点を指摘しております。...全文を見る
○松村龍二君 次に動燃に伺いますが、運転マニュアルでは、ナトリウム火災の発生を確認した場合、直ちに原子炉の緊急停止操作をするということになっているようでありますが、実際は、出力を下げる操作を優先させるため、三時間もナトリウムの漏えいが続いたと言われますが、ナトリウムが漏出した場合...全文を見る
○松村龍二君 先ほど福井県の調査報告書を申し上げましたけれども、これだけの事故が起きておって小規模漏えいであるとしか判断できない仕組み、装置というのにはどこか大変な問題、またあるいは職員の日ごろの訓練に問題があるのではないかということを指摘したいと思います。  次に、事故原因の...全文を見る
○松村龍二君 ただいま、原因の調査にまず時間を費やす、上司への報告、また指示を受けることに時間を使う、その後通報連絡というふうに受け取れるわけでありますけれども、やはり危機管理という問題は、右手でそのようなことをやりながら左手でほかのボタンを押したら県の方へ通報されるというような...全文を見る
○松村龍二君 原子力政策が国民、地元の真の理解を得ながら着々と地道に進めなければならない中で、漏えい現場を撮影したビデオの存在を隠した行為と、ナトリウム漏れのあった配管室への入室時刻の偽った公表などは信じられない恥ずべき行為であり、福井県民のみならず、広く国民全体に原子力政策に対...全文を見る
○松村龍二君 動燃のビデオ隠匿行為等について、監督官庁の最高責任者である科学技術庁長官の見解を伺いたいわけですけれども、地元では、科学技術庁は動燃の監督官庁ではあるが、今回の事故について動燃事業団の役員を更迭したり単に動燃を取り締まる立場に立つだけで済まされるものではない。科学技...全文を見る
○松村龍二君 そういうお答えをされますとまた私の次の質問が生きてくるわけでございますけれども、この十二月十一日未明に県が入ったことが危険であっなかなかったか。危険でなかったという総合的な確信があるから、そのように県では申しておるかと思います。  今回の事故における科学者や専門家...全文を見る
○松村龍二君 最後に、この事故後、福井県知事や県議会が内閣総理大臣あるいは科学技術庁長官に対しまして幾つかの要請をしているところであります。  事故の調査状況等に当たって、その都度迅速かつ詳細な情報公開を求める。また、現在の性能試験計画を白紙として全面的に見直すこと。仮に再開さ...全文を見る