松村龍二

まつむらりゅうじ



当選回数回

松村龍二の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  先輩、同僚委員の御理解をいただきまして、伝統ある農林水産委員会で質問をさせていただきますことを大変光栄に存じます。  まず、林業について大臣にお伺いします。  近年の国内の林業をめぐる状況は、木材価格の低迷、賃金の高騰等に...全文を見る
○松村龍二君 ただいま御説明もありました適切な森林整備を進めていくために、山で働く人たちを確保することは極めて大切であります。人を育てることは一朝一夕にできることではありません。  まず、労働力対策として、今までどのような施策を講じてきたのかお伺いしたいのであります。  あわ...全文を見る
○松村龍二君 林業の問題は非常に奥行きの深い、また歴史のある問題でございます。これにつきましてはまたほかの委員が質問をされると存じますので、次の問題に入らせていただきます。  次は、養蚕業に関連いたしまして、生糸価格形成の問題についてお伺いしたいと思います。  近年、我が国の...全文を見る
○松村龍二君 次に、生糸価格の動向等について申し上げるわけですが、言うまでもなく、生糸についてはウルグアイ・ラウンド農業合意によりまして、平成七年度から蚕糸砂糖類価格安定事業団による国家貿易制度が維持されつつ関税化が実施されております。  こうした中で、蚕糸砂糖類価格安定事業団...全文を見る
○松村龍二君 これまで、円高等を背景として洋装品を中心とした絹製品の輸入が急増しております。さらに一時期、絹偽装二次製品の輸入が急増し、絹織物の国内需要に悪影響を及ぼしてきたと言われております。  年間の絹等の需要量を見ますと、平成六年では四十四万俵であり、このうち国産生糸は六...全文を見る
○松村龍二君 皆様御承知のように、北陸の福井県の経済は繊維や眼鏡など中小企業に支えられた地場産業が特色となっております。繊維は明治以来、絹、人絹、合繊と主力素材が変わりながら、近年、合繊メーカーと共同開発した新合繊で一世を風靡しているのであります。しかし、円高とアジア諸国の追い上...全文を見る
○松村龍二君 大臣、絹業者があって初めて日本の養蚕業もあるという観点から、ただいまの質問につきましてよろしく御理解を賜りたい。何か一言御発言いただければありがたいんですけれども。
04月10日第136回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  昨年十二月八日に発生いたしました福井県敦賀市にあります高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故につきましては、昨年十二月二十七日に当委員会で調査審議を行い、また本年一月十六日には当委員会として「もんじゅ」サイトにおきます調...全文を見る
○松村龍二君 温度計の破損は設計ミスとの指摘がありますが、現時点までの原因究明でこの点は確認されたのでしょうか。  また、私も大学の受験勉強のときに物理をとった程度の全くの技術の素人でございますけれども、流体の中にさおを入れれば、そのさおに抵抗がかかるというふうなことは私でもわ...全文を見る
○松村龍二君 折れたさや管につきましては、三月二十八日に蒸気発生器の入り口部分で発見され、実に管の中を百九十メートル流れ流れて蒸気発生器のところでとまっておったということでございますが、ようやく四カ月近くなりまして発見されて、今後、回収の上、調査を行うと聞いております。  また...全文を見る
○松村龍二君 一方、今回の事故の場合に、動燃事業団から地元自治体への、福井県あるいは敦賀市、あるいは関係近隣の町等への事故発生の通報連絡がおくれたことが指摘されております。  本来、事故発生時には地元自治体は、事業者との間に結んだ安全協定に基づきまして、事業者から連絡を受けるこ...全文を見る
○松村龍二君 原子力の防災につきまして基本法といったものをつくってほしいというような希望を持っておりますので、そのことについては後ほど言及いたしますが、そのような中に位置するのかどうかわかりませんが、御検討をいただきたいと思います。  また、現地に常駐し、「もんじゅ」の運転管理...全文を見る
○松村龍二君 次に、防災に関する特別法の問題についてお伺いいたしたいと思います。  原子力発電所の安全規制に関しては、原子炉等規制法に基づき国が一元的に規制することが明確化されておるのであります。したがいまして、基本的には原子炉等については国が一元的に規制するという思想が当然の...全文を見る
○松村龍二君 先ほど東京と地元とのギャップということを申し上げたわけでございますが、長官におかれましては、就任早々敦賀にも行かれまして、地方自治体あるいは県民の気持ちといいましょうか、考えを聴取いただきまして、また今週には「大臣と原子力を語る会」を催されまして一般の市民からも忌憚...全文を見る
○松村龍二君 核燃料リサイクルの体系の問題につきましては、プルサーマル計画で我が国の純国産のエネルギー資源でありますプルトニウムを利用する、そして将来の体制整備につなげていくという観点から重要でございます。また、使用済み燃料の貯蔵保管につきましても今後の見通しが地元に対して明確に...全文を見る
○松村龍二君 終わります。
04月26日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  本年二月二十三日の本委員会におきまして、大原大臣、入澤長官に対しまして、私の地元の林業の動向も踏まえながら、林業、木材産業の展開方向あるいは林業労働力対策についてお尋ねしたところでございます。  本日は、いよいよ林野三法案が...全文を見る
○松村龍二君 ただいまお話がございましたように、林家所得の向上の観点からですが、近年、材価の低迷あるいは労賃等の上昇により林家所得も落ち込み、林業経営はほとんど成り立たなくなっているのが実情であります。  このような中で、林業経営を改善することを目的として長伐期施業、特に福井県...全文を見る
○松村龍二君 次に、林業労働力の確保の促進法案についてお尋ねいたします。  林業労働力の確保には、二つの視点があると思われます。すなわち、若い優秀な労働力確保とそれを雇用し支える林業事業体の強化が考えられるわけでありますが、ここではそのうち労働力の確保についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○松村龍二君 次に、木材の安定供給確保についてお伺いします。  林業白書を見ますと、平成六年の用材の自給率は二二・四%に低下し、木材産業を取り巻く情勢は、円高等に伴う製材品の輸入の増加等により、国内の木材産業界は低迷しているのが実情であります。  今後、真の国産材時代を実現し...全文を見る
○松村龍二君 今回、木材関係の三法案が出されまして、非常に林野庁、農水省の前向きの姿勢を感じまして、林野振興元年であるというふうに理解したいわけでございます。  最後に、大臣にお伺いしますけれども、本法案によって現下の厳しい状況にある木材産業の振興をどのように図っていこうとして...全文を見る
06月13日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第5号
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○松村龍二君 私は自由民主党の松村龍二でございます。  最近、と申しましても参議院において住専問題の金融特が始まる前のころでございましたけれども、地元に帰りましたところある地方議員から、住専の問題をまだ審議しているのか、国内外にいろいろな問題が山積しているこのときに住専問題の審...全文を見る
○松村龍二君 私は、自分の体験を通じまして、この住専処理法案に賛成であるということをまず二点申し上げたいと思う次第でございます。  ただいまお話がございましたように、日本の金融システムに対する内外の不安を解消するということは大変に重要なことであると信ずるものであります。  昨...全文を見る
○松村龍二君 ただいま私はこの法案に対しまして賛成の意見を申し上げたわけでございますけれども、この半年以上の経過の間に、私も地元へ戻りまして、いろいろな機会にこの住専処理法案に対して賛同していただきたいといった説得を試みたところでございます。その間に感じましたことを幾つか、素朴な...全文を見る
○松村龍二君 もう一点は、住専問題解決のために税金を投入するという問題でございます。  この問題が起きまして、野党におきましては、一人当たり五千円とか一万円、世帯が四人だから四万円とか、このような金額をいつもの通常の方法による税金以外にさらに上乗せして税金が徴収されるといったよ...全文を見る
○松村龍二君 私は、不良債権の回収をするこのたびの仕組みにつきまして大蔵省の方から平易に御説明いただきたいと思っていたわけですが、時間の都合もございますので。今まで預金保険機構、住専処理機構の御説明がありましたけれども、何となく役人言葉の説明でありまして、どれだけの陣容のあれで、...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。よく囲碁の名人戦等を見ますと、一手打つたびに何か打った方が勝ったような印象を受けるわけですけれども、ぜひ警察が相手を打ち負かすといったまた安心感を国民に与えていただきますよう切望する次第でございます。  以上で終わります。(拍手)
11月19日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  佐藤大臣、麻生長官におかれましては、大変難しい時代に大臣に御就任になりまして、心からお祝い申し上げる次第でございます。  さて、まず経済企画庁長官に、財政構造改革において経企庁の果たすべき役割についてお伺いいたします。  かっ...全文を見る
○松村龍二君 ぜひ財政構造につきまして的確な改革を加えていただきまして、必要なところに必要な金を使うといった。国民が本当に要求しているところにお金を使うといったことをぜひお願いしたいと思う次第でございます。  さて、中小企業の問題、中でも繊維産業の振興につきまして御質問をしたい...全文を見る
○松村龍二君 中国側の輸出自主管理措置強化の具体的な内容はどのような内容でございましょうか。また、中国側が約束した効果を持たない場合いかなる対応をとるのか、お伺いします。
○松村龍二君 セーフガードの問題につきましては、農業の分野でショウガ、ニンニク等が問題になっておりまして、せっかくWTOで認められておる措置であるということから、日本が貿易立国で非常に神経を使うということはわかりますけれども、日本の産業を保護するという点に関しまして通産省におきま...全文を見る
○松村龍二君 ただいまこの情報化時代において情報の支援というお話がございましたけれども、特に中小繊維企業の情報化を推進するために昨年補正予算で二十五億円の出資が認められたわけですけれども、中小繊維企業の情報化を推進するための通産省の対策についてお伺いいたします。
○松村龍二君 繊維二次製品の輸入が近年増大傾向を継続しておりますが、このことにつきまして基本的なお考えをお伺いします。  また、これに関連いたしまして、先ほどのセーフガートとも関連するわけですが、繊維というのは非常に川中産業も幅が広くて、糸加工、織布、染色、縫製加工とございます...全文を見る
○松村龍二君 最後に大臣にお伺いしたいわけですけれども、中小企業の問題で法定労働時間の問題が大変関心が深いところでございます。  現下の厳しい経済環境の中で、来年四月からの法定労働時間の週四十時間制への完全移行に伴う労働時間短縮問題につきまして深刻な声が上がっております。  ...全文を見る
○松村龍二君 大変前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。  繊維産業におきましても、せっかく日本が大きな消費地を持っておるわけでございますので、大変意欲的に、イタリア等に負けないような先進的な取り組みも一方で行われております。今週もそういういろいろなファッションの...全文を見る
11月27日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。法務大臣並びに国家公安委員長、警察庁に御質問をさせていただきます。  決算委員会でございますので、平成六年度の予算が適切に執行されたか、効率的に執行されたかといったことが中心になるわけでございますが予算を有効に効率的に執行したいという...全文を見る
○松村龍二君 次に、国家公安委員長にお伺いいたします。  このたび弁護士の資格を持った方が国家公安委員長になられたということで、また新たな感覚で警察行政のトップに立たれたということで、ぜひ実力を発揮されますよう心から期待し、また御祝詞を申し上げる次第でございます。  ただいま...全文を見る
○松村龍二君 時間がございませんので、次の質問に入ってまいりたいと思います。  警察庁長官襲撃事件が報道されまして、これまた真相がどこにあるのかよくわからないということで、国民もまさか警視庁の一線の警察官が警察庁長官を襲撃するということは信じたくないという気持ちでありますけれど...全文を見る
○松村龍二君 先ほど来、保護という点についての私がした質問に対しまして、そのような御説明ではちょっと説明し切れないんではないかというふうに思います。警察はまさに法律によって執行しなければならないということと、仮に特別権力関係でその組織の中の上司、部下という関係がありましても、それ...全文を見る
12月17日第139回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  昭和二十二年に農協法が施行されまして、本年ちょうど五十年の節目に当たるわけでございます。農業協同組合法が、「農民の協同組織の発達を促進し、以て農業生産力の増進と農民の経済的社会的地位の向上を図り、併せて国民経済の発展を期する」...全文を見る
○松村龍二君 ちょうど一年前の十二月十九日に住専スキームの決定を見まして、それまで日本の国が大変に金融信用の不安をシステムとして抱えているといった中で、何が何でも住専の問題を解決しようと、そしてその住専の問題を解決する際に、農協系統が五兆五千億住専に金を貸し込んであるということが...全文を見る
○松村龍二君 終わります。
12月26日第139回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  決算委員会におきまして質疑の機会を与えていただきまして、大変光栄に存ずる次第でございます。  まず、農林水産省、農林水産大臣にお伺いするわけでございますが、木曽岬干拓事業の進捗状況についてお伺いしたいと思います。  ちょう...全文を見る
○松村龍二君 ただいまの構造改善局長の御説明で、県境が定まりまた町境も定まって、土地利用計画の策定へ向けて関係者間で協議中ということでありますが、いつごろまでをめどに利用計画を決定するのが、お伺いします。  と申しますのは、木曽岬干拓を横断する第二名神高速道路の建設計画がありま...全文を見る
○松村龍二君 それでは次に、旧臨時軍事費特別会計の最終処理の問題について、大蔵省にお伺いします。  聞きなれないあれでございますが、旧臨時軍事費特別会計は、日華事変、太平洋戦争に関する臨時軍事費の会計を一般の歳入歳出と区分し、整理するため、戦争終結までを一会計年度といたしまして...全文を見る
○松村龍二君 農林水産大臣、昨日は予算の編成、本当に御苦労さまでございました。日本の食糧の自給、また、農林漁村の明るい発展ということに日々心魂をすり減らせて予算を成立させていただいたということで、心から敬意、感謝を申し上げる次第でございます。どうぞ御退席ください。  それでは、...全文を見る
○松村龍二君 私が今回この問題を取り上げましたのは、国家総力戦でありましたさきの大戦において、その戦費は多額の公債及び借入金により賄われ、それが戦後激しい財政インフレをもたらしたという苦い経験から戦後の財政制度が形成されたということに思いをいたしたからであります。その意味で、旧臨...全文を見る
○松村龍二君 昨日、いろいろ新幹線の問題等で時間が延びたという報道がされておりますけれども、九七年度予算の政府案が、七十七兆円の予算が決定されまして、大蔵大臣、大変御苦労さまでございました。  しかし、本日の新聞等をあけてみますと、「国・地方の債務五百兆円 GDP並み規模に 財...全文を見る
○松村龍二君 大蔵大臣が着任されましてまだ余り間がない状況でございますが、先頭に立って、子孫に大変な負担を残さないということで意欲的に取り組んでおられるということに敬意を表する次第でございます。  しかし、多額の公債というのは、超インフレによって解消するとか、あるいは先ほどの戦...全文を見る