松村龍二

まつむらりゅうじ



当選回数回

松村龍二の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第162回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  私は、司法に関する項目につきまして御提言申し上げます。  この憲法の調査というのは、調査をしている限りにおいて無限に時間が必要であるということでありますが、駐留軍は十日間で新憲法の草案をつくったそうですけれども、どこかでやは...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○松村龍二君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  去る一月十三日及び十四日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、福島県及び宮城県を訪れました。派遣委員は、渡辺委員長、吉田理事、千葉理事、木庭理事、井上委員及び、私、松村の六名...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○松村龍二君 おはようございます。  今朝の新聞を見ましたところ、参議院の予算委員会は片道式がいいのか往復式がいいのかというふうな記事がございましたが、なるべくその片道式のメリットを生かすような質問をしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  私は、日本のエネルギー...全文を見る
○松村龍二君 中川大臣は、中国の、日本との経済水域を接するような海域の石油開発についてもいち早く目を付けられて御発言いただいておる、行動していただいておる。心から敬意を表するわけですが。  我が国のエネルギー経済の専門家でありますエネルギー経済研究所理事長の内藤さんから先般参議...全文を見る
○松村龍二君 地球温暖化問題は二十一世紀の最も大きな問題になりつつあります。  京都議定書がロシア署名とともに今年の二月十六日に発効したわけでありますが、京都議定書が採択された後も、我が国の景気回復基調によって二酸化炭素排出量は伸びており、我が国は現在よりも、昨日もお話ございま...全文を見る
○松村龍二君 この問題に対応するために、せっかく我が国の国是でもあります科学技術創造立国の理念に基づいて、科学技術の英知を結集してこの問題をクリアしていくことが必要であると思いますが、科学技術政策担当大臣のお考えをお伺いします。
○松村龍二君 二〇〇二年六月にエネルギー政策基本法が制定されまして、これに基づくエネルギー基本計画が二〇〇三年十月に策定されております。  基本計画と京都議定書への対応と整合が取れているのか、経済産業大臣に伺います。
○松村龍二君 このCO2対策で森林の果たす役割ということも大きな比重を占めております。三・九%森林が吸収してくれると。しかし、それには森林も手入れした森林でないといかぬというようなことで、今御承知のとおり非常に日本の森は荒れていると。台風災害のときにその姿が現れるわけですけれども...全文を見る
○松村龍二君 農林水産省というぐらい、林が二番目に入っておりますんで、ひとつよろしくお願いします。  私は、県内に十五基の原子力発電所を抱えている福井県選出であります。昨年には、関西電力の美浜発電所で尊い人命が失われる事故がありました。また、今年には「もんじゅ」の工事了解が図ら...全文を見る
○松村龍二君 核燃料サイクルの問題につきましては後ほどまた文部科学大臣にもお伺いしますが、現在と同様に我が国が確実にエネルギーを確保するためには原子力が不可欠であるということは明らかであります。  ところで、さっき述べましたように、高速増殖炉の原型炉でもある「もんじゅ」が、改造...全文を見る
○松村龍二君 長期間運転が停止いたしております。平成七年に「もんじゅ」が、ナトリウムの温度を測る温度計が壊れて、事故があって停止しているわけですよ。平成七年といいますと私が国会議員に当選した年でございますので、ちょうどこの十年間「もんじゅ」が止まっていたわけであります。  長期...全文を見る
○松村龍二君 ちょっと、ちょっと……
○松村龍二君 今日、私が今質問しておりますのは、次の質問をしたいから質問しているわけでございます。  「もんじゅ」は研究段階の炉でございまして、原子力の燃料サイクルを完成させるためには、使用済燃料を六ケ所村へ行って再処理をすると。で、プルトニウムの材料を作りまして、MOX燃料あ...全文を見る
○松村龍二君 原子力委員会では二〇一五年から実用化の問題について検討を始めるということでございますが、この政治の力がありませんとこれは実現できないものでございます。予算委員会、財務大臣にも終始お座りいただいているわけですけれども、今日のお話は財務大臣にも是非聞いていただきたいと。...全文を見る
○松村龍二君 二十一世紀は水素社会になるということが言われております。水素製造には将来原子力をエネルギー源として使うべきという指摘もあるわけでありますが、文部科学省において一言これについてコメントをいただきたいと思います。
○松村龍二君 非常に原子力の問題は難しいわけであります。原子力問題と臓器移植問題は政治家が語るに最もふさわしくないテーマであるということを聞いたことがありますけれども、現在の科学技術に対する政府の大変な力の入れ方で、科学技術振興予算は十年間でどのように変化しているのか、お伺いしま...全文を見る
○松村龍二君 科学技術振興予算は三割増加しておるということで、大変すばらしいことであると。また、先ほど御説明ありましたように、ライフサイエンス、ナノテクノロジー・材料、情報通信、環境といったことに集中的に使われているわけですが、エネルギー関係についての予算が増えていないというふう...全文を見る
○松村龍二君 原子力利用の推進が科学技術関係予算の数字と懸け離れた結果になっているということに対します政府の見解を科学技術政策担当大臣にお伺いします。
○松村龍二君 さきに「もんじゅ」に関する高等裁判所の判決が平成十五年一月に出ましたときに、小泉総理は国会質問に対しまして、「もんじゅ」の計画を中断をすることは考えておりませんと力強く述べられておるわけでございます。十年間止まっていた「もんじゅ」がいよいよ改造工事を行うことができる...全文を見る
○松村龍二君 なお、福井県としては、これだけ、十五基の原子力関係の施設を持っておる、また事故にも耐えながら頑張っておるわけでございまして、地域を原子力開発拠点化にしたいというふうな考えも持っているようでございますが、今後ともひとつよろしく御理解のほどをお願いいたします。  次に...全文を見る
○松村龍二君 最後に、この猟が、イノシシは夜行性であるのに鳥獣保護法では日没、日の出から日没までしか猟をしてはいけないというふうな条項がございます。こういうことも実態に合わせて御検討、改正する必要があるかどうか御検討をいただきたいと。  いずれにいたしましても、イノシシによって...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○松村龍二君 自民党の松村委員でありますが、いよいよ通常国会も始まりまして、先般の所信におきまして、大臣所信において大臣から、現下の法務行政、法務のいろいろな課題についてたくさんの法案も準備しておるというようなことでございます。我々もしっかりこの法案の審議をいたしまして現下の国民...全文を見る
○松村龍二君 非常にこの会社法というのは難しいといいますか、私らは日ごろ全く関係ありませんので法律も見たことがないような具合ですけれども、ライブドアの事件がありまして、株を買い取ることによって会社を乗っ取るというふうなことが今国民の最大の関心事、またどうなるのかといってみんなが見...全文を見る
○松村龍二君 会社法の法案が参りましたときに審議をする時間があるわけでございますので、本日はこの程度にしておきますが、法務大臣にお伺いしますけれども、閣議決定がずれ込むとかいうような記事もあるわけですけれども、そのようなことがあるのか、また、法案を出すときには日本の国益を害しない...全文を見る
○松村龍二君 それでは、次の質問に入ってまいります。  大臣は、冒頭、所信表明におきまして、「今、国民が最も強く望んでいることは、安心、安全な国日本を回復することです。」と述べられまして、治安の回復を最重要課題として挙げておりますが、我が国の治安の現状と、その悪化の原因について...全文を見る
○松村龍二君 治安の問題を語るときに、やはり国として信賞必罰と、悪いことをしたらひどいことになるということを国家がきちっと示すということが大切であると思います。お隣の中国にいたしましても、国内においてはそのような厳しいことが行われているのかなというふうにも思うわけですけれども、日...全文を見る
○松村龍二君 次に、大臣はその所信におきまして少年非行が深刻な状況にあると述べておりますが、大変だと、毎日毎日の新聞を見ておりますと大変大変な印象を受けるわけですが、人に言わせると、数字そのものはそう増えているわけでないというふうに言う方もいるわけなんですが、先ほどの大臣の所信、...全文を見る
○松村龍二君 それでは、昨年、司法制度改革を、我々のこの参議院の法務委員会においても二十本近い法律を通すというふうなことで臨んだわけでありますけれども、その中で総合法律支援制度につきまして、現在、地方公共団体始めとする団体が無料法律相談等の地道な取組を行っているところ、総合法律支...全文を見る
○松村龍二君 次に、裁判員制度の広報啓発についてお伺いいたします。  先般も、大学時代の同級生が集まった会に行きましたら元判事の同級生がいまして、おい、何で裁判員制度なんて通したんだということで、あんな制度はうまくいかぬというふうな話で、少なくとも控訴審に行ったときにどういうこ...全文を見る
○松村龍二君 先般、NHKがこの裁判員制度の番組を二日にわたって行っておりまして、なるほど、一般の国民のセンスを加えるということがどのようにいいことかというようなPRも行われていたわけですが、是非成功させていただきたいというふうに思います。  また、現在、自民党においても、立党...全文を見る
○松村龍二君 次に、民事問題についてお伺いしますが、不動産登記制度については、かねてから登記所に備え付ける地図の整備が重要な課題となっているものと認識しております。  意外とずさんな部分があるというようなことでございますが、今回、不動産登記法等の一部を改正する法律によりまして新...全文を見る
○松村龍二君 昨年の法改正の際に、土地家屋調査士が自分たちが一人前に取り扱われるということで非常に感謝しておられた機会がございましたが、資格者制度は法制度に対する国民のアクセスを高め国民の権利を保護するために存続するべきものと考えますが、今回、不動産登記法とともに司法書士法及び土...全文を見る
○松村龍二君 次に、奈良や安城の事件を契機に法務省では再犯防止のための今後の取組を決めたと聞いておりますが、その内容について法務大臣にお伺いいたします。
○松村龍二君 最近何か特にこのような性犯罪者の事件が多くなったようなイメージを持つわけですが、戦後しばらくのころに、関東周辺におきまして強姦殺人事件を繰り返す、大久保と言いましたか、大久保事件というのがございましたが、何十年かに一回そういう記憶が残っているわけですけれども。一方、...全文を見る
○松村龍二君 法改正をしまして、性犯罪者に限らず、すべての受刑者に対し矯正処遇を受けることを義務付けるとのことでありますが、中には矯正処遇を受けることを拒否する者もいると思われます。実際にすべての者に対し矯正処遇を受けさせることは困難ではないかと考えますが、どのように実効性を確保...全文を見る
○松村龍二君 読み上げではなくて、ね、答弁をいただいた中で。  次の質問ですが、性犯罪受刑者の出所後の所在等に関する情報を警察に提供するとのことでありますが、情報を提供するのは子供を対象とする性犯罪に限るのか、又は性犯罪受刑者以外の受刑者についても情報を提供することを考えている...全文を見る
○松村龍二君 出所後の所在等に関する情報を警察に対し提供することは、再犯防止には役立つであろうけれども、一方で、刑期を終えて社会に復帰しようとする人のプライバシーや改善更生の観点からは慎重に考えなければならないという指摘も当然にあろうかと思います。この点について法務当局の見解をお...全文を見る
○松村龍二君 法務省では仮出獄した性犯罪者に対する保護観察を強化するとのことでありますが、その内容について法務当局にお伺いいたします。
○松村龍二君 保護観察の充実強化を図るために保護司活動の基盤整備が必要であると思いますが、これは昨年のこの法務委員会においてもいろんな、各党の委員の方々から保護司に対する施策を強めてくれと、そうしなければ、今どき全くのボランティアで、しかも気苦労、危険も伴うような保護司というのは...全文を見る
○松村龍二君 新たな保護司を募集するというようなことにつきまして、政府広報をそれこそ使うとか、今までと違った手法で国民に訴えるというようなことも是非工夫をしていただきたい。  また、保護観察対象者の改善更正につきまして、就労の確保が重要であるということで、就労支援策について力を...全文を見る
○松村龍二君 犯罪被害者対策についてお伺いしますが、犯罪の被害者がその損害を回復することは必ずしも容易ではございません。  そこで、例えば犯人が犯罪行為によって被害者から得た財産のようないわゆる犯罪被害財産については、国が犯人から剥奪した上で被害者に返還できるような制度が必要な...全文を見る
○松村龍二君 最後に、人身取引についてお伺いいたします。  我が国におきます人身取引の実態について、法務当局にお伺いいたします。
○松村龍二君 我が国におきます人身取引被害者の保護の現状につきまして、大臣の所感をお伺いいたします。
○松村龍二君 アメリカから非常に厳しく、日本も、日本は人身取引をしているというふうな指摘がありまして、アメリカもかなりそういうことが行われているというふうに思われるわけで、何をアメリカから指摘を受けるのかなというふうな残念な思いはありますけれども、しかし、ただいまの御説明のように...全文を見る
○松村龍二君 以上で私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
04月28日第162回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  あしたから連休が始まるというようなことで、しかも十日も続くというようなことですけれども、当法務委員会は大変に気合みなぎって、しっかり審議をしようということでございます。厚生労働委員会は、今日一日、五時間か六時間の審議されるというよ...全文を見る
○松村龍二君 法務大臣、週まとめて御報告を受けているという話でございましたけれども、そうしますと、かなり数が多いようにお聞きするわけですが、一週間にどれぐらいの件数その情願、苦情を受けているのかについてちょっとお聞かせください。
○松村龍二君 それでは次ですね、法務大臣になられまして、この刑事施設の問題が大変問題になっているという状況の中で法務大臣になられたわけですが、当然のことながら刑務所等も視察されていると思いますが、どこの刑務所に行かれたのか、また、そのとき率直にどういう感想を持たれたのか、お聞かせ...全文を見る
○松村龍二君 大臣としては、過剰収容、私どもも一昨日行ってきたときそのような過剰状況を説明を受けてきたわけですが、大臣としては、大変だなと、御苦労さん御苦労さんと言うだけでなくて、個室であれば、本来個室であるように、一人部屋にするようにあれするとか、六人が八人になっているんであれ...全文を見る
○松村龍二君 実は私も、さっき申しましたように、府中刑務所、福島刑務所、名古屋刑務所と、まあ三か所も見れば一般国民としては刑務所をたくさん見た方だなということかと思いますが、私は、御承知いただいていますとおり、過去、治安関係の役所に長らく勤めておりました。それで、まあ警察本部長と...全文を見る
○松村龍二君 景気のいいときは刑務所におきます作業もいろいろ外部から注文があって、そういう受刑者にしっかりとした仕事を満遍なく与えることができると思うんですが、昨今のような不景気ということになり、また地域差で、東北とか北海道の方は非常に厳しいというような話も聞くわけですけれども、...全文を見る
○松村龍二君 それから、先ほど質問したんですが、外国人とか覚せい剤中毒患者、これはあれですか、覚せい剤の犯罪で刑を受けて入ってくる人は、刑務所にいる段階でもう中毒は完全に治っているんですか、それとも、まだ中毒症状が残ったまま収容するというようなことがあるんでしょうか。そういうよう...全文を見る
○松村龍二君 次の質問に入りますが、今の続きなんですけれども、教育するために作業時間を短縮することもあるというような今お話がありましたが、刑務所の作業というのは、この法律によれば所長が決めるというふうに書いてありますけれども、今現状では一日八時間労働、週休二日制というふうなことで...全文を見る
○松村龍二君 刑務所内における暖房の問題についてお聞かせいただきたいと思うんですが、去年、名古屋刑務所を視察したとき、非常に、名古屋の冬は東北ほどは寒くないにしても、寒い中で、運動場でみんな運動の時間も縮こまっておると。片隅にビニールで囲いした日光浴の場所があるとみんなそこにたむ...全文を見る
○松村龍二君 そこで、暖房の問題について、今年の春、福島刑務所へ行ったときに、今、日本国民は冬になると寒ければ携帯カイロ、使い捨てカイロというんですか、正確に言うと、商標がない名前ということになると使い捨てカイロということになるのかも分かりませんが、そういうものを皆身に付けている...全文を見る
○松村龍二君 しかし、一昨日視察させていただきましたけれども、布団も何か一枚だけで、全体が暖かいのかどうか知りませんが、暖房はないようですから、必ずしも皆さん自前の暖房といっても十分でないような感じがしました。  それと、昔の日本人はみんな家が寒くて、体もそういうふうになって育...全文を見る
○松村龍二君 ちょっとまたがらっと話は変わりますが、元の話に戻るんですけれども、受刑者に対しまして改善指導、教科指導を行うということのようですが、これらの指導に当たる職員の確保やカリキュラムの策定はできるのか。先ほど、江戸時代は道学者が来ていろいろ人生の悟りを、人生について教えて...全文を見る
○松村龍二君 既に当委員会のほかの先生方からも御指摘があったわけですが、性犯罪、特に小児に対するそういう傾向を持つ受刑者に対しましてどういうふうにしたらいいかということを今から研究、発足するということですけれども、だれが考えても、そんなことで立ち直るということは極めて困難でないか...全文を見る
○松村龍二君 時間が限られてきましたので、あと幾つか御質問をいたします。  刑事施設においては規律、秩序がしっかり維持されるということが必要であると思います。先ほど刑務官の御苦労について大臣からも、私からもお話が出たわけでありますが、やはり刑務所にとって規律というのが一番の問題...全文を見る
○松村龍二君 せっかく警察庁から官房長が来ていただいております。  一昨日、府中警察署も視察したわけですが、今回の刑事施設法の改正が遅れたのは、一昨日の質問に対してのお答えで、なぜ明治からこの間、改正しなかったのかということについては、代用監獄の問題について関係者の意見が合わな...全文を見る
○松村龍二君 簡単でいいです、もう最後。
○松村龍二君 時間がないんでこれで終わりますけれども、私は法務行政について法務大臣に一言御忠告といいましょうか、申し上げたいのは、やはりこの刑務所の問題も、事故が起きて初めて気が付くと。刑務官は、入ったときからもうまじめにしきたりに従って、もう本当に優秀なあれであると。法務省の幹...全文を見る
05月10日第162回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。  本日は、法務委員会が刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案を審議している中に、一日時間を取りまして、午前中三人、午後三人の参考人から広くお話を伺っているわけです。私もこの法務委員会二年近くおりますけれども、六人からお話聞く法案という...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。  次に、浜井参考人にお伺いするんですが、浜井参考人のさきにいただいたペーパーと先ほどのお話、また山本譲司参考人のお話がくしくも一致する。社会的弱者が犯罪を犯して刑務所にいて、刑務所が社会の福祉の最終の場所になっているんじゃないかと。...全文を見る
○松村龍二君 重ねて浜井参考人に伺うんですが、先ほど来からの御説明によりますと、参考人からの御説明によりますと、例えば七十人の刑務作業所において一人の刑務官が監督しておると、二人の刑務官が監督しておるというふうな中で、あるいは一人の担当が七十人とか百人の者を担当しておるというよう...全文を見る
○松村龍二君 山本譲司参考人にお伺いします。  非常に強烈な経験をされたと思うんですが、「獄窓記」は本屋でぱぱっと立ち読みをちょっとさせていただいて、熟読はしていないんですけれども。参考人は、外国、インドですか、行かれたり、山谷で寝起きをちょっとしたり、いろいろ社会の底辺を福祉...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
05月12日第162回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  当法務委員会は、この刑事施設関連法案につきまして審議をしておりますが、衆議院に負けない充実した審議をしているんじゃないかなというふうに思います。従来、こういう理事の立場に立っておりま...全文を見る
○松村龍二君 今局長にまず伺ったんですが、大臣に、この社会へ出た後の処遇についてどのように基本的にお考えになっているのか、お伺いいたします。
○松村龍二君 先般質問しましたときに大臣は、奄美大島、俊寛が島流しになった奄美大島、また東京の真南のあれ、八丈島ですか、にもおられたこともあるし、入れ墨の研究をしておられるというんで、後ろのまじめな秘書の方もびっくりしたような顔をしておられましたけれども、非常に法務大臣にふさわし...全文を見る
○松村龍二君 仮出獄後は保護観察を受けるという話でございますが、これは効果を上げているのかどうか、お伺いします。また、満期釈放となった者と再犯率に違いがあるのか。また、その前にどのような場合に仮出獄が許され、その後のアフターケアの枠組みはどのようになっているのか、お伺いします。
○松村龍二君 ただいま効果が上がっているという話がございましたが、先ほどの話のように、知的、身体的障害の方は満期までお勤めになると。あるいは非常に悪質だから満期までいたという人が社会へ出たときに再犯を犯す率と、優秀だから仮釈放という場合で社会復帰ということもあろうかと思いますので...全文を見る
○松村龍二君 保護司の問題につきましては、与野党の各委員の方々から昨年から何回も質問も行われているわけですが、保護観察は保護観察官と保護司が共同体制で行うこととされておりますが、両者はどのような役割を担い、その中で、保護司が行う環境調整という難しい言葉ですが、保護司が行う環境調整...全文を見る
○松村龍二君 保護観察を保護司と保護観察官が共同して行っているということですが、事件を担当している保護観察官は何人いるのか、お伺いします。
○松村龍二君 この質問をするに当たりまして、私は、我が地元の保護観察、保護司の体制等についてちょっと伺ってみたんですけれども、私の県は全国で最も小規模の保護観察所の一つで、職員は所長以下十一人いると。しかし、事件を担当する保護観察官は事実上三人だと。人口八十万ですけれども、保護観...全文を見る
○松村龍二君 本年二月二十二日に、法務省におきます再犯防止のための緊急的対策という四本柱の対策を立てられたわけです。性犯罪者についての多角的調査研究、保護観察等の充実強化、就労支援、受刑者出所情報の共有と、警察との共有というような四つの緊急的対策を立てられたわけですが、保護観察所...全文を見る
○松村龍二君 最後に、大臣にお伺いしますが、行き場のない刑務所出所者の自立のためには、更生保護施設において効果的な処遇を実施するだけの体制を整備する必要があるということは先般も指摘されております。また、刑務所からの出所者の増加が見込まれることから、更生保護施設を拡充する必要がある...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 本会議 第22号
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○松村龍二君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました会社法案及び同法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、法務大臣に質問させていただきます。  改めて申すまでもなく、企業を取り巻く経営環境は、特に九〇年代後半以降、経済のグローバル化やIT技術の進...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  本日は、本会議の代表質問に続きまして、議題となりました会社法案及び同法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして質問させていただきます。  事務所の方に会社法案とこの関連法律いただきまして、大変分厚いものでござい...全文を見る
○松村龍二君 それだけの御苦労に対しまして、今日、委員会の席にいただいたものを全部持ってきたわけですが、ほかの委員の方々の席を見ましたら、簗瀬先生もそっくり置いてありまして、さすが今日御質問する立場でもございます。けれども大変な御苦労であったと思います。  このたびの会社法案及...全文を見る
○松村龍二君 次、大企業のガバナンスについてお伺いいたします。  この法務委員会も時々難しい片仮名が入ってくるわけでございます。コーポレートガバナンスとかステークホルダーとか、何か分かったような分からぬような、コンプライアンスとか、この前はADRというのがありまして、使っている...全文を見る
○松村龍二君 さらに、内部統制システムの構築が義務付けられるといいましても、株主はその内部統制システムの内容についてどのような方法で知ることができるのか、法務当局にお伺いします。
○松村龍二君 次に、コーポレートガバナンスの重要性は何も大規模な株式会社に限られたことではなく、中小規模の株式会社にも当てはまるものであることは言うまでもありません。  従前の有限会社に相当する企業が株式会社に移行できるといいましても、単に株式会社になったからといって、それだけ...全文を見る
○松村龍二君 さらに、一口に中小企業といいましても、会社法案におきましては取締役会を設置するか否かを選択することができる結果、その中には所有と経営が一体化している、いわゆる取締役会が置かれていない会社と、これが分離している状況にある取締役会が設置された会社とが混在することになると...全文を見る
○松村龍二君 次に、所有と経営が一体化されていない会社については、コーポレートガバナンスについてどのような観点からどのような規制が行われているのか、法務当局に伺います。
○松村龍二君 中小企業のコーポレートガバナンスに関連しますのでここで併せて質問しておきますが、会社法案におきましては新たに会計参与という制度が創設されました。その制度が創設された理由は何でしょうか、法務大臣にお伺いします。
○松村龍二君 この会計参与が設置されることによりまして計算書類の適正さが確保されるということですが、中小企業の立場に立った場合にこの会計参与の設置にどのようなメリットが考えられるのでしょうか、法務当局にお伺いします。
○松村龍二君 次に、取締役などの株式会社の経営者は、株主から経営をゆだねられた者として、株主を始めとするステークホルダー、利害関係者の真の利益と企業価値の維持向上を目的として行動しなければなりません。このような目的に反する取締役等の行為については、その責任が的確に追及されるべきで...全文を見る
○松村龍二君 次に、会社法案を見ますと、決議に賛成した取締役はその行為をしたものとみなすとする商法第二百六十六条二項に該当する規定が設けられていないと思われますが、いかなる理由から当該規定が設けられなかったのでしょうか、法務当局に伺います。
○松村龍二君 さらに、取締役等に対する責任追及の手段として、株主代表訴訟の存在を忘れることはできません。昨年十二月のヤクルトの株主代表訴訟のように、会社役員に対して巨額の賠償責任が認められた例を見ますと、株主代表訴訟制度が有する会社役員に対する違法行為抑止機能を再認識させられます...全文を見る
○松村龍二君 次に、組織再編の場合でありましても、例えば既に株主代表訴訟を提起していた株主が組織再編によって金銭等の対価を受けて株主たる地位を失う場合、あるいは会社分割における分割会社の取締役に対する代表訴訟の場合には訴訟の追行ができないということになると考えられます。  株主...全文を見る
○松村龍二君 株主代表訴訟制度に関する二点目の改正点として、会社法、新しい法案の第八百四十七条第四項におきまして、株主に対する不提訴理由の通知の制度が設けられました。  そこで、法務当局に問いますが、伺いますが、株主から提訴請求があった場合、株式会社が提訴しない理由を通知しなけ...全文を見る
○松村龍二君 さらに、株主代表訴訟制度に関する三点目の改正点として、一定の場合に株主代表訴訟に係る訴えの提起が許されないものとされました。この点については衆議院におきます改正事項にも絡むので、まず修正前の会社法案を前提に伺いますが、株主代表訴訟の提起を制限する条項を設けたのはなぜ...全文を見る
○松村龍二君 時間が限られておりますので先を急ぎますが、組織再編に係る見直しもかなり意欲的に行われておりますが、その具体的な内容を伺いたいとか、あるいは合併等、三角合併ですね、合併等、対価の柔軟化による外資の参入について伺いたい、あるいは簡易組織再編行為の要件の緩和と略式組織再編...全文を見る
○松村龍二君 時間が参りましたので、最後に要望しておきますが、今回の会社法案につきましては機関設計が大幅に柔軟化される等、企業の経営者にとって選択の余地が広がっておりますが、各企業経営者が会社法案の趣旨を理解し、的確にその選択をするためには会社法案の内容について広く広報することが...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でありますが、御三方、それぞれ非常に専門的なお立場、あるいはこの会社法の改正を手掛けて指導してこられた方々のお話を聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。  よく国会議員が議論をするのにふさわしくないテーマが二つあると。それは原子力の問...全文を見る
○松村龍二君 それでは、次に益田参考人にお伺いしますが、先ほど、参考人のお話によりますと、今回の会社法につきましては、五点の問題を挙げられまして、問題があるというお話でございましたが、それでは、今度の会社法は、改正してはというか、こういう法律を作ってはいかぬというほどの問題点なの...全文を見る
○松村龍二君 太田参考人にお伺いしますが、米国では社外取締役が経営のチェックをする仕組みの一環を成しており、コーポレートガバナンスが機能的に行われ、企業の国際競争力の源泉にもなっているようでありますが、日本におきましては本来の独立性のある社外取締役が余り普及していないわけですけれ...全文を見る
○松村龍二君 神田先生にお伺いしますが、先生はこのたびの企業防衛の研究会の座長をしておられたと。で、それが五月二十七日に経済産業省、法務省が指針を出したわけでございますが、先ほど太田先生からこの指針につきまして御意見があったわけでございますが、それに対して反論といいましょうか、神...全文を見る
○松村龍二君 太田参考人にお伺いしますが、今度の会社法につきまして、まあ今日傍聴の方もおられますけれども、アメリカ大使館とか商工会議所から、擬似外国人のあの八百何十条というのが、何かそれによって会社を、形態を整えるために大変なお金が掛かるというふうな、何か御要請がされているのをお...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  今日は、午後、会社法の改正につきまして、税理士、TKCの坂本様、また全国中小企業団体中央会専務理事の成宮参考人から貴重な御意見を聞かしていただきまして、どうもありがとうございます。  お二人、総じて今度の会社法が中小企業の現状に...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございます。  私も公務員していましたので会社のことはあんまりよく分かりませんが、十年ほど前から政治家にさしていただきましたけれども、そのころから比べても、会計事務所というものが、もう中小企業、零細に至るまで、もうすべて御相談してお任せしてやれとい...全文を見る
○松村龍二君 もう一つだけお伺いしますが、法案では、大会社以外の株式会社も定款で定めれば会計監査人を任意に設置することができるとされて、会計監査人となるのは従前どおり公認会計士又は監査法人、個人のままでありますが、この点、TKCとしては税理士の登用を主張されたようでありますが、こ...全文を見る
○松村龍二君 成宮参考人に幾つかお伺いします。  先ほどの御意見で、今度の会社法は最低資本金規制の撤廃が行われているとか、株式会社と有限会社の規律の一体化の問題、あるいは大幅な規制緩和を行われていると、定款自治範囲の拡大というようなことがいろいろ行われておって大変評価が高かった...全文を見る
○松村龍二君 先ほど、有限会社が今度の法律改正によって無理に株式会社にしないといかぬとか、そういうことではないということも評価されておられたわけですが、有限会社の今後の動向をどのように、このまま推移していくのか、時期を見て何か有限会社が自発的に株式会社になっていくというような動き...全文を見る
○松村龍二君 最後の質問ですが、譲渡制限株式会社では原則として任期が、取締役が二年、定款で十年までの伸長が認められるようになったと。一方、日弁連なんかは五年でいいじゃないかというような、これ十年まで延ばすことについて反対のような御意見をお持ちだったかと思いますが、これはどちらかと...全文を見る
○松村龍二君 そうしますと、十年でよろしいわけですか。さらに、本当は十、もうちょっと、無期限の方がよかったのかどうか。
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
06月16日第162回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。  会社法案と同法案の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきましては、参議院において本日に至るまで法務委員会での質疑を重ねるとともに、参考人質疑やそれを踏まえた連合審査における質疑を持ちまして、時間的にも内容的にも十分な審...全文を見る
○松村龍二君 よく分かりました。  次に、会社法案におきましては、現行商法二百三十二条が規定する株主総会の招集地に対する制限が撤廃されました。この点につきましても、当法務委員会におきまして、特定の株主の出席を事実上排除するために当該株主が出席しにくい招集場所を自由に選定できるこ...全文を見る
○松村龍二君 さらに、会社法案におきましては、種類株式の発行につき自由度を高め、その結果、例えばUFJ銀行が三菱東京ファイナンシャルグループに発行したいわゆる黄金株のような株式についても、その株式だけに譲渡制限を付すことができるようになったわけであります。  今、郵政民営化議論...全文を見る
○松村龍二君 さらに、参議院法務委員会における質疑の中で重点項目の一つとして取り上げられた問題といたしまして、擬似外国会社の問題があります。  この擬似外国会社を規定する会社法第八百二十一条につきましては、その規定により、一部の外国企業が我が国で活動を継続することが不可能となる...全文を見る
○松村龍二君 重ねてお伺いしますが、会社法第八百二十一条における擬似外国会社の範囲はどのようなものであるのか。ペーパーカンパニーあるいは脱法的に外国企業をつくって日本で活動するということは許されないことは当然でありますけれども、会社法八百二十一条における擬似外国会社の範囲はどのよ...全文を見る
○松村龍二君 後ほどまた具体的にお伺いしますけれども、ただいまのお答えを伺い、会社法案第八百二十一条における改正の趣旨と内容は全く正当なものであると理解いたしました。  したがいまして、私といたしましては、会社法案第八百二十一条を修正する必要はないものと考えますが、この点につい...全文を見る
○松村龍二君 日本語が分かりにくいということもあろうかと思いますが、ただいまの抽象的な問い、答えでは、外国の企業等もちょっと安心できないという点もあろうかと思いますので、もう少し具体的に質問していきたいと思います。  日本では様々な業種の外国会社が活発に活動しておりまして、例え...全文を見る
○松村龍二君 取引に関する契約は影響を受けないというお答えでしたが、先ほど挙げたような業種の外国会社が日本において取得した許認可についても心配しております。  そこで、法務当局にお尋ねしますが、現時点において、日本の支店でのみ事業を行っている外国会社が日本において許認可を受けて...全文を見る
○松村龍二君 擬似外国会社について幾つかの質問をしてきましたが、擬似外国会社に関する最後の質問として法務当局にお尋ねします。  現時点において、日本国内の支店でのみ事業を行っている外国会社が商法四百八十二条から会社法八百二十一条に改正されることによって悪影響を受けるリスクはある...全文を見る
○松村龍二君 この問題につきましては、まあ外国の方が心配しているのは、法律的にはそういうことで問題ないといたしましても、相手が、外国会社が擬似外国会社ではないかというようなことにいろいろ、解約し、その契約が無効であると主張し、あるいは特定の取引に関する損失を負担する必要はないと、...全文を見る
08月01日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○松村龍二君 自由民主党の松村龍二でございます。質問させていただきたいと思います。  ただいま郵政民営化関連法案の審議をするということで、特別委員会が開催されております。これ大変歴史的な委員会じゃないかなと。委員長を始め、理事、委員の方々、本当に御苦労さま、また大臣始め答弁側も...全文を見る
○松村龍二君 ここにおられる委員の方はみんな選挙で当選したわけでございますから、私も福井県で二十四万票の票を得て当選しているわけです。この方たちに対して、今の答弁で本当に民営化しても郵便局が、特定郵便局がなくなりませんよということが伝わるかどうかですね。抽象的な、どうしても答弁に...全文を見る
○松村龍二君 ここで竹中大臣に、この新しい法律ですね、こんな分厚いわけですけれども、その中で郵政監察に関する法案は一条もないわけでございまして、そういうセキュリティーのことは忘れたのかなというふうにも、まあ悪く言えば想像するわけですけれども、そこで、私は最後に御要望して大臣のお考...全文を見る
○松村龍二君 最後に、公社を所管している大臣は総務大臣でございますので、もしもこの法案が通れば再来年四月の民営化に向かって、最終的な現場の責任者は麻生大臣であろうと思いますので、ひとつよろしく目を光らせて、目を行き届かせていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。...全文を見る
11月30日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○松村副大臣 国土交通副大臣の松村龍二でございます。  主に安全危機管理関係施策、交通関係施策及び北海道開発関係施策を総括しております。  委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)