松本大輔

まつもとだいすけ



当選回数回

松本大輔の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○松本(大)分科員 民主党の松本大輔です。  農水省所管の独法、緑資源機構に対しまして、昨年十月、公取が立入検査を行っております。これについては、報道によれば、談合の疑いがあるというふうにされておるところでございます。きょうはその問題について取り上げたいというふうに思います。 ...全文を見る
○松本(大)分科員 今大臣から御答弁があった一般競争入札の下限額の引き下げというのは実はいわゆる土木工事分野でありまして、これについても触れたいと思いますけれども、こちらも、今御答弁があったように十八年度から一般競争入札が行われているんですが、それ以前、例えば十七年度の落札率がど...全文を見る
○松本(大)分科員 多分そのようにお答えになられるだろうなというふうには思っていたんですが、ぜひ調査をしっかりと進めていただきたいというふうに思います。  さっきもちょっと触れましたけれども、この土木工事の分野については、一般競争入札が十八年度から始まったけれども、わずか十件に...全文を見る
○松本(大)分科員 知事会が具体的に、こういう一歩踏み込んだ、指名競争入札の原則廃止ということを出されているわけですから、検討というよりは、既に決断の時期に来ているのではないかなというふうに私は思います。  時間の関係もありますので、今回、官製談合の疑いがありということですが、...全文を見る
○松本(大)分科員 率直に申し上げて、おびただしい数のOBの方が再就職をしている、天下りをしているなというふうに思わざるを得ません。これは我々の調べですが、役員として天下っているのがうち四十九人、そのうち四十三人は林野庁のOBです。非常に深い関与、関係をうかがわせるわけなんです。...全文を見る
○松本(大)分科員 果たしてそうかなと思わざるを得ないわけですが、実際、これは予算委員会の分科会ですけれども、予算委員会で二月十四日に我が党の長妻委員から安倍総理に質問をされていまして、安倍総理の答弁の中で、いわゆる押しつけ的あっせんについて、我々としては、実態としてはやはりあっ...全文を見る
○松本(大)分科員 進めていきたいというのは、実態を調査されるということでしょうか。
○松本(大)分科員 渡辺大臣は大臣としてやられるということですが、これは、官製談合の疑いを持たれたのはもう三件目、国民の目も大変厳しくなっているわけですから、やはり所管の大臣としては、みずからもリーダーシップを発揮して、率先して実態を調査して公表するということでなければ、私は、到...全文を見る
○松本(大)分科員 そんな悠長なことでいいんでしょうか。  これは、記事を見ますと、二段目のところですけれども、「コンサルタント業務や林道斜面工事について公取委の調査が入ることを見越し、部下や地方の担当者らに、パソコン内のデータを消去させたり、関係書類をシュレッダーにかけるよう...全文を見る
○松本(大)分科員 もうびっくりする答弁ですよね。自浄能力を発揮する意思は全くありません、公取がやっているんだからそれを待ちますと。機構のトップですよ、身内の中で起こっていることですよ。民間の企業なら考えられない答弁、トップの首が飛ぶような答弁ですよ、今のは。ちょっと信じられない...全文を見る
○松本(大)分科員 先ほどから見守るという言葉が非常に多いのが気になるんですが、やはり傍観者じゃいけないと思いますよ、大臣。これだけ人もお金も出しているんですから、みずから率先して、組織のうみを出し切るんだ、自浄能力を発揮するんだ、リーダーシップを発揮するんだという気概をやはり見...全文を見る
○松本(大)分科員 今御答弁をいただいたんですが、先ほど配付した資料に、このとき排除勧告を受けた業者について、資料二のところに黒丸を入れてあります。  実は、昨年の立入検査の対象になった先と重なっているところが公益法人に四つありまして、この四つというのは、国家公務員再就職者数の...全文を見る
○松本(大)分科員 政治家はやはり傍観者であるよりも改革者であるべきだというふうに申し上げて、質問を終わります。
03月16日第166回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  先ほど高井委員の質疑の中で、高松塚の古墳の壁画の劣化とそれから毀損について、文化庁の事務方との間では、その責任の問題、やりとりがあったんですが、大臣御自身は、この壁画の毀損についてだれに責任があったと考えていらっしゃるのか、お考えをお...全文を見る
○松本(大)委員 非常に潔い御答弁が返ってまいりました。最後の責任はだれにあるかと言われればそれは大臣なんだ、過ちがあれば、何か失敗をしたらそれは認めるべきだという御答弁をいただいたわけですけれども、実は、この調査報告書が昨年出されているんですが、残念なことに、これは通常国会の閉...全文を見る
○松本(大)委員 オーダーとしてどのぐらいなのかという認識を最高責任者として御存じなのかという御趣旨だったわけなんですが、これは資料二におつけしてありまして、これも文化庁からいただいた資料です。  十八年度予算で総額が七億四百万円、十九年度予定額は二億五千六百万円、二十年から二...全文を見る
○松本(大)委員 問題は、隠ぺいはいつから続いていたのかということだと私は思うんですね。無責任な管理体制を続けて、約七十四万円の負担で、十六億の予算がまんまとついてしまった。これでは、言ってみれば火災保険金詐取事件みたいなものでございまして、一体全体、予見可能性というのはいつから...全文を見る
○松本(大)委員 大臣がその御認識をお持ちになられるに至ったのはいつの時点だったか、ちょっと聞いてみたいところでありますけれども、つまり、昔から気づいていらっしゃったんだったらそれは御炯眼だなというふうに思いますが、だとすれば、何でそのとき緊急事態宣言を出されて即座に行動に移って...全文を見る
○松本(大)委員 今、大臣は、多くの人に見せるように印刷したというふうにおっしゃったんですが、実は、その「保存と修理」は実際多くの人に触れているのかと思って、文化庁に確認をしたら、わからないと。これは、ある関係者の発言では、あるところで、三百部というようなお話もあるんですね。 ...全文を見る
○松本(大)委員 大臣、お聞きになりましたか。こういうことなんですよ。  だから、感性って、何か、いじめと未履修の話でもこれはさんざん出ましたけれども、全く同じなんですね。感性をはぐくむ教育というのは、実は文部科学省内でこそ最も大事なんじゃないかと思わざるを得ないですね。  ...全文を見る
○松本(大)委員 これは感性の問題では済まない問題も多数含まれていまして、先ほど紹介した報告書の中には、二〇〇二年に新聞社からの求めに応じて写真を提供しているんですが、そのときの写真の日付を二年間改ざんしているんですよ。そういう内容がここにちゃんと出ているんですね。やはりもうこれ...全文を見る
○松本(大)委員 大臣が御存じないからといって、別にそこをぐじぐじ詰めようという気ではないんです。御存じですかというぐらいなんですが。  今回統合される独法の文化財研究所の理事長なんですよ。東京文化財研究所の所長、鈴木さんです。この人も呼びましたけれども、来ていただけない。 ...全文を見る
○松本(大)委員 同じく、今回統合されることになる独法の国立博物館の理事で、現在は奈良国立博物館長、湯山さんなんですよ。つまり、今回統合される二法人の、一方は理事長だし、一方は理事なんですね。このお二方は、当然、本法案で統合されることになる新法人でも理事になる可能性は高いわけです...全文を見る
○松本(大)委員 事前に時間をとれということなのかもしれませんが、いかんせん、趣旨説明がおとといの夕方六時十分ですよ。質疑は金曜日、二日後の午前中から始まっているわけですね。呼びたくても呼べないじゃないですか、これでは。であるならば、五人が五人とも都合がつかない時期に、本来、質疑...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ、気づいたら解体修理が解体処分になっていたなんてことにならないように、厳正な処分をお願いしたいと思います。  終わります。
04月20日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第2号
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○松本(大)議員 お答えします。  今、教育現場では、教育格差の問題、いじめ、不登校、それから子供を取り巻く痛ましい事件の続発など、さまざまな問題が起こっており、こういった問題の解決、改善が求められているところであります。  しかし、きめ細やかな対応が必要な問題であっても、今...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第3号
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○松本(大)議員 猪口委員にお答えいたします。  まず、人事権の方でございますけれども、教職員の人事権が市町村単位で行われると人材確保に支障が生じるのではないかという御懸念についてでありますが、民主党案では、第四条四項において地方公共団体相互の連携協力規定を置いてございます。こ...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○松本(大)主査代理 これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。  主査が所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。  平成十七年度決算外二件中、本日は、会計検査院所管、内閣府所管中内閣本府、沖縄振興開発金融公庫、外務省所管、環境省所管、国会所管、内閣...全文を見る
○松本(大)主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○松本(大)主査代理 以上をもちまして会計検査院所管についての説明は終わりました。     —————————————
○松本(大)主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岩國哲人君。
○松本(大)主査代理 これにて岩國哲人君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして会計検査院所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○松本(大)主査代理 昨日に引き続き内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川内博史君。
○松本(大)主査代理 これにて川内博史君の質疑は終了いたしました。     〔松本(大)主査代理退席、主査着席〕
○松本(大)主査代理 昨日に引き続き外務省所管について審査を行います。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岡本充功君。
○松本(大)主査代理 これにて岡本充功君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして外務省所管についての質疑は終了いたしました。  午後三時三十分から本分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時五分休憩      ————◇—————    ...全文を見る
○松本(大)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  主査が所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。  これより環境省所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。若林環境大臣。
○松本(大)主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院千坂第二局長。
○松本(大)主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。若林環境大臣。
○松本(大)主査代理 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本(大)主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○松本(大)主査代理 以上をもちまして環境省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○松本(大)主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。仲野博子君。
○松本(大)主査代理 これにて仲野博子君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして環境省所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○松本(大)主査代理 これより国会所管について審査を行います。  まず、国会主管歳入決算及び衆議院関係決算の概要説明を聴取いたします。駒崎衆議院事務総長。
○松本(大)主査代理 次に、国立国会図書館関係決算の概要説明を聴取いたします。長尾国立国会図書館長。
○松本(大)主査代理 次に、裁判官弾劾裁判所関係決算の概要説明を聴取いたします。濱坂裁判官弾劾裁判所事務局長。
○松本(大)主査代理 次に、裁判官訴追委員会関係決算の概要説明を聴取いたします。白井裁判官訴追委員会事務局長。
○松本(大)主査代理 この際、お諮りいたします。  参議院関係決算の概要説明につきましては、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本(大)主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○松本(大)主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○松本(大)主査代理 以上をもちまして国会所管についての説明は終わりました。     —————————————
○松本(大)主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。福田峰之君。
05月10日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第9号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  きょうは、本当に貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。若輩者からぶしつけな御質問をするかもしれませんが、どうぞ平に御容赦をいただければと思います。  まず、逸見教育委員長にお伺いいたしたいと思います。教育委員会につ...全文を見る
○松本(大)委員 執行の方は、我が党案では首長部局に切り離すということだったわけですけれども。
○松本(大)委員 ありがとうございます。  次に、ちょっと県知事にもぜひお伺いしたいなというふうに思います。  教育現場、まさに学校というものを重視していくというお話をされていらっしゃいました。それから、当事者意識というものが大事なんだというお話もございました。是正、改善の指...全文を見る
○松本(大)委員 本当はもっともっと意見交換をさせていただきたいんですが、残念ながら時間が参りました。どうもありがとうございました。
05月15日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第11号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔と申します。  きょうは、それぞれのお立場からの大変御貴重な御意見、本当にありがとうございました。  門川教育長は、制度のせいにせずに、制度の限界に挑戦しようというふうにおっしゃっていました。これは文科省におっしゃっているのかなというふうに私...全文を見る
○松本(大)委員 国の権限強化については、後ほど時間が残れば、ぜひさらに突っ込んでお話をさせていただきたいと思います。文科省に果たしてそういうことを言うような、権利と言ったらちょっとあれですけれども、文科省だけ責任逃れするような法案内容でいいのかという点については、時間が残ればぜ...全文を見る
○松本(大)委員 我が党案におきましては、学校理事会においてその運営に支障が生じた際、先ほど御懸念のような場合に、教育監査委員会、これは、今の教育委員会が監査、チェック機能に特化した形になるわけですが、この監査委員会が苦情の申し出のあっせんを行う、あるいは首長が直接働きかけを行う...全文を見る
○松本(大)委員 必ず乗り越えていただけるものというふうにおっしゃっていらっしゃるんですが、それは今後への期待であって、我が党案では、既に今提出済みの環境整備法において、この行革推進法五十五条の、教職員の総数について、「児童及び生徒の減少に見合う数を上回る数の純減をさせるため必要...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ次回は民主党の参考人としてもいずれ御出席をいただいて、我が党案の補強の意見陳述を行っていただければというふうに思います。  次に、先ほども御紹介した国と地方の関係の見直しといいますか、国の権限強化についてちょっとお話を戻したいと思います。  いじめや未履...全文を見る
○松本(大)委員 本当はもっともっと意見交換をしたいんですが、残念ながら質疑時間が終了したようでございます。  どうもありがとうございました。
05月17日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第13号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  「教育再生は内閣の最重要課題」であると総理は施政方針演説でおっしゃっておりました。官房長官をお務めになられた小泉内閣ですけれども、その小泉内閣では、米百俵の精神ということが言われていました。  しかし、実際その小泉政権下で文教予算が...全文を見る
○松本(大)委員 まず一点申し上げておきたいことですけれども、国から地方に移ったんだ、三位一体の部分が一兆三千三百億だ、こうした影響額を除けばということですが、この影響が甚大である、これを除いて考えることはできないというのが、通常、地方の受けとめ方ではないかなというふうに私は思い...全文を見る
○松本(大)委員 質問に答えていらっしゃらないと思いますね。なぜ総理に、方向転換すべきだと。教育再生を今うたっていらっしゃるんですから、教育再生を。だとすれば、教育は最重要課題とおっしゃっているんですから、前政権で国の教育予算をどんどんどんどんカットし続けてきた、その政権のまさに...全文を見る
○松本(大)委員 辛抱強く御答弁いただいていることに私は非常に感謝したいと思います。やはり、総理と意見交換させていただけるというのは本当に刺激的な体験だなというふうにつくづく思います。  あえてもう少し突っ込みたいんですが、再生というのは、この委員会でも取り上げられたように、死...全文を見る
○松本(大)委員 三位一体改革を除けば変わらないんだという、その、まず冒頭のやりとりがすれ違ったまま、やはり全然その溝が埋まらないんですが。  さっき私、いい答弁だったなというふうに御紹介した、伊吹文科大臣の、結局東京に財源を渡したということなんですよと。この御認識をどの程度本...全文を見る
○松本(大)委員 政治の意思として、未来への投資については惜しみなくしっかりと確保していくんだという力強い御答弁、明確な御答弁だったというふうに思います。ぜひとも、与党の皆様にも、我が党が提出をしておりますこの教育環境整備法、御賛成をいただきたいということを申し上げておきたいと思...全文を見る
○松本(大)委員 教員の研修課程を充実していきたいという方向性については賛成されているというふうに、私たちとそんなに方向性においては違いはないのかなというふうに受けとめましたが、だとすれば、現状はこうなんだからなかなか変えていくのは無理があるよねというような御答弁ではなくて、戦後...全文を見る
○松本(大)委員 私のつたない説明ではなかなか総理に民主党案のメリットというのはあるいは伝わらなかったかもわかりませんが、今提出者から御説明をいただいて、お聞きになられていたと思いますが、これはやはりいい案だなというふうに思われませんか。
○松本(大)委員 私は、踏み出す方向が全く違っているんではないかというふうに思いますね。我々は正しい方向に向かって百歩も千歩も踏み込んでいるというふうに申し上げたいと思います。  財源も必要ですしとかというようなお話もありましたけれども、「出来難き事を好んで之を勤るの心」、「困...全文を見る
○松本(大)委員 かなり総理には激しく突っ込ませていただいているんですが、今文科省にも反省すべきところはあったという御答弁については、私は率直に評価をしたいというふうに思います。教育委員会にも問題はあったけれども、文科省にも反省すべきところはあったという点については率直に評価した...全文を見る
○松本(大)委員 今御答弁をお伺いしておりましたが、これまでさまざまな努力をしてきた、構成の多様化もしてきたんだとおっしゃいますが、やはり臨教審の提言の「体質を根本的に改善していくこと」という対処方針ではなかったのではないかなと思わざるを得ません。  いじめや未履修について、今...全文を見る
○松本(大)委員 時間が終了しちゃったのでまた次回に回しますけれども、今おっしゃっていただいたような再調査の結果が白書にないんですよ。以前、野田委員が未履修の話を取り上げられていましたけれども、人の命がかかっているこの再調査です。二件はいじめが主因の自殺だった。しかも、そのうち一...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○松本(大)委員 民主党の松本大輔です。  本日は、独立行政法人の科学技術振興機構について伺います。略称JSTだそうですけれども、この機構については、二年前、平成十七年の四月十一日、参議院の決算委員会で西田実仁議員が取り上げていらっしゃいます。この質疑の中で、「サービス始めてか...全文を見る
○松本(大)委員 質疑の中では、一度も黒字になったことがないというような話があるんですが、この間、つまり五十年ということですけれども、この五十年の間、この業務自体が黒字になったことはありますか。
○松本(大)委員 今、平成四年度とありましたけれども、この平成四年度は、移転に伴う土地売却益、つまり特別利益なんですね。こういう特殊要因があって、そのときだけ、たった一度だけ黒字になっていますが、つまりは、本業自体はこの五十年間の長きにわたってずっと赤字なんですね。  この決算...全文を見る
○松本(大)委員 すごい金額ですね。五十年にわたって、特殊要因があった年を除いて一度たりとも黒字化していない、その結果が七百五十億を超える累損、こういうことです。  これは十七年度中の質疑ですけれども、このときの政府参考人の答弁、「まずは単年度から、単年度黒字化に向けて努力した...全文を見る
○松本(大)委員 今、一つお答えになられていないのは累損がどのぐらい減ったかということですが、要するにこれは、十六年度も、この質問が行われた十七年度も、十八年度も、いずれもこれは単年度黒字化はできていないんですよ。マイナス二十六億、マイナス二十一億、マイナス十二億、こういうことな...全文を見る
○松本(大)委員 私は、年限は区切っているのか、いつ累損を解消するんですか、繰欠を解消するんですかと申し上げているんですが、お答えください。
○松本(大)委員 大臣、お聞きになりましたか。要するに、めどは立っていないということなんですよ。七百五十億を超える累損を出している、だけれども平成二十一年度に何とか単年度黒字化するかもしれない、だけれども累損解消、累損一掃に向けてめどは立っていない、端的に言えばこういうことなんで...全文を見る
○松本(大)委員 今大臣から、もっと早く経営改善計画をということだったんですが、収支改善計画、初めてじゃないですよね。参議院の決算委員会でも取り上げられていますが、平成十四年九月、十二月、平成十五年九月、黒字化しますから、改善しますからということで、累損減っていきますからというこ...全文を見る
○松本(大)委員 これはやはり、何度も、再三にわたって国会で指摘されながら、そのたびに計画を下振れているというか、いまだに累損解消のめども立っていない。大臣の御答弁もわからなくはありませんが、そもそもこの事業自体が必要なのかどうかということと、必要であれば、では本当に独法でやらせ...全文を見る
○松本(大)委員 大臣、今お聞きになられたとおり、国会で指摘をされた十七年度と十八年度で三百万も役員報酬の総額はふえているんですよ、逆に。  今いろいろ御説明ありましたが、要するに、現給何とかという、在任中の経過措置というのは要するに既得権だと、退任するまでは減給させないんだと...全文を見る
○松本(大)委員 六・六%減額というのは、新しく着任した人、交代した人に適用しているのであって、既存の人には適用していないわけですよね。  問題は役員だけじゃないんですね。総務省ですか、政策評価・独立行政法人評価委員会、平成十七年度版の独立行政法人評価年報がことしの一月に発刊さ...全文を見る
○松本(大)委員 今、理由を二つ挙げられましたね。一つが学歴、二つ目が地域手当の高い地域に在籍している職員が多いと。JSTのホームページを見ましたら、今おっしゃったような要因分析がされていましたが、ただ、「在職地域及び学歴を勘案した給与水準の比較指標は、一一五・九となっている。」...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ厳しく行っていただきたいと思いますが、国家公務員より高くなっている、独法でやらせる意味がなくなっている、まさに本末転倒ということですけれども、やはり、こういうのを見ると、天下り先の確保自体が優先されていないか、存続自体が目的化していないかというふうに私は思う...全文を見る
○松本(大)委員 私、これは文書で回答をいただいています。九九・九八%です。限りなくこれは一〇〇に近いわけですよね。しかも、さっきおっしゃった財団法人科学技術広報財団、つまり今までと同じところが、同じ天下り先財団法人が引き受けているわけですよ。九九・九八ですよ。しかも、この入札に...全文を見る
○松本(大)委員 私は、今までの文科省さんとのやりとりを通じてこの株式会社のことを聞いていますし、きのうの問取りのときも、財団法人だけじゃないよ、株式会社も聞きますよというふうに言っていますが、まあいいですよ。  日科情報の社長はこの独法出身ですよ、JST出身。以前にも、齋藤和...全文を見る
○松本(大)委員 私は極めて不自然だと思いますね。支出先のトップテンに二社も入っているんですよ。それで、JSTの出身者が社長になっている。  しかも、さっき紹介した三社、平成八年からいずれもJST出身者を受け入れているんです。この平成八年の意味、わかりますよね、科学技術振興事業...全文を見る
○松本(大)委員 ぜひ改革の原点に立ち返って、大なたを振るっていただきたいと思います。  終わります。