松本大輔

まつもとだいすけ



当選回数回

松本大輔の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔でございます。昨年初当選した一回生議員であります。  私の地元は、教育県としての再生を目指す広島でございます。それだけに、同郷の先輩であります斉藤理事それから岸田委員、今既にいらっしゃいませんけれども、お二人とともに与野党で議論できることは大変...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  人づくりという言葉を今大臣からちょうだいしましたが、文部科学省設置法第三条には、「文部科学省は、教育の振興及び生涯学習の推進を中核とした豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成、学術、スポーツ及び文化の振興並びに科学技術の総合的な振興を...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございました。  産学官の連携に一体となって取り組むことができるようになった、その他いろいろな効果があったということでございますけれども、いずれにしましても、先ほど申し上げたとおり、教育の振興にしろ科学技術の総合的な振興にしろ、どちらも人材の育成、そ...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  今の御答弁にもありました法科大学院ですけれども、先ほど答弁にもありました、御高承のとおり、ことしの四月には国公私立合わせて六十八校、入学定員五千五百九十人、法科大学院が開設されることとなっております。  ここで注目しておきたいことは...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  入り口の方では、確かに大学の自主性に任せるというのはあるかもしれないんですが、実際に理工系の方々が進もうとしない、あるいは技術系の素養を持った方がそちらの方に受験されようと思わないのは、出口の部分、すなわち新しい司法試験制度において、...全文を見る
○松本(大)委員 先ほど答弁あったかもしれないんですが、改めて確認させてください。  知的財産戦略の推進においては、創造それから保護、活用というそれぞれのサイクルの担い手を育成することが重要であると考えます。先ほど、法科大学院を例にとりまして保護のサイクルについては御説明をいた...全文を見る
○松本(大)委員 時間が残り少なくなってまいりましたので、最後に一言申し述べさせていただきたいと思います。  若手研究者の育成ということに触れていらっしゃいましたけれども、その点については私も異論はないところであります。  経済産業省の技術調査室が昨年十二月に発行しました技術...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○松本(大)分科員 民主党の松本大輔です。広島二区選出の一回生議員です。どうぞよろしくお願いします。  本日は、林野庁で行われております大規模林道事業について取り上げたいと思います。  まず、公共事業に対する我が党の立場を述べさせていただきたいと思います。  昨年ですけれど...全文を見る
○松本(大)分科員 ありがとうございます。  日本が世界に誇ることのできる自然豊かな細見谷という地域なんですけれども、林野庁所管の独立行政法人であります緑資源機構によって、大規模林道事業、こういう名前の公共事業が二〇〇四年度にも着工されようとしております。  まず、この大規模...全文を見る
○松本(大)分科員 ありがとうございます。  本件事業に関しては、地元紙も取り上げておりまして、これが配付させていただきました資料でございます。表裏、A4の一枚なんですけれども、こちらをちょっと御参照いただきたいと思うんです。  本件事業に対して、日本生態学会が総会決議という...全文を見る
○松本(大)分科員 ラムサール条約については、確かに水鳥、渡り鳥の保護という当初の趣旨はあったと思いますが、ただ、後段というか、それ以外の湿地についても割と柔軟な姿勢で臨めるような、そのような趣旨で私は理解しております。  ただ、いずれにしましても、公園計画の変更、特別保護地区...全文を見る
○松本(大)分科員 地元からの強い要望があった、それは合併後も変わらないということなんですけれども、ただ、反対サイドの署名というものも、十二月時点で、先ほども申し上げましたとおり、四万人近い署名を集めているわけでございます。  いずれにしましても、大規模林道事業は不変という農水...全文を見る
○松本(大)分科員 ありがとうございました。  一つずつ順を追って検証、反論していきたいと思います。  平成十二年五月、参議院の行政監視委員会で、政府参考人より、平成八年度末の大規模林道事業投入事業費は累計で四千二百億、木材生産上の効果は千六百億という答弁がなされております。...全文を見る
○松本(大)分科員 ありがとうございます。  繰り返しになりますが、私には細見谷に大規模林道を通す明確な根拠があるとは考えられません。それは先ほど検証、反論したとおりでございます。  環境影響評価についても触れていらっしゃいましたけれども、細かい工法の話あるいは手続論で民意を...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  先ほど牧先生の方から、斉藤先生それから鳩山先生の両先生に比べると自分は小物ですというような大変謙虚な御発言があったんですが、では一回生議員の私はどうすればいいんだと、非常に悩ましいわけでございます。この点は平に御容赦いただきまして、元...全文を見る
○松本(大)委員 私はちょっと違った理解の仕方をしておりました。  かつて日本学術会議は、日本の原子力平和利用の三原則、民主的な運営、日本の自主性を失わない、すべての事項を公開する、このような原子力平和利用の三原則を打ち立てた。国立公文書館の設立は、戦後の公文書の散逸防止と公開...全文を見る
○松本(大)委員 先ほどのお答え、勧告は五件、答申は十一件ということなんですけれども、それでは設立当初がどうであったかということなんですが、こちらの「日本学術会議の勧告、要望、声明等件数一覧」というものを見ますと、設立から十一年間で五十件の勧告、それから五十九件の答申を出していら...全文を見る
○松本(大)委員 民間出身者というのは八名ということなんですけれども、学術会議出身者ということについては私は違った理解をいたしております。  阿部博之議員だけということなんですけれども、正確には、もちろん黒川会長もその議員のお一人でいらっしゃいますし、松本和子教授、こちらは第十...全文を見る
○松本(大)委員 私の理解力不足なのかもしれませんけれども、どう聞いても、言葉は悪いですけれども、へ理屈にしか聞こえないわけであります。  先ほど鳩山先生からも御指摘ございましたけれども、総合科学技術会議の意見具申がどうだったかといいますと、設置形態については、当面、国の特別の...全文を見る
○松本(大)委員 正直申し上げて、何をおっしゃっているのかわかりません。  当面の所管を決めたということで趣旨に沿っているというふうに聞こえたんですけれども、もしそうであれば、私は宿題を出した行革会議自身が及第点かどうかということを聞きたいわけなんですけれども、行革会議はもう解...全文を見る
○松本(大)委員 行政組織とは独立した立場だからこそ、先ほどおっしゃるような機能を存分に発揮することが可能なのではないか、私はそのように思います。そして、そのことは、先ほども触れましたけれども、会長御自身が正しい流れに抵抗するのは行政組織であるとおっしゃっているとおりであります。...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございました。
05月12日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  本日は、文化財保護法の一部を改正する法律案についてであります。  文化的景観については、世界遺産をめぐる概念の広がりを受けたものと私は理解しております。世界遺産といえば、実は私の地元、選挙区にも厳島神社、安芸の宮島という世界遺産があ...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  ちなみに、この民俗技術の調査の実施期間というものを教えていただけますでしょうか。
○松本(大)委員 先ほど来、後継者難とかという話が出ていますけれども、継承が非常に難しいものだという話を各委員の先生方、それから答弁に立たれる方もおっしゃっていらっしゃったわけです。調査期間が、今お伺いすると昭和五十九年から平成五年ということなんですけれども、もう既に十年も前です...全文を見る
○松本(大)委員 今の御答弁は、改めて現況確認をするという理解でよろしいんでしょうか。
○松本(大)委員 済みません、しつこいようなんですが、文献を当たっても実際に現地にいらっしゃらなければ意味がないわけで、詳細な調査というものには、その方が御存命かどうかも含めて、現時点でどうなのかということも確認されるということでしょうか。
○松本(大)委員 ありがとうございます。少し安心いたしました。  文化や伝統というものを守っていくためには、やはり単に保護するということだけではなく、伝承していくという観点が非常に重要であると私は考えています。だからこそ、ちょっとしつこくなりましたが、先ほどのような質問というも...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  民俗文化財伝承・活用事業という、これまで行われてきた案件については後でも触れさせていただきたいと思いますが、まず今回の法改正に伴って、民俗技術の保護に係る予算要求、それから人員要求の内容、予定や構想、現段階ではこれでも仕方ないと思いま...全文を見る
○松本(大)委員 冒頭で、予算の総枠自体がそもそも少な過ぎるんだという斉藤委員からの御指摘もありましたけれども、民俗技術の伝承に関して、これからの検討事業であるということを聞いてちょっと不安になるわけですけれども、本当に、文化を守り次世代に引き継いでいくという覚悟がおありなのかと...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  重要文化財一万二千三百七十件、重要無形民俗文化財は二百二十九件、重要無形民俗文化財の数は非常に少ないということが今の御答弁でもわかると思います。重要文化財のざっと五十分の一以下しかないわけです。民俗文化財制度の創設が国宝などと比べて新...全文を見る
○松本(大)委員 先ほどの大臣の御答弁の中にもありましたけれども、そして私が、こちらの御質問でも後で触れると申し上げたのが、民俗文化財伝承・活用事業というものでございます。これが平成十五年度民俗文化財伝承・活用事業というものの予算が、わずかおよそ八千八百万円にすぎない。伝承という...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  そのときだけ、認定だけして、あるいは選定だけして終わりということではなくて、自立した一次産業従事者の方というか、そういう方の養成も含めて継続性を図っていく中で、ぜひ伝承者の養成ということに省を挙げて取り組んでいただければというふうに考...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  世界遺産条約における第二領域、有機的に進化する景観というものになぞらえてという御答弁をいただきました。  これを読むと、文化庁の翻訳ですね、継続する景観について、「農林水産業などの産業と関連する景観」というような形の意訳がなされてい...全文を見る
○松本(大)委員 農林水産業へのこだわりという点についてもう少し御質問をさせていただきたいと思います。  法律案要綱とか法律の案文の中に、先ほどから御質問も一部ありましたけれども、例えば百四十一条第二項、「文化庁長官は、」「勧告をしようとするときは、重要文化的景観の特性にかんが...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。済みません、もう少し教えてください。  例えば、先ほども申し上げましたが、自然公園法においては、まさに農林水産業の対象でもある森林というものが規制対象になっているわけですけれども、「農林水産業その他の地域における産業との調和」という文言は...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  景観法が国土交通省、農林水産省、環境省の共同提出であって、その景観法上の景観計画区域とか、その前提があって文化的景観があるということはわかるとしても、だから直ちに、わざわざ今回の法案にだけ、「農林水産業その他の地域における産業との調和...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  保護施策も含めてそうですけれども、一般的に何かのプロジェクトを行う、何かの計画を遂行するという際には、以前この委員会でも少し触れましたけれども、やはり民間では当たり前のプラン・ドゥー・チェックというような一連の過程を経ることが重要では...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  重要文化的景観の保護に関連して、例えば美しい棚田の保全ということになりますと、農林水産省もかかわってくる分野かなというふうに考えております。  本日は、農村振興局でよろしいでしょうか、おいでいただいているはずであります。重要文化的景...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  耕作道路の整備というような答弁を聞くと、何となく身構えてしまいたくなるのが野党なんですけれども、先ほども、中山間地など直接支払い制度というようなお話もあろうかと思います。担い手の定着に特徴のある事例として、将来の担い手の育成確保を目指...全文を見る
○松本(大)委員 ゴールデンウイーク等も利用しまして、私は県内の二カ所を見てまいりました。世の中にはいろいろな雑誌があるので、「月刊文化財」という雑誌をいただいて、ここに重要地域が県内に挙がっておりましたので、ちょっと二カ所を見てまいりました。うち一カ所は、先ほどの造船の島でもあ...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございました。
05月14日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     文化財保護法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  私の出身は、先週も申し上げたとおり広島県です。今週の月曜日に県内の尾道市立の土堂小学校を訪問いたしました。先週から地教行法の改正というのが審議に入っていたからなんですけれども、百升計算、音読、それから漢字の前倒し学習、こういったユニー...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  実は、陰山校長も同じようなことというか、似たような趣旨のことをおっしゃっていらっしゃいまして、教育問題、これは学校問題だけに矮小化されるべきではない、社会問題としてぜひとらえてほしい、社会全体で子供を元気にしていかなければならないとお...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  河村文部科学大臣には、後ほど御見解をお伺いしたいと思います。  ちなみに、政務官は、御自身のホームページの中で次のような文章を載せていらっしゃいます。一月二十七日付「はせ日記」。  古賀潤一郎代議士が今朝、地元福岡の街頭演説で「辞...全文を見る
○松本(大)委員 選挙公報に載せていないということなんですけれども、この点については後で触れます。  馳さんのホームページにも、「故意か勘違いかが争点」という部分がありました。この点に絡めて、ちょっとお伺いしたいと思います。  原田さんは、故意にはやっていないと主張されていま...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。しっかり照会させていただきたいと思います。  ちなみに、文部科学省のホームページにも、副大臣の学歴はこのように掲載していたわけであります。これは文部科学省のホームページのコピーです。要覧にも載せるし、文部科学省のホームページにも載せるとい...全文を見る
○松本(大)委員 原田前副大臣が、実は古賀議員と同じ福岡県選出でいらっしゃるわけですけれども、私は、不思議に思うのは、古賀議員のことを受け、おれは大丈夫かというふうにどうして調べられなかったんだろうかなと非常に疑問に思うわけです。あるいは、地元の有権者の方に、原田先生大丈夫でしょ...全文を見る
○松本(大)委員 質疑時間が終了いたしましたので、最後に、きょうは、突然のニュースで、田村政務官には質問通告をしてお越しいただきながら、ちょっと御質問できなかったことをおわびいたします。  ありがとうございました。
05月28日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第23号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  私は、野党議員ではありますが、野犬ではありませんので、毎週キャンキャンと大臣にかみつく、わけもなくかみつくというつもりはないのでありますけれども、やはり義憤に駆られたときは、これは、代弁者としてお選びいただいた以上、行政をチェックして...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。責任を持って取り組まなければならないということを非常に重く受けとめさせていただきました。  さはさりながら、その午前中の質疑の中で、附帯決議にも大臣答弁にも、海外の権利者の権利行使をとめる上での担保にならないというような話がありましたので...全文を見る
○松本(大)委員 数字そのものについては、あるレコードについて幾つという話はわかったのですけれども、では、どれぐらいの差が生じたらということについては、今のは触れられていないんじゃないかなという気がいたします。  そのスコアテーブルを使ってどう運用していくのかということが明示さ...全文を見る
○松本(大)委員 影響を受けないように運用するというのは、明確な基準がある一方で、行政の裁量でそうは判定しないとおっしゃっているに等しいと思うのですけれども、そんな恣意的な運用がなされていいんでしょうか。(発言する者あり)
○松本(大)委員 何度お伺いしても余りよくわからないのですけれども、例えば、アメリカのレコード会社が日本の現地法人に命じて、国内盤の原価率を低く抑えて、価格設定、値づけをしましたと。一方で、直輸入盤は普通の原価設定をして、それに対して並行輸入がされている場合に、並行輸入が入ること...全文を見る
○松本(大)委員 今のお話を聞くと、さっきの質問では該当するのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○松本(大)委員 御質問の仕方を変えます。  アメリカ国内のレコード会社が日本に現地法人を持っていて、並行輸入もやるし、並行輸出もやるし、それから日本国内でもプレスして、現地法人がプレスして売るという場合においては、利益率の設定も価格の設定も同じ会社でできるわけですから、現法も...全文を見る
○松本(大)委員 それはあくまで希望的な観測であって、お情けというか、権利行使しないでくれと頼んでいるだけにすぎないような気がします。価格設定を変えちゃえば不当な侵害だと訴えることができる、すなわち、並行輸入盤をいつでもとめる権利が生じてしまうということです。  この質問はこれ...全文を見る
○松本(大)委員 これは根本的な疑問というか質問なんですけれども、規制をしてほしい、規制をかけてほしいという業界の主導で行われた調査を、何の精査もしないで、みずから情報をとることもしないでうのみにされたんですかということをお聞き申し上げているわけです。
○松本(大)委員 行政官庁というか監督官庁というか、そんなことで果たして中立性が保たれるのかどうか、私は非常に疑問に思わざるを得ません。  私は国立国会図書館に調査を依頼いたしました。調査結果をちょっと引用させていただきたいと思います。  域内消尽を採用するEU・EEA諸国で...全文を見る
○松本(大)委員 先ほども御紹介したとおり、参議院の委員会審議の中でも、大臣が六十五カ国という数字を述べていらっしゃる。つまり、似たような制度を導入している国が世界にこんなに多いんですよ、だからとりたてて変な制度じゃないんですよという理由として挙げられたその数字にそもそも根拠がな...全文を見る
○松本(大)委員 文化科学研究所ということなんですけれども、思わず、それだけを聞くと文部科学研究所かなと、何となく政府機関かなという名前を想起させるわけなんですけれども、実はこの会社は、前身は株式会社ぴあ総合研究所ということでありまして、イベント情報で有名な「ぴあ」であります。し...全文を見る
○松本(大)委員 そんな御答弁が許されていいんでしょうか。これは法案を提出する際の重要な根拠ですよ、六十八万枚。それは行政責任の放棄ではないかな、当事者能力の欠如を指しているのではないかなと思わざるを得ません。  この調査員がどういう人かといいますと、株式会社文化科学研究所の人...全文を見る
○松本(大)委員 一方的にその意見を酌み取ったわけではないということだったんですけれども、では精査されたかといえば、先ほどのお話では特に精査はしていないと。六十五カ国については少なくともそうだったわけです。調査員についても、だれがやったかまでは知りませんでしたというのは、まさに一...全文を見る
○松本(大)委員 聞いているのではなくて、正式に答えていただきたいんですけれども、どういうふうに求められたんでしょうか。
○松本(大)委員 先ほどの数式については、さっきも触れました株式会社文化科学研究所の調査結果にも触れてあるんですけれども、最後の在庫回転率という三・五という数字なんですけれども、この数字を例えば半分の一・七五にすれば、六十八万枚は一気に三十四万枚に減ってしまうわけです。  年金...全文を見る
○松本(大)委員 いや、これは大事なことですよ。大事なことですよ。法案の提出の根拠が六十八万枚というのははっきり述べているわけですから、その数字が根拠がない、知りませんなんということが許されるんですか、答弁として。知りませんなんてあるんですか。知りませんなんて言われたら、審議を続...全文を見る
○松本(大)委員 もう一度、同じことを申し述べさせていただきたいと思います。  六十八万枚という根拠になっている大事な数字です。三・五というものの数字の出どころは何なんですか。
○松本(大)委員 六十五カ国の数字といい、調査をだれが行ったかも知らない、三・五という数字の在庫回転率の出どころも知らない。そんな中で、今法案の大きな根拠である還流CD枚数が六十八万枚というのが出されているわけなんですけれども、こんなことが本当に許されていいのかと、私はこの委員会...全文を見る
○松本(大)委員 だろうということではなくて、やはりみずから検証しなきゃいけないんじゃないか。  それは、今回は法案提出というものの根拠になっているからですよ。売り上げたいとか、目標です、じゃんじゃん進出したいというのは、それは企業の目標として結構なことだと思いますけれども、法...全文を見る
○松本(大)委員 三・五という在庫回転率についても、とんでもない、検証すらされていないんです。  では、それと掛け合わせる需要の伸びなんですけれども、要するに、総ライセンス量というか総需要の伸びが、四百六十五万枚から千六百二十二万枚、七千九十万枚というふうに、二〇〇七年、二〇一...全文を見る
○松本(大)委員 納得できる答弁を、先ほどから、質問の当初から全くいただけてないんですけれども、今回の法案の提出の根拠となる数字というのが全くもって精査されていないというのは、これはもう法案審議の以前の段階じゃないかなというふうに思わざるを得ません。  実際に、その漸減傾向にあ...全文を見る
○松本(大)委員 それは日本盤に限らない、日本の音楽に限らない話だと思うんですけれども、もう一度申し上げます。先ほどの総ライセンス量はふえるという予測があるためには、実際に今の足元のデータが漸減傾向を示す中で、ふえているんだけれども海賊版によって食われているという仮定が成り立つの...全文を見る
○松本(大)委員 今のようなちょっと頼りない御答弁ですと、やはり還流CDの今後の伸び、六十八万枚が二百四十四万枚になって千二百六十五万枚になるから、だから今の段階で還流防止措置が必要になってくる、今法案の提出が必要になってくるという話にはどうしても僕は思えないんですよ。  それ...全文を見る
○松本(大)委員 海賊版対策については、きのうの知財戦略本部の会議で、知的財産推進計画二〇〇四に模倣品、海賊版の被害を防ぐための条約を提唱するという内容が盛り込まれたそうですので、ぜひ、来月のサミットでも政府としてきっちり申し入れを行っていただきたいなというふうに思います。私は、...全文を見る
○松本(大)委員 失礼します。
11月02日第161回国会 衆議院 本会議 第7号
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○松本大輔君 民主党の松本大輔です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました刑法等の一部を改正する法律案について御質問いたします。(拍手)  質問に入る前に、イラクで殺害された香田証生さんと、相次ぐ風水害や地震によってとうとい命を奪われた方々の御冥福を...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  今回の質疑を迎えるに当たりまして、大臣のホームページを拝見させていただきました。やはり国家の発展の礎は人材であるというお言葉は、私もまさに同感であります。それから、目指すべき社会として、「豊かで安心して暮らせる社会」というものを挙げて...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  今回の法案審議に当たりまして、まずは現場へということで、先日、東海村へ行ってまいりました。わずか一日という限られた時間ではあったんですけれども、私にとって大変印象的だったのは、現場で働く方々の気概であります。予算がどんどん削減されてい...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  今後五年間で一〇%、四千人を下回るということは、およそ五百人程度削減されるということなんですけれども、これまでの平成九年から十六年までと、それからこの先の五年間の五百人の減少、これまでとこれからの減少というのをどういった形で進められる...全文を見る
○松本(大)委員 自然減ということは、新規の採用の抑制という理解でよろしいでしょうか。
○松本(大)委員 新規の採用が抑制されるということは、ますますといいますか、組織の高齢化が進むということになろうかと思います。  十年以上にもわたって削減し続けていくということになれば、それは組織の運営上というか人事政策上、非常に大きなインパクトを持ってくるのではないかと思うん...全文を見る
○松本(大)委員 継承者が絶対的に減っていく中で、それをどうやって活力でカバーしていくのかということについては、私はちょっと今の答弁では納得しかねるわけなんです。  新機構の業務内容を定めた法案の第十七条一項六号に「原子力に関する研究者及び技術者を養成し、及びその資質の向上を図...全文を見る
○松本(大)委員 大臣、国家発展の礎は人材であるというお考えは原子力分野についても同様であるという理解をしてよろしいでしょうか。
○松本(大)委員 大臣からはこの質疑の中で、文部省と科学技術庁の統合は非常にうまくいっているというお話がございましたので、ぜひ、原研とサイクル機構の統合効果を論ずる前に、まずは人材育成の分野で文部省と科技庁のシナジー効果というものをぜひ見せていただきたいと思います。  先ほどの...全文を見る
○松本(大)委員 大臣、先ほど、至上命題として守っていかねばならないという非常に力強い御答弁をいただきました。まさに大臣がおっしゃっているように、国家の発展の礎は人材でありますので、原子力分野の人づくりをおろそかにすることで結果的に原子力の安全を脅かすことにつながらないように、ぜ...全文を見る
○松本(大)委員 実施率以外の、何かほかの数値目標がもしあれば、それもあわせてお聞かせください。
○松本(大)委員 なぜ私が指標等にこだわるかというと、それはわかりやすいからであります。  例えば成果の普及というもの、この場合は成果の普及ですけれども、例えば政治家の公約で、生き生きした町づくりとか安心した町づくりというものを掲げても、後になって、どれぐらい生き生きしたかとか...全文を見る
○松本(大)委員 残念ながら、私の考えはちょっと大臣とは違うものでありまして、やはり経営の不在という問題はいまだに解決されていないのではないかなというふうに感じております。  核燃料サイクル開発機構、サイクル機構の機関評価委員会の報告書の最後のページにも、「恒常的にミッションを...全文を見る
○松本(大)委員 先ほどというか午前中の議論でも、長計をマニフェストに見立てた御質問というものがありましたけれども、マニフェストのマニフェストたるゆえんというのは、先ほども申し上げたように、期限を区切って目標を明示して、どの程度実行するかということを打ち立てて、後で検証可能にする...全文を見る
○松本(大)委員 そのお手盛りの評価の甘さをどう是正していくのかということについては、今の御答弁では少し納得ができないんですけれども。  何を言いたいかというと、独法化されるとそれだけ自主性や自律性が重んじられるようになるので、それをいいことに、お手盛り評価というものが加速する...全文を見る
○松本(大)委員 所要の成果が得られているというような御答弁でありましたけれども、実はこの優先順位づけというものは毎年行われておりまして、ことしも、先月二十一日に開催された総合科学技術会議において決定をされております。大臣も御出席されていると思いますので御記憶かと思うんですが、昨...全文を見る
○松本(大)委員 必ずしもないというのは非常に微妙な表現ですが、もっと直接的に申し上げますと、評価がアップしたものは、BからAになったものはたった一つだけでありまして、BやCのままで変わっていないものが五つ、逆にダウンしたものが三つもあるわけであります。  所要の成果が得られた...全文を見る
○松本(大)委員 大きな期待が寄せられているというのは大変結構なことなんですが、私は、この質疑のための調べ物の段階で、実にさまざまな評価が行われているものだなというふうに感嘆をいたしました。  まずは、先ほどの機関評価委員会の報告書です。それから、先ほど申し述べました総合科学技...全文を見る
○松本(大)委員 目を変えるというのも大変重要なことでありますが、私が言いたいのは、思い出したようにやるとか、アリバイづくりのようにやるとか、そういうことではなくて、ぜひ質の高い評価を継続的にやってほしいな、継続的な検証を可能にしてほしいなということであります。  時間がありま...全文を見る
○松本(大)委員 やはり、きょうの質疑を聞いている限りでは、経営の不在という、経営サイクルが機能していないというふうな感じをぬぐい去ることはできませんでした。  要するに、計画やコスト、コストや期限というものが不明確であるということ、評価は身内にとても甘いものになって、お手盛り...全文を見る
11月12日第161回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  この臨時国会から新たに法務委員となりました。初心者でございますが、どうぞよろしくお願いします。  ところで、大臣は最高裁判所には行かれたことはありますでしょうか。
○松本(大)委員 私も法務委員になったということもありまして、先日行ってまいりました。  大臣は女性でいらっしゃるわけなんですが、最高裁の中に正義の女神の像があったのはお気づきになられましたでしょうか。
○松本(大)委員 最高裁の大法廷の前の大広間、入り口から入っていって右手のところに正義の女神像がありまして、右手に勇気を示す剣を高々と掲げて、左手に公平と公正を示すてんびんを持った例のものなんですが、御説明をしていただいた方に伺いましたところ、つくられた方が私と同じ広島県出身の方...全文を見る
○松本(大)委員 こんなに長く南野大臣御自身のお言葉をお聞かせいただいたのは初めてのような思いがしまして、非常にうれしく思いました。  政治家としての思い入れというのは、本当に今のような御答弁であれば伝わってくるんですが、ただ、その本会議のときの提案理由の説明ですとか私の質問に...全文を見る
○松本(大)委員 そこにカメラがありまして、恐らく、法学部生の方とかあるいは政治好きの方が、きょうのこの議論を何人かの方が見ていらっしゃると思うんですが、ぜひとも司法へのアクセスを高める上でわかりやすい御説明をいただきたいな、こう思うわけなんです。  今大臣の御説明の中には、凶...全文を見る
○松本(大)委員 それは本当でしょうか。要するに、現行の法定刑では軽過ぎるというふうに思うようになったという、その国民の規範意識が変わってきているんだということは本当ですか。どういう根拠に基づいてそう変わっているのかということを御説明ください。
○松本(大)委員 今の御答弁は私の問いに対する御答弁にはなっておりません。国民の規範意識の変化が、変わっているというその根拠を示してくださいというふうに申し上げているので、質問に的確にお答えいただきたいと思います。
○松本(大)委員 同じことを何度も言いたくないんですけれども、今の大臣の御答弁は、犯罪がふえていると、その数字を今おっしゃったわけですね。二点目は、治安が悪くなったと、犯罪に遭うかもしれないと思うようになったという人がふえたということをおっしゃったわけですよ。その二点です。  ...全文を見る
○松本(大)委員 今のは本当にひどい答弁です。  端的に申し上げれば、全く根拠がないと開き直っていらっしゃるのと同じでございます。るる申し上げたとおり、そういうこと、これで私に理解しろとおっしゃられるのは大変厳しいと思うんですが、もう一度お尋ねします。  規範意識が変化してい...全文を見る
○松本(大)委員 一六ありますとおっしゃったんですけれども、これはどういうことですか。  まず、その母集団というかサンプル数とか、何%なんだとか、どういう人を対象にされたのかとか、そういうことをおっしゃっていただかないと指標にならないんですけれども。
○松本(大)委員 法務省の、刑法を百年ぶりに変えるという大改正ですよ、大臣。僕らがみんな死んで何年かたって、刑法の勉強をしようという人が、あのときどういう議論が行われたのかなと思って検索をされて、この議事録を読まれるかもしれないんですよ。歴史の重みというのをわかった上で答弁してく...全文を見る
○松本(大)委員 朝日新聞と読売新聞のデータだけじゃない、いろいろな方の御意見をいろいろな形で集約されたとおっしゃいましたけれども、であるならば、それを出してくださいよ。今この場で出せないのであれば、この審議が続いている間にぜひ我々に見せていただきたいと思います。そうしないと、本...全文を見る
○松本(大)委員 今手元にそういった根拠となるものを何もお示しいただかないままこの先の議論を進めることが適切なのかどうかという疑問を私は禁じ得ないわけでございますが、お示しいただけるということなので、ぜひそれを、ではいつまでにどういう形でお示しいただけるのかだけちょっと教えてくだ...全文を見る
○松本(大)委員 立法根拠が説明できないというのは、立法根拠のない立法をされていると言っているに等しいと私は思うんですけれども、説明できないというのはどういうことなんでしょうか。
○松本(大)委員 御自身で御答弁なさっていて正直苦しいと思われませんか。客観的指標がこの場で示されないのに、それを根拠に行われた立法について審議しろと言っている方が僕は無理があると思うわけなんですけれども、いつまでにどういう形でお示しいただけるんですか。とりあえず、その……(発言...全文を見る
○松本(大)委員 内閣として行動指針が出ているからそれは国民から支持されている証拠なんだというのは、全く根拠になっていないと思います。自衛隊が活動しているからそこは非戦闘地域なんだと言っているのと同じような理屈でございます。内閣として行動指針を出しているからそれは御支持を得ている...全文を見る
○松本(大)委員 今のはちょっと許されない御答弁ではないかなというふうに思います。その程度のものというのは、どこかの総理大臣もおっしゃっていましたけれども、その程度のものと言われているようなものを根拠にして、人の自由や尊厳を奪って、時には生命を奪うような罪刑を決めるわけでしょう。...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  次の委員会までにまとめていただく際には、ちょっと御確認なんですが、治安のことは聞いていません。治安が悪化したかどうかというようなデータは聞いていません。法定刑の引き上げで対処すべきだという声を集約したもの、それが読み取れるようなデータ...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。  そのデータを示していただいて、もっと厳正に対処すべしという声が実際にあるんだ、規範意識が変化しているんだということを認めたとして、その矛先というのは二種類あるんじゃないかなと思うんですよね。一つは、法定刑を引き上...全文を見る
○松本(大)委員 裁判官の裁量が広がって適切な刑を言い渡せるようになるとおっしゃいましたけれども、先ほど辻委員の質問の際に、殺人を例えば例に挙げれば、五年以下の言い渡しが四二・四%を占めるというものがありました。法改正によって適切な刑の言い渡しが可能になるということは、ちょっと辻...全文を見る
○松本(大)委員 ちょっと時間の関係もありますので、国民の規範意識の変化というのはあと一問ぐらいで終えますけれども、やはり納得させてもらえない以上は、根拠に乏しい、非常にぼんやりしたものだなというふうに感じざるを得ないんですよね。  辻委員も指摘されておりましたけれども、今回の...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございました。ちょっと私も疲れましたが、立場の違いということもあるので、その規範意識の変化というのはさっきの質問で終えます。  本会議の質問のときにも申し上げましたけれども、やはり刑法を考えるに当たっては、いつもにも増して、情と理と、両方を尽くしてい...全文を見る
○松本(大)委員 問題が発生したときには、その問題の解決を図ろうという際には、どこにその問題の原因があるのかということを突きとめて、その原因を取り除くことによって問題解決を図るというのが、一般的な問題解決のプロセスですよね。  原因を取り除かない限りは問題が繰り返し発生するわけ...全文を見る
○松本(大)委員 今おっしゃられたのは予想であり、期待であります。根拠にはなっておりません。原因を一概に述べることは困難、さまざまな要因が絡み合っていると。要するに、原因がはっきりわかっていないんだけれども、法定刑の引き上げは恐らく問題解決に資するだろうという期待をなさっているわ...全文を見る
○松本(大)委員 これまで認められてきたとおっしゃいましたけれども、さらに引き上げればさらに抑制できるというのは認められてきたんでしょうか。
○松本(大)委員 やはり、何度お伺いしても、期待とか願望の域を出ていないのではないかという感想をぬぐい去ることができません。つまり、法定刑引き上げによる犯罪抑止効果というものはそもそも未検証の仮説にすぎないんじゃないかというふうに、御答弁をお伺いしている限りでは思うわけなんですよ...全文を見る
○松本(大)委員 今までの質疑の中で私が思いますのは、やはり非常に根拠があいまいで乏しいんじゃないかな、十分に議論は尽くされていないんじゃないかなという感じをやはり捨て去ることができません。  なぜここまでしつこく申し上げるかというと、そのほかの理由としては、あと五年足らずで裁...全文を見る
○松本(大)委員 調査室の資料を拝見して、その数字は見させていただいたんですが、刑法犯全体が約百万件ふえているのに対して、強制わいせつ、強姦、殺人、傷害、強盗の合計件数は約三万件の増加なんですよね。それで、つまり増加の大半は凶悪重大犯罪以外の犯罪ということになるわけですけれども、...全文を見る
○松本(大)委員 済みません、ちょっと御質問が悪かったようです。言い直します。  一般刑法犯の増加分に占める凶悪犯罪の割合は非常に低い、要するに、残りの大半は何によってふえているんですかということです。一番大きくふえているものです。
○松本(大)委員 窃盗は、百五十六万件から二百二十四万件と、約七十万件もふえている。平成十五年の一般刑法犯に占める割合は八割で、十年間の増加に占める割合も、寄与分も七割ということなんですけれども、これだけ大きくふえるからには、なかなか捕まらずに再犯を繰り返すということになるという...全文を見る
○松本(大)委員 済みません、御丁寧に全部お答えいただきました。  刑法犯全体では四三%から二三%、窃盗は三八%から一九%というふうに変化しているわけですけれども、要するに、窃盗は件数も多いし、検挙率も二割を切っている。なかなか捕まっていないから、さらに再犯を重ねて、さらに件数...全文を見る
○松本(大)委員 御質問にお答えはいただいていないというふうに思います。  凶悪重大犯罪の刑罰の強化で、窃盗犯を抑止したり、その検挙率を上げることが可能ではないということをはっきりおっしゃらないということなんだと思うんですが、要は、窃盗犯を抑止したり、その検挙率を上げることがで...全文を見る
○松本(大)委員 はっきり欧米並みの水準を目指すというふうにはお答えいただけなかったんですが、私も法務委員になって、地元の刑務所と、それから府中刑務所と二カ所見させていただいたんですが、やはり、現場の方の強いられる緊張の度合いというのは本当に高まっているなというのが率直な感想です...全文を見る
○松本(大)委員 政治的決断というか決意を伺おうとしたので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。  時間が終わってしまいましたので、更生教育についてはちょっと伺えなかったんですが、見に行った府中刑務所は、あの鬼平犯科帳の長谷川平蔵が昔つくった石川島人足寄せ場というもの...全文を見る
11月19日第161回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  参考人の皆さんにおかれましては、本日は、お忙しいところ御出席を賜りまして、本当にありがとうございます。また、貴重な御意見を賜りまして大変勉強になりましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。  まず、包括根保...全文を見る
○松本(大)委員 本当はもう少しお伺いしたいんですけれども、ちょっと時間の関係もありますので、もし時間が残れば、最後にまた伺わせていただければなというふうに思います。  次に、動産と債権譲渡の公示制度の整備に関する件について御質問させていただこうと思うんですが、倒産に至る前に、...全文を見る
○松本(大)委員 別除権者が別除権を行使するかどうかは、民事再生を債務者が申し立てた時点から裁判所が決定するまでの間に、いや、これはもう期限の利益を喪失したから実行しちゃえという判断を行うケースもあり得るわけで、DIPファイナンスにその優先的な順位を与えるよう協力するかどうかとい...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  山野目参考人のおっしゃるとおり、私もメモをしておりました、一般的懸念として理解できる、しかし、別除権者が常にがっさり持っていってしまうわけじゃないだろう、法律の字面とは違う実地運用を期待するというふうに確かにおっしゃっていました。申し...全文を見る
○松本(大)委員 破産配当から受けられるか、それとも労働者健康福祉機構から受けられるか、労働者の視点から見た場合に、では実際にどのぐらいの違いがあるのかというお話を実はこの後もお伺いしたいなと思ったんですが、時間が参りました。本当はもっともっとお伺いしたかったんですが、どうもあり...全文を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  早速ですが、南野大臣にお尋ねしたいと思います。  先ほど樽井委員からも御指摘がありましたが、今回の法改正、債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律の一部を改正する法律案の目的について、端的に大臣のお言葉で御説明を改めてお願...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  企業が動産や債権を活用して円滑に資金調達ができるようにという御答弁がありました。  その目的は本当に達せられるのか。例えば、再建中の企業の再建の努力を応援してくれるものとなり得るのか、企業の経営刷新を後押ししてくれるものとなり得るの...全文を見る
○松本(大)委員 以前にちょうだいした資料で、売り掛け債権保証金融機関別保証承諾実績というのがありまして、金額については、十一月五日までで累計で二千五十七億円という数字をいただいておりまして、かつ九月末まででも千九百七十三億円という数字だったんですが、今、六千五百億というお話だっ...全文を見る
○松本(大)委員 保証の承諾額は累計で約二千億ということで、実際に融資が行われたのは六千五百億円ということなんですが、これが果たして多いものかどうかというのは、なかなか比較ができないと思いますが、調査室の資料で、百四十ページですか、五月七日付の日経新聞が掲載されておりまして、アメ...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  〇・三九%というのは非常に低い数字だなというふうに思います。つまり、銀行から見れば、その保証がつけられた融資というのはかなりの優良資産ということになるのではないかと思います。しかし、見方を変えれば、これだけ代弁率が低い、事故率が低いと...全文を見る
○松本(大)委員 済みません、ちょっと補足させてください。  何で僕がこの信用保証協会の話を取り上げているかというと、売り掛け債権担保融資が限られた先にしか許容されていないとすれば、それは、今後アメリカのような三十三兆円という規模には広がっていかないということを意味しているから...全文を見る
○松本(大)委員 ちょっと時間が厳しいので余り突っ込みたくないんですけれども、済みません、ちょっともう一声欲しいんですよ。  無担保無保証融資に取り組まれているというのは知っているんですけれども、今回の法改正の主目的である動産担保融資であるとか債権担保融資についても、証券化の業...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ積極的に検討していただきたいなというふうに思います。  済みません、政策投資銀行の方をお呼びして、大変お待たせして申しわけないんですが、これが多分最後の質問になってしまうかもしれませんが、今回の法改正によって、午前中の審議でもこの話があったんですけれども、...全文を見る
○松本(大)委員 本当はもっと突っ込みたいんですが、時間が終わってしまったのでこれで終わりますけれども、要するに、資金調達の円滑化を図るためには、法改正だけでは絶対無理ですから、政府としてぜひ整合性のとれた制度設計というものを行っていかなければむしろ弊害の方が大きいということを指...全文を見る