松本大輔

まつもとだいすけ



当選回数回

松本大輔の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
議事録を見る
○松本(大)分科員 民主党の松本大輔です。どうぞよろしくお願いします。  先日、確定申告のために税務署に行きましたら、「この社会あなたの税がいきている」という標語が目につきました。このおなじみの確定申告の手引にも書いてあるとおりでございます。私も、書類の記入を済ませまして、提出...全文を見る
○松本(大)分科員 長い御説明、詳しい御説明をいただいたんですけれども、要約すれば、検討委員会の答申が出るまでは予算額がわからない、こういうことではないかと思います。本当に把握していないのかなというのは、私は驚きであります。来月末の補助金の締め切りまでに資源機構から申請があった場...全文を見る
○松本(大)分科員 今お手元にお配りした新聞記事、後で言及しようと思っていますが、引き受け予定の地元廿日市市は、まさにこの維持管理費が大変気にかかっていて引き受けに難色を示しているという状況があらわれていまして、ちょうど今月の末にもまた再度検討委員会が開かれる予定なんですが、この...全文を見る
○松本(大)分科員 正直言って、今までの御答弁を伺っていると、この幹線林道事業については、建設費用も検討委員会の結果が出るまではわかりません、完成後引き受け手となる自治体が負担するような維持管理費についてもわかりません。完成した暁には、これは林道ですよ。林道が完成した暁に、木材生...全文を見る
○松本(大)分科員 あえて維持管理費にしか今コメントされなかったと思うんですが、建設費用と木材生産上の効果についても、予算の審議が終わるまでにはわかるんですか。
○松本(大)分科員 驚くべき答弁だと言わざるを得ません。  その幹線林道事業につける予定の補助金の総額自体は平成十七年度予算には盛り込まれているはずでして、この予算委員会というのは、要するに、政府がつくった予算をチェックするために開かれているんじゃないか、私はそのように把握して...全文を見る
○松本(大)分科員 今の御答弁は、要するに、補助金行政というのは決算でしかチェックしようがない、予算の段階では垂れ流されるままだということではないかと思いますが、質問の仕方を変えます。  計画延長二十五・五キロのうち、既に完成した距離と未着工区間の距離をお聞かせください。これは...全文を見る
○松本(大)分科員 きのう質問取りにいらっしゃいまして、そちらにいらっしゃる方も同席されていたわけなんですが、何でこんなことになるのかわかりません。  では、既に完成した区間について、投下した事業費、同じように見込みで構いませんので、教えてください。
○松本(大)分科員 十一・一キロで七十七億円ということなんですが、財政が厳しい割には大変派手に使ったなという印象を受けざるを得ません。  ちなみに、昨年、私、同じこの分科会で、同じ前田長官に御質問をさせていただいたところ、御答弁では計画事業費が約九十六億というふうにおっしゃって...全文を見る
○松本(大)分科員 長官、九十六億というのは、わずか一年前に私の質問に対して長官御自身が御答弁された金額なんですよ。それが、わずか一年の間で、いや、随分前に立てた計画ですから、それは計画は変わり得るんですという御答弁をされている。同じ責任者のもとで行われている事業が、一年たったら...全文を見る
○松本(大)分科員 私は長官御自身の人格を否定しているわけではございませんで、補助金事業として予算管理が余りにもずさんではないのですかということを申し上げたいわけでございます。  昨年のこの分科会での私の質問に対して、当時の木村大臣政務官が次のように答弁されました。「戸河内—吉...全文を見る
○松本(大)分科員 済みません、それは今までと比べてどのようにふえるんですか。林道開通前と後と、どのように変わるんですか。
○松本(大)分科員 ちょっと確認させていただきたいんですが、それは森林管理署が管理する三万ヘクタールの部分ではなくて、この林道の周辺地域ということかどうかがまず一点目。  それから、間伐に必要な人的な手当てについてもその施業実施計画に入っているのかどうかを確認させてください。
○松本(大)分科員 引き受け手があらわれるのかどうか、そこに対してどのぐらいのコストが見込まれているのかというところもちょっと聞いてみたいところではあるんですが、ちょっと時間の都合で、金銭的なコストに加えて環境負荷、環境コストの問題についても取り上げさせていただきたいと思います。...全文を見る
○松本(大)分科員 今の長官の御答弁に私は少し違和感を感じます。というのは、環境保全調査検討委員会というのは、純粋に学術的な見地から環境への影響とか保全策というのを論じるところであって、地元の要望がどうだとか、財政的な負担がどうだとか、林業事業、林道を通すことによる事業の是非その...全文を見る
○松本(大)分科員 私は、よもや調査検討委員会が、地元の要望だからやはり幅員を広げましょうかとか、いや、やはりアスファルト舗装にしましょうというような、環境保全の見地を台なしにしてしまうような、そんな翻意をするとは思えないんですよ。  ですから、検討委員会が今月末そして来月開か...全文を見る
○松本(大)分科員 時間がやってきてしまったのでこれで終わりますけれども、申し上げたいことは、一度始めたことは絶対にやめない頑迷固陋の官僚機構と拙速な環境影響評価、そして煮詰まっていない議論によって失われた自然は二度と戻ってくることはありません。  島村大臣は御自身のホームペー...全文を見る
03月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  本日は、裁判所職員定員法の改正案を取り上げたいと思います。  法務省作成の関係資料を読んでみますと、三ページに提案理由説明、「この法律案は、」裁判所の職員の定員数を増加する理由として、「下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図...全文を見る
○松本(大)委員 詳しく御答弁をいただいたんですが、私なりに端的に今の御答弁をまとめますと、著作権のような非技術型のものについては、地域に密着しているので、東京、大阪に集中するのは御不便もあろうか、だからその点に配慮した、集約することはしないということだったんですが、では、実際に...全文を見る
○松本(大)委員 控訴審についてはいかがでしょうか。同じく技術型、非技術型に分けて、平成十五年のデータを教えていただけますか。
○松本(大)委員 実は、控訴審のデータについては、きのう質問取りの際にこちらでちょうだいしました。控訴審の方がどうかというと、言ってほしかったから今質問したんですけれども、控訴審については、技術型が八七・八%、非技術型が八六・一%です。  つまり、どういうことかというと、先ほど...全文を見る
○松本(大)委員 いろいろな理由があるのであれば、冒頭にそれをぜひ御説明してほしかったと思うんですけれども。  先ほどの御答弁では、地域に密着しているということを理由として挙げられていたわけですね。地域に密着しているから配慮しなければいけないというふうにおっしゃられたわけですけ...全文を見る
○松本(大)委員 なぜ平成十五年のデータを求めたかというと、集約される前、民訴法の改正が行われる前の時点で、つまり判断材料として、その判断材料を踏まえた上での判断として適切であったかどうかということを今問うているわけですね。今おっしゃった、片や選択肢を残した、片や選択肢が残されな...全文を見る
○松本(大)委員 こういうふうに答えてくださいねというふうにお願いしたので、確認ですけれども、東京地裁はプラス一、大阪地裁はプラマイ・ゼロ、東京高裁はプラマイ・ゼロ、大阪高裁はマイナス一ということでよろしいでしょうか。イエスかノーかで答えてください。
○松本(大)委員 おかしいですよね。増員の理由として一番最初に「民事訴訟事件・知的財産権事件の審理充実」というのが掲げられていて、七十五人も増員されるのに、今伺った限りでは、知財関係の訴訟を取り扱っている、さっきの集中の度合いでもその大半を取り扱っているこの四つの部署で、増員され...全文を見る
○松本(大)委員 先ほど冒頭でもお伺いしましたとおり、東京、大阪への集約度が、非技術型でも一審で七割、二審で九割、技術型なら一審で八割、二審で九割。もう大部分、東京、大阪なんですよね。だから、知財事件の審理充実を掲げられるのであれば、何よりもここに増員が図られていなければならない...全文を見る
○松本(大)委員 百六十二名ですよね。百六十二名の専門委員の方がいらっしゃって、十一カ月間で百六回しか出廷されていないということは、少なくとも三分の一以上の方はこの十一カ月間一回も出廷されていないという計算になります。  南野大臣もメンバーとなっている知的財産戦略本部が昨年五月...全文を見る
○松本(大)委員 先ほどの御答弁は、理系出身者の志願者の減少ということの理由づけになっていません。それは、御自身でおっしゃられたように、初めてできたのを待っていらっしゃった既修者の方が減少をしたというふうにお答えになられているからであります。  むしろ、理系の方であれば、今まで...全文を見る
○松本(大)委員 時間がないので終わりますが、これは僕の提言ではなくて、あなたがメンバーでもある知財戦略推進本部が書いていることなんですからね。  担い手の育成をあわせて進めていかなければ、絵にかいたもちに終わりますよ、知財高裁も絵にかいたもちに終わるんだということを強く指摘し...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  先週金曜日の質疑で、大臣が中学校時代に野球部で四番バッターでキャプテンだった、そういうお話をお伺いしました。中二の秋に野球部の監督に請われて入部をされて、入ったその日から四番バッターでキャプテンを務められた、格好よかったんだ、こういう...全文を見る
○松本(大)委員 ということは、つまり、委員長の権限で参考人質疑を取りやめたということではなくて、開くに当たっての条件となる全会一致という状態になかったので開けなかった、こういう理解でよろしいですか。
○松本(大)委員 なぜ全会一致とならなかったのか、与党の理事の方々が反対をされていたのかという理由は、午前中の質疑で川内委員から何度も御質問があったんですが、少なくともこの委員会では明らかになっていない、こういうことなんです。  なぜ参考人質疑をやりたいか。それは、非常に重要な...全文を見る
○松本(大)委員 私は次元の違う問題だとは考えておりません。委員会の中で質疑することも十分、その重要性をもちろん否定するわけではないんですけれども、各界から見識を持った方をお呼びして、それでより我々の問題意識を深めていこうというのは大変有意義なことではないかなというふうに考えるわ...全文を見る
○松本(大)委員 いろいろな方の話を私はぜひ聞いてみたいと思いましたし、恐らく、田中知事がこの場に出られて発言されれば、この文部科学委員会の質疑の模様をごらんになりたいとお考えになられている全国の保護者の方も多いと思うんですね。大臣は、とりわけ現場を重視されている、三百校近いスク...全文を見る
○松本(大)委員 知事の方のお話はできるだけたくさん聞きたいと今大臣にもおっしゃっていただきましたし、午前中の質疑では、参考人質疑をやるかどうかというのはまた理事会で協議しますというふうに委員長からもおっしゃっていただきましたので、ぜひ前向きに御検討をいただきたい、このように引き...全文を見る
○松本(大)委員 私はどうしても納得できないわけなんですが、修正もしないし陳謝もしていないというふうにおっしゃるので、もう一度ちょっと引用したいと思いますが、三月二日の予算委員会では、「まさに中学校の分の先生方の給料の半分ということで、それがそのまま」とおっしゃっています。しかし...全文を見る
○松本(大)委員 読解力の問題だと言われると非常に心外であります。  大臣は、額としてはそのままですというふうに今答弁されたんですが、正確には違います。三月二日の予算委員会では「まさに中学校の分の先生方の給料の半分ということで、それがそのまま」とおっしゃっています。つまり、額と...全文を見る
○松本(大)委員 中学校の先生方の給料の半分ということで、それがそのままとおっしゃったということは、額としてもそうですし、中身もそうだとおっしゃっているということですよ。だって、それがそのままとおっしゃっているのですから。大臣、いかがですか。
○松本(大)委員 先ほど道徳教育の最高責任者でもあられるというふうに私申し上げたのですが、過ちを改むるにはばかることなかれという言葉がございまして、先週の委員会のときにも大臣は高井委員に非常に心優しいお言葉をおかけになられていました。知りませんでした、無事の御出産をお祈りしており...全文を見る
○松本(大)委員 先ほど大臣からは理解力不足だという御指摘があったのですが、牧委員の御質問というのは八千五百億の根拠を問われたわけですね。その根拠を問われて、いや、それは中学校の先生の給料の分の半分なんですと大臣がお答えになられたから、それがそのままなのか、金額もそうだし中身もそ...全文を見る
○松本(大)委員 何度お伺いしていても、どうもしっくりこないというか、違和感を払拭することができません。どう考えても、これはやはり前言を翻されているだろうととるのが普通の国語力を持った人の理解ではないかなというふうに考えます。  なぜそこにこだわるかというと、平成十七年度予算案...全文を見る
○松本(大)委員 多分終わりがない議論になっていると思うので、もうこの辺でやめたいと思いますが、まさに中学校の分の先生方の給料の半分ということで、それがそのままというお言葉と、その中身が中学校の先生方の給料の分そのものであるということじゃないというのは、どう考えても、普通の国語力...全文を見る
○松本(大)委員 懸念してというお言葉があったのですが、先日発表されました平成十六年度の文部科学白書の百三十一ページに一般財源化の主な問題点を二つ挙げていらっしゃるわけです。  一つ目は、地方にすべてゆだねた場合には、義務教育に対する国の責任放棄となるんだということ、二つ目は、...全文を見る
○松本(大)委員 過去に義務教育国庫負担金が廃止されたときに格差が拡大したということをおっしゃっているんですが、しかし、ちょっと時間の関係で詳しく取り上げられないんですが、これには反論もあります。昨年八月二十七日付の朝日新聞に、地方財政審議会の木村陽子さんの論説として、財源と教育...全文を見る
○松本(大)委員 済みません、確認なんですが、はいかいいえでちょっとお答えいただきたいと思うんですが、中教審の結論は必ずしも採用されるかどうかわからないということについて、イエスかノーでお答えください。
○松本(大)委員 予断を持って語るべきじゃないとか、仮定の話には答えられないとかというような答弁が過去にもあったんですけれども、それで本当にいいのかなという気がいたします。  というのは、先ほどの文部科学白書、引用させていただきましたけれども、一般財源化されたらこれは地域格差が...全文を見る
○松本(大)委員 先ほども申し上げましたが、ぜひ、スクールミーティングに出席された親御さんだと思って僕の質問に答えていただきたいんですけれども、そのスクールミーティングに僕は出席しているとします。それで、一般財源化されたらどうやら大変なことになるんだ、地域格差がついてしまうんだと...全文を見る
○松本(大)委員 尊重するというのが採用されるかどうかまでを担保するものではない以上は、親御さんの懸念というのは払拭されないのではないか。しかも、その懸念というのが、文科省さんの側から、地域格差が生じますという形で発信されたものであるがゆえに、なお一層、親御さんの不安は払拭され得...全文を見る
○松本(大)委員 仮定の話には答える立場にはないというのは、一般の人が言うならともかく、教育の最高責任者のお言葉としては余りにも当事者意識を欠いているというか、無責任ではないかなというふうに思います。  もしも内閣のトップ、総理が、教育の分野でも地方分権の流れは変わらないんだ、...全文を見る
○松本(大)委員 頑張るというお言葉をいただいたんですけれども、過去の答弁の中で、今、各市町村の教育委員会にアンケートもとっているんだと。本当のところは国庫負担制度についてどのようにお考えなんですかと、県知事の御意見だけではなくて、現場の、市町村の教育委員会の意見も聞きたいという...全文を見る
○松本(大)委員 三位一体改革について、この義務教の問題についての与党間の合意の際に、大臣の署名はそこになかったということで、後から聞いた話だというようなニュアンスの文面を私は読んだことがあるんですけれども、私が心配しているのは、頑張ってまいりたい、事あるごとに主張してまいりたい...全文を見る
○松本(大)委員 今いろいろと御説明をいただいても、やはり精神論以外の具体的な方策というのが私には聞こえてこなかったんです。  質疑時間が終了したということなのでこれで終わりますけれども、ぜひ全国の親御さんの懸念を払拭するような具体的な取り組みを、目に見える形でいつまでにどうい...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第11号
議事録を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  水曜日の新聞報道だったと思いますが、大臣が答弁に立つたびに泣いておりましたという報道があったんですが、中には、答弁を聞いた私も思わず泣きそうになるというケースもあるわけでございまして、お互い、泣きを見ないような、そんな委員会にしていき...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  実はこれは、私が、文部科学委員を兼務しているということもあるんですけれども、ある小学校に授業参観に行きましたときに、その教室に掲げられていた詩でございまして、ブッシュ・孝子さんという方の詩だそうでございます。  小学生に読ませるには...全文を見る
○松本(大)委員 いや、泣きたくはないですけれども。うれし涙でございます。  本法案の第一条には、「刑事施設の適正な管理運営を図るとともに、受刑者等の人権を尊重しつつ、適切な処遇を行うこと」が目的というふうにされています。平成十六年版の犯罪白書説明資料、ちょっと犯罪白書本体は重...全文を見る
○松本(大)委員 ということは、本法案の第一条の目的とこの犯罪白書を合わせて読んでみると、本法案には、刑事施設の適正な管理運営と受刑者等の人権尊重、それから適正な処遇という三つの目的があるけれども、過剰収容というものはそのすべての面で看過しがたい支障を生じさせているんだ、したがっ...全文を見る
○松本(大)委員 ありがとうございます。  確認させていただきますと、本法案の第一条には三つの目的が書いてある、刑事施設の適正な管理運営と受刑者の人権尊重、それから適正な処遇という三つの目的があるんだ、しかし、そのいずれの面からも過剰収容の問題が看過しがたい支障を生じさせている...全文を見る
○松本(大)委員 これは、きのうの質問取りのときに実はデータを確認させていただいているんですけれども、その際は、十六年度末の見込みの数字というのをこちらにいただいておりまして、これは既決ですけれども、収容定員の見込みが六万七百二十八人、そして収容人員は、法務省さんから受刑者収容状...全文を見る
○松本(大)委員 その見込みの数は、今私がここで読み上げたもので間違いないでしょうか。
○松本(大)委員 十七年度予算で、さらに千九百人分の収容能力拡充経費が計上されています。これによって十七年度末には先ほどの数字はそれぞれどういうふうに変化するんでしょうか。収容定員と収容人員、収容率の見込みについてお聞かせください。
○松本(大)委員 これも実はきのうの質問取りのときにお答えをいただいておりまして、ここに数字はあるんですけれども、今の局長の御答弁だと、緩和できるとか大体消えてなくなるとか、非常にぼんやりとしているんですが、やはり予算要求たるものは根拠を示す必要があるわけで、定員が何人、人員が何...全文を見る
○松本(大)委員 受刑者がふえていくことを織り込んだというふうにおっしゃっていただきました。繰り返しますと、収容定員が六万八千五十一人、収容人員が七万一千二百三十人、収容率が一〇四・七%、そのように年度末にはなるであろうという見込みであるというふうに確認をさせていただきましたけれ...全文を見る
○松本(大)委員 過剰収容対策は、この法案の目的の三つの観点いずれの面からも看過しがたい支障を生じさせているんだ、だから過剰収容の解決が不可欠なんだというふうにおっしゃっているわけですね。なので、では現状はどうなっているんだ、その予算要求をして一年後にどうなるんだ、その後いつまで...全文を見る
○松本(大)委員 間違っていないと。それで、先ほどの質問になるわけですけれども、十六年度末で一〇九・九%の収容率が、今回の予算計上によって一年後、十七年度末には一〇四・七%まで改善される。一〇〇%割れまであと一息になっているわけですけれども、十八年度以降の計画や見通しを教えてくだ...全文を見る
○松本(大)委員 結果的に、刑務所、受刑者の方の数が見通しを下回ればそれでいいわけであって、いつまでに過剰収容を解消するのかという目標を立てること自体とそれは必ずしも矛盾していないというふうに私は思います。なぜならば、それは、法務省さん御自身が、看過しがたい支障を生じさせていて、...全文を見る
○松本(大)委員 本気だというふうにおっしゃるんですが、いつまでにという期限を区切っていただけないと、目標達成が近いだけに、目に見えているだけに、非常にがっかりしてしまうんですね。  例えば、私と大臣が、お互いが未婚で長年つき合ってきたとします。もうそろそろ結婚も見えてきたかな...全文を見る
○松本(大)委員 ある方のお話によりますと、実は一〇〇%でも十分でないと考えていらっしゃる。実際、現場の感覚としては八割前後が適正な水準ではないかというようなお話も伺いました。年度末にもう一〇四・七%にまでなろうとしているわけですから、次の年度でやるとか、さらにその次の年度中には...全文を見る
○松本(大)委員 限られたスペースの中でいろいろ配慮をしているんだというお話なんですが、ただ、きのうの委員視察で皆さんもお聞きになられたと思うんですが、警察の留置場に未決と既決の方が雑居している例があるというお話を聞きました。全国の警察でも同様の例は多いのでしょうか。これについて...全文を見る
○松本(大)委員 推定無罪の働いている未決の方と、有罪判決を受けた受刑者の方とでは、当然拘禁の目的が異なると思うんですね。逃亡または罪証隠滅と先ほど大臣もおっしゃいましたけれども、逃亡または罪証隠滅の防止を目的とした未決勾留と、有罪判決を受けた者に対する懲罰としての拘禁が同じ施設...全文を見る
○松本(大)委員 現実的に困難であるからといって、本来そうあるべきかというところの考察を怠ってはならないと思うわけです。適切な受刑者処遇をやっていますよというふうにおっしゃるんですが、監獄法には三条二項みたいなものがあって、分けなきゃいけないというような、ちょっとこれは私の法律の...全文を見る
○松本(大)委員 視察させていただく中で僕も幾つか資料をもらったんですが、その中に法務省の英文表記があったんですけれども、法務省の英文表記はどうなっているか、局長は御存じですか。
○松本(大)委員 ジャスティスは正義ですよね。僕はそれを見たときに、法務委員であるというのはなかなかすごいことなんだなと思ったんですが、今の答弁を聞いて、いや、所管外の事項だから答弁できない、所管外の事項だったら、正義はどうあるべきかという考察を怠る、本来どうあるべきかを考えるこ...全文を見る
○松本(大)委員 泣きたくなるような答弁というのはやはりあるものだなと思わなくもないわけですけれども、大臣の見解を伺いたかったんですが、ちょっと時間の関係もあるので、これは、来年度には未決の部分の法改正も予定されているということなので、またそのときにでもぜひお話をさせていただきた...全文を見る
○松本(大)委員 結論からいえば、慎重な姿勢というのが中国側の姿勢だということですか。こっちからの受刑者移送条約の締結の申し入れに対して、理解を示すけれども、結局は、向こうの姿勢というのはなかなか慎重で及び腰である、こういうことでしょうか。
○松本(大)委員 その慎重な姿勢を受けて、過剰収容の解消が不可欠である、この法案の目的達成の上でも看過しがたい支障を生じさせているんだとされている法務省さんとして、その慎重な姿勢であるということをこのままよしとされるのか、それともこの次の段階、二の矢、三の矢があるのか、今後の交渉...全文を見る
○松本(大)委員 ポンチ絵というんでしょうかね。法務省さんからいただいた資料の中に、外国人受刑者移送条約の締結に向けては十七年度中に何かをやるんだというようなお話があったように記憶しているんですけれども、十七年度中にはどこまでのことをおやりになられるのか、そこだけでもお答えいただ...全文を見る
○松本(大)委員 それは十六年度のお話だったのかもしれないんですが、この先一年間何をされるのかという予定もまだ全く白紙であるということですか。
○松本(大)委員 相手のあることとはいえ、こうもはっきり過剰収容の解消は不可欠だというふうにおっしゃっているわけですから、本当にこうやって提出された法案の一条に掲げられている目的を達成するおつもりがあるのであれば、今後とも、この過剰収容問題の解決の一つの手段として、この外国人受刑...全文を見る
○松本(大)委員 職業訓練一・九%、一方で生産作業は八一%。作業にかかわる人が大半を占めていて、職業訓練に携われる方というのは大変限られているなという印象を持ちます。これで本当に出所後の円滑な社会復帰が可能なのか。再び罪を犯すことなく、真っ当な道で食べていけるだけの就業能力を身に...全文を見る
○松本(大)委員 官僚の答弁を求めているんじゃないんですよ。政治家としてあなたがどう思うか、あなたの判断を聞いているんですね。現行の監獄法では国庫の収入になるということなんて別に聞いていないんですよ。それから、本法案においても国庫に帰属することになっているんです、そんなことは聞い...全文を見る
○松本(大)委員 法律がどうなっているとか、法案がどうなっているかという話を確認するだけなら政治家は要らないんですよ。前例がない、正解がない、そういう蓄積がないケースで、ではどう考えるのか、どうしていくのかということに答えを出していくのが政治家の仕事じゃないですか。でも、ひょっと...全文を見る
○松本(大)委員 できればいいなという頼りない答弁だったんですけれども、普通の人は法律の範囲内で生活をされている。ところが、政治家というものは、法律の方が逆に間違っているんだと思えば、その法律を改正することができるし、ある法律の不在によって、不備によって人権が侵害されていると思え...全文を見る
○松本(大)委員 教育専門官のお話はまた今度の機会にしたいと思います。  私は、保護観察所を訪れたときに非常に印象的だったのは、更生という二文字をくっつけると甦るという字になるんだということをおっしゃっていらっしゃったことです。大臣もリボーンとおっしゃっていらっしゃるとおりでご...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
議事録を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。どうぞよろしくお願いします。  先ほど川内委員の方から国立大学の存在意義という御質問があったわけですけれども、やはり私も、そもそも国立大学の役割とは何なのかというこの点から、ぜひ本日の質問を始めさせていただきたいというふうに思うわけです。...全文を見る
○松本(大)委員 国立大学に行く人と行かない人の均衡、バランスというようなお話もあったんですが、それが果たして結果の平等まで行くのかどうかというのは、私は少し疑問に思っているわけなんです。  それはおいておきまして、私学に行く人と国立に行く人ということなんですが、私大の授業料の...全文を見る
○松本(大)委員 ちょっと最後まで御説明をいただいていないんじゃないかなと思うんですが、私大とのバランスというものを考えて今回の値上げを一万五千円にしたのであれば、私立大学の授業料は、要するに、さっきの御答弁だと、十五年当時が八十万四千円ぐらいとおっしゃったんですか。幾ら値上げを...全文を見る
○松本(大)委員 よもや、私大の授業料が一万四千円上がったから、だから国立大学もそのぐらい、ちょっと丸くして一万五千円上げたんだというような乱暴な議論が行われているなんということはないと信じたいわけですけれども。  だからこそ、先ほど大臣も値上げの理由として経済社会情勢というこ...全文を見る
○松本(大)委員 恐らくそうだろうなと思うんですね。価格設定をされているわけですから、価格設定が適正な水準なのかどうかを勘案される際に、社会経済情勢を一応踏まえたとおっしゃるのであれば、物価ですとか家計の状況、所得水準とかというのは当然考慮されてしかるべきだというふうに思って、私...全文を見る
○松本(大)委員 今大臣の苦しい御答弁というか苦しい胸のうちを吐露していただいたわけなんですが、やはりそれにひるむわけにはいかないわけでありまして、政権準備党を自称するから物わかりがすっかりよくなってしまうのでは、それこそ自傷行為ではないかなと私なんかは思うわけでございまして、や...全文を見る
○松本(大)委員 高くなったものだなというのは余りにも何か他人事のような、人ごとのような御答弁で、本当にしっかりしていただきたいなと思うんです。  何よりも問題なのは、先ほど局長、勘案したとされる社会経済情勢については物価や家庭の所得水準というのがあるんだとおっしゃりながら、こ...全文を見る
○松本(大)委員 いずれにいたしましてもとか総合的判断というのも、僕は非常にくせものだなというふうに思っている言葉の一つなんです。  私大との格差を広げず、かつ国立大学の機会均等という役割を守るためには、私大の授業料を抑制していくという手もあったはずですけれども、これまでそうし...全文を見る
○松本(大)委員 私学助成について触れていただきましたけれども、たしか一九七〇年から開始されたんじゃないかと思いますが、先ほども引用しましたけれども、文科省さんからいただいた資料によれば、一九七五年から二〇〇四年まで、私学助成は行ってきたとおっしゃるんですが、一貫してその間、私立...全文を見る
○松本(大)委員 努力目標を掲げられるのは結構なんですけれども、それで本当に大丈夫なのかなということなんですね。このままでは、経営が思わしくない大学のツケは、国立大学生も含めたすべての学生がそのツケをしょい込まされ続けることになる。そして、その片棒を担いでいるのはほかならぬ文科省...全文を見る
○松本(大)委員 理系を中心とした人材の養成というその人材養成については、ちょっと後ほど触れたいと思います。  奨学金については大臣のおっしゃるとおりでして、平成十年の二千六百五十五億からことしは七千五百十億、七年で二・八三倍ということで、財政厳しき折、運営費交付金という、ある...全文を見る
○松本(大)委員 なぜ大臣にお伺いしたかというと、まさに今回の法改正の内容にそれが盛り込まれているからなんですね。  今回の法改正の対象である筑波技術短大というのは、聴覚、視覚障害者を対象とする我が国唯一の高等教育機関ですね。我が国唯一なんですね。  つまり、身体的なハンディ...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ御視察をいただきたいというふうに思います。  先ほど授業料の値上げの話をしましたけれども、私は、やはり政治の仕事というものは、痛みを押しつけることではなくて、その痛みに耐えるだけの価値のある励みというものを用意しておくことじゃないかなと考えております。人が...全文を見る
○松本(大)委員 その意味でも、ぜひ筑波技術短大を御視察いただきたいということを重ねて申し上げておきます。  特に私の印象に残ったのは、そこの大学における教育研究内容というものもさることながら、全国のほかの大学で学ばれていらっしゃる障害をお持ちの学生の方のために、遠隔地からの教...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ前向きに検討をしていただきたいなというふうに思うんです、組織が肥大化することのないようというようなお話は、何となく頼りないなというふうにも思ったんですが。  もう一点だけ、ちょっとこの筑波技術短大のお話をさせていただきますと、委員会視察で一緒に行かれた方は...全文を見る
○松本(大)委員 特性を踏まえてということがどこまで担保されるか、私は不安に思っておりますので、最高決定責任者である大臣にもぜひ御答弁をいただきたいと思います。
○松本(大)委員 指導されるというのは、文科省内の方々を指導されるということですね。しっかりとお願いしたいと思います。  先ほど、国立大学の役割について大臣とお話をさせていただく中で、理工系、理科系を中心とした人材の養成というようなお話もあったわけなんです。  そこで、今後、...全文を見る
○松本(大)委員 なぜ、インド哲学を国立大学として機関助成をして、そのための人材を養成していかなければいけないのか、ちょっと私にはすとんと落ちてこないんですけれども、大臣は、国立大学が担っている、担当すべき人材の養成というのはどういうものだ、どういう人材を養成すべきだとお考えにな...全文を見る
○松本(大)委員 やはり何度お伺いしても、長い目で見て大事な人材というのが、理工系の人材以外には具体化されていないように私は思うんですね。つまり、国として国立大学に何を期待しているのか、どういう人材を養成してほしいんだというその線が余り明確ではない中で、とにかく目標を設定して、そ...全文を見る
○松本(大)委員 総務省と財務省の方にお越しいただいたんですが、済みません、ちょっと質疑時間が終了しまして質問できなかったんですけれども。  今の御答弁は、要するに千九百人弱の幹部職員のうちの三割は文科省の出向者で、それは国立大学法人になる前とほぼ比率としては変わらないんだ。理...全文を見る
○松本(大)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     国立大学法人法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をす...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。どうぞよろしくお願いします。  大臣、まずお伺いしたいんですが、相次ぐ企業不祥事の原因について、大臣はどのようにお考えでしょうか。
○松本(大)委員 私は、実は今の御答弁では不満でございまして、それはなぜかというと、仕組みとしては法務省として一応最大限できることはやっているんだ、問題は、経営の現場で携わっている方の不注意とか遵法意識の欠如と。要するに、個人の責めだったり、さっき組織ぐるみという言葉がありました...全文を見る
○松本(大)委員 企業経営を監視し、不正行為を防止し、企業の収益力、競争力の向上を図る、株主やステークホルダー、利害関係人の利益というものを拡大していく、それが企業統治の目的と意義である、こういう答弁だったと思うんですが、では、私が一体どういう企業統治の姿を考えているかといいます...全文を見る
○松本(大)委員 いろいろな取り組みを行ってきたし、今回の会社法の中でも、例えば営業報告書に内部統制の基本方針の概要の掲載を義務づけたというような取り組みをやっているんだということなんですが、きのうちょっと追加で大臣にお知らせした件について、それではちょっとお伺いしたいと思うんで...全文を見る
○松本(大)委員 評価基準について詳細はよく知らないけれども、低い評価が下されたその背景には、日本の取締役が、独立性の低い、独立性の高いと言うべきか、独立性の高い社外取締役というものが導入されていないからなんだ、こういう御答弁だったと思うんです。  では、今回の会社法改正でその...全文を見る
○松本(大)委員 本当に、法務省さんの管轄分野に気を使って、奥歯に物の挟まったような言い方をされているなというのが非常によく伝わってくるというか、ある意味では真摯なお人柄がよく伝わってくる御答弁だったわけですけれども、では、一体、この「第三者の要件についてルール化の検討も急がねば...全文を見る
○松本(大)委員 実は、この「企業統治構造」の「会計監査人」から薄い線で「外部監査(内部統制関係)」というふうに書いたのが今御答弁いただいた内容なんですが、ちょっと時間の関係があるので、済みません、次に進ませてください。  この表でいくと5の「買収提案」というところなんですけれ...全文を見る
○松本(大)委員 時間が来たので、最後の質問をちょっと大臣にしたいと思いますが、この企業価値研究会の報告書の中でも、会社法の現代化と証取法の改正とこの企業価値防衛指針の三つをもってルールの形成なんだ、防衛策の導入に当たってのルールの形成なんだというふうにおっしゃっているし、会社法...全文を見る
○松本(大)委員 もう時間が来てしまったんですが、御意思に沿うようにと言うなら、ぜひ連合審査、三部門の連合審査というものを再度検討していただきたい、このように思います。  質問を終わります。
06月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第21号
議事録を見る
○松本(大)委員 きのうからスライド登板いたしました民主党の松本大輔でございます。  国会も少しきな臭くなってきたということかもしれません。最近では、私も地元を回っておりますと、次の選挙が厳しい人はさすがに首が涼しそうだねとか、あるいは法務委員会というのは答弁に立っているのは裁...全文を見る
○松本(大)委員 端的なお答え、ありがとうございました。  同じ先週金曜日の質疑で、漆原委員が外国船と第十八光洋丸との衝突事故というものを例に挙げまして、責任制限額が実際の損害額を下回る割合というものをお尋ねになられています。簡単に言えば、被害者が泣きを見た割合は一体どの程度あ...全文を見る
○松本(大)委員 今のは少し乱暴な御答弁だったんじゃないかなというふうに思います。  局長は御答弁の中で、「日本の船主責任相互保険組合における保険金の支払い件数全体」とされていまして、日本のPIに入っていない外国船の場合はこの件数に含まれていない。だからこそ、局長御自身が、大半...全文を見る
○松本(大)委員 今お述べになられたのは、外国の船会社に対する希望というか、はかない願望ではないかなというふうに思うんですけれども、外国の船会社がすべて日本のPIに加入するわけではありませんし、やはり、後にも触れますけれども、外国船が海外の保険会社と契約していて、うまく救済が図ら...全文を見る
○松本(大)委員 ですから、データを出していただいた上で、もっと慎重な審議が必要ではないかなというふうに思うんですが。
○松本(大)委員 その九九・九%という確率は、恐らくは外国船と日本船とでそんなに差はないんだ、ないんじゃなかろうかという仮説を立てられて、そのもとに今回の法改正の立法事実とされているというような気がしますけれども、仮説であれば、やはりそれは客観的なデータをもとに検証していかなけれ...全文を見る
○松本(大)委員 被害額が、岸壁損傷部分が一億二千万、漁業被害が六千六百万ということだったんですが、この新聞を読みますと、保険の手続がおくれているというふうになっていまして、もしもこの保険の支払い額が今の一億二千万と六千六百万の合計を下回っていた場合、保険で賄えない部分については...全文を見る
○松本(大)委員 国有財産であるのに、一義的には広島県が全額負担すべきだというのは、私は正直なところ違和感があります。  先ほど、保険の金額は恐らく一億円だというふうにおっしゃったんですが、ロシアは我が国に先んじて九六年議定書を批准していまして、もし九六年議定書で計算すると、責...全文を見る
○松本(大)委員 なぜ一億円になっているのかというのは、ちょっと私もこの場ではすっきりはしないんですけれども、ロシアが議定書に批准をしている、であれば当然、このトン数であれば二億四千万の保険に加入してしかるべきであると思いますので、実際のところはどうなのか。今、聞いておりますとい...全文を見る
○松本(大)委員 我が国の国内法に抵触しているかどうかを協議する必要はないと私は思います。  では、この法律の所管官庁である法務省に伺いたいと思います。  民事局長に、先ほどのケースがこの三条三項の責任制限の阻却事由に該当しているのかどうか、見解をお示しいただきたいと思います...全文を見る
○松本(大)委員 何か大変寂しい御答弁なんですけれども、なぜ私がここにこだわるかといえば、要するに、保険で賄えなければ広島県が全額負担して直してくださいよと言っている。では、保険でカバーされているかどうか確認したんですかと聞けば、いや、一億円だと聞いているということなんですが、実...全文を見る
○松本(大)委員 可能性はあるのであれば、ぜひ、それに該当するのかどうか突き詰めていただきたいと思います。これは国有財産ですから、このまま、台風が去って九カ月間もそれが復旧されていない、国益が損なわれ続けているわけですから、ぜひその点を詰めていただきたいなというふうに思います。 ...全文を見る
○松本(大)委員 そもそも、前回の改正並みに今回の改正が早く行われていれば広島県もこんな苦労をしなくて済んだわけですから、やはり岸壁の所有者である国も、今ずっと連なってきた答弁のように、何か傍観者のような立場をとられるんじゃなくて、国民の税金で建設された国有施設が復旧されないまま...全文を見る
07月12日第162回国会 衆議院 法務委員会 第26号
議事録を見る
○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  さっき、途中で配ってくださいと申し上げたんですが、もう配っちゃってください。  松野委員は非常にお優しい方で、私はもうちょっと底意地が悪いので、さっきの松野委員の御質問の中で、ちょっと気にかかるところがあったので取り上げたいと思いま...全文を見る
○松本(大)委員 内閣の責任でというのが先ほどの松野委員とのやりとりの中でもあったんですが、ただ、先ほど松野委員は質問の中でもおっしゃっていましたけれども、欠けた場合は速やかに副大臣を指名しなければいけないんだ、そうでなければ違法の状態なんだというような、法制局の解釈とおっしゃっ...全文を見る
○松本(大)委員 今、違法状態ではないとおっしゃいましたけれども、先ほどの松野委員の御質問の中では、速やかに後任を選ばなきゃいけない、そうでなければ違法なんだというような見解が指摘されているわけですから、違法状態の解消に向けてやはり申請を上げなきゃいけないと思うんですよ。もしそう...全文を見る
○松本(大)委員 今、可及的速やかにという御発言がありました。先ほどの御答弁の中では、鋭意努力をしておりますということだったんですが、では、現在申請自体は上げていらっしゃるんですか。つまり、申請自体は上げていらっしゃって、内閣がそれを受けるかどうか手元に保留されているのか、それと...全文を見る
○松本(大)委員 可及的速やかというのは、では、いつまでにやるということでしょうか。
○松本(大)委員 この法案の採決までに副大臣の申請は上げられるんですか、どうなんですか。
○松本(大)委員 質問にちゃんと答えていただきたいと思います。  可及的速やかにというのはいつまでなんだというふうに申し上げたし、そして言葉を変えて、今審議中のこの法案の採決までに副大臣の申請を上げられるのかというふうにお伺いしましたので、はっきりとお答えください。
○松本(大)委員 聞き方を変えますが、即座に違法だと判断はできないということらしいんですが、では、別段副大臣がいなくても構わない、しばらくいなくたって構わない、この法案が採決されるときにもいなくたって別に構わないんだ、そのうち申請します、そのうち任命します、そのうち後任が決まりま...全文を見る
○松本(大)委員 じゃ、何で速やかに申請を上げられないんですか。それがまずいと思われるんだったら、速やかに申請を上げなきゃいけないという話なわけですから上げられたらいいじゃないですか。だけれども、いつまでにやるということはおっしゃらない。つまり、やる気が見られないんですね、言葉と...全文を見る
○松本(大)委員 先ほども申し上げたように、内閣の判断というのは、一義的には、まず法務大臣がこの人だという適任者を選んで申請を上げた上で、それをオーケーするかどうかは内閣の判断だと思いますが、まずアクションを起こさなきゃいけないのは、つまり今の不作為を解消しなきゃいけないのは、大...全文を見る
○松本(大)委員 さっき松野委員も、国家行政組織法に定めがあるんだというふうに御指摘をされているわけなんですが、これは本当に、違法状態、あるいは即座に判断できないとしても違法の疑いがある状態で、仮に法案が採決されて仮に成立したとしても、そんな違法の状態で、違法の疑いのある状態で成...全文を見る
○松本(大)委員 一時欠けている場合ということなんですが、一時というのはどのぐらいの期間を指すのでしょうか。
○松本(大)委員 しばらくとはどのぐらいの期間ですか。ちゃんと答弁してください。(発言する者あり)
○松本(大)委員 私、これは非常に問題であると思っています。違法の疑いのある状態をそのまま解消することなしに、しかも期限を区切らない。いつまでにやるんですかとお尋ねしても、明確な答えが出てこない。一時とかしばらくとかふざけた回答が出てきて、いつまでにやるのかははっきりと答えてもら...全文を見る
○松本(大)委員 次の質問を踏まえた上で大臣政務官には御答弁をいただいたわけなんですが。  そこで、お手元にお配りした資料なんですけれども、では、一体その条約の起草過程がどうだったのかということがこの法案審議についても決定的に重要であるということで、委員会としてお出ししたのが、...全文を見る
○松本(大)委員 誤りがないようにというのは、事実を知っているのは外務省の皆さんなわけですから、交渉の現場にいらっしゃった方が、誤りがないようになんということは許されるはずがないじゃないですか。もし誤りがあるかもしれないようなものをちゃらっとこうやって出してきたのだったら、私ども...全文を見る
○松本(大)委員 大臣政務官は非常に誠実なお人柄で、私が尊敬してやまない先輩議員のお一人であるわけですが、事務方をかばわれる余り、何か奥歯に物の挟まったような言い方をされたんですが、要するに、この回答文書に誤りはない、こういうことでよろしいですか。今、うんとうなずいていただきまし...全文を見る
○松本(大)委員 考えて対応していきたいと今おっしゃいましたが、それは、事務方は精いっぱいだとおっしゃったが、政務官御自身としては考えて対応したいということは、つまり、今後の再提出に含みを残された発言と受け取ってよろしいですか。
○松本(大)委員 誠実な大臣政務官、御期待にそぐわない御回答をいただいて非常にうれしく思っております。  この要求文書のどこが、では、これは既知の情報じゃないか、ここは新しいけれども、これは全部既知の情報じゃないかというところは、何ならうちから資料を出しますので、それでもって外...全文を見る
○松本(大)委員 今、私の質問には、実はお答えになられていません。  外務省の回答は、議論が続いたというものではなくて、第九回の会合で、(d)のところが「substantial effects」と修文されたというふうに言い切っているんですね、書いてあるわけですよ。ところが、修文...全文を見る
○松本(大)委員 修文されたのは、第九回会合と書いているんですよ。今おっしゃったように、十回の会合だったら十回の会合で修文されたわけですし、九回の会合の言及部分で、ここで書いてある内容とは違う話になりませんか。やはりうその回答をされたとしか思えないんですが、ちゃんと答えてください...全文を見る
○松本(大)委員 それは、この書きぶりはうそであるということをお認めになられているのと同じです。  この外務省の回答には、第九回の会合で修文されたと書いてあるわけですから、九回の会合で修文されずに議論が持ち越しになって十回で決まったのであれば、九回の会合関係のところでこの議論が...全文を見る
○松本(大)委員 今のは全く答えになっていないのではないかと思います。  第九回の会合関係の資料をこの資料一として要求したわけです。ここで、公式会合ですね、これは。第九回会合の公式会合のこの部分で一体何が議論されたのかという話をして、資料要求をした。そうしたら、外務省の回答は、...全文を見る
○松本(大)委員 もしそうなのであれば、これは書きぶりを変えなきゃいけないと思うんですね。ワーキンググループにおいて議論がなされた、つまり小委員会において議論がなされて、もとの会合に戻ってきて、それで修文が行われたんだ、この場で修文が行われたんだ、これが九回時における結論なんだ、...全文を見る
○松本(大)委員 「ワーキンググループにおいては、」ということは、ここの「議論がなされた。」というところで終わっているわけですよね。それで、その議論がなされて、ここで一回文章が切れているわけですよね。具体的に何が議論されたのかはともかく、この「修文された。」という文章は、あくまで...全文を見る
○松本(大)委員 ワーキンググループの中で、あくまでも、そのグループ内においては、これを変えようという合意が行われた、こういうことですね。であれば、やはり「修文された。」という表現は少なくともとっていただきたくなかったなというふうに思います。  それは、十回の会合とか外交公電と...全文を見る
○松本(大)委員 済みません。衆議院郵政特別委員会速記録というのを取り寄せたんですが、これでいくと、二十九日の審議は三十六ページから始まっていまして、今の十一ページが実はないんですが。何か文章で、ここからここまでとかというふうにおっしゃっていただけると助かるんですが。  聞き方...全文を見る
○松本(大)委員 追加をさせていただいたというのは、「おわびして撤回させていただきます。」の後の、一般論で申し上げましてというところだと思うんですが、「一般論といたしまして、差別的取り扱いにつきまして」云々というところだと思うんです。  私はまず、特定個人の人格を攻撃するような...全文を見る
○松本(大)委員 今のは答弁になっていないです。ちゃんと答えてください。どこどこ県民なんて聞いていないですからね。
○松本(大)委員 一般論で逃げないで、ちゃんと質問に真正面から答えてください。  部落差別が人権侵害に当たるのか当たらないのか、あなたの見解をお伺いしているわけですから、一般論で逃げずに、きっちり答えてください。
○松本(大)委員 時間稼ぎの質問はやめていただきたいと思うんですが、六月二十九日の質疑の中で、「特定個人の人格を攻撃するようなものでない限り、人権侵害には当たらない」というあなたの発言をつかまえて、では、例えば「部落差別とかそういうのは特定個人じゃなくて地域でしょう。それを個人じ...全文を見る
○松本(大)委員 今の御答弁は、いわゆる部落差別の中には人権侵害になるものもあればならないものもある、人権侵害にならない部落差別があるんだ、こうおっしゃったということですね。
○松本(大)委員 大臣の御答弁は、三十日に二階委員長の許しを得て発言された、「一般論といたしまして、」というところを読み上げられているだけで、私の質問に直接お答えになられていないというふうに思います。  部落差別の中に人権侵害に当たるものと当たらないものがあるという趣旨の発言を...全文を見る
○松本(大)委員 何でこんなことがはっきり言い切れないのか、私には非常に疑問であります。  部落差別の中には人権侵害になり得る場合があると。あなたは、なると一言も言っていないわけですよ、人権侵害になり得る場合があると。厳密な意味で、しかも人権侵害に当たらない場合とおっしゃったと...全文を見る
○松本(大)委員 具体的に聞けというような不規則発言があったので、それでは具体的に聞きたいと思います。  大臣、あなた、三十日の郵政特で、「差別的取り扱いにつきましては、合理的区別か否かで差別か否かを判断いたします。」と述べていらっしゃいます。  それで、見ておいてくださいね...全文を見る
○松本(大)委員 容認すべきではないという発言が、一般論ではなくて具体論に踏み込まれた発言だと思いますが、それでは、その容認すべきではないという意味が差別に当たるのか、あるいは、あなたの区分けでいけば、さらに進んで人権侵害に当たるのかということをお伺いしているんですね。  そこ...全文を見る
○松本(大)委員 いや、そんなことを聞いていないんですよ。容認すべきではないという発言が、あなたのおっしゃる差別なのか、それとも、さらに進んで人権侵害に当たるのか、このことを聞いているんですね。  山花委員がそもそも聞いたのは、この問題のある戦略が人権侵害ではないか、人権侵害の...全文を見る
○松本(大)委員 私、何もこの広報戦略について全く無関係のだれかに聞いているわけじゃないんですね。政府が郵政民営化の広報戦略として採用した会社の企画書に人権侵害の疑いのあるものが含まれているのではないかという指摘があるんだと。そこで、当事者である、政府の一員である、しかも閣僚の一...全文を見る
○松本(大)委員 終始一般論で逃げられて、当事者として、人権擁護というのは固有の職責なんだとおっしゃられたあの所信表明は一体何だったのかと、私は非常に残念に思いました。  こういった人権意識のもとで、人権侵害の可能性が高いという指摘がされているこの共謀罪の創設の議論をこのまま続...全文を見る