松本大輔

まつもとだいすけ



当選回数回

松本大輔の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○松本(大)分科員 民主党の松本大輔です。  本日は、私の地元で行われようとしております林道建設問題について、環境省、それから林野庁の見解をお伺いしたいと思います。  お手元に資料一として配付させていただきました。ここに地図と写真をつけてございます。  このようにブナの生い...全文を見る
○松本(大)分科員 これはたしか、計画されたのは三十年以上前のお話だと思います。ここに総事業費百六億もかけて行う意味があるのか、このカビ臭い計画に果たしてそれだけの意味があるのかというお話は、二時間後に農水大臣とやりとりをさせていただく予定でございますので、その話はその場に譲りま...全文を見る
○松本(大)分科員 今部長からは、知見が必ずしも十分に得られていないというような、穏当な表現もあったんですが、意見書を見る限りは、全員一致での結審ではない、これは繰り返しになりますが、細見谷の自然を正しく評価できていない、かなり手厳しい表現が盛り込まれているというふうに私は理解を...全文を見る
○松本(大)分科員 一般論とお断りをいただいて御答弁いただいてありがとうございました。  環境アセス法にのっとっていないということは百も承知の上なんですが、教科書どおり、ぴったりはまってくる、該当箇所があるものについては何も大臣の見解を求める必要はないわけで、官僚の方に処理をし...全文を見る
○松本(大)分科員 私は、このフォローアップ調査というのは、事後的な検証というふうに、何か一見聞こえのよさそうな、耳ざわりのよさそうな名前がついているんですが、その実は、環境アセスというか、本来事前に評価しなければいけないものを、実態上は先にまず工事をしちゃって、本来必要だった事...全文を見る
○松本(大)分科員 さらに具体的なケースで聞いてみたいと思うんです。  例えば、何度も取り上げますけれども、この意見書において事前調査が不十分とされたツキノワグマ、先ほどの時間帯にも獣害、鳥害として取り上げられておりましたけれども、ツキノワグマやあるいは水生動物の生息状況調査、...全文を見る
○松本(大)分科員 実はもう資料五として皆さんのお手元にもお配りをしてございますが、ツキノワグマやクマタカ、こういった動物あるいは水生動物、こういったものについてはフォローアップ調査に盛り込まれているということなんですけれども、本来こういった保護の要請の度合いの非常に高い希少動物...全文を見る
○松本(大)分科員 予測の不確実性が大きいというのは、十分に調べられた上のことであれば、まだどうかよくわからないなというのはわかるんですが、こうして五人の委員のうちのお二人が、そもそもデータが不足しているんだ、調査自体が不足しているんだとおっしゃっている段階では、そもそも調査の不...全文を見る
○松本(大)分科員 農水副大臣にもあわせてお伺いしたいと思います。  先ほどの時間の中でも、村井さんの質疑の中でも、ツキノワグマのお話、出ておりましたけれども、こういった十分な事前調査をしないことで、後々リスクを残してしまうというような形で林道建設に着手をすべきではない。逆に言...全文を見る
○松本(大)分科員 どうしても、追加の事前調査を行うということをどなたからもおっしゃっていただけないのは非常に残念なんですけれども。  本件についての問題というのは、まず、環境に十分配慮して工事をしなさいという期中評価が行われた結果、環境保全調査検討委員会というものが組織をされ...全文を見る
○松本(大)分科員 期待できるということなんですけれども、この意見書を何度も引き合いに出して恐縮なんですが、委員の先生方が、例えば、資料四の二枚目「五、完成後の管理」のところ、下線引きました、「現時点における廿日市市の管理項目の受諾意思表明が必要である。」もうお一方の先生は、鳥居...全文を見る
○松本(大)分科員 しつこいようですが、もう一問聞かせてください。  移管先である廿日市市という自治体ですけれども、この自治体がこの保全措置を遵守するんだということが担保されない限り、林野庁として、農水省として、緑資源機構の建設工事には着手させるべきではないというふうに考えます...全文を見る
○松本(大)分科員 終わります。
○松本(大)分科員 民主党の松本大輔です。  先ほどの時間に引き続きまして、地元で行われようとしております林道建設事業について取り上げたいと思います。  まずは、実施主体となっております独立行政法人緑資源機構について、林野庁長官にお尋ねしたいと思います。  緑資源機構におけ...全文を見る
○松本(大)分科員 一般競争契約がゼロということだったわけですが、次の質問は、通告では、内規に違反して指名競争入札云々と書いたんですが、こちらが期待している答えが出そうにないので、聞き方を変えます。  林野庁長官にやはりお尋ねしたいんですが、予定価格が工事で五百万以上、物品で三...全文を見る
○松本(大)分科員 驚くべき答弁であると言わざるを得ません。  まず最初の問いに対して、一般競争入札はゼロである。それから、次の問いでは、三百万以上の物品、五百万円以上の工事についての契約ではすべて随契か指名競争入札になっている、その数は三百二十六件で二百八十三億にも及んでいる...全文を見る
○松本(大)分科員 大臣がお戻りになられたので、ちょっと御見解をお伺いしたいと思うんですが、昨年度だけで三百二十六件の契約が行われている中で、一般競争入札はゼロであった。すべて随契かあるいは指名競争入札であって、その金額は累計で二百八十三億円。平均落札率は九三・九%。防衛施設庁の...全文を見る
○松本(大)分科員 オープンそれから競争を原点としてやっていくんだということでありまして、大臣御自身もおっしゃっているように、ただ、結果として、昨年度だけで三百二十六件に及ぶ契約のうち、十九条一項に定める原則であるはずの一般競争契約というのはゼロなんですよ。それでもって、二百八十...全文を見る
○松本(大)分科員 こんなものかなというふうに思われるということは、それはもう政治不信とか行政に対する不信感というものは、これはもうやむを得ないんだ、そんなものでしょうというふうに、非常に何か寂しい答弁であるなというふうに私には聞こえました。  もし、これは本当に問題ないとおっ...全文を見る
○松本(大)分科員 法律を変える必要はないんだということであれば、法の立法の趣旨というか原点に立ち返って、このとおり運用されるように、これは運用面の是正を勧告されるべきだと思いますよ。三百二十六件もの契約が一件も一般競争契約で行われていないというのは、だれがどう考えたって、主観と...全文を見る
○松本(大)分科員 では、そうした公務員出身者の方がこの緑資源機構でどのくらいの給与を受け取っていらっしゃるのかというのが、我々野党としては気にかかるところではあるんですけれども、資料三をごらんいただきますと、めくっていただいて二枚目ですね。これは民主党の決算行政監視調査会の資料...全文を見る
○松本(大)分科員 ですが、これは実は未公表じゃないんですよね。お手元の資料を一枚めくっていただくと、資料四というのがあるんですが、これは、昨年ですけれども、独立行政法人の組織等に関する予備的調査についての回答ですね。調査票ですが、これがそのときのコピーでございます。  原本は...全文を見る
○松本(大)分科員 そんな悠長な話じゃないと思うんですね。一年前、この資料四の時点では、二〇〇五年八月時点では、予備的調査では回答したんだと。ところが、年が明けて二〇〇六年二月九日、民主党の決算行政監視調査会に対する資料要求に対しては、未公表のため記載せずとされたと。同じ質問に対...全文を見る
○松本(大)分科員 同じ議員からの資料要求に対して、一方ではお答えをする、しかしながら、時間がたって別の聞き方をすると、これは未公表だとうそをつく。一度、公表しているデータですよ。にもかかわらず、未公表のため記載せずと平気でうそを言われる。その場その場で対応を変えて、しかもうそを...全文を見る
○松本(大)分科員 これは、委員に御説明というよりは、二〇〇六年二月九日時点で、民主党決算行政監視調査会に対する緑資源機構提出資料とありますので、これは既に私以外に資料要求をされた方々に対して、一度事実と異なった回答をされているということなんですね。これについては、いつまでに、ど...全文を見る
○松本(大)分科員 補助金所管の官庁の農水省が、その補助金を申請してくる、この場合、つまり緑資源機構ですけれども、その組織に人も送り込んでいる、先ほどの出向者あるいは天下りということですが、それでずぶずぶの関係になっている。  冒頭の質問にもあったとおり、緑資源機構自体は補助金...全文を見る
○松本(大)分科員 十九条の規程がなぜあるのか、その趣旨に立ち返って、ぜひ運用面、実態面でしかるべき対応がとられるように指導していただきたいなというふうに思います。  本日は平成十八年度予算の予算委員会の分科会でありますので、では、この二軒小屋—吉和西工事区間、総額二十九億円の...全文を見る
○松本(大)分科員 予算の適否を審議するのが予算委員会だというふうに、予算審議だというふうに私は理解をしておりまして、この分科会も平成十八年度予算についての分科会だというふうに理解をしておるんですが、この事業について十八年度に幾ら投下されているかもわからないと。資料要求したところ...全文を見る
○松本(大)分科員 済みません、ちょっと最後、よく聞きとれなかったんですが、八月末ごろの公表、費用対効果についてということですね。  もし、期中評価に合わせて費用対効果の検証がされて、その公表は八月ごろにずれ込むんだとすれば、十八年度予算には、本件事業についての補助金はついてい...全文を見る
○松本(大)分科員 終わります。
03月08日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  義務教育費国庫負担制度については、文科省さんはこれまで、堅持堅持と、口癖のように、もしかしたら、竹中大臣あたりに言わせればうわ言のように、ずっとひたすら言われ続けてきたわけでありますけれども、先日小坂憲次大臣のもとに荒川静香選手が来訪...全文を見る
○松本(大)委員 今の御答弁を聞いていても、国庫負担比率を引き下げるこの法案が、なぜ義務教育の充実を目指した活動の取り組みの一環なのかというのは、私にはやはりわからないんですね。  今、全国各地では確定申告が行われておりまして、私もつい先日、行ってまいりました。「所得税の確定申...全文を見る
○松本(大)委員 義務教育の充実というのは所信で申し上げたものだ、全体について述べたものだということなんですが、この法案の提案理由説明にも繰り返されている以上は、私はその言いわけは通じないんではないかなというふうに思います。  それから、国庫負担割合を引き下げるのかどうかという...全文を見る
○松本(大)委員 その恒久的という言葉が私はくせ者だというふうに思っておりまして、先ほどの藤村委員とのやりとりを聞いていても、実は大臣、非常に優秀な大臣は恒久的という言葉を確信犯的に使われたんじゃないのかなというような疑いを、印象を私は持っておりまして、したがって、ちょっとこれは...全文を見る
○松本(大)委員 今、非常に率直に御答弁をいただいたので、ある意味では多少驚きを感じつつ、再度確認をさせていただきたいと思うんですが、要するに、恒久措置とは違うんですよ、未来永劫変わらないという意味での恒久措置ではないんだ、どんな政策であれ、未来永劫変わらないというものはないんだ...全文を見る
○松本(大)委員 結論であるという部分については、後ほどまた突っ込んでいきたいと思うんですが。  私がなぜ今質問を大臣にしたかといいますと、恒久措置だというふうに政府・与党合意に入っていないものはやはり恒久措置じゃないんじゃないかと。だからこそ、大臣も恒久的な措置というふうに答...全文を見る
○松本(大)委員 なかなかはっきりおっしゃっていただけないんですが、むしろ、何か総務副大臣と文部科学大臣の答弁が逆だったら、私には理解が、今までの理解は進むんですけれども、何となく総務副大臣の方が御遠慮なさっているのかなというふうな印象も受けます。総論としては、すべてのことという...全文を見る
○松本(大)委員 私もきょうのこの文部科学委員会の質疑を、特に藤村委員とのやりとりを聞くまでは、いや、閣内不一致なんじゃないかなと思っていたんですが、聞いて、このやりとりを進めていくうちに、大臣が今まさにおっしゃったように、いや、閣内不一致ではなくて総務省も文科省も認識は一致して...全文を見る
○松本(大)委員 創意工夫というのは、確かに私も否定するものではありません。しかしながら、例えば小学校の教員の方の年齢構成が今ただでさえこのような状況にある中で、一回定年を迎えた方の再雇用ということになれば、担任の方と実際に受け持ちされる生徒の方の年齢の差というのはまた一層広がっ...全文を見る
○松本(大)委員 また胸をおかりしたいと思います。  総務副大臣、御足労いただきましてありがとうございました。終わります。
03月17日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  提案理由説明によれば、大臣は、「平成十七年度末に中期目標期間が終了する独立行政法人について、独立行政法人通則法第三十五条に基づく検討を行い、組織・業務全般の見直しについての結論を得たところであります。」というふうにおっしゃっていらっし...全文を見る
○松本(大)委員 それでは、ただし書きについての引用条文というのは七条ということで、現在、改正されているのでしょうか。
○松本(大)委員 私が今お伺いしていますのは、改正をされて七条になっているという御答弁だったのですが、それは公開に関する規則の第四条、議事録の公表について定めた文章の後段、ただし書きのところ、非公開とすることのできる場合を定めたただし書きのところも運営規則第七条というふうに改正を...全文を見る
○松本(大)委員 そうしますと、ごめんなさい、しつこいようですが、公開に関する規則四条の後段について今私はお伺いしていますので、そこについてまだ御答弁いただいていませんから、七条の二項に定めがあるというのは、これは読めばわかるんですが、公開に関する規則の四条に議事録の公表があるわ...全文を見る
○松本(大)委員 運営規則については七条というふうに改正をしたんだと。記載上のミスというのは、要するに、運営規則の改定を受けた公開に関する規則の改定が漏れた、こういうことですか。
○松本(大)委員 改定が漏れた結果、公開に関する規則は、現状ではただし書きが無効になっているんですね。つまり、議事録を作成し、公表しなければならないというのがこの法律にのっとった正しい解釈だと思うんですね。この法律を字面どおり読めば公表しなければならないということだと思うんですが...全文を見る
○松本(大)委員 申しわけございませんでしたとおっしゃる割には、ちっとも悪びれた風には、私は答弁を聞いていても感じないんですね。法律に従っていないわけですよ、現状、それは原因は改正漏れかもしれませんけれども。とにかく現状では法律に従っていない。作成し、公表しなければならないと定め...全文を見る
○松本(大)委員 改正をきちんとされた方の条文を繰り返し述べられるばかりで、改正漏れになったことについて、悪びれた風もなければ、現状改正漏れになっている法律に文字どおり従う気もない、公表する気もないんだ、こういうことなんですが。  私、立法府の役割というのは、この法案が本当にこ...全文を見る
○松本(大)委員 この問題ばかりやっていると本論に入れないのでもう終わりますけれども、みずからのミスで公表することができなかったというか、議事録を作成していない状況になっているんだ、そのことについて開き直りの答弁を繰り返されるばかりだったというのは、私は非常に遺憾であるということ...全文を見る
○松本(大)委員 随契が五百十六件で指名競争入札が三十八件ということは、合計で五百五十四件ということになるんですかね。金額の方は、随契が百三十三億、指名競争入札が三十四億ということですから、合計で百六十八億。年間で五百五十件近い件数、金額でいえば百六十八億円という非常に多額の、ま...全文を見る
○松本(大)委員 中期目標に盛り込むべきではないかという私の質問には御答弁をいただいていないと思うんですが、適正化に取り組むというのは、中期目標に盛り込ませるというような強いリーダーシップを発揮されるおつもりはあるのかないのか、大臣、そのところをもう一回御答弁をお願いします。
○松本(大)委員 今不規則発言もあったんですが、まさにおっしゃるとおりで、中期目標を認定しているのは文部科学省ですから、それは大臣のやる気次第だと思うんですね。  独法の通則法の六十四条にはたしか立入検査の権限が書いてありますし、六十五条には違法行為の是正という形で、実は強い権...全文を見る
○松本(大)委員 私は、この独法のマネジメントの適正さを担保していく手段として、まず、外部評価が適正に行われるのか、その評価を踏まえて次年度の運営にその評価が反映されるのか、経営が改善されるのか、さらには、いつまでたっても経営が改善されない場合はその首を飛ばすことができる、責任者...全文を見る
○松本(大)委員 事務方の方からは、総理の指示がたなざらしにされていることについての何か申しわけない気持ちは全く聞き取れなかったんですが、最後に大臣から少し前向きな御答弁をいただいたので安心しました。ぜひ積極的にやっていただきたいと思います。  終わります。
04月05日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○松本(大)委員 おはようございます。民主党の松本大輔です。ありがとうございます。  まず、研究交流促進法について伺いたいと思います。  今まで特区に限られていた廉価使用、この要件緩和を全国展開するに至ったその立法事実と、それから、今回の改正によって、一体どのくらいの定量的効...全文を見る
○松本(大)委員 次に質問することもちょっと言及していただきながらお答えをいただいたわけですが、要するに定量的な効果というのは現時点では何とも言いづらいということではないかと思うんです。  義務教育費国庫負担法の改正のときに、大臣はPDCAというものの重要性を何度もおっしゃって...全文を見る
○松本(大)委員 定量的な目標が立てにくいということではなくて、そもそも実はニーズというのはもうほとんどないんじゃないかというのが真相ではないかなというふうに私は思っているんですが、その点については後でちょっと質問をさせていただきたいと思います。  冒頭に御質問申し上げました立...全文を見る
○松本(大)委員 意図的かどうかはちょっとわかりませんけれども、あえて今回の廉価使用についての要件緩和の全国展開ということには直接御答弁なさらずに、特区制度全般について全国展開することの理由、背景について、そこに限って今御答弁をされているような気がします。  ちょっと聞き方を変...全文を見る
○松本(大)委員 今のは十五年度の実績ということでよろしいですか。十六年度、十七年度はどうですか。
○松本(大)委員 聞き方を変えます。  調査室の資料にもあるとおり、特区制度の申請というのは十五年度以降行われていないというふうに私は認識をしております。そういうことを御答弁いただきたかったんですが、これまでの実績ということで十六年度、十七年度についてはあえて触れられなかったと...全文を見る
○松本(大)委員 今御答弁いただいた訂正というのは、お配りしましたお手元の資料一の二—一の3の特区制度開始時点の件数が、この表では百三十三となっていますが、百二十二だという訂正をいただいたわけです。  今御答弁いただいて、二十残っているんだから、可能性を閉ざすわけじゃないんだと...全文を見る
○松本(大)委員 これについては、お手元の資料の資料一の下に書いてあるとおりなんですけれども、要するに、十五年度末で三件終了、十六年度末で三件終了、六件が終了したということなんですよね。十五件の実績のうちの六件が終了したということは、四割も終了しちゃっているんですよね、法人化によ...全文を見る
○松本(大)委員 三倍近く使用面積が広がったから、だから廉価使用じゃなくて通常料金でいいんだというような趣旨の御答弁だったというふうに理解をしますが、法人化を境に、これまで十五件あった実績が六件終了して、一件が廃止にまでなってしまったというのは、私は、やはり研究交流の促進という観...全文を見る
○松本(大)委員 今、情報公開の進捗度合いについては、各機関に着目した場合は二十一機関公開されているということだったと思いますが、目的はあくまでも共用を促進するということですから、そういった目標を掲げるんであれば、では、共用実績を今より何%引き上げるのかという定量的な目標設定とい...全文を見る
○松本(大)委員 私は、今の答弁はちょっと問題があるんではないかなというふうに思っています。  提案理由の中で、「共用の促進を図るため、」というふうに言っている以上は、今現在は共用はそれほど進んでいないという現状認識があるからだと私は思うんですね。ところが、立法府に対しては、そ...全文を見る
○松本(大)委員 ポータルサイトの提供というものが利用者の利便性向上に資するというのは、それはもう大臣のおっしゃるとおりです。私もそこを否定しているわけではありません。ただ、PDCAサイクルの重要性をあれほど何度もおっしゃっていた大臣だからこそお伺いしたかったのですね。  つま...全文を見る
○松本(大)委員 教育と科学技術の分野、研究交流の分野で、PDCAの役割、重要性については違いはないというふうに後でおっしゃったのですが、どうもこれまでの大臣がおっしゃった考え方と一致していないのではないかなというふうに私は今聞こえました。  利用を促進されるだろう、恐らく漠然...全文を見る
○松本(大)委員 責任規定を設けたことに意味があるんだというふうにおっしゃったんですが、逆に、では法文上責任規定がなければどうなるのかというところが気になるわけです。  十三条を読むと、共用を進めていく主体である国立大学法人なり独法なりには共用を進めなきゃいかぬという責任規定は...全文を見る
○松本(大)委員 文科省側が意見を述べる、あるいは報告書に付した理由が適当ではないというふうに判断される場合については、さらなる追加措置というのは検討されるんでしょうか。
○松本(大)委員 全体として法人の評価をどう考えていくかということだと思いますというのは、追加措置を講じられるのかどうかという私の質問については直接的な答えになっていないと思うんですが、大臣はいかがお考えですか。
○松本(大)委員 期待が失望に変わらないように、しっかりとそこは、何らかの担保というか何がしかの保険といいますか、制度的な担保をしっかりととっていただきたいなというふうに思います。  ちょっと時間の関係もありますので、特定先端大型研究施設共用促進法、これについて取り上げたいと思...全文を見る
○松本(大)委員 次に聞こうと思ったことまで先に御答弁をいただいたんですが、それらの登録機関の中から実際の実施主体を選ぶ際にも、やはり透明性、公平性が担保されなきゃいかぬ、行政の恣意性が排除されなきゃいかぬ、そのための具体策は何かあるんですかと聞こうと思ったら今ちょっと御答弁をさ...全文を見る
○松本(大)委員 法案を通していただければその後で工夫を考えますということを言われても、チェック機能を果たさなきゃいけない野党の人間が、はい、そうですかと言うわけはないわけでして、通しちゃったけれども、結局、透明性、公平性は担保されない仕組みがつくられてしまった、不十分な制度運用...全文を見る
○松本(大)委員 私も文部科学行政の最高責任者の方の発言が非常に重いものであるというのは重々承知をしておるんですが、ただ、文部科学委員会、何年前だったかちょっと忘れましたが、著作権法改正のときに、当時の事務方の方は局長だったと思いますが、いや、大臣答弁は心構えですというようなこと...全文を見る
○松本(大)委員 きょうは内閣府の方にもお越しいただいていますね。ちょっと残り時間は少ないんですが、内閣府の方に御答弁いただいて、最後は大臣に御答弁をいただきたいと思うんです。  まず内閣府の方にお伺いしたいのは、お手元の資料三で、大規模、中規模計算機を重層的に各地に展開すべき...全文を見る
○松本(大)委員 ハイエンドコンピューティング環境も、日本の復権とともに、長い目で見た、長期的なスパンでの日本のソフトパワーを高めていく、その最高責任者としてぜひ強いリーダーシップを発揮していただくことを期待して、私の質問を終わります。
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  二月二十四日の文部科学委員会で、我が党の笠委員の質問に対しまして、大臣は次のように答弁をされています。「社会環境が大きく変化している中で、中央教育審議会の答申にも、人格の完成や個人の尊厳など普遍的な理念は今後とも大切にしながら、伝統、...全文を見る
○松本(大)委員 先ほど引っ張りました提言の中には、伝統、文化の尊重、郷土や国を愛する心、公共の精神、こういった概念が盛り込まれておりまして、今回の与党案では、二条、教育の目標として定められているわけなんですが、先ほど、この中教審の提言にもあったのは、こういった理念や原則を明確に...全文を見る
○松本(大)委員 今、大臣にも御答弁をいただきましたとおりでございまして、私も、現行法の制定時にどういう議論がされていたのか、帝国議会の議事録を拝見したんですけれども、これは含まれているということなんですよね。今おっしゃったような、あるいは私が引用したような、公共の精神とか愛国心...全文を見る
○松本(大)委員 国民の共通理解を図るということなんですが、実は、この明文化すべきか否かという点も帝国議会で議論をされておりました。  先ほど御紹介した佐々木惣一さんと大臣とのやりとり、それから荒川さんと大臣とのやりとりを受けて、大久保利謙さん、五十六ページのところをちょっと引...全文を見る
○松本(大)委員 学校教育法に定めて、あるいはその他の方法によって徹底してきたというのは、非常に今の御答弁は具体性に乏しかったように思うんですが、ちょっと、その点についてはまた後でも再び聞きたいと思うんです。  この帝国議会の議事では、大臣答弁にさらに納得せずに、先ほど御紹介し...全文を見る
○松本(大)委員 我が党は新法を提出しているぐらいですから、改正そのものに反対をしているわけではなくて、手続といいますかプロセスを踏まえるべきだというふうに考えているわけですね。やはりそれは、検証というのが先に立つべきだろうということです。先ほど、いや、それは反省なんだよというよ...全文を見る
○松本(大)委員 御理解はしたいんですけれども、やはりそこには徹底的な議論が必要ではないかなというふうに思います。  もしも、五十九年前の社会情勢にかんがみて、当時置かれていた状況にかんがみて、その方針自体は間違っていなかったんだとすれば、今日の状況をもたらしたものは、決定自体...全文を見る
○松本(大)委員 私、ここの明文化するという点については非常に重要な論点だと思っていまして、そうでなければ、では与党間で七十回以上も議論されていたのは一体何だったのかという話になるわけですね。ですからここにこだわっているわけですけれども、今、社会情勢の変化の例を挙げていらっしゃい...全文を見る
○松本(大)委員 やはり外的要因の列挙をされておりまして、これまでの文部行政、この執行の部分についての謙虚な反省、検証というものは聞こえてこなかったような気がしております。  しかも、例として挙げられた学力の件でございますけれども、これは、この二条に新たな学習の目標として掲げら...全文を見る
○松本(大)委員 残念だというのは、非常に他人のような、第三者的な感想を述べられていたように思うんですけれども、どういう取り組みが足りなかったのかとか、何度も申し上げますが、みずからの取り組み、五十九年間あったわけですから、何が足りなかったのかというのを、まずはそこを語られるべき...全文を見る
○松本(大)委員 大臣から、日々あの答弁でよかったのかと反省の毎日を送っていらっしゃるという御答弁をお伺いして、やはり大臣を務められるような方でも、人格の向上、完成というのはなかなか難しいものだな、生涯学習の必要性を今の御答弁からも私は痛感した次第でありますけれども、さはさりなが...全文を見る
○松本(大)委員 今の不規則発言に私も同感でありまして、全く無関係の話を長々と答弁されないでほしいんですね。  私は、要するに、国民の共通理解が進む、それから、教育現場における適正指導の促進が図られるというのが今回の効果であるとおっしゃるんであれば、改正前の現状ではそれが図られ...全文を見る
○松本(大)委員 道徳教育の点もさることながら、この五項には、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、」と書いてあるんですね。伝統と文化にカビまで生やして、傷をつけて、泥まで塗ったのはどこのだれなんですか、大臣。これは、文科省自身は本当に伝統と文...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  大臣は、先般、ベストファーザー賞を受賞されたそうで、まことにおめでとうございます。  ここから先が重要な話なんです。ベストファーザー賞を受賞されたからこそ、この機会にぜひともお伺いしておきたいことがございまして、それは、今回の法案と...全文を見る
○松本(大)委員 検討中である、期限を超えるわけにはいかない、おくれないようにきちんとした内容を取りまとめるということなんですが、私はその報告の内容について求めたわけですけれども、御答弁がない。いまだに検討中である。しかしながら、これは今月末にはもう回答しなきゃいけないわけで、本...全文を見る
○松本(大)委員 改めて御答弁をいただくのは非常に無駄だったなという気がしております。  結局、内容については何もおっしゃられていない。期限は守ります、しっかりやります、検討中です、こういうことを繰り返されるばかりでありました。  そこで、日本で最もすてきなお父さん五人のうち...全文を見る
○松本(大)委員 外務省の方は御退席いただいて結構です。  今の大臣の御答弁なんですけれども、高校卒業後に働いていらっしゃる方との公平性という話は、選択権が平等に用意されているのであれば、つまり経済力によらず、財政力によらず、本人の資力によらず、どっちの道も選べるということであ...全文を見る
○松本(大)委員 経済的理由で、高校を卒業して働いて家計にお金を入れざるを得ないということをおっしゃいましたけれども、一方で、何度も我が党から、格差は拡大しつつあると、ここでは百歩譲ってそれが小泉改革に起因するものじゃないとしても、生活保護世帯は五年前に比べて七十五万世帯から百四...全文を見る
○松本(大)委員 私が思っていた以上に前向きな御答弁というか、誠意ある御対応をいただいているようで非常にうれしく思っております。  今代行というのはなかなか難しいということだったんですが、例えば、では、その著作権者が何人いて、その連絡先がどこでとか、そういう一覧表を教科書会社が...全文を見る
○松本(大)委員 既に、相談窓口を設けられて、さらに、課題の洗い出しまで行われていて、ボランティア団体からアンケートも集められるということで、その中でひょっとしたら出てくるのかもしれないんですが、あえて、どういうお声が寄せられているかを事前にお伝えしておきたいと思うんですね。 ...全文を見る
○松本(大)委員 参議院で七、八割とおっしゃって、衆議院では八割とおっしゃったことについては、ちょっとおやっというふうに思わないところもありませんけれども。  では、半分をとれば七五%なわけでありまして、五八%から、七五から五八を引けば一七、三ポイントずつであれば五、六年後には...全文を見る
○松本(大)委員 先ほど池坊委員から、盲学校で点字が読めない校長先生がいらっしゃるというお話もありましたけれども、参議院の答弁で、校長先生の保有率は五割というような数字がたしかあったと思うんですね。  養護学校といいますか、特別支援学校になり得る学校については、障害ゆえに、自分...全文を見る
○松本(大)委員 改善を促す上では、期限が切られないと、ずるずると先延ばしになってしまうということがあろうかと思いますので、冒頭の質問に戻りますけれども、いつまでに全国平均で七割から八割、達成するのか、そして、達成率の悪い県については、いつまでにどのぐらいの水準に改善しなさいとい...全文を見る
○松本(大)委員 資料三をごらんいただきたいと思うんですが、実際には、特殊教育諸学校の定数を実数が割り込んでいるケースがあります。長野県はマイナス二百十三ということでありまして、充足率は九割に満たない、こういうことであります。ですから、標準法で確保されているじゃないか、都道府県は...全文を見る
○松本(大)委員 まず、今年度は大丈夫だという話は、行革推進法上、今後五年間で削減する、こういうお話でありますから、今後のことについて担保はされていない。同じく、国庫負担法の改正、さらなる補助率の引き下げあるいは一般財源化についても含みを残されているという意味では、今後のことにつ...全文を見る
○松本(大)委員 免許制度の弾力化については早急にお取り組みをいただきたいと思います。  それから、厚労省については、質の確保を図るという養成課程もさることながら、やはり現状、もう既に取られている方の間に質のばらつきがあるわけですから、好事例を御紹介する研修会等を設ける、こうい...全文を見る
10月31日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  さきの通常国会から引き続きこの教育基本法の特別委員会に所属をさせていただいているわけでございますけれども……(発言する者あり)五十時間ももう審議したのでというような意見もあるやに聞いておりますけれども、総理もかわりました、大臣もかわり...全文を見る
○松本(大)委員 質問に対する直接的なお答えになっていないというふうにまず思います。  それから、公教育という部分について、義務教育という使い方をするのか、それとも、例えば公立の高校も含めた公教育が崩壊していますという認識なのかという違いがあるというふうにおっしゃったと理解をし...全文を見る
○松本(大)委員 では、質問を変えます。  公教育の再生、つまり、あしなが育英会と安倍内閣の公教育再生、崩壊しているかどうかというのは微妙に違うんだ、それは、では百歩譲ってそうなのかもしれませんが、そこの議論はおいておいて、公教育を再生すると内閣としておっしゃっているわけですか...全文を見る
○松本(大)委員 今大臣に御答弁をいただきましたのは、現状と、それからそれをどう変えていきたいのかということでありまして、私が御質問をしたのは原因の方であります。だれに責任があるんだ、どういうことが原因だと思っていらっしゃるのかという点であります。
○松本(大)委員 先ほど、不規則発言の中でイブキを吹き込むんだという非常にすばらしいお言葉がありまして、私も、まさに今崩壊しかかっているのであれば、生命力を失いかけているのであれば、大臣に、ぜひとも息吹を、お名前どおり、吹きかけるんだ、そういうエールを込めて質問をしているつもりで...全文を見る
○松本(大)委員 私は、文教予算がどういうふうに推移したのかという、端的にその数字をお聞きしたのであって、ぜひ客観的な事実をお述べいただけますか。
○松本(大)委員 今の御答弁は、小泉さんが総理になられて最初の会計年度の予算編成は二〇〇二年度、五兆五千億、直近二〇〇六年度は三兆九千億ということでありますから、一兆六千億も国の文教予算はカットをされてきたわけですね。米百俵と言われたわけでありますけれども、実は教育予算というもの...全文を見る
○松本(大)委員 国と地方合わせれば一人当たりの金額がふえているんだということについては、これはもう少しきちんとした数字をいただいて、その後、それは結局少子化が進んで、それで結果として一人当たりがふえているんじゃないのかなというような反論を、ぜひ、そうおっしゃるのであればデータを...全文を見る
○松本(大)委員 きめ細かな議論をするからこそ、こういうふうに今九六%という高校進学率の残る三・数%が一体何に起因しているのかというところに思いをいたすべきでありまして、今の大臣答弁をお聞きになられて、きょうは官房副長官にもおいでいただいていますけれども、育英会の副会長としてどの...全文を見る
○松本(大)委員 民主党案は、まさに学ぶ権利の保障という点に私はある意味では最大の眼目があるというふうに考えていますけれども、今の政府答弁とそれから藤村委員の答弁をお聞きになられて、育英会の副会長として、下村先生、どのようにお感じになられたか、御答弁を願えますでしょうか。
○松本(大)委員 政府答弁についての評価はちょっと私はコメントを控えますけれども、後段の、副長官として、この要望の実現に向けて努力をされるという前向きな御答弁については、率直に評価をしたいと思います。  今回の要望書は、まさに今副長官からもお話ありましたけれども、大学に進学でき...全文を見る
○松本(大)委員 これは、何のためにOECDで比べているかということなんですね。日本の家計の所得は高いじゃないかというような御議論だったんですけれども、同じような所得水準で比べてみるためにわざわざOECD加盟国間で、三十カ国間で比べているわけでありまして、アメリカ、イギリス、ドイ...全文を見る
○松本(大)委員 ちょっと外務大臣にお越しいただいたので、御質問は必ずしますので、ちょっと待ってください。  前のページの九ページに、これはまさにOECD、これは私がつくったわけじゃなくてOECDが作成した表ですから、私が調べて、私が表にしたものではありません。根拠はOECDの...全文を見る
○松本(大)委員 膨大な作業である、百二カ国がまだ報告をしていないということでありましたけれども、大臣、これはいつまでにどのような回答を行われる予定ですか。
○松本(大)委員 結局、いつまでにということは御答弁いただけなかったんですけれども、ちょっと時間の関係がありますので、それはまた次の機会があればというふうに考えたいと思います。内閣の総力を挙げて少子化対策に取り組むという総理の所信もありましたので、実は外務大臣御本人にも、ではいつ...全文を見る
○松本(大)委員 時間がないので次回に譲りますけれども、提案理由説明と矛盾するのではないかということは御答弁いただいていませんので、また胸をおかりします。
11月10日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第10号
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○松本(大)委員 おはようございます。民主党の松本大輔です。  お手元に資料をお配りしております。一ページ目、二ページ目。三ページ目は二ページ目の添付資料です。それから、四ページ目。委員長、これはきのうの理事会に内閣府から提出された資料という理解でよろしいでしょうか。
○松本(大)委員 今お手元にお配りしております配付資料の一ページ目と二ページ目と、それから、四ページ目のコピーなんですけれども。
○松本(大)委員 はい。
○松本(大)委員 委員長からは、先ほどの理事会で提示いただいたという御発言だったんですが、きのうの理事会で内閣府から我が党の理事に対して出されたものというふうに承っております。  念のため、官房長官にも御確認をさせていただきたいと思いますけれども、この一ページ目、二ページ目。そ...全文を見る
○松本(大)委員 物がメールだけに、ちょっと念のため確認をさせていただきました。  先ほど官房長官からもおっしゃられたとおり、これはすべてあて先が八戸市教育委員会教育政策課総務企画グループ、そして、発信者はいずれも内閣府大臣官房タウンミーティング担当室ということでありまして、ま...全文を見る
○松本(大)委員 火曜日、十一月七日の理事会に、資料の五ページ目、六ページ目、七ページ目の資料が提出をされております。教育改革タウンミーティングのいわゆるやらせ質問の件に関して、内閣府が理事会に対して調査結果を報告しております。  資料六ページ目の八月二十四日、一番下の欄ですが...全文を見る
○松本(大)委員 後で触れようと思っていたんですが、資料の十一ページ目なんですけれども、理事会に出していただいた内閣府さんからの八戸以外の調査報告書をもとに、それから過去のタウンミーティングの議事録八回分に目を通して、一体全体その全容はどうだったのかというのを一覧表にしたんですけ...全文を見る
○松本(大)委員 直接的な御回答はいただけなかったというふうに理解をしましたが、要するに、八回のタウンミーティングのうち、八戸を含めて五回のやらせ質問が行われました、そこにかかった公費の総額は幾らなんですかということをお尋ねしたかったわけでありますけれども、今の九百六十一万という...全文を見る
○松本(大)委員 私がちょっと理事に確認をしたところ、八戸のタウンミーティングにはおおむね一千万ぐらいの費用がかかっているのではないかというような御発言があったと聞いているんですが、精査中ということでありますけれども、理事会に報告をした数字というのは……(発言する者あり)わかりま...全文を見る
○松本(大)委員 これはやはり重大な問題だからこそ、けさの新聞でも総理のコメントを私は読みましたけれども、国民との信頼関係を危うくしてしまったことは大変残念であり、遺憾だとおっしゃっているわけでありまして、やはりこれは期限を区切って、いついつまでにほかのタウンミーティングまでも、...全文を見る
○松本(大)委員 期限を区切るということに関しては明言をしていただけないわけでありますけれども、新しいタウンミーティングのあり方を模索されるというような趣旨の御答弁、あるいはこれまでの会見での発表がありましたけれども、これはつまり、新しいタウンミーティングのあり方が確定するまでは...全文を見る
○松本(大)委員 内閣府ばかりに聞いても、ちょっと残り時間の関係もありますので。  そもそも、さっき御紹介をしたこの資料の一ページ目から四ページ目までのメールなんですけれども、発信者が墨塗りになっているんですね。「内閣府大臣官房タウンミーティング担当室」までしか書いていないわけ...全文を見る
○松本(大)委員 内閣府も積極的に関与をしたということでありますけれども、実態はこのメールの送信者も文科省から出向されている方ということでありました。  先ほど御紹介した四ページ目には「できるだけ趣旨を踏まえて、」とか「せりふの棒読みは避けて」とか「「お願いされて…」とか「依頼...全文を見る
○松本(大)委員 文科省からの指示を内閣府の担当者が確認をせずにそのまま流してしまったということですか。つまり、発案者は文科省ということですか。
○松本(大)委員 発言の依頼というものを、その項目を流したのはそうだということだったんですが、私が伺っているのは、できるだけ趣旨を踏まえてとか、自分の言葉で、せりふの棒読みは避けろとか、お願いされて、依頼されてというのは言うなとか、あくまで自分の意見を言っているという、こういう事...全文を見る
○松本(大)委員 こういうメールを打たれる方というのは、多分現場の方で、ひょっとしたらまだそんなにお年を召していない方なのかなという感じもするんですが、そういう現場の人が、現場だけの判断でこんな事細かな振りつけを本当に発案されるものでしょうかね。必ず上司に見てもらうなり、あるいは...全文を見る
○松本(大)委員 私は、現場にだけその責任をなすりつけて、言ってみればトカゲのしっぽ切りみたいなことで責任の連鎖を断ち切りたいという思惑が何か透けて見えてしようがないんですけれども。  事務次官のコメントだったと思いますが、政府として、関与した人の処分を検討したいという話をされ...全文を見る
○松本(大)委員 事務次官のコメントとして、関係者の処分を検討したいというようなニュースがあったように記憶をしておりますが、それでは文科大臣にお伺いします。文科省として、この件について何らかの処分は検討されているんでしょうか。
○松本(大)委員 今、大臣の答弁の中で、担当者だけが何か処分を受ける、そういうことではなくて、実際に上司なり上の判断を仰いでいたのかどうか、ちゃんとその事実関係を調べてから考えるということでしたので、これはそういう事実関係を徹底的に調査された上で処分を検討するということでしょうか...全文を見る
○松本(大)委員 文科省のだれがこのような振りつけを行ったのかということは、内閣府としては把握をされているんでしょうか。つまり、理事会に提出された報告書というのは、内閣府として、この調査報告書を理事会に上げられているわけですから、当然文科省とも確認をしながらつくられたはずですよね...全文を見る
○松本(大)委員 内閣府が理事会に対して提出をされたこの報告書では連絡という言葉が使われているんですけれども、これは通常、依頼をしたということですよね。メールの中では文科省依頼分とかと書いてあるわけですから、文科省が内閣府に対して依頼をしたという理解でいるわけですけれども。だから...全文を見る
○松本(大)委員 ちょっと処分の話に戻りたいと思うんですが、要するに、こういう指示をしたというのは、一体だれの責任で、それをどういうふうに決着させようとされているのかということをお伺いしたいわけです。  内閣府としては、さっき処分ということはコメントしていないというふうにおっし...全文を見る
○松本(大)委員 何で私はこんなにこだわっているかというと、教育基本法の改正に向けた議論の中で、このタウンミーティングというものをこれまで文科省さんが非常に重視されてきたからなんですよ。  これは何かといいますと、例えば、資料におつけしましたけれども、十二ページ目から十六ページ...全文を見る
○松本(大)委員 問題は、文部科学省の意に沿う形の振りつけ質問を依頼された方は手を挙げれば必ず当たる。だけれども、大臣のおっしゃるような、それはいろいろな考えを持った方が参加されたのかもしれませんよ。でも、あくまでも自発的に参加をされて、手を挙げて当たるかどうかはわからない状況だ...全文を見る
○松本(大)委員 最後は選挙という結果責任で民意を問えばいいんだ、その間の過程については何をやろうと関係ないんだというような御趣旨の発言については、私はいかがかと思いますよ。  先ほど、タウンミーティングで民意をはかろうとした、何か国民的な議論の広がりをタウンミーティングだけで...全文を見る
○松本(大)委員 答弁が、それは前大臣の考え方だ、答弁はちょっといかがかなというふうに思うけれども、でも私に削除する権限はないとおっしゃるのであれば、では、この不適切であったタウンミーティングについては、それを国民的議論の深まりの根拠とされるのであれば、このタウンミーティングはや...全文を見る
○松本(大)委員 この教育基本法の改正の審議の過程で、やはり根拠とされているこの八回のタウンミーティングの、そのうち過半数、五回までがやらせだったわけですよ。そして、そのやらせの質問を除けば、教育基本法の改正案に反対の自発的発言が十七件で、賛成の自発的発言は四件しかなかったんです...全文を見る
○松本(大)委員 今のはまさに本音が出たという感じですよね。  つまり、小泉内閣で、政策についての国民的な理解を深めるんだ、抵抗勢力について最大の突破口はまさに世論なんだという趣旨で、鳴り物入りで始まったんだけれども、いや、そんなものは聞きおくだけで、決めるのはやはり国民の代弁...全文を見る
○松本(大)委員 もちろん、受けた意見をそのまま伝えるわけじゃないですよ。いろいろな意見を聞いて、最終的に判断するのはもちろん、それは、私ももちろんそうだと考えていますよ。  だけれども、直接国民の意見を聞く場を設けるというのは、それはそれで間接民主制を補完する手段として重要な...全文を見る
○松本(大)委員 タウンミーティングでやらせの質問をさせておいて、それで国民的な議論は深まったんだ、理解も深まったんだという、そんな偽装工作を行っておいて、やはりそれは問題なんじゃないんですかとここで何回も何回も大臣の見解、もっと率直な御答弁を私は求めたわけですけれども、何度聞い...全文を見る
○松本(大)委員 私は、遺憾だとおっしゃったことについては、その部分については率直に評価をしますが、ただ、これは、遺憾だという一言だけで済まされる問題ではないんじゃないんですかということを申し上げているんです。  これまで、国民的に幅広い議論を聞く機会だという、その論拠とされて...全文を見る
○松本(大)委員 国会が判断というのは、これはどういうことなんですか。
○松本(大)委員 このやらせ質問を主導したのは国会じゃないんですよ。院じゃないんです、行政なんですよ。行政の責任についてどう考えているのかというふうに申し上げているわけで、その答弁で本当にいいんですか、大臣。
○松本(大)委員 タウンミーティングをやり直すべきだということが国会に所属する私が行政に対して求めていることなんですが、それについては、やり直す必要はないということですか。
○松本(大)委員 理事会で協議していただくということですね。
○松本(大)委員 そんなことは当たり前です。  終わります。
12月01日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  提案理由説明を見ますと、「法律案の内容の概要について御説明申し上げます。」とありまして、「第一に、放送の同時再送信に係る制度の見直しを行うこととしております。地上デジタル放送への全面移行に向け、その補完路として、IPマルチキャスト放送...全文を見る
○松本(大)委員 関係行政機関というのは何ですか。
○松本(大)委員 何かきのうのレクと違う回答をいただいているような気がしてならないんですが、今度は総務省に伺います。  本年末に開始するのは、これは文科省であり、総務省なんですか。
○松本(大)委員 実施主体は総務省であり、文科省なんですか。総務省の事務方で結構ですから御答弁いただきたい。
○松本(大)委員 のっけから答弁が全く正解ではなかったと、総務省の事務方と文科省の事務方と、あるいは総務の副大臣、文科省であり総務省なんだというふうなお答えがあった後、総務省の事務方からは、いや電気通信事業者ですと全く食い違った答弁をされていることについては、一体何なんだろうとい...全文を見る
○松本(大)委員 そんなのおかしいですよね。電気通信事業者が、法改正が終わったらできるだけ速やかにやりたいなというふうに思っていらっしゃるんだったらそれはわかるんですが、提案理由説明の中に本年末に開始される予定と、何か国会の審議がどうであろうとも、本年末には電気通信事業者がやるこ...全文を見る
○松本(大)委員 では、この本年末という根拠は何ですか。
○松本(大)委員 この本年末に開始される予定だというのは、では総務省としても予定をされている、事業者もそういうふうに予定していると承知をされているということですか。
○松本(大)委員 きのうのレクで御説明いただいたことの中で、この委員会の場ではお話しになられていないことがありますよね。つまり、総務省がみずから手がけられていらっしゃる実証実験と、事業者による試行サービスというものを分けて考えるべきですし、総務省がやっていらっしゃる実証実験につい...全文を見る
○松本(大)委員 実施主体と本年末というのにこだわっているのは、要するに総務省が、あるいは総務省と連携して云々というふうにわざとぼかして答弁されているのは、総務省が本体でやられる予定の実証実験と、それから電気通信事業者がやられようとしている同時再送信の試行サービスというのは、これ...全文を見る
○松本(大)委員 この問題については、私、きのう総務省からペーパーで回答をいただいているんですね。「具体的な実施主体や実施時期など個別の事項につきましては、現時点では、総務省として把握しておりません。」というふうに、総務省は関知していないんだというふうにお答えになられているわけで...全文を見る
○松本(大)委員 長い御答弁をいただいたんですが、では、もっと具体的に絞りますね。  「本年十二月末には総務省の実証実験という形で株式会社アイキャストが約五十世帯を対象に地上デジタル放送の同時再送信を開始する予定です。」これは正しいんですか、本当に。私のおっしゃるとおりだとおっ...全文を見る
○松本(大)委員 それは地上デジタル放送の同時再送信なんですか。
○松本(大)委員 きのうのレクではそのようにおっしゃっていませんでしたよ。あくまでも圧縮技術の何か実証実験みたいなのをやっていらっしゃるのであって、要するに放送波は絡まない部分が総務省本体でやっていらっしゃる部分だと。本当にそうなんですか。ちょっと確認してください。
○松本(大)委員 地上デジタル放送の同時再送信を総務省本体が本当にやられるんですか。  私は、きのうのレクでは、何度も繰り返しになりますけれども、電気通信事業者が地上デジタル放送の同時再送信をするのに今回の法改正が必要なのであって、総務省がやっていらっしゃるのは放送波は絡まない...全文を見る
○松本(大)委員 もしそうだとすれば、きのうの長い長いレクは一体何だったんだと、私は非常にがっかりしております。  これはそのとき、文化庁の担当者の方にも確認をして、そして総務省の方にも確認をして、こんな説明はしていないんだ、総務省としてはこういう説明はしていないんだ、誤りがあ...全文を見る
○松本(大)委員 ちょっと時間の関係もあるので次の質問に移りますけれども、もう一つ、私、この提案理由説明の中で確認しておきたいのは、補完路という言葉なんですね。本年末という単語と補完路という言葉は、私はこれは非常に重要だと思っているんですよ。つまり、緊急性がある、必要性が高い、こ...全文を見る
○松本(大)委員 今の大臣の最後の方の答弁だと、本年末に民間事業者が入ってくるから文科省として法改正をするんだ、著作権法改正をするんだというふうに聞こえますので、やはり事業者の事業展開に合わせて本年末に合わせた法改正をするのかなと。  次の質問に移りたいんですが……(伊吹国務大...全文を見る
○松本(大)委員 公益のためだということなんですけれども、それで補完路という表現もあるわけなんですが、ただ、情報通信審議会の第二次答申には、条件不利地域に限らずというような表現がありまして、ですから、これは必ずしも補完路ということには限っていないというふうに一見読める。これは総務...全文を見る
○松本(大)委員 総務省とのやりとりで時間が経過してしまったのが非常に残念なんですけれども、一方で、第三次答申には、「IPインフラを活用した補完措置については、条件不利地域、あるいは都市部における難視聴対策に限って認めるべきであり、大手通信事業者が事業の採算性だけでサービスをする...全文を見る
○松本(大)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     著作権法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきで...全文を見る