松村龍二

まつむらりゅうじ



当選回数回

松村龍二の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第171回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。時間をいただきまして質問させていただきます。  昨年秋に、アメリカ合衆国の金融機関の破綻に端を発した世界的な金融経済危機の影響を受けまして、我が国の経済も総理が百年に一度と申しておるような深刻な経済危機に陥っております。特に雇用を取り巻く...全文を見る
○松村龍二君 政府は治安回復に向け様々な取組を行っていると思いますが、凶悪重大事件や国民に身近な犯罪の発生が後を絶たず、国民の過半数が治安に対する不安を感じている現状では、治安回復はなお道半ばと言わざるを得ません。更なる治安対策を講じている中で、約三割の再犯者が約六割の犯罪を犯す...全文を見る
○松村龍二君 過般、法務委員会といたしまして、喜連川の社会復帰促進センターを視察してまいったところであります。そのときにも高齢者が多いという話を聞いたわけでございますが、現在我が国は高齢化が進んでおりますが、高齢者人口の増加の勢いを大きく上回る勢いで高齢犯罪者も増加している傾向が...全文を見る
○松村龍二君 今この不況の進行とともに、仕事を与える、あるいは生活保護を与えるということについてはちょっと今までの基準と違うような判断が行われているわけでございまして、この出所者につきましてもそのような意気込みで取り組んでいただきたいというふうに思います。  法務大臣は所信の中...全文を見る
○松村龍二君 私どもも先般見せていただきまして、ある時間グループディスカッションを、作業中の人を引き抜いて十人以上でやっておりました。非常に目新しい感じがいたしたわけですが、やはり刑務所というのは上から下の秩序で組織が、規律で秩序が保たれていると。そのような、今度は刑務官から収容...全文を見る
○松村龍二君 この国会で先般所信のごあいさつがありましたときに、入管法の改正についてこの国会で法改正を審議してもらうというようなお話がありました。入管関係についてお伺いいたします。  私は、地元は福井県で繊維産業が盛んなところでございますが、ここ十年来、二十年来、多くの外国人研...全文を見る
○松村龍二君 私は、この法案がスタートするに当たりまして、そういうふうな非常に深い問題が内在しているということをよく関係者は改めて認識してやっていただきたいと。  この研修制度も、初期のころは、さっき申しましたけれども、研修をするということで中国に織機の技術を教えて、その次に中...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
03月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○松村龍二君 自民党の松村でございますが、今日は裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について御質問申し上げます。  本法案は、判事の定員を四十人、判事補の定員を三十五人、裁判官以外の裁判所職員の定員を三名増加させるというものであり、私はこの法案について賛成するものでありますが...全文を見る
○松村龍二君 そのように裁判官が増員したことによりまして、裁判所の運営や機能にどのような貢献をしているか、お伺いします。
○松村龍二君 人的増員だけがその効果が上がっている理由ではないんでしょうけれども、いずれにしても、大変裁判が短縮化されているということにつきましては評価させていただきます。  いよいよ五月二十一日から裁判員制度が始まります。この制度は一般国民の方々が刑事裁判に参加して審理、判決...全文を見る
○松村龍二君 裁判所には、十分な準備の下、裁判員制度が開始される五月二十一日を迎えてもらいたいと思います。  裁判員制度が始まるなど裁判所の役割は今後ますます大きくなりますが、裁判所の人的・物的態勢の整備につきまして大臣の所見をお伺いします。
○松村龍二君 最後に、これまでの司法制度改革の成果と今後の取組について大臣の所見をお伺いします。
○松村龍二君 質問を終わります。
04月16日第171回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。  対外国民事裁判権法案につきまして質問をさせていただきます。  まず、この法律案は、どのような場合に我が国の裁判所で外国に対して民事裁判をすることができるかを明らかにしようとするものですから、国民の裁判を受ける権利を確保するという観点...全文を見る
○松村龍二君 ただいまの御答弁によりますと、この法律案は国連国家免除条約の非締約国に対しても我が国の民事裁判権を及ぼすことができるか否かという極めて広い範囲を規律するというものでありました。そういたしますと、この法律案が法律として成立し施行された場合、国民がこの法律のメリットを十...全文を見る
○松村龍二君 では、その中で、商業的取引に関する裁判と知的財産権に関する裁判について、具体例に即して御質問したいと思います。  まず、物品の売買に関する裁判手続について伺います。  例えば、ある国が産業振興のために、その国特有の民芸品を世界に広めるという目的で日本国内にアンテ...全文を見る
○松村龍二君 では、もう一つ具体的な例を挙げて伺います。  例えば、ある国の観光客が、日本人観光客を誘致するために日本国内で自国の観光宣伝のためのパンフレットを作成、配布したとします。ところが、このパンフレットには日本人の写真家が撮影した写真が無断転載されていたとしましょう。こ...全文を見る
○松村龍二君 今、私が伺ったのはほんの一例ですけれども、この法律案にはこのように外国に対して民事裁判をすることができる場合が具体的に定められておりますので、裁判できるはずなのに門前払いにされるのではないかといった理由で裁判をすることをあきらめてしまうといったことが少なくなることが...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。  本日、刑事訴訟法一部改正法案について質問をさせていただきます。  私も、冤罪者が出てはいけないといった思いは人後に落ちないつもりでございます。その意味において、捜査当局において限りなく適正な捜査をやっていただきたいということを望...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございます。  ただいまの答弁にありましたように、取調べは我が国の刑事司法制度において真相を解明するため極めて重要な役割を果たしております。そもそも、我が国の刑事司法制度において事案の真相を究明し真犯人を適正に処罰することが国民から強く求められると...全文を見る
○松村龍二君 民主党は、可視化は国際的な潮流であるという主張をしておられるようであります。しかし、そもそも、身柄拘束の有無を問わず、取調べの全過程の録音、録画を義務付けている国はごく一部の国にとどまり、決して世界の潮流であるなどとは言えないはずでありますが、その点は別といたしまし...全文を見る
○松村龍二君 提案者の主張は、外国の制度のうち自分の考えに沿う一部だけを切り取って我が国に導入しようというものでありまして、これは、取調べの全過程の録音、録画を義務付けている国はごく一部であることや、刑事司法制度はそれぞれの国のシステム全体を踏まえるべきことを全く無視した主張であ...全文を見る
○松村龍二君 警察でも昨年から取調べの録音、録画の試行を開始したと聞いておりますが、その実施状況や検証の結果について警察当局から説明いただきたいと思います。
○松村龍二君 ただいまの説明からも明らかなとおり、被疑者の中には録音、録画が行われることで供述内容を変える者もいるし、録音、録画を拒否する者も相当数いると考えられます。全面的な録音、録画について指摘される弊害は決して観念的、抽象的なものではなく、実施直後から間違いなく発生する現実...全文を見る
○松村龍二君 提案者は、捜査の実態として、組織犯罪等において被疑者である暴力団組員が暴力団組長の関与について供述した場合に組織から報復を受けないように調書化しないことが少なからずあることなどを全く無視しており、日本全国に対し、暴力団組員は暴力団組長の関与について供述しなくてもよい...全文を見る
○松村龍二君 提案者にも同じ質問をしたかったのですが、時間も制約されていますので、先に進ませていただきます。  被疑者や取調べの録音、録画を義務付けている外国では、例えば司法取引や刑事免責が制度化されていたり通信傍受やおとり捜査に関する法整備がなされていたりして、それらの手段に...全文を見る
○松村龍二君 最後に、大臣に御意見を伺います。  これまで議論してきたとおり、取調べを含む綿密な捜査を行って真相を解明するという現在の捜査の在り方は今後も維持されるべきであると。取調べの録音、録画を義務付ければ、事案の真相解明が困難になり、ひいては治安の維持に悪影響を及ぼすこと...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございました。
07月02日第171回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。  戦後の我が国を見ますと、日本に来る外国人が少なかった時代、また多くなった時代、それから労働者としてたくさんの方が入ってこられる時代、また最近はコンピューターや不況で派遣切りといったことが行われる時代、またコンピューター化という時代の中...全文を見る
○松村龍二君 次に、この提言を取りまとめるに当たって、各界の実情を把握する必要があるとの認識から幅広く関係者からの意見を聴取したというふうにお伺いしました。その御意見の中で代表的なものとしてどのようなものがあったのでしょうか、また、それが今回の法案にどのように生かされているのでし...全文を見る
○松村龍二君 次に、ただいまのお話に関係することですが、新たな在留管理制度の構築により、法務大臣は、外国人本人や所属機関からの届出等により情報を取得することになるわけですけれども、多賀谷参考人は行政法や情報通信法を御専門とされていると聞いております。その関係で、過去、国会で意見を...全文を見る
○松村龍二君 次に、新たな在留管理制度の構築について、外国人の利便性を高めるための措置も盛り込まれておりますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。
○松村龍二君 次に、武井参考人にお尋ねします。  武井参考人は、先ほどのお話にもありましたが、外国人事務協議会全国連合会の会長を務めていらっしゃるとのことでした。外国人登録の事務は現在法定受託事務として市区町村が担当されているわけですが、この外国人登録の事務を実際に担当されてい...全文を見る
○松村龍二君 次に、武井参考人は、先ほどの御意見の中で、速やかに今回の制度改正が行われ、市区町村の現場が情報を正確に把握できるようにしてほしいと述べられておられました。  現在の外国人登録制度では、情報が正確に把握できていないことを中心として様々な問題点があることも理解できまし...全文を見る
○松村龍二君 今般の入管法等の改正により、住所の届出義務に違反等をした場合において在留資格が取り消されることがあり得るということになりました。  国会の審議の中では、これは外国人にとって酷なのではないかという意見も出ましたが、市区町村の立場として、住所の届出義務に違反した場合の...全文を見る
○松村龍二君 今回の入管法等の改正案の一番の柱は新たな在留管理制度の構築であって、その根幹になるものが在留カードであるとされております。  一方、特別永住者の方々は新たな在留管理制度の対象にならないものの、外国人登録制度の廃止に伴って、これまで特別永住者の方々に交付されていた外...全文を見る
○松村龍二君 この度の改正は、非常なメリットと、また在留管理が強化されるという面もございますが、武井参考人にお尋ねしますが、外国人との共生を推進していらっしゃる市区町村の視点から見て、在留管理が強化される点についてどのような御意見をお持ちでしょうか。
○松村龍二君 終わります。
07月07日第171回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○松村龍二君 自民党の松村でございます。入国管理等の一部を改正する法律につきまして質問をさせていただきます。  前回の法務委員会におきます参考人の意見陳述におきましても、今回導入しようとする新たな在留管理制度が例えば米国の在留管理制度と比較して管理が厳し過ぎるのではないかとの懸...全文を見る
○松村龍二君 諸外国においても、その国に在留する外国人から人定事項や居住情報等の基本的な情報を取得し、継続的に把握する制度を有している点でほぼ共通しているということが分かりましたが、新たな在留管理制度は諸外国の在留管理制度と比較してどのような位置付けにあるのか、法務当局に伺います...全文を見る
○松村龍二君 今回の法改正は、我が国に在留する外国人の管理を強化することをねらいとしたものなのか、法務大臣に伺います。
○松村龍二君 今回の法改正が、法務大臣が外国人の在留の管理に必要な情報を継続的に把握する制度を構築するだけでなく、外国人の利便性を向上させるための施策も実現しているバランスの取れた内容であることを理解いたしましたが、この点、外国人の利便性を向上させる措置は新たな在留管理制度の構築...全文を見る
○松村龍二君 今回の法改正が法務大臣が外国人の情報を継続的に把握する制度を構築することにより外国人の利便性を向上させていることについて理解いたしましたが、もう度々この委員会において質問されたことでございますが、いよいよ最終の段階に入りまして改めてお聞きするわけですが、今回の非常に...全文を見る
○松村龍二君 この度の法改正が、出入国を継続的に管理するということと、在留外国人の在り方について細部をいじって法改正としておるということで、根本的な日本におきます移民制度等と関連した在留管理の問題にメスを入れているかどうかということになると疑問なしとしない面もございますが、今回導...全文を見る
○松村龍二君 我が国におきます外国人の受入れにつきまして、専門的、技術的分野の外国人労働者は積極的に受け入れるということでありますが、我が国が本格的な少子高齢化社会を迎える中で、介護分野におきます外国人労働者の受入れについても、例えば介護福祉士等一定の専門性を有していると考えられ...全文を見る
○松村龍二君 フィリピン人、インドネシア人のこの目的で入国する者につきましては、度々テレビ等でも報道されておりまして、非常に希望にあふれた気持ちと態度で始めておるというふうに見るわけでございますが、このEPAの枠組みで受入れにつきましては、四年以内に介護福祉士の試験に合格しなけれ...全文を見る
○松村龍二君 どうもありがとうございます。  次に、外国人研修・技能実習制度につきまして、いつからどのような目的で開始されたのか、また技能実習制度が創設された理由は何か、簡単に御説明いただきたいと思います。
○松村龍二君 それでは次に、研修生の新規入国者数及び技能実習生への移行者数についてお伺いしますが、あわせて、研修生、技能実習生は日本で修得した技能等を本国で活用しているのか、研修生、技能実習生の帰国後の事情について法務当局にお伺いします。
○松村龍二君 最後に、二つ重要な質問をさせていただきます。  この度の改正が一定の成果を収めていることは理解しましたけれども、研修・技能実習制度の問題点として、受入れ団体、受入れ企業が労働法等を守らない、そういう苦情が多くあって、これを取り上げられたというふうに思われるわけです...全文を見る
○松村龍二君 最後の質問ですが、法改正後は、技能実習生に対する一定期間の講習を義務付けることで技能実習が円滑に実施されることを期待いたします。一方で、新たな研修・技能実習制度では、これまで以上に受入れ側の負担が大きくなると認識しております。  今後、関係省令等を整備することによ...全文を見る
○松村龍二君 終わります。  どうもありがとうございました。