松村龍二

まつむらりゅうじ



当選回数回

松村龍二の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第159回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○松村龍二君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  去る一月十四日及び十五日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、静岡県及び愛知県を訪れました。派遣委員は、山本委員長、吉田理事、千葉理事、木庭理事、井上理事及び、私、松村の六名...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。  本日は、憲法調査会「憲法と国際平和活動、国際協力」というテーマで、猪口先生、酒井先生、廣野先生から、それぞれ長い経験に基づく非常に貴重な御示唆、御意見をいただきまして大変参考になったわけでございます。まずもってお礼申し上げるわけで...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。  次に、廣野先生にお伺いしたいと思いますが、廣野先生は非常に明快な、戦後の経済、国際平和の構築問題、経済状況の在り方から日本がどうあるべきかと、また憲法上もどういうふうな改正が必要かと、現在のようなあいまいな形でなくて、国連軍ができ...全文を見る
○松村龍二君 最後に猪口先生にお伺いしますが、御説明の中ではなかったようですが、国際連合平和維持活動待機軍、アジア平和維持活動待機軍というものを作ったらという御提案を主張しておられるようですが、現在の自衛隊が目的に応じて編成されて行く方が、事の性質が違うと、部隊のローテーションと...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
03月23日第159回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  このたびの弁護士法の改正につきまして法務大臣始め政府側に幾つかの御質問をいたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  昨年の通常国会において弁護士資格の特例を拡充したわけでございます。私の地元でも、ある国会議員が、...全文を見る
○松村龍二君 ただいま御説明ありました中で、一定の範囲の大学の法律学の教授等について司法試験に合格していなくても弁護士資格を付与する特例制度というのが今回廃止になるわけですけれども、司法試験といいますと非常に難しい試験で、難関を突破するために五年、十年の勉強の期間があって、それで...全文を見る
○松村龍二君 そのような制度によって弁護士登録をした者はこれまで何人ぐらいいるんでしょうか。また、現在、現に弁護士登録をしている者は何人くらいいるのか、お伺いします。
○松村龍二君 先ほど沿革を伺いますと、東京帝国大学の法学部、非常に数少ない権威ある方に特別に弁護士に、資格与えるよというのが、戦後、一応大学院のある大学ということに限るにしましても、大変な数の大学と教授、助教授がこの恩恵にあずかるというふうな仕組みになっていたように思うわけです。...全文を見る
○松村龍二君 この改正法の施行日までに既に五年以上法律学の教授等の職にあった者はどのように取り扱われることになるんでしょうか。
○松村龍二君 既に五年以上の資格を持っている方についてはそのようなことであるようですが、それでは、改正法の施行日までの在職期間が五年に満たない法律学の教授等はどのように取り扱われるんでしょうか。
○松村龍二君 法律学の教授等の在職期間が五年未満の者についても経過措置を講じた理由をお伺いいたします。
○松村龍二君 非常に重箱の隅をつつくような細かい質問で恐縮ですが、在職期間が五年に満たない教授等についての経過措置について、平成二十年三月三十一日までに五年以上の在職期間となる者については弁護士資格を付与することとしたのはどうしてでしょうか。  国家草創期のころなら、明治時代か...全文を見る
○松村龍二君 おおむね分かりましたが、これらの経過措置の適用を受ける者を保護することといたしましても、これらの者が弁護士登録を申請することができる期限については制限がこの際設けてありませんが、制限を設けるという、設けるべきであるという意見もありますが、いかがでしょうか。
○松村龍二君 今回提出されました弁護士法の一部改正法案は、今般の司法制度改革の中で、弁護士制度改革については仕上げの法案であるというふうに伺っております。  従来、我が国の弁護士については、欧米と比較した場合に、もちろん欧米の弁護士が、イギリス等においても法廷に出る弁護士とそれ...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
03月24日第159回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○松村龍二君 本日は、法務委員会の委嘱審査ということでございますが、幾つかこの一年間の法務行政、法と秩序という観点からの御質問をさせていただきたいと思います。  まず、拉致問題でございますが、拉致問題は、この国会におきまして、衆議院、参議院含めていろいろな委員会で今まで幾たびか...全文を見る
○松村龍二君 そもそも、この拉致が刑法上どういう犯罪になるかということでございますが、刑法第三十三章に「略取及び誘拐の罪」というのがあります。二百二十四条に「未成年者略取及び誘拐」、「未成年者を略取し、又は誘拐した者は、三月以上五年以下の懲役に処する。」、横田めぐみさんがこれに当...全文を見る
○松村龍二君 事件として立件しているものについても、必ずしも国外移送目的略取ではないということも今御説明がありましたが、これは国外、この構成要件に当てはまる事実の証拠がないからそれで立件していないと、こういうふうに理解してよろしいかと思いますが。  それで、お伺いしたいことは、...全文を見る
○松村龍二君 私は聴取をされたんですかと聞いたんですが、何か、したという、むしろしていないというふうに聞こえたんですけれども、再度、どう理解したらいいのかお聞かせ、あるいは言えないんなら言えないということで結構ですけれども。  それと、この事件は、私が調べたところによれば、時効...全文を見る
○松村龍二君 検察、法務省といたしましては、警察が事件を捜査した後、送致されてからかかわるという形になろうかと思いますが、法務大臣、法の番人といたしまして、この拉致問題についての捜査について、最終的には国民を代表して捜査を遂行するという立場におありかと思いますが、御決意のほどをお...全文を見る
○松村龍二君 次、オウム裁判についてお伺いいたします。  先般、松本智津夫に対しまして、オウム真理教の教祖麻原彰晃こと松本智津夫に対しまして第一審の東京地裁が死刑を言い渡したわけでございます。ただ、非常に時間が掛かった。あの事件が起きましたのは平成七年です。私が選挙に立候補いた...全文を見る
○松村龍二君 このように裁判が長期化するということに国民が辟易しておるということは、このたびの司法改革の努力によりまして一定の結論を得て、いろいろな面から訴訟の迅速化ということを努力しておられることは喜ばしいわけですが、しかしこの事件は、何といいましても、二十七人もの殺人事件、五...全文を見る
○松村龍二君 自民党は今一時間、時間いただきまして、私三十分ということでございますが、同僚の吉田理事から御理解いただきまして、少し時間を食い込んで質問をさしていただきます。  次、刑務所問題についてお伺いするわけですが、昨年ですか一昨年ですか、名古屋刑務所で革手錠を使って傷害を...全文を見る
○松村龍二君 最後に、御要望といいますかあれなんですが、私はやはり非常に、法務省の方のお仕事ぶり見ていると、もう非常によくやっておられるということで、いったん事件が起きますとなんですが、何でこんな刑務所の実態がここに至るまで何も手を付けられなかったのかなということをやっぱりこの際...全文を見る
04月01日第159回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。  自民党の委員各位の御了解いただきまして、私、質問をさせていただきたいと思います。  破産法というと非常に難しい法律だということでございます。先ほども、廊下で昔から知っている委員部の方にお会いしましたら、今日は破産法の質問をするんだと...全文を見る
○松村龍二君 近時の経済情勢の影響から破産事件が急増している状況にあると認識しておりますが、近年の破産事件の申立て件数の動向はどのようになっているのか、また個人債務者と会社との割合はどうか、最高裁判所にお伺いします。
○松村龍二君 先般、委員会で民事局長は、東京地裁の民事二十部ですか、地裁二十部の責任者であったようなお話で、この地裁二十部というのは、破産再生部と別名言われるような、破産した人にとってもうすべての最後のとりで、救いの神であるという場所だそうでございまして、そこを一手にやっておられ...全文を見る
○松村龍二君 非常に厳しい経済状況であると。IT関係あるいは輸出関係で非常に突出して景気がいい、また中国も最近金持ちが増えてきて、そういう面、あるいは中国がどんどん生産することによって設備をするということで潤っておる日本の企業とそうでない企業、あるいは公共事業等の低減によりまして...全文を見る
○松村龍二君 私も先ほど申しました、倒産したある友人といいましょうか、県庁所在地の方からお伺いしたんですけれども、日本人には日本人の資本主義というのがある、それがグローバリズムということで、アメリカ流のドライな経済の在り方をアメリカから強制される、また金融庁はそれの先頭に立ってそ...全文を見る
○松村龍二君 今回の破産法案は、破産手続の全般にわたって数多くの見直しを行っていると承知しております。  そこで、手続の基本的な流れを確認する意味で、破産手続の大まかな流れを説明していただきたいと思います。
○松村龍二君 ただいまの流れの説明を聞きますと、本当に今回の法案がそれぞれの箇所において非常に重要な取決めをしておるということが分かるわけですが、破産法案の目的であります手続の迅速化、合理化について、それを重視する余り、債権者の利益をないがしろにしないかという視点を含めまして、自...全文を見る
○松村龍二君 債権者数が千人以上の大規模な事件については、全国どこからでも東京地方裁判所あるいは大阪地方裁判所に申立てができるようにするなど、管轄を拡大しているとのことでありますが、このように大都市に事件を集中させますと、地方の債権者にとっては、遠く離れた裁判所で破産手続が行われ...全文を見る
○松村龍二君 だんだん専門的な質問になってくるわけですが、債権者が破産手続に関与する機会として、現行の破産法では債権者が一堂に会する第一回債権者集会を必ず開催しなければならないとしておりますが、ところが破産法案では、この第一回債権者集会の開催を任意化しておりますが、その趣旨は何で...全文を見る
○松村龍二君 実務に合わせてそのような法改正をすることは理屈に合っているかと思いますが、このように債権者集会の開催を任意化しますと、破産手続に関して大きな利害関係を有する債権者が手続に関与する機会を失うこととなってしまい、問題になるという心配はございませんか。
○松村龍二君 債権者は、破産手続において配当を受けるために自己の債権を裁判所に届出しなければならないわけですが、債権者が届出をした債権の額を管財人が認めなかった場合に、債権の額がどのように決められるかは債権者にとっては重大な関心事であります。  そこで、破産法においては、このよ...全文を見る
○松村龍二君 次に、破産法案のもう一つの目的であります破産手続の実効性及び公正さの確保との関連で質問いたしたいと思います。  まず、破産手続開始の申立てがされてから手続の開始決定がされるまでのいわゆる保全段階において破産者の財産が散逸する事態が生ずることがあると聞いております。...全文を見る
○松村龍二君 ただいま御説明がありましたが、包括的禁止命令の制度を新たに設けたということでありますが、この包括的禁止命令とはどのような制度であるのですか。
○松村龍二君 この包括的禁止命令が発令されますと、債権者は会社の財産に対する強制執行等を一律に禁止されることとなり、重大な影響を受けますが、債務者がこの包括的禁止命令を乱用する危険はありませんか。
○松村龍二君 また、破産法案では、先ほど御説明あったかと思いますが、保全管理命令の制度を新たに設けたとのことでありますが、この保全管理命令とはどのような制度でありますか。
○松村龍二君 最高裁判所に伺いますが、保全管理命令によって保全管理人が選任されますと、会社の財産の管理処分権は保全管理人が有することになります。そうすると、債権者にとってはだれが保全管理人に選任されるのかということが重大な関心事項となりますが、裁判所は保全管理人としてどのような者...全文を見る
○松村龍二君 あと二つばかり会社の破産の場合についての御質問をいたします。  次に、破産手続開始の決定がされた場合には、破産者がどのような事情で破産に至ったのか、またどのような財産を所有しているのかということは、破産者の財産から配当を受ける立場にある債権者にとっては重大な関心事...全文を見る
○松村龍二君 また、会社が破産した場合に、破産手続によって債権者は債権額に比較して少額の配当しか受けることができないのが通常でありますが、このこととのバランスから考えても、違法な行為によってそのような事態を招いた破産会社の経営者の責任は厳格に追及されるべきであると考えますが、この...全文を見る
○松村龍二君 次に、破産事件の大部分を占めます個人債務者の破産事件に適切に対応することも極めて重要であると考えます。  そこで、個人破産事件に関連して質問いたします。  会社の経営者は、会社が破産した場合には、その債務について保証しているため一緒に破産する場合が多いのでありま...全文を見る
○松村龍二君 今回の見直しでは、自由財産となる金銭の額をおおむね百万円程度に引き上げ、さらに破産者の個別の事情に応じて自由財産の範囲を拡張する制度を設けたとのことでありますが、破綻した会社の経営者の再起を促すという観点からは、先ほども外国の例で申し上げましたが、十分とは言えないん...全文を見る
○松村龍二君 先ほども話題に挙げましたが、会社の債務についてはその経営者だけでなく経営者の家族や親戚も保証していることが多く、会社が破産した場合には保証債務を支払えず、これらの者も破産に追い込まれることが多いと聞いております。  このような事態が生ずる原因の一つとして保証の取り...全文を見る
○松村龍二君 次に、質問を三つほどまとめて行いますが、個人債務者は免責許可の決定を受けなければその債務から解放されないため、その経済的再生を図るには破産手続とともに免責手続を行わなければならないわけであります。この免責手続については破産法案によってどのような見直しが行われておりま...全文を見る
○松村龍二君 最後に、今回の改正は国民生活にも重大な影響を与えるものであります。施行期日は公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行することとなっておりますが、施行時期は具体的にはいつごろを予定しておりますか。
○松村龍二君 以上で終わります。  どうもありがとうございました。
04月06日第159回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  今日は、破産法及び破産法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、先回五時間の質疑が当委員会において行われまして、今日、この法案の成立に深くかかわった諸先生、また現場で破産の問題に精通しておられる先生方をお迎えいたし...全文を見る
○松村龍二君 宮崎先生も現場で破産法、倒産の問題について扱っておられまして、今回の法案を高く評価しておられるわけですが、国庫補助金をもっと増やすようにというようなお話もございまして、これは野党の先生からの御質問にもあったわけですが、一つ、質問のための質問のような感じですが、労働債...全文を見る
○松村龍二君 時間がありませんので、石井参考人に一言だけお伺いしますが、バブルの後、倒産で大変に苦しんでいる方と、一部、銀行なんかが自分の都合で債権を免除しまして倒産しないで済んだという人もたくさんいるように思うんですが、その辺の不公平といいましょうかについて、何か御感想といいま...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
04月14日第159回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
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○松村龍二君 本日、三名のそれぞれ専門の大学の先生が二院制について肯定的で、参議院の在り方についてもおおむね肯定的な御発言を聞いて、ひとつ安心といいますか、したわけですけれども。  私の意見を申し上げる前に、一つ笑い話のようなエピソードを申し上げますが、私は二年前に参議院の外交...全文を見る
04月21日第159回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○松村龍二君 本日、それぞれ特徴のある参考人からお話を伺いまして、また当調査会の先生方から非常に味わい深いお話をいただきまして、大変参考になったわけですが、私も意見を述べさせていただきたいと思います。  憲法前文の平和主義、このことについては、今、田先生から第二次世界大戦の教訓...全文を見る
04月22日第159回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○松村龍二君 自民党の松村委員でございます。  本日、国際捜査共助法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案が提案されましてこの審議に当たるわけでありますが、冒頭、質問をさせていただきたいと思います。  国際捜査といいますと、この法案の質問...全文を見る
○松村龍二君 その説明だけですと、国際刑事警察機構がもうすべて役割果たしてくれるのかなというふうにも聞こえるんですが、現在どういう内容のことをしておって、それではどのような点が不十分で今回正に審議される法律の改正になるのか、その関係を教えていただきたい。
○松村龍二君 私は、想定問答じゃないですけれども、質問していないことを今質問して、何かとんちんかんな返事なんですが。  フランスに、リヨンにインターポールの本拠地があって、そこに対して警察からも派遣して、それでいろいろ刑事警察機構を利用して必要な捜査の必要な一部分のことをやって...全文を見る
○松村龍二君 一言で言えば、情報の交換とか手配といいますか、そういうことをやっている程度であって、証拠収集のために外国からの捜査機関の協力を得るという本格的なものはやっていないというふうに認識すればよろしいかと思います。まあ突発的な質問もありますので、イロハの質問をしていますので...全文を見る
○松村龍二君 そのうち米国との間における件数の割合はいかがか、法務当局及び警察当局に伺います。
○松村龍二君 実は、私はこの法案についてはちょっと個人的にも思い入れがあるわけですけれども。  私も平成四年まで治安機関にいたんですが、その後平成七年に参議院に初当選しましたときに、アメリカ大使館の人が、当選後間もなくであったと思うんですが、訪ねてまいりまして、実は日米の捜査協...全文を見る
○松村龍二君 今回の条約では、いわゆる中央当局制度を採用し、外務当局を介さずに共助の要請ができるようになるとのことで、これに合わせて法改正を行うということでありますが、捜査では迅速性が非常に重要であります。外国では半年も拘束して捜査するというふうな先進国もあるやに聞いておりますが...全文を見る
○松村龍二君 戦後、日本の外交というのは一元化ということが非常に強く叫ばれたわけです。戦前、駐在武官が勝手に連絡するというようなこと等がありまして、すべてのことは外務省を通じないといかぬと、一元化。私も在外勤務ありますけれども、例えばその出身省庁と直接連絡してはいかぬと、必ず外務...全文を見る
○松村龍二君 よく分かりました。  捜査というのは、非常に国家の主権にかかわる問題かと思うんですね。やっぱり日本におきます事件、あるいはアメリカ人が日本で犯罪を行った場合に、アメリカの捜査機関が勝手に日本に来て捜査をやっているということでは、これはもう主権は侵害されるわけですか...全文を見る
○松村龍二君 共助を促進するとの観点からは、条約に別段の定めがある場合に限らず、双罰性がなくても共助することができるようにすべきではないのでしょうか。
○松村龍二君 今回の法改正では、受刑者証人移送制度を創設するということでありますが、このような制度を設けた理由は何か、お伺いします。
○松村龍二君 この制度は条約がある場合に限られるのでしょうか。現在でも捜査共助は条約がある場合に限らず行われるようになっております。さきの福岡の中国人の事件を例に挙げても、必要な捜査共助は行われているというふうに思います。逃亡犯罪人引渡しについても、原則として条約を結んでいる国で...全文を見る
○松村龍二君 よく分かりました。  移送の対象となるのは受刑者ということに法律上なっておりますが、未決拘禁の者は含まれないと思いますが、それはなぜ除外されているのでしょうか。移送できる者の範囲は広くすべきではないかという指摘もあろうかと思いますが、いかがでしょうか。
○松村龍二君 移送は証人尋問に証人として出頭させるために限定しておりますが、それはなぜでしょうか。証人尋問に限定せずに取調べのための移送も含めれば、共助を要請し外国の捜査機関に供述調書を作成してもらうのではなく、我が国に移送して我が国で調書を作成することも可能になると思われますが...全文を見る
○松村龍二君 更に細かい質問になりますが、今回の法改正では、業務書類等に関する証明書についての規定も整備するわけでありますが、なぜこのような制度が必要なのか、その趣旨を法務当局に伺います。
○松村龍二君 大変便利な制度かと思いますが、相手方が証明書の提出を拒んだ場合にはどのようなことを考えられるのか、どう担保するのか、お伺いします。
○松村龍二君 今回の改正で、捜査共助に関し、ようやく世界標準になるための受皿ができるわけでありますが、今後どのような国との条約を締結していくべきか、法務、警察当局はどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○松村龍二君 私も先般、この前は外交防衛委員会に所属しておりましたので、諸外国の大使館の方とお話ししておりましたら、ヨーロッパの先進国の中で自分たちもそういう条約を結びたいというような国もございましたので、御紹介しておきますが。  最後に、速やかに他国とこの種の条約を締結してい...全文を見る
○松村龍二君 以上で終わります。  どうもありがとうございました。     ─────────────
04月26日第159回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○松村龍二君 自由民主党の松村委員でございます。  行政監視委員会ができまして、長らくこの委員会に所属しておりませんでしたので、私、初めてこの行政監視委員会で質問をさせていただくわけです。総務大臣、国土交通大臣、また外務副大臣、財務副大臣、日本の行政のトップを行かれる四大臣に御...全文を見る
○松村龍二君 我々は、ともしますとマスコミの情報、記事だけで、日本の政府の能力がどの程度あるのか、案外ないんじゃないかとか、思った以上にあるんじゃないかというふうなことであれするわけですけれども、せっかくの貴重な経験をまた基に、今後同様の事件も発生するかと思いますけれども、生かし...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございます。  三位一体の改革ということが言われまして、私も、元々は財務大臣が、国庫補助金を減らす、地方交付税を削減する、それに伴って地方の税財源が保障されないと大変なことになるということで、三つは一緒だよということで、税財源をしっかり確保したいと...全文を見る
○松村龍二君 基準についてはよく分かりましたが、そこで、総務大臣にお伺いするわけですけれども、ただいま申しましたように、特に交付税と赤字地方債が大幅に削減されたために、財政力の弱い団体にとりましては大変な打撃になったわけであります。基金の取崩し等で今年は何とか予算編成ができても、...全文を見る
○松村龍二君 大臣もよく御承知のとおり、全国市長会とかあらゆる地方の協議会等がこの三位一体、地方の税財源の在り方等について非常な危機感で要望活動も行っているようでございますので、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  地方の、総務省関係の問題についてはあと幾つも準備してき...全文を見る
○松村龍二君 町村合併が今全国で行われております。我々の県でも、御多分に漏れず法定協議会がたくさん作られまして、非常に優等生ですんなりとまとまった市と、あるいは大上段に振りかぶったけれども思惑が外れたり、あるいはだれが町長になる、市長になるかとか、役場をどっちに置くかとか、もうそ...全文を見る
○松村龍二君 新幹線はエネルギー効率や炭酸ガス排出量といった観点から見て非常に環境に優しい交通手段であると聞いております。私どもの地域は新幹線ないんですが、私の家内は地元におりまして、ある程度高齢でございますので隣近所のおばさんたちと年がら年じゅうバスに乗って観光へ行っております...全文を見る
○松村龍二君 諸外国でも、この質問をする前に勉強いたしましたところ、高速鉄道が非常に各国とも重用しておると。フランスではTGVというような、私も八年ほど前にニースの方からパリの方まで乗ったことありますけれども、TGV。ドイツはICE、スペインはAVE、またイギリスとヨーロッパの間...全文を見る
○松村龍二君 真に効果のある公共事業は積極的に実施すべきであるというふうに考えております。  環境にも優しい、また地域の活性化に大きな効果をもたらす事業である。かつて何十年か前に、財務省の主計局長ですか、何か昭和の三大ばか査定というような発言があったように記憶しておりますけれど...全文を見る
○松村龍二君 国土交通大臣にお答えいただいた後、北陸新幹線について一言申し上げるつもりでございますが、財務副大臣どうぞ退席していただいて結構です。
○松村龍二君 どうも国土交通大臣、大変恐縮でございましたが、さっきも申しましたけれども、我々も高速道路も必要としておる地域なんですが、確かに片側二車線でなくても一車線で済むとか、いろいろ大変な二割、四割というような金額を節約したということは、これはもうやっぱりこれだけやってよかっ...全文を見る
○松村龍二君 お手元に資料を配付させていただきました。  今、新幹線の状況は、青森まで日本列島の北の端までまず完成させようと。平成十二年からおおむね十二年以内にと。それから、九州新幹線が南半分できましたので、更にあと福岡まで完成させたいと。それから、ここの肝心の私どもに関係する...全文を見る
○松村龍二君 この私どもの福井県というのは、原子力、この若狭というところで原子力発電が十五基ありまして、風評被害その他の大変厳しい中で関西の電力の半分を供給しておるわけですね。それから、今、原子力発電の核燃料サイクルということで、「もんじゅ」という発電所を完成しませんとプルトニウ...全文を見る
○松村龍二君 やはり国のお金は財務省が握っているわけです。昔から我が家の大蔵省というと奥さんのことをいうということで、きんちゃくをしっかり握っているという言葉にありますように、財務省が究極のところお金をしっかり握っているという意味におきまして、シーリングの時代、各省庁に予算要求を...全文を見る
○松村龍二君 それじゃ、どうも大変ありがとうございました。
05月11日第159回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  いよいよ本日、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案、また、ただいま同時に付託のありました刑事訴訟法等の一部を改正する法律案、また、衆議院で修正されました案について審議を参議院で始めるわけであります。  この二年間にわたりま...全文を見る
○松村龍二君 ただいま大臣からもお話のありました裁判の迅速化ということは非常に重要なことであろうかと思います。  先般の法務委員会において、私の質問の中でも指摘させていただいたことでありますが、遅過ぎる裁判というのは、秩序の維持ということを目標にしたその趣旨からしますと、もう既...全文を見る
○松村龍二君 それでは、本法案の裁判員制度が諸外国の陪審・参審制度とどのような点が異なるのか、明確に説明をお願いします。
○松村龍二君 制度の細部はともかくといたしまして、諸外国においても同種の制度は広く採用されているということですが、他方、裁判員制度は我が国の制度として導入することになるわけでありますから、我が国の法体系に合致したものでなければなりません。特に、国の最高法規である憲法に合致している...全文を見る
○松村龍二君 最近は、時々、地方裁判所の段階で、ある裁判官が憲法違反であるというふうな判決をすることがございます。僕は、この制度につきましても、後ほどどこかの訳の分からぬ裁判官が地方裁判所で憲法違反であるというふうな判決がしないことを期待するわけでございます。  次に、制度導入...全文を見る
○松村龍二君 五年間の、施行まで五年という時間があるということでございますが、しっかりこのことをやっていただく必要があると思います。  裁判員制度が国民の理解を得るためには、刑事裁判の実情が国民から理解してもらえるようなものでなければなりません。現在、一部の事件で見られますよう...全文を見る
○松村龍二君 国民の多くは裁判に直接かかわる経験はございません。裁判所に呼ばれたこともないかと思います。そのような国民に裁判員になってもらうわけであります。しかも、重大事件の刑事裁判に関与することになるわけでございます。事件関係者から嫌がらせや報復を受けないか、希望したわけでもな...全文を見る
○松村龍二君 次に、多くの議論が行われてまいりました合議体を構成する裁判官の、裁判員の人数についてお伺いします。  この点は、政府における法案作成の段階で大変大きな議論になった点であると承知しております。私自身は、報道を始め、この問題に関心が集中し過ぎていたのではないかという感...全文を見る
○松村龍二君 この点に関しましては、裁判官の人数をより少なくして、裁判、陪審に近いような民間主体の意見が出るようにというふうな意見とか、あるいは裁判員の人数をより、そのような議論が行われまして、法案に対する批判があるものと承知しております。  推進本部事務局長にお伺いしますが、...全文を見る
○松村龍二君 法案では、一定の要件を満たす場合に裁判官一人、裁判員四人の合議体で審理することができることとされております。  推進本部事務局長にお伺いしますが、一定の場合に裁判官一人、裁判員四人の合議体で審理、裁判することができる制度を設けたのはどのような趣旨からでしょうか。
○松村龍二君 次に、裁判員制度の対象となる事件の範囲について法務大臣にお伺いしますが、法案においては、裁判員制度の対象事件は死刑又は無期の懲役若しくは禁錮に当たる罪に係る事件と、裁判所法第二十六条第二項第二号に掲げる事件、すなわち法律上合議体で取り扱わなければならない事件であって...全文を見る
○松村龍二君 法案では、先ほど御紹介したような範囲の事件を対象事件とした上で、一定の要件がある場合には、そもそも裁判員の参加しない合議体、すなわち裁判官だけの合議体で審理することができるとする規定を設けております。  推進本部事務局長にお伺いします。対象事件からの除外の制度を設...全文を見る
○松村龍二君 またいろいろ突っ込んだ質問は同僚の委員の方々から御質問があろうかと思いますので先へ進みますが、裁判員の選任についてお伺いします。  法案によれば、裁判員は選挙人名簿から無作為で抽出された裁判員候補者から選任されることとされております。裁判員の選任方法をどのようなも...全文を見る
○松村龍二君 この辺につきましては、また午後、同僚岩井委員からいろいろな観点からまた質問もあろうかというふうに思います。  法案では、裁判員候補者として呼び出された国民は、欠格事由などに該当せず裁判員となる資格を有している場合には一定の辞退事由が認められる場合を除いて裁判員とな...全文を見る
○松村龍二君 次の評議及び評決についての質問にも関係いたしますけれども、私ども、政治家になっておりますと、確かに有権者の票の重さというのが平等であると。非常に意識のある人の一票と、まあ、あるいは自分の子供を殺してしまうような若い親の一票も一票であるというふうなことを見るわけですけ...全文を見る
○松村龍二君 評決に至るまでには裁判官と裁判員が一緒になって評議を行うわけでありますが、裁判内容に国民の感覚を反映させるという裁判員制度の趣旨からすれば、評議においては裁判員が十分にその意見を述べることができるようになっていなければなりません。そうでなければ、裁判員はお飾りである...全文を見る
○松村龍二君 最後に、国民が裁判員となりやすくするための措置についてお伺いします。  まず、裁判員制度が円滑に導入され、定着するためには、既に指摘したとおり、裁判員制度が国民に理解され、支持されるものでなければなりません。また、その点を別にしましても、国民に裁判員となることを義...全文を見る
○松村龍二君 国民負担という観点から具体的な点を若干伺っておきます。  推進本部事務局長に伺います。  サラリーマンは裁判員となるために休暇を取ることはできるのでしょうか。また、新たに裁判員となる場合に、有給で休暇を取ることができる制度を設けるべきであるとの意見もあるようであ...全文を見る
○松村龍二君 第七十一条のような規定は裁判員制度を導入するためには必要な規定であろうと思います。ただ、それだけでは恐らく不十分だと思います。職業を持った国民が裁判員となりやすくするためには、保護制度の整備も必要でしょうが、現実には、会社や社会の理解がなければ結局は絵にかいたもちに...全文を見る
○松村龍二君 また、国民が裁判員になりやすい制度とするためには、先ほどとは別の意味での負担軽減が必要ではないかと思われます。すなわち、裁判員となることが法律上の義務とされていることから、実際には必ずしも裁判員となることを希望しているわけでもない国民も裁判員の職務に就くこととなりま...全文を見る
○松村龍二君 ただいまの答弁で、裁判員のプライバシー保護という観点から法案第七十三条の裁判員等に対する接触の規制について言及がありました。この規定に対しては、一部からメディア規制につながるのではないかという懸念も述べられているようですので、念のため確認しておきたいと思います。 ...全文を見る
○松村龍二君 以上で私の質問を終わりますが、この法案は、国民というのはこういうものだろうと、ステレオタイプといいますか、裁判官三名、裁判員六名おれば、裁判員は、大体裁判員、三名にきちっとリードされて必要な発言をするだろうというふうなステレオタイプ的なことでこの案が進められているよ...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○松村龍二君 第二班につきまして、御報告申し上げます。  派遣委員は、木庭理事、小泉委員、陣内委員、江田委員、樋口委員及び私、松村の六名で、昨十七日、大阪市において地方公聴会を開会し、六名の公述人から意見を聴取した後、委員から質疑が行われました。  まず、公述の要旨について、...全文を見る
○松村龍二君 自民党の松村議員でございます。吉田議員に続きまして質問をさせていただきます。  昨日、大阪の地方公聴会に私も参加させていただきまして、大変心強かったことは、公述人の六人が六人ともこの裁判員制度について前向きな姿勢を持っておられたということです。それから、私が、弁護...全文を見る
○松村龍二君 次に、犯罪を行った者から自白を得ることは簡単なことではないというふうに思います。和歌山カレー事件のように一切言わない、またオウム事件のように一切供述しないといった例もあるわけです。自白することによって自分が死刑になるかも分からないといった立場にある者がそう簡単に供述...全文を見る
○松村龍二君 その場合に、取調べの録音、録画又は取調べへの弁護人の立会いを制度化すると、自己顕示欲の強い刑事が、いやもうビデオで撮ってくれと、もうそれではビデオが映らぬとどうも調子が出ないという刑事もそれは将来出てくるかも分かりませんけれども、一般的にはそのような制度化が取調べに...全文を見る
○松村龍二君 同じことを伺うわけですが、取調べで得た供述は、結局は供述調書に記録され公判廷で明らかにされるのであるから、取調べを可視化したからといって被疑者が言いづらいことを言えなくなることはないはずであるという主張もあるわけでありますが、その点についてどのようにお考えですか。
○松村龍二君 今の日本は職人の技というのを非常に軽く見る傾向がありますけれども、やはり刑事が真実を追及する、日本の裁判、日本人の性格として非常に供述を尊ぶと。外国のように、供述はなくても情況証拠でもう全部有罪なんだから有罪と、あるいは陪審制度で心証を得ながら判断するというのと違い...全文を見る
○松村龍二君 裁判員に分かりやすい裁判を実現するためには、取調べの録音、録画をすべきであるとの意見があるわけですが、そのために真相解明という取調べの機能が害されるようでは元も子もないと、繰り返し申し上げますが考えております。また、録音、録画をすれば本当に裁判員に分かりやすい裁判が...全文を見る
○松村龍二君 諸外国の中には取調べの録音、録画や弁護人の立会いなどが義務付けられている国もあると聞いております。しかし、各国の刑事司法は様々な捜査手法や被疑者の権利あるいは実体法の在り方等が全体として機能しているのでありまして、被疑者の取調べの機能、役割を考えるに当たっては、様々...全文を見る
○松村龍二君 ただいまの御説明で分かりましたが、過般、九月十一日、一昨年のアルカイダのアメリカの貿易センター、世界貿易センターその他への攻撃を踏まえまして、アメリカでは大統領が命令を発しまして、もう手紙の検査、通信傍受、もうほとんど野方図と言っていいほどですね、時限立法でしょうけ...全文を見る
○松村龍二君 最後に、法務大臣にお願いいたしますが、取調べ状況の録音、録画や弁護人の立会いについては、刑事手続全体の在り方について検討する中で慎重に議論しなければならないと考えますが、その点について見解をお伺いします。
○松村龍二君 以上で終わります。  どうもありがとうございました。
○団長(松村龍二君) ただいまから参議院法務委員会大阪地方公聴会を開会いたします。  私は、本日の会議を主宰させていただきます法務委員会理事の松村龍二でございます。よろしくお願いいたします。  まず、私どもの派遣委員を御紹介いたします。  私の右隣から、自由民主党の陣内孝雄...全文を見る
○団長(松村龍二君) ありがとうございました。  次に、大東公述人にお願いいたします。大東公述人。
○団長(松村龍二君) ありがとうございました。  次に、前田公述人にお願いいたします。前田公述人。
○団長(松村龍二君) ありがとうございました。  次に、宮崎公述人にお願いいたします。宮崎公述人。
○団長(松村龍二君) ありがとうございました。  次に、遠藤公述人にお願いいたします。遠藤公述人。
○団長(松村龍二君) ありがとうございました。  次に、西村公述人にお願いいたします。西村公述人。
○団長(松村龍二君) ありがとうございました。  以上で公述人の方々の御意見の陳述は終わりました。  これより公述人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  なお、質疑及び御答弁は御着席のままで結構でございます。
○団長(松村龍二君) それでは、全員の公述人からそれぞれお願い申し上げます。
○団長(松村龍二君) 遠藤公述人、時間が来ておりますので、簡潔にお願いします。
○団長(松村龍二君) それでは、最後に私、松村が質疑を行わせていただきます。  本日は、裁判員制度という、戦前、陪審員制度があったということですが、事実上立ち消えになっていた、しかし法律そのものは生きておるというような陪審員制度に関係するような、また、新しい時代の行政、立法、司...全文を見る
○団長(松村龍二君) あしたから審議する中で、私どもは、裁判官というと完璧かなと。時々、憲法裁判なんかで、せっかく高速道路はできたのにこれは憲法違反だみたいなのが出るとどうかなと思いますけれども。まあこれは私の独り言ですが、今の宮崎公述人のお話聞いて、大変心強く思うわけです。 ...全文を見る
○団長(松村龍二君) 大東公述人に今の問いに関してお伺いするんですが、私どもも、今の日本において女性が非常に、もう就職試験、公務員試験等を見ましても、もう非常に優秀であるというふうなこと、それから、それぞれ社会に参画しておられる女性が立派であるということは十分承知するんですが、た...全文を見る
○団長(松村龍二君) どうもありがとうございました。  以上をもちまして公述人に対する質疑は終了いたしました。  公述人に一言御礼を申し上げます。  本日は、大変お忙しいところ貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。もっと時間をいただいてお聞きしたい...全文を見る
05月19日第159回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第3号
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○松村龍二君 二院制について、私の御意見を申し上げます。  現在、衆議院、参議院、二院制は必要であり、十分に機能しているというふうに思います。  選挙制度が違って、総選挙は、総理大臣が、時の内閣がいい時期を選んで選挙ができると。参議院はその時期の問題等選べない、定期的な時期に...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○松村龍二君 自民党の松村議員でございます。  裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案と刑事訴訟法等の一部を改正する法律案の審議をしているわけですが、いよいよ最後の機会かと思いますが、与党公明党の方からも時間をいただきまして、代表といいましょうか、大きな質問を幾つかさせていただ...全文を見る
○松村龍二君 朝来、各党の御質問の中で、国民の理解と支持がなければこの裁判員制度は立ち行かない制度であるということが指摘されたわけでございます。しかし一方、運用する側の努力も大切でありますけれども、この裁判員制度の導入が我が国の社会で受け入れられ定着していくためには国民の側の意識...全文を見る
○松村龍二君 昨年のロースクールの導入以来、このたびの司法制度改革が法曹養成制度の改革、裁判官、検察官、弁護士の在り方の改革、民事、刑事の訴訟の在り方の改革など、極めて多岐にわたっております。これらの制度改革が相互に関連して、これからの時代に必要とされる司法制度を築くということが...全文を見る
○松村龍二君 最後の質問でございますが、この裁判員制度の実施に向けた意気込みについてお伺いするわけですけれども、もう法務大臣は各党の質問に対して答えていただいておりますので、実川副大臣から意気込みをお聞かせいただきたいと思います。
○松村龍二君 以上で終わります。  どうもありがとうございました。
05月25日第159回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○松村龍二君 自民党の松村でございますが、ただいまはそれぞれの参考人から非常に貴重なお話をいただいたと思います。  この司法ネットという新しく採用する法律、総合支援法ですね、我々も検討しているときに、初め司法支援センターというような名前で法案が出されてきて、何かちょっとよく分か...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございます。  それでは、岡田ヒロミさんに伺うわけですが、消費者相談というのは、非常に戦後、関係者の御尽力で頑張ってこられたと思うんですね。それで、現在、非常に地方自治体であれ、いろんな仕組みの中で相談が行われておるわけですが、これまた、日本司法セ...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございます。  次、小林元治参考人に伺いますが、この司法支援センターができたときに、弁護人、弁護士が多くかかわるという話が指摘されまして、当然そうだろうと思います。しかし、今まで自分で開業していた弁護士をこの司法支援センターの専任弁護士ということに...全文を見る
○松村龍二君 時間がないので山本先生には一つだけ質問をさせていただきますが、イギリス等では法律、民事法律扶助あるいは刑事法律扶助の金額が非常に多いという話ですが、これは国が出しているものですか。といいますのは、よく私立大学なんかですと宗教団体なんかがお金出すようなことはありますが...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
○松村龍二君 自民党の松村龍二でございます。  総合法律支援法案につきまして質問をさせていただきます。  この法案は、一見非常に簡単な構造を持った法律のように思いますが、しかし、何か突っ込んでいくと非常に幅の広い、奥行きの深い難しい法律だなといったことも実感するわけであります...全文を見る
○松村龍二君 この総合法律支援構想におきましては、支援センターが業務を行うに当たりまして、弁護士会、地方公共団体、あるいは隣接法律専門職者の団体、NPOなど民間の活力を十分に生かすことが重要であるということが指摘されておりますが、この構想におきまして民間の活力を生かすことについて...全文を見る
○松村龍二君 非常に短い時間の問いと質問でございますのでそのような答弁で結構でございますが、細かいひだのあれが分かるようなまた御回答があると何か分かりやすいなというような感じもするわけでございますが。  次に参りますけれども、先般通しました裁判員制度ですね、この実施のためには集...全文を見る
○松村龍二君 先ほど参考人からいろいろお話を伺ったときに、弁護士さんが自発的に自分の収入の中から基金を出して、それによって、ひまわり基金ということで過疎地域に法律の支援を差し伸べるというふうな仕事もしておられると。そこには若い女性の方が自発的に行って貴重な経験してきたという話もあ...全文を見る
○松村龍二君 以上で終わります。  どうもありがとうございました。
05月26日第159回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○松村龍二君 大変貴重なお話を三先生から伺いまして、ありがとうございました。自由民主党の松村でございます。  この天皇の問題は、千年、二千年という大変歴史のある、重みのある話でございますし、私も昭和十三年生まれで、終戦のときが小学校二年生というようなことで、戦前の天皇の権威とい...全文を見る
○松村龍二君 あと一問だけ。  笹川先生、国際基督教大学ということで、偏見を持って聞くわけですけれども、キリスト教、私もよく知りませんが、キリストの場合は神あるいはキリストというものの権威が一番上にいないといかぬと。そういう中にありまして、天皇というのはそういう考え方からします...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
06月10日第159回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  この不動産登記法及び不動産登記法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきましては、先ほど趣旨説明が行われまして、公式には初めて協議するわけでございますが、審議するわけですけれども、先般、知的財産高等裁判所設置法案、裁判所法...全文を見る
○松村龍二君 電子化といいますと、電子が示すものは完全であるというふうに錯覚を起こしやすいわけですが、その辺、いろいろと御工夫をいただきたいと思います。  今回の不動産登記法の改正は、先般も指摘されましたが、明治三十二年に制定された現行法を全面的に改正する大きな改正でありまして...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
○松村龍二君 自由民主党の松村議員でございます。  判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律案について質疑を行いたいと思います。  二年間にわたりまして司法制度の改革について政府において鋭意検討いたしまして、その一環として最後にこの法務委員会においてこの法律案について審議す...全文を見る
○松村龍二君 それに加えて、人権擁護というような観点は、違う弁護士の立場から見るということがプラスになるのかなというふうに思いますが。  次の質問は、私も治安官庁におりまして、今、国会周辺で警備している警察官の数見ましても非常にふんだんに人的パワーは使うわけですが、いざ政治家に...全文を見る
○松村龍二君 最後の質問ですが、判事補なり検事さんが弁護士事務所へ行って、判事さんの場合は元々判事になりたいという気持ちで、決意で判事になったんでしょうからそういうことは少ないかと思いますが、弁護士事務所へ行って、ああ、この仕事はもうかるなと、それじゃもう弁護士になっちゃおうかと...全文を見る
○松村龍二君 終わります。
06月11日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  本日は、本法案の審議に当たりまして、貴重な御意見を四人の参考人からお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  非常に大きい問題でございますので、私もよく勉強していない面があるわけですが、まず山中参考人にお伺いするんですけ...全文を見る
○松村龍二君 原子力発電所でミサイルの問題があるんですが、発電機もコンクリートでまず守られている、またその外形も守られていると。一番真上から原子力の炉がねらわれた場合に真ん中へすぽんと入ってしまうというようなことが指摘されますけれども、そのような事故というのは余りちょっと考えにく...全文を見る
○松村龍二君 三問目ですが、田中参考人にお伺いします。西井参考人にもお答えいただきたいんですが、時間がないんで田中参考人にだけお伺いします。  この委員会において協議しております際に、御指摘のように、実際に戦争といいましょうか、攻められる、日本が攻められるということが考えられな...全文を見る
○松村龍二君 浜谷参考人に一言お伺いしますが、指定公共機関ですね、民間放送に対して拘束が甘い、あるいは国民の必要な協力というものが何か生ぬるい形で決められたと。これにつきましても、私も、第二次世界大戦にいかに大本営発表が国民を間違った方向へ引っ張っていったかという点において、余り...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
08月05日第160回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○松村龍二君 自由民主党の松村議員でございます。  先国会において北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会というのが初めて発足いたしました。そして今日、第一回目の会議、この臨時国会もこれで終わりかと思いますが、第一回目の委員会に自民党を代表して発言させていただきます。大変光栄に...全文を見る
○松村龍二君 今日、閣議でそのような発表、協議をした際に、後ほど閣僚、各閣僚からそれはいいことだと言う方もおられるし、あるいは今拉致の大事な十名の行方不明者の交渉を前にしてちょっとどうかなというような御意見、あるいはせっかく十二万五千トンの食糧を差し上げても、人道支援に使われない...全文を見る
○松村龍二君 ジェンキンスさんの問題とか特定失踪者の、最近、脱北者が韓国に入国した際に所持していた写真が、一九七六年、日本で失踪した埼玉県川口市の藤田進さんとよく似ていると。  特定失踪者についての対応、決意というようなお話は既に御質問がございましたので、ちょっとあと一つどうし...全文を見る
○松村龍二君 日本の外交が、先ほどのお話じゃありませんが、言葉が外交で大切であるというお話がありましたけれども、日本人は、分かっているだろうとか、そういうようなあいまいな対応をすることが間々あるわけですけれども、やはり北朝鮮に対しても、中国に対しても、こういうことがあったからここ...全文を見る
11月25日第161回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○松村龍二君 自由民主党の松村委員でございます。  本日は、民事関係手続の改善のための民事訴訟法等の一部を改正する法律案が既に提案されておりまして、この審議をするわけでございます。自由民主党を代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。  平成十三年六月十二日に内閣に...全文を見る
○松村龍二君 それでは、内容についてお伺いしていきますが、まず民事訴訟手続等における申立て等のオンライン化についてお伺いします。以下、民事局長からお答えいただければ幸いです。  民事訴訟手続等のオンライン化のための改正の具体的内容はどのようなものか、お伺いします。また、本法律案...全文を見る
○松村龍二君 管轄裁判所についての合意を、書面のほか電磁的記録によってもすることができるようにしたのはなぜですか。
○松村龍二君 次に、手形等の喪失者の権利保護の迅速化、効率化ということで改正することかと思いますが、公示催告手続に関する改正の概要と、また有価証券の無効の宣言のための公示催告手続における公示催告期間の下限を六か月から二か月に短縮したのはなぜでしょうか。
○松村龍二君 次に、最低売却価額制度の見直しについてお伺いするわけですが、不動産競売の手続における最低売却価額制度を売却基準価額制度に改めることとしたのはなぜでしょうか。  また、ついでに伺いますが、買受け可能価額を売却基準価額からその十分の二を控除した価額としたのはなぜでしょ...全文を見る
○松村龍二君 そこで、更に最低売却価額制度についてお伺いしますが、このように制度を改めましても、売却基準価額の決定の基礎となる評価人の評価が適切になされなければ競売物件の売却を促進することはできないと思われますが、評価の適正化を図るための措置は講じられておるのでしょうか。
○松村龍二君 次に、少額訴訟債権執行制度の創設についてお伺いしますが、法務大臣にお伺いしますけれども、簡易裁判所における少額訴訟債権執行制度を創設するのはなぜか、お伺いします。
○松村龍二君 それでは、そもそも少額訴訟債権執行制度の概要について、ただいまの法務大臣の説明を更に敷衍しましてお伺いします。  少額訴訟債権、併せて少額訴訟債権執行の手続について司法書士がこれを代理することができるということとしたのはなぜか、お伺いします。
○松村龍二君 この法案とちょっと離れますけれども、最近、少額訴訟制度を悪用したいわゆる架空請求と、その事例が見られるようになっていると聞きます。特に問題なのは、実際に裁判所に訴えの提起がされて、身に覚えのない市民の方に本物の呼出し状などが送られてきた際に、架空請求は無視せよと言わ...全文を見る
○松村龍二君 最後に、扶養義務等に係る金銭債権の間接強制制度という、導入があるわけですけれども、本法律案で、養育費その他の扶養義務等に係る金銭債権に限って間接強制の方法による強制執行を認めることとしたのはなぜでしょうか。また、金銭債権一般ではなく、扶養義務等に係る金銭債権に限って...全文を見る
○松村龍二君 本委員会は弁護士出身の、あるいは現職の弁護士の方が多いんで、非常にこの問題については身をもって実情を御存じの方が多いと、また後ほど御質問もあろうかと思います。  養育費は、法務大臣にお伺いしますが、養育費は子供を養育するために必要不可欠のものであるにもかかわらず、...全文を見る
○松村龍二君 次に、この法案をちょっと離れまして一つ質問をさしていただきたいというふうに思います。  十月二十三日に新潟中越地震が起きまして一か月余たったわけであります。今もって六千三百人の方が避難生活をしておる。非常に寒いテントの中、あるいは体育館の中であればまだ暖かいかと思...全文を見る
○松村龍二君 町の広告を二、三集めてみましたわけですが、これNTTではありませんけれども、これはパネルにしておりませんが、カイロプラクティックの一種だと思うんですけれども、ベッドの上に人を寝かせて、その上から踏み付けておるわけですね。あるいは首をぐっとひねったり背骨を圧迫するとい...全文を見る
○松村龍二君 今日はいわゆる政府参考人、お役人をお呼びしたんではなくて、政務官にお出ましいただいたということは、まあ政治の力がこのような困っている方に対して力を発揮していただけるんでないかと。  それから、NTTも、これ公社の時代ですと当然に私もNTT呼ぶんですけれども、まあ民...全文を見る
○松村龍二君 最後に、厚生労働省の国家資格以外の医業類似行為者の対策が不十分ではないかと思われるので、今後これに対してどのような対策を講じていくかという御質問をいたしたいわけですが、ただいまのお話の中で既に厳しく対応していくというふうにお伺いしたと思いますので、これは省略いたしま...全文を見る
○松村龍二君 法務大臣、ありがとうございました。また、森岡政務官、よろしくお願いします。  どうもありがとうございます。  以上で終わります。
11月30日第161回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  本日、刑法等の一部を改正する法律案について審議をするわけでございます。トップバッターを務めさせていただきたいと思います。  今度の刑法等の一部を改正する法律案は、刑の重罰化を中心にし、また公訴の時効を延長するというようなこと...全文を見る
○松村龍二君 そのほか、この刑法が定められた明治四十年の日本人の平均寿命は、後ほどまたいろんな議論が展開されると思いますが、もう戦前は五十歳まで生きれば長寿というような時代から、平均七十六、八十というような時代でございます。そんなこともまた背景にあろうかと思いますが、このことにつ...全文を見る
○松村龍二君 延びた場合の心構えについて今お話ありましたけれども、時効がこのように延長されるということについては、好ましいことと考えているのか、どういうふうに評価しておられるんですか。
○松村龍二君 最近の新聞報道でも、被疑者が判明したけれども、時効が成立していて検挙ができなかった事件があるような報道もあると思いますが、その事件の概要をお伺いします。
○松村龍二君 殺人事件については非常に分かりやすいわけですけれども、ほかの凶悪事件についても時効が延びるということは、警察にとっても、捜査が永続して長期間捜査を継続しないといかぬというような大変な面もあろうかと思いますが、殺人事件以外の重要事件のこのたびの時効の延長については、好...全文を見る
○松村龍二君 このたびの法律は、殺人罪等、凶悪事件の罰則が殺人罪だけにとどまらず、傷害事件、強姦事件その他一律に罰則が強化される予定でありますけれども、このような事件を現場で取り扱っている警察、また直接被害者等と対面する警察として、このたびの重罰化、罰則を強化するということについ...全文を見る
○松村龍二君 このたびの改正が性犯罪、強姦、あるいはこの前スーパーフリー、どこかの大学の学生の、不良学生がパーティーを行って、そこに集まる女性に対して性犯罪をしていたというような事件等も契機にいたしまして、女性の人権を重く見るという最近の世相の中で、強姦罪等について非常に罰則が強...全文を見る
○松村龍二君 全体を俯瞰する意味で、最近の性犯罪の発生・検挙状況をお伺いします。
○松村龍二君 性犯罪の検挙活動におけるDNA型鑑定の活用状況、これは成果が上がっているのかどうか、お伺いします。
○松村龍二君 時効が長くなっても、そういうような科学捜査がしっかり発達いたしまして犯人が特定される、検挙されてから取り調べたら証人の記憶が薄くなっていてなかなか有罪性が確定できないというようなことと違う科学捜査の発展というものがあるということを今お伺いしたわけでございます。  ...全文を見る
○松村龍二君 外国人による犯罪、福岡の事件のように、従来の日本人、日本の国内だけの、日本人だけしか住んでいなかった、犯罪にかかわる人が日本人だけであった時代に比べますと、非常に残虐な、また突発的に、あるいは無関係の、怨恨その他の関係のない人がやられるという、被害者になるというよう...全文を見る
○松村龍二君 以上で終わります。  どうもありがとうございました。
○松村龍二君 自由民主党の松村でございますが。  どうも、非常に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。また、事前に資料等もいただいておりましたので、読ましていただきまして大変参考になったわけでございます。まず、御礼申し上げるわけですが。  そこで、神参考人にお...全文を見る
○松村龍二君 性犯罪について、欧米では男女、客体が女性だけでないというようなこともこれはあるので、性犯罪について強姦その他の罪を見直すときにはもっと根本から見直したらいいんじゃないかと、神参考人のそんな御意見もあったと思うんですが。この男性に対するわいせつというのは、これは児童買...全文を見る
○松村龍二君 神先生。
○松村龍二君 よく、物の本によれば、アメリカなんかの刑務所に入ると、気を付けないと収容された日本の収容者が強姦されちゃうというような話はよく聞くんですけれども、日本ではほとんどそんな話聞いたことないと思うんですよ。  したがって、そういう意味において、物の考え方として、男女の別...全文を見る
○松村龍二君 それでは、今度は木村参考人にお伺いいたしますが、木村参考人は最初のお話の中で凶悪犯罪が激増しているというお話がございました。神参考人、石塚参考人からは凶悪犯罪も増えてはいないと。ただ、先ほどの御説明で平成十一年ごろまでは減っているというようなお話もあったわけですけれ...全文を見る
○松村龍二君 また神参考人に伺うんですが、この刑法というのが明治四十年に制定されて百年間改正されなかったと。コンピューターの電磁的記録というようなところで多少改正があったわけですが、ほとんど根本が触られてこなかったと。私も、さっきも申し上げたんですが、ストーカー法案を起草するとき...全文を見る
○松村龍二君 石塚参考人は矯正の問題について非常にお詳しいということで、近代的なその矯正に対するお話をいただきまして大変参考になったんですが、特に今ちょっとすぐ伺いたいということがございませんので、お礼だけ申し上げまして、私の質問はこれで終わらせていただきます。
○松村龍二君 午前中に引き続きまして、ただいまは参考人からこの法案についていろいろ貴重な御意見を伺っていたわけですが、今からこの法案についての本格的な議論を、審議をさせていただきたいと思います。  「弱き者、汝の名は女なり」と、有名なシェークスピアの言葉で書いたハムレットの言葉...全文を見る
○松村龍二君 女性に対する犯罪という意味では、今回のようないわゆる性犯罪に限らず、人身取引についても問題だと思われます。  最近、アメリカ等からも日本における人身取引の処罰について不十分なんじゃないかというような指摘があるやに伺っております。自民党内においても、今これらに、条約...全文を見る
○松村龍二君 次に、刑務所の問題についてお伺いしますが、このたびのように重要、凶悪犯罪について刑罰を重罰化した場合に収容者が多くなるのかどうか、必ずしも刑罰を強くしたら裁判官は皆重い判決をして収容者が多くなるというものでもない面もあるかと思いますけれども、これについて数量的な予測...全文を見る
○松村龍二君 今回の改正では、一方で深刻化している刑務所の過剰収容の問題を考える必要があると思います。PFIによる刑務所建設というようなことも具体的に計画されているというふうにも聞くわけでございますが、刑務所の過剰収容の実情について矯正当局にお伺いします。
○松村龍二君 このように、刑務所の過剰収容問題が深刻化する中で今回の改正を行うとすれば、受刑者の社会復帰に向けての処遇の在り方にはより工夫が必要になるものと思われますが、この点に関する法務大臣の所見をお伺いします。
○松村龍二君 最後に副大臣にお伺いしますが、通告はしておりませんけれども、今回、法定刑を重罰化するということは、社会に対して、やっぱり犯罪を行ったら重い刑罰を食らうよと、したがって犯罪をしてはいかぬというメッセージを発するという効果を意識している部分はあろうかと思います。  こ...全文を見る
○松村龍二君 時間が少し余りましたけれども、以上をもって私の質問を終わります。